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安価で決める自由なスポ根・続々
1 :
アナタ
2025/12/14 23:02:14
ID:oZsMBirstg
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20975&log=past&res=1000
・安価によって物語が変わっていきます
・出来るだけ毎日更新しますがたまにお休みします
514 :
トレーナー君
2026/09/09 00:09:42
ID:54vrzP4VZY
「最高だった!」
スカイの強さを存分にアピール出来るレースだった。
これから走るルビーとライスへ最高のパスが繋がっただろう。
「いよいよですね」
「はい。必ずや、信頼に相応しい結果をお返しします」
次はマイルレース。
チーム<アストロノーツ>の絶対的エース、グランアレグリアが出走する。
チーム<アルタイル>のダイイチルビーは、真っ向から戦う事を選んだ。
「ルビー」
グランアレグリアは強敵だ。
しかし、ルビーを信じる気持ちは揺らがない。
「頼んだ」
「お任せを」
言葉は多く交わさない。
心は既に通じ合っている。
「ルビー先輩、やる気300マイルですね!ビリビリ伝わってきますよ!」
「・・・良きレースを」
雪はやや強くなり、芝が白くなり始めた。
しかしゲートからは熱が伝わってきている。
「1番グランアレグリア、1番人気です。マイルと言えばこのウマ娘!大得意な1600mのレースで、マイル王者の強さを見せられるか!」
そしてすぐ隣にルビーがゲートインした。
「2番ダイイチルビー、僅差で2番人気。あの鋭い末脚が今日も見られるのでしょうか」
「マイルのスペシャリスト同士の戦い。激しい競り合いを期待したいですね」
恐らくこのレースは、実質的に1対1の戦いになる。
互いのプライドをかけたレースが始まる。
ダイイチルビーが仕掛けるのは
>>515
(中盤または終盤)
515 :
トレーナー君
2026/09/09 00:10:42
ID:RtrAyzJSX2
終盤
516 :
ダンナ
2026/09/10 00:23:39
ID:HpUuO6IwoY
今日はお休み
517 :
トレーナーさま
2026/09/11 00:45:36
ID:rRzXXQm7R2
「グランアレグリアは中団。さらにダイイチルビー。続いて7番・・・」
1600mという距離は時間にすると非常に短い。
差しウマ娘であるルビーとグランアレグリアは、序盤、中盤はあまり動かない。
差しや追込のウマ娘も、積極的に位置を上げてまくる戦法を取る場合があるが、今回は両者ともそうしなかった。
「ここだっ!」
終盤、ついにグランアレグリアが動く。
雪で白くなりつつあった芝を強く蹴り、爆発的な加速を開始する。
「はぁぁぁっ!」
一気に何人ものウマ娘を抜き去る。
観客は勝負が決まったとさえ思っていたかもしれない。
「・・・っ」
突然、グランアレグリアの肌が何かを感じ取った。
空気が割れるような圧。
後ろから何かが来ると感覚で理解した。
「来ましたね、ルビー先輩ぃっ!」
グランアレグリア以外の全員の脚を止めてしまうような、凄まじいプレッシャーを放ちながら、ルビーが迫っていた。
グランアレグリアの顔から汗が湧く。
しかし笑っていた。
「はははっ!本気、無限大マイル!」
「ふっ」
お互いに全力での加速。
一瞬で他のウマ娘達を置き去りにしてしまう。
「レベルが違う・・・」
最終直線は長くない。
勝負は一瞬で決まる。
外から追い抜こうとするウマ娘は
>>518
(ダイイチルビーまたはグランアレグリア)
518 :
アンタ
2026/09/11 00:46:36
ID:/tOUOKyDIM
グランアレグリア
519 :
お兄ちゃん
2026/09/12 00:43:15
ID:MCPUJmISWE
今日はお休み
520 :
お姉さま
2026/09/13 00:30:17
ID:MMdMRByiIM
ルビーは猛烈な追い上げでグランアレグリアに迫る。
ギリギリまで内を走り、コーナーを最短で抜けた。
そのまま最終直線でもスピードを維持し、ついにグランアレグリアを抜いた。
「よしっ!行けぇぇぇぇっ!ルビーィィィッ!」
ルビーが先頭。
もちろん、このまま先頭を走り続ければ勝てる。
しかし状況はそこまで単純ではない。
「たぁぁぁっ!」
グランアレグリアが再加速した。
一度は追い抜いたはずのグランアレグリアが、復活したのだ。
「譲りはしない。チームの勝利のため、一族の栄光のため。そして、自らの矜持のため」
自分がグランアレグリアを倒し、自分こそ真のマイラーであると証明する。
自分という言葉で、ルビーは燃える事が出来るようになった。
「グランアレグリア並んだ!ダイイチルビーも粘る!」
外からグランアレグリアがルビーに並んだ。
しかしダイイチルビーが頭一つ前に出た。
しかしグランアレグリアが頭一つ前に出た。
短いはずの最強直線で、極限の攻防が繰り返される。
最後に前にいるのはどちらか。
「らぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「やあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ルビーが叫ぶ。
流石にここまでは聞こえないはずなのに、それが感覚で分かった。
自分も叫ぶ。
「頑張れぇぇぇぇっ!勝てぇぇぇぇぇっ!ルビぃぃぃぃぃっ!」
ほとんど互角の勝負。
ゴールもほぼ同時だった。
観客の声で空気が激しく振動する。
「ど、どっちが・・・」
ライスも息を飲む。
「一着は・・・2番ダイイチルビー!」
「おおおおおおおおおおっ!」
どれが誰の声か分からないくらい、周りの全員で叫んだ。
ダイイチルビーとグランアレグリアの会話は
>>521
(長いまたは短い)
521 :
貴方
2026/09/13 00:31:17
ID:8B32KNq84Y
長い
522 :
モルモット君
2026/09/14 00:40:39
ID:Gvc.wN6Wqc
「はぁっ、はぁっ。負けた・・・」
グランアレグリアが膝に手をつきながら言った。
いつもの快活さは無く、疲労と負けたショックで小さく見える。
「マイルなら、絶対勝てると思ったのに」
悔しさが込み上げてくる。
しかし同時に喜びも込み上げてきていた。
「でも、やっぱりマイルって、最高に面白い・・・っ!」
極めたと思っていたマイルに、まだ知らない強者が眠っていた。
マイルの素晴らしさを再確認させてくれた相手には感謝する。
「ありがとうございます、ルビー先輩。最高のレースをしてくれて」
「私は己の使命を果たし、証明したのみです。それに、レースは貴方と共に作り上げたもの。貴方がいたからこそ、私は限界を超えて走る事が出来たのです」
全員がバラバラに走ってタイムを測定するだけでは決して得られない結果。
互いが作用し合ってレースという作品を作り上げるのだ。
「このレースを勝利したのは私です。しかし、それでマイルを極めた事にはならないでしょう。まだ見ぬ強者が待ち受けているはずです」
「そうですね。でも、いつかマイルを極めるのはあたしですから!」
二人は改めて握手をした。
恐らくこのアオハル杯第一線で最も激しい戦いを見せた両者に、惜しみない拍手が贈られたのだった。
ライスシャワーがマークするのは
>>523
(前のウマ娘・後ろのウマ娘・マークしないのいずれか)
523 :
ダンナ
2026/09/14 00:42:39
ID:ePcC60zHMw
後ろのウマ娘
524 :
アナタ
2026/09/15 00:45:01
ID:7hOoIk/eYE
ルビーを迎えに走る。
宣言通りグランアレグリアに勝利し、自らの強さを証明した。
「やっぱりルビーに任せて良かった!」
「ありがとうございます。・・・っ」
相当な疲労があるせいか、ルビーがよろける。
凄まじいパワーを発揮した小さな身体を支えながら歩く。
「次はライスさんのレースですね」
「ああ。正直、何も心配はしてないよ」
長距離レースにおいて、ライスに勝てるウマ娘はそうそういない。
まぐれ勝ちもありえないくらいにライスは強い。
凱旋門賞ウマ娘は伊達じゃない。
「お兄さま、皆。ライスも頑張るから」
しかし油断はしていない。
最後まで全力を尽くし、チームを少しでも押し上げようとする。
「あたしだって!」
「ひひっ!負けてらんねぇ!」
「決めてやる」
さっきのマイルレースの影響か、後方のウマ娘達のモチベーションが非常に高まっている。
差し切りへの熱が伝わっているのだ。
「後ろには気を付けないと」
終盤突入時のライスシャワーの位置は
>>525
(1〜5番手)
525 :
トレーナー君
2026/09/15 00:46:02
ID:olmqD/yw/A
2番手
526 :
お兄ちゃん
2026/09/15 23:48:12
ID:8zhj./W8Ck
今日はお休み
527 :
トレ公
2026/09/17 00:07:12
ID:LAKV6VEcC.
「依然先頭は17番。続いて4番、さらに7番。その後ろに一番人気、6番ライスシャワーがいます」
ライスは前方の好位置をキープしている。
長距離レースで重要になるのは、やはりスタミナ。
ペース配分を少し間違えるだけでも最終的には大きな差になってしまう可能性がある。
単にスタミナ量を多くするだけでなく、それを上手く使う能力も必要なのだ。
「ライスさん、いつもより後ろを気にしてますね」
スカイが気付く。
視線や耳の動きで、ライスのマーク対象に見当はついた。
「<アストロノーツ>のウマ娘だな」
グランアレグリアがエースである事に変わりは無いが、他のウマ娘も十分に強い。
徹底的に分析したデータを基に組み立てた走りが<アストロノーツ>の強み。
ライスがいつ仕掛けても反応出来る完璧な位置で、完璧なスタミナ配分で走っている。
「動いたね」
ライスが強く踏み込んだ瞬間、<アストロノーツ>のウマ娘も同時に加速した。
ライス一人を完全にマークした動きだ。
しかし、ライスの方からもマークしている。
絶妙なスピードで、並ばせない。
「ライスシャワーが上がっていく!」
下り坂を利用した加速で2番手まで上がった。
一方、<アストロノーツ>のウマ娘はライスとの差を縮められていない。
後ろで脚を溜めていた分を含めても、ライスのトップスピードの方が速かったのだ。
ウイニングライブの規模は
>>528
(大規模・小規模・無しのいずれか)
528 :
トレぴ
2026/09/17 00:09:12
ID:m4AJj0Vsro
大規模
529 :
お兄さま
2026/09/18 00:34:35
ID:VEGm6Yljmg
「まだ終わってはいない!」
差を徐々に縮めてきている。
<アストロノーツ>のウマ娘はライスだけを見据えて追い上げる。
勝機は依然薄い。
自分が勝ったとしてもチームの敗北は既に決まっている。
それでも、全身全霊で走る。
「らぁぁぁぁっ!」
後ろからの気迫を感じ取ったライスは、いつもより多く息を吸った。
「ライスだって、負けない!」
本気には本気で応える。
再び差は広がっていき、そのままライスが先頭を奪いゴールした。
「・・・まだまだ不足しているようだ。次こそは勝たせる」
チーム<アストロノーツ>のトレーナーは呟いた。
「行かなくちゃ!夢でひらく世界 その向こうへ」
アオハル杯第一戦は終了した。
チーム<アルタイル>は4勝という、素晴らしいスタートを切る事が出来た。
「Dramatic journey 目指せ キラメキを!」
ウイニングライブのセンターはダイイチルビーとグランアレグリアの二人。
非常に熱い戦いを見せてくれた二人、そして他の多くのウマ娘も含めてパフォーマンスする大規模なウイニングライブだった。
樫本理子と話す場所は
>>530
(控え室または理事長室)
530 :
ダンナ
2026/09/18 00:35:35
ID:82uCINyhFU
理事長室
531 :
ダンナ
2026/09/19 00:29:20
ID:ZsULUkbewg
「皆様、応援ありがとうございました」
「感謝3000マイルーっ!」
ウイニングライブを終え、帰路につく。
チームの絆や個人の強い想いを感じられた良い一日だった。
きっと樫本代理も、管理したりされたりする関係以上の意味を感じ取ってくれただろう。
翌日、その樫本代理から呼び出された。
「失礼します」
今回は、以前と違い書類の山に埋もれている訳ではなかった。
その眼差しは鋭く、こちらを冷たく突き刺してくる。
「アオハル杯第一戦、お疲れ様でした。素晴らしい結果でしたね」
「ルビー達が頑張ってくれたおかげです」
アオハル杯では、着順に応じて、チームにポイントが与えられる。
<アルタイル>は1着が4回、3着が1回というかなりの好成績だった。
「チーム<ファースト>は全勝でしたね。やっぱり強いです」
徹底管理主義には反対だが、出した結果までは否定出来ない。
正しさを証明したければ、結果で上回らなければ。
「トレーナーさん」
本題に移る。
さらに空気が張り詰め、喉が渇く。
「来ていただいた目的ですが」
樫本理子の話す内容は
>>532
(レース・トレーニング・ライブ・プライベートのいずれか)
532 :
相棒
2026/09/19 00:30:20
ID:hQc.tVXpv.
レース
533 :
お姉さま
2026/09/19 23:21:15
ID:tQZTcmFl9k
「トレーナーさんと、第一戦の各レースについて語り合いたいのです」
「えっ・・・はい、喜んで」
指示や忠告、もしくは通達の類だと思っていたが、予想を裏切られた。
トレーナーならば誰しも、レースの事について熱く語り合いたい気持ちを持っている。
樫本代理にもその気持ちがあったのだ。
「出遅れからすぐに切り替え、先行策に移行するとは。なかなか出来る事ではありませんね」
「そうなんです!ファル子はすごくセンスが良くて!直感で動いてるのにパワーで押すだけじゃないっていうのがファル子らしいっていうか!」
担当ウマ娘について話す時はついテンションが上がってしまうのもトレーナー共通の性質だ。
「この娘は<ファースト>に入ってまだ日が浅いのですが、非常に良いレースをしてくれました。特に第三コーナーからの加速が・・・」
当然、樫本代理も担当ウマ娘のレースをよく見ている。
ただ情報として管理している訳ではなく、一人のウマ娘の成長を見ているのだ。
やはり、樫本代理はただ闇雲に管理したいという考え方をしている訳ではなさそうだ。
根底にはウマ娘への愛情があり、その過程で管理主義という手段を取っている。
「本日はありがとうございました。お時間を取らせてしまい申し訳ありません。・・・あなたとは、話しやすいもので」
「こちらこそありがとうございます。たくさん語り合えて楽しかったです!」
アオハル杯第一戦の全てのレースについて存分に語り合う事が出来たのだった。
スマートファルコン達と出かける場所は
>>534
(スポーツ観戦・農場・科学展・船旅のいずれか)
534 :
トレピッピ
2026/09/19 23:22:15
ID:W60oi1y6mo
農場
535 :
あなた
2026/09/20 23:11:53
ID:kDDEpR/40A
アオハル杯第一戦も無事に終わり、年末。
トレーニングの強度は抑え、のんびりと新年を迎えようとしていた。
「うーん・・・」
ライスが何か思い悩んでいるようだった。
「どうかした?」
「えっとね、お兄さま。実は、皆でお手入れしてた畑があるんだけど、最近は人手が足りなくて・・・」
ライスは学園の敷地内にある畑で農作業をたまに手伝っている。
かなり大きいようだが、維持するための人員が不足しているらしい。
「理事長さんが出張に行ってから、あんまり来なくなっちゃった子もいるんだ。あと、アオハル杯で忙しくなったのも原因なのかもってスペさんが」
人手不足の原因は主に二つ。
畑仕事の先頭に立っていた秋川理事長が学園から離れ、モチベーションやまとまりの強さが低下してしまった事。
アオハル杯やその他のイベントで多忙になり、畑に行く時間を作りにくいウマ娘が増えた事。
「よし、とりあえず手伝いに行くよ。実際に見てみて、改善策が見つかるかもしれない」
「ファル子も行くー!困ってる人を助けるのもウマドルの役目だもん!それに、農業系ウマドルもウケるかもしれないし!」
「私も、お力添え致します」
「アタシも手伝います!」
「ま、たまにはセイちゃんも行きますか〜」
「わぁ、ありがとう!」
こうして、皆で一緒に畑仕事を手伝う事になった。
「広いなぁ・・・!」
想像よりもかなり大規模だ。
畑というより農場に近いかもしれない。
「ライスさん!トレーナーさん達も!」
「お手伝いありがとうございます!」
その日、畑仕事を行っていたのはスペシャルウィーク、ニシノフラワー、ヒシアケボノ、カツラギエースの四人。
「何から手伝ってもらおうかな〜?」
「よし!三人は土作り!もう三人は収穫を手伝ってくれ!」
トレーナーが手伝うのは
>>536
(土作りまたは収穫)
536 :
お姉ちゃん
2026/09/20 23:12:53
ID:GWY5hR64as
土作り
537 :
貴様
2026/09/21 23:18:01
ID:i8uB1rhFZs
「まずは雑草抜きからしましょう!」
ファル子、ライスと共に土作りチームに配属された。
美味しい野菜を作るには、栄養を供給する土壌が非常に大事。
冬の間から準備しておく。
「ふぅ、この辺りは抜き終わったな」
屈んだままの作業はかなり疲れるが、達成感はある。
「こっちも終わったよー!」
ファル子が自分の三倍くらいの面積の雑草抜きを終わらせていた。
単に体力があるだけでなく、身体の使い方が上手いのだろう。
無駄な体力を使っていないのだ。
「よし、次は肥料を撒いていくぞ」
カツラギエースが運んできたのは大量の肥料。
機械などは無いので、全て自力で撒き、土に混ぜ込んでいかなければならない。
「肥料って土のためのご飯なんだ。だから、しっかり食べさせてあげないとね」
ライスは丁寧かつスピーディーに肥料を撒いていく。
満遍なく広げられた肥料を、クワを使い土に混ぜていく。
土を掘り起こす事によって空気を土に送り込み、土の中の微生物の働きを活発にさせる役目もある。
「トレーナーさん、ファイトー!」
ファル子の応援で、クワを握る手の力が復活する。
体力はウマ娘には及ばないが、頑張りでは負けられない。
「うおおおおらぁぁっ!」
冬にも関わらず、汗だくになって作業した。
「お疲れ様です!おかげさまで今日の作業は早く終わっちゃいました!」
スペシャルウィークはまだまだ元気そうだ。
「今日収穫したお野菜で何か料理を作りますね!」
手伝いのお礼として、採れたての野菜を使った料理を振る舞ってもらえる事になった。
ニシノフラワー達が作った料理は
>>538
(冬野菜を使った料理)
538 :
モルモット君
2026/09/21 23:19:01
ID:bESdgE7u7A
クリームシチュー
539 :
トレーナー君
2026/09/22 23:16:52
ID:kx1dkjq/nk
「ファル子、土ついてるぞ」
ファル子の頬の辺りに土が付着していたのでタオルで拭き取る。
夢中で作業していたので気が付かなかったのだろう。
ダートウマ娘らしいパワフルさで頑張って土を掘り起こしていた。
「あ・・・ありがと」
珍しくファル子が固まったが、もしかすると軽々しくウマドルの顔に触れてほしくなかったのだろうか。
謝るべきかと思っていたところ、ファル子の方から話題を変えた。
「あ、料理出来たみたいだよ!何だろう〜!」
ファル子は早足で運ばれてきた皿の方へ歩いていく。
「わぁ、クリームシチューだ!」
「美味しそうだな」
にんじんやじゃがいも、玉ねぎがたくさん使われたクリームシチュー。
特に、にんじんは先ほど収穫されたばかりの旬の食材だ。
「いただきます!」
優しい甘みが疲れた身体に染み渡る。
「はい、ルビーさん!たくさん食べてね!」
「・・・少々量が多いように思いますが」
「え?何でも特盛がボーノでしょ?」
どうやって作ったのか想像すら出来ないが、シチューはかなり大量に用意された。
540 :
相棒
2026/09/22 23:16:59
ID:kx1dkjq/nk
「にゃはは・・・熱そうだ・・・」
猫舌のスカイは苦戦しそうだ。
「スカイさんのために、少し冷ましたものも用意しておきましたよ」
ニシノフラワーが別の鍋を持ってきた。
「おっ、気が利く〜!流石、フラワー。無かったらフラワーにふーふーしてもらう事になってたかもね〜」
一方、大きい鍋の方は。
「おかわり!」
スペシャルウィークとライスがとんでもない量を平らげていた。
「美味いだろ!あたし達皆で考えて改良したレシピだぜ!」
「普通のとはちょっと違うと思ってたんです!良ければアタシにも教えてくれませんか!」
「もちろんだ!まずはな・・・」
カツラギエースからレシピを教わるスカーレット。
こういう場面でもスカーレットの勉強熱心さは垣間見える。
「さて、本題はここからだな」
人手不足を解消する案は
>>541
(畑仕事または料理)
541 :
大将
2026/09/22 23:22:59
ID:EvuoK6XgD2
畑仕事を手伝えば学園の食堂の料理が割引される権利を貰える
542 :
トレーナーさん
2026/09/24 00:16:29
ID:y5vI.lVN76
畑仕事を手伝ったそもそもの目的は、人員不足の解決策を探すため。
実際にどんな仕事をしているのか理解しておかなくては根本的な解決策は生まれない。
「一番多い理由は忙しいから、だよな」
「秋から冬にかけてレースも多くなりますからね〜」
競走ウマ娘の養成機関であるトレセン学園において、トレーニングやレースの優先度は非常に高い。
正直、ただのボランティアでは十分な人手は集まらないだろう。
「・・・つまり、時間を費やす価値があると思われれば良いと」
時間や労力に見合うリターンがあれば、行動の選択肢には入るはずだ。
「それなら、食堂の割引券を配るのはどうだ?基本的には無料で食べ放題だけど、一部のスペシャルメニューは有料だろ?この前、スペシャルメニューがなかなか売れないって食堂の人が言ってたんだ」
無料で食べられる料理も十分過ぎるほど美味しいので、わざわざスペシャルメニューを注文する生徒は少ない。
割引券があれば、少しはハードルが下がるのではないだろうか。
「なるほど!私、食堂の方とはよくお話するので、聞いてきます!」
スペシャルウィークが手を挙げた。
「ら、ライスも!」
桁違いの量を食べる二人は、特にお世話になっている意識が強いのだろう。
「じゃあそっちの交渉は二人に任せるぜ!」
この案も重要だが、他にも案があった方が安心だ。
「畑仕事そのものの良さを知ってもらえると嬉しいよね!」
「そうですね。せっかくなら、楽しんで作業してもらいたいです!」
割引券のために嫌々作業をするのでは、きっと美味しい野菜は作れない。
畑仕事自体に熱意を込められる方法は。
「それなら、畑仕事をトレーニングにしちゃえば良いんじゃない?」
ファル子が提案した。
畑で行うトレーニングは
>>543
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
543 :
アネゴ
2026/09/24 00:18:29
ID:qxsTEX0Ny6
パワー
544 :
アナタ
2026/09/25 00:04:25
ID:vrOlS4gTfA
トレーニングの一環として畑仕事をしてもらえば、きっとモチベーションは上がる。
トレーニングコースやジムのスペースにはどうしても限りがある。
トレーニング場所が増えるのはメリットになるはずだ。
「もちろん、楽しめるトレーニング方法を考えよう!」
畑仕事そのものの楽しさを知ってもらうのも非常に大事。
楽しい畑仕事、トレーニング、割引券。
この三つが同時に得られるのなら、ウマ娘達も集まってくれる。
「こうやって・・・おりゃあー!」
畑仕事を具体的にどうトレーニングメニューにするのか、皆で案を出し合った。
結果、採用されたのはヒシアケボノの案だった。
「おお〜快感〜」
複数のクワを組み合わせ、広い面積を一人で同時に耕す簡易的な道具を作った。
パワーは必要になるが、一気に土が動くのは気持ち良い。
少し改造すれば種まきなどにも応用出来そうだ。
「ふっ!はっ!結構力を使うわね」
スカーレットが実際に試した。
腕だけでなく、身体全体の筋力やバランス能力を鍛えられる。
土の上での作業では、踏ん張りも必要になる。
「皆さーん!」
「スペシャルメニューの割引券、許可を貰えたよ!」
スペシャルウィークとライスが嬉しそうに戻ってきた。
「これで解決!だな!」
畑仕事の手伝いに来たウマ娘の数は
>>545
(5〜20人)
545 :
貴方
2026/09/25 00:05:14
ID:x0nxGF75KI
19
546 :
相棒
2026/09/26 00:09:40
ID:h88HkWv6mg
今日はお休み
547 :
モルモット君
2026/09/27 00:22:25
ID:NBdxlSn4AQ
「すみませーん、畑でのトレーニングってここですかー?」
「おう!来てくれてありがとな!」
翌日、畑でのトレーニングや割引券についての告知を行った。
「おお〜!どんどん来るね!」
その日のうちに畑にやってくるウマ娘も多かった。
もしかすると、元々畑仕事に興味はあったのかもしれない。
目に見える利益が示された事で、一歩を踏み出す事にしたのだろう。
「うお、結構腕に来るね」
「良い負荷になりそうです」
クワを使いパワーを鍛えるトレーニングは好評。
広大な面積を耕す人員も確保出来て一石二鳥だ。
「19人もいれば、今日中に終わりそうですね」
19人のウマ娘は並の重機よりも役に立つ。
「俺も手伝うよ」
「お兄さまも?ありがとう!」
ウマ娘ほどの貢献は出来ないかもしれないが、せっかくなら手伝いたい。
「腰を落とし過ぎると重心が後ろになるから・・・そうそう、そのくらいで」
「なるほど〜」
担当ウマ娘以外のトレーニングを見る機会はあまり無い。
つい気になった部分は指導してしまう。
「ふぅ、良い汗かいたー」
「お疲れ様です!割引券はこちらでお渡ししますね〜!」
「よっしゃー!」
こうして、皆で考えた案で上手く問題を解決出来たのだった。
スマートファルコンの次の目標は
>>549
(クラシック級4〜6月に行われる、マイルまたは中距離のダート重賞)
548 :
トレ公
2026/09/27 19:19:19
ID:K/EhEf5jUY
ユニコーンステークス
549 :
アネゴ
2026/09/27 23:26:12
ID:XznFbSIYCE
関東オークス
550 :
お前
2026/09/28 00:00:12
ID:VRjh3t.pNU
ユニコーンステークス
551 :
お姉さま
2026/09/28 00:37:42
ID:biEioE8RXM
「トレーナーさん!ファル子、次は地方のレースに出てみたい!」
「突然だな。どうしてなんだ?」
トレーナー室に入るなり、ファル子が声を張り上げた。
「ズバリ、ファン層拡大!色んなところのレースに出て、ファル子を見てもらえばファンが増えると思って!」
ウマドルとして、レースもライブも全力で取り組んでいるファル子。
既に期待の新星として注目されているが、さらに注目されたいのだろう。
「地方レースか」
これまであまり挑戦してこなかった分野だ。
地方は主にダートレースなので、ファル子とだからこそ選べる道だと言える。
「よし、チャレンジしてみようか」
「わーい!ところで、どんなレースがあるの?」
地方レースにも色々あるが、時期や距離を考えればかなり絞られる。
「時期を考えれば、関東オークスが一番かな。ファル子の適性にも合ってると思う」
6月に川崎レース場で行われる中距離GII。
2100mという、中央ではほとんど見ない距離が特徴的だ。
「じゃあそれにする!ファル子の地方ツアー作戦開始だー!うー、しゃーい!」
スマートファルコンと次に行うトレーニングは
>>552
(自由な形式)
552 :
大将
2026/09/28 00:43:42
ID:VRjh3t.pNU
神社の石階段をうさぎ跳びで登る
553 :
お姉さま
2026/09/29 00:36:08
ID:Bg0YlZJSEw
ファル子の次の目標レースは決まった。
アオハル杯第二戦では、さらなる強豪チームと当たる可能性も高まる。
大事なクラシック級の期間で一気に力を伸ばしたい。
「あけましておめでとうございますっ!トレーナーさん!」
新年、ファル子が最初に挨拶に来た。
「あけましておめでとう。今年もよろしくな」
ファル子は私服や制服ではなく、ジャージを着ていた。
「新年早々トレーニングするつもりなのか?」
「うん!ウマドルたるもの、正月太りは厳禁だもん!あ、でもトレーナーさんはお休みしたいよね・・・」
新年でも気を抜かないプロ意識。
自分も見習わなければならない。
「いや、俺も付き合うよ」
新年だからといって、必ず休まなければならないという訳でもない。
むしろ、早くから行動する事で新たな年を気持ち良くスタート出来るだろう。
「せっかくだから、神社でトレーニングしようか」
「神社で?人がいっぱいいるけど、トレーニング出来るの?」
正月ともなれば、かなり混雑しているだろう。
「実は、かなり穴場があるんだよ」
こうしてファル子を連れていったのは、街外れにある小さな神社。
急な階段が長く続くため、正直あまり人気はない。
ここならトレーニングに使わせてもらえるだろう。
「階段をうさぎ跳びで登ろう。ただのうさぎ跳びじゃなくて、改良版だけどな」
一般的なうさぎ跳びは身体への負荷がある割にトレーニング効果は低い。
そこで、ジャンプ力を中心とした下半身強化が出来る動きにアレンジした。
膝は曲げ過ぎず、腕や上半身も使いながら大きく跳ぶ。
蹴り出す力はスピードやパワーに繋がるだろう。
「これを一番上まで?・・・よーし、ファイトだファル子ーっ!」
自分を鼓舞し、ジャンプを開始した。
一回に跳び超える段差の数は
>>554
(1〜5段)
554 :
ダンナ
2026/09/29 00:38:08
ID:Nyuz9tAfF6
2段
555 :
貴様
2026/09/29 23:49:47
ID:m6l.fyzzDI
今日はお休み
556 :
トレぴ
2026/10/01 00:17:07
ID:6VaTo8D5wc
「いっち、にー、いっち、にー」
リズム良くジャンプしていくファル子。
無理せず2段ずつ登っていく。
一気に跳ぶと、着地で失敗しやすくなるからだ。
「その調子!」
最初はそこまで苦戦しないだろう。
辛くなるのはここからだ。
「疲れてもジャンプの高さは変えないように。同じフォームで、同じリズムで跳ぶんだ」
「はぅ、分かっ、た!」
脚だけでなく、身体全体を使っているので、かなりキツいはずだ。
しかしファル子は弱音一つ吐かず懸命に跳び続ける。
「あと少し!根性!」
チーム<アルタイル>は根性のチーム。
最後まで死力を尽くし、粘る精神力が強さとしてきた。
「ラスト!」
「しゃーいっ!」
長い長い階段をついに登り切った。
ここからだとスタート地点がとても小さく見える。
「お疲れ様。きっと神様もファル子の頑張りを見てくれたよ」
「えへへ!そうだと嬉しいな!」
頑張りを見ているのは神様だけでも、正月だけでもない。
仲間、ライバル、ファン、そしてトレーナー。
ファル子のひたむきな努力は見る者の心を熱くさせる。
「最後にお参りしていこうか」
「うん!何をお願いしようかなー?」
スマートファルコンが念じる内容は
>>557
(願望または宣言)
557 :
貴様
2026/10/01 00:18:07
ID:1TrI6iKjM.
宣言
558 :
あなた
2026/10/02 00:10:16
ID:oRV7P2M6uI
「神様にはお願いじゃなくて、こういう事を頑張りますって宣言する方が良いぞ」
「そっか。神様が何でもしてくれる訳じゃないもんね。ファル子の夢を叶えるのはファル子だから!」
神頼みが必ずしも悪い訳ではないが、今のファル子がする事ではない。
神様には、ファル子の努力を見守ってもらおう。
「小さいけど、ちゃんと手入れはされてるな」
長い階段のせいで人はあまり来ないが、管理は行き届いている。
寂しげな雰囲気ではあるが、それもまた風情がある。
「何を宣言したんだ?」
参拝し終わったファル子に尋ねた。
「えっとね、ファル子、レースもライブも頑張って絶対にトップウマドルになるって神様に言ったんだ」
以前からの目標。
軸はブレない。
「それと、神様もファル子のファンにしちゃうからね!って言っちゃった!」
「はは、大きく出たな」
もしかすると、自分達には感じ取れないだけで既に神様もファンだったりするのかもしれない。
「そのためにもまずは目の前の事からだな」
直近の目標は関東オークス。
今の調子で勝って、さらに勢いをつけたい。
スマートファルコンと併走するウマ娘は
>>559
(未登場またはレース未出走の、ダート適性B以上のウマ娘)
559 :
大将
2026/10/02 00:16:16
ID:lNihc9azmw
ヴィクトワールピサ
560 :
アンタ
2026/10/03 00:25:46
ID:QG8khPOMh.
今日はお休み
561 :
貴様
2026/10/04 00:14:05
ID:VUnc3UzY/6
「そっかー、みんな急な用事で一緒にトレーニング出来なくなっちゃったんだ・・・」
ルビー、スカイ、スカーレット、ライスは今日のチームトレーニングには来られなくなってしまった。
今日は併走をメインにしたメニューだったのだが、仕方が無いのでファル子だけでこなせる別のものに変更しよう。
「あの、もしよろしければ、私と併走していただけませんか?」
話しかけてきたのは、ヴィクトワールピサというウマ娘だった。
優しく温かな心の持ち主として、学園内でもたまに名前を聞く事がある。
「ピサちゃん?もちろんファル子は大歓迎!ちょうど併走相手が欲しいなーって思ってたんだー!」
「じゃあお願いするよ」
ヴィクトワールピサは芝もダートも走れるウマ娘。
ファル子の併走相手としては、<アルタイル>のウマ娘よりも合っているかもしれない。
「タイミング良くピサちゃんが来てくれて助かっちゃった!何か別の事しようとしてたの?」
「いえ、こちらの方に”希望”が見えそうな気がしたので、散歩がてら来てみただけなんです」
第六感のようなものでファル子を探し当てたのだろうか。
「2000mの右回り。コースの形状は中山に近いかな」
つまり、ダート版皐月賞のようなコースだ。
中距離レースではスピードとスタミナ、両方を要求される。
ファル子はマイルレースを多く走ってきたので、最初はそのバランスの調整に苦労するかもしれない。
「スタート!」
併走の勝者は
>>562
(スマートファルコンまたはヴィクトワールピサ)
562 :
トレぴ
2026/10/04 00:15:05
ID:xTBzuMrx6Y
ヴィクトワールピサ
563 :
アネゴ
2026/10/05 00:41:16
ID:JWM1iURUd6
「ふっ!」
「やぁぁぁぁっ!」
二人の走り方は対照的だった。
ファル子は最初から全力。
力強い一歩でダートを駆けていく。
一方、ヴィクトワールピサは後ろに控えている。
「何というか、柔らかい感じだ」
ファル子が翼なら、ヴィクトワールピサは羽根。
ひらひらと軽いが、風を受けて飛んでいく事が出来る。
「力の入れ方が違うのか」
脱力というより、無駄な力が入っていない。
そのおかげで、スタミナを温存出来ているのだろう。
「仕掛けた!」
最終コーナーでついにヴィクトワールピサが動いた。
体勢をやや落とし、踏み込む力を強める。
脚の力だけでなく、身体全体の力と重心移動を上手く利用している。
「ふっ!」
ファル子が並ばれてしまう。
しかしファル子は歯を食いしばって粘る。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
最後まで良い勝負だったが、結果はヴィクトワールピサの勝利。
「・・・なるほどな」
ヴィクトワールピサから学ぶ走り方は
>>564
(芝・中距離・差しのいずれか)
564 :
アンタ
2026/10/05 00:43:16
ID:0HLZjDP7qs
差し
565 :
トレーナー君
2026/10/06 00:36:18
ID:hfsbgggWGM
今回の併走でファル子の課題が何なのか分かった。
それは、力の使い方。
何事にも全力なのがファル子の良いところなのだが、今回はそれが裏目に出てしまった。
力で押し切れない場合、終盤が苦しくなってしまう。
「上手く温存しながら走れるようにしないとだな」
スカイのように揺さぶりをかけるところまでは行かなくとも、緩やかなペースも作り出せるようにはなっておいた方が良い。
「確かに、最後はちょっとスタミナ切れしちゃってたかも。ピサちゃんはいつもどうやって体力を温存してるの?」
「そうですね・・・私の場合は、呼吸を意識しています」
ヴィクトワールピサは優しくアドバイスをくれる。
「しっかり息を吸って、しっかり吐く。これだけで気持ちが落ち着いて、一定のペースを保ったまま走れるんです」
差しウマ娘は、終盤が非常に大事。
普段から差しで走るウマ娘は、自分なりの体力温存の方法を知っている事が多い。
ファル子には逃げが一番向いているのは間違い無いが、トレーニングであれば差しで走るのを取り入れても良いかもしれない。
「ありがとうピサちゃん!おかげでファル子、速くなれそう!」
「お役に立てたのであれば光栄です。・・・またお会いしましょう」
何度も併走し、ヴィクトワールピサの走りをよく観察した。
柔らかな走りをファル子にも出来るようになってもらうため、トレーニングメニューに組み込む必要がありそうだ。
トレーニング後にスマートファルコンと食べる料理は
>>566
(食堂のスペシャルメニュー)
566 :
マスター
2026/10/06 00:38:18
ID:M9BdqVmf96
ビーフストロガノフ
567 :
お兄さま
2026/10/07 00:38:06
ID:CD/aOav2uI
「うー、お腹空いたー!」
本気の併走を何度も行い、ファル子はエネルギー切れ寸前。
トレーニングも終わったので、食堂に行く事にした。
「今日のスペシャルメニュー、ビーフストロガノフだって!」
「美味しそうだな。それにするか?」
通常メニューと異なり無料ではないが、それでも食べる価値は大いにあるはずだ。
この食堂のレベルの高さはウマ娘達も太鼓判を押している。
「これを使おう」
畑仕事の対価に貰った割引券。
良い機会なので使う事にした。
「美味しそう〜!あ、食レポの練習もしなきゃ!」
やや白っぽいのは、サワークリームが入っているため。
本場のものは白っぽいが、日本のものはデミグラスソースやトマトソースを入れ茶色くする事も多い。
「ライスが作ってくれたのと良い勝負だ。美味しい!」
クリスマスパーティーで、ライスがビーフストロガノフを振舞ってくれたときもあった。
「ちょっと酸味もあって爽やかで、でもまろやか!ファル子、これ好きかも!」
カメラがあるかのように食レポを練習している。
「例えるなら?」
「うーん、サモエドみたいな感じ?」
独特な比喩だが、それも面白いかもしれない。
頑張ったご褒美に少しだけ贅沢な料理を食べて、リフレッシュ出来たのだった。
スマートファルコン達が参加するイベントに登場するのは
>>568
(アイドルまたはミュージシャン)
568 :
使い魔
2026/10/07 00:41:06
ID:6On/f86966
アイドル
569 :
お姉さま
2026/10/08 00:14:00
ID:Nu9o2ghVI2
今日はお休み
570 :
トレーナーちゃん
2026/10/09 00:10:26
ID:qEA.U8hIUE
「くるっと回ってキメ!」
「良いぞ!タイミングもバッチリだ!」
ファル子とのダンスレッスン。
レースだけでなく、ウマドル活動に対しても練習を積み重ねる必要がある。
「ファル子、良い仕事を取ってきたぞ」
「わぁっ!なになに?」
ウマドルとしての人気を上げるなら、ウマドルの仕事をするのが手っ取り早い。
知名度が上がるだけでなく、経験も積む事が出来る。
「アイドルフェスティバル?」
「そう。色んなアイドルが集まる大きいイベントだ。これにウマドル代表として出よう」
普通のアイドルとは異なり、レースにも全力で取り組むウマドルは、それだけで一つの個性がある。
「オーディションも兼ねていて、上位入賞者はCM出演がその場で決まるんだって」
「それなら、目指すはトップ!だね!」
CMの出演権を得られるのは上位3組まで。
参加者も多い中、そこまで上り詰めるのは大変ではあるだろう。
「だけど一筋縄ではいかないぞ。トップアイドルも出るし、審査員の目も厳しい」
しかし秘策はある。
「ユニットを組もう!お互いの個性を引き立て合って、より魅力的に見えるはずだ!」
ユニットメンバーは
>>571
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・ライスシャワーの中から二人)
571 :
相棒
2026/10/09 00:11:26
ID:V9GtkowLqE
ダイイチルビー&ダイワスカーレット
572 :
トレーナーさま
2026/10/10 00:28:59
ID:bGXaE.SeLA
「じゃあじゃあ、<アルタイル>の5人でユニット組みたい!」
「ああ、俺もそれが良いと思う」
アオハル杯を始め、色々な場面で共に過ごすチームメイト。
これ以上ユニットメンバーに相応しいウマ娘はいないだろう。
早速皆に打診する。
「ウマドルとしてライブ!?やってみたいです!」
「私がお力になれるのでしたら」
スカーレットとルビーは快諾してくれた。
「あぁ、実はその日別の用事があるんですよ〜。残念ですけど、ちょっと厳しいですかね〜」
「ライスも、その日は・・・」
スカイとライスは都合が良くなかったようだ。
「そっか・・・。それなら仕方ない!また次の機会によろしくね!」
ファル子、ルビー、スカーレットの三人でユニットを組む事になった。
「次は方向性を決めていこうか」
アイドルフェスティバルのオーディションに、ジャンルの指定は特に無い。
ある程度何をしても良いからこそ、何をするかが大きく評価に影響を与える。
「やっぱり王道のキラキラウマドルが良いと思うな!せっかくユニットを組むんだし!」
三人の個性をそのまま出すだけで、王道かつ深いパフォーマンスになるだろう。
「情熱的な、熱い歌とダンスはどうですか?会場を一気に熱くして、盛り上げられると思うんです!」
スカーレットの案は、情熱に重きを置く事。
赤系の似合う三人なので、イメージがパッと浮かんでくる。
「荘厳な舞台にするのはいかがでしょうか」
ウマドルにはあまり無いタイプのパフォーマンス。
他との差別化も出来、独自の世界観にファンを引き込む事も出来る。
「うーん、どれも良い案だけど、どうしようか」
パフォーマンスの方向性は
>>573
(王道・情熱・荘厳のいずれか)
573 :
お兄さま
2026/10/10 00:30:59
ID:TNGU6c24b6
荘厳
574 :
お兄さま
2026/10/10 23:56:54
ID:bGXaE.SeLA
今日はお休み
575 :
貴方
2026/10/12 00:43:30
ID:GoRf7wnKAQ
どの方向性も捨て難い。
しかしあえて一つを選ぶとしたら。
「荘厳、っていうのは面白そうだな。なかなかアイドルには無いタイプだ」
荘厳とは、威厳を感じさせるように重く立派である事。
教会や寺院のように、神聖さを感じさせるものに使われる事が多い表現でもある。
ルビーの家系、つまり華麗なる一族はまさしく荘厳さを持っている。
「ファル子も思った!」
「アタシも良いと思うわ!独自性があって、目に留まりやすいんじゃない?」
アイドルとは、見る者の心を動かす存在。
元気に、穏やかに、激しく、面白くなど、心を動かす手段は色々ある。
荘厳な雰囲気で囲い込み、心を震わせるという方法も取れるはずだ。
「じゃあ、全体のイメージの共有からしていこう。ルビー。君の思う荘厳さのイメージから聞かせてくれ」
まずは全員でイメージのすり合わせを行う。
ここで共通イメージが出来ていないと、後々認識のズレで息が合わなくなる。
「はい。荘厳さとは、重みだと考えます。積み重ねてきた歴史、研ぎ澄まされた技、費やされてきた熱。それら全ての重みを表現したものこそが荘厳、なのです」
ルビーには既にイメージがあるようだ。
「なるほど〜、いつもルビーちゃんが凛々しく見えるのってそういう事だったんだね」
ファル子は、ルビーが荘厳そのものだと結びつけたようだ。
「曲はこんな感じで・・・」
「衣装はこっちにしましょ!」
その後は演出について具体的に決めていった。
準備期間はそれなりにしか無かったが、それでも良いステージを作る目処は立った。
「いよいよ当日!気合い入れていこう!」
スマートファルコン達の出番は
>>576
(序盤・中盤・終盤のいずれか)
576 :
アネゴ
2026/10/12 00:44:30
ID:Xay4TnjAIo
終盤
577 :
お兄ちゃん
2026/10/13 00:46:34
ID:J59kvSWJ46
アイドルフェスティバル当日。
会場には多くのアイドルファンが詰めかけていた。
手作りの応援グッズや法被を身に付けているファンも多い。
「ファル子のファンもいるな。まぁ当然か」
ファル子はトゥインクルシリーズでのデビュー前からウマドル活動をしていたが、最近は特に人気が高まっている。
「出番はかなり最後の方だ。他のアイドルは見るか?」
「うん!会場の雰囲気はちゃんと分かっておかなくちゃだもん!それにファル子、アイドルが好きだから。せっかくだし見ておきたいな」
ファル子の場合、静かに集中するよりも、周りの熱を受け取って気持ちを高める方が良いのだろう。
「あれ?あそこにいるのって」
スカーレットが指さした。
「スカイさんとライスさん、ですね」
「別の用事があるって言ってたけど、なんでいるんだ?」
しかも、観客席ではなく関係者エリア内に。
着ているのもステージ衣装だ。
「まさか」
最初のアイドルのパフォーマンスが終わった。
次に登場するのは。
「皆さーん!こんにちはー!」
「畑ランナーズだよ〜!よろしくね〜!」
見知った顔だった。
スペシャルウィーク、ヒシアケボノ、ニシノフラワー、カツラギエース、そしてライスシャワーとセイウンスカイ。
彼女達も参加していたのか。
ユニット名は発表されているが、メンバーそれぞれの名前は記載が無かった。
二人の言う用事とは、別ユニットのメンバーとしてこのアイドルフェスティバルに参加する事だったのだ。
578 :
トレーナーちゃん
2026/10/13 00:46:40
ID:J59kvSWJ46
「はは、すごいサプライズだ」
驚きはしたが、同時にすごく楽しみな気持ちもあった。
「精一杯歌って踊るので、た、楽しんで下さい!」
「それじゃあ行きますよ〜。『ウマすぎ!グルメパレード』!」
明るく元気なダンスと、優しい歌。
会場の空気が暖かくなっていくのを感じる。
「今日もご馳走様に大感謝」
オーディションでのライバルではあるが、大きな拍手を贈らずにはいられなかった。
一つ前に披露された楽曲の雰囲気は
>>579
(かわいい・かっこいい・美しい・面白いのいずれか)
579 :
貴様
2026/10/13 00:48:40
ID:iei8sS.ruo
かっこいい
580 :
トレピッピ
2026/10/14 00:27:53
ID:IJGpOY86JI
今日はお休み
581 :
アネゴ
2026/10/15 00:34:28
ID:bRrDvN.UYg
色々なタイプのアイドルが代わる代わるパフォーマンスを行っていった。
アイドルフェスティバルはもはや異種格闘技戦だ。
「お前らの声を聞かせろ!」
登場したのは、ソロの女性アイドル。
激しいロックを圧倒的な歌唱力で歌いこなし、会場の空気を支配していく。
「もっとだ!もっと燃え上がれぇっ!」
「おおおおおおおおおおおお!」
これまでで一番の盛り上がり。
よりにもよって、ファル子達の直前にこんな強敵が来てしまった。
「・・・いや、誰が相手でも同じか」
優勝を目指すなら、全員に勝たなくてはならない。
この状況はきっとファル子達が成長するための試練なのだ。
「ルビー!スカーレット!ファル子!」
会場の空気がかっこいい、に染まっている中、ついに出番が来る。
「ここにいる全員を虜にしてこい!」
「はいっ!」
強く頷いた三人。
気合いは十分。
会場の空気感を奪い取れるくらいの完成度には仕上がっている。
後はそれぞれが持つ魅力を余さず届けるだけだ。
「Summer Triangleです!」
「貴方の心に届けます」
「聞いて下さいっ!『Everlasting BEATS』」
スマートファルコン達のオーディション結果は
>>582
(1〜3位)
582 :
大将
2026/10/15 00:35:28
ID:x26nJNgsQk
1位
583 :
相棒
2026/10/16 00:50:46
ID:sAR02zsclw
「導かれていたように 辿り着いたField」
今回、Everlasting BEATSを披露するに当たって、演出にはかなりこだわった。
この曲は想いを受け継いでいく事を歌った曲。
さらに、ウイニングライブで幾度も披露されてきたこの曲自体を受け継ぐ事にした。
積み重ねられてきたものに自分達の個性を織り交ぜながら、より良いものにする。
それが歴史の重みなのだろう。
「なにを遺していける?」
黒く染めたステージで真っ白な衣装を着たウマ娘三人が舞い、歌う。
夜空に輝く一等星のように、その存在を強く主張させる。
「時代-とき-を超えた願いを抱く Everlasting BEATS」
観客へのアピールや、意外性のある展開は無い。
ただひたすらに、重厚で壮大な世界を表現する。
神秘的なステージに、観客達は魅入られ、呼吸も忘れているかのようだった。
「お疲れ様!すごく良かった!」
「うん!ファル子もそう思う!」
「存分に力を出し切れました」
「完璧なパフォーマンスが出来たわ!」
一つのミスも無く、練習以上の力を発揮出来た。
他のアイドルのステージも確かに素晴らしかったが、やはりファル子達が一番だ。
贔屓目に見ている事は否めないが、客観的な評価もすぐに分かるはずだ。
「お待たせいたしました!優勝者を発表いたします!」
アイドル、ファン、さらにスタッフまで息を飲む。
「優勝は・・・Summer Triangle!」
「わ」
強者揃いのアイドルフェスティバルを制したのは、<アルタイル>三人のユニット、Summer Triangleだった。
自信はあったはずだが、いざ優勝が決まると心が沸き立つ。
「・・・よし。よし!よーしっ!」
出演するCMのジャンルは
>>584
(製品・サービスなど)
584 :
マスター
2026/10/16 00:51:46
ID:4W.WYXqSxU
コスメ関連
585 :
アネゴ
2026/10/17 01:00:09
ID:rvLaPXQCv6
「みんなー!応援ありがとー☆」
最後は、いつも通り明るく元気なファル子で手を振る。
普段と違う雰囲気に惹かれた観客も多かっただろう。
「ライスとスカイもお疲れ様。3位入賞もおめでとう!」
「にゃはは〜やっぱりファル子がいると強いですね〜」
「黙っていてごめんなさい、お兄さま。びっくりしてもらいたくて・・・」
ライスが耳をしゅんと垂らして謝る。
「いや、全然良いんだ。むしろ、サプライズのおかげでよりいっそう楽しめたよ」
ライバルユニットとして出場するのは予想外だったが、結果的に<アルタイル>全員で参加出来たのは良かった。
CM出演も確約され、チーム<アルタイル>の知名度もさらに上げられるだろう。
「コスメブランドのCMか。特に女性ファンを増やせそうだな」
「アタシもそのブランド、よく使ってるわ。色々な種類があるから自分に合ったのを選びやすいのよね」
今回出演するのはコスメ関連のCM。
このアイドルフェスティバルのスポンサーになったのも色々な種類のアイドルに、それぞれに合ったコスメを宣伝してもらいたかったからかもしれない。
「今から撮影が楽しみだね!」
「そうだ、撮影と言えば」
せっかくライスとスカイもいるので、記念に写真を撮っておきたい。
「皆、この辺りに並んでくれ。今日の想い出を残そう」
「であれば、トレーナーさんも」
「俺も?じゃ、じゃあ」
ルビーに手を取られ、自撮りのために位置取る。
「はい、にんじん!」
皆、魅力的な表情をしていた。
CM撮影で使うセットは
>>586
(背景になる建物や風景)
586 :
貴様
2026/10/17 01:01:09
ID:RCCsY9i.BE
原宿の街並み
587 :
貴様
2026/10/18 00:12:53
ID:F23Cuvf5bQ
今日はお休み
588 :
トレ公
2026/10/19 00:49:10
ID:Mts6OrpjnQ
「CM撮影ってどんな感じなんだろう?」
ライスはわくわくと緊張が半々といったところか。
撮影はスタジオで行われるらしい。
「わぁ・・・っ!芸能界って感じがする!」
ファル子が目を輝かせる。
背景合成用のセット、プロ仕様の撮影機材、多くのスタッフ。
ファル子もローカルCMなどには何度か出演した事があるが、それらとは規模感が違うようだ。
「それじゃあ単独バージョンから撮っちゃいましょう!まずはスマートファルコンさん!」
「はいっ!」
今回のCMは、変装しているアイドルが原宿の街を歩いているが、何故かすぐに正体がバレてしまう。
帽子やサングラスを取り、新発売のコスメでメイクをしている顔が露になる。
正体がバレたのは、変装で隠しきれないほどの魅力が漏れ出ていたから。
それはコスメのおかげ、という流れだ。
「すみません、ファル子さんですよね?」
「サインお願いします!」
振り返り、サングラスを取るファル子。
「えー、なんで分かっちゃったの!?・・・って、あ!SHINY使ってたんだった!」
ファル子の顔に寄り、新発売のリップSHINYをアピールする。
「カーット!良いですね〜!」
ファル子の演技は一発OKだった。
「んー、でも、映像との噛み合いが悪いな・・・。もうちょっと自然な感じに・・・」
監督が首を傾げて唸り、やがて次の方針を決めた。
「よし!実際に原宿行って撮りましょうか!」
急な予定変更にスタッフがざわつく。
「ファル子がもっと輝けるようにって事だよね?それなら、行きまーす!」
原宿でスマートファルコンが食べたものは
>>589
(食べ歩き出来る食べ物)
589 :
トレーナーさま
2026/10/19 00:51:10
ID:LKLhZaw./2
クレープ(チョコバナナ)
590 :
トレ公
2026/10/20 00:49:25
ID:Lm00d4d2V2
本物の原宿へ移動し、撮影を再開する。
オーディションで2位だったかっこいいアイドルと3位のライス達ももちろん一緒だ。
「いっそギャルファッションにしちゃいましょう!大丈夫!今回の商品はギャルにも合いますから!」
監督の頭には次々と新たなアイデアが浮かんでいるようだ。
「皆似合ってるぞ!」
「ふふん!当然よ!」
衣装がギャルらしくなるようにアレンジされた。
元の衣装に少し手を加えるだけで雰囲気をガラッと変えられるとは流石プロだ。
「クレープを食べながら、三人でこっちに向かって歩いてきて下さい!」
既に撮影許可は取られているようだ。
スタッフ達も監督の気まぐれに慣れているのかもしれない。
小道具として要求されたチョコバナナクレープもすぐに用意されていた。
「ルビーさん、表情ちょっとだけ固いかもですねー。身近にいるような、明るいフランクなギャルのイメージで!」
ルビーは目を閉じ、数秒考えた。
「うぇーい、ぽんぽんぽーん」
誰を思い浮かべたのかはすぐに分かった。
「わぁっ、かわいい!」
ファル子がルビーにくっつく。
完璧なギャルとは言えないが、空気は柔らかくなった。
「それもまた良しです!この方向性でいきましょう!」
591 :
貴方
2026/10/20 00:49:30
ID:Lm00d4d2V2
撮影は順調に進んでいく。
「なぁ、クレープは一口で食べない方が良いんじゃないか?」
カツラギエースがライスとスペシャルウィークに言った。
「コスメよりそっちが気になっちゃいますって〜」
「えへへ、そうだよね」
「き、気をつけます・・・」
ライスとスカイが<アルタイル>以外のコミュニティでも馴染んでいるのを見ると嬉しくなった。
特にライスは引っ込み思案な部分があったが、今は誰とでも気楽に話せるようだ。
「クランクアップでーす!ありがとうございましたー!」
無事に撮影が終わった。
ここから編集などを経てCMとなる。
放映が今から楽しみだ。
「せっかくだし、少し遊んで帰るか」
原宿でやる事は
>>592
(買い物・食事・体験のいずれか)
592 :
アナタ
2026/10/20 00:50:30
ID:B9vkGCBpyg
体験
593 :
モルモット君
2026/10/21 00:55:03
ID:RaO7gEmU0c
「わぁ・・・っ!かわいいものがいっぱい!」
最新の若者文化が集まる竹下通りを中心に、原宿は刺激で溢れている。
撮影現場でもあった竹下通りを歩きながら見ていく。
「あれは・・・」
ルビーの視線が少し先を歩く人に向いた。
いつか観た映画に登場した厳格な王子と熱血メイドの衣装だ。
「コスプレだな」
「あの映画の衣装、特徴的ですごく目立ちますよね」
一緒に映画を観たスカーレットもすぐに気付いた。
「あ!みんなあれ見て!コスプレ衣装貸し出しだって!」
ファル子が指差したのは衣装レンタルの店の看板。
借りた衣装を着てそのまま街を歩けるらしい。
「行ってみるか?ルビー」
「私は・・・」
「まぁまぁ、とにかく行ってみましょうって〜」
スカイがルビーの背中を押す。
「色んなジャンルの衣装があるので、どんどん試していって下さいね!」
それぞれ、自分以外に衣装を決めてもらう事になった。
「わぁ、かっこいい〜っ!」
スカイの衣装は流浪の剣士のような、着流し風の衣装。
片袖を脱ぎ、模造刀を構えると強そうに見える。
「おー、結構良い感じじゃないですか?」
スカーレットは制服風にルーズソックス。
トレセン学園以外の制服を着ているのを見るのは新鮮だ。
「た、食べちゃうぞ〜・・・」
ライスは小悪魔風の衣装を着て言った。
ライスには黒が似合う。
「次はルビーちゃん!どんな感じが良いかな〜?」
ダイイチルビーが着る衣装は
>>594
(コスプレとしてありそうな衣装)
594 :
貴様
2026/10/21 00:58:03
ID:meMYxJXtEA
メイド
595 :
ダンナ
2026/10/22 01:06:31
ID:YHDzBxv1Kc
「ほうほう」
「こういうのも合うな」
スカイと一緒に首を何度も縦に振る。
ルビーに選んだのは、メイド風の衣装。
どちらかというと奉仕されてきた側のルビーだが、綺麗な立ち振る舞いはメイドの雰囲気にも当然合う。
「うんうん!やっぱり似合うと思ってたんだー!すっごくかわいい!」
「気に入っていただけたのなら何よりです」
CM撮影でギャルの格好をした時も思ったが、ルビーは何でも似合うので色々な衣装を着てもらいたくなる。
「ファル子さんにはこういうのが似合うんじゃないかしら」
ファル子には、猫のデザインが盛り込まれたピンクの衣装。
オーバーサイズのパーカーに、手には肉球を模した手袋。
ファーがところどころに付いており、アニマル感も出ている。
「にゃんにゃん!猫パーンチ!」
軽く素振りするファル子。
空気を切る音が聞こえたような気がした。
「すごく良い!おやつをあげたいくらいだ!」
五人を同時に見るが、統一感は無かった。
ある意味、これもチームを表現しているのかもしれない。
596 :
アナタ
2026/10/22 01:06:42
ID:YHDzBxv1Kc
「さぁさぁトレーナーさんも」
「お、俺も?」
「当然じゃない!アンタだけ着替えないなんてもったいないわよ!」
男性用の衣装もそれなりに並んでいた。
「では、こちらを」
渡されたのはウエスタン風の衣装。
帽子と、飾りではあるが銃を携え、スカーフも首元に巻いている。
「実際に着てみると楽しいな」
普段と違う自分になる体験も面白い。
そのまま竹下通りに出て再び散策する。
「わ、すごい・・・」
「見て見て、かわいくない?」
「うお、写真撮ってもらおうかな」
かなり注目を集めてしまう。
ただでさえコスプレしているのに、それぞれがオーラも放っている。
存在感が周りを虜にしているのだろう。
「たまにはこういうのも良いな」
スマートファルコンと行うトレーニングは
>>597
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
597 :
アナタ
2026/10/22 04:58:00
ID:sEmcX7M/sg
賢さ
598 :
キミ
2026/10/22 23:54:36
ID:rq2vKONmzE
今日はお休み
599 :
アンタ
2026/10/24 00:56:32
ID:j4MowiYVkg
「ファル子。今日化学の小テストがあったらしいな。見せてくれるか?」
「う」
ファル子が固まる。
ぎこちない笑顔のままカバンから答案用紙を取り出す。
「・・・うーん」
10点満点中の2点。
内容を見ても、あまり理解出来ているようには思えない。
「うぅ、ごめんなさい・・・。勉強しようとはしたんだけど、全然分かんなくて・・・」
ファル子は勉強が苦手だが、何とか真面目に取り組もうとはしている。
以前の歌で英語を覚える作戦はそれなりに効果があったらしく、点数はアップしていた。
しかし、数学や英語、現代文などと異なり化学は選択科目。
対応を後回しにしてしまっていたのはこちらとしても責任がある。
「分からないものは仕方ない。それより、これから分かるようになろう」
おそらく前提となる知識がきちんと見についていないのだ。
前提を飛ばしたままその先を理解しようとすれば、当然上手くいかない。
まずは基礎を固めるのが大事だ。
「これも歌で覚えようとしたんだけど、どこから覚えれば良いのかが分からなくって」
成功例を基に自分なりに勉強しようとしたようだが、あまり上手くいかなかったようだ。
600 :
トレ公
2026/10/24 00:56:39
ID:j4MowiYVkg
「とりあえず最初から見ていこうか」
ファル子の左に座り、教科書を開く。
内容に懐かしさを覚えながら、教える優先順位をざっと決めていく。
「まず、この意味は分かるか?」
「えっと、ゲンシ?がくっついてブンシになる?」
今回もファル子が覚えやすそうな勉強方法を作る。
「この分子一つ一つをアイドルだと考えよう。Cっていうクール系アイドルが、Oっていう王道のキラキラ系アイドル2人とユニットを組む」
ある意味、
「わぁ、バランスが良いユニットだね!」
ファル子は自身がウマドルであるだけでなく、かなりのアイドル愛好家でもある。
たくさんのアイドルの名前や特徴を覚えるように、化学の基礎をインプットしていく。
「わぁ、バランスが良いね!CO2って名前のユニット、本当にありそう!」
アイドルに例えるだけで楽しく勉強が出来ているようだ。
「この調子でどんどん覚えていこう」
スマートファルコンの勉強を手伝うのは
>>601
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・ライスシャワーのいずれか一人)
601 :
アナタ
2026/10/24 00:57:39
ID:CXceh2VmVA
ライスシャワー
602 :
トレピッピ
2026/10/25 01:03:14
ID:ImDarBeEcA
↑一部訂正
「とりあえず最初から見ていこうか」
ファル子の左に座り、教科書を開く。
内容に懐かしさを覚えながら、教える優先順位をざっと決めていく。
「まず、この意味は分かるか?」
「えっと、ゲンシ?がくっついてブンシになる?」
今回もファル子が覚えやすそうな勉強方法を作る。
「この分子一つ一つをアイドルだと考えよう。Cっていうクール系アイドルが、Oっていう王道のキラキラ系アイドル2人とユニットを組む」
「わぁ、CO2って名前のユニット、本当にありそう!」
ファル子は自身がウマドルであるだけでなく、かなりのアイドル愛好家でもある。
たくさんのアイドルの名前や特徴を覚えるように、化学の基礎をインプットしていく。
アイドルに例えるだけで楽しく勉強が出来ているようだ。
「この調子でどんどん覚えていこう」
603 :
トレーナー君
2026/10/25 01:03:26
ID:ImDarBeEcA
「そうそう。空いてる手同士を繋ぐんだ」
基本的な考え方はそれなりに理解出来たようだ。
しかしあくまでこれは基本。
本来ファル子がやらなくてはいけない部分まではまだ相当長い道のりを辿らなくてはならない。
「お勉強してるの?」
ライスが自主トレから戻ってきた。
「うん!トレーナーさんと化学アイドルをプロデュースしてるんだ!」
「え?」
ライスは首を傾げた。
「いや、あまり気にしないでくれ。それより、ライスは宿題で分からない部分は無いか?」
「うーん、今はそんなに無いかなぁ?」
ライスは予習復習まで真面目にやるタイプ。
そこまで苦戦するものも無いのだろう。
「あ、この辺りは最近やったんだ」
「そうなのか。それなら、ライスがファル子に教えてあげてくれ」
教えるのは自分にも相手にも有益。
言語化してアウトプットするのは難しいが、だからこそ記憶の定着に役立つ。
「えっとね、塩酸っていうのはね・・・」
ファル子が今学んでいる部分はライスがちょうど教わった辺り。
学年は一つ下だが、教えるのには問題は無いだろう。
「ライス先生!ここの水素アイドルは一人だけなの?」
「えへへ、先生・・・」
ライスは頼られるのが嬉しいのか尻尾を大きく振る。
「とにかく教科書を読むのが大事だよ。隅から隅まで全部読んで覚えていくの」
ライスの勉強方法は意外と力押しらしい。
「今のうちに」
スマートファルコンのテストの点数は
>>604
(10点満点中1〜10点)
604 :
アンタ
2026/10/25 01:06:26
ID:MXUeIRcLAw
9点
605 :
マスター
2026/10/26 00:28:05
ID:xwZD5kWbHk
今回の小テストには、追試がある。
問題形式で解けるようにするため、ライスがファル子に教えている間に模擬テストを作成する。
再テストのための模擬テストという、かなり念入りなやり方を取る。
「ファル子さん、覚えるの早いね」
「そう?ウマドルパワーのおかげかな?」
ファル子はファン一人一人の顔を覚えている。
ミニライブではファンを見てその人に合ったファンサをしている。
それもファル子が人気となった理由の一つだ。
「丸暗記じゃなくて、きちんと理屈で分かるようにしないと」
テストを作りながら、伸ばしてほしい能力について考える。
その場しのぎでは限界はすぐに来てしまう。
一つ一つの行動の意味を理解すれば応用に繋げられるのは勉強もレースも一緒だ。
「ファル子、これをやってみてくれ」
「わ、テスト?」
出来るだけ小テストと同じ形式になるように作った。
全10問で前半は基礎、後半は応用。
「えーっと」
後半に入り、ファル子が悩み始める。
頭の中では、アイドルのライブが行われているのだろう。
「よーし、解けたよ!」
「答え合わせするよ」
ほとんど何も理解出来ていなかった頃とは解答の質が全く異なっていた。
勘ではなくきちんと理解して解いている。
606 :
お前
2026/10/26 00:28:19
ID:xwZD5kWbHk
「うん。良い感じだ。あ、惜しいな」
自作の模擬テストの得点は9点。
これなら本番もきっと一発合格出来るだろう。
「頑張ってねファル子さん!」
「うん!今から明日が楽しみ!」
優しく教えるライスのおかげで、勉強自体が嫌になる事も無かった。
むしろ再テストが楽しみになっているらしい。
「ファル子さん、受かったかなぁ?」
ライスが心配そうに待つ。
「大丈夫。あんなに勉強したんだから」
やがて、ファル子がトレーナー室のドアを開けた。
開け方で結果が分かった。
「やったよ!ごうかーくっ!」
無事に化学の基礎を理解出来たファル子。
ハイタッチをして喜びを分かち合う。
「次は数学!頑張るぞー!」
「まだ他にも再テストが残ってたとは・・・」
今後は全ての教科をしっかりと見ていく方が良いだろう。
スマートファルコンと次に行うトレーニングでの走り方は
>>607
(逃げまたは差し)
607 :
貴様
2026/10/26 00:29:19
ID:K0pyquPssw
差し
608 :
使い魔
2026/10/27 00:41:55
ID:a9XVi6yFfM
6月の関東オークスに向け、ファル子のトレーニング負荷を高めていく。
クラシック級はウマ娘の能力が一気に成長する時期。
ライバルの成長スピード以上に成長しなければ勝ち星は掴めない。
「ファル子は後ろから。スリップストリームを意識して走るんだ」
「はーい!」
チーム全員での併走。
ファル子には、あえて差しの作戦で走ってもらう事にした。
以前、ヴィクトワールピサと走った際には差しの走り方の強みを再確認出来た。
前半は呼吸のリズムを意識して体力を温存。
後半は位置取りを調整し、後に備える。
そして仕掛けどころから最後までは全ての力を注ぎ込む。
最初から体力を多く使っていくファル子のパワフルな逃げとは異なる走り方だ。
「外に出るのが早い!直線の終わりの辺りだ!」
慣れない走り方に苦戦しているようだ。
「己の体力と状況を正確に把握し、機を見極める。焦ってはなりません」
「うぅやっぱり難しいねぇ・・・」
難しい事だが必ず役に立つ。
体力の管理や洞察力、トップスピードを鍛えるためだ。
「もう一回!」
ファル子は何度も繰り返しチャレンジした。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
最初よりもかなり良くなっている。
ヴィクトワールピサのような柔らかい走り方に慣れてきたのだろう。
「一度休憩しよう」
休憩中に話すウマ娘は
>>609
(スマートファルコン・ライスシャワー・ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビーのいずれか一人)
609 :
相棒
2026/10/27 00:43:55
ID:tGh/lRZK/I
ダイイチルビー
610 :
大将
2026/10/28 00:34:58
ID:SNQKYCv5DM
「なぁルビー。ルビーから見て、ファル子の仕上がりはどう感じる?」
休憩中、ルビーに尋ねる。
ルビーはベンチに行儀良く座ったまま答える。
「良いと思います。全ての能力がバランス良く伸び、それを遺憾無く発揮出来ている。ですが」
ルビーは一拍置き、続ける。
「何かが、足りないように感じます。それが何なのか、具体的に分かる訳ではありませんが」
「そうか。俺も何となくそう思ってたんだよ」
ルビーも同じように思っていたようだ。
ファル子の走りは大きな欠点も無く、結果もちゃんと伴っている。
ライブや勉強も頑張っているし、モチベーションも高い。
それなのに、何が不安なのだろうか。
自分でもそれが分からず、ルビーを頼ったが答え合わせには至らなかった。
「その何かが分からないままだと、きっと後悔する。だから、早く答えを見つけないと」
「私もお手伝い致します」
「ありがとう。いつも助かってるよ」
困った時に助け合えるのがチーム。
まだ形も掴めない不安感だが、きっと皆の力で解決出来るはずだ。
スマートファルコン達と観戦するのは
>>611
(皐月賞または桜花賞)
611 :
アナタ
2026/10/28 00:51:58
ID:ChaRsBhsHo
桜花賞
612 :
トレーナー
2026/10/29 00:40:05
ID:0rGYNPg/VY
「トリプルティアラの初戦、桜花賞。栄光あるティアラを戴く乙女は果たして誰なのか」
今日は桜花賞を皆で観戦する事にした。
阪神レース場までは流石に行けないのでトレーナー室のテレビで中継を観る。
出演者の予想コーナーや詳しい解説もあるため、現地観戦とはまた違った楽しみ方が出来る。
「そうですねぇ、僕は12番の子なんか良いと思いますよ。トモに張りがあって、良い末脚がありそうです」
今回の桜花賞はあまり突出した存在はいない。
スター不在というよりも、全体のレベルが高いのだ。
「じゃあ私は10番ちゃんを推します!前走でも見事な逃げが決まりましたし、距離も同じ1600ですからね!」
「ちなみにですね、その二人、トレセン学園ではルームメイトだそうです」
「どっちかが勝ったら気まずくなりそうですね、ははは!」
ルームメイトでライバル。
日頃から接している二人だからこそ作れるレースもあるのかもしれない。
「あ、この子勝負服かわいい〜!衣装の参考にさせてもらおうかな〜?」
ファル子も独自の目線で楽しんでいる。
スカイはスカーレットの膝に頭を載せ、ソファで寝転がりながら出走を待っている。
「・・・桜花賞。懐かしいな」
桜花賞を勝利したウマ娘は
>>613
(逃げのウマ娘または差しのウマ娘)
613 :
トレーナー君
2026/10/29 00:44:05
ID:m9UPYRdeeg
ジェンティルドンナ
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