「おっと、今新しい手紙が届いたっス！何かをこぼした跡がある封筒と、小さい保冷ボックスっス！」
「おう！読んでくんな！」
「押忍！『この度は返答に感謝させてもらうよ。アドバイスの通りに二人で話し合っていたら、私のモルモットくんが怒りを爆発させてしまってね。これ幸いと私がモルモットくんを押し倒して風紀チェックに突入したのさ。ここまでは想定の範囲内だったけど、事前に飲ませた薬品のせいか、風紀チェックは5日間にも及んでね。私はクタクタだが、モルモットくんはまだ猛り狂う獣のようになっているから、計画通りに実験は大成功したけど、いささか生命の危機を感じているよ。手紙と一緒に送った箱の中に、その薬品が入っているから、ぜひ役立ててデータを提供してくれたまえ』と書かれているっス！」
「あまりに溜まりすぎた鬱憤は、理性をぶっ壊しちまう。恐ろしい話だぜ」
「それと、タキオン先輩の薬品も恐ろしいっス！この薬品は、アタシとイナリ先輩が厳重に預からせてもらうっス！」
「この放送は、頼りなるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」