安価で決める自由なファンタジー
1 : トレーナーさん   2022/11/21 11:10:50 ID:r3TI/nZmY6
https://umabbs.com/patio.cgi?read=1684&ukey=0&cat=765
の第二弾です

前回同様
・出来るだけウマ娘関連のネタを振ってくれるとやりやすいです
・過激過ぎる内容は無し、微エ〇くらいならOK

今回はジャンルをファンタジーに設定しましたが、具体的な方向は行き当たりばったりで決めていきます


主人公は>>3
668 : 相棒   2023/04/29 15:11:14 ID:xYj/k57FMs
安心沢刺々美
669 : トレ公   2023/04/29 20:05:41 ID:6RBgVr5Q5k
「ワォ、恐竜さんがどんどんいなくなっちゃったわね〜」
安心沢刺々美は屍山血河を持って走る。
狙いは屍のような物を頭に載せた敵。
屍頭は長い腕を振り回し攻撃してくる。
「10mはあるわねぇ。でも!」
腕に対して刀を合わせる。
「はあっ!」
腕はスパッと断ち切られ、斬撃の赤い軌跡だけが残っていた。
そのまま脚まで一気に斬る。
ドスンッ!
大きな身体が地面に叩きつけられる。
「ワォ、絶命〜」
トドメに頭を後ろから一刺し。
いつものように秘孔を狙う必要は無い。
「あれ、やば、楽しくなってきちゃったかも!」
ゴォールドシプスの渦からまたも新たな敵が出現する。
大きな黒いドラゴンだ。
「他の皆は忙しそうだしぃ、次の獲物はあの子で良いわよねぇ!」
笹針を身体のあちこちに刺し、あらゆる秘孔を突く。
「脚が速くなる秘孔、腕相撲が強くなる秘孔、目が良くなる秘孔、眠気が無くなる秘孔、気分を高める秘孔」
安心沢の身体から真っ赤なオーラが溢れ出す。
完全に鬼人化したのだ。
「ゴオォォォォォォォォォォッ!」
「しむのらおしまこらとかまなむらとんきまねたほやちまきのたたきそゆほら!」
安心沢は上空に跳び上がる。
黒いドラゴンと空中で対峙する。
鬼の力と笹針、組み合わせてはいけない物をキングは合わせてしまった。

安心沢刺々美の鬼人化が持続する時間は>>670(分単位)
670 : マスター   2023/04/29 20:06:54 ID:xYj/k57FMs
3
671 : お姉ちゃん   2023/04/30 15:32:20 ID:1511Wm1xDs
「がらまばらたはまばばやたらまはたたた!」
ドラゴンに刀を突き立て、激しく回転しながら全身を斬り裂いていく。
とは言え、さっきまで戦っていた敵と比べると明らかに堅い。
振り落とそうと身体を大きく揺らしたり、噛み付こうとしてきたりする。
安心沢は黒竜の攻撃を巧みに避けつつ、大きな翼を何度も斬りつける。
「グオオオオオオッ!?」
翼を傷付けられ、ドラゴンが地に落ちる。
安心沢はドラゴンを蹴ってより速く落下した。
着地後、刀を思い切り、上に振り上げる。
狙いは尻尾。
重力と腕力がそれぞれ逆方向に働き、通常よりも大きな力が加わった。
「ゴウオオオオオオオッ!?」
尻尾を切断されたドラゴンが悲鳴を上げる。
しかし同時に安心沢刺々美の身体から力が抜けていく。
「・・・あらん?ちか、らが」
ドラゴンと笹針師は地面に倒れている。
キングはそれを目撃した。
「もう・・・気を付けてって言ったのに・・・」
空中に生成した泥の道を走って安心沢の元へ向かう。
ピクピク震える身体に触れる。
「一分戻し、一分戻し、一分戻し」
安心沢の時間だけを戻す。
「ワォ、恐竜さんが・・・あら?何で寝ていたのかしらん?」
キングはもう去っていた。
あくまで安心沢の戦い、深入りはしない。
「目の前のこの子、トドメ刺しておいた方が良いわよねぇ?」
頭を刀で突き刺す。
自分がここまで追い詰めた事も知らず、安心沢刺々美の戦いは終わった。

次に戦うのは>>672(樫本理子、ワキダイスキ、小型恐竜、キントレ、ビッグマーチャン、マートレ&本物のマーチャンのいずれか)
672 : お兄ちゃん   2023/04/30 18:32:23 ID:nOVdlD3Xtw
ビッグマーチャン
673 : アンタ   2023/05/01 19:59:05 ID:1ouviqhVd6
尻もちをついたビッグマーチャン。
押し倒すように巨大マーチャン人形が襲いかかる。
デフォルメされたマーチャンとリアルなマーチャン。
二人の大きなマーチャンが激しく組み合う。
「「「マーチャンロケットパーンチ!」」」
アストンマーチャンワールドの住人達の集合体であるビッグマーチャンの声は重なって聞こえる。
ただのパンチが人形の頬を捉える。
対する巨大マーチャン人形は体重をかけて押し潰そうとする。
「「「マーチャンはこの世に生きた証を残します!」」」
人形の首をヘッドロックで絞める。
人形は無表情のままジタバタもがく。
ビッグマーチャンは何発もパンチを食らうが、腕は緩めない。
「「「だから、覚えていて下さい。マーチャンが勝利した事を!」」」

ビッグマーチャンと巨大マーチャン人形のどちらが勝利したか>>674(引き分けは不可)
674 : お兄さま   2023/05/02 03:18:54 ID:EXTSE.AnqI
ビッグマーチャンの中に仕込まれた自爆弾が起動してビッグマーチャンの勝利
675 : 相棒   2023/05/02 19:58:28 ID:oVdBHpi3RE
ヘッドロックされたまま、巨大マーチャン人形はビッグマーチャンの脚を引っ張る。
ビッグマーチャンは体勢を崩し、腕の締め付けが緩む。
その隙を突いて巨大マーチャン人形は腕から抜け出して思い切り胴体にしがみついた。
人形の大きな頭が邪魔をして上手く掴み返せない。
このままでは力押しされてしまう。
「「「アストンマーチャンは、不滅です。例え肉体が無くなったとしても・・・」」」
観念したように目を閉じた。
白い光が周囲を飲み込み、轟音が空気を震わせる。
自爆したのだ。
至近距離からの爆発を受けて巨大マーチャン人形は形を保てず、霧となって消えた。
「マーチャァァァァァァァァァァァァン!?」
近くで他の敵と戦っていたアストンマーチャンのトレーナーは絶叫した。
「本物じゃなくても、マーチャンだった!マーチャンが消え・・・っ!き、えて、欲しくないっ!」
トレーナーは戦っている事も忘れて涙を流す。
「消えさせないわ」
その声にトレーナーは勢い良く顔を上げた。
キングヘイローだ。
「必ずマーチャンさん達を取り戻すわ。このキングに任せなさい!」
縋るようにトレーナーは声を絞り出す。
「・・・頼む!マーチャンを・・・っ!全てのマーチャンを助けてくれ・・・ぇっ!」
キングは振り返り、背中で語る。
諦めない限り終わらない、と。

本物のマーチャンが使う武器は>>676(近代兵器も可・肉体のみで戦うのも可)
676 : あなた   2023/05/02 20:04:56 ID:Qwh8BDp3Nk
マルチミサイル
677 : トレピッピ   2023/05/03 19:22:36 ID:NoJQQZYLZc
時間は最初のティラノサウルスが出現した時に遡る。
本物のアストンマーチャンとそのトレーナーは巨大マーチャン人形と戦おうとしていた。
「うわっ!?何だあれは!?」
渦から出てきたのは生物とは思えない何かだ。
全体としては人のような形をしているが、全身が剣や銃、盾、斧などの武器で出来ている。
武器の集合体、武器の化身、武器の魔人。
高さは約5mで、巨大マーチャン人形やティラノサウルスに比べると小型だ。
しかし、マーチャン達には大きすぎる。
「下がっていてくれ、マーチャン。俺がやる」
「トレーナーさん、戦えるんですか?」
トレーナーは腹に巻いて隠していた鎖を取り出す。
鎖を振り回し、臨戦態勢となった。
「ああ。君を危険から守るためには必要だからな」
武器の集合体に勇ましく向かっていく。
678 : アネゴ   2023/05/03 19:22:56 ID:NoJQQZYLZc
アンドロメダの星雲鎖が敵の腕らしき部位に巻き付く。
強く引っ張るといくつかの武器がボロボロとこぼれ落ちる。
しかし、大したダメージを受けているようには見えない。
続けて頭らしき場所に鎖を強く叩きつける。
顔の一部である銃弾や鎧が剥がれ落ちる。
これは多少ダメージがあったらしく、怒ったように腕を振り回してきた。
「うおっと!?」
慌てて屈み、横薙ぎに振るわれた腕を避ける。
鎖を放ち脚に引っ掛け、強く引く。
弓が飛び出していて引っ掛かりやすかったのはラッキーだった。
「はああっ!」
体勢を崩した武器の化身に大きな隙が生まれた。
鞭のように鎖を振るい、顔を正面から狙う。
ガチィィィンッ!
顎のように開いた刃物に鎖を掴まれた。
「まずいっ!?」
鎖を引っ張るも動かない。
もうすぐそこまで刃が剥き出しの手が迫っている。
「マーちゃんは守られるだけの存在じゃありませんよ」
真横からの強い衝撃で武器の魔人の身体が揺らぐ。
アストンマーチャンが放ったのはミサイルだ。
箱のような形の本体から何発ものミサイルが発射されたのだ。
しかもかなりの近距離で。
「マーチャン!」
アストンマーチャンは今まで持っていたマルチミサイルを置き、近くに落ちていたもう一つのマルチミサイルの箱を抱える。
「トレーナーさん、マーちゃんは強いって事、忘れていませんでした?」

アストンマーチャンが次に使う武器は>>679(マルチミサイル以外・肉体による攻撃は不可)
679 : アナタ   2023/05/04 00:22:42 ID:qNqkll5gzc
グレネードランチャー
680 : トレぴ   2023/05/04 19:55:31 ID:ndga55YnFE
「いや!そんな事は!」
「冗談です。それに、トレーナーさんに守ってもらうのも、マーちゃんは好きですよ?」
その言葉だけでトレーナーは鎖を握り直す。
今の衝撃で鎖の引っかかりは取れた。
「マーチャン!あまり近付かないでくれよ!」
鎖での連打を叩き込み、体勢を整わせる隙を与えない。
ドドドドドドドッ!
マルチミサイルが再び着弾する。
マーチャンはマルチミサイルを捨て、走って別の武器を手にする。
グレネードランチャーだ。
「マーチャンボンバー!」
ドゴォォォンッ!
擲弾は頭部にぶつかると爆発した。
ボロボロと壊れた武器が転がる。
その時、別の爆発が起きた。
グレネードランチャーの何倍もの威力の爆発だ。
近くで戦っていたアストンマーチャン軍団の集合体、ビッグマーチャンが自爆したのだ。
「マーチャァァァァァァァァァァァァン!?」
そして、キングが背中を向けた時間に復帰する。

アストンマーチャン軍団は完全な形で蘇るか>>681
681 : トレーナー君   2023/05/05 11:02:22 ID:tcaJe7K9ao
修復不可
682 : 貴方   2023/05/05 19:35:26 ID:f8zYtM3dS2
キングは空中に作り出した泥の道を駆けながら考える。
全ての時間を戻せばアストンマーチャン軍団は復活するかもしれない。
キングが介入しなければ他の戦いは何度でも同じ結末になるだろう。
「やるだけやってみましょう。一分戻し、一分戻し」
キング以外の全ての時間を戻し、ビッグマーチャンが自爆する前に介入を試みる。
錨を投擲し巨大マーチャン人形に鎖を巻き付ける。
動きを封じた上で泥の剣を何本も突き刺して巨大マーチャン人形を破壊する。
しかし。
「なっ!?」
今度は巨大マーチャン人形が自爆した。
ビッグマーチャンは跡形も無く消し飛ぶ。
「くっ・・・一分戻し!」
何度も失敗し、何度も戻す。
「今度こそ!一分戻し!」
巻き戻す度にビッグマーチャンが小さくなっていく気がした。
「さっきより1mくらい縮んでいるような・・・」
時空を超えて、世界の理を超えて存在しているマーチャン達。
時間を戻す事により、ただでさえ不安定な存在であるマーチャン軍団に負荷がかかっているのだ。
これ以上戻せば存在が砕けて壊れてしまう。
「・・・っ!不甲斐なくてごめんなさい・・・」
キングはこれ以上マーチャン軍団を消耗させないために未来を見ておく。
一分間の未来は頭に叩き込まれた。
自爆は四十五秒後。
自爆を阻止出来ないのであれば、別の方法を取るのみ。
「自爆後に残った僅かな思念を集める。それしか無いわ」

マーチャンの残留思念は>>683>>684(何らかの言葉)
683 : トレーナーちゃん   2023/05/05 21:02:32 ID:1wB5YkMXPY
スプリンターズマーチャン記念
684 : お前   2023/05/06 18:29:07 ID:sb4ESMuqaw
マーチャンはそこにいますよ
685 : あなた   2023/05/06 20:54:22 ID:IqqWjkCvew
まずは水のドームを作って巨大マーチャン人形とビッグマーチャンを包み込む。
これで衝撃は外に逃げない。
「「「アストンマーチャンは、不滅です。例え肉体が無くなったとしても・・・」」」
やはり自爆は避けられない。
だが、本命はここからだ。
爆発の衝撃を水のバリアで受け止め、そのまま包み込む。
マーチャンの残留思念を全て水に染み込ませる。
キングに思念が流れ込んできた。
(スプリンターズマーチャン記念〜)
「自爆の直前に何を考えているのよ・・・」
全員分の思念がキングの思考を通り抜けていく。
(肉うどん)
(ネコって近くで見ると結構獣ですよね)
(刺しマーちゃん、略してさっちゃんです)
「頭が痛くなってきたわ・・・」
さっさと近くにいるマーチャンのトレーナーに水を押し付ける。
「うわっ!?何だ!?」
水から思念だけがトレーナーに流れ込む。
(マーチャンはそこにいますよ)
トレーナーの脳内でマーチャンの集合体が語りかける。
(あなたの中で生き続けます)
「マーチャン達・・・」
結局、本物以外は生き続けられない運命だと分かっていたのかもしれない。
「ありがとう、キングヘイロー。心の中でマーチャン達と語り合ってみるよ」
キングは百点を出せなかった。
しかし、最後まで回答を諦めなかった。

次に戦うのは>>686(樫本理子、ワキダイスキ、小型恐竜、キントレのいずれか)
686 : お前   2023/05/06 22:31:58 ID:sb4ESMuqaw
小型恐竜
687 : トレーナー君   2023/05/07 14:30:58 ID:950EiYkEpc
申し訳ありませんが、次回の更新は5/9となります
688 : お兄ちゃん   2023/05/09 20:47:58 ID:EiLmTqskkU
「グンン!」
ジャージの上からカメラを取り付けられた小型恐竜は戦場を駆ける。
カメラを通して配信が始まっていた。
(すげぇ臨場感)
(酔いそう)
(左の奥の方に何かいるんじゃね?)
(芦毛どころかウマ娘でもないのですか・・・まぁ頑張ってくださーい)
恐竜にコメントを読む能力は無いが、応援はちゃんと力になっている。
走るスピードが上がった。
「グゥ」
左の方に見えるのは巨大な卓球のラケット。
近くに白いボールもある。
(めちゃでかラケット)
(あのボール10mくらいありそう)
独りでにラケットが動き出し、浮上したボールを打った。
周りの空気ごとボールが小型恐竜に向かってくる。
(うおおおおおおおっ!)
「アシャァァァァァァーッ!」
横へのステップで回避する。
ドゴォン!
激しい衝撃でターフが割れた。
ボールは色々な所に跳ね返り、ラケットの前に戻ってくる。
(また来るぞ!)
(逃げろ!)

小型恐竜の尻尾攻撃が当たった回数は>>689(1~10回)
689 : トレーナーさん   2023/05/09 21:29:30 ID:bsYDKKeY.c
7回
690 : お前   2023/05/10 20:03:37 ID:VKh5bu.QmU
バウンドする巨大なボールの上に飛び乗り、ラケットに向かって二段階目の跳躍をする。
「シャァァァウ!」
空中で身体を捻り、赤いラバーに向かって尻尾を振り下ろす。
尻尾の七連撃。
バチィンッ!という音が連続し、木で出来たラケットが割れる。
(おおおおおおおお!)
(つぇぇぇぇ!)
応援の声はどんどん増えていく。
「グォ!」
割れたラケットの断面から何かが這い出てきた。
(スライムみたい)
白く半透明なそれはクラゲやクリオネのようにも見える。
(本体的なあれじゃね?)

ラケットから出てきた本体の名前は>>691(オリジナル・カタカナ)
691 : 使い魔   2023/05/11 01:18:14 ID:rGNaRPZius
マモス・パウワー
692 : トレーナーさん   2023/05/11 20:01:56 ID:2OX6NOFYq2
白い半透明な物体の触手のような部分にはラケットの破片が付いたままになっている。
頭には巨大な白いボール、七本の触手の先には六つに割れたラケットの打つ部分、そして持ち手の部分が繋がっている。
鞭のように触手をうねらせ恐竜を横から殴りつける。
「ゴアッ!?」
吹っ飛ばされ、地面を何回も転がる。
(大丈夫かおい!?)
「シャーッ!」
すぐに立ち上がって走り出す。
対するラケットの怪物は赤と黒のラバーを使って這い回る。
(名付けるならそう、マモス・パウワー)
(いやどういう意味やねん)
鋭い牙で白い触手の付け根に噛み付く。
「ギャアアアアアアウ!」
触手のうちの一本を噛みちぎった。

小型恐竜とマモス・パウワーのどちらが勝利したか>>693(相打ちは不可)
693 : お兄ちゃん   2023/05/11 22:27:11 ID:JIXtDf63HI
小型恐竜
694 : マスター   2023/05/12 19:43:26 ID:P7K7EWuzd2
触手が噛みちぎられ、明らかにマモス・パウワーは苦しんでいる。
(そのまま攻撃だ!)
(いけーっ!)
尻尾を何度も叩きつける。
ラケットの破片が付いた触手を振り回すが、応援の力で強化された小型恐竜のスピードには追いつけない。
鋭い牙と爪で白っぽい身体を次々と切り裂いていく。
「シャァァァァァァァッ!」
(ふっ、終わったな)
(エンダァァァァァァァァァァ!)
トドメに頭突きで粉砕し、マモス・パウワーは消滅した。
(恐竜最強!)
ジャージを羽織った小型の肉食恐竜は戦場を見渡す。
各地で激しい戦いが繰り広げられているが、味方は善戦している。
「グゥゥッ」
短く吠えるとどこかへ走り出した。

次に戦うのは>>695(樫本理子、ワキダイスキ、キントレのいずれか)
695 : マスター   2023/05/12 22:08:43 ID:3wdiptmmpM
樫本理子
696 : 貴方   2023/05/13 20:47:48 ID:J2MQRtuNSo
樫本理子はキングヘイローに能力をもらってから五分の間に百回近く致命傷を受けている。
痛みを感じる暇も無く復活しているが、事態が進行している実感も無い。
大きな音による衝撃波、強い揺れ、飛んできた地面の破片など、簡単に致命傷を受けてしまう。
「止まってはいられません!」
復活時には初期位置に移動してしまう。
理子の初期位置はキングに能力をもらった場所、観客席の最前列付近だ。
何度も元の位置に戻り、何度も走り出す。
くじけぬ精神の効果で、ほんの少しずつだが理子の身体能力が上がっている。
戦うべき敵にたどり着くのはもうすぐだ。
「皆さん、もう少しだけお待ち下さい・・・っ!必ず強くなりますので」

理子と戦うモンスターは>>697(モンスターハンターシリーズのモンスター・一体・タマミツネ希少種以外)
697 : あなた   2023/05/16 16:00:02 ID:adCt3gyDIU
ディノバルド
698 : 相棒   2023/05/16 20:49:00 ID:Olmnci59Yo
ゴォールドシプスの身体の渦模様からモンスターが出現していた。
長く強靭な尻尾を持つそのモンスターを目指して理子は走る。
走る速度はやっと常人並みとなった。
「クオォォォォォォッ!」
当然戦場を駆けるには足りていない。
「あのモンスターは私が!手が空いているのは私だけなのですから!」
何度復活しても遠くに見えるモンスターに接近する事すら出来ない。
「樫本さん!」
「キングさ」
キングヘイローが一瞬見えた気がしたがまた致命傷を受けてしまった。
もはや何の流れ弾でやられたのかも分からない。
「樫本さん!大丈夫ですか!」
「はい!あのモンスターとは私が戦います!ですからキングさんは他の方の手助けを!」
正直、キングの手助けがあれば楽に勝てただろう。
だがそれでは理子の気が済まない。
共に戦いたいと願い、力を託されたのだ。
何も出来ないまま助けられるなんて情けない事は出来ない。
「・・・分かりました。必ず倒して下さい!」
「はいっ!・・・どれだけ困難な道でも、ウマ娘の模範となるべきトレーナーが諦める訳にはいきません!」

理子がモンスターに攻撃を当てるまでに復活する回数は>>699(100回以上)
699 : トレぴ   2023/05/16 21:56:17 ID:Tgyu8ov3pc
138回
700 : トレーナー   2023/05/17 20:55:46 ID:JLYGqtt1j.
復活する事による能力上昇は加算ではなく乗算である。
倍率はほんの僅かだが、百回以上も積み重なれば話は別だ。
加速度的に効率が良くなっていく。
「はっ!」
高いジャンプで横薙ぎに振るわれた尻尾を跳び超える。
しかし、反動で回った胴体に激しくぶつかってしまった。
「次です!」
走行速度は並のウマ娘を超えた。
息切れもしないし身体も軋まない。
「次です!」
少しずつだが、距離は縮まっていく。
「次です!」
かつてのキングヘイローも、こうやって何度も復活を繰り返していた。
「今度こそ!」
指先だけ触れた。
ドッ!
モンスターは理子の細い指に吹っ飛ばされた。
攻撃を当てるまでに復活した回数は、138回。
理子はついにモンスターと渡り合えるだけの強さを手に入れた。

理子がモンスターを倒すのに使った部位は>>701(理子の身体の部位)
701 : お兄ちゃん   2023/05/17 22:28:04 ID:uu3nuMGx0g
702 : トレーナーさま   2023/05/18 18:37:07 ID:UMmOARgBBM
遠くで起き上がったモンスターがドシンドシンと走って戻ってくる。
受けたダメージは大きくないようだ。
モンスターは自らの尻尾に噛み付き、牙で研いで切れ味を復活させる。
炎のように赤い尻尾を早速振り回す。
「ふっ!」
前に転がって回避し、左手を前に突き出す。
本来なら突き指する事間違い無しだが、指を含め全身が超強化された今ならそんな心配は無い。
モンスターは脚を踏ん張ったが、ザリザリと地面が削れていった。
踏ん張りをそのまま利用して空中で前転する。
「身軽ですね」
真上から強靭な尾が叩きつけられる。
理子は下手に避けず腕を使って軌道を逸らす。
「く、ああああっ!」
バランスを崩したモンスターは地面に倒れた。
「チャンスです!・・・っ!?」
流石に無理をしたのか、腕がまともに動かなくなっていた。
「ですが、止まる訳にはいきません!」
致命傷以外では初期地点には戻れない。
だが痛みは無視して攻撃を選ぶ。
倒れているモンスターの頭部に向かって跳ぶ。
「手が使えないのなら、手以外を使えば良い!」
ウマ娘のような脚は無いが、この一時だけでも死力を尽くしたい。
膝から思い切り落下する。
着地の事など最初から考えてはいない。
「はああああああっ!」
ドゴンッ!
強い衝撃音の後、残ったのは地面の窪みだけだった。

次に戦うのは>>703(ワキダイスキ、キントレのどちらか)
703 : お前   2023/05/18 22:36:17 ID:DsIUqJshsg
ワキダイスキ
704 : お前   2023/05/19 20:02:48 ID:liychgLpig
軍人の子孫、ワキダイスキにはモビルスーツを操縦する能力がある。
遥かなる世代交代の中で能力を開花させていったのだ。
「僕のモビルスーツよりもさらに古代の技術なのでしょうか・・・」
ワキダイスキは、自身が乗っているヤクト・ドーガとは違うモビルスーツと相対していた。
明らかに表面の質感が違う。
「岩のようにゴツゴツしていますが、あれでも動けるのですね」
ワキダイスキは知る由も無いが、相手のモビルスーツは全て小惑星で出来ているのだ。
「得体の知れない物ですが、やるしかありません!」

小惑星のパワードスーツの種類は>>705(ヤクト・ドーガ以外)
705 : トレーナーさん   2023/05/21 19:51:51 ID:0ggWLAS/r2
キュベレイ
706 : トレーナーさん   2023/05/22 21:56:48 ID:.YdL7RmoLs
ヤクト・ドーガは銃を装備している。
非常に高威力で、当たれば大抵の物は破壊出来る。
「はああああああっ!」
それを、連射。
相手は肩が大きいので狙いやすい。
しかし、高速で飛び回る敵機は光の弾を全て避けていく。
「これならどうです!」
ヤクト・ドーガはビームサーベルを取り出す。
こちらもかなり強力な近接武器となる。
相手も真似するかのようにビームサーベルを構えた。
ギィィィン!
「くっ」
ぶつかり合った衝撃で互いに後ろに弾かれる。
「はっ!」
何度も斬撃を繰り返すが、なかなか一撃を入れる事は出来ない。
「ならば、これを使わせてもらいます!」
小型の衛星のような物をいくつも展開する。
ファンネルと呼ばれる兵器だ。
「って」
ワキダイスキは目の前の光景に思わず叫ぶ。
「これも真似するんですか!」

勝ったのはワキダイスキと小惑星のキュベレイのどちらか>>707
707 : お兄ちゃん   2023/05/23 16:00:24 ID:7MgqtLmrfM
キュベレイ
708 : マスター   2023/05/23 20:48:24 ID:Et3UhX7TIc
「くっ!?」
相手のファンネルから発射される光線を回避していく。
岩のような質感だが、モビルスーツ同様飛び回る事が出来るようだ。
ヤクト・ドーガのファンネルで本体を攻撃するが、軽々と避けられてしまう。
「中に誰がいるのかは分かりませんが、僕より経験豊富なのは間違いなさそうですね・・・」
古代兵器操縦の経験はそう何度も出来ない。
ジーカップダイスキの家系であるワキダイスキであっても十回程度しか乗った事は無かった。
接近してビームサーベルを振るう。
「はあぁぁぁっ!」
連続した剣撃はほぼ互角。
ここでワキダイスキは気付く。
「・・・もしや行動を完全に真似する事しか出来ないのでは?」
しかし、自分と同じ行動ばかりされてはジリ貧に陥る。
条件が同じなら力量が上の方が勝つのだ。
「ですが、こちらにもアドバンテージがあります!」
行動を読めるという利点は戦術的に大きな価値を持つ。
ビームサーベルにはビームサーベルで、ファンネルにはファンネルで、ビームアサルトライフルにはビームアサルトライフルで対抗してくる。
「この調子なら渡り合えます・・・っ!」
経験の差は、完全な行動予知で補う。
しかし。
「なっ!?危ない!」
相手が放った光線が下で戦うアストンマーチャンとそのトレーナーの方へ飛んでいってしまう。
気付いている様子は無い。
ファンネルでは間に合わない。
「っ!」
二人を庇ったモビルスーツの右腕が光線に貫かれ、ちぎれた。

アストンマーチャンのトレーナーに発現した能力は>>709(キングヘイローの持つ能力と同じものは不可)
709 : お兄ちゃん   2023/05/24 03:53:46 ID:j7a8wnOzz.
自身が生成した物体のステータスを強化する能力
【マリオネット・エンハンス】
710 : 貴様   2023/05/25 10:04:40 ID:V1f.V4zHPM
「わあっ」
「マーチャン下がれ!」
武器の化身との戦いを再開していたアストンマーチャンとトレーナーは落下してきた巨大な右腕から逃げる。
地面がドシンと揺れる。
「味方なのか?」
マートレ視点だとモビルスーツが味方なのか敵なのかも分からない。
分かったのは、もう一機のゴツゴツした質感のモビルスーツが向かってきている事だけだ。
「こっちだけでも大変なんだけどな」
「トレーナーさん、どちらかを先に片付けませんか?」
「確かに、同時に相手にするより良いな。新しい方の敵を先にやろう」
ある程度行動パターンが分かっている武器の集合体の方より、完全に未知のモビルスーツの方を放置したくないと考えたのだ。
711 : 大将   2023/05/25 10:04:49 ID:V1f.V4zHPM
(マーちゃん達も頑張ります)
一体化したアストンマーチャン軍団の思念がトレーナーに語りかける。
「頑張るって、何か出来るのか?応援してくれるだけでも力が無限に湧いてくるんだけど」
(マーちゃん達がツボを刺激して能力を開花させます)
聞き返す前に身体中を衝撃が走った。
「ぐあっ!?・・・な、何だ?力が湧いてくるぞ」
(この能力の名はマリオネット・エンハンス!生成した物体を強化する!)
マーチャン思念の一人が説明する。
「生成した物、か。俺が生成する物はもちろんこれだ!」
トレーナーは本物のマーチャンと目を合わせる。
「アストンマーチャン愛!とめどなく溢れ出るこれは俺が生成する物全ての中で最も強力だ!」
トレーナーが強く念じると目の前に半透明のシルエットが形成されていく。
アストンマーチャンを忠実に再現し、愛を実体化させた。
(これを愛念マーチャンと呼ぶことにしましょう)
(意義なーし)
脳内マーチャン会議で可決された。
「マーチャン、行くぞ!」
「はい!」
(はい!)
アストンマーチャンが二丁拳銃を構えて走り出し、愛念マーチャンが拳を握って飛び出した。

愛念マーチャンが繰り出した必殺技の名前は>>712(オリジナル)
712 : お姉さま   2023/05/25 18:17:28 ID:CFFvOAUtpo
ワイドクラッシュ
713 : アネゴ   2023/05/25 20:56:24 ID:zriw5I8Vik
マートレは愛念マーチャンを操作する。
一跳びでモビルスーツと同じ高さまで上昇し、強烈な蹴りを放つ。
「食らえ!ワイドクラッシュ!」
横一文字に走る衝撃波。
レース場を取り囲むバリアに当たって空間が大きく揺れた。
(すごい威力なのです)
「ぷくー。マーちゃんだって負けていられません!」
頬を膨らませ、本物のアストンマーチャンは速度を上げる。
持っていた二丁拳銃の弾丸が次々とファンネルを攻撃していく。
周囲を飛び回る邪魔な小型機は無くなった。
「今度は下だ!メテオクラッシュ!」
愛念マーチャンのかかと落としでモビルスーツを撃墜する。
「飛んでいなければこっちのものです!」
マーチャンの名を持つ二人が、落ちたモビルスーツを挟み込む。
「「ダブルマーチャンラッシュ!」」
トレーナーは新たに愛を生成して実体化させる。
本物のアストンマーチャンの拳にだ。
強化された四つの拳が岩の表面をバキバキと砕いていく。
(お前さんは優しいねぇ)
(まるで牛乳です)
思念のマーチャン達が言うように、トレーナーはアストンマーチャンの拳を保護したのだ。
硬い岩を直接殴らせないのはトレーナーとして当然の事だと彼は考える。
「削ってマーチャン像にしてやる!」

武器の集合体が使う武器は>>714
714 : アンタ   2023/05/26 03:01:07 ID:2c5zDpU6S6
ペンデュラム
715 : トレピッピ   2023/05/26 20:43:38 ID:/0eZGlucAU
「間に合って良かったです・・・」
ギリギリの所でモビルスーツの右腕を伸ばし、光線から味方を守った。
肘と手首の中間辺りから先が無くなってしまったが、当然自分の肉体ではないので痛みは無い。
「あの方達が相手していたのはこれですか」
ジャラジャラキリキリと音を立てて武器の化身は腕を伸ばす。
狙いは飛んでいるヤクト・ドーガだ。
「っ!?バランスが・・・っ!」
右腕が無くなった分バランスが悪くなり、飛行しづらくなった。
間一髪で腕から逃れると、少し距離を取る。
「動きはあまり速くありません。離れて戦いましょう」
しかしその考えは甘かった。
背中から引き抜いたのは細い鎖だ。
先にはひし形の錘のような物が付いている。
蛇のように鎖がウネリ、錘の頭がヤクト・ドーガに襲いかかる。
「ビームサーベルが・・・っ」
一本しか無いビームサーベルはちぎれた右手が握っている。
「これは、まずいです!」

ワキダイスキが放った必殺技は>>716(ヤクト・ドーガに乗ったまま放つ技)
716 : 大将   2023/05/26 21:02:17 ID:2c5zDpU6S6
左のスイッチを5回押して発動するジンダムフラッシュ5連射
717 : 使い魔   2023/05/27 22:05:52 ID:QAhKeN5QyI
錘がヤクト・ドーガに直撃する。
「うわあああっ!?」
撃墜され、地面に落下する。
操縦しているワキダイスキにも激しい衝撃が加わる。
「いたた・・・」
その時、操縦席に聞いた事の無い声が聞こえた。
「この音声を聞いているという事は、俺の子孫なのだろう」
「何ですか、これは!?」
隅々まで調べ尽くしたはずの古代兵器の未知の機能。
ワキダイスキは驚きを隠せない。
「俺はジーカップ・ダイスキ。小惑星から地球を守った救世主キングヘイロー、もしくはその関係者が窮地に陥った時のため、このヤクト・ドーガを残した」
「これが、あのジーカップ・ダイスキの、声」
悠長に聞いている暇は無かった。
鎖がうねり、倒れたままのヤクト・ドーガの脚部に巻き付く。
「もう一度聞けるか分からない貴重な音声なんです!邪魔をしないでいただきたい!」
脚を無理に動かした事でザリザリと表面が削られる。
だが脱出は出来た。
「・・・となる。きっとピンチになる時もあるだろう」
ジーカップ・ダイスキはずっと話し続けていた。
「そんな時は左のスイッチを5回続けて押せ」
何のアクションかは聞いていなかったが、偉大な祖先の言う通りにしてみた。
ヤクト・ドーガ全体が緑色に輝き出す。
「これは・・・?」
強い光が5回立て続けに発生する。
「アイシテルのサインだ。夫婦関係でピンチになりそうな時は」
「必殺技でも何でもない!」

モビルスーツが緑色に光っている間の特殊効果は>>718
718 : トレーナー   2023/05/27 22:16:54 ID:whgZcI20mE
75秒間→無敵+攻撃力,機動力強化

ただしタイムオーバーになる前に機能解除しないとオーバーヒートで戦闘不能になる
719 : あなた   2023/05/28 15:36:50 ID:2on2hTbAs.
役に立たない機能を試していたせいで武器の魔人にすぐそこまで迫られてしまった。
「っ!?」
銃や槍で形作られた手に掴まれる。
しかしモビルスーツに大した衝撃は無い。
「ちなみに光っている75秒間無敵になり、攻撃力と機動力も大幅に強化される」
「ちゃんと使えるんじゃないですか!」
紛らわしいが効果はあったらしい。
ドン!
あっという間に上昇し、敵の補足から逃げ切った。
「ファンネル!」
小型機による連撃で武器がボロボロと落ちる。
ビームサーベルは無いが、攻撃手段はある。
左の拳を握り、超高速で飛び回り翻弄する。
「はああああああああああああっ!」
背中部分に拳を叩き込む。
爆発的な一撃で全ての武器がバラバラに散らばった。
「救世主の助けになったでしょうか」
モビルスーツが高熱で動かなくなり、ワキダイスキも力を使い尽くして意識を失った。

ユーハバッハと戦うキントレの戦況は>>720(優勢・劣勢・拮抗のいずれか)
720 : トレーナーちゃん   2023/05/28 15:46:09 ID:qmGteJsj.Y
暗い部屋で突然明かりをつけられた程度の発光からそこまで強い限定ブーストを出すとはwww

キントレの戦況 劣勢
721 : トレーナー君   2023/05/29 19:57:53 ID:cqJuJXZwB6
「ぐっ!?」
キングヘイローのトレーナーは防戦一方だった。
敵はユーハバッハ。
未来を見通し、改変する能力を持っているユーハバッハを相手にして生き延びているだけでも十分すごい事ではあるが。
「全部読まれていたら勝てる訳が無いな・・・」
巨大な弓から何本もの矢が発射され、トレーナーに刺さる。
「がっ・・・いや、大丈夫だ」
トレーナーが持つ、境界を操る程度の能力も非常に強力だ。
矢と自分の境界を無くし、矢を身体の一部にした。
自分の身体からダメージを受ける事は無い。
「今度は俺の方から行くぞ!」
身体能力の限界も出来ると出来ないの境界だと解釈した。
限界を取り払い、無限の体力が湧き出てくる。
飛行するユーハバッハと同じ高さまでジャンプし、拳を振り抜く。
「おらあああああああっ!」
しかし読まれている。
見る前に避けられ、地面に叩きつけられる。
「まだ足りないか!」
ぶつかる瞬間に地面と一体化し、衝撃を無くす。
幽霊のように浮かび上がってきた。
「俺はキングヘイローのトレーナー。一流のトレーナーなんだ」
言い聞かせるように呟く。
拳を握って再び跳躍する。
「諦める訳にはいかない!」

トレーナーが閃いたスキルのヒントは>>722(くじけぬ精神・全身全霊・固有スキル・進化スキル以外)
722 : お姉さま   2023/05/31 21:59:04 ID:Vi5akAMOdY
電撃の煌めき
723 : お兄さま   2023/06/01 20:48:29 ID:StuZxrVqRI
トレーナーはあらゆる境界を操る力をキングヘイローから借りている。
未来を改変する力に負けず劣らずの最強クラスの能力だ。
「まずは行動を読まれないようにしないとな」
未来を読まれていてはどんな強力な攻撃も通用しない。
相手には読める物、読めない物があるのだろうか。
「思考の限界を取り払う!」
考えられる事にも限界がある。
限界は境界、つまり操作出来るのだ。
無限の思考を得たトレーナーは答えを導き出した。
「改変する暇も無いくらい速ければ良いんだ」
未来を見た後に、どこをどう改変するかを考える僅かな時間がある。
そこを突く。
「距離、抵抗、温度、とにかく全部無くす!」
光の速さに極限まで近付くために、邪魔になりそうな物は全て操作する。
「一撃で仕留める」
少しでも生きていれば未来を改変されてしまうだろう。
武器の類は持っていないため、手刀を使う。
手と他の物との境界を絶対的な物にし、切れ味を極限まで上げた。
「ふぅ」
瞬きの何万倍もの速度。
稲光の如く光ると共に敵を斬り捨てた。
何かを考える暇さえ与えず。
その時、ふと閃いた。
「この攻撃を電撃の煌めきと名付けよう」

ゴォールドシプスの弱点の数は>>724(1〜10個)
724 : キミ   2023/06/01 21:22:29 ID:.AKxYVrEAg
3個
725 : お兄ちゃん   2023/06/02 19:48:46 ID:N4KMoAb7Xw
「皆・・・頑張っているわね」
キングヘイローは戦況を見て呟く。
いつでも介入出来たし、より早くそれぞれの敵を倒す事も出来ただろう。
だがそれでは意味が無いのだ。
仲間を信じ、任せる。
一方的に与えるだけでは信頼とは言えない。
「もう新しい敵は出ないのかしら」
キングはしばらくゴォールドシプス本体を見張っていたが、体表の渦模様から新たな敵が呼び出される事は無かった。
「それなら本体を攻撃してみようかしら」
今なら他の敵に邪魔される事も無いだろう。
泥の道を空中に作り出し、周囲を高速で駆ける。
ゴォールドシプスに大きな動きは無い。
常にぼんやりと立っているだけだ。
「あの渦、他と色が違うわね・・・」
ほとんどの渦模様は青いが、いくつか赤い渦もある。
「試してみましょう」
泥の槍を放ち、渦を貫こうとする。
しかし、当たる直前で模様がぐいっと動いた。
明らかに槍を避けた。
何の模様も無い部分に触れた槍は吸い込まれるように無くなってしまった。
「避けるという事は攻撃されたくないという事。弱点に違いないわ!」
だがこのまま攻撃を続ける訳では無い。
弱点の数や動きの傾向を見極める。
泥の道を走りながら全身を見て回る。
「ここと、あっちと、ここもね」
とりあえず赤い渦は三つ。
全て潰せば倒せるのだろうか。
「突破口はあるわ。きっと倒せる」

仲間に貸していた能力がキングヘイローに戻る数は>>726(1〜5個)
726 : 使い魔   2023/06/03 03:00:20 ID:cWMbJpzdbQ
キントレ以外の4つ
727 : お兄ちゃん   2023/06/03 20:52:47 ID:jPJcMg6PSs
「キングさ〜ん」
キングを呼ぶ声が聞こえた。
地上にいるアストンマーチャンだ。
「これは敵さんなのでしょうかー?それともお仲間ですかー?」
右腕が無くなったモビルスーツを指さしている。
キングは一旦下りて説明する事にした。
「味方だから攻撃してはダメよ。・・・無事なのかしら」
モビルスーツに動きは無い。
「熱っ!?」
マートレがモビルスーツに触れると、すぐに飛び上がった。
「オーバーヒートしているんだわ。すぐに冷やさないと」
泥ではなく純粋な水をヤクト・ドーガに浴びせる。
「二人は中にいる人の救出をお願い。私は他の人が無事か見てくるわ」
「ああ。分かった」
「はいなのです〜」
キングはまず理子のいる方へ向かった。
戦いの結末までは見ていないが、能力が能力故生きているのは確実だろう。
「・・・いた!樫本さん!」
最初に能力を渡した地点で倒れていた。
「き、キングさん。すみません、敵は倒せたものの非常に疲れてしまって・・・動けそうもありません」
身体能力が急激に上がれば脳がそれについていけなくなる。
非常に賢い理子でも処理能力に限界はあるのだ。
728 : 使い魔   2023/06/03 20:53:04 ID:jPJcMg6PSs
「いえ、そのままゆっくり休んでいて下さい。後はこのキングが」
「あ、りがとう、ございます。能力は、お返ししますの、で・・・」
理子は眠ってしまった。
キングは理子を奥の壁にもたれかからせておく。
正直安全な場所など無いが、見えにくいだけマシだろう。
理子が言い残したように、キングは能力を自分に戻した。
「次は安心沢さんね」
一度瀕死の状態を救っているため、どこにいるかは分かる。
「よく頑張ったわね」
「わ・・・お」
またも瀕死だった。
時間を戻しただけなので復調は一時的だったのだ。
「まずは」
致命傷を受けると全回復して復活する能力を与える。
「ごめんなさいね」
手刀で首をへし折る。
すると、鬼人化と笹針によってボロボロになった身体が元に戻った。
「ワォ、ちょっぴり雑じゃな〜い?」
「鬼人化と一緒に返してもらうわよ。さぁ、早く隠れなさい」
さっさと安心沢刺々美の元を去り、小型恐竜に会いに行く。
「クォォ」
「貴方も、よく頑張ったわ。褒めてあげる」
小型の肉食恐竜は羽織っていたジャージを器用に脱いだ。
「能力だけじゃなく、これも返してくれるのね」
「シャーウ!」
一度吠えると走ってどこかへ行ってしまった。
キングは久しぶりにジャージに袖を通す。
「貴方達の頑張り、無駄にはしないわ!」

ゴォールドシプスの一つ目の赤い渦模様の大きさは>>729(1m〜10m)
729 : モルモット君   2023/06/04 09:28:08 ID:V4Up3TB7Ow
5m
730 : お姉さま   2023/06/04 20:39:35 ID:vcmWmu8AX6
「キング!」
トレーナーがキングに追いつく。
ダート適性Sのキングにヒトであるトレーナーが追いついたのだ。
「貴方は元気そうね」
「ああ、キングの元気さにしっかりついていかないとな!」
「私ってそんなに元気キャラに見えるの?」
ゴォールドシプスが次第に近付いてきた。
赤い渦が正面に見える。
「恐らくあの赤い渦が弱点よ。でも攻撃しようとすると模様が動いて避けてしまうわ」
直径5m程度の渦模様を指さす。
「うーん、それなら渦を追いかけながら攻撃するっていうのはどうだ?」
常に渦をマークしていれば攻撃を当てやすくなるかもしれない。
渦の移動速度についていく事が出来れば理論上は避けられる事は無い。
「分かったわ。やってみましょう」
キングは泥の翼を三対、六枚生やし、飛行して渦に向かう。
手には泥で作られた大きな剣が握られている。
剣を渦に刺そうとすると渦が逃げ出した。
「時間よ止まりなさい!」
二秒間だけキング以外の全てが止まる。
当然ゴォールドシプスもだ。
この二秒間で渦が逃げ出す方向を見極め、翼を大きく引く。
スタートの構えだ。
時間が動き出すと共に翼が空気を一気に押す。
高速で動き回る渦を追いかけながら剣を構える。
5mもあるので狙いは外さない。
「はああっ!」

弱点である赤い渦を破壊した瞬間に青い渦から出てきた物は>>731
731 : お姉さま   2023/06/07 12:46:07 ID:E8Hqd.vIkY
パスタ
732 : トレぴ   2023/06/08 09:29:16 ID:XasmGjMLKY
高速飛行で渦を追いかけながら剣を突き刺す。
体表を切り裂き、渦を破壊する。
「一つ目!」
泥の剣が赤い渦から引き抜かれた。
「ゾォォォォォォォ!」
ゴォールドシプスが不気味な叫びを発する。
口や喉のような器官は見当たらないがどうやって声を出しているのだろうか。
その瞬間、周りにあった青い渦が不規則に蠢き出した。
「何かしら・・・」
青い渦から何かが飛び出す。
絞り出すように出てきたのはパスタだった。
麺がキングに絡みつこうとするすると伸びる。
「しまっ・・・!?」
腕や脚を麺で絡み取られ、動きを封じられる。
「キング!」
トレーナーが高速で走り、キングの元へ向かう。
「このっ、離しなさいっ!」
絡みつく麺に必死で抵抗するキングヘイロー。
「・・・ありだな」
キングは縛られた状態でジト目になる。
「・・・今良くない事考えなかった?」
「・・・いいや?それより、すぐに助けてやるからな!」
トレーナーは大きくジャンプし、キングの元へ駆けつける。
「うおおおうら!」
力でしなやかなパスタを引きちぎり、キングを解放する。
「助かったわ、ありがとう」
「赤い渦はあと二つだな。破壊する瞬間にも気をつけていこう」

二つ目の赤い渦の周りにある青い渦の数は>>733(1〜10個)
733 : トレーナーさま   2023/06/08 17:07:38 ID:bQe1ZU/ckY
6
734 : あなた   2023/06/08 20:53:40 ID:XasmGjMLKY
トレーナーは強く地面を踏みしめる。
目標地点は赤い渦。
さっきよりもやや大きく、狙いやすい。
「電撃の煌めき!」
拳を前に突き出し、光の速さに迫るスピードで弱点を殴る。
「貫けぇぇぇぇぇぇっ!」
弱点の渦はビキビキと砕け、逃げる暇も無く消滅した。
しかし模様の下のゴォールドシプスの肉体そのものを貫く事は出来なかった。
無理に勢いを止められ、隙が生まれた。
「あ、やっちまった」
自分で警戒するように言っておきながら自分で失敗してしまった。
「なっ」
キングがまともな言葉を発するより先に、周りの六つの青い渦から巨大なピラニアが飛び出す。
「が」
自身と攻撃を同一視しダメージを無効化するテクニックも間に合わなかった。
六匹の巨大なピラニアが頭、腹、右腕、左腕、右脚、左脚に噛み付く。
トレーナーは一瞬で原型を留めなくなった。
キングは目の前の光景を見て呼吸を忘れた。
「・・・あ」
やっと状況を理解し、感情が爆発する。
「ああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
キングヘイローは叫ぶ。
トレーナーにはもう聞こえない。

キングヘイローは正気を取り戻す事が出来るか>>735
735 : トレピッピ   2023/06/09 12:42:13 ID:8nDBrX0Rig
無理ぽこぉ
736 : 貴様   2023/06/09 20:48:59 ID:iwKKi0/beA
キングヘイローは涙の一滴も流さなかった。
代わりに全身から溢れ出たのは真っ黒のオーラだ。
無意識に鬼人化を発動させているのだ。
「るああああああああああっ!」
伝説の錨が手に出現し、真っ黒なオーラに包まれる。
錨を怒りのままに振り回し、ゴォールドシプスを強打する。
目にも止まらぬ連撃にゴォールドシプスは何も出来ない。
何をどうしたのかキング自身にも分からない。
狂気に身を任せ、あらゆる方法でゴォールドシプスを滅ぼした。
「あっ、がっ、あああああっ。げほっ!?」
意識が引き戻された時、既にゴォールドシプスは布切れ同然の姿となっていた。

キングヘイローがゴォールドシプスを倒すまでにかかっていた時間は>>737(1分以上)
737 : マスター   2023/06/10 21:48:16 ID:zOC/HQpQf6
100時間
738 : 使い魔   2023/06/11 15:26:14 ID:h3F5kOoszs
最後の一撃。
これで長かった戦いは終わる。
「最後にもう一度だけでも、貴方に会いたいわ」
ずっと出なかった涙が、ついに流れた。
涙が地面についた手に落ちる。
(諦めるな)
キングは顔をガバッと上げた。
しかし周りには誰もいなかった。
幻聴に一瞬でも期待したキングは情けなさでまた涙を流した。
(諦めるな)
幻聴は鳴り止まない。
涙も止まらない。
(俺を、諦めるな!)
「あ」
幻聴にしては声がはっきりしている。
「再考。終わらせる前に、もう一度考えてみてはどうでしょうか」
いつの間にか錨の形になっていた番人がヒトの姿に戻っていた。
「何を」
キングはぶっきらぼうに聞く。
「大切な方を取り戻す方法です」
キングの喉が締め付けられた。
「手段はもう持っているのでは?」
キングはよく考えてみる。
幻聴がかえってキングを冷静にさせた。
「・・・こんな簡単な事にも気付けないくらい、追い詰められていたのね」
キングは涙を強引に拭い、立ち上がった。
「どのくらい?」
詳しく言わなくとも番人には伝わっている。
「算出。6000回です」
キングヘイローは何度でも立ち上がる不屈のウマ娘。
「分かったわ。貴方を諦めない。必ず取り戻してみせるわ!」

ゴォールドシプスの最後の弱点である赤い渦の大きさは>>739(5m未満)
739 : アネゴ   2023/06/11 15:28:44 ID:bMOWUPRL2U
4m
740 : トレーナーさん   2023/06/12 20:40:32 ID:UIoWqsmYyc
キングヘイローは一分ずつ時間を戻す事が出来る。
回数に制限は無いが、戻すのと同じように時間を進める事は出来ない。
「一分戻し!一分戻し!一分戻し!・・・一分」
一分戻しを6000回繰り返す。
100時間分だ。
「一分戻し!・・・ここね」
トレーナーが赤い渦を破壊しようとしている。
キングは出そうになる涙を堪え、トレーナーを助ける事を第一に考える。
渦を破壊した瞬間、ピラニアが飛び出す。
「はっ!」
泥の槍が巨大なピラニアを貫く。
「助かった!」
トレーナーはゴォールドシプスの黒い身体を蹴って離脱する。
「キング!もう一つの弱点も見つけたぞ!・・・キング?」
「な、何でもないわ!・・・それでどこにあるの?」
トレーナーはキングの様子が変だと思ったが、本人が何でもないと言うので追及はしなかった。
「一番上、頭頂部・・・って言うのかな?まぁ、とにかく、一番上に赤い渦があった。直径4mくらいだな」
キントレが指さした方を見る。
「次はもっと確実に。もっと考えて」
心に深く刻み込む。
伝説の錨を手の中に出現させる。
「行くわよ!」

赤い渦を破壊した瞬間に青い渦から出現する物は>>741
741 : アネゴ   2023/06/13 11:41:04 ID:Ax0u58GtRE
スシ(毒入り)
742 : トレーナーさま   2023/06/13 20:53:19 ID:a/AxQ4Ob4o
頭頂部を目指し、キングは泥の翼で羽ばたく。
トレーナーは大きくジャンプして上昇した。
「少し待ちなさい」
念には念を入れる事にした。
使わないのも勿体無いので出し渋りは無しだ。
一分先までの未来を予知し、弱点を破壊した時の反撃を知る。
キングが錨で赤い渦を叩き潰した瞬間、何種類もの寿司らしき物体が飛び出す。
泥の翼で弾き飛ばすと、ネタとシャリが飛び散る。
キングやトレーナーの肌に触れた瞬間、真っ黒に爛れて溶けて・・・。
「っ!?」
見たくない未来まで見えてしまうのが厄介だ。
だが、どんな攻撃が飛び出すのかは分かった。
「あの渦を壊した瞬間、周りから有毒の寿司が出てくるわ!」
「有毒の寿司って・・・よく分からないが気を付けるよ」
キングは水で全身をくまなくコーティングする。
いつもより厚めに膜を作ったせいでキングのシルエットが一回り大きく見える。
「キング・・・ふとっ」
「錯覚よ」
トレーナーにも同じコーティングを施す。
「電撃の煌めき!」
「はあぁぁぁぁっ!」
錨が弱点を破壊する。
弱点が逃げようとしたが、キントレが指を食い込ませて食い止めていた。
「寿司が来るわ!」
飛び散る寿司を避けていく。
当たらないに越した事は無い。
「・・・なんか寿司食べたくなってきたな」
「貴方・・・流石に今それはどうかと思うわ」

ゴォールドシプスの最終形態での大きさは>>743(現在と同じ24mは不可)
743 : トレーナー君   2023/06/14 00:59:40 ID:ZITGzLl3RE
10m
744 : 貴方   2023/06/14 19:28:13 ID:/3Aoo2gZFE
トレーナーが地面に落ちたサーモンを勿体無さそうに見ていると、ゴォールドシプスの身体に変化が起き始めた。
体表がビリビリと破れ、剥がれ落ちていく。
中から出てきたのは大きな渦だ。
どの角度から見ても渦の形を保っている。
「これが・・・本体」
キングは正気を失っていた時の事をあまり覚えていない。
一度これを倒した事があるのだろうが、キングには到底そうは思えなかった。
「こんなのを忘れるなんて・・・キングにあるまじき余裕の無さだったわね」
渦の直径は約10m。
先程よりは小さくなっているものの、得体の知れなさはアップしている。
「これ、攻撃出来るのか?」
実体があるのか無いのかもよく分からないゴォールドシプスの本体。
キントレが不安に思うのは当然だろう。
「大丈夫。必ず倒す方法はあるわ。私を信じなさい」
一度倒している。
これだけ覚えていれば問題無い。
具体的な方法はこれから考えていけば良い。
何でも思い付く一流のトレーナーがいるのだから。

佐賀七英雄ウマ娘が維持しているバリアは壊れるか>>745
745 : トレーナー君   2023/06/14 21:31:21 ID:7RqeynOQlc
壊れる
746 : 貴様   2023/06/15 20:53:17 ID:ejiXMRBqfc
大きな渦そのものになったゴォールドシプスが何かを発射した。
全方位に発射されたそれは銃弾のような武器なのかもしれない。
「避けられない速度じゃない!」
キングとトレーナーは軽々と弾を避けていく。
しかし自分に当たらなかったからと言って安心出来る訳ではない。
着弾した地点に渦が生み出され、そこからポップコーンが飛び出た。
「うわっ!?」
全方位という事は、佐賀レース場を取り囲むバリアにも当たってしまう。
「なっ、バリアが!?」
あらゆる流れ弾から外界を守り抜いてきたバリアが、着弾地点から溶け始めた。
(これはまずいですね)
元バンブーメモリー?の声だ。
声を張り上げている訳ではなく、脳に直接聞こえてきているのだ。
(バリアが無くなれば周囲にもゴォールドシプスの姿が見えるようになってしまうだろう!これは笑えんな!)
元オグリキャップ?も流石に危惧しているようだ。
(夜とは言え、気付かれるのは時間の問題だろう)
キングは元ヤエノムテキ?に言われて気付いた。
バリアが無くなると、外は夜だったのだ。
「夜・・・そう言えば」
キングは状況を好転させる案を思い付いた。
早速動き出そうとする。
「キング!どこに行くんだ?」
トレーナーの呼びかけにキングは自信満々に答える。
「ちょっと月まで、ね」

月までの所要時間は>>747(1分以上60分未満)
747 : アネゴ   2023/06/17 19:19:52 ID:mGGYbwcBtY
3分
748 : アネゴ   2023/06/17 20:46:25 ID:UY5jchNSgw
バリアが破壊された今、ゴォールドシプスの存在は一般人にも見えるようになってしまっている。
少しでも派手な攻撃をすれば街に被害も出てしまう。
「番人さん、出来るわよね!」
無理をさせる事になるが、他に方法は無い。
錨を投擲し、立体的な渦の形のゴォールドシプスにぐるぐると鎖を巻き付ける。
実体があるのか無いのかも分からない相手を絡め取れるとしたら、それは伝説の錨だけだ。
「掴めたわ!トレーナー!貴方はここでキングの帰りを待っていなさい!」
無事渦を鎖で掴み取り、翼で上昇しながら持ち上げる。
「キング、大丈夫なのか?俺もついてい」
「良いのよ!これは私が始めた戦い。最後には自分で決着を付けるわ!」
トレーナーはそれを聞いて納得した。
「分かった。それじゃあ俺はここから応援してるよ」
キングはトレーナーの顔を一度見ると月へと飛び立った。
超高速で大気圏を突破し、ゴォールドシプスを佐賀レース場から引き離した。
途中、何度も攻撃を放っていたが、全て泥の壁で受け止めた。
受け止めた部分に渦が発生し、渦からは稲妻が飛び出したが、それすらも泥の壁で受け止めた。
そうこうしている内に月に到着した。
たった三分の宇宙旅行だった。
「真の王は月の加護を受けるらしいわ。つまり、真の王であるこのキングが最も力を発揮出来る場所という訳よ」
ゴォールドシプスは返事をしない。
ただのキングの独り言だ。
「ここで貴方を倒して、全てを終わらせてあげる」

ゴォールドシプスの攻撃速度は>>749(キングの何倍か)
749 : トレーナー君   2023/06/17 22:16:24 ID:z2CNhBd8B.
0.05倍
750 : トレぴ   2023/06/18 22:15:34 ID:N.JLzI84Gk
「この感じ・・・やはり私は真の王だったようね」
真の王は月の加護を受ける。
キングが真の王かどうかは、正直賭けでもあった。
「・・・最初からこのキングしか真の王はいないと思っていたけれどね」
ゴォールドシプスがエネルギー波を放出する。
しかし、月の加護を受けたキングには遅すぎる。
エネルギー波を避けつつ、パンチを二十連発。
拳は泥で固められており、一発一発が山を削るレベルの威力となっている。
「やはり実体は無いみたいね」
渦に当たったはずなのに、当たっていない。
空振りだ。
錨でなら触れられるが、どうしても攻撃が単調になってしまう。
「どうにか触れられるようにしたいんだけど・・・」
錨を投擲するが、ブラックホールのような身体に衝撃を吸収されてしまった。
「提示。貴方が対象に触れる方法はあります」
突然番人が錨の形からヒトの形に戻った。
「・・・教えてちょうだい」
「吸収。貴方に私の力を全て移すのです」
キングはすぐに理解した。
「貴方、まさか消えるつもりじゃないでしょうね?」
番人は伝説の錨の能力を全てキングに譲渡し、力を失った自らは消滅するつもりなのだ。
「回想。貴方と共に戦えた事は非常に光栄でした。貴方なら必ずや世界を救う事が出来るでしょう」
「待ちなさい!私は絶対にそんな事は許さないわよ!」
キングは身近な人を失う痛みを既に味わっている。
「もう二度と・・・あんな思いはしたくないわよ・・・」
「融合。私は消える訳ではありません。貴方の中に宿るだけなのです」
「そんなこ」
「頑張りましょう。これからも、一緒に」
キングの言葉を遮り、番人は消えた。
代わりにキングヘイローの胸に温かみが増した。
「・・・本当に・・・おばかなんだから・・・っ」

月の加護による、キングの能力の強化倍率は>>751(2倍以上)
751 : お前   2023/06/21 22:05:47 ID:QsnMwd3hMw
10倍
752 : お兄さま   2023/06/23 08:19:08 ID:GiTAk4/2qw
伝説の錨の力を受け継ぎ、キングヘイローは様々な制約を無視出来るようになった。
実体が無い物にも触れられるようになった他、攻撃力アップ、物理ダメージ無効、特殊攻撃耐性も手に入れた。
「月の加護も良い感じね」
力が身体に満ち溢れている。
体感ではおよそ10倍。
「これなら勝てるわ。絶対に」
渦型のゴォールドシプスから細長い腕がキングの方に伸びる。
巨大なサルの右腕だ。
キングを掴み、握り潰そうとしてくる。
「はっ!」
二百発のパンチを超高速で繰り出し、腕を粉々に破壊した。
一発一発が月を一撃で破壊する威力を持つが、莫大な力を内に秘めていた錨と同様に、全てのパワーを逃がさず殴った物に対してのみ伝えている。
「出し惜しみは無しよ!使える物は全て使うわ!」
ゴォールドシプス相手に手加減は要らない。
まずは一秒間に何万回と自害する。
月の加護によって強化された能力により、時間を好きなだけ戻せるようになっていた。
よって、死んだ瞬間に時間を死ぬ前に戻し、何度も復活しているのだ。
復活する度にくじけぬ精神によって能力が上昇していく。
次に配信用ドローンを生成し、全宇宙、全次元にキングの勇姿を配信する。
応援の力がキングの能力を何十倍にもする。
さらに、水と砂を混ぜた泥で脚を固める。
時間を2秒間時間を止める。
この2秒は今のキングヘイローにとって無限にも等しい。
「この一撃で全て終わらせてあげる!」
世界を脅かすゴォールドシプスはここで倒す。
キングヘイローは止まった時間の中で脚を振り下ろした。
全身全霊を使い、ここまでに高まった力をさらに何倍にも強化する。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

キングヘイローの一撃で破壊された範囲は>>753(宇宙何個分か)
753 : トレーナー君   2023/06/23 17:14:26 ID:Gfp7C2NUNg
5個
754 : アネゴ   2023/06/23 22:22:29 ID:GiTAk4/2qw
キングヘイローの最大の武器は末脚。
どんな逆境でもこの脚を信じて走ってきた。
「キング!」
「キングちゃん!」
「キングさん!」
「キングヘイロー!」
応援の声が力に変わる。
能力とは関係無く、声援は力になるものだ。
全ての力を込めた蹴りが炸裂した。
「次は他人に害さない何かに生まれなさい」
ゴォールドシプスに言い放つ。
直後、空間という概念ですら耐えられないレベルの大爆発が起きた。
キングヘイローは宇宙を概念ごと5個分破壊した。
残ったのは無。
そして、キングヘイロー。
「終わったわね」

キングに残った能力の割合は>>755(10%以下)
755 : トレぴ   2023/06/24 08:46:57 ID:tJYYqoNkDM
1%
756 : 貴方   2023/06/24 20:01:03 ID:4k7XhVHthI
力をほとんど使ってしまった。
残っているのは1%程度。
自身を強化する能力も弱まっているため、実際はさらに力を失っている事になる。
水分を操り、水の中に溜めていた酸素を取り出して呼吸するのがやっとだ。
「時間を戻す能力さえ残っていれば問題無いわ」
これまで関わってきた全てを破壊してしまったが、時間を戻せば元通りとなる。
幸い、破壊は一瞬だった。
消えてしまう記憶だとしても、苦しみは感じさせたくなかったから。
「残った力では一億分の一秒ずつしか戻せないようね」
たった数秒とは言え、途方も無い回数戻さなければならない。
しかし、それも苦では無い。
もう一度愛する人々のいる世界に帰るためならば。
「一億分の一秒戻し!一億分の一秒戻し!一億分の一秒戻し!一億分の・・・」
ゴォールドシプス以外の全ての時間を戻し続け、ついに月が復活した。
つまり同時に破壊された地球も元に戻っているという事だ。
後は月から地球に帰るだけ。
「帰れるのかしら・・・?」
水分を操る力は、呼吸に使っている。
全身全霊や鬼人化は、体力を既に消費してしまっているため使えない。
今はダート適性もあまり高くない。
時間操作系も移動には使えない。
くじけぬ精神で得た能力上昇も消費済み、致命傷を受けて復活するのも復活地点が月、応援の力も配信機器を生み出す力が無ければ無意味。
伝説の錨ももういない。
「やっぱり帰れないじゃないの〜〜っ!」

キングは自力で地球に帰還出来るか>>757
757 : トレーナー君   2023/06/27 22:03:41 ID:iB0AkWUKaI
自力では帰還出来ない
758 : 相棒   2023/06/28 20:39:06 ID:0n6VPMaJA6
キングは一つだけ帰る方法を見つけた。
実際に成功するかは分からないが、やってみるしかない。
「来なさい!トレーナー!」
いつでも見守ってくれるトレーナー。
こんな時に来なくて何が一流か。
「やぁ」
上半身だけが呼び出された。
トレーナーを呼び出す能力も弱体化してしまったらしい。
「貴方・・・それで大丈夫なの?」
「多分大丈夫だ。それで、終わらせたのか?」
「ええ。終わったわ」
キングは噛み締めるように言った。
「そうか。それじゃあ帰ろうか」
「もちろんそのつもりよ」
キントレに預けていた、境界を操る程度の能力は消費されていない。
この能力があれば月から帰るなんて簡単だ。
「おりゃっ!」
一瞬閉じた瞼が開いた時、既にそこは佐賀レース場だった。
「よくやったな!褒めてやろうぞ!」
「貴方ならきっと成し遂げられると思っていました」
「ボクだって思ってたもん!」
「やはりそなたが真の王じゃったか」
「今更違いましたじゃ笑えねェもんなァ」
佐賀七英雄ウマ娘もそれぞれ祝福する。
「ふむ、所で一つ聞きたい事があるのだが」
元ヤエノムテキ?が言い出す。
「何?」
褒められて上機嫌のキングは声を弾ませながら聞き返す。
「この世界での記憶を残すか否か」
キングの顔が固まる。
「き、おく?」
「そうか、ここはキングが本来過ごすはずの世界じゃない。本来は無い記憶なんだ」
トレーナーの言った事は当たりだった。
「その通りなんですわ。本来は全員記憶を消すんですが、貴方だけは貢献度も考えて残してあげても良いって話になったんですわ。それで、どうしますの?」
元お母様が尋ねる。
「わ、私は・・・」

キングは元の世界に戻ってもこの世界の記憶を残すか>>759
759 : アンタ   2023/06/28 22:17:30 ID:LYPzqljHVM
キングヘイローに任せる
760 : 大将   2023/06/29 19:39:03 ID:4j7mV/G00w
キングはついトレーナーの方を見てしまう。
「キング、君の判断が全てだ。どちらを選んでも良い」
そう、記憶の保持を選択出来るのはキングヘイローのみ。
最後は自分で決着をつける、キング自身が言った言葉だ。
深く深く息を吸い、ゆっくりと吐いた。
「・・・決めた」
キングの目に迷いはもう無い。
「ここでの記憶は全て消してもらうわ。これからのレースには関係の無い記憶だもの」
「本当に良いの?全部忘れちゃうんだよ?」
「ええ。無駄な記憶だとは言わないけれど、本来はあるべきでないから。この世界に置いていくわ」
キングの考えはもう動かないだろう。
「分かりました。では、最後に」
佐賀七英雄ウマ娘がキングをぐるりと取り囲んだ。
元サクラチヨノオー?の手には六つの魔石がはめ込まれた美しい王冠があった。
「真の王キングヘイロー。その身を削り世界を救った王にこの冠を捧げる」
これまでの凶暴な印象とは全く異なる荘厳な雰囲気でキングの頭に王冠を載せた。
「ありがとう」
キングは大きな王冠を誇らしげに戴いている。
「そろそろ元の世界に帰ると良い」
「そうね。皆、本当にありがとうね」
佐賀七英雄ウマ娘の後ろには共に戦った仲間達がいた。
彼らもそれぞれ元いた世界に帰る事になる。
キングは仲間達に向かって言った。
「帰るわよ!キングに続きなさい!」

この物語のタイトルは>>763(最後の安価)
761 : お兄さま   2023/06/29 20:43:03 ID:5vl3XrSzQI
世代のキングと佐賀七英雄
762 : お前   2023/06/30 01:14:11 ID:dk2X9.nCwk
爆裂
763 : トレーナーちゃん   2023/07/01 17:14:28 ID:F.AOriXolI
一流トレーナーはすべてを知っている
764 : モルモット君   2023/07/01 22:24:25 ID:lvu0VxB7ak
「キング、遠征先が決まったぞ。佐賀だ」
「あら、どうして佐賀なの?」
「美味しいメキシカンの店があるって安心沢さんが言ってたんだ」
キングはジト目になる。
「・・・まさかそれだけで?」
「まぁそれもあるんだが、良さそうなレースがあったからってのが決め手だな」
キングは遠征に向けてトレーニングにより一層の力を入れる。
ヒシアケボノとアストンマーチャンとの併走や、樫本トレーナーとの勉強会などだ。

佐賀でのレースやライブが終わり、キングはトレーナーと二人でメキシコ料理店に入っていた。
「到着。お料理をお持ちしました」
独特な話し方の若い店員から料理を受け取ると、トレーナーは言った。
「キング、食べ終わったらちょっと歩かないか?」
「珍しいわね、貴方がそんな事を言うなんて。・・・良いわよ、今夜は夜風が気持ち良さそうだもの」

市街地から離れた静かな河川敷を歩きながらトレーナーは夜空を見上げる。
「今日は本当に月が綺麗だな」
「ええ、本当ね」
スパイシーな料理で火照った身体を涼しい風が冷やしてくれる。
「これまでキングと一緒にやってこられて良かったよ」
「どうしたの急に?・・・それに、これからも、でしょう?これからもずっとキングの隣にいなくちゃ一流だなんて名乗れないわよ?」
「はは、そうだったな」
数多の小惑星は流れ星となりキラキラと輝く。
「何度でもキングは挑戦するわ。いつまでも挑み続けるの」
キングヘイローは晴れやかに言った。
トレーナーはそんな彼女の後から続く。
「よく知っているよ」



一流トレーナーはすべてを知っている  完
765 : お兄ちゃん   2023/07/02 08:38:48 ID:67GIJEIXo.
安価で決める自由なファンタジー
無事完結出来ました
半年以上に渡って書き続けてきましたが、楽しんでいただけたでしょうか
良ければご感想等を下さい
また、次回作はスポ根にしようと思っています

ご愛読ありがとうございました
766 : アネゴ   2023/07/02 15:37:30 ID:67GIJEIXo.
キングヘイロー召喚編>>1>>29
白亜紀編>>34>>80
UC.0093編>>84>>142
アストンマーチャンワールド編>>145>>237
ダークソウル編>>240>>337
尸魂界編>>340>>414
八つの試練編>>417>>581
蠱毒編>>583>>630
最終決戦編>>632>>754
キングヘイロー帰還編>>756>>764
767 : 大将   2023/07/03 22:31:50 ID:ZlkgY/CAoU
乙、楽しかったで

名前 (空白でランダム表示)
画像 ※JPEG/PNG/GIFのみ。最大サイズ合計: 8MB



画像は3650日で自動削除する
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント スレをTOPへ (age)

※コメントは15行まで
※画像などのアップロードの近道 : http://imgur.com/
※コメント書き込みの前に利用規約をご確認下さい。