「てやんでい！風紀チェックするしかねえだろうが！」
「風紀チェックっスか！？」
「おう！ここまで仕上がってるなら、もう風紀チェック以外にねえだろうが！これ以上何を言えってんでい！」
「たしかに、アタシもそう思うっス！それでは、スマートファルコン22thアルバムより、『絶対勝利☆エンペラーレース』っス！どうぞ！」

「おっと、今新しい手紙が届いたっス！見たことがないサイバーな感じの、未知な模様の封筒っス！」
「読んでくんな、バンブー！」
「押忍！『相談に答えてくれてありがとうございます。ここまで夢中にさせといて、ウチが独り立ちするとトレちゃんが考えていたことが想定外すぎて、思わずゾクゾクしてしまいました。風紀チェックしている最中のトレちゃんは、今まで見たことのない表情ばかり見せてくれたので、一晩中ゾクゾクしっぱなっしでした。こんなにたくさんのゾクゾクが味わえたのも、お二人のおかげです。感謝します』とのことっス！」
「へへっ、ワクワクする未知ってのは遠くにあるように見えて、実際はすぐ近くにあったりするってわけだな」
「日常の中に潜む未知にこそ、日々を楽しく過ごすヒントが隠されているってわけっスね！」
「その通りだぜバンブー！この放送は頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

さすがトランセンド

ああ、今日もまたトレセンの風紀が……

やはりこのコンビは良い…

うまぴょいチャンネルの方ではマジレスバンブーなのに…

ファル子のアルバム数やばいことになってんな？

立春と迎春うまいなと思ってしまった

「第二回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「「お悩み相談コーナー！春の陣！」」
「いやあ、最近はあったかくて気持ちいいなあバンブー！この時期になるとつい寝すぎちまうぜ。この間の休みも、昼までダンナと風紀チェック寝坊しちまってな、結局その日は一日中布団の中ってなもんよ。バンブーはどうでい？」
「押忍！アタシは習慣付いてるんであまり寝坊はしないっスが、トレーナーさんの寝顔を見ていると、こんな魅力的な人がかわいい寝顔で無防備に寝ているのは、風紀を乱す行いじゃないかと思えてきて、トレーナーさんを風紀的にめちゃくちゃにしてやりたくなる衝動に駆られるんですが、いつも夜まできちんと我慢してるっス！」
「さすが風紀委員だぜ！そんじゃ、届いた手紙を読んでくんな！」
「押忍！ペンネーム『表はあっても占いトレーナーさん』からっス！『僕の担当ウマ娘は、占いが好きな明るい気性のウマ娘です。少し調子に乗りやすいところがありますが、むしろ可愛げがあって微笑ましく思います。そんな彼女が、最近僕の家に入り浸るようになりました』どこかで聞いた話っスね。
『担当ウマ娘と同居というのはあまりよろしくないと、やんわり追い出そうとしましたが、『ここが私の大吉の場所です！』だの『私の両親とトレーナーさんの両親も賛成してますっ！』と言って聞きません。彼女と同居すること自体が大変というわけではなく、作る料理はおいしく、仕事に行っているうちに家事は完璧に済まされ、寝る時に抱きしめると嬉しそうに抱き返してくるので理性が崩壊しそうです。休日に遊びに行けば、明るい会話と朗らかな表情で、一緒にいると心から楽しい気分になります。
しかし、このままの関係が続けば、彼女の将来とかそういうのに良くないと感じています。どうか彼女を円満に追い出す方法をご教示ください』とのことっス」

「てやんでい！追い出す必要がねえだろうが！」
「それを言ったらおしまいっス！
「仕方ねえ、こうなったら風紀チェック占いをするしかねえぜ！」
「風紀チェック占い！？」
「おうよ！風紀チェックをした結果で占いをする、風紀的な占いでい！」
「どうなったら大吉なんスか？」
「てやんでい！風紀チェック占いに大吉もこんこんちきもねえぜ！あるのは、当たりかハズレか、それだけでい！」
「なるほど、時には占いによって、進むべき道を選択するのも一つの手ってことっスね！それでは、大逃げシスターズ3thアルバムより、『レースで逃げても☆自分の気持ちから逃げだすな！』っス！どうぞ！」

「おっと、今新しい手紙が届いたっス！神社でよく見る、金色の紐がついた封筒っス！」
「読んでくんな、バンブー！」
「押忍！『ご返答ありがとうございます！お二人のアドバイス通りに風紀チェック占いをしたところ、なんと大当たりでした！トレーナーさんは責任を取ってくれると言い、私の両親もトレーナーさんの両親もお祝いしてくれました。まさにスーパーラッキーシラオキハッピーです！お礼に私の秘蔵の開運グッズを同封しましたので、ぜひお役立て下さい！』とのことっス！」
「そりゃ良かったぜ！そんで、開運グッズってのは？」
「押忍！両面とも表のコインと、裏面の模様でカードの種類が判別できるトランプっス！」
「開運グッズじゃなくてイカサマグッズじゃねえか！」
「これは風紀的にアウトっス！没収っス！」
「この放送は、頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

大当たりってそういう…

「おっと、もう一通の手紙が届いたっス！」
「おう！読んでくんな！」
「押忍！先ほどの放送で流れた曲のユニット名は、『大逃げシスターズ』ではなく『逃げ切りシスターズ』ではないか？という苦情っス！」
「てやんでい！大逃げシスターズは、メジロパーマー、ダイタクヘリオス、ツインターボ、タップダンスシチー、カツラギエースの五人で結成された、新進気鋭のアイドルチームでい！」
「押忍！音楽室でよく練習しているのを見るっス！」
「けどよ、たしかに紛らわしい名前だから、誤解させちまって申し訳ねえ。この場で詫びさせてもらうぜ」
「押忍！謝罪させてもらうっス！」
「全校放送だからよ、こうした不適切な発言は、ビシバシ行かせてもらうぜ！」
「公共の場は、みんなの物。それは放送も変わらないっス！」
「そいじゃ改めて、この放送は頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

何が風紀的にアウトで何が風紀的にセーフなんだよｗ

大当たり……あっ（察し）

「第三回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「「お悩み相談コーナー！春の陣！」」
「おうバンブー！今回の相談コーナーも、ちゃきちゃき答えさせてもらうぜ！手紙を読んでくんな！」
「押忍！よろしくお願いします！ペンネーム『モルモットトレーナーさん』からのお手紙っス！『僕は、薬品実験でたびたび事故を起こすウマ娘のトレーナーです。彼女の生活力はあまりにも低く、特に食生活がひどくて、かつてはカ〇リーメイトと栄養ジュースだけで生活していたのを、担当になってからは僕が三食手料理を食べさせています。最近はそれだけではなく、風呂で体を洗えだの、だっこしてベッドに運べだの、おやすみのハグをしろだの、とにかくワガママな要求が増えるばかりです。人体実験が増える程度ならともかく、こんなワガママばかりだと困ってしまいます。彼女のワガママを減らす方法はありませんか？』とのことっス」
「てやんでい！人に頼りっぱなしなのが感心しねえのは分かるぜ。そういう時は、きちんと二人で話し合うのがいいんじゃねえかい？ため込んだ鬱憤が爆発するまえに、ちゃんとお互いに不満を言い合っておくのも大事だぜ。あたしもダンナと不満を言い合う時があるがよ、いつも言い合いに熱くなりすぎてそのまま怒鳴り合いの風紀チェックになっちまうぜ！バンブーはどうだい？」
「押忍！アタシもトレーナーさんとの言い合いが激しくなりすぎて、お互いのモヤモヤを風紀チェックで発散することがよくあるっス！それでは、逃げ切りシスターズ12thアルバムより、『GET☆SAY☆YO　逃がして帰すな』っス！どうぞ！」

「おっと、今新しい手紙が届いたっス！何かをこぼした跡がある封筒と、小さい保冷ボックスっス！」
「おう！読んでくんな！」
「押忍！『この度は返答に感謝させてもらうよ。アドバイスの通りに二人で話し合っていたら、私のモルモットくんが怒りを爆発させてしまってね。これ幸いと私がモルモットくんを押し倒して風紀チェックに突入したのさ。ここまでは想定の範囲内だったけど、事前に飲ませた薬品のせいか、風紀チェックは5日間にも及んでね。私はクタクタだが、モルモットくんはまだ猛り狂う獣のようになっているから、計画通りに実験は大成功したけど、いささか生命の危機を感じているよ。手紙と一緒に送った箱の中に、その薬品が入っているから、ぜひ役立ててデータを提供してくれたまえ』と書かれているっス！」
「あまりに溜まりすぎた鬱憤は、理性をぶっ壊しちまう。恐ろしい話だぜ」
「それと、タキオン先輩の薬品も恐ろしいっス！この薬品は、アタシとイナリ先輩が厳重に預からせてもらうっス！」
「この放送は、頼りなるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

>>18
10行目訂正。「この放送は、頼りになるイナリワンと」

5日間て……（怯え）

>>5
このトランは卒業してるからトレセン学園の風紀にはなんの問題もないな

>>18
名前出すな、バンブーw

フクキタル強すぎ

今回も最高の出来ですね（白目）

「第㈣回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「「お悩み相談コーナー！春の陣！」」
「おうおう！頼りになるイナリワンだぜ！」
「風紀委員のバンブーメモリーっス！」
「それにしても、今年の桜も綺麗だったなあ。あたしとダンナは大井の連中と花見に行ってな、満開の桜の下で踊ったり、寿司を食ったり、みんなで騒いだりしたぜ」
「いいっスねえ」
「そしたらダンナが、『来年も、再来年も、もっとずっと先も、イナリと一緒にこうして花見がしたい』なんて嬉しいことを言いやがってよ、家に帰った後は厳重な風紀チェックってなもんよ！バンブーはどうだい？」
「アタシはトレーナーさんと、花見で騒ぎすぎてる人がいないかパトロールしてたっス！そしたら、トレーナーさんが急に顔を背けたんで、なにか問題があるかと問い詰めたら、『桜を背にしたバンブーが、あまりに凛々しくて、美しかったから』とか言って風紀を乱したんで、家に帰った後に厳しく風紀チェックしたっス！」
「さすが風紀委員だぜ！そんじゃ、今回の手紙を読んでくんな！」

「押忍！ペンネーム『先頭民族トレーナーさん』からっス。『わた……僕のウマ娘は、世界一速いウマ娘です』喧嘩売ってるんスかね？『どんなレースでも、どんなウマ娘相手でも、ぶっちぎりの大逃げを決める自慢のウマ娘です。それと同時に、私生活においても大事なパートナーであり、一緒にスケジュールを決めたり、休日には一緒に出かけたり、わた……担当ウマ娘が、足並みを揃えやすい方がいいと言ったので同居もしています。
しかし、わた……彼女には悩みがあるようで、しきりに胸に手を置いてはため息をついています。心臓が痛いのかと心配しましたが、どうやらそうではないらしく、胸の大きさに関わる問題のようです。
わた……僕は胸の大きさなんて気にしないのですが、下手なことを言えば彼女との関係が壊れそうでなかなかそれを言えません。どうすればそれを波風立たせずに伝えられるでしょうか。（スぺちゃん、こんな風に書けばいいのかしら？）』とのことっス」

「切実な問題だぜ。そういう時は――」
「待って下さいっス！」
「なんでい！？」
「イナリ先輩じゃ、説得力が無いっス！」
「あ”あ”！？」
「ここはアタシに任せて下さいっス！」
「へっ、そこまで言うなら分かったぜ。あたしの代わりに、しっかり決めてやんな！」
「押忍！話を戻すっスが、そういう時は風紀チェックっス！」
「風紀チェックだって！？」
「押忍！大事なのは身体の特徴ではなく、心が繋がっているかどうかっス！」
「その根拠は？」
「ここにアタシという実例があるっス！だから、胸がまな板だろうが、胸がイナリ先輩だろうが、何も心配はいらないっス！」
「さすがバンブーだぜ！見事に決めてみせたな！」
「押忍！ありがとうございます！それでは、スマートファルコン31thアルバムより、『愛よ☆砂煙に消えないで』っス！どうぞ！」

「おっと、今新しい手紙が届いたっス！緑色と白のツートンカラーの封筒っス！」
「おう！読んでくんな！」
「押忍！『下書きの手紙を送ってしまい、すみませんでした。けど、フクキタルが『ﾀﾞｰ!ﾔﾚﾊﾞｾﾞｯﾀｲｳﾏｸｲｷﾏｽﾖｽｽﾞｶｻﾝｯ！』と応援してくれたこともあり、アドバイス通りに風紀チェックしたところ、全てがうまく行きました。トレーナーさんは『これが……そうか、この掌にあるものが……心か……』と感嘆しており、心の繋がりの大切さを学ぶことができました。お二人に感謝します』とのことっス！」
「良かったなあ。これも、真面目なバンブーの誠意ある言葉のおかげってもんよ！」
「ありがとうございます！アタシの言葉によって、風紀の乱れを防止できたと感じられて、とても嬉しいっス！」
「この放送は、頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

>>28
スズトレ賢者モードになってて芝

スズトレ、お前…

ファル子のアルバムタイトルが切実…

大丈夫？風紀チェックと言うか、創聖合体してない？

ファル子の曲にかける想いは素晴らしいなあ（棒読み）
これが昇華ってやつですか

逃げシスのこんな相談の裏でファル子の曲流すのか……

「第五回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「「お悩み相談コーナー！春の陣！」」
「風紀チェック日和なこの頃、皆さんいかがお過ごしっスか？」
「今回もビシッと風紀的に、相談に答えさせてもらうぜ！バンブー！手紙を読んでくんな！」
「押忍！ペンネーム『セレブ大好きウマ娘のトレーナー』さんからっス！『僕の担当ウマ娘は、甘え上手で、ドバイとセレブっぽいことが大好きなウマ娘です。それに加えて、僕によく懐く子で、事あるごとに大好きと言ってきます。そんな彼女が18の誕生日を迎えたころから、様子がおかしくなりました。彼女の実家にいつの間にか僕の部屋が用意され、彼女の実家に行くたびに彼女の父親から意味ありげに肩を叩かれ、彼女からも『ねーねー、いつ式を上げよっか？』『会場はキラキラで豪華なところがいいなー』『ドバイにようこそ♪』などと言われます。彼女と家族になることが嫌なわけではないのですが、思春期の一過性な感情に振り回されずに、本当に好きな相手を見つけて欲しいと考えています。何かいい方法はありませんか？』とのことっス！」
「おう！解決したぜ！」
「解決したって、どういう意味っスか！？何も答えてないっスよ！」
「へへっ、こういう相談が来たら、電話を入れて欲しいって、事前に電話番号をもらっていたんでい」
「その電話の相手は、誰なんスか！？」
「手紙に書かれていた、彼女の父親でい」
「ははあ、なるほど。そういうことっスか。それでは、スマートファルコン33thアルバムより、『良バ場☆両想い』っス！どうぞ！」

「おっと、今新しい手紙が届いたっス！ラメが散りばめられた、キラキラしてる封筒っス！」
「おう！読んでくんな！」
「押忍！『パパに電話をくれてありがとー！トレっちがそう考えていたのは残念だったけど、パパと一緒にトレっちを車で運んで、私のおうちでたっくさん風紀チェックしたら、トレっちが『一人の男として、肚を決めました』と言いながらパパとママに土下座したの！それから、しばらくパパとトレっちの二人でお話してたら、私とトレっちが二人きりでドバイに住むことが決まっちゃった！私はもちろん、パパもママもお姉ちゃんたちも嬉しそうで、とっても良かったー♪今度、ドバイで式を挙げるから、イナリさんも、バンブーさんも、ぜひ来て欲しいな♪』と書かれているっス！」
「勝負というのは、戦う前から既に勝敗が決まっているってよく言うがよ、ここまで鮮やかなのは初めてだぜ」
「底知れない凄みを感じる一件だったっスね」
「まあ、風紀を守れたから良しとしようぜバンブー！」
「押忍！その通りっスね！」
「この放送は、頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

ヴィブトレに
合掌……

ヴィブロスの囲い込み方はアプリの方からしてガチだからな勝てんよヴィブトレは

家族になったヴィブトレ

ヴィブトレ陥落！大魔神はファミパンおじさんだった！

それはそうと「ドバイへようこそ」は某FPSのトラウマが蘇るのでNG

ナイスドバイ

このコンビも相当長く活動しとるなぁ
一体今までに何人のウマ娘を救って
きてるんだろ

聞きたいかね？
昨日までの時点では99822人だ

ト、トレーズ閣下…！

風紀はエレガントだからね、しょうがないね

今日は中央のウマ娘が82名、地方のウマ娘が105名救われてそう

>>43
つまり大体それと同等数のトレーナー達が
ウマ娘に風紀チェックされてるのか…

「第六回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「「お悩み相談コーナー！春の陣！」」
「おうバンブー！今回はちょっと厄介な相談だって聞いてるぜ！」
「押忍！その通りっス！イナリ先輩だけが頼りっス！」
「任せときな！どんな相談でも、このイナリ様がきっちり答えてやっからよ！」
「お願いします！それでは、ペンネーム『シュヴァル帽子』さんからっス！『僕のトレーナーさんは優しくて、かっこよくて、一緒にいるとホッとする、とても大切な人です。もう何年も一緒にいますが、そばにいるだけで胸が暖かくなるのは変わりません。
　しかし、困っていることがあります。それは、僕とトレーナーさんは、今はただそばに居るだけの関係であって、それより先に関係を進められないことです。
　いざ、想いを伝えようと思っても、もしこの関係が崩れて離ればなれになるようなことになったら、僕はとても耐えられません。かといって、このままの関係でいたら、僕よりも素敵な人にトレーナーさんを取られてしまわないか心配になります。
　トレーナーさんに想いを伝えたいけど、伝えるのが怖い、どっちつかずな情けないウマ娘ですみません。どうか、アドバイスをお願いします』とのことっス！」

「こいつは難しい問題だぜ。微妙なバランスで成り立っている関係ってやつは、下手に動かすとバランスが崩れちまうし、かといって時間が流れるままにすれば、相談してきたやつは不安でどうしようもなくなっちまう」
「押忍、これは難題っス」
「正直、相談してきたやつと、そのトレーナーさんの関係がどれほど強いか分からねえが、一つ分かることがあるぜ」
「分かることっスか？」
「おう。それは、相手を信頼するしかねえってことさ」
「信頼っスか……」
「たとえ、想いを伝えたとしても、自分が心から信頼している相手であれば、どんな答えが返って来ても受け入れられるってもんよ。あたしがダンナに想いを伝えた時も、もしかしたら拒絶されるんじゃないか、あたしはダンナにとってあくまで相棒止まりでしかないんじゃないかと、不安に思ったもんでい。けどよ、ダンナを心から信頼していたからこそ、恐れずに腹を割って想いを伝えられたのさ」
「本当に相手を信頼しているなら、　勇気を出して想いを伝えるべきってことっスね」
「おうよ！それでもダメだったなら、またあたしたちに相談してくんな！できる限りのことをして、励ましてやっからよ！」
「押忍！心強い言葉をありがとうございます！それでは、逃げ切りシスターズ6thアルバムより、『ラブ&レース☆あなたの一番人気はこの私』っス！どうぞ！」

「おっと、今新しい手紙が届いたっス！特に特徴のない、白い封筒っス」
「読んでくんな、バンブー！」
「押忍！『アドバイスをありがとうございます。お二人の言う通りに、勇気を出してトレーナーさんに想いを伝えたところ、『今はまだ早いけど、その時が来ればシュヴァルの気持ちを受け入れるよ』と言ってくださり、飛び跳ねるくらい嬉しくなりました。
　トレーナーさんが言っていた『その時』というのは、おそらく3分後とかその辺りだと思ったので、父と協力してトレーナーさんを実家に連れて帰り、僕の部屋で刻みこむような風紀チェックを行いました。
　その後、トレーナーさんは『シュヴァルのことを、必ず幸せにします』と言って、僕の両親に土下座し、実家の客間に住みこむことになりました。僕は、トレーナーさんとの静かな時間を、毎日12時間も過ごせるようになって嬉しいです。それから、僕のトレーナーさんとヴィブロスのトレーナーさんが、なぜかとても仲良くなったようで、たびたび世の中の理不尽について話しているのが聞こえます。
　親戚同士、仲が良さそうで何よりだと思います。これも、お二人のアドバイスのおかげです。心から感謝します』とのことっス！」
「へへっ、物事をいい方向に動かすためには、運を力づくで自分のほうに向かせなきゃいけない時もあるってことだな」
「そうっスね。ところでイナリ先輩、その運ってやつに負けた時はどうすればいいんですか？」
「決まってるぜ！笑ってごまかすのさ！」
「さすがイナリ先輩っス！」
「この放送は、頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

『その時』というのは、おそらく3分後とかその辺りだと思ったので

急に覚醒したなシュヴァル

お父さんの速球と落差の激しいフォークを見ているようだぜ…

その時というのはおそらく3分後って、カップ麺じゃないんだからさ……

途中までｲｲﾊﾅｼだったのに！　途中までｲｲﾊﾅｼだったのに！

ねーちゃん！その時って今さ！

3分後は芝

覚悟を決めたシュヴァルはつよつよ。

でもヴィブトレとシュヴァトレ
若干不満残ってるよねこれ…。

>>50
>勇気を出してトレーナーさんに想いを伝えたところ
うんうん

>トレーナーさんが言っていた『その時』というのは、おそらく3分後とかその辺りだと思ったので
おっと〜？

>>57
ホントは担当に変な謂れがつかないように卒業して数年後とかにするつもりだったんだろう
それが担当が在学中になっちまったことにちょっとぐらい不満が出るのは仕方ないさ

ヴィルシーナはどう思ってんだろこれ…

>>60
でぇじょぶだ、プレイアブルしたらすぐに“ああ”なる。

諦めろ。
担当ウマ娘からは逃げられない。

「第七回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「「お悩み相談コーナー！春の陣！」」
「イナリ先輩！最近のイナリ先輩は、髪がさらさらでふわふわしてるっスね！」
「おうよバンブー！ここんところ、風呂の時にダンナがとりーとめんとってやつで髪を洗ってくるんでい！あたしは石鹸で十分って言ってるんだがよ、まあダンナに髪を洗ってもらうのも悪くねえと思って、好きにさせてるんでい」
「なるほど。アタシもお風呂の時に、トレーナーさんに背中や尻尾の根本を洗ってもらうんで分かるっス。自分からは見えないところは、洗ってもらうと嬉しくなるっスよね」
「その通りだぜバンブー！そんじゃ、今回の手紙を読んでくんな！」
「押忍！ペンネーム『粋でいなせな江戸っ子の相棒』さんからっス！『僕の担当ウマ娘は、いつも粋な心意気のかっこいいウマ娘です。それに加え、どんな時も息の合う、心から信頼できる相棒です。しかし一つだけ悩みがあります。それは、彼女が秋の駿大祭で着ていた、神馬駆の衣装が忘れられないことです。
　もう一度彼女に着てもらって、普段のちゃきちゃきした魅力的な姿とはまた違った、この写真のような神秘的な美しさを纏った姿を見てみたいと思っているのですが、大切な神事の衣装を軽く扱っていいものかと思ってしまい、彼女の髪をトリートメントで手入れしながらモヤモヤする日々を送っています。どうすれば――』ってイナリ先輩！？どこ行くっスか！？」

「風紀チェックでい！」
「風紀チェックっスか！？」
「おうよ！ダンナのやつ、水くさいったらありゃしねえ。あん時の衣装くらい、ダンナの頼みならいくらでも着てやるってんだ！ちゃちゃっとダンナのやつをとっちめて、思い知らせてやらねえと気がすまねえってもんよ！じゃあなバンブー！」
「押忍！ご健闘をお祈りするっス！それでは、スマートファルコン34thアルバムより、『私の☆たった一人の旦那様』っス！どうぞ！」

「はあ、それにしても遅いっスね。イナリ先輩なら、連絡くらいはしてくれると思うっスけど。ちょっとこっちから電話をかけてみるっスか」
　プルルルルル……ガチャ。
『はあ……はあ……どうしたんでい、バンブー……？』
「イナリ先輩、大丈夫っスか？そんなに息を荒くするなんて、春の天皇賞を軽々走り切るイナリ先輩らしくないっスけど……」
『お、おうっ……神馬駆の衣装を着たところでっ、ちょいとデカい虎に襲われてなっ……手間取ってるとこっ、ひゃう！』
「虎！？虎に襲われてるんスか！？」
『て、てやんでいっ！こんくらいなんてことねえ、イナリ様にとっちゃ大したことじゃ、ひうっ！や、違っ、今のはダンナのが大したことないって意味じゃ、はうっ！と、虎が強すぎて……』
「イナリ先輩！？本当に大丈夫っスか！？」
『ぜえ……ぜえ……ば、バンブー……』
「押忍！なんですか！？」
『こっ、この放送は、頼りになるっ、イナリワンと……』
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
『まっ、またな、皆の衆っ！』

どんな時でも放送を大事にするイナリはえらいなあ（棒）

放送事故では？

ファン一号「ファル子の旦那になる人は
幸せだろうなぁ…。まあ俺が気にする
ことじゃないか」

>>68
十数年後……
ファル娘「んで、そのママの旦那様になれて幸せ？パパ」

アルバム何作リリースしてるんですかね…
その間、進展はあったんですかね…？

ファル子のアルバム名がどんどん重くなってないか…？

1年に6枚ほどアルバムをリリースして24〜30作目の間に結ばれたと思えばなんとか

いい意味でひどすぎて草

2X歳ウマドルです…☆
好きな人に歌と踊りで気持ちを
伝えようとしているのですが、
一向に上手くいきません…☆
どうかアドバイスを下さい☆

>>74
📸まだ逃げてるんですか……？私はそろそろ第三子についてトレーナーさんと毎晩計画をしているというのに……