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安価で決める自由なスポ根・続々
1 :
アナタ
2025/12/14 23:02:14
ID:oZsMBirstg
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20975&log=past&res=1000
・安価によって物語が変わっていきます
・出来るだけ毎日更新しますがたまにお休みします
164 :
お前
2026/03/08 23:03:21
ID:f4J8elZpzQ
今日はお休み
165 :
お兄ちゃん
2026/03/09 23:05:29
ID:MhBFJ.rVkg
出発の前日。
プロジェクトメンバー全員で決起集会を行う事になった。
空港近くのホテルで開催され、終了後はそのまま宿泊する。
そして翌朝空港へ直行するのだ。
「皆!今日までついて来てくれて本当にありがとう!かつてあたしが叶えられなかった夢が、今度は叶おうとしている!君達が努力し、勇気を持って挑戦してくれるおかげだ!」
佐岳さんが登壇し、想いを述べる。
「今度こそ、悲願を果たそう!世界を制して、笑顔で凱旋しよう!」
「おおおおおおおお!」
メンバーの士気は非常に高い。
アウェイに飛び込むのだ、普通は不安を感じる。
必要以上に心配せずにフランスへ飛べるのは、佐岳さんが全力でサポートしてくれたからだ。
「絶対勝つ!」
「わたしだって・・・!」
「ここからが本番ですからね」
フランスへ初めて飛ぶメンバー、二回目のメンバー。
どちらもそれぞれの目標を持って挑戦する。
「フランスの重賞を勝つ」
「目指せ選抜メンバー入り!」
「アイツにリベンジだ!」
このプロジェクトは凱旋門賞挑戦がメインだが、必ずしも凱旋門賞出走だけを目標にしている訳ではない。
段階や方向に違いはあれど、目標に善し悪しは無い。
「・・・ふふ、わくわくしているの?」
マンハッタンカフェの周りでバタバタと足音のような音が聞こえる。
「本場のフランスパン・・・楽しみ」
ハッピーミークは天井を見上げている。
「私の物語も佳境・・・!」
ゼンノロブロイは持っていた本を強く抱き締める。
「うっし、あたしもやったるー!」
フサイチパンドラは気合いを入れて腕を突き上げる。
「皆やる気十分だな」
メンバーのモチベーションは高い。
自分も負けないように頑張ろう。
見送りに来るウマ娘は
>>166
(プロジェクトメンバーやチーム<アルタイル>のウマ娘は不可・一人)
166 :
お前
2026/03/09 23:06:30
ID:CdXOpwm7DI
セントライト
167 :
トレぴっぴ
2026/03/10 23:07:12
ID:svum5h27qo
昨晩はなかなか寝付けなかった。
決起集会で高揚してしまったからだろう。
眠気を覚ますために、伸びをして身体をほぐす。
「うー、ふー。ついに出発か」
前回の遠征からもう八ヶ月近く経っている。
長いように思えるが、同時にあっという間だった気もする。
「ライス、おはよう。よく寝られたか?」
「ふああ・・・おはよう。実はあんまり寝られなくて・・・」
「はは、俺も同じだよ」
出発の準備は既にほとんど済ませてある。
全員がきちんと集合し、空港へ向かった。
「みんなー!頑張ってー!」
空港には多くの人が見送りに来てくれていた。
「セントライトさんだ・・・!」
「ほ、本物か・・・?」
「うふふ、愛し子達の出立を見届けに来ましたのよ。さぁ、存分に羽ばたくのです」
神々しいオーラを纏ったセントライトさん。
プロジェクトL'Arcにも多額の支援をしてくれているが、それはレース界の発展を願っているからだ。
こうして海外へ挑戦し、新たな偉業を達成する事が出来ればきっとセントライトさんの望む世界に一歩近付くのだろう。
「世界にどーんとぶつかってきな!」
「いーっぱい、キラキラして来てね!」
生徒達も駆けつけていた。
そしてもちろん、チーム<アルタイル>のメンバーも。
「ライスさん頑張って下さい!アタシ、全力で応援してますから!」
「海外のウマ娘をびっくりさせちゃって下さい〜」
「弛まぬ研鑽を。期待しております」
「うんっ!」
ライスが強い決意を瞳に込めて答えた。
「・・・トレーナーさん。ライスさんをどうかよろしくお願いします」
「ああ、任せてくれ」
海外でのトレーニングも一切の妥協無く行う。
ライスと夢を掴む事を約束した。
ライスシャワーの時差ボケの程度は
>>168
(強い・弱いのいずれか)
168 :
大将
2026/03/10 23:08:12
ID:Hs8c7/Tr2Q
強い
169 :
トレぴっぴ
2026/03/11 23:02:32
ID:cVVcPAVnI2
「ライスさん、そろそろ起きた方が・・・」
ゼンノロブロイがライスに呼びかける。
飛行機での移動中、ライスは寝落ちしてしまっていた。
「むにゃ・・・おかわり・・・」
「うぅ、ライスさん!」
少し強めに肩を叩く。
ライスは跳ねるように目を覚ました。
「ひゃいっ!あれ、お米は・・・?」
「すみません、本を読んでいたらライスさんが寝てしまっている事に気付かなくて。寝ないようにした方が良かったのに・・・」
ライスは自分が寝てしまった事に気付いた。
「あ、お兄さまに寝ちゃダメだって言われてたのに・・・。や、やっちゃったぁ・・・」
飛行機は貸し切りで、ウマ娘とトレーナーでそれぞれ分かれて座っている。
「うーん、どうしようか」
飛行機から降りると、ライスが寝てしまったという事を報告された。
時差ボケを軽減するために寝る時間を数日前から調整していたが、昨日の寝不足が悪さをしてしまったようだ。
「ごめんなさいお兄さま・・・」
「まぁ、仕方ないな。これから少しずつ戻していこう」
しゅんと肩を落とすライス。
悪気があった訳ではないので、責めない事にする。
いきなり体内時計をリセットするのは難しいので、何日かかけて段階的にリズムを戻していく。
「とりあえず朝は日光を浴びて、夜は必ず寝る。これで改善するはずだ」
「うん、分かった」
しばらくは不調に見舞われてしまいそうだが、それをフォローするのもトレーナーの役目だ。
ライスシャワーと次に行うトレーニングは
>>170
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
170 :
トレピッピ
2026/03/11 23:03:32
ID:8oCnXN2pXM
スピード
171 :
あなた
2026/03/12 23:02:29
ID:GXksoE/9YA
「今日からトレーニングだ!気合い入れていこう!」
「よーし!頑張るぞー!」
ここでの生活リズムにも慣れてきたので、本格的なトレーニングを開始する。
「まずは前もやったパラシュートランをしようと思う」
「タイヤ引きみたいなメニューだったよね」
欧州は風が強い事が多い。
風を利用すればタイヤよりも手軽に負荷をかけられる。
引っ張るのはもちろん走力を鍛えられる。
「あれ、前のよりちっちゃいね」
パラシュートは一回り小さいものを用意した。
「ああ。最初は弱めの負荷にして、少しずつ強度を上げていくつもりだよ」
ライスは時差ボケの影響で若干不調だ。
最初のトレーニングでもあるので、あまり無理はさせない事にした。
「負荷が少ない分、スピードを追求していこう!」
ライスは長い芝を蹴って駆ける。
洋芝はクッション性が高いため、スピードが出づらい。
逆に、日本のウマ娘の武器であるスピードを活かせるようになれば海外でも通用する。
前回の凱旋門賞では、まだ完全ではなかった。
ライスの速さはあんなものではない。
「はぁぁぁぁっ!」
「姿勢を意識して!」
感覚を思い出しながら、パラシュートを引く。
「よし、そこまで。一度休憩しよう」
30分後の風の強さは
>>172
(強くなる・そのまま・弱くなるのいずれか)
172 :
ダンナ
2026/03/12 23:03:59
ID:qsBPRLEYzs
強くなる
173 :
お前
2026/03/13 23:01:52
ID:VWCDEG7jOk
「今度は大きいパラシュートでやってみよう」
徐々に負荷を上げていき、トップスピードを引き上げる。
直径が10cm大きくなるだけでも風の抵抗はかなり大きくなる。
効率的に鍛えられそうだ。
「ふっ!」
ライスはさっきまでと同じように走る。
以前と比べてパワーはかなり向上している。
徹底的に相手をマークし、最後に一気に抜く作戦がパワー強化につながったのだろう。
「ん?」
何か違和感を感じた。
ライスにではなく、周りの空気にだ。
その直後。
「ひゃっ!?」
いきなり強い風が吹いた。
ライスの身体が揺らぎ、体勢を崩しそうになる。
「大丈夫か!?」
「う、うん」
咄嗟に姿勢を低くしたおかげで飛ばされずに済んだようだ。
「風が強くなってきた!危ないから中止しよう!」
突然の強風。
風に煽られて転倒したり、飛ばされて木などにぶつかっては大変だ。
急いでライスの元へ向かう。
「ライス!今行く!」
金具を外してパラシュートと分離するべきではあるが、今ライスは踏ん張るので精一杯。
早く早くという気持ちはあるが、ヒトのスピードはあまりに遅い。
「・・・今がチャンスだ」
一瞬風が止んだ。
ライスに金具を外させる。
「わっ」
「ぐっ、危ない!」
再びの強風でバランスを崩す前に、ライスに飛びつく。
何とかパラシュートも外れ、事無きを得た。
「あ、ありがとう、お兄さま」
「ふぅ、とりあえず良かった」
予期せぬ強風でヒヤヒヤさせられたが、事故は何とか防げて良かった。
「・・・お兄さま。ライス、ちょっと恥ずかしい、かも」
「あ」
安心してライスを強く抱いていた事に遅れて気が付いた。
ライスシャワーと併走するウマ娘は
>>174
(ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェ・ハッピーミーク・フサイチパンドラのいずれか一人)
174 :
マスター
2026/03/13 23:03:00
ID:7tTqwJmoFo
マンハッタンカフェ
175 :
トレーナーさん
2026/03/14 22:52:54
ID:NPr0NPlSDA
今日はお休み
176 :
お姉ちゃん
2026/03/15 23:04:14
ID:KJgUzxSay2
「今日は、良い天気、ですね」
「う、うん?えっと、そうだね」
マンハッタンカフェがライスと併走をしてくれる事になった。
雲が空を覆い、日の光は遮られている。
どんよりと重い天気だが、雨は降らない予報だ。
「暗い中では、影と一つになれる。そんな気がするんです」
「要するに、今日のカフェは絶好調だって事だ」
トレーナーがこう言っているという事は、夜や曇天だと調子が良い傾向があるのだろう。
天候やバ場は運に左右される事がほとんどだが、決して無視出来ない要素でもある。
「条件は芝3000m右回り。二人が得意な長距離だ」
菊花賞に似た条件で併走を行う。
ライスは菊花賞に出走しなかったが、それは適性が合わなかったからではない。
フランス遠征から帰国後、身体の回復を優先していた。
無理に菊花賞までに仕上げず、ジャパンカップを目標にした。
結果、その判断は正解だったと言える。
「スタート!」
ライスが先行し、マンハッタンカフェが追う。
久々に長距離を走るため、様子を見てペースは遅めにしているようだ。
「芝が・・・重い」
先に仕掛けたのは
>>177
(ライスシャワーまたはマンハッタンカフェ)
177 :
お兄ちゃん
2026/03/15 23:05:15
ID:y.e8E2XzsU
マンハッタンカフェ
178 :
相棒
2026/03/16 23:00:11
ID:3KL456uPX6
曇っていて湿気もあるため、バ場状態はやや重い。
ただでさえクッション性の高い芝がさらに柔らかくなっており、地面を蹴るためのパワーがかなり必要になっている。
「ふっ」
マンハッタンカフェが速度を上げる。
一気に加速するパワーはどちらにも無い。
早め長めのスパートで少しずつ最高速度に近付けていくのだ。
「入れ替わった」
今度はライスが追う側になった。
大きく離されてしまうと、その差を埋めるのは難しくなる。
先行はされても、出来るだけ離されないようにしなくてはならない。
「カフェはまだまだ速くなるぞ」
徐々にスピードが上がっていく。
長距離レースにも関わらず、スタミナを気にしないレース運びだ。
「ついて行け、ライス・・・!」
前を行かれてしまったが、これは逆にチャンスだ。
相手の呼吸を感じ、僅かな隙も見逃さない。
目の前にマーク対象がいればライスは決して出遅れる事は無い。
さらに大きな動きがあれば、すぐに反応出来るはずだ。
「来た!」
マンハッタンカフェの膝の使い方がほんの僅かに変化した。
沈み込むように踏み込み、加速度が変化する。
「・・・まだ、まだ」
マンハッタンカフェは一途に前を目指して走る。
先頭に立っているにも関わらず、誰かを追っているように見える。
「たっ!」
ライスもしっかり反応していた。
併走の勝者は
>>179
(ライスシャワーまたはマンハッタンカフェ)
179 :
大将
2026/03/16 23:01:11
ID:4Qw.5D0/dg
ライスシャワー
180 :
トレーナーさま
2026/03/17 23:03:41
ID:5U1oHRTo.6
「良いぞ!」
最終コーナーで差を縮めていく。
マンハッタンカフェの走りはストライドを大きく取るので、細かなコーナリングが苦手。
もちろん練習を重ねてロスは最低限になってはいるが、弱点自体は無くなっていない。
「それでも、メリットの方が上回るって事か」
また、本来ストライド走法は道悪を苦手とするが、マンハッタンカフェはその逆。
しっかりと足で地面を掴み、パワーを伝えられている。
「直線で突き放せ!カフェ!」
「ライスーっ!出し切れーっ!」
最終直線が始まった時点で、ほぼ横並び。
「はぁぁっ!」
「やあぁぁぁぁっ!」
激しい競り合い。
最高速度と最高速度をぶつけ合い、少しでも先へ進もうとする。
「行けぇぇぇっ!」
併走トレーニングと言うより本気のタイマン。
レースの時のように叫ぶ。
「うあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ライスが僅かに先着した。
曇り空を切り裂くように風が吹き抜ける。
「はぁっ、はぁっ。ライスの、勝ち、だよ」
珍しくライスが勝利宣言をした。
マンハッタンカフェは息を整えながら頷く。
「はぁ、ふ。はい。今の私では、届きませんでした」
素直に負けを認めたが、目の光は決して揺らがない。
「自分の走りを見つめ直す・・・良い機会になりました」
「ライスも、もっと頑張るよ」
やはり併走トレーニングは得るものが多い。
「よし、少し休憩したらもう一本だ!」
「うん!」
「はい」
佐岳メイと出かける場所は
>>181
(パリの街にある場所)
181 :
モルモット君
2026/03/17 23:04:41
ID:fyJrOc0V1E
シャンゼリゼ通り
182 :
トレぴっぴ
2026/03/18 23:05:12
ID:9Bxr08..8Y
「いってらっしゃい」
今日はライスのトレーニングは休み。
ライスは友人達と遊びに出かけたようだ。
「じゃあ俺はデータ収集でもしようかな」
データはいくら集めてもキリが無い。
ウマ娘の能力や過去のレース展開、天候やコースの形状まで、あらゆるものがデータとして扱える。
「おいおい、君もたまには休まないとだぞ?」
ライスを見送り、自室へ戻ろうとした時、佐岳さんに声を掛けられた。
「それはそうなんですが、データの収集もしておきたくて・・・」
ライスを勝たせるためには並々ならぬ努力が必要。
命をも削る覚悟だ。
「ただがむしゃらに頑張るだけが最善策じゃない。リフレッシュして効率アップさせるのも大事だ。君も担当ウマ娘に似たような事を言うだろう?同じだよ」
「・・・確かに、そうですね」
自分の行動が矛盾しているのは何となく分かっていた。
それでも闇雲に動こうとする心を止める強さを持たなければならなかった。
「あたし様達も外に出よう!シャンゼリゼ通りでも歩こうじゃないか!」
佐岳さんに連れられ、パリの街へ出た。
今日の予報は曇りだったはずだが、実際は気持ち良く晴れていた。
「そう言えば、あのヴェニュスパークに最初に会ったのもシャンゼリゼ通りだったんですよ」
「そうなのか!今日も思わぬ出会いがあるかもしれないな!」
シャンゼリゼ通りで出会うのは
>>183
(知り合いまたは初対面の人物)
183 :
トレぴっぴ
2026/03/18 23:07:01
ID:P/VI1.sKtI
今回、日本向けに凱旋門賞を実況する赤坂さん(初対面)
184 :
アンタ
2026/03/19 23:04:45
ID:fovvq7rYl.
シャンゼリゼ通りはパリの中でも特に有名な通り。
あの凱旋門も拝む事が出来る。
明らかにフランス語でないような言語も色々と聞こえてくる。
「やっぱり観光客は多いな」
「はぐれないように気をつけて下さいね」
佐岳さんは小柄なので、人混みの中で押されると危険だ。
あまり離れないように注意して歩く。
「おおっと、佐岳メイさんにチーム<アルタイル>のトレーナーさんではありませんか!」
後ろから日本語で話しかけられた。
聞き覚えのある声だが。
「って、実況の赤坂さん!?」
日本の多くのレースで実況をしている赤坂美聡さん。
もちろん知ってはいるが、生で会うのは初めてで新鮮だ。
まさかフランスで会う事になろうとは。
「もしやお二人もリサーチ中ですか!?」
「いや、そういう訳じゃないんだが・・・」
息抜きに出かけている自分達と違い、赤坂さんには何か目的があるようだ。
「も、という事は、赤坂さんは何かのリサーチをしているんですか?」
「そうなんです!この辺りはフランスのウマ娘が多いと聞きましたので、凱旋門賞に向けて現地のウマ娘について知ろうと思いまして!」
実況はただ名前と順位を言うだけの役割ではない。
ウマ娘の背景やかける想いまで理解し実況に乗せるので、毎回白熱したレースがさらに熱くなっているのだ。
「勉強熱心なんですね」
「いえいえ!私は最高のレースに相応しい最高の実況をしたいだけですので!では、凱旋門賞頑張って下さい!」
そう言って赤坂さんはキョロキョロしながら去っていった。
「負けていられませんね」
「ああ!熱意に応えないとな!」
ライスシャワーと出かけるウマ娘は
>>185
(ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェ・ハッピーミーク・フサイチパンドラの中から二人まで)
185 :
トレーナー君
2026/03/19 23:05:45
ID:SdmhZ4bjOQ
ゼンノロブロイとフサイチパンドラ
186 :
キミ
2026/03/21 22:59:59
ID:Y1fpdKpeo2
「ライスセンパイ、こっちこっち〜!」
フサイチパンドラが手を振る。
今日はライスシャワー、ゼンノロブロイ、フサイチパンドラの三人で遊園地に来ていた。
「世界有数の、絶叫系アトラクションが集まる遊園地・・・!うぅ、もう怖くなってきました・・・」
ゼンノロブロイは360度以上回転するコースターのレールを見て言った。
入園前から悲鳴が耳に突き刺さる。
「逆にさ、これ乗っちゃえばもう人生で怖いもん無くない?的な?」
「パンドラさんは怖くないの?」
ライスからすれば、絶叫系アトラクションを前に軽く笑えるフサイチパンドラは理解の及ばない存在。
遊びに誘ってくれたかと思えば地獄のような場所に連れてこられたので、鬼のようにも感じられる。
「んー、怖いのは怖いかも。でもさぁ、その怖さも楽しいんじゃん?」
「そうなのかな・・・?」
ぐいぐいと手を引かれ、列に並ぶ。
絶叫系アトラクションが数多く存在するせいで、それぞれの待ち時間があまり長くならないというのもある意味恐ろしい。
『セーフティーバーを確認しますねー!』
しっかりと身体は固定されているが、風やGは防げない。
ライスはセーフティーバーを強く握る。
「はぁ、ふぅ、はぁ」
「来た来たー!」
「ひゃ、あ、あっ!きゃあああああああああああああっ!?」
このアトラクションの持ち味はそのスピード。
捻るような動きと猛スピードの相性は言うまでも無い。
「あう・・・」
「怖かったぁ・・・」
「さいっこー!もっかい乗りたい!」
流石にもう一回は乗らなかったが、次は別のアトラクションに挑戦する事にした。
ライスシャワー達が次に乗るアトラクションの特徴は
>>187
(高さ・回転・暗さ・その他のいずれか)
187 :
貴方
2026/03/21 23:00:59
ID:gLqiOgKcFM
度胸
188 :
トレーナーちゃん
2026/03/22 22:56:48
ID:EdTqkoRs0k
「つ、次は何に乗るんですか?」
「あれ!この前ウマトックで流れてきて、キョーミあったんだよねー」
フサイチパンドラが指さしたのは、ロケットの発射台のような見た目のアトラクション。
横に三人並べる座席が巨大な柱にくっついており、座席には大きなボタンが一つ付いていた。
「あのボタンを自分で押すと、上に飛ばされる。って事?」
逆バンジーを体験出来るアトラクションだが、発射のタイミングは自分で決めなくてはならない。
単純な怖さだけでなく、ボタンを押す度胸も含めてのアトラクションだ。
「覚悟が要りますね・・・」
三人で一グループだが、ボタンは真ん中の一つだけ。
問題は誰がボタンを押す役目を担うか。
「ら、ライスが押すよ。ライス、もっと勇気が欲しいから」
ライスは元々臆病で弱気な性格。
凱旋門賞という偉業に挑戦するに至るまでにも、幾度も勇気を振り絞ってきた。
『準備は出来ましたかー?それでは、好きなタイミングで飛んじゃいましょーう!』
ライスの手が震えるのを見て、ゼンノロブロイとフサイチパンドラは息を飲む。
他人に運命を預けるのもまた度胸。
緊張感で空気が乾く。
「はぁ、ふぅ。じゃあ、行くよ。・・・せーの!」
ライスは思い切ってボタンを押した。
それと同時に、座席が急上昇する。
「やぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
「い・・・っ」
「ああああああっ!?」
一歩踏み出す覚悟はライスに既に備わっていた。
「出来、た・・・」
どんな挑戦であっても億さず進む心の強さを持っている事を自覚したのだった。
ライスシャワーと次に行うトレーニングは
>>189
(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
189 :
アナタ
2026/03/22 22:58:48
ID:x3uaQ.o.L2
賢さ
190 :
お前
2026/03/23 23:01:42
ID:hN2ahgOVLs
今日はお休み
191 :
トレピッピ
2026/03/24 23:04:20
ID:zh.T0tSDug
「そんなに怖かったのに、よくボタンを押せたな。すごいぞ!」
「えへへ、頑張ったんだ」
休み明け、心身をリフレッシュさせてトレーニングに臨む。
「今日は脳トレをやろう。頭の回転が速くなれば、レースでも素早い判断が出来るようになる」
大逃げのような特殊なケースを除き、レースでは様々な事を考えながら走らなければならない。
ペース配分、コース取り、他のウマ娘の動き。
一つの判断ミスが勝敗に直結する場合もある。
普段から頭の回転を速めておくのは重要だ。
「書かれている文字を読み上げていくんだ。文字や背景の色に釣られないようにな」
画面に表示されたのは、緑の背景に赤で書かれた青という文字。
「えっと、あ、青!」
少し迷いが見えるが、そのうち慣れるだろう。
「黒!赤!赤!紫!」
感覚を掴んできたのか、スピードアップしてもほとんど間違えなかった。
「よし、次は手を動かす脳トレをしようか」
左右の手をバラバラに動かすトレーニング。
動作は次第に難しくなっていく。
「う!はっ!たっ!」
真剣に取り組むライス。
混乱しながらも、何とかクリアしてみせた。
その後も、様々な脳トレを行った。
「頭をいっぱい使うと疲れるね・・・」
「お疲れ様。何か甘いものでも食べようか」
ライスシャワーと食べるものは
>>192
(甘いもの)
192 :
トレーナーちゃん
2026/03/24 23:05:20
ID:pvp6TAsmbs
マカロン
193 :
キミ
2026/03/25 22:53:56
ID:5LAjE15kGA
頭を使った後は糖分を摂取すると良い。
脳への栄養だ。
「こんな事もあろうかと、昨日買っておいたんだ」
佐岳さんとシャンゼリゼ通りの店を色々見て回ったが、その中には洋菓子店もあった。
少し値段は張っているが、味は間違いない。
「何だろう?」
ライスは白い箱を開けた。
中身はマカロン。
フランスの伝統的な焼き菓子で、しっとりとサクッが共存している。
「わぁっ、かわいい!」
色とりどりのマカロンは見るだけで楽しい気持ちになる。
「どれでも良いぞ」
「えっと、じゃあこれ!」
ライスはピンクのものを一つ取り、口に入れた。
「うん、ラズベリー味!美味しい!」
「緑のは何味だろう?」
味の説明が書かれた紙はあえて読まずに食べる。
予想しながら食べるのもまた楽しい。
「ピスタチオだ!」
二人で話しながら、マカロンを食べていく。
頭を使った後は、こうしてリラックスする時間を取るのが良いかもしれない。
フォワ賞に出走するウマ娘は
>>194
(ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェ・ハッピーミークの中から0〜1人)
194 :
お前
2026/03/25 22:55:56
ID:EgXIgcskhE
ハッピーミーク
195 :
貴方
2026/03/26 23:05:50
ID:bfLig5Wirk
シニア級のウマ娘が目指す、凱旋門賞の前哨戦と言えばフォワ賞。
凱旋門賞と同じコース条件で行われるので、リハーサルとして出走するウマ娘は多い。
ライスシャワーもその一人だ。
「まずはフォワ賞を獲る!凱旋門賞と同じくらいの気持ちで挑もう!」
佐岳さんが意気込む。
理論上、凱旋門賞を勝てるくらいの実力があれば、フォワ賞も勝てるはずだ。
「頑張る。勝つ」
ハッピーミークもフォワ賞に出走する。
同じ日本勢で争う事になるが、それは凱旋門賞でも同じ。
一切の遠慮はしない。
「ライスだって負けないよ!」
ハッピーミークは距離やバ場を問わないスーパーオールラウンダー。
それぞれの持ち味を同時に発揮してくる強敵だ。
「もちろん海外勢にも、ですね!」
桐生院トレーナーの言う通り、海外勢も同じようにこの前哨戦を目指してくる。
凱旋門賞と似たようなメンバーになるとすれば、GIクラスの激戦が予想される。
「どんな相手でも、ライスが勝つ。勝たせてみせる!」
ハッピーミークと合同で行うトレーニングは
>>196
(自由な形式)
196 :
アナタ
2026/03/26 23:07:50
ID:66A7MXnsLA
長時間耐久走(いわゆる持久走)
197 :
トレぴ
2026/03/27 23:08:33
ID:KyH.QP2M2c
フォワ賞に向け、ハッピーミークと合同でトレーニングを行う事になった。
同じレースを走るライバルだが、今更手札を隠す意味も無い。
せっかくなら一緒に切磋琢磨した方が有益だ。
「今日は長時間耐久走をしましょう!スタミナ強化だけでなく、こちらの芝に慣れる事も出来ますから!」
桐生院トレーナーのメニューは基本に忠実。
その上、ウマ娘のコンディションを的確に観察、管理しているため効率も良い。
一族に伝わるトレーナー白書に蓄積されたノウハウと自身の手腕がどちらも発揮されている。
「ペースはこちらで管理しますから、フォームや呼吸に集中して下さいね」
「なるほど、こういうやり方もあるんですね」
チーム<アルタイル>のトレーニングは、ウマ娘自身が考えて感覚を掴むようなものが多い。
間接的なやり方で鍛える事もよくあるので、思った通りの効果が得られない時もある。
「ライス!もう少しペースを落とそう!」
今回はスピードよりもスタミナを重点的に鍛える。
長い時間走り続ける事により、安定した状態で全体を底上げ出来るはずだ。
「今日はゆっくり出来てラッキー」
ライスシャワー達が走った時間は
>>198
(1〜4時間)
198 :
トレーナーさん
2026/03/27 23:09:33
ID:WV6j5zJ/W6
3時間
199 :
トレーナーさま
2026/03/28 23:05:25
ID:UZq8gMz3dU
ライスシャワーとハッピーミークはひたすら走り続けた。
彼女らにとってはジョギングと変わらない程度の速度だ。
「しっかり息を吐いて下さいね!呼吸のリズムを維持し続けましょう!」
桐生院トレーナーはほとんどずっと並走して声を掛けていた。
彼女なりのやり方で指導しているのだ。
「ゆっくり飲むようにな」
「うん。・・・ふぅ」
給水も欠かさない。
日本と比べて涼しいフランスだが、発汗しない訳ではない。
むしろ発汗に気付きにくいため、より注意しなくてはならない。
身体の水分量が減っていると怪我のリスクも高まる。
「そろそろ終わりにしましょうか」
「そうですね」
時計を見てみると、開始から約三時間が経過していた。
単調なメニューだが、二人は音を上げずにやり切った。
「お疲れ様。二人とも、痛いところは無いか?」
瞬間的な大きい負荷がかかるトレーニングではないが、ダメージが無い訳ではない。
小さな異常が無いか確認するのも大事だ。
「ちょっと疲れてるけど、大丈夫だよ」
「同じく」
ハッピーミークがVサインを作る。
コンディションに問題は無さそうだ。
「トレーナーさん、私の考えたメニューはどうでしたか?トレーナーさんのものには及ばないかとは思うのですが・・・」
「いえ、むしろすごく参考になりました!もっと詳しく聞いてみたいです!」
その後、桐生院トレーナーと三時間トレーニングについて語り合ったのだった。
フォワ賞でのライスシャワーの枠順は
>>200
(1〜9番)
200 :
トレーナーさん
2026/03/28 23:06:25
ID:p17Yb6DH.g
1番
201 :
トレーナーさん
2026/03/29 23:04:00
ID:TGQWaOTVFM
「凱旋門へ続く栄光の道、フォワ賞!果たして日本のウマ娘はこのロンシャンで幸先の良い勝利を得られるのでしょうか!」
実況の赤坂さんももちろん現地でこのレースを見守ってくれている。
フォワ賞。
凱旋門賞と同じコース条件で行われるレースだが、出走する人数はわずか9人。
最大20人が出走する凱旋門賞とはまた違う展開になりそうだ。
「1番ライスシャワー。前回のニエル賞の勝者です」
「今回も期待出来そうですね。コンディションも良さそうです」
海外の環境にも慣れ、身体的には何の不安も無い。
メンタル面でも、臆さず挑戦する心は強く鍛えられている。
「雲は多いですが、バ場は良バ場。洋芝への適応も試されます」
ライスは手足を伸ばしてほぐす。
スタートに向けて集中力を高めていく。
「7番ハッピーミーク。今日はどんな走りを見せてくれるのでしょうか」
外枠からのスタートなので、後方策が得策だろうか。
しかし裏をかいてくる可能性もある。
様々な可能性の検討を強いるのも、また強みと言える。
「・・・よし。頑張るぞ」
凱旋門賞前哨戦、フォワ賞がスタートした。
ハッピーミークの作戦は
>>202
(逃げ・先行・差し・追込のいずれか)
202 :
トレーナー
2026/03/29 23:05:00
ID:NR1hoI9UDk
差し
203 :
トレーナーさん
2026/03/30 22:59:50
ID:S47TIW25Tk
スタートはややバラついた。
出遅れをリカバリーしようと4番と5番が加速する。
そのせいで7番のハッピーミークは内に切り込めなかった。
「むぅ」
元々はどういうプランだったのかは分からないが、無理に前を狙わず後ろで脚を溜める作戦を取る事にしたようだ。
一方、ライスは順調に先頭集団につけられた。
今回マークするのは3番のウマ娘。
逃げで重賞を連勝中の、フランスのウマ娘だ。
自分のペースに周りを巻き込み、削る作戦が得意なようだが、ライスには通じない。
何故なら、ライスの武器はスタミナ。
単に持久戦が得意というだけでなく、長い時間良い脚を使い続けられる。
中長距離はトップスピードをどれだけ長く維持出来るかが重要になる。
「依然として先頭は3番。1バ身離れて1番ライスシャワー。その後ろには・・・」
やや速めのペースだが、置いていかれる事無く走れている。
他の先行しているウマ娘は、ライスほどのスタミナの余裕は無さそうだ。
「末脚勝負は注意しておいた方が良いかもな」
スタミナ勝負だけであればこのままライスが勝つのは間違い無い。
ただ、短時間の最高速度がライス以上のウマ娘は多くいる。
展開次第では一気に逆転される可能性もある。
ハッピーミークもその一人だと言える。
『まだまだぁっ!』
「ついてく・・・」
「良い感じ」
一着になったウマ娘は
>>205
(ライスシャワー・ハッピーミーク・フランスのウマ娘のいずれか一人)
204 :
貴方
2026/03/30 23:23:23
ID:cU7Foc9oMU
フランスのウマ娘
205 :
お前
2026/03/31 00:00:50
ID:72KScV1T9c
ハッピーミーク
206 :
貴様
2026/03/31 23:03:56
ID:Zr0cfMmTfo
最終コーナーを抜け、フォルスストレートへ。
多くのウマ娘がほぼ同時にスパートをかける。
『らぁっ!』
『行かせないわ!』
ライスも同じく仕掛けた。
元々二番手にいたため、前をブロックされる心配は無い。
先頭を走るウマ娘を全力で追う。
鋭いプレッシャーを放つ様はまさに刺客だ。
「よし!行ける!」
ロンシャンの最終直線は長い。
フォルスストレートも含めれば約800mもあり、このままの速度で走れば確実にライスが先頭を奪えるだろう。
「ミークーっ!」
ハッピーミークはスパートの直前、前方を塞がれてしまっていた。
数秒の遅れが数十mのロスを生み、ゴール時に何バ身もの差を作り出してしまう。
差しや追込にはそのリスクが常に存在している。
「・・・ふぅ。行くしか無い」
ハッピーミークは硬い意志を瞳に宿す。
前を塞がれていても、焦らずチャンスを待つ。
「むっ!」
フォルスストレートから本物の直線に変わったタイミングで、前のウマ娘達の並びに揺らぎが生じた。
最低限のロスで抜け出し、一気に加速する。
割り切って、この瞬間までは脚を溜めていたので、その分末脚は鋭くなる。
「はぁぁっ!」
「来た!」
ライスは後ろからの強い気配を感じ取る。
既に先頭に立っていたライスと、それを追うハッピーミーク。
「並ばれた!?」
まるでスプリンターのような凄まじい切れ味だ。
「たぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
日本勢同士の激しい戦い。
それを制したのは。
「ライスシャワーか!ハッピーミークか!ライスシャワーか!ハッピーミークか!ハッピーミーク!ハッピーミークだ!」
より疲労していたのは
>>207
(ライスシャワーまたはハッピーミーク)
207 :
トレ公
2026/03/31 23:04:56
ID:72KScV1T9c
ハッピーミーク
208 :
ダンナ
2026/04/01 23:06:27
ID:0QS9I2uaDc
勝負は一瞬だったように感じた。
ライスのレース運びは完璧だったが、ハッピーミークはそれを上回ってきた。
「・・・すごいな」
これぞレース。
猛者が集まり競っても、勝つのはただ一人だけ。
強いウマ娘でも絶対に勝てる訳ではない。
ただ、勝ったウマ娘は強い。
「はぁっ、はぁ。おめでとう、ミークさん」
「・・・うん」
ハッピーミークは何とか呼吸を整えながら観客の方を向く。
手を振ったり言葉をかけたりするのではなく、その熱を身体で受け止めるだけだった。
「ふ、う」
ハッピーミークがよろける。
「だ、大丈夫?」
ライスが咄嗟に支えた。
ライスもかなり疲労しているが、ハッピーミークの方により重度の疲労があった。
「あ、もしかして・・・」
ライスは勘づいた。
ハッピーミークの視線や体重のかけ方から、状態を察する。
「脚、痛めちゃったんだね」
「・・・頑張りすぎた」
全体的にハイペースなレースで、長い直線をスプリンターのような末脚で走ったのだ。
負担はかなり大きい。
「ミーク!」
桐生院トレーナーが駆け寄る。
「トレーナー。勝ったよ」
脚の痛みを隠すように、胸を張って言った。
「二人で頑張ってきた甲斐がありましたね!」
勝利を喜び合う二人。
しかし、桐生院トレーナーもすぐに気付く。
「・・・あ」
「・・・ごめんなさい」
俯くハッピーミークを桐生院トレーナーが抱き締める。
「謝る必要なんて・・・!あなたは本当に頑張ったんですから!」
代償を支払って勝利したハッピーミークと桐生院トレーナー。
その姿を見ると心がざわざわと動いた。
ライスシャワーと食べる料理は
>>209
(レトルト食品)
209 :
お兄さま
2026/04/01 23:07:27
ID:xT./6B9UmU
ハヤシライス
210 :
お兄ちゃん
2026/04/02 23:05:33
ID:hgEXXfgLzw
「・・・そう、ですか。残念です」
フォワ賞の日の夜。
桐生院トレーナーから、ハッピーミークは凱旋門賞に挑戦出来ない事を伝えられた。
まだ出走メンバーとして確定はしていなかったとは言え、ここでのリタイアは相当悔しいだろう。
「でも、心配しないで下さい!幸い重い怪我ではありませんし、きちんと休めば完治します!ミークもこれからに向けて前を向いていますので!」
「それなら良かったです。二人の分まで、俺達が必ず凱旋門賞を勝ちます!」
改めて決意を固める。
桐生院トレーナーとハッピーミークに限らず、凱旋門賞に挑戦出来ない人達は多くいる。
走らない者の想いを背負って走るのが、選ばれた者の義務だ。
「ライス、何か食べようか」
ハッピーミーク達の事が心配な気持ちはまだ少し残っているが、それよりもライスの事を考えるべきだ。
まずは栄養補給。
頑張って走った後は、心と身体の栄養を摂る。
「どれにしようかな・・・?」
持ってきたレトルト食品の中から選ぶ。
ライスの食べる量に合わせ、かなり多めに用意してある。
「じゃあハヤシライスにする!」
「おお、美味しそうだな」
トマトベースのハヤシライスで、電子レンジで簡単に温められる。
「10袋分か・・・」
温めるのに時間はかかりそうだ。
ライスシャワーと見るレース映像は
>>211
(ニエル賞・フォワ賞・凱旋門賞のいずれか)
211 :
使い魔
2026/04/02 23:06:33
ID:Yyo.OPYozs
ニエル賞
212 :
アナタ
2026/04/03 22:57:53
ID:RbVcNJ.ggI
今日はお休み
213 :
お兄ちゃん
2026/04/04 23:06:13
ID:tgVcNB2IgA
ハヤシライスを食べながらライスと話をする。
ランチミーティングのようなものだ。
「プロジェクトL'Arcのメンバーも順調に海外で実績を積んでいるみたいだ」
「ゼンノロブロイさんも、模擬レースでフランスのGIウマ娘に勝ったんだって。すごいなぁ」
もはや海外の環境が合わないというディスアドバンテージは無い。
世界のウマ娘と対等に実力で勝負出来る時代が来たのだ。
「そうだ、これを見せようと思ってたんだった」
ハヤシライスを食べ終え、食器を片付けながら思い出した。
パソコンを持ってきて、ライスに見せる。
「今日のニエル賞の映像だ。まだ結果は知らないよな?」
「うん、どうなったんだろう」
フォワ賞とニエル賞は同日開催。
フォワ賞に出走したライスに、ニエル賞をチェックするほどの余裕は無かった。
「フサイチパンドラ、ここで抜け出した!」
このレースに出走した日本勢はフサイチパンドラのみ。
孤独な戦いにも関わらず、いつも以上の気迫が見える。
「3番か!5番か!三着争いは4番と7番!ここで先頭は5番フサイチパンドラ!そのままかわしてゴールイン!」
「わぁっ!パンドラさんが勝ったんだ!」
クラシック級のウマ娘とは思えない仕上がり。
シニア、クラシック混戦の凱旋門賞でも通用しそうだ。
「明日はお祝いしないとだね!」
「そうだな!さらに勢いづけよう!」
流れというものは確実に存在する。
ハッピーミークの怪我を引きずらないためには、良い流れを強める事が大事だ。
ライスシャワーと次に行うトレーニングは
>>214
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
214 :
トレ公
2026/04/04 23:07:13
ID:zHJfEdj8p6
スピード
215 :
トレ公
2026/04/05 23:08:48
ID:BO8ElAm/BQ
「ありがとね〜!てか、これワンチャン凱旋門も行けんじゃね?」
フサイチパンドラはニエル賞を制した。
元々のセンスに加え、モチベーションと効率的な練習が実力を伸ばしている。
プロジェクトL'Arcでの合同トレーニングで一緒になるたびに、その伸び幅に驚かされる。
「パンドラ、トレーニングの時間よ。早く準備しなさい」
「はーい。分かってるってー」
レース翌日にも関わらず、トレーニングを行うようだ。
トレーナーによってやり方は違うが、担当ウマ娘の事を思っているのは同じ。
「ライスもトレーニングしたいな。良い?お兄さま?」
今日は休みにするつもりだったが、ライスの瞳は燃えている。
モチベーションの高い状態は無駄にしたくない。
「そうだな。軽めのメニューなら良いぞ」
「やった!ありがとう!」
フサイチパンドラやハッピーミーク、そして他のメンバーの熱に影響され、ライスのやる気が高まっていく。
一対一のトレーニングでは得られない効果だ。
「ボールを使ったトレーニングをしよう」
身体に負荷がかかり過ぎないように、投げたり打ち返したりする使い方は避ける。
今回は、マシンで発射したボールに反応し、触れていくというトレーニングにしてみる。
216 :
ダンナ
2026/04/05 23:08:53
ID:BO8ElAm/BQ
「上下左右、斜め、正面の9コースをランダムに狙っていくから、飛んできたボールに触るんだ。止めたり弾き返したりしなくて良い。とにかく触るだけだ」
「分かった!」
グローブを装着し、位置につく。
サッカーのPK戦に近いかもしれない。
「スタート!」
右上へのボールに右手が反応する。
流石にこのくらいは楽勝だろう。
「連続で行くぞ!」
二球、三球と連続して発射する。
求められる反応スピードが上がっていく。
「はっ!やっ!たっ!」
腕だけでなく、身体全体を使って動く。
「ラスト!」
最後の一球、真正面へのボールへ正拳突き。
「ふぅ。どうかな?」
ライスシャワーがボールに触れられた割合は
>>217
(70〜95%)
217 :
トレーナー
2026/04/05 23:09:53
ID:5rjMayUGuw
80%
218 :
モルモット君
2026/04/06 22:53:33
ID:mJomVBxJuY
今日はお休み
219 :
アンタ
2026/04/07 22:58:16
ID:lizOI1VKYc
「良い感じだな。100球中80球だ」
大体のボールには反応出来ている。
触れなかった時も、目や手は動いていた。
連続した動作の後の、僅かな硬直が触れなかった原因だろう。
「ミスせずに出来るようになるまでやるよ。感覚も掴めてきたから」
「分かった。5分休憩したらもう一度やってみよう」
レース後なので、負荷をかけ過ぎないように休憩はしっかりと取る。
素早い動きでは特に呼吸が浅くなってしまう。
酸欠状態では判断力も鈍り、トレーニング効果も半減するだろう。
「行くぞ!」
ライスは格闘技の選手のように構える。
ボールを弾く動きは直線的で、無駄が無い。
「あと半分!その調子!」
今のところノーミス。
ただ、さっき取りこぼした二割は後半に固まっていた。
ここからさらに集中しなくては。
「はっ、はっ、はっ」
流れるような動きではなく、一回一回体勢を初期位置に戻す。
常に全てのコースに対応出来るような形だ。
「たぁっ!」
最後の10連発も完璧に弾いた。
「や、やったぁ!出来た!」
「すごいぞ!パーフェクトだ!」
一回目よりも高い集中力を維持したまま、全てのボールを捌き切った。
長くスパートをかけられるライスだからこそ、素早い動きを維持出来たのだ。
「ふぅ、やり切ると気持ち良いね」
「ああ。その気持ち良さは頑張った証だな」
ライスシャワーと通話するウマ娘は
>>220
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・マヤノトップガンのいずれか一人)
220 :
相棒
2026/04/07 22:59:16
ID:1tuMrOQBXM
ダイワスカーレット
221 :
トレピッピ
2026/04/08 23:10:40
ID:usz2Clgayk
「そっちは夜だよね。ごめんね、こっちの時間に合わせてもらっちゃって」
「いえ!全然平気です!アイツも遠征に行ってますし!」
ライスはスカーレットと電話をしていた。
日本とフランスでは、約8時間の時差がある。
フランスの13時は日本の21時。
夜の通話はルームメイトに気を使うものだが、今日はスカーレットの一人部屋なので問題は無い。
「フォワ賞、惜しかったですね。ライスさんの走りは完璧だったのに!」
「ううん、まだまだ直さなくちゃいけないところはいっぱいあると思う」
「つまり、もっと速くなれるって事ですね!」
スカーレットも同じように、課題を見つけては乗り越えてきた。
その結果、トゥインクルシリーズで輝かしい結果を残す事が出来たのだ。
「トレーナーは元気にしてます?無理してても隠そうとするから、本当は直接確認しておきたいんですけど」
「うん、大丈夫だよ。佐岳さんとお出かけしたりご飯食べたり、きちんと休んでるから」
「・・・へぇ。それなら良かったです」
スカーレットの声が僅かに低くなった。
「そうだ。アタシ達、凱旋門賞の一週間前にはそっちに行ける事になったんです!」
「そうなの!わぁ、早く会いたいなぁ!」
凱旋門賞は十月に行われる。
約一ヶ月後だ。
「今度こそ勝てるように、トレーニング頑張るね!」
「ファイトです!ライスさん!」
ライスシャワーと次に行うトレーニングは
>>222
(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
222 :
大将
2026/04/08 23:11:40
ID:pWMUBvALNI
パワー
223 :
あなた
2026/04/09 23:08:33
ID:GUGb325Yw6
「お兄さま、今日はどんなトレーニングをするの?」
レース後の疲労も抜けたので、少し激しめのメニューを組んだ。
「サバットっていう格闘技をやろう。蹴り技が多いイメージがあるけど、実は元々紳士のためのステッキを使った護身術だったんだ」
「ステッキで?格闘技にも色々あるんだね」
日本の格闘技と言えば柔道や剣道。
異なる文化からは異なる武術が生まれる。
「ヨロシクゴザイマース!」
サバットを教えるような技術は無いので、専門のコーチを呼んでもらった。
大きなプロジェクトだからこそ、こういったやり方も実現出来る。
「トレーナーサン!ライスサン!ワタシ、キビシイデゴザイマスヨ!」
一緒に体験する事になったが、対人戦をやる訳ではない。
ボクササイズのように、格闘技の動きで身体を鍛えるのが主な目的だ。
「が、頑張りましゅ!」
より上達したのは
>>224
(ライスシャワーまたはトレーナー)
224 :
トレーナー君
2026/04/09 23:10:00
ID:XXL6N9mm0Q
何故かトレーナー
225 :
アンタ
2026/04/10 23:11:10
ID:5WFpy7jRmM
「ワンツー!ワンツー!」
「はっ!やっ!」
休む暇が無いくらい連続で蹴りの動作を行う。
あくまで実戦用ではなく、トレーニングとしてのサバットだ。
「ハイハイ!モットハヤーク!」
「かはっ、はいっ!」
必死に身体を動かす。
ライスは汗一つかいていない。
ヒトとウマ娘ではやはり体力に根本的な差がある。
「だ、大丈夫?お兄さま?」
「ごほっ、だい、じょうぶ。やっと、慣れてきたところだよ」
既に脚の感覚は無くなってきている。
だが、まだ脳が命令すれば動く。
「ミギ、ヒダリ、キック!」
今度は色々な動きを混ぜながら。
サンドバッグを連続で打撃していく。
「ソウ!ソレデヨシ!」
何とか一区切りついたようだ。
「トレーナーサン!サイゴハワタシガ、アイテデゴザイマス!」
何故かコーチとスパーリングをする事になった。
「頑張って!お兄さま!」
ライスの応援で気力が復活する。
「はっ!たっ!はぁぁぁっ!」
キレが良くなっているという自覚があった。
これが応援の力なのだろうか。
「スゴイネトレーナーサン!ワタシノメハタダシカッタデス!イッショニ、サバットノチョーテンヲ、メザシマショウ!」
「すごい!スカウトされちゃったね!」
「さ、流石にお断りします・・・」
本来はライスのためのトレーニングなのだが、何故かライス以上に頑張らされてしまったのだった。
ライスシャワーと出かける場所は
>>226
(パリの観光名所)
226 :
お姉さま
2026/04/10 23:12:13
ID:5yo.KQBTcc
オルセー美術館
227 :
トレーナー君
2026/04/11 23:06:41
ID:Z3Y2xKbVcU
「おお、すごいな」
「迫力あるね・・・!」
今日はライスと一緒にオルセー美術館に来ていた。
この美術館はセーヌ川のすぐ側にあり、見方によっては川に美術館が浮かんでいるようだ。
外観から既に芸術を感じられる。
「ここには有名な作品もたくさんある。楽しみだな」
誰もが名前を聞いた事のあるような芸術家の作品がいくつも並んでいる。
印象派を扱う美術館として世界最大規模らしい。
「わぁ・・・すごい・・・!」
舞踏会を描いた絵画の迫力にライスが息を飲む。
ライスも絵を描くからこそ、そのすごさをより感じられるのだろう。
「まるで本物みたいだ」
写実的な画風の絵画。
肉体の質感や躍動感が伝わってくる。
「彫刻か。これもトレーニングに・・・」
つい、見たものをトレーニングに活用出来ないか考えてしまう。
芸術についてはあまり詳しくないが、相当な集中力をもって作り上げたであろう事は間違いない。
感覚を繊細にアウトプットするのはレースと通じる部分だ。
「来て良かったな」
「うん、後でロブロイさん達にもおすすめしようっと」
取材を受けるウマ娘は
>>228
(ヴェニュスパーク・リガントーナ・モンジューのいずれか一人)
228 :
トレぴっぴ
2026/04/11 23:07:41
ID:fv3iQF0AyA
リガントーナ
229 :
トレ公
2026/04/12 23:06:38
ID:xEnl7GbRY.
今日はお休み
230 :
トレーナー君
2026/04/13 22:57:45
ID:4j6vtiOLKw
『これがリガントーナの走り・・・!まるで雪原に熱風が吹いているかのような、圧倒的な存在感!実に素晴らしいです!』
月刊トゥインクルの記者、乙名史悦子。
今回の取材対象はフランスのウマ娘リガントーナだ。
『リガントーナさん、凱旋門賞には名だたる強豪ウマ娘が出走しますが、特にライバルとして意識しておられるウマ娘はいらっしゃいますか?』
『そうね・・・ワタシの愛を受け取ってくれる相手なら誰でも歓迎するわ。でも、あえて一人挙げるとしたら・・・ライスシャワー、かしら』
好きな食べ物の事でも考えているかのように言った。
その表情に大きな動きがある訳ではないが、確かに楽しさを感じていると分かる。
『ライスシャワーさん!ああ、ジャパンカップでの激戦が鮮明に思い出されます!彼女のどういった部分に、特に惹かれますか?』
『力強い踏み込み、それと眼差し。隣にいるだけで、想いの熱が強く伝わってくるの』
言葉を多く交わした訳ではないが、言葉以上に走りで語り合った。
走りの熱を伝えたり伝えられたりするのが、リガントーナが走る意味そのものとなっている。
『本日はありがとうございました!おかげさまで素晴らしい記事にする事が出来そうです!』
『フフ・・・アナタも良い熱を持っていたわ。日本、やはり面白いところね』
リガントーナはそう言うとトレーニングコースへ戻っていった。
選抜レースでのライスシャワーの枠順は
>>231
(1〜12番)
231 :
貴方
2026/04/13 22:58:45
ID:iAgF52AKZY
7番
232 :
あなた
2026/04/14 23:10:44
ID:Ek21mxzGNM
「ライス、ここが第二関門だ。気を引き締めていこう!」
「うん!行ってきます!」
プロジェクトL'Arcに参加するメンバー全員が凱旋門賞に出走出来る訳ではない。
メンバー内で代表を決め、選ばれた精鋭が世界に挑むのだ。
今回、凱旋門賞に出走出来る枠は4つ。
対して、選抜レースは12人で走る。
「・・・もちろん、勝つつもりで走ります」
「私だって負けません。凱旋門までの道筋を英雄譚に刻みます!」
「背負ってんのは同じだし?ま、あたしが勝つけど!」
敵は世界のウマ娘だけではない。
仮に世界のウマ娘より速くても、同じ日本勢に負けていては凱旋門賞は獲れない。
あくまで日本勢としての勝利ではなく、ライスシャワーの勝利を狙う。
「7番ライスシャワー。コンディションは良さそうですね」
「ああ。そうでなくては困る」
今回はプロジェクトL'Arcのためのレースなので、特別に佐岳さんが解説に加わるようだ。
「さぁ、夢への挑戦権を手に入れろ!」
ライスシャワーのスタートは
>>233
(良いまたは良くない)
233 :
アンタ
2026/04/14 23:11:44
ID:aaJz3ikEh6
良い
234 :
貴方
2026/04/15 22:52:51
ID:Wp/KQdgAWY
「一斉にスタートを切りました!」
この選抜レースは芝2400m右回り。
コースの形状は違うものの、凱旋門賞の条件とは近い。
「先頭は11番。前を狙うのは5番フサイチパンドラと7番ライスシャワー」
今回は逃げ不在のレースとなった。
本来積極的に先頭争いをしない先行策のウマ娘も先頭集団にいる。
ライスは良いスタートを切れたので、そのまま前を走る作戦を取るつもりらしい。
「ライスセンパイと本気で走んの、初めてかも」
フサイチパンドラはライスの隣にいる。
世代が違う二人が同じゴールを目指して競い合っているのだ。
「あたし、勝ちたい。この気持ちに気付かせてくれたライスセンパイに!勝ちたいっ!」
「パンドラさん・・・」
ライスが成長してきたように、フサイチパンドラも成長していた。
天才は己の弱さを知り、強くなれる事を知ったのだ。
「っらぁぁぁぁぁっ!」
フサイチパンドラが一気に加速し、先頭に立った。
レース中間地点での事だった。
「はは、本当に良い走りだな」
フサイチパンドラの成長を見て佐岳メイは小さく言った。
最初に仕掛けたウマ娘は
>>235
(ライスシャワー・ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェのいずれか一人)
235 :
貴方
2026/04/15 22:54:51
ID:OzSPf/0udI
ゼンノロブロイ
236 :
トレ公
2026/04/16 22:55:47
ID:bfORqYnbIY
フサイチパンドラが先頭に立ち、全体を引っ張る。
ここだけを切り取って見ればかかっているようにも思える。
「すごい気迫だ」
しばらく状況に大きな動きは無かった。
全員が海外レースに合わせて調整したハイレベルなウマ娘。
無駄が無く、それぞれのレースプランを着々と遂行していた。
「ここで1番ゼンノロブロイが上がってきた!3番手のライスシャワーに並びかけてくる!」
少しペースを上げたゼンノロブロイが、ライスの隣まで詰め寄ってきた。
外を塞がれ、抜け出せるコースが少なくなってしまう。
「やぁぁっ!」
さらに加速した。
このまま最後まで走り抜けるつもりなのだろう。
「・・・行かせないっ!」
ライスはゼンノロブロイの加速に瞬時に反応し、ぴったりとついていく。
徹底的なマークでリードを許さない。
「・・・アナタにも」
ゼンノロブロイをマークするライスを、さらにマンハッタンカフェがマークしていた。
三両編成の列車のように、縦に並んで加速していく。
スリップストリームがある分、後ろのウマ娘の方が体力を温存しやすい。
体力が多く残れば末脚も鋭くなる。
「はぁ!?なんかヤバいの来てんだけど!」
フサイチパンドラも何とか速度を上げる。
先頭で引っ張っていたにも関わらず、脚はまだ残っているようだ。
「行けぇぇぇぇっ!」
一着になったウマ娘は
>>237
(ライスシャワー・ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェ・フサイチパンドラのいずれか一人)
237 :
アネゴ
2026/04/16 22:57:00
ID:LnRvS2XzYQ
ライスシャワー
238 :
ダンナ
2026/04/17 23:03:28
ID:fUDdip1SUo
今日はお休み
239 :
お姉さま
2026/04/18 23:05:02
ID:y4/9oERNGU
「く」
熾烈な競り合いが続く中、マンハッタンカフェが歯噛みする。
内に進路が確保出来ないので、コーナーを外から回って追い抜くか、最終直線に入ってから追い抜くかしか出来ない。
最短ルートで追い抜けない事が勝負の名案を分ける場合も多い。
「・・・待ってはもらえない」
マンハッタンカフェは今すぐに順位を上げる事を選択した。
ライスの外に出て、ゼンノロブロイも含めてまとめて射程圏内に入れる。
「行かせません!」
ゼンノロブロイはそれを察知し、スピードを上げた。
フサイチパンドラの後ろにつく。
ライスも遅れず加速する。
「最終直線に入り、先頭はフサイチパンドラ!すぐ後ろにはゼンノロブロイ!ライスシャワーとマンハッタンカフェが続く!」
「ここから先は上り坂だ。スピードを落とさずに走り切れるかが鍵になるな」
傾斜はそこまで急ではないが、ゴールまで上り坂が続く。
少しでもミスをすれば減速してしまい、一気に状況をひっくり返されてしまうだろう。
「やあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
フサイチパンドラが粘る。
かなり限界が近そうだが、スピードは落ちない。
「はぁっ!」
ゼンノロブロイが勝負を決めに来た。
フサイチパンドラの外に並びかける。
240 :
大将
2026/04/18 23:05:07
ID:y4/9oERNGU
「ここだっ!」
ライスはそれを見て同時に動く。
反対に、内に切り込んで進路を確保する。
「良いぞ!」
これで、あとは加速して追い抜くだけ。
長く速度を維持するスタミナと、最高速度に早く到達するパワーを併せ持つ今のライスならここからでも抜ける。
前を狙う気持ちの強さもまた武器の一つだ。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「うああああああああああっ!」
三人が横並びのまま残り50m、40mとゴールが近付く。
最後は根性の勝負。
もはや技術や能力の問題ではない。
「やぁぁぁぁっ!」
ほぼ同時にゴールしたように見えた。
凱旋門賞に挑戦する権利をかけた一番を制したのは。
「ライスシャワー!一着は7番ライスシャワーだぁぁっ!」
二着になったウマ娘は
>>241
(ゼンノロブロイまたはフサイチパンドラ)
241 :
アナタ
2026/04/18 23:06:07
ID:yNsMdzS0M.
フサイチパンドラ
242 :
トレーナーちゃん
2026/04/19 23:06:00
ID:7DUwMa1K.2
「はぁ、はぁ、やった・・・」
ライスは確かな強さを見せ、強力なライバル相手に競り勝った。
圧倒的な勝利という訳ではないが、レースに携わる者ならその強さがよく理解出来るだろう。
「あー悔し〜っ!マジであとちょっとだったのに〜っ!」
二着はフサイチパンドラ。
前半から先頭で走り続けたが、最後までスタミナを切らさなかった。
センスだけでなく、きちんと地力に基づいた走りに進化している。
「おめでとうございます、ライスさん」
ゼンノロブロイは三着。
欠点の無いバランスが良い走りで確実に、しかし大胆に攻めてきた。
「彼女に、追いつきそうに・・・」
マンハッタンカフェは伸び切らずに四着。
イレギュラーな仕掛け方をしたが、もう少し距離が長ければそれもはまっていた。
マンハッタンカフェは何かとライスが重なりそうになるのを見たようだった。
「すごく良いレース。きっと世界のウマ娘にも勝てる」
一緒に観戦していたハッピーミークが言った。
「トレーナーさん!私達の分まで悲願を達成して下さい!あなたとライスさんなら、絶対に凱旋門賞を制覇出来ます!」
桐生院トレーナーが拳を握る。
「はい!プロジェクトL'Arcの、いや日本中の夢を、俺とライスが叶えてみせます!」
誰かではなく、自分達できっと勝ってみせる。
人々に勇気を与え、幸せを作り出す。
凱旋門賞制覇にはそれだけの力がある。
「ライス!」
「お兄さま!」
勝利を喜び合う。
ここまで頑張ってきた日々が成果になる時は近い。
ライスシャワー達と行うトレーニングは
>>243
(自由な形式)
243 :
使い魔
2026/04/19 23:08:00
ID:7kyntY8z.I
セーヌ川沿いの河川敷をランニング
244 :
トレピッピ
2026/04/20 22:58:22
ID:HcQUo9gQfA
今日はお休み
245 :
トレ公
2026/04/21 23:07:26
ID:158V56HcD.
「以上が凱旋門賞に挑むメンバーだ!」
凱旋門賞に出走するメンバーは、順当にライスシャワー、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ、フサイチパンドラの四人となった。
ライスが選ばれるのは当然なので驚きは無い。
ハッピーミークは怪我の影響で挑戦見送りとなった。
「全員の想いを乗せて走ってほしい!そして掴んでくれ!これまでは手を伸ばし続けても届かなかった夢を!今なら手の届くほど近くにある夢を!」
「はい!」
もちろん出走する四人以外にも凱旋門賞を走りたかったウマ娘はいる。
しかし、出走出来ないからと言ってその想いやそれまでの努力が無駄になる訳ではない。
走るメンバーのため、そして今後の自分のために必要になる。
「もうちょっとだね・・・」
「このプロジェクトのポスターを一緒に見ていたのがすごく昔のようにも、つい最近のようにも思えます」
ライス達出走メンバーはセーヌ川沿いの河川敷をランニングしていた。
朝早くからこうして走り込みを行う地道さこそが、選抜される理由の一つなのかもしれない。
「ここへの道は長く、険しかった。それでも、後戻りしたいとは思いませんでした」
「ま、戻ってる暇とか無いし?やるって決めたらやった方が良くない?的な?」
ほとんど勢いだけでプロジェクトL'Arcへの参加を決めたフサイチパンドラだったが、その意志は固かった。
動機はそれぞれだが、全員が今同じ目標に向かっている。
それこそがプロジェクトL'Arcの本質に近いものなのかもしれない。
「ふぅ、ちょっと休憩しよっか」
ライスシャワー達が立ち寄る場所は
>>246
(カフェまたは公園)
246 :
トレーナー君
2026/04/21 23:08:26
ID:DfV/vTHzSk
カフェ
247 :
マスター
2026/04/22 22:43:12
ID:glF6eprp1E
しばらくランニングを続け、朝七時半過ぎになった。
カフェの街であるパリには、この時間に開店するカフェも多くある。
ライス達は朝食とコーヒーで軽く休憩しようと考えてカフェの一つに立ち寄った。
「テラス席で人々の往来を見ながらコーヒーを飲むのがパリの文化の一つになっているんです」
「おおー、なんかオシャレ。パリっぽいかも〜!」
テラス席からはセーヌ川や、同じようにカフェでくつろぐ人々が見える。
『凱旋門賞は誰が勝つと思う?』
『やっぱモンジューだろ。流石に格が違うぜ』
『あたしはヴェニュスパークちゃんかな。一番伸びてる娘だし、凱旋門までにもっと強くなってるって』
『僕はリガントーナだと思いますよ。あの鋭い末脚で全員差し切ります』
凱旋門賞について議論するフランス人らしき四人組。
日本勢については話題にも出ない。
「・・・期待はされてない、ね」
フランス語を勉強したライス達には、彼らの話の内容が理解出来た。
「それなら、私達でひっくり返しましょう!日本のウマ娘の強さを凱旋門の歴史に刻み込むんです!」
ゼンノロブロイが立ち上がって言った。
「うん・・・!ライス達が勝てば、きっと!」
マンハッタンカフェもカフェオレを飲みながら頷く。
「うし、やったろ!」
まずは元気をチャージ。
ライスは巨大なクロワッサンを食べる。
もし日本勢が凱旋門賞を勝利すれば、以降も日本のウマ娘は期待を寄せられる事になる。
日本のウマ娘が世界で通用すると示す事になるのだ。
「ライスが勝てば、皆に道を作ってあげられる。喜んでもらえるかな」
走りで幸せを与えるというライスの目標がぼんやりとだが、やっと固まってきたのだった。
ダイイチルビー達と合流する時間帯は
>>248
(朝または夜)
248 :
トレーナーさま
2026/04/22 22:44:12
ID:RidDlux3ro
夜
249 :
トレーナーさま
2026/04/23 23:08:13
ID:pus4ocIDSs
「トレーナーさん」
「皆!久しぶり!」
長らく離れていたルビー、スカイ、スカーレットと久しぶりに対面出来た。
凱旋門賞観戦のため、はるばる日本からやってきてくれたのだ。
「ちょっと痩せたんじゃない?働き過ぎね、たまには休みなさいよ」
「ああ、気をつけるよ」
空港に到着したのは夜。
時差ボケもあるのでとりあえず休んでもらい、また明日積もる話をしよう。
とは言ってもほとんど毎日電話やメッセージでやり取りはしていたが。
「いや〜一年ぶりのフランス旅行、楽しみですね〜」
「本来の目的はお忘れ無きよう」
チーム<アルタイル>の仲間として、ライスの凱旋門賞制覇を間近で見届けてくれる。
ライスも、三人が近くにいてくれれば心強いはずだ。
「今日はしっかり休んで、明日からトレーニングね」
スカーレット達は素晴らしい結果を残してきたウマ娘。
一緒にトレーニングすればプロジェクトL'Arcメンバーに良い影響を与えられるだろう。
ライスシャワー達と行うトレーニングは
>>250
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
250 :
使い魔
2026/04/23 23:09:13
ID:lRpUlglUtI
スタミナ
251 :
トレーナーさま
2026/04/24 23:06:29
ID:DAOxO.GXKg
「選抜レース、おめでとうございます!」
「ありがとう!」
スカーレット達が到着した翌日、ライスとも再会する。
「ちょっと見ない間にまた速くなりましたね〜。これぞ世界レベルって感じですね」
「えへへ、そうかな?」
通常、海外に渡ってすぐは激しい運動をしない方が良いとされる。
しかし、ウマ娘であれば別だ。
走る事が生活に深く組み込まれているため、走らない方が生活リズムを崩してしまう。
「じゃあ早速始めようか」
ルビー達も一緒に、走り込みを行う。
街中を見物しながらスタミナも鍛えられるので、こちらに来たばかりの三人にはぴったりのメニューだ。
「こっちは涼しくて過ごしやすいわね」
「日本は九月でも結構暑いんですよ〜。ほんと参っちゃうんだからー」
スカイは暑いのも寒いのも苦手。
この時期はやや寒冷な欧州の方が過ごしやすいのだろう。
「美味しいものもいっぱい食べたんだよ。マカロンとか、クロワッサンとか!」
「写真は拝見しました。息抜きも出来ているようで何よりです」
話しながら走っていると、長時間のランニングも苦では無くなる。
むしろ、つい走り過ぎてしまうくらいだ。
「おかえり。随分遠くまで行ったんだな」
安全のため、位置情報は把握出来るようにしてある。
ウマ娘の速度についていく事は出来ないが、マップ上の点の動きを見ているだけでもライス達の姿が目に浮かぶ。
「うん、久しぶりに会ったからいっぱいお話しちゃった」
やはりチームで一緒にトレーニングするとモチベーションが上がるようだった。
ライスシャワー達と誰の映像を見るか
>>252
(ヴェニュスパーク・リガントーナ・モンジューのいずれか一人)
252 :
ダンナ
2026/04/24 23:07:29
ID:UiTIrcLjKk
モンジュー
253 :
トレーナーさま
2026/04/25 23:09:01
ID:tLYR2z3Ckw
「トレーナーさんトレーナーさん。これ見て下さいよ」
スカイがスマホの画面を見せてくる。
そこには、生放送中のレース動画があった。
「これ、モンジューじゃないか。レースに出る予定なんて発表されてなかったのに」
ライバルの動向はチェックしているつもりだったが、まさか漏れがあったのだろうか。
「それが、突然野良レースをするって言い出したらしいんです」
「思いつきで動くタイプじゃないと思ってたけど・・・」
「相手は欧州で活躍する重賞ウマ娘のようですね」
となると、言い出したのは突然だが、思いついたのは突然ではなかったのかもしれない。
何らかの意図で重賞ウマ娘達を集め、突発的にレースを開催したのだ。
「何のために・・・?」
「実力を見せたかったのかな?」
モンジューが強いのは周知の事実。
ただ強さを見せつけるというよりも、変化を見せたかったのか。
「あっ!」
スカーレットが声を上げる。
「これ、東京レース場よ!」
「え」
確かに、コースの形状や周りの景色から東京レース場のように見える。
「モンジューさんは日本にいる・・・って事?」
「いや、違う」
時期や時間、状況を踏まえて考えると。
「これは、VR空間だ!」
モンジューが走っているコースは
>>254
(1600m〜2400m)
254 :
あなた
2026/04/25 23:10:01
ID:PRUGaFMxn.
2400m
255 :
ダンナ
2026/04/26 22:59:37
ID:jU64T6NqHE
今日はお休み
256 :
アンタ
2026/04/27 23:13:35
ID:aPG5je0TBY
モンジューが走っているコースは東京2400m。
つまり日本ダービーやジャパンカップと同じ条件だ。
後方にいるモンジューは周りを囲まれている。
徹底的にマークされており、抜け出すのは困難に見える。
『さぁ、始めよう!』
モンジューはあえて速度を落とした。
前と横は塞がれていたが、後ろにはスペースがあった。
一度下がる事により、改めて前方の進路を確保したのだ。
「思いついても、やらないよな・・・」
減速してから再加速するのは非常に難易度が高い。
スピードもスタミナもパワーも要求される上、状況を正確に判断する能力も無くては成功しない。
『モンジューが大外に出た!ぐんぐん上がっていく!』
他のウマ娘達も実力者であるはずなのに、子供と大人のような差さえ感じてしまう。
圧倒的な速さで一気に先頭に躍り出た。
「まだ800mはあるぞ」
差しウマ娘のモンジューが残り800m地点で先頭にいる。
ここから先はどれだけ着差を広げられるかチャレンジするだけだ。
『今ゴールイン!後続はまだまだ後ろにいるぞ!』
「すごい・・・」
ライスは呆気にとられていた。
モンジューは余裕そうに手を振る。
このレース自体も、人々に自分の強さを見せつけるためのものという印象を受けた。
もしかすると、途中で囲まれたのもわざとかもしれない。
東京2400mを選んだ理由、それは。
「日本のレースなんて余裕、って言いたいんですかね?」
楽勝宣言とも言えるが、逆に言うと日本を意識しているとも取れる。
「彼女に勝てば最高に気持ち良いだろうな」
ここは、逆境を楽しもう。
そのくらいの方がきっと上手くいく。
ライスシャワー達と次に行うトレーニングは
>>257
(基礎または応用)
257 :
トレーナーちゃん
2026/04/27 23:14:35
ID:OQc3LRiRfU
応用
258 :
トレーナーちゃん
2026/04/28 23:15:46
ID:qL9lpFt3nw
モンジューは強い。
だが、ライスなら勝ち目が無いという訳ではない。
十分ひっくり返せる差だ。
「今日は少し変わった事をしてみよう」
「何をするの?」
基礎能力はモンジュー達に劣っていない。
テクニックや戦術が勝負を分けるはずだ。
「芝とダートを交互に、連続で走るんだ。状況に合わせて力の入れ方を切り替える練習だ」
凱旋門賞の芝は洋芝。
雨が降るとかなりパワーが必要になる。
ダートで走るのがそのパワーを鍛える練習だ。
「併走形式にしよう。誰か一人。そうだな・・・」
ライス以外に、一人併走相手を決めよう。
一対一なら、相手の動向に注意を向けやすくなる。
ライスシャワーと併走するのは
>>259
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレットのいずれか一人)
259 :
お前
2026/04/28 23:16:46
ID:BNIexLizls
ダイイチルビー
260 :
トレーナーちゃん
2026/04/29 23:10:58
ID:rP01gqVaI6
「じゃあルビー、併走相手を頼むよ」
「かしこまりました」
スプリンターの武器はスピード。
欧州のレースは日本ほどスピード重視ではないが、だからこそそこで差をつけられる。
ライスが持つスタミナとルビーの持つスピードを掛け合わせれば、世界に通用するウマ娘になれるはずだ。
「スタート!」
最初はダートコース。
芝が得意なライス達にとっては、加速しづらいバ場だ。
「はぁっ!」
ルビーが前に出て、差を広げようとする。
序盤からかなり飛ばしている。
「普通のレースじゃ絶対にしない走りね」
ライスのために、わざとスピードを意識した走りをしてくれているようだ。
ライスはやや姿勢を低くし、下半身のクッションを使って走る。
「ここからは芝コースだ」
同じコースに、芝とダートが混在している。
厳密に言うと、取り外し式のラチを外してコースを変えている。
今日の洋芝は乾いていて、比較的走りやすい。
しかし、パワーは要る。
「ここ!」
ライスはコーナー終了直後に仕掛けた。
しっかりと大地を踏みしめ、砲弾のように突き進む。
芝のクッション性に負けないように、接地時間やストライドも調整している。
「ちゃんと実践出来てるな」
考える事はいくつもある。
それを実行出来るようになるまで、何度も反復練習してきた。
その効果は間違いなく出ている。
261 :
お兄さま
2026/04/29 23:11:04
ID:rP01gqVaI6
「参ります」
最終直線、ルビーが最高速度を目指して加速する。
ここからダートだが、切れ味は落ちていない。
「はぁぁぁぁっ!」
ライスは全力で追う。
追うべき相手が明確になっていると、ライスはより速くなる。
「行け行け〜!」
「最後まで!」
結果はルビーの勝利。
ライスは1バ身ほど届かなかった。
「も、もう一回!」
「トレーナーさん。私は問題ありません」
「分かった。じゃあ歩いて呼吸を整えながら戻ろうか」
ルビーのスピードには苦戦しつつも、ライスは何度も走った。
芝とダートでの走り方の使い分けも出来ているので、今日のトレーニングは大成功だと言える。
街で出会うのは
>>262
(子供または大人)
262 :
お姉さま
2026/04/29 23:12:04
ID:Ni7sBkhyJg
子供たち
263 :
トレーナー君
2026/04/30 23:05:16
ID:Ttotxxd29o
今日はお休み
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