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レースでとんでもない事をやらかすゴルシちゃん【AIのべりすと】
1 :
使い魔
2023/04/12 16:04:06
ID:Nzzba6uHEY
AIのべりすとに続きを書いてもらう系スレです
(AIのべりすと)
https://ai-novel.com/
あなたがまず文を書き、ゴルシがレースに出走して奇行をやらかしそうな場面で止めてAIくんに任せましょう、するとゴルシちゃんの魑魅魍魎な行動が見事に生成されます……
以下テンプレです。改変しても、全く違う導入文を自分で書いてもOKです
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
56 :
トレぴ
2023/10/08 09:09:04
ID:7QyOZ6bMK6
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。レース中にコース外へと抜け出したかと思うと、ターフの上を転がり、そのままゲートの中へ戻っていってしまった。しかもコースアウトはゴルシに限った話ではない。他にも何人かいたのだ。この奇妙な行動はテレビ中継にバッチリ収められてしまい、大問題に発展した。このレースの後、メディアからの取材が殺到し学園でも噂されるようになっていた。俺はメディアに対してこう答えた。
「あの問題を起こした生徒を担当しているのにも関わらず、未だにどうしてそうなってしまうのかは分かっていない」
57 :
トレーナー
2023/10/14 11:19:23
ID:NKkNCmeLus
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。それは観客席に向かってロケットランチャーを撃ち、レース場そのものに攻撃を行ったのだ。もちろん俺はすぐさまそれを止めに行ったが、時既に遅し。ゲートを出た瞬間の出来事だったので止めようにも無理があったのである。そんな大混乱を巻き起こした菊花賞、しかもそのレースでは1位でのゴール。そのレースでゴルシは見事レコードを叩き出したという。
そしてトレーナー室で、
「おりゃ! おりゃ!」
ゴルシの蹴りが俺の横腹を狙う。
「……お前、何しに来た……」
俺は痛みに耐えかねゴルシを睨み付けた。あの後俺はたづなさんに連れてかれた。もうめちゃくちゃに怒られるものだと思っていた。しかしそれは予想外のもので、むしろたづなさんから出されたのは菊花賞の優勝とレコード記録更新に対するお祝い。そのおかげでゴルシがレース会場に被害をもたらした事はお流れになった
ロケランを撃つな()
58 :
お前
2023/10/16 18:19:09
ID:FLf5l5A4ic
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「トレーナー」
観客席から、ゴルシの声が聞こえたような気がした。
「ゴルシ! どうして、レースの開始地点にいる! 戻れ、スタートするんだー!」
しかし時すでに遅く、ゴルシは観客席で大暴れ。当然、レースでは出走停止にさせられた……。なおレースは中止とはならなかった。このレース以降彼女は3連敗となったのである。
『あの、トレーナーさん……』
電話口から聞こえてきたのは、ゴルシではないウマ娘の声。彼女はトウショウボーイ、ゴルシと同世代の後輩でクラシック路線において鎬を削り合ったウマ娘だ。
「おうトウショウボーイじゃん。どうかしたのか」
「あの~その~」
彼女は何かいいたい事があるようで口をモゴモゴさせている。そして少しして彼女は口を開いた。
「ゴルシちゃんのトレーナーさん! お誕生日は8/13でした! おたんじょうび会をするなら、8/17です! おたんじょうび会の準備するなら、8/10からですよ!」
電話口でゴルシが『おい! やめろ! もうやめてくれーっ!』という悲痛な叫びが木魂した...
来年の誕生日会を約束されていてダメだった
59 :
トレーナーさま
2023/10/20 22:21:05
ID:wcktN3f1I.
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「バクシン、バクシン、バクシンっー!」
猛進──。それは先ほどの分析欄に書かれた言葉のように、大地を疾走しそのまま壁にぶち当たるかのような勢いだった。
その鬼のような追い上げにより、ゴルシは一着に躍り出たのだった。いや、そんな次元を超えた何かを感じた。
「……ゴルシ。今のは?」
「あん? 別にいつも通りだぜ? ゴルシワープだ」
「なんだよそれ……」
ゴルシワープ。それもその筈だ。先ほどのレース、バクシンオーや他の出走者は皆しっかりとゲートでの待機をしていた。
ゴルシだけがゲートで立ち上がり、そのまま走り出してしまったのである。他のゲートにいた者達からはゴルシの姿は消えたように見えた事だろう。
「とにかく、あんな真似はもうしないでくれ」
俺は注意したつもりだが、当の本人は「なんでだよー?」とケロッとした顔をしていた。
?????
60 :
ダンナ
2023/10/26 23:47:39
ID:VwhyDr.Z7Y
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「レースそっちのけで各トレーナーにドロップキックをし始めやがった!」
記者のダイワスカーレットは思わず目を細める。
「ええっ? なにしてるの?」
その質問に対し、トレーナーは苦々しい表情を浮かべる。
「それがさ、トレーナーの俺から見ても意味不明なんだよ……。ただ、各トレーナーを全員蹴り倒し終わったゴルシが言い放った言葉がこちらでございます……」
『なんで誰も走ってねーんだよッ!!!』
そんな事件を経て、トレーナーと各ウマ娘たちの信頼は著しく下がった。俺は改めてこのゴルシと3年間歩むことを決めた。
トレーナーの度胸を感じる
61 :
貴様
2023/10/28 22:22:01
ID:KXYAO5zz82
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。──背後から体当たりしたかと思えば、背中でゲートを開けやがったのだ。
ゴルシお得意の常軌を逸した奇行はいつものことだが、この時の経験で俺も開き直れるようになった。どんな怪力で背中のゲートが閉じようが、不正に見えるようなすり抜け方だろうと、何もしないよりは良いのだと。
彼女はゲートから3番手の位置という絶好の位置に付け、二番人気の三バ身の差をつけ菊花賞を制していた。
流石に何が正解かなんて、生半可な考えで行動してはダメなことなのだ。真っ当な手段では敵わない相手に出会ったなら、覚悟を決めて強行するしかないのだろう。……成るように成れだ! 俺はそんな覚悟とともに、ゴルシの背中を押した。
62 :
トレ公
2023/10/31 22:32:31
ID:SYcvI9b3Ec
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。本来、出場しないはずの学園生徒たちがゴルシの後に続き、門限などなど手続きを一切せずに帰ってしまうという前代未聞の蛮行を見せ、俺とマックイーンに呆れられ、ぶちギレたフウちゃんの鉄拳がゴルシへと振り下ろされた。
コンビニダッシュかな
63 :
マスター
2023/11/02 18:37:56
ID:G1xEfPlnzY
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
1つ目は客席に向けてピストルを撃ったのだ。トレーナーである俺は腰を打ったし、ゴールするころには肩を痛めた。
2つ目はゲート出方違反であり失格だ。俺はこの時本気で辞めようかと思った。
3つ目は不誠実なことをしまくった上にそれが原因で問題が続発したせいでトレセン内でのゴルシの信頼度はどん底だったこと。
以上3つの理由から俺は宝塚記念の後、ゴルシのことを『だめだこる』と呼ぼうと決めた。
64 :
アネゴ
2023/11/11 08:20:17
ID:D1WaPVKS2w
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシック戦線4強の1人として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんとその場で寝転ぶとそのままスタートが切られるまでずっと横になってたのである。
「あのバカ娘はーッ!!レースをなんだと思っとるのだっ!!」
そう叫んだ会長の声はマイクを通して全トレーナーたちに響き渡った。
当然、実況をしていたアナウンサーにも聞こえていたがそこはアナウンサーのプロ根性で何とか乗り切っていたが、その心中はかなり複雑だったのだろう。
後にこの映像を見たゴルシのファンたちは『ゴルシちゃんは今日もかわいい』という動画をネット上にあげるようになるのであった。
会長の雷が発動
65 :
大将
2023/11/13 06:45:30
ID:sQCOBbPuRA
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高い1人として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ゴルシはレースの途中で芝に寝ころんだのだ。これには他の出走者からも動揺する者がいたり、特に正義感の強いアヤベさんは思いっきり怒っているように見えた。そんな中でゴールを突き抜けるゴルシとそれを追いかけるアヤベさんの姿があり、その日の帰りは色々とカオスだった。
レース中に芝で寝るな
66 :
ダンナ
2023/11/13 06:52:23
ID:sQCOBbPuRA
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『おーっと、どうしたことだ! ゲート内でゴルシが暴れてる! 何をやっている!』
ゴルシはいきなりゲートを蹴りつけ、無理やりこじあけたのだ。
これには観客席にいた俺も目を疑っていた。
「おいおい、嘘だろゴルシ!」
そんな奇行に走ったゴルシだったが結果は12着。1番人気のハルウララが抜群の逃げを見せて独走したからだ。しかし俺はゴルシの走りに注目していた。
ハルウララチャレンジかな?
67 :
トレーナー君
2023/11/15 23:29:45
ID:di3RGMKGpI
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。あまりにもありえないその行動。
結論から言おう。それは"スタートの合図に起立してロケットのように飛び出しました"だ。
更にそれからくるくるくるりと回転しながら、千切らんばかりの勢いで後続を引き離すものだからたまったものではない。
当然、他の出走バは全員置いてけぼりである。ゲートから出た瞬間に勝負が決まってしまったのである。
最終的に皐月賞はブッチギリの1着を取った訳だが、ただ走るだけではない異次元なゴルシに『見えない理由(ラスボス)』の渾名が付いたとか付かないとか……。
68 :
キミ
2023/11/18 20:24:11
ID:pVAbFZe8fk
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。彼女があるったけの叫び声を発した次の瞬間、巨大なドーム型の青空は黄金に変わっていたのである! その現象を見て会場は大混乱、実況解説席も驚きと戸惑いに包まれていたが、当のゴルシは「これぞアタシと空が奏でるファンファーレ!」と言い放ち、その青空が作り出す黄金の中で悠々と駆け抜けるという神対応。大バ場にいた全員の度肝を抜き取り「なんだあのウマ娘は!?」と注目をさらった彼女は後に「黄金の不沈艦」の異名で呼ばれることとなった。
69 :
キミ
2023/11/21 17:12:35
ID:YCZlGqLdRM
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。『なあーんだ、つまんねえレースになりそうだなあ。ま、このゴルシちゃんの走りを見たきゃビデオで見とけばいいさ!』
ファンから大声援を受けるが、それすらも無視して彼女はレースを放棄してしまった。
『お、おい!ゴルシ!』
トレーナーが慌てて追いかけると、ゴルシはコースに堂々と寝転がって大あくびしていた。
『おい!ゴルシ!どうしてゴールしない!』
トレーナーがゴルシを起こしに向かうとその背中には靴底の痕が大量に刻みつけられていた。おそらく大勢の観客から蹴られたり蹴られそうになったりしたのだろう。それを全部背中で受け止めたのだと察した時、トレーナーは彼女の性格と生い立ちを理解することになった。
ついに理解したトレーナー
70 :
アナタ
2023/11/23 18:38:31
ID:hQNGDKN8wI
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ゲートから飛び出るや否や、彼女はポケットの中から何か黒い物体を取り出し、天に翳しながらこう叫んだのである。
「うおー! ゴルシちゃんゴルシちゃんゴルシちゃん! ゴルシのゴルシは今日もゴルシかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「何しとんじゃお前ぇぇぇぇぇぇぇ!?」
観客席に居た俺は思わず立ち上がり叫ぶが、彼女はそのまま物凄い速さで駆け出して行った。
それはそうだ、ゲートに細工されていたのだから……って、いや違うそうじゃない!ゲートの中のシャムロックソウさん達も思わずずっこける。何が『いつものこと』だ。
結局ゴルシは二十着でゴール、俺はテレビに映る彼女達の映像を涙をドバドバ流しながら見たのであった。
ゴルシちゃん連呼
71 :
トレぴっぴ
2023/11/26 17:19:16
ID:HcvM/FFqZo
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『がんばれメジロマックイーン! 先頭につけて最後の直線に入ります!』
先頭を走るのは間違いなくメジロマックイーン、そしてその逃げをスズカとスペシャルウィーク、そしてサイレンススズカが競い合う。しかしゴルシは最後の直線に入る前の坂で一人だけ隊列から離れ最後方で様子を窺っていた。
『そして坂を超え先頭は依然メジロマックイーン!しかし追い込んできた!残り200mでここで上がってサイレンススズカ!後ろからはサイレンススズカにスペシャルウィークが追う!!』
残り200mを過ぎたところでゴルシがスペシャルウィークを抜き去って一気にメジロマックイーンとトップ争いをする。しかしそれでもスズカ、スペも負けずに追いすがる。そんな姿を観客達は応援と共に、ゴルシが何をやるのかワクワクしながら見ていた。そしてその時は訪れる。
『────え? ああっ!? サイレンススズカここで仕掛けた!! あっという間に他の三人を抜いて一着に───!!』
観客の大歓声の中、その時……ついに『メジロ』が敗れた。
差しの景色を楽しむススズ
72 :
トレーナー君
2023/11/30 21:56:20
ID:cF99/cNWsE
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。彼女は観客の一人からコーラの入ったペットボトルを奪うとそれを振りかぶり観客席へと放り投げた。
「オラオラァ、持ってけ泥棒ども!」
会場内の全ての人が驚愕の目でその光景を見た。何故ならそこに大量のコーラが降り注いだためだから。そして、観客席が騒然とした中ゲートが開いた。
「おりゃあ!」
ゴルシは勢いよく走り出すと他の選手を引き離すかのように前を走る。しかし彼女はコーナーを曲がる前に一度スピードを弛めると観客に向かって叫んだ。
「コーラコーラはいかがですかー!」
「飲まないよぉぉ!!」
「いい加減にしてよー!!」
という悲痛の籠もった声がトレーナー達のフロアから聞こえてくる。彼らの主は卓上デジタル時計を一睨みすると小さく呟く。
「やられたな……」
苦々しい表情のトレーナーを見て、ジェシカは小さく息を吐いた。
ジェシカは何者?
73 :
大将
2023/12/01 23:42:07
ID:11yOHLpPMo
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと彼女はスタート直後に会場の外に出て走り出したのである。会場にどよめきが走るが、他のウマ娘たちも驚いて一瞬固まってしまう。いち早く冷静さを取り戻したトレーナーであるタマモクロスは慌てて追いかけた。
タマモクロス「何やってんだお前はああああああ!!」
実況解説の隣で叫びながら追い続けるタマモクロス。そのうち2人がかりでゴルシを捕まえようとするが、ゴルシも必死で逃げようとする。まさに黒船襲来のような出来事である。
だが暴走するゴルシ以上に驚愕の出来事が起きた。何と今度は短距離レース出走者が飛び出して走り出してしまったのだ。想定外の出来事に大混乱が起きる会場だったが、その後はすぐに規制がかかり事態は終息したのだった。
あの会場の盛り上がりを目にして興奮した視聴者たちがネット上を駆け巡ったことは言うまでもない。『伝説が始まる!!』『まさにゴルシちゃん様だなww』などのコメントがあった。そして何よりも彼女の暴走によって一人の少女の人生まで変わったとは誰が思ったであろうか……
74 :
マスター
2023/12/03 09:09:40
ID:/WJJBh9IQg
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「どけどけ、ゴルシちゃんのお通りだ!」
それは奇行と言っても良かった。コースを塞ぐ形で仁王立ちしたかと思えば、観客席の方へ歩いて行ったのだ。あまりに唐突な出来事に会場の誰もが言葉を詰まらせた。本来絶対に立ち入ってはいけないはずの観客席へ堂々侵入していく姿にレースファンはもちろん、テレビ・記者等カメラの前に立つことが多いメディア関係者ですら困惑する様子を見せていた。彼女は一体このレースをどうするつもりなのだろうか? そんな俺の気持ちをよそに、彼女はあろう事か観客席から手を振り出す。観客席に向け愛想を振り撒きたいなら、尚更レースに出なくてはいけないのでは……? そんな困惑とは裏腹に、彼女はド派手に魅せたのだった。ゴール直後のインタビューで彼女が語った次の言葉。その言葉は瞬間的にレースファンはもちろんのこと、テレビ・記者等メディア関係者にも反響を呼んだのだ。
「あのね! あそこでコース塞いだでしょ!? 誰も行かないようにって思ってさ! もしトレーナーが止めに来なかったら観客の前でレース始めてたかも」
俺はゴルシのインタビューに対してこう書いていた。
『もしもあの時、観客席にいた観客がレース場になだれ込んできたら大事故に繋がった可能性もありました。あの子は自分と他の観客を想う発言をしたにもかかわらず、彼女は制止を振り切って観客席へ行ってしまいました。何をしようとしたのかは分かりませんが、あの行動はいただけませんね』
ごもっとも
75 :
大将
2023/12/05 23:42:40
ID:nHzNumA1aI
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。全員が走る準備をしているのにも関わらず、最後方から大きくオーバーランしながらターフに出るという離れ業をやってのけた。それも後ろにいる後輩やセイウンスカイが気にせずに走れるように上手くスタートを切ったからお笑いで済んだものの、出遅れはレースではあってはならない反則行為である。それを公然と行ったものだから度肝を抜かれずにはいられなかった。
そんな問題児的存在なので、私も下馬評を覆しチャンピオン候補として推していた。そのためレース前で一言話しておきたかったのだが……。
ゴルシ「おっちゃーん!一緒に勝利のポーズしようぜ!」
ゴルシが彼女らしからぬ台詞と共にこちらに向かってきている。どうやら、会う度にかける約束をしていた勝利ポーズを心待ちにしていたようだ。
タマモ「ああー!おっちゃんの優勝を記念してタッチお願いしまーす!!」
タマモクロスはゴルシのような騒がしさはないが、それに匹敵するような熱さがある。
オペラオー「これこそ崇高なる友情!あぁ早くボクのエクスカリバーを振って貰いたいよ!」
フクキタル「いてぇーーー!!」
周りを見るとフクキタル以外のスピカメンバーが勢揃い。これで今合宿中に関わったスペシャルウィークとセイウンスカイとミホノブルボンと、遊びに来ているサイレンススズカ、マンハッタンカフェ、そして目的がすり変わっているGIクラスのナリタブライアンの7名が私と記念写真を撮る約束をしていたのだ。
何だこのエアプ地獄
76 :
大将
2023/12/08 16:56:59
ID:rVo6FUPtGA
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。「スタートでコケて強制減速キタコレ」と呟いて会場中が噴く中、そのまま外側を走り始めたのであった。そして追込みもかかっていないのに三人ぐらいぶち抜いてハナをキープする大逃げだ。誰も反応できないまま走り抜けられては追いつくわけもなく、ぶっちぎってゴールしたのだった。
それは歴史的シーンとされ、ジャスタウェイだけが『ゴルシステップ』などというふざけた名で呼ぶようになった原因である。俺はこの時「こいつは本物だ!」と確信しほっこりしていたらゴルシから脳天に隕石が落下して発狂したのであった。
突然の隕石でダメだった
77 :
アナタ
2023/12/10 16:57:00
ID:OhoybHkHHw
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ゲートが開かなかったため、出遅れたのだ。数秒どころか数十秒のタイムロス。会場からは罵詈雑言が舞い起こる。その後ゴルシの様子を見て、数人のトレーナーや観戦客が口を開く。
「ねえ、あなた? サインしてもらっていいですか?」
「あたしもわたしもー」
そう。後々のレースのためとかそんなことは全く考えておらずただ『自分の見た目』だけに人生を懸けているゴルシは、レース中にもかかわらず観客の色紙にサインをしたのだ。結果的にゴルシは16番目に皐月賞を完走し、控室に戻った際多くのトレーナーからバ鹿にされた。その後URAからゲートが開かなかったことについての謝罪文、不正行為の説明、出走順位の変更などが発表された
URAェ...
78 :
トレーナー
2023/12/13 22:42:13
ID:WMdmEeDClA
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。何とコースを逆走したのだ。
いや、それだけではない。トレーニングルームで他の練習メニューも行わなかったかと思えば、マスターの研究部屋を荒らしまくった後に原っぱでキャッチボールをしたり、そのあと理事長の家の花壇から食用花を引っこ抜いたりした。おかげでたづなさんとブルボンが夜中に山で三本槍虫を捕まえる羽目になったと嘆いていた。それ全部俺の指示だし……ん? ちょっと待ってちょっと待って……。
全部トレーナーさんの指示だし!!!! ……どこかで変な電波でも受信したのかなぁ……。
トレーナーの脳内に直接語りかけている...?
79 :
トレ公
2023/12/16 23:16:21
ID:PHK9pvL1jE
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「新世界ザナドゥ?」
スタート直後にそう呟いたゴルシは、ドゴンッと箱?らしきものをひっくり返して足で押さえつけると、爆誕したことを天に向かってアピールするように口を開いた。そしてどこからともなく出てきたポップなフォントと肉声で歌いだしたのである。
『やっばいゴルシ!やばしばーっ!やばーい!やばばっい!!...』
この歌を聞いた観客はドン引きだ。凄まじい寒けとともに鳥肌が立ち、体を震え上がらせた。その姿を見ることなく、ゴルシはその場で別の箱?を開けはじめると今度はAI音声が聞こえる拡声器を取り出していた。
『おかけになった電話番号は現在使われてませーん!もういちど電話番号を……』
そんなアナウンスが流れる中、ゴルシは構わず歌い始める。
「やーっはーやーさーきーっ!!」
そんなゴルシの行動をただ唖然と見ていたのは他でもなく私だ。
歌唄いなゴルシ
80 :
相棒
2023/12/19 07:27:02
ID:n70g7ekIsg
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。……なんとゴルシはコースの外に出て行ってしまったんだ! 当然レースには不参加。そのまま棄権扱いになってしまった!その異様な行動を知らなかったファンからは抗議の声やゴルシの戦績を望む声など様々だ。
俺も、問題のあるゴルシのことを応援してくれているゴルシのファンに対して何か良い案はないか考えた。その上で考えて、出た答えは『俺達で何とかするしかないな』だった……。
この一件で、『トレーナーもトレーナーだがそれを容認するゴルシもゴルシだ』『ゴルシがゲートを出た時点で勝負あった』『ゲートを出なければ勝ってたか?』『そもそもゲートの出方を知ってるのか?』などなど様々な意見が掲示板で飛び交った。
この頃になればようやく俺もゴルシのことを理解できてきたのか、これまでほとんど呆れ声ばかり呟いていた掲示板も少しずつ前向きなコメントや応援が送られてきているのを感じていた。
皆、ゴルシを応援しているのだ。あの諦めが悪いとも言えるクレイジーな存在を。自分の見たい景色へ向かって突っ走る破天荒な人物を。誰も彼もが彼女の輝きを求めているのだ!
81 :
アネゴ
2023/12/20 07:07:33
ID:Z94P4z18Mg
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。それはそれこそ〝狂気〟とも言えるものであった。
スタートで出遅れたゴルシは道中ずーっと最後方集団で先頭のウマ娘をひたすらマーク。それを観客席から見ていた関係者全員が啞然とした。
最後の直線になっても後ろから5番目の場所で、相手が潰れるまで潰し続けた。上位陣の足並みは完全に崩れており、結果として最終直線で団子状態になったせいでほとんどの娘がまともにレースをすることもできず、ゴルシは難なく勝利したのだ。
そんな映画もびっくりなスムーズすぎる勝ち方をしたのにも関わらず、彼女は走ってないなどと発言するのだからとんでもない。今思えば異常すぎる精神状態だったため、彼女の摩訶不思議な思考が常人には理解し辛かったという訳だ。
八方にらみかな
82 :
アンタ
2023/12/22 22:36:33
ID:TmKcAroU0w
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。それは観客のどよめきを引き出すには充分で、解説がすぐさまライスシャワーの猛烈なスパートを褒め称えた。
『さあスタンド前に、第四コーナーから直線に入ります! ライスシャワーすごい脚だッ! 外から抜けていくぞ! 独走状態です!』
そのときゴルシはとてとて走りながら、ドンキの袋から次々に花火を取り出していたのだ。
「おい、あれ買ってこい! 間違えてるだろ! 三つのうち一個だ!」
販促も忘れなかった。そんなレースの後のインタビューで彼女は、『花火でみんなのド肝抜いたると思ってた』と言いやがった。俺の反応を楽しんでいたのだそうだ。あの子びっくりさせすぎなんだよな、ルドルフといい勝負だよ……泣くぞ……。
ライスシャワーの勝利を祝っていたのか...?
83 :
トレぴ
2023/12/25 00:06:55
ID:C6r8FKdwpE
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。俺は彼女のトレーナーだ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きが注目されていた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。「いやだって『ゴーーーール』って言ってんだしさ、そりゃゴーーールって言わないとダメでしょ」
と、言い切ってスタート直後にフライングゴーーーールを決めてしまったのだ。
大歓声が一転、悲鳴や罵声の叫びが響き渡るレースになった。レースが終わった瞬間、ゴルシは俺と一緒に学園内を逃げ回り、トレーナー室へと立て籠もっている。
「これいつまで籠っていねーといけないか?」
「知らないぞ...」
「おーいたづなさーーーーん? 開けてー! もうしばらく泊まるからーーーっ!!」
俺はこの声を聞いてまずいと思ったが一種の賭けだとも思った。トレーナー室で一緒に叫ぶなんてやりたくは無かったが……
84 :
あなた
2023/12/25 00:07:17
ID:C6r8FKdwpE
(
>>83
の続き)
「おら早くこの変態トレーナーも早くいえよ!!」
俺達2人はドアの向こうへと土下座のような姿勢をとり、思いの丈を思いっきり叫んだ。ゴルシはしばらくキョトンとした顔をしながら黙り込んだが、たづなさんは静かに扉を開け放ってくれた。
「だってよたづなさん。なんかオペラオーの方が顔がデカいとか言って喧嘩になってレースどころじゃなかったらしいぜ?」
たづなさんは困惑した表情で俺を見つめる。どうやらゴルシがたづなさんに嘘の情報を教えていたらしい。俺はもうどうにでもなれと思ったのでたづなさんにこう言った。
「『ゴ』じゃなくて『GOOD MORNING』の間違いだそうです。すいません、たづなさん……」
たづなさんの表情からはどんな気持ちが読み取れるだろうか。ただ一つだけ、俺が言えることは、この日以降たづなさんもゴルシの奇行には慣れたらしく以前程驚いた顔は見せなくなっていたことぐらいだった。
どうしてトレーナー室に立て籠るハメになったのか
85 :
1
2023/12/27 08:54:24
ID:8L2BNODAX6
スレ主です
気付いたら80突破しててびっくりしました
軽い気持ちで立てたスレをこんなにも継続して使ってくれるとは思ってもいませんでした、本当にありがとうございます
86 :
トレーナーさま
2024/01/01 12:51:43
ID:JUBUydKYHY
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。何が起こったかわからないのも当然だった。誰もがゴルシは出遅れするかと思ったのだろう。だが実際は違った。スタートを切ったゴルシは、そのまま他のどの走者にも競り勝つ勢いでぐんぐんと差をつけて逃げだした。そしてそのまま六バ身差の完勝を成し遂げたのであった。
だから、俺は「ゴルシは逃げ先行脚質のはずでは」なんて言葉を聞くことが多々あり、その度に俺はその勘違いの理由を説明している。
87 :
トレーナーちゃん
2024/01/02 20:59:38
ID:akX4VbAU9.
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『―――あいつ、正気か!?』
俺が一番驚いていたのは、ゴルシが出遅れたことよりも普段追込の戦術を取るあるウマ娘が2番手につけたことだ。前が壁になった分ゴルシも厳しいレースで、スタミナを消費しすぎてゴルシ自身が潰れかねないと思った。レース展開は一向に動く気配がなかった。あのゴルシがゲートから出て一向に前に行かないし、作戦も何も掲げていない。俺は騙されたか? いや違うと脳は否定する。向こう正面に入っても膠着状態が続いており、こっちは体力だけが削られていく。そんな状況に変化が生じたのはレース後半だった。前が壁に挟まれていたゴルシが僅かに足を振ったその時だ。
88 :
トレ公
2024/01/02 21:01:28
ID:akX4VbAU9.
(
>>87
の続き)
実況「ここで各ウマ娘動き始めた! シンボリルドルフ、テイエムオペラオーがそれに続いていく!」
そこから観客、マスコミ、評論家全員が息を呑んだ。先頭だったダスカブラックの二バ身ほど後方。3番手に付けていたテイエムオペラオーが上げてきたのだ。いつもの先行策を捨て、追込の戦術をとったゴルシは先団へと迫っていき、それに気づいたオペラオーが飛び出してきた。観客席がどよめき立つ。その時だった。ゴール近くで脚を溜めていたダスカブラックが走り出していたのだ。彼女は未熟で荒削りだった走りが、オペラオーの闘争心と負けん気に触れ大きく成長を遂げていた。まるで師弟や姉妹のような関係性でレースを進めるダスカブラックとテイエムオペラオー。ゴルシは2人との差を少しずつ詰め、最後の直線に入る頃には3人の競り合いとなっていた。
実況「ダスカブラックかテイエムオペラオーか!3人同体!勝敗は写真判定に委ねられました!!」
何回目の写真判定が行われたかはわからない。興奮した係員によってジャージを引っ張られながら揉みくちゃにされる中、会場は永遠にも思える時間が流れた。誰もが3人に注目した。そしてその時は来たのだった。審判の旗が上がる。
89 :
あなた
2024/01/02 21:03:57
ID:akX4VbAU9.
(
>>88
の続き)
実況「ダスカブラック!ダスカブラックだぁ!!テイエムオペラオーが僅かに出ていたところを内から差し切った!!3強でのレースを制しました!2着はハナ差でテイエムオペラオー!最後方から追い込んだゴールドシップは惜しくも3着!」
沈黙から一変、一斉に祝福と落胆の嵐となる観客席。大荒れのゴール前の光景はテレビを通しても鮮明に映っていたが、俺はゴルシから目を離せなかったしその背中がいつもより大きく見えていた。
「お前……」
「ん〜?あ!おいトレーナー!今日のレースどうだったよ!?」
レースが終わったゴルシはいつもと変わらずこちらに笑顔を向けた後、俺を置いて観客席とトラック内を喜び勇んで駆け抜ける。普段ならばゴルシの名前を呼ぶことはおろか声をかけることなどない。そんな無粋なことをしてせっかくの喜ぶトレーナー仲間の顔とメジロのお嬢様の素敵な顔を曇らせるのはなんとしてでも避けたかった。それなのに今日はうまく口が回らない。言葉が頭の中で渋滞を起してる。だから俺はこう言ってやった。
「凄かったな!」
勿論それも真実でそれが全てではないが、俺の口から出る最大の賛辞だった。
ダスカブラック差し返しているの強い
90 :
キミ
2024/01/07 10:53:22
ID:TUnfM34.3Q
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんとゴルシはスタートダッシュすることなく、寛ぐようにその場に座り込んしまったのだ! この場にいる全員が悲鳴を上げ、テイオーさえもが猛ダッシュで逃げた。だがゴルシはどんどん抜いていく。この調子なら無事に追い付けるのでは? ──そう思わせていたことすら、あいつの策略だったのかもしれない。ゴルシはただ座っていたわけではなかった。それは『作戦会議』だったのである。ゴルシはレース前に、自身のトレーナーを呼び寄せ、こう言ったそうだ。
「トレーナーよぉ……。……これ……スタートってどうやってすんだ?」
その後、ゴルシは10分以上の大遅刻をしてゴールラインを走り抜けた。
──今も伝説として語り継がれるゴルシのスタートダッシュ忘れ事件。担当トレーナーとしては、あまりにも印象的な一幕である。
スタートの方法をド忘れした...?
91 :
お姉さま
2024/01/14 09:26:25
ID:bGOj4qM2c6
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。そしてマックイーンの最初のライバルでもある。何よりも、予想をはるかに超える変態だった。それ見たことか!常識がどれだけ通じるか全く分かっちゃいねーぞコイツら!?男としてのプライドを失いかけたけど、嗚咽という男の意地でもってかろうじて耐えきった。
「ステイ、スゥー……ゴルシちゃんを見てみろよ」
「は、はい……?」
そこにいたのは耳まで真っ赤になった芦毛のゴルシちゃんだった。
「エッッ!?ゴルシちゃん耳真っ赤だぜ!スペちゃんとこの吸血鬼みてーだな!」
「うぅ……!」
なぁぁぁんでこういう時に限ってヘンなスイッチ入ってるんだろうな!たぶんそんなトレーニングは全くしてなかったのにゴルシ特有の状態、ニヤニヤスイッチが入っちゃってるからだろう。あの状態でレースに臨んだらきっと最下位まっしぐらだよ!そんな状態の彼女だったが、レースが始まると一気に雰囲気が一変した。他の走者から大きく抜きんでて最終直線に入る。そして一気に後続を突き放していった。圧倒的ッ……!!やはりと言うべきかレースの途中でいきなり順位を上げる辺りも彼女の規格外さを端的に表現している!
「ゴルシちゃん、すっげぇなあ!!」
ゴール後にこういった趣旨の賛辞が出てくる辺りやはり彼女の走りは素晴らしかったのだろう。今度は心配そうに実況席から声を張り上げる彼女が印象に残った。
真っ赤なゴルシ
92 :
ダンナ
2024/01/18 21:24:12
ID:7Ncr/swlUw
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。──せめてゲートの中にいたなら……。
壁を突き破ったとしても誰もゴルシを責められないだろう。なんとゴルシはウマ生屈指の名勝負が見られると言われているこの時、バック走でレース場を一周しようとしたのだ! この異常な行動によって観客席にいた人間はみんな呆気に取られ……唖然となり……観客席にいる人間どもが見上げる形で前が見えなくなったほどだった。
「バック走で走るな! バック走で走るな! バック走で歩くな!!」
と叫び続けた俺の姿は今思えば完全に頭がイカれた奴だったと思う。そしてゴルシの奇行により、ぐっちゃぐちゃの変態レースになった。
宇宙猫状態と化した観客
93 :
トレーナーさん
2024/01/21 10:47:04
ID:HRb1XVMYAU
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「キャーーーーーー!」
それはなぜか前もって教えていたゲートから飛び出さず、枠内ギリギリを走りながら飛び出したという謎行動だった。これには会場に居る誰もが「は?」となってゴルシへと目をやっただろう。ゲートトレーニングは何だったんだ、と言いたくなってしまうくらいのゴルシちゃんスタイルである。だが、そんな周囲の心配を他所にゴルシは圧倒的なスピードを見せながら逃げ続ける。その勢いがあまりに凄くて後続とは5バ身以上もの圧倒的な差をつけてゴール板を通過した。そして初めてゴールしたゴルシをゴルシのトレーナーも俺自身も驚きの眼で眺めていた。
『こちら安藤! GIで歴史的圧勝だ! 正に歴史的だーッ! 長い髪を振り乱し、大逃げでゴールを駆け抜けた!』
そして興奮が冷めやまず、そのレースのウイニングライブでもゴルシは相変わらず暴れ回った。
『なんでそこでコサックダンスなんだよ!?』
ゴルシちゃん的にはレースを盛り上げるサービスだったかも知れないが他のウマ娘からは「え、何がしたいの?」と言われてしまい、それを俺は苦々しい表情で観ていた。
安藤さんが興奮するほど凄いレース
94 :
トレぴ
2024/01/27 16:16:34
ID:Y/LJBX1DAo
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。観客、延いてはコースを取り巻くものすべてに牙を剥くかのように、斜め上に向かって大跳躍。走るどころかほぼ飛び越えるようにして大外を豪快に突き進んでいく。その後のターフビジョンのどアップには度肝を抜かれた。長い桜色の髪が翻っていたのだ。おまけにカメラに向かってそれは楽しそうに笑顔を振りまいていた。「自主休講!」と書かれた紙を持って。ふざけきっているとしか思えないこの作戦。しかし会場の歓声は訳が分からないほどに膨れあがった。「しょーがねーな」と言わんばかりにあきれ顔が一瞬グラウンドのモニターに映っていた気もするが、もう途中から俺もよくわからなかった。そのまま一気にゴールまで爆進し、結局二位以下と七バ身も差をつける大記録を叩きだしてゴールした。ちなみにゴルシはその後のレースは観戦せず、そのまま学園へと帰って行ってしまった。
トレセン学園の教科担当が呆れそう
95 :
ダンナ
2024/01/29 21:49:08
ID:qAQ92yKs0o
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。コース妨害をしてコースどころか場内全体に泥団子を投げつけたのだ。今でこそ笑い話だが、当時の俺は脳髄が沸騰するくらいに激怒したものだった。
「あんまキレんなよトレーナー。カルシウム足りてんのか? なぁ、今日のアンタ、ラーメン1杯で済んだのマジで奇跡的だぞ」
「あれだけは一生忘れないぞ……」
俺は喉の奥からやっと出たような声で呻いた。脳裏にトラウマが甦る。ジャパンカップに無理やり参加して張り合った挙げ句、海に落ちてびしょ濡れになった俺。傍若無人な行いのバーゲンセールを行ったのち、平然とゲートから表れたゴルシ。二人がいることで頭のネジがぶっ飛んでいったマチカネタンホイザ、ツインターボ、イクノディクタスたち。まだ信じていた担当のあいつにも裏切られた……あのときの出来事を忘れるはずがないのだ。トレーナーとしては日本のトップエリートと言われていた俺も、日常では平々凡々の俺とゴルシは普通のカップルの扱いをされていた。
泥団子から話を展開
96 :
使い魔
2024/02/03 09:56:17
ID:hu8CCjKb9M
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「やると思って、いややらかすと思って用意したスパートボタン!」
どこから入手してきたのか分からないが、ゴルシはコースの外から加速用のボタンを取り出してボタンを押したのだ。
当然そのレースは無効となり……というかそもそも反則である。誰も見ていない死角での出来事だったとはいえ、これによりゴルシは処分を受ける事になってしまった。しかも当の本人が一週間の謹慎処分くらいでいいんじゃないかとか舐めた態度を取っているものだから、シンボリルドルフにいつもの100倍くらいにこってり搾られてトレーナーである俺からも直接注意を行う破目になったのだった。
ゴルシは大丈夫なのか...
97 :
トレーナーちゃん
2024/02/05 22:46:39
ID:8hYKvLnjIk
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと、大きく遅れてしまったのだ。大外をブン回し、そのまま差し切る事はできずずるずると後退して……まさかの12着。優勝したのは去年13連敗をしていたマイネルデスポットで、ゴルシは彼女に対し『ナイスガッツ!』と褒めていた。これには実況席もざわついた。そしてその後の取材にてゴルシは『仮装ランナーなりきり競技に出たい』と答えたため、次の日から当たり前のようにCMデビューが始まった。これにはレースファンも軽いショックを受けていたが、一番驚いていたのは俺である。
ジュニア級13連敗ってなんだよ()
98 :
使い魔
2024/02/07 23:14:42
ID:vl7flMD8qw
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「あああ脚が滑るぅ!?」
何やってんのぉ!? と言いたくもなるが、とにかく大惨事だった。レース中に自らの靴を脱いで走り出すのである。こんな事態はなかなか起こらないだろう。実況だって悲鳴を上げている。しかしゴルシは最後まで走り切ったのだった。あの俺の予想をいい意味で裏切っていくスタイル。結果ゴルシは一着。有馬記念ってこんなイベントだったっけ、と俺一人首を傾げていた。
和芝だからといって靴を脱ぐな
99 :
キミ
2024/02/10 21:21:46
ID:ylSu4aNiTU
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。そう、まるで宇宙でも発見したかのように走りながら後方を指さしたのである。ゴルシちゃん、なにかな? やる気があるのは結構だが急には出さないでくれよ? キミのファンはともかく、俺の心臓に悪いから。そんな思考になりかけたとき、さらなる奇行を目にした。ただ後方から眺めるだけではなく彼女はそのまま加速、一気に前へと上がって行った。そして大外を通ってさらに先へと進んで行くではないか。……ん? ゴルシってあんなレース運びをする子だったかな。もしかして暑さで頭がおかしくなっちゃってない? きっとトレーナーを困惑させて何かの発見でもしようとでも思ってるんだろう。……そう思いたかったが、予想に反して結果はついてくる。実はあの外を通り内側から大外を回った走り方は大成功でゴール板をゴルシちゃんが先にくぐってしまうと言う現象になったのだ。これには俺も開いた口を閉じれなかった。いや本当にどうしちゃったの、あの子。その後、ゴルシと話をすることができたので色々と聞いてみたのだが結局あの走り方の秘訣については分からず終いだった。
100 :
トレーナーちゃん
2024/02/11 10:47:05
ID:SRf/mR6CEY
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。あろうことか他のウマ娘に向けてドロップキックを繰り出したのだ。怒りに震える先行のウマ娘は転倒、派手なタイムロスをする。ゴルシはそんな味方を容赦なく置き去りにしていった。
理事長もレース中に乱入してくるやべー奴を止める術はないと判断、そのままレースは続くことになった。皆が狂気に沈む中、怒り狂っていたのはゴルシのトレーナーである俺とたづなさん。
ゴルシが蹴りをお見舞いした娘も当然キレていたが、それ以上にその両親からとんでもない報復を受けることになった。それ以来ゴルシは好奇心の塊となり色んな学園のトレーニング施設に乱入し続けている。これがサトノ家の御令嬢をあれほど動揺させるほど、絶大な威力を発揮するとは思わなかったのだ。
ゴルシを変えてしまった事件
101 :
大将
2024/02/13 23:37:47
ID:OuM5bXi/Oc
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
その当時、有馬記念はファン投票によって出走する十二名のウマ娘が選ばれていた。ステイヤーから2000メートルの距離を走り抜ける十三人の刺客は実力派ぞろい。文字通り五強と称された5人とゴルシと同じシニア級の三人(スペシャルウィーク、メジロマックイーン、エルコンドルパサー)に加えて、奴こそが本年度の『圧倒的本命』である。奴は外枠からの発走にも関わらず大外に持ち出すと、なんと減速をしなかったのである。しかし残り800m時点で失速し、他の十二人に抜かされ最後は三着に敗れた。そのあまりに杜撰で豪快な走りには、勝利したエルコンドルパサーも含めて観客席が大いに湧いたものである。
102 :
大将
2024/02/14 13:52:54
ID:90Pe0yBWaI
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。あろうことかゴルシはその場で立ったまま後ろを向いた。それはテレビカメラがあった方向……そう、レース中に生中継で撮られていた実況と解説にグーサインを出しながら舐めたG1デビュー戦のポーズを取ったのだ。
当然スタンドの観客はざわつくわレースどころではなくなるわの大混乱になるわになるし、これは大問題となって何度もレースでの後ろ向き追走に対する検討が行われた。
その結果、全ての重賞に対して検討がなされたのだが結局レースの開催者側からのゴーサインが出なかったため、ゴルシのこのポーズに改善はなかった。しかし、この時の映像がネットを通じて全国どころか世界中にまで拡散されたことによって、ゴルシは【レース中でも自分のペースで動き続ける女】というイメージが定着することとなる。そのインパクトあるスタイルと言動から「異次元の逃亡者」と呼ばれるようになったのだ……。
なお、ゴルシの担当トレーナーだった俺はその責任を取らされて懲戒解雇となり、今は普通にサラリーマンをやっている。
103 :
トレーナー
2024/02/15 23:31:38
ID:KBfVOizqIc
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと前ではなく横に飛んだ。目ん玉飛び出すくらいの表情で、ズザザッと飛んだ。当然、あまりにもごちゃついた進路をとったゴルシは後ろから数えて三番目のポジションに落ち着くこととなった。
「お前何してんの!?」
「いや、ここなら誰も邪魔しないだろ?」
「するわ!」
当たり前だが、こういう行き当たりばったりな行動に出ると途中でバテる。あっという間に順位を落として沈んでいくゴルシを尻目に、俺はワンツーの表彰台を眺めた。
「あーん……」
目に見えて肩を落とすゴルシ。レースが終わったら即連れて帰され、宿題と復習を夜中までやらせた。あの時マジで飴を使い果たしててよかったな、めっちゃ引きずってたもん、今日のアレ。
飴ちゃんか
104 :
キミ
2024/02/17 21:34:04
ID:NMWRXZ1hdg
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。まず、彼女は内側の枠に自らの体を押し込んでレースに出ないという暴挙に出た。そんな大それたことを実行できるのは世界を探してもゴルシくらいしかいないだろう。とにかく係員さんが気が付き、ゴルシは出禁になってレースは出走キャンセル扱いになった。
「ねーちゃん! 腹減った!」
有馬記念なんてまるで知らんとでも言うように俺をたこ焼き店に連行したのであった。ウキウキと店まで歩いていく彼女の姿を追う俺の頭は疑問でいっぱいだった。
ゲート難発動しちゃった...
105 :
貴様
2024/02/18 17:31:54
ID:HHSAeW7Nws
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。何と自らの持つ圧倒的な豪脚で芝を蹴り上げるとそのままゴールに一直線で駆け出したのだ。そして不敬にもレースを止めさせたかと思えば観客とトレーナー陣に向かって両手を振り出しピースサインまで送った。
結果、その走りを見た別世界のとある有名なサッカー選手が惚れ込み、ターフへの立ち入りを禁止されたとかそうでないとか。
「……そんなことしてただで済むと思ってるのか!」
「心配すんなって。アタシが現行犯逮捕されてもしばらくすりゃ、警察の封鎖テープを無視してゴルシちゃんが保釈されるからよ」
「心強ぇー!……じゃねえよ」
しかし今の会話からしてゴルシもあの『ゴルシちゃんドロップキック事件』を覚えているとみて間違いないだろう。
サッカー選手の影響力はすごい
106 :
ダンナ
2024/02/20 12:13:55
ID:g3AUnRMv4U
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「こらぁっ!! てめゴルシ! 何してくれてんだぁッ!?」
ゴールではなくコースの外側に出たのである。しかしゴルシは俺達の視線など無視。心底つまらなそうにキョロキョロ周りを見渡し、口を開いた。
「なんかしっくり来ないぜ……」
「……お前何してんの?」
常識的に考えればかなり危ういことを仕出かしたゴルシであったが、とにもかくにも結果は同着。写真判定でも決着がつかず、目を白黒させた観客達がわけもわからず、好みで二着と三着を決めてしまった。
「おいトレーナー」
レース後のゴルシの、あの一言は今でも鮮明に記憶している。ゴルシはその綺麗な顔に似合わない、子供のような不満そうな顔で俺を見つめてきた。
この時初めて俺は知ったのだった。これが後に、学園を揺るがした珍事件として歴史書に刻まれる『ゴルシ失踪事件』の始まりだと─────
107 :
相棒
2024/02/22 20:43:53
ID:KvUr0OLYHk
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。正面スタンド前で応援団と共に熱いエールを送っていた芦毛の美人ウマ娘──タマモクロスを見たゴルシは、突如その場でバク宙しはじめ、華麗な三回転半ジャンプとともに印籠ビームのようなポーズを決め、その場にいた誰もが唖然としていた。
なにせ出走から瞬き一つ分の時間でいきなり起きた出来事である。芦毛のお姉さんに異様な入れ込みを見せていたゴルシが、何を思ったかコース上で豹変したのだ。まるでフリスビーを取って戻ってきた犬の尻尾のようにゴルシは身体全体で喜びを表しながらタマモクロスのもとへ爆進。目をぱちくりさせていたタマモクロスに対しゴルシは花も恥じらう満面の笑みで正面スタンド前でかるーくバク宙、印籠ビーム&ウィンクをして渾身のドヤ顔を見せつけたのである。これには場内だけではなくテレビを通して有馬記念を見ていた俺、そして全国2000万人の視聴者の皆さま、果ては日本のどこかにある某お寺に集まった檀家さんもといウマ娘おたくも開いた口が塞がらず──当然タマモクロスも唖然とし……というか引いた。
こんな有馬記念は嫌だ
108 :
トレピッピ
2024/02/27 10:29:10
ID:3wWNGsPug6
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『あ、トレーナー! ゴルシちゃんの焼きそば、売り子として雇ってやるよ。三万円で売ってやっからさぁ。……お? なんだ、欲しいんか? よし買った!』
そんなやり取りがあり、俺はゴルシの指示の下他の出走者と競い合うことなく焼きそば屋台を開いていたのだ。
しかしレースが始まり、大逃げを打ったゴルシはスタミナが切れると他のウマ娘達によって囲まれてしまったのである。
この出来事によりファンの間では『不沈艦ゴルシ』という名が有名になり、サインを求められたゴルシは『不沈戦艦ト ゥ ル ー エ』と海の伝説をモチーフに署名したのだった。
焼きそば屋台の運営:日給3万円
109 :
トレぴっぴ
2024/02/29 21:59:25
ID:zJdUd0jdC6
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
(ああ!? 何やってんだアイツ!?)
観客はもちろんのこと、実況までもが悲鳴と困惑の叫びを挙げる。当然である。突然減速し、観客席に向かって駆け出したのだから。しかしそんなゴルシの行動の意味など、俺には痛いほどわかる。俺は彼女のトレーナーだ。この行動は俺を思ってのことだろうということは、わかり切っているのである。
『おおっとここでアクシデント発生かァ!? ゴルシどうした急に!? 観客席に突撃していくぞーッ!』
『あ、あの娘何やってるの!トレーナーに怪我させる気!?』
客席の男性が悲鳴を上げた通り、ゴルシは俺を目掛けて観客席を駆け上ってきており、大慌てで階段を駆け降り始める他の観客たち。そして最前列まで来ていたところで加速、両手を広げ、真正面から飛びかかってきたのだ。驚きのあまり口をぽかんと開けていた俺の身体の中にゴルシがダイブする。次の瞬間、天地がひっくり返るほどの歓声と絶叫が巻き起こった。まるで密集する虫の大群が暴れ狂ったかのように。
「トレーナーさん!」
「トレーナー!?」
周囲の人間に助け起こされてようやくゴルシから身体を離した俺は、観客席を見上げて叫んだ。俺の愛バに向かって。ゴルシは俺と目が合ったことに気が付くと、にぃっと満面の笑みを浮かべたかと思うと親指を立てつつ再び走り出した。
同化しようとするな
110 :
お兄ちゃん
2024/03/01 22:48:16
ID:QOlrJkpAhs
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「今日のお弁当、超プレミアムらしいぜ。どこで手に入れてきたんだよ?」
レース前にヒトミミフードパクパクを食べてしまったのだ。そう。今から競い合うチームメイト達の前でである! しかも普通の弁当ならまだしも『プレミアム』である。超だぞ。この選手層の厚い日本最高峰の有馬記念でそんなもの食べてると知られたら……! ……思い出すと腹が減ってきたな。今日は時間あるし食べにいくか……。
弁当の名称が謎
111 :
貴様
2024/03/03 16:43:02
ID:9kI8ocUyoE
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「ゴルシちゃん号発車しまーす!」(ドンガラガラガッシャーン!! ドカーン!)
なんと、ゴルシは自分の愛車を乗り回し始めたのだ! レース中に。
そしてそのまま車に乗ってターフを走り始め、他の出走者たちを抜き去った。もちろん車は大破するのだが、彼女はそんな様子を全く意に介さずコースを走り抜ける……っておいぃ!?
『な、なんてこったーっ! 1番に躍り出たのは3番 七色のゴルシだーっ!?』
その結果、ゴルシは豪快に勝つことができたが、代わりに彼女の愛車が物理的に壊れてしまったのであった……。
マイカーに乗るなんてずるい()
112 :
トレーナーさん
2024/03/10 15:02:26
ID:ewpBCMCMYM
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと最後尾を走り始めたのだった。ただよく考えればいつものゴルシだなと確認できた俺だったが、その認識も一瞬で雲散霧消した。
まるで道中各人の心を読むかのような全力のプッシュ。気づけば先頭に立つどころか、大差でバ群を引っ張っていた。
そしてそのままゴールまで駆け抜け、二着に10バ身以上の差をつけて圧勝。
『おおっとこれはどうしたことか! ゴールドシップが一着だ! 物凄いロングスパート!』
そう実況された今にして思えば完全に茶番のようなレースだが、当時は皆ゴルシの奇想天外なレース運びに混乱しきった。俺もまたその一人だったのだが。
出遅れからの大逃げかな
113 :
モルモット君
2024/03/13 22:48:58
ID:ElvhzzkkYg
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。そのままテイエムオペラオーとドトウの真横について行ったのである。ドトウの作戦は定石通りにタマモクロスの後ろについて、先頭に行ければ最後、スタミナを使って相手の末脚が出る前に押し切るというものである。実際ゴルシはその戦術を実行していて、他の出走者もその作戦に沿っていたため先行集団にはかなり有利に立っていた。
……最終コーナーに突入する時までは。
最終コーナー半ばでゴルシのペースが落ちたのである。そして最終直線に入り、ゴルシは完全に後方の集団にまで下がってしまった。これはまずい。そう思った矢先、大きく外側に寄れていたゴルシはカフェテリアのショーケースに飛び乗った。その様子に周りでは悲鳴が飛び交い、危険だから直ちに中止するように注意も飛んだのだが、もはやそんなことはゴルシの耳には入っていなかった。そのまま彼女は走りだし、思いっきり振りかぶってテイエムオペラオーのすぐ隣の後ろから、大きく飛んだのである。そして何とそれにびっくり仰天したドトウはあろうことか振り子のように尻尾でテイエムオペラオーを遠く彼方へぶっ飛ばしてしまったのである。最終的にゴールドシップはドトウとの根性差でハナの差の二着となって有馬記念は終了した。
尻尾で覇王をぶっ飛ばすドトウ
114 :
キミ
2024/03/15 23:58:39
ID:LBftWQ/NKE
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ふらふらと自分から巻き込まれに行ったのだ。バ群を泳ぐどころか沈んでいくように走りながら突っ込んでいき、バ場の確認をすることもなくひょいひょいと少し外側に進路を向けた。そのまま向正面を駆けて行く。案の定彼女は酷い出遅れを喫している。他の出走者と比べて明らかにスタートが致命的に遅かった。
「おいおい、ゴルシの奴大丈夫かよ……」
「あんな大出遅れしたらもう追いつけないぞ」
「いやでもあいつなら何かやらかすかもしれないぜ。調子良さそうにやってたし……」
「で、でも調子いいやつって大体負けるだろ」
「確かに……」
他の出走者だけでなくトレーナー達も彼女の出遅れに動揺していた。しかし俺はゴルシが何かやってくれるのではないかと期待する気持ちがあった。
「お、おい、見ろよ!ゴルシが上がってきたぞ!」
ゴルシはバ群を泳いだり、大外に振られながらも徐々に順位を上げて行った。そして向正面の坂で一気にスパートをかけ、最終コーナーに入る頃には2番手まで浮上している。他の出走者が沈むバ群の中で猛烈に伸びている彼女の姿を見て、レース前から動揺していた会場の客達は興奮しているのが分かった。
「大外回って大外回って追い込んで追い込んでゴールイン!!!!!」
そしてレースはそのままゴルシが1着でゴールした。
「嘘だろ……?ゴルシ1着……?」
「あの出遅れはなんだったんだよ、勝っちまったぞ……?」
ざわつく会場。完全に理解の外のレースをしたゴルシを見ながら俺はまだまだ彼女に教えられることは多いのだと実感させられたのだった。
適切なスパートをするゴルシ
115 :
トレーナー
2024/03/20 10:14:07
ID:7QXn6YSFZs
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『ただのっ! うおーーまいがーっっっ!!』
こいつ、俺が言った応援の言葉無視して音頭取り始めやがった。案の定、そのめちゃくちゃなスタートが災いし先頭集団から遅れる。
『ゴルシちゃん、いっくぜー!』
しかしゴルシは諦めない。出遅れたのを逆手にとって、そのまま最終コーナーまで大外を回るという常識外れな走りで追い上げる。
そして直線に入った瞬間、ゴルシは一気にスパート。道中並ぶことすら拒否したかのような大外からの驚異的な追い込みで、客席も配信視聴者も大盛り上がり。俺のサイリウム応援も作用したのか、ゴルシは見事1着を取った。
「いや、何してんだよ」
「だってよお。あのゴルシちゃんが真面目に走んのもつまんねーし」
「だからって、レース中に音頭取り始めるやつがあるか!」
「でも盛り上がったろ?」
「……まあな」
116 :
お姉ちゃん
2024/03/27 22:37:33
ID:nVGip6gDx2
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。──お客様のお荷物をお預かりしております。
そう言ってスタンドのお客さんの手荷物を持って行ってしまったのだ。当然、スタンドは大混乱。レースどころではなくなり、ゴルシは失格となった。……まあその、なんだ。ゴルシらしいと言えばゴルシらしいのだが。
そんなゴルシだが、実は有馬記念の他にもとんでもないことをやらかしていた。
それはトゥインクルシリーズでの出走である。
「おいトレーナー! アタシをチームに入れろよ! 一緒にトゥインクルシリーズで走ろうぜ!」
「いや、お前……もうトゥインクルシリーズは引退しただろう」
「は? んなもんどうでもいいって。なに、アタシが走ることが不都合なことでもあんの?」
こうしてゴールドシップはトゥインクルシリーズへ再び参戦し、チームシリウスに加入したのだ。
セカンドチャンスを掴んだゴルシ...?
117 :
アナタ
2024/04/08 13:37:02
ID:kchrD5P3XU
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシック競走で1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『クルッポー』
『おっと、1枠2番の……ゴールドシップ。これはどうしちゃったんでしょうか。走るのをやめて観客席に手を振っております』
「は……?」
俺は思わず声を出してしまったが、それも仕方がない。自信満々にレースに挑んだはずのゴルシが、なぜかスタート直後に観客席に向かって手を振り出したのだ。これには観客もざわつく。
『おい! 何やってんだよ!』
『やる気あんのかよ!?』
当然である。この行動で他の出走者、マスコミそして観客も注目していた。実際トレーナー陣営のほとんどがブチ切れていたと思う。さらにここからが問題だった。ゴルシは手を振ったまま、観客席に突っ込んでいったのだ。当然、観客席にいた人々は大パニックである。大混乱はそれだけに留まらない。
『おーっと、もう1人競走をやめて観客席に向かって走っていったウマ娘がいる! クリオグリだ! 2人は……なんかトレーナーまで突っ込んで来たぞ!? 何やってんだこいつ!』
そこからはもうカメラ担当がパニック状態になっていた。突然の出来事に俺の頭が真っ白になった次の瞬間、関係者席にいたスカーレットがコースに現れた。そして俺と共にレースを見ていたたづなさんも何故かコースに出たのだ。それを見たカメラマンは一瞬スピードを落として面白い映像を収めるべくシャッターを押し始めた。俺は人生で初めて「あ、これ死んだ」と思った瞬間だった……
もうめちゃくちゃだよ
118 :
お姉さま
2024/04/19 23:24:11
ID:EEcCz.2Ov2
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ゴルシはゲートから出た途端、ほとんど垂直に落下した。芦毛の髪がトレードマークだったのだが、降りたことで毛色も黒く変わって見えたほどである。もちろん大出遅れだ。普通なら勝ち目がないどころか、敗者と成り果てるような愚かしい行為である。だがそれで諦めるようなゴルシではなかった。あまりにも華麗な高速ステップを披露し、他のウマ娘たちをごぼう抜きにしていく。
「な、なんだあのウマ娘は!」
「速すぎる! 追いつけない!」
観客たちから驚きの声が漏れる。ゴルシのあまりの奇行に、レースの常識が覆された瞬間だった。そしてそのままゴール板を駆け抜け、ゴルシは一着でゴールイン。
『お、おい、今の見たか?』
『あ、ああ、何だったんだ、あの走り』
『あんな走りをするウマ娘、今まで見たことがないぞ……』
信じられないレース展開に、観客たちが騒然となっている。
「流石はゴルシだな! 思いきったことをするもんだよ」
これまでの練習を鼻で笑うかのようなゴルシの奇行。普通であれば愚かしい行為であるはずのそれを、俺は評価する。ここから先も勝機があると思ったからだ。
バ場に沈むゴルシ
119 :
トレピッピ
2024/04/19 23:28:55
ID:0wUFyR.jsU
AIのべりすとってタクヤさんの怪文書作る時以外にも使えたのね
120 :
キミ
2024/04/22 20:48:16
ID:PjgPjg89.A
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『よし、このままだと永久にハナを取れねえから大外から全速力だ!!』
と、予測に反し更に外を回り出したのだ。当然、大外から全力で、しかもスペシャルウィークやオグリキャップ、果てはマチカネタンホイザまでいる先頭集団へと無理矢理飛び込んだ結果…。
実況「さあ、第四コーナーを回った!6番ゴールドシップが飛んでくる。遂にやってきたッー!!」
最終直線で振り上げた右手に金色に光り輝くお馴染みの岩──願望成就のおみくじが握られていたのだ。
『きたきた!いっくぜぇー!ゴルシちゃんロケット発射!!』
そして引き当てたとばかりに持っていたおみくじを破り捨てると、さらに速度を増した。
実況「ゴールドシップ!7番スペシャルウィークに迫る!!チームシリウスの精鋭メジロドーベルもぐんぐん迫る!!」
ゴールドシップは持ち前のスタミナと根性で乗り切って大きくポジションを上げようとした。その結果……。
実況「遂に来たッ!!メジロドーベル、一着でゴールイン!!」
メジロドーベルのすぐ後ろで、ゴールラインを割った。
実況「そして2着に来たのは……なんと6番!6番、ゴールドシップだ!!」
まさかの2着に観客も実況席も大混乱。ゴルシはしてやったりという表情で、観客席にいる俺に向けてピースサインをしたのだった。
岩を破り捨てる驚異的なパワー
121 :
トレーナー
2024/04/29 22:36:23
ID:96f28W8McQ
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシック競走で1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。スタンドが全て見えているように、無関係の場所に居る観客に手を振ったり投げキッスをしたり。俺たちはあまりの衝撃にレースのことを忘れてしまうほどだった。
「な、なんだあのウマ娘!?」「え、何あれ」「噓だろ……!?スタンドに居る観客にあんなに手を振るなんて何やってんだ……!」「さてはこのレースをぶち壊す気だな……」
なるほどな、勝つためのロジックはそれか。見ていた俺は納得する。別の箇所でも評判はいいようだが1着を取るのは難しいのではないか……いや……。
『さあ、最終コーナーから直線に入りました!ここからどう仕掛けるのか!』
観客がざわめく。何せゴルシは外に居る他のトレーナーにまで手を振ったからだ。おいおい流石に舐めるのも大概にしろって思われるぞ……!
『ここで大外から青……1番人気ミホシンザンだ!追い上げてきた!あっという間に抜いていったぁっ!』
ミホシンザンが先頭のウマ娘に一気に迫る。ここまでゴルシに集中していた観客が大外に気を引きミホシンザンを目で追いかけ始めた。この時点で一番パフォーマンスを発揮していたのはゴルシではない。数秒後、ミホシンザンが先頭に立った。
『差し切った!ミホシンザン!強い!2番手とは1バ身をつけて勝利しました!!新たなトリックスターの誕生に歓声は鳴り止まない!』
レース終盤ゴルシに負けず目立ち、観客を味方に付けたミホシンザンが皐月賞を制した。会場は彼女の走る姿、仕掛ける瞬間のインパクトに強く惹き寄せられた。俺でも「……」となる状態だった。
122 :
相棒
2024/05/03 22:26:28
ID:pBNOacx1IA
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ゴール直前、右の大ケヤキに対して激しい投擲を行って見せたのだ。
神話などではなく実際日本では一般的に左側を歩むのが一般的であったと言われているが、そのどちらかというと鳥居型と言われる様に塞がれていたわけではないただ建造例が少なかったことから自然とそうなっただけの地点ではあるが……ちょっと空いてましたよね。そこをドンズラというわけである。結果他のウマ娘は問題ないものの、ゴルシは失格となってしまった。
「いや、でもさ、あの行動ってレースを冒涜してるわけじゃないし、ある意味度胸もあると見なされてある意味レアな走りだって言われて……」
「何でいんだよ」
あれ、ゴルシくんもういたんけ。まあいいや、許しておこう。
淀でやぶさめみたいなことをするな
123 :
大将
2024/05/05 18:03:14
ID:2iYDe8B4co
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「バブ!! ブォオオオム!!」
ゴルシは抱っこひもで赤ちゃんを抱えていたのだ!
「おい、あの赤ちゃん、誰だよ!」「まさか、隠し子?」「いや、でもレース中だろ」「え? じゃあ何なの?」
会場が騒然となる。しかしゴルシはそんな周囲の反応などお構いなしに、そのままゴールまで爆走した。そして一着でゴールすると……なんとその赤ちゃんを抱っこしたままウィナーズサークルに上がり、勝利者インタビューを受けてしまったのだ。当然大バッシングを受けたが、それでもなお、『バブゥ! バブゥ!』「おう、よくやったな」と赤ちゃんをあやすゴルシ。そして赤ちゃんも、『バブゥ! バブゥ!』と、まるでゴルシの走りに感銘を受けたかのように喜んでいたという……。
赤ちゃんは大丈夫だった...っぽい
124 :
トレーナー君
2024/05/07 23:32:45
ID:RQgj9R/8Ik
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシック競走で1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「……ええっと、何やってんだアイツ……」
よくやる珍走行為……というよりは芝が悪いという感じの動きをしたのだ。予想から数十メートル後ろにスタートラインをもっていったために集団ではいつの間にか後方に位置してしまっていたのである。一応大外しをしなかったので真ん中に入ることができればそのまま位置をキープすることはできそうなものの、道中ダラダラと走っていた上掛かり気味にコーナーに入って大内に切り込んでいったため、順位を上げることはできそうになかった。
「おいおいゴルシちゃんやっちまったな」
「ああ……こりゃ伸びてこないかもしれん……」
通常この動きになった時は撃沈することの多いパターンなのだが、ゴルシは違った。
「ん?」
「お?」
最終コーナーを回ったところでゴルシのエンジンがかかり、一気に順位を上げてきたのである。
「おお!ゴルシちゃんスパートかけたぞ!」
「こりゃあもしかして……」
最終直線の半ばでゴルシは集団を真横から抜き去り、そのまま先頭に立つとそのまま1着でゴールした。
このレースはハイペースで展開が予想されていたため、後方からの差し・追い込みが有利だと言われていた。しかしゴルシはスローペースだったのにもかかわらず上がり最速の末脚を発揮し、しかも内側から抜き去っていくのだからすごい物である。これが皐月賞後に評判になっていた『変幻自在のステイヤー』の由来でもあった。
史実再現...?
125 :
トレーナー君
2024/05/09 11:34:48
ID:EmD1g23UrE
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「は?」
思わずそんな声が出た。なんと、ゴルシはスタートと同時に、ターフに寝っ転がったのだ。
「なにしてんだ!早く起きろ!」
俺は慌ててそう叫んだ。しかしゴルシはあくびをしながら、「あ?何してんだトレーナー。早くゲート開けろよ」と言ってきた。
俺はもう訳が分からなかった。レース中に寝っ転がりながらスタートするやつなんて聞いたこともない。結局そのままレースを走ったゴルシは、最下位だった。
しかも理由を聞けば「だってマヤノにレース中寝転がったらすっごく気持ちいいって聞いたんだよ!」とのことだ。開いた口が塞がらないとはまさにこの事だっただろう。
「お前……レース中に寝るのは流石にどうかと思うぞ……」
「いや〜あれは癖になるな!もうレース中に寝ることしか考えられなくなるぜ!」
「……はぁ、もういいや」
俺は考えるのをやめた。
寝ながらスタートするな
126 :
アナタ
2024/05/11 10:59:50
ID:FLfRiqk6OA
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「な……なにやってんだ、ゴルシ!」
「あ、あの……あれは確か……」
「知ってるのか、たづなさん」
「ええ、その……『ゲートに入るとお腹が痛くなるから、ゲートを壊せばいいんじゃね?』という結論に達したらしいです」
未だ混乱している俺達を余所に、ゴルシはゲートをぶっ壊しながらレースを走っていた。
「お、おい……あれいいのかよ」
「ルール違反ですね…」
そして、そのままゴール。当然、最下位だった。しかし、レースの後のウイニングライブは大成功だった。ゴルシがゲートをぶっ壊したおかげで、会場のボルテージが最高潮に達したのだ。この一件で、俺はゴルシに担当としてついて行こうと決意した。まあ実際、あの後新人トレーナーである俺にスカウトの話が沢山来たから、担当が決まってない奴なら誰でもよかったのかもしれない。
でも……俺は、あいつと出会えて本当によかった。
ゲートを壊して腹痛を改善しようとするゴルシ
127 :
お前
2024/05/15 20:53:39
ID:zrPiBLOdo.
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシック競走で1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをゴルシのトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと髪の毛を解いたのである。一方相手のイナリワンは孝行盛りの走りを持ち味としたまっすぐなのタイプ。ゴルシはすぐ落ち着いてインにつき、俺が見ているうちにヘアスタイルを整えた。先頭のウマ娘は1000m34秒6という快速ペースでレースの流れを作った。一団で固まった逃げ集団に対し、20mぐらい後ろを通って外に持ち出す形で位置を上げようとしたのはゴルシだった。ゴルシはバスケやハンドボール並みの動作で腕を真横に突き出した後にかかとを地面に叩きつけるという非常にキメの細かいステップで軽やかに加速を始めた。そしてスパート時にがっちりとブロックしに来たイナリワンを避け、ゴルシは先団へ迫っていったのである。たった1人余裕を持ったまま進んでいったゴールドシップが先頭に並んだのは残り400m付近、1000m通過で37秒フラットというタイムだからこそできる芸当である。ゴールドシップはイナリワンなどの猛追も振り切って1着でゴールイン。レースビデオは今も鮮明である。
1000m37秒が平均ペースなのか...
128 :
トレピッピ
2024/05/18 11:06:05
ID:o7j1pliyEA
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「お、おいゴルシ! 何してんだよ!」
なんと、彼女はスタート直後にゲートから逆走しだしたのだ。当然、レースは中断。会場は騒然。しかし勝負はついた。結局、この奇行に驚いたのか、他のウマ娘たちは出遅れ。結果だけ見れば、ゴルシは大外を回したにも関わらず、1バ身差で1着。そして、2着のスペシャルウィークは「あの、私、ゲートが壊れてないか不安で……でも大丈夫でした!」というコメントを残した。
この意味不明な事件以来、ゴルシの人気は天へと昇った。当時面白半分にインターネットを検索したりテレビが取り上げたものだから、知らない者はいないレベルの伝説となっている。
ゴルシちゃん...
129 :
トレーナー君
2024/05/21 14:18:15
ID:a7l5qkUinM
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとゴルシのトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『ゴルシちゃん、ゲートがイヤだからでちゅぱ☆しちゃうぞ~!』
あろうことかゴルシはゲートを開けず、そのままレース場から走り去ってしまったのだ。結果、有馬記念は大バッシングの嵐となり、翌年の出走権を剥奪されてしまったのである。ゴールドシップは今回の騒動について、「だってぇ、ゴルシちゃんもチビの頃はお家に帰ってウマ娘を見るのが毎日の楽しみだったんだ!あの時できなかったから嬉しくてさぁ……」と俺に説明をしている最中でやってきた黒服の集団に連れていかれた。後日、俺は手紙を受け取ったのだが俺の家でFAXを使っていることだけは分かる内容だった。
トレーナーの家でFAXを使ったのか...
130 :
あなた
2024/05/24 13:11:10
ID:uxChvlp7b6
これはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシック競走で1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをゴルシのトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんとイクノディクタスをおいてけぼりにして、当初の先行策を今になって言われた菊花賞を取るために掛かって逃げたのだ。運営はすぐさま観戦を終えて看病してた冷凍バナナに注意力を注いでいた。そんな無茶苦茶なスタートを切ることができたのは彼女の比類なき豪脚あってこそだ。
しかし、その走りはあまりにも無謀すぎた。レース中盤で既にスタミナが切れて失速。そのままズルズルと順位を落としていき、結果5着という非常に悔しい結果に終わったのだ。俺はその映像を見て、ゴルシのトレーナーである俺も心配していた。
しかし、そんな俺の不安を他所に彼女はレース映像が終わる頃になって意気揚々と俺の部屋までやってきた。もう全然元気だろコレと言わんばかりにいつものようにデーザーヘッドを外からぎゅっとビンタしてきた。
菊花賞を取るために掛かるな
131 :
貴方
2024/06/01 09:16:06
ID:vA8yJSliNY
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。出走するウマ娘の中で一人だけ大きな声を出すし、なぜかポジションなんかをエルボーをくらわせながら指示を出している。謎の片腕仁王立ちを決め込むので周回に遅れたりなんてことも起きていた。あげく途中で空を一心不乱に飛び始めてしまっていたのだ。あまりにも原初的すぎるフォームであった為か係員に目を付けられたらしいゴルシは御仕置きなのか、コースの外へ追い出されてしまったのである。そのレースは結局、大逃げで一着になった娘と二位争いをしていた娘が同着扱いとなり、△のようなタイムが生まれたのだが……。そのよく分からない走りが認められゴルシは除外となったのだ。レース競技だし変なぶっ飛び方をしていれば迷惑になるという事でいけないのは分かるのだが、無効扱いになるのかと複雑な気持ちだったのを覚えている。
132 :
トレぴっぴ
2024/06/09 07:48:09
ID:Uy47Dl3186
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとゴルシのトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。何と前後の順番に割り込んでレースをぶち壊し、1着のビワハヤヒデに2バ身も差をつけられて負けた。急いで折り返し、ジジイを前にしてやる気がない状態になっているゴルシに並び立てた瞬間──────少し何かが胸の底でジリッ、と灼けた。
133 :
マスター
2024/06/11 07:06:45
ID:LdNERwJkjc
それはウマ娘のレース、宝塚記念での出来事だった。3強対決の2番人気に支持されたゴールドシップ。グランプリ連覇がかかったレースに向けてゴルシのトレーナーである俺も万全の準備をした。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「さあ!行くぜ!!」
なんとゴルシはゲートから大ジャンプ!!そのままターフに着地してレースが始まってしまったのだ。当然スタンドも実況も観客も大混乱である。俺は頭を抱えたが、結果だけを見ればレコードで1着を取ったのであった。
『なんということでしょう!!1番人気のゴールドシップが大ジャンプでスタートダッシュを決めた!これは卑怯です!!』
当然アナウンサーはこの行為を反則だと非難した。だが、その行為が逆に話題を呼び、ファンの間では「ゴルシジャンプ」と呼ばれるようになってしまった。その後もゴルシは数々の奇行を繰り広げ、その度にマスコミやファンを大いに沸かせた。
宝塚記念はジャンプレースではない
134 :
お兄さま
2024/06/16 22:43:29
ID:.GgnaOrZeM
これはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックレースで1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをゴルシのトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。あろうことかその場で勝負服を脱ぎ捨て、薄着の状態でいきなりレースで走り始めたのだ!ロッカーもトイレットペーパーもなしに脱ぎ捨てられた勝負服を抱え込みつつ、近くで何があったのかを顎ひげを生やした隣に立ったトレーナーに聞いてみた。すると、彼は「ああ、いつものことだよ」と軽く答えてくれた。
「あのバカはレースになるといつもあんな感じなんだ。ゲートから出たらもう誰もあいつを止められない」
「は、はぁ……」
「でもな、あいつは思ってもみない場面で1着を取るんだよ。……ま、それがあのバカがバカである所以でもあるんだけどな」
意味不明なことを終始朗らかな口ぶりで言う彼の言葉に、俺はなんとも言えない表情で思わず「はあ」としか言えなかった。
隣の人はゴルシのようなウマ娘のトレーナーだったのかな
135 :
お姉ちゃん
2024/06/23 19:01:49
ID:z9x49Tjvbg
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。そう、引退宣言である。これには多くのファンが悲しい涙を飲んだに違いない。『儚い夢を見せてあげる』と言いながらあっさりさじを投げられたのだから……まあそれはそれで幸せだったのかもしれないが。
どうしてこうなった
136 :
トレーナー君
2024/07/06 18:14:53
ID:fAj7o1mYQs
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとゴルシのトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんとパドックの上で昼寝し始めてしまったのだ。あまりの出来事に、一瞬でウグイス嬢を除いたその場の全ての人々の意識がゴルシに引き付けられる。急いで建物の裏に回った俺達はそれを見てパニックに陥っていた。
「な、何してんだ! 早く戻ってこい!」
『あ? なんだよトレーナー、もうアタシのレースは始まってるんだぜ?』
「始まってる!? 何言ってんだよ! 早くゲートに戻れって! もうレース始まっちゃってるんだから!」
『いや、だからもう始まってるって』
「何を訳のわからないことを…っ!?」
その時レース場にいる全ての人々が同じ方向を向いているのに気が付いた。俺達もそれに釣られてそちらを見る。するとそこにはターフに描かれた絵画の如くレース場内を一人進んでいくあいつがいた。そう、誰もいないはずの玄関口を通り抜けて一人のチャレンジャーが姿を現したのだ。その後、勝利を手に帰宅したゴルシは何食わぬ顔でこっちへ戻ってきて意味わからないこと言ってきた。
『よぉ、冬でも無いのにイイ夢が見れたぜ』
玄関口を有馬記念のゴールだと思い込むゴルシ
137 :
トレピッピ
2024/07/11 09:03:05
ID:tcvaog/62.
それはウマ娘のレース、宝塚記念での出来事だった。
3強対決の2番人気に支持されたゴールドシップ。グランプリ連覇がかかったレースに向けてゴルシのトレーナーである俺も万全の準備をした。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『うぉらぁぁぁぁぁッ! ゴルシちゃんロケット、発射だぁぁぁッ!』
「ちょ!? おま、何してんだぁぁぁッ!」
なんとゴルシはスタートゲートを破壊。そしてそのまま観客席のど真ん中に突っ込んだのだ。当然レースは中断。俺は急いでゴルシを捕まえて、一緒に土下座したのだった……。
観客席の方向にロケットみたいな感じで走るな
138 :
お兄ちゃん
2024/07/13 18:02:40
ID:WX3yKU2Rl.
これはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックレースで1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをゴルシのトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「よーし行くかーい行くぞー!」
他の走者がゲートインする中で、何故かゴルシだけが呑気に掛け声のような声をあげながらゲートからいきなり飛び出したのだ。そして案の定ゲートに思いっきり衝突している。他の走者が一斉にゲートから駆け出し始め、そんな様子のゴルシを見てドン引きした視線を送りつつもレースは変わらず始まった。そしてここから、またしてもとんでもない事態に発展する。なんとレースの道中に観客達がどんどん前の方へと押し寄せてきたのだ。
「うわああああー!やっべ押し出されたぁ!走ってもねぇーよぉ~!」
「キャー何この子の走り方~!チョーおもしれ~んですけどぉ!」
しまいにはその勢いに乗せられて踊る観客まであらわれ、もはやレースとはかなり違うものとなっている。レース界の名門一族のご令嬢であるダスカトレや一族で初めてクラシックを取ったドレスオードさんまでもが周囲の観客に押しやられて叫んでいた。
レース中に客を入れるな
139 :
ダンナ
2024/07/15 14:01:11
ID:g6QiVRu6OY
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。そこで天を見上げ……愉快そうに不敵な笑みを浮かべたかと思うと、光の速さで飛び出して来たのである! どうしてこんな事をしてしまったのかゴルシに聞いたら。本人は得意げに。
「鳥はねえって笑うかも知れねえけどな。牧童の持つハトと同じなんだぜ」
目的といえばただただ小っ恥ずかしい仕返しらしかった。その後逃げの態勢に瞬時に入ったゴルシがシベリアに愛を込めて延々と逃げ続けたせいか、実質何もしていないまま野路菊賞を勝ってしまった。このレースは、「ゴルシの勝ち方」と呼ばれて後世に語り継がれていく事になる。
菊は菊でもそっちじゃない(?)
140 :
トレぴ
2024/07/17 20:01:45
ID:kLcNo1C8n.
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとゴルシのトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと手頃なところにいた俺と手錠で互いを繋いでゲートを施錠したのだ。それも後ろ手で。繋がれた俺の手の先で頭を抱えるトレーナーは一体何人居ただろうか。全員顔真っ青だった。当たり前だろ手錠は外れないから。しかもこの手錠は俺が昔ゴルシとの勝負に負けた罰ゲームでつけたやつで、鍵はゴルシが持ったままだったのだ。結局そのままレースはスタート。
当然俺たちは最下位。しかし、そのレースを見ていた観客や記者たちは大興奮。「あの手錠はなんだ!」「あのトレーナーは何者!?」「手錠で結ばれた二人! これはスクープだ!」と、まあこんな感じで新聞の一面を飾った。
仲良しすぎる
141 :
トレーナー
2024/07/19 21:32:21
ID:IkTCC33fLw
それはウマ娘のレース、宝塚記念での出来事だった。
3強対決の2番人気に支持されたゴールドシップ。グランプリ連覇がかかったレースに向けてゴルシのトレーナーである俺も万全の準備をした。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。今まで見せたことのないようなスタートダッシュで先頭を突っ走ると、そのまま後続を突き放し、なんと2着に7馬身差をつけてゴールした。場内は大歓声に包まれたが、俺は気が気でなかった。
レース終了後のウイニングライブでのこと。ゴルシのトレーナーとして俺も舞台裏に待機していた。すると突然、ゴルシが俺の前に現れた。
「ようトレーナー」
「おう、お疲れさん…………ってお前!その頭どうした!?」
現れたゴルシはツインテールになっていた。同じように演奏前のブルボンとライスも三つ編みをして同じ色のカチューシャを身に着けていた。ツインテールでポニーテールの三人は互いに鏡写しのようで大変かわいらしかった。
ツインテールのゴルシちゃん
142 :
お姉ちゃん
2024/07/22 14:30:10
ID:pS53pB1Noc
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。ゴール近くに設置されてあるビキニに全速力で追突しに行ったり、屈んでその周りをサライを踊るように3度グルグル回っていたので思わず目が点になってしまった。その行動は走る走りにはなっていなかったが、しっかりと嘘偽りなく予想外なことをやるゴルシも素晴らしい素質はある証拠なのだし、夢ではない輝きを見たレーサー達の力強い脚運びは見る者全てを魅了した。
サライを踊るゴルシ
143 :
トレーナーさま
2024/07/23 19:14:09
ID:c.FpBS5sZM
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『おーっと! ゴールドシップがゲートから出ないぞ!?』
「は?」
「え?」
俺とトレーナー仲間はゴルシの奇行を見て呆然とした。その様子を、VIPルームで見ていたURAのお偉いさんやスポンサー様もケラケラと笑って見ていたが……一部の人は笑う事が出来ずに引いていたと思う。その後夕方のニュースにもなっていた。トレセン学園に帰ると理事長や生徒会長といったお堅い方々がいる状況だった。とりあえず声をかけようにもかけられなかったおかげで他のウマ娘達の誤解が解けるまで2日はかかった。
誤解されたか...
144 :
アナタ
2024/07/27 22:56:23
ID:4081zBMBtc
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとゴルシのトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。驚嘆をしろと言われたわけでもないが、ゲートから出た直後のゴルシはコースの真ん中らへんに蹲み込みやがったのだ。おいおい何やってんだと思った瞬間にアグネスデジタル他スピカ組のスズカ・スコーピオンとヒシアマゾンが一斉に抜け出し始める。奇行とも言うべきゴルシの行動により集団内に巻き起こった驚きは思ったよりも深刻で、体が立ち上がってさえしまえばばっちり走られる先行組含め会場中の時は止まってしまったかのようだった。そのせいで向かった先に何があるのだと思いながらスズカとスコーピオンは何を言っているのかまで分からんぐらいよく分からない競り合いを繰り広げ、デジタルに至っては叫びつつこけて生きてるのか死んでるのかも分からない様子である。
何が何だか分からぬうちにレースは終わり、ゴルシは一着でゴールイン。
「いやー、参ったぜ」
「参ったぜじゃねえよ! お前あんなところで何やってたんだよ!?」
ゴルシは本当に2500mを走ったのか
145 :
トレーナー
2024/08/03 10:59:38
ID:gF8l0yQFEc
それはウマ娘のレース、宝塚記念での出来事だった。
3強対決の2番人気に支持されたゴールドシップ。グランプリ連覇がかかったレースに向けてゴルシのトレーナーである俺も万全の準備をした。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。なんと彼女はまっすぐに空へロケット花火を放り投げ始めたのだ。そのせいかゴルシのすぐ近くで走るナイスネイチャは全員が一斉に自分に向けて飛んでくるロケット花火の群れで面食らう形になった。歓声は一気に静まり、他の観客が当たり前の疑問をゴルシへぶつける。
"危ないぞ!? そんなんで走れるのか!!?"
そんな賞賛なのか呆れなのかわからない質問に対し、ゴルシはこう答えた。
"ただのおまじないだ、心配すんな"
その言葉通りに本当に後続はやらかすことがなかったため、少なくとも理論上は速度が上がっただけだったのだ。そんな騒ぎのあった宝塚記念を制したのがナリタブライアンである。まさに追い込みのような力強いスパートを3番手で切り、トウカイテイオーを差し切った。彼女のトレーナーは、お祈りが効いたと大喜びだった。
ロケット花火:レース序盤に速度が上がる
146 :
キミ
2024/08/03 17:11:30
ID:MjiTJocJVM
これはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックレースで1着を取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをゴルシのトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。まずスタートと同時に脚部の筋肉が震える程の凄まじい踏み込み、その衝撃で生まれた強風。時速70kmで走っていた訳だが、ターフ全体の土がこちらに撥ね返ってきたのだ。それをとっさの判断で避けようとしたが失敗。周りからすると直角に曲がる瞬間に膝を深く曲げてアキレス腱を伸ばすような綺麗な前方宙返りを決めるレースをしているように見えた。結果周りの歓声やら喚声やら歓喜の声がかえって遠ざかり一瞬の間身動きが取れなくなり、スタート直後から大分体力を消耗してしまった。しかしそこはこの不撓不屈。普段の特訓内容から的確に3角部分で手応えを感じ取り、左足に踏ん張りを入れて先行グループの子に付き合うことにした。この先行グループは強敵であった。印象に残ってるのは髪の毛が長く常に冷静沈着そうな金髪のウマ娘がとてつもなく上手い、しかもあのずるっずるのバ場をものともしない姿勢である。しかし残り200mを通過した辺りでゴールドシップは金髪のウマ娘を捉え、ラスト数十メートルでついに併走する形に持ち込んだ。俺はゴルシに「今だ! 差せ!」と叫んだ。その声と同時にゴルシは加速し、2バ身、3バ身と突き放し、そして1着を勝ち取ってみせたのだ。このレースは今でも伝説として語り草になっているが、俺はそのレースをトレーナー室で見ていた。
「いや〜、あの姉ちゃんは強かったな! アタシも本気出しちゃったぜ!」
と、ゴルシはいつも通りのテンションで言うが、俺は内心冷や汗が止まらなかった。
147 :
あなた
2024/08/08 22:43:13
ID:LBWhxC3Pkc
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『危険な走りを見せています』
どう見たってそんなつもりじゃなかった。というか、むしろ追い込みをかけるような走りをする奴じゃないことくらい一目見ればすぐに分かる。なのになんで……。
俺がパニックを起こしている合間にも、どんどんとレースは展開していった。第3コーナーでやや進出したのは良かったものの、カーブであえなくバランスを崩してふらふらとしながら4コーナーを回った。もう終わってる……終わったんだ……。だが、そう思った俺の目に映ったのは、規格外の走りをするゴルシだった。騒ぎを起こしている客席を諸共せず、グラスワンダーを悠々と差し返してゴール板を駆け抜けたのである。……今だからわかるけど、ゴルシが『出が悪かった』と言っていたのは、レースに向けての合図だったのだ。つまり、あくまで4コーナーで失速したように見せただけで、別に脚に異常はきたしていなかったのだった。
…そんな芸当を悪戯でもなくやってのけるとは。今となれば彼女の潜在能力は誰もが認めるものだったが、あのレースは現在でも語り草となっている名勝負と言える。
タヒんだふり戦法が決まっている
148 :
トレピッピ
2024/08/11 13:18:28
ID:BrNRVf/kvg
それはウマ娘のレース、有馬記念での出来事だった。
クラシック二冠のウマ娘として有馬記念に出走したゴールドシップ。シニア級のウマ娘に勝てるかもしれないとゴルシのトレーナーである俺も期待していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『お、おまっ!お前何でそんな端っこを走ってるのっ??』
そうなのだ。目の前に広がるターフをまるで狭い部屋で走り続けるような体裁きで走り抜けるゴルシ。レースに参加している全員が頭に『?』を浮かべたであろう。
そんな中でも真面目に走る他のランナーとの実力差は圧倒的だった。先頭集団はおろか後続集団にすら全然追いつけない。1着になるのは難しそうな位置にゴルシは陣取ったのだ。
「……それだけであんな規格外の戦術になるんですの?」
最終的にゴルシは2着とは半バ身の差でレースに勝った。しかしそれ以上はこちらに話すことは無いとトレーニングに取り組んで行ったのだった
149 :
マスター
2024/08/12 21:04:00
ID:Nk/jrT5VNo
150 :
ダンナ
2024/08/13 13:10:54
ID:mKxX7CmNbE
それはウマ娘のレース、宝塚記念での出来事だった。
3強対決の2番人気に支持されたゴールドシップ。グランプリ連覇がかかったレースに向けてゴルシのトレーナーである俺も万全の準備をした。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
「遅いねん。はー!なんじゃ、まだるっこしいのう!邪魔じゃああああああ!!」
1月にしては暖かい土曜日の六甲おろしの中、冬眠から目覚めた猿のように雄叫びを上げたゴルシが爆進を開始。おかげで集団を牽引してレースで尽くすことはおろかもはや距離を無駄にしたうえ最後で競り負け惨敗したのである。
1月に宝塚記念が開催されるのか...
151 :
トレーナー君
2024/08/17 20:11:59
ID:PYhFMUC3oI
それはウマ娘のレース、皐月賞での出来事だった。
1番人気でないにしろ上位人気のゴールドシップ。クラシックを取る可能性が高いウマ娘として彼女の動きをトレーナーである俺も注目していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。
『おーっと! ゴルシ選手、ゲートから出ずにそのままスタート! これはどういうことだー!?』
1枠1番の彼女は、なんとゲートから出ないでそのままレースをスタートさせたのだ。
「な、何考えてんだアイツ!?」
思わずそう叫んでしまった。しかし周りの観客はそんな俺の反応に困惑している。
「おい見てみろよ」「え? なに?」とざわつく中、俺はすぐにレース場に目を戻すと、既にゴルシは第1コーナーを回っていた。
「おいおい……マジかよ」
俺は驚きを隠せなかった。ゲートが開いてからまだ1分も経っていなかったからだ。
「アイツ、まさか最初からこの作戦で行く気か!?」
俺はゴルシの動きに注目する。彼女は第3コーナーに差し掛かったところでようやく動き始めた。
「よし! よし! よし!」
思わず声が出てしまう。周りの観客も俺の反応に驚いているようだったが、今はそれどころではないのだ。
「行け! そのまま突っ切れ!」
俺は拳を握りしめて応援した。しかし、そんな俺の期待を裏切るかのように彼女は第4コーナーで失速してしまうと、そのままズルズルと順位を下げていき、結局最下位でレースを終えてしまった。
「な……なん……だと……」
レース終了後、俺は膝から崩れ落ちた。まさかこんなことになるとは思わなかったのだ。
152 :
あなた
2024/08/17 20:42:13
ID:RV9kG2AAlw
このスレってずっとAI垂れ流しなん?
153 :
お姉ちゃん
2024/08/22 23:26:09
ID:b00q7XsLAA
それはウマ娘のレース、菊花賞での出来事だった。
圧倒的人気に推されたゴールドシップ。過去の圧倒的な成績から、トレーナーである俺も勝利を確信していた。しかしゴルシはゲートから出た瞬間、とんでもない行動に出たのである。それは、先行策。それまでゴルシが行ってきた奇抜な行動は、全て先行策の布石だったのだ。それを見抜けなかった観客は阿鼻叫喚の地獄絵図となり、逃げウマ娘として名高いツインターボは大逃げを封じられ、スタミナ切れで6着。レースは荒れに荒れた。
「あれは、本当に凄かった。……もうあんな事は起こらないだろう。でも俺はトレーナーとして、君の走りを支えていくよ」
「そうか。なら、アタシも全力で走ってやるぜ!」
俺もその意志に答えるように強く頷く。そんな俺たちを祝福するように、歓声は鳴り止まない。
ツインターボが善戦したことは分かるがゴルシの着順はどこにいった
154 :
トレーナー君
2024/08/24 19:07:22
ID:V8EvXXAPIE
ワンパターンなスレだな
155 :
スレ主
2024/09/20 02:41:15
ID:b0/9gZC7Gc
数週間で過去スレ行きそうなテーマだと思ってたら、何故か16ヶ月も持ってた……
私はガチで最初の1しか書いていないので誰かが定期的に使ってくれてたんだなと
本当にありがとうございます
これから続くか分からんけど、過去スレ行きそうな感じがするのでお礼だけ
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