安価で決める自由なスポ根・続
1 : トレーナー君   2024/08/24 22:22:10 ID:tq5sXyWX12
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?read=9738&log=past&res=1000

・安価によって行き当たりばったりのストーリーを展開していきます
・必ずしも史実通りの成績にはなりません
・安価による指定さえあれば翌日中には更新します
212 : トレーナー君   2024/11/26 22:26:35 ID:5EW/LHoQpY
晴れ
213 : トレーナー   2024/11/27 22:20:44 ID:6r6gcMt9bo
「ん〜良い天気だね〜!」
ついにやって来た大阪杯当日。
コパノリッキーは晴れ渡る空に向かって伸びをする。
「最近雨続きだったから、ラッキーだな。リッキーの風水パワーのおかげかな」
「雨なら雨で風水的には良いんだけどね。浄化してくれるから」
コパノリッキーとトレーナーの生活には風水が馴染んでいるようだ。
「頑張ってね、スカーレット!」
「はい!」
コパノリッキー達の激励を受けて、控え室に向かう。
「気分はいかがですか」
「ちょっと緊張してますけど、ワクワクしてます。アタシが勝つんだって」
モチベーションはかなり高い。
闘争心が強いスカーレットにとっては非常に重要な要素だ。
ただ、空回りさせないためにも、今は気持ちを昂らせ過ぎないようにした方が良いだろう。
「いつも通りの走りをすれば大丈夫。油断したり、惑わされたりしないようにな」
「そうだ、深呼吸しておこっかー」
「はい」
スカイの提案を受けて、目を閉じる。
腹式呼吸で肩がゆっくり上下する。
「よし、スカーレット。勝ってこい!」
「当然!」

大阪杯でのダイワスカーレットの枠順は>>214(1〜16番)
214 : トレ公   2024/11/27 22:21:15 ID:uvh/XUDJNY
1枠2番
215 : お姉ちゃん   2024/11/28 22:25:17 ID:CM2F6PxJ9s
「春シニア三冠の一つ目、大阪杯。仁川の舞台で激戦が繰り広げられようとしています」
春シニア三冠。
大阪杯、天皇賞・春、宝塚記念の三つのGIを指す。
スカーレットの場合、距離適性が合わず天皇賞・春に出るのは厳しいが、宝塚記念なら出られるかもしれない。
「堂々の一番人気ダイワスカーレット。安定した実力でGIを三勝しています。今日は1枠2番からのスタートです」
「おおおおおおおおっ!」
スカーレットの登場で観客席が沸き立つ。
「二番人気はなんとイナリワン!芝GI初挑戦ですが、その爆発力に多くの期待が寄せられています!」
法被のような勝負服に身を包んだイナリワン。
遠目からでもその気迫がよく分かる。
「イナリさん、すごい熱気・・・」
スカーレットもイナリワンを見て息を飲む。
イナリワンは誰とも言葉を交わさず、集中力を高めている。
「さぁゲートイン完了しました。・・・大阪杯、今、スタートです!」
ゲートが開くと同時に、スカーレットが飛び出した。
一番の好スタート。
内枠なのもあり、スムーズに先頭に立つ。
「良いぞ!」
「揃ったスタートとなりました。先頭に立ったのは2番ダイワスカーレット」
後ろのウマ娘に集中し、先頭のキープだけを考えれば勝てる。
スカーレットの強さはそう簡単に揺らがない。
「後はイナリワンがどう動くかだな」

レース中間地点でのイナリワンの位置は>>216(8〜16番手)
216 : トレぴ   2024/11/28 22:26:00 ID:LBUPtF5EmQ
10番手
217 : トレぴ   2024/11/29 22:19:24 ID:cqtqvvChT.
ペースはやや遅め。
逃げるウマ娘はスカーレットの他に一人だけ。
ただ、先頭を無理に奪おうとせず二番手に控える作戦を取るようだ。
「2番ダイワスカーレット、依然先頭。ウマ娘達を引っ張ります」
「これまで先行策を取ってきた彼女ですが、今日は逃げていますね。掛かっている訳ではなく、作戦と見て良さそうです」
前半は理想的な走りが出来た。
あと1000m、先頭をキープし続ければ勝ちだ。
「10番イナリワン、中団10番手辺りに控えています」
「彼女にしては前目につけました」
今回の大阪杯の出走者は16人。
最後方付近にいる事が多かったイナリワンは、やや位置を上げて走っている。
「もうちょっとばかしの辛抱だ・・・」
イナリワンは抜け出したい気持ちを必死に抑えているように見えた。

最終直線突入時の、ダイワスカーレットと二番手のウマ娘の差は>>218(1〜4バ身)
218 : お姉ちゃん   2024/11/29 22:20:00 ID:Q3melatBow
2バ身
219 : モルモット君   2024/11/30 22:31:47 ID:IF6tcOnIRw
「第三コーナーに入り、徐々にペースが上がっています」
この阪神レース場はあまり最終直線が長くない。
直線での切れ味勝負には向いていないコースなので、中盤にしっかり位置を上げておく必要がある。
「スタミナはまだまだ大丈夫そうだな」
2400mのレースを経験してきたスカーレットなら、スタミナ切れを起こす心配はしなくて良い。
このまま先頭でリードを維持しつつ、最後まで粘るのが勝ち筋だ。
「イナリワン!ここで上がってきた!」
少し早めに仕掛け始めたイナリワン。
スタミナを多少削ってでも、前に行きたいと考えたのだろう。
「さぁ最終コーナーを抜け、最終直線に入ります!先頭はダイワスカーレットのまま!リードはおよそ2バ身!」
イナリワンは4、5番手辺り。
元々大きなリードを生む作戦ではないが、やや心許ないリードとなった。
「スカーレット、粘ってくれ・・・」

一着と二着のウマ娘の着差は>>220(2バ身以下・同着は不可)
220 : お姉さま   2024/11/30 22:32:30 ID:DFd0dff7hs
ハナ差
221 : トレーナーさま   2024/12/01 22:18:44 ID:YHlF18kZ2c
「先頭はダイワスカーレット!後ろとの差は縮まらない!」
2番手のウマ娘は既に限界。
これ以上速度は上げられないようだ。
「ここで外からイナリワン!凄まじい追い上げだ!」
「らぁぁぁぁぁぁぁっ!」
イナリワンがさらに上がってきた。
「つ」
スカーレットは、後ろから熱気が迫ってくるのを感じた。
燃え盛る炎のようにバチバチと音を立てているようにさえ錯覚してしまうほどの気迫。
「抜かせないっ!」
スカーレットは、並ばれそうになっても並ばれない。
根性で脚を回し、速度を上げる。
「残り200!イナリワン!ダイワスカーレットに並びかけてきた!だがダイワスカーレットも粘っている!先頭は譲らない!」
両者の激しい競り合いに他のウマ娘は参加出来ない。
後ろから見ると、きっと炎と炎のぶつかり合いのように思えるだろう。
「スカーレットォォォォォッ!」
「イナリィィッ!勝ちやがれぇぇぇっ!」
「先輩ぃぃ!」
「スカーレットさぁぁぁぁん!」
周りの応援もさらに熱を増す。
負けじと声を張り上げる。
「行けぇぇぇぇぇぇっ!」
二人がついに並んだ。
残りは50mも無い。
「ダイワスカーレットか!イナリワンか!」
「ああああああああああっ!」
「るあああああああああああああっ!」
ほぼ同時にゴールインした。
「勝ったのは・・・」
本人達も分からないくらいの僅差。
汗だくになり、息を乱しながら二人は結果を待つ。
「勝ったのは・・・イナリワン!イナリワンが一着!ハナ差での激闘を制したのはイナリワンです!ダイワスカーレットを破りました!」

レース後のダイワスカーレットの疲労度は>>222(70%〜95%)
222 : 貴方   2024/12/01 22:19:30 ID:jMqsZ4O8As
80%
223 : トレ公   2024/12/02 22:21:06 ID:jv2ygymiJE
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「どうだい!これがあたしの実力よぉ!」
拳を振り上げ、イナリワンは勝ち誇る。
スカーレットは息を切らしている。
視線はイナリワンの方に向けられていた。
「負け、た・・・」
自信を持って臨んだ大阪杯。
惜しくもハナ差で敗れた事の悔しさは想像すら出来ない。
「スカーレット、おかげで熱くなれたぜ!ありがとよ!」
「・・・今回はアタシの負けです。でも、次は勝ちますから」
スカーレットは負けた時、必ずこう言う。
負けっぱなしにしないのが彼女の流儀。
負けても、それを無駄にせず次の勝利に繋げる。
「おう!楽しみにしてるぜ!」
イナリワンの強さは安定しないが、今回はレース展開とぴったりはまった。
逆に、その状態のイナリワンとハナ差の接戦を繰り広げられたスカーレットの強さもまた証明された。
「スカーレット、お疲れ様」
レースが終わってすぐ、スカーレットと控え室に戻る。
「痛い所は無いか?ちょっとでも違和感があればすぐに言ってくれ」
「ええ、大丈夫よ。でも疲れたわ」
レース直後は誰でも疲労困憊になる。
マッサージなど、ケアを怠らないようにする。
「次は勝たせる」
「・・・頼りにしてるわ」

ウイニングライブ後にダイワスカーレットが食べた物は>>224
224 : あなた   2024/12/02 22:21:30 ID:VE4AK2/hkI
海老ドリア
225 : アナタ   2024/12/03 22:29:03 ID:02cRjbepKk
ウイニングライブを終え、再び控え室に戻る。
ただでさえ疲れている上に、ライブもあった。
スカーレットの疲労は相当なものだろう。
「んんーっ!はーっ!」
大きく上に伸びをするスカーレット。
釣られたのかスカイも伸びと欠伸をしてしまう。
「お邪魔しまーす!」
その時、控え室にコパノリッキーとそのトレーナーが入ってきた。
「良かったら一緒に食べに行かない?近くに美味しいお店があるんだ〜」
「同僚に教えてもらったんだ。安くて美味い洋食屋なんだけど」
こうして六人で洋食屋に向かった。
「そうね・・・アタシは海老ドリアにするわ」
「では、私も同じものを」
「セイちゃんはたらこパスタで〜」
「はは、スカイは猫舌だからドリアは難しいもんな」
運ばれてきた料理の中でも、特に海老ドリアは良い香りで美味しそうだった。
「はふ、美味しい!」
クリーミーなホワイトソースの中に大きな海老が入っている。
ボリュームも満点で体力を回復してくれるように感じた。
食事は心身共に癒してくれる。
「うんうん、美味しい物を食べるのは風水的にも良いからね!」
「そうなのか?」
「そう!食事にも風水が関係しててね・・・」
コパノリッキーから風水について色々と教えてもらった。
食べる事自体だけでなく、一緒に食べて楽しむ事も疲労回復に役立つらしい。
そのおかげか、スカーレットは元気になったように感じた。

ダイワスカーレットの休養は何日か>>226(2〜5日)
226 : アナタ   2024/12/03 22:30:00 ID:LWL24Hko4E
5日
227 : トレーナー君   2024/12/04 22:17:51 ID:4LvhDxrnOo
今日はお休み
228 : お兄ちゃん   2024/12/05 22:16:12 ID:bVaqcSfN8E
大阪から学園へ帰ってきた。
スカーレットの疲労度を考え、5日間の休養を取る事にした。
「今日は一日部屋で安静にしているようにな」
「分かったわ」
スカーレットは寮に戻っていく。
その足取りは重そうだった。
「お、スカーレット。帰ってたのか」
自室に戻ったウオッカは、スカーレットが部屋にいる事に気付く。
「ただいま。ちょっと漫画借りてるわよ」
スカーレットはウオッカが所有する漫画を読んでいた。
「良いけど、珍しいな。お前が少年漫画なんて」
「何日かお休みだから、良い暇潰しが欲しくてね。・・・アンタがいつも面白がってるから、興味もあったし」
今スカーレットが読んでいる漫画は全二十巻。
五日間の休みがあれば読めない量ではない。
「ふぅ、今日はこの辺りまでにしておこうかしら」
「お前一気に十巻まで読んだのかよ。すげー集中力だな」
スカーレットは熱中し、長時間連続して読んでいた。
「って、いけない!明日の予習しておかないと!」
ダイワスカーレットは競技者でもあるが学生でもある。
予習復習は欠かさない優等生だ。
「・・・落ち込んでるかと思ったけど、大丈夫そうだな」
ウオッカはスカーレットに聞こえないように呟いた。

一緒に出かけるウマ娘は>>229(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
229 : トレーナー   2024/12/05 22:16:46 ID:ShNmkIkwX6
ダイイチルビー
230 : アンタ   2024/12/06 22:26:37 ID:Cm1OF22Qr2
「こっちの方が良いか・・・」
色々な資料に目を通し、トレーニングを改善する方法を模索する。
スカーレットを勝たせられなかったのはトレーナーの責任。
今度こそは勝たせなければ。
「トレーナーさん、少しお休みになっては?」
「いや、大丈夫。とりあえずこの辺りを見終わるまで」
スカーレットが休養に入り、トレーニングが無い今がチャンス。
今の内により良いトレーニングを構築しておきたい。
「・・・分かりました。では、私もお手伝い致します」
「良いのか?」
「ええ。トレーナーさんが頑張っておられるのに、休んでいる訳にも参りません」
ルビーが向かいに座り、資料の一つを開いた。
「ありがとう。助かるよ」
その後、しばらく二人で黙々と資料を読み続けた。
時計は見ていないが、かなり長い時間だっただろう。
「ルビー、疲れただろ?少し休んでくれ。続きは俺が見ておくから」
「いえ、トレーナーさんがお休みになるまでは私も休みません」
「休むのも大事だぞ。休まず続けても良い結果にはならない。・・・あ」
自分で言っていて、矛盾している事に気が付いた。
「そうか。ごめん、心配してくれてたんだよな」
休んだ方が結果的に上手くいく。
自分がそれを実行出来ていなかった。
「・・・トレーナーさん。少しお付き合いいただけますか」
ルビーは立ち上がる。
「ああ。行くよ」

ダイイチルビーと出かける場所は>>231
231 : トレーナーさま   2024/12/06 22:27:28 ID:v96ppJTLSM
街が見下ろせる高台にある喫茶店
232 : お兄ちゃん   2024/12/07 22:28:39 ID:kUGMUvFVyU
ルビーと一緒に学園の外に出て散歩する。
外の景色を見ながら歩くのは気分転換になる。
「暖かくなってきましたね」
「そうだな。桜ももうすぐ満開だし、春って感じだ」
四月に入り、かなり過ごしやすい気温になってきた。
「そうだ、こっちの道に行かないか?ちょっと坂が大変だけど、頂上からの景色が良いんだ」
高台を登った先にはスカーレットがチームに加入して間も無い頃に初めて訪れた喫茶店がある。
ルビーと来るのは初めてだ。
「ふぅ。ここだよ」
「確かに良い景色ですね」
街全体を見下ろせるので、鳥になったようにさえ感じる。
ルビーの髪が春風に揺れた。
「ああ、綺麗だ」
喫茶店の中に入り、飲み物を注文する。
「お疲れではありませんか」
「まぁ、歩くのは少し疲れたけど、さっきより気分は楽だよ」
必死で資料を漁っていた時よりも清々しい気分で、肉体的な疲労はそれほど気にならない。
「ありがとうな、ルビー」
「こちらこそ」
ルビーのおかげでリフレッシュする事が出来たのだった。

ダイワスカーレット達と行うレッスンは>>233(歌またはダンス)
233 : トレピッピ   2024/12/07 22:29:00 ID:tM444/pVw6
ダンス
234 : アンタ   2024/12/08 22:23:20 ID:rOjnOiLE92
トレセン学園には新学期を祝う伝統行事がある。
リーニュ・ドロワットと呼ばれるダンスパーティーだ。
ウマ娘二人のペアで参加し、最も輝いたペアにはベストデートの称号が贈られる。
「今年のドロワ、ルビーさんと出まーす」
「そうなのか、それは楽しみだな」
ペアの相手には選ばれるのは親友や先輩、後輩であったり、ライバルであったりする。
スカイの場合はチームメイトで先輩のルビーを選んだようだった。
「それなら今日はダンスレッスンをしよう」
トゥインクルシリーズで走る以上、ライブも疎かに出来ない。
それに、ダンスは体幹や精密動作性を鍛えるのにうってつけ。
ダンスの練習はレースにも役に立つ。
グランドライブ計画に協力する中でその実感は湧いてきている。
「ここでポーズ!」
「スカーレットはもう完璧だな」
「ふふん!日頃から練習してるもの!当然よ!」
三人とも流石に上手だ。
ドロワでもきっと周囲の注目を浴びるだろう。
「そう言えば、スカーレットはドロワで誰と組むんだ?」
同じチームのウマ娘は既にペアを決めてしまっている。
だが、交友関係が広いスカーレットなら他に組む相手がいるだろう。
「一応、誰を誘うかは決めてるわ。まだ誘ってないけどね」
「どなたをお誘いするおつもりで?」
ルビーが尋ねる。
「ふふっ、それはまだ秘密ですっ!」

ダイワスカーレットがドロワでペアを組むウマ娘は>>236(ダイイチルビー・セイウンスカイは不可)
235 : ダンナ   2024/12/08 23:59:55 ID:5qMSV8rIHI
オグリキャップ
236 : あなた   2024/12/09 00:00:02 ID:6X1oFuoH/A
カワカミプリンセス
237 : あなた   2024/12/09 22:22:20 ID:TNRuOaCYG.
「カワカミ先輩!」
「スカーレットさん、何かご用ですの?」
夕方、寮に帰る途中のカワカミプリンセスに話しかけたスカーレット。
「先輩、もし良かったら、アタシとドロワで踊ってくれませんか?」
単刀直入に言った。
「まあ!嬉しいお誘いですわ!もちろんお受けいたします!」
カワカミプリンセスはそれほど深く考えずに了承した。
「ですが、どうして私に?」
「カワカミ先輩はアタシのライバルですから。これからも先輩と一緒に走って、競って、高め合っていたくて。ドロワで一緒に踊って、改めてカワカミ先輩の事を知りたいんです」
ペアでのダンスは互いを理解する事が不可欠。
逆に、ダンスを通じて互いを深く知る事が出来るという事でもある。
「スカーレットさん・・・。ええ、私もスカーレットさんと踊りたいですわ。きっと私達ならぶっちぎりでベストデートになれます!」
ベストデート、つまり一番。
スカーレットはもちろん。
「ベストデート、絶対獲りましょう!」
「では、早速練習いたしませんか?善は急げ!ですわ!」

練習でリードをするウマ娘は>>238(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス)
238 : あなた   2024/12/09 22:23:00 ID:TvtDM1P9Cs
ダイワスカーレット
239 : トレーナーさま   2024/12/10 22:20:56 ID:Xrh1Xx1GMQ
「えいっ!とうっ!」
「わっ!?」
かなり暗くなってきている中、寮の近くの広い場所でダンスの練習を始める。
基本的なステップなら音楽が無くてもすぐに練習出来る。
ただ、あまり順調とは言えない。
「申し訳ありませんわ・・・。私、二人で踊るのはあまり慣れていないんですの・・・」
ウイニングライブでは振り付けは個別に分かれている事が多く、他のメンバーと組み合わない。
手を繋いだり、グータッチしたりするくらいだ。
相手の重心を考えて支えるような動きは無い。
「確かに難しいですけど、練習すれば絶対出来るようになりますよ!」
「ええ、そうですわね!打つべし打つべし!ですわ!」
その日は基本的なステップの練習だけで終わり、具体的な動きについては翌日話し合う事にした。
「まずはアタシがリードしますね。カワカミ先輩は流れに合わせて自然に動いて下さい」
カワカミプリンセスはあまり器用な方ではない。
スカーレットがダンスの主導権を握り、カワカミプリンセスを活かすという方向に決まった。
「ここで、ターン!」
「たあっ!」
勢いはやや余っていたが、初級編のダンスはそれなりに出来るようになってきた。
ライブの練習のおかげで、二人とも体幹やリズム感はあるからだ。
「この調子なら本番用の振り付けもすぐにマスター出来ますわね!」
「はい!頑張りましょう!」

ドロワ本番用の曲を用意するのは>>240(トレーナーまたはライトハロー・両方も可)
240 : トレーナーちゃん   2024/12/10 22:21:30 ID:8cDcUSrZZM
トレーナーとライトハローの両方
241 : 使い魔   2024/12/11 22:22:42 ID:.N7xbXoZeE
「お疲れ様。調子はどうだ?」
スカーレットとカワカミプリンセスのペアダンス練習の様子を見に来た。
もしかすると、練習の様子を見て走りのヒントが得られるかもしれない。
「あっ、トレーナーさん!と、わわっ!?」
カワカミプリンセスがこちらに気を取られ、バランスを崩す。
何とか踏みとどまるが、力が入ったのか拳は強く握られていた。
「がっ!?」
拳の風圧で鳩尾を殴られる。
「ちょっと!?大丈夫!?」
「もっもも、申し訳ありません!」
「た、大した事無いよ。それより、良い物を持って来たぞ」
物とは言ったが、形は無い。
「スマホですの?」
「いや、音楽だ。ハローさんに協力してもらって、ドロワに合いそうな曲をいくつか用意したんだ」
ライトハローさんはイベントプロデューサー。
ドロワ用の音楽を用意するに当たって、数々の音楽やパフォーマンスに触れてきた彼女に頼る事にしたのだ。
「まぁ!ありがとうございます!」
「へぇ、ハローさんねぇ。ありがたいけどね」
候補曲は十曲。
その中から実際に使用する音楽を二人に選んでもらう事にした。
「これなんてどうですか?」
「良いですわね!テンションブチ上がりですわ〜!」
二人が選んだのはアップテンポの激しい曲。
難易度は高そうだが、パワフルな二人にぴったりな曲だった。
「じゃあ練習を再開しましょうか」
「本番までに、必ずモノにしてやりますわ!」

ドロワに参加するウマ娘ペアは>>242(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・カワカミプリンセス以外の二人)
242 : アナタ   2024/12/11 22:49:02 ID:Aja88KWh1g
コパノリッキー&エイシンフラッシュ組
243 : トレピッピ   2024/12/12 22:23:58 ID:vhXFoQ368w
ドロワ当日。
ドロワが始まる前に参加者は着替えを済ませる。
衣装の貸し出しもあるが、チーム<アルタイル>の三人とカワカミプリンセスは衣装を借りない。
「わぁ・・・っ!すごい・・・!」
煌びやかなドレスを纏ったスカーレットは、自分の姿を鏡で見て感嘆の声を漏らす。
「サイズもぴったりです!」
「ご満足いただけたようで何よりです」
ルビーの実家、華麗なる一族に衣装を用意してもらったのだ。
「まさしく姫のドレス!感動ですわーっ!」
スカーレット、ルビー、カワカミプリンセスはドレススタイル。
華やかで、それこそお姫様のようだ。
「うー首が苦しいー」
スカイはパンツスタイルで、中性的な雰囲気の衣装を纏っている。
「皆、よく似合ってるぞ」
衣装を汚さないように気をつけながら会場に向かう。
「あっ、スカーレット!」
声を掛けてきたのは・・・コパノリッキー。
ドレスで着飾っているため、一瞬誰か分からなかった。
「リッキーさん!すっごく綺麗!それに・・・フラッシュさん!?」
隣にいたのは白黒のドレス姿のエイシンフラッシュだった。
「二人でいるって事は・・・?」
「ええ、私達二人でドロワに参加します」

ドロワに参加するウマ娘の人数は>>244(30〜100人)
244 : トレーナー君   2024/12/12 22:24:30 ID:yQBD1YnMwQ
100人
245 : トレーナーちゃん   2024/12/13 22:30:02 ID:pjihJAlq9M
コパノリッキー、エイシンフラッシュペアを始め、今回のドロワにはベストデート候補がたくさんいる。
「参加者は百人くらいらしい。つまり、五十ペアの中で一番にならないといけないって事だな」
「相手がどれだけ多くても関係無いわ。最高のダンスをするだけだもの」
スカーレットは自分達のベストを尽くせば、全体の一番になると信じている。
自信満々で、非常にスカーレットらしい。
「開場時間三分十五秒前ですね。皆さん、会場に向かいましょうか」
エイシンフラッシュが言った。
「それじゃあ、頑張ってくるんだぞ。俺も見てるから」
トレーナーや学園関係者は参加出来ないが見学は可能。
「すみませんトレーナーさん、お待たせしました」
「いえ、俺もさっき来たんですよ」
開場から少し後、待ち合わせていたハローさんと合流する。
見学者の入場開始まではもう少し時間があるので、参加ペア一覧を見てみる。
「スマートファルコンさんも出られるみたいです」
「グランドライブ計画の参加者も結構多いですね」
ウイニングライブとは別にダンスを披露するという点で、グランドライブとドロワは近いのかもしれない。
「そろそろ行きましょうか」
スカーレット達はハローさんと一緒に選んだ曲を使って踊る。
音楽とパフォーマンスの融合。
これがダンスの醍醐味。
「楽しみですね!」

ダイワスカーレットとカワカミプリンセスがダンスを披露する順番は>>246(序盤・中盤・終盤のいずれか)
246 : お姉ちゃん   2024/12/13 22:53:00 ID:1s4LfFZol6
序盤
247 : アネゴ   2024/12/14 22:19:59 ID:g16kodRsuo
「おおーっ!」
一組目のダンスが終わった。
「次はスカーレット達だな」
早くもスカーレットとカワカミプリンセスの出番。
会場の雰囲気を一気に掴めばベストデート争いにかなり有利になる。
「皆様!ご覧下さいませ!」
「アタシ達の全身全霊のダンスを!」
美しいドレスに身を包んだ二人が登場し、礼をした。
音楽が始まり、二人は動き出す。
「はっ!」
「たっ!」
激しい曲調に負けないくらいのパワフルな踊り。
会場全体の空気をかき混ぜるくらいの勢いだ。
「わぁぁぁっ」
「うぉぉぉぉ」
見る者を惹き付ける豪快で派手な踊り。
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスのパワフルさを存分に発揮したパフォーマンスだった。
「すごい、すごいぞ!完璧だった!」
あまりの完成度に感動を隠せなかった。
「このままベストデートになってしまうかもしれませんね!」
ハローさんの言う通り、このままの勢いならベストデートに選ばれるのは間違いないだろう。
それくらい素晴らしいダンスだった。
その後の何組かのダンスを見ても、正直スカーレット達には及ばないと感じた。
だが、次のペアは強敵だ。
「エイシンフラッシュとコパノリッキーか」

ベストデートに選ばれたペアは>>248(ダイワスカーレット・カワカミプリンセスペア、エイシンフラッシュ・コパノリッキーペア、ダイイチルビー・セイウンスカイペアのいずれか一組)
248 : トレーナー君   2024/12/14 22:20:59 ID:2uchI39vg2
ダイワスカーレット・カワカミプリンセスペア
249 : お姉ちゃん   2024/12/15 22:30:56 ID:PU4S4dGh/Q
エイシンフラッシュとコパノリッキーのダンスはかなり高い完成度だった。
ただ、コパノリッキーが躓いてしまう場面が一回だけあった。
「すごかったですね、エイシンフラッシュさん。あんなアドリブが咄嗟に出るなんて」
バランスを崩したコパノリッキーを腕で支え、抱き寄せたのだ。
自然な動きだったので最初からそうするつもりだったようにさえ見えた。
「お手をどうぞ」
次はスカイとルビーの番。
スカイの手をルビーが取った。
所謂王道のダンス。
ルビーが華麗に舞い、スカイはそれを活かすように立ち回る。
だがスカイの存在感も決して消えていない。
「流石だな」
二人の練習はあまり見ないようにスカイに言われていたが、それだけに衝撃は大きかった。
「正直、どのペアがベストデートになるか分かりませんね」
だが、チーム<アルタイル>のウマ娘がベストデートであれば良いなと願う。
「発表します!今回のベストデートは・・・!」
会場の注目が集まる。
「ダイワスカーレットさん!カワカミプリンセスさんペアです!」
「よし!」
つい大声を出してしまった。
それでも、二人の努力が実った事がとても嬉しかった。

トレーナーと踊るのは>>250(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビー・ライトハローのいずれか一人)
250 : トレーナー   2024/12/15 22:31:30 ID:yKmXlBmJqY
ライトハロー
251 : あなた   2024/12/16 22:17:52 ID:oNHyQlxjJE
「おめでとうございます!」
見事ベストデートに選ばれたダイワスカーレットとカワカミプリンセスペア。
まさしく有言実行だ。
ルビーとスカイのペアも、審査員特別賞に選ばれた。
実質的な二位だと言える。
エイシンフラッシュとコパノリッキーのペアは惜しくも選ばれたなかったが、素晴らしいダンスだった事には変わりない。
「何だか、私も踊りたくなってきちゃいました」
ハローさんが言った。
「俺で良ければお付き合いしますよ」
「・・・っ!はい!」
外に出て、少し広い場所に移動した。
月明かりのおかげであまり暗さは感じない。
「こ、こうですか?」
「はい、確か、こんな感じでした」
見るのと踊るのはやはり違うようで、どうしても不格好なステップになってしまう。
「ふふっ。あまり上手くは踊れませんけど、楽しいですね」
「そうですね。何でなのかはよく分からないですが」
しばらく二人で不器用に踊った後、会場に戻った。
そろそろ見学者も参加者に会えるだろう。
「遅いわよトレーナー!」
「ごめんごめん。二人ともおめでとう」
「ありがとうございます!最っ高のドロワになりましたわ!」
新たなシーズンの始まりを告げるイベントが無事に終わったのだった。

ダイワスカーレットの次走は>>252(シニア級5月〜9月に行われる芝のマイルまたは中距離の重賞)
252 : トレ公   2024/12/16 23:48:00 ID:qImwHqh4Bw
宝塚記念
253 : アンタ   2024/12/17 22:17:16 ID:gpSTyezJ1E
ドロワから数日、通常のトレーニングを行う日々が戻ってきた。
「その曲、気に入ってるな」
「ええ、どれも良い曲だわ」
ドロワ用にハローさんと選んだ十曲をスカーレットは気に入ってくれているようだ。
トレーナー室で勉強をする時のBGMとしてよく流している。
「それじゃあ、そろそろミーティングを始めようか」
大阪杯に敗れてしまったスカーレット。
イナリワンへのリベンジもいつか果たしたいが、まずはスカーレット自身の走りを優先したい。
「有馬記念前に最低あと一戦挟んでおきたい。希望はあるか?」
スカーレットは即答した。
「もちろん考えてあるわ!宝塚記念よ!」
春のグランプリの最後を飾るGI。
芝の中距離レースなので適性的には問題無い。
「なるほど。ちなみに理由は?」
「ファンからの人気投票があるからよ。有馬記念の予行練習にはぴったりじゃない?」
宝塚記念も有馬記念と同様に人気投票が行われ、人気上位のウマ娘には優先出走権が与えられる。
世間からの評価が数字で分かる機会でもある。
「GIの予行練習にGIか。自信たっぷりで君らしいな」
もちろん宝塚記念も簡単なレースではない。
多くの有力なウマ娘が集まる舞台、春のレースの集大成とも言える。
「よし、宝塚記念で行こう。人気投票もスカーレットなら一位間違い無しだ」
あとはライバルの動向が気になる。
カワカミプリンセスやイナリワン、さらにクラシック級のウマ娘達がどれだけ参戦するか。
「絶対に勝つわ!人気投票でも!レースでも!」

宝塚記念に出走するのは>>254(カワカミプリンセスまたはイナリワン・両方は不可)
254 : キミ   2024/12/17 22:18:30 ID:3VCm2i.oko
カワカミプリンセス
255 : キミ   2024/12/18 23:34:39 ID:KbENAT0d2k
今日はお休み
明日は朝と夜の二回更新します
256 : マスター   2024/12/19 10:33:57 ID:APG6aqy/4.
直近の目標が決まったところで、早速それに向けたトレーニングを開始する。
「スカーレットさん!」
ウォーミングアップを終えた辺りで声が掛かった。
「カワカミ先輩、どうしたんですか?」
「お尋ねしたいのですけれど、次に出られるレースはお決まりですの?」
「はい!ついさっき決めたんです!宝塚記念に出るって!」
カワカミプリンセスは嬉しそうに手を合わせる。
「まぁ!宝塚記念!良かったですわ!それなら私も出られます!」
確かに、カワカミプリンセスなら中距離レースである宝塚記念は合っている。
だが。
「アタシに合わせて出るレースを決めるんですか?」
「はい!スカーレットさんにはジャパンカップで負けてしまったままですもの!今度こそはぶちのめして差し上げますわ!」
ライバルが出るから自分も出る。
あまり主体的な考え方では無いが、ありか無しかで言えばありだ。
トゥインクルシリーズはあくまでウマ娘が主役。
負けたくない相手と競い合うのも一つの走り方だ。
「アタシだって、負けるつもりはありません。受けて立ちます!」
クラシック級から何度も戦ってきたライバルとの再戦。
これまでのように勝負から学び成長出来るはずだ。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>257(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
257 : あなた   2024/12/19 10:36:00 ID:K5dt65mrk.
賢さ
258 : トレーナー   2024/12/19 22:23:02 ID:APG6aqy/4.
「そろそろですね〜」
スカイは机に伏しながらテレビを付ける。
今日はクラシック三冠の最初の一つ、皐月賞が行われる日。
これを見逃す手は無い。
「一番人気は4番ミスターシービー。前走は最終直線からの追込で5バ身差の圧勝でした」
「正直、他のウマ娘とは次元が違いますね」
既にクラシック三冠の最有力候補として認知されている。
「ミスターシービーは依然後方三番手。前は壁になっているがどうするのか」
最終コーナー、ミスターシービーは滑らかなコース取りで外に出る。
「ミスターシービー!いつの間にか三番手にまで上がっている!」
実況者が見失うほどのスムーズな加速。
そのまま先頭に並び、抜き去った。
「大楽勝だ!ミスターシービー!まずは一冠!」
「ふぅ、今日は結構上手くいったんじゃない?」
圧倒的。
レース後もまだ余裕がありそうだ。
「ふふっ」
スカーレットが笑った。
「早く一緒に走りたいわね」

ダイワスカーレットと次に見るレースは>>259(皐月賞以外のGI)
259 : トレぴっぴ   2024/12/19 22:25:30 ID:K5dt65mrk.
天皇賞(秋)
260 : トレーナーさん   2024/12/20 22:18:30 ID:TyKLtR8Pzg
凄まじい強さで皐月賞を制したミスターシービー。
これほどの衝撃を受けたレースはそう何度も無い。
と言いたいが、実際は何度もある。
「この流れで、他のレースも見よう。ちょうど似たようなレースがあるのを思い出した」
そのレースとは、天皇賞・秋。
勝者は当時クラシック級だったシンボリルドルフ。
「さぁ三冠ウマ娘のシンボリルドルフが前を狙っているぞ!」
最終コーナーでは集団の間を縫うようにして進路を確保した。
ただ、まだ前には出ていない。
「すごい踏み込み・・・」
スカーレットが息を飲む。
映像越しでさえ分かる力強さ。
まるで道を譲るかのように周りのウマ娘が後ろに消えていく。
「シンボリルドルフ!脚色は衰えない!四冠目を手にした!」
最終直線に入ってからの一気で纏めて抜き去る勝ち方は今日の皐月賞と似ている。
シンボリルドルフは今年の有馬記念に出る予定。
ミスターシービーも加わる事になればさらに難しいレースとなる。
「今のうちにたくさん研究しておかないとね」
「ああ。まずはこの辺りから見ていくぞ」
映像を巻き戻し、レースを見返す。
新たなライバルが次々と出現している。
全員に勝つために、スカーレットをあらゆる手段で強くしなければ。

ダイワスカーレット達と出かける場所は>>261(屋外施設)
261 : アネゴ   2024/12/20 22:20:00 ID:u.mrASbk9s
野球場(デーゲーム)
262 : お兄さま   2024/12/21 22:25:02 ID:ujgb7LpsBM
休日、スカーレット達と四人で出かける事になった。
向かったのは野球場。
デーゲームの観戦チケットを知り合いのトレーナーから貰ったのだ。
「初球を打った!しかしファーストの目の前!」
試合はビクトリーズが劣勢。
「エラーが失点に繋がっていますね」
ルビーの言うように、ビクトリーズは連続したエラーで点差を広げられてしまった。
「ピッチャーは良いんですけどね〜」
ピッチャーは駆け引き上手な変化球の名手。
スカイは野球に詳しい訳ではないが、駆け引きには精通している。
野球から学べる事もあるはずだ。
「さぁ九回ウラ。ランナーを二、三塁に置いたビクトリーズ。ここで一発が出れば逆転です」
「かっとばせー!ユ!タ!カ!」
どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あーっと、空振り三振!」
チャンスはモノに出来なかったが、ハラハラした試合を楽しむ事は出来た。
「ねぇ、トレーナー。あれって」
スカーレットが指した方には、メジロマックイーンの姿があった。
「・・・声を掛けてみるか?」

メジロマックイーンに声を掛けるか>>263
263 : キミ   2024/12/21 22:25:30 ID:NYTkPRsa2o
掛ける
264 : 大将   2024/12/22 22:24:02 ID:mytFcF3uyc
「マックイーンさん」
「す、すすスカーレットさん!?」
メジロマックイーンは驚いて飛び上がった。
「ちっ、違いますのよ!これは、その!たまたまチケットをいただいたので観戦に来ただけであって、決して日頃から通っている訳ではありませんの!チケットが無駄になってしまうのはもったいありませんから!この応援グッズも、雰囲気を壊さないように揃えた物でして!」
何故か異常に取り乱していた。
「分かった!分かったから!落ち着いて」
スカーレットが落ち着くように促す。
「こほん、スカーレットさん達もいらっしゃったなんて奇遇ですわね。ユタカ・・・という選手の活躍を見られなかったのは残念でしたが」
「・・・野球好きって事隠してるんですかね」
スカイが小声で言った。
「隠すような事じゃないと思うんだけどなぁ」
もしかすると名家のウマ娘には相応しくない趣味だと考えているのかもしれない。
それか、はしゃいでいるのを見られたくないのか。
「ルビーさんはそういうの気にします?」
「・・・以前の私なら、必要以上に気にしていたと思います」
ルビーも華麗なる一族のウマ娘なので、メジロマックイーンの気持ちが分かるのだろう。
「そうだ!今度また観戦に来ない?マックイーンさんも一緒に!」
スカーレットの提案に、メジロマックイーンは複雑な表情を浮かべる。
「大変嬉しいお誘いですが・・・羽目を外す姿をお見せするのは・・・しかしお断りするのも・・・」
少し考えて、結論が出たようだ。
「・・・分かりました。いつかご一緒しましょう」
「やった!楽しみね!」
友人との約束でモチベーションが上がったのだった。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>265(自由な形式)
265 : モルモット君   2024/12/22 22:25:00 ID:1xIeZ2d07w
階段ダッシュ
266 : アンタ   2024/12/23 22:23:53 ID:t9PeDKmhcY
「今日のトレーニングは階段ダッシュだ」
「ははーん、さては球場からインスピレーションを得ましたね?」
「はは、実はそうなんだ」
ドーム球場の観客席には長い階段があった。
それを見て今日のトレーニングを決めたのだ。
「三人で競争しましょうよ!」
スカーレットが言い出す。
三人が並べるようにいつもとは違う神社へ行く事にした。
より広い階段があるからだ。
「足元には注意するんだぞ」
怪我が無いように気をつけながら、階段ダッシュによる競争が始まった。
「はぁぁぁっ!」
最初はスカーレットがリードしていた。
力強い加速は階段でも発揮されている。
「ここ!」
二つ目の踊り場でスカイが差を縮めた。
踊り場は普通の段よりも広いため、走りのリズムに誤差が生じ、その調整でタイムロスを生んでしまう。
スカイはそれをあらかじめ予測し、歩幅を大きめに取っていた。
「ふっ!」
終盤、ルビーが一気に加速した。
爆発的な末脚でどんどん追い上げる。
「だ、誰が勝った?」
ゴール地点で横から見ていたが、その差は無いように見えた。
セットしていたスマホの映像を見返してみる。
「同着、ですね」
「いや〜三人で同着なんてすごいですね〜」
「悔しいーっ!もう一回!」
それぞれ切磋琢磨し、効果的なトレーニングが出来た。

日本ダービーでのミスターシービーの枠順は>>267(1〜18番)
267 : トレーナーさま   2024/12/23 22:25:00 ID:lZTnM3Cixk
1番
268 : ダンナ   2024/12/24 22:24:28 ID:A7Breip6EU
今日は日本ダービーが行われる日。
観戦するため、実際に東京レース場へ赴いていた。
「やっぱりシービーだよな!」
「1枠1番かぁ。皐月賞の時も4番だったし、内枠でも心配ないな」
「ま、シービーで決まりだろうな」
周りはミスターシービーの話題で持ちきり。
皐月賞のような快勝を望まれているようだった。
「いや〜懐かしいですね〜」
スカイもダービーウマ娘。
一生に一度のダービーの舞台はやはり特別に見えるのだらう。
「おおっと!ミスターシービー出遅れたか!?」
スタートの際、ミスターシービーはやや出遅れてしまう。
逃げや先行のウマ娘ほどの痛手ではないが、体力は余計に消費してしまう。
「シービー先輩、大丈夫かしら・・・」
スカーレットは心配そうだ。
一方、ルビーは慌てない。
「シービーさんは常に楽しんで走られます。おそらくこの状況さえも楽しんでいるのでしょう。そして、楽しんでいる時の彼女は特に速い」
レースで一緒になった事は無いが、ルビーとミスターシービーには交流があるらしい。
「楽しんで走る、か」
メンタルは走りに大きな影響を与える。
悔しさを糧にしたり、走る事自体を楽しんでいたり。
スカーレットの場合は勝ちたいと思う気持ちが速くする。
「メンタル面の成長も考えないとな」

一着と二着のウマ娘の着差は>>269(2バ身以上)
269 : 貴様   2024/12/24 22:25:30 ID:SC960/96ok
5バ身
270 : トレーナーさま   2024/12/25 22:26:43 ID:WHJoGwNe4w
「最内からミスターシービーが抜けてきた!最短距離でダービーを狙う!」
最終コーナーの後半、集団は外に膨らみ始める。
遠心力がかかるせいだ。
しかし、ミスターシービーは上手く重心をコントロールしているため、コーナリングの際に余計な膨らみが無い。
空いた内ラチ側を突いて一気に飛び出した。
「クラシック級のウマ娘とは思えないな」
風を切り、他のウマ娘をどんどん突き放していく。
「強い強い!ミスターシービー!皐月賞に続き!日本ダービーも勝利ぃぃぃっ!二冠達成だぁぁぁぁっ!」
「うおおおおおおおおっ!」
二着のウマ娘との差は5バ身。
皐月賞の時よりも差を広げた状態でのゴールとなった。
「すごい・・・!」
出遅れた事さえ忘れてしまうほどの圧倒的な勝利。
シニア級のウマ娘にも引けを取らない強さだろう。
「早くシービー先輩と戦いたいわ」
スカーレットは強敵を目の当たりにして不敵に笑う。
「宝塚記念に出てくれたら良いんだけど」
「それが一番早いけど、実際は難しいかもな。流石にローテーション的に厳しいと思う」
宝塚記念にはクラシック級のウマ娘も出走出来る。
だが、開催時期の関係でダービーと連戦にする事はあまり無い。
「それなら、本人に聞いてみれば良いんじゃない?」

ミスターシービーは宝塚記念に出走するか>>271
271 : 相棒   2024/12/25 22:27:30 ID:/pRA6RZ7ws
する
272 : トレぴ   2024/12/26 22:19:28 ID:GAwMFAbDRA
今日はお休み
273 : 使い魔   2024/12/27 22:23:17 ID:tKsOyTzb/I
ウイニングライブ前、ミスターシービーの控え室を訪れた。
「失礼します!」
「はーい」
ミスターシービーはストレッチを行っていた。
「シービー先輩、おめでとうございます!」
「ありがと。見てくれてたんだ」
ミスターシービーとスカーレットは合同トレーニングを行った事をきっかけに関わりを持った。
最初に合同トレーニングを行ったのはミスターシービーがデビューする直前。
当時から強かったが、今は予想を超えて成長している。
「シービーさんは次、どのレースに出るか決まってるんですか?」
三冠路線のウマ娘は日本ダービーの後に菊花賞を狙うのが普通。
既に二冠を達成しているならなおさらだ。
「うーん、どうしよっかなー」
悩んでいるという事は、菊花賞一択ではないのか。
「アタシ、早くシービーさんと走りたいんです!もし良ければ、宝塚記念でアタシと戦って下さい!」
単刀直入に言った。
「そっか。じゃあ出ようかな、宝塚記念。良いよねトレーナー?」
「うん、オッケー」
軽いノリで決めた。
「良いのですか?負担が大きいように思いますが」
ルビーが心配するように言った。
日本ダービーから宝塚記念の間は約一ヶ月。
大きなレースの疲れを取るにはやや心許ない。
「うん。でもさ、走りたいじゃん。シニア級のウマ娘と走れるなんてワクワクするよ」
「シービー先輩・・・!」
宝塚記念ではカワカミプリンセスとミスターシービーと戦う事になったスカーレット。
これまでとは少し違う戦いになりそうだ。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>274(スピード・スタミナ・パワー・根性のいずれか)
274 : アンタ   2024/12/27 22:24:30 ID:snyFm/PaO.
スピード
275 : 相棒   2024/12/28 22:23:10 ID:Dxn3MsixlA
宝塚記念に向け、スカーレットの実力をさらに向上させなければ。
「ミスターシービー、カワカミプリンセスの鋭い末脚に対抗するためにはやっぱりスピードを上げないとな」
「そうね。誰にも負けないスピードを手に入れて、絶対に逃げ切ってやるわ!」
今回のトレーニングはパラシュートを使ったランニング。
パラシュートを引っ張って風の抵抗を受けながら走る事で筋力が鍛えられる。
「たあっ!」
ウマ娘のスピードなら、今のような無風状態でもかなりの抵抗を受けられる。
「負けるな!スピードを落とさないように!」
加速すればするほど抵抗は大きくなる。
抵抗に負けないように強く踏み込むのが大事なのだ。
「くっ!?」
ここで、急に強い向かい風が吹いた。
スカーレットの進行が風で止められる。
飛ばされないように必死に踏ん張っている。
「負け、ないわ!」
歯を食いしばり、徐々に前に出始める。
「行けぇぇぇっ!スカーレット!」
「はぁぁぁぁっ!」
ついにスカーレットは強風に打ち勝った。
風を吹き飛ばすような強い走りで駆け抜ける。
「や、やったわ・・・。ふふん!どう?」
「ああ!流石だスカーレット!」
胸を張るスカーレット。
このトレーニングを通じて目に見えて成長していた。
「さぁ!もう一本よ!」

ダイワスカーレットがトレーニング後に食べる物は>>276(夕食)
276 : トレぴ   2024/12/28 22:24:00 ID:9liTg.81e6
カツカレー(ゲン担ぎ)
277 : お前   2024/12/29 22:15:50 ID:Or3LqPfzks
パラシュートトレーニングで疲れ切った身体には、しっかり栄養をチャージしなくては。
「何にしようかしら」
カフェテリアで何を食べるか悩むスカーレット。
「そうだ、アンタが決めてくれない?」
「分かった。そうだな・・・」
ボリューム満点の料理や手軽な軽食、本格的なスイーツまで色々なメニューがある。
その中でも、激しいトレーニングの後に食べるのであれば。
「これにしよう!カツカレーだ!ゲン担ぎにもなるしな」
安易かもしれないが、カツと勝つをかけたゲン担ぎとしてカツカレーを選んだ。
「結構ガッツリ系ね。でも、お腹空いてたからちょうど良いわ」
自分も同じくカツカレーを食べる事にした。
「辛っ」
少しスパイシーなので食欲がかき立てられる。
じんわり汗をかきながら、カレー味になったカツを頬張る。
口が辛くなってきたらサラダを食べて冷やす。
「ふふっ、アンタ美味しそうに食べるわよね」
「本当にこのカレーが美味しいんだから仕方ないよ。カレーは大好物なんだ」
「へぇ。それなら、今度作ってあげるわ。アンタ好みの味に出来るわよ」
お手製のカレーの良さは好きな味に出来るというところ。
家のカレーが一番だという人が多いのもそういったカスタマイズ性の高さが理由にあるのだろう。
「おっ、良いのか?それじゃあ、今度お願いしようかな」
「ええ、楽しみにしておきなさい!たくさん食べて、たくさんパワーをつけて、宝塚記念を絶対勝つわよ!」

宝塚記念当日の予想天気は>>278(晴れ・曇り・雨のいずれか)
278 : お兄さま   2024/12/29 22:16:30 ID:aS8TGwBRRY
279 : アナタ   2024/12/30 22:29:26 ID:yrX2MampXY
「来週末はあいにくの雨。宝塚記念にも影響しそうですね」
天気予報によると、宝塚記念当日は雨。
「雨か・・・そうだ!」
せっかく雨だと分かっているのだから、雨に向けたトレーニングをしよう。
「スカーレット!行くよ〜!」
スカイがホースを使ってスカーレットに向けて放水する。
「きゃっ!?」
ジャージをぐっしょりと濡らし重くする。
雨の中でのレースを想定し、独特な走りにくさに慣れてもらうためだ。
「今日このコースを使うのはうちだけだから、コースもしっかり濡らしておいたぞ」
流石に天候そのものは変えられないが、服とバ場は雨仕様に出来た。
「やっぱり重いわね」
スカーレットのフォームが若干崩れている。
水を吸ったジャージの重さで重心がズレてしまっているのだ。
「フォームをより意識するように」
「はいっ!」
並走しているルビーが走りながらアドバイスをする。
「はぁぁぁっ!」
濡れたバ場に負けない強い踏み込みで最終直線を駆け抜ける。
「ふぅ、少し慣れてきたわ」
「それは良かった。この調子で調整していこう」

ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は>>280(登場済みのウマ娘・ただしカワカミプリンセス及びミスターシービーは不可)
280 : キミ   2024/12/30 22:30:00 ID:OcYOWvcPNE
メジロマックイーン
281 : マスター   2024/12/31 22:25:29 ID:QwBv.IWGO6
「まぁスカーレットさん。どういたしましたの?」
「あっ、マックイーンさん!」
雨を想定したトレーニング中、メジロマックイーンがたまたま通りかかった。
「宝塚記念当日が雨予報なので、雨のレースに向けたトレーニングをしてるの」
「そういう事でしたか。であれば、私もお手伝いいたしましょう」
メジロマックイーンはよくこうしてトレーニングを手伝ってくれる。
手伝ってくれるからには、彼女の力になるようなトレーニングにもしたい。
「じゃあ併走をお願いするよ」
メジロマックイーンが着替えなどの準備を済ませて戻ってきた。
「それっ!」
「わぶっ!?」
スカイが容赦無く放水する。
全身びしょ濡れになった二人。
髪から水を滴り落ちている状態でスタートした。
「実は私、雨でのレースは得意ですのよ」
メジロマックイーンがスカーレットの外からプレッシャーをかける。
フォームは崩れておらず、良い意味でいつも通りだった。
「アタシだって!」
濡れた事による重みの変化にも慣れてきたのか、スカーレットの走りにもパワフルさが戻ってきた。
「はぁぁぁっ!」
「たぁぁぁっ!」
競り合う二人。
足元の悪さを全く感じさせない気迫の走りだった。
「良い感じだったな」

ダイワスカーレット達が行くのは>>282(シャワーまたは風呂)
282 : アナタ   2024/12/31 22:26:00 ID:D2xd60y31k
風呂
283 : お前   2025/01/01 22:26:27 ID:xDU5574bLE
トレーニングが終わると、既に夕方になっていた。
まだ夏本番ではないが、日がなかなか沈まないので夕方になったという実感が薄い。
「濡れたままにして身体が冷やさないようにな。早くお風呂に入った方が良いぞ」
トレーニングなので仕方はないが、濡れた服は身体を冷やしてしまう。
寒い時期でなくても風邪を引いてしまう事もあるので注意は必要だ。
「そうね。マックイーンさん、一緒にお風呂行きましょう?」
「ええ。ですがこの時間ですと寮のお風呂は使えませんわね」
寮の風呂はまだ準備中だろう。
「そうですわ!よろしければメジロ家にいらっしゃいませんか?」
「良いの!?是非行かせてもらうわ!」
確かにメジロ家であれば風呂の用意くらいすぐに出来るだろう。
「トレーナーさん達もいかがですか?」
「うーん、ありがたいけどまだ仕事があるから」
「では、お言葉に甘えて」
「わ〜い。行く行く〜」
ルビーとスカイも同行する事になった。
迎えに来た黒い高級車に乗り、四人はメジロ家に向かうのだった。

どのような風呂か>>284(大きさや湯の色など)
284 : アンタ   2025/01/01 22:28:00 ID:7B3Ej6F9FY
物凄く広い内風呂と、箱根から直送した温泉を贅沢に使った岩作りの露天風呂。
285 : お前   2025/01/02 22:30:41 ID:xFAwvQaikI
「すごーい!」
巨大な内風呂に度肝を抜かれるスカーレット。
「にゃはは・・・プールかと思って焦っちゃったよもう〜」
シャワーで身体を洗った後に、大きな風呂に入る。
「熱っ」
身体が冷えていた分、足を湯に入れた瞬間により熱さを感じてしまう。
「こちらのお風呂は普段使い用なのですが、露天風呂もありますのよ」
メジロマックイーンが指した方には外へ続く扉があった。
「おお〜露天風呂!」
しばらくして、四人は露天風呂の方へ移動した。
「まるで温泉ですね」
ルビーはかつてトレーナー達と訪れた温泉を思い出して言った。
岩作りの露天風呂はそれほど大きくはないが、それが逆に雰囲気を作っている。
「箱根から直送した温泉ですので、効能にも期待出来ますわよ」
「お肌にも良いって事ね!」
トレーニングの日々の中でひと時の穏やかな時間を過ごせたスカーレット達であった。

宝塚記念の人気投票でのダイワスカーレットの順位は>>286(1〜3位)
286 : あなた   2025/01/02 22:31:00 ID:8gfecMvsDE
2位
287 : あなた   2025/01/03 22:40:03 ID:46BW4Kmfgg
「さぁ待ちに待ったこの瞬間!宝塚記念のファン投票の結果発表です!」
宝塚記念の人気投票の上位になったウマ娘には優先出走権が与えられる。
テレビ特番でその結果が発表されるので、スカーレット達と一緒に観る事にした。
「という訳で、お次はいよいよトップ3の発表です!第三位は・・・カワカミプリンセス!」
「おおーっ!」
秋華賞ウマ娘で距離適性も合っているカワカミプリンセスが人気投票第三位となった。
「第二位は・・・」
ここまでスカーレットの名前は呼ばれていない。
実績を考えればランクインしていないはずが無いので、第一位か第二位だろう。
「お願い!呼ばれないで!」
テレビ越しに祈るスカーレット。
順位がつくものは何でも一番になりたいのだ。
「ダイワスカーレットです!」
「うーん、惜しかったな」
人気投票は期待度の表れとも言える。
スカーレット以上に期待されるウマ娘と言えば。
「第一位はミスターシービー!無敗の二冠ウマ娘が堂々の一位にランクインです!」
先日日本ダービーを制覇したミスターシービー。
デビューからここまで無敗。
さらに異例の宝塚記念出走。
期待されるのも当然だ。
「悔しい〜っ!」
「この借りはレースで返そう!」
あくまでこれはファンによる人気投票。
レース結果とは関係ない。
「一番期待されているウマ娘を君が倒せば、君が一番だ!」
「・・・確かにそうね!レースで勝てば良いのよ!」
シンプルな考えがスカーレットには合っている。
宝塚記念はもう目の前。
最後まで追い込もう。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>288(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
288 : トレーナー君   2025/01/03 22:41:00 ID:1Sc1IpNF.c
根性
289 : お姉さま   2025/01/04 21:48:39 ID:9shsK6N0Wc
激しい戦いが予想される宝塚記念。
やはり最後に勝負を分けるのは根性だろう。
「今日は潜水をしてもらう。出来るだけ長く潜って、肺活量や根性を鍛えるんだ」
「苦しい状況で我慢するのが大事って事ね」
プールの底に沈めた、紐の付いたダンベルのような重りを使って身体が浮かばないようにする。
水圧や浮力の関係で、水中の方が地上で息を止めるよりも難しい。
きっと良い負荷が掛けられるだろう。
「スタート!」
大きく息を吸い込んで、スカーレットは水中に潜った。
座禅を組んでいる時のように動かず集中している。
「ぷはーっ!はぁっ、はぁっ。何秒!?」
「10秒。最初にしては良い記録だな」
もちろんスカーレットは満足していなかった。
「もう一回よ!すぅぅっ!」
何度も挑戦し、記録は着実に伸びていく。
「はぁっ!何秒っ!?」
「20秒!新記録だ!」
ついに、目標としていた20秒に到達した。
「やったわ!この調子で、もっと!」
「ダメだ。これ以上は負担が大き過ぎる」
「でも!」
スカーレットがこのまま素直に引き下がるとは思わない。
だが、代替案はある。
「そのモチベーションはレース本番に使おう。そっちの方が大事だろう?」
あくまでこれはトレーニング。
宝塚記念のためのトレーニングなのだ。
「・・・はぁ、そうね。今日はこの辺りで終わっておくわ」
納得してくれたようだ。
「本番も近いし、しっかり万全のコンディションにしておかなくちゃ」

宝塚記念当日の天気は>>290(雨または曇り)
290 : 貴方   2025/01/04 21:50:00 ID:AVb4yuW4dg
曇り
291 : 大将   2025/01/05 23:10:32 ID:AOqAVQFA8k
宝塚記念当日。
午前中は降っていた雨は止み、天気は曇りのまま踏みとどまっている。
「せっかく雨に向けたトレーニングをしてきたのに」
「バ場は雨で濡れて不良の状態だ。練習は無駄にはならないはずだ」
そもそも、レースが始まってから雨が再び降り始める可能性もある。
色々な状況を想定したトレーニングが無駄になる事は無い。
「ええ、確かにそうね。それに、どんな状態でも勝つのはアタシなんだから!」
スカーレットの場合、自信を持つ事はプラスになる。
自信を持って実力をしっかり発揮すれば勝てるはずなのだ。
「その意気です。貴方が持つ本来の力を発揮すれば勝利は難しくないでしょう」
ルビーも同じ事を考えていたようだった。
「そうそう。リラ〜ックス」
スカイがスカーレットの肩を揉む。
スカーレットが自信満々なのは普段通り。
つまり、リラックスしているのと同義なのだ。
「これまでのレースやライブでアタシを応援してくれるファンはたくさん増えたわ。その皆が投票して、アタシを応援してくれた。アタシはそれに応えたいの」
「ああ、君ならきっと出来る。・・・全力で勝ってこい!」
スカーレットは強いオーラを放った。
「当然!」
観客による大声援の中、ウマ娘達が次々とゲートインしていく。
「一番人気は12番ミスターシービー。調子も良さそうですね」
「クラシック級での宝塚記念初制覇。この偉業を成し遂げるのは彼女かもしれません」
292 : トレぴ   2025/01/05 23:10:35 ID:AOqAVQFA8k
ミスターシービーは流石の完成度。
遠目で見ているだけで調子の良さが分かる。
「シービー先輩、今日は絶対アタシが勝ちますから」
「うん、全力で楽しもう。やるからにはアタシも勝ちに行くよ」
睨み合う二人から少し離れた所にカワカミプリンセスは立っていた。
「すぅ・・・」
意識を極限まで集中させているらしい。
それを見たスカーレットは声を掛けなかった。
「もちろん、カワカミ先輩にも」
異例づくしのミスターシービーに隠れてしまっているが、カワカミプリンセスも絶対に見逃してはいけない存在だ。
油断すれば一気に貫かれる。
「さぁ宝塚記念!今・・・スタートです!」
暗い曇天の中、宝塚記念が始まった。

ダイワスカーレット以外で逃げるウマ娘の数は>>293(0〜4人)
293 : お姉ちゃん   2025/01/05 23:11:30 ID:6a/TCZ3ziI
0人
294 : トレぴっぴ   2025/01/06 22:22:42 ID:NN/ARhrEtg
「前に出たのはやはり7番ダイワスカーレット。少し離れて2番、さらに1番と16番」
後ろのウマ娘は無理に先頭を奪おうとしなかった。
スカーレットの作戦は既に有名になっている。
スカーレット相手にわざわざ不利な競り合いをしたくないのだろう。
「ペースはやや遅め。中団、一番人気12番ミスターシービーの外には15番カワカミプリンセスがいます」
「ミスターシービーなら上手く抜け出すでしょう」
周りをブロックされていても風のように抜け出すのがミスターシービーのすごさ。
まず間違いなく最終直線での競り合いには参加するだろう。
「おっと、ここでカワカミプリンセス動いた!内ラチ側の隙間に入り込むように前に出た!」
コーナーでのロスを極力減らすために狭い内のコースを選んだようだ。
「・・・動いたわね」
後ろに意識を集中させていたスカーレットは、足音でそれを察知したのか耳をピクリと動かした。
「スカーレットさん、今日は勝たせていただきますわよ」

最終直線突入時のミスターシービーの位置は>>295(4〜10番手)
295 : トレぴ   2025/01/06 22:24:00 ID:46/lvPr6hM
5番手
296 : キミ   2025/01/07 22:22:01 ID:6f0Dy2VwCk
「向正面を越えてコーナーに入ります!」
他に逃げるウマ娘がいなかったため、スカーレットはリードをキープするのに余計な体力を使わなかった。
レース終盤、後ろのウマ娘達が速度を上げたのにもすぐに対応した。
「スタミナは余裕。早めにリードを作っておいた方が良いわね」
スカーレットの高い集中力はさらに高まっている。
瞬時の判断で速度を上げた。
「それじゃ、そろそろ」
ミスターシービーも内から前に出た。
「間もなく最終直線!ダイワスカーレット先頭!ミスターシービーは6番手、いや5番手!カワカミプリンセスも最内からどんどん迫ってきている!」
スカーレットと2番手のウマ娘との差は約4バ身。
予定よりリードを広げられた。
「らあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
カワカミプリンセスが一気に差を詰める。
ミスターシービーはスカーレット以外の前三人に追いつく。
スカーレットは濡れたバ場を力強く蹴る。
「ダイワスカーレットか!ミスターシービーか!カワカミプリンセスか!勝負は全く分からないぞ!」

一着になったウマ娘は>>297(ダイワスカーレット・ミスターシービー・カワカミプリンセスの内一人)
297 : トレーナー   2025/01/07 22:23:00 ID:C7jxna05dk
ダイワスカーレット
298 : お前   2025/01/08 22:27:04 ID:htwNl1vDK2
「はぁぁぁぁっ!」
「たぁぁぁぁぁぁっ!」
「はああっ!」
ついにダイワスカーレット、カワカミプリンセス、ミスターシービーが並んだ。
残り約100m。
内のスカーレットと外のミスターシービーの間にカワカミプリンセスが入っていく。
腕がぶつかりそうなくらいに近い。
「行けぇぇぇぇっ!スカーレットォォォォッ!」
全身全霊、全ての力を振り絞ってスカーレットは速度を上げる。
ミスターシービーは一度下がったものの、再び加速した。
「ここでカワカミプリンセス!カワカミプリンセスが抜け出した!」
死に物狂いで濡れた芝を蹴り、カワカミプリンセスが頭一つ分リードした。
「らあああああああああっ!」
「カワカミプリンセス!カワカミプリンセスが一着でゴールイン!」
「・・・くっ」
スカーレットはおそらく二着。
最後まで粘ったが、惜しくもアタマ差で敗北してしまった。
「残念ですけど、良い勝負でしたね」
「ええ」
しかし、ここで予想外のアナウンスがあった。
「おおっと!?審議!審議のランプが点灯しました!」
審議のランプが点灯したという事は、着順に変更がある可能性があるという事。
そして。
「なんと!カワカミプリンセスはミスターシービーの進路を妨害したとして降着処分となりました!」

レース後のダイワスカーレットの疲労度は>>299(80〜95%)
299 : トレーナー君   2025/01/08 22:28:00 ID:wrN7Lqsl1Q
95%
300 : お兄ちゃん   2025/01/09 22:28:26 ID:p2Wf/NEXgk
「ああああああああああっ!」
誰より先にゴールしたカワカミプリンセスは吠えた。
二度目のGI勝利。
スカーレットとの直接対決を制してリベンジを果たしたのだ、さぞ嬉しいだろう。
しかし。
「・・・え」
最終直線でミスターシービーの進路を妨害したとして三着に降着処分となってしまった。
その結果、一着はダイワスカーレット、二着がミスターシービーとなった。
「・・・シービーさん。申し訳、ありませんでした」
カワカミプリンセスが涙を堪えながら謝罪した。
「別にキミのせいじゃないと思うんだけどな。アタシが一度下がったのは単に限界だったからだし。でも、周りから見れば進路妨害してるように見えちゃったのかな」
カワカミプリンセスは狭いスペースをやや強引に突き進んだ。
接触はしていないものの、ミスターシービーとの距離が近かったのは事実だった。
「アタシは楽しかったよ」
カワカミプリンセスの頭にぽんと手を置き、コースを後にした。
「カワカミ先輩・・・」
「スカーレットさん、おめでとうございます。今度こそは、勝ちたかった、のですけれど」
震える声で、スカーレットを讃える。
「本当はカワカミ先輩の勝ちでした。アタシの本当の勝ちじゃないんです」
レース後すぐ、カワカミプリンセスは世間から非難を受けた。
ミスターシービーの偉業達成を妨害したと思われてしまったのだ。
「はぁ・・・」
控え室でスカーレットは俯いていた。
GI勝利の直後とは思えない。
「疲れたわ・・・」
素直に喜べない結果に、精神的な疲労も溜まってしまっているのだろう。
「今日はゆっくり休もう」
「・・・そうね」

ダイワスカーレットの休養日は何日か>>301(2〜4日)
301 : トレーナー君   2025/01/09 22:29:30 ID:L5A9uROJeo
4日
302 : トレぴ   2025/01/10 22:30:05 ID:dVwH1NtMEE
翌日、学園に戻りスカーレットはそのまま休養に入った。
怪我や体調不良は無いものの、疲労度はかなり高い。
四日間を休養に充て、回復させる事にした。
「スカーレット、結構メンタルに来てるみたいですね」
「ああ。勝った気がしないんだろう」
スカーレットは宝塚記念を制覇したのだが、ゴールインしたのはカワカミプリンセスが先だった。
スカーレットにとって真の勝ちでなければ価値は無いのだろう。
「私達がカワカミさんに出来る事は無いのかもしれません。ですがスカーレットさんに対してなら」
ルビーが言った。
「そうだな。何とか良い方法を探そう」
もうすぐ夏合宿が始まる。
それまでに気持ちをすっきりさせてあげたい。
「ウェーイ!お嬢いるー?て何?皆サゲじゃね?」
トレーナー室のドアが勢い良く開かれる。
ダイタクヘリオスだ。
「実は・・・」
事情を話すと、ダイタクヘリオスはすぐに答えを出した。
「それなら踊るっきゃないっしょ!ダンシンでハッピー的な?あ、ならライブすっか!絶対アガるって!」

ライブを行う場所は>>303(学園外のどこか)
303 : マスター   2025/01/10 22:31:30 ID:jO5vPkSjvI
東京ドーム
304 : アナタ   2025/01/11 22:23:30 ID:Nf2FkcvIE2
「ライブか・・・良い案かもしれないな」
音楽は気持ちを豊かにさせる。
楽しく歌い踊ればきっとスカーレットの気分も良くなるはずだ。
「カワカミとかシービーパイセンとかさ!全員呼ぼーぜ!そだ!巷で話題のグラライ先にやっちゃう?」
ハローさんが進める、全てのウマ娘がファンへ感謝を伝えるためのライブを開催する、それがグランドライブ計画。
ダイタクヘリオスの提案はグランドライブ計画と似ているように思えた。
「それは難しいかと。ですが、ライトハローさんに協力をお願いするのは良いかもしれません」
グランドライブ本番は来年の初め頃に開催される予定。
半年以上も早めるのは非現実的だ。
「じゃあグランドライブの予行練習って感じでやったらどうです?告知ライブをちょっと豪華にして」
スカイが提案した。
「よし、ハローさんに早速相談してみよう」
メッセージを送るとすぐに返事が来た。
「ちょうど近くにいるから今から来るって」
しばらくして、ハローさんが到着した。
「ちょうど、次回の告知ライブは規模を大きくする予定だったんです!実は、東京ドームを押さえているんですよ!」
「東京ドーム!?」
思わず大きな声を出してしまった。
これまでの告知ライブとは比べ物にならない規模の大きさ。
そこでの告知ライブを実現させられるのはハローさんの並々ならぬ努力のおかげだ。
「宝塚記念でのモヤモヤ、きっと晴らせるはずです!音楽の持つ力で!」

告知ライブに参加するウマ娘の数は>>305(20〜100人)
305 : お兄ちゃん   2025/01/11 22:24:30 ID:DR.sucMNdQ
100人
306 : お姉さま   2025/01/12 22:45:43 ID:RlbOvz.JJI
スカーレットが休みの四日間、告知ライブについて詳細を次々と決めていった。
そして、やっと本人に伝える時が来た。
「スカーレット、次の告知ライブは東京ドームでやる事になった。そして、メインはダイワスカーレット、カワカミプリンセス、ミスターシービーだ!」
「え」
スカーレットは目を丸くする。
「先輩達と・・・?」
「そうだ!宝塚記念はちょっと後味が悪かっただろ?だから、このライブで改めてスッキリしよう!」
特に、カワカミプリンセスは落ち込んでいるはずだ。
世間からの厳しい声に対する返答として、三人が並んで歌い踊る姿を見せる。
きっと良い方向に動くはずだ。
「・・・分かったわ。先輩達にも話してみなくちゃね」
完全な同意という訳ではなさそうだが、納得はしてくれた。
「今回の参加者は百人くらい集めるつもりだ。とにかくをたくさんの友達を誘ってくれ」
誘う過程で友人との交流が出来れば、それも気分転換になって良いだろう。
「まずはウオッカとマーチャンね。前から興味持ってたし。あとは・・・」
呟きながら考え込むスカーレット。
「最高のライブになると良いな」

告知ライブでのダイワスカーレットの出番の回数は>>307(1~3回)
307 : お前   2025/01/12 22:46:30 ID:HBYsDaaNrs
2回
308 : 相棒   2025/01/13 22:33:08 ID:m7ZmrWDBoU
「そんでデカい炎がバーンってなんだよ!絶対カッケーだろ!」
「バッカじゃないの!?そんな事したらステージで踊ってる自分が黒焦げになるわよ!」
「やってみなくちゃ分かんねーだろ!」
今年も夏合宿が始まった。
バスから降りてすぐに、スカーレットとウオッカは喧嘩を始めた。
「今日もいつも通りの二人なのです」
アストンマーチャンは少し離れた場所から見守る。
「大体、何でお前は二曲も出番があって、俺には一曲なんだよ!贔屓だ贔屓!」
「実力だから当然でしょ!」
「実力なら俺だってあるっての!」
スカーレットはソロで一曲披露する他に、カワカミプリンセス、ミスターシービーと三人で披露する曲もある。
対するウオッカにはソロパフォーマンスの予定は無い。
「まあまあ、その辺りにしておこう」
「トレーナー」
仲裁に入り、とりあえず他の生徒の邪魔にならない場所へ移動させる。
「確かに今回、ウオッカの出番は一回だ。でも今回が初めての参加だから仕方ないだろう?」
「そりゃそうだけどさ・・・」
理屈では分かっているが何となく納得出来ないようだった。
「だけど、本番には間に合ってる。グランドライブ本番はさらに大規模になるから、君の出番も増えるはずだ」
「終わり良ければ全て良し、という訳ですね」
アストンマーチャンが補足した。
「まぁ、そうかもな。よし!じゃあ今回は本番のための練習って事にするぜ!スカーレット!本番、どっちが盛り上げられるか勝負だ!」
「ふん!望むところよ!」

ダイワスカーレット達と次に行うトレーニングは>>309(自由な形式)
309 : トレーナー   2025/01/13 22:34:30 ID:H.9ee2y6J6
高地トレーニング
310 : トレーナー   2025/01/14 22:21:59 ID:u41STpJi3E
夏合宿最初のトレーニングは、到着したその日に行う事になった。
明日からは天気が悪くなるらしいので、予定を変更したのだ。
「これからやるのは高地トレーニング。まずはこの山を登って、標高1800mくらいまで行こう。そこで走り込みだ」
「スカーレット!マーチャン!先行くぜ!」
「あっ!待ちなさいよ!」
スカーレットと親しいウオッカとアストンマーチャンも一緒にトレーニングをしてくれる。
合宿所近くに標高約2000mの山が一つある。
登山道も整備されているためトレーニングにもよく利用されている。
「俺は先に行ってるから、三人はアップを済ませたら登り始めてくれ」
「了解なのです」
ウマ娘の脚力には追いつけないので先に出発した。
「先行くわよ!」
「俺が先だ!」
結局途中で追い越されてしまった。
「はぁ、はぁ。まずは右回りで10周してくれ」
広くなっている場所で待っていた三人に指示を出し、その場に座り込む。
酸素が薄く、呼吸が苦しい。
心肺機能の強化にはうってつけの環境だろう。
「はぁっ、はぁっ、ふっ。バテてるんじゃないの?」
「んな訳、ねぇだろ」
「ふぅ、はぁ、皆揃ってへろへろです・・・」
高地トレーニングで、スタミナを効率的に鍛える事が出来たのだった。

ダイワスカーレットと出かけるウマ娘は>>311(カワカミプリンセスまたはミスターシービー)
311 : 貴方   2025/01/14 22:23:00 ID:.MjhLSTRv2
カワカミプリンセス

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