安価で決める自由なスポ根・続々
1 : アナタ   2025/12/14 23:02:14 ID:oZsMBirstg
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?tr=all&read=20975&log=past&res=1000

・安価によって物語が変わっていきます
・出来るだけ毎日更新しますがたまにお休みします
250 : 使い魔   2026/04/23 23:09:13 ID:lRpUlglUtI
スタミナ
251 : トレーナーさま   2026/04/24 23:06:29 ID:DAOxO.GXKg
「選抜レース、おめでとうございます!」
「ありがとう!」
スカーレット達が到着した翌日、ライスとも再会する。
「ちょっと見ない間にまた速くなりましたね〜。これぞ世界レベルって感じですね」
「えへへ、そうかな?」
通常、海外に渡ってすぐは激しい運動をしない方が良いとされる。
しかし、ウマ娘であれば別だ。
走る事が生活に深く組み込まれているため、走らない方が生活リズムを崩してしまう。
「じゃあ早速始めようか」
ルビー達も一緒に、走り込みを行う。
街中を見物しながらスタミナも鍛えられるので、こちらに来たばかりの三人にはぴったりのメニューだ。
「こっちは涼しくて過ごしやすいわね」
「日本は九月でも結構暑いんですよ〜。ほんと参っちゃうんだからー」
スカイは暑いのも寒いのも苦手。
この時期はやや寒冷な欧州の方が過ごしやすいのだろう。
「美味しいものもいっぱい食べたんだよ。マカロンとか、クロワッサンとか!」
「写真は拝見しました。息抜きも出来ているようで何よりです」
話しながら走っていると、長時間のランニングも苦では無くなる。
むしろ、つい走り過ぎてしまうくらいだ。
「おかえり。随分遠くまで行ったんだな」
安全のため、位置情報は把握出来るようにしてある。
ウマ娘の速度についていく事は出来ないが、マップ上の点の動きを見ているだけでもライス達の姿が目に浮かぶ。
「うん、久しぶりに会ったからいっぱいお話しちゃった」
やはりチームで一緒にトレーニングするとモチベーションが上がるようだった。

ライスシャワー達と誰の映像を見るか>>252(ヴェニュスパーク・リガントーナ・モンジューのいずれか一人)
252 : ダンナ   2026/04/24 23:07:29 ID:UiTIrcLjKk
モンジュー
253 : トレーナーさま   2026/04/25 23:09:01 ID:tLYR2z3Ckw
「トレーナーさんトレーナーさん。これ見て下さいよ」
スカイがスマホの画面を見せてくる。
そこには、生放送中のレース動画があった。
「これ、モンジューじゃないか。レースに出る予定なんて発表されてなかったのに」
ライバルの動向はチェックしているつもりだったが、まさか漏れがあったのだろうか。
「それが、突然野良レースをするって言い出したらしいんです」
「思いつきで動くタイプじゃないと思ってたけど・・・」
「相手は欧州で活躍する重賞ウマ娘のようですね」
となると、言い出したのは突然だが、思いついたのは突然ではなかったのかもしれない。
何らかの意図で重賞ウマ娘達を集め、突発的にレースを開催したのだ。
「何のために・・・?」
「実力を見せたかったのかな?」
モンジューが強いのは周知の事実。
ただ強さを見せつけるというよりも、変化を見せたかったのか。
「あっ!」
スカーレットが声を上げる。
「これ、東京レース場よ!」
「え」
確かに、コースの形状や周りの景色から東京レース場のように見える。
「モンジューさんは日本にいる・・・って事?」
「いや、違う」
時期や時間、状況を踏まえて考えると。
「これは、VR空間だ!」

モンジューが走っているコースは>>254(1600m〜2400m)
254 : あなた   2026/04/25 23:10:01 ID:PRUGaFMxn.
2400m
255 : ダンナ   2026/04/26 22:59:37 ID:jU64T6NqHE
今日はお休み
256 : アンタ   2026/04/27 23:13:35 ID:aPG5je0TBY
モンジューが走っているコースは東京2400m。
つまり日本ダービーやジャパンカップと同じ条件だ。
後方にいるモンジューは周りを囲まれている。
徹底的にマークされており、抜け出すのは困難に見える。
『さぁ、始めよう!』
モンジューはあえて速度を落とした。
前と横は塞がれていたが、後ろにはスペースがあった。
一度下がる事により、改めて前方の進路を確保したのだ。
「思いついても、やらないよな・・・」
減速してから再加速するのは非常に難易度が高い。
スピードもスタミナもパワーも要求される上、状況を正確に判断する能力も無くては成功しない。
『モンジューが大外に出た!ぐんぐん上がっていく!』
他のウマ娘達も実力者であるはずなのに、子供と大人のような差さえ感じてしまう。
圧倒的な速さで一気に先頭に躍り出た。
「まだ800mはあるぞ」
差しウマ娘のモンジューが残り800m地点で先頭にいる。
ここから先はどれだけ着差を広げられるかチャレンジするだけだ。
『今ゴールイン!後続はまだまだ後ろにいるぞ!』
「すごい・・・」
ライスは呆気にとられていた。
モンジューは余裕そうに手を振る。
このレース自体も、人々に自分の強さを見せつけるためのものという印象を受けた。
もしかすると、途中で囲まれたのもわざとかもしれない。
東京2400mを選んだ理由、それは。
「日本のレースなんて余裕、って言いたいんですかね?」
楽勝宣言とも言えるが、逆に言うと日本を意識しているとも取れる。
「彼女に勝てば最高に気持ち良いだろうな」
ここは、逆境を楽しもう。
そのくらいの方がきっと上手くいく。

ライスシャワー達と次に行うトレーニングは>>257(基礎または応用)
257 : トレーナーちゃん   2026/04/27 23:14:35 ID:OQc3LRiRfU
応用
258 : トレーナーちゃん   2026/04/28 23:15:46 ID:qL9lpFt3nw
モンジューは強い。
だが、ライスなら勝ち目が無いという訳ではない。
十分ひっくり返せる差だ。
「今日は少し変わった事をしてみよう」
「何をするの?」
基礎能力はモンジュー達に劣っていない。
テクニックや戦術が勝負を分けるはずだ。
「芝とダートを交互に、連続で走るんだ。状況に合わせて力の入れ方を切り替える練習だ」
凱旋門賞の芝は洋芝。
雨が降るとかなりパワーが必要になる。
ダートで走るのがそのパワーを鍛える練習だ。
「併走形式にしよう。誰か一人。そうだな・・・」
ライス以外に、一人併走相手を決めよう。
一対一なら、相手の動向に注意を向けやすくなる。

ライスシャワーと併走するのは>>259(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレットのいずれか一人)
259 : お前   2026/04/28 23:16:46 ID:BNIexLizls
ダイイチルビー
260 : トレーナーちゃん   2026/04/29 23:10:58 ID:rP01gqVaI6
「じゃあルビー、併走相手を頼むよ」
「かしこまりました」
スプリンターの武器はスピード。
欧州のレースは日本ほどスピード重視ではないが、だからこそそこで差をつけられる。
ライスが持つスタミナとルビーの持つスピードを掛け合わせれば、世界に通用するウマ娘になれるはずだ。
「スタート!」
最初はダートコース。
芝が得意なライス達にとっては、加速しづらいバ場だ。
「はぁっ!」
ルビーが前に出て、差を広げようとする。
序盤からかなり飛ばしている。
「普通のレースじゃ絶対にしない走りね」
ライスのために、わざとスピードを意識した走りをしてくれているようだ。
ライスはやや姿勢を低くし、下半身のクッションを使って走る。
「ここからは芝コースだ」
同じコースに、芝とダートが混在している。
厳密に言うと、取り外し式のラチを外してコースを変えている。
今日の洋芝は乾いていて、比較的走りやすい。
しかし、パワーは要る。
「ここ!」
ライスはコーナー終了直後に仕掛けた。
しっかりと大地を踏みしめ、砲弾のように突き進む。
芝のクッション性に負けないように、接地時間やストライドも調整している。
「ちゃんと実践出来てるな」
考える事はいくつもある。
それを実行出来るようになるまで、何度も反復練習してきた。
その効果は間違いなく出ている。
261 : お兄さま   2026/04/29 23:11:04 ID:rP01gqVaI6
「参ります」
最終直線、ルビーが最高速度を目指して加速する。
ここからダートだが、切れ味は落ちていない。
「はぁぁぁぁっ!」
ライスは全力で追う。
追うべき相手が明確になっていると、ライスはより速くなる。
「行け行け〜!」
「最後まで!」
結果はルビーの勝利。
ライスは1バ身ほど届かなかった。
「も、もう一回!」
「トレーナーさん。私は問題ありません」
「分かった。じゃあ歩いて呼吸を整えながら戻ろうか」
ルビーのスピードには苦戦しつつも、ライスは何度も走った。
芝とダートでの走り方の使い分けも出来ているので、今日のトレーニングは大成功だと言える。

街で出会うのは>>262(子供または大人)
262 : お姉さま   2026/04/29 23:12:04 ID:Ni7sBkhyJg
子供たち
263 : トレーナー君   2026/04/30 23:05:16 ID:Ttotxxd29o
今日はお休み
264 : 相棒   2026/05/01 23:20:49 ID:RkG3DaIA.M
いつものように、ライス達のランニングに付き添っていると。
『おりゃーっ!』
『ぐおーっ!』
子供達がはしゃぐ声が聞こえてきた。
『待て待てーっ!』
追いかけっこをしているようだ。
追いかけていたのは小さな子供ではなく、ライスと同世代のウマ娘だった。
「って、ヴェニュスパーク!?」
「わ、すごい偶然!」
ヴェニュスパークもこちらに気付いたようだ。
「こんにちは!ライスシャワーさん!」
流暢な日本語で挨拶される。
『うわ!ライスシャワーじゃん!すっげー!』
フランスの子供にもきちんとライスの事は認知されているらしい。
「こんなところで会うなんてキグウですね!」
「うん!ヴェニュスさんは子供達と遊んでるの?」
大きなレース前という大事な時期だが、息抜きも必要だ。
それとも、これもトレーニングの一環なのだろうか。
「はい!子供と遊ぶのはとっても楽しいのです!・・・師匠にはいつもガミガミ言われちゃうので」
ヴェニュスパークの師匠はモンジュー。
高いポテンシャルを持つ上に、モンジューの技術を受け継いでいる。
「そうだ!アナタ達も一緒に遊びましょう!」

ヴェニュスパーク達と一緒にする遊びは>>265(複数人で出来る遊び)
265 : トレーナーさん   2026/05/01 23:21:49 ID:tsjoVW.sfU
サッカー(フットボール)
266 : トレピッピ   2026/05/02 22:56:25 ID:9M3ccBkGUY
『じゃあねーちゃんからな!』
運動公園に移動し、ヴェニュスパークや子供達と一緒にサッカーをする事になった。
いつの間にか子供の数が増え、11対11の試合が出来るくらいになっていた。
「ルビーさんはゴールキーパー、スカーレットはフォワード、セイちゃんとライスさんでミッドフィールダー、トレーナーさんはディフェンダーで。あとは子供達にお任せしましょっか」
スカイの指示でポジションが決まる。
「遊びではあるけど、やるからには本気でやろう!」
「当然よ!絶対勝つわ!」
「頑張るぞー!おー!」
『おー!』
流れで遊ぶ事になったが、決して無駄な時間ではない。
ただ走る時とは違う身体の使い方が出来るトレーニングになる。
さらに、強敵であるヴェニュスパークの動きを観察する良い機会でもある。
「来たわよ!」
『おりゃーっ!』
ボールを持っている相手に向かって無計画に突っ込む子供達。
スカーレットもそれに加わっている。
『よっ、ふっ。ほっと』
「なっ!?」
巧みなボール捌きで攻め込まれる。
267 : お姉ちゃん   2026/05/02 22:56:30 ID:9M3ccBkGUY
「ライスさん!追いかけて!トレーナーさん!そっちの子の方に回って!」
スカイが司令塔となって試合をコントロールする。
子供達に指示は通じないが、スカイはそれも含めて考えているようだ。
「こ、ここで止めるよ!」
「良いですね!やってみて下さい!」
ライスが立ちはだかる。
フェイントで左右に揺さぶられるが、懸命に食らいつく。
「たっ!」
ライスが勝負を決めにかかる。
スライディングでボールを奪おうとするが、ジャンプでボールを浮かし、空中でパスした。
「ひゃうっ!?」
ライスは完全に出し抜かれて地面に転がる。
『僕の完璧なシュートで決めましょう!』
眼鏡が特徴的な子供がカーブをかけたシュートを放つ。
ルビーはそれをパンチングで弾いた。
『もらいました!』
いつの間にかゴール前にいたヴェニュスパークがダイレクトに蹴り返す。
『ゴール!』
ルビーも反応はしたが、流石に届かなかった。
「すごいスピードとテクニックだ。判断も速い」
レースにも共通する強みが活かされていた。
こうして、遊びの中で強くなってきたのだろうか。

ライスシャワー達の勝敗は>>268(勝ち・負け・引き分けのいずれか)
268 : お兄さま   2026/05/02 22:58:00 ID:8b4pDlgfIE
引き分け
269 : あなた   2026/05/03 23:11:09 ID:KDZnONO15I
「ここから巻き返していこう!」
「うん!まだ諦めるには早いよね!」
個人技ではヴェニュスパークには及ばない。
必要なのは個人の強さを凌駕する連携プレイだ。
『よし!オレに任せろ!』
こちらのチームの子供がドリブルで三人突破した。
『こっち!』
パスを繋ぎながら進出していく。
「今度は行かせない!」
ライスがヴェニュスパークをぴったりマークしている。
ボールに近付けなければ、攻め込む事は出来ない。
「むぅ、全然突き放せませんね」
ライスは徹底的なマークでヴェニュスパークを止める。
その隙にスカイとスカーレットが上がっていた。
「よっと」
「もらったわ!」
スカイのセンタリングで、スカーレットが弾丸シュートを放つ。
「ひ」
ウマ娘のパワーで放たれたシュートは子供にとって危険だが、一切触れられないくらい速ければ逆に問題無い。
スカーレットなら狙いを外す事もありえない。
「やったー!」
「ふふん!これが、アタシ達の実力よ!」
これで同点になった。
その後もライスはヴェニュスパークをマークし続けた。
しかし子供達もなかなか手強く、オフェンスもディフェンスで油断は出来なかった。
「ルビー!行ったぞ!」
「ふっ」
そして拮抗したまま、試合終了。
ヴェニュスパークは悔しそうに頬を膨らませる。
「うぅ〜!引き分けは負けと同じです!もう一回!もう一回試合しましょう!」
『オレそろそろ帰るわ』
『じゃあわたしも〜。バイバーイ』
子供達は意外とドライに解散した。
良い意味で、これはただの遊びなのだ。
「それなら、決着はレースでつけましょう!」
「うん。それが良いと思う」
凱旋門賞の勝者はたった一人。
本当の決着に向けて、良い勝負をしようと約束したのだった。

ライスシャワー達と、凱旋門賞前最後に行うトレーニングは>>271(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さ)
270 : トレぴっぴ   2026/05/03 23:23:23 ID:hpthIbVaeU
スピード
271 : トレ公   2026/05/04 00:00:05 ID:NMxXEofkiY
根性
272 : ダンナ   2026/05/04 23:12:38 ID:uyaJh/7e6I
しっかり時間をかけて調整してきたおかげで、時差ボケや移動疲れは無い。
二度目の遠征という事もあり、アウェー感は無くなり極度の緊張で力を出せないという事も心配しなくて良い。
食事や言語の問題も解決している。
日本とは違う芝や独特なロンシャンのコースにも適応出来た。
「いよいよだね」
凱旋門賞は目の前。
プロジェクトL'Arcのメンバーとして研鑽を重ねてきた結果、ほとんどの課題を乗り越える事が出来た。
もはや日本のウマ娘が凱旋門賞を勝てないというジンクスは存在しない。
「今日が凱旋門賞前最後のトレーニングだ。気を引き締めていこう!」
潰せる問題は潰した。
ここまで来れば、あと必要になるのは根性だ。
最後の最後に、勝負を分けるのは勝ちたいという気持ちの強さ。
このトレーニングでその気持ちを燃え上がらせる。
「最終直線での追い比べに特化した併走をしよう。一人ずつ、順番にライスと走ってくれ」
まずはスカーレット。
抜かせない、という走りはシンプルだが手強い。
「はぁぁぁぁっ!」
「やぁぁぁっ!」
長めの直線である事を活かし、ライスが長く良い脚を使ってスカーレットをかわす。
「くあああぁっ!」
スカイがライスの内で駆ける。
策無しで勝負するための強さも持っている。
「ふっ!」
ルビーの鋭い末脚。
一瞬で加速する、短期決戦用の末脚はまるで刃だ。
「根性だ!気持ちは絶対に負けるな!」

トレーニングを見に来たのは>>273(佐岳メイまたはスピードシンボリ)
273 : お姉ちゃん   2026/05/04 23:13:38 ID:NMxXEofkiY
スピードシンボリ
274 : トレピッピ   2026/05/05 23:04:19 ID:PABI2PH77c
今日はお休み
275 : 使い魔   2026/05/06 23:09:25 ID:1a0CG2HMfQ
「皆、お疲れ様。千鍛万錬を重ねているようだな」
トレーニングに打ち込んでいると、スピードシンボリさんに声をかけられた。
偉大なレジェンドであるにも関わらず、何度もこちらを気にしてくれている。
「ますます良い仕上がりになっている。君の指導の賜物だな」
「ありがとうございます。ライスが頑張ってきた成果を見せられそうです」
ルビーとライスの併走を見てスピードシンボリさんが頷く。
かつて挑戦し、しかし叶わなかった夢。
今度こそ凱旋門賞勝利が成し遂げられるのではないかと、大きな期待を寄せてくれている。
スピードシンボリさんだけではない。
日本の多くのウマ娘やトレーナー、レース関係者、ファンが待ち望んでいる。
数少ない挑戦権を手にしたからこそ、その責任は重大だ。
「一度休憩にしよう!」
ライス達に呼びかける。
「あ、こんにちは」
ライスがぺこりとお辞儀する。
「わお、本物」
そう言えば、スカイがスピードシンボリさんに会うのは初めてだった。
276 : お姉さま   2026/05/06 23:09:30 ID:1a0CG2HMfQ
「また私と走ってくれるかな?無論、前より速くなっているつもりだ」
現役を退いてなおトレーニングを継続しているスピードシンボリさん。
かつてライスと本気の併走をした事があった。
短時間とは言え、当時のライスをギリギリまで追い詰めた走りは現役当時を思い起こさせる。
「お、お願いします!」
さっきまでと同じ形式で、レース終盤だけを切り取った併走を行う。
差しが得意なスピードシンボリさんに有利な条件だ。
「たぁっ!」
「ふっ!」
風のように軽やかな加速。
しかし洋芝を蹴るパワーも兼ね備えている。
「はは!」
走りながら笑っている。
しかしスピードは一切落ちていない。
「やはり走るのは楽しいな!あぁ、幸せだ!」
無邪気に走るスピードシンボリさん。
これが彼女の走りの本質なのだろうか。

併走の勝者は>>277(ライスシャワーまたはスピードシンボリ)
277 : トレーナー   2026/05/06 23:10:30 ID:/VNXGs2wr6
ライスシャワー
278 : トレぴっぴ   2026/05/07 23:13:54 ID:UOW.jGklbw
「くっ」
見ているこちらまでぶつかり合う圧を感じる。
強風に電気が流れているかのような、本気のオーラ。
トレーニングとは言え、今持つ全てを出し切ろうとしている。
「はぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「あぁぁぁぁぁぁっ!」
激しい末脚勝負を制したのは、ライスシャワーだった。
レース直前でライスが最高のコンディションにある事を再確認しつつも、やはりスピードシンボリさんの強さには驚かされる。
「はぁ、かはっ、ふぅ。惜しかった、な」
「だ、大丈夫ですか!?」
フラフラしているスピードシンボリさんを支える。
「ああ、ありがとう。やはり堪えるな」
命を削るような全身全霊の走り。
ライスは共に走って何を受け取ったのか。
「ライス、分かった。・・・ライス達が絶対に叶えるよ。受け取ったバトンを、ゴールに届ける!」
何度も挑み、しかし達成出来なかった悲願。
引き継がれ、重くなっていった想いが走りを通してライスに伝わった。
「君なら勝てる。私達の・・・いや、俺の夢を、託すよ」
「はい!」

ライスシャワーと話す場所は>>279(屋外または屋内)
279 : アネゴ   2026/05/07 23:14:54 ID:lLlORSZvz2
屋内
280 : トレぴ   2026/05/08 23:11:03 ID:N746zSBf7s
今日はお休み
281 : トレーナー君   2026/05/09 23:14:39 ID:x6WZaMtRCg
「いよいよ明日だな」
「うん。長かったけど、短かったような気もする」
凱旋門賞はついに明日開催される。
朝、休憩スペースでライスと話していた。
朝食前の時間をただ話すだけに使う。
それが今一番やりたい事だからだ。
「これまで色々なレースを走ってきたよね」
「デビュー戦に、デイリー杯ジュニアステークス。ダービーも。海外レースにも出たし、交流戦も何回も走った。GIも勝てた。本当に、色々走ってきたなぁ」
ライスシャワーと共に走ってきた道のりは、決して楽なものではなかった。
常に正しい選択が出来ているとは言えなかったし、常に勝たせる事も出来なかった。
それでも、一緒に駆け抜けた日々はとても有意義で素晴らしいものだったと断言出来る。
「ライスが走るのを見て、すごく多くの人が幸せな気持ちになったと思う。小さな身体で懸命に走る姿を見て勇気をもらったり、勝って喜ぶのを見て応援して良かったって思ったり、ライスから色々な感情を受け取った人はたくさんいるはずだ」
「そうなら、嬉しいな。でもね、ライスも同じくらい皆に貰ったんだよ」
282 : 使い魔   2026/05/09 23:14:46 ID:x6WZaMtRCg
レースを走るのはウマ娘。
しかしトレーナーや関係者、そしてファンの力は必要不可欠だ。
「皆の期待に応えたい。皆がライスの背中を押してくれるから、ライスは強くなれたんだ」
ライスは最初から強かった訳ではない。
むしろ弱気で引っ込み思案なウマ娘だった。
今こうして立派なウマ娘となって凱旋門賞に挑もうとしているのを見ると、改めて感慨深い気持ちになる。
「お兄さま。これからもライスと一緒にいてくれる?」
ここはただの休憩スペースのはずなのに、何故か花畑のような開けた美しい場所にいるように感じた。
「もちろん。これからも一緒に走っていこう」
ライスシャワーはきっとこの先も駆けていく。
凱旋門賞も通過点でしかないのかもしれない。
既に強くなったライスを、他でもない自分が支えていきたいと思った。

凱旋門賞当日の天気は>>283(晴れ・曇り・雨のいずれか)
283 : トレーナーさま   2026/05/09 23:15:46 ID:3ikqB8MsAo
晴れ
284 : お兄ちゃん   2026/05/10 23:14:23 ID:AlhbNITNDg
「ふぅ、晴れて良かった」
凱旋門賞当日、早朝。
外はまだ暗いが、目が覚めてしまった。
天気は予報通りの晴れ。
とりあえず濡れた洋芝で走る事は心配しなくて済む。
「おはよう。眠れなかったのか?」
「佐岳さん。・・・そうですね。ワクワクしてしまって」
佐岳さんも隣に座って風に当たる。
「はは、不安は無いみたいだな」
「つい最近まではありました。でも、今はもう完全に不安ゼロですよ。ベストは尽くしました。後はライスを信じるだけです」
不安は自信の無さの表れ。
自分達には、トレーニングやレースで積み上げた自信がある。
「頼もしいな。・・・君達にこの夢を預けて良かった。これまでの挑戦が無駄ではなかったと、君達は証明して見せた」
「佐岳さんも、です。佐岳さんが引っ張って、まとめて、助けてくれたから、ここまで来られたんです」
夢を預けたと言っているが、そうではない。
佐岳さんもプロジェクトL'Arcの一員だからだ。
「一緒に勝ちましょう!俺達の、夢を叶えるんです!」
佐岳さんの手を強く握る。
体温を通してこの熱意も伝わるはずだ。
「・・・ああ、本当に、そうだな。絶対に勝つぞ!」

凱旋門賞でのライスシャワーの枠順は>>285(1〜20番)
285 : お姉ちゃん   2026/05/10 23:15:23 ID:E3oasvGFUM
1番
286 : 使い魔   2026/05/11 23:15:20 ID:O8ivC64vMU
「・・・よし!」
ゼンノロブロイは両拳を握る。
「うん、行こう」
マンハッタンカフェは頷く。
「やったる!」
フサイチパンドラは自らの頬を叩く。
「ライスなら、出来る」
ライスシャワーは勝負服に付いている短剣に触れる。
『おおおおおおっ!』
歓声を浴び、堂々と登場する日本のウマ娘達。
今や日本のウマ娘は無謀な挑戦者ではなく対等な対戦相手だ。
『リガントーナだ!』
フランスや欧州のウマ娘も続々と現れる。
全員が強者のオーラを纏っている。
『きゃーっ!ヴェニュスパークちゃーん!』
世界最高峰のレースを前に、余裕もある。
『・・・モンジューだ』
『すげぇ』
狙うのはただ一つの頂点だ。

ライスシャワーと話すウマ娘は>>287(ヴェニュスパーク・リガントーナ・モンジューのいずれか一人)
287 : マスター   2026/05/11 23:16:20 ID:eBB95AoEP2
モンジュー
288 : アナタ   2026/05/12 23:13:17 ID:QL/4RWgveM
今日はお休み
289 : 相棒   2026/05/13 22:57:21 ID:R7VV95Yqak
「ライス、俺から言えるのは一つだけだ。・・・勝ってこい!」
「うんっ!行ってきます!」
パドックから戻ったライスをコースに送り出す。
今になって色々言う必要は無い。
互いに信じているからこそ、言葉一つで気持ちが通じ合う。
「あ」
ライスがコースへ向かっていると、あるウマ娘と目が合った。
「今日を楽しみにしていたよ、ライスシャワー」
欧州最強と言われているウマ娘、モンジューだ。
前線から退いていた彼女を呼び戻したのは、ライスを含めたウマ娘達が激しくぶつかり合い生まれた熱。
心の奥にあった炎が再び燃え始めたのだ。
「ライスが勝つよ。相手が誰だって」
最強のウマ娘に目をつけられるライス。
しかしライスは圧に押し潰されるどころか、強気に言い放った。
会話は少なかったが、炎は見せ合った。
「日本の悲願を達成する事が出来るのか!?1番ライスシャワー!」
日本に向けては、赤坂さんが実況を担当する。
聞き慣れた元気な声がアウェイ感を打ち消してくれる。
『感じさせて。燃え上がるような、熱い、熱い、走りを』
『愛するこの国に捧げます。私の走りで、希望を!』

逃げるウマ娘の数は>>290(0〜3人)
290 : マスター   2026/05/13 22:58:21 ID:DmhfRtZXm6
0人
291 : トレピッピ   2026/05/14 23:15:23 ID:hyg3Nv2wSo
「最後にモンジューがゲートに収まります。世界の頂点を決める凱旋門賞。今、スタートしました!」
スタートは揃っていた。
今回の凱旋門賞は20人立てで行われる。
人数が多ければ、それだけスタート直後はごちゃごちゃしやすくなる。
「前を行くのは3番、5番と9番。外から12番ゼンノロブロイ」
積極的に先頭を狙うウマ娘はいない。
逃げが得意なウマ娘が不在であるため、先行策を取るウマ娘が先頭に立たざるを得ない。
「大丈夫、こういう展開は何度も経験してる」
様々なレース展開に対応出来るようなトレーニングは積んできた。
ライスは焦らず自分のペースを維持している。
「後ろに固まっているか」
ヴェニュスパーク、リガントーナ、モンジュー、マンハッタンカフェが中団やや後ろに並んでいる。
きっと凄まじいプレッシャーが放たれているだろう。
「18番フサイチパンドラは普段より後ろに控えている。1番ライスシャワーの背後にいます」
外からのスタートだったフサイチパンドラが内に切り込みながら位置取る。
5、6番手にいるライスの後ろで休む形になった。
「コーナーに入り、ここから下り坂。おっと!4番ヴェニュスパークが上がっていく!」
『ここです!』
下り坂を利用して加速し、位置を上げていくヴェニュスパーク。
早めに動く事にしたようだが、これから待ち受けるフォルスストレートと最終直線のためのスタミナはあるのだろうか。
いや、彼女は勝算があるからこうしたのだろう。
「んじゃ、あたしも乗るっきゃないじゃん?」
ヴェニュスパークの仕掛けに呼応するように、フサイチパンドラも加速した。

最終コーナー突入時に前にいるのは>>292(ヴェニュスパークまたはフサイチパンドラ)
292 : 使い魔   2026/05/14 23:16:23 ID:/2mRDY32u6
フサイチパンドラ
293 : ダンナ   2026/05/15 23:06:05 ID:Ypn951rtEk
今日はお休み
294 : トレぴ   2026/05/16 23:00:23 ID:8sshA68z6Q
「勝負、です!」
ヴェニュスパークが一気に加速し、フサイチパンドラと並ぶ。
前回覇者の圧倒的な強さを観客に見せつけているかのように感じられた。
「たぁっ!」
フサイチパンドラが抜け出そうとする。
ヴェニュスパークはストライドをぴったりと合わせて対応する。
状況に応じて柔軟に走り方を変えられるのも彼女の強みだ。
「うあああっ!」
両者かなりペースを上げる。
既に2番手に並びかけていた。
「最終コーナーに入った!」
下り坂が終わり、全体のペースがやや落ちる。
併走のような一対一の競り合いは、フサイチパンドラが制したようだ。
「はぁっ、ひっ。きっちぃ〜!でもぉ!やったったぁっ!」
「ふぅ、はぁ。良い、ですね。あったまって、来ました!」
勝負の形式をきちんと決めた訳ではないが、二人は走る事を通して対話していた。
「フフ・・・熱が伝わってくるわ。思わず、触れたくなる」
リガントーナは半分無意識に脚を速めた。
「早い仕掛けだ。いつもの追込とは少し違う」

リガントーナと競り合うのは>>295(ライスシャワー・ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェのいずれか一人)
295 : トレピッピ   2026/05/16 23:01:23 ID:NnJi5kjNJ6
マンハッタンカフェ
296 : キミ   2026/05/17 23:09:00 ID:T/yv00FEbY
「・・・アナタは、陽炎で、揺らがない」
マンハッタンカフェはリガントーナが速度を上げたのを見てやや外に出た。
何かとリガントーナが重なって見えているのか。
「今日こそは、追いつく。世界の誰よりも、きっと、アナタは強い。その背中に、触れたい」
導かれるように凱旋門賞を走るマンハッタンカフェ。
リガントーナの背後にぴったりとつけた。
「いや、もっとだ」
マンハッタンカフェのトレーナーはその先の動きを読んでいた。
大外からリガントーナに並びかける。
今日の彼女は誰かの背中から伸びる影ではない。
「静かで、暗い。それなのに、熱い」
リガントーナは隣から感じる熱を浴びて笑う。
「6番リガントーナと11番マンハッタンカフェが上がっていく!1番ライスシャワーに迫る!」
状況が次々と変わるが、ライスはまだ動かない。

ライスシャワーがマークするウマ娘は>>297(フサイチパンドラ・ヴェニュスパーク・マンハッタンカフェ・リガントーナ・ゼンノロブロイ・モンジューのいずれか一人)
297 : アネゴ   2026/05/17 23:10:00 ID:eU9R7p/5fc
モンジュー
298 : ダンナ   2026/05/18 22:57:37 ID:JXOBEodDW2
「フッ。盛り上がってきたじゃないか」
モンジューはこれまで全ての展開を、自分を引き立てる演出であるかのように思っているようだ。
他人を見下すタイプではないが、自分の強さは絶対だと思っている。
「はぁぁぁぁっ!」
モンジューが動き出した。
後ろの方から迫る空気の重さがウマ娘達を萎縮させる。
『師匠にだって、邪魔はさせません!』
ヴェニュスパークも加速する。
それに反応してフサイチパンドラも加速した。
『ふふ、嬉しいわ』
リガントーナは踊るように走る。
フォームを変化させ、より荒々しく豪快な走りとなる。
マンハッタンカフェはリガントーナを抑え込むように外側を位置取り続ける。
「く」
ライスがリガントーナ達に抜かれてしまった。
その後ろ、つまりライスの隣にモンジューが上がってくる。
「追ってきたまえ!そして競い合おう!ライスシャワー!」
そう言い残してさらに先へ行ってしまった。
置いていかれた形になったライスだが、その眼差しには強い光が灯っていた。
その光は、モンジューただ一人を見つめていた。

日本で応援しているウマ娘は>>300(ゴールドシップ・エルコンドルパサー・オルフェーヴル・イナリワン・マヤノトップガンのいずれか一人)
299 : アネゴ   2026/05/18 22:58:37 ID:UAQtnT8N5s
イナリワン
300 : お兄ちゃん   2026/05/19 00:00:05 ID:GzJqbk9QHU
マヤノトップガン
301 : お姉ちゃん   2026/05/19 23:01:52 ID:7oBOK0rSh6
「ご、ごくり」
日本。
自室で凱旋門賞を観戦していたマヤノトップガン。
日本時間は夜11時過ぎなので、リアルタイムで観ているウマ娘は少ない。
「ここでモンジューが動いた!先頭集団目がけて加速する!」
マヤノトップガンは食い入るように中継を観ている。
かつて自分と戦ったライバルが、世界の舞台で最高峰のレースを繰り広げている。
ジャパンカップもレベルの高いレースだが、やはり海外レースとは違う。
「ほんと、キラキラしてるなぁ。マヤも、いつか・・・!」
ここで、リガントーナが速度を落とした。
表情に大きな変化は無い。
『はぁっ!』
一瞬息を入れて、再び加速し直した。
「えーっ!?」
「おー!今度ボクもやってみよっと!」
ライス達が成長している間、リガントーナもまた成長していた。
走り方の幅が広がっている。
「ライスさん、頑張れ。負けないで」
祈るように言った。
マヤノトップガンだけではない。
日本中が挑戦者の勝利を願っている。
遠く離れた場所からでも、応援の力はきっと届く。

最終直線突入時に先頭にいるウマ娘は>>302(フサイチパンドラ・ヴェニュスパーク・マンハッタンカフェ・リガントーナ・ゼンノロブロイ・モンジューのいずれか一人)
302 : 貴方   2026/05/19 23:02:52 ID:GzJqbk9QHU
モンジュー
303 : お兄ちゃん   2026/05/20 22:40:31 ID:nLbOsYH33g
今日はお休み
304 : マスター   2026/05/21 23:04:21 ID:TqmLFVgDCg
「フォルスストレート、偽りの直線に入る!先頭は3番。続いて12番ゼンノロブロイ。1バ身離れてフサイチパンドラとヴェニュスパーク!さらにリガントーナとマンハッタンカフェ!その外からモンジュー!」
「全体的に仕掛けが早いな」
佐岳さんが歯噛みする。
本来、差しが得意なウマ娘が既に前方にいる。
かかっている訳ではなく、今回は上がっていくプランを選んだというだけの事だろう。
いずれにしろ、ここからさらに伸びるのは間違いない。
「行くぞ!」
モンジューが強く踏み込む。
クッション性が高いはずのバ場が砕けて飛び散った。
「うあああっ!」
フサイチパンドラが追いかけようとするが、加速し切れない。
隣にいるヴェニュスパークも同様だ。
『いつの間にか、脚がっ!?』
近くにモンジューがいるというだけで、無自覚に体力を消耗してしまう。
師匠の走りを見慣れているはずの弟子でさえ、本気のオーラを浴び続ければそうなるのだ。
『そうこなくちゃ、ね』
リガントーナは続けて加速する。
しかし差がなかなか縮まらない。
「譲りま、せん」
マンハッタンカフェが外側を塞いでおり、抜け出しにくい位置を走らざるを得ないからだ。
マンハッタンカフェは自分が確保した最適なコースを走り続ける。
「最終直線を先頭で駆け抜けてきたのは、モンジュー!モンジューだ!」
「はぁぁぁっ!」
「くっ!たぁぁぁぁっ!」
すぐ後ろをゼンノロブロイが追う。
一度抜かれてしまったが、気力の炎はまだ消えていない。
「おおっと!?なんと後ろからライスシャワー!1番ライスシャワーが飛んできた!」

ライスシャワーとモンジューが並ぶのは>>305(残り400mまたは残り200m)
305 : トレぴ   2026/05/21 23:05:21 ID:tObiVAd/CM
残り400m
306 : あなた   2026/05/22 23:18:10 ID:fng70/2LO.
「っ」
「来た!」
「行っけーっ!」
「ライスゥゥゥッ!」
ここまでよく耐えた。
焦らず体力を温存し続けたのは今この時のためだ。
全力でモンジューを追う。
「ライスがこの手で、この脚で、勝つんだ。勝って皆に、幸せを届けるんだ!」
鬼気迫る勢いでぐんぐん加速していく。
「それを待っていた」
すぐ後ろのゼンノロブロイ、やや離れたリガントーナとマンハッタンカフェ。
そして迫るライスシャワー。
モンジューは後ろをちらりと見て、笑った。
「もう、少しっ!なの、に。うあああっ!」
ゼンノロブロイがやや後退する。
それと入れ替わるように、ライスがモンジューに並ぶ。
「残り400!ライスシャワーがついに世界に並んだ!」

一着と二着のウマ娘の着差は>>307(ハナ差〜2バ身)
307 : トレーナーちゃん   2026/05/22 23:19:10 ID:RWI8vzRrVc
ハナ差
308 : お兄ちゃん   2026/05/23 23:12:40 ID:1v5QtrDfVE
『ああああっ!』
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
モンジューに食らいつくのはライスシャワーただ一人。
残り400mで、この競り合いに決着をつけなければならない。
「残り300!」
まだ少しだけモンジューが前にいる。
ライスは限界を超えて力を使っている。
いつ燃え尽きてもおかしくない。
心配な気持ちはあるが、止める事は出来ない。
どれだけの痛みが伴っても、彼女は夢のために走るだろう。
「勝て!勝て!勝て・・・っ!」
「残り200!モンジューはまだ粘る!」
ほんのわずかだが、差は縮まっている。
モンジューにも王者の余裕は無く、全身全霊で走っている。
「これで、終わりだ!」
モンジューがさらに力を振り絞る。
正真正銘、これが最後の力だろう。
「残り100!ライスシャワーが並んだ!」
「うああああああっ!」
ライスもさらに加速した。
もはや気力の強さだけで速くなっている。
勝ちたいという気持ちが、ライスを動かす。
「モンジューか!ライスシャワーか!モンジューか!?ライスシャワーか!?二人並んでゴールイン!」
ほとんど同着。
あるとすれば、ハナ差。
「勝ったのは・・・ライスシャワーだぁぁぁぁっ!」

ライスシャワーは倒れるか>>309
309 : お姉さま   2026/05/23 23:13:40 ID:McvIYjI71g
倒れそうになるが、何とか堪える
310 : アナタ   2026/05/24 23:04:59 ID:5Km2m.jrqM
「はぁ、はぁ、かはっ」
ライスはゴールしてしばらくは、呼吸に精一杯だった。
ライバルの姿や掲示板を見る余裕も無いくらい、力を使ってしまっていた。
「おおおおおおおおお!」
観客の声が何を意味しているのかも理解出来なかった。
ただの大音量としか認識出来ていない。
「良いレースだった」
モンジューがライスに手を差し伸べる。
ライスは何とか手を取った。
「見ると良い。これが世界の頂点から見える景色だ」
数多の観客、激戦を終えたライバル、見守っている仲間。
そして掲示板には、1番が一着という表示。
「ライスが、勝ったんだ・・・」
ついに自覚する。
自分が勝ったのだと。
「そっか。うぅ、ライスが」
長い努力の道を越え、ライスシャワーが凱旋門賞を勝利した。
「ライス!ライスぅぅっ!」
「お兄さま・・・」
安心したのか、ライスの身体から力が抜ける。
そのまま意識が飛んでしまうかと思われたが、何とか堪えた。
最後まで堂々とした姿を見せるという意地が、ライスを倒れさせなかった。
「やった!やったな!うぉぉぉぉぉっ!」
「うんっ!ライス、ライスね、勝てたよ!」
強く抱き合う。
とてつもない力が秘められた小さな身体。
ありったけを出し切ったライスの身体は炎のようにとても熱かった。
惜しみない拍手と歓声が、シャワーのように降り注いだ。

ライスシャワーと話すのは>>311(佐岳メイ・スピードシンボリ・ハッピーミークのいずれか一人)
311 : アナタ   2026/05/24 23:05:59 ID:SwoemBzKVI
ハッピーミーク
312 : 貴方   2026/05/25 22:54:42 ID:CbDWk7Z2pw
今日はお休み
313 : 相棒   2026/05/26 23:11:35 ID:hdZCpYUJRU
「おめでとうございます」
「絶対勝てるって信じてました!」
「ほんと、すごいですよ。ほんと」
チームの仲間からの祝福。
「よく頑張った!うぐ、やっと、やっと掴んだんだな・・・!」
佐岳さんを始めとしたプロジェクトL'Arcのメンバーも、自分の事のように喜んでくれている。
疲れ切ったライスの負担も考え、一度控え室に戻ってゆっくり休ませる事にした。
「はひゅぅ」
激戦を終えてもしばらくは休めなかったが、やっと一息つかせてあげられる。
マッサージなどのケアを行いつつ、取材対応の準備もする。
「失礼します」
ドアがノックされた。
知っている声だったので、入ってもらう事にした。
「ミークさん」
ハッピーミークと桐生院葵トレーナーだった。
「おめでとう。すごかった」
「最終直線での走りを思い返すと心が熱くなります!感動をありがとうございます!」
直前の怪我で凱旋門賞出走を諦めざるを得なかった二人。
走れなかった者の想いも背負って、一緒に挑んだレースだった。
「ありがとう。私の想いもゴールに届けてくれて」
「ううん。ライスこそ、皆が想いを託してくれたから頑張れたんだ。だから、ありがとう」
優しく笑い合う二人。
「トレーナーさん、次は私達が勝ってみせますから!」
「頑張って下さい!・・・でも、俺達が次も出るかもしれませんよ。そうなったら、譲りません!」

ウイニングライブに参加する人数は>>314(3人・7人・20人のいずれか)
314 : アネゴ   2026/05/26 23:12:35 ID:.iEqyWLJ/Y
20人
315 : トレーナー君   2026/05/27 23:08:25 ID:zJIbx.FSag
「行けそ?ライスセンパイ」
7着だったフサイチパンドラがライスを心配する。
ウイニングライブはレースから少し後に行われるが、疲労は当然残っている。
大変ではあるが、ウマ娘達は決して手を抜かない。
ウイニングライブは応援してくれた人達への感謝を伝えるためにあるからだ。
「うん、大丈夫」
「アナタは大きな光となりました。光を絶やさぬためにも、ご無理なさらないよう」
マンハッタンカフェは4着。
リガントーナとの競り合いには勝利した事になる。
『準備出来たよー』
『チッ、次はセンター獲るからな』
ウイニングライブは出走ウマ娘全員でパフォーマンスを行う。
勝者はたった一人だが、レースは全員で作り上げたものだ。
「英雄の凱旋です!皆さんがライスさんを待っていますよ!」
ゼンノロブロイは3着。
ライスと同じくらい長くモンジューと競り合っていた。
「行こう!」
ライスを先頭に、ステージに上がる。
「遥か彼方 願いの先信じた」
全員がファンへ想いを届けるため、堂々と歌う。
「栄光の門へと」

日本へ帰国するのは何日後か>>316(3〜7日後)
316 : アナタ   2026/05/27 23:09:25 ID:OX1d2z2F76
5日後
317 : あなた   2026/05/28 22:40:01 ID:7OyXD9RVdE
「乾杯〜!」
祝勝会兼お疲れ様会は盛大に行われた。
凱旋門賞を終え、プロジェクトL'Arcの活動は一区切りとなる。
全員がそれぞれの目標に向け頑張ってきた日々を労う。
「帰国は五日後!それまでは心と身体を休めるも良し!海外生活を最後まで満喫するも良し!次の目標に向かってトレーニングするも良し!自由に過ごしてくれ!」
「よっしゃ〜!遊びまくったる〜!」
「ライスはどうするの?」
ハッピーミークに尋ねられる。
「まずはお休みだって。でも、ちゃんと疲れが取れたら一日だけ遊んでも良いって言ってたんだ」
ライスは巨大なモンブランを食べながら返す。
「久しぶりに、お兄さまと二人で出かけたいなって」
「わぁ、良いですね!」
ゼンノロブロイが目を輝かせる。
「どこか行きたいところなどは、あるのですか?」
「ううん、まだ何にも決めてなくて。どこが良いのかな?」

出かける場所について助言をもらう相手は>>318(佐岳メイ・フサイチパンドラ・ハッピーミーク・ゼンノロブロイ・マンハッタンカフェのいずれか一人)
318 : ダンナ   2026/05/28 22:42:01 ID:E7OAHtPB6Q
佐岳メイ
319 : 貴様   2026/05/29 23:05:58 ID:ur6pZX8teA
「トレーナーとどこに行くべき、か」
ライスは佐岳メイに相談しにいった。
いつでもサポートしてくれる頼れる存在に、助言を貰おうと考えたのだ。
「前、猫カフェに行った時はかなり楽しそうだったな。そういう癒しスポットが良いんじゃないか?」
フランスのトレーナーが頻繁に出入りする猫カフェへ潜入した時の事を思い出していた。
「それと、身体を動かすのも好きだし、公園でスポーツでもしてみるのも良いかもな」
複合遊戯施設でアミューズメントなどを色々と遊んだ経験もあった。
「シャンゼリゼ通りを散歩した事もあったか。はは、あの時は赤坂さんと偶然会ったな」
「・・・わぁ。ライスの知らないところでいっぱいお出かけしてたんだね」
ライスは呟いた。
「でも、参考になったかも。ありがとう!」
「ああ!プロジェクトL'Arc以外でも、気軽に頼ってくれ!」
ライスはある場所を思いついた。
早速誘いに行く事にした。
「お兄さま。この日、一緒にお出かけしたいな。一緒に行きたいところがあるの。良い?」
「ああ。もちろん」
三日後なら、レースとライブの疲労もそれなりに取れているだろう。
パリの街を去る日も近い。
最後の思い出作りをしよう。

三日後の天候は>>320(晴れ・曇り・雨のいずれか)
320 : 相棒   2026/05/29 23:06:58 ID:0JUxvdPwUE
晴れ
321 : トレーナーさま   2026/05/30 23:06:45 ID:rG5bmdHR.g
「良い天気だな」
「うん。晴れて良かった」
昨日までの雨もすっかり止み、爽やかな快晴。
こういう時は雨になる事が多かったが、最近はそれほどでもない。
もしかすると、ライスの不幸体質は自身の力で吹き飛ばしてしまったのかもしれない。
「これで、パリの街ともお別れか」
「しばらくいたのに、もっといたくなっちゃうよね」
最初は慣れない海外生活に不安を感じていたが、今では道を聞かれても答えられるくらいに馴染んでいる。
とは言え、日本に早く帰りたい気持ちもある。
「見えてきたな」
今日の目的地は、ライスが提案してくれた場所。
プロジェクトL'Arcを締めくくるに相応しい場所とは。
「凱旋門!」
エトワール凱旋門。
12本の通りの中心に、星のように存在している。
各部に施された彫刻も美しい。
「登ろうか」
料金を払えば、屋上展望台まで登る事が出来る。
「やっぱり、登ってみると気持ちいいね」
「ああ。頑張って良かったな」

ライスシャワーの凱旋ライブを行う場所は>>322(東京・中山・阪神・京都のいずれか)
322 : トレピッピ   2026/05/30 23:08:00 ID:Rv2hYFurzI
京都
323 : あなた   2026/05/31 22:50:52 ID:wmd1ZGFtkY
今日はお休み
324 : ダンナ   2026/06/01 23:09:44 ID:qRX0khM3D6
「ところで、ライス。日本での凱旋ライブが決まったぞ」
ここ数日、取材やイベントの出演の依頼がひっきり無しに来ている。
凱旋ライブをしないかという提案は、ライトハローさんからだった。
日本のファンに向けて改めて感謝を伝える良い機会だろう。
「京都レース場を使って、大規模にやるんだ。プロジェクトL'Arcメンバーの皆も参加してもらおうと思ってる」
「わぁ、すっごく良いと思う!ライス、やりたい!」
京都レース場と言えば、天皇賞・春。
マヤノトップガンとの激戦も、昨日の事のように思い出せる。
「次はどこに行こうか」
その後は、凱旋門の上からも見えたエッフェル塔やセーヌ側沿いに脚を運んだ。
パリの街をのんびり歩きながら、景色を目に焼き付けたのだった。
「帰ったら忙しくなりそうだな」
「そうだね。でもちゃんと頑張るよ!せっかく勝てたんだから、皆に恩返ししないとだもん!」
勝者の凱旋。
目標は達成したが、その後もやるべき事はたくさんあるのだ。

空港に見送りに来るウマ娘は>>325(ヴェニュスパーク・リガントーナ・モンジューの中から1〜3人)
325 : ダンナ   2026/06/01 23:10:44 ID:0D9Tfk.bw.
3人共(ヴェニュスパーク・リガントーナ・モンジュー)
326 : トレ公   2026/06/02 23:11:05 ID:HWjJ8wSZJo
ついに日本へ帰国する日がやって来た。
二度目の海外遠征だが、初めての経験も多く積む事が出来た。
充実した日々だった。
「うぅ、サビシイ、です!フランスに残って、もっと一緒に走りましょう!」
空港では、凱旋門賞で激闘を繰り広げたライバルが見送りに来てくれていた。
ヴェニュスパークは前回の凱旋門賞で立ちはだかった。
リガントーナはジャパンカップに乗り込んできた。
モンジューは凱旋門賞のために表舞台に舞い戻ってきた。
三人とも強敵だったが、それと同時に、同じように頑張る仲間でもあった。
「これを。また、熱を感じ合いましょう」
リガントーナが手渡してきたのは、温泉水を使用した化粧水だった。
代表してライスが受け取る。
「わぁ、ありがとう!帰ったら早速使ってみるね!」
リガントーナは微笑んだ。
「私からはこれだ。生憎、これしか思いつかなかったのでな」
手渡されたのは、手紙のようなもの。
大きな文字、日本語でこう書いてあった。
「・・・果たし状?」
「今度は日本のレースに挑戦するつもりだ。リベンジさせてもらうぞ。フッ、少し気は早いがな」
「ら、ライス、次も負けないよ!」
こうしてフランスでの日々が終わったのだった。

凱旋ライブの打ち合わせを行う場所は>>327(学園外のどこか)
327 : お姉さま   2026/06/02 23:12:05 ID:y5cx0oIauA
いつもの街が見下ろせる高台の喫茶店
328 : トレーナー   2026/06/03 23:00:43 ID:9g9zOpWjWk
「おかえり!」
「お疲れ様!」
「おめでとうー!」
日本に降り立つと、熱烈に出迎えられた。
取材陣の勢いに負けないように、何とか堂々と受け答えをした。
ライスに取材対応の負担はあまりかけたくない。
「ふぅ、疲れた・・・」
「最近ずっと忙しそうね」
「たまには息抜きしたらどうです〜?」
スカイに提案される。
「そうだな。ちょっと散歩でもしてくるよ」
「ライスもついていって良い?」
「ああ、良いぞ」
行き先はランニングなどでよく通る小高い丘。
頂上にある喫茶店からは街全体を見下ろせる。
「すごく久しぶりに感じるね」
「ああ。やっぱり良い景色だ。晴れて良かったな」
「あら?トレーナーさん?」
喫茶店の前でたまたま出会ったのは、なんとイベントプロデューサーのライトハローさんだった。
ライス達のための凱旋ライブを、短期間で用意してくれている。
「ハローさん!こんなところで会うなんて偶然ですね!」

ライトハローが注文するものは>>329(飲み物またはスイーツ)
329 : トレーナー   2026/06/03 23:01:43 ID:nCIBX8E2jo
水出しアイスコーヒー
330 : トレーナーさん   2026/06/04 22:56:53 ID:AjbwM3skuw
今日はお休み
331 : トレーナー   2026/06/05 23:08:11 ID:n0QQ65eBd.
偶然居合わせたハローさんと同席する事になった。
「水出しアイスコーヒーでお願いします」
「水出し?って何か普通のと違うの?」
ハローさんが注文したのは、水出しアイスコーヒーだった。
この時期にしてはやや気温が高かったからアイスにしたのだろうか。
「普通のコーヒーは熱湯を使って抽出するんですが、代わりに冷水で抽出する事も出来るんです。じっくり時間をかけるので、渋みが出にくくてすっきりと飲めるんですよ」
「へぇー・・・!」
「詳しいんですね」
ただ飲むのが好きなだけではこれほど詳しくはなれないだろう。
「実は、以前音楽とコーヒーを掛け合わせたイベントを開催した事があったんです。そのために勉強していたら、どんどん好きになって」
イベントプロデューサーとして、様々な仕事をしてきたようだ。
今回の凱旋ライブも安心して任せられる。
「ライブの準備も順調です。あ、そう言えばここの演出なのですが・・・」
三人でライブの打ち合わせを行う。
ライスはハローさんと同じく水出しアイスコーヒーを注文していた。
「ほんとだ、すっきりして飲みやすい!」
「コーヒーも奥が深いですね」
その後もライブの演出について話し合った。
準備は着実に進んでいる。
ライスの晴れ舞台が待ち遠しいばかりだ。

ライブのリハーサルを見学するのは>>332(佐岳メイまたはスピードシンボリ)
332 : モルモット君   2026/06/05 23:09:11 ID:LPuLIYHolM
スピードシンボリ
333 : トレぴっぴ   2026/06/06 23:20:11 ID:Ug.AB2yUhU
「そっち、もうちょい照明下げてー」
「立ち位置はオッケーです!」
「機材早くセッティングしちゃって〜」
今日は凱旋ライブのリハーサル。
ライス達と一緒に参加していた。
「夢の先まで」
ライスの出番は3回。
プロジェクトL'Arcメンバー全員での曲。
凱旋門賞出走メンバーでの曲。
そしてライスのソロ歌唱曲。
それぞれの練習と調整をしていると。
「やあ。元気にしていたかな」
「わ、スピードシンボリさん!?」
日本のウマ娘による海外挑戦の先駆け的存在、スピードシンボリさん。
これまで何度もこちらを気にかけてくれている。
このリハーサルにも顔を出しに来てくれたようだ。
「おめでとう。そしてありがとう。私の、私達の、悲願を達成してくれて。・・・ああ、ダメだな」
スピードシンボリさんの目元には涙が浮かんでいた。
「歳を取ると涙脆くなる。すまない。・・・本当に、嬉しかったから」
「勝てたのは、これまで挑戦した人達が色んなものを託してくれたから、です。だから、こちらこそ、ありがとうございます」
「もちろんライスは頑張ってくれましたが、ライスだけでは届かなかったと思います。日本のウマ娘皆で掴んだ勝利です!」
日本初の偉業は、レース界の歴史の上に成り立っている。
「・・・そうだな。・・・ライブ、楽しみにしているよ」

リハーサルの完成度は>>334(80〜99%)
334 : アナタ   2026/06/06 23:21:11 ID:I3TcidN9DY
85%
335 : アナタ   2026/06/07 23:10:46 ID:S/biYIE1UM
「はいっ!お疲れ様でしたー!」
リハーサルは無事終了した。
大きな動きに問題は無かったが、いくつか修正点は見つかった。
「うーん、やっぱり難しいなぁ」
ライスが首を傾げる。
せっかくのライブだ、やるからには完璧にしたい。
「ライス、修正するところをリストアップしておいたぞ。とりあえず15個だな」
「ふぇぇ・・・」
大変ではあるが、ライスは根気強く練習を繰り返した。
「ライスさん!一緒に練習しませんか?」
ゼンノロブロイらプロジェクトL'Arcメンバーとも協力しながら、一つ一つ修正していった。
そして、ついに凱旋ライブ当日。
「ライスさん、リラックスですよリラ〜ックス」
「これまでの努力を信じれば良いのです」
「一番目立っちゃって下さい!」
少し緊張して見えるライスの背中を押す。
「頑張れ!ライス!」
「うんっ!」

トークを入れるタイミングは>>336(最初または一曲目の後)
336 : アンタ   2026/06/07 23:11:46 ID:8h3qVUCpzc
一曲目の後
337 : あなた   2026/06/08 23:05:45 ID:1UbuS6sUAo
今日はお休み
338 : トレーナーちゃん   2026/06/09 23:08:02 ID:sBV62b7.GE
「いつか笑える 最高だけ目指していこう」
「I believe 夢の先まで」
ライブはMake debut!から始まった。
始まりを告げる曲として、これ以上のものは無い。
「皆さん、今日は来てくれてありがとうございます!」
「プロジェクトL'Arc、たくさん応援してくれたお返しにぃ」
「私達から、感謝を込めた、ライブをお届けします」
「楽しんでいって下さい!」
ライスの言葉に呼応するように、観客が沸いた。
このライブのためにはるばる京都までやって来たファンも多くいるはずだ。
それほどまでに、プロジェクトL'Arcはロマンを見せてくれた。
「最初の曲は、Make debut!という曲、でした。楽しんでくれましたか?」
「おおおお!」
一曲目のセンターを飾ったハッピーミークが語る。
「どんなに強いウマ娘も、まずはメイクデビューからその道が始まります」
伝説の第一歩は、ありふれたデビュー戦。
そこからそれぞれ羽ばたいていくのだ。
「デビューしてからの私達の道も、伝えます。2曲目は・・・」

ライスシャワーの次の出番は>>338(2〜5曲目)
339 : アナタ   2026/06/09 23:09:02 ID:Hyd8T9XXiE
4曲目
340 : お兄ちゃん   2026/06/10 23:10:44 ID:9oiKCLCL9.
オープニングトークを終え、セットリストを進めていく。
元々ウイニングライブでパフォーマンスする曲が多い。
「誰より今 強く駆け抜けたら」
「一番先で笑顔になれる」
同じ曲でも、演出方法が変われば違った仕上がりになる。
ウイニングライブとは違うステージに合わせ、振り付けやフォーメーションは調整されている。
「宿命の旋律も」
「引き寄せてみせよう」
盛り上がりは早くも最高潮。
ライスの出番はこの次の次なので、盛り上がりを維持したまま出番を迎えられそうだ。
「やっと逢えたこの瞬間」
「素直にありがとう」
ライスは深呼吸をした。
「ふぅ。頑張るぞ」
出番が近付き、緊張を何とか制御しようとする。
世界一を決めるレースを制しても、ライスは根本的に臆病なままだ。
しかし、怖くても挑戦しようとするその姿に、人々は勇気をもらっているのだ。

ライスシャワーが歌唱するのは>>341(全体曲またはソロ曲)
341 : トレーナー君   2026/06/10 23:12:44 ID:hxLP5Y7ZPE
ささやかな祈り
342 : アナタ   2026/06/11 23:14:29 ID:cdtZLmaHeA
「おおおおおおお!」
ライスが再びステージに上がる。
他の出演者はいない。
今だけはライスが全ての歓声を独り占めしている。
「この曲にはね、ライスの気持ちをたくさん込めてもらったんだ」
帰国後、早い段階で作曲のオファーがあった。
ライスの走りが感動と熱意を与えたのだ。
「皆にも、聞いてほしいな。・・・ささやかな祈り、です」
しっとりと落ち着いた曲調。
ペンライトが花のようにゆっくりと揺れる。
「ねぇ、三日月あなたも 迷う時があるの?」
優しい歌声が心を撫でる。
「私のささやかな祈り今 大空に放り投げた」
ライスは誰かのために走る。
日本で初めての偉業を掴み、幸せを届けた。
幸せな気持ちが歌声と混ざり合う。
「もう 泣かないよ」
弱かった心は、優しさをそのままに強くなった。
ライスは正真正銘、人々を幸せをするウマ娘になったと実感した。

最後に披露する曲は>>343(L'Arc de gloireまたはうまぴょい伝説)
343 : トレーナーちゃん   2026/06/11 23:15:29 ID:FI8uAJGMNo
うまぴょい伝説
344 : キミ   2026/06/12 22:56:56 ID:34yp4D6MD.
今日はお休み
345 : 貴方   2026/06/13 23:02:18 ID:zxFRSmV2RQ
「栄光と勝利の輝き 嗚呼手にしたいよ」
凱旋門賞非出走メンバーによるL'Arc de gloireのパフォーマンスを終え、ついに最後の曲へ。
「最後を締めくくる曲と言えば・・・決まってますよね!」
「はい!やっぱりこの曲じゃないと!」
ハローさんと意見が合った。
きっと出演者やファンも同じ事を考えていただろう。
「位置について よーい ドン!」
うまぴょい伝説はハチャメチャに盛り上がれる曲。
ほとんどのライブでラストを飾る定番曲だ。
「きょうの勝利の女神は あたしだけにチュゥする」
センターはライスシャワー。
夢を掴んだライスが中心となり、ファンへ元気と勇気を与えるのだ。
「きみの愛馬が!」
ステージを広く使い、会場の空気を動かす。
観客も一緒に走り出しそうだ。
「うーーFight!」
気付けば涙が流れていた。
ライスと共に頑張ってきたプロジェクトL'Arcの日々が、まさしく今、このうまぴょい伝説で締めくくられたのだ。

ライブ後に話すのは>>346(佐岳メイ・ライトハロー・スピードシンボリのいずれか一人)
346 : 使い魔   2026/06/13 23:03:18 ID:vJL9zILFc.
ライトハロー
347 : トレーナーさま   2026/06/14 23:14:23 ID:pawWapVVoc
「みんなー!ありがとー!」
「おおおおおおおっ!」
凱旋ライブを終えて少しして、ライスが控え室に戻ってきた。
「お疲れ様!最高のライブだった!」
「ありがとう!頑張って練習したから、上手くいって良かった!」
リハーサルで見つかった改善点を着実に潰していき、完成度を高めていった。
地道な努力はレース以外でも結果に繋がる。
「お疲れ様でした!グランドライブにも負けないくらいの素晴らしいライブになりましたね!」
ハローさんが息を荒らげながら言う。
まるで観客の一人として楽しんでいたかのように興奮している。
「ハローさんが頑張ってくれたおかげでもありますよ。やっぱりハローさんにお願いして良かったです」
凱旋ライブが決まったのは凱旋門賞勝利後。
スケジュールに余裕が無い中、ここまでのライブを開催出来たのはやはりハローさんの力量による部分も大きい。
「そうだ!打ち上げをしましょう!美味しい料理と・・・あとお酒もたくさん用意して!あ、もちろん未成年には別の飲み物を・・・」
「はは、相変わらずですね」
「わぁ!皆でご飯!楽しみ!」

打ち上げで食べる料理は>>348(複数人でシェア出来るもの)
348 : お姉さま   2026/06/14 23:16:23 ID:Ge2wJl9UUk
鉄板焼きそば
349 : あなた   2026/06/15 23:11:27 ID:h7z6wFP/3.
今日はお休み

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