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【微閲覧注意】シン・ウマ娘サバイバルホラー~洋館から脱出せよ!~
1 :
今度は削除されないよう気をつけます・・・
2024/05/06 11:18:35
ID:wv84T33FKE
サトノグループのビデオゲーム部門が制作したVRホラーゲームが、モニター試験のために再びトレセン学園へと持ち込まれた
『前回はバグが多く見受けられましたので、今回はそれらを取り除いた、全年齢寄りの改良版です!』
『今回こそ最初にクリアした人には、サトノグループから特別なプレゼントがあります!』
サトノダイヤモンドが発したこの一言により、素人からゲームマニアまで。こぞって挑戦するウマ娘達。果たして特別なプレゼントは誰の手に渡るのか!?
今、ウマ娘達の挑戦が始まる!
2 :
ルールの説明
2024/05/06 11:19:09
ID:wv84T33FKE
1:舞台となる洋館は全部で二十のエリアに分けられています。最深部の二十個目のエリアにたどり着き、かつラスボスを倒すことでゲームクリアとなります
2:ゲームの進行のために1D100でダイスロールを行います
https://coc.f-sp.com/dice
↑ETDと同じ、このサイトを使用
1~25で次のエリアへ移動。26~50でそのエリアの探索とアイテムの入手(奇数なら回復アイテム、偶数なら防御アイテム)
51~75でトラップが作動します(1D6で選択。回避も可能)
76以上でエンカウント。クリーチャーとの戦いになります
3:プレイヤーのステータス
・LP
体力です。無くなれば当然ながら、ガメオベラ。もとい、ゲームオーバー
・攻撃力
数値によって相手に与えるダメージが変化します
・防御力
数値によって相手が受けるダメージが変化します
・精神力
落ち着いて行動できるかどうかが決まります。
戦闘時に1D(プレイヤーの精神力)でダイスロールを行い、四分の一以下の数値が出た場合補正がもらえます
3 :
ルールの説明2
2024/05/06 11:20:21
ID:wv84T33FKE
4:罠について
罠は以下の物を用意
①警報装置
音に反応してクリーチャーが現れます。1D6で種類を決め、その後ステータスを設定します
②ガス散布装置
クリーチャー鎮圧用のガスが噴射されます。食らうと意識がもうろうとした状態となり、精神力の補正が受けられなくなります。区画を移動すれば、解消されます
③隔壁閉鎖
読んで字の如く。隔壁が閉鎖され、2ターン後までエリア移動ができなくなります
④テーザーセントリー
テーザー銃を搭載した無人砲台が起動、電撃を打ち込みます。1D6ターンの間、行動不能になります
⑤、⑥回避
罠を避けて事なきを得ます
4 :
ルールの説明3
2024/05/06 11:20:51
ID:wv84T33FKE
5:クリーチャーについて
1D6で種類を選び、その後プレイヤーと同じようにステータスを振ります。精神力補正なしでプレイヤーの攻撃力がクリーチャーを下回った場合、1D100で逃走ロール発動。50以下で逃走成功、51以上で通常攻撃を二回受けます。スペックはLP、攻撃力、防御力のみで一部を除いて精神力は0とします
また、1D3で1が出た場合、特殊能力が発動します
詳細は以下の通り
5補足:クリーチャーの内訳
・ゾンビ
ホラーゲームでおなじみのアイツら
特殊能力:溶解液。ゲ○、もとい強力な胃液を吐きかけ、1D50の数値分防御力をダウンさせる
・ゾンビ犬
ビールスの力でリミッターが外れたイッヌ
特殊能力:噛み付き攻撃。プレイヤーに噛み付く。1D20の追加ダメージ
・リザードマン
ヒトミミとトカゲの遺伝子を組み合わせてできた生物兵器
特殊能力:引っ掻く攻撃。鋭い爪を使って、精神力補正を無視した1D50分のダメージを与える
・パラドキラー
ビールスの力で巨大化したカマキリ
特殊能力:捕獲行動。大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる。また、自身の攻撃値が相手の防御力を下回った場合、即座に脱出される
・ビッグハンド
ビールスの力で凶暴化した猿
特殊能力:遠吠え。吠えることで自らを鼓舞し、次のターン、攻撃力+20
・キラープラント
突然変異した歩く植物
特殊能力:毒の花粉(改)。食らうと意識が混濁する花粉を吹きかける。次の攻撃成功時に、相手に二倍のダメージを与える
5 :
ルールの説明4
2024/05/06 11:21:07
ID:wv84T33FKE
6:装備について
1D6の5枠を使い、5種の武器選択ロールをゲームスタート前に設けます。残りの一枠は攻撃回数増加となり、それぞれの武器ごとに設定された攻撃回数が増えます
ただし、ETDと異なり全て銃火器のため、一部を除いてマガジン内の弾丸を使い切った次のターンでは強制的にリロードを挟みます(=そのターンは攻撃できません)
6補足:武器の種類
①ハンドガン:攻撃力+15、攻撃回数10。
②ショットガン:攻撃力+25、攻撃回数5。ダメージ確定時に相手を怯ませ、行動不能にする
③サブマシンガン:攻撃力+10、攻撃回数20。自分の攻撃が2連続攻撃になる
④防護盾&小型ハンドガン:防御力+30。相手の攻撃値が自身の防御値を下回った場合、その数値分小型ハンドガンでカウンター攻撃を行い、ダメージを与える。リロードの隙は発生しない
⑤マグナム:攻撃力+30、攻撃回数6。攻撃後は、反動で防御力が1ターンだけ-10
7:戦闘の流れ
7-1:戦闘のやり方
まず攻撃値を決める際に振った1D100の数値を最大値としてダメージロール振り直します。その後、攻撃相手の防御値で引いて出てきた数値を最終的なダメージとします
またその際に精神力の数値を最大値としてもう一度振り、四分の一以下の数値が出た場合は最大値を攻撃力もしくは防御力に加算します
7-2:具体例
例1:攻撃値75のクリーチャーの攻撃!→出てきた数値は50!防御するウマ娘は防御力30、精神力20→出てきた数字は7なので、補正なし!20のダメージ!
例2:攻撃値75のクリーチャーの攻撃!→出てきた数値は40!防御するウマ娘の防御力は30、精神力20→出てきた数字は5なので、補正発動! 防御値は50!ダメージは0!
例3:攻撃値80、精神力30のウマ娘の攻撃!→出てきた数値は60!→精神力ロール→出てきた数値は5で補正発動! ダメージは60+30で90!→防御するクリーチャーは防御力65なので、25のダメージ!
6 :
ルールの説明5。いよいよスタートです
2024/05/06 11:24:36
ID:wv84T33FKE
8:ゲームオーバー後の処遇
1レスから数行程度、書く予定。できるだけぼかしますが、まあ碌な目に遭いません。あくまでゲームなのが救い
9:ラスボスについて
ステータスを2D100で設定した特殊クリーチャー“バルバロッサ”に置き換えます
・バルバロッサ
洋館の奥深くに封印されていた、最強の人造人間
特殊能力:究極生命体。1D4でリザードマン、ビッグハンド、パラドキラー、キラープラントの特殊能力を発動する。
10:プレイヤーとなるウマ娘について
要所要所で安価を取ります。今回はちょっとキリが悪いですが、
>>11
で指定されたウマ娘で行きます。
対象となるのは『トレセン学園に在籍している学生のウマ娘』のみです。具体的にはハッピーミークは対象に入りますが、ヴェニュスパークは入りません。また、三女神トリオは今回はゲームの進行役として登場します
7 :
トレーナー君
2024/05/06 11:57:38
ID:LRzCNyRd.I
さてはオメーチキチキだな。オラッ!通報!
8 :
貴様
2024/05/06 12:13:15
ID:LdvNdIE6EE
テストプレイはしてるんだろうから
オープンβみたいなかんじかな
前回削除された理由ってなんだろう
グロすぎたんだっけ?
>>11
だったら
スティルインラブ
9 :
トレピッピ
2024/05/06 19:07:41
ID:W9SCpyhVxs
まあキチキチかぁ…
10 :
トレーナー君
2024/05/07 12:49:00
ID:chXH94/gWU
>>7
>>9
すみません、チキチキスレ群とは無関係です・・・。orz
11 :
貴様
2024/05/07 19:16:34
ID:8hba7k.ieA
スティルインラブ
12 :
あなた
2024/05/07 22:26:14
ID:zueVCziJpI
削除されたってのがチキチキっぽかった
ぶっちゃけ俺もそう感じた
13 :
お姉さま
2024/05/07 22:43:34
ID:mpMCE5LNO2
そもそもこのスレに限ったことじゃないけど
閲覧注意とか言い訳というか保険付けるんだったら
建てない方がいいと思う
14 :
マスター
2024/05/08 07:50:41
ID:H8JtIlBthM
>>13
それはそう。ダメと言われたなら引くべきなんすよね
郷に入っては郷に従えとも言います
15 :
導入1
2024/05/08 12:11:04
ID:m5QvMI0z4E
うっそうと木々が生い茂る森の中。その中心にぽつんと、不気味な佇まいでその屋敷はあった
サトノグループゲーム開発部門が技術の粋を集め、仮想の空間内に作られたそれは雰囲気も相まって本物さながらの異様な雰囲気を纏っている
そんな0と1で形成された空間のエントランスに光の粒子が集まったかと思うと、そこにウェディングベールを頭に被った栗毛のウマ娘―スティルインラブが現れたのだった
「誘われるがままに参加してみましたが・・・・・・ゲームをやったことのない私でも気圧されそうですね・・・・・・ふふっ、楽しみだわ」
(ステータスはLP85、攻撃力65、防御力86。次のレスで武器選択と精神力ロール)
16 :
導入2
2024/05/08 12:20:12
ID:m5QvMI0z4E
「これはピストルと・・・・・・盾でしょうか?」
スティルインラブが後ろをふり返ると、落ちていた小さな拳銃と持ち盾を拾い上げる
何が潜んでいるかもわからないこの場所だが、今の彼女にはこれだけが頼りだった
(武器は小型ハンドガン&盾になりました
(最終ステータスはLP85、攻撃力65、防御力116、精神力14です。それでは、ゲームスタート)
17 :
1ターン目
2024/05/08 12:25:45
ID:m5QvMI0z4E
「敵・・・・・・!」
早速探索を始めようとした矢先のこと、扉を突き破って白い影がスティルインラブの前に現れる
大きさこそ彼女の腹の辺りくらいまでしかないが、その風貌は明らかに尋常でない『何か』を感じさせるものだった
(ビッグハンドが現れた! 次スレでステータス)
18 :
トレーナーさん
2024/05/08 12:25:48
ID:yCwQo96uAA
今後の参考にもなる1本目の挑戦者、見た感じ良い数値
19 :
トレーナーちゃん
2024/05/08 12:28:02
ID:m5QvMI0z4E
(ビッグハンド:LP85、攻撃力1、防御力57。次のレスより、戦闘開始!)
「逃がしてくれそうにはありませんね・・・!」
20 :
2ターン目
2024/05/08 12:39:20
ID:m5QvMI0z4E
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値2+精神力補正0-防御力57=ダメージはない!)
「当たって・・・・・・!」
先手必勝、とばかりにピストルを撃つスティルインラブ。日本の現代社会に生きる彼女は実銃はおろか、モデルガンすら持った経験は無い
だが仮想の空間であるこの屋敷では、彼女であっても熟練の動きで銃を扱う事ができるのだ
しかし咄嗟の動きだったせいか、銃弾は明後日の方向へ飛んでいくのだった
21 :
3ターン目(これなら攻撃値振り直せばよかった・・・)
2024/05/08 12:50:22
ID:m5QvMI0z4E
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値1-防御力116-精神力補正0=115のカウンターダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「くぅっ・・・!」
白い体躯を躍動させ、飛びかかかるビッグハンドをスティルインラブは盾で受け止める
透明な盾を通して、噛み付こうとするバケモノの形相に彼女は恐怖を覚えるも、明らかに隙があるのを見つけてしまった
「これならっ!」
彼女はなんと、跳躍すると同時に、大理石で出来ているであろう床目がけて盾ごと倒れ込んだ
床と自重を乗せた盾とで、ビッグハンドをサンドイッチにしたのだ
予想だにしない一撃をまともに受けたビッグハンドはそのまま白目を剥いて絶命し、光の粒子となって消え失せるのだった
22 :
4ターン目(敵の行動ロールするの忘れてた・・・)
2024/05/08 12:56:37
ID:m5QvMI0z4E
「出口はどこかしら・・・っ!? 何なの!?」
周囲を確認しながら歩みを進めるスティルインラブ。だが角を曲がろうとした次の瞬間だった
けたたましい警報音が鳴ったかと思うと、屋敷のデザインに似つかわしくない無機質な隔壁が天井から落ちてきたのである
さらには何らかの電子的な装置が作動したのか、そばにあった扉も開かなくなってしまった
「閉じ込められた・・・奥へ進むしかないわね」
(トラップ発動! 隔壁閉鎖だ! 2ターンの間、エリア移動ができなくなるぞ!)
23 :
お姉ちゃん
2024/05/08 13:00:44
ID:OVhw7Wum.o
結局このスレ続けるのね
24 :
5ターン目(隔壁解除まで、あと2ターン)
2024/05/08 13:04:54
ID:m5QvMI0z4E
「あら? 何か落ちているわね。これは・・・・・・ナイフ?」
彼女が拾い上げたそれは、古めかしい装飾が施された、両刃の短剣だった
(スティルインラブは“ダガーナイフ”を手に入れた! 自分がダメージを受けるときに使うことで、戦闘を強制終了させるぞ!)
25 :
6ターン目(隔壁解除まで、あと1ターン。今日はここまでとします)
2024/05/08 13:14:04
ID:m5QvMI0z4E
「また何かあるわね。えっと・・・・・・“Pain killer”・・・・・・痛み止めみたいね」
「今の私には必要ないけれど」
ダガーナイフが落ちていた直ぐ側には、救急箱らしきものが
中に入っていた道具はほとんどが使い物にならなかったが、幸運なことに痛み止めのカプセルが一つだけ残っていた
だがしかし、ここまでかすり傷ひとつ負っていなかったのでスティルインラブはそれを手に取ることはなかった
それが後々になってどうなるかは、神のみぞ知る・・・・・・
(スティルインラブは痛み止めのカプセルを見つけた! スティルインラブのLPは満タンだ!)
26 :
7ターン目(隔壁は解除されました。次のターンからエリア移動可能になります)
2024/05/09 18:05:08
ID:stVAZ9pVZ.
「扉・・・。駄目ね、鍵が掛かってるわ」
探索を続ける過程で、別のエリアへと繋がっているであろう扉を見つけたスティルインラブ
しかし先ほど作動したトラップがまだ動いているのか。扉は押しても引いても叩いてもびくともしなかった
ウマ娘の膂力を持ってすれば蹴破る事もできそうなのだが、これはあくまでもゲームの中。仕様には逆らえないのである
(エリア移動不可)
27 :
8ターン目
2024/05/09 18:42:15
ID:stVAZ9pVZ.
「この扉は・・・やった、開いたわ!」
彼女は幸運だった。鍵が掛かっていた扉からそれほど離れていない場所に、鍵の掛かっていない別の扉を見つけたからだ
キィィ、と言うちょうつがいの擦れる音と共に開かれた扉。その隙間から、スティルインラブは体を滑り込ませる。その先には、何が待っているのか・・・
(エリア移動成功。エリア1→エリア2へ)
28 :
トレーナー君
2024/05/09 18:50:24
ID:stVAZ9pVZ.
「ここも気味が悪いわね・・・。早く通り抜けないと・・・っ!?」
窓から差し込む月明かりだけを頼りに、暗い廊下を歩くスティルインラブ
だが次の瞬間、窓を突き破ってビッグハンド―先のエリアで倒したものとは別の個体が勢いよく現れたのだ
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
29 :
トレーナーさま
2024/05/09 18:55:22
ID:stVAZ9pVZ.
(LP91、攻撃力49、防御力57)
「あなたは倒したはず・・・いいえ、これは別のモンスターね・・・!」
(次のレスより、戦闘開始!)
30 :
10ターン目(ビッグハンド出現は9ターン目です)
2024/05/09 19:04:48
ID:stVAZ9pVZ.
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値62+精神力補正14(出目4)-防御力57=19のダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP91→72)
「このっ!!」
ピストルの狙いを定め、スティルインラブは引き金を引く
放たれた銃弾は、今度は寸分違わずビッグハンドに吸い込まれ、命中したことを示す赤いエフェクトが弾ける
それなりの痛手にはなったようだが、この凶暴化した類人猿は怒りに満ちた目で相手を睨み付けるのだった
31 :
11ターン目
2024/05/09 19:11:52
ID:stVAZ9pVZ.
(ビッグハンドの特殊能力! 雄叫び!)
(次のターン、攻撃時に攻撃力が20アップ!)
「WOOOOOO!!」
「っ!?」
ビッグハンドはその場ですっくと立ち上がると、自らの胸板を両手で叩き叫び声を上げる
その迫力を前にして、スティルインラブは足がすくむ感覚を覚えるのだった
32 :
12ターン目
2024/05/09 19:21:06
ID:stVAZ9pVZ.
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値37+精神力補正0(出目11)-防御力57=ダメージはない!)
「外した・・・!?」
再び発砲するスティルインラブだが、ビッグハンドは素早い身のこなしで射線から逃れてみせる
銃弾は背後の壁に穴を開けるに留まった
33 :
13ターン目
2024/05/09 19:30:45
ID:stVAZ9pVZ.
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値47+攻撃力増加20-防御力116-精神力補正14(出目3)=63のカウンターダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP72→9)
「やぁっ!!」
渾身の力を込めて殴りかかるビッグハンドを、スティルインラブはいなし、隙だらけの頭部目がけてピストルを撃ち込む
その際に咄嗟に身を捻ったのか、仕留めるには至らなかったがそれでも深手を負わせることに成功したのだった
34 :
あなた
2024/05/09 19:43:09
ID:stVAZ9pVZ.
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値22+精神力補正0(出目11)-防御力57=ダメージはない!)
「でやぁっ!!」
「gyau!」
「!?」
銃では近すぎる間合い。スティルインラブが取った選択肢は、“蹴り”だった
接近戦において、相手を“蹴る”行為は単純なダメージ以外にも相手の体勢を崩すのに効果が見込めるからだ
だがしかし、それも安定した状態での話。いくらウマ娘の身体能力でも不安定なそれでは、蹴りの威力も中途半端なものになってしまうのだった
35 :
15ターン目(ちょくちょくターン表記を忘れてしまう・・・)
2024/05/09 19:53:25
ID:stVAZ9pVZ.
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値42-防御力116-精神力補正14(出目2)≓88のカウンターダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「Gwooooo!!」
「そこっ!」
「Gyaow!?」
スティルインラブとビッグハンドの攻防は、意外なほどにあっさりと終わった
間合いを詰めるべく疾駆するビッグハンドに対し、スティルインラブは冷静にピストルの狙いを定め引き金を引く
放たれた銃弾に眉間を貫かれたビッグハンドは、もんどり打ちながら光の粒子となって消滅したのだった
36 :
16ターン目
2024/05/09 19:58:58
ID:stVAZ9pVZ.
「運が良いですね。これなら多少は無茶ができそうです」
何か使えるものやスイッチの類いはないか。移動する道すがらで棚や引き出しを物色するスティルインラブ
その過程で、以前拾ったものと同じ、鞘に収まったダガーナイフを拾うと大事に懐へしまい込むのだった
37 :
17ターン目(今回はここまでとします)
2024/05/09 20:10:38
ID:stVAZ9pVZ.
「他に何かないかしら・・・ん? “カチリ”?」
引き続き探索を続けていたその最中。棚に置かれていたオブジェに手が触れたかと思うと、何かが作動する音と共に背後にあった別の棚が音を立ててスライドしていく
その後ろから現れたのは、別のエリアへと通じる扉だった
「鬼が出るか、蛇が出るか。行くしかないわね・・・!」
これまで見かけてきた扉とは違う風のデザインの扉を開けると、スティルインラブは意を決して奥へと踏み込んでいくのだった
(エリア移動成功。エリア2→エリア3へ)
38 :
18ターン目(今日の分です)
2024/05/12 11:31:48
ID:WMXgiyo/ZA
「今までとは感じが違います・・・」
今までいた所を本宅とするなら、扉をくぐった先は離れとも言えるシンプルなものだった
恐らく、使用人が寝泊まりしていたであろうこの場所も静まりかえっており、拾ったダガーナイフだけが怪しく光っているのみだった
39 :
お兄さま
2024/05/12 11:38:40
ID:WMXgiyo/ZA
「・・・ここには、何もなさそうね。次を当たりましょうか」
いくつかある部屋の中を探索するスティルインラブだが、めぼしいモノはなく。見つかったのは恐らく命が奪われたであろう多量の血痕と何かの残骸らしき木片だけであった
(エリア移動成功。エリア3→エリア4へ)
40 :
マスター
2024/05/12 11:44:49
ID:WMXgiyo/ZA
「バルコニー・・・あら、はしごが? ここから下に降りられそうね」
扉はどうやらバルコニーへと繋がっていたらしく、そこから先に道は見当たらない
スティルインラブが辺りを見渡すと、端っこのところに古びたはしごを見つけた。どうやら、下に広がる裏庭に通じているようだった
彼女は、滑り落ちないようにゆっくりとはしごを下りていくのだった・・・
(エリア移動成功。エリア4→エリア5へ)
41 :
21ターン目(こんなのってあり・・・?)
2024/05/12 11:50:48
ID:WMXgiyo/ZA
「あら、迷ったかしら・・・?」
手入れが行き届いていないのか。裏庭は草木で埋め尽くされており、獣道すら見えない有様だ
歩いている内にぐるりと回ってきてしまったのか。スティルインラブは少し前に降りてきたばかりのはしごまで戻ってきてしまう
闇雲に突っ切るのは危険と判断した彼女は、今度ははしごを登って離れへと戻っていくのだった・・・
(エリア移動成功。エリア5→エリア6へ)
42 :
22ターン目
2024/05/12 12:03:25
ID:WMXgiyo/ZA
「そう言えば、この部屋はまだ見ていませんでし・・・!?」
未だに閉じられていたドアを開けた、まさにその時。スティルインラブの視界は黄色い煙で覆われてしまう
咄嗟に目をつぶり、口と鼻を塞ぐが煙を少し吸ってしまったのか。彼女は視界がぐにゃりと曲がる感覚を覚えるのだった
「頭が・・・くらくらします・・・」
(トラップ発動! ガス噴射装置だ!)
(エリア移動するまでの間、精神力補正が受けられなくなるぞ!)
43 :
23ターン目
2024/05/12 12:09:31
ID:WMXgiyo/ZA
「ここは逃げないと・・・!」
「くっ、また・・・!」
“踏んだり蹴ったり”とはこのことか。彼女の心境を現すとするならまさにこの一言だろう
もうろうとしたまま歩いていてどこかのスイッチを触ってしまったのか。今度は隔壁とドアロックで閉じ込められてしまう
留まっていてもしょうがないと、スティルインラブはおぼつかない足取りで歩みを進めるのだった
(トラップ発動! 隔壁閉鎖だ!)
(2ターンの間、エリア移動ができなくなる!)
(ガス噴射装置の効果も持続するぞ!)
44 :
24ターン目(隔壁解除まで、あと2ターン)
2024/05/12 12:19:37
ID:WMXgiyo/ZA
「はぁっ・・・はぁっ・・・! あっ・・・くっ・・・!」
“二度あることは三度ある”とは言うが、スティルインラブは己の不運を呪いたくなってきた
足がもつれ、転びそうになった際にとっさに壁に手を突いた時に警報装置のボタンを押してしまったのだ
「Grrrrrr...!」
「こんな時に・・・ぃっ・・・!」
それに反応して現れたのは、一頭の犬。だがその目からは生気が失われて白く濁っており、だらしなく開いた口腔からはよだれがしたたり落ちている。そして何より、体の一部が腐り、肉や骨が毛皮の隙間から覗いている
ゾンビ犬だ
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報音に反応して、ゾンビ犬が現れた!)
(次のレスでステータス)
45 :
イッヌのステータス(切りが良いので、ここまでとします)
2024/05/12 12:22:52
ID:WMXgiyo/ZA
「邪魔を・・・しないで・・・!」
(LP67、攻撃力100、防御力57)
(次レスより、戦闘開始!)
46 :
25ターン目(隔壁解除まで、あと1ターン)
2024/05/13 10:53:56
ID:Zm.zSEgYxY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値54-防御力57+精神力補正0=ダメージはない!)
「このっ・・・!」
狙いを定め、ピストルを撃つスティルインラブ
だがゾンビ犬の身のこなしはビッグハンド以上に素早く、発砲音を聞きつけても怯むことなく向かってくる
彼女の脳内に、段々焦りが募り始めていた
47 :
26ターン目(隔壁解除。戦闘終了後から、エリア移動できます)
2024/05/13 11:01:07
ID:Zm.zSEgYxY
(ゾンビ犬の特殊能力、噛み付き攻撃!)
(攻撃値80+噛み付きの追加ダメージ20-防御力116-精神力補正0=16のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬残りLP67→51)
「Bowwow!!」
「今!」
「!?」
飛びかかってくるゾンビ犬を、彼女は咄嗟に身を低くしてかわす
相手が飛び越した際の無防備な背後からスティルインラブは銃撃するが、それらが僅かにゾンビ犬の体を掠めるのみだった
48 :
27ターン目(ちなみに、ダガーナイフは現在二本所持してます)
2024/05/13 11:05:20
ID:Zm.zSEgYxY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値2-防御力57+精神力補正0=ダメージはない!)
「お願い当たって!」
立て続けに今度は二発発砲するスティルインラブ
しかしガスの影響がまだ残っているせいか。狙いはぶれ、銃弾はどちらも標的を捉えられなかった
49 :
28ターン目
2024/05/13 11:15:14
ID:Zm.zSEgYxY
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値69-防御力116-精神力補正0=47のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬残りLP51→4)
「Bowwww!!」
「きゃぁっ!?」
ゾンビ犬の全体重を乗せた体当たりは、盾で防御したにもかかわらずスティルインラブに尻餅を突かせていた
それを勝機と見たのか、噛み付こうとするゾンビ犬に抗うスティルインラブ
「こんのっ・・・!」
「Gyaow!?」
だがそれは彼にとって、誤算となった。無防備な脇腹を銃弾が貫いたのだ
想定外のダメージにおののき、身を翻して距離を取るゾンビ犬。戦いはまだ終わっていなかった
50 :
29ターン目
2024/05/13 11:19:31
ID:Zm.zSEgYxY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値26-防御力57+精神力補正0=ダメージはない!)
「くっ・・・!」
「Grrrrrr...!」
先ほどのダメージで慎重になっているのか。唸りながら隙を窺うゾンビ犬
スティルインラブもまた、彼が発する気迫のようなものに気圧され、攻撃できないでいた
51 :
30ターン目(うわ、うまむすめ、つよい)
2024/05/13 11:29:52
ID:Zm.zSEgYxY
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値89-防御力116-精神力補正0=27のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬を倒した!)
「Bowwow!!」
「今! やぁあっッ!!」
「!?」
飛びかかろうとしたゾンビ犬目がけて、スティルインラブは足下に落ちていた花瓶を投げつける
安っぽい陶器でできたそれは彼のすぐ前に落下し、粉々に砕け散る
それによってできた隙に一気に距離を詰めると、彼女は思いきりゾンビ犬を蹴っ飛ばした
所謂“サッカーボールキック”は強かにゾンビ犬の下顎を捉え、あまりの勢いで相手の体が宙を舞う
顎を砕かれただけでなく首の骨まで折られたゾンビ犬は、そのまま消滅するのだった
52 :
31ターン目(やっと登場ってマ?)
2024/05/13 11:34:28
ID:Zm.zSEgYxY
「酷い臭いだわ・・・一体何が・・・!?」
探索を続ける最中。彼女の鼻に、強烈な腐乱臭が飛び込んでくる
敏感なウマ娘の嗅覚でなくとも鼻がねじれるほどのそれを放つ主は、体の所々が腐乱した歩く屍体、ゾンビだった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
53 :
ゾンビのステータス(お前ホントにゾンビか・・・?)
2024/05/13 11:39:14
ID:Zm.zSEgYxY
「鼻がおかしくなりそう・・・さっさと倒さないと・・・!」
(LP55、攻撃力36、防御力81)
(防御力がスティルインラブの攻撃を上回ったため、次のレスで逃走判定!)
54 :
32ターン目(逃げるんだよォ!)
2024/05/13 11:41:56
ID:Zm.zSEgYxY
「よく見たらアレは防弾服・・・? くっ、ここは退散しましょう・・・!」
(スティルインラブは逃げ出した!)
(上手く逃げ切れた!)
55 :
33ターン目(トニカクハイッテミヨウゼェ・・・)
2024/05/13 11:50:30
ID:Zm.zSEgYxY
「あぁ、臭かった・・・あんなのもいるだなんて・・・。それよりも、この階段はいったい・・・?」
そう言いながら、スティルインラブはドアを開ける。そこにあったのは部屋ではなく、地下へと続く階段だった
少しずつ核心へと近づきつつあるのを感じながら、彼女は一段ずつ慎重に階段を降りていくのだった
(エリア移動成功。エリア6→エリア7へ)
56 :
34ターン目
2024/05/13 11:54:23
ID:Zm.zSEgYxY
「ああ、もうなんでまた・・・!」
けたたましい音で鳴り響くサイレン
センサーでも設置されていたのか。地下へと乗り込んで早々に、スティルインラブは警報装置を作動させてしまっていた
そして彼女の目の前には、またしてもゾンビ犬が現れ、道を塞ぐのだった
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスからステータス)
57 :
トレぴっぴ
2024/05/13 11:57:09
ID:Zm.zSEgYxY
「さっきのヤツよりも大きい・・・! 油断できないわね・・・!」
(LP96、攻撃力94、防御力50)
(次のレスより、戦闘開始!)
58 :
35ターン目
2024/05/13 12:02:27
ID:Zm.zSEgYxY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値52-防御力50+精神力補正14(出目3)=16のダメージ!)
「えいっ!」
「Gyaow!?」
立ち上がると自分の身長近くはありそうな大型のゾンビ犬目がけて発砲するスティルインラブ
銃弾は相手の胴体に命中したものの、それほど大きなダメージを受けなかったようだ
59 :
36ターン目
2024/05/13 12:09:04
ID:Zm.zSEgYxY
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値83-防御力116-精神力補正0=33のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬残りLP96→63
「見切った!」
「!?」
見た目からは想像できないほどの動きで迫るゾンビ犬に対し、スティルインラブは冷静に反撃する
狙いを定めて放たれた銃弾は相手の前脚に命中し、その動きを大きく鈍らせるのだった
60 :
37ターン目(半端な所ですが、今日はここで一回区切ります)
2024/05/13 12:14:14
ID:Zm.zSEgYxY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値30-防御力50+精神力補正14(出目1)=ダメージはない!)
「そこっ!」
「Bow!」
「外した・・・!?」
ダメ押しにもう片方の前脚を狙うスティルインラブ
しかしその魂胆を見抜いていたのか、あるいは未だに野生の直感を残していたのか。ゾンビ犬は横にステップするようにして跳躍し、それを回避する
表情がないはずの犬の顔に、余裕の笑みが浮かんでいるように見えた
61 :
相棒
2024/05/13 12:15:38
ID:Zm.zSEgYxY
(すみません、画像が抜けていました・・・)
62 :
38ターン目(今日の更新です)
2024/05/14 10:56:59
ID:TPc.RCQ46g
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値75-防御力116-精神力補正0=41のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬残りLP63→21)
「このっ!!」
「Gyaow!?」
大きな体躯でのしかかろうとするゾンビ犬を、スティルインラブは盾で受け止める
華奢とはいえそこはウマ娘。拮抗させた所に的確に相手の無防備な箇所をピストルで撃ち、的確にダメージを与えていくのだった
63 :
39ターン目
2024/05/14 11:08:34
ID:TPc.RCQ46g
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値42-防御力50+精神力補正0=ダメージはない!)
「外した!?」
チャンスを見いだしたスティルインラブは、続けざまに発砲する
しかしゾンビ犬は小賢しく立ち回り、彼女の攻撃を悉くかわしてしまう
この難敵を排除するには、多少の危険は承知しなければならない。スティルインラブは覚悟を決めるのだった
64 :
40ターン目(ここまで無傷・・・すげぇ・・・!)
2024/05/14 11:19:34
ID:TPc.RCQ46g
(ゾンビ犬の特殊能力! 噛み付き攻撃だ!)
(攻撃値82+追加ダメージ20-防御力116-精神力補正14=28のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬を倒した!)
「Gwooooo!!」
「っ!!」
巨体を躍動させ、突進してくるゾンビ犬
スティルインラブはその勢いを盾でいなす。その先には、むき出しになった岩肌が
「Gyaow!?」
勢い余って壁に激突し、ゾンビ犬は泡を吹いて気絶してしまう
そんな相手を哀れむかのように、彼女は無言でトドメを刺すと、先を急ぐのだった
65 :
41ターン目
2024/05/14 11:24:25
ID:TPc.RCQ46g
「・・・さすがにもう、引っかかりませんよ」
周囲を警戒しながら進むスティルインラブの視界に違和感のあるものが映る
観察してみると、天井の辺りに隙間があるのが見えたので、彼女はそれがトラップのスイッチだと看破したのだ
(トラップを回避した!)
66 :
42ターン目(スイスイ行くなぁ・・・)
2024/05/14 11:29:07
ID:TPc.RCQ46g
「あっ、出口だわ!」
代わり映えのしない、時折資材を入れた箱が置いてあるくらいの洞窟探検にも終わりの時が来た
階段を見つけたスティルインラブは、気持ち軽い足取りで登っていく。だが・・・
「まだお屋敷の中・・・」
結局の所、敷地内の別の場所に移動しただけに終わるのだった
(エリア移動成功。エリア7→エリア8へ)
67 :
43ターン目(ナイフ三本目ゲット)
2024/05/14 11:32:15
ID:TPc.RCQ46g
「あら? これは・・・」
美術品を展示するギャラリーのような部屋を探索するスティルインラブ
ふと飾ってある絵を見ると、裏にダガーナイフが括り付けてあるのを見つけたのだった
68 :
44ターン目
2024/05/14 11:43:44
ID:TPc.RCQ46g
「何だか不気味なところ・・・?」
敷き詰められた柔らかな絨毯の上を、スティルインラブはゆっくりと歩く
慎重に、一歩ずつ。襲ってくる方向としては最も高いであろうオブジェの影や窓を警戒しつつ
それ故に、足下が疎かになっていた
「~~~~!?!?!?」
バチリ、と言う音と共に彼女に電流が走り、盾とピストルを取り落としてしまう
それを成したのがクリーチャー鎮圧用のテーザー銃であることに気づいたのは、彼女が床に倒れ込んだ後であった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!!)
(今回は5ターンの間、プレイヤーは行動不能になる! 装備が持てないので防御も攻撃もできないぞ!)
69 :
45ターン目(↑要は盾の防御力アップの恩恵がなくなると言うこと)
2024/05/14 11:47:23
ID:TPc.RCQ46g
(しびれが取れるまで、残り5ターン!)
(エリア移動失敗!)
「あっ・・・くっ・・・」
その場に倒れ込んだまま、スティルインラブは動けない
この洋館においては、無防備かつ危険極まる状態だ
70 :
46ターン目(しびれが取れるまで、あと4ターン!)
2024/05/14 11:53:26
ID:TPc.RCQ46g
「Syuuuu・・・」
「・・・!!」
きしむような音が彼女の耳に入ってくる。誰かがドアを開けた音だ
この洋館に、少なくとも自分以外のウマ娘はいない。間違いなくクリーチャーの類いだ
辛うじて動かせる目線を向けると、うろこに包まれた両脚で立つ、人形のトカゲの様なバケモノが、彼女の前に立っていた
(リザードマンが現れた!)
(次のレスでステータス)
71 :
リザードマンのステータス(切りが良いので、今回はここまでとします)
2024/05/14 11:57:24
ID:TPc.RCQ46g
(LP4、攻撃力85、防御力63)
「・・・・・・!」(ニヤリ
「・・・!?(今、笑って・・・!?)」
(次のレスより、戦闘開始・・・できるかな?)
72 :
使い魔
2024/05/14 19:13:43
ID:Xx4DBvAmPU
なんていうギリギリ
行動不能&『ハンドガン+盾』は一時的に使用不可
になってなお
スティル(素):「攻」65 『防』86
リザードマン:『防』63 「攻」85
まるっきし動けない相手の防御を貫けない状況
カウンターが無い分救われてるのはリザードマン
LPだけみると、か弱い生き物…
73 :
(今日の分です)47ターン目(しびれが取れるまで、あと3ターン!)
2024/05/15 12:23:20
ID:zEkKW2YeAs
(スティルインラブはシビれて動けない!)
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値67-防御力85-精神力補正0=ダメージはない!)
「Syuuu・・・」
(くっ・・・動けさえすれば・・・!)
倒れ伏すスティルインラブの背中を、リザードマンは軽く小突く
着込んだタクティカルジャケットのお陰で痛くはないものの、それだけに彼女を不安が襲うのだった
74 :
48ターン目(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
2024/05/15 12:28:47
ID:zEkKW2YeAs
(スティルインラブはシビれて動けない!)
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値59-防御力86-精神力補正0=ダメージはない!)
「・・・・・・」
(ひっ・・・!? 今、何を!?)
リザードマンが視界から消えたかと思うと、太ももの辺りを何かが這いずる感触が
彼は、スティルインラブの守りの薄い箇所を探しているのだ
75 :
49ターン目(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
2024/05/15 12:34:33
ID:zEkKW2YeAs
(スティルインラブはシビれて動けない!)
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値20-防御力86-精神力補正0=ダメージはない!)
「・・・・・・」(ニヤリ
(な、何をするの!?)
「やっ・・・やめひぇ・・・!」
グローブのように大きな手で、リザードマンはスティルインラブの体をひっくり返す
そうして仰向けの状態にした所で、爪を使って器用にジャケットのチャックを下ろしていく
どんな形にせよ、自分が害されようとしている。その事実に、スティルインラブは震え上がるのだった
76 :
50ターン目(スティルインラブのしびれが取れた!!)
2024/05/15 12:40:26
ID:zEkKW2YeAs
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値53-防御力85+精神力補正0=ダメージはない!)
「syaaaa!!」
「っ!!」
「!?」
チャックが下ろしきられ、無防備になった彼女の心臓目がけて爪を突き立てようとするリザードマン
だが寸での所でしびれが収まったスティルインラブは、勢いよく床を転がって難を逃れる
その際にピストルを回収するのも忘れないのだった
77 :
51ターン目(このターンから、装備の補正と防御アイテムが復活します)
2024/05/15 12:48:59
ID:zEkKW2YeAs
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値18-防御力116-精神力補正0=98のカウンターダメージ!)
(リザードマンを倒した!)
「syaaaa!!」
「・・・・・・」
「!?!?!?」
それならば、と飛びかかろうとするリザードマン。だがそれは叶わぬ願いだった。目にも留まらぬ速さで、両脚の脆いところをピストルで撃ち抜かれたのだ
スティルインラブの顔には、表情はない。あまりの怒りに、一周回って冷静になっているからだ
「○ね・・・」
リザードマンが最後に見たのは、自分の頭に向かって下ろされる、ウマ娘の足だった
78 :
52ターン目(リザードマンがどうなったかって? ミンチとザクロ、お好きな方を想像してください)
2024/05/15 12:53:03
ID:zEkKW2YeAs
「はぁ・・・生きた心地がしませんでしたね」
落ちていた盾も回収し、ジャケットを直しながらスティルインラブは行く
今まで順調に行っていただけに、ここから先は更に気を引き締めなければならないと、彼女は強く感じたのだった
(エリア移動成功。エリア8→エリア9へ)
79 :
53ターン目(そろそろ後半戦に突入)
2024/05/15 12:57:09
ID:zEkKW2YeAs
「ここは・・・最初に来た所の、上の階かしら?」
偶然見つけた階段を上がると、丁度一番最初に来たエントランスを見下ろせる場所であることに気づいたスティルインラブ
この先には果たして何が待つのか、不安に思いながらもドアを開け、手近な部屋から探索を始めるのだった
(エリア移動成功。エリア9→エリア10へ)
80 :
54ターン目
2024/05/15 13:04:49
ID:zEkKW2YeAs
「本がたくさん・・・ロブロイさんが見たら喜びそうね」
「ふふっ、絵本もあるなんて。素敵ね・・・?」
入った先は、幾多もの本が収納された本棚の森。この屋敷の書庫だった
何の気もなしに絵本を一冊手に取り、ぱらぱらとページをめくっていたその時。スティルインラブは後ろに気配を感じる
ふり返ってみると、天井近くをカマキリが這い回っていた。それも、自分の身長近くはあろうかという巨大なカマキリが
「・・・!」
「!!」
自分を捉えたのか、ゆっくりと天井から壁へ、壁から床へと降り立つと、発達した鎌を振り上げて威嚇するのだった
(パラドキラーが現れた!)
(次のレスでステータス)
81 :
パラドキラーのステータス(切りが良いので、今回はここまでとします)
2024/05/15 13:08:18
ID:zEkKW2YeAs
「押し通らせてもらいます・・・!」
(LP87、攻撃力64、防御力35)
(次のレスより、戦闘開始!)
82 :
55ターン目(夜遅くに失礼します)
2024/05/17 00:28:13
ID:JfXCzo5a3Y
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値47-防御力35+精神力14=26のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP87→61)
「ええいっ!」
「!」
あの鎌に捕まったら終わる。そう考えたスティルインラブは、ピストルの引き金を引いた
狙うは顔面。目を潰すことが出来れば、有利になるだろうと考えてのことだ。だが文字通りの虫の知らせか、パラドキラーはそれを鎌で防御する
多少はダメージを与えたものの、目的を達成できなかったことにスティルインラブは歯がみするのだった
83 :
56ターン目(捕獲行動ですが、一回は確定でダメージを与えます)
2024/05/17 00:51:09
ID:JfXCzo5a3Y
(パラドキラーの特殊能力! 捕獲行動!)
(スティルインラブは捕まってしまった!)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値55-防御力0-精神力14÷2=20のダメージ!)
(スティルインラブはダガーナイフを使った!)
(パラドキラーを倒した!)
「いやっ、離して!!」
動揺したのか。それともここまで来て疲労が出てしまったのか。何にせよ動きが鈍った隙を突かれ、スティルインラブは捕まってしまう
カマキリに捕まったら最期、よほどの幸運がない限り獲物達はその胃袋に収められる。それはこのパラドキラーでも例外ではない
柔らかそうな首筋目がけて、大顎でかぶりつこうとしたその時である
「くっ・・・こんのぉっ!!」
「!?!?!?」
ピストルを手放したスティルインラブはダガーナイフを抜くと、パラドキラーの複眼目がけて深々と突き刺したのだ
視界の大半を失った事で身の危険を感じたパラドキラーは、スティルインラブを放り出すと這々の体で逃げ出していくのだった
(ダガーナイフ所持数、3→2)
84 :
57ターン目
2024/05/17 00:53:42
ID:JfXCzo5a3Y
「今は必要ないのだけれど・・・」
(スティルインラブは痛み止めのカプセルを見つけた!)
(スティルインラブの体力は満タンだ!)
85 :
58ターン目(ナイフ所持数、2→3)
2024/05/17 00:55:34
ID:JfXCzo5a3Y
「さっきみたいなことがあると思うと・・・」
(スティルインラブはダガーナイフを見つけた!)
86 :
58ターン目(ナイフ所持数、2→3)
2024/05/17 01:06:19
ID:JfXCzo5a3Y
「それにしても、本当にたくさんの本があるわね・・・っ!?」
書庫の探索を続けるスティルインラブだが、彼女の耳にけたたましい警報音が飛び込んでくる
それが意味するのは一つ。警報装置が作動し、それに反応したクリーチャーが現れると言うこと
「うっ・・・この臭いは・・・!」
そうして現れたゾンビの発する腐臭に、彼女は顔をゆがめるのだった
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してゾンビが現れた!)
(次のレスよりステータス)
87 :
ゾンビのステータス(コイツ、赤頭か・・・!?)
2024/05/17 01:09:40
ID:JfXCzo5a3Y
「Wryyyyy・・・」
「なんておぞましい・・・!」
(LP83、攻撃力98、防御力57)
(次のレスより、戦闘開始!)
88 :
使い魔
2024/05/17 01:10:31
ID:JfXCzo5a3Y
(すみません、画像が抜けてました)
89 :
60ターン目
2024/05/17 01:32:48
ID:JfXCzo5a3Y
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値7-防御力57+精神力0=ダメージはない!)
「このっ!」
狙いを定め、ピストルを撃つスティルインラブ
放たれた銃弾はゾンビの腹部に命中するが、痛覚が鈍った彼には効いていなかった
90 :
60ターン目
2024/05/17 01:42:11
ID:JfXCzo5a3Y
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値90-防御力116-精神力0=26のカウンターダメージ!)
(ゾンビの残りLP83→57)
「Wryyyyy!」
「っ!!」
ゾンビの動きは鈍い。そんなお約束を無視するかのように、このゾンビは一気に距離を詰めてくる
突き出された手を盾で防ぎつつ、スティルインラブは反撃の銃弾をお見舞いする。何とかダメージを与えられたようだ
91 :
60ターン目
2024/05/17 01:47:15
ID:JfXCzo5a3Y
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値8-防御力57+精神力0=ダメージはない!)
「当たって!」
射撃を続けるスティルインラブ。だがしかし、やはり痛覚が鈍いのか。ゾンビは健在だ
焦りは攻撃を鈍らせる。彼女は臭いに耐えながら、落ち着かせようと呼吸を繰り返すのだった
92 :
62ターン目(さっきのは61ターン目でした)
2024/05/17 01:57:44
ID:JfXCzo5a3Y
(ゾンビの特殊能力! 溶解液!)
(1D50の数値分、スティルインラブの防御力ダウンするぞ!)
(スティルインラブの防御力が9ダウンした!)
「Bwreeee・・・」
「何を・・・きゃっ、盾が!?」
突如として、何もしていないのに大きく仰け反るゾンビを不審がるスティルインラブ
だが次の瞬間。彼の口から黄土色のナニカが勢いよく吐き出され、反射的に盾で受け止めてしまう
ジュウジュウと音を立てて溶け出す盾。スティルインラブは慌ててそれ―溶解液を振り払うのだった
(スティルインラブの防御力116→107)
93 :
63ターン目(盾が溶けると防具が。防具が溶けると服が溶けます。つまり・・・?)
2024/05/17 02:05:07
ID:JfXCzo5a3Y
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値2-防御力57+精神力0=ダメージはない!)
「こっ、来ないで!」
近づかせまいとピストルを連射するスティルインラブ
これまでの正確な攻撃がまるで嘘のようなめくら撃ちである。当然ながら、銃弾はゾンビには当たらず、壁や本棚に突き刺さるのみであった
94 :
64ターン目(こいつ叡智か?)
2024/05/17 02:16:32
ID:JfXCzo5a3Y
(ゾンビの特殊能力! 溶解液!)
(防御力107-溶解液31=スティルインラブの防御が76にダウン!)
「Bwoooo・・・」
「ひっ・・・!?」
動揺は恐怖となり、恐怖は萎縮へと繋がる。ゾンビが再び溶解液を吐き出したことに、スティルインラブは完全に反応が遅れてしまう
盾で防ぐことが間に合わず、液が直撃したことで身につけていたプロテクターと、服の一部が溶かされ素肌が晒されてしまったのだった
95 :
65ターン目
2024/05/17 02:23:51
ID:JfXCzo5a3Y
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値34-防御力57+精神力補正0=ダメージはない!)
「いやっ、嫌ぁっ!!」
ここまで順当に来られたのは、単純に運と数字に恵まれていただけ。その現実がここへ来て、スティルインラブへ牙を剥いてきたのだ
半ば錯乱状態に陥りながらも、何とか活路を開こうと攻撃する彼女だが、非情にも銃弾は明後日の方向へ飛んでいくのだった
96 :
66ターン目
2024/05/17 02:34:19
ID:JfXCzo5a3Y
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値19-防御力76-精神力14=43のカウンターダメージ!)
(ゾンビの残りLP14)
「Wryyyyy!」
「来ないでぇっ!!」
「!?!?」
掴みかかり、押し倒そうとするゾンビ。スティルインラブは、ほとんど本能のままに相手に蹴りを入れていた
蹴飛ばされ、壁に打ち付けられるゾンビだが仕留めるのには至っておらず。ゆっくりと再び立ち上がるのだった
その事実が、更なる恐怖としてスティルインラブに刻み込まれていく・・・
97 :
67ターン目
2024/05/17 02:49:02
ID:JfXCzo5a3Y
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値53-防御力57+精神力0=ダメージはない!)
「このっ、このっ!」
銃弾は素通りするか、命中してもダメージにつながらない
取り回しに優れたピストルの非力な部分が、ここへ来て浮き彫りになるのをスティルインラブは感じていた
やはり死中に活を求めるしか、彼女に許されないのか・・・
98 :
68ターン目(ダガーナイフ所持数3→2
2024/05/17 03:07:23
ID:JfXCzo5a3Y
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値87-防御力76-精神力0=11のダメージ!)
(スティルインラブはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
「Wryyyyy!」
「嫌ぁっ!!」
首筋に噛み付こうとするゾンビを、スティルインラブは必死に押しとどめる
これに噛まれれば無事では済まない。そう思った彼女は、反射的にダガーナイフを抜くと逆に相手の首筋に突き立てていた
「Guoooo・・・」
「はぁっ・・・はぁっ・・・!」
どす黒く変色した血を流しながら、倒れて動かなくなるゾンビを尻目にスティルインラブは急いでその場を離れるのだった・・・
99 :
69ターン目(一難去って・・・)
2024/05/17 03:19:42
ID:JfXCzo5a3Y
「Bowwow!! Bowwow!!」
「くっ、また・・・!」
書庫を抜けようとしたその時。来た道からナニカが走ってくる気配を感じるスティルインラブ
ふり返ると、彼女へ向かって勢いよく走ってくるゾンビ犬の姿が
逃げようとするスティルインラブだが、それよりも早くゾンビ犬は彼女の進路に割り込み、立ちはだかるのだった
(ゾンビ犬が現れた!)
(次のレスでステータス)
100 :
70ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/05/17 03:21:59
ID:JfXCzo5a3Y
「邪魔を・・・しないで!」
(LP37、攻撃力83、防御力11)
(次のレスより、戦闘開始!)
101 :
71ターン目(早朝ですが、今回の分です)
2024/05/18 06:25:02
ID:Ft5F0Pbado
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値27-防御力11+精神力0=16のダメージ!)
(ゾンビ犬残りLP37→21)
「当たって!!」
「Gyaow!?」
スティルインラブの選んだのは、速攻で撃破することだった
狙いを定めて放たれた銃弾は寸分違わずゾンビ犬に命中し痛打を与えることに成功したのだった
102 :
72ターン目(画像の都合で2回に分けます)
2024/05/18 06:28:24
ID:Ft5F0Pbado
(ゾンビの特殊能力! 噛み付き攻撃!)
(今回は3の追加ダメージ!)
103 :
72ターン目(戦闘処理。ナイフ所持数2→1)
2024/05/18 06:46:22
ID:Ft5F0Pbado
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値82+追加ダメージ3-防御力76-精神力0=9のダメージ!)
(スティルインラブはダガーナイフを使った!)
(ゾンビ犬を倒した!)
「Bowwow!!」
「きゃぁっ!!」
ゾンビ犬の攻撃を回避しようとするスティルインラブ。だが、その際に足をもつれて、反応が遅れてしまう
その隙を突かれ、ゾンビ犬は彼女の脚に。ブーツに包まれてなお折れそうな程に細いそれに噛み付いた
振り払おうとするも、想像以上に強い力で噛み付いているためになかなか離せない
やむなくスティルインラブは所持していたダガーナイフを相手の首筋に突き立て、無理繰り引き剥がして事なきを得るのだった
104 :
73ターン目
2024/05/18 06:51:09
ID:Ft5F0Pbado
「痛・・・まだ噛まれた感触が・・・」
ゲームなので血が出るわけでも、傷が付くわけでもない。ただ『噛まれた』という事実だけが彼女の脳と皮膚にだけ残される
そんな不思議な感覚を覚えながら、彼女は先を急ぐのだった
(エリア移動成功。エリア10→エリア11へ)
105 :
73ターン目
2024/05/18 06:55:15
ID:Ft5F0Pbado
「Gyaaaaa!!」
「っ!?」
渡り廊下のような所を歩いていた最中。スティルインラブの前に何かが窓を突き破って現れる
血走った目に白い体躯の猿。ビッグハンドだ
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
106 :
74ターン目(それでよくガラス破れたな・・・)
2024/05/18 06:58:23
ID:Ft5F0Pbado
(LP48、攻撃力81、防御力4)
「こんな場所では、逃げられないわ・・・!」
(次のレスより、戦闘開始!)
107 :
75ターン目
2024/05/18 07:14:20
ID:Ft5F0Pbado
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値35-防御力4+精神力0=31のダメージ!)
(ビッグハンド残りLP48→17)
「このっ!!」
「Gyaow!?」
即座に切り替え、連続して射撃するスティルインラブ
一発目は回避されるものの、続けて放った二発目はビッグハンドの肩口に命中し、大きなダメージを与えることに成功する
自分が誘導されたことを、ビッグハンドは忌々しく見るのだった
108 :
76ターン目
2024/05/18 07:23:10
ID:Ft5F0Pbado
(ビッグハンドの特殊能力! 遠吠え!)
(次のターン、攻撃力が20アップ!)
「Guoooo!!」
ドラミングで己を鼓舞するビッグハンド。その瞳は怒りに燃えていた
目の前の雌を食うだけでは収まらない。犯し、壊し、踏みにじらねば気が済まないほどに
109 :
77ターン目
2024/05/18 07:31:48
ID:Ft5F0Pbado
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値42-防御力4+精神力14=52のダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「・・・・・・」
「Gyaow!?」
隙だらけのビッグハンドに、スティルインラブは無慈悲な一撃を食らわせる
頭部を撃ち抜かれた哀れな猿は、光の粒子となって消滅するのだった
「足止めされてしまったわね。急がないと・・・!」
110 :
78ターン目
2024/05/18 07:33:10
ID:Ft5F0Pbado
「・・・要りませんね」
(スティルインラブは痛み止めのカプセルを見つけた!)
(スティルインラブの体力は満タンだ!)
111 :
79ターン目
2024/05/18 07:39:13
ID:Ft5F0Pbado
「おっと・・・危ないですね」
いかにも怪しげなスイッチを踏まない様にして、スティルインラブは先を行く
外では天候が悪化してきたのか、雷鳴が鳴り響いているのだった・・・
(スティルインラブはトラップを回避した!)
112 :
80ターン目
2024/05/18 07:43:53
ID:Ft5F0Pbado
「あら、何か落ちているわね?」
洋館の主が住んでいたであろう、豪奢な空間らしく。派手な装飾が施された短刀をスティルインラブは拾い上げた
(スティルインラブはダガーナイフを拾った!)
(ダガーナイフ所持数1→2)
113 :
81ターン目
2024/05/18 07:53:20
ID:Ft5F0Pbado
「Syuuuu・・・」
「っ!」
ドアを開け、慎重に中へと踏み込んだスティルインラブの前にリザードマンが現れる
鋭い爪をギラつかせ、彼は目の前の獲物に狙いを定めるのだった
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
114 :
リザードマンのステータス
2024/05/18 07:55:52
ID:Ft5F0Pbado
「邪魔を・・・しないで!」
(LP93、攻撃力63、防御力40)
(次のレスより、戦闘開始!)
115 :
82ターン目
2024/05/18 08:02:39
ID:Ft5F0Pbado
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値26-防御力40+精神力0=ダメージはない!)
「このっ!」
強敵の気配を感じ取ったスティルインラブは、ピストルを撃つ
だがリザードマンは小賢しくも棚や倒れたテーブルに身を隠すなどして銃弾を防ぐのだった
116 :
83ターン目
2024/05/18 08:17:41
ID:Ft5F0Pbado
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値58-防御力76-精神力0=18のカウンターダメージ!)
(リザードマンの残りLP93→75)
「syaaaa!!」
「くぅっ・・・!」
壁を蹴り、空中から仕掛けるリザードマンをスティルインラブは盾で上手くいなし、がら空きの背中に反撃の銃弾を見舞う
銃弾は鱗を削り、肉に穴を開けるが倒すには至らなかったようだ
117 :
84ターン目
2024/05/18 08:23:12
ID:Ft5F0Pbado
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値57-防御力40+精神力14=31のダメージ!
(リザードマンの残りLP75→44)
「当たって!」
「!?」
射撃を続けるスティルインラブ。放たれた銃弾はリザードマンの胸板に命中し、動きが鈍ったことで立て続けに彼は被弾してしまう
それによって膝を突くも、リザードマンは再び立ち上がり戦う意欲を見せるのだった
118 :
85ターン目
2024/05/18 08:36:56
ID:Ft5F0Pbado
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値1-防御力76-精神力0=75の追加ダメージ!)
(リザードマンを倒した!)
「はぁっ!!」
「Guoooo!!」
全身をバネのように使い、リザードマンが飛びかかる
それに対してスティルインラブは、燭台を手に取るとそれをリザードマン目がけて投げつけたのだ
片手で持つにはやや重い金属の塊が顔面に直撃し、完全に出鼻をくじかれたリザードマンに、彼女はピストルをありったけ叩き込んだ
たちまちの内に蜂の巣にされたリザードマンは、全身から赤いエフェクトをまき散らしながら消滅するのだった
119 :
86ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/05/18 08:42:54
ID:Ft5F0Pbado
「よい・・・しょっ・・・っと。これは・・・隠し扉かしら?」
書斎らしき部屋を探索している最中のことだ
スティルインラブは、本棚の一部が動かせることに気づくと、物は試しと押してみる
すると本棚の裏から隠し扉と、何かを動かすコンソールが現れたのだ
彼女がそのボタンを押すと、扉の向こう側で何かが動く音が
十数秒後、ガチャンと言う鈍い音と共に何かが到着し、扉が開く。どうやらエレベーターのようだ
「鬼が出るか蛇が出るか・・・とにかく、行くしかないわね・・・!」
覚悟を決め、エレベーターに乗り込むスティルインラブ。いよいよこの洋館の中枢に乗り込むときが、やってきたのだった
(エリア移動成功。エリア11→エリア12へ)
120 :
87ターン目(今日の分です)
2024/05/19 10:44:34
ID:xSG566qadk
「お屋敷の地下にこんなものが・・・」
エレベーターを降りた先でスティルインラブを待ち構えていたのは、金属とコンクリートで構成された研究施設らしき無機質な空間であった
「“ビールス培養計画書”・・・まさか、今まで出てきた怪物はここで!?」
この悪魔の所業を許すわけには行かない。正義感に突き動かされるように、スティルインラブは先を急ぐのであった・・・
(エリア移動成功。エリア12→エリア13へ)
121 :
88ターン目
2024/05/19 10:46:20
ID:xSG566qadk
「・・・こんな所に置いてあるのは・・・」
(スティルインラブは痛み止めのカプセルを見つけた!)
(スティルインラブの体力は満タンだ!)
122 :
89ターン目
2024/05/19 10:50:29
ID:xSG566qadk
「こんな所にもゾンビが・・・!」
いくつもある研究室の一つだった部屋に踏み込んだスティルインラブの前に、ゾンビが現れる
白衣らしきものを羽織っているところを見るに、この惨状を生み出した研究員だろうか。何にせよ、彼女にとって倒すべき敵に変わりは無かった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
123 :
ゾンビのステータス(お前ホントはゾンビじゃねーだろ!?)
2024/05/19 10:55:17
ID:xSG566qadk
「くっ、ここは逃げるしか・・・!」
(LP94、攻撃力74、防御力93)
(スティルインラブの攻撃力がゾンビの防御力を下回っているため、次のレスで逃走ロール!)
124 :
90ターン目(まずは一回目の攻撃処理から)
2024/05/19 11:00:31
ID:xSG566qadk
(スティルインラブは逃げ出した! しかし、逃げ切ることができなかった!)
(ゾンビの一回目の攻撃!)
(攻撃値15-防御力76-精神力0=61のカウンターダメージ!)
125 :
90ターン目(二回目の攻撃処理です)
2024/05/19 11:08:02
ID:xSG566qadk
(ゾンビの二回目の攻撃!)
(攻撃値68-防御力76-精神力0=8のカウンターダメージ!)
(ゾンビの残りLP94→25)
「あっ・・・!」
「Wryyyyy!」
「ぐっ、くぅっ・・・!」
意気込んでは見たものの、よくよく見ると分が悪い相手であった。何とか逃げだそうと隙を窺うも、それを見透かされたのか。研究員ゾンビに先制攻撃されてしまう
辛うじて盾で防ぎ、その上で反撃することでダメージを与えることは出来たが、決定打に欠けていた
126 :
91ターン目
2024/05/19 11:11:20
ID:xSG566qadk
(スティルインラブは逃げ出した!)
(・・・上手く逃げ切れたようだ!)
「今っ!」
「!!」
スティルインラブが放った銃弾は、ゾンビではなく天井の照明を撃ち抜いていた
蛍光灯のガラスが割れ、それによって落ちてきた照明器具でゾンビの進路が塞がる
その隙に彼女は、その場から逃げおおせるのだった・・・
127 :
92ターン目(バチィ!)
2024/05/19 11:18:04
ID:xSG566qadk
「ふぅ・・・何とかなったみたいですね・・・ん?」
薄暗い廊下の探索を続けるスティルインラブ。ゾンビから逃げ切った事で油断していたのだろうか
知らず知らずのうちに、足下に仕掛けられていたワイヤーに足を引っかけ、それをちぎってしまっていた
「ひぎっ・・・!?」
まるで雷に打たれたかのように、けいれんし、倒れ込むスティルインラブ
彼女は、天井に設置されていたテーザーセントリーの餌食になってしまったのだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!!)
(今回は4ターンの間、攻撃、反撃、移動が出来なくなるぞ!!)
128 :
93ターン目(しびれが取れるまで、あと4ターン!)
2024/05/19 11:19:53
ID:xSG566qadk
(場所を考えればあってしかるべきなのに・・・くっ・・・!)
(スティルインラブはシビれて動けない!)
129 :
94ターン目(しびれが取れるまで、あと3ターン!)
2024/05/19 11:24:31
ID:xSG566qadk
「・・・・・・!」
ひたひたと、何かが歩いてくる音をスティルインラブの耳は捉えていた
辛うじて首だけは動かせたので、その方向を見てみるとそこには緑色をした節のある足が
カマキリの怪物、パラドキラーがまるで舌なめずりでもするかのように、鎌をなめ回していたのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
130 :
パラドキラーのステータス
2024/05/19 11:27:43
ID:xSG566qadk
(くっ・・・このままでは・・・!)
(LP65、攻撃力2、防御力49)
(次のレスより、戦闘・・・になるのかこれ?)
131 :
95ターン目(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
2024/05/19 11:32:38
ID:xSG566qadk
(スティルインラブは体がシビれて動けない!)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値1-防御力76-精神力0=ダメージはない!)
「???」
「・・・?」
スティルインラブは、その大鎌で自らが斬り裂かれるのを幻視した
だがそれに反して。パラドキラーの鎌は彼女の首筋を軽く撫でるだけ。当の本人も困惑している
このパラドキラーは解りづらいが不完全な個体だったのだ。それ故に、自慢であろう鎌はなまくら以外の何物でもなかった
132 :
96ターン目(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
2024/05/19 11:36:56
ID:xSG566qadk
(スティルインラブは体がシビれて動けない!)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値2-防御力76-精神力0=ダメージはない!)
「~~~!!」
「・・・・・・」
(ちょっと・・・可愛いかも・・・)
躍起になって獲物を斬りつけるパラドキラーだが、スティルインラブは先ほどから気ほども痛みも感じていない
その必死な様子に、クリーチャーでありながらも彼女は愛着が沸いてくるのであった・・・
133 :
97ターン目(しびれが取れるターン!)
2024/05/19 11:41:28
ID:xSG566qadk
(スティルインラブはしびれが取れた!)
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値31-防御力49+精神力0=ダメージはない!)
「・・・そこっ!」
「!?」
体が自由になったのを感じ取ったスティルインラブ。その行動は早かった
即座にピストルを発砲し、パラドキラーを怯ませることで距離を取るのだった
134 :
98ターン目(ダガーナイフ所持数2→1)
2024/05/19 11:47:35
ID:xSG566qadk
(パラドキラーの特殊能力! 捕獲行動!)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値2-防御力0-精神力0÷2=1のダメージ!)
(スティルインラブはダガーナイフを使った!)
(パラドキラーを倒した!)
「やぁっ!!」
「!?!?!?!」
破れかぶれと言わんばかりに、スティルインラブを捕まえようとするパラドキラー
だがその動作はあまりにも緩慢で、見てからダガーナイフを突き刺してもまだ余裕があるくらいであった
「あっけなかったですね・・・」
135 :
99ターン目
2024/05/19 11:50:59
ID:xSG566qadk
「さっきから似たような景色ばかり・・・迷子になりそうです」
まだ電力が通っていても、研究所の中は薄暗い
慎重に一歩ずつ、彼女は階段を降りていく。そこには果たして何が待つのか・・・
(エリア移動成功。エリア13→エリア14へ)
136 :
100ターン目(大台到達!)
2024/05/19 11:56:40
ID:xSG566qadk
「・・・・・・!」
「何かが・・・いる・・・!」
階段を降り、たどり着いた先は真っ暗闇だった
完全に闇に閉ざされた空間だが、彼女はそこに何かがいる気配を感じ取る
すると天井の動態センサーが働いたのか。照明が一斉に点灯すると、やはりと言うべきか
数メートル先、彼女の丁度進もうとしている方角にゾンビが立っていたのだった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
137 :
ゾンビのステータス(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/05/19 11:58:57
ID:xSG566qadk
「倒していくしか、なさそうね・・・!」
(LP70、攻撃力89、防御力15)
(次のレスより、戦闘開始!)
138 :
観戦者の感想
2024/05/19 15:30:08
ID:HyxXa1aFs2
44ターン目でテーザーセントリーにかかったとき
盾を落としてしまい防御恩恵無し(-30)、ってなってたけど
92ターン目のテーザーセントリーしびれ時は
64ターン目の溶解液で減った『盾を含む』防御値(76)のままダメージ判定へ
存在はする(カウンター発動はできる)けど盾自体にはもう防御力は無いってことでいいのだろうか
139 :
>>1
2024/05/19 21:03:21
ID:zDhdjEQHhw
>>138
>存在はする(カウンター発動はできる)けど盾自体にはもう防御力は無いってことでいいのだろうか
そうですね、その認識で大丈夫です
ここ(
>>94
)で盾の機能がなくなってしまうと、素手で殴っているのと変わらなくなってしまうので
140 :
101ターン目(今日の分です)
2024/05/20 10:38:52
ID:Wj0Gyyo3kM
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値2-防御力15+精神力14=1のダメージ!)
(ゾンビの残りLP70→69)
「そこっ!」
ピストルを放ち、ゾンビを牽制するスティルインラブ
銃弾は彼の体を掠めるが、これまでに現れたゾンビ達と同じように怯むことなく向かってくるのだった
141 :
102ターン目
2024/05/20 10:46:15
ID:Wj0Gyyo3kM
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値4-防御力76-精神力0=72のカウンターダメージ!
(ゾンビを倒した!)
「ふっ・・・!」
「Gyaaa!?」
「せいっ!!」
なおも接近するゾンビに対し、スティルインラブは冷静にピストルを撃つ
今度は頭に命中したために、その体躯を大きく仰け反らせることに成功する
そうやって怯んだ隙に逆に接近し、スティルインラブは足を振り上げてゾンビを蹴り飛ばした
ウマ娘の脚力に腐乱した体が耐えられるはずもなく。ぐしゃり、と言う嫌な音を立ててからゾンビは消滅するのだった
「うっ・・・いやな感触でした・・・」
142 :
103ターン目
2024/05/20 10:50:42
ID:Wj0Gyyo3kM
<Beep! Beep!
「っ!?」
先を行こうとしたその時、何度も聞いてきたサイレンの音がスティルインラブの耳に飛び込んでくる
恐らく、先ほど蹴り飛ばしたゾンビがスイッチを押してしまったのだろう
ずるり、ずるりと音を立てながら、開けっぱなしになっていた扉から現れたのは歪な人形をした植物だった
(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
143 :
キラープラントのステータス(見た目のモデルは、バイオ2のイビーです)
2024/05/20 10:53:15
ID:Wj0Gyyo3kM
「人・・・? いえ、植物・・・?」
(LP35、攻撃力90、防御力28)
(次のレスより、戦闘開始!)
144 :
104ターン目
2024/05/20 10:57:58
ID:Wj0Gyyo3kM
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値46-防御力28+精神力補正0=18のダメージ!)
(キラープラントの残りLP35→17)
「当たって!!」
まるで爬虫類の顔のようになっている花らしき部位を狙って、銃撃するスティルインラブ
やはり急所だったのか。あるいはビールスの影響か。植物であるはずのキラープラントは痛みに苦しむような反応を見せるのだった
145 :
104ターン目
2024/05/20 11:04:15
ID:Wj0Gyyo3kM
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値31-防御力76-精神力0=45のカウンターダメージ!)
(キラープラントを倒した!)
「―――」
「このっ!」
ツタをムチの様にしならせ、スティルインラブを打ち据えようとするキラープラント
だが彼女は冷静にそれを回避し、脆くなった盾を上手く使って受け流すと攻撃の隙を突いて銃撃する
中枢部を貫かれたキラープラントは、傷口から緑色のエフェクトを垂れ流しながら消滅していく
「・・・大したことなかったですね」
余裕を持って倒せたことで、スティルインラブの中に多少余裕が生まれるのだった
146 :
105ターン目
2024/05/20 11:13:39
ID:Wj0Gyyo3kM
「Gyaoooow!!」
「っ!?」
余裕が出来たことで油断していたのだろう
突如として叫び声と共に、ダクトから飛び出してきたビッグハンドにスティルインラブは反応が遅れてしまう
鋭い爪が彼女の頭を掠め、被っていたウェディングベールが床に落ちる
「このっ・・・よくも・・・!!」
大切なものを傷つけられた怒りで、顔をゆがめるスティルインラブ。そこには普段のたおやかな姿はみじんも感じられなかった
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
147 :
ビッグハンドのステータス
2024/05/20 11:15:43
ID:Wj0Gyyo3kM
(LP74、攻撃力37、防御力84)
(スティルインラブの攻撃力が防御力を下回ったので、次のレスで逃走ロール!)
「くっ・・・ここは逃げるしか・・・!」
148 :
106ターン目(一回目の処理)
2024/05/20 11:20:56
ID:Wj0Gyyo3kM
(スティルインラブは逃げ出した!)
(しかし、回り込まれてしまった!)
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値18-防御力76-精神力0=58のカウンターダメージ!!)
(ビッグハンドの残りLP74→16)
149 :
106ターン目(2回目の処理)
2024/05/20 11:25:52
ID:Wj0Gyyo3kM
(ビッグハンドの二回目の攻撃!)
(攻撃値30-防御力76-精神力0=46のカウンターダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「回り・・・込まれっ!?」
「Gyaoooow!!」
「くっ、ならば!!」
「!?!?」
逃げようとするも、素早い身のこなしでビッグハンドはスティルインラブの進路に割り込んでくる
足が止まった隙を狙って、攻撃を仕掛けるビッグハンドだが冷静に彼女は攻撃を受け流し、反撃する
「Kisyaaa!!」
「甘いっ!」
必殺を期して仕掛けたのをかわされ、怒り心頭のビッグハンドを再びいなし、隙だらけの背中を撃つ
さすがに二度目は耐えられず、ビッグハンドは消滅するのだった
150 :
107ターン目(このまま行ってしまうのか・・・?)
2024/05/20 11:30:03
ID:Wj0Gyyo3kM
「ふぅ・・・ここなら休めそうだわ」
ドアを開けた先は、ソファと灰皿。テーブルが置かれた休憩室だった
テーザーセントリーに嵌まった事以外は、ここまでほとんどぶっ通しでやってきたスティルインラブは、これ幸いと一息つく
呼吸を整え、ピストルの状態を確認してから。彼女は再び探索を始めるのだった
(エリア移動成功。エリア14→エリア15へ)
151 :
108ターン目
2024/05/20 11:34:05
ID:Wj0Gyyo3kM
「!!」
「!?」
本当に、不意の遭遇であった
階段を降りて、ドアを開けたまさにその時。移動中だったリザードマンとスティルインラブが鉢合わせたのだ
即座に切り替え、戦闘態勢を取るスティルインラブ。その動作はVRであることを抜きにしても、洗練されていた
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
152 :
108ターン目
2024/05/20 11:36:52
ID:Wj0Gyyo3kM
(LP99、攻撃力31、防御力53)
(次のレスより、戦闘開始!)
「くっ、あと少しなのに・・・!」
153 :
108ターン目
2024/05/20 11:40:37
ID:Wj0Gyyo3kM
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値63-防御力53+精神力0=20のダメージ!)
(リザードマンの残りLP99→79)
「当たって!」
「Gya!?」
ピストルを連射し、速攻を図るスティルインラブ
十段は立て続けに命中したが、リザードマンを倒すには至っていない。どうやら、彼は生命力を強化されているようだった
154 :
108ターン目
2024/05/20 11:44:54
ID:Wj0Gyyo3kM
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値20-防御力76-精神力0=56のカウンターダメージ!)
(リザードマンの残りLP79→23)
「syaaaa!!」
「甘い!」
「Gyaow!?」
スティルインラブを引き裂こうと、爪を繰り出すリザードマンだが、その動きは驚くほど緩慢であった
彼女は冷静にそれを見切り、腕の付け根目がけてピストルを撃つ
それによって手から赤いエフェクトが飛び散り、リザードマンは攻撃を中断させられるのだった
155 :
110ターン目(ステ子の挑戦が終わったら、ちょっと調整しようと思います・・・)
2024/05/20 11:52:26
ID:Wj0Gyyo3kM
(リザードマンの特殊能力! 引っ掻く攻撃!)
(ダメージ値2-防御力76=74のカウンターダメージ!)
(リザードマンを倒した!!)
「隙だらけです!」
「!?!?」
再び攻撃を仕掛けようとするリザードマンだが、それは叶わぬ願いであった
まるで西部劇の早撃ちの如く、スティルインラブの放った銃弾で出鼻をくじかれたからだ
それがそのまま致命傷になったのか。リザードマンは膝を突くとそのまま消滅したのだった
156 :
キミ
2024/05/20 11:53:23
ID:Wj0Gyyo3kM
(画像忘れてました・・・)
157 :
111ターン目
2024/05/20 11:56:58
ID:Wj0Gyyo3kM
「くっ・・・さっきの植物」
「―――」
先を急ぐスティルインラブの前に、今度はキラープラントが現れる
立て続けに出てくるクリーチャーを前に、彼女は気を引き締めるのだった
(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
158 :
キラープラントのステータス
2024/05/20 11:59:07
ID:Wj0Gyyo3kM
(LP34、攻撃力21、防御力63)
(次のレスより、戦闘開始!)
「邪魔をしないで!」
159 :
112ターン目
2024/05/20 12:09:16
ID:Wj0Gyyo3kM
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値62-防御力63+精神力14=13のダメージ!)
(キラープラントの残りLP34→21)
「そこっ!」
「―――」
既にキラープラントは初見ではないスティルインラブは、的確に葉やツタの付け根などを狙い、着実にダメージを与えていく
対するキラープラントは、植物故に回避できず、受け続けるのだった
160 :
112ターン目
2024/05/20 12:13:49
ID:Wj0Gyyo3kM
(キラープラントの特殊能力! 毒の花粉!)
(次のターン、攻撃成功時に二倍のダメージを与えるぞ!)
「―――」
「花が開いて・・・っ、ゴホッ、ゴホッ!?」
不意にキラープラントの花が開いたかと思うと、まるでスプレーでも使ったかのように勢いよく花粉が噴射され、スティルインラブはそれをもろに吸ってしまう
それによって視界がぼやけ、足取りもおぼつかなくなるスティルインラブ
この状態でもし攻撃を受けたら、ひとたまりも無いだろう
161 :
112ターン目
2024/05/20 12:16:33
ID:Wj0Gyyo3kM
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値51-防御力63+精神力0=ダメージはない!)
「うっ・・・くっ・・・」
ぼやけた視界でなんとか攻撃するスティルインラブだが、銃弾はキラープラントへは命中しない
このままでは危険だと、彼女は身構えるのだった
162 :
114ターン目(またターン表記間違えてた・・・)
2024/05/20 12:23:27
ID:Wj0Gyyo3kM
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値21-防御力76-精神力14=41のカウンターダメージ!)
(キラープラントを倒した!)
「うっ・・・くっ・・・」
ぼやけた視界でなんとか攻撃するスティルインラブだが、銃弾はキラープラントへは命中しない
このままでは危険だと、彼女は身構えるのだった
――
「―――」
「くっ・・・のっ・・・!」
「!!」
ツタを振り上げ、スティルインラブを打ち据えようとするキラープラント。だが一瞬だけ、彼女の方が早かった
ブレブレながらも撃った銃は運良く相手の中枢を貫き、キラープラントの生命活動を停止させたのだ
「はぁっ・・・はぁっ・・・ふぅ・・・」
花粉の影響が残っているのか、その場に座り込んでしまうスティルインラブ
短いようで長い道のりは、まだ残っている
163 :
115ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/05/20 12:27:20
ID:Wj0Gyyo3kM
「ふぅ・・・行かないと・・・」
大分落ち着いたのか、意を決して立ち上がるスティルインラブ
丁度直ぐ近くにあったエレベーターに乗り込むと、彼女は更に施設の奥へと歩みを進めるのであった・・・
(エリア移動成功。エリア15→エリア16へ)
164 :
>>1
2024/05/21 07:14:43
ID:RS/qBNmRwM
(おはようございます、
>>1
です)
(今日の更新ですが、体調が芳しくないのでお休みします。すみません)
165 :
>>1
2024/05/22 09:21:48
ID:RVR0ty7eas
(おはようございます、
>>1
です)
(今日も体調がよろしくないので、今回の更新もお休みさせてもらいます。すみません)
166 :
116ターン目(今日の更新です)
2024/05/24 17:01:43
ID:Z25mYMU68w
「慎重に・・・慎重に・・・」
床や手を付けそうな壁などに気をつけつつ、スティルインラブは進む
それにより、罠を回避することに成功したのだった
(スティルインラブは罠を回避した!)
167 :
117ターン目(気をつけてたのに・・・)
2024/05/24 17:06:49
ID:Z25mYMU68w
「次は・・・!? まっ、また・・・!」
石橋を叩いて渡るがごとく。少しずつ進む彼女だがそのせいでセンサーの存在を完全に失念していた
彼女がその下を通過した途端、消火装置に偽装したガス噴射装置が作動し、彼女はガスを吸い込んでしまった
(トラップ発動! ガス噴射装置だ!)
(このフロアにいる間、精神力がゼロになるぞ!)
168 :
118ターン目
2024/05/24 17:11:46
ID:Z25mYMU68w
「早く・・・抜け出さないと・・・あっ!」
このままでは拙い。階段を見つけたスティルインラブは、一刻も早く下に降りようとするのだが、中途で足をもつれさせて転んでしまう
「いっ・・・うぅ・・・挫けては・・・だめ・・・!」
焦りと疲労とで、折れそうになる己を奮い立たせ、スティルインラブは進むのだった
(エリア移動成功。エリア16→エリア17へ)
169 :
119ターン目
2024/05/24 17:17:24
ID:Z25mYMU68w
「どこまで続いているのかしら・・・」
<Beep! Beep!
「!? しまった、警報が!?」
次なるフロアへと踏み込んだ矢先。けたたましい警報音がスティルインラブを出迎える
するとそれに反応してか、天井のダクトからのそのそとパラドキラーが這い出してきて、彼女の前に立ちふさがった
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応して、パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
170 :
パラドキラーのステータス
2024/05/24 17:19:45
ID:Z25mYMU68w
「くっ・・・!」
(LP47、攻撃力7、防御力57)
(次のレスより、戦闘開始!)
171 :
120ターン目
2024/05/24 17:25:22
ID:Z25mYMU68w
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値53-防御力57+精神力0=ダメージはない!)
「当たって!」
スティルインラブがピストルを撃つ
しかしこのパラドキラーは思いのほか頑丈なのか、銃弾は弾かれダメージを与えることが出来なかった
172 :
121ターン目
2024/05/24 17:30:23
ID:Z25mYMU68w
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値3-防御力76-精神力14=59のカウンターダメージ!)
(パラドキラーを倒した!)
「syaaaa!!」
「くっ、ならば!」
「!?!?」
振り下ろされる鎌の一撃を回避し、スティルインラブはカウンターで銃弾を撃ち込む
逆三角の頭に綺麗な風穴を開けられたパラドキラーは、崩れ落ちながら消滅するのだった
173 :
122ターン目
2024/05/24 17:33:27
ID:Z25mYMU68w
「これは使えそうね」
(スティルインラブはダガーナイフを見つけた!)
(ダガーナイフ所持数1→2)
174 :
123ターン目
2024/05/24 17:38:29
ID:Z25mYMU68w
「さっきの植物・・・!」
廊下を進むスティルインラブの前にキラープラントが立ちはだかる
見ると背後の壁にはツタのようなものが絡みついており、彼らはそこから出てきているように思えた
(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
175 :
キラープラントのステータス
2024/05/24 17:41:31
ID:Z25mYMU68w
「ここは逃げるしか・・・!」
(LP76、攻撃力55、防御力84)
(スティルインラブの攻撃力がキラープラントの防御力を下回っているので、逃走ロール!)
176 :
124ターン目
2024/05/24 17:44:06
ID:Z25mYMU68w
(スティルインラブは逃げ出した!)
(上手く逃げ切れたようだ!)
「ここは逃げるしか・・・!」
自身との差を即座に理解したスティルインラブは、即座に逃げを打った
通路は狭かったものの、相手の動きは鈍い。そのまま逃走に成功したのだった
177 :
125ターン目
2024/05/24 17:45:38
ID:Z25mYMU68w
「引っかかりませんよ・・・たぶん」
(スティルインラブはトラップを回避した!)
178 :
126ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/05/24 18:11:24
ID:Z25mYMU68w
「ここから下へは・・・」
「やぁ、子羊君」
「! 貴女は・・・」
階段なりエレベーターなり。とにかく下に降りる手段を探していたスティルインラブに、本来であればあり得ない存在が声を掛けてきた
「俺はダーレーアラビアン。本来はコレとは別のVRウマレーターのプログラムなんだけど、進行役として彼女に頼まれてね」
「なるほど・・・と言うことは、他の三女神様も?」
「ああ。こことは別のフロアにいる」
「さて、ここで子羊君に声を掛けた理由だけど、ちょっとした激励って奴さ」
「激励、ですか?」
「そう、お手伝い。最深部にいるラスボスは、並のクリーチャーじゃない。だけどここまで来られる実力のある君なら、きっと大丈夫だ。幸運を!」
「ありがとうございます、頑張りますね」
その一言と共にダーレーアラビアンは何処かへ消え去り、彼女が立っていた場所の壁には、ドアが出現していた
ゴールは近い。決意と覚悟を決め、スティルインラブはドアに手を掛けるのだった
(エリア移動成功。エリア17→18)
179 :
127ターン目(早朝ですが、今回の分です)
2024/05/25 07:57:49
ID:P3d0Zuh1EA
「Wryyyyy・・・」
「・・・!!」
ドアから別のフロアへとたどり着いたスティルインラブの前に、ゾンビが現れる
彼女は迷いなく銃口を向けると、戦う意志を見せるのだった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
180 :
ゾンビのステータス
2024/05/25 08:00:06
ID:P3d0Zuh1EA
「あともう少しなのに・・・!」
(LP64、攻撃力97、防御力60)
(次のレスより、戦闘開始!)
181 :
128ターン目
2024/05/25 08:40:34
ID:P3d0Zuh1EA
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値35-防御力60+精神力0=ダメージはない!)
「このっ!」
「Wooooo・・・」
ピストルから放たれた銃弾は、寸分違うことなくゾンビの体へと突き刺さる
だがそれらはダメージには繋がらず、ゾンビは未だ健在だった
182 :
129ターン目(ダガーナイフ所持数2→1)
2024/05/25 09:11:54
ID:P3d0Zuh1EA
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値89-防御力76-精神力0=13のダメージ!)
(スティルインラブはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
「Wryyyyy!」
「やっ、離して!」
「!?!?」
華奢な両肩を鷲掴みにし、スティルインラブに噛み付こうとするゾンビ
至近距離から叩きつけられる強烈な腐臭に顔を歪ませながらも、彼女はダガーナイフを相手の眼窩目がけて突き刺した
急所を貫かれたゾンビは、そのまま赤いエフェクトを流しながら倒れ、消滅するのだった
183 :
130ターン目
2024/05/25 09:18:21
ID:P3d0Zuh1EA
「Grrrrrr...!」
「まだ来ますか・・・!!」
先を急ごうとしたスティルインラブだが、今度はその前にビッグハンドが立ち塞がる
コレまで見かけてきた銀色とは異なる、茶色い個体だった
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
184 :
ビッグハンドのステータス(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/05/25 09:20:38
ID:P3d0Zuh1EA
「そこをどきなさい、私は行かないといけないの!」
(LP52、攻撃力98、防御力40)
(次のレスより、戦闘開始!)
185 :
ビッグハンドのステータス(防御力の画像が抜けてたので・・・)
2024/05/26 10:20:05
ID:JNRMG5QzEY
>>184
186 :
131ターン目(今日の分です)
2024/05/26 11:05:28
ID:JNRMG5QzEY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値29-防御力40+精神力14=3のダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP52→49)
「当たって!」
「!!」
ピストルを放ち、スティルインラブはビッグハンドを牽制する
何発かは彼の体を掠めるものの、ダメージには繋がらなかったようだ
187 :
キミ
2024/05/26 11:11:24
ID:Ts2QBU8Axc
流石にターン長すぎん?
この調子だと2、3キャラ分しか出来ないね
188 :
132ターン目
2024/05/26 11:11:39
ID:JNRMG5QzEY
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値45-防御力76-精神力0=31のカウンターダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP49→18)
「Guoooo!!」
「くっ・・・!」
以前、ゾンビに溶かされたために、盾の表面はもろくなっている
スティルインラブはまともに受け止めないよう的確に勢いをいなし、ビッグハンドに反撃の銃弾を撃ち込んでいく
「Gyaow!?」
被弾した痛みに怯むビッグハンド。その動きは明らかに弱りつつあった
189 :
133ターン目
2024/05/26 11:15:12
ID:JNRMG5QzEY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値30-防御力40+精神力14=4のダメージ!)
(ビッグハンド残りLP18→14)
「っ・・・!」
怯んだタイミングで続けざまに撃ち込まれる銃弾
だがビッグハンドは野生の本能で急所をガードし、傷を軽減させていた
190 :
133ターン目
2024/05/26 11:17:39
ID:JNRMG5QzEY
(ビッグハンドの特殊能力! 遠吠え!)
(次のターン、攻撃力が20アップするぞ!)
「Guoooo!!」
「!!」
ドラミングで自身を奮い立たせるビッグハンド
スティルインラブはその気迫を前にして、ただ圧倒されるのであった
191 :
134ターン目
2024/05/26 11:21:53
ID:JNRMG5QzEY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値56-防御力40+精神力0=16のダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「今なら・・・!」
「Gyaow!?」
だがしかし、ビッグハンドはここへ来て致命的な隙を作ってしまっていた。ドラミングのせいで胸と頭が無防備になってしまっていたのだ
それを見逃すような愚を、スティルインラブは犯さず。的確に急所を撃ち抜いて撃破に成功するのだった
192 :
135ターン目
2024/05/26 11:23:04
ID:JNRMG5QzEY
「・・・今は、必要ないですね」
(スティルインラブは痛み止めのカプセルを見つけた!)
(スティルインラブの体力は満タンだ!)
193 :
136ターン目
2024/05/26 11:28:15
ID:JNRMG5QzEY
「こっちよ、こっち」
「あ、貴女は確か・・・ゴドルフィンバルブさん?」
「ダーレーから話は聞いているみたいね。ここからあと二つ、フロアを抜ければゴールよ」
エレベーターの扉の前に、青い髪のウマ娘―三女神の一角、ゴドルフィンバルブが立っているのを見つけ、声を掛けられるスティルインラブ
「一筋縄ではいかないでしょうけど、大丈夫。貴女ならできるわ」
「ありがとうございます」
激励の言葉と共に去って行くゴドルフィンバルブを見送り、スティルインラブはエレベーターへと乗り込む
果たして、その先に待つものとは・・・?
(エリア移動成功。エリア18→19)
194 :
137ターン目
2024/05/26 11:38:50
ID:JNRMG5QzEY
「ここは・・・渡り廊下?」
「む、来たか・・・!」
「貴女は・・・」
スティルインラブがエレベーターから降りた先は、何もない渡り廊下だった
嵐は既に止んだのか、雲の隙間からは朝日が昇り始めているのが見える
すると廊下の反対側、まさしく外へと通じる扉の前に、黄色い軍帽を被った、軍人のような出で立ちのウマ娘が立っているのを見つける
「私はバイアリーターク。ここが最後のエリア移動地点だ」
「と言うことは、ここを通れば遂にゴール・・・」
「だからといって気を抜くなよ。この先に待つ、最後の敵を倒さなければクリアとはならん」
「そしてそれは、他の奴らとはひと味もふた味も違う。心して掛かれ。貴様に幸運を」
「はい・・・!」
「む・・・? 貴様、ダガーナイフを持っているようだな」
扉をくぐり、その先にあったリフトへスティルインラブが乗ろうとしたその時。バイアリータークは意味ありげな言葉を放ってきた
「最後の敵はダガーナイフを使っても倒すことは出来ん。せいぜい怯ませるのが関の山だ、気を抜くなよ」
「えっ、それって・・・」
スティルインラブは聞き返そうとしたものの、答える前に消えてしまうバイアリーターク
無情にもリフトは、彼女を戦いの舞台へと運んでいくのであった・・・
(エリア移動成功。エリア19→エリア20。ラスボスとの対決へ)
195 :
138ターン目
2024/05/26 11:47:20
ID:JNRMG5QzEY
「ヘリポート・・・ここから脱出できるのかしら・・・?」
<――――
「? 何か聞こえ・・・」
「■■■■■■■―――!!!」
「っ、な、何!?」
リフトを降りた先は、ヘリポートらしき場所。資材やコンクリートの破片などが散らばってはいるものの、ヘリが離着陸するスペースは十分あった
何かをやってヘリを呼ぶのだろうか? そう思いながらスティルインラブが周囲を調べていたその時である
先ほど自分が入ってきた入り口とは反対側、分厚いシャッターが降りていた方の入り口から何かがそれを突き破ってヘリポートへと躍り出たのだった
筋骨隆々の体は見上げるほどに大きく、皮膚は生物とは思えない程に白い
口からは鋭い牙がのぞき、両手には大きく湾曲したかぎ爪。背中にはキラープラントのそれと同じ花が生え、まるで地獄の番犬のような雰囲気を醸し出していた
「こ、これが・・・最後の敵・・・!!」
「■■■■■■■!!!!」
(バルバロッサが現れた! 次のいくつかのレスでステータス)
196 :
バルバロッサのステータス(全て2D100で決めてます)
2024/05/26 11:49:26
ID:JNRMG5QzEY
>>195
(LP91+58=149)
197 :
バルバロッサのステータス(全て2D100で決めてます)
2024/05/26 11:50:47
ID:JNRMG5QzEY
>>196
(攻撃力97+100=197)
198 :
バルバロッサのステータス(全て2D100で決めてます)
2024/05/26 11:54:11
ID:JNRMG5QzEY
>>197
(防御力65+73=138)
(よって、総合ステはLP149、攻撃力197、防御力138!)
「くっ・・・やるしか、ない・・・!」
(次のレスより、戦闘・・・もとい、蹂躙開始)
199 :
139ターン目
2024/05/26 11:58:38
ID:JNRMG5QzEY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値13-防御力138+精神力14=ダメージはない!)
「このっ!」
人形をしているなら、弱点は同じ筈
そう考えたスティルインラブは、バルバロッサの顔目がけてピストルを放つ。だが・・・
「・・・・・・?」
「そんな・・・聞いていない・・・!?」
分厚い皮膚と筋肉に弾かれ、バルバロッサは身じろぎ一つしない
それどころか「何をしたんだ?」と言わんばかりに首をかしげる始末だった
200 :
140ターン目(防御アイテムで倒せるのは雑魚だけです)
2024/05/26 12:06:38
ID:JNRMG5QzEY
(バルバロッサの攻撃!)
(攻撃値111-防御力76-精神力14=21のダメージ!)
(スティルインラブはダガーナイフを使った!)
(バルバロッサの攻撃を防いだ!)
「■■■■■!!」
「あっ、く”っ・・・このっ!」
「!?!?」
自身の顔くらいはあろうかという手で、頭を鷲掴みにされるスティルインラブ
バルバロッサはそのまま握りつぶそうと力を込め始めるが、彼女はその手にダガーナイフを突き刺し、ひとまず難を逃れるのだった
(ダガーナイフ所持数1→0)
201 :
141ターン目
2024/05/26 12:12:22
ID:JNRMG5QzEY
(スティルインラブの攻撃!)
(攻撃値61-防御力138+精神力0=ダメージはない!)
「お願い当たって!」
「!!」
諦めることなく、再び顔を狙って撃つスティルインラブ
今度は相手の目元に当たったのか、バルバロッサは顔をかばいながら後ずさる
「よし、これなら・・・」
「■■■■■■!!!」
「ひっ・・・!?」
だがそれはかえって、彼の怒りの炎に油を注ぐことになってしまった
巨人の咆吼を前にして、彼女は無力だった
202 :
141ターン目
2024/05/26 12:15:16
ID:JNRMG5QzEY
(バルバロッサの攻撃!)
(攻撃値165-防御力76-精神力0=89のダメージ!)
(スティルインラブのLP85→0)
(スティルインラブは力尽きた・・・)
203 :
GAME OVER・・・
2024/05/26 12:30:19
ID:JNRMG5QzEY
「このっ! このっ! 倒れて!! 倒れてよ!!」
怒りの形相で歩み寄ってくるバルバロッサを前にして、スティルインラブは恐慌状態に陥っていた
動くことも逃げることもせず、ただ闇雲にピストルを乱射するのみ。当然、そんな使い方をしていれば・・・
「あっ・・・」
無情にも銃弾が尽き、引き金を引いても乾いた金属音が響くだけだ
ここで相手の正面を避け、マガジンを交換していればまだ救いの目はあっただろう
だが今の彼女には、そこまで気が回らなかったのだ
「■■■■■■■■!!」
「ふ、防が・・・あっ」
バルバロッサがかぎ爪を突き出してくるのを見て、スティルインラブは咄嗟に防ごうとする
だがゾンビに溶かされ、脆くなった盾ではそれは叶わない
紙切れ同然に貫かれ、その勢いのまま爪の先端が自身の体へと伸びていく
脳の錯覚か、それらを酷くスローに感じながら、スティルインラブは電子の海へと沈んでいくのだった・・・
204 :
GAME AFTER・・・
2024/05/26 12:35:29
ID:JNRMG5QzEY
一人目でクリアできるかと思ったらそんなことはなかった。スティルインラブ編でした
能力と武器とダイス神のお気持ちが絶妙に噛み合った結果です。
>>1
としては良い意味で予想外
>>187
さんの仰るとおり、それほど多くのキャラが参加することは想定していないので多くても四人程度で終わると思います
この後、予定していた通りすこしクリーチャーの能力を修正して、次のプレイヤーを決める安価をやります
205 :
クリーチャーの能力修正
2024/05/26 12:39:32
ID:JNRMG5QzEY
『リザードマン』
【修正前】
特殊能力:引っ掻く攻撃。鋭い爪を使って、精神力補正を無視した1D50分のダメージを与える
【修正後】
特殊能力:引っ掻く攻撃。鋭い爪を使って、防御力を無視した1D50分のダメージを与える
『パラドキラー』
【修正前】
特殊能力:捕獲行動。大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる
自身の攻撃力が相手の防御力を下回っていた場合、即座に終了する
【修正後】
特殊能力:捕獲行動。大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる
また、自身の攻撃力が相手の防御力を下回っていた場合、1回だけ確定でダメージを与えた上で即座に終了する
206 :
クリーチャーの行動修正
2024/05/26 12:41:17
ID:JNRMG5QzEY
【修正前】
『1D3』を振り、1が出たら特殊能力が発動する
【修正後】
『1D6』を振り、1か2が出たら特殊能力が発動する
207 :
>>1
2024/05/26 12:43:00
ID:JNRMG5QzEY
>>205
と
>>206
の変更が次回から適用されます
それでは、また次回
次のプレイヤーは、『
>>212
』のウマ娘で行きます
208 :
トレぴ
2024/05/26 13:36:26
ID:.QC4EBLXI6
1人目の物語完走お疲れ様です!楽しく読ませてもらいました~
今回のスティルインラブ、すごいがんばった!
スタート前最終ステータスがものすごく恵まれて、「(リロードが無い)盾&ハンドガン」とも相性がよい数値で
ほとんどのエネミーをカウンター攻撃で倒して、(溶解液で防御力落とされた盾以外)無傷でラスボスまで到達して…!
これでクリアできないとなると後続(次回以降の挑戦者)も完全クリアはできなさそう
20あるエリアの半分もいけたら花丸がんばったで賞がもらえそうな感じ
あ。
安価だったらその次のレスに権利をゆずります
(
>>11
は私です。ありがとうございました)
209 :
お前
2024/05/27 11:13:27
ID:MvHvBG3VaI
保守
210 :
トレーナーちゃん
2024/06/02 21:32:03
ID:3BCKaN5FEk
保守
211 :
モルモット君
2024/06/02 21:42:03
ID:Qi/Dhaiv4M
安価は
>>212
です、次の挑戦者は、こちら!
↓
212 :
トレぴ
2024/06/02 21:44:25
ID:qcJE2q7Bao
メイショウドトウ
213 :
導入1(今日の分です)
2024/06/03 09:30:10
ID:aLWArnMxJw
<Bowwow!!
<Bowwowwow!!
<ふぇええええええ!!
深く暗い、誰もいない筈の森の方から、洋館の中にゾンビ犬の鳴き声と誰かの悲鳴が響き渡る
そこから程なくしてドタドタと走る音が聞こえてきたかと思えば突き破られるようにドアが開き、一人のウマ娘が飛び込んでくる
「Bowwow!!Bowwow!!」
「はわわわぁあっ!!」
「Gyaow!?」
それを追いかけてきたゾンビ犬が更に洋館へ飛び込もうとするのを見て、そのウマ娘―メイショウドトウは、大慌てでドアを閉める
ウマ娘の腕力で思い切り、それもいかにも重そうなドアで頭を挟まれたゾンビ犬はそのまま消滅してしまった
「前の人は直接此処に来られた筈なのに・・・どうしてぇ・・・」
(LP99、攻撃力49、防御力34。続いて武器選択と精神力ロール)
214 :
導入2(ドジっ子にシャッガンとか大丈夫なのか、コレ・・・?)
2024/06/03 09:40:11
ID:aLWArnMxJw
「お、重たい・・・しかもこのベルト、短いですぅ・・・」
これ見よがしに置かれていた武器ケースから、ショットガンとその弾薬を取り出すメイショウドトウ
最後に弾薬を携行するためのベルトを体に巻き付けたのだが・・・少々彼女の体格には小さかったようだ
(精神力5、武器はショットガンになりました)
(よって最終ステータスはLP99、攻撃力74、防御力34、精神力5です)
(次のレスより、ゲームスタート!)
215 :
1ターン目(ナイフ所持数0→1)
2024/06/03 09:45:46
ID:aLWArnMxJw
「そ、そこにあるのに“ナイフ”・・・ぷふっ」
ダジャレで気を紛らわせながらも、落ちていたナイフを拾い上げるメイショウドトウ
何処かの皇帝が聞いたら反応していただろうが、生憎とここに彼女以外のウマ娘はいなかった
(メイショウドトウはアイテムを見つけた!)
(メイショウドトウはダガーナイフを手に入れた!)
216 :
2ターン目
2024/06/03 09:50:02
ID:aLWArnMxJw
「・・・? 物音・・・?」
「え、えぇっとぉ・・・お邪魔してまぁす・・・ひゃぁっ!?」
「syaaaa!!」
食堂らしき所を探索していたところ、メイショウドトウの耳は物音を捉えていた
洋館の住人だろうか? そう思って挨拶しようとしたところでドアから出てきたのは人形のトカゲ、リザードマン
住人と言えばそうなのだが、どうみても彼女を歓迎するムードではなかった
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
217 :
リザードマンのステータス
2024/06/03 09:52:07
ID:aLWArnMxJw
「あわわ・・・こ、こっち来ないでぇ・・・」
(LP53、攻撃力99、防御力26)
(次のレスより、戦闘開始!)
218 :
3ターン目
2024/06/03 09:58:16
ID:aLWArnMxJw
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値44-防御力26+精神力5=23のダメージ!)
(リザードマンの残りLP53→30)
「ひゃぁっ!?」
「Gya!!」
へっぴり腰になりながらも、何とかショットガンを撃つメイショウドトウ
装填されていた散弾は彼女の意志に応えるかのようにリザードマンへと襲いかかり、その身を怯ませるのだった
219 :
4ターン目
2024/06/03 10:05:37
ID:aLWArnMxJw
(リザードマンは怯んで行動できない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値60-防御力26+精神力0=40のダメージ!)
(リザードマンを倒した!)
(武器の残弾5→4→3)
「うぅ、えぇい!」
「Gyaaa!!」
多少は慣れてきたのか、今度は多少しっかりした構えでメイショウドトウは発砲する
放たれた散弾はリザードマンの全身をズタズタに引き裂き、彼の体を0と1へと返すのだった
220 :
5ターン目(ダガーナイフ所持数1→2)
2024/06/03 10:12:32
ID:aLWArnMxJw
「これ・・・どうみてもお食事用じゃないですよね・・・」
「一応、お借りしますぅ・・・」
引き続き食堂を探索するメイショウドトウは、テーブルの上に置かれているダガーナイフを手に取ると懐へしまい込むのだった
(メイショウドトウはアイテムを見つけた!)
(ダガーナイフを手に入れた!)
221 :
6ターン目
2024/06/03 10:18:11
ID:aLWArnMxJw
「えっと・・・今は怪我とかもしてないですし・・・要らないですよ・・・」
食堂を出て今度は廊下を探索していたところ、メイショウドトウは傷薬のアンプルを見つける
しかし今の彼女には、必要のないものだった
(メイショウドトウは傷薬を見つけた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
222 :
回復アイテムについて
2024/06/03 10:19:51
ID:aLWArnMxJw
(後付けで申し訳ありません。回復アイテムですが、取得した場合その場で使用。一律でLPが50回復します)
(ドトウの挑戦が終わったら、改めてルールに追加します)
223 :
7ターン目
2024/06/03 10:22:39
ID:aLWArnMxJw
「・・・ほっ」
不意に彼女の視界に、怪しいスイッチが入る
メイショウドトウはそれを注意深く観察し、それがトラップのスイッチであることに安堵するのだった
(メイショウドトウはトラップを回避した!)
224 :
8ターン目(ダガーナイフ所持数2→3)
2024/06/03 10:26:46
ID:aLWArnMxJw
「あ、またナイフ・・・指を切らないように気をつけないと・・・!」
誰かが使ったであろうダガーナイフが、壁に刺さっているのを見つけたメイショウドトウ
彼女はそれを慎重に壁から抜くと、そばに落ちていた鞘に納めるのだった
225 :
9ターン目
2024/06/03 10:32:28
ID:aLWArnMxJw
<Grrrrrrrr!!
「ひゃぁああっ!?」
突如として、けたたましいベルの音が廊下中に鳴り響く
メイショウドトウが先ほど引っこ抜いたダガーナイフだが、それによって警報装置が作動してしまったのだ
「Gyaoooow!!」
「ひぃっ!?」
その音に反応して現れたのは彼女のお腹ほどもある大柄な猿、ビッグハンドであった
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
226 :
ビッグハンドのステータス
2024/06/03 10:34:43
ID:aLWArnMxJw
「な、なんだか強そうですぅ・・・」
(LP34、攻撃力87、防御力81)
(防御力がメイショウドトウの攻撃力を上回ったので、次のレスで逃走ロール!)
227 :
10ターン目(ダガーナイフ所持数3→2)
2024/06/03 10:48:44
ID:aLWArnMxJw
(メイショウドトウは逃げ出した!)
(しかし、回り込まれてしまった!)
(ビッグハンドの一回目の攻撃!)
(攻撃値59-防御力-34-精神力0=25のダメージ!)
(メイショウドトウはダガーナイフを使った!)
(ビッグハンドを倒した!)
「に、逃げないと・・・きゃぁっ!」
「Gwooooo!!」
勝ち目が薄い事を悟ったメイショウドトウは、その場から逃走を図る。しかし狭い廊下なのが徒となった
ビッグハンドは花瓶を置いた小さなテーブルや壁を蹴って跳躍し、一気に回り込んで襲いかかってきたのだ
「嫌ぁっ!! やめてくださいぃぃっ!!」
捕食するつもりか、あるいは別の目的か。覆い被さるビッグハンドと、抵抗するメイショウドトウ
幾度かのもみ合いの末、メイショウドトウにダガーナイフを突き刺され、ビッグハンドはそのまま絶命、消滅するのだった
「うぅ・・・もうお嫁にいけなくなっちゃいました・・・」
228 :
11ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/03 10:54:39
ID:aLWArnMxJw
「は、はやく行かないと・・・!」
危うく命か大切なものを失い掛けたものの、何とか落ち着きを取り戻したメイショウドトウは、鍵の掛かっていないドアを見つける
ノブを回し、震える手でゆっくりと開くと、彼女は勇気を振り絞ってその先へと進むのだった・・・
(エリア移動成功。エリア1→エリア2へ)
229 :
12ターン目(今回の分です)
2024/06/04 10:19:46
ID:LNtSs0TLHw
「ここでこれは要らないですぅ・・・」
(メイショウドトウは傷薬を見つけた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
230 :
13ターン目
2024/06/04 10:23:50
ID:LNtSs0TLHw
「うぅ、ここはどこですかぁ・・・?」
薄暗く、ロウソクくらいしか光源がない廊下を進むメイショウドトウ
ふと気配を感じたので上を見やると、天井の辺りに何かの影が見える
「・・・・・・ふぇえっ!?」
恐る恐るその影のある場所へ近づいてみると、そこには自身の身長ほどはあろうかという巨大なカマキリ―パラドキラーが鎌をなめ回しながら待ち構えていたのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
231 :
パラドキラーのステータス
2024/06/04 10:25:56
ID:LNtSs0TLHw
「――――」
「あわわわわ・・・」
(LP38、攻撃力84、防御力13)
(次のレスより、戦闘開始!)
232 :
14ターン目(残弾3→2)
2024/06/04 10:31:16
ID:LNtSs0TLHw
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値56-防御力13+精神力0=43のダメージ!)
(パラドキラーを倒した!)
「―――!」
「ひやぁっ!?」
「!?!?」
鎌を大きく広げ、威嚇するパラドキラーに対し、泣き顔になりながらショットガンを撃つメイショウドトウ
幸運なことに散弾は余すことなくパラドキラーに襲いかかり、なんと彼の上半身はボロ雑巾のようにズタズタとなってしまう
「あ、あれぇ・・・?」
撃った側も撃たれた側も、何が起きたかも解らず。パラドキラーは消滅し、メイショウドトウは先を急ぐのだった・・・
233 :
15ターン目
2024/06/04 10:36:06
ID:LNtSs0TLHw
「Bowwow!!」
「きゃぁっ!? ま、またワンちゃん!?」
突如として聞こえた鳴き声に、メイショウドトウは竦み上がる
ゲームが始まる前、何故か洋館の外へ転送されていた彼女は丸腰のままゾンビ犬に追い回されていたのは既に知るところとなっている
そのため、目の前に現れたゾンビ犬に対してその恐怖を思い出して震え上がるのだった
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
234 :
ゾンビ犬のステータス
2024/06/04 10:38:27
ID:LNtSs0TLHw
「Grrrrrr...!」
「し・・・しっしっ! うぅ、聞こえてないですぅ・・・」
(LP46、攻撃力91、防御力11)
(次のレスより、戦闘開始!)
235 :
16ターン目(残弾2→1)
2024/06/04 10:44:19
ID:LNtSs0TLHw
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値46-防御力11+精神力0=35のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP46→11)
「Gwooooo!!」
「えぇいっ!」
「Gyaow!?」
突進してくるゾンビ犬目がけて、メイショウドトウはショットガンを撃つ
至近距離で手痛い一撃を食らった彼は、たまらずその場に倒れ込む。人形の敵と比べて数少ない弱いところが出た形だった
236 :
17ターン目(残弾1→0。次のターンで再装填)
2024/06/04 10:50:11
ID:LNtSs0TLHw
(ゾンビ犬は怯んで動けない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値60-防御力11+精神力0=59のダメージ!)
(ゾンビ犬を倒した!)
「こ、このぉっ!」
「kyain!」
普段は動物に好かれるメイショウドトウであるが、こんなのにまで好かれたいとは思っていない
身動きが取れなくなったゾンビ犬に追撃でショットガンを撃ち込んで倒すと、そそくさとその場を後にするのだった
237 :
18ターン目(残弾0→装填→残弾5)
2024/06/04 10:55:18
ID:LNtSs0TLHw
「ここは・・・開かない。ここも・・・開かない・・・救いはないんでしょうかぁ・・・あっ」
手当たり次第にドアやら窓やらを開けようと試みるが、ゲームの仕様上メイショウドトウの腕力であってもびくともしない
だが一つだけ、開くドアに当たったためつんのめるように開けてしまう彼女
「・・・・・・!」
決意を新たに、メイショウドトウはショットガンの再装填を終えるとドアの奥へと足を踏み入れるのだった・・・
(エリア移動成功。エリア2→エリア3へ)
238 :
19ターン目(ダガーナイフ所持数2→3)
2024/06/04 10:57:26
ID:LNtSs0TLHw
「またナイフ・・・えっと、何本目でしたっけ?」
(メイショウドトウはアイテムを見つけた!)
(メイショウドトウはダガーナイフを手に入れた!)
239 :
20ターン目
2024/06/04 11:00:53
ID:LNtSs0TLHw
「ここって、中庭・・・?」
ドアの直ぐ側でダガーナイフを拾ったメイショウドトウは、洋館の中庭らしき場所に足を踏み入れていた
かつてはよく手入れされていたであろう花壇や生け垣も、今や見る影もなく荒れ果てている
その姿にもの悲しさを覚えながら、彼女は反対側のドアから洋館へと戻るのだった・・・
(エリア移動成功。エリア3→エリア4へ)
240 :
21ターン目
2024/06/04 11:04:54
ID:LNtSs0TLHw
「お、お邪魔しまぁす・・・どなたかいらっしゃいますかぁ・・・」
「Uhooooo・・・」
「ひゃぁあああっ!?」
かつては使用人達が使っていたと思われる棟へとやってきたメイショウドトウ
彼女は恐る恐る、部屋の一つへ入ると直ぐ目の前に所々腐敗した人間、否ゾンビが目の前に現れ、彼女は思わず後ずさってしまった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
241 :
ゾンビのステータス(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/04 11:08:25
ID:LNtSs0TLHw
「Wryyyyy・・・」
「あわわ、ど、どうすれば・・・」
(LP46、攻撃力81、防御力7)
(次のレスより、戦闘開始!)
242 :
22ターン目(今回の分です)(残弾5→4)
2024/06/05 11:48:26
ID:SjErUaiZ8Y
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値74-防御力7+精神力0=67のダメージ!)
(ゾンビを倒した!)
「こ、こっち来ないでぇ!」
近づいてくるゾンビに対し、怯えながらもショットガンを撃つメイショウドトウ
さて、ゲームにおけるショットガンというカテゴリは基本的に相手が近い方が威力を発揮する
そしてメイショウドトウとゾンビの距離は、2メートルもなかった。つまりどういうことかと言うと・・・
「!?!?」
「きゃあああ半分にぃっ!?」
頭と上半身の一部を粉砕されたゾンビだったナニカができあがるのだった
243 :
アナタ
2024/06/05 11:49:09
ID:SjErUaiZ8Y
>>242
(画像抜けがありました。すみません)
244 :
23ターン目
2024/06/05 11:50:39
ID:SjErUaiZ8Y
「今はお薬よりもお茶が欲しいですぅ・・・」
(メイショウドトウは傷薬を見つけた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
245 :
24ターン目
2024/06/05 11:53:44
ID:SjErUaiZ8Y
「これ・・・スイッチですよね・・・踏まないように・・・」
生来の臆病さもあってか、恐る恐る探索を続けるメイショウドトウ
そのお陰か、彼女はトラップと思われるスイッチを見つけると、作動させないよう慎重に通り抜けるのだった
(メイショウドトウはトラップを回避した!)
246 :
25ターン目
2024/06/05 11:58:13
ID:SjErUaiZ8Y
「Bowwow!!」
「きゃっ!? ま、まさかまた・・・?」
廊下を調べていたメイショウドトウの耳に、聞き覚えのある声が飛び込んでくる
恐る恐る声のした方をふり返ると、こちらへと向かってまっすぐに走ってくるゾンビ犬と目が合ってしまう
「Bowwow!! Grrrrrr...!」
「あわわわわ・・・」
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
247 :
ゾンビ犬のステータス
2024/06/05 12:00:36
ID:SjErUaiZ8Y
「に、逃げないと・・・!」
(LP63、攻撃力74、防御力87)
(防御力がメイショウドトウの攻撃を上回っているので、次のレスで逃走ロール!)
248 :
26ターン目(ダガーナイフ所持数3→2
2024/06/05 12:13:45
ID:SjErUaiZ8Y
(メイショウドトウは逃げ出した!)
(逃げ切れなかった!)
(ゾンビ犬の一回目の攻撃!)
(攻撃値73-防御力34-精神力0=39のダメージ!)
(メイショウドトウはダガーナイフを使った!)
(ゾンビ犬を倒した!)
「に、逃げないと・・・きゃぁっ!?」
「Bowwow!! Bowwowwow!!」
本能的に相手には勝てないことを悟ったメイショウドトウは、相手に背を向けて逃げ出そうとする
だがその時、足をもつれさせて転んでしまう。その背目がけて、覆い被さったゾンビ犬。いわゆる、マウンティングの体勢だ
「Hahaha・・・」
「や、やめてくださいぃっ!」
「kyain!」
相手がゾンビ犬でなければお盛んな犬との戯れで済む光景だが、当の本人にしてみればたまったものではない
後ろ手にダガーナイフを抜くと、メイショウドトウはゾンビ犬の前脚に突き刺した
思わぬ反撃を喰らったゾンビ犬は、尻尾を巻いてそちらが逃げ出すのだった・・・
「うぅ・・・どうしてぇ・・・」
249 :
27ターン目
2024/06/05 12:15:37
ID:SjErUaiZ8Y
「うぅん、これは要らないですぅ」
(メイショウドトウは傷薬を見つけた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
250 :
28ターン目ダガーナイフ所持数2→3)
2024/06/05 12:16:59
ID:SjErUaiZ8Y
「ナイフ・・・うぅ、救いはないんですかぁ・・・」
(メイショウドトウはダガーナイフを手に入れた!)
251 :
29ターン目
2024/06/05 12:19:49
ID:SjErUaiZ8Y
「ふ、ふふ~ん、ドットさんはお見通しですぅ~」
先ほどの出来事が出来事だけに、石橋を叩き過ぎてたたき壊しそうなくらい慎重に進むメイショウドトウ
その甲斐もあって、またしてもトラップを見破ることに成功したのだった
(メイショウドトウはトラップを回避した!)
252 :
30ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/05 12:23:36
ID:SjErUaiZ8Y
「ここのドアは・・・あっ、開きましたぁ~」
その後も慎重に探索を続けた結果、メイショウドトウは遂に鍵の掛かってないドアを見つけ出すことが出来た
少し開いただけでも、中の異様な雰囲気がひしひしと感じられる中、彼女は最初の頃と比べると少し、本当に少しだけだが余裕の表情で奥へと歩みを進めるのだった・・・
(エリア移動成功。エリア4→エリア5へ)
253 :
31ターン目(今回の分です)
2024/06/07 10:38:23
ID:jWF1FIq1.k
「あ、あれ・・・?またドア?」
ドアを抜けた先は、何の変哲もない渡り廊下であった
高さもそこそこあるため、クリーチャーの気配もほとんどないそこをメイショウドトウはそのまま通り過ぎるのだった
(エリア移動成功。エリア5→エリア6へ)
254 :
32ターン目
2024/06/07 10:47:52
ID:jWF1FIq1.k
「ふっふっふ。引っかかりませんよ~」
城の様な区画へと足を踏み入れたメイショウドトウは、楽々とトラップを回避してみせる
さすがの彼女も、ここまでくればすっかり慣れきっていた
(メイショウドトウはトラップを回避した!)
255 :
33ターン目
2024/06/07 11:15:49
ID:jWF1FIq1.k
「またドア・・・ここは一体ドコですかぁ・・・」
闇雲に探し回る最中で、鍵の掛かっていないドアを見つけその先へと進むメイショウドトウ
果たしてその先に待っているのは何なのか・・・
(エリア移動成功。エリア6→エリア7へ)
256 :
34ターン目
2024/06/07 11:31:59
ID:jWF1FIq1.k
「あぅぅ・・・迷ってしまいましたぁ・・・」
何度もドアをくぐってきたせいで、メイショウドトウは自分の現在地を見失ってしまっていた
本来であればある程度探索はされるはずだったのだが、立て続けにエリア移動をしたためそれもできなかった。それ故・・・
「Wryyyyy!」
「ひゃぁっ!?」
どこにクリーチャーが潜んでおり、どこから現れやすいのかも把握できなかったのだ
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
257 :
ゾンビのステータス
2024/06/07 11:38:57
ID:jWF1FIq1.k
「Uhooooo・・・」
「つ、強そうですぅ・・・」
(LP78、攻撃力59、防御力42)
(次のレスより、戦闘開始!)
258 :
35ターン目(残弾4→3)
2024/06/07 11:55:39
ID:jWF1FIq1.k
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値26-防御力42+精神力0=ダメージはない!)
「当たってくださぁい!」
「Uhooooo・・・」
ショットガンの狙いを定め、発射するメイショウドトウ
だが間合いが遠すぎたのか、有効打を与えることができなかった
259 :
36ターン目
2024/06/07 12:00:35
ID:jWF1FIq1.k
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値30-防御力34-精神力0=ダメージはない!)
「Wryyyyy!」
「きゃっ!」
襲いかかるゾンビに対し、メイショウドトウはひらりとその身を躱す
人間サイズではあるが爪で引っ掻かれれば、出血は免れない
メイショウドトウは気を引き締めるのだった
260 :
37ターン目(残弾3→2)
2024/06/07 12:08:35
ID:jWF1FIq1.k
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値49-防御力42+精神力0=7のダメージ!)
「え、えぇいっ!」
「!?!?」
先ほどよりも引きつけた上で、メイショウドトウはショットガンを撃つ
今度はそこそこの位置に当てることが出来たため、ゾンビを大きく仰け反らせることに成功したのだった
261 :
38ターン目(残弾2→1)
2024/06/07 12:12:55
ID:jWF1FIq1.k
(ゾンビは怯んで行動できない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値66-防御力42+精神力0=24のダメージ!)
(ゾンビの残りLP78→71→47)
「ふぁいやー・・・!」
仰け反ったゾンビをもう一度撃つメイショウドトウ
姿勢が崩れた所へ立て続けに銃撃されたため、ゾンビはその場に仰向けに倒れてしまう
だが彼女の想定以上に打たれ強かったのか、未だにゾンビは生きていた
262 :
39ターン目(残弾1→0。次ターンで再装填)
2024/06/07 12:18:41
ID:jWF1FIq1.k
(ゾンビは怯んで行動できない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値40-防御力42+精神力0=ダメージはない!)
「トドメを・・・ふぇっ!?」
仕留めるべく、再びメイショウドトウはゾンビを撃つ
だがその時、不思議なことが起こった
ビールスに感染した事で肉体のリミッターが外れたのか、突如として転がったゾンビは銃弾を回避して見せたのだ
実際はあり得ないだろうが、ここはVRウマレーターの中。そういうことも起こりうるのである・・・
263 :
40ターン目
2024/06/07 12:25:52
ID:jWF1FIq1.k
(ゾンビの特殊能力! 溶解液! 1D50の数値分、防御力を下げるぞ!)
(今回は22の防御力ダウン!)
(メイショウドトウの防御力34→12)
「Mgmg・・・」
「ふぇ? 一体何を・・・」
「Buwaaaaa・・・」
「きゃぁっ!? な、何をするんで・・・ぁあぁぁお、お洋服がぁ!?」
不意に口元を押さえるという妙に人間らしい仕草をし始めるゾンビを見て、メイショウドトウは怪訝に思う
だが次の瞬間、彼の口から黄土色の液体が勢いよく噴射され、不意を打たれた彼女はその大部分を被ってしまう
ジュウジュウという音と共に、身につけていたプロテクターだけでなく服まで溶かされた結果。メイショウドトウは非情に刺激的な格好にされてしまうのだった
264 :
41ターン目(残弾0→再装填→5)
2024/06/07 12:28:30
ID:jWF1FIq1.k
「た、弾を込めないと・・・!」
辛うじて無事だったベルトから予備の弾を引き抜き、ショットガンに装填していくメイショウドトウ。その光景は、どこか背徳的なものを生み出しているようなものだった
265 :
41ターン目(残弾0→再装填→5)
2024/06/07 12:28:57
ID:jWF1FIq1.k
>>263
(画像の抜けがありました。すみません)
266 :
42ターン目(ダガーナイフ所持数3→2)
2024/06/07 12:39:28
ID:jWF1FIq1.k
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値57-防御力12-精神力5=40のダメージ!)
(メイショウドトウはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
「Wryyyyy!」
「きゃぁっ!」
メイショウドトウが再装填が終わるのと、ゾンビが彼女に掴みかかるのは、ほぼ同時だった
恐らくヒトミミ男性だったであろう彼だが、今やその腕力はウマ娘にも匹敵するほどだ
「Wryyyyy!」
「や、やめてぇっ!!」
力任せに押し倒し、その白い首筋を噛み千切ろうとするゾンビと必死に抵抗するメイショウドトウ
やむなく彼女はダガーナイフを抜くと、相手のこめかみの辺りに思い切り突き立てた
さすがのゾンビでも脳を物理的に破壊されればひとたまりもなく、そのまま絶命し、消滅するのだった
267 :
43ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/07 12:43:36
ID:jWF1FIq1.k
「あぅぅ・・・救いはないんですかぁ・・・」
めそめそと泣きながら廊下を歩くメイショウドトウ
一応、上半身はカーテンをナイフで切り取って、体に巻き付けた事でなんとかなっているが、メンタルまではそうもいかなかった
それでも彼女が罠を踏まずに済んだのは、幸運以外の何者でもないだろう
268 :
44ターン目(今回の分です)
2024/06/08 19:24:35
ID:YKKrjJHg5k
「あうっ! いたた・・・へ?」
探索の最中。絨毯が盛り上がってるところに足を引っかけ、転んでしまうメイショウドトウ
だがそれによって、偶然にも隠し扉を見つけることが出来た
運が良いのか悪いのか、今は進むしかない。メイショウドトウは覚悟を決め、隠し扉をくぐるのだった・・・
(エリア移動成功。エリア7→エリア8へ)
269 :
45ターン目
2024/06/08 19:32:23
ID:YKKrjJHg5k
「ここって・・・お墓ですかぁ・・・? 気味が悪・・・」
<Gyaoooow!!
「ひやぁっ、出たぁっ!?」
隠し扉をくぐった先は、なんと墓地だった
荒れ果て、雑草が生い茂り、墓石は倒れるなどして荒れ放題のそこをおっかなびっくりに進むメイショウドトウ
だがその時、遠吠えと共に彼女の前にビッグハンドが現れ、行く手を阻むのだった
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
270 :
45ターン目
2024/06/08 19:32:55
ID:YKKrjJHg5k
>>269
(すみません、画像が抜けてました)
271 :
ビッグハンドのステータス
2024/06/08 19:35:36
ID:YKKrjJHg5k
「ひぃぃ・・・って、あれ? 小さい?」
(LP27、攻撃力14、防御力16)
(次のレスより、戦闘開始!)
272 :
46ターン目(残弾5→4)
2024/06/08 19:49:56
ID:YKKrjJHg5k
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値68-防御力16+精神力0=52のダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「Gyaoooow!!」
「・・・!」
「!?!?」
現れたビッグハンドは、声の大きさに反してかなり小柄であった
途端に怯えていた自分が馬鹿馬鹿しくなったのか。メイショウドトウは向かってくる相手目がけて的確にショットガンを撃ち込む
散弾でズタズタにされたビッグハンドは、そのまま消滅するのだった
273 :
47ターン目
2024/06/08 20:07:42
ID:YKKrjJHg5k
「それにしても、どうしてお屋敷の裏手にお墓が・・・?」
墓場を探索する過程で、メイショウドトウの脳裏に疑問符が浮かび始める
この洋館が教会も兼ねているのか、それとも別の目的があるのか・・・
「あれ? このお墓・・・動かせそうですぅ」
そんな中、墓石の一つに引きずったような痕があるのを彼女は見つける
心の中で謝りながらそれを押すと、墓石の下から隠し階段が現れた
「地下・・・うぅ、怖いけど行かないと・・・!」
意を決して地下へと潜るメイショウドトウ。この先に待つのは果たして・・・
(エリア移動成功。エリア8→エリア9へ)
274 :
48ターン目(ダガーナイフ所持数2→3)
2024/06/08 20:09:16
ID:YKKrjJHg5k
「あっ、こんな所にもナイフがありますぅ」
(メイショウドトウはダガーナイフを手に入れた!)
275 :
49ターン目
2024/06/08 20:26:58
ID:YKKrjJHg5k
「それにしても・・・お墓の地下がまるで遺跡になっていたなんて・・・」
地下へ降り立ったメイショウドトウの前に広がっていたのは、場所を考えると本来はあり得ないほどのサイズの遺跡だった
物珍しそうに周りを見ながら進んでいると・・・
<カチリ
「へ・・・?」
何かのスイッチを踏んでしまったらしい。警報音と共に金属製の分厚い隔壁が下ろされてしまう
「あわわわ・・・どうしましょう・・・」
(トラップ発動! 隔壁閉鎖だ!)
(2ターンの間、エリア移動が出来なくなるぞ!)
276 :
50ターン目(隔壁解除まで、あと2ターン)
2024/06/08 20:29:16
ID:YKKrjJHg5k
「どの扉も塞がってる・・・救いはないんですかぁ」
(エリア移動失敗)
277 :
51ターン目(隔壁解除まで、あと1ターン)
2024/06/08 20:30:45
ID:YKKrjJHg5k
「今手元にあっても・・・」
(メイショウドトウは傷薬を手に入れた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
278 :
52ターン目(隔壁解除。次のターンから、エリア移動が可能になります)
2024/06/08 20:36:40
ID:YKKrjJHg5k
「で、出口はドコに・・・」
<Beep! Beep!
「きゃっ!? こ、今度は何ですかぁ!?」
慌てた様子で出口を探すメイショウドトウ。だがその過程でセンサーに触れてしまったのか、別の種類の警報が遺跡内に鳴り響く
「――――」
「お、お花が歩いてますぅ!?」
音に反応して現れたのは、歩く植物キラープラント。彼は獲物の存在を感じ取ったのか、威嚇するように花を開くのだった
(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
279 :
キラープラントのステータス(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/08 20:38:11
ID:YKKrjJHg5k
「どどど、どうすれば・・・」
(LP67、攻撃力74、防御力8)
(次のレスより、戦闘開始!)
280 :
キラープラントのステータス
2024/06/08 20:40:52
ID:YKKrjJHg5k
>>279
(すみません、また画像が抜けてました)
281 :
53ターン目(今回の分です)
2024/06/09 15:34:30
ID:5YLeZzDDz2
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値25-防御力8+精神力0=17のダメージ!)
(キラープラント残りLP67→50)
「え、えぇいっ!」
「―――」
相手がなんであれ、倒すべき相手に変わりはない。そう考え、メイショウドトウはショットガンを撃つ
植物に効いているのかどうかは解らないが、散弾は確実にキラープラントの体を削り取るのだった
282 :
54ターン目(残弾4→3→2)
2024/06/09 15:38:07
ID:5YLeZzDDz2
(キラープラントは怯んで行動できない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値50-防御力8+精神力5=47のダメージ!)
(キラープラント残りLP50→3)
「当たってくださぁい!」
「―――」
動きが鈍った隙を突いて、もう一度撃つメイショウドトウ
鉛玉のシャワーをもろに浴びせられたキラープラントは、既にズタボロになっていた
283 :
55ターン目(残弾2→1)
2024/06/09 15:41:53
ID:5YLeZzDDz2
(キラープラントは怯んで行動できない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値59-防御力8+精神力5=56のダメージ!)
(キラープラントを倒した!)
「っ!」
「―――」
「もういない・・・ですよね・・・?」
三度目の発砲により、バラバラになって消滅するキラープラント
メイショウドトウは周囲を確認すると、ほっと胸をなで下ろし、先へと急ぐのだった
284 :
56ターン目
2024/06/09 15:45:29
ID:5YLeZzDDz2
「あっ、はしごがありましたぁ。これで出られますぅ」
探索もそこそこに、メイショウドトウははしごを見つける。どうやら上へと通じているようだ
彼女は手を滑らせないよう慎重にはしごを登っていく。その先に待つのは何なのか・・・
(エリア移動成功。エリア9→エリア10へ)
285 :
57ターン目
2024/06/09 15:46:54
ID:5YLeZzDDz2
「今は要らないのに・・・」
(メイショウドトウは傷薬を手に入れた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
286 :
58ターン目
2024/06/09 15:54:47
ID:5YLeZzDDz2
「・・・んしょ・・・っと。ここって、倉庫・・・?」
はしごを登り、メイショウドトウがたどり着いた先は、様々な物品が収納された倉庫だった
天井まではあろうかという巨大な棚は物資で一杯で、死角も多い。気をつけて進もうとした、その時である
「? 何か踏んで・・・ひぎゅっ!?」
突如として、メイショウドトウに電流が走る
それを成したのがクリーチャー鎮圧用のテーザーセントリーで、自分がそのスイッチを押してしまった事に気づいたのは、地面に倒れ伏したあとだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6ターンの間、行動不能に! 防御も攻撃も出来ないぞ!)
(今回は2ターンの間、行動できない!)
287 :
59ターン目(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
2024/06/09 15:56:00
ID:5YLeZzDDz2
「あっ・・・うぅ・・・」
(メイショウドトウはシビれて動けない!)
288 :
60ターン目(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
2024/06/09 15:57:40
ID:5YLeZzDDz2
〈救いはないんですかぁ・・・〉
(メイショウドトウはシビれて動けない!)
289 :
61ターン目(しびれが取れた! 次のターンから行動できるぞ!)
2024/06/09 16:03:16
ID:5YLeZzDDz2
「うぅ・・・し、しう゛ぃればびれぶぅ~」
猛獣をも昏倒させるほどの高圧電流を受けたメイショウドトウ
幸いにもかすった程度だったので、もうすぐしびれは収まり、動き出せるかに見えた。だが・・・
「Uhooooo・・・」
「!? こ、この声はぁ・・・」
ズルズルと足を引きずるような音と共に、ゾンビが現れる
彼は倒れ伏すメイショウドトウを見つけると、ゆっくりと近づいていくのだった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
290 :
ゾンビのステータス(短いですが、今回はここまでとします)
2024/06/09 16:05:48
ID:5YLeZzDDz2
「こ、こないでくだひゃぃ・・・!」
(LP22、攻撃力99、防御力95)
(防御力がメイショウドトウの攻撃力を上回るため、次のレスで逃走ロール!)
291 :
62ターン目(今回の分です)
2024/06/10 09:58:42
ID:uqYKvtDtm.
(メイショウドトウは逃げ出した!)
(しかし、逃げ切れなかった!)
(ゾンビの一回目の攻撃!)
(攻撃値47-防御力12-精神力0=36のダメージ!)
(メイショウドトウはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
(ダガーナイフ所持数3→2)
292 :
62ターン目
2024/06/10 09:59:00
ID:uqYKvtDtm.
「にっ、逃げないと・・・ひゃうっ!」
体のしびれが取れたため、起き上がって逃げようとするメイショウドトウだが、不運なことに足をもつれさせて転んでしまう
それでも慌てて起き上がろうとするが、時既に遅くゾンビに背中からのしかかられてしまった
「Wryyyyy・・・」
「は・・・離してくださ・・・い・・・!」
首を両手で鷲掴みにされ、ギリギリと締め上げてくるゾンビ
メイショウドトウは、何とかダガーナイフを取り出して、肩越しに相手の手首を突き刺した
反射がまだ生きていたのか、それにより締め付ける力が緩んだのを見て、彼女は相手を振りほどくと脱兎の如く走り去っていくのだった
293 :
63ターン目
2024/06/10 10:14:08
ID:uqYKvtDtm.
「し、死ぬかと思いましたぁ・・・」
命からがらゾンビの魔の手を逃れたメイショウドトウだが、既に彼女は限界であった
VRウマレーターの中なので無論、彼女が言ったようにはならない
だがフィードバック機能によって転んだり、首を絞められたと言う事実が感触として残っているせいもあってか
メンタルは既に競走中止レベルのダメージを負っていた
「・・・ん? “カチリ”?」
一息つこうとショットガンを壁に立てかけ、腰を下ろそうとしたその時である
何かのスイッチが押された音がしたかと思うと、壁の穴から勢いよく黄緑色のガスがメイショウドトウ目がけて噴射された
「うっくっ!? ケホッケホッ・・・な、何ですかこれぇ・・・頭がぼぅっとしますぅ・・・」
(トラップ発動! ガス噴射装置!)
(エリア移動に成功するまで、精神力が0に! 戦闘での補正が受けられないぞ!)
294 :
64ターン目
2024/06/10 10:19:23
ID:uqYKvtDtm.
<Beep! Beep!
「ひっ!? こ、今度は何ですかぁ・・・?」
一難が去るどころかそれよりも先に更なる難が舞い込んできた
何かのセンサーに引っかかってしまったのか、警報装置が作動しけたたましいサイレンが鳴る
右往左往するメイショウドトウの前に、トカゲ人間、もといリザードマンが現れたのだった
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してリザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
295 :
リザードマンのステータス
2024/06/10 10:22:29
ID:uqYKvtDtm.
「せ、先手必勝ですぅ!」
(LP27、攻撃力67、防御力32)
(次のレスより、戦闘開始!)
296 :
65ターン目(残弾1→0。次のターンで再装填)
2024/06/10 10:27:39
ID:uqYKvtDtm.
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値57-防御力32+精神力0=25のダメージ!)
(リザードマンの残りLP27→2)
「え、ええいっ!」
「Gya!!」
すぐに片付けるべく、ショットガンを撃つメイショウドトウ
散弾の直撃を受けたリザードマンはあまりの衝撃にその場でひっくり返ってしまうのだった
297 :
66ターン目(残弾0→再装填→残弾5)
2024/06/10 10:29:37
ID:uqYKvtDtm.
(リザードマンは怯んで行動できない!)
「た、弾を・・・!」
相手は直ぐには動けない。そのためメイショウドトウはゆっくりと落ち着いて、際装填に徹することが出来た
298 :
66ターン目(残弾0→再装填→残弾5)
2024/06/10 10:46:06
ID:uqYKvtDtm.
(リザードマンの特殊能力! 引っ掻く攻撃! 防御力を無視した1D50の数値分、ダメージを与えるぞ!)
(今回は35のダメージ!)
(メイショウドトウはダガーナイフを使った!)
(リザードマンを倒した!)
(ダガーナイフ所持数2→1)
「syaaaa!!」
両手のかぎ爪を煌めかせ、リザードマンが飛びかかる
あの爪に切り裂かれたらひとたまりもない。鈍った思考でもそれに至ったメイショウドトウは・・・
「うっ・・・くぅ・・・!」
「・・・!」
ショットガンでその爪を受け止めたのだった
双方の力が拮抗したせめぎ合いも束の間。メイショウドトウはダガーナイフを抜くと即座にリザードマンの頭に突き刺したのだ
「!?!?」
「はぁっ、はぁっ・・・!」
顎の下から脳髄を貫かれたリザードマンは、けいれんしながら倒れるとそのまま消滅するのだった
299 :
66ターン目
2024/06/10 10:46:43
ID:uqYKvtDtm.
>>298
(特殊能力のダイスの画像が抜けてました)
300 :
67ターン目(この子はさぁ・・・
2024/06/10 11:31:38
ID:uqYKvtDtm.
「ふぅ・・・ちょっと休もうっと・・・? また“カチリ”?」
立て続けにピンチを潜り抜けたことで緊張の糸が緩んだのか。メイショウドトウは丁度良さそうな箱に腰掛けた
だがその時である
<Beep! Beep!
「ふぇっ!?」
聞き覚えのある何かを押す感触。そして聞き覚えしかない警告音と共に倉庫内のドアや窓が一斉に塞がれる
そう、この倉庫ですらも洋館の一部である。当然ながら他のトラップもしっかりと設置されているのだった・・・
(トラップ発動! 隔壁閉鎖! 2ターン経つまでエリア移動が出来なくなるぞ!)
(切りが良いので今回はここまでとします)
301 :
68ターン目(今回の分です)
2024/06/11 10:36:00
ID:1oAHFkmL9c
(隔壁解除まであと2ターン)
「うぅん、どこも開かないですぅ・・・ん? だ、誰ですかぁ・・・?」
なんとかして倉庫から脱出しようとするメイショウドトウだが、やはり窓も扉も全て鍵が掛かり開くことはない
その最中、背後から物音がしたためゆっくりと彼女はふり返る
するとそこには、先ほど倒した個体とは別のリザードマンがおり、舌なめずりをしながら獲物を見定めていたのだった
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
302 :
リザードマンのステータス
2024/06/11 10:37:33
ID:1oAHFkmL9c
「・・・・・・」
「ま、負けませんよぉ・・・!」
(LP52、攻撃力74、防御力63)
(次のレスより、戦闘開始!)
303 :
リザードマンのステータス
2024/06/11 10:38:03
ID:1oAHFkmL9c
>>302
(画像が抜けてました。すみません)
304 :
69ターン目(残弾5→4)
2024/06/11 10:58:12
ID:1oAHFkmL9c
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値10-防御力63+精神力0=ダメージはない!)
「えぇいっ!」
「!」
「あ、当たりませんでしたぁ・・・」
狙いを定めてメイショウドトウはショットガンを発砲しようとする
だがこのリザードマンは他の個体とは違うのか、障害物を巧みに使って狙いを絞らせない
ようやく撃てた一撃も躱され、ダメージは皆無であった
305 :
70ターン目(ダガーナイフ所持数1→0)
2024/06/11 11:08:53
ID:1oAHFkmL9c
(隔壁解除まで、あと1ターン)
(リザードマンの特殊能力! 引っ掻く攻撃! 防御力を無視した1D50分の数値分ダメージを与えるぞ!)
(今回は4のダメージ!)
(メイショウドトウはダガーナイフを使った!)
(リザードマンを倒した!)
「syaaaa!!」
「っ!!」
「!?!?」
棚を蹴りながら跳躍し、リザードマンが迫る
これまでの修羅場を潜り抜けたことで勘が冴えてきたのか、メイショウドトウはショットガンではなくダガーナイフで迎え撃った
繰り出されるかぎ爪、突き出すナイフ
クロスカウンターめいてナイフの方はリザードマンの胸板へ深々と突き刺さり、かぎ爪はメイショウドトウの髪の毛を数本ほど散らすに留まるのだった
「あ、ナイフ・・・最後の一本でしたぁ・・・」
さほど労せずクリーチャーは倒した。だがそれは、確実に戦闘に勝利できる手段を全て消費してしまった事を意味していた・・・
306 :
71ターン目(隔壁解除。次のターンからエリア移動できます)
2024/06/11 11:18:40
ID:1oAHFkmL9c
「あっ、良かったぁ・・・これで外に出られそうですぅ・・・」
あれから少しして、窓を覆っていたシャッターが開くことを見たメイショウドトウはほっと胸をなで下ろした
これで後は開くドアを探すだけ・・・と思っていた矢先のことだった
「Gyaoooow!!」
「ふぇえええええ!?」
天井の窓を突き破って、雄叫びと共に大柄な類人猿が飛び込んでくる
類人猿―ビッグハンドはメイショウドトウの前に降り立つと、白い牙をむき出しにして威嚇するのであった
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
307 :
ビッグハンドのステータス(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/06/11 11:20:21
ID:1oAHFkmL9c
「はわわ・・・って、あれ? 小さい・・・?」
(LP39、攻撃力5、防御力21)
(次のレスより、戦闘開始!)
308 :
72ターン目(今回の分です)
2024/06/12 12:03:04
ID:m8dbjMRu6w
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値6-防御力21+精神力0=ダメージはない!)
(残弾4→3)
「当たってくださぁい!」
想定していたよりも小柄だったことに面食らったものの、気を取り直して射撃するメイショウドトウ
だがこのビッグハンドは知恵が回るらしく、障害物を盾にして攻撃をやり過ごすのだった
309 :
73ターン目
2024/06/12 12:13:26
ID:m8dbjMRu6w
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値3-防御力12-精神力0=ダメージはない!)
「Gyaoooow!!」
「きゃぁっ!」
体全体を使って跳躍し、ビッグハンドはメイショウドトウに飛びかかる
小さいとはいえ、ヴィールスによって凶暴化されていることに変わりはない
一撃を食らえば、ひとたまりもないだろう
310 :
74ターン目(残弾3→2)
2024/06/12 12:34:55
ID:m8dbjMRu6w
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値47-防御力21+精神力0=26のダメージ!)
(ビッグハンド残りLP39→13)
「このっ!」
「!?!?」
攻撃の隙を突いて、再び発砲するメイショウドトウ
今度は直撃を浴びせることに成功したようで、ビッグハンドの出鼻を完全にくじくことが出来た
311 :
75ターン目(残弾2→1)
2024/06/12 13:01:53
ID:m8dbjMRu6w
(ビッグハンドは怯んで行動できない!)
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値74-防御力21=53のダメージ!)
(ビッグハンドを倒した!)
「ちぇ、ちぇすとぉ!」
「Gyaow!?」
この機を逃すまいとメイショウドトウは更にショットガンを撃ち込む
至近距離で散弾を浴びせられたビッグハンドは、起き上がることなく光となって消滅するのだった
312 :
75ターン目(残弾2→1)
2024/06/12 13:02:13
ID:m8dbjMRu6w
>>311
(すみません、画像が抜けてました)
313 :
76ターン目(ダガーナイフ所持数0→1)
2024/06/12 13:03:51
ID:m8dbjMRu6w
「あっ、ナイフ! 今はありがたいですぅ」
(メイショウドトウはダガーナイフを手に入れた!)
314 :
77ターン目
2024/06/12 13:07:38
ID:m8dbjMRu6w
「この倉庫・・・どんだけ広いんですかぁ・・・」
<Beep! Beep!
「はぅっ!? ま、またぁ!?」
出口がなかなか見つからず、メイショウドトウは未だに倉庫の中を彷徨っている
代わり映えのしない光景に辟易し始めたまさにその時。もう何度目かもわからない警報音が倉庫内にこだまする
すると音に反応したのか、カサカサと言う音と共に、壁を這っていたパラドキラーが彼女の前に姿を現したのだった
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(音に反応してパラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
315 :
パラドキラーのステータス(切りが良いので、今回はここまでとします)
2024/06/12 13:09:21
ID:m8dbjMRu6w
「お、おっきなカマキリ・・・やっぱり怖いですぅ・・・」
(LP42、攻撃力39、防御力14)
(次のレスより、戦闘開始!)
316 :
78ターン目(今回の分です)
2024/06/15 11:45:44
ID:3f8mfrOnLc
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値34-防御力14+精神力0=20のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP42→22)
(残弾1→0。次のターンで再装填)
「え、えぇいっ!」
「――――」
両腕を広げ、威嚇してくるパラドキラー目がけてメイショウドトウはショットガンを撃つ
散弾を浴びせられたことで出鼻をくじかれたのはパラドキラーからしてみればたまったものではなかった
317 :
79ターン目(残弾0→再装填→残弾5)
2024/06/15 11:48:08
ID:3f8mfrOnLc
(パラドキラーは怯んで行動できない!)
もはや慣れた手つきで、ショットガンのリロードを済ませるメイショウドトウ
一方のパラドキラーも、ダメージから立ち上がろうとしていた
318 :
お前
2024/06/15 11:49:44
ID:3f8mfrOnLc
>>316
(すみません、画像が抜けてました)
319 :
80ターン目(残弾5→4)
2024/06/15 11:52:37
ID:3f8mfrOnLc
(メイショウドトウの攻撃!)
(攻撃値47-防御力14+精神力0=33のダメージ!)
(パラドキラーを倒した!)
「だ、ダメ押しですぅ!」
「!?!?」
再び散弾をぶつけられ、バラバラになるパラドキラー
傷口から何故か出てくる緑色の体液に嫌悪感を覚えながらも、メイショウドトウは先を急ぐのだった
320 :
81ターン目
2024/06/15 11:53:52
ID:3f8mfrOnLc
(メイショウドトウは傷薬を見つけた!)
(メイショウドトウの体力は満タンだ!)
「今は要らないのに・・・救いはないんですかぁ・・・」
321 :
82ターン目
2024/06/15 11:57:07
ID:3f8mfrOnLc
「出口はどこなんですかぁ・・・」
「Gyaoooow!!」
「ぴぃっ!?」
出口を探して幾星霜・・・とまではいかなくとも、未だに倉庫の中を彷徨い続けるメイショウドトウ
するとどこへ隠れていたのか。彼女の前に今度はビッグハンドが現れ、雄叫びを上げるのだった
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
322 :
ビッグハンドのステータス
2024/06/15 11:59:19
ID:3f8mfrOnLc
「はわわ・・・す、すごく大きいですぅ・・・」
(LP96、攻撃力67、防御力74)
(防御力がメイショウドトウの最大攻撃値と同じなため、次のレスで逃走ロール!)
323 :
83ターン目
2024/06/15 12:02:40
ID:3f8mfrOnLc
「Gyaoooow!!」
「ひぃやぁっ!?」
振り下ろされる拳を慌てて避けるメイショウドトウ
それにより物資が砕かれ、棚が倒壊するどさくさに紛れて、なんとか逃げ切ることに成功したのだった
(メイショウドトウは逃げ出した!)
(上手く逃げ切れたようだ!)
324 :
84ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/15 12:07:44
ID:3f8mfrOnLc
<Gwooooo!!
「は、早く逃げないと・・・」
獲物を見失ったことで怒り狂うビッグハンドの声を耳にしつつ、メイショウドトウは必死に出口を探す
あの状況からして、捕まれば間違いなく八つ裂きにされるであろう恐怖。だが天はここへ来て、彼女を見捨てなかった
「! あ、開いた!」
遂に鍵の掛かっていないドアが見つかったのだ
メイショウドトウは安全確認もそこそこに、ドアの奥へと身を躍らせる
その場所にビッグハンドがたどり着く、僅か数秒前の出来事であった・・・
(エリア移動成功。エリア10→エリア11へ)
325 :
85ターン目(今回の分です)
2024/06/16 13:32:23
ID:4JLPLydfBg
「ここって・・・森でしょうかぁ・・・」
倉庫から外へと飛び出したメイショウドトウの前に、うっそうとした森が広がっている
背丈を超える高さの生け垣があるところを見るに、恐らく、洋館の敷地にある庭園だったのだろう
かつては色とりどりの花が咲き誇っていたであろう花壇も、今や見る影もなく荒れ果てている
「まるで迷路みたい・・・。迷わないように気をつけ・・・?」
生け垣の通路を歩くメイショウドトウ。だが、その時である
「ひぎぃっ!?」
何かのスイッチを踏んでしまったのか。彼女の体に電流が走る
例え庭園であってもここは洋館の一部。それ故に仕掛けられていたトラップに引っかかってしまったのだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値のターン、行動不能に!)
(今回は6ターンの間、行動できない! クリーチャーには防御も攻撃も出来ないぞ!)
326 :
86ターン目(しびれが取れるまで、あと6ターン)
2024/06/16 13:38:09
ID:4JLPLydfBg
(メイショウドトウはシビれて動けない!)
「あっ・・・ぅ・・・」
ショットガンも取り落とし、その場に崩れ落ちるメイショウドトウ
ただでさえ危険極まるこの場所に置いて、完全に無防備な状態になってしまっていた
「syaaaa・・・」
「・・・!!」
そしてそれに追い打ちを掛けるかのように、現れたのはリザードマンだ
彼は目の前に横たわる豊満な肢体を見て、生物的な本能を刺激されるのだった
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
327 :
リザードマンのステータス
2024/06/16 13:40:09
ID:4JLPLydfBg
「こ・・・こにゃいでくだしゃぃぃ・・・」
(LP98、攻撃力90、防御力3)
(次のレスより戦闘開始・・・できるといいな)
328 :
87ターン目(しびれが取れるまで、あと5ターン)
2024/06/16 13:46:39
ID:4JLPLydfBg
(メイショウドトウはシビれて動けない!)
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値79-防御力12-精神力0=67のダメージ!)
(メイショウドトウの残りLP99→32)
「!!」
「あぅ・・・!」
倒れ伏しているメイショウドトウを殴り、仰向けに転がすリザードマン
それによってさらに扇情的な体勢となったことに彼は愉悦を覚え、彼女は恐怖に顔を引きつらせるのだった
329 :
88ターン目(しびれが取れるまで、あと4ターン)
2024/06/16 13:49:53
ID:4JLPLydfBg
(メイショウドトウはシビれて動けない!)
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値65-防御力12-精神力0=53のダメージ!)
(メイショウドトウの残りLP32→0)
(メイショウドトウは力尽きた・・・)
330 :
GAME OVER・・・
2024/06/16 14:00:34
ID:4JLPLydfBg
「syaaaa!!」
「ま、まっひぇ・・・やめひぇくだしゃいぃ・・・」
猫は時に、ただの暇つぶしでネズミを弄ぶことがあるという。リザードマンがメイショウドトウに行っている行為も、まさにそれだった
動けないことなど関係ないとばかりに爪が振るわれ、彼女を傷つける事を止めないリザードマン
次第に赤いエフェクトが散り始め、それが増えると共にメイショウドトウの抵抗も弱々しくなっていく
彼女が意識を手放し、ゲームから解放されるまで。リザードマンの“遊び”は続くのだった・・・・・・
331 :
GAME AFTER・・・
2024/06/16 14:07:38
ID:4JLPLydfBg
罠一つでこの有様だよ・・・な、メイショウドトウ編でした。なかなか順調かと思ったんですが、スティルが例外だった可能性も出てきましたね
ちょっとした小話ですが、実はショットガンは全クリの可能性が一番高い武器だったりします(次点で盾とピストル)
バルバロッサの防御力<プレイヤーの攻撃力でかつ、ある程度ダガーナイフを温存できたらの話ですが、ダメージを与える=しばらく私のターン! ができるのは強いです
次のプレイヤーは(
>>334
)で書き込まれたウマ娘で行きます。それでは、また・・・
332 :
トレぴ
2024/06/16 16:48:15
ID:eaVP3TqSHo
>>213
からのドトウ編お疲れ様でした。半分行けたので花丸☆
防御12な状態で6ターンも行動不能になったら…そうなるよね
殺意(攻撃力)高かったエネミー多かった(ほぼ最大値のゾンビ
>>290
とか)印象
安価踏んでたら…
ヒシアマゾン(前スレの一番最初の挑戦者だった記憶)
333 :
ヤエノムテキ
2024/06/19 12:53:15
ID:73/uUKuffc
保守
334 :
トレ公
2024/06/19 18:00:26
ID:hEYs0HHQyA
ヤエノムテキ、興味がある様子(
>>333
)…
いってみよ~!
335 :
導入1(所用があるので、今回は導入だけです。すみません)
2024/06/20 12:13:27
ID:nU8PXzA.Vc
―ドガッ! バキッ!
「ふっ! はっ! せぇいやぁっ!!」
栗毛のウマ娘―ヤエノムテキが手刀を振るい、蹴り脚を繰り出すごとにゾンビが木の葉のように吹き飛ばされる
ウマ娘の身体能力と、彼女が修めている古武術、“金剛八重垣流”の絶技が合わさることによる一挙手一投足は、あらゆるものを破壊する暴力の嵐だった・・・現実世界では
「Uhooooo・・・」
「Wryyyyy・・・」
「此奴ら・・・人間じゃない!?」
だがここでは。全てが0と1で構成された電子の世界では“仕様”に勝つことは不可能。対抗するには、己も“仕様”の中に収まらなくてはならないのだ
「Bowwwww」
「くっ・・・三十六計、逃げるにしかずです!」
自分の技では突破は不可能。そう考えた彼女の判断は速かった
脚力にものを言わせて地面を強く蹴り上げて即席の煙幕を作り、その隙に一目散に洋館へと走ったのだ
体当たりで扉を破って中へ飛び込むと、即座に付近の家具でバリケードを作る
「・・・咄嗟に中へ入ってしまいましたが・・・これは迂闊だったかも知れません」
(LP47、攻撃力84、防御力15。続いて武器と精神力ロール)
336 :
導入2(今回はここまで。本編は次回からです)
2024/06/20 12:22:15
ID:nU8PXzA.Vc
「ふむ、短筒の類いですか。以前にも出稽古で似たようなものを使ったことがありますが、それと同じ揚力で行けるでしょう」
いかにも目立つ場所に置かれていたアタッシュケースから、ヤエノムテキはサブマシンガンと、予備の弾薬が収められたマガジンを拝借する
果たして彼女の“武”はこの洋館でどこまで通じるのか。見守るとしよう・・・
(精神力58、武器はサブマシンガンとなりました)
(最終ステータスはLP47、攻撃力94(84+10)、防御力15、精神力58です)
(攻撃回数は2回ですが、戦闘時の精神力ロールは一回目で出た数値が適応されます)
(それでは、次のレスからゲームスタート!)
337 :
1ターン目(今回の分です)
2024/06/21 15:43:05
ID:/Hr/90.udk
「さて・・・ここは玄関のようですが・・・随分と広い作りですね」
サブマシンガンを片手に、エントランスホールを探索するヤエノムテキ
「そして扉の大半は開かない、と・・・おや?」
目に付いたドアを一つずつ調べる過程で、一つだけ鍵の掛かっていないそれを見つける
此処へいても埒があかないと感じた彼女は、ドアの奥へと身を躍らせるのだった
(エリア移動成功。エリア1→エリア2)
338 :
2ターン目
2024/06/21 15:51:04
ID:/Hr/90.udk
「電子遊戯の類いだと事前に説明は受けていましたが・・・実際に触れたかのような感触。初めてグランドマスターズに参加したときを思い出します・・・」
エントランスからほど近い、食堂のようなフロアへとヤエノムテキはやってきた
数メートルはあろうかという巨大なテーブルには純白のクロスが敷かれ、燭台に灯されたろうそくの灯りが幻想的な雰囲気を見せている
<Beep! Beep!
「むっ!? 何やつ!!」
見方によっては厳かな雰囲気を纏うこの場所に、機械的なサイレンの音が響き渡るとその音に反応して天井から巨大なカマキリが現れたのだ
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
339 :
パラドキラーのステータス
2024/06/21 15:52:51
ID:/Hr/90.udk
「こうして見ると・・・自分が蟻になったような気分になりますね」
(LP98、攻撃力16、防御力39)
(次のレスより、戦闘開始!)
340 :
3ターン目(サブマシンガンですが、キャリコM100Pっぽい見た目です)
2024/06/21 16:04:06
ID:/Hr/90.udk
(ヤエノムテキの攻撃!)
(攻撃値一回目49+二回目25-防御力39+精神力0=35のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP98→63)
(残弾20→18)
「はぁっ!」
「――――」
バララララ、と軽快な音を立ててサブマシンガンが銃弾を吐き出し、それによって身を削られていくパラドキラー
傷つけられた事に怒り、突っ込んでくる巨体をヤエノムテキは横へ飛んで回避し、再び銃弾を撃ち込むのだった
341 :
4ターン目
2024/06/21 16:08:50
ID:/Hr/90.udk
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値15-防御力15-精神力0=ダメージはない!)
「―――!!」
「当たりません!」
ヤエノムテキを斬り裂かんと、パラドキラーは大鎌を振るう
だが彼女は素早い身のこなしでそれを避けきってみせる。その気になれば金属すら斬れるその刃も、木製の椅子をいくつか両断するのみに終わった
342 :
5ターン目(残弾18→16)
2024/06/21 16:16:05
ID:/Hr/90.udk
(ヤエノムテキの攻撃!)
(攻撃値一回目42+二回目76-防御力39+精神力0=79のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP63→0)
(パラドキラーを倒した!)
「そこっ!!」
「!?!?」
サブマシンガンを腰だめに構え、ヤエノムテキは引き金を引く
彼女の意志によって生み出される弾幕を前にして、パラドキラーは回避ではなく防御を選択したのだがそれが拙かった
防御ごと銃弾は彼の体を削っていき、遂には頭や胴体がボロボロにされて消滅するのだった
343 :
6ターン目
2024/06/21 16:32:48
ID:/Hr/90.udk
「動く屍体以外にも、あんなバケモノまでいるとは・・・油断大敵でずっ!?」
パラドキラーが倒されたことで、ヤエノムテキは探索を再開しようとした、まさにその時である
張られていたセンサーに引っかかってしまったのか。それによって作動したテーザーセントリーが、彼女に電撃を撃ち込んだのだ
「こんにゃ・・・不覚を・・・!」
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!)
(1D6の数値のターンの間、攻撃、防御、移動ができなくなるぞ!)
(今回は2ターンの間、行動的ない!)
344 :
7ターン目(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
2024/06/21 16:34:58
ID:/Hr/90.udk
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
「あっ・・・ぐっ・・・!」
その場に膝を突き、身動きできなくなってしまったヤエノムテキ
今の彼女は、危険に晒されているの一言に尽きる
345 :
8ターン目(ちなみに、移動が出来ないのでトラップも発動しません)
2024/06/21 16:37:15
ID:/Hr/90.udk
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
「っ・・・すこしは、ほぐれて来ましたか・・・!」
346 :
9ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/21 16:43:47
ID:/Hr/90.udk
(ヤエノムテキは体のしびれが取れた!)
「・・・・・・どうやら、何も起きなかったようですね」
拳を結んだり開いたりしながら体の具合を確かめると、ヤエノムテキはゆっくりと立ち上がり周りを見渡す
その事にほっと胸をなで下ろしたヤエノムテキが視線を上に向けると、先ほどのパラドキラーが暴れた結果か。ドアが破られているのが見えた
「虎穴には入らずんば、虎児を得ず・・・行きましょう」
意を決して、ヤエノムテキは奥へと踏み込む。その先に待つものとは・・・?
(エリア移動成功。エリア2→エリア3)
347 :
閲覧者の感想
2024/06/22 17:23:32
ID:eugnesRzPQ
サブマシンガンの2連続攻撃って
1回目のロール攻撃値と2回目のロール攻撃値の【合算】で1ターンの攻撃とするのね
(基礎能力値によるけど)合算によって三桁防御値(※ラスボス)を上回る可能性は他の武器より「ある」のが強みなのか
348 :
大将
2024/06/23 15:12:03
ID:Si.s7dytgY
(
>>347
)
(そうですね。基礎攻撃力が最大値に近ければ、ラスボスの防御力が最大値(トータル200)付近でもダメージが通りやすくなります)
349 :
10ターン目(今回の分です)
2024/06/23 15:18:53
ID:Si.s7dytgY
「ここは寄宿舎でしょうか? 以前アルダンさんから聞いた、“メジロアパルトメント”と何か関係が・・・?」
本館からほど近い場所にあると思われる寄宿舎棟に、ヤエノムテキの姿はあった
三畳ほどの個室が複数と、遊戯台が置かれた談話室らしき場所をくまなく探していく
「扉を開ける鍵か、せめて地図でもあれば少しは楽ガッ!?」
何か使えるものはないかと戸棚を開けようとしたその時、二度彼女の体に電流が走る。不幸なことに、ヤエノムテキはまたしてもテーザーセントリーの餌食にされてしまったのだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!!)
(今回は6ターンの間、行動不能に!)
350 :
11ターン目(しびれが取れるまで、あと6ターン!)
2024/06/23 15:21:26
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
「あっ・・・ぐっ・・・」
以前にテーザーセントリーを受けた際は、膝を突く程度だったヤエノムテキ
だが今回は電撃が直撃したのか、その場に倒れ伏してしまう
だらしなく舌を出したその顔は、普段の彼女とはかけ離れていた
351 :
11ターン目(しびれが取れるまで、あと6ターン!)
2024/06/23 15:21:47
ID:Si.s7dytgY
>>350
(画像が抜けてました。すみません)
352 :
12ターン目(しびれが取れるまで、あと5ターン!)
2024/06/23 15:23:33
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
(くっ・・・こんな状態では・・・動け、動け!)
353 :
13ターン目(しびれが取れるまで、あと4ターン!)
2024/06/23 15:24:50
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
「うっ・・・くぁ・・・」
354 :
14ターン目(しびれが取れるまで、あと3ターン!)
2024/06/23 15:26:37
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
(少しずつですが・・・楽になってきましたね・・・)
355 :
15ターン目(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
2024/06/23 15:28:19
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
(あと少し・・・このまま何も起きなければ・・・!)
356 :
16ターン目(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
2024/06/23 15:34:43
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
「くっ・・・なんとか、動け・・・っ!?」
シビれも徐々に収まり、手足の感覚が戻ってきたことを自覚するヤエノムテキ
状況を把握しようと、頭を動かしたその時、彼女は見てしまった
「っ!!」
「Uhooooo・・・」
開けっぱなしになっていた扉から、ゾンビの歩いてくる姿を
彼はこちらの姿を認めたのか、ゆっくりと彼女に近づいてきた
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
357 :
ゾンビのステータス
2024/06/23 15:36:18
ID:Si.s7dytgY
「ぐっ・・・こんな時にぃっ・・・!」
(LP75、攻撃力82、防御力43)
(次のレスより、戦闘開始!)
358 :
17ターン目
2024/06/23 15:54:16
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキのしびれが取れた!)
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値13+二回目78-防御力43+精神力0=48のダメージ!)
(ゾンビの残りLP75→27)
「Wryyyyy!」
「ちぃっ!」
「!?!?」
四つん這いになり、仰向けに倒れているヤエノムテキの脚にかじりつこうとするゾンビ
その意図を看破した彼女は、体のしびれが収まると同時に脚を振り上げ、不埒ものの顔面を蹴り上げる
「覚悟っ!」
その隙に猫のように跳ね起きると同時に、ヤエノムテキは弾丸の雨を浴びせる
一気に大ダメージを与える事ができたものの、倒すには至らなかった
359 :
18ターン目
2024/06/23 16:03:03
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキ:残弾16→14)
(ゾンビの特殊能力! 溶解液! 1D50の数値分、防御力をダウンさせるぞ!)
(今回は43、ヤエノムテキの防御力がダウン!)
(ヤエノムテキの防御力15→0)
「このまま一気に!」
「gmgmg・・・」
トドメを刺すべく、ヤエノムテキはゾンビに接近する。だが彼はゾンビにしておくにはあまりにもクレバーすぎた
「Bwooooo!」
「っ、きゃぁああっ!?」
迂闊に接近してきた彼女に対して、ゾンビは口から溶解液を勢いよく吐き出して出迎えたのだ
避けることもできず、ヤエノムテキは液の直撃を受けてしまう
服も防具もボロボロに溶かされ、ほとんど裸同然の格好にされてしまうのだった
360 :
19ターン目(残弾14→12)
2024/06/23 16:08:58
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値94+二回目60-防御力43+精神力0=111のダメージ!)
(ゾンビの残りLP27→0)
(ゾンビを倒した!)
「おのれ・・・おのれぇっ!!」
怒りと羞恥で顔を真っ赤にしながらヤエノムテキはサブマシンガンを乱射する
引き金を一杯に引き、弾倉の弾を撃ち尽くしたら今度は自分をこんな目に遭わせた下手人を思いきり踏みつけた
ただでさえ脆くなっていたゾンビはぐしゃりと音を立てて頭を潰され、そのまま消滅するのだった
361 :
20ターン目(ダガーナイフ所持数0→1)
2024/06/23 16:13:12
ID:Si.s7dytgY
(ヤエノムテキはダガーナイフを手に入れた!)
「くぅっ・・・なんて破廉恥な・・・おや?」
細身ながらも出るところは出てる体は、寄宿舎のベッドから失敬したシーツを巻いて誤魔化すことにしたヤエノムテキ
その過程で見つけたダガーナイフは、迷った末にシーツと素肌の隙間に押し込むのだった
362 :
21ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/23 16:16:47
ID:Si.s7dytgY
<Beep! Beep!
「!? しまった、扉が!」
シーツがほどけないよう、慎重に進むヤエノムテキ。だがその慎重さが徒となってしまったのか
センサーに感知されてしまい、寄宿舎に閉じ込められてしまったのだった
(トラップ発動! 隔壁閉鎖!)
(2ターン後まで、エリア移動が出来なくなるぞ!)
363 :
閲覧者
2024/06/23 16:57:22
ID:RT2.F3NTAs
『6ターン行動不能』というドトウがやられた絶望的な状況を運でなんとかやりすごすも
その復帰ターンでついにでてきてしまったゾンビの溶解液によって初期値でもかなり低かった防御がゼロにされて文字通り丸裸…
なんとか倒すも、ラスボスまでに3桁ターンを要する長い道のりのほとんどを
シーツ巻きですごすことになってしまったヤエノの行く末はいかに
精神力は高いほうなので防御時にうまく補正が働いてくれれば…
364 :
22ターン目(今回の分です)
2024/06/24 10:51:06
ID:dcqCTzqqgg
(隔壁解除まで、あと2ターン!)
「どこに何があるか・・・」
(ヤエノムテキはトラップを回避した!)
365 :
23ターン目(隔壁解除まで、あと1ターン)
2024/06/24 10:57:02
ID:dcqCTzqqgg
「どこか他に出入り口は・・・」
「Gwooooo!!」
「何やつ!?」
固く閉ざされてしまったドアや窓を調べながらヤエノムテキは進む
ノブは当然動かず、蹴破ろうにも何か堅い素材が割り込んでいるのか、びくともしない
強行突破は早々に諦めた彼女の前に、部屋の一つから白い影が躍り出た
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
366 :
ビッグハンドのステータス
2024/06/24 10:58:38
ID:dcqCTzqqgg
「くっ・・・こんな時に・・・!」
(LP91、攻撃力24、防御力5)
(次のレスより、戦闘開始!)
367 :
24ターン目(隔壁解除。次のターンから、エリア移動可能)
2024/06/24 11:15:27
ID:dcqCTzqqgg
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値27+二回目1-防御力5+精神力0=23のダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP91→68)
(残弾12→10)
「このっ!!」
「Gwooooo!!」
凶暴な猿と、シーツ一枚の下は柔肌しかないウマ娘ほど危険な組み合わせもないだろう
体に巻いたそれをかばいながら、ヤエノムテキはサブマシンガンを撃つ
放たれた銃弾は次々とビッグハンドに命中するが、しぶといことに彼はまだ立っていた
368 :
25ターン目
2024/06/24 11:19:51
ID:dcqCTzqqgg
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値3-防御力0-精神力58=ダメージはない!)
「Gyaoooow!!」
「させません!」
流れるような動作で、ヤエノムテキはとびかかってきたビッグハンドを躱す
その際に裾がめくれるのだが、相手の目の色が一瞬変わったのは、多分気のせいだろう。彼女はそう思うことにした
369 :
26ターン目(残弾10→8)
2024/06/24 11:26:38
ID:dcqCTzqqgg
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値15+二回目の攻撃値61-防御力5+精神力0=71のダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP68→0)
(ビッグハンドを倒した!)
「Gyaoooow!!」
「破ぁっ!!」
「!?!?」
壁を蹴って、再び飛びかかるビッグハンドに対し。ヤエノムテキが取った行動は蹴りだった
素人のやるような、ただ単に足を突き出すだけのものではない。武術の心得と体捌きによって生み出されるそれは、ビッグハンドの側頭部を確と捉えていた
まるでボールのように壁に叩きつけられ、そのまま無様に床へと落ちるビッグハンド
ヤエノムテキはこの哀れな怪物にトドメを刺すと、シーツの乱れを直して先を急ぐのだった
370 :
27ターン目
2024/06/24 11:31:41
ID:dcqCTzqqgg
「先ほどから探してますが、扉は先ほど私が通ってきたものだけ・・・もしや?」
気になることがあったのか。ヤエノムテキは部屋の一つに入ると、本棚を物色し始める
不自然な並びをしている図鑑や書物の背表紙が揃うように並べ替えると・・・
「これはまた、隠し扉とは」
カチリ、と言う音と共に壁がせり上がり、別の場所へと通じるドアが現れたのだった
(エリア移動成功。エリア3→エリア4へ)
371 :
28ターン目
2024/06/24 11:33:02
ID:dcqCTzqqgg
(ヤエノムテキは傷薬を手に入れた!)
(ヤエノムテキの体力は満タンだ!)
「せめて着替えが欲しかったのですが・・・」
372 :
29ターン目
2024/06/24 11:34:59
ID:dcqCTzqqgg
「しかし、さきほどの薬以外は何もありませんねここは」
薄暗い通路をゆっくりと進むヤエノムテキ
窓もなく、灯りも僅かしかない不気味な場所はさっさと抜けるに限る、と彼女は突き当たりの扉を潜るのだった
(エリア移動成功。エリア4→エリア5へ)
373 :
30ターン目
2024/06/24 11:36:25
ID:dcqCTzqqgg
「また扉・・・私を誘導しているのでしょうか・・・?」
(エリア移動成功。エリア5→エリア6へ)
374 :
31ターン目
2024/06/24 11:42:00
ID:dcqCTzqqgg
「ここは・・・美術館か何かでしょうか?」
通路を抜けてたどり着いた先に広がっていた光景を見て、ヤエノムテキは一瞬目を疑った
女性的な脚線美を見事に表したウマ娘の石像に、大地を駆ける獣を描いた油絵など。他にも大小様々な美術品が展示されていたのだ
「電子遊戯の設定とは言え、ここの主は成金趣味のようですね・・・」
<Beep! Beep!
「しまった、罠か!?」
中をよく見ようと、ガラスに手を触れたのと同時に。室内にけたたましい警告音が響き渡る
そしてそれに反応したであろうキラープラントが、ぬるりとヤエノムテキの前に現れたのだ
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(音に反応してキラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
375 :
キラープラントのステータス(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/24 11:44:11
ID:dcqCTzqqgg
「面妖な・・・歩く草花など・・・!」
(LP72、攻撃力84、防御力14)
(次回のレスより、戦闘開始!)
376 :
32ターン目(今回の分です)(残弾8→6)
2024/06/25 12:01:34
ID:R5XJDWStHU
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値22+二回目の攻撃値87-防御力14+精神力58=153のダメージ!)
(キラープラント残りLP72→0)
(キラープラントを倒した!)
「はぁっ!」
「――――」
張られた弾幕に体を削り取られ、キラープラントはあっという間に茎と葉だった何かに成り果てる
最初は面食らったにもかかわらずあっさりと倒せた事に拍子抜けしながらも、ヤエノムテキは先を急ぐのだった
377 :
33ターン目(なお、今回で三回目。記録更新です)
2024/06/25 12:07:08
ID:R5XJDWStHU
「ふむ・・・ここが電子遊戯の中でなく、実際に運営されている美術館なら是非とも訪れたいものですが・・・ん?」
西部開拓時代に活躍していたとされる、牧場ウマ娘の人形を見やるヤエノムテキ
不審に思い、ピストルの辺りを注目してみると・・・
「何かがある”っ!?」
またしても撃ち込まれる電撃。彼女は己の迂闊さを呪いたくなるのだった・・・
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値のターン、行動不能に!)
(今回は1ターンの間、行動できない!)
378 :
34ターン目(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
2024/06/25 12:08:27
ID:R5XJDWStHU
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
「こ、こんにゃことって・・・ふかきゅ・・・!」
379 :
35ターン目(しびれが取れた!)
2024/06/25 12:12:37
ID:R5XJDWStHU
(ヤエノムテキのしびれが取れた!)
「くっ・・・これは終わったら、御爺様のところで修行し直さなくては・・・」
幸いにして直ぐに体の麻痺は治まったヤエノムテキ
レースの第一線から離れたことで緩みがあったことを悔やみつつ、直ぐ側にまで来ていた出口から移動するのだった
(エリア移動成功。エリア6→エリア7へ)
380 :
36ターン目
2024/06/25 12:14:33
ID:R5XJDWStHU
(ヤエノムテキは傷薬を手に入れた!)
(ヤエノムテキの体力は満タンだ!)
「は・・・くしゅっ! せめて羽織れるものを見つけないと・・・」
381 :
37ターン目
2024/06/25 12:17:52
ID:R5XJDWStHU
「しかし、また渡り廊下ですか・・・。スティル殿やドトウ殿によると遊技者によって形が変わるそうですし、私の場合もそうなんでしょう」
またしても長い渡り廊下へとやってきたヤエノムテキ
聞き及んだ話と違う部分が多いことに戸惑いながらも、彼女は次のエリアへと向かうのだった・・・
(エリア移動成功。エリア7→エリア8へ)
382 :
38ターン目
2024/06/25 12:22:48
ID:R5XJDWStHU
長い渡り廊下を抜け、ヤエノムテキがたどり着いた先は図書館のような場所だった
天井まで届こうかという大きな本棚に、雑多なジャンルの書籍がすし詰めとなっている
「武術やスポーツに関する本も。サトノグループは凝り性ですね・・・む!」
一冊手に取り、中を拝見していると背後に気配を感じ取ったヤエノムテキは勢いよくふり返る
その視界の先には、歩く屍体、ゾンビが
「Uhooooo・・・」
「・・・私にあのような恥をかかせた報い、受けさせます!!」
例え別の個体であっても、ヤエノムテキに取っては婦女子から服を奪った不届き者に、違いないのだ
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
383 :
ゾンビのステータス
2024/06/25 12:24:54
ID:R5XJDWStHU
「容赦はしませんよ、ひとかけらも・・・!」
(LP12、攻撃力26、防御力1)
(次のレスより、戦闘開始!)
384 :
39ターン目(残弾6→4)
2024/06/25 12:28:26
ID:R5XJDWStHU
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値58+二回目の攻撃値3-防御力1+精神力0=65のダメージ!)
(ゾンビの残りLP12→0)
(ゾンビを倒した!)
「当てる!」
「!?!?」
ここまで来れば慣れたもので、ヤエノムテキはサブマシンガンを連射する
弾丸を立て続けに浴びせられ、その内の数発が急所に当たったのか。ゾンビはそのまま倒れて消滅するのだった
385 :
40ターン目
2024/06/25 12:29:26
ID:R5XJDWStHU
(ヤエノムテキは傷薬を見つけた!)
(ヤエノムテキの体力は満タンだ!)
「・・・今は必要ないですね」
386 :
41ターン目
2024/06/25 12:33:02
ID:R5XJDWStHU
「この臭い・・・またヤツですね。出てこい!!」
「Hay・・・」
「・・・本当に出てくるのがあるんですか」
本棚の一つ一つが、まるで巨大な壁のようにも思えてきたヤエノムテキは、まるで迷路に迷い込んだような感覚に陥っていた
それでもここがクリーチャーの蔓延る洋館である限り、彼女の前には敵が立ちはだかるのだった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
387 :
ゾンビのステータス(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/25 12:35:15
ID:R5XJDWStHU
「あれは・・・鎧を着ている・・・!? これは手強そうです・・・!」
(LP90、攻撃力18、防御力90)
(次のレスより、戦闘開始!)
388 :
42ターン目(今回の分です)
2024/06/27 23:10:19
ID:7mnssR8tS6
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値54+二回目の攻撃値89-防御力90+精神力0=53のダメージ!)
(ゾンビの残りLP90→37)
(残弾4→2)
「喰らえっ!」
「!!」
ヤエノムテキは、目の前の相手から強敵の気配を感じ取っていた
格上の敵と相対する上で彼女が選んだのは速攻。それ故狙いもそこそこに、サブマシンガンを放ったのだ
銃弾の多くは鎧に阻まれたものの、それでも痛打を与えることに成功したのだった
389 :
43ターン目(ダガーナイフ所持数1→0)
2024/06/27 23:59:18
ID:7mnssR8tS6
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値5-防御力0-精神力0=5のダメージ!)
(ヤエノムテキはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
「Wryyyyy!」
「くっ!」
理性をかなぐり捨てた動きで、ゾンビはヤエノムテキに掴みかかる
鎧の質量分重さの加わった攻撃に一瞬押されるも、彼女は即座にダガーナイフを抜き、鎧の隙間から刃をねじ込んだ
「Uhooooo・・・」
「手強い相手でしたね・・・」
傷口から赤いエフェクトを散らしながら、倒れるゾンビ。今後もこのような手合いが出てくるのか
ヤエノムテキの心の隅に、僅かに恐怖心が生まれるのだった
390 :
44ターン目
2024/06/28 00:03:18
ID:oLsbbBfiUU
「これ以上、ここに留まるのは危険ですね・・・行きましょう」
階段を登り、上の階から先ほどまで自分がいた図書館を俯瞰する
ヤエノムテキの視界にはゾンビの他に様々なクリーチャーが跋扈するのが見て取れた
幸いにして、直ぐ側には次の場所へと続く扉が。奴らに気づかれる前に、彼女はその場を去るのだった
(エリア移動成功。エリア8→エリア9へ)
391 :
45ターン目
2024/06/28 00:12:01
ID:oLsbbBfiUU
「また渡り廊下ですか・・・随分この建物は複雑ですね」
扉の先にあったのは、またしても渡り廊下
似たような光景にヤエノムテキは頭痛を覚えながらも、先を急ぐのだった
(エリア移動成功。エリア9→エリア10へ)
392 :
46ターン目
2024/06/28 04:37:10
ID:oLsbbBfiUU
渡り廊下を抜けたその先に待ち構えていたのは、これまでの豪奢な屋敷とは打って変わって、むき出しの鉄筋コンクリートが壁や天井を構成する空間だった
壁には鉄格子が嵌められた金属製のドアの数々。中をうかがい知ることはできないが、ここは刑務所のようなものだろう
「チヨノオーさんの言葉を借りるなら、“温度差で風邪を引く”、と言うのでしょうか・・・むっ1?」
不意に怪しい気配を感じ、ヤエノムテキはふり返る
一つだけ何故かドアが開いていた独房から、パラドキラーが現れたのだ
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
393 :
パラドキラーのステータス(切りが良いので、今回はここまでとします)
2024/06/28 04:39:06
ID:oLsbbBfiUU
「さあ、掛かって来なさい!」
(LP81、攻撃力80、防御力33)
(次のレスより、戦闘開始!)
394 :
47ターン目(今回の分です)
2024/06/30 00:52:47
ID:msLj/Ns1ZM
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値61+二回目の攻撃値15-防御力33+精神力58=101のダメージ!)
(パラドキラー残りLP81→0)
(残弾4→2)
(パラドキラーを倒した!)
「―――」
「ちぃっ・・・!」
鎌を振りかざしながら迫るパラドキラー目がけて、ヤエノムテキはサブマシンガンを連射する
弾幕を物ともせずに振り下ろされるそれを、彼女は寸での所で回避して下へ回り込んだ
「喰らえっ!」
「!?!?」
そして彼女の目の前には、無防備なパラドキラーの腹部が。撃たない理由はなかった
急所を銃弾でズタズタにされたパラドキラーは、何が起きたのかも解らずにそのまま消滅するのだった
395 :
48ターン目
2024/06/30 00:54:14
ID:msLj/Ns1ZM
(ヤエノムテキはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数0→1)
「おお、ありがたいですね」
396 :
49ターン目
2024/06/30 00:55:32
ID:msLj/Ns1ZM
(ヤエノムテキはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数1→2)
「これで二本目。なるほど、上手く活用しなくては」
397 :
50ターン目
2024/06/30 01:00:45
ID:msLj/Ns1ZM
「この扉と言い、鉄格子と言い、まるで刑務所か何かのようですね。雑多と言ってしまえば・・・何やつ!?」
無機質な廊下を進む過程で、ダガーナイフを二本も入手したヤエノムテキの足取りは、多少なりとも余裕が出来ていた
だがその時、独房の一つの扉が勢いよく開くと、そこからおぼつかない足取りでゾンビが現れたのだ
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
398 :
ゾンビのステータス
2024/06/30 01:03:30
ID:msLj/Ns1ZM
「押し通らせてもらいます!」
(LP94、攻撃力30、防御力34)
(次のレスより、戦闘開始!)
399 :
閲覧者
2024/06/30 05:21:13
ID:aR.IDccnZc
(残弾4→2)が
>>388
(鎧ゾンビ、ダガーで撃退)と
>>394
(パラド)とで続いてる気がします
400 :
>>1
2024/06/30 06:24:54
ID:msLj/Ns1ZM
>>399
確認したところ、重複がありました。ご指摘ありがとうございます
今回だけは特例として、このまま残弾2で続けた上で、次のターンで攻撃と装填を一編に処理します
401 :
貴様
2024/06/30 06:27:18
ID:oiDK.BCoXQ
しかし、ヤエノムテキ、マジで粘るな・・・。
防御力0なのに・・・
402 :
51ターン目(残弾2→0)
2024/06/30 06:35:14
ID:msLj/Ns1ZM
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値8+二回目の攻撃値9-防御力34=ダメージはない!)
「そこです!」
ここまで来れば慣れたもので、サブマシンガンを構えて発砲するヤエノムテキ。だが・・・
「!? しまった、弾が!」
ガチリ、と言う音と共に空薬莢が排出されずに詰まる―いわゆる、ジャムが起きてしまう
そのため射撃も中途半端に終わり、結果としてダメージには繋がらなかった
403 :
52ターン目
2024/06/30 06:46:15
ID:msLj/Ns1ZM
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値13-防御力0-精神力0=13のダメージ!)
(ヤエノムテキはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
(ダガーナイフ所持数2→1)
「Wryyyyy!」
「くっ、南無三!」
「!?」
迫り来るゾンビに対し、ヤエノムテキは一か八かでダガーナイフを投てきしたのだ
くるくると回転しながら飛んでいったナイフは、綺麗にゾンビの眉間に突き刺さり、彼を怯ませる
「せぇいっ!!」
そしてダメ押しと言わんばかりに繰り出されるハイキック。恐らくだが、ゾンビは最後に良いものを見られただろう
それを語ることはできないが・・・
404 :
52ターン目
2024/06/30 06:47:16
ID:msLj/Ns1ZM
>>403
(三枚目の画像に誤りがありました、正しくはこちらです。すみません)
405 :
53ターン目
2024/06/30 06:59:01
ID:msLj/Ns1ZM
「ふぅ・・・肝が冷えました」
先ほどのキックでたるんでしまったシーツを結び直し、ヤエノムテキは一息ついていた
最初はめくれないよう慎重に動いていた筈なのだが・・・それは置いておこう
「むっ・・・? 今、何か・・・」
不意に彼女の耳に、謎の物音が聞こえる。どうやら、直ぐ側にあるドアの向こう側で何かが倒れるか動くかしたのだろう
何にせよ“仕様”により開く扉は限定される。ヤエノムテキは目の前のドアがそれであることを確認すると、意を決して踏み込むのだった
(エリア移動成功。エリア10→エリア11へ)
(残弾0→リロード→残弾20)
406 :
54ターン目
2024/06/30 07:01:00
ID:msLj/Ns1ZM
(ヤエノムテキは傷薬を見つけた!)
(ヤエノムテキの体力は満タンだ!)
「今必要は・・・くしゅっ! うぅ、寒気がしてきました・・・」
407 :
55ターン目
2024/06/30 07:04:12
ID:msLj/Ns1ZM
「先ほどの音はこれだったんでしょうか・・・」
二度あることは、と言うがさすがに何度もそうなることになるとは思ってなかっただろう
ヤエノムテキはまたしても出てきた、長い通路で立ち尽くしていた
「西へ東へ、出口はあるのか不安になってきますね」
(エリア移動成功。エリア11→エリア12へ)
408 :
56ターン目(まーた引っかかってるよ、この子)
2024/06/30 07:11:29
ID:msLj/Ns1ZM
「工場・・・でしょうか、ここは」
通路を抜け、踏み込んだ先にあったのは大小さまざまな工作機械が並ぶ工場のような所だった
一応、照明はあるものの範囲は狭く、それでいて非常灯の黄色い光のせいで更に視界が悪くなっている
「換気扇の窓にも気をつけないとぉ”っ”!?」
視界が悪いと言うことは、当然見逃すリスクも増えると言うこと。またしてもヤエノムテキは、テーザーセントリーの餌食にされてしまうのだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値のターン、行動不能に!)
(今回は2ターンの間、防御も移動も攻撃も出来なくなるぞ!)
409 :
57ターン目
2024/06/30 07:18:41
ID:msLj/Ns1ZM
(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
「うっ・・・くっ・・・またしても・・・!」
体の自由を奪われ、その場に膝を突くヤエノムテキ
幸いにしてかすった程度なので、以前同程度のものをもらった時と同じように、彼女は楽観視していた
だが・・・
「Gyaoooow!!」
「っ!?」
現実は非情である。排気ダクトの金網を突き破って、凶暴化した猿―ビッグハンドが彼女の前に降り立ったのだ
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
410 :
ビッグハンドのステータス(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/06/30 07:21:35
ID:msLj/Ns1ZM
「How,How,How!!」
「っ、どこを見て・・・!」
(LP97、攻撃力70、防御力92)
(次のレスから、戦闘開始!)
411 :
58ターン目(今回の分です)
2024/07/01 11:34:51
ID:H15QXWwo1o
(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値11-防御力0-精神力0=11のダメージ!)
(ヤエノムテキの残りLP47→36)
「Gaaaaaa!!」
「あぐっ!?」
自分のことを獲物と見たのか、それとも別の何かだと思ったのか
ビッグハンドに飛びかかられ、ヤエノムテキはバランスを崩して転倒してしまう
衝撃でサブマシンガンも取り落としてしまい、反撃もままならない中で彼女は辛うじて動く両手でガードを固める
何度殴りつけても防御を解かない相手に、何を思ったのか
ビッグハンドはガードの下、彼女が体に巻いている白いシーツに手を掛けた
「っ!? やめっ!?」
制止するよりも先に亀裂が入り、不快な音を立てて引き裂かれようとするシーツ
ヤエノムテキの顔には焦りと恐怖が浮かんでいた
412 :
59ターン目
2024/07/01 11:44:52
ID:H15QXWwo1o
(ヤエノムテキのしびれが取れた!)
(ヤエノムテキの攻撃!)
(一回目の攻撃値71+二回目の攻撃値53-防御力92+精神力0=32のダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP97→65)
(残弾20→18)
「ぐっ・・・こんのぉっ!!」
「!?」
手足の感覚が戻った。そう判断したヤエノムテキの行動は早かった
相手の腹部に曲げた足を当てると、そのまま脚力に任せて思い切り蹴り上げたのだ。そこから即座にサブマシンガンを拾い上げ、狙いもそこそこに発砲する
二つ、彼女にとって計算違いがあったとするなら、一つは当たった銃弾はそれほど多くはなかったこと
そして―
「wwwwww」
「くっ・・・!」
蹴飛ばした際、ビッグハンドがシーツを掴んだままだった結果。シーツは真っ二つにちぎれ、彼女の体から離れてしまったことだろう
413 :
60ターン目
2024/07/01 11:55:38
ID:H15QXWwo1o
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値33-防御力0-精神力0=33のダメージ!)
(ヤエノムテキはダガーナイフを使った!)
(ビッグハンドを倒した!)
(ダガーナイフ所持数1→0)
「Uhooooo!!」
「―!」
先ほどよりも興奮した様子で跳躍するビッグハンドに対し、振り切れた結果かえって冷静になっていたヤエノムテキはその腕を掴むと、そのまま背負い投げよろしく地面に叩きつける
「獣風情が・・・!!」
そして一切の容赦も掛けることなく、無防備な胸板にダガーナイフを突き立てて仕留めるヤエノムテキ。その目は、氷よりも冷たかった
414 :
61ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします
2024/07/01 12:04:45
ID:H15QXWwo1o
「全く、酷い目に遭いました・・・」
戦いが終わって緊張の糸がほぐれた瞬間。自分の状態を思い出すヤエノムテキ
ただでさえ人前に出るのがはばかられる状態だったのが、クリーチャー相手に格闘した結果もっとはばかられる状態になっていたのだ
「私は大丈夫・・・私は大丈夫・・・押忍・・・」
自己暗示を掛けながら、無事だったシーツを分割して、胸と腰に巻き付けるヤエノムテキ
その後彼女は、近くにあったエレベーターへ乗り込むのだった
(エリア移動成功。エリア12→エリア13へ)
415 :
閲覧者視点
2024/07/01 20:58:38
ID:YHNGeIV5qk
・ヤエノしびれて防御行動(ダガー使用)不可、
・ハンド最大攻撃値70に対しヤエノ防御0、LP47
1発ダウンが色濃い状況ながらダイスの神様は生存の道を選ぶ。
傷薬(ようやく出番かな?)
416 :
62ターン目(今回の分です)
2024/07/02 11:41:22
ID:l7ONHsRQgs
エレベーターが停止し、機械的なベルの音と共にドアが開く
ヤエノムテキは周囲を警戒しながらフロアに出るのだが・・・
「・・・? 何も・・・ない?」
降り立った場所は、何もないエレベーターホールだった
「拍子抜け、とはこのことか・・・」
隣のエレベーターには電力が通っていたため、今度はそちらへと乗り込むヤエノムテキ
彼女を待つのは地獄か、それとも・・・
(エリア移動成功。エリア13→エリア14へ)
417 :
63ターン目(このエレベーター・・・ちょっと変・・・?)
2024/07/02 11:43:23
ID:l7ONHsRQgs
「深く考えずに乗り込んでしまいましたが・・・どこまで降りるのでしょうか・・・?」
(エリア移動成功。エリア14→エリア15)
418 :
64ターン目
2024/07/02 12:01:31
ID:l7ONHsRQgs
「さて、ここは・・・いかにもな感じですね」
比較的長い時間、乗り続けたエレベーターからようやく解放されたヤエノムテキは洋館の地下深く、ヴィールスを研究していたかと思われる区画へとやってきていた
未知の領域故に、周囲を警戒しながら進む彼女だったのだが・・・
「灯りもほぼないですし、慎重に”ぃ”っ”!?」
突如としてどこからともなく、電撃を浴びせられたヤエノムテキ
彼女は罠の存在を警戒していたのだが、まさかエレベーターホールにまで仕掛けられているとは思ってもいなかったのだ
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!)
(今回は4ターンの間、攻撃も防御も移動もできないぞ!)
419 :
65ターン目
2024/07/02 12:07:21
ID:l7ONHsRQgs
(しびれが取れるまで、あと4ターン!)
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
「ぐっ・・・また・・・しても・・・ぉ・・・!」
もはや何かに憑かれているとしか思えない頻度で、トラップに掛かる羽目になったヤエノムテキ
何とか動こうともがくが、手足のしびれが想像以上に強く動けないでいた
「Uhooooo・・・」
そして彼女にとって不運は続く。ドアが開きっぱなしになっていた部屋から、ゾンビが現れたのだ
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
420 :
ゾンビのステータス(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/02 12:09:44
ID:l7ONHsRQgs
「Wryyyyy・・・」
「ぐっ・・・こんな所でぇっ・・・!」
(LP15、攻撃力80、防御力93)
(次のレスから、戦闘開始・・・できたらいいなぁ)
421 :
閲覧者感想
2024/07/02 19:53:52
ID:QfbKqhKK7g
第18ターン・エリア3の時点から防御ゼロのまま
エリア15までこれたという奇跡の道のりも5度目のシビれで
ついに終焉か
しびれ解除までの3ターン、
・3ターンとも溶解液をぶっかけられる(中々すごい光景だが溶解液に攻撃力は無いので被ダメ無し)
・3ターン全てで防御に精神力補正発動必須(延命にはなる)
とかでないとゲームオーバー濃厚…
(乗り越えても1回の攻撃で倒せるかどうか)
果たして結末は
422 :
66ターン目(今回の分です)
2024/07/03 11:32:43
ID:AtRHnFMn.c
(ヤエノムテキはシビれて動けない!)
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値44-防御力0-精神力0=44のダメージ!)
(ヤエノムテキの残りLP36→0)
(ヤエノムテキは力尽きた・・・)
423 :
GAME OVER・・・
2024/07/03 12:11:43
ID:AtRHnFMn.c
「Wryyyyy・・・」
「っ!?」
床に倒れ、無防備な姿をさらしているヤエノムテキに、ゾンビが近づいていく。腐敗した影響で体が硬直しているのか、その動きはひどく緩慢だ
だがその緩慢な動きが、彼女からしてみれば真綿で首を絞めるが如く恐怖を植え付けていく
自分の体が麻痺していることも忘れ、必死にその場から逃げようとする。だが・・・
「Ah・・・」
「ひぃっ!?」
何かにつまずいたのか、ゾンビがいきなり自分に覆い被さってきたのだ
どす黒く変色した皮膚と、それが一部落ちたことでむき出しになった筋繊維と歯。そして白く濁った眼を至近距離で見てしまい、ヤエノムテキの恐怖は更に高まっていく
「Uh・・・」
「ど、どこを触って・・・あぁっ!?」
ゾンビが彼女の胸、正確には胸を覆っている布を噛み千切る。そして今度は顕わになった胸元へ、直接その口でかぶりついた
「ひっ!? や、やめっ・・・いやっ、助け・・・!!」
ゾンビが彼女の体から顔を離し、そしてまた近づける。その度に赤いエフェクトが散り、彼女の白い肌を染めていく
ヤエノムテキが意識を失い、ゲームから解放された頃。食事を終えたゾンビはまたふらふらとおぼつかない足取りで、その場を去って行くのだった・・・
424 :
GAME AFTER・・・
2024/07/03 12:19:55
ID:AtRHnFMn.c
ゾンビのランチ(意味深)にされてしまった、ヤエノムテキ編でした
しかしまさか五回もテーザーセントリーに掛かるとは、この海の李白の目でも云々かんぬん・・・
当初の予定としてはゾンビ犬に絡まれるのを想定していたのですが、こちらは一度も遭遇せずでした。可愛いイッヌ(ゾンビ)相手におしゅ♡して逆にゾンビ犬の方がドン引きする展開も考えていたんですが・・・そこは賽の目さまの沙汰次第ということで
それでは、今回はここまでとします
次のプレイヤーですが、(
>>427
)のウマ娘で行こうと思います。キャラによってはエミュが残念になるかもしれませんが、ご容赦いただければ・・・
425 :
>>1
2024/07/05 08:33:26
ID:G1zXMJSBro
保守age&安価を一つ下へ
426 :
トレーナーちゃん
2024/07/05 12:16:25
ID:L55qyix9sA
安価だったら
『(ゴールがあった初代ETD制覇者)マヤノトップガン』で
427 :
お前
2024/07/06 21:55:09
ID:zLYiyEqFkE
ミラ子、行ってこい!!
428 :
>>1
2024/07/09 09:21:14
ID:RLgoc9s7O.
(しばらく待ってみましたが、夕方までに他に新たな安価指定カキコミがなければ当初の予定通り、
>>427
のヒシミラクルでいきます。もう少しだけお待ち下さい)
429 :
導入1(今日の分です)
2024/07/10 12:54:44
ID:RjpjvcvYAA
「お、お邪魔しまーす・・・」
草木も眠る丑三つ時。先の三人の時は多少なりとも波乱の幕開けだったのだが、彼女―ヒシミラクルはほとんど何もなく―それこそゾンビと素手でやり合うことも、ゾンビ犬に追い回されることもなく洋館へとたどり着いたのだった
「まあ、普通に始まったんですし、普通に終わるでしょうね・・・たぶん」
(LP100、攻撃力10、防御力4)
(続いて武器と精神力ロール)
430 :
導入2(ミラ子ぉ・・・お前そのスペックは・・・)
2024/07/10 13:02:03
ID:RjpjvcvYAA
「これは拳銃かなぁ? うぅむ、この手のジャンルではTHE・普通って感じの武器」
何故か置いてあったテーブルの上に更に置かれていた、ハンドガンと予備のマガジンをヒシミラクルは手に取る
果たして、この普通でない洋館で、自称“普通のウマ娘”である彼女を待ち受けるものとは・・・
(精神力77。武器はハンドガンとなりました)
(最終ステータスはLP100、攻撃力25、防御力4です)
(それでは、次のレスよりゲームスタート!)
431 :
1ターン目
2024/07/10 13:06:32
ID:RjpjvcvYAA
「さ、て、と。どこから探し始めたものか・・・」
<Bowwow!! Bowwowwow!!
「わひっ!?」
スライドを引いて残弾を確認した後。さっそく探索を進めようとした矢先のことだ
二階へと通じる階段の踊り場から、勢いよく何かがヒシミラクルの前に飛び出してくる
生気のない瞳に、所々が爛れた身体。ゾンビ犬だ
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
432 :
ゾンビ犬のステータス
2024/07/10 13:08:33
ID:RjpjvcvYAA
「さ、早速普通じゃないのキター!?」
(LP54、攻撃力45、防御力7)
(次のレスより、戦闘開始!)
433 :
2ターン目
2024/07/10 13:13:41
ID:RjpjvcvYAA
(ヒシミラクルの攻撃!)
(攻撃値16-防御力7+精神力0=9のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP54→45)
(残弾10→9)
「こんにゃろ、これでも喰らぇいっ!」
狙いを定め、ヒシミラクルはハンドガンを撃つ
VRウマレーターの補正による的確な姿勢で放たれた銃弾は、かする程度ではあったがそれでもゾンビ犬に命中したのだった
434 :
2ターン目
2024/07/10 13:17:04
ID:RjpjvcvYAA
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値20-防御力7-精神力77=ダメージはない!)
「Bowwow!!」
「うひゃぁっ!?」
勢いよく飛びかかってくるゾンビ犬を、ヒシミラクルは紙一重で回避する
ヴィールスの影響で本能が限界まで高ぶっている相手を前に、彼女は油断なく構えるのだった
435 :
3ターン目
2024/07/10 13:20:27
ID:RjpjvcvYAA
(ヒシミラクルの攻撃!)
(攻撃値9-防御力7+精神力0=2のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP45→43)
(残弾9→8)
「このこのっ!」
もう一度狙いを定め、ヒシミラクルは発砲する
だが狙いがぶれてしまったのか。先ほどと同じようにたいしたダメージは与えられたかったようだ
436 :
大将
2024/07/10 13:21:05
ID:RjpjvcvYAA
>>435
(申し訳ありません。画像が抜けてました)
437 :
4ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/07/10 13:24:08
ID:RjpjvcvYAA
(ゾンビの特殊能力! 噛み付き攻撃! 1D20の数値分の追加ダメージを与える!)
(今回は5の追加ダメージ!)
438 :
4ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/07/10 13:31:13
ID:RjpjvcvYAA
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値34-防御力7-精神力0+追加ダメージ5=32のダメージ!)
(ヒシミラクルの残りLP100→68)
「外した!? ならもう一回・・・」
「Gyaoooow!!」
「っ、痛ぁっ!?」
立て続けに攻撃がほぼ失敗し、動揺したヒシミラクルの隙を、ゾンビ犬は見逃さなかった
身体全体を使って跳躍し、再び獲物目がけて飛びかかったのだ
今度は避けるのが間に合わず、咄嗟に腕を掲げて防御するヒシミラクル。その腕に、ゾンビ犬が噛み付いたのだ
「くっ、このっ、離してぇっ!!」
ギリギリと歯を突き立てられ、痛みに顔をゆがめながらもヒシミラクルは相手を振りほどく
噛み付かれていた前腕からは、赤いエフェクトが流れるのだった
439 :
閲覧者感想?
2024/07/10 21:14:50
ID:ZDUIt61Zjc
新たな脱出の始まり乙です…って、ミラ子…
・衝撃の「抵抗むなしく真っ先に退場する系『普通』」能力値に
武器が初期装備イメージ強いハンドガンなのも、その補正入ってもションボリな数値なのがサバイバル系ゲームでの「普通」さを増している。
本来こういう数値の子がトップバッターだと面白くなるんだけども
・だが同時にミラクルっぷりも発揮
ドトウのLP99もすごいのだが、それを超えてLP決定ダイスロール1D100で100を出すという。
さらに精神力もこれまでの参戦者の中で最も高い「77」
突然覚醒する「普通のウマ娘」の洋館からの脱出は補正発動の頻度にかかる
440 :
閲覧者感想
2024/07/10 21:23:28
ID:ZDUIt61Zjc
2ターン目(
>>434
)と4ターン目(
>>438
)のミラ子防御ターンで
ミラ子の防御力が「7(=この戦闘でのゾンビ犬の防御値)」で進行してる?
441 :
>>1
2024/07/11 09:43:10
ID:ZP8UXkURfc
>>440
(確認したところ、こちらの入力ミスでなってたみたいです)
(とりあえず、何かミラクルが起きたと言うことで今回の2つはそのままでお願いします。すみません)
442 :
5ターン目(今日の分です)
2024/07/12 21:48:07
ID:MBQ5Lilu4o
(ヒシミラクルの攻撃!)
(攻撃値17-防御力7+精神力77=87のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP43→0)
(ゾンビ犬を倒した!)
(残弾8→7)
「このっ、お返しっ!」
「Gaw!!」
「やばっ、外した!?」
狙いを定め、ヒシミラクルはハンドガンを撃つのだが銃弾は外れ、飾ってあった甲冑に当たってしまう
それを隙と見て、飛びかかろうとするゾンビ犬だが・・・
「あっ、鎧が・・・」
「Cyain!?」
被弾した際に重心がズレたのか。倒れてきた甲冑に下敷きにされ、そのまま消滅してしまった
「・・・あはは、ラッキー」
443 :
6ターン目
2024/07/12 21:49:52
ID:MBQ5Lilu4o
「ほえー、こんなのもあるのね」
(ヒシミラクルはアイテムを見つけた!)
(ヒシミラクルはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数1)
444 :
7ターン目
2024/07/12 21:57:53
ID:MBQ5Lilu4o
「まあ、お守りとして持っておきますか」
探索の過程で見つけたダガーナイフを弄びながら、ヒシミラクルは洋館の中を進む
何とか脱出しようと窓やドアに手を掛けたり、隠し扉を探そうと躍起になっていた矢先のことだ
「? ここ、何か見え・・・わぷっ!?」
火の消えた暖炉を調べていた最中。突如として黄緑色の煙を顔に噴射され、ヒシミラクルは猛烈なめまいに襲われる
「な、何やねんコレぇ・・・頭がぼーっと・・・アカン・・・」
思わず国の言葉が出てしまい、ヒシミラクルはその場にへたり込んでしまうのだった
(トラップ発動! ガス噴射装置!)
(エリア移動するまで、精神力が0になるぞ!)
445 :
8ターン目
2024/07/12 21:59:50
ID:MBQ5Lilu4o
「おおっと・・・ツルカメツルカメ。さすがの私でも天丼はしませんって」
(ヒシミラクルはトラップを回避した!)
446 :
9ターン目
2024/07/12 22:01:09
ID:MBQ5Lilu4o
「こんな見え透いた罠・・・さてはシロウトだな、仕掛け人は」
(ヒシミラクルはトラップを回避した!)
447 :
10ターン目
2024/07/12 22:04:55
ID:MBQ5Lilu4o
「うぎゅぅ・・・やっぱ頭がクラクラするよぉ・・・」
先ほどは立て続けに罠を看破して見せたヒシミラクルだが、それでももうろうとした頭では負荷が大きかったらしい
壁に手を突きながらなんとか移動していた、その時である
「Bowwow! Bowwow!!」
「うっそぉ・・・」
聞き覚えのある鳴き声と、見覚えのあるシルエット
またしても彼女の前に、ゾンビ犬が現れるのだった
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
448 :
ゾンビ犬のステータス(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/12 22:06:44
ID:MBQ5Lilu4o
「こ、こんな時にぃ・・・!」
(LP42、攻撃力22、防御力4)
(次のレスより、戦闘開始!)
449 :
閲覧者感想
2024/07/12 22:29:33
ID:GLW1MGqpi.
ダイス神の非情な戯れにより、最大の頼り所だった『精神力』を奪われ
真に『普通』の状態になってしまったミラ子の運命は如何に
450 :
11ターン目(今回の分です)
2024/07/15 10:01:32
ID:ugXYl6mxQQ
(ヒシミラクルの攻撃!)
(攻撃値5-防御力4+精神力0=1のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP42→41)
「こっ、このっ!」
ぼやける視界、ぶれる照準。それでもヒシミラクルは懸命に狙いを定め、ハンドガンを撃つ
一発だけ命中したものの、たいしたダメージは与える事ができなかったようだ
451 :
12ターン目
2024/07/15 10:22:43
ID:ugXYl6mxQQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値3-防御力4-精神力0=ダメージはない!)
「Bowwow!!」
「っ!」
咄嗟にゾンビ犬の攻撃を、ヒシミラクルは転がってかわす
理性のない白い瞳が彼女をじっと見据えていた
452 :
13ターン目
2024/07/15 10:26:18
ID:ugXYl6mxQQ
(ヒシミラクルの攻撃!)
(攻撃力8-防御力4+精神力0=4のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP41→37)
(残弾7→6→5)
「あったれぇっ・・・!」
とにかく当てるしかない。ヒシミラクルはその思いで攻撃を続ける
被弾し、身体から赤いエフェクトを散らすが、ゾンビ犬はまだ立っていた
「・・・!」
次第に焦りが、彼女の中に込み上げてきていた
453 :
14ターン目
2024/07/15 10:31:06
ID:ugXYl6mxQQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値18-防御力4-精神力0=14のダメージ!)
(ヒシミラクルはダガーナイフを使った!)
(ゾンビ犬を倒した!)
(ダガーナイフ所持数1→0)
「Bowwow!! Bowwow!!」
「しまっ、きゃぁっ!?」
反応が遅れ、ゾンビ犬に押し倒されてしまうヒシミラクル
よだれが滴る口を開き、鋭い牙で喉笛を噛み切ろうとするそれに対し、彼女はダガーナイフを突き立てた
「Cyainn!?」
眼球から更には中枢部分を貫かれたゾンビ犬は、そのまま消滅する
「アカン・・・アカンて・・・」
VRとは言え、あまりにもリアルな恐怖。ヒシミラクルは早くも限界を迎えつつあった
454 :
14ターン目
2024/07/15 10:35:48
ID:ugXYl6mxQQ
「うぅ・・・こんな普通じゃないことばっかりだなんて・・・脱出ボタンとかないのぉ・・・?」
もはや完全に気力だけで動いてるようなもの。それくらい、ヒシミラクルは早くも消耗していた
残念ながらこのゲームから出るにはクリアするか、もしくは・・・
「・・・ん? 何かカチッて言っだ”ぁ”っ”!?」
何らかの形で“終わる”しかないのである・・・
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! シビれている間は防御も攻撃もできないぞ!)
(今回は5ターンの間、行動不能に!)
455 :
15ターン目
2024/07/15 10:37:04
ID:ugXYl6mxQQ
(しびれが取れるまで、あと5ターン)
(ヒシミラクルはシビれて動けない!)
「ひっ・・・ぎぃっ・・・」
456 :
16ターン目
2024/07/15 10:38:13
ID:ugXYl6mxQQ
(しびれが取れるまで、あと4ターン)
(ヒシミラクルはシビれて動けない!)
(ヤバいって、これヤバいってぇっ!)
457 :
17ターン目
2024/07/15 10:39:02
ID:ugXYl6mxQQ
(しびれが取れるまで、あと3ターン)
(ヒシミラクルはシビれて動けない!)
「あっ・・・少しは楽に・・・」
458 :
18ターン目
2024/07/15 10:40:07
ID:ugXYl6mxQQ
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
(ヒシミラクルはシビれて動けない!)
「うぎゅ・・・まだ駄目・・・」
459 :
19ターン目
2024/07/15 10:41:14
ID:ugXYl6mxQQ
(しびれが取れるまで、あと1ターン)
(ヒシミラクルはシビれて動けない!)
「腕、動く・・・足、うごかない・・・」
460 :
19ターン目
2024/07/15 10:42:51
ID:ugXYl6mxQQ
(ヒシミラクルのしびれが取れた!)
「・・・・・・・・・・・・?」
461 :
20ターン目
2024/07/15 11:13:00
ID:ugXYl6mxQQ
「・・・・・・あれ、何も起きなかった・・・?」
この洋館において、テーザーセントリーは最悪のトラップである
喰らえばプレイヤーは完全に無防備な状態となってしまい、何をされてもやり返すことはできない
その仕様の前に散っていたものも多いのだが、幸運なことにヒシミラクルはそうはならなかったようだ
もっとも・・・
<Beep! Beep!
「ひょぇっ!?」
<Bowwow!! Bowwow!!
「うそぉーん・・・」
“その先”までは、保証してくれなかったようだが
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
462 :
ゾンビ犬のステータス
2024/07/15 11:15:01
ID:ugXYl6mxQQ
「いやいやいや、これないって! ないって!!」
(LP29、攻撃力83、防御力57)
(防御力がヒシミラクルの最大火力を上回っているため、次のレスで逃走ロール!)
463 :
22ターン目
2024/07/15 11:16:31
ID:ugXYl6mxQQ
(ヒシミラクルは逃げ出した!)
(しかし、回り込まれてしまった!)
464 :
22ターン目
2024/07/15 11:20:01
ID:ugXYl6mxQQ
(ゾンビ犬の一回目の攻撃!)
(攻撃値41-防御力4-精神力0=37のダメージ!)
(二回目の攻撃!)
(攻撃値14-防御力4-精神力0=10のダメージ!)
(ヒシミラクルの残りLP41→4→0)
(ヒシミラクルは力尽きた・・・)
465 :
GAME OVER・・・
2024/07/15 11:31:59
ID:ugXYl6mxQQ
「やばいやばいやばい・・・!!」
彼女の前に三度現れたゾンビ犬だが、その体躯はあきらかに格が違った
所謂、“お座り”をしたときの体高はヒシミラクルの胸の辺りまであるほどの大柄な身体で、見るからに筋骨隆々なのがわかる
それが理性を失って本能のままに襲ってくるなど悪夢でしかない
「Bowwow!! Bowwow!!」
「ひぃいいいっ!!」
生物的な恐怖心をかき立てられたヒシミラクルは、そのまま一目散に逃走を図る
だがそれは、完全に悪手だった
「Gyaoooow!!」
「きゃぃっ!?」
背中に抱きつかれ、爪を立ててくるゾンビ犬から、必死に抵抗するヒシミラクル
防具―とも呼べないような衣服の背中を犠牲にして拘束から逃れ、ほとんど反射的に目の前のドアを開けようとする。だが・・・
「嘘、なんで!? 開いて! 開いてってばぁっ!!」
押しても引いても捻ってもドアは開かない。それがこの“世界”だから
そんなことも忘れて、ドアと格闘している間に。ゾンビ犬は再び彼女を射程に捉えていた
「あっ・・・・・・」
彼女がその気配に気づいた時には、既に遅かった
そのまま覆い被さるように倒され、ハンドガンが衝撃で彼女の手を離れる
曲がりなりにもウマ娘であるヒシミラクルの力を持ってしても、かのゾンビ犬を振り払うことは、叶わなかったのだった・・・
466 :
GAME AFTER・・・
2024/07/15 11:37:47
ID:ugXYl6mxQQ
如何に光る物があってもそれを奪われればアウト。そんなヒシミラクル編でした
これで武器がハンドガンでなければワンちゃん、もといワンチャン・・・あの攻撃力じゃマグナムかショットガンでもないと駄目かもしれませんが
それでは、キリの良いところまで行けたので今回はここまでとします
次のプレイヤーですが、ちょっと間隔を狭めて(
>>468
)のウマ娘で行きます
出たばかりで人となりがわからないウマ娘だった場合は、また改めて考えます
467 :
閲覧者感想?
2024/07/15 12:16:28
ID:/clQcsE3FQ
???「プレイヤーの残LP数値再確認をお願いします。
>>438
(4ターン目)と
>>464
(22ターン目)でプレイヤー残LP値が違ってる気がします」
ヒシミ「終わりなら終わりでいいよお!巻き戻されてもあの状況じゃどうしようもないよお!」
----
安価なら…
ヒシミの同期な『シンボリクリスエス』を選出します
468 :
>>1
2024/07/15 12:38:48
ID:ugXYl6mxQQ
>>467
(確認したところ、素で間違えていました・・・申し訳ありません。今後気をつけます)
(安価ですが、再度募集で。
>>470
のウマ娘で。ミラ子がこうなった経緯も、次の時に描写しますので、今回はこのままでご容赦を・・・)
469 :
アンタ
2024/07/15 14:45:46
ID:98noNOs1gI
安価取らせてもらいます
470 :
お姉さま
2024/07/15 14:45:54
ID:98noNOs1gI
元の方で挙げたかったけれど見れなかったヴィブロスをお願いします
471 :
インターミッション(今回の分です)
2024/07/16 09:59:53
ID:y8kaxOAD.w
「もーっ! 酷いですよ!! 何かエグいかと思ったらバグのせいで出オチ同然じゃん!」
「本ッ当にごめんなさい、ヒシミラクルさん。バグチェックを抜かったこちらの落ち度です」
あっと言う間に挑戦が終わったと思ったら、まさかの理由が発覚したために。ヒシミラクルは現場でデータ取りを担当していたサトノクラウンに詰め寄っていた
「ヤエノさんやドトウちゃんは? 長く遊べてたのに私はこんだけって、せっかくプールから逃げられると思ったのにぃ・・・」
「重ね重ねすみません・・・」
ガックリと肩を落として会場から去って行くヒシミラクルの背中を、サトノクラウンは見送った後。バグの修復をしようとしたその時である
彼女がふり返ると同時に、ウマレーターのカプセルが閉じて動き出したのだ
「あれ? ウマレーターが動いてる・・・ダイヤー! 今誰か使ってる?」
「あっ、今ヴィブロスさんが入ってるよ」
「えぇっ!? アレ、セレブとかとは真逆なのに・・・」
「何でも『こー言うのも楽しんでこそセレブでしょ♪』とか何とか・・・」
「うぅん、大丈夫なのかなぁ・・・このソフト、デフォルメしてるとは言えVRだから恐怖度満点なのに・・・」
果たして、どうなってしまうのか・・・
472 :
導入1
2024/07/16 10:05:20
ID:y8kaxOAD.w
「・・・おぉ~。何かすっごいセレブなお屋敷!」
特に何事もなく、洋館の扉を開けて入ってきた小柄なウマ娘の名は、ヴィブロス。近年頭角を現しつつある三姉妹の末っ子で、甘え上手な妹系だ
煌びやかなセレブに憧れを持っており、多少古びてるとは言え彼女のセンスと洋館のデザインは見事にマッチしていたようだ
「フフフ、お姉ちゃんには内緒でクリアして、お土産持って帰ってあげよーっと!」
果たしてこの無邪気さがどこまで続くのか。見物である
(LP54、攻撃力71、防御力32)
(続いて武器と精神力ロール)
473 :
導入2
2024/07/16 10:10:44
ID:y8kaxOAD.w
「・・・何かこれセレブっぽくない。もっとこう、セレブな感じの武器が良かったなぁ」
置かれていた盾とピストルを手に取るのだが、ヴィブロスは不満そうだった
とは言え、事前にサトノダイヤモンドから説明は受けていたので不承不承ではあるが活用する気はあるようである
(精神力74。武器は防護盾&ピストルとなりました)
(よって最終ステータスはLP54、攻撃力71、防御力62、精神力74です)
(次のレスより、ゲームスタート!)
474 :
1ターン目
2024/07/16 10:20:04
ID:y8kaxOAD.w
「えーっと、こう言う探し回るゲームって、左手? 右手? どっちから回るんだっけ・・・」
<Beep! Beep!
「っ、何!? 何!?」
遊んだことのあるテレビゲームを思い出しながら探索を始めようとした矢先のことだ
突如としてエントランスの中に警報音が響き渡る。それに反応して現れたのは、二足歩行のトカゲ、リザードマンだ
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してリザードマンが現れた!)
475 :
リザードマンのステータス
2024/07/16 10:21:56
ID:y8kaxOAD.w
「な、何か強そぅ・・・」
(LP59、攻撃力68、防御力97)
(リザードマンの防御力がヴィブロスの最大火力を上回っているため、次のレスで逃走ロール!)
476 :
3ターン目
2024/07/16 10:33:21
ID:y8kaxOAD.w
(ヴィブロスは逃げ出した!)
(しかし、まわりこまれてしまった!)
(リザードマンの一回目の攻撃!)
(攻撃値19-防御力62-精神力74=117のカウンターダメージ!)
(リザードマンを倒した!)
「うぅ、えいっ!」
「!?」
「だ、だーっしゅ!」
勝てる相手ではない。そう判断した彼女は早かった。ピストルを相手の足下目がけて撃ち、その隙に逃げ出したのだ
だが、それで稼げたのは僅かで、直ぐに追いつかれてしまう
「syaaaa!!」
「きゃっ!? ・・・あれ、動けてる?」
爪を振り上げ、襲いかかるリザードマンをヴィブロスは盾で迎え撃つ
VRウマレーター特有のモーションアシストがある。その事に気づいたヴィブロスはピンチの顔から一転、いつもの小悪魔的な笑みを浮かべた
「えいっ!!」
「Gya!?」
『人形だから弱点も同じ』、と言う安直な考えで思い切りその足を踏みつけたのだ
ヒトミミに踏まれても痛いのだ、ウマ娘の脚力であればどうなるかは想像に難くない
両目と舌が飛び出るほどに驚いたリザードマンは特大の隙を晒してしまい、追撃のピストルで倒されてしまうのだった
477 :
4ターン目
2024/07/16 10:39:13
ID:y8kaxOAD.w
「ふふ~ん、アタシってば強ぉ~い♪ このまま一気に行っちゃうよ!」
アクシデントがあったが、幸先の良いスタートを切れてご機嫌なヴィブロス
心なしかスキップしているようにも見える足取りで進んでいると、遠くから何かを割るような音が彼女の耳に飛び込んできた
「? 今のは・・・」
「Bowwow!! Bowwow!!」
「あっ! ワンちゃん・・・じゃない!?」
音のした方を振り向くと、走ってくる犬らしき影が見えてくる
だがそれは彼女の想像したのとは全く違う、おぞましい姿のゾンビ犬だった
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
478 :
ゾンビ犬のステータス(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/16 10:41:16
ID:y8kaxOAD.w
「Grrrrrr・・・!」
「何かズルズルで、ドロドロで、気持ちわるいよ・・・」
(LP99、攻撃力73、防御力9)
(次のレスより、戦闘開始!)
479 :
閲覧者感想:スタイリッシュ当て身カウンターはロマン(≒セレブ)
2024/07/16 20:21:09
ID:zqMFFIrnUQ
『ハンドガン&防護盾』の強みを1発目(
>>476
)でいきなり引き出せたヴィブロスの行く先は明るい☆
逃げ失敗の敵攻撃ターンで2回攻撃する攻撃側が絶望を背負うのはこの武器だけ!
480 :
470
2024/07/16 21:25:22
ID:EiWo8MvD2M
おお始まったありがとうございます
481 :
5ターン目(今回の分です)
2024/07/17 10:29:06
ID:ns911nE056
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値13-防御力9+精神力74=78のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP99→21)
「あったれぇっ!」
盾とセットになっているピストルは、ハンドガンと比べると小さく威力は劣っている
だが、それはあくまでも普通に撃ったときの話であり、的確に狙えば十分なそれを持っていた
「!?」
銃撃により出鼻をくじかれたゾンビ犬は反応が遅れ、すかさず放たれた二の矢ならぬ二の弾をもろに受けてしまうのだった
482 :
6ターン目
2024/07/17 10:31:33
ID:ns911nE056
(ゾンビ犬の特殊能力! 噛み付き攻撃! 1D20の追加ダメージ!)
(今回は20の追加ダメージを与えるぞ!)
483 :
6ターン目
2024/07/17 10:41:57
ID:ns911nE056
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値55-防御力62-精神力0+追加ダメージ20=13のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP54→41)
「やった! このままやっちゃうよ~!」
「Grrrrrr・・・!」
攻撃が当たったことで浮かれていたのだろう。まだ倒していない状態でヴィブロスは隙を晒してしまった
「Bowwow!!」
「えっ、ちょっと待っ―――!?!?!?」
姿勢を低くし、一気に懐へ潜り込んだゾンビ犬が、彼女の足に噛み付いたのだ
「やっ、やぁだぁっ! 何すんのよぉっ!」
深くなる前に振りほどくことは出来たのだが、噛み付かれたという事実はヴィブロスの幼い心に恐怖を植え付けるのに十分だった
484 :
7ターン目
2024/07/17 10:50:41
ID:ns911nE056
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値39-防御力9+精神力74=104のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP21→0)
(ゾンビ犬を倒した!)
「むぅ~、お返し!!」
狙いもそこそこに、ヴィブロスはピストルを撃つ。銃弾はゾンビ犬に命中するも、大したダメージはないように思えた
だが彼女の本命は・・・
「“相手のゴールに、しゅーっ!!”」
「!?!?!?」
先ほど自分がやられたのと同じように、一息で間合いを詰めて思い切りゾンビ犬の顎をサッカーよろしく蹴っ飛ばしたのだ
「“蝶! えきさいてぃん!”・・・だっけ? トレっちがこの前言ってたのって」
トレーナーよ、何を教えているんだ・・・
485 :
8ターン目
2024/07/17 10:55:36
ID:ns911nE056
「サトノは“コイツは手強いサバイバルホラーです!”って言ってたけど、確かにやり応えあって面白いかも!」
「Gyaoooow!!」
「きゃっ!? 今度は何!?」
二度目の戦闘で早くも慣れてきたのか。ヴィブロスの足取りは軽い
だが、そうは行かぬと言わんばかりにゲームシステムから第三の刺客、猿のビッグハンドが送り込まれてきた
「Wooooo!!」
「わわっ、今度はお猿さんだ!」
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
486 :
ビッグハンドのステータス(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/17 10:57:16
ID:ns911nE056
「今のアタシはさいきょーだもん、かかってこーい!」
(LP17、攻撃力25、防御力58)
(次のレスより、戦闘開始!)
487 :
9ターン目(今回の分です)
2024/07/18 22:48:18
ID:upS7WZgTDg
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値45-防御力58+精神力0=ダメージはない!)
「それっ!」
「!」
「ヤバっ、外しちゃった!?」
ピストルの狙いを定め、ヴィブロスは引き金を引く
しかしビッグハンドは俊敏な動きでそれらを全て回避したために銃弾はいくつか調度品に当たる程度であった
488 :
10ターン目
2024/07/18 22:55:28
ID:upS7WZgTDg
(ビッグハンドの攻撃!)
(攻撃値16-防御力62-精神力0=46のカウンターダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP17→0)
(ビッグハンドを倒した!)
「Gwooooo!!」
「見切った!」
「!?」
太い腕を振りかざし、殴りかかるビッグハンド。ヴィブロスはそれを盾で受け止め、押し込まれる前に一気にかち上げた
それによって大きく体勢を崩された彼に、その後の追撃を防ぐ術は存在しなかった
「ふふ~ん。今の感じ、何かセレブみたい! スタイリッシュに決めちゃった!」
489 :
10ターン目
2024/07/18 22:56:00
ID:upS7WZgTDg
(画像が抜けてました。すみません)
490 :
11ターン目
2024/07/18 22:57:43
ID:upS7WZgTDg
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数0→1)
「おー、何か格好いいナイフ!」
491 :
12ターン目
2024/07/18 23:02:05
ID:upS7WZgTDg
「柄のデコレーションとか、これってセレブの懐刀って感じがする~! ・・・ん?」
手に入れたダガーナイフのデザインが琴線に触れたのか、顔をほころばせるヴィブロス
そんな中、彼女の鼻は覚えのある匂いを感じ取っていた
「この感じ、まさか・・・」
「Wryyyyy・・・」
「で、出たぁっ!?」
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
492 :
12ターン目
2024/07/18 23:04:05
ID:upS7WZgTDg
「うぎゅぅ、気持ちわるい・・・やっつけてやるんだから!」
(LP93、攻撃力64、防御力61)
(次のレスより、戦闘開始!)
493 :
12ターン目
2024/07/18 23:04:59
ID:upS7WZgTDg
(また画像が抜けてました。本当にすみません)
494 :
13ターン目
2024/07/18 23:21:11
ID:upS7WZgTDg
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値24-防御力61+精神力74=37のダメージ!)
(ゾンビの残りLP93→56)
「あったれぇっ!」
腐臭を漂わせながらじりじりと接近してくるゾンビに臆することなく、ヴィブロスは戦いを挑む
連射された弾丸が命中し、確実にゾンビへダメージを与えるのだった
495 :
13ターン目
2024/07/18 23:32:02
ID:upS7WZgTDg
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値60-防御力62-精神力0=2のカウンターダメージ!)
(ゾンビの残りLP56→54)
「Wryyyyy!」
「っとと、外れ~♪」
倒れかかるほどの勢いで襲いかかるゾンビを躱し、ヴィブロスはすれ違い様に再びピストルを撃つのだが・・・
「むぅ・・・あんまり効いてない感じ?」
背中に何か仕込んでいたのか。先ほどよりダメージは与えられなかった
496 :
15ターン目
2024/07/18 23:38:24
ID:upS7WZgTDg
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値30-防御力61+精神力74=43のダメージ!)
(ゾンビの残りLP54→11)
「まだまだ!」
まだも倒れないゾンビを再び撃つヴィブロス
銃弾は腐りかけの身体を貫き、削っていくがそれでも倒すには至らなかった
497 :
16ターン目
2024/07/18 23:48:09
ID:upS7WZgTDg
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値40-防御力62-精神力0=18のカウンターダメージ!)
(ゾンビの残りLP11→0)
(ゾンビを倒した!)
「いい加減しつこいっ!」
いくら撃っても倒れないゾンビに業を煮やしたヴィブロスは、盾を構えて思い切り体当たりする
不安定な体幹とぶつかられた勢いで壁際まで吹っ飛ばされたことで遂に限界が来たのか。そのまま動きを止めて消え去るのだった
「疲れちゃった・・・ふぅ」
498 :
17ターン目(キリが良いので今回はここまでとします)
2024/07/18 23:55:45
ID:upS7WZgTDg
「うーん、さっきから同じ事ぐるぐる回ってるような気がするなぁ・・・」
一息ついた後。再び探索を始めるヴィブロス
エントランスやダイニングルームは既にほとんど回りきってしまったため、残るは中央にある、二階へ上がる階段だけだった
「そーいえば、あっちはまだ見てなかったっけ? よし、行ってみよ”っ!?」
そう言って階段を上ろうと手すりに手を掛けたその瞬間。文字通り雷に打たれたような衝撃がヴィブロスを襲った
これまでに多くの挑戦者達を襲ってきた罠、テーザーセントリーが牙を剥いた瞬間であった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値分、行動不能に!)
(今回は4ターンの間、動けないぞ!)
499 :
18ターン目(今回の分です)
2024/07/20 12:23:28
ID:gt0jYi4slI
(しびれが取れるまで、あと4ターン)
「う~・・・こんなの、セレブじゃなぃぃ・・・」
電撃が命中した際に転んでしまったのか、ぶつけてしまった鼻の痛みで泣きそうになっているヴィブロス
身体が痺れてしまっているために負傷箇所を押さえることもできないのも合わさって、彼女のテンションは急転直下だった
「・・・・・・何か聞こえた・・・?」
そんな中、何かが歩くような音を彼女の耳は拾っていた
ゾンビでもゾンビ犬でも、ビッグハンドでもない。その音の正体は・・・
「ひっ・・・!」
巨大化したカマキリ、パラドキラーであった
彼は、目の前に倒れているヴィブロスの姿を認めると、ゆっくりと近づいてきたのである
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
500 :
18ターン目(今回の分です)
2024/07/20 12:25:41
ID:gt0jYi4slI
「や・・・やだ、こっちこないで・・・」
(LP74、攻撃力47、防御力50)
(次のレスから、戦闘開始・・・できるのかこれ?)
501 :
19ターン目
2024/07/20 12:30:03
ID:gt0jYi4slI
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと3ターン)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値38-防御力62-精神力74=ダメージはない!)
「―――」
「うぅ・・・!」
警戒しているのか、ツンツンと様子を見るようにヴィブロスをつつくパラドキラー
身につけている防具のお陰で無事ではあるが、それでもそう長くは持たないだろう
502 :
20ターン目
2024/07/20 12:34:48
ID:gt0jYi4slI
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
(パラドキラーの特殊能力! 捕獲行動!)
(1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、ダメージは半分となるぞ!)
(今回は6回までダメージを与えられるが、パラドキラーの最大火力がヴィブロスの防御力を下回るため、1回で終了する!)
503 :
20ターン目
2024/07/20 12:45:41
ID:gt0jYi4slI
(パラドキラーの捕獲攻撃!)
(攻撃値29-精神力0÷2=19のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP41→22)
「えっ、何々!?」
パラドキラーが動いた。折りたたんでいた鎌を開いたかと思えば、左右のそれらを使ってヴィブロスの小さな身体を持ち上げたのだ
突如として自身を包んだ浮遊感に困惑するヴィブロス。だが、次の瞬間
「――――」
「え? え? やだ、止めてよぉっ!!」
口を開き、彼女の肩にがぶりと噛み付いたのだ
フィードバックによって本人に伝わる痛みと、ダメージを受けた事を示す赤いエフェクトが肩から飛び散ったことでヴィブロスは恐慌状態に陥ってしまう
その際に反射が身体のしびれを上回ったのか、力一杯振りほどくことで脱出に成功する
しかし、根本的には何の助けにもなっていなかった
504 :
21ターン目
2024/07/20 12:50:52
ID:gt0jYi4slI
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値36-防御力62-精神力0=ダメージはない!)
「―――」
「やだぁっ! 来ないでぇっ!!」
ダメ押しとばかりに、鎌を振り下ろしてくるパラドキラーの攻撃を、ヴィブロスは何とか盾で防ぐ
精神的にはまだまだ幼いウマ娘である彼女に、目の前の怪物はあまりにも強大に見えていた
505 :
22ターン目
2024/07/20 12:53:51
ID:gt0jYi4slI
(ヴィブロスのしびれが取れた!)
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値17-防御力50+精神力0=ダメージはない!)
「やだやだやだぁっ!!」
狙いも何もなく、ピストルを乱射するヴィブロス
当然ながらそんな射撃では当たるはずもなく、弾丸は見当違いの方ばかりに飛んでいく
その中を悠然と進むパラドキラーの歩みは、さながら死刑執行のカウントダウンといった所だろうか・・・
506 :
22ターン目
2024/07/20 12:54:12
ID:gt0jYi4slI
(画像が抜けてました。すみません)
507 :
23ターン目
2024/07/20 12:55:34
ID:gt0jYi4slI
(パラドキラーの特殊能力! 捕獲行動!)
(1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、ダメージは半分となるぞ!)
(今回は9回までダメージを与えられるが、パラドキラーの最大火力がヴィブロスの防御力を下回るため、1回で終了する!)
508 :
23ターン目
2024/07/20 12:58:45
ID:gt0jYi4slI
(パラドキラーの捕獲攻撃!)
(攻撃値45-精神力0÷2=22のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP22→0)
(ヴィブロスは力尽きた・・・)
509 :
GAME OVER・・・
2024/07/20 13:10:08
ID:gt0jYi4slI
「あっ・・・」
カチリ、とピストルから軽い音が鳴ると共にスライドが開いた状態で固定される。弾が切れた合図だ
これで落ち着いていたら、再装填して反撃を続けられるのだが今のヴィブロスにそんな余裕はなかった
「あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
何度か引き金を引き続けて漸く悟ったのか。彼女は一目散に逃げようとする
だが、一歩遅かった
「きゃぁっ!!?」
そんな哀れな獲物と化した目の前の生き物を、パラドキラーは再び大鎌で。今度は絶対に逃げられないようにがっちりと身体を固定するようにして捕まえる
「やだ・・・やだよ・・・助けて・・・お姉ちゃん・・・シュヴァち・・・」
黒曜石をそのまま埋め込んだかのような無機質な瞳は、姉二人に助けを求めるヴィブロスを、まっすぐに見据えていた
『こいつはどうしてくれようか・・・』、言葉に表さずとも、きっと彼はそう思っているだろう・・・
510 :
>>1
2024/07/20 13:18:03
ID:gt0jYi4slI
(誠に申し訳ありません。入力と処理をミスってしまったので
>>508
、
>>509
はなしでお願いします)
(その次のレス、
>>511
から再会です)
511 :
23ターン目(こっちが正規ルートです)
2024/07/20 13:22:50
ID:gt0jYi4slI
(パラドキラーの捕獲攻撃!)
(攻撃値45-精神力0÷2=22のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(パラドキラーを倒した!)
(ダガーナイフ所持数1→0)
「うぅ・・・えいっ!!」
「!?!?」
自らが喰われるビジョンが見えたヴィブロスの行動は早かった。捕獲される寸前、咄嗟にダガーナイフを投てきしたのだ
人間で言う眉間の辺りにナイフが突き刺さり、急所を破壊されたパラドキラーはそのまま消滅するのだった
512 :
24ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/07/20 13:26:54
ID:gt0jYi4slI
「うぅ・・・ひぐっ・・・えぐっ・・・!」
恐怖体験の連続で、ヴィブロスの精神はもう限界であった
ませているとは言え、まだまだ彼女は年端もいかないウマ娘。やはり無理だったのだろうか・・・
「・・・でもここで終わるのはもっとイヤ!」
それでも己を奮い立たせ、彼女は進む。果たして、その先に待つものとは・・・?
(エリア移動成功。エリア1→エリア2)
513 :
閲覧者感想
2024/07/20 19:57:36
ID:lFdnvgPYK2
サトノクラウンとデバッグ班は肝冷やしただろうな…
『データ処理不具合が致命傷となり、エリア1でゲームオーバー』を
ヒシミラクルに続いて連続発生させる寸前だったってのは。
514 :
--確認依頼事項--
2024/07/20 20:27:33
ID:lFdnvgPYK2
【1】『テーザーセントリーにかかると装備を落としてしまい、「ピストル/防護盾」装備時だと防御プラス値(+30)が無効になる(参考:
>>68
)』
って設定が
>>501
(精神力補正が入って影響なし)
>>504
(基礎の防御値が32のためダメージ発生)
では反映されてない
【1:追加】
反映されてると20ターン目の捕獲行動(
>>502
)が6回攻撃になっていた
(パラド攻撃47>ヴィブロス基礎防御32)
【2】
>>503
にて、29÷2が19になっている
515 :
>>1
2024/07/20 21:10:22
ID:i6PTHYzE5Y
>>514
(確認しました。ご指摘いただきありがとうございます)
(一先ず、今回のヴィブロス編はこのまま進行して、それが終わり次第一度まとめと確認のパートを入れようと思います)
516 :
25ターン目(今回の分です)
2024/07/22 10:53:10
ID:0d4T9qFzis
「あっ、ナイフ・・・」
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
517 :
26ターン目
2024/07/22 11:17:39
ID:0d4T9qFzis
「ホテルみたいに部屋がたくさんあるけど・・・何か不気味ぃ・・・」
屋敷の使用人達が使っていたであろう区画に、ヴィブロスの姿があった
ある程度は落ち着いてきたため表情は戻ってきているが、足取りはこれまでと比べてどうしようもなく重かった
「でもまぁ、お守りも見つかったからまだなんとかなるかな」
そんな中、見つけた二本のダガーナイフをポケットに押し込むヴィブロス
彼女の表情に、少しだけ余裕が戻る。だがゲームシステムは彼女に無慈悲な沙汰を下した
「・・・カチリ? 今何か・・・!? ケホッ、あにこれぇ・・・?」
歩いている内に何かのスイッチを踏んでしまったのか。天井のスプリンクラーに偽装した噴射口から黄土色のガスが噴射され、ヴィブロスはそれをもろに吸ってしまうのだった
(トラップ発動! ガス噴射装置!)
(エリア移動するまでの間、精神力が0になるぞ!)
518 :
>>1
2024/07/22 11:18:44
ID:0d4T9qFzis
>>517
(誤字がありました。ダガーナイフの数は1本です)
519 :
27ターン目
2024/07/22 11:20:26
ID:0d4T9qFzis
「あ、ラッキー♪」
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数1→2)
520 :
28ターン目
2024/07/22 11:25:38
ID:0d4T9qFzis
道中で二本目のダガーナイフを見つけたはいいものの、足下がおぼつかないために時々転びそうになるヴィブロス
そして・・・
「あっ、いったぁっ!?」
案の定、足を滑らせて派手に顔からずっこけた
「いたた・・・ん?」
ぶつけた鼻を押さえながら周囲を見渡すと、昆虫の標本を飾っている棚、その内の一つに、動かしたような痕があるのを発見したのだ
「ってことはこうすると・・・あっ、出口!」
物は試しと動かしてみると、彼女の予想通りそこには隠し扉が
これで完全にペースを取り戻したのか。いつもの朗らかな雰囲気をヴィブロスは取り戻したのだった
(エリア移動成功。エリア2→エリア3へ)
(ガス噴射装置の効果終了。精神力0→74)
521 :
29ターン目
2024/07/22 11:30:43
ID:0d4T9qFzis
「ここどこだろ・・・植物園か何かかな?」
扉を抜けた先は洋館の庭園部・・・ではなく、巨大なサンドームに覆われた場所だった
彼女が予測したとおり、植物園のような温室だったのだろう
もっとも、今現在は荒廃して見る影もないが
「お花も枯れちゃってるし・・・何か、何か出そう・・・」
<Beep! Beep!
「やっぱりぃっ!?」
在りし日は咲き乱れていたであろう花々を偲びつつ、先を行くヴィブロス
だが突如として警報装置が作動し、けたたましいサイレンに反応してリザードマンが茂みの中から飛び出してきたのだ
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してリザードマンが現れた!)
522 :
リザードマンのステータス
2024/07/22 11:33:11
ID:0d4T9qFzis
「むぅ・・・どんな奴でも負けないもん!」
(LP97、攻撃力95、防御力34)
(次のレスより、戦闘開始!)
523 :
30ターン目
2024/07/22 11:41:46
ID:0d4T9qFzis
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値45-防御力34+精神力74=85のダメージ!)
(リザードマンの残りLP97→12)
「せんてひっしょー!!」
「!?!?」
残る体力が少ない故か、ヴィブロスは驚くほど冷静だった
出てきた台詞とは裏腹にしっかりと狙いを定め、ピストルを撃つ
放たれた弾丸は的確にリザードマンの急所を捉え、予想だにしないダメージに彼は完全に出鼻をくじかれるのだった
524 :
30ターン目
2024/07/22 11:49:48
ID:0d4T9qFzis
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値27-防御力62-精神力0=35のカウンターダメージ!)
(リザードマンの残りLP12→0)
(リザードマンを倒した!)
「syaaaa!!」
破れかぶれの突撃。致命傷に近い傷を負わされたリザードマンが生き残るには、目の前の生き物をやるしかない。最も・・・
「よいしょっ!!」
「!?!?」
それが許されたらの話だが
ヴィブロスは器用に盾を用いて、突き出されてきたかぎ爪をアッパーカットよろしくすくい上げたのだ
それによって生じた隙に、彼の腹部へ鉛弾が突き刺さる
信じられないものをみたような顔―をしているかはわからないが、彼は驚愕と共に消滅するのだった
525 :
32ターン目
2024/07/22 11:55:47
ID:0d4T9qFzis
「どうだ、参ったかー・・・って、あれ、消えちゃった。そう言えば、そんなゲームだったっけ」
勝ち誇るヴィブロスだが、仕様を思い出したことであまり余韻には浸れなかったようだ
「まあいっか。次次・・・ん?」
そうして踏み出した次なる一歩。聞き覚えのあるカチリ、と言う音。そして・・・
<Beep! Beep!
「えっ、何!? あぁっ! ドアがぁっ!!」
けたたましいサイレンがサンドームの中に鳴り響く
警報装置と違う点は、出入り口と思しきドアにシャッターが降り、ドームの内側から鉄板がせり出してきた事で閉じ込められたことくらいだろうか
(トラップ発動! 隔壁閉鎖!)
(2ターンの間、エリア移動が出来なくなるぞ!)
526 :
33ターン目
2024/07/22 12:00:11
ID:0d4T9qFzis
「これもだめ・・・こっちも・・・開かない! あぁもう、アタシのバ鹿ぁっ!」
何とか出られないかと、ダメ元でドアを探しては開けようとし、仕様に弾き返されるヴィブロス
業を煮やした結果、どこぞの貴婦人よろしく壁でも蹴破ろうかと思い始めた矢先のことだ
「――――」
「・・・今、何か・・・っ!?」
ぞわり、と彼女の背筋に冷たいものが走る。ゆっくりと後ろをふり返ると・・・
「ひっ・・・!?」
見覚えのある緑色の身体に、無機質な複眼。パラドキラーがそこにいたのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
527 :
パラドキラーのステータス(隔壁解除まであと2ターン)
2024/07/22 12:02:54
ID:0d4T9qFzis
「な、なんでこんな時にぃっ・・・!」
(LP100、攻撃力75、防御力77)
(パラドキラーの防御力がヴィブロスの最大火力を上回っているため、次のレスで逃走ロール!)
528 :
34ターン目
2024/07/22 12:12:16
ID:0d4T9qFzis
(隔壁解除まで、あと1ターン)
(ヴィブロスは逃げ出した!)
(しかし、まわりこまれてしまった!)
(パラドキラーの一回目の攻撃!)
(攻撃値3-防御力62-精神力74=133のカウンターダメージ!)
(パラドキラーの残りLP100→0)
(パラドキラーを倒した!)
529 :
34ターン目
2024/07/22 12:12:31
ID:0d4T9qFzis
「やだやだやだぁっ!! こっち来ないでぇっ!!」
危うくやられそうになった事を思い出したのか、涙目になりながらピストルを連射するヴィブロス
あの時と違う点があるとすれば、めくら撃ちであるにもかかわらず複数の銃弾が命中したことだろう
「!?!?!?」
「あ、あれ? 倒せた・・・?」
ピストルが弾切れになったため恐る恐る前を見据えるヴィブロス。そこには、既に何もいなかった
530 :
35ターン目
2024/07/22 12:16:28
ID:0d4T9qFzis
(隔壁解除。このターンから、エリア移動が解禁)
「やだやだやだぁっ!! こっち来ないでぇっ!!」
危うくやられそうになった事を思い出したのか、涙目になりながらピストルを連射するヴィブロス
あの時と違う点があるとすれば、めくら撃ちであるにもかかわらず複数の銃弾が命中したことだろう
「!?!?!?」
「あ、あれ? 倒せた・・・?」
ピストルが弾切れになったため恐る恐る前を見据えるヴィブロス。そこには、既に何もいなかった
―
「あはぁ~・・・ジュミョーが縮んだかもぉ・・・」
危機が去ったことでほっと胸をなで下ろすヴィブロス
パラドキラーが倒されるのとタイミングを同じくして、サンドームを封鎖していたシャッターが開いていく音が聞こえてきた
「ってことは・・・あっ、開いた!」
背にしていたドアも丁度ロックが解除されたことで、ヴィブロスは喜び勇んでそれを潜っていくのだった
(エリア移動成功。エリア3→エリア4へ)
531 :
36ターン目(半端な所ですが、今回はここまでとします)
2024/07/22 12:20:11
ID:0d4T9qFzis
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスは傷薬を手に入れた! LPが50回復した!)
(ヴィブロスの残りLP22→54)
「回復アイテム! キューシにイッショーだよぉ」
532 :
各所の反応
2024/07/22 20:26:37
ID:1/FvmFpPzA
傷薬:
キタ!ついに!531レス目で求められた!!!
当て身カウンターはロマンなお方:
うひょぉ『最大与ダメージ』記録更新!
LP最大値100の相手をも消し去るオーバーキル…♪
ラスボスに対抗できる数少ない希望となる期待値を見せてくれてありがとう【
>>528
】!
533 :
37ターン目(今回の分です)
2024/07/24 10:45:34
ID:9WQjBdpq6Y
「ふぃ~・・・助かったぁ・・・」
傷薬をスプレーしたことで鎮痛成分が効いてきたのか。だいぶ落ち着きを取り戻してきたヴィブロス
「それにしても・・・ここってトンネル?」
そんな彼女は、まっすぐに敷かれたレールと等間隔に照明が配置されたトンネルに降り立っていた。先ほどの傷薬も、ここへ降りてくる途中の階段で拾ったものである
「うーん・・・こー言うのって“おにぎりか蛇口か”だっけ? とにかく行って見よー!」
ヴィブロス、正確には“鬼が出るか蛇が出るか”、ですよ
(エリア移動成功。エリア4→エリア5)
534 :
38ターン目
2024/07/24 11:26:47
ID:9WQjBdpq6Y
「おぉ~。でもセレブっていうより、どっちかって言うとシュヴァちが好きそうなタイプ?」
トンネルを抜けてヴィブロスがたどり着いた先は、稼働を止めて荒廃した発電所と思われる施設であった
人気がなくなって久しいであろうそこを探索していたその時だった
「Gwooooo!!」
「むっ! 出たな、モンスター!」
二階の吹き抜けから、勢いよく何かがヴィブロス目がけて飛び降りてくる
それ―ビッグハンドは奇襲するつもりだったようだが、彼女は即座にそれを回避すると臨戦態勢を整えるのだった
(ビッグハンドが現れた! 次のレスでステータス)
535 :
38ターン目
2024/07/24 11:29:48
ID:9WQjBdpq6Y
「うわ、すっごい腕・・・パパくらいすごいかも」
(LP16、攻撃力95、防御力9)
(次のレスより、戦闘開始!)
536 :
39ターン目
2024/07/24 11:37:16
ID:9WQjBdpq6Y
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値53-防御力9+精神力0=44のダメージ!)
(ビッグハンドの残りLP16→0)
(ビッグハンドを倒した!)
「Gwooooo!!」
「よっ、ほっ、バン!」
「!?」
丸太のように太い両腕を振りかざし、攻撃を仕掛けるビッグハンド
一方のヴィブロスはここまでで完全に使い方を理解したアシストをフル活用して全て回避し、抜き打ちでピストルを撃ち込んだのだ
そして被弾したことで怯むビッグハンドの顔面目がけて渾身のソバットを撃ち込んだのだ
「おりゃぁっ!!」
「Gyaon!?」
顔面に靴跡を付けられ、派手に吹っ飛んだビッグハンドはそのまま消滅するのだった
「ふふ~ん。やっぱアタシ、強すぎぃ?」
537 :
40ターン目
2024/07/24 12:18:24
ID:9WQjBdpq6Y
「発電所ってことは・・・うーん、行ったことないからわかんないなぁ・・・」
何か使えるものはないか、手始めに守衛室だった部屋を探し回るヴィブロス
そこからさらに作業員用の休憩室などへも足を伸ばしてみるのだが、使い古された作業着以外は見つからなかった
「きゃっ!? 何コレ・・・血・・・?」
その内の一着が血で赤黒く染まっていたのを見て、腰を抜かしそうになるヴィブロス。そのためか、背後から近寄ってきていたパラドキラーの存在に気づいていなかった
「―――」
「っ、危ないっ!!」
寸での所で察知したため、彼女は九死に一生を得るのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
538 :
40ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/24 12:19:53
ID:9WQjBdpq6Y
「・・・って、あれ? 小さい?」
(LP28、攻撃力2、防御力31)
(次のレスから、戦闘開始!)
539 :
41ターン目(今回の分です)
2024/07/26 10:59:06
ID:n7StwReWrg
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値67-防御力31+精神力0=36のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP28→0)
(パラドキラーを倒した!)
「あったれぇっ!」
素早く動くわけでもなく、かといって極端に大きいわけでもない
現れたパラドキラーは客観的に見ても弱い個体だと判断したヴィブロスは躊躇することなくピストルを撃つ
彼女の見立て通り、銃弾を喰らったパラドキラーはそのまま消滅するのだった
540 :
42ターン目
2024/07/26 11:00:26
ID:n7StwReWrg
「あれって、スイッチ・・・? 危ないから近づかないどこ」
(ヴィブロスはトラップを回避した!)
541 :
43ターン目
2024/07/26 11:05:07
ID:n7StwReWrg
「うーん、使えそうなのは何もないかなぁ・・・あ!」
引き続き発電所を探索していたヴィブロスは、見取り図の中にトラムの発着所があるのを見つける
その場所へと行ってみると、幸いにもまだ車体は生きており、コンソールを動かせば直ぐにでも発車できそうであった
「しゅっぱ~つ!」
ドアを閉め、スターターを回すとゆっくりと走り出すトラム。レールの先には何が待っているのだろうか・・・
(エリア移動成功。エリア5→エリア6へ)
542 :
44ターン目
2024/07/26 11:08:55
ID:n7StwReWrg
時間にして十分ほどだろうか。殺風景な列車の旅を楽しんだ後に、ヴィブロスが降り立ったのは古い城の様な場所だった
「こー言う古いお城って、超セレブって感じ! それじゃあ早速・・・」
<Bowwow!!
「この声って・・・」
ウキウキとした気分で踏み込もうとした矢先、聞き覚えのある鳴き声と共に茂みの中からゾンビ犬が飛び出してきたのだった
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
543 :
44ターン目
2024/07/26 11:10:53
ID:n7StwReWrg
「な、何かやばそう・・・!」
(LP61、攻撃力94、防御力26)
(次のレスより、戦闘開始!)
544 :
45ターン目
2024/07/26 11:20:56
ID:n7StwReWrg
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値25-防御力26+精神力0=ダメージはない!)
「えい!」
小柄な自身と比べても大きなゾンビ犬を警戒して、速攻で片を付けようとするヴィブロス
的確に狙いを定め、ピストルを撃つのだが・・・
「!!」
「嘘、外した!?」
外観からは想像も付かない程の俊敏さで、ゾンビ犬は回避してみせたのだった
545 :
46ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/07/26 11:56:17
ID:n7StwReWrg
(ゾンビ犬の攻撃)
(攻撃値54-防御力62-精神力0=8のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP61→53)
「Bowwow!!」
「っととっ!」
巨体を躍動させ、ゾンビ犬はヴィブロスに襲いかかる
あれに潰されればひとたまりもないだろうことは、容易に予想が出来たため彼女は寸での所でこれを回避する
「お返し!」
「!」
その直後に反撃の銃弾を撃ち込むのも忘れない。これで少しはダメージを与えられただろう
546 :
47ターン目(今回の分です)
2024/07/28 13:47:46
ID:kY6KmVklTo
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値12-防御力26+精神力0=ダメージはない!)
「えいっ!」
立て続けにピストルを撃つヴィブロス。だが・・・
「!」
「また外した!?」
またしてもゾンビ犬は回避してみせる。まるで彼女の手の内が解っているかのように
547 :
48ターン目
2024/07/28 13:57:36
ID:kY6KmVklTo
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値77-防御力62-精神力0=15のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(ゾンビ犬を倒した!)
「このっ!」
「Bowwow!!」
「外し・・・きゃぁっ!?」
何とかダメージを与えようと、もう一度ピストルを撃とうとするヴィブロスだが、ゾンビ犬の方が早かった
巨体を躍動させながら跳び上がり、勢いに任せてヴィブロスへ体当たりしたのだ
形としては彼女を押し倒す
「Grrrrrr・・・!」
「やっ、やだぁっ! どいてよぉっ!」
口元からよだれを垂らし、牙を剥くゾンビ犬に対し、ヴィブロスは必死に抵抗する
「うぅ・・・えいっ!!」
「Cyainn!?」
何とか動かせる左手でダガーナイフを抜くと、彼女はそれを思い切り相手の肩に突き刺した
獲物になるはずだった生き物からの反撃に面食らったゾンビ犬は、そのまま逃げ出すのだった
548 :
49ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/28 14:02:28
ID:kY6KmVklTo
「いたた・・・危なかったなぁ今の」
自分よりも大きい相手を追い払った事でまた少し、余裕ができたのだろう
ヴィブロスは適当な大きさの箱に腰を下ろす。すると・・・
「ほぇ? 何か下がって行ってる!?」
何かの拍子でスイッチが入ってしまったのか。周囲の床ごと箱が地面の下へと沈んで行くではないか
それが荷物運搬用の大型エレベーターであることに気づいた時には、既に彼女の姿は地下へと消えていたのだった・・・
(エリア移動成功。エリア6→エリア7へ)
549 :
50ターン目(今回の分です)
2024/07/29 10:48:00
ID:YaD2eZyXW2
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数1→2)
「あ、ナイフ! ラッキー!」
550 :
51ターン目
2024/07/29 10:53:38
ID:YaD2eZyXW2
「あ、止まった・・・けど何もないじゃん」
あれから数分後。荷物の中に紛れ込んでいたダガーナイフを手に入れると同時にヴィブロスの乗るエレベーターは秋天へと到着していた
降りた先にあったのは、恐らく荷物の搬入に使われていたと思われる巨大なターンテーブルと、また別のエレベーターだった
「うーん・・・とにかく、行くっきゃないかぁ」
特にめぼしいものはないと判断したヴィブロスは、そのエレベーターへと乗り込むと今度は上へと登っていくのだった・・・
(エリア移動成功。エリア7→エリア8へ)
551 :
52ターン目
2024/07/29 10:54:52
ID:YaD2eZyXW2
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数2→3)
「あ、またナイフ!」
552 :
52ターン目
2024/07/29 10:55:11
ID:YaD2eZyXW2
>>551
(すみません、画像が抜けてました)
553 :
52ターン目
2024/07/29 11:00:08
ID:YaD2eZyXW2
「ここって工場? 何かほこりっぽい・・・」
エレベーターを登っていった先でヴィブロスを待っていたのは、荒廃した工場らしき場所だった
使われなくなり、錆とほこりに覆われた工作機械が、まるで墓標のように鎮座している
「うぅ~こんなとこさっさと抜けて・・・」
<Beep! Beep!
「きゃっ!? 何なのっ!?」
早々に通り抜けようとした矢先。工場内にもはやおなじみとなったサイレンが響き渡り、窓という窓にシャッターが降りてロックされていく
「んもぅ、また閉じ込められたぁっ!」
(トラップ発動! 隔壁閉鎖だ!)
(2ターンの間、エリア移動が出来なくなるぞ!)
554 :
53ターン目
2024/07/29 11:01:26
ID:YaD2eZyXW2
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスは傷薬を手に入れた!)
(ヴィブロスの体力は満タンだ!)
「うーん、今はジュースとか欲しいなぁ・・・」
555 :
54ターン目
2024/07/29 11:02:48
ID:YaD2eZyXW2
(隔壁解除まで、あと1ターン)
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスは傷薬を手に入れた!)
(ヴィブロスの体力は満タンだ!)
「いらないよぉ・・・」
556 :
55ターン目
2024/07/29 11:07:57
ID:YaD2eZyXW2
(隔壁解除! 次のターンからエリア移動できるぞ)
「よい・・・しょっと。あ、出口!」
状況を確認するべく、積み上げられていたコンテナによじ登り、周囲を見渡すヴィブロス
遠目ではあるがシャッターが開いているドアを見つけると、彼女は喜び勇んでそちらへ向かおうとするのだが・・・
「―――!!」
「!!」
突如として発せられた殺気を感じ取ったのか。その場に止まりピストルと盾を構えた
「――――」
「うっ・・・またカマキリ・・・」
もはや何度目なのか数えるのが面倒になってきた相手、パラドキラーがヴィブロスの前へと現れる。一体どこへ隠れていたのだろうか
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
557 :
55ターン目
2024/07/29 11:10:09
ID:YaD2eZyXW2
「何か、強そう・・・!」
(LP69、攻撃力33、防御力82)
(防御力がヴィブロスの最大攻撃値を上回っているため、次のレスで逃走ロール!)
558 :
56ターン目
2024/07/29 11:12:53
ID:YaD2eZyXW2
(ヴィブロスは逃げ出した!)
(しかし、まわりこまれてしまった!)
(パラドキラーの一回目の攻撃!)
(攻撃値32-防御力62-精神力0=30のカウンターダメージ!)
(パラドキラーの残りLP69→39)
559 :
56ターン目
2024/07/29 11:19:23
ID:YaD2eZyXW2
(パラドキラーの二回目の攻撃!)
(攻撃値31-防御力62-精神力0=31のカウンターダメージ!)
(パラドキラーの残りLP39→8)
「逃げるが勝ちっ!」
本能的に勝ちの目がないことを悟ったヴィブロスは、即座に逃げの一手を打つ
だがそれに対してパラドキラーは壁や天井を自在に使うことで彼女の進路へと一気に割り込んできたのだ
「――――」
「っ!!」
多くの獲物を葬ってきたであろう大鎌がヴィブロス目がけて振り下ろされる
ともすれば盾もろとも真っ二つにされてもおかしくない一撃を、彼女は盾に角度を付けることで冷静に受け流して反撃の銃弾を撃ち込んだ
「!?」
「ふふん、ウマ娘を嘗めないでよね!」
立て続けにカウンターを撃ち込まれ、パラドキラーは文字通り虫の息だ
560 :
57ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/07/29 11:25:26
ID:YaD2eZyXW2
(ヴィブロスは逃げ出した!)
(しかし、まわりこまれてしまった!)
(パラドキラーの一回目の攻撃!)
(攻撃値9-防御力62-精神力74=127のカウンターダメージ!)
(パラドキラーの残りLP9→0)
(パラドキラーを倒した!)
「―――!!」
「残念、はずれ~」
なんとしてもコイツを仕留める、とばかりに鎌を振り回すパラドキラーだが、肝心のヴィブロスに対してかすりもしていない
闇雲にそうした結果、この狭い空間でどうなるかは火を見るより明らかだった
「!?!?」
「きゃぁっ!?」
荷物をぶら下げるロープを切ってしまったのだろうか。突如として落ちてきたコンテナがパラドキラーの体躯を下敷きにしたのだ
自分を遙かに上回る質量に潰されてはひとたまりもなく、パラドキラーはそのまま消滅するのだった
561 :
58ターン目(今回の分です)
2024/07/31 11:32:05
ID:.L3vYwdkxY
「早いところ通り抜けたいけど・・・」
稼働を止めて長いのだろう。機械や資材などが散乱し、まるで迷路のようになった工場をヴィブロスは進む
時にはコンテナを押したり、機械を乗り越えたりと進んでいた最中のことだ
「Syu・・・」
「!」
何者かの視線を感じ取ったヴィブロスはその場でゆっくりとふり返り、視線を上へと向ける
すると二階の辺りにたたずんでいた影がふわり、と跳び上がり彼女の目の前へと降り立ったのだ
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
562 :
58ターン目
2024/07/31 11:34:50
ID:.L3vYwdkxY
「な、何か強そう・・・!」
(LP64、攻撃力60、防御力56)
(次のレスより、戦闘開始!)
563 :
59ターン目
2024/07/31 11:37:05
ID:.L3vYwdkxY
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値22-防御力56+精神力0=ダメージはない!)
「そこだぁっ!」
狙いもそこそこに、ピストルを連射するヴィブロス
しかしリザードマンは障害物を巧みに使い、それらを全て回避してみせるのだった
564 :
60ターン目
2024/07/31 11:44:54
ID:.L3vYwdkxY
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値28-防御力62-精神力0=34のカウンターダメージ!)
(リザードマンの残りLP64→30)
「syaaaa!!」
「くぅっ!」
工作機械を蹴って跳躍し、リザードマンが襲いかかる
繰り出される爪の一撃をヴィブロスは時に受け止め、時に逸らしながらチャンスを窺い、そして・・・
「とりゃぁっ!!」
「!?」
硬質素材でできているであろう盾で思い切り殴りつけたのだ
予想外の一撃に面食らいながらも、リザードマンはまだ立っていた
565 :
61ターン目
2024/07/31 11:47:40
ID:.L3vYwdkxY
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値44-防御力56+精神力0=ダメージはない!)
「もう、すばしっこいじゃん!」
先ほどの焼き直しのように、リザードマンはヴィブロスの射撃をやり過ごす
彼女の狙いが甘いのもあるだろうが、この個体はかなり頭が切れるようだ
566 :
62ターン目
2024/07/31 12:03:07
ID:.L3vYwdkxY
(リザードマンの特殊能力! 引っ掻く攻撃!)
(相手の防御力を無視して、1D50分の数値のダメージを与える!)
(今回は8のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(リザードマンを倒した!)
(ダガーナイフ所持数3→2)
「きゃぁっ!?」
幾度かの攻防を続けている内に、このリザードマンは相手の泣き所を見つけたのだろうか。姿勢を低くして一気に懐へ飛び込んできたのだ
盾を構えるのが間に合わず、ヴィブロスは咄嗟にピストルで受け止めようとするがそれも弾かれてしまった
「くぅっ、こんのぉっ!」
「!?!?」
それでもヴィブロスは諦めずにダガーナイフを振るって抵抗する
それによって顔を切りつけられたリザードマンは、分が悪いと悟ったのか。すごすごと退散するのだった
567 :
63ターン目
2024/07/31 12:04:10
ID:.L3vYwdkxY
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスは傷薬を手に入れた!)
(ヴィブロスの体力は満タンだ!)
「うーん・・・いらない!」
568 :
64ターン目
2024/07/31 12:05:35
ID:.L3vYwdkxY
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数2→3)
「あっ! 良いものみっけ!」
569 :
65ターン目
2024/07/31 12:09:22
ID:.L3vYwdkxY
「むむ・・・!」
物陰から隠れて様子を窺うヴィブロス。その視線の先には、リフトがあった。あったのだが・・・
「アイツを倒さないと無理かぁ・・・」
丁度コンソールの直ぐ側に、パラドキラーがたむろしていたために近づけないでいた。そして何より、他に回り込めそうなルートはない
「・・・よし!」
満を持して、ヴィブロスは物陰から飛び出す。それに気づいたのか、パラドキラーも両腕を広げ戦闘態勢に入るのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
570 :
65ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/07/31 12:11:10
ID:.L3vYwdkxY
「行くよぉっ!」
(LP43、攻撃力42、防御力26)
(次のレスより、戦闘開始!)
571 :
66ターン目(今回の分です)
2024/08/04 12:59:01
ID:gkDpnz8qdw
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値57-防御力26+精神力0=31のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP43→12)
「いっけぇっ!」
「!!」
先手必勝とばかりにピストルを連射するヴィブロス
対するパラドキラーは反応が遅れたのか。立て続けに銃弾を受けてしまい深手を負ってしまうのだった
572 :
67ターン目
2024/08/04 13:18:05
ID:gkDpnz8qdw
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値27-防御力62-精神力0=35のカウンターダメージ!)
(パラドキラーの残りLP12→0)
(パラドキラーを倒した!)
この場をしのぐために相手を倒すしかなくなったパラドキラーは、破れかぶれの攻撃を仕掛ける
だがそれは、ヴィブロスからしてみれば格好のチャンスだった
「――――!!」
「よいしょぉっ!」
「!?」
鎌が振り下ろされるタイミングに合わせて、盾ですくい上げるようにして彼女は攻撃を弾いたのだ
それによって隙だらけとなったパラドキラー目がけて、ヴィブロスは再びピストルを撃ち込む
今度こそ急所を捉えられたパラドキラーは、そのまま消滅するのだった
573 :
67ターン目
2024/08/04 13:24:49
ID:gkDpnz8qdw
この場をしのぐために相手を倒すしかなくなったパラドキラーは、破れかぶれの攻撃を仕掛ける
だがそれは、ヴィブロスからしてみれば格好のチャンスだった
「――――!!」
「よいしょぉっ!」
「!?」
鎌が振り下ろされるタイミングに合わせて、盾ですくい上げるようにして彼女は攻撃を弾いたのだ
それによって隙だらけとなったパラドキラー目がけて、ヴィブロスは再びピストルを撃ち込む
今度こそ急所を捉えられたパラドキラーは、そのまま消滅するのだった
―
「うーん、コレしかないって思ってたけど・・・動くのかなぁ?」
パラドキラーが背後に守るよう立っていた、謎のリフト
幸いにも起動キーが刺さりっぱなしだったため、電源が入ることはすぐわかった
「あとはボタンを・・・お!」
適当にボタンを押していると、ガコン、という音と共にリフトが下降を始める
果たしてヴィブロスを待ち受けているのは・・・
(エリア移動成功。エリア8→エリア9へ)
574 :
67ターン目
2024/08/04 13:26:50
ID:gkDpnz8qdw
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスはダガーナイフを手に入れた!)
(ダガーナイフ所持数3→4)
「お、これは使えるかも!」
575 :
68ターン目
2024/08/04 13:30:13
ID:gkDpnz8qdw
「む・・・これって罠だったりする・・・?」
(ヴィブロスはトラップを回避した!)
576 :
69ターン目(盾持ちのキャラは防御力ダウンも今回から明記します)
2024/08/04 13:41:20
ID:gkDpnz8qdw
「うーん、コレしかないって思ってたけど・・・動くのかなぁ?」
パラドキラーが背後に守るよう立っていた、謎のリフト
幸いにも起動キーが刺さりっぱなしだったため、電源が入ることはすぐわかった
「あとはボタンを・・・お!」
適当にボタンを押していると、ガコン、という音と共にリフトが下降を始める
果たしてヴィブロスを待ち受けているのは・・・
―
「それにしても変なリフトだったなぁ」
割と長い時間乗っていたせいもあってか、肩を回して解しながらヴィブロスはリフトから降りる
「まぁ、ゲームだから気にしない方がいい”っ!?」
その過程でどこからかダガーナイフやら意味深なスイッチやらが落ちてきたのが不思議なところだが、気にせず歩き出そうとしたその時である
突如として、ヴィブロスの身体を文字通り電流が走ったのだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値分、行動不能に!)
(今回は3ターンの間、攻撃と防御ができない!)
(更に盾が使えないので、防御力30ダウン! 精神力で堪えることもできないぞ!)
(ヴィブロスの防御力62→30)
577 :
70ターン目
2024/08/04 13:42:50
ID:gkDpnz8qdw
(しびれが取れるまで、あと3ターン)
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
「しびび・・・」
578 :
71ターン目
2024/08/04 13:48:34
ID:gkDpnz8qdw
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
「あ・・・く・・・」
テーザーセントリーを作動させてしまい、その場から動けなくなってしまうヴィブロス
幸いにしてそれほど強い電圧ではなかったのか、少しずつではあるが手足の感覚が戻りつつあった。だが・・・
「・・・!!」
彼女の視界に、もう何度目かも解らないほど見慣れた影が映る
影―パラドキラーは、目の前に倒れ伏す彼女を認識するとゆっくりと接近するのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
579 :
71ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/08/04 13:50:53
ID:gkDpnz8qdw
(LP81、攻撃力58、防御力25)
(次のレスから、戦闘開始!)
「――――」
「こ、こっちこないで・・・」
580 :
閲覧者
2024/08/04 14:31:48
ID:CAQPp.lnRU
(
>>576
で、62-30が30になってるけどまだ戦闘始まってないから次回修整されるよね)
パラドキラーとの遭遇が多いヴィブロス、
ゲームオーバーとなる幻(
>>509
)を見た対パラドキラー初戦(
>>499
)と同じくしびれダウン中の遭遇となってしまう。
結末はいかに
581 :
72ターン目(今回の分です)
2024/08/05 09:54:34
ID:fyQ4QEY9SY
(しびれが取れるまであと1ターン!)
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値36-防御力32-精神力0=4のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP54→50)
「――――」
「あぐっ・・・!」
テーザーセントリーを喰らい、身動きを取れないヴィブロス目がけて。パラドキラーが大鎌を振り下ろす
ボディーアーマーに阻まれ、さほど大きなダメージはない。だが“斬られた”という事実は、かつての幻を彼女が呼び起こすのに変わりはなかった
582 :
73ターン目
2024/08/05 10:22:02
ID:fyQ4QEY9SY
(ヴィブロスのしびれが取れた!)
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値33-防御力25+精神力74=82のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP81→0)
(パラドキラーを倒した!)
「――――」
「!!」
再び攻撃を仕掛けようとするパラドキラーだが、既にヴィブロスは身体の麻痺から解放されていた
咄嗟に転がって大鎌を回避したヴィブロスは狙いを定めてピストルを撃つ
狙った先にあったのは、ガソリンが入っている金属製のケース。銃弾は見事にケースを貫き
「もう一発ぅっ!」
「!?!?」
更に放たれた銃弾で着火。即席の焼夷爆弾に変貌させたのだ
爆発した勢いで飛んできたケースが直撃し、更には燃えるガソリンがかかったことでパラドキラーは火だるまとなる
センサーが火災を感知し、スプリンクラーで火が消される頃にはパラドキラーの素揚げができあがっていたのだった
583 :
74ターン目
2024/08/05 10:39:50
ID:fyQ4QEY9SY
「あちゃぁ・・・びしょ濡れだぁ・・・」
スプリンクラーの消火液をもろに被ってしまい、ヴィブロスは濡れ鼠と化してしまった
恐らく守衛室の類いだったであろう空間も爆発の余波でズタボロになっており、酷い有様である
「うーん、行き止まりかなぁ・・・お?」
とにかく何か手がかりはないのかと探し回っていると、そこだけ極端に薄かったのか。壁の一部に罅が入っているのを見つけた
「んしょ・・・んしょ・・・えいっ!! やった!」
転がっていたパイプ椅子でつつくと、ボロボロと壁の素材が剥がれ落ちて隠し通路が現れる
ヴィブロスは部屋の隅まで飛んで行っていた盾を回収してから、通路の奥へと足を踏み入れるのだった
(エリア移動成功。エリア9→エリア10へ)
584 :
75ターン目
2024/08/05 10:41:59
ID:fyQ4QEY9SY
(ヴィブロスはアイテムを見つけた!)
(ヴィブロスは傷薬を手に入れた!)
(ヴィブロスの残りLP50→54)
「こーゆーのって、転ばぬ先の・・・なんだったっけ?」
585 :
76ターン目
2024/08/05 10:45:10
ID:fyQ4QEY9SY
「うーん、なんかの線路? 何もなさそう?」
使い終わった傷薬のボトルをポイ捨て・・・はせずにその場に置いて、ヴィブロスは周囲を見渡す
見たところ、以前自分が通ってきたのと同様の線路のようにも見える
「風が吹いてるってことは・・・よし、こっち!」
ほとんど直感で突き進む彼女。果たして大丈夫なのだろうか・・・
(エリア移動成功。エリア10→エリア11へ)
586 :
77ターン目
2024/08/05 10:46:17
ID:fyQ4QEY9SY
「長いなぁこの線路・・・どこまで続いてんだろ・・・」
(エリア移動成功。エリア11→エリア12へ)
587 :
78ターン目
2024/08/05 10:51:39
ID:fyQ4QEY9SY
「よっこいしょ・・・と」
しばらく歩いた後、駅のプラットホームが見えてきたのでヴィブロスは線路からよじ登る
たどり着いた場所は、地下鉄の駅だった所だろうか。周囲には赤黒い染みがそこら中に散乱していた
「う・・・もしかしなくても、もしかするよね、これ・・・?」
それが何なのか。正体を薄々感じ取り始めたまさにその時。突如としてシャッターが降り、ヴィブロスが先ほど通ってきた通路を塞いでしまったのだ
「嘘ぉ・・・」
(トラップ発動! 隔壁閉鎖!)
(2ターンの間、エリア移動が出来なくなるぞ!)
588 :
79ターン目
2024/08/05 10:52:43
ID:fyQ4QEY9SY
(隔壁解除まで、あと2ターン)
「んぎぎぎ・・・駄目だぁ、開かない・・・」
(エリア移動失敗)
589 :
79ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/08/05 11:00:19
ID:fyQ4QEY9SY
(隔壁解除まで、あと1ターン)
「ここは・・・駄目。こっちは・・・これも駄目!」
手当たり次第にドアやシャッターを開けようとするという、以前にも見た光景を繰り広げながら。ヴィブロスは出口を探し回っていた
最も、そんなことをしたところで扉は開かないし・・・
「これも・・・だめ”ぇっ!?」
こうして別の罠の餌食になってしまうのである
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!)
(1D6の数値分、行動不能に! 今回は2ターンの間、攻撃、防御、精神力で堪えることが出来なくなる!)
(更に盾を装備しているキャラクターは、防御力30ダウン!)
(ヴィブロスの防御力62→32)
590 :
80ターン(今回の分です)
2024/08/07 11:11:23
ID:0g17pysYao
(隔壁解除。次のターンから、エリア移動解禁)
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
「う”ぅ・・・なんでぇ・・・」
591 :
80ターン(今回の分です)
2024/08/07 11:11:51
ID:0g17pysYao
>>590
(画像が抜けてました。すみません)
592 :
80ターン(今回の分です)
2024/08/07 11:12:54
ID:0g17pysYao
(ヴィブロスはシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン)
「す、少しは楽になってきた・・・」
593 :
82ターン目
2024/08/07 11:18:44
ID:0g17pysYao
(ヴィブロスは身体のしびれが取れた!)
「ふぅ・・・良かったぁ、何もなくって」
幸運なことに、電撃を受けてからは何も起きることなく。麻痺から回復したヴィブロスは起き上がると周囲を警戒する
「右・・・ヨシ! 左・・・ヨシ!」
そうしてゆっくりと先へ進もうとしたまさにその時である
<Bowwow!! Bowwow!!
「って、これってまさか・・・」
ここで彼女の此処までの行動をふり返ってみよう
このエリアへやってきて、真っ先にやってしまったのはトラップの一つである隔壁閉鎖を引き当ててしまった事だ
そしてシステムにより、既に隔壁は開いている。それならば、他のブロックにいたクリーチャーがやってくるのは自明の理であった
「Bowwow!! Bowwow!!」
「で、出たぁっ!?」
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
594 :
82ターン目
2024/08/07 11:20:39
ID:0g17pysYao
「逃げられそうにないかぁ・・・」
(LP43、攻撃力29、防御力67)
(次のレスより、戦闘開始!)
595 :
83ターン目
2024/08/07 11:25:01
ID:0g17pysYao
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値58-防御力67+精神力0=ダメージはない!)
「当ったれぇっ!」
狙いを定め、ピストルを撃つヴィブロスだが、ゾンビ犬はひらりとそれをかわすと再び走って距離を詰めてくる
「くっ、このっ!」
鈍重そうな見た目に反して素軽い身のこなしで、立て続けに回避してみせるのだった
596 :
84ターン目
2024/08/07 11:31:55
ID:0g17pysYao
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値20-防御力62-精神力0=42のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP43→1)
「Gyaoooow!!」
ヴィブロスを間合いに捉えた瞬間、ゾンビ犬は床を蹴って跳躍する
有利な上方から飛び込み、急所を確実に噛み砕く積もりだったのだろう
だがそれは、あまりにも迂闊だった
「あちょーっ!!」
「!?!?!?」
電子の世界だからこそできる動きは、何も相手だけのものではない
そう言わんばかりに繰り出された回し蹴りは、ゾンビ犬の下顎を強かに捉えていたのだ
想定外の一撃を受け、虫の息となるゾンビ犬に対し。ヴィブロスは油断することなくピストルを向けるのだった
597 :
85ターン目
2024/08/07 11:40:38
ID:0g17pysYao
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値36-防御力67+精神力0=ダメージはない!)
「ダメ押しにもう一発・・・」
「!」
「嘘ぉっ!?」
トドメを刺そうとするヴィブロス。だが彼女が発砲しようとした瞬間、ゾンビ犬はそれを避けてみせた
信じられないことに、彼はまだ動けたのだ
598 :
86ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/08/07 11:52:07
ID:0g17pysYao
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値8-防御力62-精神力0=54のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP1→0)
(ゾンビ犬を倒した!)
「Gyaoooow!!」
「くぅっ・・・!」
残された最後の力を振り絞り、ゾンビ犬はヴィブロスに襲いかかる
盾もろとも彼女を押し潰そうとして体重をかけ続けるゾンビ犬だが、相手の方が一枚上手だった
「とりゃぁっ!」
「!!!」
相手の重さを利用して、盾で相手を転がしたのだ
それによってひっくり返ってしまい、ゾンビ犬は大きな隙をさらしてしまう
「強かったな、強敵(とも)よ・・・なんてね♪」
それを見逃すことなく、銃弾を撃ち込んでゾンビ犬を倒したヴィブロスはその足で先を急ぐのだった
599 :
87ターン目(今回の分です)
2024/08/09 12:16:13
ID:E9LGNt2qRY
「あ、階段みっけ!」
しばらく駅構内を探索していると、ヴィブロスは外へと通じるであろう階段と扉を見つけた
思いのほか早く地下から脱出出来る、と喜び勇んで扉を開けると・・・
「・・・あれ?」
出た先にあったのは、見覚えのある庭園。そう、最初の洋館の敷地内まで戻ってきてしまったのだった
(エリア移動成功。エリア12→エリア13へ)
600 :
88ターン目
2024/08/09 12:21:03
ID:E9LGNt2qRY
「うーん・・・アタシ、さっきまで駅にいたはずなのになぁ・・・ゲームだから?」
ゲームの世界特有のハチャメチャ具合に面食らいながらも、ヴィブロスは再び洋館の探索を始める
今度はエントランスを抜けて、二階へ移動しようとした矢先のことだ
「Woooo・・・」
「何かいる・・・きゃっ!?」
ドアを開けようとしたタイミングで、その反対側にいた何か―ゾンビがいきなり襲いかかってきたのだ
組み付かれようとしたのを間一髪で避け、ヴィブロスは戦う姿勢を取るのだった
(ゾンビが現れた! 次のレスでステータス)
601 :
88ターン目
2024/08/09 12:22:37
ID:E9LGNt2qRY
「うっ・・・臭い・・・!」
(LP57、攻撃力49、防御力10)
(次のレスより、戦闘開始!)
602 :
89ターン目
2024/08/09 12:34:00
ID:E9LGNt2qRY
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値12-防御力10+精神力0=2のダメージ!)
(ゾンビの残りLP57→55)
「いっけぇっ!!」
ピストルの狙いを定め、ゾンビ目がけてヴィブロスは発砲する
動きが緩慢な相手を見て、楽勝だと思ったのだろう。事実、ゾンビはこの洋館では御しやすい方ではある
だが・・・
「嘘!? 効いてない!?」
ことしぶとさに関しては、彼らも危険な奴らに変わりはないのだ
603 :
90ターン目
2024/08/09 12:41:53
ID:E9LGNt2qRY
(ゾンビの特殊能力! 溶解液!)
(1d50の数値分、相手の防御力を下げるぞ! 今回は21の防御力ダウン!)
(ヴィブロスの防御力62→41)
「ならもっと近づいて・・・!」
遠目の間合いから当てても効果は薄い。そう思ったのか、ヴィブロスは接近戦を試みる
だがこの時彼女は、ゾンビの口が黄土色に泡立っていることに気づかなかった
「Bwoooo!!」
「えっ何、あっつぅっ!?」
黄土色の液体―ゾンビの放つ溶解液がヴィブロスに降りかかる
彼女はそれを咄嗟に盾で受けたが、それにより盾の表面が溶けてボロボロにされてしまうのだった
604 :
91ターン目
2024/08/09 12:49:31
ID:E9LGNt2qRY
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値53-防御力10+精神力0=43のダメージ!)
(ゾンビの残りLP55→12)
「こんのぉ、よくもやったなぁっ!」
吐瀉物を吐きかけられるという、ある意味貴重(?)な体験をさせられたヴィブロスは怒りに身を任せて突撃した
ピストルを連射して相手が怯んだ瞬間、胸板目がけて渾身のソバットを撃ち込む
ゾンビ自身はまだ健在だったものの、大きなダメージを与える事に成功したのだった
605 :
92ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/08/09 13:00:04
ID:E9LGNt2qRY
(ゾンビの攻撃!)
(攻撃値49-防御力41-精神力0=8のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(ゾンビを倒した!)
(ダガーナイフ所持数4→3)
「Wryyyyy!」
「くっ・・・やっ・・・!」
ヴィールスに冒された身体に残された生存本能がそうさせたのか、ゾンビが突如としてヴィブロスに襲いかかってくる
完全に不意を突かれる形になったヴィブロスは防御も回避も出来ず、そのまま押し倒されてしまう
「Woooo・・・」
「やだっ! 離して・・・よぉっ!!」
「!?!?」
咄嗟にダガーナイフを抜き、ヴィブロスはそれをゾンビの眉間に思い切り突き刺した
さすがに急所を破壊されるのには耐えられず、ゾンビはぐったりと力尽きるとそのまま0と1に分解され、消滅するのだった
「はぅ・・・臭かったぁ・・・」
606 :
閲覧者感想
2024/08/09 22:27:53
ID:B7.wD6Z5y2
当て身カウンターはロマンおじさん:
『溶解液』による防御値低下、恐れていたことがついに起こってしまったか
精神力合わせればまだ防御値3桁はでるけども、厳しくはなったな
607 :
93ターン目
2024/08/12 10:09:04
ID:CADTnr6/1o
「そーじゃん、あのカマキリとかワンちゃん以外にも色々いるんだった・・・」
そう言いつつ歩きながら、ヴィブロスは盾を見やる
なめらかな光沢が目に付いた金属製のそれは、表面が酸で溶けて見るも無惨な姿を晒している
一応防具として最低限の強度は確保してはいるが、もし次似たようなことが起きればその限りではないだろう
憂鬱になりながらもヴィブロスは階段を上りきると、二階の部屋へと続くドアを潜るのだった・・・
(エリア移動成功。エリア13→エリア14へ)
608 :
94ターン目
2024/08/12 10:26:07
ID:CADTnr6/1o
「お、おぉー! めっちゃセレブ~!!」
そのドアは、洋館の中でも特に重要な場所―美術品の展示室へと通じていたらしく。彼女を待っていたのは色とりどりの芸術品や宝石、貴金属等々
要するに、煌びやかな『セレブ』の象徴が所狭しと並べられている場所だった
「この杖とか高そ~・・・あ、ティアラもある! はぅ・・・これ付けたら、トレっちも喜んでくれるかなぁ・・・」
展示品をうっとりと眺めながら、物思いに耽るヴィブロス。そのため、たまたま足を置いた場所にあった『何か』に気づかなかった
「ん? 『カチリ』? わぷぅっ!? けほっけほっ・・・何コレぇ・・・くらくらすりゅぅ・・・」
装置が作動し、頭上から煙色のガスが勢いよく噴射され、彼女はそれをまともに吸い込んでしまう
それがクリーチャー鎮圧のためにテーザーセントリーと合わせて設置されている噴射装置と気づいた時には、もう遅すぎた
(トラップ発動! ガス噴射装置だ!)
(エリア移動に成功するまでの間、精神力が0に!!)
(ヴィブロスの精神力74→0)
609 :
95ターン目
2024/08/12 10:30:48
ID:CADTnr6/1o
「う”ぅ”~・・・頭痛ぁい・・・」
身体が小さい分、ガスの影響を大きく受けてしまったのか。ヴィブロスの足取りはおぼつかないものになっていた
少し歩いては休み、また歩いては休む。これでは効率よく探索はできないし、何より・・・
「Syuuuu・・・」
「う・・・」
敵と遭遇するリスクも相応に跳ね上がるのだ
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
610 :
95ターン目
2024/08/12 10:32:44
ID:CADTnr6/1o
「な、なんか強そう・・・」
(LP66、攻撃力95、防御力68)
(次のレスより、戦闘開始!)
611 :
95ターン目
2024/08/12 10:33:11
ID:CADTnr6/1o
>>610
(画像が抜けてました。すみません)
612 :
96ターン目
2024/08/12 10:40:55
ID:CADTnr6/1o
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値62-防御力68+精神力0=ダメージはない!)
「こんのぉ、当たって!」
揺れる視界でなんとか照準を合わせ、ヴィブロスはピストルを撃つ
しかしそんな状態では有効打を見込める筈もなく。弾丸はあさっての方向へ飛んでいってしまうのだった
613 :
97ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/08/12 11:12:54
ID:CADTnr6/1o
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値74-防御力41-精神力0=33のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(リザードマンを倒した!)
(ダガーナイフ所持数3→2)
「syaaaa!!」
「きゃぁっ!?」
リザードマンの繰り出してきた体当たりによって、ヴィブロスは壁まで吹っ飛ばされてしまう
叩きつけられた反動で盾もピストルも落としてしまい、無防備になったと見られるやいなや、リザードマンが追い打ちを掛けてきた
「っ!!」
「!?!?」
寸での所で気づいたヴィブロスは、咄嗟に首を捻って突き出される爪を回避する
そして更に一瞬の隙を突いてダガーナイフを相手の首筋へ突き立てたのだ
VRウマレーターのアシストがあっても、あと少しタイミングを間違えていれば・・・
そう思うと、ヴィブロスは冷や汗が流れる感覚を覚えるのだった・・・
614 :
>>1
2024/08/14 11:46:54
ID:UITL9XuE8s
(今日は所用で時間が取れそうにないので、今回はお休みします)
615 :
98ターン目(今回の分です)
2024/08/18 10:06:40
ID:wNxFSyEkro
「結構広いし、迷っちゃいそう・・・」
続く頭痛に耐えながらも、何とか展示室の探索を続けるヴィブロスだが出口らしき場所は今のところ見当たらない
「・・・何かいる・・・・・・誰!?」
その最中、怪しい気配を感じ取った彼女は背後にピストルを向ける
するとそこには、剥製の中に混じっていたリザードマンが真っ赤な舌で舌なめずりをしていたのだった
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
616 :
98ターン目
2024/08/18 10:08:42
ID:wNxFSyEkro
「む、何か弱そう」
(LP82、攻撃力29、防御力12)
(次のレスより、戦闘開始!)
617 :
お前
2024/08/18 10:15:58
ID:Vxjixp7u5o
ヴィブロスかなり粘ってるのに階層進んでないのよな・・・。
もしかして、このままこのスレ完走しちゃうのか・・・?
618 :
99ターン目
2024/08/18 10:45:47
ID:wNxFSyEkro
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値44-防御力12+精神力0=32のダメージ!)
(リザードマンの残りLP82→50)
「行っけぇっ!」
これまでに見てきた個体と比べると痩せこけているリザードマン目がけて、ヴィブロスはピストルを撃つ
放たれた銃弾は立て続けに命中し、リザードマンにダメージを与えるのだった
619 :
100ターン目
2024/08/18 11:03:50
ID:wNxFSyEkro
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値14-防御力41-精神力0=27のカウンターダメージ!)
(リザードマンの残りLP50→23)
「syaaaa!!」
「残念、はずれ~!」
銃撃された事実に怒りを覚えたのか。リザードマンは目を血走らせながら爪を繰り出す
しかしヴィブロスはそれを巧い具合に盾で受け流し、体勢を崩した所へ的確にダメージを与えるのだった
620 :
101ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/08/18 11:09:55
ID:wNxFSyEkro
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値47-防御力12+精神力0=35のダメージ!)
(リザードマンの残りLP23→0)
(リザードマンを倒した!)
「それっ!」
「!?」
「そしておまけにどーん!!」
銃撃で怯んだリザードマンに、さらに追撃を撃ち込むヴィブロス
彼女はその場から助走を付けて跳び上がると、彼目がけてドロップキックをお見舞いしたのだ
想定外の一撃をまともに食らい、リザードマンは吹っ飛ばされながら消滅するのだった
621 :
102ターン目(今回の分です)
2024/08/20 11:36:25
ID:2H4mO4mtBs
「・・・本格的に迷った・・・?」
あれからしばらく探索を続けていたヴィブロスだが、未だに展示室から移動することができないでいた
見取り図で見れば、この部屋そのものはそれほど広くはない
だがゲームシステムによって次から次へと新たなスペースが作られていき、終わりのない迷路が形成されていくのだ
「あ、ドアみっけ!」
一応、違和感の無いように窓やドアの類いは適度に配置されるのだが・・・
「あれ? 開かない? 押すのが駄目なら引いてみでぇ”っ”!?」
ほぼ全て、“ニセモノ”である
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値分、行動不能に!)
(今回は6ターンの間、攻撃と防御ができない!)
(更に盾が使えないので、防御力30ダウン! 精神力で堪えることもできないぞ!)
(ヴィブロスの防御力41→11)
622 :
103ターン目
2024/08/20 11:38:33
ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと6ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
「しびればびれぶぅ~・・・」
623 :
103ターン目
2024/08/20 11:40:33
ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと5ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(ヴィブロスはトラップにかからなかった!)
「あ・・・(アレって、スイッチ? ふこーちゅーのさいわいだよぉ・・・)」
624 :
104ターン目
2024/08/20 11:43:32
ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと4ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
「う・・・少しは楽になってきた・・・?」
625 :
104ターン目
2024/08/20 11:44:47
ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと3ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
「手・・・オッケー。脚・・・大丈夫・・・」
626 :
105ターン目
2024/08/20 11:45:57
ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(ヴィブロスはトラップにかからなかった!)
「・・・あれ? 何もない?」
627 :
106ターン目
2024/08/20 11:52:09
ID:2H4mO4mtBs
(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
「少しは動ける・・・かな・・・」
電撃を喰らってからも幸運なことに、ヴィブロスは無事だった
身体のしびれも収まりつつあったので彼女は這いずりながら、取り落としていたピストルへ手を伸ばそうとする
だがその前に、彼女の感覚は違和感を感じ取っていた
「・・・いる!」
ゆっくりと視線を前へ向けると、廊下の角から別の何かが近づく影が見えた
不自然なまでに動くツタに、生物の頭のような花弁。キラープラントだ
(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
628 :
106ターン目
2024/08/20 11:54:08
ID:2H4mO4mtBs
「まだ・・・間に合う・・・!」
(LP78、攻撃力47、防御力30)
(次のレスより、戦闘開始!)
629 :
107ターン目
2024/08/20 11:59:07
ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスは身体のしびれが取れた!)
(ヴィブロスの防御力11→41)
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値40-防御力30+精神力0=10のダメージ!)
(キラープラントの残りLP78→68)
「――――」
「!!」
ヴィブロスを射程に捉えたキラープラントは、ムチの様にツタをしならせると、彼女目がけて勢いよく振り下ろそうとする
だがほんの少しだけ先に、身体の自由を取り戻したヴィブロスは、それめがけてピストルを発砲する
ピンポイントで銃弾が当たったツタはそのまま根元からちぎれ、その隙に彼女は体勢を立て直すのだった
630 :
108ターン目
2024/08/20 12:04:20
ID:2H4mO4mtBs
(キラープラントプラントの特殊能力! 毒の花粉!)
(次のターン、攻撃成功時に二倍のダメージを与えるぞ!)
「―――」
「・・・? 花が開いて・・・っ!? ゲホッ、ゴホッ!?」
傷つけられた事で本能が働いたのだろうか。薄気味悪い音を立てながら、パラドキラーの花弁が開き、極彩色の花びらが広げられる
何か仕掛けてくるのか、対応するべく身構えていたヴィブロスの顔面目がけて毒々しい紫色の煙が勢いよく吹きかけられた
この煙―毒花粉こそが、キラープラントの最大の武器であり、数少ない攻撃手段なのだ
631 :
109ターン目
2024/08/20 12:08:28
ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値44-防御力30+精神力0=14のダメージ!)
(キラープラントの残りLP68→54)
「こっち・・・来ないで!」
何をしてきたのかは解らないが、碌な事でないのはヴィブロスも既に理解していた
少しでも早く倒すべくピストルを連射するが、植物である彼(?)を止めるには至らなかった
632 :
109ターン目
2024/08/20 12:13:31
ID:2H4mO4mtBs
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値9✕花粉の効果2-防御力41-精神力0=23のカウンターダメージ!)
(キラープラントの残りLP54→31)
「―――」
「なんのぉっ・・・!」
「―――!!」
再びツタを振り上げ、ムチの様に繰り出してくるキラープラント
だがその動きはあまりにも緩慢すぎたために、ヴィブロスは即座に見切ると同時に反撃する
銃撃で再びツタを千切られ、さすがに答えたのか。キラープラントの動きが一瞬止まるのだった
633 :
110ターン目
2024/08/20 12:26:20
ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値28-防御力30+精神力0=ダメージはない!)
「ダメ押し!」
この機を逃さず、もう一度ピストルを撃つヴィブロスだがキラープラントに効いた様子はない
さすがに一筋縄ではいかないようだ
634 :
111ターン目
2024/08/20 12:31:30
ID:2H4mO4mtBs
(キラープラントの特殊能力! 毒の花粉!)
(次のターン、攻撃成功時に二倍のダメージを与えるぞ!)
「―――」
「うっ、また・・・!」
再びキラープラントの花弁が開き、毒の花粉が噴射される
ほとんど気体も同然なそれを防ぐ術はこの場にはなく、ヴィブロスはまたも花粉を吸い込んでしまうのだった
635 :
112ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/08/20 12:41:05
ID:2H4mO4mtBs
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値61-防御力30+精神力0=31のダメージ!)
(キラープラントの残りLP31→0)
(キラープラントを倒した!)
「―――」
「うっ、また・・・!」
再びキラープラントの花弁が開き、毒の花粉が噴射される
ほとんど気体も同然なそれを防ぐ術はこの場にはなく、ヴィブロスはまたも花粉を吸い込んでしまうのだった
―
「くっ・・・いい加減倒れてよっ!」
依然としてピンピンしているキラープラント目がけて、ヴィブロスはピストルを連射する
ツタや葉を銃弾が貫通し、穴だらけにされながらも接近をやめないキラープラント
だがその内の数発が彼の中枢部分を貫いたのか。突如として動きを止めると、その場にドサリと崩れ落ちるのだった
636 :
閲覧者感想
2024/08/20 20:09:27
ID:Cwwkoar.PE
・6ターンしびれて生還したのは2人目(ドトウは散り、ヤエノ(2回目/全5回)はなんとか無事)
・『しびれ解放直後+ガスで精神力0+相手特殊能力』のヒシミラクルの悪夢を打ち破るヴィブロスの快進撃は続く。
敵側が肝心なところで攻撃値ショボーンな印象があるヴィブロスの戦闘(
>>528
の印象強い)
637 :
113ターン目(今回の分です)
2024/08/26 10:01:22
ID:2dPRagdjO2
「大丈夫・・・? 倒せた・・・?」
死んだふりでもしていないか、落ちていた埃取りでキラープラントの残骸をつつくヴィブロス
やがてそれが光の粒となって消滅したその直後である
「―――」
「えっ、おかわり!?」
廊下の角から、別のキラープラントが現れたのだった
(キラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
638 :
113ターン目
2024/08/26 10:02:58
ID:2dPRagdjO2
「な、何か元気ない・・・?」
(LP8、攻撃力60、防御力21)
(次のレスより、戦闘開始!)
639 :
114ターン目
2024/08/26 10:51:09
ID:2dPRagdjO2
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値7-防御力21+精神力0=ダメージはない!)
「そこっ・・・って外した!?」
現れたキラープラントは所々が萎れて枯れかけていたため、直ぐに倒せるだろうとヴィブロスは踏んでいた
だが放たれた銃弾はその萎れた部位に当たったものの、ダメージはほとんど与えられなかったのだ
640 :
114ターン目
2024/08/26 11:07:56
ID:2dPRagdjO2
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値58-防御力41-精神力0=17のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(キラープラントを倒した!)
(ダガーナイフ所持数2→1)
「―――」
「あっ、くっ・・・!?」
どういう原理なのか、キラープラントはツタを振るい、ヴィブロスの首に巻き付けていく
ギリギリと締め付けられ、意識が遠のいていくのを感じ始めたヴィブロスは咄嗟にダガーナイフを抜くと、キラープラント目がけて投てきしたのだ
「えいっ!」
「―――」
ナイフは幸運にもキラープラントの中枢部分に突き刺さり、彼の活動を停止させることが出来たのだった
641 :
116ターン目
2024/08/26 11:17:35
ID:2dPRagdjO2
「けほっけほっ・・・駄目かと思ったぁ・・・」
咳き込みながら膝を突いてしまうヴィブロス
何度か呼吸を繰り返し、ある程度落ち着いてきた所で立ち上がろうとしたその時である
<Bowwow!! Bowwow!!
「!?」
遠くから吠える声が聞こえたかと思うと、勢いよく奥の方からゾンビ犬が走って現れたのだ
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
642 :
116ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/08/26 11:19:41
ID:2dPRagdjO2
「むむ、逃げられそうにないなぁ・・・」
(LP50、攻撃力3、防御力52)
(次のレスより、戦闘開始!)
643 :
117ターン目(今回の分です)
2024/08/31 20:55:31
ID:cd6djrWjJU
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値16-防御力52+精神力0=ダメージはない!)
「このっ!」
間合いに入られる前に撃退するべく、ヴィブロスはピストルを撃つ
だがゾンビ犬はその素早い身のこなしで銃弾を全て回避してみせた。当然、走る速度はほとんど鈍ることなくである
「これはヤバいかも・・・!」
644 :
118ターン目
2024/08/31 21:17:57
ID:cd6djrWjJU
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値1-防御力41-精神力0=40のカウンターダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP50→10)
「Gyaoooow!!」
「1・・・2の・・・3!!」
「!?!?」
冷静に、落ち着いてタイミングを見極め、盾を繰り出すヴィブロス
それによって飛びかかろうとしていたゾンビ犬は完全に出鼻をくじかれる形となってしまった
「ダメ押し!!」
その隙を逃さず、彼女はピストルを撃ち込んでいく。ゾンビ犬はもう虫の息だ
645 :
118ターン目
2024/08/31 21:18:21
ID:cd6djrWjJU
>>644
(画像が抜けてました。すみません)
646 :
119ターン目
2024/08/31 21:38:42
ID:cd6djrWjJU
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値60-防御力50+精神力0=10のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP10→0)
(ゾンビ犬を倒した!)
「もう一発食らえぇっ!」
ヴィブロスがもう一度放った銃弾はゾンビ犬に命中し、決着は驚くほどあっさりとついた
「何となくだけどここって所謂しゅーばんって奴? それでもあんなのが出てくるんだ」
ピストルの再装填を済ませると、ヴィブロスは先を急ぐのだった
647 :
120ターン目
2024/08/31 22:14:26
ID:cd6djrWjJU
「うぅ・・・出口はどこなのさぁ~」
既に体感でかなりの時間を彷徨っているせいか、ヴィブロスは精神的にも追いつめられつつあった
最初の内はおっかなびっくりながらもウキウキと進めていた探索も、段々と大雑把になり始め、注意深く探していれば見つかっていたであろうアイテムも見逃してしまっていた
それだけでなく・・・
<Beep! Beep!
「ひぅっ!?」
こうして罠に引っかかってしまうのである
(トラップ発動! 警報装置だ!)
(警報に反応してキラープラントが現れた! 次のレスでステータス)
648 :
120ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/08/31 22:16:18
ID:cd6djrWjJU
「むぅ・・・邪魔しないでよ!」
(LP93、攻撃力85、防御力17)
(次のレスより、戦闘開始!)
649 :
閲覧者感想
2024/09/01 16:46:38
ID:1pyRMv92Zc
精神力発動不能状態が今回結構長い(開始が94ターン目
>>608
)。
それでも敵の攻撃値に1がでちゃう(
>>644
)とか、幸運は健在か
長引くと厄介なキラープラントが高耐久高攻撃で来てしまったので…どうなるどうなる
650 :
貴方
2024/09/13 23:44:49
ID:SlUx5BI2D2
9月になってからぱったりと更新止まってしまったな…
>>1
に大なり小なりなんらかのことがあって更新できない状況なんだろうな
651 :
>>1
2024/09/16 10:15:07
ID:8TfpWzL6Ik
(お待たせして申し訳ありません。仕事が忙しくて書き込みできませんでした)
(少しずつですが、再開していきます)
652 :
121ターン目(今回の分です)
2024/09/16 10:22:18
ID:8TfpWzL6Ik
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値58-防御力17-精神力0=41のダメージ!)
(キラープラントの残りLP93→52)
「このこのっ!」
ピストルの狙いを定め、ヴィブロスは連続して引き金を引く
銃弾は全て狙い通りにキラープラントへと吸い込まれていき、彼の身体にかなりのダメージを与える
だがしかしこの個体は生命力が豊富なためか、未だに倒れずにいた
653 :
122ターン目
2024/09/16 10:36:27
ID:8TfpWzL6Ik
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値30-防御力41-精神力0=9のカウンターダメージ!)
(キラープラントの残りLP52→43)
「―――」
「わっ、とっ!?」
一本だけでも腕より太いだろうキラープラントのツタ。それがムチの様に、ヴィブロス目がけて叩きつけられる
彼女は辛うじてそれを回避すると、隙だらけの相手へピストルで反撃する
「当ったれぇっ!」
銃弾は数発が掠めただけだったが、少しは効いたであろうか
654 :
123ターン目
2024/09/16 10:50:12
ID:8TfpWzL6Ik
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値26-防御力17+精神力0=9のダメージ!)
「倒れてよっ!」
「―――」
先ほどの反撃が効いていると判断したヴィブロスは、さらなる銃撃を叩き込むが、先ほどと同程度のダメージしか与えられなかったようだ
655 :
124ターン目
2024/09/16 11:11:51
ID:8TfpWzL6Ik
(キラープラントの攻撃!)
(攻撃値59-防御力41-精神力0=18のダメージ!)
(ヴィブロスはダガーナイフを使った!)
(キラープラントを倒した!)
(ダガーナイフ所持数1→0)
「弾切れ!? リローぁっ―!?」
「―――」
ここまで連続して射撃をしていたせいか、乾いた音と共にスライドが戻りきってしまう
その隙をどう察知したのか。キラープラントから繰り出されたツタがヴィブロスの首に巻き付いた
「あっ・・・くっ・・・このっ!」
ギリギリと締め付けられ、視界が暗くなっていく中で、ヴィブロスは咄嗟にダガーナイフを投てきした
運の良いことにナイフはキラープラントの弱点へと突き刺さり、その命を奪うことに成功したのだった
656 :
125ターン目(切りが良いので今回はここまでとします)
2024/09/16 11:19:17
ID:8TfpWzL6Ik
「けほっ・・・こほっ・・・うぅ・・・ひぐっ・・・」
目尻に涙を浮かべながら、残されたツタをほどいていくヴィブロス
もはや彼女の気力は限界一歩手前だったが、それでも彼女は涙を拭うとそのまま地下へと通じる階段を降りていくのだった
(エリア移動成功。エリア14→エリア15へ)
657 :
125ターン目(追記です)
2024/09/16 11:20:36
ID:8TfpWzL6Ik
>>656
(エリア移動したことにより、ガスの効果が切れたぞ!)
(精神力0→74)
658 :
126ターン目(今回の分です)
2024/09/25 12:06:06
ID:g6PgALSb8M
「長い階段だなぁ・・・足下に気をつけないと」
薄暗く、灯りもまばらにしかない階段を慎重に降りていくヴィブロス
降りている最中に階段の素材が木製からタイル張りへと変化していたことには、気づいていないようだ
(エリア移動成功。エリア15→エリア16へ)
659 :
127ターン目
2024/09/25 12:36:56
ID:g6PgALSb8M
「えっと、ここって・・・何だろ? 理科室? それとも、病院?」
長い階段の終着点、漸くヴィブロスはフロアへと降り立った
周囲を見渡してみると、無機質な廊下や壁などは確かに病院を彷彿とさせるものだろう
もっとも・・・
<Beep! Beep!
「えっ、何々!?」
ここもまた洋館の一部であることは変わりないのだが
(トラップ発動! 隔壁閉鎖!)
(二ターンの間、エリア移動が出来なくなるぞ!)
660 :
128ターン目(中途半端ですが、今回はここまでとします)
2024/09/25 12:54:40
ID:g6PgALSb8M
「嘘ぉ、また閉じ込められちゃったぁ!」
警報が鳴り響いた直後、先ほど彼女が通ってきた階段への扉は隔壁で閉じられ、他のドアというドアがロックされた上にエレベーターもボタンが押せなくなってしまう
到着して早々の出来事に冷静さを失っていたであろう。目に付いた片端からドアノブやスイッチを動かそうと躍起になっていた、その時である
「ひぎぃっ!?」
突如として彼女に電流が走る
だがそれは比喩的な表現ではなく、文字通り。天井に設置されていたテーザーセントリーによって高圧電流を叩き込まれたのだ
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!)
(今回は四ターンの間、行動不能に! 装備を落としてしまうため攻撃も防御も、精神力で堪えることもできないぞ!)
(ヴィブロスの防御力41→盾を落とすため、-30→防御力11)
661 :
トレ公
2024/09/25 19:40:10
ID:Nsgkvl5pvg
ダーレー「おや、1つ前のエリア16に久々の来訪者だね。スティルインラブ以来かな?…だが、彼女(スティルインラブ)の時と比べると、厳しそうだ」
参考:
>>178
662 :
129ターン目(今回の分です)
2024/10/07 21:19:15
ID:qR3IiYiITI
「あっ・・・くっ・・・なん・・・でぇ・・・!」
電撃を喰らった結果、装備を取り落としてしまったヴィブロスはその場にへたり込んでしまっていた
タイル独特の冷たい感触を感じる中、暗闇の向こう側から何かが歩いてくる気配を感じ取る
「・・・・・・!!」
辛うじて灯っていた天井の照明に照らし出されたのは、巨大な鎌。パラドキラーが彼女の前に姿を現したのだった
(パラドキラーが現れた! 次のレスでステータス)
663 :
129ターン目(今回の分です)
2024/10/07 21:33:34
ID:qR3IiYiITI
「こ・・・こないでぇ・・・」
(LP20、攻撃力65、防御力12)
(次のレスより、戦闘開始・・・できるのかこれ?)
664 :
130ターン目
2024/10/07 21:48:50
ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(ヴィブロスのしびれが取れるまで、あと3ターン)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値50-防御力11-精神力0=41のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP54→13)
「―――」
「きゃっ・・・!!」
パラドキラーの鎌が振り下ろされ、身動きの取れないヴィブロスの肩口を斬り裂く
ダメージを受けたことを示す赤いエフェクトが大きく飛び散り、彼女は感覚的に大きな傷を負ったことを感じ取ってしまう
「・・・・・・!!」
パラドキラーの無機質な瞳は、そんな事など知る由もなかったが
665 :
131ターン目
2024/10/07 22:05:57
ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
(パラドキラーの攻撃!)
(攻撃値17-防御力11-精神力0=6のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP13→7)
「―――」
「ひっ・・・!」
再び鎌が振り下ろされ、今度は胸の辺りを斬りつけられるヴィブロス
着込んでいたボディアーマーはあっさりと使い物にならなくなり、隙間からは柔肌が覗く
だが彼女の脳内は恥じらいではなく、恐怖が支配していたのだった
666 :
132ターン目(パラドキラーの特殊能力ですが、捕獲した次のターンから適用です)
2024/10/07 22:49:07
ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン)
(パラドキラーの特殊能力! 捕獲行動! 1d10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる!)
(今回は8回分相手を拘束する!)
「――――」
「えっ、何・・・っ!?」
動きは一瞬だった。パラドキラーが両腕を広げ、鎌を大きく開いたかと思えば自身に覆い被さってきたのだ
「やっ、やだっ・・・やめてよぉ・・・」
鎌で捕まえられ、ヴィブロスの身体が持ち上げられる。彼女の脳内には、かつて見た自身が捕食されるビジョンが、またしても溢れ出していた
667 :
133ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/10/07 22:56:59
ID:qR3IiYiITI
(ヴィブロスは身体のしびれが取れた!)
(ヴィブロスの攻撃!)
(攻撃値69-防御力12+精神力0=57のダメージ!)
(パラドキラーの残りLP20→0)
(パラドキラーを倒した!)
「このっ、止めてったらぁっ!!」
「!?!?!?!」
顎門を開き、柔らかそうな部分にかぶりつこうとするパラドキラーに対し、ヴィブロスは猛烈に抵抗する
火事場のバ鹿力というのだろうか。振るった拳が偶然にも、パラドキラーの複眼にクリーンヒットしたのだ
あまりにも突然の出来事に驚き、パラドキラーはその場に獲物を放り出してしまう
自由を取り戻したヴィブロスは即座にハンドガンを拾い上げると、ありったけの鉛弾を相手に叩き込んだ
蜂の巣どころか頭を丸ごとズタボロにされたパラドキラーは、ふるふるとけいれんしたかと思うと、その場に崩れ落ちるのだった
668 :
閲覧者感想
2024/10/07 23:59:14
ID:QGAM3mp7VU
【!!??】
完全に詰んだ(※)状況からのヴィブロス生還は吉報だが、
>>666
で突然新設定生えてきた!?
※それまでは「捕獲行動」宣言同ターン中に特殊攻撃が行われていた
その通りなら、8回攻撃(
>>666
)全て攻撃値が2以下(÷2で1になる)でも、LPが7しか残ってない+まだシビれ状態のヴィブロスは削り切られてゲームオーバーだった
「捕獲行動」に関してはスティル編終了後の
>>205
で説明文の修正入ったが
「捕獲した次のターンから」とは表記無し
669 :
>>1
2024/10/08 04:56:05
ID:WH4tH02wh.
>>668
(オォウ・・・あまりにも前だったせいでど忘れしてました。ヴィブロス編終了後に改めて改訂しますね・・・)
670 :
--確認依頼事項--
2024/10/08 06:43:56
ID:7yyLhT7TFs
50-11=39(
>>664
)
671 :
gt;gt;1
2024/10/08 08:22:37
ID:WH4tH02wh.
>>670
(あ、本当だ。計算ミスしてますね。ご指摘ありがとうございます)
(ヴィブロスの残りLP7〔誤〕→LP9〔正〕)
672 :
>>1
2024/10/16 07:51:06
ID:W1juvrVeeQ
今日の更新の前に、改めてパラドキラーの特殊能力について
同じように特殊な計算式を使うゾンビ犬は噛み付き『攻撃』なので動作自体がそのままダメージへと繋がりますが、パラドキラーの場合は捕獲『行動』なので動作そのものは攻撃へと繋がらない、と言うイメージで描写していた積もりでしたが、上手く描写できていませんでした
この場を借りて、お詫びします
なので以降、パラドキラーの特殊能力は
(改訂前)
『大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる
また、自身の攻撃力が相手の防御力を下回っていた場合、1回だけ確定でダメージを与えた上で即座に終了する』
(改訂後)
『大ぶりな鎌で相手を捕まえる。1D10の回数分、次のターンから防御力を無視して攻撃できるが、与えられるダメージは半分となる
また、自身の攻撃力が相手の防御力を下回っていた場合、1回だけ確定で“1D攻撃力✕0.5”のダメージを与えた上で即座に終了する』
上記のように再度改訂させていただきます
設定が二転三転どころか四転も五転もしていますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです
673 :
134ターン目(と言う訳で、本日の分です)
2024/10/16 07:59:06
ID:W1juvrVeeQ
「うぅ・・・痛いよぉ・・・助けてぇ・・・お姉ちゃん・・・シュヴァち・・・」
緊張感が解けてアドレナリンの分泌が止まったせいか、途端にヴィブロスを痛みと恐怖が襲う
若いを通り越して、精神的に幼い彼女はその場にへたり込むとめそめそと泣き始めてしまったのだ
「――――」
だがそんな状態にあっても、このゲームの中に形作られた悪意は容赦などしてくれない。しかし幸運なことに、ヴィブロスはその場から動かなかったため、少なくとも今はそれを免れたのだった
(ヴィブロスはトラップを回避した!)
674 :
135ターン目(わーお・・・)
2024/10/16 08:17:44
ID:W1juvrVeeQ
「・・・・・・だめ。もう行かないと・・・」
いつまでも泣いている訳には行かない。幼心に改めて決意を固めたヴィブロスは、もう一度立ち上がる
だが運命の神はまだ遊び足りなかったようだ
「あぎゅっ!?」
手すりか壁か、それとも床か。あるいはどこかにセンサーが仕掛けられていたのか。再びヴィブロスの身体に文字通り電流が走ったのだった
(トラップ発動! テーザーセントリーだ!! 1D6の数値分、行動不能に!)
(今回は5ターンの間、行動できない! 装備も落としてしまうので防御も攻撃も、耐えることも出来ないぞ!)
(ヴィブロスの防御力41→11)
675 :
136ターン目
2024/10/16 08:19:05
ID:W1juvrVeeQ
「あっ・・・や・・・」
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(エリア移動失敗)
(しびれが取れるまで、あと5ターン)
676 :
137ターン目
2024/10/16 08:20:03
ID:W1juvrVeeQ
「うぅ・・・なんでぇ・・・」
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと4ターン)
677 :
138ターン目
2024/10/16 08:22:21
ID:W1juvrVeeQ
「あ・・・ちょっと楽になってきたかも・・・」
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと3ターン)
678 :
139ターン目
2024/10/16 08:27:58
ID:W1juvrVeeQ
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン)
「よし・・・段々感覚が戻ってきた・・・? 今何か・・・」
電撃を喰らってから少しして、僅かながらも身じろぎできる程度にはヴィブロスも回復してきた
だが安心しかけたのも束の間。ひたひたと何かが歩いてくる気配を彼女は感じ取っていた
「来て・・・ひっ!?」
頭を動かして視線を正面に移すと、そこにはゆっくりと歩いてくるトカゲのバケモノが。その視線は明らかに、自分を見据えているのは明白だった
(リザードマンが現れた! 次のレスでステータス)
679 :
139ターン目
2024/10/16 08:31:41
ID:W1juvrVeeQ
「・・・・・・」(ニヤリ
「ひっ・・・!? 今、笑って・・・!?」
(LP17、攻撃力56、防御力93)
(次のレスより、戦闘・・・できるのか怪しいなこれ)
680 :
140ターン目
2024/10/16 08:34:12
ID:W1juvrVeeQ
(ヴィブロスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン)
(リザードマンの攻撃!)
(攻撃値53-防御力11-精神力0=42のダメージ!)
(ヴィブロスの残りLP9→0)
(ヴィブロスは力尽きた・・・)
681 :
GAME OVER・・・
2024/10/16 08:47:16
ID:W1juvrVeeQ
「やだ・・・来ないで・・・来ないでぇっ・・・」
あともう少しで身体のしびれが治まる。心理的には最悪とも言えるタイミングで現れたリザードマンを前に、ヴィブロスは必死になって逃げようとする
だがその行為はなまじ中途半端に動けたばかりに、リザードマンの嗜虐心に火を付けることとなった
鋭い爪でまずボディーアーマーを引き剥がし、続いて着衣をゆっくりと裂いていく。
「やっ・・・やだ・・・やだぁっ!!」
そうしてあられもない姿にされたヴィブロスに、リザードマンが迫る。これから起きるであろう惨劇は・・・ここで語るべきではないだろう・・・
682 :
GAME AFTER・・・
2024/10/16 08:52:09
ID:W1juvrVeeQ
相当粘ったけど・・・な、ヴィブロス編でした
バグという名の
>>1
のポカ&ガバをも味方につけてずんずん進んでいきましたが、ここへきてリタイアとなってしまいました
さて、このスレッドも一人当たりのレス数を考えると次が最後のプレイヤーになりそうです
今回は
>>683
から最大
>>688
までの書き込みで指定されたウマ娘の中から、ダイスで決めようと思います
締め切りは、金曜日(10/18)までです。それではみなさん、ごきげんよう
683 :
閲覧者感想
2024/10/16 09:32:47
ID:9zoUPcIQAs
更新お疲れ様です!
テーザーセントリー、エグっ!? 多い多い言われたヤエノムテキ(5回:最終到達エリア15)よりさらに多い【7回(最終到達エリア16)】もテーザー受けてる!?
>>498
(17T)、
>>576
(69T)、
>>589
(79T)、
>>608
(94T)、
>>621
(102T)、
>>660
(128T)、
>>674
(135T)
ヴィブロス、お疲れさまでした…ゾンビの溶解液(
>>603
)やっぱりヤバイな…
次が最後か…左耳飾りの子が(盾持ちで)活躍してるって流れを引き継ぎたい感じ…
頼んだ!【カワカミプリンセス】!
684 :
683セルフ訂正
2024/10/16 10:02:37
ID:9zoUPcIQAs
>>608
(94T)はガス噴射装置だった(「テーザーセントリー」の文字と並んでたためカウントしてしまった)
正しくは【6回】だった。それでもヤエノより多い
685 :
>>1
2024/10/21 13:27:17
ID:tsh1FEBoQQ
(一応ギリギリまで待ってみましたが、それから書き込みがないので
>>683
のカワカミプリンセスで決定とさせていただきます。ゲームスタートまで、もう少しお待ちください)
686 :
導入1(今回の更新です)
2024/10/29 09:55:35
ID:XiL5TJxy8.
「ひっく・・・えぐっ・・・」
「ヴィブロス・・・その、そろそろ離れてくれないかな・・・?」
「や!」
「えっと、そろそろボクはトレーナーさんに呼ばれてて行かないと・・・」
「やー!!」
「ヴィブロスさん、よっぽど怖かったみたいですね」
「これはまだまだ改良が必要みたいね」
「ところでダイヤ、次のテスターだけどもう始めてる?」
「はい! カワカミプリンセスさんですね、どう攻略するか見物です!」
―
森の中に静かにたたずむ謎の洋館。既に多くの犠牲者(プレイヤー)の血を吸ってきたこの洋館も、さすがに静かになってきたようだ・・・
「どぉっせいやぁっ!!」
だが突如としてその静寂が破られ、否、扉と共に粉砕された
それを成した者の正体は、カワカミプリンセス。一度走り出したら止まらない、弾丸プリンセス系ウマ娘だ
「姫たる者、この程度の障害はブチ抜いて見せますわよ!! って、あら?」
ダイナミックエントリーをかましてくれちゃってもう・・・はてさて、彼女はこの洋館を攻略できるのか、注目だ
(LP74、攻撃力92、防御力65)
(続いて、精神力と武器選択ロール)
687 :
導入2
2024/10/29 10:06:43
ID:XiL5TJxy8.
「随分大きなピストルですのね。姫たる者、何でも熟して見せますわ!!」
扉の直ぐ側に置かれていたアタッシュケースから、自動式のハンドガンを手に取ったカワカミプリンセス
強力な銃弾を使用する、特別なハンドガンのようだ
武器を手に入れたことで、彼女は意気揚々と洋館の奥へと踏み込んでいくのだった
(精神力20。武器はマグナムとなりました。出目6が出たので、攻撃回数が6から7に増えます)
(最終ステータスはLP74、攻撃力122、防御力65です。それでは、ゲームスタート!)
(マグナムはデフォルトだとリボルバー、攻撃回数が増えた場合はオートマチックをイメージしてもらえば)
688 :
1ターン目(なんでや!!)
2024/10/29 10:15:16
ID:XiL5TJxy8.
「・・・随分静かですわね。さっきのワンちゃん(ゾンビ犬)達みたいなのがいると思いましたのに」
ハンドガン、もといマグナムを手に廊下を進むカワカミプリンセス
彼女の思い描く“姫”とは真逆のシチュエーションに、警戒心を高めているようだ
「何が出てくるかわからないですわね・・・ならば!」
何がどうして“ならば!”なのか、彼女は直ぐ側にあったドアを開けようとした。その瞬間
「とろぴっ!?」
突如としてカワカミプリンセスの身体に電流が走る。彼女が掴んだドアノブに仕込まれていたセンサーが作動し、テーザーセントリーによって撃たれたのだ
(トラップ発動! テーザーセントリーだ! 1D6の数値分、動けなくなるぞ!)
(この状態では、攻撃も防御も耐えることもできない!!)
(今回は4ターンの間、行動不能に!)
689 :
2ターン目
2024/10/29 10:16:35
ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと4ターン)
「びびび・・・しびれ・・・」
(エリア移動失敗)
690 :
3ターン目
2024/10/29 10:17:37
ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと3ターン!)
「うぅ・・・なんでこうなりますの・・・」
(何も起きなかった)
691 :
4ターン目
2024/10/29 10:18:44
ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと2ターン!)
「少しは楽に・・・でも動けませんわー・・・」
(エリア移動失敗)
692 :
5ターン目
2024/10/29 10:24:44
ID:XiL5TJxy8.
(カワカミプリンセスは身体がシビれて動けない!)
(しびれが取れるまで、あと1ターン!)
「うぅ・・・やっと身体が動くように・・・!?」
身体のしびれも治まり始めたので、周囲の状況を確認するためにカワカミプリンセスは起き上がろうとする
だがそうしたことで彼女の視界に、見覚えのあるシルエット―ゾンビ犬のそれが入ってしまったのだった
(ゾンビ犬が現れた! 次のレスでステータス)
693 :
5ターン目(少し短いですが、今回はここまでとします)
2024/10/29 10:26:43
ID:XiL5TJxy8.
「Woooo・・・」
「こ、これはピンチですの・・・!?」
(LP43、攻撃力70、防御力89)
(次のレスより、戦闘開始!)
694 :
閲覧者感想
2024/10/31 22:15:59
ID:9KzAz7Yhd6
・カワカミ基礎能力強いヤッター♪
・ここまで出なかったマグナムがついに出番
・テーザーセントリーがここでも猛威を振るう!
・いきなり決定打がでない泥試合の予感
695 :
6ターン目(今回の分です)
2024/11/05 10:48:45
ID:tdUiXoby6I
(カワカミプリンセスのしびれが取れた!)
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値52-防御力89+精神力0=ダメージはない!)
「そこですわぁっ!!」
幸運にも直ぐに起き上がることが出来たため、間合いに入られる前にカワカミプリンセスはマグナムを構えて発砲する
凄まじい銃声と反動はウマ娘といえども、慣れていなければ大きく仰け反るほどだ
そのために銃弾は明後日の方向へ飛んでいき、ダメージを与える事はできなかった
(マグナムの反動により、防御力-10を一回適用)
696 :
7ターン目
2024/11/05 10:53:04
ID:tdUiXoby6I
(ゾンビ犬の特殊能力! 噛み付き攻撃! 1d20の数値分、追加でダメージを与えるぞ!)
(今回は3の追加ダメージ!)
697 :
7ターン目
2024/11/05 10:59:56
ID:tdUiXoby6I
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値26-防御力65+防御力ダウン10-精神力20=ダメージはない!)
「Bowwow!!」
「うぉっちゃぁっ!?」
銃撃に怯むことなく、勢いよく飛びかかってくるゾンビ犬
それをカワカミプリンセスは、素っ頓狂な声を上げながらも見事に回避してみせた
「姫たる者、この程度は楽勝でしてよ!!」
698 :
8ターン目(残弾7→6→5)
2024/11/05 11:06:05
ID:tdUiXoby6I
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値40-防御力86+精神力0=ダメージはない!)
「当てて見せますわよぉっ!!」
両手でしっかりと保持し、もう一度マグナムを撃つカワカミプリンセスだが、今度はゾンビ犬の身のこなしをもって銃弾は避けられてしまった
「むぅ・・・やりますわね・・・!」
(次ターン、防御力-10)
699 :
9ターン目(早くも千日手に思えてきた・・・)
2024/11/05 11:39:20
ID:tdUiXoby6I
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値55-防御力65+防御力ダウン10-精神力0=ダメージはない!)
「Gyaoooow!!」
「はっ!」
再び飛びかかってくるゾンビ犬。カワカミプリンセスは冷静にそれを見切り、攻撃から逃れる
戦闘は、膠着状態に陥っていた・・・
700 :
>>1
2024/11/05 11:41:07
ID:tdUiXoby6I
(ちょっとお知らせです)
(次の更新でどちらもダメージが与えられなかった場合、システムトラブルとして戦闘を強制終了させます)
(その上で、こういった膠着状態に陥った際の救済措置を検討したいと思います。それでは、今回は短いですが、ここまでとします)
701 :
閲覧者感想
2024/11/06 19:55:19
ID:pDJStPXJmY
>>694
で想定した通りの泥試合に。
ここまま続けたら
『【高い基礎攻撃値が仇となり逃げることが許されず】、反動の強いマグナムの連続使用で疲弊していく姫に対し、プログラムゆえ疲れることを知らないゾンビ犬がじゃれつくかのように少しずつアーマーや衣服を剥いでいき…ゲームオーバーへ』
とかいう未来が想定されて(すこしえっち)
%で見ると攻撃成功確率どちらも3割以下(姫有利)だけど出目55以上が安定してでるならゾンビ犬有利
相手の防御無視でダメージがとおる「防護盾&小型ハンドガン」がシステム上最強武器ていう理由の裏付けに
702 :
10ターン目(今回の分です)
2024/11/08 21:51:00
ID:lNwjCAVCSQ
(
>>701
一応、システムとしては『マグナムを撃った反動で姿勢が崩れて一時的に防御力が下がる』なので継続的な防御デバフではありません、と明言しておきます)
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値91-防御力86+精神力0=5のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP43→38)
(攻撃の反動により、カワカミプリンセスの防御力は10ダウン)
(残弾5→4)
「いい加減にっ!!」
「!?」
狙いを定めて再びマグナムを撃つカワカミプリンセス。その放たれた銃弾が、遂にゾンビ犬の身体を捉えた
だが命中はしたもののダメージは大したことは無く、まだゾンビ犬は健在であった
703 :
10ターン目(今回の分です)
2024/11/08 21:51:45
ID:lNwjCAVCSQ
(精神力ダイスの画像が抜けてました。すみません)
704 :
11ターン目
2024/11/08 22:15:54
ID:lNwjCAVCSQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値7-防御力65-精神力0=ダメージはない!)
「Gyaoooow!!」
「当たりませんわよ!」
傷つけられた怒りを顕わにして、飛びかかってくるゾンビ犬をカワカミプリンセスはひらりと避けてみせる
状況は多少彼女の側に傾いたが、依然として油断はできない
705 :
12ターン目
2024/11/08 22:31:44
ID:lNwjCAVCSQ
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値12-防御力86+精神力0=ダメージはない!)
(射撃の反動で、カワカミプリンセスの防御力が10ダウン)
(残弾4→3)
「どんどん行きますわよ!!」
それでも多少は余裕が出てきたのか、もう一度マグナムを構えてカワカミプリンセスは発砲する
しかし先ほどのはラッキーパンチだったのか。銃弾はまたしても外れてしまった
706 :
13ターン目
2024/11/08 22:34:08
ID:lNwjCAVCSQ
(ゾンビ犬の特殊能力! 噛み付き攻撃! 1D20の数値分、追加ダメージを与えるぞ!)
(今回は14の追加ダメージ!)
707 :
13ターン目(短いですが、今回はここまでとします)
2024/11/08 22:50:48
ID:lNwjCAVCSQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値49+追加ダメージ14+防御力ダウン10-防御力65-精神力0=8のダメージ!)
(カワカミプリンセスの残りLP74→66)
「Grrrrrr・・・!」
「なかなかやりますわね・・・!」
「Gyaoooow!!」
「なっ、えっ、きゃぁっ!?」
緊迫した状況が続く中で息が続かなかったのか、思わず足をもつれさせてしまうカワカミプリンセス。その瞬間をゾンビ犬は見逃さなかった
勢いよく飛び込んだかと思えば、彼女の腕に噛み付いたのだ
「いったっ、猪口才な!!」
犬歯が肌に食い込み、出血したことを示す赤いエフェクトを散らせながら、カワカミプリンセスは相手を振り払う
戦いは第二ラウンドへともつれ込みつつあった
708 :
14ターン目(今回の分です)
2024/11/18 11:41:40
ID:w184ATp0rQ
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値99-防御力86+精神力20=33のダメージ!)
(ゾンビ犬の残りLP38→5)
(残弾3→2)
(次のターン、防御力-10)
「撃ち抜きますわよぉっ!!」
「Gyaow!?」
痛みがかえって意識を研ぎ澄ませたのか。カワカミプリンセスが放ったマグナムの一撃は寸分違わず、ゾンビ犬の身体を捉えていた
弾丸は彼の身体を大きく抉り、大ダメージを受けたことを表すエフェクトが激しく飛び散る
一瞬で天秤が、傾いた瞬間だった
709 :
15ターン目
2024/11/18 11:44:44
ID:w184ATp0rQ
(ゾンビの特殊能力! 噛み付き攻撃! 1d20の数値分、追加ダメージ!)
(今回は9のダメージを追加するぞ!)
710 :
15ターン目
2024/11/18 11:50:03
ID:w184ATp0rQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値50+追加ダメージ9-防御力65+防御力ダウン10-精神力20=ダメージはない!)
「Bowwow!!」
「当たりませんわよ!」
撃った隙を狙って、もう一度飛びかかるゾンビ犬
だが傷を負った身体ではろくに動けず、攻撃はあっさりと避けられてしまった
711 :
15ターン目
2024/11/18 11:51:36
ID:w184ATp0rQ
>>710
(すみません、二枚目の画像が間違ってました。正しくはこちらです)
(精神力の数値の4分1以下で精神力補正が適用されますので、計算はそのままで)
712 :
16ターン目
2024/11/18 11:55:33
ID:w184ATp0rQ
(カワカミプリンセスの攻撃!)
(攻撃値74-防御力86+精神力0=ダメージはない!)
(残弾2→1)
(次のターン、防御力-10)
「もう一撃!!」
チャンスとばかりに再びカワカミプリンセスは発砲する
だが先ほどと異なり、銃弾はまた明後日の方向へ飛んでしまうのだった
「どうしてですのぉ!?」
713 :
17ターン目
2024/11/18 11:56:38
ID:w184ATp0rQ
(ゾンビの特殊能力! 噛み付き攻撃! 1d20の数値分、追加ダメージ!)
(今回は16のダメージを追加するぞ!)
714 :
17ターン目(短いですが、今回はここまでとします)
2024/11/18 12:02:09
ID:w184ATp0rQ
(ゾンビ犬の攻撃!)
(攻撃値45+追加ダメージ16-防御力65+防御力ダウン10-精神力0=ダメージはない!)
「Gyaoooow!!」
「!!!」
持てる力を振り絞り、ゾンビ犬の身体が宙を舞う
狙われるは一点、急所だと言うことを悟ったカワカミプリンセスは、咄嗟に置かれていたモップを手に取る
そして噛み付いてきたゾンビ犬の顎をそれで受け止めたのだ
「くっ、嘗めないでほしいですわね!!」
モップを振るい、ゾンビ犬を振り払うカワカミプリンセス
その額には、嫌な汗が浮かんでいた
715 :
--確認事項--
2024/11/18 12:23:18
ID:ci56hYc7Ao
『攻:ゾンビ犬(45+19=64)』-『防:カワカミ(65-10=55)』=+9
716 :
>>1
2024/11/19 00:14:25
ID:Ogq/j0MwOY
>>715
(ご指摘ありがとうございます。次回の更新で訂正しておきます)
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