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安価で決める自由なスポ根・続
1 :
トレーナー君
2024/08/24 22:22:10
ID:tq5sXyWX12
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?read=9738&log=past&res=1000
・安価によって行き当たりばったりのストーリーを展開していきます
・必ずしも史実通りの成績にはなりません
・安価による指定さえあれば翌日中には更新します
2 :
大将
2024/08/24 22:22:29
ID:ur/MDPxx9A
待ってました!
3 :
アネゴ
2024/08/24 22:23:20
ID:tq5sXyWX12
「スカイさん、参りましょう」
「そうですね。ま、作り物って分かってるんですし、全然怖くないですよ」
スカイは余裕綽々とした態度でルビーの前を歩く。
二人が選んだのはBコース。
コースごとに仕掛けが若干違っている。
「ルビーさんはこういうの大丈夫です?」
懐中電灯の光を色々な木に向けながら尋ねる。
「作り物だと仰ったのは貴方では?」
「つまり、怖くないって事ですね。・・・へぇ〜」
スカイは策を練っている時のような表情を一瞬浮かべた。
「ぶあぁぁぁぁっ!」
ゴツゴツした肌の大男が飛び出してきた。
よく見ると、ゴムのような素材のマスクを被っているだけだ。
「はははっ!びっくりした〜」
ルビーの表情が全く変わっていなかった。
ただ、スカイはルビーの尻尾が上に伸びたのを見逃していなかった。
「わっ」
どこからともなく、腕の骨が地面にぼとりと落とされた。
「る、ルビーさん?意識あります?」
「・・・いえ」
一瞬、ルビーの思考は停止していだがすぐに復帰した。
「「うまぴょいうまぴょいうまぴょい」」
儀式もさっさと済ませ、二人は引き返した。
帰り道はほとんど何も話さなかった。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>4
(自由な形式)
4 :
お兄さま
2024/08/24 22:25:00
ID:ur/MDPxx9A
ピラティス
5 :
マスター
2024/08/25 22:37:51
ID:Oxn5K72eo2
「昨日、ルビーさんってば本当に」
何かを言いかけたスカイがルビーの放つプレッシャーを感じて黙る。
「・・・いや、やっぱり何も無いです」
追及はしなかったが、恐らく肝試しでの事だろう。
クオリティが予想以上に高く、なかなかに面白かった。
「今日はピラティスをやってみようと思う。怖い体験で背筋が凍るって言うだろ?だから、背筋を伸ばせるピラティスを試してみようかなって」
「アンタの発想力どうなってるのよ」
合宿所内にスペースを借りたので、静かな環境で集中して出来る。
「まずは基本姿勢。こんな風に寝転がって、骨盤を床と平行に」
調べた情報を基に指導をしていく。
知り合いのトレーナーにアドバイスと資料を貰っているので、初めてのトレーニングも安心して行える。
「そこから脚を上げて。ゆっくりで良いぞ」
「これ、結構効くわね」
激しいエクササイズではないが、筋肉はそれなりに使う。
ストレッチに近い動きで身体のバランスを整えられる。
「スカイ、腹式呼吸じゃなくて胸式呼吸だ。肋骨を動かすイメージで」
「はーい」
こうして、ピラティスの基本的な動きを通じて身体の調子を整える事が出来た。
「また今度やってみよう」
走り込みのコースは
>>6
(山または海沿い)
6 :
トレピッピ
2024/08/25 22:38:30
ID:MgrNa1BaLk
山
7 :
キミ
2024/08/26 22:19:53
ID:fL.oQJYYLY
「今日は山に行こうか」
夏合宿と言えば海というイメージが強いが、近くにはトレーニング向きの山もある。
「何をするの?」
「走り込みだよ。山道は足腰を鍛えられるからな」
これまで何度も山道でのトレーニングを行ってきたが、やはりその効果は高い。
ルビーとスカイは、それぞれ他のウマ娘のトレーニングの手伝いに行っている。
「まずは十往復。距離自体はそこまで長くないから数をこなそう」
「分かったわ」
この山の特徴は、足場の悪さよりも傾斜だ。
トレーニング用に整備されている道は大きな石が少なく登りやすいが、坂道のようになっている部分は多い。
競走ウマ娘のための山として整備されているのだ。
「一本目!」
あっという間に一往復。
「三本目!」
ペースは変わっていない。
「六本目!」
若干タイムが落ちている。
だがそれは普通。
ここからは根性が大事になる。
「九本目!次がラストだ!」
「はぁ、はぁ」
あと一本。
「はぁぁぁぁぁっ!」
最後は全力ダッシュで駆け下りた。
「お疲れ様」
「はぁ、ふぅ。良い感じに走れたわ」
山の澄んだ空気を吸いながらトレーニングが出来た。
夏祭りで最初に行く屋台は
>>8
8 :
トレーナー君
2024/08/26 22:20:39
ID:TrgV88I9PM
りんごあめ
9 :
トレーナー君
2024/08/26 22:21:00
ID:ZqPseZYMb.
たこ焼き
10 :
お兄さま
2024/08/27 22:13:03
ID:js.5czjz8k
毎年恒例の夏祭りにやって来た。
今年は一週間くらい遅い開催だった。
「お待たせしました」
「お、皆似合ってるな」
ルビーは赤、スカイは黄緑、スカーレットは青の浴衣を着ている。
それぞれが引き立て合ってよりいっそう映えて見える。
「何かやりたい事はあるか?」
「アタシ、りんご飴が食べたいわ!夏祭りと言えばりんご飴だもの!」
スカーレットは王道の物が好きな傾向がある。
「よし、じゃあ行こうか」
りんご飴を買おうとした時、後ろから大きな声が聞こえた。
「お嬢!マジ奇遇な!」
浴衣ではなくかなりラフな格好をしたダイタクヘリオスだった。
「ヘリオスさん」
「あのさ!ウチらと回らん?マジでパリピってる最アゲ集団だから!」
ダイタクヘリオスは善意で言っているようだが、正直ルビーが乗るとは思えない。
「申し訳ありませんがご一緒出来ません。ですが、花火だけでしたら」
「うぅーやっぱかー・・・ってマ!?良いん!?」
部分的にだが一緒に夏祭りを楽しめる事になり、ダイタクヘリオスは飛び跳ねて喜んだ。
「ヘリオスさんってルビーさんの事となると変わるわよね」
「はは、確かにな」
スカーレットはりんご飴を食べながらダイタクヘリオス達の様子を見ていた。
「どうかした?」
スカイが尋ねる。
「いや、ただ、来年もこんな風に楽しめると良いなって」
「それ、フラグってヤツじゃない?」
「大丈夫。何があっても、きっと楽しめる。楽しませてみせるよ」
ウマ娘の夢を実現し、幸福を掴ませるのがトレーナーの役目。
そのためなら何だってしたいと思った。
一緒に花火を観るのは
>>11
(セイウンスカイ・ダイワスカーレット・駿川たづな・乙名史悦子・ライトハローの中から一人)
11 :
お前
2024/08/27 22:13:30
ID:cNLt3EFnRU
ダイワスカーレット
12 :
アンタ
2024/08/28 21:53:46
ID:NeyoBl2Dlg
色々な屋台を回った。
「ほっ!」
釣りと感覚が似ているのか、スカイは輪投げが得意だった。
「スカイさんすごいです!パーフェクトなんて!」
「ふっふ〜。そうでしょ〜。スカーレットも四つ入ってるし、結構上手いんじゃない?」
食べ物も満腹になるまで食べた。
「今年は焼きそばじゃなくてちゃんぽんだ!ゴルシちゃん印のちゃんぽんは腰痛に効くぜ!」
「ほ、本当か?」
効能はともかく、味は絶品だった。
「ルビー、来たよー」
メジロパーマーがルビーを呼びに来た。
ダイタクヘリオス達と花火を一緒に見る約束をしていたのだ。
「あ、ヘリオスは今インフェルノ型抜きに挑戦中だよ」
本人が呼びに来ないのをルビーが気にしていると思ったのだろう。
「そうですか。トレーナーさん」
「ああ、行ってくると良いよ」
ルビーは会釈をしてからメジロパーマーについて行った。
「あら?セイちゃん」
「あグラスちゃん」
グラスワンダーがスカイに声をかけた。
「これからスペちゃん達と花火を観るんです。ご一緒にどうですか?」
「スカイもそっちに行くか?」
「そうですね。それじゃあちょっと行ってきますよ」
スカーレットと二人残されてしまったが、寂しさは無い。
むしろ、友人達との交流を大事にしてほしい。
「・・・アタシに友達がいない訳じゃないわよ」
「そんな事思ってないよ」
普段から周りの人々に優しく接しているスカーレットの交友関係は広いだろう。
「・・・一緒に花火、観てくれる?」
一拍置いて、スカーレットは言った。
「俺で良ければ」
「アンタが良いのよ」
花火がよく見えそうな高い場所へ移動する。
人は多いが、まだ奥の方にはスペースがありそうだ。
「そろそろ始まるな」
花火大会で流れる音楽は
>>13
(ウマ娘の曲)
13 :
トレーナーさま
2024/08/28 21:54:53
ID:ZCbzPjir.A
ロストシャイン
14 :
ダンナ
2024/08/29 22:15:35
ID:CAZLVxIIh6
今回の花火大会は、ウマ娘の生歌に合わせて花火を打ち上げるらしい。
アナウンスが聞こえてくる。
「皆さん、盛り上がってますかー!」
やぐらの上にいるのはキタサンブラック。
祭り好きとして有名だ。
「どーんと大きな歓声の花火!打ち上げましょう!」
「うぉぉぉぉぉっ!」
会場のボルテージはマックス。
早く始まらないかと期待で胸を高鳴らせてしまう。
「それでは聞いて下さい!ロストシャイン!」
音楽が流れ始める。
「信じていたんだよ あの日からずっと 途方もないけど 叶えられるって」
絞り出すような歌声。
花火がぽつぽつと上がり始める。
「見上げた空 キラめいてた いつか見ていた あこがれみたいに」
苦しさを感じさせる悲痛な声。
それとは対照的に、花火が連続で破裂していく。
美しい花火が開く時の爆音に、キタサンブラックの歌声は負けていない。
「地上にひとり 残されてた 土のついた足は 動けないまま痺れてく 光は どこ もう見えない」
花火も歌もクライマックス。
全員が息を飲んでいた。
「これ、合ってるのかしら・・・」
隣のスカーレットが呟く。
「でも、意外と好評みたい・・・よく分からないけど。って、アンタどうしたのよ!?」
「うぅ、いや、感動して・・・」
思わず涙が流れてしまっていた。
この歌詞の重みは、トレーナーの心に沁みる。
「ほら、涙拭いて」
「ありがとう」
ハンカチを手渡される。
気持ちも落ち着き始めた所で、二曲目が始まる。
こちらは楽しげな曲だ。
「わ、大きい!」
特大の花火による音が心臓を震わせる。
「やっぱり夏祭りは良いな」
「そうね」
スカーレットと共に、良い夏の思い出を作る事が出来た。
次に行うトレーニングは
>>15
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
15 :
トレ公
2024/08/29 22:16:10
ID:chJMStQpXQ
根性
16 :
あなた
2024/08/30 21:50:06
ID:BdBampA8VI
夏祭りから一夜明け、トレーニングへ戻る。
「これを使ってトレーニングしてみよう」
スカーレットに見せたのは、サッカーボール。
どこにでもあるごく普通のボールだ。
「このボールをリフティングしながらこの砂浜の反対側まで行ってもらう」
「リフティングなんて、アタシ出来ないわよ?」
サッカー経験者でも、リフティングを続けるのは難しい。
スカーレットの言い方から察するに、サッカーはほぼ未経験なのだろう。
「大丈夫。合宿中は毎日リフティングの練習をしてもらう。スカーレットは飲み込みが早いから、やればきっとすぐに出来るようになるよ」
「ふふん、まぁね」
スカーレットは早速リフティングに取り掛かる。
「わっ!?」
ボールがこっちに飛んできた。
「うぶっ!?」
顔面に直撃した。
「ちょっ、大丈夫!?」
倒れたのが砂浜で良かった。
顔はまだ少し痛むが、それだけで大した事は無い。
「あ、ああ、大丈夫。気にせず続けてくれ」
「そ、そう?無理しないでよ?」
このリフティングはれっきとしたトレーニングだ。
集中力や力の調整など、レースに活かせる部分は多い。
「はっ、ふっ」
5回くらいは続けられるようになってきた。
しかし、今日はここでタイムアップだ。
「そこまで。続きは明日だ。ここからはいつものトレーニングをしよう」
一気にやるよりも、少しずつ継続的にやった方が身体に染み込みやすいだろう。
通常のトレーニングも欠かさず行う事で、相乗効果も生まれるかもしれない。
「明日は10回続けられるようになってみせるわ!」
ダイワスカーレットがリフティングで砂浜の反対側まで到達するまでにかかった期間は
>>17
(5日〜20日)
17 :
アナタ
2024/08/30 21:52:00
ID:Npv8An9vB6
1週間(7日)
18 :
マスター
2024/08/31 22:10:00
ID:13t1/oKeko
毎日、トレーニング前にリフティングの練習をするスカーレット。
その成長速度はとても速かった。
「流石スカーレットだな。天才的なセンスだ」
「ふふんっ!褒めても何も出ないわよ?」
尻尾をぶんぶん振っていてもボールはまだ落としていない。
むしろ、どんな状態でもバランス良くボールを蹴り上げる事が出来ている。
「見てなさい!今日こそは向こう側まで行ってみせるわ!」
「よし!頑張れ!」
スマホを構え、その様子を撮影する。
順調にリフティングを続け、前に進んでいく。
「良いぞー!そのままー!」
「はっ、ほっ」
危なげなく半分を突破した。
「あと半分だ!」
「頑張るスカーレットを見守るマーチャンなのです」
スマホのカメラに何かが映った気がした。
「はぁ、あと、ちょっと!」
残り約200m。
レースなら一番の踏ん張り所だ。
「踏ん張れ!」
スタミナ的にかなりキツくなってきているはずだが、まだボールは落ちていない。
「ここまで!行け!行け!」
砂浜に線を引き、ゴールラインとした。
「たっ、はっ、ふああっ!」
ついに、一度もボールを落とさず砂浜の端から端までリフティングで進みきった。
このリフティング練習を初めて一週間。
スカーレットの努力が実った瞬間だった。
「やったな!スカーレット!」
「はぁ、ふぅ。どう?これがアタシの実力よ!」
「ああ!すごい!すごいぞ!」
「すごいすごいなのです」
その後はスカーレットと二人、かなり気分良くトレーニングが出来た。
ライブイベントでパフォーマンスを行うウマ娘の人数は
>>19
(10〜30人)
19 :
お兄さま
2024/08/31 22:10:45
ID:9ckguQsFd2
30人
20 :
アネゴ
2024/09/01 22:13:52
ID:Khc9cfPOjQ
「今日はありがとうございます、トレーナーさん」
「最高のライブにしましょう!」
ライトハローさんと誓い合う。
定期的に行っている、グランドライブの告知ライブをこの夏合宿でも行う事になった。
前回よりも規模は大きくなり、30人ものウマ娘がパフォーマンスを行う。
もちろん、チーム<アルタイル>も参加する。
「皆、似合ってるぞ。いつもとは違う感じがする」
「ざっくりしてますね〜」
裾を結んだ白いTシャツとハーフパンツという、涼し気な衣装を着ている。
「それでは行って参ります」
「ああ、頑張って!しっかり見てるぞ!」
砂浜の特設ステージに上がっていくウマ娘達。
観客も前回よりかなり多くなっている。
「揺らせ 一秒 駆けたら Summer girls」
センターは、グランドライブ計画に最初から貢献し続けているスマートファルコン。
ダンスだけでなく、表情や目線も観客の心を掴むように計算されている。
ルビー、スカイ、スカーレットもそれぞれ良い動きをしている。
「きっと沸き立つ Fantastic time」
ライブは大成功。
会場は大盛り上がりだ。
「みんなー!楽しんでくれたー?」
「うぉぉぉぉっ!」
「ありがとー!次の告知ライブも来てねー!」
スマートファルコンの言葉に続き、ルビー達も手を振った。
「やっぱりライブは良いな」
ライブ後にライトハローと行く場所は
>>21
21 :
トレーナー君
2024/09/01 22:15:45
ID:l62nHCY3Og
お洒落なショットバー
22 :
アンタ
2024/09/02 22:13:46
ID:G6PQAqX12k
「トレーナーさん。その、もし良ければなのですが・・・この後一緒に飲みに行きませんか?」
告知ライブ後、ハローさんがどこか遠慮がちに誘ってきた。
「もちろん良いですよ。楽しみです」
そう答えると、ハローさんは安心したように笑った。
すると、少し離れた所で休んでいたスカーレットが近寄ってきた。
「・・・アタシもついて行くわ」
「えっ?何でまた」
「何でもよ」
飲みに行くのに未成年を連れていくのは良くないだろう。
「ダメだよ。未成年だし、お酒を飲まないとしても夜更かしはトレーニングに支障が出る」
「そ、それならアンタだって!」
「俺は明日午後からだから。スカーレットは午前中に授業があるだろ?」
「うぐぐぐぐ・・・!」
何とかスカーレットは引き下がってくれた。
とは言え、飲み過ぎないようにしよう。
「すみませんトレーナーさん」
「いえ、ハローさんが謝るような事じゃないですよ」
入ったのは、ショットバー。
お酒をボトルではなく一杯ずつ注文する形式のバーだ。
あまりバーに馴染みは無いので、こういった初心者でも入りやすいバーはありがたい。
「それでですね!その時のファりゅこしゃんがぁ」
まだ飲み始めたばかりだが、もうかなり酔ってしまっているようだ。
完全に酔い潰れてしまう前に帰った方が良いだろう。
「トレーナーさぁん。歌いましょお〜。はひれ〜みらいのなかへぇ〜」
「す、すみません」
バーテンダーは優しげに微笑んだ。
少しして店から出た。
「またライブ、おてつだいしてくだしゃいねぇ」
「はい、ぜひ」
半分寝ているような状態のハローさんを宿泊先に送り届け、自分も帰る。
バーに行きたがっていたスカーレットのために、お土産として店内の写真を何枚も撮っておいた。
「明日会ったら見せてあげよう」
ダイワスカーレットの並走相手は
>>23
(一人)
23 :
トレーナーちゃん
2024/09/02 22:14:30
ID:QbBvcMOrIA
シンボリルドルフ会長
24 :
アナタ
2024/09/03 22:10:03
ID:Y15jA4tzoY
「ほら、こんな感じのお店」
昨日行ったバーの写真をスカーレットに見せる。
「すごく行きたがってたから、いっぱい写真を撮ったんだよ」
「そういう訳じゃなかったんだけど・・・へぇ、結構お洒落なのね」
スカーレットがスマホをどんどんスワイプしていく。
「ふーん、ハローさんお酒弱いんだ」
何に感心したのかは分からないが、写真を見て楽しんでくれたようだ。
「さて、そろそろトレーニングを始めようか」
「そうね。今日は何をするの?」
今日は、短時間だがコースを使える。
「並走をしてもらう。相手を見たら驚くぞ」
ティアラ路線で活躍するスカーレットのために、向こうから並走を誘ってきてくれたのだ。
約束の時間ぴったりにそのウマ娘はやって来た。
「待たせてすまない。今日は私の並走に付き合ってもらってありがとう」
「会長!?」
そのウマ娘はトレセン学園の生徒会長、シンボリルドルフ。
凄まじい強さを持つ、多くの生徒の憧れの的となっているウマ娘だ。
「2000m右回りでどうだろう」
「アタシはそれで大丈夫です!」
スカーレットのために秋華賞と似た条件にしてくれたようだ。
それとも、余裕の表れだろうか。
「スタート!」
前に出たのは以外にもシンボリルドルフ。
先行や差しが得意だと聞いていたが、これも作戦なのだろう。
「取り返す!」
スカーレットは外から先頭を奪おうとする。
競り合いが得意なスカーレットに合ったレース運びだ。
しかし、シンボリルドルフの華麗なコーナリングは無駄が無く、なかなか抜かせない。
「意気衝天。流石の気迫だな」
その時、シンボリルドルフが強く踏み込んだ。
先にスパートを開始するのは
>>25
(ダイワスカーレットまたはシンボリルドルフ・同時も可)
25 :
相棒
2024/09/03 22:10:45
ID:wswV6ZwvyE
シンボリルドルフ
26 :
トレ公
2024/09/04 22:09:07
ID:zAQg1zO8n.
「このタイミングで!?」
思わず声に出して驚いてしまった。
スカーレットも同様に驚いているだろう。
シンボリルドルフは直線に入ると同時にスピードを上げた。
ゴールまでまだ1000m近くある。
スパートには早すぎる。
「まさか・・・二回に分けてスパートをかけるつもりなのか」
一回のロングスパートではなく、二段階に分けてスピードを上げる。
相手はペースを掴みにくくなり、自分は必要な分だけ加速すれば良くなる。
そう簡単に出来る事ではないはずだ。
「へぇ、ルドルフもあんな走りするんだ」
後ろから唐突に声が聞こえ、肩を震わせた。
振り返ると、そこにはミスターシービーが立っていた。
「やっほ〜。隣、良い?」
「あ、ああ」
スカーレットの一つ下の世代で、現在ジュニア級。
既に重賞を制覇しており、抜きん出た存在になりつつあった。
「ねぇ、このままルドルフが勝つと思う?」
「スカーレットが勝つと信じるのがトレーナーの役目だよ」
レースから目を離さずに答える。
差はおよそ3バ身。
普段とは違うレース展開のせいもあり、スカーレットは本来の力を発揮出来ていないようだ。
だが、まだ追いつけない差ではない。
「ルドルフが勝つよ」
ミスターシービーは断言した。
「スカーレットは強いけどさ、ルドルフほどじゃない」
その瞬間、シンボリルドルフが二段階目の加速を行った。
スカーレットが縮めかけていた差を、再び広げる。
27 :
お兄さま
2024/09/04 22:09:13
ID:zAQg1zO8n.
そのまま、リードをキープしてゴール。
着差は約4バ身。
「はぁ、はぁ」
「ふぅ、良い走りだった。私も最初から全力を出していなければ危なかったよ」
シンボリルドルフは軽く息を整えながら言った。
「・・・悔しいです。でも、負けたままにはしませんから」
スカーレットはシンボリルドルフにそう言った。
その眼光は鋭い。
「私の方とて、負けるつもりは毛頭無い。いつか大舞台で共に競える事を願っている」
シンボリルドルフはスカーレットの一つ上の世代。
そして、クラシック三冠を含めたGI7勝を成し遂げている。
「スカーレット。シンボリルドルフを倒さないと一番にはなれないぞ」
「ええ。会長にも他のライバルにも、全員に勝って一番になるわ」
そのために、今日の敗北を糧にしようと誓った。
帰りのバス内で行われるイベントは
>>28
(バス内で出来る事)
28 :
あなた
2024/09/04 22:10:00
ID:Awk152.8tg
ビンゴ大会
29 :
お姉ちゃん
2024/09/05 22:13:21
ID:e8kd8Or1.c
「よっしゃーっ!リーチ!」
夏合宿は終わり、バスで学園に帰る。
スカーレットが乗るバスではビンゴ大会が行われていた。
「5か17が来ればアタシもリーチなのに!」
スカーレットの隣の席はウオッカ。
ランダムに決められたはずなのに奇跡的に隣になった。
「さぁ次は何が出るかな」
進行を行うのはフジキセキ。
車内で散らばらないように、玉を出すタイプではなく電子ルーレットで抽選をしている。
モニターに映し出された数字は5。
「やったわ!アタシもリーチよ!」
運だけの勝負だが、勝負は勝負。
ウオッカとダイワスカーレットは何をしても競ってしまう。
「ビンゴ!」
「よし!ダブルリーチ!」
バス内では次々と喜びの声が上がる。
「トリプルリーチ!」
「アタシもトリプルリーチ!」
二人の進捗は互角。
あと数回の抽選で勝負が決まる。
「そろそろ最後にしようかな。出たのは・・・1だ!」
「「ビンゴ!」」
直後、二人は顔を見合わせる。
そして、互いのビンゴカードを見た。
「アンタも!?」
「同時かよ!?」
またしても奇跡的に、同じタイミングでビンゴを達成した。
特に景品などは無いが、勝敗はつけたかった。
「ふん!今日は引き分けで許しておいてあげるわ!」
「本当は先にリーチしてた俺の勝ちだったけど、まぁ引き分けって事にしておいてやるよ」
「はぁ!?」
結果的に、到着まで退屈せずに過ごす事が出来たスカーレット達であった。
次に行うトレーニングは
>>30
(スピード・スタミナ・パワー・賢さのいずれか)
30 :
貴様
2024/09/05 22:14:00
ID:MCN7YlUZwE
パワー
31 :
アナタ
2024/09/06 21:21:47
ID:bjV6G7cwwU
夏合宿が終わり、これから秋のレースシーズンに入る。
もちろん秋華賞も待っている。
「今日は筋力トレーニングをやるぞ」
休暇を一日挟んだので、やや重めのトレーニングも行う。
「特に脚を重点的に鍛える。そして使うのはこれだ!」
「サッカーボール?夏合宿で使ってたけど、筋力トレーニングになるの?」
確かに普通のボールであればあまり負荷が無い。
「大丈夫。このボールにはかなり強めのゴム紐が付けてある。しっかり蹴らないと前に飛ばないし、戻ってきたボールを蹴り返すのもパワーがいる」
安全面には最大限配慮した上で、このトレーニングを行う事にした。
「たあっ!」
スカーレットが思い切りボールを蹴った。
10mくらい進んだ所でボールが止まり、スカーレットの方に戻っていく。
「来たわね!」
自分のパワーがそのまま返ってきたかのような剛速球。
だが、スカーレットは見事に蹴り返した。
リフティングのトレーニングを経て、見切る力が伸びたおかげかもしれない。
「次もあるぞ!今度は左脚で!」
片方だけ鍛えてはバランスが悪くなってしまうので、蹴る脚は交互に。
「はぁぁぁっ!」
さらに強くなった球威をものともしないパワフルな蹴り。
何度も蹴り続け、スカーレットの脚には良い疲労が溜まってきているだろう。
「そこまで!」
スカーレットは程良い力の蹴りでボールの勢いを相殺し、停止させた。
「結構疲れたんじゃないか?」
「そうね。レース後くらいかしら」
そこで、スカーレットにマッサージを行う事にした。
マッサージを行うのは脚のどの辺りか
>>32
32 :
キミ
2024/09/06 21:22:02
ID:lJz8j6rVL2
裏
33 :
お姉さま
2024/09/07 22:28:44
ID:WFP5sXNh4U
普段と異なる運動をすると筋肉痛になりやすい。
後に疲労を残さないためにもマッサージなどでケアをする必要がある。
「マッサージするからそこにうつ伏せに寝てくれ」
トレーナー室に戻り、ソファの上でスカーレットを寝かせる。
肘置きが無いタイプにしているのは、こういった使い方もしたかったからだ。
「じゃあ押すぞ」
足首の辺りから始める。
押したり揉んだりしながら筋肉をほぐしていく。
足の裏や膝裏、大腿二頭筋などを重点的にほぐした。
流石にその道のプロには敵わないが、マッサージはかなり得意だ。
ルビーやスカイと共にトレーニングをしてきた中で上達してきたと思う。
「痛くないか?」
「んっ。ええ。ちょっとくすぐったいけど」
たまにスカーレットの尻尾に顔を叩かれるが、心地良さを感じた結果なのであればこちらは何も気にしない。
「ただいま戻りました」
走り込みに出ていたルビーとスカイが戻ってきた。
「ただい・・・にゃはは〜取り込み中ですかね?」
スカイの定位置のソファを使ってしまっていたからだろうか。
「そうだ、二人にもマッサージしようか」
走り込みの際はセルフマッサージをしてもらう事が多いが、今日はまとめて三人分やってみても良いだろう。
スカーレットのマッサージを終え、スカイと交代してもらう。
「さぁ、そこに寝て」
「・・・トレーナーさん。優しくやって下さいね?」
「もちろん」
脚を押すと。
「あああああああああああ」
スカイの身体が少し伸びた気がした。
「スカイさん、背中を押しますよ」
「じゃあ私は腕を」
ルビーとスカーレットも手伝ってくれる。
「ちょ、そんなに一気にっにゃあああああああああああ!?」
一緒に出かけるウマ娘は
>>34
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレットから1~3人)
34 :
あなた
2024/09/07 22:29:19
ID:BvwZh6rYMo
全員(3人)
35 :
大将
2024/09/08 22:10:32
ID:qGZeg08dm.
「トレーナー!待たせたわね!」
「俺も今来たばっかりだよ」
トレーナー室の前で待ち合わせをしていた。
今日はスカーレット、スカイ、ルビーの三人と出かける日。
「わ、ルビーさん綺麗!」
やって来たルビーの服装を見てスカーレットが目を輝かせた。
首元には宝石のルビーが光っている。
「ああ、良いな」
「・・・ありがとうございます」
そして、約束の時間。
「あれ〜?セイちゃん遅刻してませんよね?」
「ああ、時間ぴったりだよ」
全員が揃ったので出発する。
向かう先は大型ショッピングモール。
様々な施設が集まっているので一日楽しく過ごせるはずだ。
「まずはどこに行こうか」
最初に行く場所は
>>36
(ショッピングモール内にある店や施設)
36 :
トレーナーさん
2024/09/08 22:11:00
ID:dAT/7tZync
ゲームセンター
37 :
マスター
2024/09/09 22:43:54
ID:RLWMHvETpM
「それなら、良い場所がありますよ」
スカイが提案する。
連れてこられたのは、大型のゲームセンター。
「スカーレットのぬいぐるみが今日から景品になってるんです。取ってみません?」
スカイが指差したのはクレーンゲーム。
大きなスカーレットのぬいぐるみが景品として置いてあった。
「では私が」
「ルビーさん、そのカードは使えませんよ」
ルビーが持っていた黒いカードをしまった。
「ちょっと両替してくるよ」
普通は百円で一回遊べるが、五百円なら六回になる。
そう簡単には取れないと思うので、余裕を持って三千円分両替した。
「それじゃあ、一回ずつ交代でやりましょうか」
最初はスカーレットの挑戦。
「このくらい・・・あ!ちょっとズレちゃった」
ぬいぐるみの脚をアームが撫でただけで、掴めなかった。
「こういうのは一回で掴もうとしちゃダメなんだよ。ちょっとずつずらしていかないと」
スカイはぬいぐるみの中心からずれた位置でアームを止め、大きく左に動かした。
「そうそうその辺りです」
「はい」
ルビーもスカイの指示を受けてぬいぐるみをさらにずらした。
「ここからなら取れる!」
ぬいぐるみの中心をしっかり掴み、持ち上げる。
しかし、アームが弱いのかぽとりと落下してしまった。
「「あー」」
「スカーレット、頼んだ!」
「任せて!もう見切ったわ!」
アームの強さも計算に入れ、スカーレットがボタンを押す。
「ここ!」
「持ち上がった!」
そして、安定したまま穴の真上でアームが開く。
「やった!取れたわ!」
ぬいぐるみを取り出して喜ぶスカーレット。
全員で協力したおかげで、予想より早くゲットする事が出来た。
昼食は
>>38
(料理のジャンル)
38 :
貴方
2024/09/09 22:45:10
ID:1IuqUgzj5s
和食
39 :
トレぴ
2024/09/10 22:11:00
ID:hkZP8m54eY
ぬいぐるみと同じようににこやかな表情のスカーレット。
尻尾は楽しげに揺れている。
「そろそろお昼にしようか」
少し早いが、混む前に昼食を摂る事にした。
「こちらのお店はどうでしょうか」
ルビーが指したのは和食チェーン。
学園の近くには無いので実際に入った事は無い。
「良いと思います」
「異議な〜し」
店内は木目を基調としたデザインになっている。
「四名様ですね!こちらのお席にどうぞ!」
案内された席に座り、メニューを確認する。
隣に座るスカイがメニューをめくっていく。
「結構色々ありますね」
リーズナブルな割にボリュームはあり、栄養バランスも考えられていそうだ。
「アタシはトンカツ定食にしようかしら」
「焼き魚定食にいたします」
「じゃあこの刺身のやつで」
「俺もそれにしようかな」
他のメニューよりも少し高いが、せっかくなので頼んでみる。
「美味しいな」
「ええ、近くにもあれば良いのに」
ルビーが刺身定食の方を見た気がした。
「刺身、少しあげようか?」
「・・・いえ」
「遠慮せずに。スカーレットもいるか?」
「・・・では、お言葉に甘えて」
「ありがたく貰うわ」
皿を差し出し、刺身を一つずつ分け与える。
「セイちゃんも貰おうかな〜」
「スカイは同じの食べてるだろ?」
「にゃははーそうでしたー」
普段なかなか行かない店で楽しく食事する事が出来た。
昼食後に行く場所は
>>40
(ショッピングモール内にある施設)
40 :
お兄ちゃん
2024/09/10 23:23:39
ID:Y9rYAjfy3.
カフェ
41 :
使い魔
2024/09/11 22:16:57
ID:AggThz7edo
昼食後はトレーニング用品や消耗品などの買い出しを行った。
「結構買いましたね」
「ええ。必要な物はこれで揃いました」
荷物の量はかなり多くなってしまった。
ウマ娘の力なら多少重い物を持っても問題は無いが、一応休憩を取る事にした。
「そこのカフェで休んでいこう」
「さんせーい」
モール内にあったカフェに入る。
「ただいま、ラブラブハートパフェと一緒に写真を撮っていただくと割引きさせていただくキャンペーンを開催中です!是非ご参加下さい!」
店員に勧められたパフェは、ハート型のチョコやクッキーなどがたくさん載せられていた。
「た、頼みます?」
「頼みましょう!」
スカーレットが食べたそうだったので注文する事にした。
四人で一つのパフェを分け合うのであれば、すぐに食べ切れるだろう。
「お待たせいたしました!」
パフェと飲み物がテーブルに置かれる。
「お写真お撮りしましょうか?」
「お願いします!」
スカーレットが店員にスマホを渡した。
「それじゃあ、ルビーさんは指をこんな風に。トレーナーも。スカイさんはこう」
こういった写真を撮るのに慣れているのか、スカーレットがポーズを教えてくれた。
ルビーと指を合わせ、ハートマークを作る。
ルビーの細い指と比べると少し不格好な指をしているかもしれない。
スカイとスカーレットも別の形でハートを作った。
「はい、うまぴょい!良いですね!」
スカーレットは撮ってもらった写真に満足したようだ。
「ありがとうございます!ふふっ、良いわね」
「では、いただきましょう」
パフェを四人で分け合って食べた。
秋のレースシーズンを前にして、充実した休日を過ごせた。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>42
(自由な形式)
42 :
アンタ
2024/09/11 22:18:00
ID:dlJY0qEnfA
重バ場でダッシュ(足腰を鍛える)
43 :
貴方
2024/09/12 22:12:49
ID:vpNWqLEDgc
秋華賞は目前に迫っている。
スカーレットの調子は依然として良いが、レースに絶対は無い。
少しでも勝利の可能性を上げられるように、充実したトレーニングをしたい。
「雨、止んだみたいね」
朝から降り続いていた雨は予報通り止んだ。
「ちょうど良い。今日はこの環境を活かしたトレーニングをしよう」
コースの芝は雨で濡れて重くなっている。
この状態で走れば足腰を鍛えられるだろう。
「ぐしょぐしょね・・・」
「本番もこうなるかもしれない。今の内に慣れておこう」
多少の雨でもレースは行われる。
重バ場の芝はいつもよりパワーとスタミナが必要になるので、かなり難しいレースとなるだろう。
同じ条件の中で、最も適応したウマ娘は勝ちに大きく近付く。
「踏み込む感覚が全然違う・・・!」
スカーレットはいつもと同じように走ろうとしているが、やはりテンポ良く加速出来ていない。
「コース取りを意識するんだ!」
水溜まりのようになっている場所や土が柔らかい場所がいくつもある。
走りやすい場所を探す目も養わなければ。
「はぁ、はぁ、もう一本!」
スカーレットのタイムは段々良くなってきている。
体力を消費していない状態ならもっと速くなるだろう。
「そこまで!クールダウンしながら戻ってきてくれ!」
スカーレットの体操服は泥だらけになっていた。
しかし、スカーレットの表情は明るい。
「やっとコツが掴めてきたわ!これなら重バ場のレースでもきっと一番になれる!」
重バ場のコースを走った事により、足腰を鍛えつつレースセンスも磨く事が出来た。
秋華賞でのダイワスカーレットの枠順は
>>44
(1〜17番)
44 :
お兄ちゃん
2024/09/12 22:13:30
ID:39qJvoqt4Q
3枠6番
45 :
アネゴ
2024/09/13 21:05:34
ID:LwC7G35uU2
「さぁ、今日は待ちに待った秋華賞!勝てばトリプルティアラのダイワスカーレットが一番人気です!」
トリプルティアラに期待がかかるスカーレット。
偉業を前にして、緊張していないだろうか。
「緊張してないか?」
「少しね。でも、大丈夫」
期待の重さに負けてはいないようだ。
むしろ、スカーレットは期待を力に変えられるウマ娘だ。
「あまり気負わず。自分の走りをなさって下さい」
かつてのルビーなら、望んで重責を負っていただろう。
気持ちや考え方に少し変化があったのかもしれない。
「サボらずトレーニングしてきたんだし、大丈夫だよ」
スカイはスカーレットの肩に手を置いて言った。
「・・・はい!」
スカーレットは立ち上がる。
勝負服に身を包んだウマ娘はやはり輝いている。
「スカーレット、一番になって来い!」
「ええ!見てなさい!」
逃げるウマ娘の数は
>>46
(1〜4人)
46 :
モルモット君
2024/09/13 21:58:00
ID:0lJh.LNRiA
2人
47 :
お姉ちゃん
2024/09/14 20:54:23
ID:i9yAZh/rN.
今日はお休みします
48 :
マスター
2024/09/15 22:41:49
ID:nWQDYPWVDE
「さぁついにやって来た秋華賞!トリプルティアラ最後の一冠を制し、秋の華を咲かせるのは一体どのウマ娘か!」
ウマ娘が次々と姿を見せる
「堂々の一番人気!桜花賞、オークスを制しトリプルティアラへ王手をかけたダイワスカーレット!3枠6番からのスタートとなります」
「おおおおおおおおおおっ!」
ダイワスカーレットが登場すると、一際大きな歓声が巻き起こった。
「17番カワカミプリンセス。これまで惜しいレースが続いています。果たして念願のGI勝利を成し遂げられるのか!」
二番人気のカワカミプリンセス。
これまでスカーレットと激闘を繰り広げてきたライバルだ。
もちろん、他の出走者も実力派揃い。
油断は出来ない。
「17人のウマ娘がゲートに収まります。体勢整いました。今・・・スタートです!」
スタートはややバラけたが、スカーレットは好スタートを切れている。
「先頭争いは1番と3番。少し後ろから2番と4番も前を狙っています」
内枠のウマ娘がこぞって逃げを選んだ。
スカーレットは五番手、六番手くらい。
インコースを確保している。
「中距離の走りはもう完全に身についたはずだ」
競り合い続け、周りのペースに合わせる。
無駄な思考を無くし、スタミナを温存出来る。
「大丈夫、いつもの走りをすれば良い」
カワカミプリンセスの位置は
>>49
(7~17番手)
49 :
キミ
2024/09/15 22:45:01
ID:1ib9Z6pgds
10番手
50 :
トレーナー
2024/09/16 22:21:12
ID:DhAcxe6Yog
「ウマ娘達が坂を登っていきます!先頭は1番。外から3番。後ろには2番、さらに4番。6番ダイワスカーレットは五番手。すぐ隣には12番がいます」
スカーレットは隣のウマ娘に合わせて走る。
レース中盤に入っても大きな動きは無い。
「二番人気のカワカミプリンセスは十番手か。中団に控え、外でチャンスを待ちます」
カワカミプリンセスは大外を活かして集団の外側に位置取った。
若干のロスはあるが、仕掛ける際に邪魔されにくい。
下り坂の途中が仕掛け所。
それまでに良い条件を整えておかなければ。
しかし。
「まずいな」
スカーレットの前と横が塞がれてしまっている。
これでは自分の思い通りのタイミングでスパートをかけられない。
「何とか抜け出さないとですね」
先に仕掛けようとするウマ娘は
>>51
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス・同時は不可)
51 :
トレぴっぴ
2024/09/16 22:24:30
ID:E0mUxWKfEc
カワカミプリンセス
52 :
貴方
2024/09/17 22:15:47
ID:DrA/LoPOMk
「レースは終盤に差し掛かろうというところ。あーっと、ここでカワカミプリンセス!外から仕掛ける!」
集団の外側からぐんぐん加速し、位置を上げていく。
ノンストップで突き進むその姿はまるで砲弾だ。
「どりゃああああああああっ!」
「スカーレット!急げ!」
依然、横と前が塞がれていてスカーレットは抜け出せない。
序盤から激しい先頭争いを続けていた逃げウマ娘達のスタミナはかなり消耗している。
カワカミプリンセスの加速に即座に反応出来ないため、スカーレットの進路もなかなか生まれない。
「ここ!」
最終直線に入って、やっと抜け出せた。
しかし、その時には既にカワカミプリンセスがスカーレットと並んでいた。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
「らああああああああああああっ!」
加速し切ったカワカミプリンセスの最高速度に、スカーレットは追いつけない。
「こんな・・・こんなのっ!」
「ゴォォォォルイン!カワカミプリンセス!圧勝だぁぁぁぁっ!」
レース直後のスカーレットに対する観客の反応は
>>53
(ポジティブまたはネガティブ)
53 :
お兄ちゃん
2024/09/17 22:17:00
ID:cHQHEnD4iY
マジかよ・・・(ネガティブ)
54 :
トレぴ
2024/09/18 22:11:33
ID:3bk8G/IkmI
「ああああああああああっ!」
「うおおおおおおおおお!」
カワカミプリンセスの咆哮に呼応するように観客が沸いた。
「カワカミプリンセスは3バ身差での見事な勝利!念願のGI勝利を手にしました!」
惜しいレースが続いていたカワカミプリンセスがついに報われた瞬間。
泣きながら駆け寄るトレーナーを見れば、どれほど大きな勝利だったか分かる。
「二着はダイワスカーレット。囲まれてしまいなかなか抜け出せなかったものの、最後に良い追い上げを見せました」
だがチーム<アルタイル>、そしてダイワスカーレットにしてみれば痛恨の負け。
デビュー以来公式戦無敗のダイワスカーレットが、トリプルティアラのかかる秋華賞で負けたのだ。
「スカーレット・・・」
もちろん、彼女を責める気は全く無い。
放心しているのか、スカーレットは掲示板をまだ見つめている。
「スカーレット負けたのか・・・」
「うわ・・・マジかよ・・・」
少しして、周りから落胆の声が聞こえてきた。
期待がかかっていた分、負けの反動は大きい。
「・・・参りましょう」
「・・・ああ」
ルビーに言われ、観客席を後にする。
今はとにかくスカーレットを労う事を考えなければ。
ダイワスカーレットの落ち込み具合は
>>55
(80%〜99%)
55 :
相棒
2024/09/18 22:12:00
ID:pipIrrp6Oc
95%
56 :
アネゴ
2024/09/19 22:18:34
ID:bjiw50sgkA
「お疲れ様」
地下バ場道で、スカーレットを迎える。
「・・・アタシ、負けたわ」
「・・・ああ」
今は静かに受け止めるだけの時間。
まずはスカーレットの言葉を聞こう。
「たくさんトレーニングしたのに!一番人気だったのに!全力を出せなかった!カワカミ先輩と勝負すら出来なかった!」
スカーレットの悲痛な叫び。
目からは、今にも涙が流れ出しそうだ。
「もっと早く抜け出せていれば!そもそも囲まれていなければ!アタシがもっと強ければ!」
「スカーレット・・・君はベストを尽くした。負けたのは俺の責任だ」
「そんな事っ!」
ウマ娘のレース結果の責任はトレーナーにある。
勝たせるためのトレーニングをしてきたが、実際は勝たせられなかった。
「まぁまぁ二人とも。こんな所で立ち話もなんですし」
スカイに促され、控え室に戻る。
「・・・はぁ」
スカーレットはため息ばかりついている。
心の中では何度もレースの事を思い出し、落ち込んでいるのだろう。
そんなスカーレットに、あまり効果的な言葉をかけてあげられない自分が情けない。
「ライブまで寝ちゃいましょ。スカーレットも、トレーナーさんも」
スカイが提案する。
「時間になりましたら私がお声掛けします」
ルビーが起きていてくれるらしい。
「そうだな。少し休もう」
「・・・ええ。ありがとうございます。スカイさん、ルビーさん」
ライブの時間まで仮眠を取る事にした。
スカーレットの気持ち、そして自分の気持ちが少しは落ち着くと良いのだが。
ダイワスカーレットが実際に眠っていた時間は
>>57
(30分〜120分)
57 :
大将
2024/09/19 22:19:00
ID:uXThdvtgtA
120分
58 :
貴方
2024/09/20 22:13:06
ID:0mOmkjYYOs
スカーレットは糸が切れてしまったかのように深い眠りに落ちた。
眠れない。
色々と考えてしまい、眠る事が出来ない。
目を閉じるだけでも多少は落ち着くかもしれないと思ったが、逆に思考の渦に飲み込まれてしまいそうだ。
「トレーナーさん、今はあまり思い悩まずお休みを」
ルビーには、まだ眠りに落ちていない事を見抜かれてしまったようだ。
「そうだな。そうなんだけど・・・」
「これからの事はこれから考えるべきです。私達はチームです。お一人で全てを担う必要はありません。共に考えましょう、これからの事を」
確かにルビーやスカイ、そしてスカーレットもいる。
それを再確認しただけで少しだけ心が軽くなった。
「ああ。ありがとう」
ルビーの手が背中をさすってくれている。
その安心感のおかげで、数十分は寝られた。
「スカーレットさん」
スカーレットを起こす。
「おかげでちょっと落ち着きました。ライブの準備、しますね」
一度退室する。
控え室を出て見えたのは、うきうきと跳ねるように並んで歩くカワカミプリンセスとそのトレーナーの後ろ姿。
かつての自分達もそうだったのかもしれない。
「いや、次こそはスカーレットを勝たせる。もう、あんな落ち込ませ方はさせない」
ダイワスカーレットと話をする場所は
>>59
(学園内のどこか)
59 :
アネゴ
2024/09/20 22:14:00
ID:J2TR2evJ4w
中庭のベンチ
60 :
使い魔
2024/09/21 22:18:40
ID:Yi0f3KQO2g
ウイニングライブは問題無く終わった。
スカーレットのパフォーマンスは完璧だった。
約二時間の仮眠が気持ちの切り替えを助けたのだろう。
とは言え、それは一時的なもの。
まだスカーレットの心には敗戦の傷がある。
「・・・トレーナー」
今日は休養日だが、今のスカーレットをそのままにしたくなかったので会って話す事にした。
「ごめんな、休みなのに」
「ううん、アタシもトレーナーと話したかったから」
場所は学園の中庭に設置されているベンチ。
かつてチーム<アルタイル>を結成し、また、皐月賞に敗れてしまいトレーニングに来なくなったスカイと話した場所。
スカーレットと話をするならここにしようと決めていた。
「もう一度言うけど、君はベストを尽くした」
「でも、あの時のベストは、アタシのベストじゃなかったわ」
レースは必ず運に左右される。
屋外のコースで複数の出走者がそれぞれの考えで動くのだから当然だ。
レース展開に恵まれない時だってある。
「君を一着、一番にしてやれなかった責任は俺にある。だから、君はその時のベストを尽くすだけで良い」
61 :
あなた
2024/09/21 22:18:46
ID:Yi0f3KQO2g
思い悩むのはトレーナーの仕事。
ウマ娘には自分の走りに集中してもらいたい。
「それに、ルビーが言ってくれたんだ。これからの事はこれから考えようって」
思い悩むのはトレーナーの仕事だが、未来について考えるのはウマ娘とトレーナーの共同作業だ。
「だから、一緒に考えよう。これからの事を、じっくり。後ろじゃなく、前を向いて」
正直、まだ敗戦の悔しさはある。
だが、スカーレットはこれからも走り続ける。
それなら次勝たせる事について考える方が大事だ。
「・・・そうね、そうよね。ここでくよくよするなんてアタシらしくないわ!この負けは絶対に取り返す!カワカミ先輩にも、他の誰にも!絶対に勝つわ!」
ダイワスカーレットの闘争心に再び火がついた。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>62
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
62 :
トレーナー
2024/09/21 22:20:00
ID:ggpr/EdL9A
スピード
63 :
アナタ
2024/09/22 22:16:18
ID:ZMs9FBjlbc
「いや〜若いって良いですね〜。セイちゃんにもこんな時期ありましたよ」
「スカイも十分過ぎるくらい若いだろ?」
スカイはスカーレットとの会話を聞いていたらしい。
「にゃっはは、そうでしたね」
頭の後ろで手を組みながら前を歩くスカイ。
向かう先はトレーナー室。
スカーレットの次走について早速話そうと思ったのだ。
「トリプルティアラは終わった。だけど、レースはトリプルティアラだけじゃない。むしろ、これから激しくなる」
秋のGIシーズンはこれから。
それに、シニア級になればさらにレベルも上がる。
早く目標を固めて動き出していきたい。
「出たいレースはあるか?出来るだけ希望には応えたい」
「・・・今のところ無いわね。と言うか、あまり考えてこなかったかも」
トリプルティアラの事に精一杯で、他のレースについて考えていなかったのだろう。
それなら、こちらからある程度の方向性を示した方が良いだろう。
「なるほど。じゃあ次のトレーニングの日までに決めておくよ」
明日は休みで、その次はスピードトレーニングを行う予定だ。
猶予はあと二日も無い。
「アタシも少し考えてみるわ」
ダイワスカーレット達と行うトレーニングは
>>64
(マシンガンレシーブ・ゴッドスピードカラテ・ハイパージャンプのいずれか)
64 :
トレーナーさま
2024/09/22 22:17:00
ID:x9JIg4P27Y
マシンガンレシーブ
65 :
キミ
2024/09/23 22:21:33
ID:mmm9LzJ/xM
「今日はこのバレーボールを使ってトレーニングしよう」
体育館に集合し、トレーニングについて説明する。
「この発射装置がボールを連続で打ち出すから、それをレシーブするんだ。かなり素早く動かないと間に合わないぞ」
スカーレットは好位をキープし、最後に抜け出す先行型。
ただ、抜け出すのが遅れると差しや追込のウマ娘と末脚勝負をしなくてはならなくなる。
秋華賞では、カワカミプリンセスの圧倒的な末脚に敗北した。
あのような展開でも勝率を上げるため、トップスピードは強化しておきたい。
「まずはスカーレットから。ルビーとスカイはボールを拾って装置に入れてくれ。これもトレーニングだから、全力疾走でな」
スカーレットが腰を落とし、レシーブの体勢に入る。
「行くぞ!」
ボールを次々と発射する。
序盤、スカーレットは上手く返していたが、次第にギリギリの返球になってきていた。
「たあぁぁぁぁっ!」
しかし、スタミナを消耗してからが本番。
スカーレットは根性で耐える。
ギリギリの状態で、底力を発揮してスピードが上がっている。
「よし!そこまで!」
ルビーとスカイも絶え間無くボールを補給してくれていた。
66 :
相棒
2024/09/23 22:21:38
ID:mmm9LzJ/xM
「少し休んだら、スカイの番だ」
「うぇ〜」
何度も急加速して最高速度に到達させるため、かなりキツいだろう。
だが、これも勝たせるためなのだ。
「はぁ、はぁ、まだまだ!」
スカーレットはトレーニングの延長を希望した。
「スカーレットさん、まだレースの疲労が残っているでしょう。無理は禁物です」
ルビーがスカーレットに言った。
「・・・はい」
闘争心が戻ったのは良いが、少し空回り気味だ。
具体的な目標が決まっていないせいかもしれない。
「よし、戻ってミーティングだ。スカーレット、次のレースについて決めるぞ」
ダイワスカーレットの次走は
>>67
(クラシック級11月からシニア級3月までに行われる芝のマイルまたは中距離の重賞)
67 :
お兄さま
2024/09/23 22:38:00
ID:pzC2rdV2Bo
ジャパンカップ
68 :
トレーナーさま
2024/09/24 22:11:56
ID:.8wbWlYxAE
バレーボールを使ったトレーニングを終え、トレーナー室に戻った。
スカーレットの次の目標レースの候補はいくつかまとめておいた。
スカーレットの希望を聞き、最終決定をする。
「ティアラ路線のウマ娘が多く挑戦するエリザベス女王杯。コースは合ってるけど、ちょっとレース間隔が短くなる」
短い間隔でのGI二連戦はかなり負荷がかかる。
怪我の可能性も高まるため、基本的にはもう少し後のレースを選んだ方が良いだろう。
「次にジャパンカップ。オークスと同じコースだし、エリザベス女王杯よりはレース間隔を空けられる。ただ、かなりの強敵が揃っている」
スカーレットは秋華賞で惜しくも負けてしまっている。
もし強敵と戦って、そしてまた負ければ自信を完全に喪失してしまうかもしれない。
「有馬記念という選択肢もある。だけど距離が少し伸びる」
スカーレットの2500mの適性は未知数。
オークスより100m長いだけだが、その100mの意味は大きい。
「最後に大阪杯。レースの間隔はかなり空くけど、その間に一気に力をつけられる」
レースの負担が無い分、トレーニングにより集中出来るだろう。
だが、逆にレースだけが持つ緊張感から離れてしまう事にもなる。
69 :
アネゴ
2024/09/24 22:12:01
ID:.8wbWlYxAE
「どうだ?この中に出たいレースはあるか?」
一方的に説明を続けていたが、やはりスカーレットの意見は無視出来ない。
「アタシ、もう決めてるわ。トレーナーも挙げてくれて良かった」
ルビーとスカイも注目する。
「ジャパンカップよ!」
「なるほど。ちなみにどうしてジャパンカップが良いんだ?」
もちろん候補に上げていたレースなので反対する理由は無い。
「世界中の強いウマ娘と一緒に走れるからよ。そんなレースで勝てば、世界で一番になれるって事じゃない?」
スカーレットが当初から言っていた目標、一番。
様々な意味を含む言葉だが、レースの場合は大抵一着を指す。
スカーレットも一着を一番と捉えている。
「分かった。ジャパンカップに向けて頑張ろう!」
ルビー、スカイも頷く。
先生として、先輩として、仲間としてチームで共に戦おうとしてくれている。
そんな二人を見て、スカーレットの目が燃えるように輝いた。
ダイワスカーレットと並走を行うウマ娘は
>>70
(未登場の芝および中距離適性がB以上のウマ娘)
70 :
トレピッピ
2024/09/24 22:13:56
ID:W2AW5dIP5w
ネオユニヴァース
71 :
使い魔
2024/09/24 22:14:44
ID:B0l9LjQUjc
アドマイヤベガ
72 :
トレーナーちゃん
2024/09/24 22:16:24
ID:B0l9LjQUjc
>>70
ネオユニヴァースは前スレで登場してますが...
73 :
アネゴ
2024/09/24 22:36:14
ID:W2AW5dIP5w
>>72
ネガティブ…
74 :
相棒
2024/09/25 23:52:35
ID:OGjU/jeIDI
ネオユニヴァースもレースには未出走のため、今回は
>>70
及び
>>71
の両方を採用します
75 :
アンタ
2024/09/25 23:52:57
ID:OGjU/jeIDI
「手伝うよ」
学園内を歩いていると、近くのウマ娘が三つの段ボール箱を抱えているのを見かけた。
「結構よ。私が頼まれた事だし」
「まぁまぁ、そう言わずに」
一番上の段ボール箱を取ると、そのウマ娘の顔が初めて見えた。
「確か・・・アドマイヤベガだったっけ」
「・・・ええ。あなたに名乗った覚えは無いけれど」
トレーナーなら生徒の名前を覚えるくらいは普通だと思うのだが、何故か不信感を持たれてしまったようだ。
「ネオユニヴァースは”半分こ”を提案するよ」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
ネオユニヴァースだ。
「良いって言っているのに」
「”断絶”?」
ネオユニヴァースは少し悲しそうだ。
「はぁ・・・別にダメとは言わないけど」
ネオユニヴァースはそれを聞いて口角を上げた。
段ボール箱を一つずつ運びながら話す。
「なるほど、日直の相方が早退したのか。その分、一人で頑張ったんだな」
「”すごい”で”SNST”だね」
ネオユニヴァースに褒められたのがくすぐったいのか、アドマイヤベガは何も言わずに反対を向いた。
「ここだな」
「その、ありがとう。何かお礼をしたいのだけれど」
「別にお礼なんて良いよ。な?」
ネオユニヴァースも同意見のようで、こくりと頷いた。
「それでも、お礼させて。私のためだと思って」
受けた恩は必ず返すタイプなのだろう。
76 :
トレーナー
2024/09/25 23:53:03
ID:OGjU/jeIDI
断り続けるのも変なので、お礼をしてもらう事にした。
「・・・うーん、それならうちの担当ウマ娘と並走してもらえないか?それならお互いのためになるし」
「ネオユニヴァースも”同意”するよ」
つまり、ネオユニヴァースもお礼として並走を求めている。
「そんな事で良いのなら」
こうしてアドマイヤベガ、ネオユニヴァースとの並走を約束してもらえた。
三人の並走の勝者は
>>77
(ダイワスカーレット・アドマイヤベガ・ネオユニヴァースのいずれか・同着は不可)
77 :
トレぴ
2024/09/25 23:54:00
ID:O05YrWhJo.
アドマイヤベガ
78 :
ダンナ
2024/09/26 22:14:47
ID:44xXKyBzaw
「今日はよろしくお願いします!」
「アファーマティブ」
ネオユニヴァースはデビューしていないが、その競走能力は既に高いと噂だ。
「よろしく」
アドマイヤベガは、実はスカーレットの同期。
三冠路線に進むつもりだったようだが、脚のコンディションがなかなか整わずレースにはあまり出走していない。
「脚は大丈夫そうか?」
「ええ、最近は良くなってきているわ」
秋に入ってからは脚の痛みが和らいできたようだ。
周囲の環境やメンタルなど、何らかの要因に影響を受けたのかもしれない。
「2400mの左回り。三人とも、これで良いか?」
三人から同意が得られた。
全員が得意な距離を選んだため、良い勝負になるだろう。
「・・・スタート!」
早速並走を始める。
並走トレーニングとは言うものの、本人達はレース本番のつもりで走っているだろう。
スカーレットが先頭、二番手はネオユニヴァース、そしてその後ろにアドマイヤベガ。
「お二人とも、良い走りですね」
いつの間にかルビーが隣に立っていた。
「ああ、フォームも綺麗だし、ペースにもついていってる。これからが楽しみだな」
特にアドマイヤベガは、これから勝利を重ねればスカーレットと同じレースを走るかもしれない。
新たなライバルになる可能性もある。
79 :
トレーナー
2024/09/26 22:14:55
ID:44xXKyBzaw
「そんな悠長な事言ってる場合じゃないですよー」
同じくいつの間にか後ろにいたスカイが言った。
ネオユニヴァースの外からアドマイヤベガが上がってきていた。
「ふっ!」
それを感じ取ったのか、直後にスカーレットも加速した。
「はぁぁぁっ!」
最終直線、スカーレットとアドマイヤベガの差は約1バ身。
ネオユニヴァースはアドマイヤベガの真後ろだ。
「速いっ!?」
最近まで脚の不調に悩まされていたとは思えない末脚。
確かな実力を持つスカーレットが押されている。
「たぁぁぁぁぁっ!」
「はぁぁっ!」
ハナ差。
アドマイヤベガが先着した。
並走後のアドマイヤベガの疲労度は
>>80
(40%〜70%)
80 :
アナタ
2024/09/26 22:15:30
ID:NnpVGU6.tg
70%
81 :
トレぴ
2024/09/27 22:18:40
ID:kjpx0.LTq.
「くはっ、はぁ、はぁっ」
凄まじい末脚を見せたアドマイヤベガ。
ダブルティアラのダイワスカーレットに勝利するとは、かなりの強さだ。
「お疲れ様。・・・大丈夫か?」
スカーレット、ネオユニヴァースに比べ、アドマイヤベガの息は荒い。
「・・・今の私は、2400mを全力で走り切るのがやっと。でも、少しすれば回復するから」
なかなか思い通りにトレーニング、レースが出来ない期間が長かったため、体力がついていないようだ。
持っているポテンシャルが高いだけに、少しもったいなく感じる。
「分かった。無理すると怪我に繋がるから、しっかり休もう」
スカーレットがアドマイヤベガを支えながらベンチまで移動する。
「今回は負けちゃいましたけど、本番では勝ちますから」
「もし一緒に走る事があったら、その時も勝つわ」
一瞬の輝きならアドマイヤベガが勝っていたが、総合力ではスカーレットの方が上。
二人のこれからの成長次第で、勝負の行方はどのようにも変化するだろう。
「”TWNS”だね」
ライバルらしく再戦を誓った二人を見て、ネオユニヴァースが微笑んだ。
今回の並走では流石に力の差が出てしまったが、彼女の走りにも良い部分が多くあった。
「二人は余裕があるみたいだし、別のトレーニングをしようか」
アドマイヤベガにはしばらく見学していてもらおう。
「ネオユニヴァースは”継続”をするよ」
ダイワスカーレットとネオユニヴァースが行うトレーニングは
>>82
(自由な形式)
82 :
キミ
2024/09/27 22:19:15
ID:NvUOGiGykI
水泳(プール)
83 :
ダンナ
2024/09/28 22:21:30
ID:WNB66Nt2nk
場所を移動し、プールにやって来た。
ネオユニヴァースは2400mを走っても大して息が上がっていない。
スタミナが彼女の長所だと思い、スタミナを伸ばすトレーニングを提案した。
「向こうまではクロール、帰ってくる時は背泳ぎ。これを三往復から」
水着に着替えたスカーレットとネオユニヴァース。
念入りにストレッチした後、入水する。
「ユニヴァースさん!先にゴールするのはアタシですから!」
「”BTAS”は”ミューテフ”」
スカーレットは競う事が習慣化している。
レースでもトレーニングでも、競う事で良い結果が得られる。
「よーい、スタート!」
二人が同時に泳ぎ出す。
スカーレットは力強いキックで前に進む。
しかし無駄な水飛沫は少なく、推進力に変えられている。
対するネオユニヴァースは非常に滑らかに泳いでいる。
息継ぎの回数が少なく、水の抵抗をあまり受けていない。
「どうです?泳ぎたくなってきました?」
スカイがアドマイヤベガに聞く。
「水中であれば脚の負担も少ないのでは?」
「・・・そうね」
アドマイヤベガは立ち上がる。
「スカイさんは」
「結構でーす」
ルビーの言葉を遮った。
「あと一本!良いぞ!」
その後、アドマイヤベガとルビーも参加して水泳トレーニングを行った。
「今日はありがとう。また機会があったら頼むよ」
ダイワスカーレットと出かける場所は
>>84
(屋外)
84 :
貴方
2024/09/28 22:23:00
ID:qm9W0gqwUc
あの時の高台にある街が見下ろせる喫茶店
85 :
大将
2024/09/29 22:20:49
ID:H1M/qujUoY
今日はスカーレットと出かける事になった。
「どこに行くんだ?」
行き先はスカーレットに決めてもらう。
「行ってみてのお楽しみよ。あ、少し歩くわよ」
散歩も兼ねているのかもしれない。
今日は天気も良いし、歩くのも楽しいだろう。
「あのバカと同じタイミングでビンゴしたのよ!?しかも、先にリーチしたから俺の勝ちなんて言い出して!」
「ははは!」
スカーレットとウオッカは本当に仲が良いようだ。
歩きながらしていた話のほとんどにウオッカが登場していた。
「ここって・・・」
「そう。前にもアンタと来たわよね」
街が見渡せる高台にある喫茶店。
以前来た際はリアカーを使ったトレーニングの途中だった。
店内に入るが、特に前と変わっていない。
「懐かしいな」
「・・・あの時のアンタの言葉のおかげで、変に気を張らずに過ごせてきたわ。その、ありがとう」
「どうしたんだ?改まって」
「別に?ただ、たまにはお礼くらい言っておいた方が良いと思って」
スカーレットの、こういう真面目で優しい部分は必ず良い未来に繋がるだろう。
ダイワスカーレットが注文したドリンクは
>>86
(喫茶店にあるドリンクメニュー)
86 :
お兄さま
2024/09/29 22:21:45
ID:JdWOFEOVPA
カプチーノ(泡イラスト入り)
87 :
トレピッピ
2024/09/30 22:17:31
ID:yGNDeNDIhw
「お待たせしました!カプチーノです!」
「わ、可愛い!」
スカーレットが注文したのはカプチーノ。
「泡で蹄鉄が描いてあるな」
「ハートでしょ?見て分からないの?」
確かに、蹄鉄というよりはハートかもしれない。
「アンタ、ハートすら蹄鉄に見えるのね」
スカーレットは呆れたように言った。
「ご、ごめん?」
「別に良いわよ。アンタがウマ娘の事しか考えてないのは前からだし」
「トレーナーなら普通じゃないのか?」
スカーレットと、思い出の喫茶店で楽しいひと時を過ごす事が出来た。
「次はどこに行くんだ?」
「今度はアンタが決めて良いわよ。ただし、前みたいにプールはダメ。あの時の水着持ってきてないから」
温水プールもあるとは言え、この時期だとプールは少し季節外れかもしれない。
「うーん、そうだな。それなら、行ってみたい場所があるんだ」
ダイワスカーレットと一緒に行く場所は
>>88
(プールや温浴施設は不可)
88 :
アネゴ
2024/09/30 22:18:01
ID:pIjjWpDtI.
遊園地
89 :
キミ
2024/10/01 22:23:29
ID:kWpI8aTET2
「遊園地?こんな時間から?」
以前ルビーと行った遊園地に来た。
初めて来た時にはダイタクヘリオス、タイキシャトル、ゴールドシップも一緒だったのでかなり疲れたが、二回目はルビーと二人でゆっくり回れた。
「イルミネーションを見ようと思って。実は、ルビーがイルミネーションの事を教えてくれたんだよ」
スカーレットに次行く場所を尋ねられる直前、ルビーが連絡して教えてくれた。
「ルビーさんに後でお礼言わなきゃね」
現在は夕方、日はかなり落ちて暗くなってきている。
イルミネーションもそろそろ点灯するだろう。
「わぁっ、綺麗・・・!」
空はすっかり暗くなり、代わりに無数のライトが遊園地を彩る。
ライトは可愛らしい動物などを形作っている。
「おっ、これは犬だな。こっちは鳥。あ、蹄鉄の形もあるぞ!」
「蹄鉄じゃなくてハートよ」
イルミネーションを見て回り、時間はあっという間に過ぎた。
「あ、門限」
スカーレットの門限の事を忘れていた。
後で怒られてしまったら自分の責任だ。
「届け出はしてあるから、門限は気にしなくて良いわよ」
「え、そうなのか。用意周到だな」
遊園地に行く事は今日決めたのに、スカーレットは予め申請をしておいたらしい。
「ふふん、まぁね。これで遠慮無く遊べるわね」
その後、あまり夜更かしさせない程度に夜の遊園地でアトラクションや散策を楽しんだ。
ジャパンカップに出走するウマ娘は
>>90
(シンボリルドルフまたはカワカミプリンセス)
90 :
トレーナー君
2024/10/01 22:24:30
ID:1AYxpaAtgE
カワカミプリンセス
91 :
トレーナー君
2024/10/02 22:12:55
ID:nDFWrLkiu2
「どっせぇぇぇぇいっ!」
大きな丸太を持ち上げながらレッグランジをしているのはカワカミプリンセス。
圧倒的なパワーとスピードで秋華賞を制したウマ娘だ。
「まさに活溌溌地、だな」
トレーニングの様子を見ていたのはシンボリルドルフ。
七冠を達成した恐るべき存在。
「カワカミ、一旦休憩にしよう」
「はい!」
丸太を置く際に地面が揺れる。
「トレーナー君。ジャパンカップにはあのダイワスカーレットも出るそうだな」
「ああ」
カワカミプリンセスのトレーナーは資料を見ながら答える。
「前回は勝てたけど、まだ負け越している。カワカミがジャパンカップに出たいと言い出したのも、ダイワスカーレットにもう一度勝つためだしな」
「その通りですわ!姫たるもの、ライバルは完璧にぶっ飛ばさなくては!」
カワカミプリンセスは強い姫になるためにトゥインクルシリーズを戦っている。
「それにしても、ルドルフさんにトレーニングを見ていただけるなんて光栄ですわ!強くて、華麗で、プリファイみたいですから!」
「プリ、ファイ?すまない、それについてはよく分からないが、私を慕ってくれるのは嬉しいものだ」
カワカミプリンセスのトレーナーはシンボリルドルフに協力を要請した。
全てはカワカミプリンセスをジャパンカップに勝たせるため。
「どんな相手でも、一緒に勝とう!」
「ええ!ビシバシお願いいたしますわ!」
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>92
(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
92 :
相棒
2024/10/02 22:13:30
ID:i3RWVqEi9.
根性
93 :
トレーナー君
2024/10/03 22:19:38
ID:MkRxhOY7ik
ジャパンカップが目前に迫り、トレーニングにもより一層の熱が入っていた。
「もう一本!」
タイムは次第に落ちてきている。
何本も連続で走っていれば当然だ。
だが、スカーレットの強みを発揮してほしいのはここから。
「根性だぁぁぁっ!根性で進めぇぇぇっ!」
秋華賞での敗戦は、一度スカーレットのメンタルを傷付けてしまった。
今は立ち直っているが、やはり無敗だった頃のような絶対的な自信は失われてしまった。
だが、こうやって傷付きながらも成長する強さをスカーレットは持っているはずだ。
「お疲れ様。少し休憩しようか」
「次は何をするの?」
スカーレットはドリンクを飲みながら言った。
「そうだな・・・あ、ちょうど良い物があった」
視線の先にあったのは、トレーニング用の大きなタイヤ。
共用の設備なので許可は要らない。
「これを引っ張って走るんだ。スピードやパワー、そして根性が鍛えられる」
ルビーやスカイと夏合宿で行ったタイヤ引きと比べ、タイヤのサイズは小さくバ場も異なる。
その分、引っ張りながらも速く走れるためスピードも鍛えられるだろう。
「じゃあ私が見てあげるよ〜」
「スカイ。ありがとう、助かるよ」
中距離の先生としてスカーレットの走りを間近で見てきたスカイ。
一緒に走れるウマ娘ならではの指導はとても役に立つ。
スカイはタイヤの上に座ったので、その利点は特に意味が無くなったが。
「はいはい上体を寝かせ過ぎないでー」
「はいっ!」
マイペースな性格のスカイだが、指導は絶え間無く行っている。
自分と他人では少し感覚が違うのだろう。
「良いぞー!根性だーっ!」
タイヤ引きを行った時間は
>>94
(10分〜45分)
94 :
アネゴ
2024/10/03 22:20:30
ID:CGF.vb7xGo
35分
95 :
お姉ちゃん
2024/10/04 22:17:26
ID:S2vvI4QHaU
「スカーレット、スカイ。そこまでにしようか」
しばらく休憩もせずにタイヤを引き続けていたので、流石に休ませた。
こまめにインターバルを挟むのではなく、長く動き続ける事で根性は鍛えられる。
「えーっと、35分」
スカイはスマホを取り出して時間を確認した。
「じゃあスカーレット、トレーナーさん。35分お昼寝しましょ」
長く動いていた分、休憩も長く取るという事か。
「今日のトレーニングはこれで終わりだし、そうしようか」
「そうね。スカイさんみたいにのんびりするのもたまには良いかも」
こうして、トレーニングコースの近くで昼寝をする事になった。
35分という中途半端な時間も、少しうとうとするくらいならちょうど良いのかもしれない。
「お昼寝のコツは無理に無心にならない事。周りの音をぼんやりと聞いてると勝手に眠くなりますよ」
「分かりました!頑張ります!」
「いや頑張らなくて良いからね〜」
寝転がっていると、遠くからウマ娘の声が聞こえてくる。
「どっせぇぇぇぇいっ!」
次の瞬間、地面が揺れた。
「な、何だ!?」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスが食べる物は
>>96
(軽食やおやつ)
96 :
使い魔
2024/10/04 22:18:00
ID:10MgW.kHVE
マドレーヌ
97 :
お兄さま
2024/10/05 22:22:05
ID:DDLSeVwxUA
地面の揺れが気になり、様子を見に行ってみる。
少し離れた場所に大きな丸太と人影があった。
「あれは・・・カワカミプリンセス」
カワカミプリンセスとそのトレーナー、そしてもう一人いる。
「シンボリルドルフと一緒にトレーニングをしていたのか」
以前スカーレットとも並走をしてくれた、七冠の生徒会長。
全てのウマ娘の幸福を願う彼女は、頼まれれば誰の味方にもなるのだろう。
「あ、カワカミ先輩」
スカーレットとスカイもついて来た。
「行ってみようか」
近付いて声をかける。
「スカーレットさん!皆さん!ごきげんよう!」
カワカミプリンセスは元気に挨拶をした。
「さっきの揺れ、もしかしてこの丸太で?」
「ああ、迷惑だったなら申し訳ない。丸太を持ち上げたまま筋力トレーニングをしてたんだ」
丸太は非常に大きく、ウマ娘でも簡単に持ち上げられないだろう。
こちらでも過酷なトレーニングをしていたらしい。
「丸太か・・・。ちょっと参考にしてみたいな」
「そちらのトレーニングについても聞かせてくれるなら、教えても良いぞ」
「せっかくだ、どこかで腰を落ち着かせて話すのはどうだろうか」
シンボリルドルフが提案する。
確かにトレーニングについて話し合うなら別の場所の方が良いかもしれない。
「じゃあカフェテリアはどうです?」
こうして、六人でカフェテリアに移動した。
「マドレーヌにしますわ!この前お茶会でいただいて美味しかったので!」
「じゃあアタシもマドレーヌにします」
カフェテリアにはスイーツなどのメニューもある。
トレーニング後の糖分補給にもうってつけだ。
「このマドレーヌの味にまどえーぬ訳ではない、か。ふふっ」
微妙な空気が流れた。
カフェテリアで食事をしていたウマ娘は
>>98
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・カワカミプリンセス・シンボリルドルフ以外のウマ娘)
98 :
お姉ちゃん
2024/10/05 22:23:00
ID:luh28YYgJo
ハッピーミーク
99 :
トレぴ
2024/10/06 22:19:52
ID:3xGbhcd21I
「美味しいか?」
スカーレットとカワカミプリンセスが食べているマドレーヌは貝の形をしている。
「ええ。紅茶とも合うわよ。一つ食べる?」
「良いのか?」
何も注文していないので、返せるものは無い。
「良いわよ。はい、あーん」
何故か口に直接もらう事になった。
「あ、あーん?」
周りに温かい視線を向けられているような気がする。
「トレーナーさん!私もやって差し上げますわ!」
「うぐっ!?ごっ!?」
拳を半分くらい口の中に入れられていた。
「トレーナー、私もやってあげる」
「え、わ、私達も?」
近くの席にはハッピーミークと桐生院トレーナーが座っていた。
「あーん」
「あ、あむ」
ハッピーミークは、杏仁豆腐をすくったスプーンを差し出した。
桐生院トレーナーは若干照れながらそれを食べる。
「今度、私もトレーナー君にやってみよう」
シンボリルドルフは頷きながら言った。
「れ、レベル高いな〜・・・」
スカイはジュースを飲みながら呟いた。
「ジャパンカップはもう目の前。お互い頑張ろう」
「今度もうちのカワカミが勝つ」
「そうはさせない」
ジャパンカップを前に、改めてライバルに宣戦布告した。
ジャパンカップに出走するのはどの国のウマ娘か
>>100
(フランス・アメリカ・香港・オーストラリア・ニュージーランド・ドバイのいずれか)
100 :
トレーナー
2024/10/06 22:20:31
ID:wW15D1loGg
フランス
101 :
お姉さま
2024/10/07 22:21:03
ID:IUg1CNqjzI
「始まるぞ」
ジャパンカップを前にして、参戦するフランスのウマ娘がインタビューを受けるらしい。
スカーレットとルビーと一緒にその様子を中継で見る。
『日本にはティアラ路線というものがあるらしいですね』
通訳がそのウマ娘の言葉を日本語に直して届ける。
『そして、そのティアラ路線で結果を残したクラシック級のウマ娘が参戦すると聞きました』
「スカーレットの事だな」
フランスのウマ娘にもティアラ路線の事は知られているようだ。
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスも相手としてきちんと認識されているという事だ。
『正々堂々戦い、そして私が勝ちます』
大胆な勝利宣言に会場の記者達が沸いた。
今年の凱旋門賞で二着となったその実力は本物。
あとは日本のバ場が合うかどうかだが。
『日本での調整期間は十分に取りました。私が負ける要素はありません』
その後も自信満々な回答が続いた。
「トレーナー。トレーニングするわよ」
「私もお手伝いいたします」
スカーレットは立ち上がった。
ルビーも協力してくれるらしい。
「ああ!」
今度こそはスカーレットを勝たせてみせる。
フランスのウマ娘の名前は
>>102
(オリジナル・九文字以内)
102 :
アナタ
2024/10/07 22:22:38
ID:u3phH/LKW2
ハゲ
103 :
トレ公
2024/10/07 22:23:00
ID:uY0QQ3ZhTw
レベルドソレイル(lever du soleil)意味=日の出
104 :
相棒
2024/10/08 22:20:48
ID:Iq58m6X70g
>>102
は名前として合わないため、今回は
>>103
を採用させていただきます
105 :
貴様
2024/10/08 22:20:50
ID:Iq58m6X70g
「相手は凱旋門賞で二着になった強者、レベルドソレイルだ。簡単には勝てないぞ」
「でも、可能性はゼロじゃない。むしろ、その方が燃えるわ!」
スカーレットが持つ強い闘争心。
それは一番を求める心。
一番になるための努力なら惜しみなく出来るのが強みだ。
「本番を想定したトレーニングをやろう」
「トレーナーさーん、来ましたよ〜」
スカイが遅れて合流した。
「2400mの前半はスカイ、後半はルビーに走ってもらう。リレーみたいな感じだな」
得意な部分だけを合わせ、擬似的に強者を作り出す。
レベルドソレイルが最強クラスであるという想定でトレーニングをする。
「タッチ!」
前半に全力で逃げて差を広げたスカイ。
後半のルビーにバトンタッチする。
「はぁぁぁぁっ!」
スカーレットは食らいつく。
ただでさえスタミナを使う2400mのレースを、超ハイペースで走る。
しかし、ここから戦うのはルビーの末脚。
「ルビー!遠慮せず全力で飛ばせ!スカーレット!絶対に4バ身以上離されるな!」
こうして、ジャパンカップ直前にハードなトレーニングを行った。
「効果はあるはずだ。後は成果だな」
レベルドソレイルの作戦は
>>106
(逃げ・先行・差し・追込のいずれか)
106 :
お姉さま
2024/10/08 22:21:16
ID:yPWrXE76GA
逃げ
107 :
トレーナー
2024/10/09 22:22:03
ID:Gj4w7MlvYY
今日はお休み
明日は二回更新します
108 :
トレーナーさま
2024/10/10 09:14:41
ID:LjbNc7R.wQ
「曇ってるけど降らないらしいですよ〜」
スカイがスマホで天気予報を見て言った。
今日はジャパンカップ当日。
東京レース場の芝は良バ場、気温はやや低め。
「スカーレット、気分はどうだ?」
「・・・すぅ、ふぅ。ちょっと落ち着かないかも」
レース前にテンションが上がるのは普通の事だが、あえて言ったという事はいつもとは少し違うのかもしれない。
「秋華賞で・・・トリプルティアラを逃したわ。ルビーさんの分まで頑張りたかった。でも全力を出し切れなかった。それが本当に悔しかった」
トリプルティアラはルビーの最初の目標。
本当は達成したかったはずだし、二冠を達成したスカーレットはその夢を引き継ぎたいとも思っていた。
「今度こそは絶対に勝ちたい。秋華賞の代わりにはならないけど、目の前のレースは全部一番になりたいのよ」
「スカーレットさん・・・」
「悔しさを乗り越えるなら、やっぱり勝つしか無い。今日勝って乗り越えよう!」
シンプルな結論。
勝てば気持ち良い。
スカーレットの闘争心の根底にはこれがある。
「ええ!」
強敵達とのレースを前に気合いを入れる事が出来た。
ダイワスカーレットの作戦は
>>109
(逃げまたは先行)
109 :
アンタ
2024/10/10 09:21:17
ID:LKyeqL8lAs
先行
110 :
トレーナーちゃん
2024/10/10 22:13:08
ID:LjbNc7R.wQ
「レベルドソレイルは今回も逃げるはずだ。ハイペースな逃げで後ろのスタミナを削るのが彼女の必勝パターンだからな」
フランスの大きなレースもそのようにして制した実績がある。
今回も同じ作戦で来る可能性が高い。
「アタシはいつも通り走るけど、それで良い?」
「ああ、それが良いと思う」
スカーレットはいつも先行策を採っている。
三番手から五番手くらいをキープし、最後に抜け出す王道の走り。
「相手のペースに惑わされないように、レベルドソレイルから少し距離を取ろう。いつもより後ろから仕掛ける事になるかもしれないけど、スタミナの浪費よりはずっと良い」
「分かったわ」
スピードを上げるトレーニングのおかげで、ラストスパートでの競り合いにも強くなった。
今のスカーレットなら多少後ろからのスパートでも間に合う。
「それじゃあ、行ってくるわね」
スカーレットを見送る。
少し先にはカワカミプリンセスの後ろ姿も見える。
「全力で一番を獲ってこい!」
レース序盤のダイワスカーレットの位置は
>>111
(3〜5番手)
111 :
キミ
2024/10/10 22:13:30
ID:uNwbT3Bq4s
4
112 :
大将
2024/10/11 21:49:58
ID:y03MBZaeUc
「世界のウマ娘が日本に集い走るこのジャパンカップ!世界の広さを見せつけるのか!日本の意地を守り抜くのか!その結末は決して見逃せない!」
ウマ娘達がゲートに入っていく。
最後にゲートインしたのはレベルドソレイルだ。
ゲートの中が嫌いで、少しでもその時間を短くしたいらしい。
逃げが得意なのも踏まえると、意外とせっかちな性格なのかもしれない。
「今・・・スタートを切りました!揃ったスタート。4番レベルドソレイル、先頭に立ちました。その後ろには8番。少し離れて1番、外には二番人気の13番ダイワスカーレット」
今日のスカーレットは二番人気。
カワカミプリンセスと人気を分けてしまったため、一番人気をレベルドソレイルに譲ってしまっている。
「スカーレットは四番手。作戦通り、先頭から距離を取っているな」
「カワカミは真ん中くらいですかね」
序盤からレベルドソレイルがレースを引っ張り、ペースは速い。
位置取りはスタミナ消費量に直結する。
最初に良いポジションを得ておかないと最後に痛い目を見てしまうだろう。
「さぁウマ娘達がコーナーに入ります。先頭は依然としてレベルドソレイル。日本のバ場に翻弄される様子は全くありません。フランスで培ったパワフルな逃げを見せています」
流石の実力だが、パワフルさならスカーレットも負けていない。
隣のウマ娘と競り合う走り方もきちんと実行出来ている。
ここまでのスカーレットの走りは完璧。
問題は、相手の走り。
「ここからどう動くんだ」
レベルドソレイルによる展開の変化は
>>113
(ペースアップまたはペースダウン)
113 :
貴方
2024/10/11 21:59:35
ID:iiR4hhCyEI
ペースダウン
114 :
マスター
2024/10/12 22:15:28
ID:yAWjLm4wsM
レース中盤、向正面の直線の途中。
コーナーに入る手前で動きがあった。
「なっ」
レベルドソレイルが徐々にスピードを落としている。
「どうしたんだ?まさか怪我じゃないよな」
周りの観客がざわつく。
スカーレットのオークスの時は、故障により途中でリタイアしたウマ娘がいた。
ハイペースな逃げは身体への負担が大きい。
一番人気のリタイアが心配された。
「これも戦術のようですね」
「そうですね〜。相手を揺さぶる逃げはセイちゃんの専売特許なんですけど」
ルビーの考えにスカイも同意した。
「周りのペースを狂わせるのが目的か」
ペースの変化はリズムの変化。
無意識の内にスピードやスタミナ、仕掛けるタイミングに誤差が生まれてしまう。
「スカーレットなら多分大丈夫ですよ」
スカイが言った。
「私とずっと走ってきたんですから」
一着になったウマ娘は
>>115
(ダイワスカーレット・カワカミプリンセス・レベルドソレイルの中から一人)
115 :
貴様
2024/10/12 22:16:01
ID:.CbFJLo7j.
ダイワスカーレット
116 :
大将
2024/10/13 22:45:50
ID:4uieDyQ8aM
スカーレットは先頭のレベルドソレイルから少し距離を取っていたため、ペースダウンした事をきちんと認識出来ていた。
いつの間にかリズムが狂わされているのと、変化に気付いているのでは明らかに差がある。
競り合いに集中しつつも、スカーレットの視野は狭まっていない。
ペースの変化で相手を翻弄するスカイと何度も走ってきた成果が出ている。
「第三コーナーカーブ。カワカミプリンセス!早めに仕掛けた!」
「りゃあああああああああっ!」
一気に四人を追い抜き、スカーレットの後ろまで上がってきた。
カワカミプリンセスの末脚は脅威。
このタイミングからゴールまでその末脚で走られてしまうと太刀打ち出来なくなる。
「スカーレット、抜かれるなよ」
とにかく、カワカミプリンセスより前を走らなくては勝機は無い。
早く仕掛けなければ間に合わない。
「今!」
スカーレットが前に出た。
内の1番を抜き、インコースに入る。
先頭までは約4バ身。
しかし、スカーレットとほぼ同時にレベルドソレイルもスピードを上げた。
余力は十分残っているらしい。
『フランスのウマ娘の力、見せてあげましょう!』
スカーレットとレベルドソレイルの差が縮まらない。
カワカミプリンセスとスカーレットの差は徐々に狭まってきている。
「まだ!ここからぁっ!」
スカーレットは根性でスピードを上げる。
最終コーナーを抜け、直線に入った。
117 :
トレーナー君
2024/10/13 22:46:07
ID:4uieDyQ8aM
レベルドソレイルを抜くため、やや外に出る。
カワカミプリンセスはさらにその外から先頭を狙う。
「はぁぁぁぁぁっ!」
「たぁぁぁぁぁぁっ!」
『はっ!』
三人がついに並んだ。
残り200m。
「行けぇぇぇぇぇぇぇっ!スカーレットォォォォォォッ!」
ゴールはほぼ同時。
着差はほんの僅か。
それでも。)
「ダイワスカーレット!ダイワスカーレット一着!」
二着になったウマ娘は
>>118
(カワカミプリンセスまたはレベルドソレイル)
118 :
トレーナーさん
2024/10/13 22:46:30
ID:JXVipxHmks
レベルドソレイル
119 :
貴方
2024/10/14 22:18:00
ID:4N/4oFnJkM
壮絶な競り合いを制したのはダイワスカーレット。
正直、誰が勝ってもおかしくなかった。
「やった!やったな!」
スカーレットの元へ駆け寄る。
「トレーナー!」
「最高の走りだった!よく頑張った!」
しばらく喜びを分かち合う。
「写真判定の結果、二着はレベルドソレイル、三着がカワカミプリンセスとなりました」
そのアナウンスを聞いても、レベルドソレイルとカワカミプリンセスの悔しそうな表情は変わらなかった。
一着でなければ、二着でも三着でも同じだと考えているのだろうか。
『日本のウマ娘は強いですね。私もまだまだでした』
フランス語でレベルドソレイルが話しかけてきた。
スカーレットは言葉の意味が分からず、愛想笑いを浮かべた。
「はしる、ありがとう。また、はしる」
レベルドソレイルがたどたどしい日本語でそう言った。
差し出された手を、スカーレットは握った。
「ええ!次もアタシが勝ちますから!」
続いて、カワカミプリンセスもやってきた。
「また負けてしまいましたわね。姫への道は険しいですわ・・・」
「君も良い走りだったよ。本当にギリギリだった」
外を回った分のロスがゴールに影響してしまったが、もし少しでもレース展開が違えば差し切られていただろう。
「カワカミ先輩と何度走ってもすごく速いです。もっと完璧に勝てるようにアタシ、頑張ります!」
「ばっちこい!ですわ!」
こうして、世界のウマ娘を交えた大舞台、ジャパンカップは幕を閉じた。
ダイワスカーレットの次の目標レースは
>>120
(シニア級3月〜6月に行われる芝のマイルまたは中距離GI)
120 :
貴方
2024/10/14 22:21:01
ID:xwwoe0JJ0s
大阪杯
121 :
アナタ
2024/10/15 21:46:14
ID:P2.vcVETG2
「ここで今輝きたい いつでも頑張る君から変わってくよ」
ウイニングライブでのスカーレットのパフォーマンスは素晴らしいものだった。
グランドライブの告知ライブに参加しているおかげもあるだろう。
「あ、レベルドソレイルさんは口パクですね」
隣のスカイが言った。
確かに日本語の歌詞は難しいので仕方ないだろう。
むしろダンスが完璧である事を褒め讃えたい。
「お疲れ様。良いパフォーマンスだったよ」
「ふふん!たくさん練習したんだから当然よ!」
スカーレットは何に対しても自信満々。
その自信は並大抵でない努力が根拠になっている。
「しっかり休んでくれ」
翌日、スカーレットは休養。
トレーナー室で今後の予定について考える。
「スカーレットは中距離が得意みたいだな。もしかしたら、もう少し距離を伸ばせるかもしれない」
「有馬記念も視野に入るという事ですね」
ルビーと二人で様々なプランについて考える。
「次のレースはどうしよう。今年の有馬記念は流石に負担が大きいか」
「中距離レースであれば、大阪杯や宝塚記念。マイルレースであればヴィクトリアマイルや安田記念が候補に上がるかと」
流石にGI最長の天皇賞・春にいきなり挑むのは無謀だ。
やはり慣れた中距離のレースで力をつけさせたい。
「時期的にも大阪杯が良いかもな」
「スカーレットさんに提案してみましょう」
スカーレットには明日伝える事にしよう。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>122
(自由な形式)
122 :
キミ
2024/10/15 21:48:15
ID:uffjC.kNOc
座禅
123 :
お兄さま
2024/10/16 22:17:56
ID:Ya1EiGw4U6
「スカーレット、次の目標は大阪杯でどうだ?」
大阪杯、芝2000m右回り。
春に阪神レース場で行われるGIだ。
「良いわよ。アンタが考えたのなら異論は無いわ」
「それなら良かった。まぁ、ルビーにも一緒に考えてもらったんだけどな」
マイルの先生としての出番は最近無いが、依然としてチームの先輩で仲間だ。
スカーレットのために献身的なサポートをしてくれるのは非常にありがたい。
「それじゃあ今日のトレーニングを始めようか」
スカイが立ち上がり伸びをする。
「今日は座禅で精神を鍛えよう。集中力を高められるぞ」
以前ルビーと瞑想をした事があったが、今回もそれに近い事をする。
座布団を畳み、足を組んで座る。
その上に手を組んで置く。
姿勢を正し、精神を落ち着ける。
ルビーは普段から落ち着いているのであまり変化が分からない。
スカイは明らかに眠そうだ。
スカーレットは綺麗な姿勢だが、深く考え事をしているように見える。
「もっと気楽に。呼吸に集中して」
「・・・はぁ、ふぅ」
しばらくすると、スカイが完全に寝てしまったので休憩を入れた。
「ふぁ〜まだ寝足りないですよ〜」
「寝る時間じゃないんだけどな」
「スカーレットさん」
スカーレットがなかなか動かない。
まさかスカーレットも寝てしまったのだろうか。
「寝て・・・ないな」
スカーレットはかなり集中しているようだ。
やや極端だが、集中しようと思えば出来るようだ。
スカーレットの新たな長所について知る事が出来た。
ダイワスカーレットと出かける場所は
>>124
124 :
あなた
2024/10/16 22:18:45
ID:qkGqC/faxQ
寺
125 :
相棒
2024/10/17 22:10:13
ID:IvCFnpQgRQ
座禅のトレーニングで、スカーレットの集中が非常に深い事に気がついた。
ここまで深く集中する機会はなかなか無かったので、これをきっかけに伸ばしてみたい。
「という訳でお寺に来た」
「という訳で、じゃないわよ。結構遠かったわよ?」
「ごめん、座禅体験が出来るお寺が近くに無くて」
一日座禅体験が出来る寺までバスを乗り継いで来ていた。
トレーナーと言えども座禅については素人。
プロに見てもらえばスカーレットの集中についてより詳しく知る事が出来るかもしれない。
ついでに自分も体験してみる。
「それでは、始めますぞ」
形式は昨日やったのとほぼ同じ。
ただ、静かな空間なのもあり緊張感がある。
隣のスカーレットは全く動いていないようだ。
呼吸に集中し、精神を統一する。
「そこまで」
「ふぅ。ありがとうございました」
体験時間が終わった。
「スカーレット、終わったぞ。おーい」
呼びかけても反応は無い。
精神のかなり奥の方にまで潜っているようだ。
「ふむ、なかなかに深いですな」
「これをレースに活かせませんか?」
集中力はレースでも必ず役に立つ。
ここで新たな強さのヒントを得たい。
「レースにはあまり詳しくありませぬが、精神の集中は一点のみを見る事に長けております。逆に、いくつもの事を同時に見る事には向いておりませぬ」
「なるほど」
住職の言葉にはヒントがあった。
一点に集中。
スカーレットの走りにも取り入れてみたい。
「ありがとうございました!」
「またいつでも来なされ」
寺での座禅体験で思わぬ収穫を得られたのだった。
ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は
>>126
(ダイイチルビー・セイウンスカイは不可・一人)
126 :
貴様
2024/10/17 22:11:31
ID:YFFPHpKrmE
メジロマックイーン
127 :
あなた
2024/10/18 22:13:33
ID:VcfnFWsuyw
スカーレットの集中力を活かした走りについて、色々と試してみた。
「うーん、ただ見づらいだけね」
「そうか・・・」
ゴーグルを付けて走ってもらったが、物理的に視野を狭くしても意味は無かった。
他にも、常に大阪の事を考えながら走ってもらったり、耳栓を付けてみたりしたが新しい走りには繋がらなかった。
「一体何をしていますの?」
半分呆れたように話しかけてきたのは、メジロマックイーン。
名門メジロ家のウマ娘だ。
「あ、マックイーンさん。今、新しい走りの研究中なの」
「だけどあんまり上手くいってなくて・・・」
もちろん現状の走りでもスカーレットは強い。
だが、スカーレットの能力を最大限引き出せるようになればさらなる高みに到れるかもしれない。
「そうでしたか。私で良ければお手伝いしますわ」
「えっ、良いの?」
「ええ。スカーレットさんには日頃からお世話になっておりますので」
いつも人助けをしているスカーレットのおかげで、メジロマックイーンにトレーニングを手伝ってもらえる事になった。
「まずは何をいたしますの?」
メジロマックイーンと一緒に行うトレーニングは
>>128
(座禅は不可)
128 :
使い魔
2024/10/18 22:13:59
ID:/58vF3NYrE
並走
129 :
トレピッピ
2024/10/19 22:21:50
ID:XdhNyhPYCM
「とりあえず並走だな。誰かと走るのはやっぱりシンプルに力になる」
「そうね。アタシもそれが良いと思うわ」
二人が位置につく。
「スタート!」
最初に前に出たのはメジロマックイーン。
スカーレットは外から追いすがる。
「抜かせませんわ!」
スピードが上がった。
追い抜けないままだと、外を回る分スタミナを多く消費してしまう。
「メジロマックイーンの武器はスタミナ。このままスタミナ勝負を続けるのはまずいな」
中盤、直線に入ったタイミングでスカーレットがやや強引に先頭を奪った。
「ふっ!」
「よし、良いぞ」
今度はスカーレットがメジロマックイーンを引き離そうとする。
「後ろからマックイーンさんの足音」
スカーレットの耳が動いた。
それと同時にスピードが上がる。
様子を見るに、無意識に加速しているようだ。
「今までに無いパターンだな」
フォームは崩れていないし、無理をしているようにも見えない。
「もしかしてこれが・・・?」
ダイワスカーレットとメジロマックイーンと食べるスイーツは
>>130
130 :
大将
2024/10/19 22:22:13
ID:I4F9XfEX/c
パンナコッタ
131 :
貴様
2024/10/20 22:20:03
ID:vkSjMXD9Rk
「スカーレット、今どんな事を考えながら走った?」
並走終わり、スカーレットに確認してみる。
「何って・・・いつスパートするかとか、ペースをどうするかとか。あ、そう言えば今日はマックイーンさんの足音がよく聞こえたかも」
座禅などで集中力が伸び、感覚が研ぎ澄まされたのかもしれない。
それが走力の向上に繋がったようだ。
「次はその感覚を意識して走ってくれ」
その後、何度か並走をして感覚を覚えてもらった。
「今日はこの辺りで終わっておこう。何か食べていくか?」
たくさん走ったので、栄養補給をしておいた方が良いだろう。
「それならマックイーンさん、カフェテリアのパンナコッタが新しくなったらしいし食べない?」
「・・・そこまでおっしゃるのなら仕方ありませんわね!」
カフェテリアのパンナコッタを三人で食べる事にした。
「甘くて口当たりも良いですわね。以前よりクリーミーさが増した気がしますわ」
「よくここでスイーツを食べるのか?」
「い、いい、いえ!本当にたまに!たまにですのよ!」
何故か慌てていたが、そこまで変な質問だっただろうか。
とは言え、パンナコッタ自体は喜んでくれていたようなので特に追及はしなかった。
「マックイーンさんのおかげで新しい走りのヒントが掴めそうだわ。ありがとう」
「お役に立てたのなら何よりです」
ダイワスカーレットの新しい走りが完成するのにかかる期間は
>>132
(1〜10日)
132 :
ダンナ
2024/10/20 22:20:30
ID:PAEiJxb1EQ
7日(1週間)
133 :
お前
2024/10/21 22:09:02
ID:pssyhOf5Wo
次第に具体的になっていくスカーレットの新たな走り。
メジロマックイーンが毎日併走相手になってくれるのも非常にありがたかった。
「コーヒーの程よい苦味がクリームとよく合いますわね」
コーヒーゼリー。
「やはり秋と言えば栗ですわね!」
モンブラン。
「中までクリームたっぷりですわ」
シュークリーム。
「サクサクの生地と大きなフルーツの食感が楽しいですわ」
フルーツタルト。
「イチゴ!」
ショートケーキ。
「ふふ、パフェは格別ですわね」
パフェ。
一週間毎日、メジロマックイーンにスイーツでお礼をした。
「おかげで新しい走りが完成したよ。ありがとう」
「でも、良かったの?毎日こんな高カロリーのスイーツばっかり」
「並走で消費しておりますので問題ありません」
トレーナーとして、ウマ娘に乱れた食生活をさせられない。
しかし、美味しそうに食べるメジロマックイーンを見ると食べさせたくなってしまった。
「新たな走りでの勝利、期待していますわ」
「ええ!絶対に勝つわ!」
一週間かけて完成させた新たな走り。
大阪杯までに実戦に近い環境で試しておきたい。
「模擬レースに出走登録しておいた。芝2000m右回りだから大阪杯の予行練習だと思って挑もう」
「模擬レースだろうと、全力で走って勝つわよ!」
模擬レースでのダイワスカーレットの枠順は
>>134
(1〜12番)
134 :
貴様
2024/10/21 22:09:45
ID:pYZOtD86a.
5番
135 :
アナタ
2024/10/22 22:12:47
ID:XpfVGlcstY
模擬レース当日。
よく晴れているが、涼しくて過ごしやすい。
「スカーレット、調子はどう?」
スカイが尋ねる。
「もちろん最高です!スカイさん!ルビーさん!アタシが勝つところ、しっかり見ていて下さい!」
「うん、ちゃーんと見るよ」
「健闘を祈っております」
スカイとルビーには、完成後のスカーレットの新しい走りを見せられていない。
見ればきっと驚くだろう。
「スカーレット、勝ってこい!」
「ええ!」
模擬レースの出走者は12人。
スカーレットは5番でのスタートとなる。
「さぁ今一斉にスタート!揃ったスタートです。先頭は5番ダイワスカーレット。1バ身離れて3番、1番もその外にいます」
スカーレットの新たな走りは逃げ。
これまでほとんど先行策で走ってきたが、今回は積極的に先頭を狙う。
「まずは作戦通りだな」
スカーレットはすぐ後ろのウマ娘の気配を感じ取っている。
追い抜こうと加速しようとした瞬間、スカーレットも加速する。
こうすれば理論上先頭を奪われる事は無い。
後ろのウマ娘の気配に集中し、ペースを変化させる。
言うなれば、前後で競り合っている状態だ。
競り合いが得意なスカーレットの、新たな競り合いの形。
「ぬ、抜けないっ!」
後ろのウマ娘は抜こうとしては失敗する繰り返しにより、スタミナをかなり使ってしまっている。
逆にスカーレットは、余計な思考をせず気配察知に集中しているためスタミナを浪費していない。
思考はスタミナを削るのだ。
「このまま最後まで先頭で!」
一着と二着のウマ娘の着差は
>>136
(2バ身〜5バ身)
136 :
トレーナー君
2024/10/22 22:13:30
ID:kMkqsQDNBA
2バ身
137 :
使い魔
2024/10/23 22:07:34
ID:OXiVzH.1tg
「5番ダイワスカーレット!先頭のまま最終コーナーに突入!」
後ろのウマ娘にだけ気を配り、絶対に先頭を奪われないようにする。
最初から最後まで先頭をキープすれば負けないはずだ。
「良いぞスカーレット!最後まで粘れーっ!」
もちろん、ベースとなる身体能力が無ければこの作戦は成立しない。
最高速度、持久力、加速力、そして根性。
全てを併せ持つスカーレットだからこそ出来る作戦だ。
「はぁぁぁぁっ!」
「くっ」
「たぁぁっ!」
大差は無いが、スカーレットは先頭のまま。
ハナ差でも10バ身差でも勝ちは勝ちだ。
こだわるのは勝利だけ。
「ダイワスカーレット!ダイワスカーレット一着!着差以上の強さを見せての圧勝です!」
2バ身差での勝利。
思っていたよりギリギリの勝利でなかったのは、嬉しい誤算と言える。
「ふふんっ!アタシが一番!」
スカーレットは新たな走りで模擬レースを見事に勝利。
「お見事ですわ」
メジロマックイーンもその勝利を見守ってくれていたようだ。
「これなら大阪杯も勝てる。絶対に勝たせる」
クリスマスパーティーに参加するウマ娘は
>>138
(登場済みのウマ娘・3人まで)
138 :
お姉さま
2024/10/23 22:20:48
ID:bGWWBc/aP2
コパノリッキー マチカネタンホイザ カワカミプリンセス
139 :
使い魔
2024/10/24 22:19:32
ID:Fx1qlRbFyM
季節はあっという間に巡り、クリスマスイブ。
ついこの間まで夏だったようにさえ感じる。
時間の流れが速いのは日々が充実しているからだろうか。
「ほっほー!チキンだチキンだー!」
チーム<アルタイル>主催のクリスマスパーティー。
まずはマチカネタンホイザとそのトレーナーが来てくれた。
「うんうん、アドバイス通りだね」
飾り付けを手伝ってくれたのはコパノリッキーとそのトレーナー。
風水の知識を活かし、トレーナー室をパワースポットのようにしてくれた。
「本日はお招き下さりありがとうございます!」
カワカミプリンセスとそのトレーナー。
カワカミプリンセスはスカーレットのライバルと言うのにふさわしいウマ娘。
何度も死闘を繰り広げてきたが、二人の仲は良い。
「お待たせー」
スカーレットがにんじんハンバーグをいくつも持って入ってきた。
ルビーと一緒に料理を用意してくれているのだ。
「それじゃあ、始めようか」
借りてきた大きなテーブルを囲み、合掌する。
「いただきます!」
パーティーでプレイするゲームは
>>140
(複数人で遊べるアナログゲーム)
140 :
トレーナー君
2024/10/24 22:20:00
ID:PH1g3BwW1A
ウノ
141 :
お前
2024/10/25 22:24:51
ID:ivTkHmwmto
料理はまさしく絶品。
流石はルビーとスカーレットだ。
「これ!持ってきたんです!良ければやりませんか?」
マチカネタンホイザが持ってきたのはカードゲーム。
複数人でワイワイ遊べる定番のゲームだ。
「良いですね〜。セイちゃんの実力を見せちゃおっかな〜」
スカイの本領を発揮出来る頭脳戦。
流石に10人では手札が少なくなり過ぎるので、5人ずつで分かれて対戦する事にした。
こちらのグループにはセイウンスカイ、カワカミプリンセス、マチカネタンホイザ、コパノリッキー。
「ラッキーセブンの7!」
コパノリッキーの次はカワカミプリンセスの番。
「ドロー4ですわ!」
「ふっふっふー!私もドロー4を持っているんです!ていっ!」
マチカネタンホイザがペナルティを受け流す。
これでスカイは8枚カードを引かなければならない。
「ま、私も持ってるんですけどね」
「なっ!?」
スカイが持っていたので、12枚引かされる事になった。
「ふぅ、やっと上がれた〜!」
コパノリッキーの手札が無くなった。
12枚ドローが響き、最後の一騎討ちに負けてしまった。
「俺の負けかー」
「じゃ、罰ゲーム何にします?」
「ものまねとかどうでしょう!」
何故か罰ゲームをさせられる事になってしまった。
マチカネタンホイザの提案で罰ゲームはものまねになった。
「じゃ、じゃあ行くぞ。・・・ふふん!アタシが一番!」
スカーレットの真似をしてみた。
その瞬間、あれだけ盛り上がっていた空間が一気に静かになった。
「・・・一応聞いておいてあげるけど、それ誰の真似?」
別のグループにいたスカーレットが微笑みながら重圧を放っていた。
「す、すみませんでした」
クリスマス当日にやる事は
>>142
142 :
ダンナ
2024/10/25 22:25:25
ID:RMPCHIuKv.
イルミネーションを観に行く
143 :
あなた
2024/10/26 22:10:03
ID:Wi5yEqzQYM
パーティーは早めに始め、早めに切り上げた。
楽しみはクリスマス当日にもたくさんある。
無理をして夜更かしする必要は無い。
「お休みなさい、トレーナーさん」
「また明日ね」
「ああ、また明日。お休み」
ルビーとスカーレットを見送る。
参加してくれたコパノリッキー、マチカネタンホイザ、カワカミプリンセスもトレーナーと一緒に帰っていった。
「全員栗東寮なのにバラバラで帰ったのか」
疑問に思いつつも、トレーナー室に戻る。
「すぅ」
スカイがソファで横になっていた。
完全に寝落ちしてしまっているらしい。
いつも寝ているだろう時間よりも早いはずだが、疲れているからかもしれない。
「仕方ない。寮まで運んでいくか」
今日参加したウマ娘の中でスカイだけが美浦寮所属。
ルビーからは、しばらくして目覚めなければ送っていってあげてほしいと言われている。
「おーい、スカイー。寝てるのかー?」
反応が無いので、やはり寝ているらしい。
背負おうと思ったが、起こしてしまいそうだったので抱き抱える事にした。
「明日はどこに行こうか。クリスマスっぽい場所が良いかな」
独り言と分かっているが、つい口に出して考えてしまう。
「そうだ、イルミネーション。前にスカーレットと見に行って綺麗だったし、クリスマスにもぴったりだ」
イルミネーションを開催している場所を調べておこう。
そうこうしている内に美浦寮に到着した。
寮長ヒシアマゾンにスカイを託す。
「すまないね。疲れちまったのかな」
ヒシアマゾンに抱き抱えられるスカイの息が荒くなる。
「・・・起きてたんだろ?」
「と、とんでもなかったです」
イルミネーションが開催されるレース場は
>>144
(東京・中山・大井・船橋のいずれか)
144 :
トレぴ
2024/10/26 22:10:44
ID:fJ9jnhPh2.
大井
145 :
アナタ
2024/10/27 22:48:33
ID:cVLnop02Rw
クリスマス当日、午前中はダイタクヘリオス達のパーティーに参加した。
自分達が主催した昨日のパーティーの何十倍も規模が大きかった。
「お嬢〜!ウチもお嬢んとこのパーティー参加したかった〜!」
「昨日の夜からオールでやってたもんね・・・」
もしやこのパーティーを今夜まで、つまり24時間ぶっ続けでやるつもりなのかもしれない。
「では、私共は失礼致します」
今夜は大井レース場にイルミネーションを見に行く予定。
あまり体力を使ってしまうのは良くない。
「わぉ、結構いっぱいありますね」
大井レース場に到着すると、入口辺りから既にイルミネーションが輝いていた。
「綺麗ですね」
「はい!」
ルビー、スカイ、スカーレットと四人でイルミネーションを見るのは初めて。
三人とも楽しんでくれているようだ。
「あれは・・・ウマ娘の形だな!」
走るウマ娘の形をしたイルミネーションがいくつも並んでいる。
「過去に東京大賞典で活躍したウマ娘のようです」
今年の東京大賞典は数日後。
来年は新たなウマ娘がここに連なる事になるだろう。
「コパノリッキーも出走するって言ってたな」
スカーレットの同期、コパノリッキーはダートが大得意。
東京大賞典でも結果を残すだろう。
「東京大賞典の前には有馬記念もあるわね」
有馬記念は明日。
こちらも要注目だ。
「こんな風にウマ娘を輝かせないとな」
イルミネーションを見て改めて決意した。
有馬記念当日の天候は
>>146
146 :
トレーナー君
2024/10/27 22:49:15
ID:hCmDoD5jp.
曇り
147 :
大将
2024/10/28 22:23:42
ID:Xb0d6LOrOg
「ルビー、大丈夫か?はぐれないようにな」
有馬記念は超満員。
小柄なルビーが人混みではぐれてしまわないように手を握る。
「こっちよ!」
少し先を行っていたスカーレットが手を振る。
「やっぱり皆あのウマ娘を見に来たんですね」
スカイが言う、あのウマ娘とは。
「おおおおおおおっ!」
登場と同時に大きな歓声が沸き起こる。
「堂々の一番人気!シンボリルドルフ!七冠ウマ娘が再び有馬記念を獲りに来た!」
しばらくレースから離れていたシンボリルドルフが満を持しての復帰。
圧倒的なオーラで、曇天にも関わらず彼女の周囲が明るく見えた。
「ルードルフ!ルードルフ!」
結果は圧勝。
強豪揃いの有馬記念をいとも容易く制してみせた。
八冠の偉業を成し遂げたシンボリルドルフの姿はまさしく皇帝だった。
「私を選んでくれたファンの期待に応えられたなら何よりだ。もし来年も選んでくれるのなら、再び期待に応えよう」
実質的な、来年の有馬記念の出走表明。
隣のスカーレットが身震いをした。
「・・・アタシ、来年の有馬記念に出るわ」
東京大賞典でのコパノリッキーの着順は
>>148
(1〜3着)
148 :
貴方
2024/10/28 22:23:50
ID:1/msPGpZZ6
3
149 :
トレぴっぴ
2024/10/29 22:20:18
ID:Wkej4gLIU2
「来年の有馬記念か。もちろん良いぞ。絶対にシンボリルドルフに勝とう!」
「ええ!正真正銘の一番になってみせるわ!」
現役最強クラスと言われるシンボリルドルフを倒さなければ本当の一番とは言えない。
スカーレットはもうすぐシニア級に上がる。
同じ土俵で戦う事になる。
「まずは着実に積み重ねていきましょう」
「あんまり遠くの目標だけ見てるとコケちゃうしね〜」
今から一年後の事ばかり考えていても仕方ない。
毎日を大切にしてトレーニングしていこう。
「10番コパノリッキー!粘っている!粘っているが!4番が抜け出した!15番も並んできた!しかし4番!4番が先頭でゴールイン!」
まずはレースを見て勉強する所から。
有馬記念から数日、イルミネーションも行われていた大井レース場にて東京大賞典を観戦した。
スカーレットの同期であるコパノリッキーは、惜しくも3着。
ダートGI4勝目は成し遂げられなかったものの、確かな強さを見せつけた。
「あとちょっとだったのに!」
スカーレットは悔しがる。
同じレースを走る事は無いものの、同期として共に頑張ってきたのだ。
「トレーナー!アタシ走ってくるわ!」
気持ちが引っ張られたのか、スカーレットは走り出してしまった。
ダイワスカーレットを追いかけるウマ娘は
>>150
(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
150 :
アナタ
2024/10/29 22:21:00
ID:ZAnlMjexeI
ダイイチルビー
151 :
お兄ちゃん
2024/10/30 22:17:20
ID:ppXvzMDAi6
「ルビー、ちょっとついて行ってくれ」
「はい」
熱いレースを見て、走りたくなってしまったスカーレット。
闘争心、あるいは本能なので仕方ないが、周りが見えていないと危険だ。
心配だったのでルビーについて行ってもらう事にした。
「じゃあ私達はリッキーの方に行きません?」
スカイが提案する。
ルビーに、後で合流しようとメッセージを入れておき、コパノリッキーの元へ向かう。
「お疲れ〜」
「お疲れ様。良いレースだったな」
控え室でコパノリッキー達に会う。
「ありがとう・・・勝てたらもっと良かったんだけど」
「次は絶対に勝たせる!」
「・・・うん!」
トレーナーとの信頼関係はしっかりあるようだ。
深く落ち込んでいるようでもないので、しばらく話して退出した。
「スカーレットの方はどうなってるかな」
ダイワスカーレットとダイイチルビーが食べる物は
>>152
(レース場内で食べられる物)
152 :
お兄ちゃん
2024/10/30 22:17:30
ID:/88HPmnKPw
パン
153 :
大将
2024/10/31 22:08:32
ID:0SXfV9I9HA
「っとと」
つい走り出してしまったスカーレット。
しかし今着ているのは私服で、靴も走るのには向いていない。
走りづらさを感じて足を止めた。
「スカーレットさん、そのままですと怪我をします」
「ルビーさん・・・」
ルビーがスカーレットに追いついた。
「すみません、何も考えずに飛び出しちゃって」
「反省しているのでしたら結構」
ルビーが前を歩く。
「焦らずとも、貴方は強くなります。トレーナーさんと貴方自身を信じて下さい」
「信じる・・・!はい!」
スカーレットは言葉の意味を噛み締めて返事した。
「そこのベンチで少し待っていて下さい」
ルビーがスカーレットを待たせ、どこかへ行った。
程なくして、袋を持って戻ってきた。
「どうぞ」
「わぁっ!パン!ありがとうございます!」
レース場内にある売店で買ってきたパンをスカーレットと分ける。
何種類かの豆が入っていて、大きさの割に満足感がある。
「美味しいっ!」
美味しいパンを食べてスカーレットの焦りや興奮は収まった。
「それなら、良かったです」
元旦に行う事は
>>154
(初詣は不可)
154 :
アンタ
2024/10/31 22:08:40
ID:hZeMZeDeX2
おみくじ
155 :
トレーナー
2024/10/31 22:09:47
ID:WAu.Z2B/uQ
家でゆっくりする
156 :
トレ公
2024/11/01 22:10:09
ID:mKkAcGy5bE
「あけましておめでとうございま〜す」
「あけましておめでとう!トレーナー!」
新年、一月一日。
午前中はゆっくり過ごし、午後から学園に来た。
スカイとスカーレットの挨拶で、年が明けた事を改めて実感する。
「あけましておめでとう」
ルビーは実家に帰っているが、二人は学園に残っていた。
「うーさむさむ」
机にふとんをかけただけの簡易こたつに入るスカイ。
「そう言えばまだみかんを買ってなかったな」
「それなら、今から買いに行ってこようかしら」
スカーレットが立ち上がる。
「俺も行くよ」
「いってらっしゃーい」
スカイは寒い外に出る気は無いようだ。
スカーレットと二人で商店街を歩く。
「みかんも消耗品も買ったし・・・買い忘れは無いわね」
「そこのお二人さん!ちょっと寄っていかないかい?」
買い物を終えて帰る途中、元気な声に呼び止められた。
「今福引やってんだ!特賞はなんと温泉旅行券!おみくじ代わりにやってみないかい?」
「福引か。確かさっき福引券をもらったし、やってみようか」
買い物の際に一枚だけ福引券をもらった。
使わない理由も無い。
「チャンスは一回。気合い入れて引かなきゃ!」
福引やおみくじに気合いは関係ないような気がするが、スカーレットなら影響を与えられそうな気もする。
「一緒に引くわよ。二人分の気合いを込めないと」
「分かった!」
二人で抽選機の持ち手を握り、回した。
福引の結果は
>>157
(特賞・1等・2等・3等・はずれのいずれか)
157 :
アンタ
2024/11/01 22:10:17
ID:/Ccaun3avc
外れ
158 :
お姉さま
2024/11/01 22:10:19
ID:GBrQdKF4Ds
特賞
159 :
アナタ
2024/11/02 22:11:04
ID:jTQFasQxVU
「あー残念!はずれだね!はい、ティッシュねー」
結果ははずれ。
残念賞としてポケットティッシュをもらった。
「まぁ、こういう事もあるか」
「もう一回よ!」
負けず嫌いなスカーレットならそう言うと簡単に予想がついた。
「ダメだぞ。もう必要な物は全部買ったから」
本当は当たるまで引かせてあげたいが、それではスカーレットのためにならない。
「ありのままの結果を受け入れるのも大事だ」
「うぅ・・・そうね。ちょっと熱くなりすぎたわ」
スカーレットは反省するように目を閉じた。
「今年の悪い運を吸い取ってくれたって事にしよう」
「じゃあ後は良い事ばっかりね!」
流石にティッシュ一つで今年全ての悪運を使ったとは思えないが、大切なのは気の持ちようだ。
気持ちが上を向いていれば自ずと幸運が舞い込み、上手くいくだろう。
「さぁ、帰ろう。スカイが待ってる」
「ええ。帰ってゆっくりするわ」
結果的に福引を引いて良かったと思えたのだった。
グランドライブの告知ライブを行う場所は
>>160
(学園内は不可)
160 :
お兄ちゃん
2024/11/02 22:11:20
ID:phtthKHQVw
河川敷
161 :
トレーナー
2024/11/03 22:25:46
ID:QmjrMCtVk6
「あけましておめでとうございます」
「あけましておめでとう、ルビー」
一月二日、ルビー達と初詣に行った。
毎年恒例だが、やはり年明けを実感するためには欠かせない。
そして今年はもう一つやらなければならない事がある。
「あけましておめでとうございます!トレーナーさん!」
「あけましておめでとうございます、ハローさん」
ライトハローさんに新年の挨拶をする。
今年はグランドライブ計画の一環として、新年特別告知ライブを行う事になった。
これまでと異なり、協力者をいくつかのグループに分けて小規模な告知ライブを複数か所で同時に行う。
チーム<アルタイル>の担当場所は河川敷。
見通しの良い場所なので告知という目的にはぴったりだろう。
「盛り上がっていくわよ!」
「おおおおおおっ!」
河川敷の特設ステージに大勢のファンが集まる。
安全面は配慮されているが、流石に人が多い。
「次はこの曲だよ〜」
告知ライブで披露する楽曲は
>>162
162 :
トレぴ
2024/11/03 22:25:50
ID:mygrH5UuTY
Ms.VICTORIA
163 :
トレーナーさん
2024/11/03 22:25:54
ID:biXbARzAp6
ときめき スクランブル
164 :
大将
2024/11/04 22:29:59
ID:iUiDh0HcUQ
「Ms. VICTORIA!行くよ〜!」
勝者を讃える激しい曲。
秋からのGIシーズンを終えたウマ娘達にぴったりの曲と言えるだろう。
「響かせようよ凱歌を どこまでも ah 遮る物のない地平へ」
大きなステージのような派手な演出は出来ないが、その分ウマ娘のパフォーマンスが目立つ。
「お楽しみいただけたのなら幸いです」
「グランドライブ本番も来て下さいね!」
告知ライブという役割もしっかり果たす。
観客の反応はなかなかの好感触。
参加者も観客も増え、グランドライブの成功がどんどん近付いていると感じられる。
「今回の告知ライブも大成功ですね!」
「いつもと違う形式でしたが、上手くいってほっとしました」
今回の、小規模ライブを複数同時に行うというのはハローさんの案だった。
「それで、その、良ければこの後飲みにでも行きませんか?もし予定が空いていれば・・・」
「良いですよ。後で連絡しますね」
ライブ後は忙しかったので、後で合流する事にした。
ライトハローと行く場所は
>>165
(居酒屋またはバー)
165 :
アネゴ
2024/11/04 22:30:07
ID:44kV9R18hc
居酒屋
166 :
トレーナーさま
2024/11/04 22:30:08
ID:LA4wWZXjGs
バー
167 :
トレ公
2024/11/05 22:21:51
ID:yPGgufESy6
「トレーナーさん、お待たせしました!」
「俺も今来たところですよ。行きましょうか」
ハローさんと合流し、良さそうな飲み屋を探し始める。
「ここなんてどうでしょうか?男女二人だと一杯ずつ無料らしいですよ」
「そうですね、ここにしましょう」
入ったのは居酒屋。
店の中からは賑やかな声が聞こえてくる。
「らーっしゃい!」
店主の独特なイントネーションの挨拶に迎えられ、席につく。
「んー!最高です!」
生ビールを豪快に飲んだハローさん。
「次の告知ライブは半年後ですね」
「はい、そしてその次は本番。それまでに協力者やファンをたくさん集めないと」
グランドライブは全てのウマ娘がファンに感謝を伝えるライブ。
規模が大きくなればなるほど、感謝を伝えられるウマ娘が増える事になる。
そういった場を作るのがハローさんの夢なのだ。
「頑張りましょう!俺も全力で支えます!」
レースだけでなく、ライブもトゥインクルシリーズの大事な構成要素。
トレーナーとして全力で良い物を作り上げたい。
「しゃしゅがトレーナーしゃんです!あ、焼き鳥とたこの唐揚げとレモンサワーお願いしま〜しゅ!」
かなり酔いが回っているようだ。
「・・・これから大変そうだ」
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>168
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
168 :
キミ
2024/11/05 22:22:04
ID:anEd6filXg
根性
169 :
アナタ
2024/11/06 22:25:41
ID:7qHKfObiVo
「昨日は楽しかったですね、トレーナーさん」
「はい」
完全に酔い潰れる前に撤収したため、翌日への影響は少なく済んだ。
以前ハローさんと飲んだ時は楽しかったが、後の大変さもよく分かった。
「早めにお帰りになったようで安心いたしました」
ルビーの声のトーンが若干低いような気がした。
コンディションをより注視しておいた方が良いだろう。
「何でハローさんが?」
スカーレットが尋ねる。
「普段グランドライブ計画をお手伝いしていただいているので、今日はそのお返しをさせて下さい」
「という訳で、今日はダンスの練習をしよう。俺はトレーニングとして、ハローさんにはパフォーマンスとしての観点から見てもらう」
ハローさんはイベントプロデューサー。
プロのパフォーマンスを間近で見てきているので、トレーナーの視点からは出来ないアドバイスも貰えるかもしれない。
昨晩協力を頼んでおいたのだ。
「スカイさん、もう少し高くジャンプした方が良いかもしれません。高さが他のお二人とズレてしまうので」
「なるほど〜」
三人揃ってのダンスは、個別のパフォーマンスだけでなく全体のバランスも重要になる。
「流石スカーレットさん!ポーズに寸分の狂いもありません!」
「当然です!」
スカーレットはポーズを決めたまま誇った。
一方。
「ルビーさん、笑顔ですよ」
「・・・はい」
ルビーは自然な笑顔に苦戦しているようだった。
ダイイチルビーの今後の方向性は
>>171
(笑顔を作る・無理して笑わない、のいずれか)
170 :
ダンナ
2024/11/06 22:26:10
ID:RiVFC8osp6
無理して笑わない
171 :
トレピッピ
2024/11/07 00:00:15
ID:LqwgpH3XqU
無理をして笑わなくても良いんじゃないかな?
172 :
お兄ちゃん
2024/11/07 22:26:55
ID:Wt1htdINZI
ルビーは再び踊り出す。
「さっすがルビーさん、プロですね〜」
スカイの言う通り、パフォーマンスとしての笑顔は出来ている。
しかし、どこか違和感があるような気がする。
「うーん・・・」
ルビーは普段から表情があまり変わらない。
微笑んだり睨んだりする事はあるが、やはりその変化は大きくない。
それもまたルビーの魅力ではあるが、表現やパフォーマンスという点では伝わりにくさが残ってしまう。
「でも、無理しても不自然な笑顔になるだけだしな・・・」
ライブはウマ娘のありのままの魅力を表現する場でもある。
「トレーナーさん。ルビーさんには」
「はい。別の方向性の方が良いと思います」
ハローさんも察してくれたようだ。
「ルビー、無理して笑わなくても良いよ」
「ですが」
「大丈夫。ですよね、ハローさん」
「はい。ルビーさん、先ほどはすみませんでした。ありのままが一番だと思います」
ハローさんが言っていた事が間違いという訳ではないが、ルビーには合わなかった。
ルビーに求められているのは、凛としたパフォーマンスとその中で時折見える微笑みだろう。
「・・・分かりました。では」
ルビーが再び踊り出す。
活発な表情ではないが、どこか柔らかく自然に見えた。
「うん、こっちの方が可愛いな」
ルビーが一瞬微笑んだように見えた。
体力作りだけでなく、表現のあり方についても学べたトレーニングとなった。
ダイワスカーレット達と食べる料理は
>>173
(昼食)
173 :
使い魔
2024/11/07 22:27:17
ID:LqwgpH3XqU
ペペロンチーノ(パスタ)
174 :
アナタ
2024/11/08 22:18:34
ID:7PBEMPJIpI
トレーニング終了後、ハローさんも含め五人で食事を取る事にした。
「わぁっ、懐かしい!」
ハローさんはトレセン学園の生徒だった。
関係者以外は食堂に立ち入れないため、久しぶりに来た事になるだろう。
「何にしましょう・・・」
メニューを見て悩むハローさん。
やがて、何を食べるか決まったのか料理を取りに行った。
「ペペロンチーノですか」
「はい。昔よく食べていたので、久しぶりに」
「じゃあ、俺もそれにします」
唐辛子の乗ったパスタで、正式名称はスパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ。
辛味が癖になる料理だ。
「んー!そうそうこの味!」
「辛くないんですか?」
スカーレットが尋ねる。
「少し辛いですけど、それが良いんですよ」
「俺ので良ければ一口食べてみるか?」
まだ使っていないフォークがあるので、それをスカーレットに差し出す。
「・・・じゃあ食べてみるわ」
恐る恐る一巻きして口に入れたスカーレット。
「ピリピリ来るわね・・・。でも、結構美味しいかも」
スカーレットがもう一口食べる。
「じゃあ私ももらっちゃお〜。本当だ、辛いけど美味しい!」
スカイも箸で何本か取って食べた。
「まだトレーナーさんは良いと仰っていませんが」
ルビーに言われても、スカイは何食わぬ顔だ。
「皆さん、とても仲が良いんですね。ちょっと羨ましいです」
ダイワスカーレットと並走するウマ娘は
>>175
(登場済みのウマ娘一人)
175 :
お前
2024/11/08 22:19:01
ID:wbF51UUYJ.
メジロマックイーン
176 :
トレぴ
2024/11/09 22:13:47
ID:ahLVRS1l2U
「マックイーン!スイカ割りしようぜーっ!せっかく旬なんだしよー!」
「やらないと言っているでしょう!それにスイカの旬は夏ですわよ!」
メジロマックイーンが木刀とスイカを持ったゴールドシップに追いかけられていた。
「今日も仲良しですね〜。あ、こっち来た」
こちらの方に走って来た。
「マックイーンさん!こっち!」
スカーレットが誘導する。
「助かります!」
トレーニングに使っていた巨大なタイヤの裏に隠れる。
「どこ行った?お、ルビー、今日は随分顔色わりーな。大丈夫か?」
「サングラスのレンズが青いからでは?」
いつの間にか青いサングラスをかけていたゴールドシップ。
「マックちゃん見てね?一緒にスイカで木刀割ろうと思ってたんだけどよ」
「いや、見てないよ」
メジロマックイーンを見つけられず、どこかへ行ってしまった。
「助かりましたわ。ありがとうございます」
「良かったのか?放っておいて」
メジロマックイーンは怒りながら言う。
「むしろ今までが甘過ぎましたわ!たまには厳しく接しませんと!」
「そうだ、マックイーンさん。せっかくだし併走に付き合ってくれない?」
スカーレットが提案する。
「こちらこそお願いしますわ。すぐに準備いたします」
メジロマックイーンは既にジャージを着ている。
もしかするとトレーニングの直前だったのかもしれない。
「準備運動は既に終わっていますので、すぐに始められます」
ゴールドシップとの追いかけっこで身体は温まっているようだ。
「よーい、スタート!」
併走トレーニングで走る距離は
>>177
(2000m〜2400m)
177 :
トレぴ
2024/11/09 22:14:15
ID:izAUVrU9fk
2400m
178 :
大将
2024/11/10 22:18:17
ID:Jut6/OFuuk
距離は2400m。
長い距離はメジロマックイーンの得意分野。
なかなかに手応えのある併走相手になるはずだ。
「良いぞ。そのまま後ろの気配に集中するんだ」
模擬レースでも通用したこの作戦はメジロマックイーンの助力があって完成した。
そして再びメジロマックイーンとの併走。
改めてこの作戦の威力を見てもらおう。
「はっ、はっ、ふっ」
メジロマックイーンの呼吸を意識し、スカーレットはペースを上げる。
一定のリードをキープし続ける。
「いや、これは」
さっきからメジロマックイーンの速度が少しずつだが上がり続けている。
当然、スカーレットも抜かれないように加速する。
「私は常に勝つつもりで臨んでおります」
スタートから400m地点からの超ロングスパート。
普通のレースではありえない作戦で攻めてきた。
スカーレットの走りに大きな影響を与えるだろう。
「スカーレット、最後まで持ちますかね?」
「このままでは、厳しいかと」
完成したように思えた新しい走りの前に試練が待ち受けていた。
一着になったウマ娘は
>>179
(ダイワスカーレットまたはメジロマックイーン・同着は不可)
179 :
アンタ
2024/11/10 22:18:45
ID:3KmwCZkpOs
メジロマックイーン
180 :
トレーナー君
2024/11/11 22:09:38
ID:prbUwSN7AM
「スカーレット!粘れ!」
「くっ、はっ、はぁっ」
スカーレットの持ち味は根性。
限界を超えた先に真価が見えてくる。
「そうそう何度も通じる奇策じゃないですよね、これ」
スカイが言った。
超ロングスパートを仕掛けているメジロマックイーン。
一対一の併走だからこそ、唯一となる相手にプレッシャーをかけられる。
後ろから迫ってくるメジロマックイーンに抜かれないようにスピードを上げていくスカーレット。
「スタミナ勝負では分が悪い。最適なタイミングで一気に引き離すしか無いな」
しかし、既にスカーレットは苦しそうだ。
あと1000m。
いつも以上に消耗させられているため、仕掛けるのが早過ぎるとゴールまで持たない。
かと言って遅すぎると十分なリードを得られない。
「ここ!」
スカーレットが仕掛けたのは残り約850m地点。
「少し早いか?」
集中力を研ぎ澄まし、後ろの気配を感じ取る。
メジロマックイーンとの差は広がった。
「このまま!」
最終直線、ダイワスカーレットとメジロマックイーンの差は約2バ身。
しかし、次第に縮まってきている。
スタミナは既に限界のようだ。
「スカーレットォォォッ!根性だぁぁぁぁっ!」
「うあああああああっ!」
メジロマックイーンはフォームを一切崩さず、スカーレットに並んだ。
「私の、勝ちです!」
メジロマックイーンが先にゴールした。
ダイワスカーレットとメジロマックイーンの併走は何回行うか
>>181
(1〜10回)
181 :
トレ公
2024/11/11 22:09:56
ID:ATuCyMh8F.
10
182 :
トレーナーさま
2024/11/12 22:13:36
ID:qLDOyeFnYE
「はぁっ、はぁっ」
スカーレットは肩を上げ下げして息を整える。
「悔しいーっ!マックイーンさん!もう一回よ!」
「私は構いませんが、貴方は大丈夫ですの?」
メジロマックイーンは心配して言った。
スカーレットはかなり消耗してしまっている。
少なくとも今から連続で走るのは無謀だ。
「アタシは大丈夫。レース本番でこんな負け方する方がよっぽど大丈夫じゃないわ!」
やはりスカーレットの負けん気は強い。
「スカーレット、今日はダメだ。しっかり体力を回復させてから走った方が力になる」
「でも!」
「スカーレット」
「・・・分かったわ」
無理をしても逆効果になりかねないとスカーレットも分かってくれたようだ。
「代わりに、明日も併走をしよう。頼めるか?」
メジロマックイーンにも確認を取る。
「ええ、何度でも。今回は奇策での勝利でしたが、もちろんどんな作戦であっても勝つつもりで臨みますわ」
「そうだ、10番勝負なんてどう?」
スカイが提案する。
「今日の結果も含めて、多く勝った方が総合優勝って事で」
「良いですわね」
「アタシもそれで!」
明日から計10回の併走を行う事になった。
「絶対に勝ってみせるわ!」
併走10番勝負の勝者は
>>183
(ダイワスカーレットまたはメジロマックイーン)
183 :
お前
2024/11/12 22:13:46
ID:JV66SLsV3I
ダイワスカーレット
184 :
あなた
2024/11/13 22:19:37
ID:3OzyaRs8xM
「今日はアタシの勝ちね!」
現在、スカーレットとメジロマックイーンの併走10番勝負は4勝4敗。
最初の一戦を含めると、スカーレットはもう一敗も出来ない。
「予想以上の強敵だな」
スカーレットはシニア級で全盛期のウマ娘。
一対一や毎日の連戦という条件は多少特殊ではあるが、メジロマックイーンのかなりの実力を持っていると言える。
「だけど、やっぱり総合力ではスカーレットの方が上だ。自分の実力をしっかり発揮すれば勝ち切れるはずだよ」
「ええ。明日も勝つわ」
これまでの負け方は、パワー負けと言うより作戦負けだった。
余計な事を考えない走り方を完全に知られ、対策されているためにペースを乱されてしまったのだ。
とは言え、ここで走り方を変えてはスカーレットのためにならない。
試練を乗り越えた先にさらなる強さがあるのだ。
「はぁぁぁぁっ!」
第9戦、スカーレットは順調に勝利した。
展開はこれまでとそれほど変わらなかった。
勝敗を分けたのは最終直線でのトップスピード。
スカーレットの走りを改良する鍵はそこにある。
185 :
使い魔
2024/11/13 22:19:42
ID:3OzyaRs8xM
「スカーレット、最終直線に入ったら相手の事は忘れてくれ。ゴールだけに集中するんだ」
「最終直線に入ったらね。うん、分かったわ」
いつもは最初から最後まで後ろのウマ娘を気にしていた。
しかし、逃げるスカーレットでは末脚勝負で後方のウマ娘に対して不利。
後ろを気にしている間に抜かされてしまうだろう。
終盤はわざわざ後ろを気にしなくても良い。
その分の集中力をゴールに向けるべきだったのだ。
「俺が気付くのに遅れたせいでスカーレットを何度も負けさせてしまった。その分、これからは勝たせないと」
改めてトレーナーとしての責任を意識する。
「流石、ですわね」
「たぁぁぁっ!」
作戦の穴を上手く埋められたおかげで、スカーレットが最後の勝負を制したのだった。
ダイワスカーレットと出かけるウマ娘は
>>186
(登場済みのウマ娘一人)
186 :
ダンナ
2024/11/13 22:27:39
ID:mkd.00lK5Y
マック
187 :
トレーナーさま
2024/11/14 22:27:23
ID:7KhmSlasFk
「何度も付き合ってもらってありがとね、マックイーンさん」
「いえ、私のためにもなりますから」
10番勝負終了後、スカーレットがお礼を言う。
「俺からも、ありがとう。おかげでスカーレットはまた強くなった」
「そうだ!明日一緒にどこか行きましょうよ!」
「良いですわね。トレーナーさんもご一緒にいかがですか?」
気を使ってくれたのだろう、メジロマックイーンが誘ってくれた。
「ごめん、明日はスカイと釣りに行く約束があるんだ。二人で楽しむと良いよ」
翌日。
「今日はいっぱい食べるわよ!」
「はい!今日はチートデーですもの!」
二人はスイーツの食べ放題に来ていた。
競走ウマ娘はアスリート、普段は栄養バランスや摂取カロリーを気にしている。
だが、たまにはそれらを考えず羽目を外す日を作った方が結果的に上手くいくのだ。
「あぁっ!モンブランを取り過ぎたせいでチョコケーキを載せるスペースが!?」
「せっかく下見したのに・・・」
バイキング形式なのでスイーツを取る前に下見をしていた二人だったが、メジロマックイーンは目の前の誘惑に負けて計画性の無い取り方をしてしまった。
「美味しい!」
「これならいくらでも食べられますわね」
そう言いつつ、メジロマックイーンは再びスイーツを取りに行った。
「大満足ですわ。スカーレットさん、またいつかご一緒に」
「ええ!」
セイウンスカイと釣りに行く場所は
>>188
(海または川)
188 :
使い魔
2024/11/14 22:27:45
ID:Hc8tJDuVDk
駿河湾
189 :
アナタ
2024/11/15 22:11:57
ID:TjDIl86YSE
スカーレットのトレーニングが終わってすぐ、スカイと合流し電車に乗る。
以前からスカイが行きたいと言っていた駿河湾での釣りをするのだ。
「たまにはこうやって遠出するのも良いですね〜」
「せっかくだからいっぱい釣りたいな」
学園から駿河湾までは電車などを使い約三時間。
釣果無しではもったいなく感じてしまうのは、まだ釣り人になれていないからだろうか。
「そろそろ良い時間ですね」
現地に到着して少し休んでから真っ暗な海に出た。
スカイの釣り仲間が船を出してくれたのだが、何故駿河湾に知り合いがいるのだろう。
今回の狙いは春先が旬のアオリイカ。
「こう、クイクイっとしゃくってやるんですよ」
「この動きを見てイカがエサと間違える訳か」
エギと呼ばれる疑似餌を使う。
スカイの動きは流石に手馴れており洗練されている。
「おっ、来た来た!」
「早いな!」
開始から五分でスカイが一匹目を釣り上げた。
「俺だって!」
釣り上げたアオリイカの数は
>>190
(1〜5匹)
190 :
アネゴ
2024/11/15 22:12:20
ID:WfwLBAZojs
5匹
191 :
お兄さま
2024/11/16 22:21:36
ID:7uj74jE6hc
「うおっ!?これは大物かも!?」
竿にかかる重さは明らかに大物のもの。
今日の初ヒットの時は逃げられてしまったので、今度こそは釣り上げたい。
「まだ巻いちゃダメですよ!しっかり竿を握って!糸を張ってキープ!」
スカイが的確な指示をくれるので迷わずに動ける。
獲物は徐々に弱ってきていた。
「浮いてきた!」
「巻いて巻いて!」
必死に糸を巻く。
獲物の姿が鮮明に見えるようになってきた。
「そりゃっ!」
スカイが構えていたタモを使ってイカを掬い取った。
「つ、釣れた!」
見事なアオリイカがタモの中で足をくねらせている。
「トレーナーさん、持ってみます?」
「ああ!」
スカイの手助けはあったものの、ここまでの大物を釣れた事に大きな達成感を感じる。
「トレーナーさんのが一番の大物でしたね」
結局1匹しか釣れなかったが、スカイが釣った4匹のどれよりも大きく立派なイカだった。
「この大きいのはイカ飯にするのが良いかもな」
「おっ、ナイスアイデア〜」
5匹も釣れたので色々な食べ方が出来るだろう。
「また来ましょ」
「ああ、今度はいっぱい釣るぞ!」
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>192
(スピード・スタミナ・パワー・賢さのいずれか)
192 :
トレーナー君
2024/11/16 22:22:00
ID:.TOTYMCLLs
スタミナ
193 :
お姉ちゃん
2024/11/17 22:32:06
ID:6t/nEmJduI
「美味しいです!スカイさん!」
「でしょでしょ〜。アオリイカは濃厚で甘いからね〜」
昨日釣ったイカを一晩寝かせてからイカ飯にして皆で食べた。
中まで火が通るように長い時間をかけてじっくり火にかけた。
「イカって泳ぐの上手いですよね」
「どうしたんだ、急に?」
「いや、セイちゃんもイカみたいにスイスイ泳げたら良いのになーって思って」
スカイは泳ぎが苦手。
最低限の泳力しか無いため、万が一海で流されたりしたら危険だ。
「それなら、今日はイカ泳ぎのトレーニングをしよう」
プールに移動し、トレーニングを開始する。
「流された時には、お腹を上にして後ろ向きに進むんだ」
沖に流された時に、体力を温存しながら進む泳法。
浮いて待つのが基本だが、どうしても移動が必要な時もある。
「これがイカみたいだからイカ泳ぎって言うのね」
スカーレットは浮きながら言った。
体力を温存するこの泳ぎはレースにも活かせるかもしれない。
「ルビーさん!離さないでごふっ!?」
スカイは上手く浮けずにもがく。
「もうちょっと練習しないとな」
次に練習する泳法は
>>194
194 :
トレーナー
2024/11/17 22:32:29
ID:e5Ku2RsjrA
バタフライ
195 :
トレぴ
2024/11/18 22:20:07
ID:.wFIX9aUBc
スカイは命からがら水から上がる。
「後は三人で頑張って下さーい。セイちゃんもう限界でーす」
「仕方ありませんね」
泳ぐのが苦手なスカイにこれ以上無理をさせても逆に危険だ。
後は観察に徹してもらった方が良いだろう。
「じゃあ次はバタフライをやろうか」
バタフライは特に肩を大きく回す泳法であるため、走るのに重要な腕の振りを強化出来るだろう。
「背中を反り過ぎないように」
豪快なイメージがあるが、実際は滑らかな動きが求められる。
その名の通り、蝶のように華麗に泳ぐのがバタフライなのだ。
「トレーナーも泳ぎなさいよ」
「お、俺?」
あくまでトレーニングなので、自分が泳いでしまっては二人の指導が出来ない。
「お手本を見せていただけませんか」
「ルビーまで・・・。はぁ、分かった」
普段は見る側なので、見られるのは少し緊張する。
入水し、泳ぎ始めた。
「・・・遅くない?」
「トレーナーさんはウマ娘ではありませんので」
それなりに上手く泳げていたと思うのだが、三人の反応はそこまで良くない。
「どうだった?」
「私のイカ泳ぎより遅かったじゃないですかー」
泳ぐスピードはウマ娘の身体能力が基準になっているようだ。
「トレーナー。アタシ、アンタをもっと労る事にするわ」
か弱い生き物だと思われてしまった。
ダイワスカーレットがバレンタインデーに作るお菓子は
>>196
196 :
お兄ちゃん
2024/11/18 22:20:40
ID:I5TcrtlrrQ
チョコカヌレ
197 :
トレーナー君
2024/11/19 22:25:40
ID:d94Gre8Qeg
「トレーナー、ハッピーバレンタイン!」
今日はバレンタインデー。
簡単に言えば、親しい相手にチョコレートなどのお菓子をプレゼントする日。
日頃の感謝や秘めた想いを伝える機会として習慣化している。
「ありがとうスカーレット。これは?」
スカーレットが手渡してきたのは赤いラッピングがされた箱。
「チョコカヌレを作ったの!絶対美味しいから食べなさい!」
スカーレットはかなりの自信があるようだ。
「それじゃあ、いただくよ」
箱を開けると、縦に溝の入った釣り鐘状のカヌレが六つ入っていた。
カヌレは型に入れて焼くため、手作りでも綺麗に成形出来ている。
一つを手に取り口に運んだ。
「うん、美味しい!」
表面はカリカリで、中はもっちりしている。
「まだ終わりじゃないわよ!」
スカーレットはクリームの絞り袋や瓶を勢い良く取り出した。
「トッピングで味変出来るわ!クリームに、ジャム、粉砂糖もあるわよ!」
「す、すごい気合いの入りようだな」
優等生のスカーレットは何事も用意周到。
相手を喜ばせる努力は惜しまないのがスカーレットの良い所だ。
「これ、一人で作ったのか?」
「ううん、実は手伝ってもらったの」
ダイワスカーレットのお菓子作りを手伝ったウマ娘は
>>198
(一人)
198 :
ダンナ
2024/11/19 22:26:00
ID:oQH9flEltE
エイシンフラッシュ
199 :
トレ公
2024/11/20 22:27:28
ID:RG4HyU9ZX.
「フラッシュさん!よろしくお願いします!」
バレンタインデー前日、ダイワスカーレットはエイシンフラッシュと寮のキッチンで待ち合わせていた。
「よろしくお願いします。材料などは用意してありますので、早速取り掛かりましょう」
エイシンフラッシュはお菓子作りが得意なウマ娘。
バレンタインデー前は非常に多くの手伝いを頼まれる。
「弱火でじっくりと溶かしていきましょう。混ぜる際にはムラが出来ないように」
「はい!」
スカーレットは料理上手であるため、やり方さえ教われば手際良く進められる。
「では、これを一晩寝かせましょうか」
翌日、再開する。
「ここで200度に下げます」
「途中で温度を変えないといけないんですね」
次は自分だけで作れるように勉強しながら作っている。
「これで完成です」
「後は渡すだけ!フラッシュさん!ありがとうございました!」
「喜んでもらえると良いですね」
トレーナーがもらったお菓子の数は
>>200
(3〜9個)
200 :
貴方
2024/11/20 22:28:00
ID:xAhCuMaSd6
9個
201 :
トレぴっぴ
2024/11/21 22:21:51
ID:u2Sen3Shm6
「トレーナーさん、いらっしゃいますか?」
スカーレットの話を聞いていると、ドアがノックされた。
「あ、ハローさん」
ハローさんがトレーナー室を訪れた。
手には紙袋を持っている。
「これ、チョコケーキです。お口に合えば良いのですが」
「ありがとうございます」
すると、トレーナー室に新たな来客があった。
「トレーナーさん、ハッピーバレンタインです!」
「たづなさん」
たづなさんに貰ったのはナッツが入ったチョコレート。
「贈呈ッ!日頃頑張っている君にわたしからも贈ろう!」
秋川理事長にもイチゴ味のチョコレートを貰った。
その後も、立て続けに訪問者が来た。
「その、良ければ貰って下さい!」
「是非感想をお聞かせ下さい!」
「チョコ豆ご飯だ。」
桐生院トレーナー、乙名史記者、ゴールドシップ。
そして。
「トレーナーさん」
「どうぞ〜」
ルビーとスカイ。
やはりチームのウマ娘から貰うのは少し特別に感じる。
「トレーナー、虫歯には気をつけなさいよ」
「ああ、気をつけるよ」
このお返しは必ずしよう。
ダイワスカーレットとトレーニングを行う日の天気は
>>202
(晴れ・曇り・雨・雪のいずれか)
202 :
使い魔
2024/11/21 22:22:22
ID:0MVMs0n23c
雪
203 :
トレ公
2024/11/22 22:15:38
ID:ChYYmQT4sY
大阪杯まであと約一ヶ月。
スカーレットはかなり仕上がってきている。
「わ、雪!」
「本当だ」
ウォーミングアップを終えた所で雪が降り始めた。
トレーニングに支障が出るような降り方では無いが、念のため足元には気を付けた方が良いだろう。
「う〜さむ〜」
これから行うのはスカーレットとスカイの併走。
先頭争いに強くなってもらうためだ。
「雪も水だ。芝が濡れて滑りやすくなってるから気を付けるんだぞ」
二人がスタートした。
スタートは特に滑りやすく、出遅れの不利も大きい。
「よし、二人とも良いスタートだ」
今回は両者好スタートを切った。
「たっ!」
「よっ」
最初からかなりのハイペース。
スカーレットの作戦は先頭をキープし続けるというもの。
先頭を奪わなければそもそも成立しない。
スカイはそれを阻止しようとする。
「無理し過ぎないようにね〜」
「いえ!無理矢理にでも先頭に立ちますから!」
スカーレットが外から前に出た。
「すごいパワーだ」
スカーレットの持ち味はやはりパワフルさ。
一歩一歩の踏み込みが加速力を生む。
「はぁ、はぁ、ふぅ」
「もう少しコーナーで膨らまないようにした方が良いな」
「分かったわ。スカイさん!もう一本お願いします!」
「にゃはは〜寒いのに元気だね〜。ま、やりますかー」
大阪杯に出走するウマ娘は
>>204
(レース未出走のウマ娘一人)
204 :
お兄さま
2024/11/22 22:20:00
ID:INSnUvkg/s
イナリワン
205 :
トレーナーちゃん
2024/11/23 22:08:54
ID:u5VKjdwJJs
スカーレット達とトレーニングをしていると、あるウマ娘が声を掛けてきた。
「おうスカーレット、ちょっと良いかい?」
「イナリ先輩」
イナリワン、いなせな江戸っ子ウマ娘。
面倒見が良く皆に慕われている。
「スカーレット、あたしは大阪杯に出る事にした!お前さんとやり合う事になるから、宣戦布告しに来たぜ!」
「えぇっ!?イナリ先輩も大阪杯に!?」
イナリワンはスカーレットと同年にデビューしたウマ娘だが、ダートが主戦場。
スカーレットと同じレースを走る事は無いと思っていた。
「芝も走れるのか?」
「このイナリ様にかかれば芝もダートも関係ねぇ!どっちもおんなじ檜舞台よぉ!」
これまでダートばかり走ってきたイナリワンが大阪杯に参戦。
ここに来て波乱が起こっている。
「てな訳で、大阪杯じゃ正々堂々、でっけぇ喧嘩の華咲かせようぜ!そんで、あたしが勝つ!」
「・・・イナリ先輩が相手でも、負けません!一番になるのはアタシですから!」
宣戦布告を正面から受け止め、弾き返す。
負けん気の強い二人が放つプレッシャーは火のように周りを熱くさせる。
「そんじゃ、頼むぜ!んーっと、次は・・・」
イナリワンはメモ用紙を取り出し、確認した。
「もしかして他の出走者全員に宣戦布告してるのか」
「イナリさんらしいですね〜」
唐突なライバルの出現。
大阪杯も油断出来ないレースになりそうだ。
イナリワンのこれまでのレース勝利数は
>>206
(3〜7勝)
206 :
トレーナー君
2024/11/23 22:09:45
ID:uXaeENcsRQ
3勝
207 :
トレーナーちゃん
2024/11/24 22:24:10
ID:46Yt3C5JZs
イナリワンについて改めて知る必要がある。
過去のレース映像を見返し、研究する事にした。
「まずはデビュー戦。最終直線、最後方からの一気」
「すごい爆発力ね」
そのまま全員を抜き去って1着。
「次は前が詰まって8着。その次も10着か」
調子は悪くなさそうだった。
逆に、調子が良すぎて空回りしているように見える。
「GIIIでは5バ身差で1着。また後方からの直線一気だな」
イナリワンの得意な作戦は追込。
豪快な末脚を最後に爆発させる作戦だが、どうしてもブロックのリスクは付きまとう。
快勝か大敗、極端な成績なのはその走り方のせいだろう。
本人のせっかちな性格も不安定さの一因となっているかもしれない。
「GIジャパンダートダービーを含む3勝か。実力はあるけど勝利数自体は多くないな」
「でも、もし大阪杯で爆発されたら」
大舞台での一発勝負。
確率の問題という訳ではないが、もしイナリワンの走りとレース展開が噛み合えば凄まじい脅威となる。
「よし、イナリワン対策のために助っ人を頼もう」
「助っ人?」
助っ人に会う場所は
>>208
(学園内のどこか)
208 :
トレ公
2024/11/24 22:25:00
ID:tLrYR7I6So
自販機コーナー
209 :
大将
2024/11/25 22:26:34
ID:lSHIfaF7T.
対イナリワンのため、あるウマ娘に協力をお願いする事にした。
「お待たせ〜!」
待ち合わせ場所は学園内にある二台並んだ自動販売機の近く。
飲み物を飲みながら話したいと思ったからだ。
「リッキーさん!」
助っ人とは、コパノリッキー。
ダイワスカーレット、そしてイナリワンの同期。
イナリワンとはダートレースでしのぎを削ってきた。
「好きなのを選んでくれ」
「ありがとう。じゃあ・・・これ!」
コパノリッキーに飲み物を奢る。
「かしわ餅風おしるこ?お、美味しいんですか?」
「うん!普通のおしるこよりも良い香りだよ!」
「じゃあ俺も飲んでみようかな」
自分の分とスカーレットの分も購入し、ベンチに座って飲む。
「確かに香りが普通のと違うな」
甘い飲み物を飲みながら本題に入る。
「イナリワンと一緒に走ってきた君に、彼女の攻略法を考えてほしい」
「攻略法かー。イナリさんってすっごい末脚なんだけど、あんまり安定してないんだよね。だから、一つの攻略法が毎回は通じないと思うの」
全てがぴったりはまって快勝する時を基準にすると、イナリワンだけに特化した走りでないと太刀打ち出来ないだろう。
逆に、火種が燻って沈む時であればいつも通りの走りでも十分通用する。
大阪杯でどっちになるかは賭けになる。
「確実な攻略法は無いか・・・」
「私がイナリさんと走って感じた事、教えるね。走りで!」
ダイワスカーレットとコパノリッキーの併走で走るのは
>>210
(芝またはダート)
210 :
トレーナー君
2024/11/25 22:27:15
ID:6eCeuFGtO6
芝
211 :
大将
2024/11/26 22:26:11
ID:uSL1jmvNrU
準備を終え、併走が始まる。
コパノリッキーはイナリワンと走ってきた経験を授けてくれるらしい。
「芝コースで良いのか?」
「うん。ポイントを教えるだけだから」
本気で走るというより、コースの下見に近い。
「踏み込む前に大きく息を吸うんだ。周りにも聞こえるくらい。すぅ!」
「そんなに!?」
映像では分からないような細かい情報を走りながら教えてくれている。
「イナリさんが後ろに近付いてくるとね、空気がピリピリするような気がするんだ。炎の近くにいる時みたいに」
コパノリッキーがそう言ったのは、最終直線の中盤。
後ろからの強烈なプレッシャーを実際に感じたウマ娘だからこその感想だった。
「こんな感じかな」
「すごく勉強になりました!ありがとうございました!」
「頑張ってね!」
多くを学ぶ事が出来たのだった。
大阪杯当日の天気は
>>212
212 :
トレーナー君
2024/11/26 22:26:35
ID:5EW/LHoQpY
晴れ
213 :
トレーナー
2024/11/27 22:20:44
ID:6r6gcMt9bo
「ん〜良い天気だね〜!」
ついにやって来た大阪杯当日。
コパノリッキーは晴れ渡る空に向かって伸びをする。
「最近雨続きだったから、ラッキーだな。リッキーの風水パワーのおかげかな」
「雨なら雨で風水的には良いんだけどね。浄化してくれるから」
コパノリッキーとトレーナーの生活には風水が馴染んでいるようだ。
「頑張ってね、スカーレット!」
「はい!」
コパノリッキー達の激励を受けて、控え室に向かう。
「気分はいかがですか」
「ちょっと緊張してますけど、ワクワクしてます。アタシが勝つんだって」
モチベーションはかなり高い。
闘争心が強いスカーレットにとっては非常に重要な要素だ。
ただ、空回りさせないためにも、今は気持ちを昂らせ過ぎないようにした方が良いだろう。
「いつも通りの走りをすれば大丈夫。油断したり、惑わされたりしないようにな」
「そうだ、深呼吸しておこっかー」
「はい」
スカイの提案を受けて、目を閉じる。
腹式呼吸で肩がゆっくり上下する。
「よし、スカーレット。勝ってこい!」
「当然!」
大阪杯でのダイワスカーレットの枠順は
>>214
(1〜16番)
214 :
トレ公
2024/11/27 22:21:15
ID:uvh/XUDJNY
1枠2番
215 :
お姉ちゃん
2024/11/28 22:25:17
ID:CM2F6PxJ9s
「春シニア三冠の一つ目、大阪杯。仁川の舞台で激戦が繰り広げられようとしています」
春シニア三冠。
大阪杯、天皇賞・春、宝塚記念の三つのGIを指す。
スカーレットの場合、距離適性が合わず天皇賞・春に出るのは厳しいが、宝塚記念なら出られるかもしれない。
「堂々の一番人気ダイワスカーレット。安定した実力でGIを三勝しています。今日は1枠2番からのスタートです」
「おおおおおおおおっ!」
スカーレットの登場で観客席が沸き立つ。
「二番人気はなんとイナリワン!芝GI初挑戦ですが、その爆発力に多くの期待が寄せられています!」
法被のような勝負服に身を包んだイナリワン。
遠目からでもその気迫がよく分かる。
「イナリさん、すごい熱気・・・」
スカーレットもイナリワンを見て息を飲む。
イナリワンは誰とも言葉を交わさず、集中力を高めている。
「さぁゲートイン完了しました。・・・大阪杯、今、スタートです!」
ゲートが開くと同時に、スカーレットが飛び出した。
一番の好スタート。
内枠なのもあり、スムーズに先頭に立つ。
「良いぞ!」
「揃ったスタートとなりました。先頭に立ったのは2番ダイワスカーレット」
後ろのウマ娘に集中し、先頭のキープだけを考えれば勝てる。
スカーレットの強さはそう簡単に揺らがない。
「後はイナリワンがどう動くかだな」
レース中間地点でのイナリワンの位置は
>>216
(8〜16番手)
216 :
トレぴ
2024/11/28 22:26:00
ID:LBUPtF5EmQ
10番手
217 :
トレぴ
2024/11/29 22:19:24
ID:cqtqvvChT.
ペースはやや遅め。
逃げるウマ娘はスカーレットの他に一人だけ。
ただ、先頭を無理に奪おうとせず二番手に控える作戦を取るようだ。
「2番ダイワスカーレット、依然先頭。ウマ娘達を引っ張ります」
「これまで先行策を取ってきた彼女ですが、今日は逃げていますね。掛かっている訳ではなく、作戦と見て良さそうです」
前半は理想的な走りが出来た。
あと1000m、先頭をキープし続ければ勝ちだ。
「10番イナリワン、中団10番手辺りに控えています」
「彼女にしては前目につけました」
今回の大阪杯の出走者は16人。
最後方付近にいる事が多かったイナリワンは、やや位置を上げて走っている。
「もうちょっとばかしの辛抱だ・・・」
イナリワンは抜け出したい気持ちを必死に抑えているように見えた。
最終直線突入時の、ダイワスカーレットと二番手のウマ娘の差は
>>218
(1〜4バ身)
218 :
お姉ちゃん
2024/11/29 22:20:00
ID:Q3melatBow
2バ身
219 :
モルモット君
2024/11/30 22:31:47
ID:IF6tcOnIRw
「第三コーナーに入り、徐々にペースが上がっています」
この阪神レース場はあまり最終直線が長くない。
直線での切れ味勝負には向いていないコースなので、中盤にしっかり位置を上げておく必要がある。
「スタミナはまだまだ大丈夫そうだな」
2400mのレースを経験してきたスカーレットなら、スタミナ切れを起こす心配はしなくて良い。
このまま先頭でリードを維持しつつ、最後まで粘るのが勝ち筋だ。
「イナリワン!ここで上がってきた!」
少し早めに仕掛け始めたイナリワン。
スタミナを多少削ってでも、前に行きたいと考えたのだろう。
「さぁ最終コーナーを抜け、最終直線に入ります!先頭はダイワスカーレットのまま!リードはおよそ2バ身!」
イナリワンは4、5番手辺り。
元々大きなリードを生む作戦ではないが、やや心許ないリードとなった。
「スカーレット、粘ってくれ・・・」
一着と二着のウマ娘の着差は
>>220
(2バ身以下・同着は不可)
220 :
お姉さま
2024/11/30 22:32:30
ID:DFd0dff7hs
ハナ差
221 :
トレーナーさま
2024/12/01 22:18:44
ID:YHlF18kZ2c
「先頭はダイワスカーレット!後ろとの差は縮まらない!」
2番手のウマ娘は既に限界。
これ以上速度は上げられないようだ。
「ここで外からイナリワン!凄まじい追い上げだ!」
「らぁぁぁぁぁぁぁっ!」
イナリワンがさらに上がってきた。
「つ」
スカーレットは、後ろから熱気が迫ってくるのを感じた。
燃え盛る炎のようにバチバチと音を立てているようにさえ錯覚してしまうほどの気迫。
「抜かせないっ!」
スカーレットは、並ばれそうになっても並ばれない。
根性で脚を回し、速度を上げる。
「残り200!イナリワン!ダイワスカーレットに並びかけてきた!だがダイワスカーレットも粘っている!先頭は譲らない!」
両者の激しい競り合いに他のウマ娘は参加出来ない。
後ろから見ると、きっと炎と炎のぶつかり合いのように思えるだろう。
「スカーレットォォォォォッ!」
「イナリィィッ!勝ちやがれぇぇぇっ!」
「先輩ぃぃ!」
「スカーレットさぁぁぁぁん!」
周りの応援もさらに熱を増す。
負けじと声を張り上げる。
「行けぇぇぇぇぇぇっ!」
二人がついに並んだ。
残りは50mも無い。
「ダイワスカーレットか!イナリワンか!」
「ああああああああああっ!」
「るあああああああああああああっ!」
ほぼ同時にゴールインした。
「勝ったのは・・・」
本人達も分からないくらいの僅差。
汗だくになり、息を乱しながら二人は結果を待つ。
「勝ったのは・・・イナリワン!イナリワンが一着!ハナ差での激闘を制したのはイナリワンです!ダイワスカーレットを破りました!」
レース後のダイワスカーレットの疲労度は
>>222
(70%〜95%)
222 :
貴方
2024/12/01 22:19:30
ID:jMqsZ4O8As
80%
223 :
トレ公
2024/12/02 22:21:06
ID:jv2ygymiJE
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「どうだい!これがあたしの実力よぉ!」
拳を振り上げ、イナリワンは勝ち誇る。
スカーレットは息を切らしている。
視線はイナリワンの方に向けられていた。
「負け、た・・・」
自信を持って臨んだ大阪杯。
惜しくもハナ差で敗れた事の悔しさは想像すら出来ない。
「スカーレット、おかげで熱くなれたぜ!ありがとよ!」
「・・・今回はアタシの負けです。でも、次は勝ちますから」
スカーレットは負けた時、必ずこう言う。
負けっぱなしにしないのが彼女の流儀。
負けても、それを無駄にせず次の勝利に繋げる。
「おう!楽しみにしてるぜ!」
イナリワンの強さは安定しないが、今回はレース展開とぴったりはまった。
逆に、その状態のイナリワンとハナ差の接戦を繰り広げられたスカーレットの強さもまた証明された。
「スカーレット、お疲れ様」
レースが終わってすぐ、スカーレットと控え室に戻る。
「痛い所は無いか?ちょっとでも違和感があればすぐに言ってくれ」
「ええ、大丈夫よ。でも疲れたわ」
レース直後は誰でも疲労困憊になる。
マッサージなど、ケアを怠らないようにする。
「次は勝たせる」
「・・・頼りにしてるわ」
ウイニングライブ後にダイワスカーレットが食べた物は
>>224
224 :
あなた
2024/12/02 22:21:30
ID:VE4AK2/hkI
海老ドリア
225 :
アナタ
2024/12/03 22:29:03
ID:02cRjbepKk
ウイニングライブを終え、再び控え室に戻る。
ただでさえ疲れている上に、ライブもあった。
スカーレットの疲労は相当なものだろう。
「んんーっ!はーっ!」
大きく上に伸びをするスカーレット。
釣られたのかスカイも伸びと欠伸をしてしまう。
「お邪魔しまーす!」
その時、控え室にコパノリッキーとそのトレーナーが入ってきた。
「良かったら一緒に食べに行かない?近くに美味しいお店があるんだ〜」
「同僚に教えてもらったんだ。安くて美味い洋食屋なんだけど」
こうして六人で洋食屋に向かった。
「そうね・・・アタシは海老ドリアにするわ」
「では、私も同じものを」
「セイちゃんはたらこパスタで〜」
「はは、スカイは猫舌だからドリアは難しいもんな」
運ばれてきた料理の中でも、特に海老ドリアは良い香りで美味しそうだった。
「はふ、美味しい!」
クリーミーなホワイトソースの中に大きな海老が入っている。
ボリュームも満点で体力を回復してくれるように感じた。
食事は心身共に癒してくれる。
「うんうん、美味しい物を食べるのは風水的にも良いからね!」
「そうなのか?」
「そう!食事にも風水が関係しててね・・・」
コパノリッキーから風水について色々と教えてもらった。
食べる事自体だけでなく、一緒に食べて楽しむ事も疲労回復に役立つらしい。
そのおかげか、スカーレットは元気になったように感じた。
ダイワスカーレットの休養は何日か
>>226
(2〜5日)
226 :
アナタ
2024/12/03 22:30:00
ID:LWL24Hko4E
5日
227 :
トレーナー君
2024/12/04 22:17:51
ID:4LvhDxrnOo
今日はお休み
228 :
お兄ちゃん
2024/12/05 22:16:12
ID:bVaqcSfN8E
大阪から学園へ帰ってきた。
スカーレットの疲労度を考え、5日間の休養を取る事にした。
「今日は一日部屋で安静にしているようにな」
「分かったわ」
スカーレットは寮に戻っていく。
その足取りは重そうだった。
「お、スカーレット。帰ってたのか」
自室に戻ったウオッカは、スカーレットが部屋にいる事に気付く。
「ただいま。ちょっと漫画借りてるわよ」
スカーレットはウオッカが所有する漫画を読んでいた。
「良いけど、珍しいな。お前が少年漫画なんて」
「何日かお休みだから、良い暇潰しが欲しくてね。・・・アンタがいつも面白がってるから、興味もあったし」
今スカーレットが読んでいる漫画は全二十巻。
五日間の休みがあれば読めない量ではない。
「ふぅ、今日はこの辺りまでにしておこうかしら」
「お前一気に十巻まで読んだのかよ。すげー集中力だな」
スカーレットは熱中し、長時間連続して読んでいた。
「って、いけない!明日の予習しておかないと!」
ダイワスカーレットは競技者でもあるが学生でもある。
予習復習は欠かさない優等生だ。
「・・・落ち込んでるかと思ったけど、大丈夫そうだな」
ウオッカはスカーレットに聞こえないように呟いた。
一緒に出かけるウマ娘は
>>229
(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
229 :
トレーナー
2024/12/05 22:16:46
ID:ShNmkIkwX6
ダイイチルビー
230 :
アンタ
2024/12/06 22:26:37
ID:Cm1OF22Qr2
「こっちの方が良いか・・・」
色々な資料に目を通し、トレーニングを改善する方法を模索する。
スカーレットを勝たせられなかったのはトレーナーの責任。
今度こそは勝たせなければ。
「トレーナーさん、少しお休みになっては?」
「いや、大丈夫。とりあえずこの辺りを見終わるまで」
スカーレットが休養に入り、トレーニングが無い今がチャンス。
今の内により良いトレーニングを構築しておきたい。
「・・・分かりました。では、私もお手伝い致します」
「良いのか?」
「ええ。トレーナーさんが頑張っておられるのに、休んでいる訳にも参りません」
ルビーが向かいに座り、資料の一つを開いた。
「ありがとう。助かるよ」
その後、しばらく二人で黙々と資料を読み続けた。
時計は見ていないが、かなり長い時間だっただろう。
「ルビー、疲れただろ?少し休んでくれ。続きは俺が見ておくから」
「いえ、トレーナーさんがお休みになるまでは私も休みません」
「休むのも大事だぞ。休まず続けても良い結果にはならない。・・・あ」
自分で言っていて、矛盾している事に気が付いた。
「そうか。ごめん、心配してくれてたんだよな」
休んだ方が結果的に上手くいく。
自分がそれを実行出来ていなかった。
「・・・トレーナーさん。少しお付き合いいただけますか」
ルビーは立ち上がる。
「ああ。行くよ」
ダイイチルビーと出かける場所は
>>231
231 :
トレーナーさま
2024/12/06 22:27:28
ID:v96ppJTLSM
街が見下ろせる高台にある喫茶店
232 :
お兄ちゃん
2024/12/07 22:28:39
ID:kUGMUvFVyU
ルビーと一緒に学園の外に出て散歩する。
外の景色を見ながら歩くのは気分転換になる。
「暖かくなってきましたね」
「そうだな。桜ももうすぐ満開だし、春って感じだ」
四月に入り、かなり過ごしやすい気温になってきた。
「そうだ、こっちの道に行かないか?ちょっと坂が大変だけど、頂上からの景色が良いんだ」
高台を登った先にはスカーレットがチームに加入して間も無い頃に初めて訪れた喫茶店がある。
ルビーと来るのは初めてだ。
「ふぅ。ここだよ」
「確かに良い景色ですね」
街全体を見下ろせるので、鳥になったようにさえ感じる。
ルビーの髪が春風に揺れた。
「ああ、綺麗だ」
喫茶店の中に入り、飲み物を注文する。
「お疲れではありませんか」
「まぁ、歩くのは少し疲れたけど、さっきより気分は楽だよ」
必死で資料を漁っていた時よりも清々しい気分で、肉体的な疲労はそれほど気にならない。
「ありがとうな、ルビー」
「こちらこそ」
ルビーのおかげでリフレッシュする事が出来たのだった。
ダイワスカーレット達と行うレッスンは
>>233
(歌またはダンス)
233 :
トレピッピ
2024/12/07 22:29:00
ID:tM444/pVw6
ダンス
234 :
アンタ
2024/12/08 22:23:20
ID:rOjnOiLE92
トレセン学園には新学期を祝う伝統行事がある。
リーニュ・ドロワットと呼ばれるダンスパーティーだ。
ウマ娘二人のペアで参加し、最も輝いたペアにはベストデートの称号が贈られる。
「今年のドロワ、ルビーさんと出まーす」
「そうなのか、それは楽しみだな」
ペアの相手には選ばれるのは親友や先輩、後輩であったり、ライバルであったりする。
スカイの場合はチームメイトで先輩のルビーを選んだようだった。
「それなら今日はダンスレッスンをしよう」
トゥインクルシリーズで走る以上、ライブも疎かに出来ない。
それに、ダンスは体幹や精密動作性を鍛えるのにうってつけ。
ダンスの練習はレースにも役に立つ。
グランドライブ計画に協力する中でその実感は湧いてきている。
「ここでポーズ!」
「スカーレットはもう完璧だな」
「ふふん!日頃から練習してるもの!当然よ!」
三人とも流石に上手だ。
ドロワでもきっと周囲の注目を浴びるだろう。
「そう言えば、スカーレットはドロワで誰と組むんだ?」
同じチームのウマ娘は既にペアを決めてしまっている。
だが、交友関係が広いスカーレットなら他に組む相手がいるだろう。
「一応、誰を誘うかは決めてるわ。まだ誘ってないけどね」
「どなたをお誘いするおつもりで?」
ルビーが尋ねる。
「ふふっ、それはまだ秘密ですっ!」
ダイワスカーレットがドロワでペアを組むウマ娘は
>>236
(ダイイチルビー・セイウンスカイは不可)
235 :
ダンナ
2024/12/08 23:59:55
ID:5qMSV8rIHI
オグリキャップ
236 :
あなた
2024/12/09 00:00:02
ID:6X1oFuoH/A
カワカミプリンセス
237 :
あなた
2024/12/09 22:22:20
ID:TNRuOaCYG.
「カワカミ先輩!」
「スカーレットさん、何かご用ですの?」
夕方、寮に帰る途中のカワカミプリンセスに話しかけたスカーレット。
「先輩、もし良かったら、アタシとドロワで踊ってくれませんか?」
単刀直入に言った。
「まあ!嬉しいお誘いですわ!もちろんお受けいたします!」
カワカミプリンセスはそれほど深く考えずに了承した。
「ですが、どうして私に?」
「カワカミ先輩はアタシのライバルですから。これからも先輩と一緒に走って、競って、高め合っていたくて。ドロワで一緒に踊って、改めてカワカミ先輩の事を知りたいんです」
ペアでのダンスは互いを理解する事が不可欠。
逆に、ダンスを通じて互いを深く知る事が出来るという事でもある。
「スカーレットさん・・・。ええ、私もスカーレットさんと踊りたいですわ。きっと私達ならぶっちぎりでベストデートになれます!」
ベストデート、つまり一番。
スカーレットはもちろん。
「ベストデート、絶対獲りましょう!」
「では、早速練習いたしませんか?善は急げ!ですわ!」
練習でリードをするウマ娘は
>>238
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス)
238 :
あなた
2024/12/09 22:23:00
ID:TvtDM1P9Cs
ダイワスカーレット
239 :
トレーナーさま
2024/12/10 22:20:56
ID:Xrh1Xx1GMQ
「えいっ!とうっ!」
「わっ!?」
かなり暗くなってきている中、寮の近くの広い場所でダンスの練習を始める。
基本的なステップなら音楽が無くてもすぐに練習出来る。
ただ、あまり順調とは言えない。
「申し訳ありませんわ・・・。私、二人で踊るのはあまり慣れていないんですの・・・」
ウイニングライブでは振り付けは個別に分かれている事が多く、他のメンバーと組み合わない。
手を繋いだり、グータッチしたりするくらいだ。
相手の重心を考えて支えるような動きは無い。
「確かに難しいですけど、練習すれば絶対出来るようになりますよ!」
「ええ、そうですわね!打つべし打つべし!ですわ!」
その日は基本的なステップの練習だけで終わり、具体的な動きについては翌日話し合う事にした。
「まずはアタシがリードしますね。カワカミ先輩は流れに合わせて自然に動いて下さい」
カワカミプリンセスはあまり器用な方ではない。
スカーレットがダンスの主導権を握り、カワカミプリンセスを活かすという方向に決まった。
「ここで、ターン!」
「たあっ!」
勢いはやや余っていたが、初級編のダンスはそれなりに出来るようになってきた。
ライブの練習のおかげで、二人とも体幹やリズム感はあるからだ。
「この調子なら本番用の振り付けもすぐにマスター出来ますわね!」
「はい!頑張りましょう!」
ドロワ本番用の曲を用意するのは
>>240
(トレーナーまたはライトハロー・両方も可)
240 :
トレーナーちゃん
2024/12/10 22:21:30
ID:8cDcUSrZZM
トレーナーとライトハローの両方
241 :
使い魔
2024/12/11 22:22:42
ID:.N7xbXoZeE
「お疲れ様。調子はどうだ?」
スカーレットとカワカミプリンセスのペアダンス練習の様子を見に来た。
もしかすると、練習の様子を見て走りのヒントが得られるかもしれない。
「あっ、トレーナーさん!と、わわっ!?」
カワカミプリンセスがこちらに気を取られ、バランスを崩す。
何とか踏みとどまるが、力が入ったのか拳は強く握られていた。
「がっ!?」
拳の風圧で鳩尾を殴られる。
「ちょっと!?大丈夫!?」
「もっもも、申し訳ありません!」
「た、大した事無いよ。それより、良い物を持って来たぞ」
物とは言ったが、形は無い。
「スマホですの?」
「いや、音楽だ。ハローさんに協力してもらって、ドロワに合いそうな曲をいくつか用意したんだ」
ライトハローさんはイベントプロデューサー。
ドロワ用の音楽を用意するに当たって、数々の音楽やパフォーマンスに触れてきた彼女に頼る事にしたのだ。
「まぁ!ありがとうございます!」
「へぇ、ハローさんねぇ。ありがたいけどね」
候補曲は十曲。
その中から実際に使用する音楽を二人に選んでもらう事にした。
「これなんてどうですか?」
「良いですわね!テンションブチ上がりですわ〜!」
二人が選んだのはアップテンポの激しい曲。
難易度は高そうだが、パワフルな二人にぴったりな曲だった。
「じゃあ練習を再開しましょうか」
「本番までに、必ずモノにしてやりますわ!」
ドロワに参加するウマ娘ペアは
>>242
(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレット・カワカミプリンセス以外の二人)
242 :
アナタ
2024/12/11 22:49:02
ID:Aja88KWh1g
コパノリッキー&エイシンフラッシュ組
243 :
トレピッピ
2024/12/12 22:23:58
ID:vhXFoQ368w
ドロワ当日。
ドロワが始まる前に参加者は着替えを済ませる。
衣装の貸し出しもあるが、チーム<アルタイル>の三人とカワカミプリンセスは衣装を借りない。
「わぁ・・・っ!すごい・・・!」
煌びやかなドレスを纏ったスカーレットは、自分の姿を鏡で見て感嘆の声を漏らす。
「サイズもぴったりです!」
「ご満足いただけたようで何よりです」
ルビーの実家、華麗なる一族に衣装を用意してもらったのだ。
「まさしく姫のドレス!感動ですわーっ!」
スカーレット、ルビー、カワカミプリンセスはドレススタイル。
華やかで、それこそお姫様のようだ。
「うー首が苦しいー」
スカイはパンツスタイルで、中性的な雰囲気の衣装を纏っている。
「皆、よく似合ってるぞ」
衣装を汚さないように気をつけながら会場に向かう。
「あっ、スカーレット!」
声を掛けてきたのは・・・コパノリッキー。
ドレスで着飾っているため、一瞬誰か分からなかった。
「リッキーさん!すっごく綺麗!それに・・・フラッシュさん!?」
隣にいたのは白黒のドレス姿のエイシンフラッシュだった。
「二人でいるって事は・・・?」
「ええ、私達二人でドロワに参加します」
ドロワに参加するウマ娘の人数は
>>244
(30〜100人)
244 :
トレーナー君
2024/12/12 22:24:30
ID:yQBD1YnMwQ
100人
245 :
トレーナーちゃん
2024/12/13 22:30:02
ID:pjihJAlq9M
コパノリッキー、エイシンフラッシュペアを始め、今回のドロワにはベストデート候補がたくさんいる。
「参加者は百人くらいらしい。つまり、五十ペアの中で一番にならないといけないって事だな」
「相手がどれだけ多くても関係無いわ。最高のダンスをするだけだもの」
スカーレットは自分達のベストを尽くせば、全体の一番になると信じている。
自信満々で、非常にスカーレットらしい。
「開場時間三分十五秒前ですね。皆さん、会場に向かいましょうか」
エイシンフラッシュが言った。
「それじゃあ、頑張ってくるんだぞ。俺も見てるから」
トレーナーや学園関係者は参加出来ないが見学は可能。
「すみませんトレーナーさん、お待たせしました」
「いえ、俺もさっき来たんですよ」
開場から少し後、待ち合わせていたハローさんと合流する。
見学者の入場開始まではもう少し時間があるので、参加ペア一覧を見てみる。
「スマートファルコンさんも出られるみたいです」
「グランドライブ計画の参加者も結構多いですね」
ウイニングライブとは別にダンスを披露するという点で、グランドライブとドロワは近いのかもしれない。
「そろそろ行きましょうか」
スカーレット達はハローさんと一緒に選んだ曲を使って踊る。
音楽とパフォーマンスの融合。
これがダンスの醍醐味。
「楽しみですね!」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスがダンスを披露する順番は
>>246
(序盤・中盤・終盤のいずれか)
246 :
お姉ちゃん
2024/12/13 22:53:00
ID:1s4LfFZol6
序盤
247 :
アネゴ
2024/12/14 22:19:59
ID:g16kodRsuo
「おおーっ!」
一組目のダンスが終わった。
「次はスカーレット達だな」
早くもスカーレットとカワカミプリンセスの出番。
会場の雰囲気を一気に掴めばベストデート争いにかなり有利になる。
「皆様!ご覧下さいませ!」
「アタシ達の全身全霊のダンスを!」
美しいドレスに身を包んだ二人が登場し、礼をした。
音楽が始まり、二人は動き出す。
「はっ!」
「たっ!」
激しい曲調に負けないくらいのパワフルな踊り。
会場全体の空気をかき混ぜるくらいの勢いだ。
「わぁぁぁっ」
「うぉぉぉぉ」
見る者を惹き付ける豪快で派手な踊り。
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスのパワフルさを存分に発揮したパフォーマンスだった。
「すごい、すごいぞ!完璧だった!」
あまりの完成度に感動を隠せなかった。
「このままベストデートになってしまうかもしれませんね!」
ハローさんの言う通り、このままの勢いならベストデートに選ばれるのは間違いないだろう。
それくらい素晴らしいダンスだった。
その後の何組かのダンスを見ても、正直スカーレット達には及ばないと感じた。
だが、次のペアは強敵だ。
「エイシンフラッシュとコパノリッキーか」
ベストデートに選ばれたペアは
>>248
(ダイワスカーレット・カワカミプリンセスペア、エイシンフラッシュ・コパノリッキーペア、ダイイチルビー・セイウンスカイペアのいずれか一組)
248 :
トレーナー君
2024/12/14 22:20:59
ID:2uchI39vg2
ダイワスカーレット・カワカミプリンセスペア
249 :
お姉ちゃん
2024/12/15 22:30:56
ID:PU4S4dGh/Q
エイシンフラッシュとコパノリッキーのダンスはかなり高い完成度だった。
ただ、コパノリッキーが躓いてしまう場面が一回だけあった。
「すごかったですね、エイシンフラッシュさん。あんなアドリブが咄嗟に出るなんて」
バランスを崩したコパノリッキーを腕で支え、抱き寄せたのだ。
自然な動きだったので最初からそうするつもりだったようにさえ見えた。
「お手をどうぞ」
次はスカイとルビーの番。
スカイの手をルビーが取った。
所謂王道のダンス。
ルビーが華麗に舞い、スカイはそれを活かすように立ち回る。
だがスカイの存在感も決して消えていない。
「流石だな」
二人の練習はあまり見ないようにスカイに言われていたが、それだけに衝撃は大きかった。
「正直、どのペアがベストデートになるか分かりませんね」
だが、チーム<アルタイル>のウマ娘がベストデートであれば良いなと願う。
「発表します!今回のベストデートは・・・!」
会場の注目が集まる。
「ダイワスカーレットさん!カワカミプリンセスさんペアです!」
「よし!」
つい大声を出してしまった。
それでも、二人の努力が実った事がとても嬉しかった。
トレーナーと踊るのは
>>250
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビー・ライトハローのいずれか一人)
250 :
トレーナー
2024/12/15 22:31:30
ID:yKmXlBmJqY
ライトハロー
251 :
あなた
2024/12/16 22:17:52
ID:oNHyQlxjJE
「おめでとうございます!」
見事ベストデートに選ばれたダイワスカーレットとカワカミプリンセスペア。
まさしく有言実行だ。
ルビーとスカイのペアも、審査員特別賞に選ばれた。
実質的な二位だと言える。
エイシンフラッシュとコパノリッキーのペアは惜しくも選ばれたなかったが、素晴らしいダンスだった事には変わりない。
「何だか、私も踊りたくなってきちゃいました」
ハローさんが言った。
「俺で良ければお付き合いしますよ」
「・・・っ!はい!」
外に出て、少し広い場所に移動した。
月明かりのおかげであまり暗さは感じない。
「こ、こうですか?」
「はい、確か、こんな感じでした」
見るのと踊るのはやはり違うようで、どうしても不格好なステップになってしまう。
「ふふっ。あまり上手くは踊れませんけど、楽しいですね」
「そうですね。何でなのかはよく分からないですが」
しばらく二人で不器用に踊った後、会場に戻った。
そろそろ見学者も参加者に会えるだろう。
「遅いわよトレーナー!」
「ごめんごめん。二人ともおめでとう」
「ありがとうございます!最っ高のドロワになりましたわ!」
新たなシーズンの始まりを告げるイベントが無事に終わったのだった。
ダイワスカーレットの次走は
>>252
(シニア級5月〜9月に行われる芝のマイルまたは中距離の重賞)
252 :
トレ公
2024/12/16 23:48:00
ID:qImwHqh4Bw
宝塚記念
253 :
アンタ
2024/12/17 22:17:16
ID:gpSTyezJ1E
ドロワから数日、通常のトレーニングを行う日々が戻ってきた。
「その曲、気に入ってるな」
「ええ、どれも良い曲だわ」
ドロワ用にハローさんと選んだ十曲をスカーレットは気に入ってくれているようだ。
トレーナー室で勉強をする時のBGMとしてよく流している。
「それじゃあ、そろそろミーティングを始めようか」
大阪杯に敗れてしまったスカーレット。
イナリワンへのリベンジもいつか果たしたいが、まずはスカーレット自身の走りを優先したい。
「有馬記念前に最低あと一戦挟んでおきたい。希望はあるか?」
スカーレットは即答した。
「もちろん考えてあるわ!宝塚記念よ!」
春のグランプリの最後を飾るGI。
芝の中距離レースなので適性的には問題無い。
「なるほど。ちなみに理由は?」
「ファンからの人気投票があるからよ。有馬記念の予行練習にはぴったりじゃない?」
宝塚記念も有馬記念と同様に人気投票が行われ、人気上位のウマ娘には優先出走権が与えられる。
世間からの評価が数字で分かる機会でもある。
「GIの予行練習にGIか。自信たっぷりで君らしいな」
もちろん宝塚記念も簡単なレースではない。
多くの有力なウマ娘が集まる舞台、春のレースの集大成とも言える。
「よし、宝塚記念で行こう。人気投票もスカーレットなら一位間違い無しだ」
あとはライバルの動向が気になる。
カワカミプリンセスやイナリワン、さらにクラシック級のウマ娘達がどれだけ参戦するか。
「絶対に勝つわ!人気投票でも!レースでも!」
宝塚記念に出走するのは
>>254
(カワカミプリンセスまたはイナリワン・両方は不可)
254 :
キミ
2024/12/17 22:18:30
ID:3VCm2i.oko
カワカミプリンセス
255 :
キミ
2024/12/18 23:34:39
ID:KbENAT0d2k
今日はお休み
明日は朝と夜の二回更新します
256 :
マスター
2024/12/19 10:33:57
ID:APG6aqy/4.
直近の目標が決まったところで、早速それに向けたトレーニングを開始する。
「スカーレットさん!」
ウォーミングアップを終えた辺りで声が掛かった。
「カワカミ先輩、どうしたんですか?」
「お尋ねしたいのですけれど、次に出られるレースはお決まりですの?」
「はい!ついさっき決めたんです!宝塚記念に出るって!」
カワカミプリンセスは嬉しそうに手を合わせる。
「まぁ!宝塚記念!良かったですわ!それなら私も出られます!」
確かに、カワカミプリンセスなら中距離レースである宝塚記念は合っている。
だが。
「アタシに合わせて出るレースを決めるんですか?」
「はい!スカーレットさんにはジャパンカップで負けてしまったままですもの!今度こそはぶちのめして差し上げますわ!」
ライバルが出るから自分も出る。
あまり主体的な考え方では無いが、ありか無しかで言えばありだ。
トゥインクルシリーズはあくまでウマ娘が主役。
負けたくない相手と競い合うのも一つの走り方だ。
「アタシだって、負けるつもりはありません。受けて立ちます!」
クラシック級から何度も戦ってきたライバルとの再戦。
これまでのように勝負から学び成長出来るはずだ。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>257
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
257 :
あなた
2024/12/19 10:36:00
ID:K5dt65mrk.
賢さ
258 :
トレーナー
2024/12/19 22:23:02
ID:APG6aqy/4.
「そろそろですね〜」
スカイは机に伏しながらテレビを付ける。
今日はクラシック三冠の最初の一つ、皐月賞が行われる日。
これを見逃す手は無い。
「一番人気は4番ミスターシービー。前走は最終直線からの追込で5バ身差の圧勝でした」
「正直、他のウマ娘とは次元が違いますね」
既にクラシック三冠の最有力候補として認知されている。
「ミスターシービーは依然後方三番手。前は壁になっているがどうするのか」
最終コーナー、ミスターシービーは滑らかなコース取りで外に出る。
「ミスターシービー!いつの間にか三番手にまで上がっている!」
実況者が見失うほどのスムーズな加速。
そのまま先頭に並び、抜き去った。
「大楽勝だ!ミスターシービー!まずは一冠!」
「ふぅ、今日は結構上手くいったんじゃない?」
圧倒的。
レース後もまだ余裕がありそうだ。
「ふふっ」
スカーレットが笑った。
「早く一緒に走りたいわね」
ダイワスカーレットと次に見るレースは
>>259
(皐月賞以外のGI)
259 :
トレぴっぴ
2024/12/19 22:25:30
ID:K5dt65mrk.
天皇賞(秋)
260 :
トレーナーさん
2024/12/20 22:18:30
ID:TyKLtR8Pzg
凄まじい強さで皐月賞を制したミスターシービー。
これほどの衝撃を受けたレースはそう何度も無い。
と言いたいが、実際は何度もある。
「この流れで、他のレースも見よう。ちょうど似たようなレースがあるのを思い出した」
そのレースとは、天皇賞・秋。
勝者は当時クラシック級だったシンボリルドルフ。
「さぁ三冠ウマ娘のシンボリルドルフが前を狙っているぞ!」
最終コーナーでは集団の間を縫うようにして進路を確保した。
ただ、まだ前には出ていない。
「すごい踏み込み・・・」
スカーレットが息を飲む。
映像越しでさえ分かる力強さ。
まるで道を譲るかのように周りのウマ娘が後ろに消えていく。
「シンボリルドルフ!脚色は衰えない!四冠目を手にした!」
最終直線に入ってからの一気で纏めて抜き去る勝ち方は今日の皐月賞と似ている。
シンボリルドルフは今年の有馬記念に出る予定。
ミスターシービーも加わる事になればさらに難しいレースとなる。
「今のうちにたくさん研究しておかないとね」
「ああ。まずはこの辺りから見ていくぞ」
映像を巻き戻し、レースを見返す。
新たなライバルが次々と出現している。
全員に勝つために、スカーレットをあらゆる手段で強くしなければ。
ダイワスカーレット達と出かける場所は
>>261
(屋外施設)
261 :
アネゴ
2024/12/20 22:20:00
ID:u.mrASbk9s
野球場(デーゲーム)
262 :
お兄さま
2024/12/21 22:25:02
ID:ujgb7LpsBM
休日、スカーレット達と四人で出かける事になった。
向かったのは野球場。
デーゲームの観戦チケットを知り合いのトレーナーから貰ったのだ。
「初球を打った!しかしファーストの目の前!」
試合はビクトリーズが劣勢。
「エラーが失点に繋がっていますね」
ルビーの言うように、ビクトリーズは連続したエラーで点差を広げられてしまった。
「ピッチャーは良いんですけどね〜」
ピッチャーは駆け引き上手な変化球の名手。
スカイは野球に詳しい訳ではないが、駆け引きには精通している。
野球から学べる事もあるはずだ。
「さぁ九回ウラ。ランナーを二、三塁に置いたビクトリーズ。ここで一発が出れば逆転です」
「かっとばせー!ユ!タ!カ!」
どこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あーっと、空振り三振!」
チャンスはモノに出来なかったが、ハラハラした試合を楽しむ事は出来た。
「ねぇ、トレーナー。あれって」
スカーレットが指した方には、メジロマックイーンの姿があった。
「・・・声を掛けてみるか?」
メジロマックイーンに声を掛けるか
>>263
263 :
キミ
2024/12/21 22:25:30
ID:NYTkPRsa2o
掛ける
264 :
大将
2024/12/22 22:24:02
ID:mytFcF3uyc
「マックイーンさん」
「す、すすスカーレットさん!?」
メジロマックイーンは驚いて飛び上がった。
「ちっ、違いますのよ!これは、その!たまたまチケットをいただいたので観戦に来ただけであって、決して日頃から通っている訳ではありませんの!チケットが無駄になってしまうのはもったいありませんから!この応援グッズも、雰囲気を壊さないように揃えた物でして!」
何故か異常に取り乱していた。
「分かった!分かったから!落ち着いて」
スカーレットが落ち着くように促す。
「こほん、スカーレットさん達もいらっしゃったなんて奇遇ですわね。ユタカ・・・という選手の活躍を見られなかったのは残念でしたが」
「・・・野球好きって事隠してるんですかね」
スカイが小声で言った。
「隠すような事じゃないと思うんだけどなぁ」
もしかすると名家のウマ娘には相応しくない趣味だと考えているのかもしれない。
それか、はしゃいでいるのを見られたくないのか。
「ルビーさんはそういうの気にします?」
「・・・以前の私なら、必要以上に気にしていたと思います」
ルビーも華麗なる一族のウマ娘なので、メジロマックイーンの気持ちが分かるのだろう。
「そうだ!今度また観戦に来ない?マックイーンさんも一緒に!」
スカーレットの提案に、メジロマックイーンは複雑な表情を浮かべる。
「大変嬉しいお誘いですが・・・羽目を外す姿をお見せするのは・・・しかしお断りするのも・・・」
少し考えて、結論が出たようだ。
「・・・分かりました。いつかご一緒しましょう」
「やった!楽しみね!」
友人との約束でモチベーションが上がったのだった。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>265
(自由な形式)
265 :
モルモット君
2024/12/22 22:25:00
ID:1xIeZ2d07w
階段ダッシュ
266 :
アンタ
2024/12/23 22:23:53
ID:t9PeDKmhcY
「今日のトレーニングは階段ダッシュだ」
「ははーん、さては球場からインスピレーションを得ましたね?」
「はは、実はそうなんだ」
ドーム球場の観客席には長い階段があった。
それを見て今日のトレーニングを決めたのだ。
「三人で競争しましょうよ!」
スカーレットが言い出す。
三人が並べるようにいつもとは違う神社へ行く事にした。
より広い階段があるからだ。
「足元には注意するんだぞ」
怪我が無いように気をつけながら、階段ダッシュによる競争が始まった。
「はぁぁぁっ!」
最初はスカーレットがリードしていた。
力強い加速は階段でも発揮されている。
「ここ!」
二つ目の踊り場でスカイが差を縮めた。
踊り場は普通の段よりも広いため、走りのリズムに誤差が生じ、その調整でタイムロスを生んでしまう。
スカイはそれをあらかじめ予測し、歩幅を大きめに取っていた。
「ふっ!」
終盤、ルビーが一気に加速した。
爆発的な末脚でどんどん追い上げる。
「だ、誰が勝った?」
ゴール地点で横から見ていたが、その差は無いように見えた。
セットしていたスマホの映像を見返してみる。
「同着、ですね」
「いや〜三人で同着なんてすごいですね〜」
「悔しいーっ!もう一回!」
それぞれ切磋琢磨し、効果的なトレーニングが出来た。
日本ダービーでのミスターシービーの枠順は
>>267
(1〜18番)
267 :
トレーナーさま
2024/12/23 22:25:00
ID:lZTnM3Cixk
1番
268 :
ダンナ
2024/12/24 22:24:28
ID:A7Breip6EU
今日は日本ダービーが行われる日。
観戦するため、実際に東京レース場へ赴いていた。
「やっぱりシービーだよな!」
「1枠1番かぁ。皐月賞の時も4番だったし、内枠でも心配ないな」
「ま、シービーで決まりだろうな」
周りはミスターシービーの話題で持ちきり。
皐月賞のような快勝を望まれているようだった。
「いや〜懐かしいですね〜」
スカイもダービーウマ娘。
一生に一度のダービーの舞台はやはり特別に見えるのだらう。
「おおっと!ミスターシービー出遅れたか!?」
スタートの際、ミスターシービーはやや出遅れてしまう。
逃げや先行のウマ娘ほどの痛手ではないが、体力は余計に消費してしまう。
「シービー先輩、大丈夫かしら・・・」
スカーレットは心配そうだ。
一方、ルビーは慌てない。
「シービーさんは常に楽しんで走られます。おそらくこの状況さえも楽しんでいるのでしょう。そして、楽しんでいる時の彼女は特に速い」
レースで一緒になった事は無いが、ルビーとミスターシービーには交流があるらしい。
「楽しんで走る、か」
メンタルは走りに大きな影響を与える。
悔しさを糧にしたり、走る事自体を楽しんでいたり。
スカーレットの場合は勝ちたいと思う気持ちが速くする。
「メンタル面の成長も考えないとな」
一着と二着のウマ娘の着差は
>>269
(2バ身以上)
269 :
貴様
2024/12/24 22:25:30
ID:SC960/96ok
5バ身
270 :
トレーナーさま
2024/12/25 22:26:43
ID:WHJoGwNe4w
「最内からミスターシービーが抜けてきた!最短距離でダービーを狙う!」
最終コーナーの後半、集団は外に膨らみ始める。
遠心力がかかるせいだ。
しかし、ミスターシービーは上手く重心をコントロールしているため、コーナリングの際に余計な膨らみが無い。
空いた内ラチ側を突いて一気に飛び出した。
「クラシック級のウマ娘とは思えないな」
風を切り、他のウマ娘をどんどん突き放していく。
「強い強い!ミスターシービー!皐月賞に続き!日本ダービーも勝利ぃぃぃっ!二冠達成だぁぁぁぁっ!」
「うおおおおおおおおっ!」
二着のウマ娘との差は5バ身。
皐月賞の時よりも差を広げた状態でのゴールとなった。
「すごい・・・!」
出遅れた事さえ忘れてしまうほどの圧倒的な勝利。
シニア級のウマ娘にも引けを取らない強さだろう。
「早くシービー先輩と戦いたいわ」
スカーレットは強敵を目の当たりにして不敵に笑う。
「宝塚記念に出てくれたら良いんだけど」
「それが一番早いけど、実際は難しいかもな。流石にローテーション的に厳しいと思う」
宝塚記念にはクラシック級のウマ娘も出走出来る。
だが、開催時期の関係でダービーと連戦にする事はあまり無い。
「それなら、本人に聞いてみれば良いんじゃない?」
ミスターシービーは宝塚記念に出走するか
>>271
271 :
相棒
2024/12/25 22:27:30
ID:/pRA6RZ7ws
する
272 :
トレぴ
2024/12/26 22:19:28
ID:GAwMFAbDRA
今日はお休み
273 :
使い魔
2024/12/27 22:23:17
ID:tKsOyTzb/I
ウイニングライブ前、ミスターシービーの控え室を訪れた。
「失礼します!」
「はーい」
ミスターシービーはストレッチを行っていた。
「シービー先輩、おめでとうございます!」
「ありがと。見てくれてたんだ」
ミスターシービーとスカーレットは合同トレーニングを行った事をきっかけに関わりを持った。
最初に合同トレーニングを行ったのはミスターシービーがデビューする直前。
当時から強かったが、今は予想を超えて成長している。
「シービーさんは次、どのレースに出るか決まってるんですか?」
三冠路線のウマ娘は日本ダービーの後に菊花賞を狙うのが普通。
既に二冠を達成しているならなおさらだ。
「うーん、どうしよっかなー」
悩んでいるという事は、菊花賞一択ではないのか。
「アタシ、早くシービーさんと走りたいんです!もし良ければ、宝塚記念でアタシと戦って下さい!」
単刀直入に言った。
「そっか。じゃあ出ようかな、宝塚記念。良いよねトレーナー?」
「うん、オッケー」
軽いノリで決めた。
「良いのですか?負担が大きいように思いますが」
ルビーが心配するように言った。
日本ダービーから宝塚記念の間は約一ヶ月。
大きなレースの疲れを取るにはやや心許ない。
「うん。でもさ、走りたいじゃん。シニア級のウマ娘と走れるなんてワクワクするよ」
「シービー先輩・・・!」
宝塚記念ではカワカミプリンセスとミスターシービーと戦う事になったスカーレット。
これまでとは少し違う戦いになりそうだ。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>274
(スピード・スタミナ・パワー・根性のいずれか)
274 :
アンタ
2024/12/27 22:24:30
ID:snyFm/PaO.
スピード
275 :
相棒
2024/12/28 22:23:10
ID:Dxn3MsixlA
宝塚記念に向け、スカーレットの実力をさらに向上させなければ。
「ミスターシービー、カワカミプリンセスの鋭い末脚に対抗するためにはやっぱりスピードを上げないとな」
「そうね。誰にも負けないスピードを手に入れて、絶対に逃げ切ってやるわ!」
今回のトレーニングはパラシュートを使ったランニング。
パラシュートを引っ張って風の抵抗を受けながら走る事で筋力が鍛えられる。
「たあっ!」
ウマ娘のスピードなら、今のような無風状態でもかなりの抵抗を受けられる。
「負けるな!スピードを落とさないように!」
加速すればするほど抵抗は大きくなる。
抵抗に負けないように強く踏み込むのが大事なのだ。
「くっ!?」
ここで、急に強い向かい風が吹いた。
スカーレットの進行が風で止められる。
飛ばされないように必死に踏ん張っている。
「負け、ないわ!」
歯を食いしばり、徐々に前に出始める。
「行けぇぇぇっ!スカーレット!」
「はぁぁぁぁっ!」
ついにスカーレットは強風に打ち勝った。
風を吹き飛ばすような強い走りで駆け抜ける。
「や、やったわ・・・。ふふん!どう?」
「ああ!流石だスカーレット!」
胸を張るスカーレット。
このトレーニングを通じて目に見えて成長していた。
「さぁ!もう一本よ!」
ダイワスカーレットがトレーニング後に食べる物は
>>276
(夕食)
276 :
トレぴ
2024/12/28 22:24:00
ID:9liTg.81e6
カツカレー(ゲン担ぎ)
277 :
お前
2024/12/29 22:15:50
ID:Or3LqPfzks
パラシュートトレーニングで疲れ切った身体には、しっかり栄養をチャージしなくては。
「何にしようかしら」
カフェテリアで何を食べるか悩むスカーレット。
「そうだ、アンタが決めてくれない?」
「分かった。そうだな・・・」
ボリューム満点の料理や手軽な軽食、本格的なスイーツまで色々なメニューがある。
その中でも、激しいトレーニングの後に食べるのであれば。
「これにしよう!カツカレーだ!ゲン担ぎにもなるしな」
安易かもしれないが、カツと勝つをかけたゲン担ぎとしてカツカレーを選んだ。
「結構ガッツリ系ね。でも、お腹空いてたからちょうど良いわ」
自分も同じくカツカレーを食べる事にした。
「辛っ」
少しスパイシーなので食欲がかき立てられる。
じんわり汗をかきながら、カレー味になったカツを頬張る。
口が辛くなってきたらサラダを食べて冷やす。
「ふふっ、アンタ美味しそうに食べるわよね」
「本当にこのカレーが美味しいんだから仕方ないよ。カレーは大好物なんだ」
「へぇ。それなら、今度作ってあげるわ。アンタ好みの味に出来るわよ」
お手製のカレーの良さは好きな味に出来るというところ。
家のカレーが一番だという人が多いのもそういったカスタマイズ性の高さが理由にあるのだろう。
「おっ、良いのか?それじゃあ、今度お願いしようかな」
「ええ、楽しみにしておきなさい!たくさん食べて、たくさんパワーをつけて、宝塚記念を絶対勝つわよ!」
宝塚記念当日の予想天気は
>>278
(晴れ・曇り・雨のいずれか)
278 :
お兄さま
2024/12/29 22:16:30
ID:aS8TGwBRRY
雨
279 :
アナタ
2024/12/30 22:29:26
ID:yrX2MampXY
「来週末はあいにくの雨。宝塚記念にも影響しそうですね」
天気予報によると、宝塚記念当日は雨。
「雨か・・・そうだ!」
せっかく雨だと分かっているのだから、雨に向けたトレーニングをしよう。
「スカーレット!行くよ〜!」
スカイがホースを使ってスカーレットに向けて放水する。
「きゃっ!?」
ジャージをぐっしょりと濡らし重くする。
雨の中でのレースを想定し、独特な走りにくさに慣れてもらうためだ。
「今日このコースを使うのはうちだけだから、コースもしっかり濡らしておいたぞ」
流石に天候そのものは変えられないが、服とバ場は雨仕様に出来た。
「やっぱり重いわね」
スカーレットのフォームが若干崩れている。
水を吸ったジャージの重さで重心がズレてしまっているのだ。
「フォームをより意識するように」
「はいっ!」
並走しているルビーが走りながらアドバイスをする。
「はぁぁぁっ!」
濡れたバ場に負けない強い踏み込みで最終直線を駆け抜ける。
「ふぅ、少し慣れてきたわ」
「それは良かった。この調子で調整していこう」
ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は
>>280
(登場済みのウマ娘・ただしカワカミプリンセス及びミスターシービーは不可)
280 :
キミ
2024/12/30 22:30:00
ID:OcYOWvcPNE
メジロマックイーン
281 :
マスター
2024/12/31 22:25:29
ID:QwBv.IWGO6
「まぁスカーレットさん。どういたしましたの?」
「あっ、マックイーンさん!」
雨を想定したトレーニング中、メジロマックイーンがたまたま通りかかった。
「宝塚記念当日が雨予報なので、雨のレースに向けたトレーニングをしてるの」
「そういう事でしたか。であれば、私もお手伝いいたしましょう」
メジロマックイーンはよくこうしてトレーニングを手伝ってくれる。
手伝ってくれるからには、彼女の力になるようなトレーニングにもしたい。
「じゃあ併走をお願いするよ」
メジロマックイーンが着替えなどの準備を済ませて戻ってきた。
「それっ!」
「わぶっ!?」
スカイが容赦無く放水する。
全身びしょ濡れになった二人。
髪から水を滴り落ちている状態でスタートした。
「実は私、雨でのレースは得意ですのよ」
メジロマックイーンがスカーレットの外からプレッシャーをかける。
フォームは崩れておらず、良い意味でいつも通りだった。
「アタシだって!」
濡れた事による重みの変化にも慣れてきたのか、スカーレットの走りにもパワフルさが戻ってきた。
「はぁぁぁっ!」
「たぁぁぁっ!」
競り合う二人。
足元の悪さを全く感じさせない気迫の走りだった。
「良い感じだったな」
ダイワスカーレット達が行くのは
>>282
(シャワーまたは風呂)
282 :
アナタ
2024/12/31 22:26:00
ID:D2xd60y31k
風呂
283 :
お前
2025/01/01 22:26:27
ID:xDU5574bLE
トレーニングが終わると、既に夕方になっていた。
まだ夏本番ではないが、日がなかなか沈まないので夕方になったという実感が薄い。
「濡れたままにして身体が冷やさないようにな。早くお風呂に入った方が良いぞ」
トレーニングなので仕方はないが、濡れた服は身体を冷やしてしまう。
寒い時期でなくても風邪を引いてしまう事もあるので注意は必要だ。
「そうね。マックイーンさん、一緒にお風呂行きましょう?」
「ええ。ですがこの時間ですと寮のお風呂は使えませんわね」
寮の風呂はまだ準備中だろう。
「そうですわ!よろしければメジロ家にいらっしゃいませんか?」
「良いの!?是非行かせてもらうわ!」
確かにメジロ家であれば風呂の用意くらいすぐに出来るだろう。
「トレーナーさん達もいかがですか?」
「うーん、ありがたいけどまだ仕事があるから」
「では、お言葉に甘えて」
「わ〜い。行く行く〜」
ルビーとスカイも同行する事になった。
迎えに来た黒い高級車に乗り、四人はメジロ家に向かうのだった。
どのような風呂か
>>284
(大きさや湯の色など)
284 :
アンタ
2025/01/01 22:28:00
ID:7B3Ej6F9FY
物凄く広い内風呂と、箱根から直送した温泉を贅沢に使った岩作りの露天風呂。
285 :
お前
2025/01/02 22:30:41
ID:xFAwvQaikI
「すごーい!」
巨大な内風呂に度肝を抜かれるスカーレット。
「にゃはは・・・プールかと思って焦っちゃったよもう〜」
シャワーで身体を洗った後に、大きな風呂に入る。
「熱っ」
身体が冷えていた分、足を湯に入れた瞬間により熱さを感じてしまう。
「こちらのお風呂は普段使い用なのですが、露天風呂もありますのよ」
メジロマックイーンが指した方には外へ続く扉があった。
「おお〜露天風呂!」
しばらくして、四人は露天風呂の方へ移動した。
「まるで温泉ですね」
ルビーはかつてトレーナー達と訪れた温泉を思い出して言った。
岩作りの露天風呂はそれほど大きくはないが、それが逆に雰囲気を作っている。
「箱根から直送した温泉ですので、効能にも期待出来ますわよ」
「お肌にも良いって事ね!」
トレーニングの日々の中でひと時の穏やかな時間を過ごせたスカーレット達であった。
宝塚記念の人気投票でのダイワスカーレットの順位は
>>286
(1〜3位)
286 :
あなた
2025/01/02 22:31:00
ID:8gfecMvsDE
2位
287 :
あなた
2025/01/03 22:40:03
ID:46BW4Kmfgg
「さぁ待ちに待ったこの瞬間!宝塚記念のファン投票の結果発表です!」
宝塚記念の人気投票の上位になったウマ娘には優先出走権が与えられる。
テレビ特番でその結果が発表されるので、スカーレット達と一緒に観る事にした。
「という訳で、お次はいよいよトップ3の発表です!第三位は・・・カワカミプリンセス!」
「おおーっ!」
秋華賞ウマ娘で距離適性も合っているカワカミプリンセスが人気投票第三位となった。
「第二位は・・・」
ここまでスカーレットの名前は呼ばれていない。
実績を考えればランクインしていないはずが無いので、第一位か第二位だろう。
「お願い!呼ばれないで!」
テレビ越しに祈るスカーレット。
順位がつくものは何でも一番になりたいのだ。
「ダイワスカーレットです!」
「うーん、惜しかったな」
人気投票は期待度の表れとも言える。
スカーレット以上に期待されるウマ娘と言えば。
「第一位はミスターシービー!無敗の二冠ウマ娘が堂々の一位にランクインです!」
先日日本ダービーを制覇したミスターシービー。
デビューからここまで無敗。
さらに異例の宝塚記念出走。
期待されるのも当然だ。
「悔しい〜っ!」
「この借りはレースで返そう!」
あくまでこれはファンによる人気投票。
レース結果とは関係ない。
「一番期待されているウマ娘を君が倒せば、君が一番だ!」
「・・・確かにそうね!レースで勝てば良いのよ!」
シンプルな考えがスカーレットには合っている。
宝塚記念はもう目の前。
最後まで追い込もう。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>288
(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
288 :
トレーナー君
2025/01/03 22:41:00
ID:1Sc1IpNF.c
根性
289 :
お姉さま
2025/01/04 21:48:39
ID:9shsK6N0Wc
激しい戦いが予想される宝塚記念。
やはり最後に勝負を分けるのは根性だろう。
「今日は潜水をしてもらう。出来るだけ長く潜って、肺活量や根性を鍛えるんだ」
「苦しい状況で我慢するのが大事って事ね」
プールの底に沈めた、紐の付いたダンベルのような重りを使って身体が浮かばないようにする。
水圧や浮力の関係で、水中の方が地上で息を止めるよりも難しい。
きっと良い負荷が掛けられるだろう。
「スタート!」
大きく息を吸い込んで、スカーレットは水中に潜った。
座禅を組んでいる時のように動かず集中している。
「ぷはーっ!はぁっ、はぁっ。何秒!?」
「10秒。最初にしては良い記録だな」
もちろんスカーレットは満足していなかった。
「もう一回よ!すぅぅっ!」
何度も挑戦し、記録は着実に伸びていく。
「はぁっ!何秒っ!?」
「20秒!新記録だ!」
ついに、目標としていた20秒に到達した。
「やったわ!この調子で、もっと!」
「ダメだ。これ以上は負担が大き過ぎる」
「でも!」
スカーレットがこのまま素直に引き下がるとは思わない。
だが、代替案はある。
「そのモチベーションはレース本番に使おう。そっちの方が大事だろう?」
あくまでこれはトレーニング。
宝塚記念のためのトレーニングなのだ。
「・・・はぁ、そうね。今日はこの辺りで終わっておくわ」
納得してくれたようだ。
「本番も近いし、しっかり万全のコンディションにしておかなくちゃ」
宝塚記念当日の天気は
>>290
(雨または曇り)
290 :
貴方
2025/01/04 21:50:00
ID:AVb4yuW4dg
曇り
291 :
大将
2025/01/05 23:10:32
ID:AOqAVQFA8k
宝塚記念当日。
午前中は降っていた雨は止み、天気は曇りのまま踏みとどまっている。
「せっかく雨に向けたトレーニングをしてきたのに」
「バ場は雨で濡れて不良の状態だ。練習は無駄にはならないはずだ」
そもそも、レースが始まってから雨が再び降り始める可能性もある。
色々な状況を想定したトレーニングが無駄になる事は無い。
「ええ、確かにそうね。それに、どんな状態でも勝つのはアタシなんだから!」
スカーレットの場合、自信を持つ事はプラスになる。
自信を持って実力をしっかり発揮すれば勝てるはずなのだ。
「その意気です。貴方が持つ本来の力を発揮すれば勝利は難しくないでしょう」
ルビーも同じ事を考えていたようだった。
「そうそう。リラ〜ックス」
スカイがスカーレットの肩を揉む。
スカーレットが自信満々なのは普段通り。
つまり、リラックスしているのと同義なのだ。
「これまでのレースやライブでアタシを応援してくれるファンはたくさん増えたわ。その皆が投票して、アタシを応援してくれた。アタシはそれに応えたいの」
「ああ、君ならきっと出来る。・・・全力で勝ってこい!」
スカーレットは強いオーラを放った。
「当然!」
観客による大声援の中、ウマ娘達が次々とゲートインしていく。
「一番人気は12番ミスターシービー。調子も良さそうですね」
「クラシック級での宝塚記念初制覇。この偉業を成し遂げるのは彼女かもしれません」
292 :
トレぴ
2025/01/05 23:10:35
ID:AOqAVQFA8k
ミスターシービーは流石の完成度。
遠目で見ているだけで調子の良さが分かる。
「シービー先輩、今日は絶対アタシが勝ちますから」
「うん、全力で楽しもう。やるからにはアタシも勝ちに行くよ」
睨み合う二人から少し離れた所にカワカミプリンセスは立っていた。
「すぅ・・・」
意識を極限まで集中させているらしい。
それを見たスカーレットは声を掛けなかった。
「もちろん、カワカミ先輩にも」
異例づくしのミスターシービーに隠れてしまっているが、カワカミプリンセスも絶対に見逃してはいけない存在だ。
油断すれば一気に貫かれる。
「さぁ宝塚記念!今・・・スタートです!」
暗い曇天の中、宝塚記念が始まった。
ダイワスカーレット以外で逃げるウマ娘の数は
>>293
(0〜4人)
293 :
お姉ちゃん
2025/01/05 23:11:30
ID:6a/TCZ3ziI
0人
294 :
トレぴっぴ
2025/01/06 22:22:42
ID:NN/ARhrEtg
「前に出たのはやはり7番ダイワスカーレット。少し離れて2番、さらに1番と16番」
後ろのウマ娘は無理に先頭を奪おうとしなかった。
スカーレットの作戦は既に有名になっている。
スカーレット相手にわざわざ不利な競り合いをしたくないのだろう。
「ペースはやや遅め。中団、一番人気12番ミスターシービーの外には15番カワカミプリンセスがいます」
「ミスターシービーなら上手く抜け出すでしょう」
周りをブロックされていても風のように抜け出すのがミスターシービーのすごさ。
まず間違いなく最終直線での競り合いには参加するだろう。
「おっと、ここでカワカミプリンセス動いた!内ラチ側の隙間に入り込むように前に出た!」
コーナーでのロスを極力減らすために狭い内のコースを選んだようだ。
「・・・動いたわね」
後ろに意識を集中させていたスカーレットは、足音でそれを察知したのか耳をピクリと動かした。
「スカーレットさん、今日は勝たせていただきますわよ」
最終直線突入時のミスターシービーの位置は
>>295
(4〜10番手)
295 :
トレぴ
2025/01/06 22:24:00
ID:46/lvPr6hM
5番手
296 :
キミ
2025/01/07 22:22:01
ID:6f0Dy2VwCk
「向正面を越えてコーナーに入ります!」
他に逃げるウマ娘がいなかったため、スカーレットはリードをキープするのに余計な体力を使わなかった。
レース終盤、後ろのウマ娘達が速度を上げたのにもすぐに対応した。
「スタミナは余裕。早めにリードを作っておいた方が良いわね」
スカーレットの高い集中力はさらに高まっている。
瞬時の判断で速度を上げた。
「それじゃ、そろそろ」
ミスターシービーも内から前に出た。
「間もなく最終直線!ダイワスカーレット先頭!ミスターシービーは6番手、いや5番手!カワカミプリンセスも最内からどんどん迫ってきている!」
スカーレットと2番手のウマ娘との差は約4バ身。
予定よりリードを広げられた。
「らあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
カワカミプリンセスが一気に差を詰める。
ミスターシービーはスカーレット以外の前三人に追いつく。
スカーレットは濡れたバ場を力強く蹴る。
「ダイワスカーレットか!ミスターシービーか!カワカミプリンセスか!勝負は全く分からないぞ!」
一着になったウマ娘は
>>297
(ダイワスカーレット・ミスターシービー・カワカミプリンセスの内一人)
297 :
トレーナー
2025/01/07 22:23:00
ID:C7jxna05dk
ダイワスカーレット
298 :
お前
2025/01/08 22:27:04
ID:htwNl1vDK2
「はぁぁぁぁっ!」
「たぁぁぁぁぁぁっ!」
「はああっ!」
ついにダイワスカーレット、カワカミプリンセス、ミスターシービーが並んだ。
残り約100m。
内のスカーレットと外のミスターシービーの間にカワカミプリンセスが入っていく。
腕がぶつかりそうなくらいに近い。
「行けぇぇぇぇっ!スカーレットォォォォッ!」
全身全霊、全ての力を振り絞ってスカーレットは速度を上げる。
ミスターシービーは一度下がったものの、再び加速した。
「ここでカワカミプリンセス!カワカミプリンセスが抜け出した!」
死に物狂いで濡れた芝を蹴り、カワカミプリンセスが頭一つ分リードした。
「らあああああああああっ!」
「カワカミプリンセス!カワカミプリンセスが一着でゴールイン!」
「・・・くっ」
スカーレットはおそらく二着。
最後まで粘ったが、惜しくもアタマ差で敗北してしまった。
「残念ですけど、良い勝負でしたね」
「ええ」
しかし、ここで予想外のアナウンスがあった。
「おおっと!?審議!審議のランプが点灯しました!」
審議のランプが点灯したという事は、着順に変更がある可能性があるという事。
そして。
「なんと!カワカミプリンセスはミスターシービーの進路を妨害したとして降着処分となりました!」
レース後のダイワスカーレットの疲労度は
>>299
(80〜95%)
299 :
トレーナー君
2025/01/08 22:28:00
ID:wrN7Lqsl1Q
95%
300 :
お兄ちゃん
2025/01/09 22:28:26
ID:p2Wf/NEXgk
「ああああああああああっ!」
誰より先にゴールしたカワカミプリンセスは吠えた。
二度目のGI勝利。
スカーレットとの直接対決を制してリベンジを果たしたのだ、さぞ嬉しいだろう。
しかし。
「・・・え」
最終直線でミスターシービーの進路を妨害したとして三着に降着処分となってしまった。
その結果、一着はダイワスカーレット、二着がミスターシービーとなった。
「・・・シービーさん。申し訳、ありませんでした」
カワカミプリンセスが涙を堪えながら謝罪した。
「別にキミのせいじゃないと思うんだけどな。アタシが一度下がったのは単に限界だったからだし。でも、周りから見れば進路妨害してるように見えちゃったのかな」
カワカミプリンセスは狭いスペースをやや強引に突き進んだ。
接触はしていないものの、ミスターシービーとの距離が近かったのは事実だった。
「アタシは楽しかったよ」
カワカミプリンセスの頭にぽんと手を置き、コースを後にした。
「カワカミ先輩・・・」
「スカーレットさん、おめでとうございます。今度こそは、勝ちたかった、のですけれど」
震える声で、スカーレットを讃える。
「本当はカワカミ先輩の勝ちでした。アタシの本当の勝ちじゃないんです」
レース後すぐ、カワカミプリンセスは世間から非難を受けた。
ミスターシービーの偉業達成を妨害したと思われてしまったのだ。
「はぁ・・・」
控え室でスカーレットは俯いていた。
GI勝利の直後とは思えない。
「疲れたわ・・・」
素直に喜べない結果に、精神的な疲労も溜まってしまっているのだろう。
「今日はゆっくり休もう」
「・・・そうね」
ダイワスカーレットの休養日は何日か
>>301
(2〜4日)
301 :
トレーナー君
2025/01/09 22:29:30
ID:L5A9uROJeo
4日
302 :
トレぴ
2025/01/10 22:30:05
ID:dVwH1NtMEE
翌日、学園に戻りスカーレットはそのまま休養に入った。
怪我や体調不良は無いものの、疲労度はかなり高い。
四日間を休養に充て、回復させる事にした。
「スカーレット、結構メンタルに来てるみたいですね」
「ああ。勝った気がしないんだろう」
スカーレットは宝塚記念を制覇したのだが、ゴールインしたのはカワカミプリンセスが先だった。
スカーレットにとって真の勝ちでなければ価値は無いのだろう。
「私達がカワカミさんに出来る事は無いのかもしれません。ですがスカーレットさんに対してなら」
ルビーが言った。
「そうだな。何とか良い方法を探そう」
もうすぐ夏合宿が始まる。
それまでに気持ちをすっきりさせてあげたい。
「ウェーイ!お嬢いるー?て何?皆サゲじゃね?」
トレーナー室のドアが勢い良く開かれる。
ダイタクヘリオスだ。
「実は・・・」
事情を話すと、ダイタクヘリオスはすぐに答えを出した。
「それなら踊るっきゃないっしょ!ダンシンでハッピー的な?あ、ならライブすっか!絶対アガるって!」
ライブを行う場所は
>>303
(学園外のどこか)
303 :
マスター
2025/01/10 22:31:30
ID:jO5vPkSjvI
東京ドーム
304 :
アナタ
2025/01/11 22:23:30
ID:Nf2FkcvIE2
「ライブか・・・良い案かもしれないな」
音楽は気持ちを豊かにさせる。
楽しく歌い踊ればきっとスカーレットの気分も良くなるはずだ。
「カワカミとかシービーパイセンとかさ!全員呼ぼーぜ!そだ!巷で話題のグラライ先にやっちゃう?」
ハローさんが進める、全てのウマ娘がファンへ感謝を伝えるためのライブを開催する、それがグランドライブ計画。
ダイタクヘリオスの提案はグランドライブ計画と似ているように思えた。
「それは難しいかと。ですが、ライトハローさんに協力をお願いするのは良いかもしれません」
グランドライブ本番は来年の初め頃に開催される予定。
半年以上も早めるのは非現実的だ。
「じゃあグランドライブの予行練習って感じでやったらどうです?告知ライブをちょっと豪華にして」
スカイが提案した。
「よし、ハローさんに早速相談してみよう」
メッセージを送るとすぐに返事が来た。
「ちょうど近くにいるから今から来るって」
しばらくして、ハローさんが到着した。
「ちょうど、次回の告知ライブは規模を大きくする予定だったんです!実は、東京ドームを押さえているんですよ!」
「東京ドーム!?」
思わず大きな声を出してしまった。
これまでの告知ライブとは比べ物にならない規模の大きさ。
そこでの告知ライブを実現させられるのはハローさんの並々ならぬ努力のおかげだ。
「宝塚記念でのモヤモヤ、きっと晴らせるはずです!音楽の持つ力で!」
告知ライブに参加するウマ娘の数は
>>305
(20〜100人)
305 :
お兄ちゃん
2025/01/11 22:24:30
ID:DR.sucMNdQ
100人
306 :
お姉さま
2025/01/12 22:45:43
ID:RlbOvz.JJI
スカーレットが休みの四日間、告知ライブについて詳細を次々と決めていった。
そして、やっと本人に伝える時が来た。
「スカーレット、次の告知ライブは東京ドームでやる事になった。そして、メインはダイワスカーレット、カワカミプリンセス、ミスターシービーだ!」
「え」
スカーレットは目を丸くする。
「先輩達と・・・?」
「そうだ!宝塚記念はちょっと後味が悪かっただろ?だから、このライブで改めてスッキリしよう!」
特に、カワカミプリンセスは落ち込んでいるはずだ。
世間からの厳しい声に対する返答として、三人が並んで歌い踊る姿を見せる。
きっと良い方向に動くはずだ。
「・・・分かったわ。先輩達にも話してみなくちゃね」
完全な同意という訳ではなさそうだが、納得はしてくれた。
「今回の参加者は百人くらい集めるつもりだ。とにかくをたくさんの友達を誘ってくれ」
誘う過程で友人との交流が出来れば、それも気分転換になって良いだろう。
「まずはウオッカとマーチャンね。前から興味持ってたし。あとは・・・」
呟きながら考え込むスカーレット。
「最高のライブになると良いな」
告知ライブでのダイワスカーレットの出番の回数は
>>307
(1~3回)
307 :
お前
2025/01/12 22:46:30
ID:HBYsDaaNrs
2回
308 :
相棒
2025/01/13 22:33:08
ID:m7ZmrWDBoU
「そんでデカい炎がバーンってなんだよ!絶対カッケーだろ!」
「バッカじゃないの!?そんな事したらステージで踊ってる自分が黒焦げになるわよ!」
「やってみなくちゃ分かんねーだろ!」
今年も夏合宿が始まった。
バスから降りてすぐに、スカーレットとウオッカは喧嘩を始めた。
「今日もいつも通りの二人なのです」
アストンマーチャンは少し離れた場所から見守る。
「大体、何でお前は二曲も出番があって、俺には一曲なんだよ!贔屓だ贔屓!」
「実力だから当然でしょ!」
「実力なら俺だってあるっての!」
スカーレットはソロで一曲披露する他に、カワカミプリンセス、ミスターシービーと三人で披露する曲もある。
対するウオッカにはソロパフォーマンスの予定は無い。
「まあまあ、その辺りにしておこう」
「トレーナー」
仲裁に入り、とりあえず他の生徒の邪魔にならない場所へ移動させる。
「確かに今回、ウオッカの出番は一回だ。でも今回が初めての参加だから仕方ないだろう?」
「そりゃそうだけどさ・・・」
理屈では分かっているが何となく納得出来ないようだった。
「だけど、本番には間に合ってる。グランドライブ本番はさらに大規模になるから、君の出番も増えるはずだ」
「終わり良ければ全て良し、という訳ですね」
アストンマーチャンが補足した。
「まぁ、そうかもな。よし!じゃあ今回は本番のための練習って事にするぜ!スカーレット!本番、どっちが盛り上げられるか勝負だ!」
「ふん!望むところよ!」
ダイワスカーレット達と次に行うトレーニングは
>>309
(自由な形式)
309 :
トレーナー
2025/01/13 22:34:30
ID:H.9ee2y6J6
高地トレーニング
310 :
トレーナー
2025/01/14 22:21:59
ID:u41STpJi3E
夏合宿最初のトレーニングは、到着したその日に行う事になった。
明日からは天気が悪くなるらしいので、予定を変更したのだ。
「これからやるのは高地トレーニング。まずはこの山を登って、標高1800mくらいまで行こう。そこで走り込みだ」
「スカーレット!マーチャン!先行くぜ!」
「あっ!待ちなさいよ!」
スカーレットと親しいウオッカとアストンマーチャンも一緒にトレーニングをしてくれる。
合宿所近くに標高約2000mの山が一つある。
登山道も整備されているためトレーニングにもよく利用されている。
「俺は先に行ってるから、三人はアップを済ませたら登り始めてくれ」
「了解なのです」
ウマ娘の脚力には追いつけないので先に出発した。
「先行くわよ!」
「俺が先だ!」
結局途中で追い越されてしまった。
「はぁ、はぁ。まずは右回りで10周してくれ」
広くなっている場所で待っていた三人に指示を出し、その場に座り込む。
酸素が薄く、呼吸が苦しい。
心肺機能の強化にはうってつけの環境だろう。
「はぁっ、はぁっ、ふっ。バテてるんじゃないの?」
「んな訳、ねぇだろ」
「ふぅ、はぁ、皆揃ってへろへろです・・・」
高地トレーニングで、スタミナを効率的に鍛える事が出来たのだった。
ダイワスカーレットと出かけるウマ娘は
>>311
(カワカミプリンセスまたはミスターシービー)
311 :
貴方
2025/01/14 22:23:00
ID:.MjhLSTRv2
カワカミプリンセス
312 :
お兄さま
2025/01/15 22:25:55
ID:vyqLR/R0qs
「ふぅ、夜はちょっとだけ涼しいわね」
高地トレーニングをした日の夜。
入浴後のスカーレットは夜風に当たりながら合宿所の近くを散歩していた。
「あ」
海沿いを歩いていると、同じく散歩をしていたウマ娘に出会った。
「カワカミ先輩」
「スカーレットさん・・・」
カワカミプリンセスはどこか気まずそうに視線を逸らす。
「先輩も散歩ですか?」
「え、ええ」
スカーレットはカワカミプリンセスの隣に立ち、自然に一緒に歩き始める。
「そうだ、今度一緒に告知ライブの練習しませんか?」
スカーレットは既に告知ライブへの参加を誘っていた。
しかし、カワカミプリンセスは参加する意向を示していたものの、そこまで乗り気ではなさそうだった。
「・・・今の私に、皆さんを楽しませるライブが出来るでしょうか?」
ゆっくりと歩きながら不安を漏らす。
「大丈夫ですよ!カワカミ先輩はいつも何にでも全力で頑張ってるって事、ファンにも伝わってると思います!宝塚記念でも、全力でアタシと戦ってくれましたし」
スカーレットも、宝塚記念で感じたモヤモヤが完全に消えた訳ではない。
それでも、気持ちは前に向き始めている。
「・・・ありがとうございます。姫たるもの、こんな弱気ではいけませんわよね」
そう言うと、カワカミプリンセスは拳を握った。
「どっせぇぇぇぇぇぇぇい!」
拳を空に向かって思い切り振り抜いた。
空気が叩かれ、衝撃波が生じる。
「気合い!入りましたわ!」
スカーレットはそれを見て微笑む。
「やっぱり、こっちの方がカワカミ先輩らしいです」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスが遊ぶのは
>>313
(海やビーチで出来る遊び)
313 :
トレ公
2025/01/15 22:27:00
ID:NnCUv7W8IQ
砂の城を作る
314 :
相棒
2025/01/16 09:04:27
ID:o9AzrYCyYI
毎回2分以内くらいに安価かえってきて、投稿秒数も毎回00か30なんだけど、何か仕込んでないか?
315 :
スレ主
2025/01/16 22:28:59
ID:RiVRpU.ics
自演や仕込み等はしておりません
316 :
お前
2025/01/16 22:29:03
ID:RiVRpU.ics
「昨日はハードなトレーニングだったし、今日は休みにしよう」
標高の高い山に登るだけでもかなり大変だった。
ウマ娘達は強靭な脚力のおかげで楽々登ってしまったが、ヒトである身にはかなり限界に近い登山だった。
今も脚が棒のようになってしまっている。
「遊びに行くわよ!」
午後から雨が降るので、外に出て遊べるのは今のうちだけ。
せっかくの夏合宿なので、夏らしい遊びを提案した。
「それなら、砂で城を作るのはどうだ?出来た城と写真を撮るのが最近流行ってるらしいんだ」
生徒の間で噂になっているのを耳にした。
「良いわね。そうだ!カワカミ先輩も誘おうっと!」
スカーレットとカワカミプリンセスの関係は悪くなさそうだ。
もしかすると、昨晩にでもきっかけがあったのかもしれない。
「姫と言えばお城!お城と言えば姫ですわね!是非!」
こうして、二人は砂の城を作り始めた。
明らかに土台が大きい。
「すごい大作になりそうだな・・・」
少し離れた場所から見学する。
「らららららららららっ!」
カワカミプリンセスの連打で砂を抉り、大まかな形を作っていく。
「ここを、こうして!」
スカーレットの正確な整形で城が飾り付けられていく。
しばらく試行錯誤して。
「出来たー!」
「これは大傑作ですわね!」
とてつもなく巨大で華やかな城が完成した。
「皆に見せなくちゃ!」
城を披露する人数は
>>317
(2〜10人)
317 :
アナタ
2025/01/16 22:30:00
ID:Jp4BVmLatw
10人
318 :
マスター
2025/01/17 22:30:30
ID:XDvfVn8MHo
今日はお休み
319 :
トレーナーさん
2025/01/18 22:20:07
ID:pCh.CxF6P2
「見てトレーナー!すごいでしょ!」
まるで子供のように無邪気に作品を指さす。
「ああ!まさに芸術作品だ!」
スカーレットは誇らしげな表情で胸を張った。
「マ!?ガチの城じゃん!」
「これスカーレット達が作ったの?すごいね!」
たまたま通りかかったダイタクヘリオスとメジロパーマーも驚いている。
ハイテンションな二人に釣られて、周りのウマ娘も集まってきた。
「おっ、こいつぁ立派な城じゃねぇか!」
「細部まで精巧に作られていますね」
「あまりの完成度に、きゃっとするな。・・・ふふっ」
偶然にも、知り合いばかりが集まって来ている。
「実に見事!流石スカーレット君だ!」
「はわー!すごいなー!」
「味付けはまだだよな?こんにゃく味で良いか?」
多くの生徒に囲まれ、スカーレットとカワカミプリンセスはその対応に追われる。
賞賛されたり写真を求められたりしている。
「こんな城にいつか住んでみたいな」
「まぁ!楽しみですわね!」
トレーナーと話している間、カワカミプリンセスの尻尾は鞭のように激しく振るわれていた。
褒められるのは自己肯定感を高めるのに役立つ。
宝塚記念での降着以降メンタルが不安定になっていたカワカミプリンセスには特に良い影響を与えるはずだ。
「あともう一押しだな」
心のダメージはそれなりに癒えてきている。
「告知ライブで楽しく歌って踊る。そうしたら完全に立ち直れるはずだ」
モヤモヤを晴らすため、必ず成功させなければ。
ダイワスカーレットと一緒に食べる料理は
>>321
(昼食)
320 :
トレぴ
2025/01/18 22:21:00
ID:vzhof3Pdqc
オムライス(チーズ入り)
321 :
お姉ちゃん
2025/01/19 00:00:20
ID:PihpQmhwvY
釜玉うどん
322 :
お姉さま
2025/01/19 22:15:06
ID:j9ytqFiIyU
昼頃、雨がポツポツと降り出した。
スカーレットとカワカミプリンセスが作った砂の城は雨水が染み込んで崩れ始めてしまった。
「儚いわね・・・」
「でも、だからこそ芸術的だな」
砂の城を見送った後は食堂へ向かった。
「何を食べようか」
「学園ほどじゃないけど色々あるわよね。オムライスとかうどんとか」
「おっ、うどん!最近食べてなかったしうどんにしようかな」
メニューを詳しく見てみる。
「釜玉うどんだって。アタシこれにしようかしら」
「じゃあ俺もそれにするよ」
うどんに生卵を絡めて食べる料理で、主に醤油で味付けされる。
「美味しいっ!」
濃厚な黄身が醤油とよく合う。
麺は柔らかめで、喉越しが良く食べやすい。
「ところでトレーナー。次のレースはどうするの?」
スカーレットが切り出した。
宝塚記念後から今まで、バタバタしていて次走についての決断は一旦保留にしていた。
「有馬記念前に秋のGIに出るのが良いんじゃないかと思ってる。候補は四つ。天皇賞・秋、エリザベス女王杯、ジャパンカップ、マイルチャンピオンシップだ」
秋シニア三冠の一つ目、天皇賞・秋。
ティアラ路線の集大成、エリザベス女王杯。
連覇を狙うジャパンカップ。
久しぶりのマイル戦、マイルチャンピオンシップ。
どれに出てもきっとスカーレットは活躍出来るはずだ。
「うーん、どれも捨てがたいわね・・・」
ダイワスカーレットの次走は
>>323
(天皇賞・秋、エリザベス女王杯、ジャパンカップ、マイルチャンピオンシップのいずれか)
323 :
トレーナーちゃん
2025/01/19 22:16:30
ID:PihpQmhwvY
エリザベス女王杯
324 :
お姉さま
2025/01/20 22:25:18
ID:kn5sjGgAdo
釜玉うどんを食べながら、スカーレットと次のレースについて考える。
それぞれにメリットがあり、デメリットがある。
ただし、どれを選んでも決して後悔はさせない。
勝たせるために最善を尽くす。
「決めたわ!」
食べ終わったスカーレットは立ち上がって言った。
「アタシ、エリザベス女王杯に出る!」
周りの注目が集まり、ざわざわとし始める。
「理由を聞いても良いか?」
京都レース場で行われる芝2200mのGI。
主にティアラ路線のウマ娘が挑むレースだ。
ティアラ路線で圧倒的な強さを見せてきたスカーレットには合っていると思う。
「直感よ!」
「直感か」
スカーレットは頭が良い方だが、感覚的な部分も多く備えている。
「何となくだけど、良いレースが出来そうな予感がするの。自分でも、根拠が無いなって思う。でも、エリザベス女王杯を走りたい」
「分かった。俺は君を信じてる。君の予感を間違いにはさせないよ」
エリザベス女王杯は元々候補に上がっていたレース。
プランを大きく変える必要は無い。
「新しい目標に向けて頑張ろう!」
ダンスの練習を手伝うウマ娘は
>>325
(登場済みのウマ娘一人)
325 :
トレーナーちゃん
2025/01/20 22:26:15
ID:EZCIYXcM/I
ミスターシービー
326 :
大将
2025/01/21 22:27:49
ID:8VzKcZ0O4Q
告知ライブのため、参加者が集まってダンスの合同練習をする事になった。
「決めポーズ!」
チーム<アルタイル>の三人のウマ娘ももちろん参加している。
「皆さん良いですね!では、ここからは二人一組になって練習していきましょう!出来れば普段あまり組まない人とペアになって下さいね!」
普段とは違う相手の動きに合わせるのは良い練習になる。
「お嬢〜!一緒にやろ!」
「ごめんヘリオス!私が先だったから!」
ルビーはメジロパーマーとペアになった。
「おいスカイ!おめーベース担当で良いか?アタシカスタネットやるからよ!」
「ちょっ!?ゴルシさん!?た、助けて!」
スカイはゴールドシップに引っ張られていった。
「スカーレット、アタシと組まない?」
「シービー先輩!是非お願いします!」
ミスターシービーの誘いを受けるスカーレット。
宝塚記念で激闘を繰り広げたライバルとペアになった。
「うーん、ステップ揃わないねー」
二人とも完成度は高いのだが、息はあまり合っていない。
「もう一度最初からやりましょう!」
最も完成度が高かったペアは
>>327
(ダイワスカーレットペア・ダイイチルビーペア・セイウンスカイペアのいずれか)
327 :
貴方
2025/01/21 22:28:30
ID:nyV2SJSAcE
ダイイチルビーペア
328 :
トレーナー君
2025/01/22 22:34:06
ID:UkgUib6T1k
「さあ!練習の成果を一組ずつ披露してもらいましょう!」
二人一組での練習を三十分ほど行った後、成果を順番に披露する事になった。
「ルビー!頑張れーっ!」
ルビーとメジロパーマーの番。
手や脚だけでなく、もっと細かな部分までぴったりと揃った完璧なダンスだった。
体格の違う二人だが、良い意味でそれを全く感じさせない。
「ガチすぎな!パマちんもお嬢もエグいって!」
「まぁね〜。小さい時から色々と教わってきたからさ」
メジロパーマーが他人に合わせるのが得意なのはそういった教育の成果なのかもしれない。
「おりゃおりゃーっ!忍法猫回し〜っ!」
「わ〜」
ふざけているように見えるゴールドシップだが、しっかりとスカイが舞っているように見える。
ある意味優秀な引き立て役だ。
「最後はアタシ達だね」
スカーレットとミスターシービーのダンスが始まる。
「ちょっ、アドリブ多過ぎ!でも、食らいついてみせる!」
ミスターシービーのアドリブに、スカーレットは何とか合わせる。
激しい動きの中にも、しっかりとした基本が見える。
「皆さん流石ですね!特にダイイチルビーさん、メジロパーマーさんのペアは高い完成度でした!」
ペアになってのダンス練習で、告知ライブに向けてパフォーマンスに磨きがかかった。
一緒に出かけるのは
>>329
(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
329 :
キミ
2025/01/22 22:35:00
ID:IpPN6Nf5zM
セイウンスカイ
330 :
マスター
2025/01/23 22:22:44
ID:8DEIuPOnT.
合宿所の近くに新しくパン屋がオープンしたらしいので、スカイと一緒に行ってみる事にした。
「昨日のルビーさんのダンス、すごかったですよね〜」
「ああ。ドロワを思い出したよ」
ドロワではルビーとスカイが華麗な踊りを披露し、審査員特別賞も受賞した。
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスもベストデートに選ばれた。
我らがチーム<アルタイル>はレースだけでなくダンスも得意らしい。
「あ、ここですね」
店の前には開店祝いの花がいくつも飾ってあった。
店内は木の温かみを感じる内装で、パンの良い香りが漂っている。
「おお〜。どれも美味しそうですね〜」
「いっぱい買って皆で食べよう!」
パンの種類は多くどれも魅力的。
とても一つや二つに決め切れない。
「おっ、カレーパン!こっちはベーコンエピ!チーズパン!」
「もうトレーナーさんってばはしゃぎ過ぎですよ〜」
「あはは、ごめんごめん。どれも美味しそうだから」
二人でパンを楽しく選んだ。
大量のパンが入った袋を抱え、合宿所に戻る。
スカイの表情は幸せそうだ。
「はいはーい。早い者勝ちですよ〜」
スカーレットは嬉々として手を伸ばそうとするが、手に取る前に躊躇いを見せた。
「お好きなものを」
「はいっ!ありがとうございます!」
ルビーに促され、改めてスカーレットはパンを選ぶ。
「美味しい!」
「また今度買いに行こうか」
ダイワスカーレット達と次に行うトレーニングは
>>331
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
331 :
トレーナーちゃん
2025/01/23 22:24:00
ID:hPaxyOhKac
賢さ
332 :
トレピッピ
2025/01/24 22:21:49
ID:kmHYxhg99s
スカーレットの次なる目標はエリザベス女王杯。
今日は改めてエリザベス女王杯を知ってもらう事にした。
「まずは基本的な条件について。京都レース場、芝2200m、右回りのGIだ」
今回のレースは2200m。
スカーレットが経験した事の無い距離だ。
「ここで問題だ。400mで割り切れない距離の事を何て呼ぶか分かるか?」
スカーレットは勢い良く挙手した。
「はいっ!非根幹距離!」
「正解!逆に400mで割り切れるのは根幹距離だ」
大きなレースは大抵は根幹距離で行われる。
2000mでも2400mでもない、絶妙な距離。
仕掛けるタイミングをしっかりと練習しておかないといけない。
「エリザベス女王杯には上り坂と下り坂がある。特に下り坂は結構急だ」
この下り坂は京都レース場の特徴として有名。
しかし、秋華賞などとは距離が違うため同じような走り方が通じるとは限らない。
「実際に走って練習したいわね」
レース場でトレーニングする機会はそうそう無い。
前哨戦や、似たようなコースで練習するのが主だ。
「そうだな・・・それならあれを使おう」
こんな時にとても便利なものがある。
「VRウマレーターの出番だ!」
トレーニングを手伝ってくれる三女神は
>>333
(ゴドルフィンバルブ・ダーレーアラビアン・バイアリータークのいずれか)
333 :
貴方
2025/01/24 22:22:30
ID:m4B0bdtBEw
バイアリーターク
334 :
トレーナー君
2025/01/25 22:26:10
ID:AaOM.b/0EQ
VRウマレーターを使い、本物そっくりのVR空間にダイブする。
実際にコースに行かなくても練習が出来るのだ。
「バイアリーさん、今日はよろしくお願いします」
「私の訓練は甘くないぞ!全力で臨め!」
「はいっ!」
サポートAIである三女神の一人、バイアリータークさんに協力してもらう事になった。
規律を重んじる厳しい性格だが、それもウマ娘達のためを思っているからこそだ。
「まずは実際に走ってみるべきだな。私に続け!」
スカーレットがバイアリーさんを追って走り始める。
「ほぼレース中間、約1050m地点から1375m地点までが上り坂だ」
三女神もウマ娘であるため、解説しながら走る事が出来る。
「この下り坂が仕掛けるベストポイントだ。機を逃すなよ!」
一周した後、休憩を挟む。
「ふぅ。VR空間なのに、現実みたいに疲れるわね」
「筋肉への負荷は現実の肉体にもフィードバックされてるから、ちゃんとトレーニングにもなってるぞ」
コースの勉強だけでなく、肉体も鍛えられるのだ。
「次は本気で走るぞ!お前の全力を見せてみろ!」
併走の勝者は
>>335
(ダイワスカーレットまたはバイアリーターク)
335 :
トレーナー
2025/01/25 22:27:00
ID:VMV0MyNbT6
ダイワスカーレット
336 :
お兄さま
2025/01/26 22:13:21
ID:EPRNkOaX8E
バイアリーさんが手を叩くとゲートが出現した。
このようにVR空間内では何でも出来るのが三女神という存在だが、レースでは自分の脚で走る。
培われてきた叡智を結集した、ウマ娘が理想とする走りで正々堂々と競うのだ。
「はぁっ!」
ゲートが開くと同時にスカーレットが勢い良く飛び出した。
もちろんいつも通り逃げる。
「バイアリーさん、フォームに一切の無駄が無い。流石だ」
まさに研究、研鑽を積み重ねてきた走り。
「はっ!」
「仕掛けた!」
下り坂が始まってすぐ、バイアリーさんが一気に加速し、スパートをかける。
スカーレットもそれに反応して速度を上げた。
「誰が相手でも、負けないっ!」
スカーレットを外から追い抜こうとするバイアリーさん。
しかしスカーレットはギリギリ耐え続けている。
「ほんの少しでも良い。先頭さえキープしていれば勝てる!」
これがスカーレットと共に辿り着いた答え。
たとえ三女神が相手でもこの走りは揺るがない。
「行けぇぇぇっ!」
最終直線に入っても依然粘っている。
バイアリーさんのスピードは落ちるどころか上がってさえいる。
つまり、スカーレットも同じようにスピードを上げているのだ。
「AIである私達には無いもの。それがお前にはあるのかもしれないな」
サポートAI、三女神バイアリータークとの本気の併走。
制したのはダイワスカーレットだった。
「よしっ!」
「アタシが一番!」
ダイワスカーレットとバイアリータークと一緒に行く場所は
>>337
(京都にある観光スポット)
337 :
貴方
2025/01/26 22:16:59
ID:8mhXE1hzKU
清水寺
338 :
モルモット君
2025/01/27 22:26:52
ID:LhyhghyVmI
「良い走りだった!褒美のクルミだ!」
スカーレットの掌の上にクルミが出現する。
「く、クルミ?」
確かにクルミは必須脂肪酸や不溶性食物繊維などの栄養が豊富に含まれている。
マチカネタンホイザもトレーニング後にアーモンドを食べていた。
「トレーニングは以上だ。ついでだ、どこか行きたい場所はあるか?」
VRウマレーターの使用時間は少し残っている。
バイアリーさんのご好意で、好きな場所へ連れて行ってもらえる事になった。
「じゃあアタシ、清水寺に行きたいです!京都っぽい場所なので!」
エリザベス女王杯は京都レース場で行われる。
エリザベス女王杯に向けてモチベーションを上げられるだろう。
「良いだろう!」
バイアリーさんが手を叩くと清水寺に瞬間移動した。
と言うよりも、自分達の周りが清水寺に変化したのだろう。
「ここが有名な清水の舞台ね!」
「良い景色だな」
青い空と山々のコントラストが美しい。
レース場だけでなくこのような観光地も本物そっくりに再現出来るとは、技術の進歩には驚かされる。
「清水の舞台から飛び降りるという言葉がある。死んだつもりで思い切って大きな決断をするという意味だ」
「実際、飛び降りた人もいたんだ。江戸時代の話だけどな」
願掛けのために飛び降りるのがほとんどだったらしいが、現在ではもちろん飛び降りるのは禁止されている。
「飛び降りたり死んだりするつもりなんて毛頭無いけど、決断は思い切り良くしたいわね」
「その意気だ。引き続き励め!」
バイアリーさんに激励され、VR空間を後にした。
告知ライブでパフォーマンスを行う曲数は
>>339
(10〜20曲)
339 :
トレーナー
2025/01/27 22:28:00
ID:CdD6GN1xfU
16曲
340 :
トレピッピ
2025/01/28 22:24:36
ID:gtvjZ1zq5M
告知ライブはついに明日行われる。
東京ドーム近くのホテルで改めて明日の段取りを確認する。
「一曲目はMake debutです!最初で一気に盛り上げましょう!」
今回の告知ライブで披露するのは16曲。
ここまで大規模なのに、あくまでグランドライブの告知のためのライブなのだ。
「四曲目はダイワスカーレットさんのRising Girlです。ソロでのパフォーマンスのトップバッターですね」
ソロ曲が3つ連続しているパートがあり、その最初がスカーレットの曲だ。
一人でステージに立つので、絶対に失敗出来ない。
そのプレッシャーが逆にスカーレットを強くする。
「最後は新曲のUMA Summer!全員でパフォーマンスします!」
最後はステージだけでなく、会場全体を使って盛り上がる。
百人も参加者がいるからこそ出来る試みだ。
「明日は絶対成功させましょう!」
ハローさんの掛け声に皆が呼応する。
「おーっ!」
UMA Summerでのダイワスカーレットのポジションは
>>341
(センター・メイン・サイド・バック・観客席付近のいずれか)
341 :
貴様
2025/01/28 22:25:30
ID:VPl2aI2e5c
センター
342 :
トレーナー君
2025/01/29 22:32:03
ID:CJ5JPSLQJM
「最後の曲、UMA Summerはスカーレットがセンターなのか!すごいじゃないか!」
百人のウマ娘の中でたった一人しか立てないセンター。
最後の曲でその重要な役割を任されたのは、スカーレットの高いパフォーマンス力の賜物だ。
「ふふん!初期から参加してるんだから当然ね!」
責任重大ではあるが、スカーレットならきっと上手く出来るだろう。
「明日に備え、早めに休みましょう」
ルビーがそう言った事で、ウマ娘達は自室へ帰っていった。
「三人でお泊まりなんてわくわくなのです」
「スカーレットとはいつも同じ部屋なんだけどなー」
スカーレットはウオッカ、アストンマーチャンと相部屋だった。
「電気消すわよー」
スカーレットがリモコンの消灯ボタンを押す。
布団の中でスカーレットは呟く。
「カワカミ先輩、シービー先輩。他にも、モヤモヤした気持ちのウマ娘達。明日のライブで楽しんでもらわなくちゃね」
「テンパって振り間違えんじゃねぇぞー」
「アンタこそね」
「ふふふ、いっぱいマーちゃんを映して、覚えて・・・」
告知ライブ中に起こったアクシデントの数は
>>343
(0〜3個)
343 :
お兄ちゃん
2025/01/29 22:33:00
ID:nL3lpYXsGY
3個
344 :
アンタ
2025/01/30 22:30:15
ID:xaWmJccXxY
「Make debut!いっくよーっ!」
スマートファルコンの号令で告知ライブが始まった。
「響け ファンファーレ 届け ゴールまで」
最初は告知ライブの常連組で会場を一気に温める。
ルビーとスカイも参加している。
「揺らせ 一秒 駆けたら Summer Girl 夢への道はストレート」
コパノリッキーをセンターにした夏らしい楽曲、Gaze on me。
水を使った演出で観客に涼しさを与える。
「おい、あそこだけ水出てないぞ」
「伝えてきます!」
機械トラブルがあったので、急いで報告しに行く。
ステージの上でパフォーマンスする訳ではないが、参加者ではある。
裏方の仕事でウマ娘達を支えるのはいつもと同じだ。
「スカーレットの番だ」
スカーレットのソロパフォーマンスの番になった。
「私のため 道は作られていくの」
一人でも、これまでのパフォーマンスに負けていないパワーがある。
「大変です!この後の出番の方の衣装が破れてしまってます!」
またしてもアクシデント。
衣装の修復にはもう少し時間がかかりそうだ。
「MCで時間を稼ぎましょう!」
MCでトークをするウマ娘は
>>345
(ダイワスカーレット以外のウマ娘一人)
345 :
トレーナーさん
2025/01/30 22:31:30
ID:2SWXaQ2b52
ダイイチルビー
346 :
お姉さま
2025/01/31 22:27:09
ID:JGZFeAACXE
「はぁ、はぁ、ありがとうございました!」
激しく歌い、踊ったスカーレット。
一礼し、舞台裏へ戻っていく。
「えっ、衣装が!?」
スカーレットも状況を把握した。
「誰が出るんですか?」
MCで繋ぐ役目を任せられるウマ娘と言えば。
「はいはーい!ファル子!行っきまーす!」
ウマドルとして経験豊富なスマートファルコンだ。
「ルビーちゃん!一緒にやらない?」
「私、ですか」
スマートファルコンがルビーを誘った。
ルビーは目を丸くする。
「そう!普段あんまり皆の前でお話しないでしょ?色々知ってもらえばファンがいっぱい増えると思うんだ!」
予定外の出来事だからこそ、普段とは違う事が出来るという考え方だろう。
「やってみたらどうだ?」
「・・・はい。これも定めなのでしょう」
スマートファルコンとルビーがステージに上がる。
「皆さん、ここまでお楽しみいただけているでしょうか」
「おおおおおおおっ!」
観客達は素直に声を上げる。
「ルビーちゃん、ファル子のお悩み聞いてくれる?」
「どういったお悩みが?」
雑談のような話題から話を広げていく。
ライブや音楽に関する話なので、告知ライブの流れや雰囲気を邪魔していない。
「はいっ!ルビーちゃんのかわいいポーズまで3、2、1!」
無表情のまま手でハートを作る。
無理に表情を作らないのがルビーの自然な振る舞い。
それがルビーの魅力を引き出す事が出来るのは、ハローさんとの練習を通して分かっていた。
「それでは、次の曲に参りましょう」
「どうぞ!」
無事に場を繋いだルビー達。
衣装も応急処置が出来たため、本来の流れに戻った。
「良かったぞルビー!」
「・・・ありがとうございます、トレーナーさん」
次のアクシデントが起こるタイミングは
>>347
(10〜16曲目)
347 :
あなた
2025/01/31 22:28:00
ID:/aMA..tOx2
15曲目
348 :
トレーナーちゃん
2025/02/01 22:36:22
ID:Fgj7rf6SJU
その後は順調に進行していった。
盛り上がりはどんどん増しており、東京ドームを熱気が埋め尽くしている。
「あと二曲だな」
このまま何の問題も無く終われば良いのだが。
「熱中症!?」
熱中症で倒れる観客何人かが出てきてしまった。
確かに会場の温度は上がっている。
途中、休憩時間を一度挟んだものの水分補給が不十分な観客もいたのだろう。
「私の準備不足です・・・」
「ハローさんだけの責任じゃありませんよ。とにかく、今は対応を急ぎましょう」
倒れた観客への対応のため、MCで時間を作る。
「幸い、症状は軽いようです」
「本番では何か対策した方が良いですね・・・」
グランドライブ本番は夏ではなく冬。
熱中症とは別に体調不良者が出る可能性が高い。
「切り替えていこうよ!まだ終わってないんだから、最後まで楽しまなくちゃ!」
ミスターシービーが言った。
「そうっすね!よっしゃ!気合い入れていくぜ!」
15曲目、トレセン音頭でテンションとテンポを上げた。
期待値と満足度が高まる中、ついに最後の曲となる。
ダイワスカーレットの衣装は
>>349
(白または黒)
349 :
お兄ちゃん
2025/02/01 22:37:30
ID:pgyaExJRPY
白
350 :
アナタ
2025/02/02 22:31:39
ID:Ya.PnYDQxs
「ウマっ!ウマっ!サマ〜」
最後の曲、UMA Summerではスカーレットがセンター。
ステージ上には約三十人のウマ娘がおり、残りの約七十人は観客席付近に散らばり間近でパフォーマンスを披露する。
目指すのはウマ娘とファンが一体になる事。
一緒になって楽しめる場を作るのは、グランドライブ計画の目的とも合致している。
「はい!はい!はい!はい!」
スカーレットを含め、ステージ上のウマ娘は丈が短めの白いシャツとタイトな黒いジーンズに身を包んでいる。
観客席付近のウマ娘は黒いシャツに青いジーンズで、どちらもカジュアルさが特徴的だ。
「スカーレット、意外と白も似合うな」
赤や青のイメージを持っていたが、白も似合っている。
今後の衣装に取り入れられるかもしれない。
「きゃースカイちゃーん!」
ファンの手にタッチしながら通路を駆けていくスカイ。
「あっルビー様っ!感激!」
間近でルビーを見たファンが気を失いそうになっていた。
「まだまだ盛り上がっていきますわよー!」
カワカミプリンセスがタオルを回すと、周囲の空気が丸ごと動いた。
「良いね!その調子!」
ミスターシービーが風に乗るように軽やかに舞う。
「皆一緒に!」
スカーレットが弾けるように跳ねる。
三人ともとても楽しそうだった。
最後は三人が正面に集まり、ポーズを決める。
笑い合う姿に、宝塚記念のモヤモヤは一切感じられなかった。
打ち上げに参加する人数は
>>351
(50〜100人)
351 :
モルモット君
2025/02/02 22:32:30
ID:5alELJzFC6
100人
352 :
大将
2025/02/03 22:31:58
ID:VrBacF03GI
「ありがとー!」
「グランドライブも来て下さいねー!」
グランドライブ前最後の告知ライブは大成功。
若干名残惜しい気持ちはありつつも、ライブは幕を下ろした。
「お疲れ様でしたーっ!」
打ち上げには出演者、スタッフなど合計100人が参加した。
100人が入れる店はそう無いので、打ち上げは学園のカフェテリアを使わせてもらう事になった。
「アンタお肉ばっかり取り過ぎよ!」
「まだまだあるから別に良いだろ!」
スカーレットは相変わらずウオッカと火花を散らしている。
「お嬢!撮ろ撮ろ!」
ルビーはダイタクヘリオスとの撮影に応じる。
その後ろでアストンマーチャンも映り込んでいる。
「ぎゃああああ!やっちまいましたわあああっ!」
「わーお、お刺身がケチャップ味だー」
「うん、意外と美味しいよ」
100人もいるのでとても騒がしい。
だが、それもまた楽しい。
「うぅ、お酒は無いみたいですね・・・」
「ほとんど学生ですからね」
ハローさんが酔った時の事を考えると、アルコール類が無いのは都合が良かった。
「ついに、次は本番です。全てのウマ娘が感謝を伝えるライブを開催する。皆さんのおかげで、やっと夢が叶います」
「ハローさんが引っ張ってくれたからですよ」
イベントプロデューサーとしての知識や経験を活かし、ハローさんはこの計画を先導してきた。
その努力はきっと結ばれる。
「実現までもう少し。頑張りましょう」
「はい!」
次に行うトレーニングは
>>353
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
353 :
トレぴっぴ
2025/02/03 22:33:00
ID:x83ld5DKWQ
スタミナ
354 :
相棒
2025/02/04 22:24:55
ID:Hrp8c/amAw
告知ライブから数日、合宿所でのトレーニングを再開する。
「今日から本格的にトレーニングを再開するぞ」
「どんなトレーニングをするの?」
スカーレット、スカイ、ルビーには水着に着替えてもらっている。
「とにかく海で遊んでもらう」
「遊ぶだけ?」
「いや、トレーナーさんの事だし絶対裏があるでしょ」
スカイの言う通り、ただ遊ぶ訳ではない。
「海の中では水の抵抗があるから身体を動かすのに力がいる。浅い場所だと浮いたり泳いだりするのも出来ないから、結構しんどいぞ」
波はほとんど無いが、それでも水は重い。
全力で遊べば全身運動になり、スタミナや筋力を鍛える事が出来るだろう。
「参ります」
ルビーがビーチボールを手で打つ。
「くっ、はあっ!」
バシャバシャと水をかき分けながら、スカーレットがそれを打ち上げた。
「えいっ!」
泳ぎが苦手なスカイでも、足が着く場所ならある程度動ける。
「次は鬼ごっこだ!」
最初の鬼はスカーレット。
必死にスカイを追いかける。
「うわ!」
「タッチ!」
休憩を挟みながら、約半日海で遊び続けた。
「はー疲れた!でも楽しかった!」
「ええ」
本気で遊び、スタミナも鍛えられたのだった。
ダイワスカーレット達と参加するイベントは
>>355
(肝試しまたは花火大会)
355 :
トレーナー
2025/02/04 22:26:00
ID:dvelY2lYtA
肝試し
356 :
トレピッピ
2025/02/05 22:31:24
ID:uybfHln6Sk
「肝試し?」
「そうだ。何事にも動じないメンタルはレースでも重要だ。出来るだけ怖がったり驚いたりしないようにしてくれ」
「アンタ、何でもトレーニングにするわよね」
もちろん夏合宿らしいイベントで楽しんでもらう事も目的の一つだ。
「肝試しに参加するヤツはこっちに整列しな!」
美浦寮の寮長ヒシアマゾンが参加者をまとめる。
「くじはまだ開いちゃダメだからね!」
今回の肝試しは三人のグループごとに分かれて参加する。
スカーレットは合図があると、くじを丁寧に開いた。
「Cグループね」
「Fグループです」
「Sですねー」
「俺はGグループだな」
スカーレット達とは別のグループになってしまった。
「・・・あなたもCグループ?」
スカーレットと同じグループになったのはアドマイヤベガ。
同じレースを走った事は無いがスカーレットの同期である。
「あ、スカーレットだ!それにアヤベさんも!」
三人目はコパノリッキー。
同じくスカーレットの同期で、ダート路線で活躍中のウマ娘。
今年のかしわ記念も制している。
357 :
トレーナーちゃん
2025/02/05 22:31:29
ID:uybfHln6Sk
「同期が三人集まるなんてすごい偶然ですね!」
「うんうん!このままラッキーパワーで突き進もう!」
「はぁ、さっさと終わらせましょう」
アドマイヤベガは自らの意思で参加した訳ではなさそうだった。
「Cグループ、スタート!」
暗い森の中を一つの懐中電灯だけで進み、中間地点にある木札を持ってスタート地点へ戻るというのがルール。
「ひ、火の玉ね」
スカーレットは驚きつつも、大きな声を出さないように耐える。
動じない精神力を鍛えるためだ。
「作り物と分かっていて怖がる訳・・・」
アドマイヤベガが振り返った瞬間、顔を冷たい感覚が襲う。
「ひうっ!?」
「わっ!?びっくり!こんにゃくだ!」
アドマイヤベガは急いで二人から顔を逸らしたのだった。
トレーナーと同じグループになったウマ娘は
>>358
と
>>359
(ダイワスカーレット・ダイイチルビー・セイウンスカイ・アドマイヤベガ・コパノリッキー以外の、登場済みのウマ娘一人ずつ)
358 :
アネゴ
2025/02/05 22:32:30
ID:IIN7e/E7aI
マチカネタンホイザ
359 :
キミ
2025/02/06 00:00:10
ID:vBKelpiVyM
メジロマックイーン
360 :
お姉さま
2025/02/06 22:33:01
ID:BLfMGkK8Ks
「あった!これだね!」
コパノリッキーが木札を手に取る。
「後は戻るだけね」
同じ道を引き返すだけだが、道中の仕掛けは変わっているので油断は出来ない。
その時、スカーレットが持つ懐中電灯の光がチカチカと点滅した。
「あら?調子が悪いのかしら」
「貸して」
「あ、はい、アヤベ先輩」
スカーレットが懐中電灯を渡そうとする。
「え、今の私じゃな」
振り返ったスカーレットに差し出されていたのは、骨と皮だけの痩せ細った手。
その手の持ち主の顔は汚らしい布切れを被っていてよく見えない。
「ひ」
「っ」
「きゃあああああああああああっ!?」
三人は一目散に逃げ出した。
「怖いなぁ怖いなぁ」
「怪談のようなテンションはやめて下さいまし!」
同じGグループになったのはマチカネタンホイザとメジロマックイーン。
関わりの深い二人だったので安心した。
マチカネタンホイザが懐中電灯を持つ。
「うぅ、暗いなぁ」
「何があるか分かりません。常に周りを警戒しておかなくては」
「転ばないように気を付けるんだぞ」
安全に配慮しつつ、先へ進む。
「木札さーん、どこですかー」
マチカネタンホイザを先頭にゆっくりと歩く。
その時、どこからか女性の叫び声が聞こえてきた。
「な、何ですの!?」
時折聞こえる叫び声に怯えながらも、中間地点まで到達した。
「これだな」
マチカネタンホイザが木札を懐中電灯で照らす。
木札の上には、脚の長い大きなクモがいた。
「ぎえええええええええっ!?く、くくくクモだぁーっ!?」
「ちょっ!?暴れないで下さいな!」
懐中電灯の光があちこちに向けられる。
「とにかく落ち着いて!うわっ!?」
パニックになる二人をなだめようとして、石に躓いてしまう。
「ぎゃーっ!?」
さらなるパニックになってしまった。
肝試しの景品は
>>361
(お菓子や雑貨など)
361 :
キミ
2025/02/06 22:34:00
ID:vBKelpiVyM
ゴディバのチョコ詰め合わせ
362 :
トレピッピ
2025/02/07 22:32:13
ID:Kk0XHELnTA
「はぁ、はぁっ。やっと戻ってこられた・・・」
転んだり草むらに突っ込んだりぶつかられたり、道中色々な事が起こった。
「トレーナーさん!?何でそんなボロボロなんですか!?」
まだ順番が回ってきていないスカイが出口付近で待っていてくれた。
「にゃはは〜大変でしたね〜。スカーレットの方も色々あったみたいですよ」
スカーレット達は少し前に戻ってきていたようだ。
「スカーレット、どうだった?」
「別に?ぜ、全然怖くなかったわよ?」
スカーレットの声にはいつものような自信が感じられない。
「疲れたわ・・・」
アドマイヤベガのテンションは低い。
「カレンも怖くてずっとお姉ちゃんに引っ付きっぱなしだったんですよ?」
「ずっとニコニコしてたような・・・?」
カレンチャンのトレーナーは怪訝な表情を浮かべた。
「木札を持って帰ってきたグループにはチョコの詰め合わせがあるよ!」
高級なチョコレートの詰め合わせが何箱も用意されていた。
怖い思いをした参加者へのご褒美という事だろうか。
「トレーナー、はいっ!はんぶんこです!」
「良いのか?ありがとう!」
詰め合わせと言ってもそれほど多くはない。
一人二粒の高級チョコレートを大切に味わう。
「美味しい!」
メンタルを鍛えつつ、美味しいチョコレートも食べられたので有意義な時間となった。
ダイワスカーレットが行う併走トレーニングの距離は
>>363
(1600m〜2400m)
363 :
トレぴっぴ
2025/02/07 22:33:30
ID:cPqaAEiCxM
2200m
364 :
アネゴ
2025/02/08 22:24:05
ID:SPbdWCBzQM
「その時クモがびゃーって出てきたんですよ!」
「そ、そう。大変だったわね」
マチカネタンホイザの高いテンションに若干押され気味のアドマイヤベガ。
二人にはスカーレットと併走トレーニングをしてもらう約束をしていた。
「条件は2200m右回り、良バ場だな」
エリザベス女王杯を想定したレース条件。
コーナーや坂の位置は違うが、数は同じ。
ペース配分を身体に覚えさせるのには役立つだろう。
「わーい!じゃあ1番にします!」
じゃんけんで枠順を決める。
「アタシの1番が・・・」
何でも一番にこだわるスカーレットは肩を落とす。
結局、2番がアドマイヤベガ、3番がダイワスカーレットになった。
「スタート!」
スカーレットはスタートと共にパワフルに加速する。
最初のコーナーに入るまでに十分なリードを確保し、内に寄った。
二番手はマチカネタンホイザで、その後ろにアドマイヤベガ。
「1バ身半くらいかしら」
スカーレットは足音だけで後続との距離を把握する。
ペースを一定に保ったまま、最終コーナーに入った。
「ふんぐっ!」
マチカネタンホイザは持ち前のスタミナを活かし、早めに仕掛けた。
アドマイヤベガはまだ動かない。
「抜かせないっ!」
スカーレットも同量の加速。
差はほとんど生まれない。
アドマイヤベガだけが離されていく。
「差し切る自信があるのか?」
一着になったウマ娘は
>>365
(ダイワスカーレット・マチカネタンホイザ・アドマイヤベガのいずれか一人)
365 :
トレピッピ
2025/02/08 22:25:10
ID:nE9kSsDmLw
ダイワスカーレット
366 :
相棒
2025/02/09 22:21:48
ID:ionn1uonsY
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
最終直線、ダイワスカーレットが先頭。
真後ろにマチカネタンホイザ。
その4バ身後ろでアドマイヤベガが脚を溜めている。
「来た!」
アドマイヤベガがついに動いた。
爆発的な末脚で差が縮まっていく。
「はうあっ!?」
マチカネタンホイザに外から並びかける。
スカーレットの真後ろから外に移動しようとした隙を突いたのだ。
「スカーレット!根性で粘れぇぇぇっ!」
スカーレットは歯を食いしばり、脚をフル回転させる。
「もう、少しっ!」
スカーレットとの差は1バ身も無い。
だが、残る距離も100mも無い。
「たああああああっ!」
本来、スカーレットの武器は競り合いでの強さ。
溢れ出る闘争心が、横に並んだウマ娘に負けまいと力を発揮させるのだ。
「一着は・・・スカーレット!」
最後まで粘り切ったスカーレットがアタマ差で勝利した。
「はぁっ、はぁっ。二人とも、流石に、強いです!」
「たはー負けちゃったー!」
「・・・まだまだ足りないわね」
エリザベス女王杯本番はまた違う展開になるだろうが、これも良い経験には違いない。
三人にとって有益なトレーニングとなったのだった。
帰りのバスでダイワスカーレットの隣になったウマ娘は
>>367
(登場済みのウマ娘一人)
367 :
トレーナーさま
2025/02/09 22:23:00
ID:XZ5urflLyQ
メジロマックイーン
368 :
トレーナー
2025/02/10 22:31:07
ID:X1fIEZwQGM
今日はお休み
369 :
お兄さま
2025/02/11 22:30:20
ID:/65clJSnyI
長かった夏合宿もついに終わり、学園に戻る日がやって来た。
とは言っても、告知ライブ後の打ち上げで一度戻っているのだが。
「マックイーンさん、何か良い事あったの?」
帰りのバス、スカーレットの隣の席はメジロマックイーン。
表情はにこやかで、尻尾の動きも激しい。
「やっと学園に帰れると思うと嬉しくて仕方ありませんの。合宿所で同室の方々が騒がしくて・・・」
スカーレットは苦笑いを浮かべる。
合宿所は五人の相部屋。
メンバーはランダムに決まる。
ゴールドシップ、ダイタクヘリオス、アグネスタキオン、マーベラスサンデーと同室になったメジロマックイーンは運が悪かったのか、相性が悪かったのか。
「寝不足もこれで終わりです!今日からは安心して寝られますわ!」
「そっか、アタシもあのバカと同じ部屋に戻るのね」
ダイワスカーレットの寮での同室はウオッカ。
喧嘩ばかりしているが相性自体は良い。
「マックイーンさんの部屋に遊びに行けば良かったかしら」
「やめておいた方がよろしいかと・・・。カスタネットだけのバンドに参加させられますわよ」
メジロマックイーンは窓の外を見ながら言った。
「夜中にマックイーンがかっとばせーっ!って叫んでさぁ!マジビビッて飛び起きたんよ!ポップコーンくらい飛んだ!」
「わはは!」
バスの前の方の席でダイタクヘリオスが大きな笑いを巻き起こす。
「も、もう。ヘリオスさんったら・・・」
メジロマックイーンは恥ずかしそうに顔を赤くしたのだった。
一緒に出かけるウマ娘は
>>370
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビーの中から1〜3人)
370 :
あなた
2025/02/11 22:31:30
ID:KtYtuSLaTE
3人全員
371 :
トレーナーさん
2025/02/12 22:21:59
ID:RlfUAKvGRc
九月に入ったものの、まだまだ暑い日が続いている。
「暑い〜」
スカイはトレーナー室の机に突っ伏しながら言った。
「確かアイスが残ってたはず・・・!」
スカーレットが小さな冷蔵庫を開けた。
「え、無い!?」
「ああ、最後の一個なら食べたぞ」
日中、暑かったので残っていたアイスを食べた。
「えぇ!?無いと分かると余計に食べたくなってきたわね・・・」
「じゃあ今から買ってくるよ」
「私もご一緒します」
ルビーがついて来てくれるらしい。
「・・・アタシも行くわ!」
スカーレットが立ち上がる。
自分で選びたいのだろうか。
「セイちゃんも行こっかな〜」
「スカイがついて来るなんて珍しいな」
面倒がってトレーナー室で待っている事が多いスカイもついて来るようだ。
「ま、私だけ置いてけぼりなのも嫌ですし」
ダイワスカーレットが買ったアイスは
>>372
(種類や味など)
372 :
ダンナ
2025/02/12 22:23:31
ID:2zyW7qokpk
搾りたて生乳100%のジェラート
373 :
トレーナー
2025/02/13 22:57:43
ID:hvE7Op5sEo
やって来たのは学園の近くにあるスーパーマーケット。
冷房が効いていて涼しい。
「どれにしよっかなー」
お徳用の大きなアイスや高級志向のアイスまで、様々な種類が揃っている。
「では、私はこれに」
ルビーが選んだのは硬さが特徴的なアイスバー。
駄菓子屋でも売っているような庶民的なものだが。
「ルビー、それで良いのか?」
「はい。以前トレーナーさんが食べておられたので、どのようなものなのか興味があるのです」
華麗なる一族のウマ娘であるルビーにとっては物珍しく、逆に魅力的に見えたのかもしれない。
「セイちゃんはこれで。マスカット味、初めて見たので」
スカイが選んだのは粒状になったアイスの袋。
マスカット味が新登場したらしい。
「アタシはこれね。100%ミルク!」
スカーレットに見せられたのは、添加物など余計なものが一切入っていないジェラート。
生乳100%の濃厚さが売りのやや高価な商品だ。
「前から気になってたけど買った事無いんだよな、それ」
「美味しさはアタシが保証するわ!アンタも食べてみなさい!」
「分かった。俺もそれにするよ」
こうして、それぞれの選んだアイスを買って学園に帰る。
「よし、走って帰るぞ!走って暑くなればより美味しくなるはずだ!」
「えぇー」
「アタシが先頭よ!」
三人と過ごす何気ない日常の楽しさを改めて実感したのだった。
ダイワスカーレット達がプレイするスポーツは
>>374
(対人競技)
374 :
トレーナー
2025/02/13 22:59:30
ID:oqMMIu6usY
サッカー(1vs1のPK戦)
375 :
トレーナー君
2025/02/14 22:33:58
ID:yk5eLAOWGs
買ったアイスを食べながら明日のトレーニングについて説明する。
「明日はサッカーでトレーニングをやろうと思ってるんだ。ただ、試合だと22人も必要になるから、PK対決にする予定だ」
「面白そうね。対戦相手は?」
「何人か来てくれる事になってる。明日まで楽しみにしておいてくれ」
ただボールを蹴るよりも、競い合う形式の方がスカーレットには向いている。
力のコントロール能力を楽しみながら鍛えられるだろう。
「今日は来てくれてありがとう」
翌日、PK戦のために数人のウマ娘が来てくれた。
「今日はよろしく頼むで。やーサッカーやんの久しぶりやわー!」
「タマ公、足引っ張んねぇでくれよ?」
「なんや、やるっちゅうんか」
「まぁまぁ、味方同士で喧嘩しないで下さいよ」
相手チームはタマモクロス、イナリワン、ゴールドシチーの三人。
それぞれチーム<アルタイル>のウマ娘と激戦を繰り広げたウマ娘だ。
「全員が一回ずつ蹴って、より多くゴールした方の勝ちだ。ゴールキーパーも毎回変えるけど、相手は同じじゃなくても良い」
「同点の場合はどのように?」
PK戦のルール上、同点になる可能性は十分にある。
「その時はサドンデスだ」
先攻を決めるじゃんけんをして、対決が始まる。
「絶対勝つわよ!」
チーム<アルタイル>の最初のキッカーは
>>376
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビーのいずれか一人)
376 :
トレーナー君
2025/02/14 22:35:00
ID:iO2.HTegA6
セイウンスカイ
377 :
使い魔
2025/02/15 22:27:21
ID:OH.0loBFa2
先攻はチーム<アルタイル>。
先陣を切るのはセイウンスカイ。
「このイナリ様に任せな!」
相手チームのゴールキーパーはイナリワン。
身体は小さいがパワーがある。
「行っきまーす!」
スカイが助走を開始する。
イナリワンが姿勢を低くして構える。
「えいっ!」
狙ったのは向かって右の上の方。
イナリワンはそれを見て跳ぶ。
「回転がかかってる!」
スカイがかけた横回転の影響でボールは僅かに曲がる。
ボール一つ分のズレがイナリワンの予測を狂わせた。
「らああっ!」
しかし、咄嗟にヘディングに移行してボールを弾き返した。
「あぁっ、惜しい!」
「入ると思ったんですけど、流石ですね〜」
イナリワンの勘の良さと反応の速さがスカイのテクニックを少しだけ上回ったようだ。
「次はアタシ」
相手の最初のキッカーはゴールドシチー。
こちらが出すキーパーは。
「参ります」
ダイイチルビーが手袋を小さな手にはめる。
ルビーも小柄だが、瞬発力なら誰にも負けないはずだ。
「ふっ!」
ゴールドシチーのシュートは左の中段。
真っ直ぐの弾丸シュートにルビーが飛びつく。
「たっ!」
両手でボールを掴み取る。
勢いに押されてゴールラインを越えそうになるが、何とか耐えた。
「よし!すごいぞルビー!」
「これで互角ですね」
相手チームの次のゴールキーパーは
>>378
(タマモクロスまたはゴールドシチー)
378 :
トレーナーさま
2025/02/15 22:28:30
ID:.CoNzGq.n2
タマモクロス
379 :
アナタ
2025/02/16 22:27:51
ID:YQy8q0YC8c
ここまでお互い無得点。
次のキッカーはついさっきファインプレーでシュートを止めたルビー。
「よっしゃ!やったんで!」
キーパーはタマモクロス。
空気がビリビリと張り詰める。
「来いや!」
ルビーが刃物のように鋭い蹴りを放つ。
ボールは綺麗なカーブを描きながら向かって左へ飛んでいく。
「逆だ!」
タマモクロスは完全に逆方向に跳ぼうとしていた。
「らあぁぁぁっ!」
跳ぶ直前に踏ん張って反転する。
電撃のように素早い動きでボールに追いつく。
「速っ!」
ゴールドシチーが驚く。
「あかーん!」
しかし、ボールの威力に負けてゴールを許してしまった。
「やった!やっぱりルビーさんはすごいわ!」
「ありがとうございます」
「こっちやと思ったんやけどなー」
読みこそ外れてしまったが、相変わらずのスピードを見せつけたタマモクロス。
まだ第一線でも活躍出来そうだとさえ思えた。
「シュートの方は外すんじゃねぇぜ!」
「分かっとるわ!任しとき!」
今度はタマモクロスがシュートを打つ。
ゴールキーパーはスカイだ。
「読み合いなら負けませんよ〜」
タマモクロスの助走スピードはやはり速い。
「らっ!」
真正面への直接的なシュート。
スカイは横に跳ばずにどっしり待ち構える。
「うぶっ!?」
あまりの威力にスカイが後ろに下がっていく。
「と、止めた・・・」
スカイはボールを何とか受け止めた。
「ナイスゴール!タマモ先輩!」
「え」
ゴールドシチーがそう言った事で気が付いた。
ボールはスカイの身体ごとゴールラインを越えていたのだ。
「これでまた同点ね」
チーム<アルタイル>の勝敗は
>>380
(勝ち・負け・引き分けのいずれか)
380 :
大将
2025/02/16 22:29:00
ID:7Hrd6tsK/M
勝ち
381 :
お兄ちゃん
2025/02/17 22:29:19
ID:cNPeNbCnlk
「シチー!気張っていきやー!」
相手のゴールキーパー、ゴールドシチーはレースとモデル業と学業を同時にこなすハイスペックでストイックなウマ娘。
スポーツももちろん得意だ。
「ここは絶対に外せないわね」
スカーレットがここで得点すれば少なくとも引き分け以上になる。
とは言え、スカーレットは勝ちしか求めていないだろう。
「はっ!」
スカーレットのシュートは正面への高いシュート。
ゴールドシチーはジャンプして腕を伸ばす。
「っ!」
ゴールドシチーの手がボールを掴もうとした直前、ボールが下に向かって曲がった。
「ドライブ回転をかけたんだ!」
ボールは頭上のスペースを通り抜けてゴールネットに突き刺さった。
「よし!」
「やられた・・・!。すみません、イナリ先輩、タマモ先輩」
「しゃーないしゃーない!イナリが取り返すから大丈夫や!」
「おっと、こりゃプレッシャーだな」
次に蹴るのはイナリワン。
ゴールキーパーはスカーレットだ。
「守り切る!」
「落ち着いて〜」
スカーレットは感覚を研ぎ澄ます。
集中力が重要なのはレースと同じだ。
「だああああああっ!」
強烈なシュートは地面ごと抉り取った。
向かって左下。
かなり端を狙った際どいシュートだ。
「はっ!」
スカーレットはイナリワンの身体の動きからコースを予測し、打つ前に跳んでいた。
後はパワーの勝負。
「く」
強力な前への回転に、スカーレットのグローブが悲鳴を上げる。
「かっ、ああああああああっ!」
キャッチせずに押し返し、ゴールを阻止した。
「・・・やるじゃねぇか。負けだ負けだ!あたしらの完敗だ!」
イナリワンは素直に負けを認める。
「やった!勝ったわ!」
トレーニングであっても、勝負は勝負。
勝てば全力で喜ぶ。
「じゃあ罰ゲームをお願いしますね〜」
「は?後出しはずるくない?」
罰ゲームを行うか
>>382
382 :
トレーナーさん
2025/02/17 22:31:00
ID:FGkMPRDy1s
罰ゲームは無し(その代わり、自販機で缶ジュースを1本奢る)
383 :
トレーナー君
2025/02/18 22:32:42
ID:LN.OwVFtgw
「そうだぞスカイ。最初に言わないのはダメだ。俺も最初に言っておくべきだったって反省してる」
「トレーナーさん、実は罰ゲーム受けさせるの好きでしょ」
あくまで闘争心やモチベーションのためであって、罰を与えたい訳ではない。
「そうは言っても負けは負けだ!何もねぇのはあたしの気が済まねぇ!」
「うーん、それならジュース一本奢りって事でどうですか?」
スカーレットが提案する。
確かにそれなら罰ゲームというほど重くない。
「ま、しゃーないな。ルビーは水でええか?」
自動販売機の前まで移動し、小さいペットボトルの水を指差した。
「ではお言葉に甘えて。このオレンジティーを」
タマモクロスは冗談を受け流されてげんなりした。
「スカイはどうすんの?」
「セイちゃんは庶民派なのでこのミックスジュースにしま〜す」
スカイは昔ながらのミックスジュース缶を選んだ。
「何でも好きなの選びな!」
「じゃあこのカフェオレにします」
三人が祝杯をあげる。
「はい、皆も好きに選んでくれ」
自動販売機にお金を入れて、ゴールドシチー達に促した。
「良いの?」
「ああ、トレーニングに付き合ってくれたお礼だよ」
「ほな、ありがたく貰うわ!」
そう言いつつ、タマモクロスは水のボタンを押した。
「へへっ!タマ公は相変わらずだな!」
トレーニング後の団らんを楽しんだのだった。
聖蹄祭でダイワスカーレットが参加するイベントは
>>384
(文化祭であるようなイベント)
384 :
トレーナー君
2025/02/18 22:34:00
ID:KL0ZNS4sSA
コスプレ喫茶
385 :
お姉さま
2025/02/19 22:30:33
ID:m3ZBeqCSQI
秋のファン感謝祭、別名聖蹄祭。
主に文化系のイベントが行われる。
「今年はチーム<アルタイル>主催のイベントをやる事になったよ」
たづなさんに頼まれたとあれば無下には出来ない。
「何をやるか決めてるの?」
「ああ。コスプレ喫茶が良いんじゃないかと思ってるんだ。この前の告知ライブでは色んな衣装が見られて楽しかったからな」
「なるほど」
文化祭のようなイベントでは定番の催し物。
やり方が分かっているので初めてでも何とか出来そうだ。
「衣装とか、詳しい事はまだ決まってない。自由なアイデアで<アルタイル>らしいコスプレ喫茶にしよう!」
「はいはーい質問でーす。チーム主催って事は、知り合いにも参加してもらって良いんですかね?」
スカイが挙手して言った。
「そのつもりだよ。四人じゃ流石に回らないから、少なくとも後三人くらいメンバーが欲しいな」
「それではお手伝いいただける方を探しつつ、衣装などのコンセプトを決めていきましょう」
「そうだな。とりあえず明日から詳しく決めていこう」
チーム<アルタイル>以外にコスプレ喫茶に参加するウマ娘の人数は
>>386
(3〜6人)
386 :
トレーナーちゃん
2025/02/19 22:32:00
ID:D8B6lUZdLs
6人
387 :
トレーナー
2025/02/20 22:27:35
ID:a3.jmmGkJQ
「トレーナー、とりあえず二人連れてきたわよ!」
スカーレットがコスプレ喫茶のメンバーを勧誘してくれたらしい。
「スカーレット君がどうしてもと言うから来たが、私にまともな接客を期待しないでおくれよ?」
一人目はスカイの同期、アグネスタキオン。
スカーレットには特別甘いらしい。
「よろしくお願いします。お役に立てるように全力を尽くします」
二人目はエイシンフラッシュ。
こちらもスカーレットに良くしてくれている先輩だ。
「扮装!共闘!エル登場!」
「お騒がせしてすみません。エル、せめてノックぐらいはしましょうね?」
トレーナー室のドアを勢い良く開けて入ってきたのはエルコンドルパサー。
そしてその親友グラスワンダー。
二人ともスカイの同級生だ。
「この二人も手伝ってくれるんですってー」
連れてきたのはスカイだった。
「私もお連れしました」
続けて、ルビーも入ってくる。
「はーい!いつでもカワイイカレンチャンでーす!」
「お、なかなか面白そうなメンバーだね」
親交が深いカレンチャンとミスターシービーだった。
「ああ、個性的で・・・ちょっと苦労しそうだ」
コスプレのコンセプトは
>>388
(統一またはバラバラ)
388 :
トレーナーさま
2025/02/20 22:29:30
ID:py6YMQ1uJo
豪華絢爛なダイイチ家のイメージで統一
389 :
モルモット君
2025/02/21 23:19:48
ID:8bZekb.9LY
今日はお休み
390 :
貴方
2025/02/22 22:34:08
ID:3Eg/RqFPBg
現時点での参加者九人と一緒に詳細について話し合う。
「せっかくなら統一感を出していきましょー」
「じゃあコンセプトはどうします?」
「それならエルに名案がありますデース!」
エルコンドルパサーが立ち上がる。
「皆でルチャドーラになりましょう!そしてお客さんと熱くぶつかり合って」
「エル、もう少し真面目に」
「良いね、面白そう」
ミスターシービーが同意した事で、グラスワンダーは笑顔のまま固まった。
「じゃあこうしよう。それぞれの希望する衣装のコンセプトを紙に書いて、どれが良いか匿名で投票するんだ。一番票が多かったのにしよう」
自分の案には投票出来ないようにすればある程度候補は絞れるだろう。
「水着、2票。ゴシック、2票。魔法使い、1票。豪華なドレス、4票」
結果はカレンチャンが提案した豪華なドレス衣装となった。
誰の案か分からない中で票を集めるとは、流石カリスマだ。
「はーい!カレンの案でーす!ルビーさんのお家みたいな豪華な感じが良いなーって思ってるんです!」
「華麗なる一族ってやつか。まぁコンセプトは分かりやすいんじゃないか」
アグネスタキオンは紅茶に大量の角砂糖を投入しながら言った。
「アタシも賛成!」
「そうだ!ルビーさん、お家に遊びに行っても良いですか?衣装の参考になると思いますし!」
「・・・承知致しました。家の者にかけ合ってみます」
こうして、ルビーの実家に皆で行く事になった。
ダイイチルビーの実家に行く日の天気は
>>391
391 :
トレぴっぴ
2025/02/22 22:35:20
ID:mBAsUwRAgU
晴れ(少々曇り)
392 :
アナタ
2025/02/23 22:44:37
ID:9vmGWCe.uk
ルビーの実家、華麗なる一族の屋敷へ。
何度か来た事があるが、やはり少し緊張してしまう。
「まぁ、とても大きな庭ですね〜」
グラスワンダー達が息を呑む。
「ドレスを用意しましたので、ご覧になって下さい」
コスプレ喫茶では本物のドレスを着用する訳ではないが、どのようなものが良いのか参考に出来るだろう。
「おお〜すっごい豪華」
「ですが接客をするには動きにくそうですね」
裾が長かったり装飾が多かったりなど、どうしても動きにくさはある。
「じゃあこれを参考にして、自分達で衣装を作りましょう!」
「自作かー。買うよりも自分達の色が出て良いかもね」
衣装は自作する方向に固まった。
「ルビーさん。このドレス、一回着てみても良いですか?」
「構いませんが、実際の衣装とは異なるのでは?」
「イメージだけでも掴んでおこうと思って!それに、こんな豪華なドレス、なかなか着られませんし」
九人がドレスに着替えている間、別室に連れて行かれた。
「え、俺も!?」
何故かドロワの時のような正装に着替える事になった。
「やはり着替えさせてもらうのは楽で良い。今度作ってみるか」
「並んで並んでーっ!」
カレンチャンの号令で庭に並ぶ。
晴れているが雲は多い。
それでも、豪華なドレス姿のウマ娘達が並んでいると色鮮やかに見える。
「撮るぞー!」
「お撮りいたします」
「あ、どうも」
スマホを預け、画角に入るために走る。
「ふふっ、良い写真ね」
ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は
>>393
(アグネスタキオン・エイシンフラッシュ・グラスワンダー・エルコンドルパサー・カレンチャン・ミスターシービーのいずれか一人)
393 :
アネゴ
2025/02/23 22:46:00
ID:5u/4NYA9vM
グラスワンダー
394 :
貴様
2025/02/24 22:20:33
ID:POwdb9ucog
「今日はよろしくお願いしますね」
「お願いします!グラスさん!」
昨日、ルビーの実家に行った際、グラスワンダーとスカーレットで併走トレーニングをしないかという話になった。
マイルから長距離まで幅広く走れる彼女はスカーレットの併走相手としてぴったりだ。
「今日はマイル、1600mにしよう」
エリザベス女王杯は2200m。
オークスやジャパンカップよりも距離が短い分、スピードが求められる。
「セイちゃんとはまた違う逃げ。こちらも大いに学ばせていただきます!」
内枠にグラスワンダー、外枠にダイワスカーレット。
「スタート!」
「っ!」
スカーレットは若干出遅れてしまった。
1/2バ身後ろからグラスワンダーを追いかける。
外から追い抜かなければならないので、コーナーに入るまでに先頭まで上がっておきたい。
「はぁぁぁっ!」
距離のロスを最小限に抑えたものの、ペースは乱れてしまった。
先頭に立ったスカーレットはさらにペースを上げる。
「マイルとは言え、飛ばし過ぎじゃないか?」
いつも通りの展開は諦め、速いペースで削る作戦に移行するつもりらしい。
「・・・その刃、直線まで切れ味を残せているのでしょうか」
三回の併走で勝ち越したのは
>>395
(ダイワスカーレットまたはグラスワンダー)
395 :
あなた
2025/02/24 22:22:00
ID:gRcUAc66MY
グラスワンダー
396 :
マスター
2025/02/25 22:36:42
ID:lhAOklVLJI
最終直線、スカーレットとグラスワンダーの差は約2バ身。
「くっ」
道中のハイペースにもついてきたグラスワンダー。
ハイペースな展開では前に立つスカーレットはより大きく消耗してしまうが、リードを生み出せる。
そのはずだったが、想定よりもリードは小さかった。
「ぴったりとマークされてる感じだな」
執念でマークし続け、最終直線へ。
「今回はスタミナ負けか」
スカーレットはあっという間に追い抜かれてしまい、グラスワンダーがそのままゴールへ飛び込んだ。
「あーもう!失敗した!グラスさん!もう一回お願いします!」
スカーレットは負けっぱなしではいられない性格。
幸いこれはトレーニング、再挑戦は出来る。
「もちろんですよ。次も勝たせていただきます」
出遅れ、作戦の選択ミス、スタミナ切れによるスピード不足。
一つのミスが次のミスを呼び、敗北に繋がってしまった。
「いや、むしろここで失敗させておいた方が良いのかもな」
スカーレットは優等生で、基本的に何でも出来る。
だからこそ、普段はあまりしない失敗の経験は強くなるために必要なのかもしれない。
「スカーレット、今日はいつもとは違う走り方をしてくれ。色々試してみてほしい」
「いつもと違う走り?それで勝てるの?」
勝つ事は大事。
しかしもっと大事なのはさらにその先の勝利なのだ。
「今日とは限らないけど、絶対に勝てる」
「・・・そう。それなら、やってみるわ」
結局、三回の併走でスカーレットは一度もグラスワンダーに勝てなかった。
ただ、学びは多かった。
「トレーニングを見直してみるか」
ダイワスカーレットに必要なものは
>>397
(心・技・体のいずれか一つ)
397 :
お兄さま
2025/02/25 22:38:00
ID:WA8C1ZTIOM
心
398 :
アンタ
2025/02/26 22:33:36
ID:m3tRmRhWJ.
「二回目はあえて後ろに控えたのか」
「ええ。末脚勝負に重きを置いてみたわ」
スカーレットはグラスワンダーとの併走トレーニングで色々な作戦を試した。
不慣れな作戦で勝利は掴めなかったが、強くなるためには仕方が無い。
「スリップストリームを上手く使えていないな」
「内に寄り過ぎているのかもしれませんね」
撮影していた動画をグラスワンダーも一緒に見て助言をくれる。
「なるほど」
スカーレットは綺麗な字でメモを埋めていく。
「考える事が多いと走りが雑になるみたいだな。姿勢が前傾し過ぎだし、ストライドもバラバラだ」
「やっぱり逃げるのが一番合ってるのかしら」
とは言え、使える作戦が多いに越した事は無い。
「集中力を活かせてないのか?いや、うーん・・・」
強い闘争心の先にある極限の集中。
これがスカーレットの武器だが、今回は発揮出来ていないようだった。
「では、精神力を鍛えるのはいかがでしょうか?心の強さは冷静さを保たせ、余裕を生みます。考える事を増やせるかもしれませんよ?」
メンタルトレーニングはこれまで何度かしてきたが、よりいっそうの強化が必要なのかもしれない。
もしくは、別方向への強化なのか。
「そうだな。心をテーマにしてトレーニングをしてみるよ」
ダイワスカーレットと行う、心を鍛えるトレーニングは
>>399
(心を鍛えられる自由な形式のトレーニング)
399 :
トレぴ
2025/02/26 22:35:00
ID:nJDZCCDzvE
座禅
400 :
トレーナー君
2025/02/27 22:31:52
ID:YRe.3F7cq6
「スカーレット、また座禅をやろう」
「例の精神力を鍛えるトレーニングね」
昨日一日の休養を挟み、その間に今日のトレーニングについて考えてきた。
今回行うのはただの座禅ではない。
ただし、スカーレットにはそれを伏せたままトレーニングをしてもらう。
「目を閉じて」
目を閉じ、自分の世界へ潜るスカーレット。
普段レースで行っているのは一点集中。
深く集中出来るが、その一点が崩れてしまえば脆い。
「すぅ・・・」
呼吸音だけが響くトレーナー室。
スマホで、無線接続したスピーカーから音を流す。
「行けェェェッ!」
「良いぞー!」
「うぉぉぉぉぉっ!」
スカーレットの耳がピンと立った。
しかし座禅は中断しない。
「イナリぃぃっ!」
「カワカミちゃーん!」
「シービー!シービー!」
「ルドルフ様ーっ!」
レースに必ずあるもの、それは応援の声。
静かな環境での集中だけでなく、周囲の音が大きい時に集中する事も重要なのだ。
集中出来る環境の幅を広げ、精神の強度を上げる。
スカーレットを応援する声援を入れなかったのも強度を上げるためだ。
「そこまで!」
肩を軽く叩き、集中の世界から呼び戻す。
「どうだ?深く集中出来たか?」
「いきなりでびっくりしたわよ。正直、いつもよりは集中出来なかったわ」
一回目では多少仕方ない。
「もう一度やらせて」
「今日はダメだ。また明日。毎日トレーニング前に一回ずつやろう」
連続で行うのも集中力が切れて良くない。
ルーティーン化して、少しずつ強化していくべきだろう。
「アタシ、まだまだだったのね」
一緒に座禅をするウマ娘は
>>401
(登場済みのウマ娘一人)
401 :
お前
2025/02/27 22:33:00
ID:fDmTC7PoWQ
メジロマックイーン
402 :
トレぴ
2025/02/28 22:32:42
ID:zn4/jnLoG2
「座禅、ですの?」
トレーニングを手伝いに来てくれたメジロマックイーン。
通常のトレーニング前に行う座禅にも付き合ってもらう事にした。
「マックイーンさん。トレーナーが集中力を乱してくるけど、負けないようにね」
「そ、そうなんですか?分かりましたわ」
座禅を初めて数日、色々な方法でスカーレットの集中に負荷をかけてきた。
「ふぅ・・・はぁ・・・」
二人の呼吸が次第に静かになっていく。
集中が深くなっているようだ。
「そろそろだな」
出来るだけ音を立てないように袋を開ける。
袋の中身はカレー味のスナック菓子。
トレーナー室にカレーの良い匂いが充満する。
スカーレットは一切動じない。
「すー、ふー」
メジロマックイーンの呼吸が乱れる。
尻尾も大きく動いていた。
「うぅ・・・」
「集中だぞ」
メジロマックイーンに言った。
その際、菓子の袋を彼女の顔に近付ける。
「うっ、くっ」
「そこまで!」
時間になったので、終わりの合図を出す。
「今日は結構良い集中が出来たわ」
「何とか耐えられましたわ」
「いや、あんまり耐えられてなかったと思うけど」
とは言え、一緒にトレーニングをしてくれるのはありがたい。
「またいつでも来てくれ。今度はもっとすごいのを用意しておくよ」
「か、考えておきますわ」
コスプレ喫茶の衣装作りを行う人数は
>>403
(4〜9人)
403 :
トレーナー君
2025/02/28 22:46:29
ID:KxkKBxIGAg
8人
404 :
トレーナーさま
2025/03/01 22:40:28
ID:NWBYivQH8Y
エリザベス女王杯に向けてトレーニングを積み重ねる日々。
それと同時に聖蹄祭の準備もしなければならない。
「それでは、衣装作成に取りかかりましょう」
チーム<アルタイル>主催のコスプレ喫茶に参加するウマ娘は九人。
その内、衣装の作成を行うのはアグネスタキオン以外の八人。
「本当にタキオンさんとトレーナーだけに任せて良かったのかしら?」
「良いんじゃない?トレーナーさんがついてるんだし」
スカイは無責任気味に言った。
「私達は衣装の方を頑張って作りましょう」
ベースとなるパーツを組み合わせ、その上から飾り付けを行うため、プロでなくても衣装を作れる。
「へぇー、意外とそれっぽいね」
豪華絢爛な雰囲気は壊さず、接客や調理の邪魔にならないようなデザインにアレンジしていく。
スカートを短くしたり、袖周りをコンパクトにしたりする。
「本物の宝石みたいですね!」
カレンチャンが宝石のようなアクセサリーを見て目を輝かせる。
「ルビーさんなら本物の宝石もいっぱい持ってるんじゃないですかー?」
「いえ、私個人で所有しているのは一つだけです」
ルビーはとあるネックレスの事を思い浮かべた。
「出来た!」
一番に完成させたのはスカーレット。
「勝負服と同じ青を選んだんですね」
「そうなんです!」
「デザインもティアラとよく合っていますね」
エイシンフラッシュ達に褒められ、スカーレットの尻尾が大きく揺れる。
「よーし、カレンも負けてられないぞー!」
アグネスタキオンが作るのは
>>405
(食べ物と飲み物のどちらか)
405 :
トレーナー
2025/03/01 22:42:00
ID:9yZyl0mpCM
飲み物(何か怪しい)
406 :
キミ
2025/03/02 22:21:42
ID:kypTquFAUI
スカーレット達が衣装を作っている間、アグネスタキオンと二人で食事のメニューを考案する事になった。
「君と二人か・・・」
「なんでそっちが嫌そうなんだい?失礼じゃないかね、ンン?」
怪しい実験を繰り返す問題児で、退学処分になりかけた事すらあったらしい。
「ドリンクの試作品はいくつか用意してきた。とりあえず飲んでみてくれたまえ」
「まず、試験管に入ってる事がおかしいと思うんだけど」
手渡されたのは半透明の水色のドリンク。
ソーダのように爽やかな見た目だ。
「さぁ!」
「わ、分かったよ」
勇気を出して一気に飲む。
「な、何だこの味?」
知っている味だが、何味かは分からない。
「サーモンさ」
「うっ」
正解が分かった瞬間、何とも言えない気持ちになった。
「味の感想を出来るだけ細かく点数化して書いてくれ」
手渡された紙に点数を書いていく。
「肉じゃが、チーズケーキ、麻婆豆腐・・・どれも評価が悪いねぇ。君、好き嫌いが多いんじゃないか?スカーレット君の手料理はちゃんと残さず食べているんだろうね?」
「・・・頼むから普通の飲み物を作ってくれないか?」
仮に面白くて美味しいドリンクが出来たとしても、豪華絢爛な雰囲気には合わないだろう。
「なるほど。ならば良い茶葉があるからそれにしよう」
「最初から言ってほしかったよ」
そう言えばアグネスタキオンは紅茶も愛飲していた。
「ともかく、良いデータが集まった。感謝するよ。さぁ!次はフードメニューの方を決めていこうじゃないか!」
フードメニューはあまりアグネスタキオンに関わらせないようにしよう。
コスプレ喫茶でのダイワスカーレットの担当する時間帯は
>>407
(午前または午後)
407 :
トレぴ
2025/03/02 22:22:34
ID:OCE5LOlNJU
午前
408 :
トレーナーさん
2025/03/02 22:23:30
ID:madnQHDm.o
午後
409 :
トレーナー君
2025/03/03 22:47:07
ID:pbj0YRLrAc
ついに聖蹄祭当日。
コスプレ喫茶はまもなくオープンする。
「午前の部の担当はアタシ、フラッシュさん、エルさん、さん、カレン、そしてトレーナーね」
「俺はずっとキッチンにいるから、一人ずつ交代でこっちを手伝ってくれ。その間に他の三人で接客を頼むよ」
最初はエイシンフラッシュとキッチンを回す。
教室の一部を区切ってキッチンにしているが、座席側から様子は見えるようになっている。
「いらっしゃいませ。ようこそお越し下さいました」
スカーレットが礼儀正しくお辞儀する。
ルビーを彷彿とさせるような振る舞いだ。
「わぁ!カワイイ!」
「えっと、アールグレイとマドレーヌで」
「レモンティー、あとパンナコッタ」
フードメニューはスイーツに絞った。
特にエイシンフラッシュがお菓子作りが得意なので、作り方を教わりあらかじめ作っておいたのだ。
スイーツに関してはほとんど出来上がったものを出すだけだが、紅茶の方はその場で淹れている。
410 :
相棒
2025/03/03 22:47:14
ID:pbj0YRLrAc
キッチンは大忙しだった。
「トレーナーさん、タルトを三つお願いします!」
「タルト三つ!はい!」
エイシンフラッシュに従いながらも、自分で考えて動かなければ間に合わない。
それくらいスカーレット達が人気なのだ。
「モンブランでございます」
カレンチャンが黒いドレスの裾を摘んで言った。
「カレンちゃんかっこいい・・・キレイ・・・カワイイ・・・」
「あ、ありがとうございます!あの、エルさん、写真良いですか?」
「もちろん!デー・・・でございます」
しばらくして、キッチンを交代する時間になった。
「Willkommen─こちらのお席へどうぞ」
「わ!フラッシュさん似合ってる!」
大変ではあるがファンは確実に喜んでくれている。
これでこそファン感謝祭だ。
「ファンからの応援は力になるもの。きちんとお返ししないと!」
コスプレ喫茶に来店するのは
>>411
(駿川たづな・乙名史悦子・ライトハローのいずれか一人)
411 :
トレーナーさま
2025/03/03 22:47:30
ID:pnuf4s779U
乙名史悦子
412 :
キミ
2025/03/04 22:29:38
ID:MCeG1OU0Zs
今日はお休み
413 :
アナタ
2025/03/05 22:32:18
ID:4hdzdVwypA
午後の部のメンバーはダイイチルビー、セイウンスカイ、アグネスタキオン、グラスワンダー、ミスターシービー。
「俺は引き続きキッチンにいるよ」
「オッケー、任せるね」
客の数はピークに達していた。
「お待たせ致しました。シフォンケーキです」
ルビーにはやはりドレスが似合っている。
「しゃっ、写真!お、お願いします!」
緑のドレス姿のミスターシービーを写真に収めようとする若い女性客。
ミスターシービーは快諾した。
「あ、ありがとうございました!」
「せっかくだし君も一緒に撮ろうよ」
「え、あ」
嫌がっている訳ではなく、恐れ多くて遠慮しているという感じだった。
ミスターシービーはひらりと後ろに回り込み、画角に入った。
「タキオン様!家宝に致します!」
「君も物好きだねぇ」
サインに応じるアグネスタキオン。
これだけ見ればまともなウマ娘だ。
414 :
貴様
2025/03/05 22:32:24
ID:4hdzdVwypA
「グラスちゃん!ドレスすっごく似合ってるよ!」
「ふふ、ありがとうございます」
同級生も遊びに来ているようだった。
「えっと、セイちゃんは・・・」
スカイは教室の反対側にいた。
「素晴らしいですっ!」
「な、何だ?」
大きな声に驚いたが、知っている声ではあった。
「ただコスプレしているだけでなく、紅茶やスイーツにもこだわっているとは!この催しのために何週間も寝ずに研究したんですよね!もしや修行の旅に出たのでは!?」
「いや、そんなんじゃないですからね?」
スカイは苦笑いを浮かべながら対応している。
熱意に溢れる記者、乙名史悦子さんだ。
「それじゃあ、ごゆっくり〜」
スカイは何とか受け流し、キッチンに避難してきた。
「そうだ、トレーナーさん。トレーナーさんも接客しに行って下さいよ」
「え、俺?」
一応雰囲気を崩さないような衣装は着ているが、予定外だった。
「上手く出来るかな?」
「ま、何とかなりますって〜」
接客する相手は
>>415
(ウマ娘・ヒトのどちらか)
415 :
トレーナーさま
2025/03/05 22:32:52
ID:ReTaPsLzSg
オルフェーヴル
416 :
貴方
2025/03/05 22:33:00
ID:.smHkxy5pg
ウマ娘
417 :
アナタ
2025/03/06 23:16:44
ID:F/AQs9cpC6
「いらっしゃいませ」
やや緊張しながら客を迎え入れる。
ウマ娘の五人組だった。
「王、アッサムはいかがでしょうか」
「うむ」
明らかに一人だけ発しているオーラが違う。
中心にいるのはオルフェーヴル。
暴君として恐れられているが、そのカリスマ性に心酔している生徒も多い。
「そこの」
視線はこちらに向けられていた。
「はい。いかがなされましたか」
「貴様、余を楽しませてみよ。成し遂げられたのなら褒美をやる」
暴君の名に違わぬ、いきなりの無茶ぶり。
しかし、ファンを楽しませるのがこの聖蹄祭の目的。
「ええっと、ではこちらを」
午後の部開始直前にアグネスタキオンから没収しておいた薬品。
それを思い切って飲んだ。
アグネスタキオンが言っていた効能は。
「アタシが一番!」
「ほう」
「こ、声が変わった!?」
一時的に声を変化させる薬。
ダイワスカーレットの声になり、モノマネをしてみたのだ。
「早くトレーニングするわよ!」
オルフェーヴルは大きなリアクションを見せない。
ただ、空気に圧は感じなかった。
「うむ、咄嗟の事にしては悪くない」
オルフェーヴルは宣言する。
「褒美として、貴様のウマ娘に余と共に走る権利を与える」
去り際、臣下のウマ娘がこそっと言い残す。
「競争相手が欲しかっただけだったんでしょうね」
エキシビションレースに出走するウマ娘は
>>418
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビーのいずれか一人)
418 :
あなた
2025/03/06 23:17:20
ID:D7ESZBvInM
ダイワスカーレット
419 :
トレぴ
2025/03/07 22:33:42
ID:6XDo/nEC9.
「なるほど!今日のために華麗なる一族の一員となって作法を学んできたと!」
「えっと、もうそれで良いです」
スカイは相変わらず乙名史さんに絡まれている。
乙名史さんは何を熱心にメモしているのだろう。
「そろそろ閉店時間か」
聖蹄祭はまだ続くが、これから別のイベントが始まるためこのコスプレ喫茶は閉店となる。
「ありがとうございました!」
最後はメンバー全員で集まりフィナーレを迎えた。
「・・・アンタ、声どうしたの?」
「何よ」
スカーレットの真似をして答えたら睨まれた。
調子に乗ってしまっていたかもしれない。
「ごめん。意外と気に入ってたから」
「ふーん」
ドレス風の衣装のまま、次のイベントへ向かう。
「アタシがエキシビションレースに?」
「ああ、オルフェーヴルと走れるぞ」
聖蹄祭は文化的な催しがメインのファン感謝祭。
とは言え、やはりウマ娘とレースは切り離せない。
「エキシビションレースだから好きな衣装で走れるんだって。そのまま走ってみれば?」
スカイが提案する。
せっかく作った衣装、使わないともったいない。
「良いですね!そうします!」
出走するウマ娘は当日、つまり今日決まる。
普段は同じレースで走らないウマ娘とも走れる機会だ。
「どんなレースでも、アタシが一番になるわ!」
「トレーナーさん」
ルビーには見抜かれてしまった。
エキシビションレースの距離は
>>420
(2000m〜3000m)
420 :
アンタ
2025/03/07 22:35:00
ID:OCNdr.aE4w
2200m
421 :
アナタ
2025/03/08 22:34:43
ID:wA.6cphUm2
「皇帝め、余の誘いを拒むとは」
「カイチョーは忙しいみたいだから、代わりにこのボクが王様を倒しちゃうもんね!」
エキシビションレースにはオルフェーヴルのお眼鏡にかなったウマ娘が何人も出走予定だった。
シンボリルドルフの代打はトウカイテイオー。
スカイのトレーニングを手伝ってくれた事もあったか。
「”EXRC”。ネオユニヴァースも”交差”をするよ」
「はぁ、どうして私が・・・」
「わ〜すっごいメンバー!楽しそう〜!」
ネオユニヴァース、アドマイヤベガ、ヴィブロス。
他にも接点のあったウマ娘も何人か出走するらしい。
「2200m右回り。エリザベス女王杯と一緒か」
「全てのレースは王のもの。時期的にエリザベス女王杯には出走なさらないので、ここでやってしまおうという訳なんです」
オルフェーヴルの臣下のウマ娘が教えてくれた。
エリザベス女王杯が目標のスカーレットにはぴったりのエキシビションレース。
もちろん勝ちを狙いたい。
「さぁゲートイン完了」
体操服や勝負服とは違う衣装を身にまとっているウマ娘も多い。
トウカイテイオーは和風、ネオユニヴァースは眼鏡をかけていて、アドマイヤベガは演劇に出ていたのかドレス風の衣装を着ていた。
「スタートを切りました!先頭に立ったのは2番ダイワスカーレット!」
逃げるウマ娘はスカーレットのみ。
すんなり先頭を奪えた。
「これは予行練習。でも、だからこそ!勝たなきゃ!」
ダイワスカーレットの走り方は
>>422
(従来の走り方または新しい走り方)
422 :
貴様
2025/03/08 22:35:30
ID:lJmtLnuRvs
新しい走り方を試す
423 :
マスター
2025/03/09 22:31:39
ID:IutGixvs3Y
「スカーレット、どうするんだ?」
先頭に立ったスカーレットは集団を引っ張っていく。
コーナーに差し掛かった。
「かなり内に寄っていますね」
ルビーも気付いたようだ。
「ああ、内ラチギリギリだ」
当然、コーナーは内に行けば行くほど距離のロスが減る。
ラチに接触するリスクなどを考えれば、多少は離れるのが普通。
スカーレットは少しでもロスを無くすためにそのリスクを覚悟で内を走る事を選んだのだ。
「良いぞ。色々試そう」
エキシビションレースだが、相手はかなりの強者揃い。
ここで通用するかどうかは一つの指標になる。
「よーし!ボクも!」
二番手のトウカイテイオーも真似して内に寄る。
器用な彼女はすぐに慣れたようだった。
「よく出来るわね・・・」
外から追い込むアドマイヤベガはまず取らない作戦だ。
「余に小手先の策で挑むか」
オルフェーヴルは後方で息を潜めている。
まもなく第三コーナー。
京都レース場と違い目立った坂は無いが、コーナーの位置は似ている。
第三コーナーがメジャーな仕掛けどころ。
リードはおよそ3バ身。
「大丈夫、消耗はしてない。ここから!」
一着と二着のウマ娘の着差は
>>424
(2バ身差以内)
424 :
トレぴっぴ
2025/03/09 22:33:00
ID:izM6fBISLE
1バ身差
425 :
あなた
2025/03/10 22:26:31
ID:CMLbz/V/.k
「ふっ!」
スカーレットが加速する。
「はぁぁぁっ!」
トウカイテイオーもほぼ同時に仕掛けた。
「よーし!ぎゅーん!」
ヴィブロスがすぐに反応する。
前の三人と後ろの集団の差が開く。
「”STLT”。ピピピ」
ネオユニヴァースは滑らかなコース取りで中団から抜け出した。
「させないっ!」
アドマイヤベガも大外から飛び出す。
距離のロスはあっても前との差はどんどん縮まっていく。
「だけど、このままならスカーレットが逃げ切れる!」
最終直線はあまり長くない。
スカーレットの仕掛けるタイミングが完璧だったため、後続との差は十分開いている。
「ふ。やはり余の見立てに間違いは無かったな」
自分の眼を一切疑っていないオルフェーヴルだが、エンジンをかけるためにあえて声に出して言った。
圧倒的なプレッシャーを放ち、スカーレットの背を目指して飛び出した。
彼女だけが眩い光を放っているようにさえ錯覚した。
凄まじい末脚で、先頭に迫っていたトウカイテイオー達を抜き去る。
「ええーっ!?」
「っ」
スカーレットはその気配を全身で感じ取り、脚にさらなる力を込める。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
ドレス風の衣装が風を切る。
「ふっ!」
オルフェーヴルがスカーレットの1バ身後ろまで到達した。
「誰が相手でも、譲らない!一番は!譲らない!」
死力を尽くし、リードを守り切った。
「ダイワスカーレット!ダイワスカーレットが一着!」
ゴール後、オルフェーヴルがスカーレットに言った。
「いずれ取り戻す」
エキシビションレース後に食べるものは
>>426
(スイーツ)
426 :
アナタ
2025/03/10 22:27:51
ID:pcAmyDnOD6
花見団子
427 :
貴方
2025/03/11 22:34:59
ID:JRNQytDrIE
「やったわ!トレーナー!」
「ああ!頑張ったなスカーレット!」
エキシビションレースではあるが、今はそんな事は関係ない。
この瞬間の勝利をただ全身全霊で喜ぶ。
「おめでとうスカーレット!でも悔しい!次はボクが勝つからね!」
トウカイテイオーは潔く負けを認めた。
ただ、すぐに前を向いている。
「そうだ!ボク、春がテーマの喫茶店やってたんだ。お団子がいっぱい余ってるから、スカーレットにもあげるね!手作りだよ!」
「良いの!?ありがたくいただくわ!」
コスプレ喫茶では洋菓子しか出していなかったので、スカーレットの目には和菓子がキラキラしたものに見えたのかもしれない。
「団子がそんなに売れ残ったのか?」
人気がありそうなメニューなのに、大量に売れ残るのは不思議だった。
「ううん、いっぱい売れたんだけどね。マックイーンとどっちが多くお団子を作れるか競争してたら作り過ぎちゃって。あはは・・・」
「素晴らしいですっ!レースのみならずお団子作りでもライバルとの切磋琢磨をしているとは!互いに高め合い、最高のお団子を作り上げたのですね!」
いつの間にか乙名史さんがトウカイテイオーの間近に迫っていた。
「あ、ははー、記者さんもお団子食べる?」
こうしてトウカイテイオー達に花見団子を分けてもらった。
串に刺さった三色の団子はまるで和菓子屋のような高い完成度だった。
「見た目も味もちゃんとしてるね〜」
「お店の雰囲気にもよく合っていますね」
桜のように飾り付けられた店内で食べると秋なのに花見気分を味わえた。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>428
(自由な形式)
428 :
お兄さま
2025/03/11 22:36:00
ID:oSOpQgg2D2
うさぎ跳び(階段)
429 :
トレーナーさん
2025/03/12 22:29:27
ID:dgJwlmIVlE
聖蹄祭の二日後、トレーニングを再開する。
「今日はVRウマレーターを使ってトレーニングをするぞ」
「こっちでは出来ないトレーニングなの?」
非現実の世界ならではのトレーニングを実現出来るのがVRウマレーターの強み。
肉体へのフィードバックがあるため、ゲーム感覚でありながらきちんとトレーニング効果もある。
「ああ。ゴドルフィンさんにおすすめされたモードを試してみようと思って」
早速、VR世界にダイブする。
「いらっしゃい〜。ラビットワールドへようこそ」
サポートAI、三女神の一人ゴドルフィンバルブさん。
大海のような愛情でウマ娘やトレーナーをサポートしてくれる。
「ラビットワールド?」
「そう。ここでは、誰もがうさぎみたいにぴょんぴょん跳ねられるのよ」
スカーレットは試しにその場でジャンプしてみる。
「きゃっ!?高っ!?」
軽くジャンプしただけで3m近く飛び上がった。
着地の負荷も少なく、連続での跳躍も簡単だ。
「この状態でトレーニングすれば、跳ねるように走れるようになるかもしれない」
「面白そうね!早速やってみましょ!」
いつものように坂路を走ってみたり、ダートを走ってみたり。
前にすいすい進む感覚をスカーレットは楽しんでいる。
「よし、次は階段だ!」
両脚で一気にジャンプし、階段を15段飛ばしで登っていく。
「楽しいけど、うさぎっていうよりカエルね・・・」
うさぎ状態でする遊びは
>>430
(スポーツや子供の遊び)
430 :
トレーナー君
2025/03/12 22:30:30
ID:06Nk2.O0v6
鬼ごっこ
431 :
トレ公
2025/03/13 22:30:30
ID:Oi5nAgGAf.
「さぁ、次は鬼ごっこで遊びましょう。皆、手伝ってくれる?」
「な、何!?」
色々な方向から物音が聞こえてくる。
「わ、動物がいっぱい!」
近くの草むらから犬や猫、鹿など様々な動物が現れた。
中にはカンガルーやカピバラもいる。
「最初の鬼はスカーレットちゃんよ。10秒経ったらスタートしてちょうだいね」
「分かりました!」
「よし!俺も頑張るぞ!」
ウマ娘のようなパワーは無いが、跳躍力だけは強化されている。
上手く使えばウマ娘相手でも戦えるかもしれない。
「・・・きゅーう、じゅーう!」
スカーレットが走り出した。
頭上には鬼である事を示す光の柱が伸びている。
公園のような自然豊かなフィールドには、草木や高低差があり、単純なスピード勝負とはいかない。
最初のターゲットは鹿。
スカーレットは木の上に飛び乗り、枝を渡って鹿を追いかけていく。
「捕まえた!」
鹿に向かって急降下し、タッチした。
光の柱が鹿に移る。
「うわっ!?来た!」
鹿に追われるが、大ジャンプでかわす。
代わりに猫がタッチされた。
「グリマルキンが鬼になっちゃったの?」
ゴドルフィンさんが猫に触れてしまう。
「あらあら〜、つい癖で触っちゃったわね」
ほんの一瞬、ゴドルフィンさんの目が鋭くなった。
「それじゃあ、早くタッチしないとね〜」
爆発的な加速でスカーレットに迫る。
「なっ!?こっち来てる!?」
スカーレットはジャンプで高い場所へと逃げていく。
「やるからには本気よ〜」
最後に鬼になっていたのは
>>432
(ダイワスカーレット・ゴドルフィンバルブ・トレーナーのいずれか)
432 :
トレーナー君
2025/03/13 22:35:00
ID:V5.V.zoqMo
ゴドルフィンバルブ
433 :
トレーナーさん
2025/03/14 22:32:47
ID:15ZNtcM31Q
「うふふ〜」
「はっ!たっ!」
スカーレットは高くジャンプし、壁を蹴って反転する。
ゴドルフィンさんは素早く切り返して下から追う。
「すごい戦いだ・・・」
もはや一対一の追いかけっこ。
間に入り込む余地は無い。
「皆〜!お願いね〜!」
ゴドルフィンさんの呼びかけに応じ、動物達がスカーレットの行先を阻む。
「ちょっ!?ズルくない!?」
飛びかかる犬を受け流し、カピバラの突進を飛び越え、カンガルーのキックを受け止めた。
その間に、ゴドルフィンさんが一気に距離を詰める。
「さ、させないぞ!」
無謀だとは思ったが、スカーレットを庇うように前に立ち塞がる。
「トレーナー!」
「愛、ね。でも!」
空中で前転しながら飛び越えられてしまった。
その時。
ピピピピピピ!
VR空間内にタイマーの音が鳴り響いた。
「あら、ここまでみたいね。残念」
アタマ差くらいの距離までスカーレットに接近していたが、時間切れのためタッチは出来なかった。
「ふぅ、逃げ切れたわね。トレーナーのおかげよ、ありがとね」
「そうね。お邪魔さえされなければタッチ出来ていたんだけれど」
「あはは・・・」
自分も動物を使ってスカーレットの妨害をしていたという事は棚に上げているらしい。
「でも、負けは負けよね。はい、ご褒美よ」
スカーレットが手渡されたのは猫じゃらしなどのおもちゃ。
「好きなだけ可愛がってあげてね〜」
「わぁっ!」
スカーレットは動物に囲まれて幸せそうだ。
「トレーナーさんはわたしを可愛がってみる?」
「え」
「ふふ、冗談よ」
そう言って、ゴドルフィンさんも動物達の方へ行ってしまった。
うさぎのようなジャンプ力を活用した鬼ごっこは良いトレーニングとなった。
ダイワスカーレットと出かけるウマ娘は
>>434
(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
434 :
トレーナー
2025/03/14 22:33:10
ID:u.u9.qKlLw
セイウンスカイ
435 :
トレーナーさん
2025/03/15 22:35:38
ID:th794eoB1k
「それで、動物達と触れ合えたんですよ」
「良いね〜、羨ましい〜」
スカーレットはスカイと並んで歩きながら話す。
二人が向かっているのは釣り堀。
一定の範囲内に確実に魚がいるため、初心者でも比較的釣りやすい。
「この辺りにしよっか」
スカーレットはレンタルした竿の握り心地を確かめる。
「今回の狙いは真鯛。秋は鱗が赤くなるから紅葉鯛って呼ばれる事もあるんだよ」
「へぇー!そうなんですね!」
スカイは早速竿を振る。
ルアーが水の中で本物の魚のように泳いでいる。
「アタシも!」
「おっ、結構上手いんじゃない?」
スカーレットの動きは悪くなかった。
スカイをお手本にしていたからだろう。
「さ、何匹釣れるかな〜?」
二人で釣った真鯛の数は
>>436
(1〜8匹)
436 :
使い魔
2025/03/15 22:36:30
ID:oa5LzOa8tU
8匹
437 :
使い魔
2025/03/16 22:29:25
ID:He8NHdZ85I
「来た来たー!」
スカイの竿が強くしなる。
「あ!見えてきてる!」
魚影が次第に鮮明になっていく。
「とやぁっ!」
豪快に竿を振り上げた。
大きな真鯛が舞う。
「おおーこれはなかなかの大物だね」
「すごいですスカイさん!もう五匹目ですよ!」
「ふっふー!」
スカイは胸を張った。
「アタシも負けてられない!」
スカーレットも二匹釣り上げてはいるが、どちらもかなり小さかった。
「そうそう、その調子」
スカイが隣でコツを教えていた事もあり、スカーレットの動きはよりいっそう洗練されていた。
「あっ、来た!」
これまでよりも重い感覚。
糸が強く引っ張られている。
「くっ」
ウマ娘のパワーでも、魚の力強さは感じる。
「今!」
タイミングを見計らい、的確に糸を巻いていく。
「見えてきた見えてきた!」
スカイがタモを構える。
赤い魚影が前後左右に激しく動き回る。
「負けないんだから!」
スカーレットは懸命に戦う。
「はぁぁぁっ!」
一気に強く引き、今日一番の大物を空中に引き上げる。
すかさずスカイがそれをすくいとった。
「やった!」
「おめでとうスカーレット。いや〜こりゃ完敗だ〜」
合計八匹、二人で真鯛を釣り上げた。
数ではスカイ、大きさではスカーレットが勝っていた。
「楽しかったです!」
「それなら良かった。あ、記念に写真撮っとく?」
大きな真鯛二匹を持ち帰る事にした。
鯛を持って満足げに笑うスカーレットの写真を見て、スカイもまた満足した。
ダイイチルビーと出かける場所は
>>438
(施設)
438 :
お姉さま
2025/03/16 22:30:30
ID:vLSB3//y4w
ビリヤード場
439 :
トレ公
2025/03/17 22:29:54
ID:6CHZmFzcc.
今日はお休み
440 :
お姉ちゃん
2025/03/18 22:35:21
ID:Sl7JljHvXQ
今日はルビーと出かける約束をしていた。
ルビーを連れてきたのはビリヤード場だ。
「こういった場所にはよくいらっしゃるのですか?」
「いや、この前トレーナー仲間に教わったんだ。面白そうだし、一度来てみようかなって」
ただ、一人で来るには少しハードルが高く感じていたので、ルビーがついて来てくれて助かった。
「ルールは分かるか?」
「はい、嗜みとして一通りは存じております」
今回はスタンダードなナインボールではなく、シンプルかつ奥深いエイトボールをプレイする事にした。
自分のグループボールであれば番号に関係なくポケットして良い。
シュートというビリヤードの醍醐味を感じやすいルールだ。
「では、参ります」
ルビーがキューを構える。
美しい構えからはビリヤード経験の豊富さを感じさせた。
ブレイクショットが心地良い音を響かせる。
「3番か。じゃあルビーがローで俺がハイだな」
グループを決め、プレイを開始する。
「やるからには勝つぞ!」
勝利したのは
>>441
(ダイイチルビーまたはトレーナー)
441 :
あなた
2025/03/18 22:36:00
ID:oIFdD61Ubg
ダイイチルビー
442 :
大将
2025/03/19 22:26:26
ID:mservjHPSw
「よっ!」
手球が14番ボールを弾く。
一度跳ね返り、コーナーポケットに向かっていく。
「ああっ!?惜しい!」
角度が良くなかったのか、あと少しのところでポケットに入らなかった。
対するルビーは、次々と華麗にポケットしていく。
「またルビーの勝ちかー!やっぱり上手いな」
流石に経験の差があり、何回やってもルビーに勝つ事は出来なかった。
「よろしければコツをお教えしましょう」
「ありがとう!是非お願いするよ」
構え方や狙うボールの選び方を教えてもらう。
「もう少しキューを寝かせるように」
ルビーの小さな手に触れられる。
普段は教える側だが、こうやって教えられるのも楽しさがある。
「このくらいで・・・はっ!」
ルビーに教わった事を生かし、改めてプレイしてみる。
「おおっ!入った!」
「喜ぶにはまだ早いかと。さらなる研鑽を積めば、より高度なショットが打てるようになります」
今はまだ基本が出来るようになっただけ。
ルビーに並び立つには足りていない。
「頑張って、ルビーの相手に相応しい実力を手に入れてみせるよ」
「・・・はい。お待ちしております」
ルビーと楽しく休日を過ごす事が出来たのだった。
ダイワスカーレット達と行うトレーニングは
>>443
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
443 :
トレーナーさん
2025/03/19 22:29:30
ID:zYuGTJ6tIA
賢さ
444 :
使い魔
2025/03/20 22:25:30
ID:tj7Eiat2co
エリザベス女王杯はもう目前。
今日はレース本番に向けて最終作戦会議を行う事にした。
「今回もカワカミプリンセスが出てくる。分かってるとは思うけど強敵だ」
「ええ。・・・本当は、宝塚記念だって負けてたもの」
宝塚記念、最初にゴールしたのはカワカミプリンセスだった。
ミスターシービーの進路を妨害したとして降着処分になってしまったが、カワカミプリンセスが強かった事には変わりない。
「結局、どう走るつもりなんです?これまで通り逃げるか、温存出来る先行策を取るか、それとも完全に別の作戦にするのか」
スカイが言った。
先頭を維持し続けるこれまでの作戦は十分有効だったが、それなりに欠点もある。
後ろのウマ娘の気配を察知し前後で競り合うこの作戦は、分かっていても対応出来ない場合に弱い。
抜かされると思ってから加速しても、爆発的な末脚で差し切るタイプのウマ娘には太刀打ち出来ないのだ。
「スカーレット、君はどうしたい?」
まずは本人の意思を確認する。
445 :
お兄ちゃん
2025/03/20 22:25:36
ID:tj7Eiat2co
「アタシは・・・やっぱりこのまま先頭をキープし続けるやり方が良いと思うわ。色々試したけど、やっぱりどれもしっくりこなくて」
聖蹄祭でのエキシビションレース以降、様々な走り方を試してみた。
スカーレットの場合、やはり前方につけるのがベストだった。
「それなら、作戦はそのままにしよう」
「ですが、このままでは現状を打破出来ません」
ルビーの言う通りだ。
スカーレットが目指す一番には、現状維持では到底届かないだろう。
「ああ。だから同じ走りでも、最適化していこう」
「最適化?」
「極限までロスを減らして、最後まで全力を出し切る。これが出来ればきっとスカーレットはもっと強くなれる」
完璧な走り。
今の走りをその高みにまで到達させるのだ。
「つまり、この走りを極めるって事ね。分かったわ。本番までに仕上げてあげる!」
エリザベス女王杯当日の天気は
>>446
(晴れ・曇り・雨のいずれか)
446 :
あなた
2025/03/20 22:26:00
ID:j9YQqMoN5Y
晴れ
447 :
トレぴ
2025/03/21 22:31:45
ID:HjWLvwAtsc
「コーナーに入るのと同時に腕の振り方を変えるんだ」
「分かったわ。もう一本行ってくる!」
エリザベス女王杯まで時間は無い。
ひたすらに微調整と最適化を行う。
何度も繰り返し、身体に覚え込ませる。
「呼吸のリズムを乱さないように」
「はいっ!」
ルビーが常にスカーレットの後ろからアドバイスをする。
「そうそう、こういうパターンの時は・・・」
スカイは様々なレース展開を想定した走りをスカーレットに教える。
「よし!ベストタイム更新だ!」
「やった!」
スカーレットの走りは完璧なものに近付いてきている。
「今日はここまでにしておこう」
エリザベス女王杯前、最後のトレーニングを終えた。
疲労を残さないように軽いメニューにしつつ、感覚を再確認しておく。
「さぁついにやって来ました!ティアラ路線のウマ娘達が集う大舞台、エリザベス女王杯!」
京都レース場は雲一つ無い快晴。
空のように晴れ渡った気持ちで走れるだろう。
「勝つわ。一番になるために!」
ダイワスカーレットの枠順は
>>448
(1〜18番)
448 :
トレぴ
2025/03/21 22:32:30
ID:NmnRiv4mrA
2番
449 :
マスター
2025/03/22 22:30:17
ID:vT3JoZyZ7M
「スカーレットさん、今日はよろしくお願いしますわ」
「こちらこそ」
今年カワカミプリンセスと当たるのはおそらく最後。
決着をつける時だ。
「一番人気はこの娘、2番ダイワスカーレット」
「いつも通り逃げるなら内枠が有利に働きますね」
1枠2番なので早く内に寄れる。
ここでもロスを減らせるのはラッキーだ。
「スカーレットーっ!今日も勝ってくれよーっ!」
「全力で応援するからねー!」
スカーレットを応援するファンの数は非常に多い。
レースでの活躍だけでなく、グランドライブ計画への参加もファン獲得の要因だろう。
「カワカミちゃーん!」
「信じてるぞー!」
宝塚記念後、世間から批判されていたカワカミプリンセスだが、今は応援の声で溢れている。
「夏の告知ライブのおかげなのかな」
ミスターシービーを含めた三人で告知ライブを大いに盛り上げた。
モヤモヤが晴らされたのは本人達だけでなく、ファン達もだった。
「さぁ、各ウマ娘がゲートに入ります」
スカーレットは一番最初にゲートインした。
逆に、カワカミプリンセスがゲートインしたのは最後。
祈るように目を閉じてからまっすぐ前を向き直した。
「今、スタートを切りました!」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセス、宿命のライバル同士の決戦が始まった。
ダイワスカーレットの他に逃げるウマ娘は
>>450
(0〜4人)
450 :
アナタ
2025/03/22 22:31:30
ID:iFxC5Ifbgc
0人
451 :
貴方
2025/03/23 22:26:59
ID:.GDiq6AKKk
「ダイワスカーレットが先頭に立つ!」
すんなり先頭に立った。
他に逃げるウマ娘はいないようだ。
「単独の逃げならペースは握れますね」
「ですが、スカーレットさんはいつも通りの自分のペースを貫くでしょう」
スカイとは異なり、スカーレットは作戦を臨機応変に変える事はしない。
逆に、一つの走りを極めたのだ。
「4番カワカミプリンセスは中団。良い位置につけました」
パワフルな走りが目立つカワカミプリンセスだが、序盤中盤の位置取りやペース配分も上手い。
彼女も最初から上手かった訳ではなく、これは成長した結果なのだ。
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスは切磋琢磨して強くなっている。
「ペースは平均くらいか。悪くないな」
およそレース中間地点、スタートから1200m。
このレースは2200m。
オークスやジャパンカップよりは短いが、スタミナはそれなりに必要だ。
ハイペースな展開だと逃げるウマ娘はバテやすくなり不利。
平均ペースで進むだけで十分アドバンテージになりうる。
「他に逃げるウマ娘がいたらペースが早くなってたかもしれませんし、ラッキーでしたね」
「ああ。走りにも無駄が無い。スタミナ面は大丈夫だと思う」
コーナリングにも磨きがかかっており、体力は浪費していない。
「ここからが正念場です」
先に仕掛けたのは
>>452
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス・同時も可)
452 :
キミ
2025/03/23 22:28:59
ID:UObxP7Wq9Q
カワカミプリンセス
453 :
あなた
2025/03/24 22:18:56
ID:fX4EFG2AJQ
レースは後半、スカーレットはペースを上げた。
前半は出来るだけ無駄を無くしてスタミナを温存する。
そして後半からペースを上げてリードを確保する。
これがあらかじめ立てていた作戦だった。
「予定通りだな」
「最終直線までに、カワカミとの差はしっかり広げておきたいですね」
ペースアップしてスタミナ勝負に持ち込んだ事により、前方のウマ娘達の末脚は鈍くなっているだろう。
問題は後ろに控えているウマ娘、特にカワカミプリンセス。
スタミナを温存出来ている分、末脚のキレが衰えていないのだ。
「とにかく、リードを作る!」
スカーレットは内ラチギリギリを走る。
強い踏み込みは多少の段差も気にしない。
重心を絶妙に調整しているので接触もしない。
「ダイワスカーレット!ぐんぐん伸びていく!しかしここで!」
下り坂、カワカミプリンセスが仕掛けた。
広がっていた差が縮まっていく。
「カワカミプリンセス!カワカミプリンセスだーっ!」
外から前を狙って追い上げるカワカミプリンセス。
それを察知したスカーレットはさらにスピードを上げる。
「前が塞がれています」
カワカミプリンセスの前のウマ娘数人が垂れて外に広がっている。
カワカミプリンセスからすれば前が壁になりブロックされている状態だ。
「なんのーっ!姫たるもの、決して恐れませんわ!」
進路を変えず壁の真ん中を突き抜ける。
宝塚記念の時は進路妨害で降着になったが、そのトラウマは克服しているようだった。
「カワカミーッ!良いぞーっ!」
カワカミプリンセスのトレーナーが少し離れた席から叫んでいた。
「スカーレットォォォッ!逃げ切れぇぇぇっ!」
一着になったウマ娘は
>>454
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス)
454 :
貴方
2025/03/24 22:20:00
ID:PihkBGgCTg
ダイワスカーレット
455 :
お姉さま
2025/03/25 22:23:48
ID:h9pZ4ne.KE
スカーレットは最内をすごい速度で回っていく。
当たり前だが、走る距離が短い方が早くゴール出来る。
「最終直線を先頭で駆け抜けるのは2番ダイワスカーレット!4バ身離れて5番!その内から11番!そして大外から12番のカワカミプリンセスぅぅぅぅっ!」
「らああああああああああっ!」
芝を抉り取りながらカワカミプリンセスが飛んでくる。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
これまでやれる事は全てやってきた。
スカーレットは決して努力を怠らない。
努力は勝利に近付くための力になる。
「出し切れぇぇぇぇっ!」
カワカミプリンセスとの差はもう2バ身も無い。
凄まじい気迫と気迫のぶつかり合い。
「残り100!カワカミプリンセス!並ぶか!?」
スカーレットの速度は落ちていない。
カワカミプリンセスがとにかく速いのだ。
「負けない!負けない!絶対にっ!勝つ!」
死力を尽くし、僅かな距離を駆け抜ける。
二人はほとんど並んでいるように見えた。
「ダイワスカーレット!カワカミプリンセス!ダイワスカーレット!カワカミプリンセス!最後まで分からないぞ!」
「おおおおおおおおおおっ!」
「勝ったのは・・・」
ゴールの瞬間、歓声が巻き起こる。
「勝ったのは・・・ダイワスカーレット!ダイワスカーレットが正真正銘、カワカミプリンセスに勝利したーっ!」
ダイワスカーレットの疲労度は
>>456
(75〜95%)
456 :
ダンナ
2025/03/25 22:25:00
ID:nYKn8oN/06
95%
457 :
マスター
2025/03/26 22:26:51
ID:cVeDa6NhnU
「はぁ、はぁ、勝った。勝った!」
スカーレットは空を仰ぎ、勝利を叫ぶ。
「スカーレット!スカーレット!」
観客席を飛び出し、スカーレットの元へ急ぐ。
「アタマ差での勝利!カワカミプリンセスとの接戦を制しました!見事な逃げ切り!」
「トレーナー!」
スカーレットが駆け寄ってくる。
だが、疲労のせいか上手く歩けないようだった。
「無理に動かないで良い!そこで待っててくれ!」
こちらからスカーレットの元へ行き、身体を支える。
「全部出し切ったんだな」
「ええ。でも、だから、勝てたわ」
こんな状態で走れていたのが不思議だが、それがスカーレットの強さの秘訣なのかもしれない。
「ありがとうね」
「こちらこそ」
少し離れた場所では、カワカミプリンセスが同じようにトレーナーに身体を支えられていた。
「スカーレットさん、私の完敗ですわね」
「カワカミ先輩・・・」
「ですが、後悔はありませんわ!私は全力でしたもの。全力の私をメッタメタにぶちのめした貴方は、まさしく女王!ですわね」
「女王の座は君達に譲るよ。姫は譲れないけどね」
そう言って、二人は去っていった。
「俺達も戻ろうか」
歓声を浴びながらゆっくりの歩く。
「スカーレットーッ!すごかったぞー!」
「最高のレースだったー!」
全身全霊、全ての力を振り絞ってスカーレットはエリザベス女王杯を勝利した。
新たな女王の誕生を皆が祝福していた。
ウイニングライブに参加する人数は
>>458
(1人・2人・18人のいずれか)
458 :
ダンナ
2025/03/26 22:27:20
ID:UAkBboLZG2
18人
459 :
キミ
2025/03/27 22:39:03
ID:3ysaFIbKWI
「ウイニングライブまではとにかく身体を休める事を優先しよう」
「そのつもりよ。どっちにしても動けないし」
無駄を極限まで無くした完璧な走りを見せたスカーレット。
それでも身体にはかなりのダメージがあった。
それだけカワカミプリンセスとの戦いが激しかったのだ。
「サボっちゃえば良いんじゃない?ボロボロの身体じゃ良いパフォーマンスは出来ないしさ」
スカイは伸びをしながら言った。
スカイなりにスカーレットを心配しているのだろう。
「それは・・・出来ません。アタシを応援してくれたファンの人達にはがっかりしてほしくないので」
「そっか。いや〜スカーレットってば真面目だね〜」
応援はウマ娘の力となる。
ウイニングライブは応援への感謝の気持ちを伝える場なのだ。
「今回は全員でパフォーマンスするみたいだな」
稀に、上位三人や一着のウマ娘一人だけで行われるウイニングライブもある。
今回のレースはスカーレットとカワカミプリンセスの二強状態だったが、だからと言って三着以下のウマ娘の走りが無意味だった訳ではない。
たとえ負けたとしても、ウイニングライブで応援に応える機会はあって良いはずだ。
「そろそろね」
「体調はいかがですか?」
「大丈夫です。何とか動けます」
こうしてウイニングライブが始まった。
「ここで今輝きたい いつでも頑張る君から変わってくよ」
正直、スカーレットのパフォーマンスは万全ではなかった。
それでも、必死に身体を動かす姿にファンは魅了されていた。
「夢は続いてく」
勝ったウマ娘も、負けたウマ娘も、出走した全員で作った素晴らしいウイニングライブとなった。
ダイワスカーレットの休養は
>>460
(2〜7日)
460 :
お兄ちゃん
2025/03/27 22:40:00
ID:x.SelAlLw2
5日
461 :
あなた
2025/03/28 22:19:12
ID:fd0EXxOdhA
「day by day さあ 進もうmyway」
ウイニングライブの映像を見返す。
18人が織り成すステージはやはり壮観だ。
「疲労困憊でも良い笑顔ですね。何と言うか、パフォーマンスにプロ意識を感じます」
「グランドライブ計画に参加したおかげです。ファンからの応援をより意識出来たので、走りにも良い影響が出たんだと思います」
今日はライトハローが学園に来ていた。
エリザベス女王杯も中継で見てくれていたようで、レースについて直接話に来てくれた。
その流れで一緒にライブの映像を鑑賞していたのだ。
「スカーレットさんはお休み中ですか?」
「はい。かなり疲れが溜まってたので少なくともあと三日くらいは休ませるつもりです」
移動があった昨日も含め、五日間の休養を取ってもらう事にした。
次の目標は、前から決めていた有馬記念。
あまり期間は残されていないので、疲労は一度リセットしておきたい。
「それなら、何か差し入れを持っていきますね!美味しいものを食べればすぐに元気になるはずですから!」
ハローさんは明日また来て差し入れをしてくれるそうだ。
「俺も何かご褒美を考えておかないとな」
レースを頑張ってくれたので、彼女の好きなものを買ったり好きな場所へ連れていったりしよう。
「有馬記念はさらに激しいレースになる。しっかり元気をチャージしてもらわないと」
ライトハローがダイワスカーレットに差し入れたものは
>>462
(持ち運びが出来る食べ物)
462 :
アンタ
2025/03/28 22:20:30
ID:VBH2WVwomA
羊羹
463 :
お兄ちゃん
2025/03/29 22:31:26
ID:VjQlHBeTuY
栗東寮、ダイワスカーレットは自室で身体を休めていた。
「スカーレットさん」
ドアがノックされた。
「はーい!」
「俺が出るから寝てな」
ウオッカが代わりに対応する。
ドアを開けると、そこにいたのはライトハローだった。
「お、ハローさん!どうしたんすか?」
「スカーレットさんに差し入れをと思いまして」
「ありがとうございます!あ、入って下さい!」
部屋の中に招き入れる。
「スカーレットさん!レースお疲れ様でした!あ、どうぞそのままで」
「ありがとうございます」
スカーレットはベッドから上半身だけを起こして話す。
「こちら、羊羹です。よろしければ」
「わ!勝餡屋の羊羹!一度食べてみたかったんです!」
スカーレット達はしばらくレースやライブについて語り合う。
「すみません、すっかり長居してしまって」
「いえ、お話出来て楽しかったです!」
話をした事でかえって元気になったようだ。
「羊羹、美味しかったわね」
「緑茶があればもっと良かったんだけどな」
スカーレットの好みで、置いてあるのはほとんど紅茶と麦茶。
和菓子に合う緑茶が無かった事が若干の心残りとなっていた。
「それなら、そのうち買いに行きましょ。羊羹の方はトレーナーにでも買ってもらうわ」
「お前、トレーナーなら何でもやってくれるって思ってねーか?」
「当たり前じゃない。アタシのトレーナーだもの」
ウオッカは苦笑いをした。
トレーナーが出演するテレビ番組は
>>464
(生放送または収録)
464 :
相棒
2025/03/29 22:32:05
ID:y17QZwpRr6
生放送
465 :
アンタ
2025/03/29 22:32:30
ID:wTauOOT80A
グリーンチャンネルの競バ中継
466 :
あなた
2025/03/30 22:29:37
ID:TAcayCebkw
スカーレットの休養中、テレビ番組に一人で出演する事になった。
お昼の生放送で、トゥインクルシリーズについてトークをするコーナーのゲストとして出る。
「チーム<アルタイル>のご活躍はトレーナーさんの手腕あってこそだと思います。何か特別なご指導などをされているのでしょうか?」
「まず、チームの成績が良いのはウマ娘達の頑張りのおかげです。私はトレーナーとして、その手助けをしているだけなんです」
質問の答えの方も考える。
台本の無い自由なトークが特徴のコーナーなので、その場で考えて発言する緊張感がある。
「えっと、特別な指導をしているかとの事ですが、特別かはさておき変わったトレーニングは色々と取り入れています。座禅や登山はよく行っていますね」
「座禅!確かに集中力を伸ばせそうですね!登山も景色を楽しみながら足腰を鍛えられますし、良いですね」
司会者が話を広げてくれるので、詰まらずに話を進められた。
「最後に、今後の目標をお聞かせ下さい!」
「はい。ダイワスカーレットと共に、有馬記念を必ず勝利します!」
生放送、全国に向けて宣言する。
後戻りは出来ないが、この宣言を撤回するつもりは毛頭無い。
「スカーレット、必ず君を一番にする」
ダイワスカーレットと次にトレーニングを行う場所は
>>467
(プールまたはダートコース)
467 :
ダンナ
2025/03/30 22:30:00
ID:0AZ7YbNj5Q
プール
468 :
トレぴっぴ
2025/03/31 22:31:33
ID:pA7OS7fzlY
「昨日の生放送、結構反響あったみたいですね〜」
スカイがソファに寝転がりながら言った。
「トレーナーさんの献身に応えられるように精進しなければなりませんね」
スカーレットは今日まで休養。
ルビーとスカイとトレーニングをする予定だ。
「早くトレーニングしましょ!待ちきれないわ!」
スカーレットがドアを勢い良く開け放った。
「スカーレット、今日は休みだって言ってたと思うけど」
休養する日数はある程度計算して決めている。
その時の気分で予定を変えられては困る。
「もうすっかり元気になったわ!むしろ、これ以上休んだら身体が鈍っちゃうわよ!」
本人にしか分からないコンディションの違いもあるが、やはり根拠も欲しい。
「じゃあちょっと確かめてみようか」
マッサージやストレッチで身体に残っているダメージを確認する。
「うーん、確かに状態は良さそうだ。これならトレーニングも大丈夫そうかな」
「ほら、言ったでしょ?」
「ですが、事前にトレーナーさんに連絡を入れておくべきです。既に予定は決まっていたのですから」
「はい・・・」
ルビーに注意され、スカーレットの耳が垂れ下がる。
「まぁまぁ。セイちゃんは別にメニューが変わっても良いですよ〜」
「分かった。それならプールトレーニングにしよう」
「やっぱり無しで」
泳ぐと分かった瞬間態度が変わったスカイを何とか連れて行く。
プールでのトレーニングを選んだのは、脚への負荷が少ないから。
まずは軽めのメニューからトレーニングに復帰してもらう事にした。
「それで、何をするの?」
プールで行うトレーニングは
>>469
(プールを使って出来る遊び)
469 :
トレぴっぴ
2025/03/31 22:32:31
ID:4XIh2A7NgA
水球
470 :
お前
2025/04/01 22:40:42
ID:TVDaWILXE6
「水球をやろう。ただ泳ぐよりも色んな動きが出来て楽しいぞ」
水中の格闘技とも呼ばれるスポーツ。
プールの底に足をつけてはいけないため、常に立ち泳ぎをしていなければならない。
スタミナを鍛えるにはうってつけだ。
スカーレットに負荷をかけ過ぎないように、時間は短めに取る。
「普通はもっと大人数でやる競技だけど、今日は少人数でも出来るようなルールにしよう」
二対二で、ゴールキーパーは無し。
ボールを奪い合う事に重きを置いたルールにした。
「俺とルビー、スカイとスカーレットで対決だ」
「セイちゃんの分まで頑張ってね〜」
いつの間に用意していたのか、スカイは両腕に子供用の浮き輪を通している。
逆にプレイしづらそうな気もする。
「容赦はしません」
ルビーはスカーレットが持つボールに手を伸ばす。
泳ぎながらボールを守る。
身体の接触もあるが、互いに力負けはしていない。
「スカイさん!」
スカーレットがスカイにパスを出す。
スカイはバタ足で何とかボールにたどり着く。
「先へは行かせない!」
スカイの行く手を阻む。
このままボールも奪いたい。
「はあっ!」
「ちょっ!?」
ボールを奪おうとするが、慌てたスカイの肘が顔に突き刺さる。
「と、トレーナー!?大丈夫!?」
「なん、とか」
痛みはあるが傷などは無い。
その後もプレイは続行した。
「アタシ達の勝ちね!」
遊び感覚でトレーニングをしつつ、効果的にスタミナを鍛えられた。
ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は
>>471
(登場済みのウマ娘一人)
471 :
トレーナーさま
2025/04/01 22:41:00
ID:f3salapQqY
アドマイヤベガ
472 :
アナタ
2025/04/02 22:36:42
ID:uqOJZ6hRBQ
スカーレットのコンディションも良くなってきたので、トレーニングの強度を上げていく。
「はっ!」
ダートコースを力強く駆けていく。
「良いぞ。一定のペースをキープ出来てる」
安定した走りは余計なスタミナ消費を抑えられる。
「調子が良いみたいね」
トレーニングを見ていたらしいアドマイヤベガが話しかけてきた。
「ああ。有馬記念にはもっと良い仕上がりになるよ」
「そう。・・・私も一緒に走って良いかしら」
「もちろん!おーい!スカーレットーっ!」
アドマイヤベガが併走してくれる事になった。
チームメンバー以外との合同トレーニングは良い経験になる。
「はぁぁぁぁっ!」
スカーレットは力強くも華麗なコーナリングを見せる。
「負けていられない」
アドマイヤベガはその後ろにぴったりくっついている。
スリップストリームを活かして体力を温存しているのだ。
「ここ!」
本来は適性外のダートだが、アドマイヤベガの末脚はやはり鋭い。
スカーレットも必死に逃げる。
「たぁぁぁっ!」
「ふっ!」
二人の競り合いはレース本番のようにさえ感じられた。
「二人ともお疲れ様」
何本もの併走を終え、一段落ついた。
「・・・私も有馬記念に出るから」
アドマイヤベガは静かに宣言した。
「・・・受けて立ちます!」
ダイワスカーレット、アドマイヤベガと食べるものは
>>473
(カフェテリアにある料理)
473 :
お前
2025/04/02 22:38:00
ID:Pw5qle9phU
ミネストローネ
474 :
トレぴっぴ
2025/04/03 22:36:55
ID:Wd3dYo9aLs
有馬記念にはアドマイヤベガも参戦するらしい。
ライバルの中で既に出走表明しているのはシンボリルドルフとイナリワン。
カワカミプリンセスは出走しないらしく、ミスターシービーは未定。
強敵が揃った、まさしくお祭りレースだ。
「うぅ、ちょっと冷えてきたわね・・・」
もうすぐ12月。
走っていない時はかなり寒い。
「カフェテリアで何か食べていこうか」
夕食にはまだ早いが、栄養補給も兼ねて温かいものを食べる事にした。
「アヤベ先輩も一緒にどうですか?」
「私は・・・構わないわ」
少し迷っているようだったが、誘いに乗ってくれた。
あまり他人と関わるのは得意ではないようだが、関わろうと努力しているのかもしれない。
「スカーレットちゃん、これオススメだよ!」
「ミネストローネ!美味しそう!」
勧められたのはミネストローネ。
イタリア発祥の野菜スープだが、家庭料理なので特定のレシピは無いらしい。
時代や地域、作る人によって全く異なるものになるのだ。
このカフェテリアで出されたのは広く親しまれている、トマトスープにニンジンや豆が入っているタイプ。
ウマ娘のためにニンジンの量はかなり多い。
「そう言えば、ここのミネストローネは初めて食べるわ」
「確かに、結構メニューが多いからあまり食べないのもあるよな」
「そうね。アタシはこの前・・・」
スープで温まりながら、色々な話をした。
アドマイヤベガは聞き役に回る事が多かったが、居心地は悪く感じていないようだった。
「それじゃあ」
「ああ、今日はありがとう」
「トレーナー、また明日ね!」
寮の前で二人と別れる。
ライバルでありつつも、良い関係を築けたのだった。
ダイワスカーレットと出かける場所は
>>475
(博物館または動物園)
475 :
トレーナー君
2025/04/03 22:37:40
ID:vd4hO/6YYE
博物館
476 :
マスター
2025/04/04 22:39:02
ID:9.AROlRaVc
「トレーナー、博物館に行くわよ!」
「良いけど、急だな。どうしたんだ?」
「今、有馬記念展をやってるんだって。次の勝者であるアタシが見ない訳にはいかないわ!」
調べてみると、有馬記念に関する貴重な資料などの展示が期間限定で行われるらしい。
「そうだな、行ってみるか」
博物館は白を基調とした外観で、神殿のようにさえ見える。
「へぇ、これが三女神様の勝負服・・・」
流石に実物ではないが、資料を元に忠実に再現されている。
「おお!プロングホーン!」
非常に速く走る動物、プロングホーンの骨格標本もあった。
そして本題の有馬記念展にやって来た。
「おっ、スカイだ!」
セイウンスカイも有馬記念の覇者の一人。
その勇姿は歴史の一ページとして残されていた。
「おや、君達は」
展示を見ていたウマ娘に話しかけられた。
「スピードシンボリさん!?」
過去に有馬記念を勝利し、海外にも挑戦した伝説的なウマ娘、スピードシンボリ。
偶然にも、有馬記念展を見に来ていた彼女と出会った。
スピードシンボリから貰うアドバイスは
>>477
(心・技・体のいずれか一つ)
477 :
トレぴっぴ
2025/04/04 22:39:30
ID:7QHHnjU8uA
心
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