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安価で決める自由なスポ根・続
1 :
トレーナー君
2024/08/24 22:22:10
ID:tq5sXyWX12
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?read=9738&log=past&res=1000
・安価によって行き当たりばったりのストーリーを展開していきます
・必ずしも史実通りの成績にはなりません
・安価による指定さえあれば翌日中には更新します
2 :
大将
2024/08/24 22:22:29
ID:ur/MDPxx9A
待ってました!
3 :
アネゴ
2024/08/24 22:23:20
ID:tq5sXyWX12
「スカイさん、参りましょう」
「そうですね。ま、作り物って分かってるんですし、全然怖くないですよ」
スカイは余裕綽々とした態度でルビーの前を歩く。
二人が選んだのはBコース。
コースごとに仕掛けが若干違っている。
「ルビーさんはこういうの大丈夫です?」
懐中電灯の光を色々な木に向けながら尋ねる。
「作り物だと仰ったのは貴方では?」
「つまり、怖くないって事ですね。・・・へぇ〜」
スカイは策を練っている時のような表情を一瞬浮かべた。
「ぶあぁぁぁぁっ!」
ゴツゴツした肌の大男が飛び出してきた。
よく見ると、ゴムのような素材のマスクを被っているだけだ。
「はははっ!びっくりした〜」
ルビーの表情が全く変わっていなかった。
ただ、スカイはルビーの尻尾が上に伸びたのを見逃していなかった。
「わっ」
どこからともなく、腕の骨が地面にぼとりと落とされた。
「る、ルビーさん?意識あります?」
「・・・いえ」
一瞬、ルビーの思考は停止していだがすぐに復帰した。
「「うまぴょいうまぴょいうまぴょい」」
儀式もさっさと済ませ、二人は引き返した。
帰り道はほとんど何も話さなかった。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>4
(自由な形式)
4 :
お兄さま
2024/08/24 22:25:00
ID:ur/MDPxx9A
ピラティス
5 :
マスター
2024/08/25 22:37:51
ID:Oxn5K72eo2
「昨日、ルビーさんってば本当に」
何かを言いかけたスカイがルビーの放つプレッシャーを感じて黙る。
「・・・いや、やっぱり何も無いです」
追及はしなかったが、恐らく肝試しでの事だろう。
クオリティが予想以上に高く、なかなかに面白かった。
「今日はピラティスをやってみようと思う。怖い体験で背筋が凍るって言うだろ?だから、背筋を伸ばせるピラティスを試してみようかなって」
「アンタの発想力どうなってるのよ」
合宿所内にスペースを借りたので、静かな環境で集中して出来る。
「まずは基本姿勢。こんな風に寝転がって、骨盤を床と平行に」
調べた情報を基に指導をしていく。
知り合いのトレーナーにアドバイスと資料を貰っているので、初めてのトレーニングも安心して行える。
「そこから脚を上げて。ゆっくりで良いぞ」
「これ、結構効くわね」
激しいエクササイズではないが、筋肉はそれなりに使う。
ストレッチに近い動きで身体のバランスを整えられる。
「スカイ、腹式呼吸じゃなくて胸式呼吸だ。肋骨を動かすイメージで」
「はーい」
こうして、ピラティスの基本的な動きを通じて身体の調子を整える事が出来た。
「また今度やってみよう」
走り込みのコースは
>>6
(山または海沿い)
6 :
トレピッピ
2024/08/25 22:38:30
ID:MgrNa1BaLk
山
7 :
キミ
2024/08/26 22:19:53
ID:fL.oQJYYLY
「今日は山に行こうか」
夏合宿と言えば海というイメージが強いが、近くにはトレーニング向きの山もある。
「何をするの?」
「走り込みだよ。山道は足腰を鍛えられるからな」
これまで何度も山道でのトレーニングを行ってきたが、やはりその効果は高い。
ルビーとスカイは、それぞれ他のウマ娘のトレーニングの手伝いに行っている。
「まずは十往復。距離自体はそこまで長くないから数をこなそう」
「分かったわ」
この山の特徴は、足場の悪さよりも傾斜だ。
トレーニング用に整備されている道は大きな石が少なく登りやすいが、坂道のようになっている部分は多い。
競走ウマ娘のための山として整備されているのだ。
「一本目!」
あっという間に一往復。
「三本目!」
ペースは変わっていない。
「六本目!」
若干タイムが落ちている。
だがそれは普通。
ここからは根性が大事になる。
「九本目!次がラストだ!」
「はぁ、はぁ」
あと一本。
「はぁぁぁぁぁっ!」
最後は全力ダッシュで駆け下りた。
「お疲れ様」
「はぁ、ふぅ。良い感じに走れたわ」
山の澄んだ空気を吸いながらトレーニングが出来た。
夏祭りで最初に行く屋台は
>>8
8 :
トレーナー君
2024/08/26 22:20:39
ID:TrgV88I9PM
りんごあめ
9 :
トレーナー君
2024/08/26 22:21:00
ID:ZqPseZYMb.
たこ焼き
10 :
お兄さま
2024/08/27 22:13:03
ID:js.5czjz8k
毎年恒例の夏祭りにやって来た。
今年は一週間くらい遅い開催だった。
「お待たせしました」
「お、皆似合ってるな」
ルビーは赤、スカイは黄緑、スカーレットは青の浴衣を着ている。
それぞれが引き立て合ってよりいっそう映えて見える。
「何かやりたい事はあるか?」
「アタシ、りんご飴が食べたいわ!夏祭りと言えばりんご飴だもの!」
スカーレットは王道の物が好きな傾向がある。
「よし、じゃあ行こうか」
りんご飴を買おうとした時、後ろから大きな声が聞こえた。
「お嬢!マジ奇遇な!」
浴衣ではなくかなりラフな格好をしたダイタクヘリオスだった。
「ヘリオスさん」
「あのさ!ウチらと回らん?マジでパリピってる最アゲ集団だから!」
ダイタクヘリオスは善意で言っているようだが、正直ルビーが乗るとは思えない。
「申し訳ありませんがご一緒出来ません。ですが、花火だけでしたら」
「うぅーやっぱかー・・・ってマ!?良いん!?」
部分的にだが一緒に夏祭りを楽しめる事になり、ダイタクヘリオスは飛び跳ねて喜んだ。
「ヘリオスさんってルビーさんの事となると変わるわよね」
「はは、確かにな」
スカーレットはりんご飴を食べながらダイタクヘリオス達の様子を見ていた。
「どうかした?」
スカイが尋ねる。
「いや、ただ、来年もこんな風に楽しめると良いなって」
「それ、フラグってヤツじゃない?」
「大丈夫。何があっても、きっと楽しめる。楽しませてみせるよ」
ウマ娘の夢を実現し、幸福を掴ませるのがトレーナーの役目。
そのためなら何だってしたいと思った。
一緒に花火を観るのは
>>11
(セイウンスカイ・ダイワスカーレット・駿川たづな・乙名史悦子・ライトハローの中から一人)
11 :
お前
2024/08/27 22:13:30
ID:cNLt3EFnRU
ダイワスカーレット
12 :
アンタ
2024/08/28 21:53:46
ID:NeyoBl2Dlg
色々な屋台を回った。
「ほっ!」
釣りと感覚が似ているのか、スカイは輪投げが得意だった。
「スカイさんすごいです!パーフェクトなんて!」
「ふっふ〜。そうでしょ〜。スカーレットも四つ入ってるし、結構上手いんじゃない?」
食べ物も満腹になるまで食べた。
「今年は焼きそばじゃなくてちゃんぽんだ!ゴルシちゃん印のちゃんぽんは腰痛に効くぜ!」
「ほ、本当か?」
効能はともかく、味は絶品だった。
「ルビー、来たよー」
メジロパーマーがルビーを呼びに来た。
ダイタクヘリオス達と花火を一緒に見る約束をしていたのだ。
「あ、ヘリオスは今インフェルノ型抜きに挑戦中だよ」
本人が呼びに来ないのをルビーが気にしていると思ったのだろう。
「そうですか。トレーナーさん」
「ああ、行ってくると良いよ」
ルビーは会釈をしてからメジロパーマーについて行った。
「あら?セイちゃん」
「あグラスちゃん」
グラスワンダーがスカイに声をかけた。
「これからスペちゃん達と花火を観るんです。ご一緒にどうですか?」
「スカイもそっちに行くか?」
「そうですね。それじゃあちょっと行ってきますよ」
スカーレットと二人残されてしまったが、寂しさは無い。
むしろ、友人達との交流を大事にしてほしい。
「・・・アタシに友達がいない訳じゃないわよ」
「そんな事思ってないよ」
普段から周りの人々に優しく接しているスカーレットの交友関係は広いだろう。
「・・・一緒に花火、観てくれる?」
一拍置いて、スカーレットは言った。
「俺で良ければ」
「アンタが良いのよ」
花火がよく見えそうな高い場所へ移動する。
人は多いが、まだ奥の方にはスペースがありそうだ。
「そろそろ始まるな」
花火大会で流れる音楽は
>>13
(ウマ娘の曲)
13 :
トレーナーさま
2024/08/28 21:54:53
ID:ZCbzPjir.A
ロストシャイン
14 :
ダンナ
2024/08/29 22:15:35
ID:CAZLVxIIh6
今回の花火大会は、ウマ娘の生歌に合わせて花火を打ち上げるらしい。
アナウンスが聞こえてくる。
「皆さん、盛り上がってますかー!」
やぐらの上にいるのはキタサンブラック。
祭り好きとして有名だ。
「どーんと大きな歓声の花火!打ち上げましょう!」
「うぉぉぉぉぉっ!」
会場のボルテージはマックス。
早く始まらないかと期待で胸を高鳴らせてしまう。
「それでは聞いて下さい!ロストシャイン!」
音楽が流れ始める。
「信じていたんだよ あの日からずっと 途方もないけど 叶えられるって」
絞り出すような歌声。
花火がぽつぽつと上がり始める。
「見上げた空 キラめいてた いつか見ていた あこがれみたいに」
苦しさを感じさせる悲痛な声。
それとは対照的に、花火が連続で破裂していく。
美しい花火が開く時の爆音に、キタサンブラックの歌声は負けていない。
「地上にひとり 残されてた 土のついた足は 動けないまま痺れてく 光は どこ もう見えない」
花火も歌もクライマックス。
全員が息を飲んでいた。
「これ、合ってるのかしら・・・」
隣のスカーレットが呟く。
「でも、意外と好評みたい・・・よく分からないけど。って、アンタどうしたのよ!?」
「うぅ、いや、感動して・・・」
思わず涙が流れてしまっていた。
この歌詞の重みは、トレーナーの心に沁みる。
「ほら、涙拭いて」
「ありがとう」
ハンカチを手渡される。
気持ちも落ち着き始めた所で、二曲目が始まる。
こちらは楽しげな曲だ。
「わ、大きい!」
特大の花火による音が心臓を震わせる。
「やっぱり夏祭りは良いな」
「そうね」
スカーレットと共に、良い夏の思い出を作る事が出来た。
次に行うトレーニングは
>>15
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
15 :
トレ公
2024/08/29 22:16:10
ID:chJMStQpXQ
根性
16 :
あなた
2024/08/30 21:50:06
ID:BdBampA8VI
夏祭りから一夜明け、トレーニングへ戻る。
「これを使ってトレーニングしてみよう」
スカーレットに見せたのは、サッカーボール。
どこにでもあるごく普通のボールだ。
「このボールをリフティングしながらこの砂浜の反対側まで行ってもらう」
「リフティングなんて、アタシ出来ないわよ?」
サッカー経験者でも、リフティングを続けるのは難しい。
スカーレットの言い方から察するに、サッカーはほぼ未経験なのだろう。
「大丈夫。合宿中は毎日リフティングの練習をしてもらう。スカーレットは飲み込みが早いから、やればきっとすぐに出来るようになるよ」
「ふふん、まぁね」
スカーレットは早速リフティングに取り掛かる。
「わっ!?」
ボールがこっちに飛んできた。
「うぶっ!?」
顔面に直撃した。
「ちょっ、大丈夫!?」
倒れたのが砂浜で良かった。
顔はまだ少し痛むが、それだけで大した事は無い。
「あ、ああ、大丈夫。気にせず続けてくれ」
「そ、そう?無理しないでよ?」
このリフティングはれっきとしたトレーニングだ。
集中力や力の調整など、レースに活かせる部分は多い。
「はっ、ふっ」
5回くらいは続けられるようになってきた。
しかし、今日はここでタイムアップだ。
「そこまで。続きは明日だ。ここからはいつものトレーニングをしよう」
一気にやるよりも、少しずつ継続的にやった方が身体に染み込みやすいだろう。
通常のトレーニングも欠かさず行う事で、相乗効果も生まれるかもしれない。
「明日は10回続けられるようになってみせるわ!」
ダイワスカーレットがリフティングで砂浜の反対側まで到達するまでにかかった期間は
>>17
(5日〜20日)
17 :
アナタ
2024/08/30 21:52:00
ID:Npv8An9vB6
1週間(7日)
18 :
マスター
2024/08/31 22:10:00
ID:13t1/oKeko
毎日、トレーニング前にリフティングの練習をするスカーレット。
その成長速度はとても速かった。
「流石スカーレットだな。天才的なセンスだ」
「ふふんっ!褒めても何も出ないわよ?」
尻尾をぶんぶん振っていてもボールはまだ落としていない。
むしろ、どんな状態でもバランス良くボールを蹴り上げる事が出来ている。
「見てなさい!今日こそは向こう側まで行ってみせるわ!」
「よし!頑張れ!」
スマホを構え、その様子を撮影する。
順調にリフティングを続け、前に進んでいく。
「良いぞー!そのままー!」
「はっ、ほっ」
危なげなく半分を突破した。
「あと半分だ!」
「頑張るスカーレットを見守るマーチャンなのです」
スマホのカメラに何かが映った気がした。
「はぁ、あと、ちょっと!」
残り約200m。
レースなら一番の踏ん張り所だ。
「踏ん張れ!」
スタミナ的にかなりキツくなってきているはずだが、まだボールは落ちていない。
「ここまで!行け!行け!」
砂浜に線を引き、ゴールラインとした。
「たっ、はっ、ふああっ!」
ついに、一度もボールを落とさず砂浜の端から端までリフティングで進みきった。
このリフティング練習を初めて一週間。
スカーレットの努力が実った瞬間だった。
「やったな!スカーレット!」
「はぁ、ふぅ。どう?これがアタシの実力よ!」
「ああ!すごい!すごいぞ!」
「すごいすごいなのです」
その後はスカーレットと二人、かなり気分良くトレーニングが出来た。
ライブイベントでパフォーマンスを行うウマ娘の人数は
>>19
(10〜30人)
19 :
お兄さま
2024/08/31 22:10:45
ID:9ckguQsFd2
30人
20 :
アネゴ
2024/09/01 22:13:52
ID:Khc9cfPOjQ
「今日はありがとうございます、トレーナーさん」
「最高のライブにしましょう!」
ライトハローさんと誓い合う。
定期的に行っている、グランドライブの告知ライブをこの夏合宿でも行う事になった。
前回よりも規模は大きくなり、30人ものウマ娘がパフォーマンスを行う。
もちろん、チーム<アルタイル>も参加する。
「皆、似合ってるぞ。いつもとは違う感じがする」
「ざっくりしてますね〜」
裾を結んだ白いTシャツとハーフパンツという、涼し気な衣装を着ている。
「それでは行って参ります」
「ああ、頑張って!しっかり見てるぞ!」
砂浜の特設ステージに上がっていくウマ娘達。
観客も前回よりかなり多くなっている。
「揺らせ 一秒 駆けたら Summer girls」
センターは、グランドライブ計画に最初から貢献し続けているスマートファルコン。
ダンスだけでなく、表情や目線も観客の心を掴むように計算されている。
ルビー、スカイ、スカーレットもそれぞれ良い動きをしている。
「きっと沸き立つ Fantastic time」
ライブは大成功。
会場は大盛り上がりだ。
「みんなー!楽しんでくれたー?」
「うぉぉぉぉっ!」
「ありがとー!次の告知ライブも来てねー!」
スマートファルコンの言葉に続き、ルビー達も手を振った。
「やっぱりライブは良いな」
ライブ後にライトハローと行く場所は
>>21
21 :
トレーナー君
2024/09/01 22:15:45
ID:l62nHCY3Og
お洒落なショットバー
22 :
アンタ
2024/09/02 22:13:46
ID:G6PQAqX12k
「トレーナーさん。その、もし良ければなのですが・・・この後一緒に飲みに行きませんか?」
告知ライブ後、ハローさんがどこか遠慮がちに誘ってきた。
「もちろん良いですよ。楽しみです」
そう答えると、ハローさんは安心したように笑った。
すると、少し離れた所で休んでいたスカーレットが近寄ってきた。
「・・・アタシもついて行くわ」
「えっ?何でまた」
「何でもよ」
飲みに行くのに未成年を連れていくのは良くないだろう。
「ダメだよ。未成年だし、お酒を飲まないとしても夜更かしはトレーニングに支障が出る」
「そ、それならアンタだって!」
「俺は明日午後からだから。スカーレットは午前中に授業があるだろ?」
「うぐぐぐぐ・・・!」
何とかスカーレットは引き下がってくれた。
とは言え、飲み過ぎないようにしよう。
「すみませんトレーナーさん」
「いえ、ハローさんが謝るような事じゃないですよ」
入ったのは、ショットバー。
お酒をボトルではなく一杯ずつ注文する形式のバーだ。
あまりバーに馴染みは無いので、こういった初心者でも入りやすいバーはありがたい。
「それでですね!その時のファりゅこしゃんがぁ」
まだ飲み始めたばかりだが、もうかなり酔ってしまっているようだ。
完全に酔い潰れてしまう前に帰った方が良いだろう。
「トレーナーさぁん。歌いましょお〜。はひれ〜みらいのなかへぇ〜」
「す、すみません」
バーテンダーは優しげに微笑んだ。
少しして店から出た。
「またライブ、おてつだいしてくだしゃいねぇ」
「はい、ぜひ」
半分寝ているような状態のハローさんを宿泊先に送り届け、自分も帰る。
バーに行きたがっていたスカーレットのために、お土産として店内の写真を何枚も撮っておいた。
「明日会ったら見せてあげよう」
ダイワスカーレットの並走相手は
>>23
(一人)
23 :
トレーナーちゃん
2024/09/02 22:14:30
ID:QbBvcMOrIA
シンボリルドルフ会長
24 :
アナタ
2024/09/03 22:10:03
ID:Y15jA4tzoY
「ほら、こんな感じのお店」
昨日行ったバーの写真をスカーレットに見せる。
「すごく行きたがってたから、いっぱい写真を撮ったんだよ」
「そういう訳じゃなかったんだけど・・・へぇ、結構お洒落なのね」
スカーレットがスマホをどんどんスワイプしていく。
「ふーん、ハローさんお酒弱いんだ」
何に感心したのかは分からないが、写真を見て楽しんでくれたようだ。
「さて、そろそろトレーニングを始めようか」
「そうね。今日は何をするの?」
今日は、短時間だがコースを使える。
「並走をしてもらう。相手を見たら驚くぞ」
ティアラ路線で活躍するスカーレットのために、向こうから並走を誘ってきてくれたのだ。
約束の時間ぴったりにそのウマ娘はやって来た。
「待たせてすまない。今日は私の並走に付き合ってもらってありがとう」
「会長!?」
そのウマ娘はトレセン学園の生徒会長、シンボリルドルフ。
凄まじい強さを持つ、多くの生徒の憧れの的となっているウマ娘だ。
「2000m右回りでどうだろう」
「アタシはそれで大丈夫です!」
スカーレットのために秋華賞と似た条件にしてくれたようだ。
それとも、余裕の表れだろうか。
「スタート!」
前に出たのは以外にもシンボリルドルフ。
先行や差しが得意だと聞いていたが、これも作戦なのだろう。
「取り返す!」
スカーレットは外から先頭を奪おうとする。
競り合いが得意なスカーレットに合ったレース運びだ。
しかし、シンボリルドルフの華麗なコーナリングは無駄が無く、なかなか抜かせない。
「意気衝天。流石の気迫だな」
その時、シンボリルドルフが強く踏み込んだ。
先にスパートを開始するのは
>>25
(ダイワスカーレットまたはシンボリルドルフ・同時も可)
25 :
相棒
2024/09/03 22:10:45
ID:wswV6ZwvyE
シンボリルドルフ
26 :
トレ公
2024/09/04 22:09:07
ID:zAQg1zO8n.
「このタイミングで!?」
思わず声に出して驚いてしまった。
スカーレットも同様に驚いているだろう。
シンボリルドルフは直線に入ると同時にスピードを上げた。
ゴールまでまだ1000m近くある。
スパートには早すぎる。
「まさか・・・二回に分けてスパートをかけるつもりなのか」
一回のロングスパートではなく、二段階に分けてスピードを上げる。
相手はペースを掴みにくくなり、自分は必要な分だけ加速すれば良くなる。
そう簡単に出来る事ではないはずだ。
「へぇ、ルドルフもあんな走りするんだ」
後ろから唐突に声が聞こえ、肩を震わせた。
振り返ると、そこにはミスターシービーが立っていた。
「やっほ〜。隣、良い?」
「あ、ああ」
スカーレットの一つ下の世代で、現在ジュニア級。
既に重賞を制覇しており、抜きん出た存在になりつつあった。
「ねぇ、このままルドルフが勝つと思う?」
「スカーレットが勝つと信じるのがトレーナーの役目だよ」
レースから目を離さずに答える。
差はおよそ3バ身。
普段とは違うレース展開のせいもあり、スカーレットは本来の力を発揮出来ていないようだ。
だが、まだ追いつけない差ではない。
「ルドルフが勝つよ」
ミスターシービーは断言した。
「スカーレットは強いけどさ、ルドルフほどじゃない」
その瞬間、シンボリルドルフが二段階目の加速を行った。
スカーレットが縮めかけていた差を、再び広げる。
27 :
お兄さま
2024/09/04 22:09:13
ID:zAQg1zO8n.
そのまま、リードをキープしてゴール。
着差は約4バ身。
「はぁ、はぁ」
「ふぅ、良い走りだった。私も最初から全力を出していなければ危なかったよ」
シンボリルドルフは軽く息を整えながら言った。
「・・・悔しいです。でも、負けたままにはしませんから」
スカーレットはシンボリルドルフにそう言った。
その眼光は鋭い。
「私の方とて、負けるつもりは毛頭無い。いつか大舞台で共に競える事を願っている」
シンボリルドルフはスカーレットの一つ上の世代。
そして、クラシック三冠を含めたGI7勝を成し遂げている。
「スカーレット。シンボリルドルフを倒さないと一番にはなれないぞ」
「ええ。会長にも他のライバルにも、全員に勝って一番になるわ」
そのために、今日の敗北を糧にしようと誓った。
帰りのバス内で行われるイベントは
>>28
(バス内で出来る事)
28 :
あなた
2024/09/04 22:10:00
ID:Awk152.8tg
ビンゴ大会
29 :
お姉ちゃん
2024/09/05 22:13:21
ID:e8kd8Or1.c
「よっしゃーっ!リーチ!」
夏合宿は終わり、バスで学園に帰る。
スカーレットが乗るバスではビンゴ大会が行われていた。
「5か17が来ればアタシもリーチなのに!」
スカーレットの隣の席はウオッカ。
ランダムに決められたはずなのに奇跡的に隣になった。
「さぁ次は何が出るかな」
進行を行うのはフジキセキ。
車内で散らばらないように、玉を出すタイプではなく電子ルーレットで抽選をしている。
モニターに映し出された数字は5。
「やったわ!アタシもリーチよ!」
運だけの勝負だが、勝負は勝負。
ウオッカとダイワスカーレットは何をしても競ってしまう。
「ビンゴ!」
「よし!ダブルリーチ!」
バス内では次々と喜びの声が上がる。
「トリプルリーチ!」
「アタシもトリプルリーチ!」
二人の進捗は互角。
あと数回の抽選で勝負が決まる。
「そろそろ最後にしようかな。出たのは・・・1だ!」
「「ビンゴ!」」
直後、二人は顔を見合わせる。
そして、互いのビンゴカードを見た。
「アンタも!?」
「同時かよ!?」
またしても奇跡的に、同じタイミングでビンゴを達成した。
特に景品などは無いが、勝敗はつけたかった。
「ふん!今日は引き分けで許しておいてあげるわ!」
「本当は先にリーチしてた俺の勝ちだったけど、まぁ引き分けって事にしておいてやるよ」
「はぁ!?」
結果的に、到着まで退屈せずに過ごす事が出来たスカーレット達であった。
次に行うトレーニングは
>>30
(スピード・スタミナ・パワー・賢さのいずれか)
30 :
貴様
2024/09/05 22:14:00
ID:MCN7YlUZwE
パワー
31 :
アナタ
2024/09/06 21:21:47
ID:bjV6G7cwwU
夏合宿が終わり、これから秋のレースシーズンに入る。
もちろん秋華賞も待っている。
「今日は筋力トレーニングをやるぞ」
休暇を一日挟んだので、やや重めのトレーニングも行う。
「特に脚を重点的に鍛える。そして使うのはこれだ!」
「サッカーボール?夏合宿で使ってたけど、筋力トレーニングになるの?」
確かに普通のボールであればあまり負荷が無い。
「大丈夫。このボールにはかなり強めのゴム紐が付けてある。しっかり蹴らないと前に飛ばないし、戻ってきたボールを蹴り返すのもパワーがいる」
安全面には最大限配慮した上で、このトレーニングを行う事にした。
「たあっ!」
スカーレットが思い切りボールを蹴った。
10mくらい進んだ所でボールが止まり、スカーレットの方に戻っていく。
「来たわね!」
自分のパワーがそのまま返ってきたかのような剛速球。
だが、スカーレットは見事に蹴り返した。
リフティングのトレーニングを経て、見切る力が伸びたおかげかもしれない。
「次もあるぞ!今度は左脚で!」
片方だけ鍛えてはバランスが悪くなってしまうので、蹴る脚は交互に。
「はぁぁぁっ!」
さらに強くなった球威をものともしないパワフルな蹴り。
何度も蹴り続け、スカーレットの脚には良い疲労が溜まってきているだろう。
「そこまで!」
スカーレットは程良い力の蹴りでボールの勢いを相殺し、停止させた。
「結構疲れたんじゃないか?」
「そうね。レース後くらいかしら」
そこで、スカーレットにマッサージを行う事にした。
マッサージを行うのは脚のどの辺りか
>>32
32 :
キミ
2024/09/06 21:22:02
ID:lJz8j6rVL2
裏
33 :
お姉さま
2024/09/07 22:28:44
ID:WFP5sXNh4U
普段と異なる運動をすると筋肉痛になりやすい。
後に疲労を残さないためにもマッサージなどでケアをする必要がある。
「マッサージするからそこにうつ伏せに寝てくれ」
トレーナー室に戻り、ソファの上でスカーレットを寝かせる。
肘置きが無いタイプにしているのは、こういった使い方もしたかったからだ。
「じゃあ押すぞ」
足首の辺りから始める。
押したり揉んだりしながら筋肉をほぐしていく。
足の裏や膝裏、大腿二頭筋などを重点的にほぐした。
流石にその道のプロには敵わないが、マッサージはかなり得意だ。
ルビーやスカイと共にトレーニングをしてきた中で上達してきたと思う。
「痛くないか?」
「んっ。ええ。ちょっとくすぐったいけど」
たまにスカーレットの尻尾に顔を叩かれるが、心地良さを感じた結果なのであればこちらは何も気にしない。
「ただいま戻りました」
走り込みに出ていたルビーとスカイが戻ってきた。
「ただい・・・にゃはは〜取り込み中ですかね?」
スカイの定位置のソファを使ってしまっていたからだろうか。
「そうだ、二人にもマッサージしようか」
走り込みの際はセルフマッサージをしてもらう事が多いが、今日はまとめて三人分やってみても良いだろう。
スカーレットのマッサージを終え、スカイと交代してもらう。
「さぁ、そこに寝て」
「・・・トレーナーさん。優しくやって下さいね?」
「もちろん」
脚を押すと。
「あああああああああああ」
スカイの身体が少し伸びた気がした。
「スカイさん、背中を押しますよ」
「じゃあ私は腕を」
ルビーとスカーレットも手伝ってくれる。
「ちょ、そんなに一気にっにゃあああああああああああ!?」
一緒に出かけるウマ娘は
>>34
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレットから1~3人)
34 :
あなた
2024/09/07 22:29:19
ID:BvwZh6rYMo
全員(3人)
35 :
大将
2024/09/08 22:10:32
ID:qGZeg08dm.
「トレーナー!待たせたわね!」
「俺も今来たばっかりだよ」
トレーナー室の前で待ち合わせをしていた。
今日はスカーレット、スカイ、ルビーの三人と出かける日。
「わ、ルビーさん綺麗!」
やって来たルビーの服装を見てスカーレットが目を輝かせた。
首元には宝石のルビーが光っている。
「ああ、良いな」
「・・・ありがとうございます」
そして、約束の時間。
「あれ〜?セイちゃん遅刻してませんよね?」
「ああ、時間ぴったりだよ」
全員が揃ったので出発する。
向かう先は大型ショッピングモール。
様々な施設が集まっているので一日楽しく過ごせるはずだ。
「まずはどこに行こうか」
最初に行く場所は
>>36
(ショッピングモール内にある店や施設)
36 :
トレーナーさん
2024/09/08 22:11:00
ID:dAT/7tZync
ゲームセンター
37 :
マスター
2024/09/09 22:43:54
ID:RLWMHvETpM
「それなら、良い場所がありますよ」
スカイが提案する。
連れてこられたのは、大型のゲームセンター。
「スカーレットのぬいぐるみが今日から景品になってるんです。取ってみません?」
スカイが指差したのはクレーンゲーム。
大きなスカーレットのぬいぐるみが景品として置いてあった。
「では私が」
「ルビーさん、そのカードは使えませんよ」
ルビーが持っていた黒いカードをしまった。
「ちょっと両替してくるよ」
普通は百円で一回遊べるが、五百円なら六回になる。
そう簡単には取れないと思うので、余裕を持って三千円分両替した。
「それじゃあ、一回ずつ交代でやりましょうか」
最初はスカーレットの挑戦。
「このくらい・・・あ!ちょっとズレちゃった」
ぬいぐるみの脚をアームが撫でただけで、掴めなかった。
「こういうのは一回で掴もうとしちゃダメなんだよ。ちょっとずつずらしていかないと」
スカイはぬいぐるみの中心からずれた位置でアームを止め、大きく左に動かした。
「そうそうその辺りです」
「はい」
ルビーもスカイの指示を受けてぬいぐるみをさらにずらした。
「ここからなら取れる!」
ぬいぐるみの中心をしっかり掴み、持ち上げる。
しかし、アームが弱いのかぽとりと落下してしまった。
「「あー」」
「スカーレット、頼んだ!」
「任せて!もう見切ったわ!」
アームの強さも計算に入れ、スカーレットがボタンを押す。
「ここ!」
「持ち上がった!」
そして、安定したまま穴の真上でアームが開く。
「やった!取れたわ!」
ぬいぐるみを取り出して喜ぶスカーレット。
全員で協力したおかげで、予想より早くゲットする事が出来た。
昼食は
>>38
(料理のジャンル)
38 :
貴方
2024/09/09 22:45:10
ID:1IuqUgzj5s
和食
39 :
トレぴ
2024/09/10 22:11:00
ID:hkZP8m54eY
ぬいぐるみと同じようににこやかな表情のスカーレット。
尻尾は楽しげに揺れている。
「そろそろお昼にしようか」
少し早いが、混む前に昼食を摂る事にした。
「こちらのお店はどうでしょうか」
ルビーが指したのは和食チェーン。
学園の近くには無いので実際に入った事は無い。
「良いと思います」
「異議な〜し」
店内は木目を基調としたデザインになっている。
「四名様ですね!こちらのお席にどうぞ!」
案内された席に座り、メニューを確認する。
隣に座るスカイがメニューをめくっていく。
「結構色々ありますね」
リーズナブルな割にボリュームはあり、栄養バランスも考えられていそうだ。
「アタシはトンカツ定食にしようかしら」
「焼き魚定食にいたします」
「じゃあこの刺身のやつで」
「俺もそれにしようかな」
他のメニューよりも少し高いが、せっかくなので頼んでみる。
「美味しいな」
「ええ、近くにもあれば良いのに」
ルビーが刺身定食の方を見た気がした。
「刺身、少しあげようか?」
「・・・いえ」
「遠慮せずに。スカーレットもいるか?」
「・・・では、お言葉に甘えて」
「ありがたく貰うわ」
皿を差し出し、刺身を一つずつ分け与える。
「セイちゃんも貰おうかな〜」
「スカイは同じの食べてるだろ?」
「にゃははーそうでしたー」
普段なかなか行かない店で楽しく食事する事が出来た。
昼食後に行く場所は
>>40
(ショッピングモール内にある施設)
40 :
お兄ちゃん
2024/09/10 23:23:39
ID:Y9rYAjfy3.
カフェ
41 :
使い魔
2024/09/11 22:16:57
ID:AggThz7edo
昼食後はトレーニング用品や消耗品などの買い出しを行った。
「結構買いましたね」
「ええ。必要な物はこれで揃いました」
荷物の量はかなり多くなってしまった。
ウマ娘の力なら多少重い物を持っても問題は無いが、一応休憩を取る事にした。
「そこのカフェで休んでいこう」
「さんせーい」
モール内にあったカフェに入る。
「ただいま、ラブラブハートパフェと一緒に写真を撮っていただくと割引きさせていただくキャンペーンを開催中です!是非ご参加下さい!」
店員に勧められたパフェは、ハート型のチョコやクッキーなどがたくさん載せられていた。
「た、頼みます?」
「頼みましょう!」
スカーレットが食べたそうだったので注文する事にした。
四人で一つのパフェを分け合うのであれば、すぐに食べ切れるだろう。
「お待たせいたしました!」
パフェと飲み物がテーブルに置かれる。
「お写真お撮りしましょうか?」
「お願いします!」
スカーレットが店員にスマホを渡した。
「それじゃあ、ルビーさんは指をこんな風に。トレーナーも。スカイさんはこう」
こういった写真を撮るのに慣れているのか、スカーレットがポーズを教えてくれた。
ルビーと指を合わせ、ハートマークを作る。
ルビーの細い指と比べると少し不格好な指をしているかもしれない。
スカイとスカーレットも別の形でハートを作った。
「はい、うまぴょい!良いですね!」
スカーレットは撮ってもらった写真に満足したようだ。
「ありがとうございます!ふふっ、良いわね」
「では、いただきましょう」
パフェを四人で分け合って食べた。
秋のレースシーズンを前にして、充実した休日を過ごせた。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>42
(自由な形式)
42 :
アンタ
2024/09/11 22:18:00
ID:dlJY0qEnfA
重バ場でダッシュ(足腰を鍛える)
43 :
貴方
2024/09/12 22:12:49
ID:vpNWqLEDgc
秋華賞は目前に迫っている。
スカーレットの調子は依然として良いが、レースに絶対は無い。
少しでも勝利の可能性を上げられるように、充実したトレーニングをしたい。
「雨、止んだみたいね」
朝から降り続いていた雨は予報通り止んだ。
「ちょうど良い。今日はこの環境を活かしたトレーニングをしよう」
コースの芝は雨で濡れて重くなっている。
この状態で走れば足腰を鍛えられるだろう。
「ぐしょぐしょね・・・」
「本番もこうなるかもしれない。今の内に慣れておこう」
多少の雨でもレースは行われる。
重バ場の芝はいつもよりパワーとスタミナが必要になるので、かなり難しいレースとなるだろう。
同じ条件の中で、最も適応したウマ娘は勝ちに大きく近付く。
「踏み込む感覚が全然違う・・・!」
スカーレットはいつもと同じように走ろうとしているが、やはりテンポ良く加速出来ていない。
「コース取りを意識するんだ!」
水溜まりのようになっている場所や土が柔らかい場所がいくつもある。
走りやすい場所を探す目も養わなければ。
「はぁ、はぁ、もう一本!」
スカーレットのタイムは段々良くなってきている。
体力を消費していない状態ならもっと速くなるだろう。
「そこまで!クールダウンしながら戻ってきてくれ!」
スカーレットの体操服は泥だらけになっていた。
しかし、スカーレットの表情は明るい。
「やっとコツが掴めてきたわ!これなら重バ場のレースでもきっと一番になれる!」
重バ場のコースを走った事により、足腰を鍛えつつレースセンスも磨く事が出来た。
秋華賞でのダイワスカーレットの枠順は
>>44
(1〜17番)
44 :
お兄ちゃん
2024/09/12 22:13:30
ID:39qJvoqt4Q
3枠6番
45 :
アネゴ
2024/09/13 21:05:34
ID:LwC7G35uU2
「さぁ、今日は待ちに待った秋華賞!勝てばトリプルティアラのダイワスカーレットが一番人気です!」
トリプルティアラに期待がかかるスカーレット。
偉業を前にして、緊張していないだろうか。
「緊張してないか?」
「少しね。でも、大丈夫」
期待の重さに負けてはいないようだ。
むしろ、スカーレットは期待を力に変えられるウマ娘だ。
「あまり気負わず。自分の走りをなさって下さい」
かつてのルビーなら、望んで重責を負っていただろう。
気持ちや考え方に少し変化があったのかもしれない。
「サボらずトレーニングしてきたんだし、大丈夫だよ」
スカイはスカーレットの肩に手を置いて言った。
「・・・はい!」
スカーレットは立ち上がる。
勝負服に身を包んだウマ娘はやはり輝いている。
「スカーレット、一番になって来い!」
「ええ!見てなさい!」
逃げるウマ娘の数は
>>46
(1〜4人)
46 :
モルモット君
2024/09/13 21:58:00
ID:0lJh.LNRiA
2人
47 :
お姉ちゃん
2024/09/14 20:54:23
ID:i9yAZh/rN.
今日はお休みします
48 :
マスター
2024/09/15 22:41:49
ID:nWQDYPWVDE
「さぁついにやって来た秋華賞!トリプルティアラ最後の一冠を制し、秋の華を咲かせるのは一体どのウマ娘か!」
ウマ娘が次々と姿を見せる
「堂々の一番人気!桜花賞、オークスを制しトリプルティアラへ王手をかけたダイワスカーレット!3枠6番からのスタートとなります」
「おおおおおおおおおおっ!」
ダイワスカーレットが登場すると、一際大きな歓声が巻き起こった。
「17番カワカミプリンセス。これまで惜しいレースが続いています。果たして念願のGI勝利を成し遂げられるのか!」
二番人気のカワカミプリンセス。
これまでスカーレットと激闘を繰り広げてきたライバルだ。
もちろん、他の出走者も実力派揃い。
油断は出来ない。
「17人のウマ娘がゲートに収まります。体勢整いました。今・・・スタートです!」
スタートはややバラけたが、スカーレットは好スタートを切れている。
「先頭争いは1番と3番。少し後ろから2番と4番も前を狙っています」
内枠のウマ娘がこぞって逃げを選んだ。
スカーレットは五番手、六番手くらい。
インコースを確保している。
「中距離の走りはもう完全に身についたはずだ」
競り合い続け、周りのペースに合わせる。
無駄な思考を無くし、スタミナを温存出来る。
「大丈夫、いつもの走りをすれば良い」
カワカミプリンセスの位置は
>>49
(7~17番手)
49 :
キミ
2024/09/15 22:45:01
ID:1ib9Z6pgds
10番手
50 :
トレーナー
2024/09/16 22:21:12
ID:DhAcxe6Yog
「ウマ娘達が坂を登っていきます!先頭は1番。外から3番。後ろには2番、さらに4番。6番ダイワスカーレットは五番手。すぐ隣には12番がいます」
スカーレットは隣のウマ娘に合わせて走る。
レース中盤に入っても大きな動きは無い。
「二番人気のカワカミプリンセスは十番手か。中団に控え、外でチャンスを待ちます」
カワカミプリンセスは大外を活かして集団の外側に位置取った。
若干のロスはあるが、仕掛ける際に邪魔されにくい。
下り坂の途中が仕掛け所。
それまでに良い条件を整えておかなければ。
しかし。
「まずいな」
スカーレットの前と横が塞がれてしまっている。
これでは自分の思い通りのタイミングでスパートをかけられない。
「何とか抜け出さないとですね」
先に仕掛けようとするウマ娘は
>>51
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス・同時は不可)
51 :
トレぴっぴ
2024/09/16 22:24:30
ID:E0mUxWKfEc
カワカミプリンセス
52 :
貴方
2024/09/17 22:15:47
ID:DrA/LoPOMk
「レースは終盤に差し掛かろうというところ。あーっと、ここでカワカミプリンセス!外から仕掛ける!」
集団の外側からぐんぐん加速し、位置を上げていく。
ノンストップで突き進むその姿はまるで砲弾だ。
「どりゃああああああああっ!」
「スカーレット!急げ!」
依然、横と前が塞がれていてスカーレットは抜け出せない。
序盤から激しい先頭争いを続けていた逃げウマ娘達のスタミナはかなり消耗している。
カワカミプリンセスの加速に即座に反応出来ないため、スカーレットの進路もなかなか生まれない。
「ここ!」
最終直線に入って、やっと抜け出せた。
しかし、その時には既にカワカミプリンセスがスカーレットと並んでいた。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
「らああああああああああああっ!」
加速し切ったカワカミプリンセスの最高速度に、スカーレットは追いつけない。
「こんな・・・こんなのっ!」
「ゴォォォォルイン!カワカミプリンセス!圧勝だぁぁぁぁっ!」
レース直後のスカーレットに対する観客の反応は
>>53
(ポジティブまたはネガティブ)
53 :
お兄ちゃん
2024/09/17 22:17:00
ID:cHQHEnD4iY
マジかよ・・・(ネガティブ)
54 :
トレぴ
2024/09/18 22:11:33
ID:3bk8G/IkmI
「ああああああああああっ!」
「うおおおおおおおおお!」
カワカミプリンセスの咆哮に呼応するように観客が沸いた。
「カワカミプリンセスは3バ身差での見事な勝利!念願のGI勝利を手にしました!」
惜しいレースが続いていたカワカミプリンセスがついに報われた瞬間。
泣きながら駆け寄るトレーナーを見れば、どれほど大きな勝利だったか分かる。
「二着はダイワスカーレット。囲まれてしまいなかなか抜け出せなかったものの、最後に良い追い上げを見せました」
だがチーム<アルタイル>、そしてダイワスカーレットにしてみれば痛恨の負け。
デビュー以来公式戦無敗のダイワスカーレットが、トリプルティアラのかかる秋華賞で負けたのだ。
「スカーレット・・・」
もちろん、彼女を責める気は全く無い。
放心しているのか、スカーレットは掲示板をまだ見つめている。
「スカーレット負けたのか・・・」
「うわ・・・マジかよ・・・」
少しして、周りから落胆の声が聞こえてきた。
期待がかかっていた分、負けの反動は大きい。
「・・・参りましょう」
「・・・ああ」
ルビーに言われ、観客席を後にする。
今はとにかくスカーレットを労う事を考えなければ。
ダイワスカーレットの落ち込み具合は
>>55
(80%〜99%)
55 :
相棒
2024/09/18 22:12:00
ID:pipIrrp6Oc
95%
56 :
アネゴ
2024/09/19 22:18:34
ID:bjiw50sgkA
「お疲れ様」
地下バ場道で、スカーレットを迎える。
「・・・アタシ、負けたわ」
「・・・ああ」
今は静かに受け止めるだけの時間。
まずはスカーレットの言葉を聞こう。
「たくさんトレーニングしたのに!一番人気だったのに!全力を出せなかった!カワカミ先輩と勝負すら出来なかった!」
スカーレットの悲痛な叫び。
目からは、今にも涙が流れ出しそうだ。
「もっと早く抜け出せていれば!そもそも囲まれていなければ!アタシがもっと強ければ!」
「スカーレット・・・君はベストを尽くした。負けたのは俺の責任だ」
「そんな事っ!」
ウマ娘のレース結果の責任はトレーナーにある。
勝たせるためのトレーニングをしてきたが、実際は勝たせられなかった。
「まぁまぁ二人とも。こんな所で立ち話もなんですし」
スカイに促され、控え室に戻る。
「・・・はぁ」
スカーレットはため息ばかりついている。
心の中では何度もレースの事を思い出し、落ち込んでいるのだろう。
そんなスカーレットに、あまり効果的な言葉をかけてあげられない自分が情けない。
「ライブまで寝ちゃいましょ。スカーレットも、トレーナーさんも」
スカイが提案する。
「時間になりましたら私がお声掛けします」
ルビーが起きていてくれるらしい。
「そうだな。少し休もう」
「・・・ええ。ありがとうございます。スカイさん、ルビーさん」
ライブの時間まで仮眠を取る事にした。
スカーレットの気持ち、そして自分の気持ちが少しは落ち着くと良いのだが。
ダイワスカーレットが実際に眠っていた時間は
>>57
(30分〜120分)
57 :
大将
2024/09/19 22:19:00
ID:uXThdvtgtA
120分
58 :
貴方
2024/09/20 22:13:06
ID:0mOmkjYYOs
スカーレットは糸が切れてしまったかのように深い眠りに落ちた。
眠れない。
色々と考えてしまい、眠る事が出来ない。
目を閉じるだけでも多少は落ち着くかもしれないと思ったが、逆に思考の渦に飲み込まれてしまいそうだ。
「トレーナーさん、今はあまり思い悩まずお休みを」
ルビーには、まだ眠りに落ちていない事を見抜かれてしまったようだ。
「そうだな。そうなんだけど・・・」
「これからの事はこれから考えるべきです。私達はチームです。お一人で全てを担う必要はありません。共に考えましょう、これからの事を」
確かにルビーやスカイ、そしてスカーレットもいる。
それを再確認しただけで少しだけ心が軽くなった。
「ああ。ありがとう」
ルビーの手が背中をさすってくれている。
その安心感のおかげで、数十分は寝られた。
「スカーレットさん」
スカーレットを起こす。
「おかげでちょっと落ち着きました。ライブの準備、しますね」
一度退室する。
控え室を出て見えたのは、うきうきと跳ねるように並んで歩くカワカミプリンセスとそのトレーナーの後ろ姿。
かつての自分達もそうだったのかもしれない。
「いや、次こそはスカーレットを勝たせる。もう、あんな落ち込ませ方はさせない」
ダイワスカーレットと話をする場所は
>>59
(学園内のどこか)
59 :
アネゴ
2024/09/20 22:14:00
ID:J2TR2evJ4w
中庭のベンチ
60 :
使い魔
2024/09/21 22:18:40
ID:Yi0f3KQO2g
ウイニングライブは問題無く終わった。
スカーレットのパフォーマンスは完璧だった。
約二時間の仮眠が気持ちの切り替えを助けたのだろう。
とは言え、それは一時的なもの。
まだスカーレットの心には敗戦の傷がある。
「・・・トレーナー」
今日は休養日だが、今のスカーレットをそのままにしたくなかったので会って話す事にした。
「ごめんな、休みなのに」
「ううん、アタシもトレーナーと話したかったから」
場所は学園の中庭に設置されているベンチ。
かつてチーム<アルタイル>を結成し、また、皐月賞に敗れてしまいトレーニングに来なくなったスカイと話した場所。
スカーレットと話をするならここにしようと決めていた。
「もう一度言うけど、君はベストを尽くした」
「でも、あの時のベストは、アタシのベストじゃなかったわ」
レースは必ず運に左右される。
屋外のコースで複数の出走者がそれぞれの考えで動くのだから当然だ。
レース展開に恵まれない時だってある。
「君を一着、一番にしてやれなかった責任は俺にある。だから、君はその時のベストを尽くすだけで良い」
61 :
あなた
2024/09/21 22:18:46
ID:Yi0f3KQO2g
思い悩むのはトレーナーの仕事。
ウマ娘には自分の走りに集中してもらいたい。
「それに、ルビーが言ってくれたんだ。これからの事はこれから考えようって」
思い悩むのはトレーナーの仕事だが、未来について考えるのはウマ娘とトレーナーの共同作業だ。
「だから、一緒に考えよう。これからの事を、じっくり。後ろじゃなく、前を向いて」
正直、まだ敗戦の悔しさはある。
だが、スカーレットはこれからも走り続ける。
それなら次勝たせる事について考える方が大事だ。
「・・・そうね、そうよね。ここでくよくよするなんてアタシらしくないわ!この負けは絶対に取り返す!カワカミ先輩にも、他の誰にも!絶対に勝つわ!」
ダイワスカーレットの闘争心に再び火がついた。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>62
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
62 :
トレーナー
2024/09/21 22:20:00
ID:ggpr/EdL9A
スピード
63 :
アナタ
2024/09/22 22:16:18
ID:ZMs9FBjlbc
「いや〜若いって良いですね〜。セイちゃんにもこんな時期ありましたよ」
「スカイも十分過ぎるくらい若いだろ?」
スカイはスカーレットとの会話を聞いていたらしい。
「にゃっはは、そうでしたね」
頭の後ろで手を組みながら前を歩くスカイ。
向かう先はトレーナー室。
スカーレットの次走について早速話そうと思ったのだ。
「トリプルティアラは終わった。だけど、レースはトリプルティアラだけじゃない。むしろ、これから激しくなる」
秋のGIシーズンはこれから。
それに、シニア級になればさらにレベルも上がる。
早く目標を固めて動き出していきたい。
「出たいレースはあるか?出来るだけ希望には応えたい」
「・・・今のところ無いわね。と言うか、あまり考えてこなかったかも」
トリプルティアラの事に精一杯で、他のレースについて考えていなかったのだろう。
それなら、こちらからある程度の方向性を示した方が良いだろう。
「なるほど。じゃあ次のトレーニングの日までに決めておくよ」
明日は休みで、その次はスピードトレーニングを行う予定だ。
猶予はあと二日も無い。
「アタシも少し考えてみるわ」
ダイワスカーレット達と行うトレーニングは
>>64
(マシンガンレシーブ・ゴッドスピードカラテ・ハイパージャンプのいずれか)
64 :
トレーナーさま
2024/09/22 22:17:00
ID:x9JIg4P27Y
マシンガンレシーブ
65 :
キミ
2024/09/23 22:21:33
ID:mmm9LzJ/xM
「今日はこのバレーボールを使ってトレーニングしよう」
体育館に集合し、トレーニングについて説明する。
「この発射装置がボールを連続で打ち出すから、それをレシーブするんだ。かなり素早く動かないと間に合わないぞ」
スカーレットは好位をキープし、最後に抜け出す先行型。
ただ、抜け出すのが遅れると差しや追込のウマ娘と末脚勝負をしなくてはならなくなる。
秋華賞では、カワカミプリンセスの圧倒的な末脚に敗北した。
あのような展開でも勝率を上げるため、トップスピードは強化しておきたい。
「まずはスカーレットから。ルビーとスカイはボールを拾って装置に入れてくれ。これもトレーニングだから、全力疾走でな」
スカーレットが腰を落とし、レシーブの体勢に入る。
「行くぞ!」
ボールを次々と発射する。
序盤、スカーレットは上手く返していたが、次第にギリギリの返球になってきていた。
「たあぁぁぁぁっ!」
しかし、スタミナを消耗してからが本番。
スカーレットは根性で耐える。
ギリギリの状態で、底力を発揮してスピードが上がっている。
「よし!そこまで!」
ルビーとスカイも絶え間無くボールを補給してくれていた。
66 :
相棒
2024/09/23 22:21:38
ID:mmm9LzJ/xM
「少し休んだら、スカイの番だ」
「うぇ〜」
何度も急加速して最高速度に到達させるため、かなりキツいだろう。
だが、これも勝たせるためなのだ。
「はぁ、はぁ、まだまだ!」
スカーレットはトレーニングの延長を希望した。
「スカーレットさん、まだレースの疲労が残っているでしょう。無理は禁物です」
ルビーがスカーレットに言った。
「・・・はい」
闘争心が戻ったのは良いが、少し空回り気味だ。
具体的な目標が決まっていないせいかもしれない。
「よし、戻ってミーティングだ。スカーレット、次のレースについて決めるぞ」
ダイワスカーレットの次走は
>>67
(クラシック級11月からシニア級3月までに行われる芝のマイルまたは中距離の重賞)
67 :
お兄さま
2024/09/23 22:38:00
ID:pzC2rdV2Bo
ジャパンカップ
68 :
トレーナーさま
2024/09/24 22:11:56
ID:.8wbWlYxAE
バレーボールを使ったトレーニングを終え、トレーナー室に戻った。
スカーレットの次の目標レースの候補はいくつかまとめておいた。
スカーレットの希望を聞き、最終決定をする。
「ティアラ路線のウマ娘が多く挑戦するエリザベス女王杯。コースは合ってるけど、ちょっとレース間隔が短くなる」
短い間隔でのGI二連戦はかなり負荷がかかる。
怪我の可能性も高まるため、基本的にはもう少し後のレースを選んだ方が良いだろう。
「次にジャパンカップ。オークスと同じコースだし、エリザベス女王杯よりはレース間隔を空けられる。ただ、かなりの強敵が揃っている」
スカーレットは秋華賞で惜しくも負けてしまっている。
もし強敵と戦って、そしてまた負ければ自信を完全に喪失してしまうかもしれない。
「有馬記念という選択肢もある。だけど距離が少し伸びる」
スカーレットの2500mの適性は未知数。
オークスより100m長いだけだが、その100mの意味は大きい。
「最後に大阪杯。レースの間隔はかなり空くけど、その間に一気に力をつけられる」
レースの負担が無い分、トレーニングにより集中出来るだろう。
だが、逆にレースだけが持つ緊張感から離れてしまう事にもなる。
69 :
アネゴ
2024/09/24 22:12:01
ID:.8wbWlYxAE
「どうだ?この中に出たいレースはあるか?」
一方的に説明を続けていたが、やはりスカーレットの意見は無視出来ない。
「アタシ、もう決めてるわ。トレーナーも挙げてくれて良かった」
ルビーとスカイも注目する。
「ジャパンカップよ!」
「なるほど。ちなみにどうしてジャパンカップが良いんだ?」
もちろん候補に上げていたレースなので反対する理由は無い。
「世界中の強いウマ娘と一緒に走れるからよ。そんなレースで勝てば、世界で一番になれるって事じゃない?」
スカーレットが当初から言っていた目標、一番。
様々な意味を含む言葉だが、レースの場合は大抵一着を指す。
スカーレットも一着を一番と捉えている。
「分かった。ジャパンカップに向けて頑張ろう!」
ルビー、スカイも頷く。
先生として、先輩として、仲間としてチームで共に戦おうとしてくれている。
そんな二人を見て、スカーレットの目が燃えるように輝いた。
ダイワスカーレットと並走を行うウマ娘は
>>70
(未登場の芝および中距離適性がB以上のウマ娘)
70 :
トレピッピ
2024/09/24 22:13:56
ID:W2AW5dIP5w
ネオユニヴァース
71 :
使い魔
2024/09/24 22:14:44
ID:B0l9LjQUjc
アドマイヤベガ
72 :
トレーナーちゃん
2024/09/24 22:16:24
ID:B0l9LjQUjc
>>70
ネオユニヴァースは前スレで登場してますが...
73 :
アネゴ
2024/09/24 22:36:14
ID:W2AW5dIP5w
>>72
ネガティブ…
74 :
相棒
2024/09/25 23:52:35
ID:OGjU/jeIDI
ネオユニヴァースもレースには未出走のため、今回は
>>70
及び
>>71
の両方を採用します
75 :
アンタ
2024/09/25 23:52:57
ID:OGjU/jeIDI
「手伝うよ」
学園内を歩いていると、近くのウマ娘が三つの段ボール箱を抱えているのを見かけた。
「結構よ。私が頼まれた事だし」
「まぁまぁ、そう言わずに」
一番上の段ボール箱を取ると、そのウマ娘の顔が初めて見えた。
「確か・・・アドマイヤベガだったっけ」
「・・・ええ。あなたに名乗った覚えは無いけれど」
トレーナーなら生徒の名前を覚えるくらいは普通だと思うのだが、何故か不信感を持たれてしまったようだ。
「ネオユニヴァースは”半分こ”を提案するよ」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
ネオユニヴァースだ。
「良いって言っているのに」
「”断絶”?」
ネオユニヴァースは少し悲しそうだ。
「はぁ・・・別にダメとは言わないけど」
ネオユニヴァースはそれを聞いて口角を上げた。
段ボール箱を一つずつ運びながら話す。
「なるほど、日直の相方が早退したのか。その分、一人で頑張ったんだな」
「”すごい”で”SNST”だね」
ネオユニヴァースに褒められたのがくすぐったいのか、アドマイヤベガは何も言わずに反対を向いた。
「ここだな」
「その、ありがとう。何かお礼をしたいのだけれど」
「別にお礼なんて良いよ。な?」
ネオユニヴァースも同意見のようで、こくりと頷いた。
「それでも、お礼させて。私のためだと思って」
受けた恩は必ず返すタイプなのだろう。
76 :
トレーナー
2024/09/25 23:53:03
ID:OGjU/jeIDI
断り続けるのも変なので、お礼をしてもらう事にした。
「・・・うーん、それならうちの担当ウマ娘と並走してもらえないか?それならお互いのためになるし」
「ネオユニヴァースも”同意”するよ」
つまり、ネオユニヴァースもお礼として並走を求めている。
「そんな事で良いのなら」
こうしてアドマイヤベガ、ネオユニヴァースとの並走を約束してもらえた。
三人の並走の勝者は
>>77
(ダイワスカーレット・アドマイヤベガ・ネオユニヴァースのいずれか・同着は不可)
77 :
トレぴ
2024/09/25 23:54:00
ID:O05YrWhJo.
アドマイヤベガ
78 :
ダンナ
2024/09/26 22:14:47
ID:44xXKyBzaw
「今日はよろしくお願いします!」
「アファーマティブ」
ネオユニヴァースはデビューしていないが、その競走能力は既に高いと噂だ。
「よろしく」
アドマイヤベガは、実はスカーレットの同期。
三冠路線に進むつもりだったようだが、脚のコンディションがなかなか整わずレースにはあまり出走していない。
「脚は大丈夫そうか?」
「ええ、最近は良くなってきているわ」
秋に入ってからは脚の痛みが和らいできたようだ。
周囲の環境やメンタルなど、何らかの要因に影響を受けたのかもしれない。
「2400mの左回り。三人とも、これで良いか?」
三人から同意が得られた。
全員が得意な距離を選んだため、良い勝負になるだろう。
「・・・スタート!」
早速並走を始める。
並走トレーニングとは言うものの、本人達はレース本番のつもりで走っているだろう。
スカーレットが先頭、二番手はネオユニヴァース、そしてその後ろにアドマイヤベガ。
「お二人とも、良い走りですね」
いつの間にかルビーが隣に立っていた。
「ああ、フォームも綺麗だし、ペースにもついていってる。これからが楽しみだな」
特にアドマイヤベガは、これから勝利を重ねればスカーレットと同じレースを走るかもしれない。
新たなライバルになる可能性もある。
79 :
トレーナー
2024/09/26 22:14:55
ID:44xXKyBzaw
「そんな悠長な事言ってる場合じゃないですよー」
同じくいつの間にか後ろにいたスカイが言った。
ネオユニヴァースの外からアドマイヤベガが上がってきていた。
「ふっ!」
それを感じ取ったのか、直後にスカーレットも加速した。
「はぁぁぁっ!」
最終直線、スカーレットとアドマイヤベガの差は約1バ身。
ネオユニヴァースはアドマイヤベガの真後ろだ。
「速いっ!?」
最近まで脚の不調に悩まされていたとは思えない末脚。
確かな実力を持つスカーレットが押されている。
「たぁぁぁぁぁっ!」
「はぁぁっ!」
ハナ差。
アドマイヤベガが先着した。
並走後のアドマイヤベガの疲労度は
>>80
(40%〜70%)
80 :
アナタ
2024/09/26 22:15:30
ID:NnpVGU6.tg
70%
81 :
トレぴ
2024/09/27 22:18:40
ID:kjpx0.LTq.
「くはっ、はぁ、はぁっ」
凄まじい末脚を見せたアドマイヤベガ。
ダブルティアラのダイワスカーレットに勝利するとは、かなりの強さだ。
「お疲れ様。・・・大丈夫か?」
スカーレット、ネオユニヴァースに比べ、アドマイヤベガの息は荒い。
「・・・今の私は、2400mを全力で走り切るのがやっと。でも、少しすれば回復するから」
なかなか思い通りにトレーニング、レースが出来ない期間が長かったため、体力がついていないようだ。
持っているポテンシャルが高いだけに、少しもったいなく感じる。
「分かった。無理すると怪我に繋がるから、しっかり休もう」
スカーレットがアドマイヤベガを支えながらベンチまで移動する。
「今回は負けちゃいましたけど、本番では勝ちますから」
「もし一緒に走る事があったら、その時も勝つわ」
一瞬の輝きならアドマイヤベガが勝っていたが、総合力ではスカーレットの方が上。
二人のこれからの成長次第で、勝負の行方はどのようにも変化するだろう。
「”TWNS”だね」
ライバルらしく再戦を誓った二人を見て、ネオユニヴァースが微笑んだ。
今回の並走では流石に力の差が出てしまったが、彼女の走りにも良い部分が多くあった。
「二人は余裕があるみたいだし、別のトレーニングをしようか」
アドマイヤベガにはしばらく見学していてもらおう。
「ネオユニヴァースは”継続”をするよ」
ダイワスカーレットとネオユニヴァースが行うトレーニングは
>>82
(自由な形式)
82 :
キミ
2024/09/27 22:19:15
ID:NvUOGiGykI
水泳(プール)
83 :
ダンナ
2024/09/28 22:21:30
ID:WNB66Nt2nk
場所を移動し、プールにやって来た。
ネオユニヴァースは2400mを走っても大して息が上がっていない。
スタミナが彼女の長所だと思い、スタミナを伸ばすトレーニングを提案した。
「向こうまではクロール、帰ってくる時は背泳ぎ。これを三往復から」
水着に着替えたスカーレットとネオユニヴァース。
念入りにストレッチした後、入水する。
「ユニヴァースさん!先にゴールするのはアタシですから!」
「”BTAS”は”ミューテフ”」
スカーレットは競う事が習慣化している。
レースでもトレーニングでも、競う事で良い結果が得られる。
「よーい、スタート!」
二人が同時に泳ぎ出す。
スカーレットは力強いキックで前に進む。
しかし無駄な水飛沫は少なく、推進力に変えられている。
対するネオユニヴァースは非常に滑らかに泳いでいる。
息継ぎの回数が少なく、水の抵抗をあまり受けていない。
「どうです?泳ぎたくなってきました?」
スカイがアドマイヤベガに聞く。
「水中であれば脚の負担も少ないのでは?」
「・・・そうね」
アドマイヤベガは立ち上がる。
「スカイさんは」
「結構でーす」
ルビーの言葉を遮った。
「あと一本!良いぞ!」
その後、アドマイヤベガとルビーも参加して水泳トレーニングを行った。
「今日はありがとう。また機会があったら頼むよ」
ダイワスカーレットと出かける場所は
>>84
(屋外)
84 :
貴方
2024/09/28 22:23:00
ID:qm9W0gqwUc
あの時の高台にある街が見下ろせる喫茶店
85 :
大将
2024/09/29 22:20:49
ID:H1M/qujUoY
今日はスカーレットと出かける事になった。
「どこに行くんだ?」
行き先はスカーレットに決めてもらう。
「行ってみてのお楽しみよ。あ、少し歩くわよ」
散歩も兼ねているのかもしれない。
今日は天気も良いし、歩くのも楽しいだろう。
「あのバカと同じタイミングでビンゴしたのよ!?しかも、先にリーチしたから俺の勝ちなんて言い出して!」
「ははは!」
スカーレットとウオッカは本当に仲が良いようだ。
歩きながらしていた話のほとんどにウオッカが登場していた。
「ここって・・・」
「そう。前にもアンタと来たわよね」
街が見渡せる高台にある喫茶店。
以前来た際はリアカーを使ったトレーニングの途中だった。
店内に入るが、特に前と変わっていない。
「懐かしいな」
「・・・あの時のアンタの言葉のおかげで、変に気を張らずに過ごせてきたわ。その、ありがとう」
「どうしたんだ?改まって」
「別に?ただ、たまにはお礼くらい言っておいた方が良いと思って」
スカーレットの、こういう真面目で優しい部分は必ず良い未来に繋がるだろう。
ダイワスカーレットが注文したドリンクは
>>86
(喫茶店にあるドリンクメニュー)
86 :
お兄さま
2024/09/29 22:21:45
ID:JdWOFEOVPA
カプチーノ(泡イラスト入り)
87 :
トレピッピ
2024/09/30 22:17:31
ID:yGNDeNDIhw
「お待たせしました!カプチーノです!」
「わ、可愛い!」
スカーレットが注文したのはカプチーノ。
「泡で蹄鉄が描いてあるな」
「ハートでしょ?見て分からないの?」
確かに、蹄鉄というよりはハートかもしれない。
「アンタ、ハートすら蹄鉄に見えるのね」
スカーレットは呆れたように言った。
「ご、ごめん?」
「別に良いわよ。アンタがウマ娘の事しか考えてないのは前からだし」
「トレーナーなら普通じゃないのか?」
スカーレットと、思い出の喫茶店で楽しいひと時を過ごす事が出来た。
「次はどこに行くんだ?」
「今度はアンタが決めて良いわよ。ただし、前みたいにプールはダメ。あの時の水着持ってきてないから」
温水プールもあるとは言え、この時期だとプールは少し季節外れかもしれない。
「うーん、そうだな。それなら、行ってみたい場所があるんだ」
ダイワスカーレットと一緒に行く場所は
>>88
(プールや温浴施設は不可)
88 :
アネゴ
2024/09/30 22:18:01
ID:pIjjWpDtI.
遊園地
89 :
キミ
2024/10/01 22:23:29
ID:kWpI8aTET2
「遊園地?こんな時間から?」
以前ルビーと行った遊園地に来た。
初めて来た時にはダイタクヘリオス、タイキシャトル、ゴールドシップも一緒だったのでかなり疲れたが、二回目はルビーと二人でゆっくり回れた。
「イルミネーションを見ようと思って。実は、ルビーがイルミネーションの事を教えてくれたんだよ」
スカーレットに次行く場所を尋ねられる直前、ルビーが連絡して教えてくれた。
「ルビーさんに後でお礼言わなきゃね」
現在は夕方、日はかなり落ちて暗くなってきている。
イルミネーションもそろそろ点灯するだろう。
「わぁっ、綺麗・・・!」
空はすっかり暗くなり、代わりに無数のライトが遊園地を彩る。
ライトは可愛らしい動物などを形作っている。
「おっ、これは犬だな。こっちは鳥。あ、蹄鉄の形もあるぞ!」
「蹄鉄じゃなくてハートよ」
イルミネーションを見て回り、時間はあっという間に過ぎた。
「あ、門限」
スカーレットの門限の事を忘れていた。
後で怒られてしまったら自分の責任だ。
「届け出はしてあるから、門限は気にしなくて良いわよ」
「え、そうなのか。用意周到だな」
遊園地に行く事は今日決めたのに、スカーレットは予め申請をしておいたらしい。
「ふふん、まぁね。これで遠慮無く遊べるわね」
その後、あまり夜更かしさせない程度に夜の遊園地でアトラクションや散策を楽しんだ。
ジャパンカップに出走するウマ娘は
>>90
(シンボリルドルフまたはカワカミプリンセス)
90 :
トレーナー君
2024/10/01 22:24:30
ID:1AYxpaAtgE
カワカミプリンセス
91 :
トレーナー君
2024/10/02 22:12:55
ID:nDFWrLkiu2
「どっせぇぇぇぇいっ!」
大きな丸太を持ち上げながらレッグランジをしているのはカワカミプリンセス。
圧倒的なパワーとスピードで秋華賞を制したウマ娘だ。
「まさに活溌溌地、だな」
トレーニングの様子を見ていたのはシンボリルドルフ。
七冠を達成した恐るべき存在。
「カワカミ、一旦休憩にしよう」
「はい!」
丸太を置く際に地面が揺れる。
「トレーナー君。ジャパンカップにはあのダイワスカーレットも出るそうだな」
「ああ」
カワカミプリンセスのトレーナーは資料を見ながら答える。
「前回は勝てたけど、まだ負け越している。カワカミがジャパンカップに出たいと言い出したのも、ダイワスカーレットにもう一度勝つためだしな」
「その通りですわ!姫たるもの、ライバルは完璧にぶっ飛ばさなくては!」
カワカミプリンセスは強い姫になるためにトゥインクルシリーズを戦っている。
「それにしても、ルドルフさんにトレーニングを見ていただけるなんて光栄ですわ!強くて、華麗で、プリファイみたいですから!」
「プリ、ファイ?すまない、それについてはよく分からないが、私を慕ってくれるのは嬉しいものだ」
カワカミプリンセスのトレーナーはシンボリルドルフに協力を要請した。
全てはカワカミプリンセスをジャパンカップに勝たせるため。
「どんな相手でも、一緒に勝とう!」
「ええ!ビシバシお願いいたしますわ!」
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>92
(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
92 :
相棒
2024/10/02 22:13:30
ID:i3RWVqEi9.
根性
93 :
トレーナー君
2024/10/03 22:19:38
ID:MkRxhOY7ik
ジャパンカップが目前に迫り、トレーニングにもより一層の熱が入っていた。
「もう一本!」
タイムは次第に落ちてきている。
何本も連続で走っていれば当然だ。
だが、スカーレットの強みを発揮してほしいのはここから。
「根性だぁぁぁっ!根性で進めぇぇぇっ!」
秋華賞での敗戦は、一度スカーレットのメンタルを傷付けてしまった。
今は立ち直っているが、やはり無敗だった頃のような絶対的な自信は失われてしまった。
だが、こうやって傷付きながらも成長する強さをスカーレットは持っているはずだ。
「お疲れ様。少し休憩しようか」
「次は何をするの?」
スカーレットはドリンクを飲みながら言った。
「そうだな・・・あ、ちょうど良い物があった」
視線の先にあったのは、トレーニング用の大きなタイヤ。
共用の設備なので許可は要らない。
「これを引っ張って走るんだ。スピードやパワー、そして根性が鍛えられる」
ルビーやスカイと夏合宿で行ったタイヤ引きと比べ、タイヤのサイズは小さくバ場も異なる。
その分、引っ張りながらも速く走れるためスピードも鍛えられるだろう。
「じゃあ私が見てあげるよ〜」
「スカイ。ありがとう、助かるよ」
中距離の先生としてスカーレットの走りを間近で見てきたスカイ。
一緒に走れるウマ娘ならではの指導はとても役に立つ。
スカイはタイヤの上に座ったので、その利点は特に意味が無くなったが。
「はいはい上体を寝かせ過ぎないでー」
「はいっ!」
マイペースな性格のスカイだが、指導は絶え間無く行っている。
自分と他人では少し感覚が違うのだろう。
「良いぞー!根性だーっ!」
タイヤ引きを行った時間は
>>94
(10分〜45分)
94 :
アネゴ
2024/10/03 22:20:30
ID:CGF.vb7xGo
35分
95 :
お姉ちゃん
2024/10/04 22:17:26
ID:S2vvI4QHaU
「スカーレット、スカイ。そこまでにしようか」
しばらく休憩もせずにタイヤを引き続けていたので、流石に休ませた。
こまめにインターバルを挟むのではなく、長く動き続ける事で根性は鍛えられる。
「えーっと、35分」
スカイはスマホを取り出して時間を確認した。
「じゃあスカーレット、トレーナーさん。35分お昼寝しましょ」
長く動いていた分、休憩も長く取るという事か。
「今日のトレーニングはこれで終わりだし、そうしようか」
「そうね。スカイさんみたいにのんびりするのもたまには良いかも」
こうして、トレーニングコースの近くで昼寝をする事になった。
35分という中途半端な時間も、少しうとうとするくらいならちょうど良いのかもしれない。
「お昼寝のコツは無理に無心にならない事。周りの音をぼんやりと聞いてると勝手に眠くなりますよ」
「分かりました!頑張ります!」
「いや頑張らなくて良いからね〜」
寝転がっていると、遠くからウマ娘の声が聞こえてくる。
「どっせぇぇぇぇいっ!」
次の瞬間、地面が揺れた。
「な、何だ!?」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスが食べる物は
>>96
(軽食やおやつ)
96 :
使い魔
2024/10/04 22:18:00
ID:10MgW.kHVE
マドレーヌ
97 :
お兄さま
2024/10/05 22:22:05
ID:DDLSeVwxUA
地面の揺れが気になり、様子を見に行ってみる。
少し離れた場所に大きな丸太と人影があった。
「あれは・・・カワカミプリンセス」
カワカミプリンセスとそのトレーナー、そしてもう一人いる。
「シンボリルドルフと一緒にトレーニングをしていたのか」
以前スカーレットとも並走をしてくれた、七冠の生徒会長。
全てのウマ娘の幸福を願う彼女は、頼まれれば誰の味方にもなるのだろう。
「あ、カワカミ先輩」
スカーレットとスカイもついて来た。
「行ってみようか」
近付いて声をかける。
「スカーレットさん!皆さん!ごきげんよう!」
カワカミプリンセスは元気に挨拶をした。
「さっきの揺れ、もしかしてこの丸太で?」
「ああ、迷惑だったなら申し訳ない。丸太を持ち上げたまま筋力トレーニングをしてたんだ」
丸太は非常に大きく、ウマ娘でも簡単に持ち上げられないだろう。
こちらでも過酷なトレーニングをしていたらしい。
「丸太か・・・。ちょっと参考にしてみたいな」
「そちらのトレーニングについても聞かせてくれるなら、教えても良いぞ」
「せっかくだ、どこかで腰を落ち着かせて話すのはどうだろうか」
シンボリルドルフが提案する。
確かにトレーニングについて話し合うなら別の場所の方が良いかもしれない。
「じゃあカフェテリアはどうです?」
こうして、六人でカフェテリアに移動した。
「マドレーヌにしますわ!この前お茶会でいただいて美味しかったので!」
「じゃあアタシもマドレーヌにします」
カフェテリアにはスイーツなどのメニューもある。
トレーニング後の糖分補給にもうってつけだ。
「このマドレーヌの味にまどえーぬ訳ではない、か。ふふっ」
微妙な空気が流れた。
カフェテリアで食事をしていたウマ娘は
>>98
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・カワカミプリンセス・シンボリルドルフ以外のウマ娘)
98 :
お姉ちゃん
2024/10/05 22:23:00
ID:luh28YYgJo
ハッピーミーク
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