安価で決める自由なファンタジー
1 : トレーナーさん   2022/11/21 11:10:50 ID:r3TI/nZmY6
https://umabbs.com/patio.cgi?read=1684&ukey=0&cat=765
の第二弾です

前回同様
・出来るだけウマ娘関連のネタを振ってくれるとやりやすいです
・過激過ぎる内容は無し、微エ〇くらいならOK

今回はジャンルをファンタジーに設定しましたが、具体的な方向は行き当たりばったりで決めていきます


主人公は>>3
568 : お兄ちゃん   2023/03/11 22:48:29 ID:OQ4wAIrRzU
崩れゆくファルムアズラ
569 : アナタ   2023/03/12 06:55:06 ID:EsswjLXJok
千葉県船橋市っぽい?場所
570 : 相棒   2023/03/12 15:40:32 ID:9Kln75Q1L2
キングヘイローは再び何も無い平原に立っていた。
「あら?いつの間に」
理子はぐったりした状態で倒れている。
意識は何とか保っているようだ。
「樫本さん、あと一つです!もう少しだけ頑張って下さい!」
これまで慣れない運動で身体を酷使してきた理子に対して残酷とも取れるこの言葉。
しかしキングは、こうしなければ状況が変わらない事を分かっているのだ。
止まってはいられない。
(それじゃあ、最後の試練を始めよっか)
景色が急に変わり、キングは周りを見渡してみる。
「ここは・・・レース場ね」
空は暗いが、強いライトがキング達を照らしている。
「はぁ、はぁ・・・船橋、レース場ですね」
一瞬でどのレース場か理解した理子だが、未だに息は切れている。
(最後の試練はレース!ダート1600mだよ!)
「だ、ダート?」
キングヘイローにダート適性は無い。
(競争相手はたった一人。一着になればクリアだよ)

競争相手は>>571(未登場のウマ娘・中身は別のウマ娘)
571 : マスター   2023/03/14 19:56:05 ID:qG0HKLMFU2
加速

安価は↓
572 : お姉さま   2023/03/14 20:43:46 ID:PDKfG.bzuU
ハルウララ
573 : お前   2023/03/15 16:28:47 ID:TedVe0OSwc
「ウララさん!?」
先にゲートしようとしていたのはハルウララだった。
いや、正確にはハルウララの姿をした誰かだった。
明らかに纏っている雰囲気が違う。
「何か・・・背負っていますね」
キングに肩を借りながら歩く理子がそう言った。
ハルウララ?は大きな機械のような物を背負っている。
(あれは爆弾。負けた時は皆まとめて爆発するから頑張ってねー)
「物騒すぎるわよ!」
(でもかなり重いから遅くなっちゃうんだー。じゃ、ゲートインしてね)
そこでキングは重大な事に気付く。
「鎖で繋がっているのにまともに走れる訳無いじゃない!」
キングと理子の首は長い鎖で繋がっている。
いつもと同じように走るのは不可能だ。
ウマ娘でない理子を二人三脚のように並走させる事は出来ない。
であれば考えられる方法は一つ。
「背負うしかないわね・・・」
「あの・・・大丈夫でしょうか?私のせいで走りにくくなってしまって・・・」
「ええ!このキングヘイロー、背負う事には慣れていますから!」
自信満々にキングは言う。
どこまでも不利な勝負、しかしキングは諦めない。
ほんの少しでも勝つ可能性が残っているのなら。

先行したのは>>574(キングヘイローとハルウララ?のどちらか)
574 : アンタ   2023/03/15 16:51:18 ID:xWiyMrXBTY
キングヘイロー
575 : あなた   2023/03/16 16:00:39 ID:KU8tysZF66
ゲートが開き、キングとウララ?が走り出す。
キングは理子を背負ったまま前に飛び出した。
これは理子が提案した作戦だ。
「最高速度が遅いのならば、初めから最高速度を出す。距離が短めなのでスタミナも十分」
キングは逃げが得意ではないが、相手もどのような戦法で来るか分からない。
であれば自分達のペースでレースを運んだ方が良い。
「まだ後ろに控えたままですね」
ちらりと後ろを見るが、位置取りを無理に争おうとしてこない。
「ええ。このままリードを広げましょう。次のコーナーでさらにペースを上げて下さい」
的確な指示で苦手な逃げの戦法も苦ではない。
普段ならありえない、指示を受けながらのレース。
だがこれはこれで頼もしさがあって良いものだとキングは思う。

最終直線でキングヘイローが発動したスキルは>>577(ウマ娘のスキル・発動条件は無視・固有は不可)
576 : 貴様   2023/03/16 20:22:36 ID:3cJBbU1JgY
キラーチューン
577 : 貴方   2023/03/18 13:02:11 ID:Zz5RjRr9bs
加速

安価は↓
578 : マスター   2023/03/19 20:54:57 ID:P7u.ZRYLRc
579 : トレーナーさま   2023/03/20 15:49:11 ID:6mOdWrTws6
最終直線に入る。
リードはおよそ3バ身。
重りがある分スパートでも速度は遅い。
「はあああああああっ!」
気力を振り絞り、必死に走る。
後ろには爆弾を背負ったハルウララ?がいる。
その表情は無。
楽しさも苦しさも無い。
「本物のウララさんはねぇ!もっと楽しそうに走るのよ!」
その時、キングの脳裏に場違いとも言える音楽が流れ始める。
ケセラセラだよ 楽しんじゃえばそう楽しい日だよ むずかしいコトはぐいっと後回しにしちゃえ 気の向くまま走っちゃえばホラね 今日もウララか♪
「こんな時に・・・仕方ないわね!ウララさんは!」
歌を通して応援されているような、不思議な感覚に、キングは自然と笑ってしまっていた。
脚に力が籠る。
「すぐに元に戻してあげるわ!だから少しだけ、待っていなさい!」
詰まりかけていた差は再び広がり始めた。
そしてそのままゴール。
(おめでと〜。爆発は阻止出来たみたいだね)
ハルウララ?は既にいなくなっていた。
「ウララさんの歌が急に頭に・・・ま、この世界で起きる不思議な事について考えても時間の無駄ね・・・」

ゴール地点に埋まっていた物は>>580(記念の品・非生物)
580 : 貴方   2023/03/20 22:06:35 ID:0qt3CfCP.Y
かしわ記念優勝レイの見た目をした鍵
581 : 貴様   2023/03/21 19:23:02 ID:mkCGHwlHp6
(全ての試練をクリアしたね!おめでとーっ!)
メジロアルダン?はキングの頭の中に直接話しかける。
(すぐ下の地面を掘ってみて!プレゼントだよ!)
八つ全ての試練をクリアし、この世界ともお別れだ。
「プレゼント?何かしら?」
何かを貰っても恐らく次の世界に持っていく事は出来ない。
よって、キングは大した期待をしていなかった。
「わざわざ地面に埋める必要なんてあるのかしら?」
「私も手伝います」
理子もかなり回復してきた。
これまでの例からすると、しばらくは樫本理子をこの世界に置いていかなければならない。
これが最後の共同作業になるかもしれない。
手で少し掘り進めると、赤い物が見えた。
「これは・・・布?」
何とか取り出すと、それは優勝レイだった。
「かしわ記念の優勝レイですね。先程のと同条件のレースです」
第八の試練で行ったレースに勝ったからだろうか。
「これがプレゼント?」
(そう!二人を繋ぐ鎖の鍵になってるんだよ。レイを鎖に掛けてみて)
言われた通りに、伸ばした鎖の上にレイを掛けてみる。
カチン。
「っ!?外れたわ!」
「はい!あれほど強固だった鎖が、簡単に」
二人を繋ぐ鎖が外れた事でキングは再び意識する。
「樫本さん。そろそろ私は次の世界に行かなければいけません」
「・・・はい。いずれこの時が来るとは思っていました。私の事は気にしないで下さい。それよりも自分の事を優先して、そして真の王となって下さい」
理子が手を差し出すと、キングはその手を握った。
「はい!必ず!」
キングヘイローの視界はゆっくりとぼやけていく。

オグリキャップ?によってキングヘイローが連れていかれた世界は>>582(他作品の舞台不可)
582 : あなた   2023/03/21 22:38:48 ID:jY0bhCDqvI
笠松レース場付近
583 : 貴様   2023/03/22 20:46:20 ID:tbUnXl2FjA
「戻ってきたわね」
佐賀レース場。
佐賀七英雄ウマ娘の内、六人は元の姿に戻っている。
「魔石、手に入れられたみたいだね」
恐らく元メジロアルダン?が言った。
どういう理屈で魔石を手に入れたのかは分からないが、その辺りは七英雄達に任せておけば良いだろう。
「次が最後の魔石じゃ。心してかかるのじゃぞ」
唯一本来の姿ではないオグリキャップ?は手に持った王冠をキングに見せる。
周りには魔石がはめられているが、一つだけ不自然に空いている。
「それを手に入れれば真の王として認められ、この世界から出られるのね」
「正確には、真の王かどうか判定するのがこの王冠の役割です」
「ここまでやって真の王じゃねェなんて事があったらぶっ飛ばすぞ」
元サクラチヨノオー?は凶悪な目付きで睨みつける。
「私に言われてもどうしようもないわよ」
「そうじゃな。とにかく魔石を集めなければ分からん。行ってくるのじゃ。キングヘイローよ」
地面に穴が開き、キングは世界から落とされる。
「あああああああああっ!?」

笠松レース場前に置いてある武器は>>584(一人分・近代兵器不可)
584 : トレピッピ   2023/03/23 20:23:40 ID:NZQ5G8e3NM
加速

安価は↓
585 : ゲーミングトレーナー   2023/03/23 20:27:30 ID:A9KAS59aXc
スレッジハンマー
586 : トレぴっぴ   2023/03/24 19:38:57 ID:vLHV/R4ueY
「ここは・・・」
(笠松じゃ。目の前に見えるのはレース場じゃよ)
キングヘイローの頭の中に、オグリキャップ?の老人のような言葉が聞こえる。
(近くに武器が置いてある。それを手に取るのじゃ)
今更驚きはしないが、戦わされる事は確定的らしい。
「ハンマーね」
キングは柄の長い、大きなハンマーを手に取り、手に馴染ませる。
「それで?何をすれば良いのかしら?」
(まずはレース場の中に入っとくれ。話はそれからじゃ)
言われた通り、中に入ってみる。
広がっていた光景は。
「な、何なのよこれ?」
十数人のウマ娘が、武器を持って円になっていた。
(これから行われるのは、蠱毒じゃ)

他の参加者は何人か>>587(11〜19人)
587 : アナタ   2023/03/27 14:32:11 ID:bGvrrN9SiQ
加速

安価は↓
588 : 使い魔   2023/03/27 15:11:17 ID:ExO6GrsdOs
18
589 : マスター   2023/03/27 22:22:03 ID:bGvrrN9SiQ
18人のウマ娘が一斉にキングの方を見た。
「そ、それで?蟲毒ってどういう事なの?」
オグリキャップ?はキングの頭の中で説明する。
(要するに最後に生き残れば良いのじゃ。他の参加者を全員倒してな)
改めて他の参加者を見てみる。
体格や風貌は様々だが、全員戦闘に慣れているように感じさせる。
見るだけでそう思わせるほど、強者のオーラが出ているのだ。
「でも・・・ウマ娘と闘うなんて・・・」
(では自分が死ぬしかあるまい。誰が死のうとも、ここは本当の世界ではないのじゃから問題は無かろう)
オグリキャップ?の言葉は残酷だ。
(これまで通り、能力を一つ授ける。さあ、言ってみるのじゃ)

キングヘイローが望む能力は>>590(時間操作系・復活系は不可)
590 : ダンナ   2023/03/28 05:13:24 ID:0GJjZ1.mb.
キントレ召喚(コストはキングヘイロー直々のご褒美)
591 : あなた   2023/03/28 20:00:03 ID:qBS.VzyUYM
「そうね・・・助っ人を呼び出す能力にするわ。これだけの人数を相手するなら人手が多い方が良いもの」
(良かろう。ただし召喚には対価が必要になり、一人しか呼ぶ事が出来ん)
「ええ。それでも良いわ」
キングはハンマーを地面に突き立てた。
「さぁ!来なさい!強力な助っ人!」
今更ながらキングは、誰が召喚されるのか聞いていなかった。
キングの方からも指定せず、漠然と強力な助っ人としか言わなかった。
「あれ?・・・どこだここ?桐生院さんは?」
キングは目の前の背中を見てため息を吐いた。
「はぁ・・・よりによって、どうして貴方なの・・・?」
「キング?・・・キング!君もここに?どういう状況なんだ?桐生院さんと食事中だったんだが、気が付いたらここに・・・」
キングは強烈なジト目になる。
「へぇ・・・お互いに事情の説明が必要みたいね?」

キントレが使う武器は>>592(近代兵器不可・ハンマー系不可)
592 : キミ   2023/03/28 23:43:02 ID:KwwIfnlQdE
キントレは何も持っていなかったので生身の拳法しか武器が無い
593 : トレぴ   2023/03/29 15:39:24 ID:j2AfBh8MAE
「なるほどな。最後の魔石を手に入れるためにはこのウマ娘達を全員倒して最後に生き残っていないといけないのか」
これまでの経緯、今置かれている状況を簡単に説明した。
トレーナーに不安は無かった。
「巻き込んでごめんなさいね」
「君が謝るような事じゃない。それに、キングとならきっと切り抜けられるさ」
「ふふっ、それでこそ一流よ!・・・さぁ、とにかく今は戦いましょう」
二人は待機中のウマ娘の元へ向かう。
律儀に待ってくれていたのは、オグリキャップ?がそうさせていたからだろうか。
「この人用の武器はくれないの?」
(あくまで助っ人を呼び出す能力じゃからな。徒手空拳で戦ってもらうとしよう)
相手は武器を持ち、しかも十八人もいる。
ただのヒトが武器も無しに戦うのは無謀だ。
「良い?私から離れてはダメよ」
「分かった。だが足手まといになるつもりは無いぞ」
拳を握り、キントレはキングに背中を預ける。
「本物のウマ娘じゃないなら、遠慮無く戦える!」
(それでは蠱毒を始めるぞ!)

最初に襲いかかってくる相手の数は>>594(1〜10人)
594 : 相棒   2023/03/29 15:41:29 ID:.LjautpQ6Y
4人
595 : トレぴっぴ   2023/03/29 16:17:24 ID:RMdWSshK5M
流石一流のトレーナー、どんな敵だろうと恐れないのね・・・!

<いや感心してないで助けてくれ!!
596 : トレぴっぴ   2023/03/30 09:53:39 ID:RJrjB/ZOVc
開始の合図と同時、四人のウマ娘が示し合わせたかのようにキング達に向かってきた。
「来たわね!」
トレーナーは振り下ろされた斧を横に跳んで避ける。
キングはハンマーを横にスイングさせ、頭を思い切り叩く。
「ごめんなさいっ!」
斧を持っていたウマ娘は、大きなダメージを受けると共に跡形も無く霧散した。
「キング!」
ハンマーを振った後の隙を狙い、ナイフ持ちが迫った。
キントレは肘でウマ娘の手首を打ち、ナイフを手から落とす。
さらに畳み掛けるように腕を絡め、脚を払って転ばせる。
「はあああっ!」
転んだ所をキングがハンマーで攻撃し、二人目を撃破した。
(ふははははは!ナイスコンビネーションであるぞ!)
オグリキャップ?は上から目線で言う。
「貴方、そんな話し方だったかしら?」
(気にする事は無い!我輩は二つの顔を持っている!話す顔を変えただけである!)
つまり二重人格のような物なのだろうか。
佐賀七英雄ウマ娘はそれぞれクセが強いが、このようなパターンはキングに予想出来なかった。
「まぁ、今はそれどころでは無いわね」
一瞬意識を別の場所に飛ばしていた、その間にキントレは一人撃破していた。
霧散していく輪郭の中から槍が突き出され、トレーナーは胸に刺さる寸前で受け止めていた。
「キング!早く!助けてくれ!」
「え、ええ!ごめんなさいね!」
ハンマーで腹から吹き飛ばす。
「ふぅ、あと十四人だな」

次に攻撃してくるウマ娘の見た目は>>598(未登場のウマ娘)
597 : トレーナーさん   2023/03/30 10:10:09 ID:JgJQJBZrjI
ダイイチルビー
598 : お兄ちゃん   2023/03/30 12:32:19 ID:2hkCbM0N12
ニシノフラワー
599 : トレピッピ   2023/03/31 10:42:25 ID:Z2WzvJCmuc
「よく考えたら、全員がこちらを狙ってくる訳じゃないのね」
笠松レース場は真っ平らな戦場ではない。
柵やゲート、観客席など様々な障害物がある。
キング達は一度物陰に隠れて様子を窺っていた。
「人数が減るまでしばらく隠れるか」
「ええ。連戦は体力を消耗するわ。囲まれるのも避けたいし、その作戦で行きましょう」
武器を持ったウマ娘同士が戦い、片方は消えてしまった。
これまで見てきたウマ娘は全員学園内で見た事のある顔だった。
「・・・気分の良い物では無いわね」
「大丈夫か?キング」
心配そうにトレーナーはキングの顔を覗き込む。
「・・・ええ。・・・あれは見た目だけよ。本物じゃないわ」
(その通りだ!遠慮なく惨殺するが良い!)
自分に言い聞かせるキング。
オグリキャップ?の言葉は無視する。
まだ前の人格の方がやりやすかったとキングは思う。
「十一人か。あと三人くらいは減ってほしいな」
キントレが戦況を見て呟く。
「ねぇ、消えたのを見たのはなんに」
キングは咄嗟にトレーナーの背中を突き飛ばし、そのまま横に転がった。
「くっ、ずっと狙われていたんだわ!」
キング達が身を預けていた機材は真っ二つに斬られていた。
やったのは。
600 : お前   2023/03/31 10:42:39 ID:Z2WzvJCmuc
「ニシノフラワーさん・・・」
小柄なニシノフラワー?は背丈に合わない長い剣を機材から引き抜くと、キントレの方を見据えた。
「弱い方から狙う!当たり前だよな!」
トレーナーは叫ぶと逃げ始める。
「うおっ!?」
横に振られた剣を前に跳んで回避する。
「後ろがガラ空きよ!」
キングは獲物を追うニシノフラワー?を背後から追う。
速度はキングの方が上、ハンマーを振るい、背中を思い切り叩く。
しかし、相手は即座に反転し、剣でハンマーを受け止めた。
鍔迫り合いは互角、だがキントレはフリーになっていた。
「おらああああああっ!」
悪夢をぶち壊すかのように、拳が背中に炸裂した。

次に襲ってくる二人が使う武器は>>601(同じ武器を二人分・近代兵器不可)
601 : トレーナーさん   2023/03/31 12:02:05 ID:3Fwf/m71nc
薙刀
602 : トレーナー   2023/04/01 13:08:41 ID:lfEutL5QG.
目立ってしまったため、キング達は急いでその場を離れる。
「武器が使えれば良かったんだが・・・」
相手が使う武器や衣服は肉体と一緒に消滅してしまっている。
武器を奪う事は当てに出来ないだろう。
「二人来ているわ!」
薙刀を持った二人組が左右から挟み込むように近付いてきた。
「おい、キング、この二人って・・・」
「・・・ええ」
ボブヘアのウマ娘とネコ目のウマ娘。
キングヘイローの取り巻きの二人だ。
「本物じゃない・・・本物じゃないけれど!」
薙刀を振り回し、今にもキングを叩き切ろうとしてくる二人のウマ娘。
特に仲が良い二人だから、キングに躊躇いが生まれてしまう。
このレース場に入った時点でいるのは分かっていたのに。
「キング!無理しなくて良い!俺だけでやるから目」
「いいえ!・・・これはキングとして乗り越えなければならない事よ!この手で偽物なんて叩き壊してあげるわ!」
ハンマーを強く握りしめ、目を見開く。
目の端は輝いていた。

キングヘイローが二人を倒す方法は>>603(肉体・ハンマー・その他のいずれか)
603 : トレーナー君   2023/04/01 23:06:05 ID:4ATr5sZFkI
キントレが右脇と左手で薙刀の刃の付け根を持って抑え、その隙をキングがトドメを刺す
604 : トレーナー君   2023/04/02 15:27:53 ID:KxxPQbwquA
ネコ目のウマ娘が薙刀を振り下ろす。
キングは薙刀をハンマーで受け止め、そのまま押し返す。
ボブヘアの方は突くように真っすぐ攻撃してくる。
狙いはトレーナーの腹だ。
「今だ!」
トレーナーは薙刀の側面を左手で押し、右脇で刃の付け根辺りを挟んだ。
動きを止められたボブヘアのウマ娘の隙を突き、キングはハンマーを思い切り投げた。
「はあああああああっ!」
脇に挟まれていた武器ごと霧散する。
キングは、再び向かって来ていたネコ目のウマ娘の薙刀を上段蹴りで弾く。
上げた脚を落とし、大きく踏み込んで勢いを利用したパンチが胸に炸裂した。
「はぁ、はぁ、はぁ。あと、何人かしら・・・?」
息を切らすキングにキントレが答える。
「恐らくあと五人だ。今の間に結構減っていたみたいだ」
「このまま行くわ。隠れている暇は無いもの」

次に相手する人数は>>605(1〜4人)
605 : 相棒   2023/04/02 18:34:53 ID:S1qdhW5a82
2人
606 : トレピッピ   2023/04/03 12:52:25 ID:AixXBk5UFk
二本の刀を持ったギロリとキング達の方を睨んだ。
「キング、俺は二刀流には勝てない。任せて良いか?」
武器を持たず己の肉体のみで戦うキントレにとって、同時に受け止められない二刀流は天敵だ。
「良いわ。邪魔が入らないように見張っていてちょうだい」
キングはハンマーを拾い、双剣持ちのウマ娘と相対する。
「はっ!」
ハンマーを振り回し、安易に近づけさせない。
柄の長いハンマーだからこそ出来る事だ。
双剣を持つウマ娘はハンマーの攻撃を掻い潜り、キングに接近しようとしてくる。
「キング!伏せろ!」
トレーナーの叫びを聞いて、咄嗟に伏せる。
二刀流のウマ娘はまだ間合いの外、特に回避は必要無いはずだ。
だが、キングはトレーナーを信じた。
バシュンッ!
芝の上に矢が刺さった音だ。
「なっ!?」
刺さった角度から計算し、矢を放った相手を見つける。
「あんな所に!」
観客席の最上段、座席の裏にちらりと弓が見えた。
あと五人だと思っていたが、少なくとももう一人多いようだ。
目を離した隙に隠れていたのだろう。
「キング!あっちは俺に任せろ!」
トレーナーは柵を飛び越え弓矢の狙撃手の方へ向かって行った。
「一人で大丈夫なのかしら・・・?」

トレーナーと弓矢のウマ娘による戦闘の勝敗は>>607(勝ち・負け・相打ちのいずれか)
607 : アンタ   2023/04/03 13:21:30 ID:VGuqCLXJRk
一流のトレーナーなら矢を投げ返して勝てるはず・・・!
608 : お兄ちゃん   2023/04/03 20:03:27 ID:AixXBk5UFk
キントレは観客席の方へ向かっていく。
弓矢を持ったウマ娘は身を隠しながら距離を取ろうとする。
「このまま距離を取られるのはまずいな」
見た目と中身が違うとは言え、ウマ娘と同等の身体能力を持っているらしく、どんどん距離を離されてしまう。
弓に矢をつがえ、トレーナーを狙う。
「うおっと!?」
横に転がって矢を避ける。
距離があるので見てからでも十分避けられる。
「走って追いつくのは無理だ。それなら・・・!」
次の矢が引き絞られ、キントレは立ち上がって待ち構える。
「来いっ!」
飛んできた矢を掴み、勢いを使って横に回転しながら投げ返す。
ジャベリックスローという競技にも似ている。
「どうだ!・・・いって」
肩と引き換えに一人撃破した。

キントレの肩は治すかそのままにするか>>609
609 : お前   2023/04/04 02:26:16 ID:dbgBMRSi7Y
キングが心配なのでそのまま行く
610 : トレーナーちゃん   2023/04/04 20:42:46 ID:VoZuPOWWZQ
「肩・・・外れてるな。キング優先、すぐに行かないと」
自分の痛みは二の次、加勢を優先する。
「キング!」
「はっ!あら!早かったのね!」
戦闘中のキングは視線を動かさずに言葉を交わす。
「俺が注意を引く!その間に攻撃するんだ!」
二刀流のウマ娘の後ろに回り、注意を分散させる。
振り返りながらの右の刀をバックステップで避ける。
キングは左の刀をハンマーで叩こうとするが、すぐに引かれてしまう。
刀を引いた勢いでキントレの方に攻撃する。
右腕で受け流し・・・。
「くっ!?」
右腕は肩の関節が外れていて、まともに動かせない。
避ける暇も無い。
「キング!今だ!」
キングは大きなハンマーを思い切り振り下ろす。
「はあああああっ!」
キングが二刀流のウマ娘を撃破したのとほぼ同時。
トレーナーは切り裂かれていた。

トレーナーは生き返るか>>611
611 : お兄さま   2023/04/04 22:11:14 ID:BhVIFeIpgo
ここでキントレ召喚の代償ご褒美発動
キングは誠心誠意、治療を行う(ナース服で)
612 : 貴方   2023/04/04 22:15:17 ID:BhVIFeIpgo
>>611
一流のトレーナーは死ぬことも許されないのか・・・
613 : ダンナ   2023/04/05 20:02:41 ID:voJbLn0IbQ
「き、キング・・・心配するな、俺は・・・ごふっ大丈夫だ」
傷は深い。
「大丈夫な訳無いでしょ!おばか!」
キングは戦場である事も忘れハンマーを投げ捨てて駆け寄った。
「急いで手当てしないと!」
(このままでは助からんじゃろうな)
「っ!?それなら、どうすれば良いのよ!諦めろと言う訳じゃないでしょうねッッ!」
キングは実体の無いオグリキャップ?に向かって叫ぶ。
その叫びはあまりに悲痛だ。
(助ける方法はある。そもそも、召喚の対価はまだ支払われておらん。多めに支払えば治せるじゃろう)
召喚には対価が必要。
当然と言えば当然だが、キングにとっては初耳だった。
「対価って?支払える物なら何でも差し出すわ!」
(使役される者の願いを聞くのだ。今回は治療分も含めて二回じゃな)
「それなら、早くしないと!」
トレーナーの蒼い顔に語りかける。
「傷を治す事をキングに願いなさい!あともう一つ、何でも良いからもう一つ願うのよ!」
トレーナーは薄れゆく意識の中で願う。
「傷を、治してくれ。・・・あと、キングのナース服姿が見たい・・・」
「なっ・・・!?・・・良いわよ!やってあげる!」
死に際に願う事がそれなのかとキングは内心、少し笑ってしまう。
(ふはははは!欲望に正直ではないか!良かろう!治癒能力を貸してやろう!服もな!)
人格がコロコロ切り替わるオグリキャップ?がそう言うと、キングの体操服がナース服に変わった。
「・・・細かい事は後にしましょう。それよりも治療よ」
患部に手をかざし、傷を治していく。
「・・・はぁ、ごふ、キング、似合ってるぞ」
「しばらく黙っていなさい」

治療中に敵は攻撃してくるか>>614
614 : 相棒   2023/04/05 20:17:20 ID:CSgNZioEPk
攻撃してくる
615 : トレーナー君   2023/04/05 21:09:52 ID:SJlGJhNu0g
>>613
それなんてスレイブ?
616 : トレーナー君   2023/04/06 15:26:25 ID:7a24wkescg
キングがトレーナーの傷を治している間も周りが待ってくれる訳では無い。
「ああ!もう!少しだけ待ってくれてもいいじゃない!」
柵の向こうでたった今人数を一人減らしたウマ娘がこちらに気付いた。
装着している鉤爪が輝く。
ハンマーは少し手を伸ばせば届く位置にあるが、治療を続けながらでは取れない。
「まだ治療は終わらないわ。・・・使うしか無さそうね」
キングは向かってくる鉤爪のウマ娘を見据える。
今にもキングを切り裂こうとしてきたその時。
「止まりなさい!」
時間が止まり、二秒だけ猶予が生まれる。
「はあああっ!」
一瞬で三連打を顔面に叩き込み、元の位置に戻る。
時間が再び動き出し、敵は霧散。
治療もすぐに再開する。
「次はこの手は使えないわね・・・」

最後の一人の見た目は>>618(未登場のウマ娘)
617 : アンタ   2023/04/06 17:51:54 ID:w3TFQI8asA
ナイスネイチャ
↑が既出ならメジロパーマー
618 : 貴方   2023/04/09 22:14:01 ID:vCtiGR6Uck
ネイチャ
619 : キミ   2023/04/10 19:53:02 ID:Ji.qBVfwEI
「キング・・・もう大丈夫だ。すぐに敵が来る。とりあえず動けるから早くここから動こう」
「・・・本当に良いの?まだ傷が完全に塞がってないわよ?痛いでしょうし・・・」
「ああ。大丈夫だよ。キングのナース服姿を見ただけで痛みなんて無くなったよ」
トレーナーは立ち上がりながら言う。
「もう、おばか」
キングはハンマーを拾い、レース場内を見渡す。
「誰も・・・いない?」
戦闘の気配は無い。
静まり返ったレース場だが、蠱毒は終わったのだろうか。
「キング、これはおかしいぞ。一人も残っていないなら終わりだという報せがあっても良いはずだ」
キントレは警戒を怠らない。
「・・・っ!?下よ!」
キング達は急いでその場を離れる。
「「なっ!?」」
地面が割れ、大きな衝撃と共に何かが飛び出た。
「ナイスネイチャさん!?」
空中高く飛び上がったナイスネイチャ?は、持っていたスレッジハンマーを地面に叩きつける。
「急に強くなりすぎよーっ!」

ナイスネイチャ?の次の攻撃のパワーは>>620(1〜100%)
620 : トレ公   2023/04/10 21:31:58 ID:0MirPw5jv6
33%
621 : 大将   2023/04/11 15:33:02 ID:r.qoSwsKFA
とてつもない衝撃波でキング達は後ろに吹き飛ばされる。
「うがっ!?」
(まだまだ全力ではないぞ!33%程度の力であろうな!)
「全力だとこの三倍近くの威力になるの!?」
キングは地面の上を転がりながらオグリキャップ?に向かって叫ぶ。
似たような武器を扱っているにも関わらず、パワーが桁違いだ。
「それでも!やるしかないわ!」
ハンマーを握り、クレーターの上に立つナイスネイチャ?に向かっていく。
両者が同時にハンマーを振りかぶる。
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ガァァァァァァァァンッ!
鼓膜を破壊されそうなほど大きな金属音が鳴り響く。
キングのパワーは明らかに負けているはずだが、何故か吹き飛ばされなかった。
「何なの・・・これは?」
相手からパワーがハンマーを伝い、キングに流れ込む。
(ほう・・・共鳴を起こしておるのぅ。珍しい)
「どういう事?」
後ろに跳んで距離を取りながら尋ねる。
(相手から受けたパワーが、体内に宿るパワーと同じ周期で振動していたのじゃ。揺れは一つに束ねられ、お主の力となっておる)
「体内に宿るパワーって?私の中にパワーがあったの?」
(傷を癒す力を貸しておったじゃろう?それが力と結びつき、変化した。今は相手と同じ程度のパワーを生み出す能力となっておるじゃろう)
たまたま借りた能力が相手の攻撃と共鳴し、力を手に入れた。
偶然というより奇跡だ。
「深く考えてもキリが無いわね・・・とにかく、対等に渡り合えるようになった。それだけ分かれば十分だわ」
改めてナイスネイチャを見据える。
「条件は同じ。信じられるのは自分の実力だけ。・・・キングに相応しい戦いね」

トレーナーは戦いに参加するか>>622(トレーナーの能力は変化無し)
622 : トレーナー君   2023/04/11 23:27:37 ID:kF/EAnSmjg
ここはこらえて声援を贈る
623 : 貴方   2023/04/12 20:56:42 ID:AlY6gmTMa2
「悪いが俺は一緒に戦えない!今の俺じゃかえって邪魔になる」
「・・・ええ。代わりにキングコールで力を貸してちょうだい!」
キングはハンマーをバットのようにスイングする。
「30%!」
一割の力が乗ったスイングは衝撃波を生み出し、気弾となってナイスネイチャ?に飛んでいく。
「私の名前はーっ!?」
「キング!」
ナイスネイチャ?は身を翻して回避しながらキングの方に向かってくる。
「誰よりも強い?」
「勝者!」
キングは10%の力を脚に込め、力強く踏み出す。
「その未来は?」
「輝かしく!誰もが憧れるウマ娘ぇぇぇぇぇっ!」
張り裂けそうなくらい喉を酷使するキントレ。
キングは100%をハンマーに込めて思い切り振りかぶる。
「一流のウマ娘と言えば君しかいない!」
トレーナーがキングのセリフを先取りした。
答えるのはキングの方だ。
「キングヘイローッッッッッッッッ!」

衝撃でトレーナーが吹き飛ばされた距離は>>624(m単位)
624 : トレーナーさん   2023/04/13 00:21:08 ID:7g8b.zUhv6
キングの方向に向かって10m
625 : トレーナー君   2023/04/13 19:28:54 ID:63rAGY12Aw
キングヘイローとナイスネイチャ?のハンマーが再びぶつかり合った。
今度は正真正銘の全力同士。
だが、ほんのわずかにキングの力が上回った。
応援が背中を押したのだろうか。
「終わりよ!」
ナイスネイチャ?は強烈なパワーに耐えられず、霧散した。
キングも力を出し切り、ハンマーが震える手から離れた。
「・・・あぁぁぁぁっ!?」
段々と小さくなっていく叫び声。
振り返ってみると、トレーナーが遠くまで飛んでいっていた。
「ちょっ!?そんな嘘みたいな飛び方したらせっかく生き返らせたのが無駄になるわよ!?」
すると、今度はトレーナーがキングの方に戻ってきた。
(一定の距離以上は使用者から離れられん。そうなれば強制的に戻される)
使役される側であるキントレはキングからは遠く離れる事は出来ない。
逆バンジーのようにとんでもない勢いで戻ってくる。
「ああああああああっ!?避けろぉぉぉぉぉっ!キングぅぅぅぅぅぅっ!」
「・・・どうして!受け止めてと言えないのよ!」
こんな時でもキングを巻き添えにしたくないトレーナー。
しかしキングはそんな事は許さない。
ハンマーは無くても力は多少残っている。
「受け止めるわ!歯を食いしばりなさい!」
ズドンッッッッッ!
ただでさえでこぼこだらけになっていた地面がどんどん削られていく。
キングが押されているからだ。
「んんんんんんんんうううううっ!」
たった10m押されただけで、完全に停止した。

次に声を発したのは>>626(キングまたはトレーナー)
626 : モルモット君   2023/04/13 20:48:39 ID:CTlUYfZtr6
キングヘイロー
627 : 大将   2023/04/14 19:58:10 ID:iPcHNTIAQs
「・・・大丈夫かしら?」
しばらくの沈黙の後、最初に口を開いたのはキングの方だった。
キングの背中は地面に着き、上にトレーナーが重なるように受け止められていた。
「ああ。ありがとう。助かったよ」
トレーナーは死にかけた割には落ち着いているように見える。
「・・・ところで」
「ん?どうした?」
「いつまでこうしているつもり?」
「あと二時間くらい良いか?」
「良い訳が無いじゃない!」
トレーナーはナース服のキングの胸に顔を埋めていた。
受け止めた体勢を利用して欲に走った。
「がっ!?」
強めに横に転がされる。
「全く・・・こんな時に」

トレーナーは蠱毒の参加者にカウントされるか>>628
628 : お姉さま   2023/04/14 23:31:44 ID:3r9cvVreVY
判定的にはハンマー等の道具扱いなのでされない
629 : 貴様   2023/04/14 23:32:37 ID:MAovV/ZQE2
くっ!状況が状況じゃなかったらキントレが羨ましい!
630 : あなた   2023/04/15 15:33:54 ID:7uZOPP2sF2
(最後の一人となったようじゃな)
オグリキャップ?の声が頭の中に直接聞こえる。
「最後の一人?じゃあトレーナーは参加者には含まれないのね。良かったわ・・・」
(能力で召喚した道具という扱いじゃ。そもそも、最初に参加人数は決まっておる)
キングは安心した。
トレーナーか自分が消えなければ終わらないのではないかと危惧していたのだ。
「それで?蠱毒を生き残った後はどうすれば良いの?」
(蠱毒とは、最も強い毒を決める戦い。最も強い毒が決まった以上、魔石は手に入る。これで終わりじゃ)
「・・・終わり?そう、あっけないわね」
(終わりの無い戦いの方が良かったか?それもまた一興であろう!)
「い、いえ!もう良いわ!」
(では、元の世界に戻ると良い!全ての魔石は集まった!真の王かどうか、確かめる時が来たと言う事だ!)
六つの魔石を嵌めた王冠。
それを戴けば真の王かどうかが分かる。
真の王はウマ娘を導き、ウマ娘を脅威から守る存在である。
「もちろん、当然このキングが真の王よ」

????????は>>631(2〜9の整数)
631 : モルモット君   2023/04/15 17:21:22 ID:hJVCfmk7jg
8
632 : お前   2023/04/16 15:41:14 ID:9rMeU2/dr2
「ここは・・・」
ぼんやりとした視界が次第にはっきりしてきた。
佐賀レース場、目の前には佐賀七英雄ウマ娘。
トレーナーはいなくなっていて、キングも体操服に戻っている。
「最後の魔石、この王冠に嵌めるのじゃ」
顔の左側だけを黒く塗ったウマ娘が言う。
元オグリキャップ?だろう。
キングは手の中にあった魔石を見る。
王冠が浮遊しながらキングの前に移動してきた。
魔石を空白の部分に嵌め込むと、王冠は輝き出した。
「さぁ、戴くのだ!」
キングは頭の上に王冠を載せる。
「真の王、それはキング」
王冠はさらに強く輝き出した。
「これ!どうなの!?」
しかし、王冠はすぐに光を失ってしまった。
「これはー、ダメだね」
「な・・・っ」
「まだ判定が出来んのぅ」
一瞬焦ったキングだが、まだ真の王でないと決まった訳ではないらしい。
判断材料が足りていないのだ。
「元凶への対処が先ですわな」
「元凶?」
王冠を手に持ち、困惑するキング。
「ご存知の通り、時空の歪みが発生しています。それを引き起こしている者がいるのです。その元凶に立ち向かえるのは我々佐賀七英雄ウマ娘と、その力を譲り受けた者のみです」
佐賀七英雄ウマ娘は告げる。
「時空の歪みを引き起こした元凶、その名は」

元凶の名前は>>633>>634>>635>>636>>637>>638>>639>>640(それぞれカタカナ一文字・ただし>>633はンやッ、ーなどは不可)
633 : 貴様   2023/04/16 16:59:53 ID:zX9EfUzSp2
634 : トレ公   2023/04/16 19:39:29 ID:4Cx9hOKpRk
635 : お前   2023/04/16 19:54:59 ID:osiTd0J.XI
636 : トレ公   2023/04/16 19:59:50 ID:/YU04rWUAg
637 : アンタ   2023/04/17 03:35:06 ID:HptnPHpy/.
638 : キミ   2023/04/17 05:31:35 ID:HptnPHpy/.
639 : トレーナーちゃん   2023/04/17 06:12:04 ID:HptnPHpy/.
640 : アンタ   2023/04/17 06:12:48 ID:HptnPHpy/.
🚢
641 : トレーナーさん   2023/04/17 08:27:04 ID:IHHnEPvUcU
>>640がカタカナでないため、>>642を安価とします
ちなみに>>631は元凶の名前の文字数です
642 : トレーナー君   2023/04/17 21:12:13 ID:YDQiM0bU22
643 : トレぴ   2023/04/18 15:02:31 ID:PtskbFc4Vw
「ゴォールドシプス。今ここにいるテメェじゃ到底敵わねェ相手だ」
元サクラチヨノオー?は元凶の名を出した。
「じゃが、これまでのそなた全てなら」
「通用するじゃろう」
元スーパークリーク?と元オグリキャップ?、老人のような話し方の二人はそう言った。
「これまでの、キングの、全て・・・?」
「そう!ゴォールドシプスのせいで時空は歪んで、入り乱れるように繋がってるんだよ!それを逆に利用してやるんだ!」
キングはまだピンと来ていない。
「一から億まで言わねェと分からねェのか?進歩しろよ少しくらい」
「・・・貴方こそいちいち口を悪くしないと話せないの?・・・それより、本題は?」
キングと元サクラチヨノオー?は相変わらず仲良く出来ない。
「つまり、これまで貴方が手にしてきた全ての能力が使えるという事です。それぞれの世界に置き去りにされた能力が、全てこの時空と繋がれば能力は貴方の中に流れ込むように戻るでしょう」
「なるほどね。理解したわ」
「全ての世界を繋げると同時、能力は戻りますがゴォールドシプスも現れるでしょう。注意して下さい」
バンブーメモリー?は優しげに注意を促す。
「ええ。分かったわ」

ゴォールドシプスの全長は>>644(2〜30m)
644 : 大将   2023/04/18 16:00:56 ID:7U5DRCtUTA
24

ゴォールドジプス・・・ いったい何者なんだ・・・?
645 : アナタ   2023/04/19 17:30:07 ID:UH2A4VpxP.
キングヘイローの全能力
・応援されるたび力が増す(配信用の端末やアプリも支給)
・一分だけ時を戻せる(記憶など、一部のみ保持可能)
・ダート適性S(砂を練り込んだ特殊な蹄鉄が装着されているため常時踏み込む力が強くなる)
・鬼人化(屍山血河を持っている時のみ・正気を失うが能力アップ)
・空気中の水分をコントロール出来る(重力が1000倍の空間で100年修行済み)
・致命傷を喰らうと全回復して初期地点に戻る
・全身全霊(身体中の力を使い、一時的に能力が爆発的に上がる)
・くじけぬ精神(復活する度にステータスが上昇する)
・伝説の錨(火継ぎの祭祀場の番人が変化した物)
・境界を操る程度の能力
・2秒間の時間停止(再使用まで5分・身体に直接触れた物の時間は動く)
・1分先までの未来を見通す(再使用まで10分)
・キングのトレーナーを召喚する(代償としてキングがトレーナーの願いを叶えなければならない)
646 : マスター   2023/04/19 19:21:05 ID:M4Bzk9pkJc
「それでは、これより全ての世界を繋ぐ。覚悟は出来ているな」
元ヤエノムテキ?は厳かな雰囲気を纏っている。
「良いわ。始めてちょうだい」
佐賀七英雄ウマ娘は互いを見て頷き合った。
黒い穴が空中に七つ開いた。
それぞれが見えないエネルギーを放出し、キングヘイローは身体の熱を自覚する。
「能力が戻った感覚があるわ」
「・・・来るぞ」
元オグリキャップ?は目を細めて遠くを見る。
キングもその方向を見た。
「あれが・・・」
時空の歪みを引き起こす元凶、ゴォールドシプス。
全長およそ24mの身体は黒く、体表には赤や青の渦のような模様が浮かんでいる。
形はキングが知るどの生物にも似ておらず、腕や頭の概念すら曖昧に思える。
「禍々しいわね。どうすれば倒せるのかしら?」
とは言え、キングはまず最初にやる事を決めていた。
「来なさい!トレーナー!」

トレーナーを召喚するのに叶えなければならない願いの数は>>647(1〜5個)
647 : トレーナー君   2023/04/20 00:09:54 ID:/VKzkBzlAI
2
648 : トレ公   2023/04/20 19:38:56 ID:o3nGh0zdrM
「キング〜の〜お腹は〜一流サ〜イズ〜・・・あれ、キング?」
「何を歌っているのよ!」
暇潰しのためなのか、キントレは自作の歌を歌っていたようだ。
キングは怒りながらも事情を説明した。
「全ての能力が戻ったから俺を呼び出す事も出来たのか」
「今回は二つ願いを叶えるのが対価となる」
元オグリキャップ?は再び対価についてキングに通知した。
「さぁ、何か願いを二つ言いなさい。・・・あまり破廉恥なのはダメよ」
「はは、分かってるよ」
トレーナーは少し考えた。
「一つ目、キングの頭を撫でさせてくれ」
「・・・まぁ、そのくらいなら」
トレーナーの手はキングの手よりも大きく、ゴツゴツしている。
「・・・あと一時間」
「ダメよ。・・・また別の機会になさい」
キングももう少しこのままが良かったが、状況を考えて後に取っておく事にした。
「じゃあ、二つ目」
トレーナーは手をキングの頭から離し、目を合わせた。
「俺に能力を分けてくれ」

トレーナーに分け与える能力の数は>>649(1〜5個)
649 : トレぴっぴ   2023/04/20 19:44:47 ID:FpyClq9.f2
1
650 : トレーナーちゃん   2023/04/21 04:04:50 ID:T7hHW3cN1Q
この中で選ぶなら・・・
鬼神化の能力と屍山血河の譲渡かな
651 : モルモット君   2023/04/21 15:34:59 ID:5PnR8eKny.
「なるほど、そう来たのね」
キングはトレーナーの提案に感心する。
「良いわ。境界を操る程度の能力をあげましょう」
あらゆる境界を操る、汎用性や自由度が非常に高い能力だ。
「きっと貴方なら使いこなせるわ」
キングはトレーナーに能力の説明をする。
「これなら俺も戦力になれそうだ。ありがとう」
キントレは試しに地面に穴を開けてみる。
黒い穴に石を蹴って入れてみると、トレーナーの頭の上に石が落ちてきた。
「いて」
「おばかなんだから・・・」
「この世界は時空がかなり歪んでおる。境界を操る力もより簡単に扱えるじゃろう」
元スーパークリーク?が言った。
「そう言えば、貴方達は何をするの?見ているだけという事は無いでしょう?」
佐賀七英雄ウマ娘は助言こそすれ、自分達で何かアクションをする事は無い。
「ボク達はゴォールドシプスをここから出さないためにバリアを張るよ。外には一般人もいるから、戦いが見えないようにしてー攻撃も外に出ないようにしてー」
どうやら彼女らもやるべき事があるようだ。
「そう言えばここは30年前だったわね・・・」
スマホは無く、インターネットも今ほど発展していないとは言え、あまり大きな騒ぎは起こせない。
この佐賀レース場でゴォールドシプスを仕留めきる必要がある。
「グダグダ言ってる暇はねェぞ」
ゴォールドシプスは奇妙な模様を蠢かせながら腕?を伸ばしている。
「ええ。行くわよ、トレーナー」
「ああ!」
トレーナーは地面に溶け込むように消え、キングヘイローは水で出来た三対の翼で飛び立った。

ゴォールドシプスが????た?は>>652(1〜7の整数)
652 : お兄さま   2023/04/21 23:40:40 ID:aYqgq7YloU
6
653 : トレーナーさん   2023/04/22 16:02:58 ID:n.hsdzVi1A
ゴォールドシプスは体表の渦模様から何かを吐き出した。
「何かしら・・・」
地上にいくつも降り立ったのは。
「どうして・・・また・・・」
六回目に飛ばされた世界で戦ったメジロブライト?だ。
早撃ちで樫本理子と勝負した、メジロブライトの姿をしたガンマン。
それが何百人と並び立っていた。
「あんなにいるの・・・。でも!」
キングは水の槍を何百本も生み出した。
メジロブライト?達も一斉に銃口をキングに向ける。
「一度倒した相手!全能力を手にしたキングに倒せないはずは無いわ!」
無数の銃弾ごとメジロブライト?達を水で出来た槍で貫く。
槍と共に霧散した。
「また何か出てくるわね」
渦が不気味に収縮し、中から赤っぽい物が見えてきた。
「あれは・・・マーチャンさん!?」

巨大マーチャン人形の全長は>>654(25〜50m)
654 : お姉ちゃん   2023/04/22 16:50:00 ID:oLohOYm1NE
33m
655 : トレぴ   2023/04/22 21:03:35 ID:w5V9eSHso2
アレはマーチャンではない、マートレだ・・・
656 : アネゴ   2023/04/23 15:58:48 ID:vuQj8pUOZw
ゴォールドシプスの身体から這い出てきたマーチャンのような物はみるみる大きくなっていく。
完全に身体から出切った時にはゴォールドシプスよりも大きく、33m程になっていた。
「大きいわね・・・」
キングは水の翼で羽ばたき、距離を取る。
「俺達にも手伝わせてくれ」
「目には目を。マーチャンにはマーチャンなのです」
そこにいたのはアストンマーチャンとそのトレーナー。
そして大量のマーチャン軍団だ。
「貴方達!どうしてここに!?」
「よく分からんが穴に吸い込まれた」
「とにかくあのマーチャンに勝てば良いんですよね?それなら、任せて下さい」
大量のマーチャンも本物に続いて頷く。
「・・・分かったわ。頑張りなさい!」
「「おおー!」」
マーチャン軍団は一箇所に集まり、くっつき始めた。
一つにまとまり、大きなアストンマーチャンとなる。
「アストン合体!ビッグマーチャン!」
「何でそんな事が出来るのよ!?」

次にゴォールドシプスが呼び出した敵の数は>>657(2〜9体)
657 : トレぴ   2023/04/23 18:17:57 ID:cVQQpOILEM
3

マートレが【万物創造者(マスタークリエイター)】を習得していて草生える
658 : トレーナーさん   2023/04/24 19:49:18 ID:U10zJLqlkw
「また何か出てくるわ」
渦模様から這い出てきたのは40m近くある巨大なティラノサウルスだ。
「恐竜・・・最初の世界から来たのね」
「ギヤオオオオオオオオオオウッ!」
咆哮が空気を震わせる。
「っ!?」
キングは思わず耳を塞いだ。
今佐賀レース場にはゴォールドシプス、巨大マーチャン人形、ビッグマーチャン、そして巨大ティラノサウルスがいる。
サイズ感がおかしく感じてしまう。
キングはティラノサウルスから距離を取りながら水の大剣を生み出す。
「食らいなさい!」
ティラノサウルスに巨大な大剣を飛ばす。
しかし大剣はティラノサウルスに届かなかった。
「なっ!?」
渦から出てきた細長い腕が大剣の軌道を逸らしたのだ。
腕の持ち主は、頭に屍のような物を載せている。
さらに、休む暇無く新たな敵が呼び出される。
「今度は何!?」
次の敵はこれまでの敵にくらべるとかなり小さい。
普通の人と同じくらいだ。
「あれは・・・ユーハバッハ!」
一度戦った事のある敵だが、倒す事は出来ず逃げる事になってしまっていた。
「リベンジよ!今なら負けないわ!」

キングが戦うのは>>659(ユーハバッハまたはティラノサウルスまたはその他の敵・いずれか一体)
659 : アナタ   2023/04/24 19:50:26 ID:ExwG5pqSjI
ティラノサウルス
660 : トレーナー君   2023/04/25 21:58:36 ID:Ke8KhHHC.6
「提言。あなたはその方と戦うべきではありません」
特徴的な話し方、簡単には忘れられない。
「番人さん!」
火継ぎの祭祀場の番人で、伝説の錨でもある。
今はマヤノトップガンの姿ではなく、本来の容姿だった。
無表情の女性は続ける。
「あなたの行動は全て読まれてしまいます。推奨。ティラノサウルスと戦闘した方が良いでしょう」
「でも、それなら誰がユーハバッハと戦うの?」
キングは水の翼で羽ばたき、観客席の辺りに立っている番人の所へ近づいていった。
「未来を見る事が出来るのは以前の世界にいた者のみです。つまり、別の世界の住人なら戦う事が可能です」
何故そこまで詳しいのかキングは聞くのをやめておいた。
「招集。これまであなたが積み上げてきた徳が仲間をここに呼び寄せたと言っても過言では無いでしょう」
番人の視線をキングは追う。
そこにいたのは。

ティラノサウルスが持つ特殊な能力は>>661(時間操作系の能力は不可)
661 : モルモット君   2023/04/26 00:02:28 ID:kYxq0ae7sU
範囲20メートルに地震を引き起こす
662 : あなた   2023/04/26 19:20:36 ID:C58MS.7yGU
芝の上からキングの方を見上げる者達がいた。
ジャージに袖を通した小型恐竜が、恩義を忘れなかった軍人の子孫が、ファンタスティックな笹針師が、ベテラントレーナーが。
「キングさん。私達も共に戦います」
「状況はぜ〜んぶ聞いてるわ!」
「あなたが救世主キングヘイロー殿。お会い出来て、これ以上の喜びはありません」
「シャーウ!」
キングはこれまでの世界で共に戦ってきた仲間に言った。
「貴方達・・・キングを助けるために・・・」
軍人は言った。
「僕の遥か昔の先祖、ジーカップダイスキはこう言ったそうです。救世主キングヘイローへの恩は必ず返さなければならないと」
ジーカップダイスキ、通称GL-32。
迫り来る小惑星の衝突に立ち向かうため共闘した軍人。
小惑星を消滅させるのに48億年かかったため、二度と彼に会う事は無かった。
しかし、何十億年先までその恩義は語り継がれてきたのだった。
「僕には古代兵器モビルスーツを操縦する能力があります。どうか共に戦わせて下さい!」
「私からもお願いします。私に出来る事は少ないかもしれません。それでもあなたと戦いたい!彼も同じ気持ちなのです!」
663 : 大将   2023/04/26 19:21:27 ID:C58MS.7yGU
樫本理子は懸命に訴えかける。
「・・・分かったわ。ここまで来てくれた覚悟、無駄には出来ないもの」
「ワォ、お話はここまでにしておいた方が良いんじゃな〜い?」
安心沢刺々美はティラノサウルスの方を見て言った。
大きな脚を思い切り地面に叩きつけると、クレーターのように窪んだ。
凄まじい揺れが空気を伝わってきた。
ビッグマーチャンが脚をとられ尻もちをつく。
「そうね。早めに終わらせましょう。まず、キングの能力を渡すわ」
トレーナー以外にも能力の譲渡は出来ると感覚で分かる。
能力の出入口が開いたままになっているのだろう。
664 : あなた   2023/04/26 19:21:35 ID:C58MS.7yGU
「安心沢さんにはこの刀を。一時的に全能力を強化出来るわ。長く持ちすぎると正気を失うから気を付けてね」
キングは何も無い所から刀を出現させ、安心沢に手渡した。
「ワォ、不安しかないわ〜・・・でも、笹針と組み合わせればきっと大丈夫よん!笹針は万能だもの!」
次にキングは理子に言った。
「樫本さん。貴方には、致命傷を喰らうと全回復して復活する能力。それと、復活する度に能力が上昇する、くじけぬ精神をあげるわ」
「これなら私もお役に立てそうです」
「それと、貴方。えーっと・・・」
キングは軍人の方を見る。
「ワキダイスキです」
「そ、そういう名前なのね・・・。分かったわ。貴方はモビルスーツを操縦出来るのよね?それで戦える?」
誇りを胸に、自信を持って言った。
「はい!近くに待機させています!必ずやキングヘイロー様のお役に立ってみせます!」
「頼もしいわ。そして・・・」
キングはこれまでスルーしてきた事をついに叫ぶ。
「貴方・・・そのジャージはキングの物よ!返しなさい!」
「キシャーッ!」
小型恐竜はキングのジャージを着こなしていた。
「この方も共に戦っていただけるようです。ジャージを借りている間だけとの事ですが」
番人は恐竜の言いたい事が分かるらしい。
「まぁ、そういう事なら・・・この戦いが終わるまでよ?」
「シャグ!」
キングは恐竜の頭に手を置いた。
「貴方には応援される度力が増すという能力をあげる」
配信用のカメラを背中に取り付け、準備は完了した。
「さぁ、出陣よ!」

ティラノサウルスは新たに何体出現するか>>665(1〜10)
665 : トレピッピ   2023/04/27 17:48:59 ID:2miFIMPGzY
7
666 : ダンナ   2023/04/27 18:40:32 ID:2gqrgSweyM
前回はかなり長文になってすみません
切り所が無くて・・・

ちなみにキングのジャージを奪った小型の恐竜は>>41ぶりの登場です
667 : トレ公   2023/04/27 19:43:47 ID:uHGrG2A3f2
キングと番人はティラノサウルスに向かう。
番人はまず錨に形を変えた。
「行きましょう」
キングは錨を持つと水の翼を使って羽ばたく。
「大きいけれど、勝てない相手では無いわ」
大きなティラノサウルスが地面を踏みしめる度大きな揺れが発生するが、浮遊するキングにほとんど影響は無い。
キングは水で錨をコーティングし、投げた。
鎖はジャラジャラと伸び続け、遠くからティラノサウルスの喉を打撃した。
「ガアアアアアアアッ!?」
「まだまだ行くわよ!」
鎖を持って錨をぐるぐる横に振り回す。
側頭部や肩などを連続で叩き、砕いていく。
「ふぅ、問題無く倒せたわね・・・」
安心したのも束の間、ゴォールドシプスの渦からティラノサウルスが七体も飛び出してきた。
「なっ!?また出てきたわ!?」
キングは少し考える。
より効率的に攻撃出来ないかと。
「一つ案があるわ。試してみましょう」
キングは大量の水を地面に向けて放つ。
下は砂。
水を吸い、泥のようになった。
水を操る能力を使い、泥を持ち上げる。
「飛ぶよりも力を使わないわ。これでもっと攻撃にリソースを回せる!」
宙に浮くだけなら羽ばたく必要は無いのだ。
空中に泥の道を作り、ウマ娘の脚力で駆ければ良い。
そしてキングヘイローはダート適性が非常に高くなっており、砂を混ぜ込んだ特殊な蹄鉄もある。
相乗効果で、超高速で走る事が出来る。
「貴方にまでごめんなさいね」
泥は努力の勲章です、と聞こえた気がした。
錨に泥のコーティングを施し、さらなる強さを手に入れた。
一撃のパワーが上昇し、複数のティラノサウルスを連続で攻撃していく。
高速で駆けるキングを目で追う事も出来ず、恐竜は絶命して霧散した。

次に戦うのは>>668(安心沢刺々美、樫本理子、ワキダイスキ、小型恐竜、キントレ、ビッグマーチャン、マートレ&本物のマーチャンのいずれか)

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