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安価で決める自由なスポ根・続々
1 :
アナタ
2025/12/14 23:02:14
ID:oZsMBirstg
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20975&log=past&res=1000
・安価によって物語が変わっていきます
・出来るだけ毎日更新しますがたまにお休みします
414 :
トレピッピ
2026/07/14 23:14:54
ID:z/mGAzAokA
「1時間か」
ファル子は1時間もの間走り続けている。
デビュー前にも関わらずここまで持続出来ているのは、基礎能力の高さの証明だ。
「大丈夫かー!?」
「まだまだっ、行けるよっ!」
疲れは見えるが、限界では無さそうだ。
ポテンシャルを見極めるためにも、もう少し走ってもらおう。
「視線は下げない!姿勢をキープ出来なくなるぞ!」
「はいっ!」
疲労しても動作を安定させるためには、正しい動きを身体に覚え込ませるのが重要だ。
「まだ行けるか!」
「はぁっ、はぁ。はいっ!」
さらに20分が経過した。
大まかなフォームは崩していないが、細かい部分は流石にブレてきている。
限界は近そうだ。
「限界だと思ったらすぐに言ってくれ!」
それから15分。
ファル子はついに限界を迎えた。
「うぅ、ぎ、ギブアップかも・・・」
「よし!それならあと5分で終わろう!」
「ええーっ!?」
自覚している限界と、実際の限界には若干の誤差がある。
本当の限界点を知るために心を鬼にする。
「う、はう・・・」
5分後、ついにファル子は倒れそうになる。
「よく頑張った!本当に偉いぞ!」
「・・・トレーナーさんって優しいのか意地悪なのか分かんないよ・・・」
厳しいトレーニングだったが、スマートファルコンは見事やり遂げたのだった。
スマートファルコンと出かける場所は
>>415
(レジャー施設)
415 :
トレピッピ
2026/07/14 23:15:54
ID:Dv44limsZg
ROUND1
416 :
モルモット君
2026/07/15 23:03:41
ID:O/sWA7lIAo
今日はお休み
417 :
トレーナーさん
2026/07/16 23:11:00
ID:0XvTQ5yNK2
「トレーナーさんとお出かけ!?わーい!楽しみー!」
親睦を深めるために、ファル子と遊びに行く事にした。
行き先は複合遊戯施設。
以前佐岳さんと訪れて、色々な事をして楽しめた。
出来る事の幅が広いので、ファル子の好みに合わせやすいはずだ。
「何がしたい?」
「うーん。あ!あれやってみたいかも!」
ファル子が指差したのは、ダンスゲーム。
カメラに自身を映し、画面上の音符をダンスしながら叩いていくゲームだ。
「こんなに収録されてるのか」
ウイニングライブで使われる曲やアーティストの最新曲まで、様々な曲が遊べるようだ。
ファル子は中でも高難易度の曲を選んだ。
「超 many-manyギュ〜ギュギュっとエールをぷり〜ず」
ファル子は自分でも歌いながら踊っていた。
ウマドルとしての経験が豊富なおかげで、初めてのゲームでもかなり上手く踊れている。
「おおー」
「ブラボー!」
「ふむ、これは逸材だ」
いつの間にか周りに人が集まっていた。
「わっ、こんなに!応援ありがとー!」
このゲームは2回で1セット。
「次はトレーナーさんの番ね!」
「え、俺も?」
よりによって、ギャラリーがこんなにいる中で踊る事になるとは。
しかもファル子の後なので必ず比較されてしまう。
だが、ここで引き下がればファル子との距離は縮まらない。
「・・・よし!」
「トレーナーさん!ファイトー!」
覚悟を決めて、ステージに立った。
トレーナーの、ゲームのクリア度は
>>418
(10〜90%)
418 :
相棒
2026/07/16 23:12:00
ID:kWHUI4baM6
50%
419 :
トレーナー君
2026/07/17 23:13:17
ID:QgZeA/hO7o
「前進あるのみ心のゆくままに」
難易度は普通レベルだが、それでも一般人には難しい。
何とか手足を必死に動かして食らいつく。
「はぁっ、はぁっ。ど、どうだ?」
リザルト画面に映し出されたのは、B+の文字。
「半分くらいは出来てたかな」
傍目からだとバタバタしているように見えただろうが、自分としてはこれで精一杯だった。
「今度ファル子がダンスを教えてあげる!いつか一緒にステージに立とうね!」
「か、考えておくよ」
実際に共演するかはさておき、一緒にダンスをするのは楽しいかもしれない。
「よーし、どんどん遊ぼーう!」
その後、気合いの入ったファル子と色々な遊びをした。
「うー!しゃーいっ!」
ボウリング球が轟音と共に転がっていく。
凄まじいパワーを内包した球は、ピンを回転の力で弾き飛ばした。
「キミへの気持ち 伝えるためにも めざすは一等賞☆」
カラオケでは、ウマドルとしての歌唱力強化に付き合った。
「ふぅ、遊んだ遊んだー!」
「楽しかったな」
デビュー戦前、息抜きをしてコンディションを整える事が出来た。
スマートファルコンのデビュー戦当日のバ場状態は
>>420
(良または重)
420 :
トレーナーさん
2026/07/17 23:15:17
ID:VaUXlhAW72
良
421 :
お姉さま
2026/07/18 23:14:54
ID:jHHljo7pbw
「ゼッケンオッケー!リボンオッケー!もちろんファル子の気持ちもオッケー!」
デビュー戦を前にして、ファル子はあまり緊張していないようだった。
ステージ慣れしているおかげだろう。
「今日までのトレーニングを信じれば大丈夫!絶対勝てる!」
素質と努力、どちらも欠けていない。
きっと勝てるはずだ。
「行ってきまーす!」
空は曇っているが、バ場状態は良。
ダートの砂はサラサラしている。
芝の場合と異なり、ダートは水分量が多いほど硬く踏みしめやすい状態になる。
つまり、サラサラしたダートバ場ではスピードがやや出しづらい。
「華々しいメイクデビューを飾るのか!今・・・スタート!」
スマートファルコン以外に逃げるウマ娘の数は
>>422
(0〜3人)
422 :
お姉さま
2026/07/18 23:15:54
ID:2ljHFsSVAY
0人
423 :
ダンナ
2026/07/19 23:11:15
ID:QIuscxPh6c
「ファル子さんが単独で逃げる感じですねー」
9人中、逃げるのはファル子だけ。
あとは先行と差しが4人ずつといったところだろうか。
デビュー戦という事もあり、あまり奇抜な走り方をするウマ娘はいなさそうだ。
「先頭は7番スマートファルコン!2バ身離れて4番、さらに2番。その外から8番が並びかけてきた」
ファル子の得意な作戦は逃げ。
もちろん他の走り方も試してみたが、持ち前のスピードが発揮されにくかった。
一番目立つ時間が長い逃げが、ファル子の好みに合っていたのかもしれない。
「さぁ最終コーナーに入って、先頭は依然7番スマートファルコン」
他に逃げるウマ娘がいないおかげで、ファル子がレース全体のペースをコントロール出来た。
スタミナを伸ばしていたので、やや速めのペースに持ち込んだ。
まだ体力が出来上がっていないウマ娘も多い中で、ファル子のハイペースな単独逃げは強力だった。
スピードが出づらいバ場も味方している。
「すごい!どんどん差が開いていくわ!」
最終直線、リードを広げていく。
「行けーっ!ファル子ーっ!」
「はぁぁっ!」
そのまま押し切ってゴール。
最初から最後まで、観客の視線を独り占めしていた。
「トレーナーさんっ!」
「おめでとう!よく頑張ったな!」
不安を感じさせない強固な走りで見事なメイクデビューを飾ったのだった。
スマートファルコンへのご褒美は
>>424
(食事またはサービス)
424 :
モルモット君
2026/07/19 23:12:15
ID:vpu7caDjgk
源泉かけ流し露天風呂付き旅館1泊
425 :
ダンナ
2026/07/20 23:15:25
ID:Ndq7BTBe06
「みんなーっ!ときめきウマドル、スマートファルコンの事、しっかり覚えてねー!」
ウイニングライブはデビュー戦とは思えないほど盛り上がった。
ウマドルとしての人気は既に高い。
「お疲れ様。良いライブだった!」
「ありがと!レースとライブ、どっちも頑張ってこそのウマドルだよね!」
決して妥協しないストイックさがどちらのクオリティも上げているのだろう。
「疲れを吹き飛ばせる良いものがあるぞ」
日頃頑張っているファル子のために、ご褒美を用意した。
ご褒美で釣る訳ではないが、モチベーションの維持にはこういった事も必要だ。
「源泉かけ流し露天風呂付き旅館の1泊券!ペアチケットだから、友達か家族と行ってくると良いよ」
温泉は心も身体もリフレッシュさせてくれる。
デビューという大きな壁を乗り越えたご褒美だ。
「わー!すごい!本当に貰って良いの!?」
「ああ!」
もちろん、チームの他の皆にも同様にご褒美をあげてきたつもりだ。
この機会に、また何かあげても良いかもしれない。
「・・・え、えっとね。もし良ければ、トレーナーさんと行きたいなーって」
身体を左右に揺らしながらファル子は言った。
「俺と?良いのか?」
これまで温泉を何度か訪れた事はあったが、どれも日帰りだった。
1泊するのなら、友達と行った方が楽しめるのではないかと思った。
「トレーナーさんだって、ファル子のためにいっぱい頑張ってくれたんだもん!一緒に行って、一緒に休もうよ!」
「それもそうだな。よし、じゃあ早速明日行こう!」
ファル子の厚意に甘え、温泉旅館へ一緒に行く事になった。
温泉旅館で最初にする事は
>>426
(食事または入浴)
426 :
マスター
2026/07/20 23:16:25
ID:.ls/s9NfOA
入浴
427 :
あなた
2026/07/21 23:13:33
ID:F1DyHvju/E
「おんせーん!」
ファル子が子供っぽくはしゃぐ。
手を強く引っ張られ過ぎて少し痛い。
「やっぱり最初は温泉に入らないとだよね!」
「そうだな。荷物を置いたら早速行ってみよう」
露天風呂はかなり広く、開放感があった。
鳥の声や木々が揺れる音が安らぎを感じさせる。
「んー!気持ち良いー!」
時間帯のせいか、ファル子の他に利用客はいなかった。
「きっかけは些細な事〜誰かと出会って〜」
女湯の方からファル子の歌声が聞こえてきた。
リラックス出来ているようだ。
「ふぅ、良いお湯だった」
選抜レースからメイクデビューまで、ファル子とトレーニングを重ねてきた。
ここで一度疲れをリセット出来たのは良かった。
「わぁ・・・!豪華・・・!」
食事は地元で獲れた魚介を中心にしたメニュー。
「当旅館はウマ娘のお客様、トレーナーのお客様にもたくさんお越しいただいておりますので、栄養面にも配慮したお食事を提供しております」
栄養バランスが崩れないように気を配られてあるようだ。
もちろん味も絶品だった。
「それじゃあ、また明日な」
「うん、お休み〜!」
ファル子は自室へ戻っていく。
生活リズムを崩さないのも休養には大事だ。
「・・・一緒の部屋は、流石に、だよね。うん、スキャンダルはダメだぞー!」
自分に言い聞かせるように言った。
「今度は皆で来たいな」
合宿ではなく、羽休めとしてチームの皆で訪れるのも良いだろう。
遠慮無くご褒美として来られるように、頑張ろう。
スマートファルコンの次走は
>>428
(ジュニア級9〜12月に行われる、ダートの短距離・マイル・中距離いずれかの重賞)
428 :
お兄ちゃん
2026/07/21 23:16:33
ID:gdJBaLNJeI
全日本ジュニア優駿
429 :
モルモット君
2026/07/22 23:14:08
ID:kAT5rk1dAE
「楽しかった?」
「ああ、良いリフレッシュになったよ」
ライス達に色々と土産話をして、今度は皆で行こうという約束もした。
「さて、ここからは切り替えてレースの話をしよう」
「はいっ!」
ファル子の路線をそろそろ決めていかなくてはならない。
ダート界を盛り上げるという目標はあるので、あとは具体的なプランを練るだけだ。
これまでダートウマ娘を担当した事は無い。
ダートの経験値が無い以上、試行錯誤を繰り返すしかない。
「ファル子は、出たいレースはあるか?」
「うーん、具体的にある訳じゃないかなー。でも、おっきいステージには立ちたい!」
となると、重賞レースか。
ジュニア級の内にある重賞レースを確認しながら、やがて一つの結論に辿り着いた。
「・・・やっぱり、一番大きいステージが一番目立つよな」
「それって」
ジュニア級で一番大きなステージ。
「全日本ジュニア優駿に出よう!」
いきなりのGI挑戦だが、ファル子のポテンシャルなら不安は無い。
12月までにじっくりと仕上げていけば良い。
「GIだね!オッケー!」
ファル子もGI挑戦に臆する気持ちは無いようだった。
スマートファルコンとトレーニングを行うウマ娘は
>>430
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・ライスシャワーのいずれか一人)
430 :
キミ
2026/07/22 23:15:08
ID:..J4KlGGEI
ダイワスカーレット
431 :
アナタ
2026/07/23 22:42:17
ID:NRgWSD.fo2
今日はお休み
432 :
貴様
2026/07/24 23:06:43
ID:IellO1k8cY
「アタシの後ろをついてきて下さい!」
今日のトレーニングはファル子とスカーレットの二人で行う。
GI挑戦を決めたファル子にとって、GIウマ娘であるスカーレットは良い先輩になるはずだ。
「すごい風圧・・・!でも!」
スカーレットの後ろを走ると、巻き起こった風のせいでバランスを崩してしまう。
ウマ娘が持つ凄まじいパワーの影響を受けないようにするには、筋力や体幹を強化してブレない身体を作るしかない。
ファル子は負けないように食らいつく。
「スカーレットちゃんはレース中、どんな事を考えてるの?」
「うーん、あんまり考えてないですね。周りの音とか肌の感覚に集中して、とにかく抜かれないようにしてるんです!」
ファル子もどちらかと言うと感覚派。
同じく感覚派のスカーレットの走りから学んでいる。
「この走りに行き着くまでも色々あったんだ」
ウマ娘の能力は常に伸びている。
ジュニア級とクラシック級で、走り方を変えないといけないような場合もあるくらいだ。
今のファル子の走り方はシンプルな逃げだが、今後の成長次第では別の走り方に進化する可能性もある。
もしくは今の走り方をこのまま強化していくかもしれない。
「もう一本行きますよ!」
「うんっ!次はファル子が勝っちゃうから!」
いつの間にか勝負になっていたようだ。
「やっぱりチームは、切磋琢磨出来るから良いな」
追加のトレーニングを行うか
>>433
433 :
お兄ちゃん
2026/07/24 23:08:43
ID:2gEnvT8X.U
無理強いはさせたくないので行わない
434 :
貴方
2026/07/25 23:18:17
ID:JaUmghXM3M
「よし、今日はここまで。お疲れ様」
「ふぅー、疲れたー!」
ファル子は、いつもより多く走ったのでその分疲れているようだった。
「アタシはまだ走り足りないわ!トレーナー!追加で走っても良いわよね?」
スカーレットは休み明けという事もあり、体力的に余裕がありそうだ。
「ファル子さんもやりますか?」
「えーっと、どうしようかなぁ?」
ファル子は真面目にトレーニングに取り組むウマ娘。
楽な方へ逃げるような性格ではない。
それでも迷っているのは、自分のコンディションに不安があるからなのだろう。
「ファル子はやめておこうか」
周りに合わせるのは大事だが、それで無理をしてはいけない。
「・・・うん。今日はしっかり休むね!」
「分かりました!じゃあアタシはファル子さんの分、倍走ります!」
「ほどほどにな」
ペースはそれぞれ。
追加のトレーニングをするのもしないのも正解だ。
スマートファルコンが休日にする事は
>>435
(運動以外)
435 :
アネゴ
2026/07/25 23:19:17
ID:Vz.fNorWvo
グルメ食べ歩き
436 :
トレピッピ
2026/07/26 23:00:22
ID:koRys0m3GI
「ファルコンさん、休日であっても長く寝過ぎるのは良くありませんよ。毎日同じ時間に起床した方が生活リズムが整い、コンディションの維持に役立ちます」
「うぅ・・・でももうちょっとだけぇ」
スマートファルコンはルームメイトであるエイシンフラッシュに起こされた。
「はい、ウマドルスマイル」
「きゅん♡」
カメラを向けると、ファル子は瞬時に表情を作り目線を合わせた。
反射で勝手に動いてしまうのだ。
それでスイッチが入ったのか、ファル子の目は完全に覚めた。
「休みの日だからって、だらだら過ごしちゃダメだよね!何かしないと!」
遊びでも何でも良いが、何かしら予定や目的を決めた方が有意義な時間に出来る。
「こういう日はウマドル特訓だーっ!」
自分を奮い立たせるかのように大きな声を出す。
急いで準備をして、外出する。
「ウマドルと言えば、食リポ!今のうちに練習練習!」
ファル子の考えでは、ステージで歌って踊るだけがウマドルではない。
トレーニング、レース、学業、自己PR、人助け、そしてテレビなどの仕事。
全てをこなしてこそ輝くのがウマドルなのだ。
「このお店の名物はたい焼き!頭から尻尾まで餡がたっぷり入ってるんだって!」
一人だが、まるでカメラが回っているかのように話す。
自然過ぎて、周囲からは一人だと思われていない。
「このからあげ、串に刺さってるから食べ歩きしやすいよね!うーん!衣はサクサクで中身はとってもジューシー!」
一人でリポート練習をしながら様々なグルメを食べていく。
「次は何を食べようかなー?」
スマートファルコンが食べるグルメは
>>437
(たい焼き・からあげ以外)
437 :
相棒
2026/07/26 23:02:22
ID:HzZ6Zvso2U
様々な素材のソフトクリーム
438 :
貴方
2026/07/27 23:01:25
ID:nx7fAKdzBc
ファル子が街を歩いていると、キッチンカーが止まっているのが見えた。
売っているのはソフトクリーム。
10種類以上の味があるらしい。
「え〜どれにしよう〜?」
流石に一人で全ては食べられない。
少し悩んだ結果、三種類がミックスされた味を選んだ。
「美味しい〜!」
一人でリアクションしていると、近くの子供が話しかけてきた。
「ファル子ちゃんだー!えっと、えっとね、あたしファル子ちゃんのふぁんなんだよ!」
「わー!嬉しいーっ!いつも応援ありがとー☆」
小さなファンと話していると、周りに続々と人が集まってきた。
「お、俺も握手良いですか!」
「あの!サインしてもらえませんか!」
「ふぉふぉふぉ、いつも孫と見とるんです」
ソフトクリームを食べている最中にも関わらず、囲まれてしまった。
「美味しそう!私も食べようかな」
「レモン味だって。良いんじゃない?」
意図せず宣伝効果もあったようだ。
「ふふっ!カラフルでかわいいね!」
色々な味のソフトクリームを持つ人々がファル子を中心に集まった。
自分で全ての味を食べる事は出来なかったが、それぞれ美味しそうに食べる様子は見られた。
「それじゃあ、またねー!楽しかったー!」
食リポの練習とファンの交流を経て、ウマドルパワーが上昇したファル子だった。
トレーナーと一緒に出かけるウマ娘は
>>439
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・ライスシャワーのいずれか一人)
439 :
モルモット君
2026/07/27 23:02:25
ID:3MvztvzEl2
ダイイチルビー
440 :
マスター
2026/07/28 23:00:08
ID:SPOtN/HA2M
「すぅー!はぁー!空気が美味しいな!」
「はい。自然も豊かで美しい場所です」
今日はルビーと二人で、都市部から離れたある場所に来ていた。
終着駅まで電車に乗り、いわゆる田舎に辿り着いた。
「たまにはこうやって、目的も無くブラブラ歩くのも良いよな」
軽く旅をするような感覚で、適当に歩く。
自分もルビーも最近忙しかったので、今日は思う存分リフレッシュしよう。
「大きな蝶・・・。学園の近くではなかなか目にする事はありませんね」
「あ、もう一匹いるぞ!」
普段は出会わないような自然に、気持ちが安らぐ。
ルビーもリラックスできているだろうか。
「おっ!見てくれルビー!セミの抜け殻がいっぱいある!」
「・・・だからと言って全て収集する必要は無いのでは?」
しばらく歩くと、周りの雰囲気が変わってきた。
山の方から川が流れているようだ。
せせらぎが心地良い音を奏でている。
「少し休憩しようか」
休憩後に向かう方向は
>>441
(山側または海側)
441 :
トレーナーちゃん
2026/07/28 23:02:08
ID:zqC6/R3CAc
山側
442 :
相棒
2026/07/29 23:14:23
ID:okTfmgRY1M
今日はお休み
443 :
アンタ
2026/07/30 23:15:50
ID:wmIJV87Y5o
自動販売機でお茶を買い、ベンチに座って飲む。
こうして木陰で少し休むだけでも体力は回復する。
「次はこっちに行ってみようか」
川上の方、つまり山側へ進む。
木に囲まれるとよりいっそう自然を肌で感じられる。
「足元には気をつけて」
登山道として整備された道ではあるが、大きな石や段差は多い。
動きやすい服装で来て良かった。
「トレーニングでこういった山に来るのとは、また違った趣がありますね」
トレーニングの場合だと、ゆっくりと自然を感じている余裕はあまり無い。
時には足を止めてのんびり登るのは、意外とあまり経験が無かった。
「ふぅ、山頂に到着!」
「良い眺望です」
特に目的も無くただ自然の中を歩く。
たまにはこんな時間の使い方をするのも良いなと感じたのだった。
スマートファルコンと次に行うトレーニングは
>>444
(基礎または実践)
444 :
お姉ちゃん
2026/07/30 23:16:50
ID:meAVTWyKGo
基礎
445 :
アネゴ
2026/07/31 23:08:19
ID:k5Ijt5VQUg
「それでね、ソフトクリームを食べてたらいっぱい人が集まってきちゃって!」
お互いの休日のエピソードを語り合う。
バッチリ休息を取る事が出来たようだ。
「今日は基礎をしっかり固めよう。基礎は全ての礎、だからな」
応用は基礎の上に成り立つ。
ジュニア級は特に基礎を重視した方が良い。
「まずは筋力トレーニング!腕立て伏せ100回!」
「はいっ!」
腕の振りも走る上で重要だ。
「次は坂路20本!」
一本の距離は短めだが、体力的にはかなり厳しいだろう。
「はぁ、はぁっ」
「まだ行けるな!」
「うんっ!このくらいっ!」
「よし!気合いだ!」
コンディションを見極めながら、基礎を詰め込んでいく。
「最後に全力で!」
疲れ切った状態でのスパート。
シンプルだが、全力疾走というのは力になる。
「お疲れ様。よくやり切ったな」
「はぁ〜!疲れた〜!でも、気持ち良い!」
辛い基礎トレーニングをやり遂げたファル子だった。
スマートファルコンと勉強する科目は
>>446
(国語・数学・理科・社会・英語のいずれか)
446 :
トレぴ
2026/07/31 23:09:19
ID:ilI1VV8o4g
英語
447 :
大将
2026/08/01 23:14:41
ID:5ZbSQ1ORiQ
「補習で遅れる?」
ファル子からメッセージが来た。
英語の小テストで赤点を取ったため、補習を受けなければならないらしい。
「皆勉強は出来たからなぁ・・・」
これまで、チーム<アルタイル>のウマ娘は全員勉強が得意な方だった。
ファル子は不真面目な訳ではないと思うが、勉強は苦手なようだ。
「ごめんなさーい!」
結局、ファル子は2時間遅れでトレーニングに参加した。
「・・・過ぎた事は仕方ない。とりあえず、今はトレーニングに集中しよう」
トレーニング後、ファル子に勉強の事について聞いてみた。
「うぅ・・・ファル子、あんまり勉強は得意じゃなくて・・・」
「今後、何回も補習を受ける事になれば、レースの方にも影響が出るかもしれないぞ」
トレセン学園は競走ウマ娘の育成を第一にした学校だが、学業にも力を入れている。
別の事のために学業を疎かにするような姿勢は、レースに真摯に向き合う競走者としては相応しくないと考えられかねない。
「俺も勉強手伝うよ。これでも、難しい試験に受かったトレーナーだからな」
「良いの!?わーい!・・・じゃなくて、お願いします!」
まずは、特に苦手だという英語をレベルアップさせる事にした。
「うぃー、うぇれ?」
「Wereだな。areの過去形だ。be動詞はこういう時に・・・」
「えっと、be動詞?って何の事だったっけ?」
ファル子には基礎が固まっていない傾向があった。
トレーニングと同じく、基礎がしっかりしていないと応用は出来ない。
「・・・よし、順番に一つずつ教えるよ」
スマートファルコンへ勉強を教えるのに使うのは
>>448
(歌またはダンス)
448 :
モルモット君
2026/08/01 23:15:41
ID:VZkKHEYg2U
歌
449 :
トレーナーさま
2026/08/02 23:03:51
ID:CAAAoSZfXE
「うーん、難しくて頭がこんがらがっちゃうよう・・・」
ファル子は自分の側頭部をぐりぐりしながら言った。
ウマドルとしてステージに立つ時は歌とダンスをしながらアドリブでファンサまでしているのに、勉強は複雑に考えられない。
もしかすると、勉強自体に苦手意識があるのかもしれない。
好きな事と苦手な事では、同じようなやり方でも結果は違ってくる。
「今日はここまでにしよう。明日もまた勉強だ」
「うぅ、はぁーい」
ファル子が楽しく勉強出来る方法。
一晩中考えて、ついに形になった。
「ファル子。まずこれを聞いてくれ」
首を傾げるファル子に、スマホで音楽を再生して聞かせる。
「アイマイミーマイン〜!ユーユアユーユアーズ〜!」
「これって・・・」
英単語や文法を歌に乗せて、音楽にしたのだ。
歌詞を覚えられるのなら、歌詞として英語を覚えれば良い。
「ファル子も歌ってみてくれ!」
「歌なら任せて!あいまいみーま〜いん〜!」
とりあえずかなり初歩的な部分だけではあるが、歌の力で学力として定着させる事が出来たのだった。
スマートファルコンとトレーニングを行う場所は
>>450
(山または海)
450 :
トレピッピ
2026/08/02 23:04:51
ID:ZYa2qSsTwQ
海
451 :
マスター
2026/08/03 23:05:20
ID:X5rpM43UTg
今日はお休み
452 :
アナタ
2026/08/04 23:20:15
ID:vmPoNseyWk
トレーニングも勉強も頑張っているファル子。
たまには気分転換に、普段と違う場所でトレーニングをする事にした。
「海~!」
夏は過ぎてしまったが、海という場所の持つ雰囲気は変わっていない。
潮風と波の音が心を優しく撫でる。
「このコースを走破してみようか」
海辺にあるウマ娘用のランニングコース。
気持ち良く走れるに違いない。
「トレーナーさんは自転車で?大丈夫?」
「ああ!トレーナーたるもの、体力はなくちゃいけないからな。一応ちょっとは鍛えてるんだ」
資料作りは立ってスクワットをしながら、椅子にはもたれかからず腹筋を使う。
指導者として、発言に最低限の説得力を持たせられる行動をしなくては。
「ファル子から目を離しちゃダメだよ!ファル子が逃げたら~?」
「追うしかなーい!」
こうして、海沿いを二人で走り始めた。
スマートファルコンと食べたものは
>>453
(海の幸)
453 :
トレぴっぴ
2026/08/04 23:21:15
ID:8Ba6nEgnv.
焼き牡蠣
454 :
お兄ちゃん
2026/08/05 23:31:57
ID:/v4chnppg6
「はっ、ふっ。もうちょっと」
ファル子は着実にコースを進んでいき、間もなく走破しようとしていた。
「うぐ、動けぇっ!脚ぃっ!」
自転車に乗っているとは言え、ウマ娘の速度についていくのはなかなか大変だ。
「ゴール!ふぅー!気持ち良かったー!」
ジュニア級も後半。
体力はかなり伸びているようだった。
「ど、どこかで休憩しよう・・・」
何とか自転車を押して歩くだけの力を振り絞り、近くのベンチへたどり着く。
「見て見て!牡蠣だって!食べに行こうよ!」
ファル子が看板を指差した。
「牡蠣か。食中毒の危険があるからあまりオススメはしないけど・・・」
牡蠣は海水中のウイルスなどを多く取り込んでしまうため、食中毒のリスクがある。
アスリートは本来避けるべき食べ物だが。
「しっかり焼けば大丈夫だよ!ね!?」
「そうだな、せっかくだし行ってみるか」
牡蠣を焼くのは
>>455
(スマートファルコン・トレーナー・店員のいずれか)
455 :
トレーナー君
2026/08/05 23:32:57
ID:yVs93eP13o
店員
456 :
使い魔
2026/08/06 23:22:14
ID:QCbGmehCwc
「わぁ・・・っ!」
金網の上に並べられた牡蠣が心地良い音を立てながら焼かれていく。
水分が沸騰する音はまるで焚き火の音。
漂ってくる香りは磯の香りだ。
「そろそろ食べ頃ですね〜」
焼くのに慣れている店員に焼くのを頼んだ。
一番美味しい瞬間を見極めてくれる。
「美味しい!」
「美味しい〜!ジューシーで、とっても濃厚〜!」
食リポのように、具体的に味の感想を伝えるファル子。
店員も頷く。
「水分が飛んでいるので、その分旨みが凝縮されるんですよ。焼く事で香ばしくなりますので、実は私は焼くのが一番好きなんです」
「バターをちゃっとかけんのも良いぜ!」
「チーズで洋風にアレンジするのも美味しいのよ!」
別の店員も出てきて、色々な美味しい食べ方を教えてくれた。
いつもと違うトレーニング、いつもと違う食事でリフレッシュ出来たのだった。
スマートファルコンと観に行くライブは
>>457
(男性アイドル・女性アイドル・バンド・お笑い芸人のいずれか)
457 :
あなた
2026/08/06 23:23:14
ID:NKCrFrZytY
バンド(ロック)
458 :
トレーナー
2026/08/07 23:24:34
ID:MHfWuSoaAI
「え、良いの?ありがとう!」
ファル子はクラスメイトから音楽ライブのチケットを譲り受けた。
急な予定変更で行けなくなってしまったからだ。
「それでね、2枚貰ったからトレーナーさんも一緒にどうかなーって」
「俺で良ければ」
ファル子にはトレーナーとしてだけではなく、プロデューサーとしても全力を尽くさなければならない。
ファル子のウマドル活動のためになりそうなら、勉強しておきたい。
「どういうライブなんだ?」
「ウマ娘4人のロックバンドのワンマンライブなんだって!すっごく人気だから、チケットも全然取れないんだよ!」
そんな貴重なチケットを譲らざるを得なかったクラスメイトは気の毒だが、彼女の分まで楽しもう。
当日。
「盛り上がってるかーっ!」
激しい演奏と訴えかけるような歌が心を震わせる。
「走れぇぇぇ!命燃やせぇぇぇ!」
隣でファル子も盛り上がっていた。
ウマドルにはあまり無いタイプのライブを見て、新たな刺激を得られたようだ。
その時、ふと閃いた!
このアイディアは、スマートファルコンのプロデュースに活かせるかもしれない!
スマートファルコンのライブに活かすのは
>>459
(歌・ダンス・パフォーマンスのいずれか一つ)
459 :
相棒
2026/08/07 23:25:34
ID:a47vxYGN9I
パフォーマンス
460 :
モルモット君
2026/08/08 23:34:19
ID:lYU4amhxJ2
「次の日曜にミニライブをするんだ!皆、来てくれる?」
「良いですよ〜」
「うん、ライス行きたい!」
「その日は別の予定があるので、参りかねます」
「すみません、アタシも日曜は一日埋まってて・・・」
ファル子が不定期で行っているミニライブ。
今回はスカイ、ライスと一緒に観に行く事にした。
先日参加したロックバンドのライブからファル子のライブをより良くするヒントを得られた。
既に練習は終わっていて、後は細かな調整だけだ。
「L・O・V・E!ファ・ル・子〜!」
ミニライブ当日。
ファル子の同期であるアグネスデジタルも会場である商店街の特設ステージに駆けつけていた。
応援うちわとペンライトを装備し、最前列に陣取っている。
その横でファル子の進化したライブを観る事にした。
「今日のファル子はいつもとちょっと違うよー!」
ファル子は普段のようなかわいらしい衣装ではなく、荒々しさを感じさせる黒い衣装を身にまとっていた。
「声出していけーっ!」
ロックな曲に合わせて、激しく歌い踊る。
元々高かった歌やダンスの技術を最大限見せている。
あのバンドから学んだのは、スパイスの効いたパフォーマンス。
ファル子が持っていた能力を、別の味付けで新たな形に変化させたのだ。
「すごー・・・。ファル子さん、こういうのも出来るんだ」
スカイとライスも息を飲む。
「はぁ、はぁっ。ありがとうございましたーっ!」
方向性を変えた今回のライブは、想定以上の盛り上がりを見せたのだった。
商店街から差し入れられるものは
>>461
(商店街で売っているような食べ物か飲み物)
461 :
お兄ちゃん
2026/08/08 23:35:20
ID:4RTW7jmDAs
野菜の詰め合わせ
462 :
トレぴっぴ
2026/08/09 23:19:37
ID:/992EiUg.2
今日はお休み
463 :
貴様
2026/08/10 23:19:48
ID:2dYXjNX.I2
「お疲れ様〜ファル子ちゃん〜!」
「かっこよかったぜ!」
「ありがとうございますっ!皆が協力してくれたおかげで良いライブになったよ!」
ファル子はデビュー前から、地道にウマドル活動を続けている。
商店街の方々にも何度もお世話になっているようだ。
「トレーナーさん、ファル子ちゃんを頼むねぇ」
「はい!レースもライブも、ファル子と一緒に頑張ります!」
何故か握手を求められたり肩をさすられたりした。
信頼してもらえているという事だろうか。
「そうだ、これ持っていきな!あとこれも。ああ、ちょっと待て、今箱持ってくるからよ」
八百屋の店主が箱いっぱいの野菜をファル子に渡した。
「え、こんなに良いの!?ありがとう〜!チームの皆で食べるね!」
普段とは違うかっこいいライブで沸かせたファル子だったが、根底にある人当たりの良さやひたむきさはいつも通りだ。
今後どういった演出をしようとも、ファル子の魅力そのものは変わらずあり続けるのだろう。
「ライス、たくさんお料理してたくさん食べるね!」
「一人で全部食べないで下さいよ〜?」
スマートファルコンと次に行うトレーニングは
>>464
(スピード・パワー・根性・賢さのいずれか)
464 :
アネゴ
2026/08/10 23:20:48
ID:QSwWJlly8g
スピード
465 :
お姉さま
2026/08/11 23:28:47
ID:uMkZLW634o
全日本ジュニア優駿が間近に迫ってきている。
ファル子の基礎能力は元々高いが、デビュー以降はさらにそれを底上げ出来た。
後は調整をメインに行い、コンディションを整えていこう。
「コーナーでスピードが落ちないように、姿勢をもっと安定させないと。コース取りの問題か?」
「もうちょっと外から入った方が良いのかなぁ?」
ダートと芝では、走り方に若干の違いがある。
これまでのやり方がそのまま使えるとは限らない。
試行錯誤しながら調整していく。
「ファル子の武器はトップスピードだ。トップスピードをどれだけ長く発揮出来るかが勝利の鍵になる」
逃げウマ娘にも色々タイプがあるが、ファル子に合っているのはシンプルにスピードを出し続けるタイプだろう。
駆け引きや体力管理をあまり意識しなくて済むくらいの能力を要求されるが、思考のリソースは減らせる。
思考にも酸素を使うので、何も考えずに走れるのであれば体力はその分他に使えるようになる。
「直線は全力で!コーナーの直前までスピードを緩めないように!」
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
パワフルな踏み込みがダートを蹴り出す。
風を切るように速い様は、まるで隼だ。
「これなら、GIも絶対勝てる!」
全日本ジュニア優駿での、スマートファルコンの枠順は
>>466
(1〜14番)
466 :
貴様
2026/08/11 23:29:47
ID:27IRkSfmDI
10番
467 :
お姉さま
2026/08/12 23:29:00
ID:c6Qge4Fj0E
今日はお休み
468 :
お姉ちゃん
2026/08/13 23:04:25
ID:R3Yaj/PDe2
「初めての重賞、緊張するか?」
「・・・うん。ライブとはちょっと違う緊張かも」
ファル子にとって、これが初重賞。
しかもGIという大舞台に、デビュー戦から直行で挑む。
レースに関する実績が無いので、自分で緊張を和らげるための材料のようなものを持っていない状態なのだ。
「ファル子さんなら絶対勝てます!」
「トレーニング、すっごく頑張ってたのを、ライス、ちゃんと見てたよ!」
「そうそう、あんまり深く考えなくても良いですよ」
チームの仲間として、ファル子に自信の材料を与えていく。
頼れる相手が多いのがチームの良いところだ。
「見せていただきます。貴方の放つ、輝きを」
ルビーは和らげるというよりも、あえて引き締めた。
期待されているという意識がファル子の背中を押す。
「ありがとう、皆。もう、怖くない!」
覚悟を決めたスマートファルコンは拳を握った。
かわいらしい勝負服には、闘志と夢が込められている。
「勝ってこい!」
「うんっ!」
ファル子を送り出す。
トレーナーとして出来る事はやった。
後はファル子自身が勝利を掴み取るだけだ。
「10番スマートファルコン、3番人気です」
「すごい気合いですね!ここからでも気持ちが伝わってきます!」
きっと、このレースがトップアイドルスマートファルコン伝説に刻まれる最初の功績になるだろう。
レース前半のペースは
>>469
(速い・普通・遅いのいずれか)
469 :
ダンナ
2026/08/13 23:05:25
ID:0ZnbEDuh3c
遅い
470 :
トレ公
2026/08/14 23:00:51
ID:3JRzXesyGs
今日はお休み
471 :
お前
2026/08/15 21:00:08
ID:5leDKKlkEo
「ゲートイン完了。・・・スタートしました。ややバラついたスタートです」
出遅れるウマ娘もいる中、ファル子は好スタートを切った。
序盤は長い直線区間。
コーナーまでに良い位置を獲得するためにポジション争いが激しくなる。
「ふっ!」
「おおおっ!」
「シィィ」
熾烈な先頭争い。
内で三人が先頭争いをしている中に、ファル子が外から迫る。
直線であれば距離のロスを最低限に、内に動く事が出来る。
「コーナーまでが最初の関門だ」
「ここで先頭を取れたら後が楽なんですけどねー」
ここでファル子が動く。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
一気に前まで出て、先頭に躍り出た。
「このっ!」
抜き返そうと加速する。
しかしファル子がそれに合わせて少しだけ速度を上げる。
最低限の加速で上手くブロックし、先頭を譲らない。
「上手い!」
抜かせない走りはスカーレットと似ているかもしれない。
「先頭は10番スマートファルコン!続いて3番・・・」
序盤の競り合いはファル子が制した。
結果的に、ここまでのペースは平均より遅め。
しかしスタミナを多く使う展開となったのだった。
スマートファルコンのスパート開始時の位置は
>>472
(1〜4番手)
472 :
貴様
2026/08/15 21:01:08
ID:mBI4QtXl/I
1番手
473 :
大将
2026/08/16 23:40:43
ID:xkye0u9UCw
「はっ、ふっ」
先頭争いを制し、ファル子はハナを走り続ける。
一番目立つ位置で観客の注目を浴びている。
「このまま、行かせない!」
レース後半、ファル子から先頭を奪い返そうと3番が仕掛けた。
しかしファル子は無駄の無いコーナリングで差を縮めさせない。
「行けーっ!ファル子ーっ!」
逃げウマ娘の戦いはファル子の勝ちだと言える。
だが、後続は脚をしっかり残している。
「らあっ!」
レース終盤。
後方のウマ娘が次々とスパートを開始する。
ファル子もその気配を察して加速した。
「さぁ先頭はスマートファルコン!12番も上がってきた!さらに4番も来る!」
ダートのマイルレースはスピードもパワーも要求される。
終盤が最も基礎能力の差が出やすいだろう。
ここからがトレーニングの成果の見せどころだ。
スマートファルコンの着順は
>>474
(1~3着)
474 :
貴方
2026/08/16 23:41:43
ID:wsqW3pAw96
1着
475 :
お前
2026/08/17 23:15:28
ID:bNUonD5.1s
「ファル子ーっ!押し切れぇぇっ!」
「頑張れーっ!」
ライスも懸命に叫ぶ。
ジュニア級とは言え、GIなだけあって良い末脚を持ったウマ娘ばかりだ。
徐々に先頭のファル子との差を縮められていく。
「皆にファル子のキラキラを見てもらうんだ!」
力強くダートのバ場を蹴り、スピードを上げる。
遅い割に激しかった序盤の競り合いで消耗してしまっていたが、何とかゴールまでは持ちそうだ。
「うああああああっ!」
歯を食いしばり、全身に力を込める。
後続がさらに近付いてきている。
「8番が大外から飛んでくる!さらには12番も来ている!しかし10番スマートファルコン、まだ粘る!」
残り100m。
「はぁっ、はぁっ。ああああああっ!」
泥臭く力を振り絞るファル子の姿は、ステージで楽しげに踊る様子とはまるで違う。
それでも、共通した美しさのようなものは感じ取れた。
ファル子の根本にある強い気持ち。
それが燃えてファル子の脚を押し出す。
「スマートファルコン!脚色は衰えない!」
気迫の走りで、ファル子はGI全日本ジュニア優駿を逃げ切った。
ウイニングライブでのスマートファルコンのパフォーマンスは
>>476
(歌主体またはダンス主体)
476 :
トレピッピ
2026/08/17 23:16:28
ID:Kd8wpD1jaQ
ダンス主体
477 :
トレピッピ
2026/08/18 23:27:20
ID:VBGzeBe/X6
「おおおおおおおおおおお!」
ファル子の見事な勝利に、スタンドが揺れる。
川崎レース場の収容人数は約3万人だが、東京レース場に負けないくらいの熱が確かに感じられた。
「応援ありがとー!ファル子、皆の応援のおかげで頑張れたよー!ありがとー!」
観客に向かって手を振り何度も感謝を伝えるファル子。
本人の努力と応援の力、そのどちらもが今回の勝利に必要不可欠だった。
「ファル子!おめでとう!よく頑張ったな!」
ファル子の元へ走る。
ファル子も嬉しそうにこちらへ駆け寄る。
「トレーナーさんっ!」
ハイタッチをし、互いの気持ちをぶつけ合う。
手が痺れてしばらく感覚が無かったが、それも嬉しさのせいだろうか。
「ライブ、出来そうです?」
控え室でしばらく休み、ウイニングライブに備える。
「もっちろん!ウマドルはレースもライブも全力全開!元気いっぱいなファル子を皆に見てもらうんだ!」
当然疲労は残っているが、パフォーマンスの質を落とすつもりは一切無いらしい。
「振り付けに変更を?」
「うん!今回のステージは広いから、おっきく動けると思って!」
むしろ、さらに良いパフォーマンスを目指そうとするのがウマドル、スマートファルコンだった。
「どうか全力で射抜いてよ 瞳で私を」
ステージをダイナミックに使いながらファル子は踊る。
やはりファル子はセンターでこそ輝く。
この輝きをより多くの人々に知ってもらえるように、さらに活躍させたい。
チーム<アルタイル>のトレーニングを見学するウマ娘は
>>478
(未登場のウマ娘一人)
478 :
アンタ
2026/08/18 23:30:20
ID:ExtVn4b5r.
グランアレグリア
479 :
アナタ
2026/08/19 23:23:06
ID:d5ra.RZdew
今日はお休み
480 :
使い魔
2026/08/20 23:40:31
ID:LMNmWSTa/Q
「うーしゃいしゃーい!」
全日本ジュニア優駿から数日。
ファル子は通常強度のトレーニングを再開していた。
ダートウマ娘は疲れの回復が早い傾向がある。
芝よりもダートの方が脚に負担がかかりづらいからだ。
「あ!ファル子先輩だ!お疲れさマイル〜!」
チームでトレーニング中、通りかかったウマ娘がファル子に話しかけた。
様々なマイルールに準じて生きる天才肌のウマ娘、グランアレグリアだ。
「この前のレース見ました!感動100マイル!最高でした!」
「ありがとう〜!次のレースも見てくれると嬉しいな!」
次のレースは、年末のアオハル杯第一戦。
ローテーションとしてはかなりタイトになってしまったが、ファル子なら大丈夫だろう。
「え?」
グランアレグリアが首を傾げた。
それを見てファル子も首を傾げる。
「次のアオハル杯であたし、チーム<アルタイル>と当たるんですよ?」
「え?」
初めて聞く情報だった。
アオハル杯の対戦相手は、これまでの実績などから総合的に判断されて決まる。
「という訳で、皆さんと一緒に走れるのを楽しみにしてます!それじゃあ!」
グランアレグリアが所属するチームの名前は
>>481
(チーム<???>の形式・カタカナ3〜8文字)
481 :
アネゴ
2026/08/20 23:42:31
ID:JXYFXs3XIo
チーム<アストロノーツ>
482 :
ダンナ
2026/08/21 23:45:09
ID:Uv/7kdnk.k
「グラン、あまり相手に情報を渡してはいけないよ」
少し離れた位置からチーム<アルタイル>のトレーニングを観察していた女性トレーナー。
グランアレグリアに反省の色は見えない。
「あはは、ごめんなさい。そう言えば、アオハル杯の対戦組み合わせはトレーナーさんが独自に導き出したんですよね」
具体的な基準は伏せられていたが、アオハル杯の仕組みと判明している情報から確実性の高い予測は出来た。
膨大なデータとそれらから答えを導き出す計算能力を持つトレーナー。
そして計算結果を現実にアウトプットする天才的なウマ娘。
結成から日が浅いにも関わらず多くの成果を上げてきたのが、チーム<アストロノーツ>だ。
「今日の調整を始めようか。0.75マイルのタイムから計測するよ」
「はいっ!」
一方、チーム<アルタイル>は既に情報的な遅れを取っていた。
「チーム<アストロノーツ>。クラシック級のウマ娘がほとんどのようですね」
ミーティングを行い、対策を考える。
レースは一人でタイムを測るものではない。
ライバルの動き次第で結果が大きく変わるので、対戦相手の事はよく調べておく必要がある。
「あすとろのーつ?ってどういう意味なの?」
「宇宙飛行士、だな」
チーム名には信念が込められている。
グランアレグリア達がどういった想いで走るのかも読み取れるかもしれない。
スマートファルコンが走るコースは
>>483
(短距離・マイル・中距離のいずれか)
483 :
アネゴ
2026/08/21 23:46:09
ID:HgbEqklCHQ
マイル
484 :
ダンナ
2026/08/22 23:33:33
ID:wPaeKw0DjY
今日はお休み
485 :
トレーナーさま
2026/08/23 23:45:40
ID:PB9rq.68x2
「今日はマイルを中心に走ろう」
「はーい!」
アオハル杯では、ダートレースは全てマイルの距離で行われる。
コース条件は毎回変わるが、基礎がしっかりしていれば対応しやすい。
「マイル!」
「わわっ!?」
曲がり角からグランアレグリアの頭が飛び出てきた。
ファル子は思わず叫んでしまう。
「びっくりしたー・・・。あ、カメラは無いよね?」
ドッキリ番組だとすればあまりに企画がシンプル過ぎる。
「ファル子先輩!トレーナーさん!あたしも一緒に走っても良いですか!」
併走相手がいるのは素直に嬉しい。
しかしグランアレグリアの得意分野は芝。
ファル子と同じように走るのは難しいだろう。
「ダートだけど、良いのか?」
「はい!ダートでも芝でも、マイルですから!それに水曜日は必ず併走するってマイルールで決めてるんです!」
グランアレグリアはマイルという距離に絶対の自信があるらしい。
それなら、ダートでのファル子も負けてはいない。
「よーし!ファル子も頑張っちゃう!」
こうしてファル子とグランアレグリアで、異種格闘技戦のような併走をする事になった。
併走コースの条件は
>>486
(右回りまたは左回り)
486 :
使い魔
2026/08/23 23:46:40
ID:C9KBRkt4cs
左回り
487 :
トレーナー君
2026/08/24 23:45:48
ID:EnUuWVcu9s
「1600m左回りにしよう」
この前の全日本ジュニア優駿と似た条件で併走を行う。
左回りと右回りのどちらが得意かは、ウマ娘ごとに個人差がある。
心臓が左にあるので左回りが走りやすいというのが一般的だが、身体のバランスやフォームの癖、精神的な影響まで含めると右回りの方が得意なウマ娘も多い。
ファル子の場合は右回りが得意な傾向がある。
「コーナリングには引き続き注意するようにな」
「うん、分かった!」
一方、グランアレグリアの得意不得意はあまり分かっていない。
こういった細かい情報を集めるのも重要な事だ。
「スタート!」
序盤は特に大きな動きも無く、ファル子が先頭を走る。
グランアレグリアは差しが得意なウマ娘。
終盤に向けて脚を貯めている。
「っ!内が」
ファル子の左足が一瞬ブレる。
昨日の夜降った雨がまだ部分的に残っていたようだ。
水分を含んだダートがファル子のリズムを崩す。
「ここっ!」
その隙を突いて、グランアレグリアが前に出た。
適性の低いダートでは加速力を発揮しづらいので、早めに仕掛ける事にしたようだ。
「うぅ!させないもん!」
併走の勝者は
>>488
(同着は不可)
488 :
トレぴっぴ
2026/08/24 23:46:48
ID:UGXF/H7aek
グランアレグリア
489 :
アンタ
2026/08/25 23:42:00
ID:oW4Y/l3MqI
「ゴーゴーファル子!レッツゴーファル子!」
ライブのかけ声かのように応援する。
この方がリズムに乗りやすいだろう。
その効果なのかは分からないが、濡れたバ場で狂わされたリズムは既に修正されていた。
「最終直線!」
「たぁぁぁぁっ!」
「ふああああああっ!」
差は約1バ身半。
グランアレグリアは外からファル子を狙う。
「0.25マイル!」
残り距離から必要な加速力を導き出し、それに合わせて実際に脚を速める。
計算というより、感覚でやっているのだろう。
しかしファル子も天性の才能を持っている。
泥の中で誰よりもキラキラと輝く走りには、心を動かすパワーがある。
「やぁぁぁぁっ!」
火花が散るかのような激しい競り合い。
何度も先頭が入れ替わる。
「ああああああっ!」
ほぼ同時にゴールした。
映像で勝者を確認する。
「勝者は・・・グランアレグリア!」
「はぁ、はぁっ。やったー!」
「うぅ、悔しいー・・・っ!」
アウェイのダートでもこの強さ。
アオハル杯では恐らく芝のマイルレースに出てくる。
改めて対策を練り直す必要がありそうだ。
アオハル杯で、マイルレースに出走するのは
>>490
(ダイイチルビーまたはダイワスカーレット)
490 :
お兄さま
2026/08/25 23:43:00
ID:PY4/Eawj9g
ダイイチルビー
491 :
トレぴ
2026/08/26 23:39:36
ID:qqQ69Iworc
「ダートはファル子で決まりだとして、残りをどう振り分けるかだな」
ライスとスカイは中長距離が得意。
スカーレットはマイル中距離が得意だが、有馬記念のような2500mくらいの長距離もこなせる。
ルビーは短距離とマイルがどちらも得意。
中距離以上の適性が無い事でティアラ路線を諦めざるを得なかったが、今ではスプリント路線に進んで良かったと心から言える。
「次の対戦相手の中で一番の強敵はグランアレグリアだ。マイルのスペシャリストだけど、短距離と中距離も走れる」
クラシック級の間にマイルGIを2勝、短距離と中距離の重賞も制覇している。
チーム<アルタイル>のウマ娘が劣っているとは全く思わないが、一筋縄ではいかないだろう。
「グランちゃんに誰を当てるかって事?」
「そこなんですよね〜。短距離をルビーさん、中長距離を私かライスさんのどっちかが走るなら、マイルはスカーレットが走る事になるんですけどー、皆さんそれで良いです?」
適性を踏まえて上手く振り分けるなら、スカイの考えが最も論理的だ。
492 :
使い魔
2026/08/26 23:39:40
ID:qqQ69Iworc
「アタシはそれで大丈夫です!」
「ライスも良いよ」
「・・・では、私も」
ルビーの声が若干、いつもと違うように感じた。
「ルビー、何か引っかかってるか?」
ルビーの耳がピクリと動く。
「・・・これは私の我儘なのですが」
遠慮がちに言葉を紡ぐ。
「同じくマイルを極めんとする者として、どちらがより速いのか、競いたくなったのです」
以前のルビーなら、自分の中でこの想いを完結させていたかもしれない。
しかし今は、それを言葉にして伝える事が出来ている。
ルビーの静かで熱い想いがスカーレット達にも伝わった。
「それなら、アタシが短距離を走ります!ルビーさんはマイルで思う存分走ってきて下さい!」
「ですが」
「スカーレットもこう言ってますし、たまには我儘も良いんじゃないですか?」
適性の低い短距離を走るスカーレットでは、勝率は高くない。
それでもルビーが、スカイとライスとファル子が、勝ってくれるので心配は無い。
レースの価値は勝利数だけではない。
真に勝ちたい相手と競い合うのも大きな意義だ。
「・・・ありがとうございます。必ずや、勝利を収めます」
アオハル杯当日の天候は
>>493
(晴れ・雨・曇り・雪のいずれか)
493 :
トレーナーちゃん
2026/08/26 23:40:40
ID:4IAdChFDaE
雪
494 :
トレーナーさん
2026/08/27 23:45:41
ID:Jst1ThT0yM
今日はお休み
495 :
アナタ
2026/08/28 23:06:39
ID:BsrZ2me1/g
アオハル杯初戦当日。
静かに雪が降っている。
「わぁ、綺麗・・・!」
ライスが掌で雪を受ける。
体温ですぐに消えてしまう。
「積もらないとは思うけど、バ場状態は悪くなりそうだな」
雪も雨と同じく水だ。
道悪のバ場になってしまう。
「最初の出番はファル子だ!会場のボルテージを上げよう!」
「うんっ!ファル子が皆の視線を釘付けにしちゃうよ!」
場の空気感はウマ娘にも作用する。
ファル子が勝てば、その後のレースもチーム<アルタイル>に期待が集まる。
それぞれ別々に走るが、結果はチーム全体に影響するのだ。
「それじゃあ、行ってきまーす!」
出遅れるウマ娘の人数は
>>496
(1〜4人)
496 :
トレーナーさん
2026/08/28 23:08:39
ID:biSAQ4MnbY
2人
497 :
マスター
2026/08/30 00:01:10
ID:XIKQB59IDM
今日はお休み
498 :
トレーナーちゃん
2026/08/30 23:44:58
ID:hRKluRlZhI
第一レースはダート1600m右回り。
アオハル杯のための特設レース場で開催されるため、トゥインクル・シリーズのどのレースともコース形状が異なる。
その上、今日は雪の影響もある。
安定した実力を発揮しづらいレースになるだろう。
「1番人気、5番スマートファルコンがゲートに入ります」
直近でダートGIを勝利したファル子に人気が集まっている。
2番人気はチーム<アストロノーツ>のウマ娘だ。
「今・・・スタートを切りました。バラついたスタートになりました。おおっと、スマートファルコンは出遅れましたが大丈夫でしょうか」
「っ!あうぅ」
足元が濡れていたせいか、ファル子は大きく出遅れてしまった。
「2番は最後方からのスタートになってしまいました」
「彼女の末脚なら大丈夫でしょう。十分巻き返せますよ」
<アストロノーツ>のウマ娘も出遅れたようだが、彼女は元々追込型のウマ娘。
逃げが得意なファル子とは出遅れの重みが違う。
「ファル子さん、大丈夫かなぁ?」
ライスが心配そうに耳を垂らす。
「何とか5番手にはつけたけど、先頭争いに入るのは厳しそうね」
「ま、何とかなりますよ~」
スカイは呑気に言った。
自分が同じ状況になった想定も、既にしているのだろう。
「スカイが言うなら心配無いな。ファル子を信じよう」
終盤突入時のスマートファルコンの位置は
>>499
(1~5番手)
499 :
トレーナー君
2026/08/30 23:45:58
ID:UEMVuPAOVI
3番手
500 :
貴様
2026/08/31 23:51:49
ID:jEfVTFml2Y
ファル子はスタートで出遅れてしまい、先頭争いには加われなかった。
今は切り替えて先行寄りの走り方をしている。
「もう少し上がっておいた方が良いな」
先頭までは行けなくとも、出来るだけ前に出ておいた方が良い。
ファル子は鋭い末脚を持っているタイプではないので、中盤でリードを縮められればその分は終盤に丸々影響する。
「させないわっ!」
当然、前のウマ娘達はファル子をマークしている。
出遅れたファル子をそのまま封じてしまった方が楽だからだ。
進路妨害にならないギリギリのラインで、速度とコースを変えてくる。
「それなら!」
ファル子はコーナーであえて大回りをし、前のウマ娘を抜いていった。
遠心力を使い、横移動の労力を減らしたのだ。
距離のロスは増えるが、このままブロックされるより良い。
「上手い!3番手まで上がった!」
レースは間もなく終盤。
前も後ろも空気が張り詰めていた。
1着と2着のウマ娘の着差は
>>501
(ハナ差〜3バ身)
501 :
トレ公
2026/08/31 23:52:49
ID:942kKWuvf.
クビ差
502 :
お姉ちゃん
2026/09/01 23:44:47
ID:Wz4/pcw6fA
今日はお休み
503 :
貴方
2026/09/02 23:56:25
ID:a/TjF1afnM
予定外ではあったが、ファル子の先行策は順調だった。
好位置から最適なタイミングで抜け出すという、王道の勝ち方も見ていて気持ち良い。
「はぁぁぁぁっ!」
最終コーナーを抜け、ファル子が先頭に立つ。
ウマ娘の放つ熱が空中で雪を溶かしていく。
「ふっ!」
「2番が大外から回ってきた!<アストロノーツ>のウマ娘が<アルタイル>のスマートファルコンに迫る!」
チーム対抗戦では、自分の勝利が直接的に仲間への貢献となる。
チーム戦の方が力を発揮しやすいウマ娘もいるのだろう。
「くっ、うううう!」
ファル子がどんどん差を縮められていく。
普段と違う走りをしたせいでスタミナが尽きかけているのだ。
「2番差し切るか!5番逃げ切るのか!」
「ファル子ぉぉぉぉぉーっ!粘れぇぇぇぇぇっ!」
力を振り絞り、スマートファルコンはゴールした。
「今ゴールイン!・・・勝ったのは、スマートファルコン!スマートファルコンだぁぁぁっ!」
「おおおおおおおっ!」
僅かに、クビ差での勝利となった。
第二レースの距離は
>>504
(短距離・中距離・長距離のいずれか)
504 :
トレーナーさん
2026/09/02 23:57:25
ID:vA0pYzfX8g
短距離
505 :
アンタ
2026/09/04 00:13:30
ID:HMKN3QHZso
「やったな!ファル子!」
アオハル杯第一戦、ダートレースを制したのはスマートファルコン。
個人としてだけではなく、チームとしての強さも見せる事が出来ただろう。
「いや〜最初はヒヤっとしましたよ〜」
「えへへ・・・でもでも!最後にちゃんと取り返したからオッケー!だよね!」
ファル子の勝利を喜んでいるのも束の間、次のレースは短距離だ。
ルビーにマイルを走ってもらうため、スカーレットが不得意な短距離レースに出る事になった。
トレーニングはしてきたが、やはり短距離ではスカーレットのポテンシャルを活かせなかった。
「スカーレットさん、大丈夫かなぁ?」
「自分から言い出したんだ。少なくとも、納得はしているはずだよ」
周りからの圧力のようなものは無く、自ら進んで提案したのだ。
誰よりも一番になりたがるスカーレットが、チームのための行動を選択した。
「ダイワスカーレット!粘れるか!?いや後ろから10番が来ている!かわして先頭に立った!さらに8番!」
「まだ、まだぁっ!」
短距離の電撃戦に敗れたスカーレット。
しかしそれでも3着という結果を残したのはスカーレットの意地だったのかもしれない。
中距離レースに出走するのは
>>506
(セイウンスカイまたはライスシャワー)
506 :
お姉さま
2026/09/04 00:14:30
ID:iHU0YbMZtE
セイウンスカイ
507 :
大将
2026/09/05 00:02:22
ID:Y6Hyn6NYYc
「お疲れ様。よく頑張ったな」
「次は勝つわ。どんな距離でもね」
あくまで求めるのは一番の座。
この悔しさは本物だ。
「・・・何よ」
何となく、スカーレットの頭を撫でた。
「あ、ごめん。つい」
「・・・ふん、別に良いわよ」
次は中距離レース。
最も多くのウマ娘が集まりやすい条件なので、必然的にレベルも上がる。
「うーさむさむ」
チーム<アルタイル>からはスカイが出走する。
肩を抱いて縮こまりながらゲートへ向かう。
ただでさえ好きでないゲートが、余計に遠く感じているだろう。
「私の力、見せてやる」
「切って差し上げましょう」
「ひゃひゃひゃっ!やるぜやるぜぇっ!」
このレースには各チームのエース級が多く集まってきている。
どれだけ強いウマ娘が集まっていても、勝つのはたった一人だけ。
掲示板圏内に入ればポイントは獲得出来るが、やはり一着のポイントは特に多い。
一着を狙い熾烈な争いが繰り広げられるのは通常のレースと同じだ。
「皆ピリピリしてるな〜。ま、セイちゃんはのんびり行きますか〜」
中距離レースのコースは
>>508
(2000m〜2400m)
508 :
トレーナー君
2026/09/05 00:03:22
ID:7jP7VfP8UQ
2200m
509 :
トレぴ
2026/09/06 00:15:28
ID:dJodJtnXuQ
今回の中距離レースは芝2200m右回り。
エリザベス女王杯やオールカマーに似た条件だ。
スカイが公式レースで2200mを走った事は無い。
さらに雪やチーム対抗戦といった特殊な条件もある。
いつもと違う状況というのは、レース結果を大きく変えかねない要因だ。
「さぁ先頭は11番。続いて6番セイウンスカイ」
2番手からのスタート。
後ろから押し出すかのように、背後でプレッシャーをかけ続けている。
11番は自然とスピードを上げてしまう。
「前半はややハイペース。これはどうでしょうか?」
「スタミナが少し心配ですね。雪もありますし、終盤まで十分な体力を残せるかが大事になります」
スカイはペースが上がるように誘導したようだ。
スタミナに自信があるのだろう。
「2200mであればこのペースで差し障りは無い。そう考えたのでしょう」
元々長距離も得意なスカイにとって、2200mの距離でスタミナの問題は全く気にしなくて良いレベルなのだ。
しかし距離が短くなれば、その分スピードが求められる。
2000mと2400mの間くらいの、絶妙なバランスで走らなくてはならない。
スピードとスタミナのバランスがスカイと同じでなければ、最後には破綻してしまう。
自分のペースに持っていくとは、こういう事なのだ。
「やっぱりスカイは策士だな」
セイウンスカイがスパートをかけるタイミングは
>>510
(早めまたは遅め)
510 :
アンタ
2026/09/06 00:16:28
ID:scUvkVqVm2
遅め
511 :
キミ
2026/09/06 23:55:05
ID:I.R5Og0TQQ
今日はお休み
512 :
トレピッピ
2026/09/07 23:48:10
ID:ep0RnhfKyc
「最終コーナーカーブ!先頭は依然11番!二番手にはセイウンスカイ!」
早めのペースと雪によるバ場の悪さのせいか、多くのウマ娘がスタミナをかなり消耗しているようだった。
これでは末脚の切れ味は期待出来ない。
「のんびり行けそうかな〜?」
スカイはなかなか仕掛けない。
未だに先頭のウマ娘を泳がせている。
ギリギリまで風避けとして使うつもりなのだろう。
後ろのウマ娘達も上がってきているが、リードは十分ある。
「このくらい、かな」
スカイがついに動き出す。
最強のウマ娘となったセイウンスカイが、その強さを見せつける。
「ぐんぐん突き放していく!これはセーフティリードか!」
「くっ、なんでっ、縮まらないっ!」
スカイの武器はレースを支配する作戦と豊富なスタミナ。
しかし、スピードやパワーの水準が低い訳ではない。
純粋な追い比べをしても勝てるウマ娘はそうそういない。
「セイウンスカイ!余裕の走り!このレースは完全に彼女のものでした!」
エースが集う中距離レースで、スカイは圧倒的な勝利を飾ったのだった。
マイルレースでの、グランアレグリアの枠順は
>>513
(1〜18番)
513 :
相棒
2026/09/07 23:49:10
ID:pcBgWxmnos
1番
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