【微閲覧注意】シン・ウマ娘サバイバルホラー~洋館から脱出せよ!~
1 : 今度は削除されないよう気をつけます・・・   2024/05/06 11:18:35 ID:wv84T33FKE
サトノグループのビデオゲーム部門が制作したVRホラーゲームが、モニター試験のために再びトレセン学園へと持ち込まれた

『前回はバグが多く見受けられましたので、今回はそれらを取り除いた、全年齢寄りの改良版です!』
『今回こそ最初にクリアした人には、サトノグループから特別なプレゼントがあります!』

サトノダイヤモンドが発したこの一言により、素人からゲームマニアまで。こぞって挑戦するウマ娘達。果たして特別なプレゼントは誰の手に渡るのか!?
今、ウマ娘達の挑戦が始まる!
617 : お前   2024/08/18 10:15:58 ID:Vxjixp7u5o
ヴィブロスかなり粘ってるのに階層進んでないのよな・・・。

もしかして、このままこのスレ完走しちゃうのか・・・?
618 : 99ターン目   2024/08/18 10:45:47 ID:wNxFSyEkro
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値44-防御力12+精神力0=32のダメージ!)
(リザードマンの残りLP82→50)

「行っけぇっ!」

これまでに見てきた個体と比べると痩せこけているリザードマン目がけて、ヴィブロスはピストルを撃つ
放たれた銃弾は立て続けに命中し、リザードマンにダメージを与えるのだった

619 : 100ターン目   2024/08/18 11:03:50 ID:wNxFSyEkro
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値14-防御力41-精神力0=27のカウンターダメージ!)
(リザードマンの残りLP50→23)

「syaaaa!!」
「残念、はずれ~!」

銃撃された事実に怒りを覚えたのか。リザードマンは目を血走らせながら爪を繰り出す
しかしヴィブロスはそれを巧い具合に盾で受け流し、体勢を崩した所へ的確にダメージを与えるのだった

620 : 101ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)   2024/08/18 11:09:55 ID:wNxFSyEkro
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値47-防御力12+精神力0=35のダメージ!)
(リザードマンの残りLP23→0)
(リザードマンを倒した!)

「それっ!」
「!?」
「そしておまけにどーん!!」

銃撃で怯んだリザードマンに、さらに追撃を撃ち込むヴィブロス
彼女はその場から助走を付けて跳び上がると、彼目がけてドロップキックをお見舞いしたのだ
想定外の一撃をまともに食らい、リザードマンは吹っ飛ばされながら消滅するのだった

621 : 102ターン目(今回の分です)   2024/08/20 11:36:25 ID:2H4mO4mtBs
「・・・本格的に迷った・・・?」

あれからしばらく探索を続けていたヴィブロスだが、未だに展示室から移動することができないでいた
見取り図で見れば、この部屋そのものはそれほど広くはない
だがゲームシステムによって次から次へと新たなスペースが作られていき、終わりのない迷路が形成されていくのだ

「あ、ドアみっけ!」

一応、違和感の無いように窓やドアの類いは適度に配置されるのだが・・・

「あれ? 開かない? 押すのが駄目なら引いてみでぇ”っ”!?」

ほぼ全て、“ニセモノ”である

(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値分、行動不能に!)
(今回は6ターンの間、攻撃と防御ができない!)
(更に盾が使えないので、防御力30ダウン! 精神力で堪えることもできないぞ!)
(ヴィブロスの防御力41→11)

622 : 103ターン目   2024/08/20 11:38:33 ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと6ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)

「しびればびれぶぅ~・・・」

623 : 103ターン目   2024/08/20 11:40:33 ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと5ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(ヴィブロスはトラップにかからなかった!)

「あ・・・(アレって、スイッチ? ふこーちゅーのさいわいだよぉ・・・)」

624 : 104ターン目   2024/08/20 11:43:32 ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと4ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)

「う・・・少しは楽になってきた・・・?」

625 : 104ターン目   2024/08/20 11:44:47 ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと3ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)

「手・・・オッケー。脚・・・大丈夫・・・」

626 : 105ターン目   2024/08/20 11:45:57 ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(ヴィブロスはトラップにかからなかった!)

「・・・あれ? 何もない?」

627 : 106ターン目   2024/08/20 11:52:09 ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)


「少しは動ける・・・かな・・・」

電撃を喰らってからも幸運なことに、ヴィブロスは無事だった
身体のしびれも収まりつつあったので彼女は這いずりながら、取り落としていたピストルへ手を伸ばそうとする
だがその前に、彼女の感覚は違和感を感じ取っていた

「・・・いる!」

ゆっくりと視線を前へ向けると、廊下の角から別の何かが近づく影が見えた
不自然なまでに動くツタに、生物の頭のような花弁。キラープラントだ

(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)

628 : 106ターン目   2024/08/20 11:54:08 ID:2H4mO4mtBs
「まだ・・・間に合う・・・!」

(LP78、攻撃力47、防御力30)
(次のレスより、戦闘開始!)

629 : 107ターン目   2024/08/20 11:59:07 ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスは身体のしびれが取れた!)
(ヴィブロスの防御力11→41)
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値40-防御力30+精神力0=10のダメージ!)
(キラープラントの残りLP78→68)

「――――」
「!!」

ヴィブロスを射程に捉えたキラープラントは、ムチの様にツタをしならせると、彼女目がけて勢いよく振り下ろそうとする
だがほんの少しだけ先に、身体の自由を取り戻したヴィブロスは、それめがけてピストルを発砲する
ピンポイントで銃弾が当たったツタはそのまま根元からちぎれ、その隙に彼女は体勢を立て直すのだった

630 : 108ターン目   2024/08/20 12:04:20 ID:2H4mO4mtBs
(キラープラントプラントの特殊能力! 毒の花粉!)
(次のターン、攻撃成功時に二倍のダメージを与えるぞ!)

「―――」
「・・・? 花が開いて・・・っ!? ゲホッ、ゴホッ!?」

傷つけられた事で本能が働いたのだろうか。薄気味悪い音を立てながら、パラドキラーの花弁が開き、極彩色の花びらが広げられる
何か仕掛けてくるのか、対応するべく身構えていたヴィブロスの顔面目がけて毒々しい紫色の煙が勢いよく吹きかけられた
この煙―毒花粉こそが、キラープラントの最大の武器であり、数少ない攻撃手段なのだ

631 : 109ターン目   2024/08/20 12:08:28 ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値44-防御力30+精神力0=14のダメージ!)
(キラープラントの残りLP68→54)

「こっち・・・来ないで!」

何をしてきたのかは解らないが、碌な事でないのはヴィブロスも既に理解していた
少しでも早く倒すべくピストルを連射するが、植物である彼(?)を止めるには至らなかった

632 : 109ターン目   2024/08/20 12:13:31 ID:2H4mO4mtBs
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値9✕花粉の効果2-防御力41-精神力0=23のカウンターダメージ!)
(キラープラントの残りLP54→31)

「―――」
「なんのぉっ・・・!」
「―――!!」

再びツタを振り上げ、ムチの様に繰り出してくるキラープラント
だがその動きはあまりにも緩慢すぎたために、ヴィブロスは即座に見切ると同時に反撃する
銃撃で再びツタを千切られ、さすがに答えたのか。キラープラントの動きが一瞬止まるのだった

633 : 110ターン目   2024/08/20 12:26:20 ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値28-防御力30+精神力0=ダメージはない!)

「ダメ押し!」

この機を逃さず、もう一度ピストルを撃つヴィブロスだがキラープラントに効いた様子はない
さすがに一筋縄ではいかないようだ

634 : 111ターン目   2024/08/20 12:31:30 ID:2H4mO4mtBs
(キラープラントの特殊能力! 毒の花粉!)
(次のターン、攻撃成功時に二倍のダメージを与えるぞ!)

「―――」
「うっ、また・・・!」

再びキラープラントの花弁が開き、毒の花粉が噴射される
ほとんど気体も同然なそれを防ぐ術はこの場にはなく、ヴィブロスはまたも花粉を吸い込んでしまうのだった

635 : 112ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)   2024/08/20 12:41:05 ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値61-防御力30+精神力0=31のダメージ!)
(キラープラントの残りLP31→0)
(キラープラントを倒した!)

「―――」
「うっ、また・・・!」

再びキラープラントの花弁が開き、毒の花粉が噴射される
ほとんど気体も同然なそれを防ぐ術はこの場にはなく、ヴィブロスはまたも花粉を吸い込んでしまうのだった

「くっ・・・いい加減倒れてよっ!」

依然としてピンピンしているキラープラント目がけて、ヴィブロスはピストルを連射する
ツタや葉を銃弾が貫通し、穴だらけにされながらも接近をやめないキラープラント
だがその内の数発が彼の中枢部分を貫いたのか。突如として動きを止めると、その場にドサリと崩れ落ちるのだった

636 : 閲覧者感想   2024/08/20 20:09:27 ID:Cwwkoar.PE
・6ターンしびれて生還したのは2人目(ドトウは散り、ヤエノ(2回目/全5回)はなんとか無事)
・『しびれ解放直後+ガスで精神力0+相手特殊能力』のヒシミラクルの悪夢を打ち破るヴィブロスの快進撃は続く。
敵側が肝心なところで攻撃値ショボーンな印象があるヴィブロスの戦闘(>>528の印象強い)
637 : 113ターン目(今回の分です)   2024/08/26 10:01:22 ID:2dPRagdjO2
「大丈夫・・・? 倒せた・・・?」

死んだふりでもしていないか、落ちていた埃取りでキラープラントの残骸をつつくヴィブロス
やがてそれが光の粒となって消滅したその直後である

「―――」
「えっ、おかわり!?」

廊下の角から、別のキラープラントが現れたのだった

(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)

638 : 113ターン目   2024/08/26 10:02:58 ID:2dPRagdjO2
「な、何か元気ない・・・?」

(LP8、攻撃力60、防御力21)
(次のレスより、戦闘開始!)

639 : 114ターン目   2024/08/26 10:51:09 ID:2dPRagdjO2
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値7-防御力21+精神力0=ダメージはない!)

「そこっ・・・って外した!?」

現れたキラープラントは所々が萎れて枯れかけていたため、直ぐに倒せるだろうとヴィブロスは踏んでいた
だが放たれた銃弾はその萎れた部位に当たったものの、ダメージはほとんど与えられなかったのだ

640 : 114ターン目   2024/08/26 11:07:56 ID:2dPRagdjO2
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値58-防御力41-精神力0=17のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(キラープラントを倒した!)
(ダガーナイフ所持数2→1)

「―――」
「あっ、くっ・・・!?」

どういう原理なのか、キラープラントはツタを振るい、ヴィブロスの首に巻き付けていく
ギリギリと締め付けられ、意識が遠のいていくのを感じ始めたヴィブロスは咄嗟にダガーナイフを抜くと、キラープラント目がけて投てきしたのだ

「えいっ!」
「―――」

ナイフは幸運にもキラープラントの中枢部分に突き刺さり、彼の活動を停止させることが出来たのだった

641 : 116ターン目   2024/08/26 11:17:35 ID:2dPRagdjO2
「けほっけほっ・・・駄目かと思ったぁ・・・」

咳き込みながら膝を突いてしまうヴィブロス
何度か呼吸を繰り返し、ある程度落ち着いてきた所で立ち上がろうとしたその時である

<Bowwow!! Bowwow!!
「!?」

遠くから吠える声が聞こえたかと思うと、勢いよく奥の方からゾンビ犬が走って現れたのだ

(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)

642 : 116ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)   2024/08/26 11:19:41 ID:2dPRagdjO2
「むむ、逃げられそうにないなぁ・・・」

(LP50、攻撃力3、防御力52)
(次のレスより、戦闘開始!)

643 : 117ターン目(今回の分です)   2024/08/31 20:55:31 ID:cd6djrWjJU
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値16-防御力52+精神力0=ダメージはない!)

「このっ!」

間合いに入られる前に撃退するべく、ヴィブロスはピストルを撃つ
だがゾンビ犬はその素早い身のこなしで銃弾を全て回避してみせた。当然、走る速度はほとんど鈍ることなくである

「これはヤバいかも・・・!」

644 : 118ターン目   2024/08/31 21:17:57 ID:cd6djrWjJU
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値1-防御力41-精神力0=40のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP50→10)

「Gyaoooow!!」
「1・・・2の・・・3!!」
「!?!?」

冷静に、落ち着いてタイミングを見極め、盾を繰り出すヴィブロス
それによって飛びかかろうとしていたゾンビ犬は完全に出鼻をくじかれる形となってしまった

「ダメ押し!!」

その隙を逃さず、彼女はピストルを撃ち込んでいく。ゾンビ犬はもう虫の息だ
645 : 118ターン目   2024/08/31 21:18:21 ID:cd6djrWjJU
>>644
(画像が抜けてました。すみません)

646 : 119ターン目   2024/08/31 21:38:42 ID:cd6djrWjJU
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値60-防御力50+精神力0=10のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP10→0)
(ゾンビ犬を倒した!)

「もう一発食らえぇっ!」

ヴィブロスがもう一度放った銃弾はゾンビ犬に命中し、決着は驚くほどあっさりとついた

「何となくだけどここって所謂しゅーばんって奴? それでもあんなのが出てくるんだ」

ピストルの再装填を済ませると、ヴィブロスは先を急ぐのだった

647 : 120ターン目   2024/08/31 22:14:26 ID:cd6djrWjJU
「うぅ・・・出口はどこなのさぁ~」

既に体感でかなりの時間を彷徨っているせいか、ヴィブロスは精神的にも追いつめられつつあった
最初の内はおっかなびっくりながらもウキウキと進めていた探索も、段々と大雑把になり始め、注意深く探していれば見つかっていたであろうアイテムも見逃してしまっていた
それだけでなく・・・

<Beep! Beep!
「ひぅっ!?」

こうして罠に引っかかってしまうのである

(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してキラープラントが現れた! 次のレスでステータス)

648 : 120ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)   2024/08/31 22:16:18 ID:cd6djrWjJU
「むぅ・・・邪魔しないでよ!」

(LP93、攻撃力85、防御力17)
(次のレスより、戦闘開始!)

649 : 閲覧者感想   2024/09/01 16:46:38 ID:1pyRMv92Zc
精神力発動不能状態が今回結構長い(開始が94ターン目 >>608)。
それでも敵の攻撃値に1がでちゃう(>>644)とか、幸運は健在か

長引くと厄介なキラープラントが高耐久高攻撃で来てしまったので…どうなるどうなる
650 : 貴方   2024/09/13 23:44:49 ID:SlUx5BI2D2
9月になってからぱったりと更新止まってしまったな…
>>1に大なり小なりなんらかのことがあって更新できない状況なんだろうな
651 : >>1   2024/09/16 10:15:07 ID:8TfpWzL6Ik
(お待たせして申し訳ありません。仕事が忙しくて書き込みできませんでした)
(少しずつですが、再開していきます)
652 : 121ターン目(今回の分です)   2024/09/16 10:22:18 ID:8TfpWzL6Ik
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値58-防御力17-精神力0=41のダメージ!)
(キラープラントの残りLP93→52)

「このこのっ!」

ピストルの狙いを定め、ヴィブロスは連続して引き金を引く
銃弾は全て狙い通りにキラープラントへと吸い込まれていき、彼の身体にかなりのダメージを与える
だがしかしこの個体は生命力が豊富なためか、未だに倒れずにいた

653 : 122ターン目   2024/09/16 10:36:27 ID:8TfpWzL6Ik
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値30-防御力41-精神力0=9のカウンターダメージ!)
(キラープラントの残りLP52→43)

「―――」
「わっ、とっ!?」

一本だけでも腕より太いだろうキラープラントのツタ。それがムチの様に、ヴィブロス目がけて叩きつけられる
彼女は辛うじてそれを回避すると、隙だらけの相手へピストルで反撃する

「当ったれぇっ!」

銃弾は数発が掠めただけだったが、少しは効いたであろうか

654 : 123ターン目   2024/09/16 10:50:12 ID:8TfpWzL6Ik
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値26-防御力17+精神力0=9のダメージ!)

「倒れてよっ!」
「―――」

先ほどの反撃が効いていると判断したヴィブロスは、さらなる銃撃を叩き込むが、先ほどと同程度のダメージしか与えられなかったようだ

655 : 124ターン目   2024/09/16 11:11:51 ID:8TfpWzL6Ik
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値59-防御力41-精神力0=18のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(キラープラントを倒した!)
(ダガーナイフ所持数1→0)


「弾切れ!? リローぁっ―!?」
「―――」

ここまで連続して射撃をしていたせいか、乾いた音と共にスライドが戻りきってしまう
その隙をどう察知したのか。キラープラントから繰り出されたツタがヴィブロスの首に巻き付いた

「あっ・・・くっ・・・このっ!」

ギリギリと締め付けられ、視界が暗くなっていく中で、ヴィブロスは咄嗟にダガーナイフを投てきした
運の良いことにナイフはキラープラントの弱点へと突き刺さり、その命を奪うことに成功したのだった

656 : 125ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)   2024/09/16 11:19:17 ID:8TfpWzL6Ik
「けほっ・・・こほっ・・・うぅ・・・ひぐっ・・・」

目尻に涙を浮かべながら、残されたツタをほどいていくヴィブロス
もはや彼女の気力は限界一歩手前だったが、それでも彼女は涙を拭うとそのまま地下へと通じる階段を降りていくのだった

(エリア移動成功。エリア14→エリア15へ)

657 : 125ターン目(追記です)   2024/09/16 11:20:36 ID:8TfpWzL6Ik
>>656
(エリア移動したことにより、ガスの効果が切れたぞ!)
(精神力0→74)
658 : 126ターン目(今回の分です)   2024/09/25 12:06:06 ID:g6PgALSb8M
「長い階段だなぁ・・・足下に気をつけないと」

薄暗く、灯りもまばらにしかない階段を慎重に降りていくヴィブロス
降りている最中に階段の素材が木製からタイル張りへと変化していたことには、気づいていないようだ

(エリア移動成功。エリア15→エリア16へ)

659 : 127ターン目   2024/09/25 12:36:56 ID:g6PgALSb8M
「えっと、ここって・・・何だろ? 理科室? それとも、病院?」

長い階段の終着点、漸くヴィブロスはフロアへと降り立った
周囲を見渡してみると、無機質な廊下や壁などは確かに病院を彷彿とさせるものだろう
もっとも・・・

<Beep! Beep!
「えっ、何々!?」

ここもまた洋館の一部であることは変わりないのだが

(トラップ発動! 隔壁閉鎖!)
(二ターンの間、エリア移動が出来なくなるぞ!)

660 : 128ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)   2024/09/25 12:54:40 ID:g6PgALSb8M
「嘘ぉ、また閉じ込められちゃったぁ!」

警報が鳴り響いた直後、先ほど彼女が通ってきた階段への扉は隔壁で閉じられ、他のドアというドアがロックされた上にエレベーターもボタンが押せなくなってしまう
到着して早々の出来事に冷静さを失っていたであろう。目に付いた片端からドアノブやスイッチを動かそうと躍起になっていた、その時である

「ひぎぃっ!?」

突如として彼女に電流が走る
だがそれは比喩的な表現ではなく、文字通り。天井に設置されていたテーザーセントリーによって高圧電流を叩き込まれたのだ

(トラップ発動! テーザーセントリーだ!)
(今回は四ターンの間、行動不能に! 装備を落としてしまうため攻撃も防御も、精神力で堪えることもできないぞ!)
(ヴィブロスの防御力41→盾を落とすため、-30→防御力11)

661 : トレ公   2024/09/25 19:40:10 ID:Nsgkvl5pvg
ダーレー「おや、1つ前のエリア16に久々の来訪者だね。スティルインラブ以来かな?…だが、彼女(スティルインラブ)の時と比べると、厳しそうだ」

参考:>>178
662 : 129ターン目(今回の分です)   2024/10/07 21:19:15 ID:qR3IiYiITI
「あっ・・・くっ・・・なん・・・でぇ・・・!」

電撃を喰らった結果、装備を取り落としてしまったヴィブロスはその場にへたり込んでしまっていた
タイル独特の冷たい感触を感じる中、暗闇の向こう側から何かが歩いてくる気配を感じ取る

「・・・・・・!!」

辛うじて灯っていた天井の照明に照らし出されたのは、巨大な鎌。パラドキラーが彼女の前に姿を現したのだった

(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)

663 : 129ターン目(今回の分です)   2024/10/07 21:33:34 ID:qR3IiYiITI
「こ・・・こないでぇ・・・」

(LP20、攻撃力65、防御力12)
(次のレスより、戦闘開始・・・できるのかこれ?)

664 : 130ターン目   2024/10/07 21:48:50 ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(ヴィブロスのしびれが取れるまで、あと3ターン)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値50-防御力11-精神力0=41のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP54→13)


「―――」
「きゃっ・・・!!」

パラドキラーの鎌が振り下ろされ、身動きの取れないヴィブロスの肩口を斬り裂く
ダメージを受けたことを示す赤いエフェクトが大きく飛び散り、彼女は感覚的に大きな傷を負ったことを感じ取ってしまう

「・・・・・・!!」

パラドキラーの無機質な瞳は、そんな事など知る由もなかったが

665 : 131ターン目   2024/10/07 22:05:57 ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値17-防御力11-精神力0=6のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP13→7)


「―――」
「ひっ・・・!」

再び鎌が振り下ろされ、今度は胸の辺りを斬りつけられるヴィブロス
着込んでいたボディアーマーはあっさりと使い物にならなくなり、隙間からは柔肌が覗く
だが彼女の脳内は恥じらいではなく、恐怖が支配していたのだった

666 : 132ターン目(パラドキラーの特殊能力ですが、捕獲した次のターンから適用です)   2024/10/07 22:49:07 ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン)
(パラドキラーの特殊能力! 捕獲行動! 1d10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる!)
(今回は8回分相手を拘束する!)

「――――」
「えっ、何・・・っ!?」

動きは一瞬だった。パラドキラーが両腕を広げ、鎌を大きく開いたかと思えば自身に覆い被さってきたのだ

「やっ、やだっ・・・やめてよぉ・・・」

鎌で捕まえられ、ヴィブロスの身体が持ち上げられる。彼女の脳内には、かつて見た自身が捕食されるビジョンが、またしても溢れ出していた

667 : 133ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)   2024/10/07 22:56:59 ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体のしびれが取れた!)
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値69-防御力12+精神力0=57のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP20→0)
(パラドキラーを倒した!)


「このっ、止めてったらぁっ!!」
「!?!?!?!」

顎門を開き、柔らかそうな部分にかぶりつこうとするパラドキラーに対し、ヴィブロスは猛烈に抵抗する
火事場のバ鹿力というのだろうか。振るった拳が偶然にも、パラドキラーの複眼にクリーンヒットしたのだ
あまりにも突然の出来事に驚き、パラドキラーはその場に獲物を放り出してしまう
自由を取り戻したヴィブロスは即座にハンドガンを拾い上げると、ありったけの鉛弾を相手に叩き込んだ
蜂の巣どころか頭を丸ごとズタボロにされたパラドキラーは、ふるふるとけいれんしたかと思うと、その場に崩れ落ちるのだった

668 : 閲覧者感想   2024/10/07 23:59:14 ID:QGAM3mp7VU
【!!??】
完全に詰んだ(※)状況からのヴィブロス生還は吉報だが、>>666で突然新設定生えてきた!?

※それまでは「捕獲行動」宣言同ターン中に特殊攻撃が行われていた
その通りなら、8回攻撃(>>666)全て攻撃値が2以下(÷2で1になる)でも、LPが7しか残ってない+まだシビれ状態のヴィブロスは削り切られてゲームオーバーだった

「捕獲行動」に関してはスティル編終了後の>>205で説明文の修正入ったが
「捕獲した次のターンから」とは表記無し
669 : >>1   2024/10/08 04:56:05 ID:WH4tH02wh.
>>668
(オォウ・・・あまりにも前だったせいでど忘れしてました。ヴィブロス編終了後に改めて改訂しますね・・・)
670 : --確認依頼事項--   2024/10/08 06:43:56 ID:7yyLhT7TFs
50-11=39(>>664
671 : gt;gt;1   2024/10/08 08:22:37 ID:WH4tH02wh.
>>670
(あ、本当だ。計算ミスしてますね。ご指摘ありがとうございます)

(ヴィブロスの残りLP7〔誤〕→LP9〔正〕)
672 : >>1   2024/10/16 07:51:06 ID:W1juvrVeeQ
今日の更新の前に、改めてパラドキラーの特殊能力について

同じように特殊な計算式を使うゾンビ犬は噛み付き『攻撃』なので動作自体がそのままダメージへと繋がりますが、パラドキラーの場合は捕獲『行動』なので動作そのものは攻撃へと繋がらない、と言うイメージで描写していた積もりでしたが、上手く描写できていませんでした
この場を借りて、お詫びします
なので以降、パラドキラーの特殊能力は

(改訂前)
『大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる
また、自身の攻撃力が相手の防御力を下回っていた場合、1回だけ確定でダメージを与えた上で即座に終了する』

(改訂後)
『大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、次のターンから防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる
また、自身の攻撃力が相手の防御力を下回っていた場合、1回だけ確定で“1D攻撃力✕0.5”のダメージを与えた上で即座に終了する』

上記のように再度改訂させていただきます
設定が二転三転どころか四転も五転もしていますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです
673 : 134ターン目(と言う訳で、本日の分です)   2024/10/16 07:59:06 ID:W1juvrVeeQ
「うぅ・・・痛いよぉ・・・助けてぇ・・・お姉ちゃん・・・シュヴァち・・・」

緊張感が解けてアドレナリンの分泌が止まったせいか、途端にヴィブロスを痛みと恐怖が襲う
若いを通り越して、精神的に幼い彼女はその場にへたり込むとめそめそと泣き始めてしまったのだ

「――――」

だがそんな状態にあっても、このゲームの中に形作られた悪意は容赦などしてくれない。しかし幸運なことに、ヴィブロスはその場から動かなかったため、少なくとも今はそれを免れたのだった

(ヴィブロスはトラップを回避した!)

674 : 135ターン目(わーお・・・)   2024/10/16 08:17:44 ID:W1juvrVeeQ
「・・・・・・だめ。もう行かないと・・・」

いつまでも泣いている訳には行かない。幼心に改めて決意を固めたヴィブロスは、もう一度立ち上がる
だが運命の神はまだ遊び足りなかったようだ

「あぎゅっ!?」

手すりか壁か、それとも床か。あるいはどこかにセンサーが仕掛けられていたのか。再びヴィブロスの身体に文字通り電流が走ったのだった

(トラップ発動! テーザーセントリーだ!! 1D6の数値分、行動不能に!)
(今回は5ターンの間、行動できない! 装備も落としてしまうので防御も攻撃も、耐えることも出来ないぞ!)

(ヴィブロスの防御力41→11)

675 : 136ターン目   2024/10/16 08:19:05 ID:W1juvrVeeQ
「あっ・・・や・・・」

(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(エリア移動失敗)
(しびれが取れるまで、あと5ターン)

676 : 137ターン目   2024/10/16 08:20:03 ID:W1juvrVeeQ
「うぅ・・・なんでぇ・・・」

(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと4ターン)

677 : 138ターン目   2024/10/16 08:22:21 ID:W1juvrVeeQ
「あ・・・ちょっと楽になってきたかも・・・」

(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと3ターン)

678 : 139ターン目   2024/10/16 08:27:58 ID:W1juvrVeeQ
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン)

「よし・・・段々感覚が戻ってきた・・・? 今何か・・・」

電撃を喰らってから少しして、僅かながらも身じろぎできる程度にはヴィブロスも回復してきた
だが安心しかけたのも束の間。ひたひたと何かが歩いてくる気配を彼女は感じ取っていた

「来て・・・ひっ!?」

頭を動かして視線を正面に移すと、そこにはゆっくりと歩いてくるトカゲのバケモノが。その視線は明らかに、自分を見据えているのは明白だった

(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)

679 : 139ターン目   2024/10/16 08:31:41 ID:W1juvrVeeQ
「・・・・・・」(ニヤリ
「ひっ・・・!? 今、笑って・・・!?」

(LP17、攻撃力56、防御力93)
(次のレスより、戦闘・・・できるのか怪しいなこれ)

680 : 140ターン目   2024/10/16 08:34:12 ID:W1juvrVeeQ
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン)

(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値53-防御力11-精神力0=42のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP9→0)
(ヴィブロスは力尽きた・・・)

681 : GAME OVER・・・   2024/10/16 08:47:16 ID:W1juvrVeeQ
「やだ・・・来ないで・・・来ないでぇっ・・・」

あともう少しで身体のしびれが治まる。心理的には最悪とも言えるタイミングで現れたリザードマンを前に、ヴィブロスは必死になって逃げようとする
だがその行為はなまじ中途半端に動けたばかりに、リザードマンの嗜虐心に火を付けることとなった
鋭い爪でまずボディーアーマーを引き剥がし、続いて着衣をゆっくりと裂いていく。

「やっ・・・やだ・・・やだぁっ!!」

そうしてあられもない姿にされたヴィブロスに、リザードマンが迫る。これから起きるであろう惨劇は・・・ここで語るべきではないだろう・・・
682 : GAME AFTER・・・   2024/10/16 08:52:09 ID:W1juvrVeeQ
相当粘ったけど・・・な、ヴィブロス編でした

バグという名の>>1のポカ&ガバをも味方につけてずんずん進んでいきましたが、ここへきてリタイアとなってしまいました

さて、このスレッドも一人当たりのレス数を考えると次が最後のプレイヤーになりそうです

今回は>>683から最大>>688までの書き込みで指定されたウマ娘の中から、ダイスで決めようと思います
締め切りは、金曜日(10/18)までです。それではみなさん、ごきげんよう
683 : 閲覧者感想   2024/10/16 09:32:47 ID:9zoUPcIQAs
更新お疲れ様です!

テーザーセントリー、エグっ!? 多い多い言われたヤエノムテキ(5回:最終到達エリア15)よりさらに多い【7回(最終到達エリア16)】もテーザー受けてる!?
>>498(17T)、>>576(69T)、>>589(79T)、>>608(94T)、>>621(102T)、>>660(128T)、>>674(135T)
ヴィブロス、お疲れさまでした…ゾンビの溶解液(>>603)やっぱりヤバイな…

次が最後か…左耳飾りの子が(盾持ちで)活躍してるって流れを引き継ぎたい感じ…
頼んだ!【カワカミプリンセス】!
684 : 683セルフ訂正   2024/10/16 10:02:37 ID:9zoUPcIQAs
>>608(94T)はガス噴射装置だった(「テーザーセントリー」の文字と並んでたためカウントしてしまった)

正しくは【6回】だった。それでもヤエノより多い
685 : >>1   2024/10/21 13:27:17 ID:tsh1FEBoQQ
(一応ギリギリまで待ってみましたが、それから書き込みがないので>>683のカワカミプリンセスで決定とさせていただきます。ゲームスタートまで、もう少しお待ちください)
686 : 導入1(今回の更新です)   2024/10/29 09:55:35 ID:XiL5TJxy8.
「ひっく・・・えぐっ・・・」
「ヴィブロス・・・その、そろそろ離れてくれないかな・・・?」
「や!」
「えっと、そろそろボクはトレーナーさんに呼ばれてて行かないと・・・」
「やー!!」

「ヴィブロスさん、よっぽど怖かったみたいですね」
「これはまだまだ改良が必要みたいね」
「ところでダイヤ、次のテスターだけどもう始めてる?」
「はい! カワカミプリンセスさんですね、どう攻略するか見物です!」



森の中に静かにたたずむ謎の洋館。既に多くの犠牲者(プレイヤー)の血を吸ってきたこの洋館も、さすがに静かになってきたようだ・・・

「どぉっせいやぁっ!!」

だが突如としてその静寂が破られ、否、扉と共に粉砕された
それを成した者の正体は、カワカミプリンセス。一度走り出したら止まらない、弾丸プリンセス系ウマ娘だ

「姫たる者、この程度の障害はブチ抜いて見せますわよ!! って、あら?」

ダイナミックエントリーをかましてくれちゃってもう・・・はてさて、彼女はこの洋館を攻略できるのか、注目だ

(LP74、攻撃力92、防御力65)
(続いて、精神力と武器選択ロール)

687 : 導入2   2024/10/29 10:06:43 ID:XiL5TJxy8.
「随分大きなピストルですのね。姫たる者、何でも熟して見せますわ!!」

扉の直ぐ側に置かれていたアタッシュケースから、自動式のハンドガンを手に取ったカワカミプリンセス
強力な銃弾を使用する、特別なハンドガンのようだ
武器を手に入れたことで、彼女は意気揚々と洋館の奥へと踏み込んでいくのだった

(精神力20。武器はマグナムとなりました。出目6が出たので、攻撃回数が6から7に増えます)
(最終ステータスはLP74、攻撃力122、防御力65です。それでは、ゲームスタート!)
(マグナムはデフォルトだとリボルバー、攻撃回数が増えた場合はオートマチックをイメージしてもらえば)

688 : 1ターン目(なんでや!!)   2024/10/29 10:15:16 ID:XiL5TJxy8.
「・・・随分静かですわね。さっきのワンちゃん(ゾンビ犬)達みたいなのがいると思いましたのに」

ハンドガン、もといマグナムを手に廊下を進むカワカミプリンセス
彼女の思い描く“姫”とは真逆のシチュエーションに、警戒心を高めているようだ

「何が出てくるかわからないですわね・・・ならば!」

何がどうして“ならば!”なのか、彼女は直ぐ側にあったドアを開けようとした。その瞬間

「とろぴっ!?」

突如としてカワカミプリンセスの身体に電流が走る。彼女が掴んだドアノブに仕込まれていたセンサーが作動し、テーザーセントリーによって撃たれたのだ

(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値分、動けなくなるぞ!)
(この状態では、攻撃も防御も耐えることもできない!!)
(今回は4ターンの間、行動不能に!)

689 : 2ターン目   2024/10/29 10:16:35 ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと4ターン)

「びびび・・・しびれ・・・」

(エリア移動失敗)

690 : 3ターン目   2024/10/29 10:17:37 ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと3ターン!)

「うぅ・・・なんでこうなりますの・・・」

(何も起きなかった)

691 : 4ターン目   2024/10/29 10:18:44 ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン!)

「少しは楽に・・・でも動けませんわー・・・」

(エリア移動失敗)

692 : 5ターン目   2024/10/29 10:24:44 ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン!)

「うぅ・・・やっと身体が動くように・・・!?」

身体のしびれも治まり始めたので、周囲の状況を確認するためにカワカミプリンセスは起き上がろうとする
だがそうしたことで彼女の視界に、見覚えのあるシルエット―ゾンビ犬のそれが入ってしまったのだった

(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)

693 : 5ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)   2024/10/29 10:26:43 ID:XiL5TJxy8.
「Woooo・・・」
「こ、これはピンチですの・・・!?」

(LP43、攻撃力70、防御力89)
(次のレスより、戦闘開始!)

694 : 閲覧者感想   2024/10/31 22:15:59 ID:9KzAz7Yhd6
・カワカミ基礎能力強いヤッター♪
・ここまで出なかったマグナムがついに出番
・テーザーセントリーがここでも猛威を振るう!

・いきなり決定打がでない泥試合の予感
695 : 6ターン目(今回の分です)   2024/11/05 10:48:45 ID:tdUiXoby6I
(カワカミプリンセスのしびれが取れた!)
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値52-防御力89+精神力0=ダメージはない!)

「そこですわぁっ!!」

幸運にも直ぐに起き上がることが出来たため、間合いに入られる前にカワカミプリンセスはマグナムを構えて発砲する
凄まじい銃声と反動はウマ娘といえども、慣れていなければ大きく仰け反るほどだ
そのために銃弾は明後日の方向へ飛んでいき、ダメージを与える事はできなかった

(マグナムの反動により、防御力-10を一回適用)

696 : 7ターン目   2024/11/05 10:53:04 ID:tdUiXoby6I
(ゾンビ犬の特殊能力! 噛み付き攻撃! 1d20の数値分、追加でダメージを与えるぞ!)
(今回は3の追加ダメージ!)

697 : 7ターン目   2024/11/05 10:59:56 ID:tdUiXoby6I
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値26-防御力65+防御力ダウン10-精神力20=ダメージはない!)

「Bowwow!!」
「うぉっちゃぁっ!?」

銃撃に怯むことなく、勢いよく飛びかかってくるゾンビ犬
それをカワカミプリンセスは、素っ頓狂な声を上げながらも見事に回避してみせた

「姫たる者、この程度は楽勝でしてよ!!」

698 : 8ターン目(残弾7→6→5)   2024/11/05 11:06:05 ID:tdUiXoby6I
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値40-防御力86+精神力0=ダメージはない!)

「当てて見せますわよぉっ!!」

両手でしっかりと保持し、もう一度マグナムを撃つカワカミプリンセスだが、今度はゾンビ犬の身のこなしをもって銃弾は避けられてしまった

「むぅ・・・やりますわね・・・!」

(次ターン、防御力-10)

699 : 9ターン目(早くも千日手に思えてきた・・・)   2024/11/05 11:39:20 ID:tdUiXoby6I
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値55-防御力65+防御力ダウン10-精神力0=ダメージはない!)


「Gyaoooow!!」
「はっ!」

再び飛びかかってくるゾンビ犬。カワカミプリンセスは冷静にそれを見切り、攻撃から逃れる
戦闘は、膠着状態に陥っていた・・・

700 : >>1   2024/11/05 11:41:07 ID:tdUiXoby6I
(ちょっとお知らせです)
(次の更新でどちらもダメージが与えられなかった場合、システムトラブルとして戦闘を強制終了させます)
(その上で、こういった膠着状態に陥った際の救済措置を検討したいと思います。それでは、今回は短いですが、ここまでとします)
701 : 閲覧者感想   2024/11/06 19:55:19 ID:pDJStPXJmY
>>694で想定した通りの泥試合に。
ここまま続けたら
『【高い基礎攻撃値が仇となり逃げることが許されず】、反動の強いマグナムの連続使用で疲弊していく姫に対し、プログラムゆえ疲れることを知らないゾンビ犬がじゃれつくかのように少しずつアーマーや衣服を剥いでいき…ゲームオーバーへ』
とかいう未来が想定されて(すこしえっち)
%で見ると攻撃成功確率どちらも3割以下(姫有利)だけど出目55以上が安定してでるならゾンビ犬有利

相手の防御無視でダメージがとおる「防護盾&小型ハンドガン」がシステム上最強武器ていう理由の裏付けに
702 : 10ターン目(今回の分です)   2024/11/08 21:51:00 ID:lNwjCAVCSQ
>>701 一応、システムとしては『マグナムを撃った反動で姿勢が崩れて一時的に防御力が下がる』なので継続的な防御デバフではありません、と明言しておきます)

(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値91-防御力86+精神力0=5のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP43→38)
(攻撃の反動により、カワカミプリンセスの防御力は10ダウン)
(残弾5→4)


「いい加減にっ!!」
「!?」

狙いを定めて再びマグナムを撃つカワカミプリンセス。その放たれた銃弾が、遂にゾンビ犬の身体を捉えた
だが命中はしたもののダメージは大したことは無く、まだゾンビ犬は健在であった

703 : 10ターン目(今回の分です)   2024/11/08 21:51:45 ID:lNwjCAVCSQ
(精神力ダイスの画像が抜けてました。すみません)

704 : 11ターン目   2024/11/08 22:15:54 ID:lNwjCAVCSQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値7-防御力65-精神力0=ダメージはない!)

「Gyaoooow!!」
「当たりませんわよ!」

傷つけられた怒りを顕わにして、飛びかかってくるゾンビ犬をカワカミプリンセスはひらりと避けてみせる
状況は多少彼女の側に傾いたが、依然として油断はできない

705 : 12ターン目   2024/11/08 22:31:44 ID:lNwjCAVCSQ
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値12-防御力86+精神力0=ダメージはない!)
(射撃の反動で、カワカミプリンセスの防御力が10ダウン)
(残弾4→3)

「どんどん行きますわよ!!」

それでも多少は余裕が出てきたのか、もう一度マグナムを構えてカワカミプリンセスは発砲する
しかし先ほどのはラッキーパンチだったのか。銃弾はまたしても外れてしまった

706 : 13ターン目   2024/11/08 22:34:08 ID:lNwjCAVCSQ
(ゾンビ犬の特殊能力! 噛み付き攻撃! 1D20の数値分、追加ダメージを与えるぞ!)
(今回は14の追加ダメージ!)

707 : 13ターン目(短いですが、今回はここまでとします)   2024/11/08 22:50:48 ID:lNwjCAVCSQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値49+追加ダメージ14+防御力ダウン10-防御力65-精神力0=8のダメージ!)
(カワカミプリンセスの残りLP74→66)

「Grrrrrr・・・!」
「なかなかやりますわね・・・!」
「Gyaoooow!!」
「なっ、えっ、きゃぁっ!?」

緊迫した状況が続く中で息が続かなかったのか、思わず足をもつれさせてしまうカワカミプリンセス。その瞬間をゾンビ犬は見逃さなかった
勢いよく飛び込んだかと思えば、彼女の腕に噛み付いたのだ

「いったっ、猪口才な!!」

犬歯が肌に食い込み、出血したことを示す赤いエフェクトを散らせながら、カワカミプリンセスは相手を振り払う
戦いは第二ラウンドへともつれ込みつつあった

708 : 14ターン目(今回の分です)   2024/11/18 11:41:40 ID:w184ATp0rQ
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値99-防御力86+精神力20=33のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP38→5)
(残弾3→2)
(次のターン、防御力-10)

「撃ち抜きますわよぉっ!!」
「Gyaow!?」

痛みがかえって意識を研ぎ澄ませたのか。カワカミプリンセスが放ったマグナムの一撃は寸分違わず、ゾンビ犬の身体を捉えていた
弾丸は彼の身体を大きく抉り、大ダメージを受けたことを表すエフェクトが激しく飛び散る
一瞬で天秤が、傾いた瞬間だった

709 : 15ターン目   2024/11/18 11:44:44 ID:w184ATp0rQ
(ゾンビの特殊能力! 噛み付き攻撃! 1d20の数値分、追加ダメージ!)
(今回は9のダメージを追加するぞ!)

710 : 15ターン目   2024/11/18 11:50:03 ID:w184ATp0rQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値50+追加ダメージ9-防御力65+防御力ダウン10-精神力20=ダメージはない!)

「Bowwow!!」
「当たりませんわよ!」

撃った隙を狙って、もう一度飛びかかるゾンビ犬
だが傷を負った身体ではろくに動けず、攻撃はあっさりと避けられてしまった

711 : 15ターン目   2024/11/18 11:51:36 ID:w184ATp0rQ
>>710
(すみません、二枚目の画像が間違ってました。正しくはこちらです)
(精神力の数値の4分1以下で精神力補正が適用されますので、計算はそのままで)

712 : 16ターン目   2024/11/18 11:55:33 ID:w184ATp0rQ
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値74-防御力86+精神力0=ダメージはない!)
(残弾2→1)
(次のターン、防御力-10)

「もう一撃!!」

チャンスとばかりに再びカワカミプリンセスは発砲する
だが先ほどと異なり、銃弾はまた明後日の方向へ飛んでしまうのだった

「どうしてですのぉ!?」

713 : 17ターン目   2024/11/18 11:56:38 ID:w184ATp0rQ
(ゾンビの特殊能力! 噛み付き攻撃! 1d20の数値分、追加ダメージ!)
(今回は16のダメージを追加するぞ!)

714 : 17ターン目(短いですが、今回はここまでとします)   2024/11/18 12:02:09 ID:w184ATp0rQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値45+追加ダメージ16-防御力65+防御力ダウン10-精神力0=ダメージはない!)

「Gyaoooow!!」
「!!!」

持てる力を振り絞り、ゾンビ犬の身体が宙を舞う
狙われるは一点、急所だと言うことを悟ったカワカミプリンセスは、咄嗟に置かれていたモップを手に取る
そして噛み付いてきたゾンビ犬の顎をそれで受け止めたのだ

「くっ、嘗めないでほしいですわね!!」

モップを振るい、ゾンビ犬を振り払うカワカミプリンセス
その額には、嫌な汗が浮かんでいた

715 : --確認事項--   2024/11/18 12:23:18 ID:ci56hYc7Ao
『攻:ゾンビ犬(45+19=64)』-『防:カワカミ(65-10=55)』=+9  
716 : >>1   2024/11/19 00:14:25 ID:Ogq/j0MwOY
>>715
(ご指摘ありがとうございます。次回の更新で訂正しておきます)

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