うまぴょいチャンネル
>
ウマ娘BBS
▲
|
全部
|
前100
|
次100
|
▼
SS:はっ、必死に努力し続けたら誰でも三冠ウマ娘になれるってか?
1 :
お前
2025/04/12 04:23:15
ID:P/2vHxlbPE
・独自解釈独自設定を含みます。おおらかな人だけどうぞ
・細かい部分が気になる方はこの先はご覧にならない事をお勧めします
彼はそう笑った
傑作だというように、私を嘲るように
そして続けた
――そんなんでなれるわけねえのは、お前が一番分かってンじゃねえのか?
――ココの連中はみんなみーんな、お前のいう一生懸命な努力をずぅっとずぅっと続けてるぜ?
――で、その結果そいつらはG1はもちろん、メイクデビューも未勝利戦も勝てねえのが半数ってとこだ、そいつらは一生懸命努力してなかったのか?
彼は睨むように、でもまっすぐに私を見ていた
私は答えた
「それでも――私は三冠ウマ娘になります」
349 :
トレーナー君
2025/04/27 13:05:41
ID:GZdQk8zpz.
――コーエイボーガン
1400Mのメイクデビュー以来1勝クラスで苦戦してたが契約トレーナーが不慮の事故で契約を現トレーナーに依願譲渡。 堅実なチームトレーナーではなく自由性を重んじるトレーナーの元で、レースも自由にやらせたところ
とハナを取り合う逃げに転向したところ強烈なスピードある逃げで連勝
夏にはG3まで三連勝で奪取
――私も
――ミホノブルボンさんみたいになりたい
🍚「動画ありますよ、ほら」
『……良いスタートしますね。 スタートというか出た直後の加速とか――これブルボンのスタートと同じ走法じゃん。よくこんな加速真似できたな』
🕷️「たしかに思い切りのいいレースだしこのスピードは脅威ですねえ
――でも、マイルまででしょう?」
🍚「まあ、スタミナは未知数ですね。 ただねえ、…欲しくないですかマチタントレさん」
――菊花賞でミホノブルボンの前走る逃げウマ
『………』
🕷️「あーあーあーなるほどそりゃ欲しい滅茶苦茶欲しい。」
『こンのタヌキども……』
🍚「いやあ、ライバルが増えるのは勘弁願いたいけどね、この子にはぜひとも頑張ってほしいねえ――妥当ブルボンのためにね」
🕷️「大丈夫だよおブルトレくうん、タヌキは本人の前でこんな話しないよお」
『くそっ、このオヤジども!』
🌻「あはは、でもさマスターくんって普段結構激しい気性なのに結構礼儀ただしいよね。 ボクみたいなのでもずっと敬語だし」
🌸「そういや俺にもちゃんと先輩扱いして敬ってくれるよなー良い後輩だようんうん。 口が悪いだの粗暴だのって評価あるけど」
🕷️「どっちかっていうとむかーしの体育会系だね。 熱血根性系だけど上下関係きっちり学んでるタイプ」
350 :
使い魔
2025/04/27 13:31:26
ID:GZdQk8zpz.
🌻「実際さ、菊花賞に望むブルボン陣営からしたらどうなの? ライバルとかそういうの」
『そりゃライスシャワーとマチカネタンホイザですよ。
マチタントレさんには悪いッスけど特にライスシャワーですね。あのダービー2着は結構怖い走りでした。』
🍚「いやでも4バ身差以上の大敗ですよ? いやあウチのライスなんて全然」
『あの直線で最後までブルボンについてきたのはライスシャワーとマチカネタンホイザだけです。 で―――ライスシャワーの方が近かった。 最後まで潰れなかったのも前に居たのではライスシャワーだけです。』
『うちは少なくともライスシャワーのダービーを滑り込み最低人気のおこぼれ2着とは思ってないです。 実力でダービー2着に切り込んできた現時点で最強のライバルです』
🍚「――まいったね、油断してもくれやしない」
🕷️「おいおいおいおいうちも入れておくれよお寂しいよお。 タンホイザちゃんは凄いんだよ? ほんとだよ?」
351 :
マスター
2025/04/27 14:00:15
ID:GZdQk8zpz.
『あ、そうだ。 もう一個皆さんに聞きたいことってあるんスよね――男として』
🌸「お? また男トークですかいいですねいいですね」
🍚「いやあいいねいいね、こういう話女の子の前でしたらもうセクハラだからね」
🕷️「真面目にクビだとか懲戒あるよねえ、世知辛い世知辛い」
『皆さんって――ウマ娘のケツに――興奮します?』
🌻「あー、ま、まあうん。 言いたいことはわからなくはないかな」
🌸「めっちゃ興奮する。正直バレないギリギリでめっちゃ見てる、フトモモとかチチシリとか!」
🕷️「うーん、正直職業病みたいなもんだよね、若い時は結構気にして指導してたけど今もう調子だとか脚の動きだとかしか見てないな。 意識したことすらないかも」
🍚「だよねえ、ブルボンちゃんのお尻ってすっごいなあって口にはするけどえっちな意味じゃないもんね。
でもあの尻はほんとすごいよ訓練と筋肉であんなにごっつくなるものなんだって知ったねえ」
🕷️「わかるわかるぅ、えっちな意味じゃなく指導者として興奮するよねえあれ」
🌸「皆さんってどんなトコがいいんですか? ほらライトハローさんのおっぱいとか、桐生院さんのような爽やか清楚とか」
『そりゃあライトレ先輩はオジサマと呼んでくれるロリじゃないの?』
🍚「私は妻帯者だよ!? 」
352 :
トレーナーさん
2025/04/27 14:07:27
ID:GZdQk8zpz.
🌸「いや実際チチシリフトモモに興奮しないならどこがポイントなのかって気になるじゃないッスか!俺はもうチチシリフトモモ大好きだしバクシンオーみたいなすっきりもライトハローさんみたいなワガママ大盛りボディもだい好きっす!」
🕷️「あっはっは、正直だねえバクトレくんは。」
🍚「私はそうだなあ、清楚というか奥ゆかしい子だなあ。 見た目はあまり気にしないほうでね」
🌻「僕も大人しかったり、でもちょっと芯があって一生懸命な」
🌸「はいはいニシノフラワーちゃん乙」
🌻「ちがいますよお! そうじゃなくて」
『実際、ニシトレ先輩ってフラワーちゃんとどこまでいったんですか?
付き合ってんでしょ? 一応トレーナーも学園も見て見ぬふりっすけど』
🌻「ええええええっ!?バレてるの!?」
🍚「バレてないと思ったの!?まずは最初に」
353 :
ダンナ
2025/04/27 14:22:45
ID:GZdQk8zpz.
……………
―――えええええっ!?
🕷️「いやあそれは駄目なんじゃないかなフラトレくん」
🌸「あーあ、ついにトレセン学園から犯罪者が」
『いやでも同意の場合って情状酌量とか減刑ってあるんですかね』
🍚「そりゃあニシノフラワーくんに頭あがらないよねえ」
🌻「まってくださいよ! 僕から誘ったり襲ったりしてないですよ!?」
『最近の女の子って肉食ですよね、でも犯罪になるのはトレーナーですよ先輩』
🌻「やめてよ!? いやほんとやめてよ!?」
🌸「でも実際理不尽スよね、だって担当側は性的知識もあるし性徴も迎えてて彼女ら自身に男性への性欲とかあってヒトミミはウマミミに勝てないのにそれで男が罰せられるって」
🍚「なんというか少女は清らかなものでそういう不純な事を考えてないっていう前提はあるよねえ、あと指導者、聖職者とよばれる人らを人間扱いしてない。
欲は人間にはあるようんうん」
『あきらめましょう、100%男に非がなくても事がおこったらそれは浮気なんですよ先輩がた』
🕷️「まって我々はまだ間違いおかしてないよ?」
🍚「そうだよ、それいったらこの中でニシトレの次にでっかい矢印をむけられてそうなのはブルトレ君じゃないか!」
354 :
お姉ちゃん
2025/04/27 15:38:34
ID:GZdQk8zpz.
『いや、実際問題起きたらブルボンの三冠も消えるんスよ? 俺だってトレーナー人生終わるし手出せるわけないでしょ?』
🌸「でもさ、実際どうなの?ブルボンちゃんの事、好み好み?」
『はあ、なに言ってんスか――めちゃくちゃ好みに決まってるでしょ?』
🌻「あ、やっぱりそうなんだ」
🕷️「でもさっき、お尻は興奮しないよねって話してなかったっけか」
『いやブルボンのケツは凄いけどそれは競争としてやっぱすげえなって思いますよ、逆にソッチの意味で興奮はしないんですが』
🌻「好みのタイプなんだ」
『めちゃ好みっすね。 腰細いのも好きだし胸大きいし。 小柄で可愛い少女ってよりちょっと美人ぽいナイスバディのほうが好きなんすよね。
しかも――グイグイくるでしょ? 実はああいうのが好きなんスよね』
🍚「うわあ、好みドストライクじゃんブルトレ君」
『そうなんすよ! なのに絶対手を出しちゃいけない対象なんですよ?
それなのにあんなにグイグイくるんですよ? 間違い犯す前に俺夜逃げしようと思ったことありますよ?』
🌸「ぶはは、いいじゃん手出しちゃって。 俺も3600M走るまでずっと面倒見るって言ってもうシちゃいましたし」
🍚🌻🕷️『え』
355 :
トレーナー
2025/04/27 15:49:56
ID:GZdQk8zpz.
『え、ちょっとまってバクトレ先輩アンタも担当に手をだしたの!?』
🌻「い、言っとくけど僕は自分から出してないからね実質襲われてるようなもんだからね!?」
🕷️「あのね、さすがに自発的にはやばいよおバクトレくん。」
🌸「え? え? だってダストレもロレトレもフジトレも」
『あーあーあーあー学園の治安も風紀もめちゃくちゃだよ』
🍚「私ら妻子持ちでよかったねえ」🕷️「ええまったくまったく」
🌸「でもさ、そのブルボンちゃん――三冠にお熱なライトハローさんいるじゃん? ブルトレ君的にどうなのよ、酒呑みだけど」
🌻「あー、おっぱい好きだとかならライトハローさんって結構好みなんじゃない?」
『あー、それは、その…正直めっちゃ好みです。
ライトハローさんって身体じゃなく雰囲気とか柔らかいでしょ?おっとりというか包容力ありそうな。 』
356 :
トレーナーさん
2025/04/27 16:08:44
ID:GZdQk8zpz.
正直めっちゃ好みです
正直めっちゃ好みです
正直めっちゃ好みです
――正直、めっちゃ、好み、です
🍚「ブ、ブ、ブルボンさん気をたしかに持って」
🕷️「だめだよ大声だしちゃ、バレるよ!?」
🤖「…………………」
🌻「これはだめです、一度部屋に撤退しましょう」
🌸「バクシンてき撤退、バクシン的撤退、後ろへバクシンですよ」
🕷️「ま、まああれだよ。 ブルボンさんが滅茶苦茶好みってのも事実なんだよ?」
🍚「そ、そうだよマスターさんにとってはブルボンさんもそういう対象なんだよ?」
🌸「はっはっは、レースというのは先にゴールしたものの勝ちです! ようこそヴィクトリー倶楽部へ!」
🌻「うーん、これはちょっと急がないと横からかっさわれますね。
もう少し見ていたかったのですが」
🕷️「でもさ、そもそもライトハローさんがブルトレさんを狙ってるかどうかはわからないんでしょ?」
🍚「! そ、そうだよ、ライトハローさんの好みとかもあるよ!!」
🌻「……確かにトレーナーさんやマスターさんのように小柄で可愛いのが好きなウマ娘って多数派ではないかも」
🤖「まだ――私は逃げ切れますか? 教えて下さい恋愛マスター」
🌻「良いですかブルボンさん、ライトハローさんがアタックをかけてる気配はありません。 今のうちにアピールを誘惑にするんです。」
🌸「先に結ばれてしまえばこちらのものです! 恋はスプリント! 1200Mで勝ってしまえば2400も3600も浮気になってしまうんですよ!」
🤖「承知しました。アピールのギアを2段階引き上げ。 マスターを誘惑します。」
🕷️「がんばってねブルボンさん」
357 :
トレーナーちゃん
2025/04/27 16:24:04
ID:GZdQk8zpz.
合宿初日
『自由行動ッ!!』
🌻🕷️🌸🍚「へ?」
『遊んでいいぞ、ただし部屋でゴロゴロ禁止。
海で泳ぐ、砂浜で鬼ごっこ、ビーチフラッグス、ビーチバレー、なにしてもよし!
初日はレース疲労を抜きつつ各自砂浜と海に慣れること!』
🕷️「あれ意外とブルトレさん話がわかる系ですか?」
🌸「今日から吐くまでマラソンとか思ってたんですがびっくりですね」
🍚「ほんとだよ、マスターさんは竹刀を振り回しつつ原付で追いかけ回す系トレーナーだと思ってた」
🌻「あら♪ じゃあトレーナーさんあっちの岩場で泳ぎ方のトレーニングしてください♪」
『お前らの望む通り竹刀で追いかけ回してもいいぞーやってやろうかー?
シンプルに明日以降曇りが増える。 なら日光の強い今日は休養にあてたほうがいい。なので海で青春できるのは今日までとおもって全力で遊べ。
その代わりゴロゴロすればその分自分のスタミナも競争能力も落ちると思え、いいな、遊び方ぐらい考えろよ
他のトレーナーにはお前らの行動に一切口出ししないように言ってるが注意監視はしてもらってるからな』
🤖「あの、マスター」
『ブルボンは今日は俺と一緒だ、こい』
🤖「と、いうと」
『まだしてねえだろ、親父さんへのご挨拶。 お前ダービーウマ娘なのに実家に凱旋してないんだぞ』
358 :
アンタ
2025/04/27 16:41:17
ID:GZdQk8zpz.
『電話でも言ってなかったのか。 お前のお父さん、ダービー見に来てたんだぞ。 色んな理由があって控室にもいかなかったし、レース後も会おうとしなかったけど。』
そんな事を耳にしながら、実家に戻る間
とてもとてもふわふわした不思議なステータスで車に揺られていた
父の事は尊敬している、愛している。
そんな父の話す三冠の話がずっと頭から離れなくて、自分も三冠を獲りたいと思ってた。 紆余曲折あって自分はマスターに出会い本当にダービーまで無敗のまま2冠ウマ娘になった。
ダービーというクラシック最大のレースを勝った
でも
すべてが幸せ過ぎて、その実感がどうしてもない
大坂路での苦しいトレーニング、それで強くなっていく実感
マスターは優しくて、いつも褒めてくれる
大好きな人と一緒にトレーニングが出来て、今はクラスメイトとも話ができて
ニシノフラワーさんやライスシャワーさんたち――親友ができて
毎日が、すべてが幸せ過ぎて
ダービーを獲ったのも、なにかの間違いじゃないかと思って
どれに自分が嬉しいのかもわからない
『ごきげんだな、ブルボン』
「……マスターには、そう見えますか?」
『ああ、耳とか、表情とか、色々な。 最近のお前はなんか幸せそうだ。
最初の頃の三冠ばかり言ってた頃とは違う。 レースで勝ててるかどうかじゃなく、毎日が充実してそうだ』
「はい」
「私は――マスターのおかげで、一番幸せです」
359 :
大将
2025/04/27 17:05:46
ID:GZdQk8zpz.
ブルボンの実家につくと、畳のしきつめられた大広間に通される。
親族会議にも使われそうな大きな和室
その中央で、ブルボン父は深く深く頭をさげた。
まるで土下座のように、しかし感謝を伝えるためにまっすぐと背をのばしたまま
「本当に、娘をここまで育てて頂いたこと、心から感謝します。 日本最高のトレーナーに娘を預けたこと、一生の自慢に出来ます。」
『頭を上げてください。 本当は無茶なトレーニングで骨膜炎の発熱が起きた時にここに頭を下げに来るべきだった事です。
――ですが、ダービーまでは――穫れました』
「本当に――娘が、三冠を。 ……ブルボン」
「はい、お父さん」
正座したままのブルボンに、膝立ちのまま近寄る。
「本当は、三冠を穫るまではと思ったが」
ぎゅう、とブルボンを抱きしめ、優しく頭を撫でる。 感極まってるのか、父の声も背中も少し震えていて
「よくやった、よく頑張ったなあブルボン――小さい頃からずっと山でハードなトレーニングをして、学園でもあんな立派な大坂路で頑張って
ほんとうによくやった、よく、やった」
「お父さん……お父さん、頑張りました、苦しい時も、頑張りました。
2400Mにスタミナがたりないかもって、苦しかった時も、頑張りました。」
親子の抱擁を邪魔するのもあれだ、自分はこのままお暇してもいい。
それを止めたのはブルボン父だった。
――ぜひ、ブルボンの話をトレーナーである貴方から聞きたい
360 :
トレーナー
2025/04/27 17:09:46
ID:GZdQk8zpz.
「前に持ち帰って頂いたバーボンは、飲んで頂けましたか?」
『ああ、はい。 とても美味しいモノでした』
「ああ、よかった。 バーボンもイケるほうでしたか。
これも年代物でしてね――お気に入りの17年モノなんですよ。 一杯いかがですか」
『ああ、 これはどうも。 んく……うわこれすご、アルコールじゃなくて薫香とかタルの香りがこう、素人の俺にもわかる』
「ははは、それは良かった。
――ところでマスターさん、今日は車でしたね?
『……え?』
――あ
――ブルボンの父親が笑った気がした
――以前ミホノブルボンが見せたような、肉食獣――捕食者の笑みを思い出した
――いやあ、飲酒運転はまずいでしょう? 三冠目前の大事な娘だ
――今日はここに泊まっていくといいですよ。
――娘も貴方をとても気にいってるようだし、なんならここに布団を二式並べて親子のように寝ても良い
――おっと、しかし私は夜は自治会の夕食会だ、もしかしたら帰れないかもしれないなあ
361 :
ダンナ
2025/04/27 17:29:57
ID:GZdQk8zpz.
『……あの、お父さん』
「ははは、貴方のような立派な男性にお義父さんと呼ばれるとは人生なにがあるかわからないな。 娘を今後ともよろしく頼みます。」
バーボンを舐めつつ、ご機嫌なブルボン父に酌をする。
しかしトレーナーには分かっている。 このブルボン父の視線はトレーナーを逃すつもりはない。 今日は絶対にここに泊めるつもりだ。
『あの、町内会でしたっけ自治会でしたっけ? 早めに帰ってきていただいて今日は親子水入らずであの広間で布団を並べては如何ですか? 』
「……おや? なかなかないですよ父親公認の同衾など」
『同衾しますといってないですが!? というか親公認でそういうことを許可しないで!? ブルボンさん高校生ですよわかってますかねえブルボンのお父さん!?』
「では、ちょっと考えを変えてくださいトレーナーさん
ミホノブルボンは今やURA、ウマ娘界を代表するウマ娘になりました。 今のままでも最優秀クラシックウマ娘は勿論、年度代表ウマ娘に選ばれてもなんら不思議じゃない。」
『いや――まあ正直そうですが』
「勿論、私は貴方とブルボンを信じてます。 菊花賞も穫れば――史上初の無敗の"四冠"ウマ娘だ。 ブルボンが夢見た三冠の夢すら超えるURA史上に永遠に残る偉業です――同時にそれは、大事な娘に大きな問題が起こる事になる」
『――大きな、問題?』
「はい、 ミホノブルボン――娘に沢山の有象無象のどこの牛の骨とも知れぬ男が接触するかも知れないということです」
362 :
トレーナーさま
2025/04/27 17:53:31
ID:GZdQk8zpz.
「親ばかなようですがブルボンは可愛く育った。 親が言う話じゃないですが体格だって良い。 容姿も知名度も実績もあるウマ娘なのだから悪い虫もつくし取材などで関係者との接点も増える。
父親ってのはね、こういう事にとても心配になるんですよ」
『ま、まあ気持ちは分かるんですが、俺――いや私だってミホノブルボンと出会うまでは底辺トレーナーですよ? 重賞どころかOP実績すら殆ど無いトレーナーです』
「いやいや、ブルボンはジュニアの頃から貴方に好意を抱いていた。
娘を溺愛する父親が、「お父さんみたい」だと言う相手を拒否なんかできませんよ。 それに――まあ、父親が言うのも恥ずかしい話ですが、ブルボンのアプローチをずっとかわし続けてるそうじゃないですか。
貴方は遊び気分どころか、一時の過ちでブルボンに手を出すような男じゃない」
「父親として、そんな男に娘を任せたら安心だと思うのは当然でしょう?
気に入っただけで17年もののバーボンを差し上げるほど私だって耄碌しちゃいない」
363 :
マスター
2025/04/27 18:11:33
ID:GZdQk8zpz.
「まあ、まあ、ここからは父とかトレーナーとかではなく男同士の酒として呑みましょう。 なんなら割るための炭酸水をもってきましょうか? ここは海がすぐそばだし魚も美味しいんですよ」
『あ、ども……』
「実際ねえ、脚一本とはいえ担当の脚一本くださいなんて挨拶をしにくるトレーナーなんかいやしない。 ウマ娘に故障なんかつきものだよ、レースの故障で一生あるけなくなっても病院で頭を下げて終わりだってある。
こうして脚一本預けてくださりありがとうございましたなんて挨拶なんかしやしない。
毎日毎日親ばかな父親のためにLaneでトレーニングとか調子とか報告しない。
それがただ単に――娘さんは今日も大丈夫です、怪我してません。
たったこれだけのために、毎日毎日、私を安心させるためだけにLaneを送ってくれる――娘を任せるのには十分だよ。」
『あー……あのですね。俺はそんな立派な人間じゃないし
――結婚とかそういうの、しにくいんですよね。 』
「……娘は好みじゃないかな? それとも、すでに婚約者が?」
『いやいやそうじゃないんですよ。 娘さん――ミホノブルボンはとても可愛いし好みですよ、お父さんが自慢するのもわかる。 あんな女性が年齢とかそういう問題なく付き合えたら人生バラ色でしょうね。』
「……じゃあ、いいじゃないですか。 娘も望んでる」
『いや……うーん。 俺、結構特殊な両親でして。 この"義足"、結構いいやつなんですよ。普通に無保険ならなんと4桁万円だそうです。すごいですよね』
『これが――俺の両親からの手切れ金でしてね』
364 :
トレ公
2025/04/27 18:30:56
ID:GZdQk8zpz.
『陸上にプライド持ちすぎたせいでね、脚の無い息子――ってのが認められなかったんでしょうね。 両親が家に帰ってこなくなって、ハウスキーパーさんが毎日くるようになった。
ああ、お父さんもお母さんも忙しいんだなと思っていたら別の家に住んでいた。
知ったときにはビビりましたよ、自分の子供を、なくなった脚を、見ていられなくなって別の家に行きます?』
「そんな事は、なんの問題も――君は君だし、ブルボンはブルボンだろう」
『わかんないんスよね、お父さんの気持ち、お母さんの気持ち
家族愛に満ちた関係とか――結婚の時は親族が集まるんだろうなとか。
でも、俺んとこ親族すらこないでしょ?』
『――そんなの、ミホノブルボンやお父さんの結婚式で恥かかせちゃいけないじゃないスか?
あと、そんなんだから明るく楽しい家族とか想像もできやしない。
――そんなの知らない俺のせいで、ブルボンや子供を不幸にしちゃいけないんでね』
「――怖いのか、"知らない"から」
『ええ、怖いです。 そこまで行ったら人生全部おじゃんです。
貴方に土下座しても頭残して砂浜に埋められても文句言えません。
間違いがあっちゃいけないことでしょ』
365 :
ダンナ
2025/04/27 18:42:47
ID:GZdQk8zpz.
「ふう……確かに"知らない"事は怖いな。」
目をつぶり、深く息をつく。
「私にも妻にも両親がいる。 いわゆる"普通"の家柄だ。 だから娘や家庭に普通だとかそんなことを考えたこともなかったよ。
結婚式に親族がこないのならこの家で小さな式だけあげればいい。
妻だってそんな事を気にする女じゃあない。
だが――君にとって重要なのはソコじゃないんだろうな」
嗚呼、そうか、と小さく呟いて、ブルボン父はバーボンを一気に煽った。
「真面目だな、君は。 いいじゃないか」
――いいじゃないか、遊びでつきあってしまえば
『は?』
「かまわん、父親の私が許す。 遊びで付き合ってしまいなさい」
366 :
トレーナーさん
2025/04/27 18:57:44
ID:GZdQk8zpz.
『何いってんですかお父さん。 もしかして泥酔してます?
娘が悪い男に捕まりたくないから俺とくっつけたいって話でしたよね?』
「何言ってるんだ、最初の一人目の彼氏彼女と結婚すると世の中きまっちゃいないよ。 むしろ君は責任を取ることまで考えてる。
私は君の心情まではわからない、ただ君が怯えてる事を、怖がってる事を
――失った右足以上に辛い喪失を軽んじるつもりもない。」
「だからね、ブルボンは今こんな彼氏と付き合ってるんだな
ぐらいでいいんだよ
結婚までしろ、責任をとれとか言わない。 だから娘と付き合いたいなら付き合ってしまいなさい。
――今日は帰らないから、父親公認で遊べるなんて名誉、早々ないぞ?」
『やっぱ酔ってますよね?』
「ああ、君と飲む酒は美味しい。 こんな気持ちの良い酔い方ははじめてだ」
367 :
相棒
2025/04/27 19:29:05
ID:GZdQk8zpz.
――くそ、くそっくそっくそっ
ブルボン父はよっぱらい顔で自治会の夕食会に向かった。
『あほがっ! 本当にっ! 年頃のっ!娘を放置して! 男を! 泊めさせる奴がッ!いるかああああああっ!!』
🤖「マスター、諦めてください。 父もウマ娘を嫁にしたトレーナーです
諦めて夜の新潟記念です、マスター」
『くそっ! ぜってえしねえかんな! 俺はトレセン学園トレーナーだぞ!』
🤖「トレーナーはウマ娘と結ばれるものなのです。 父も出かける前言ってました、マスターになら脚一本どころか17年モノの娘を渡して良いと」
『ああああああっ、バーボンじゃねえんだぞ娘はっ!』
広間――夜
🤖「質問ですマスター」
『なんですかミホノブルボンさん』
🤖「もしかしてマスターは特殊技能:男色 なのでしょうか?
同じ屋根の下ウマミミと布団を並べ二人きり。 しかも親の了承済です
ステータス:据え膳 ですマスター」
『耐ーえーてーるーにー決まってんだろ! ああもうめんどくせーからハッキリ言うけどお前の事をそういう風にみたいに決まってんだろ好みだし美人だし俺のこと好きだし!彼女居ない歴年齢の俺からしたらそりゃ好きになっちゃうでしょうよおおおお!!』
🤖「つまり何も問題ありませんマスター」
『耐えてるって言ったでしょお? 俺は一度の間違いでそれが当たり前のように毎日ウイニングライブとかになりたくないの!』
🤖「?? 男性はそんなことよりうまぴょいじゃないのですか」
『うまぴょいっていうな』
368 :
トレーナー
2025/04/27 19:39:22
ID:GZdQk8zpz.
🤖「そんな事よりマスター」
『最近君ロボットエミュ抜けてきてないか?』
🤖「……質問します、マスター。 先程の会話にあった好み、というのは」
『あーもー何回か話したじゃん! ブルボンは美人だしおっぱい大きいし腰ほっそいしなんつーかこういい匂いするし、そういう間違いが起こるよって事!
でも我慢してるし我慢しなきゃいけないの!
一回言ったけど卒業してそれでも気持ちが変わってなきゃにしようよ
あーもうなんで男が一生懸命ブレーキかけてんのこのポンコツ超特急』
🤖「……つまり、マスターが我慢できなくなったら喜んでということですね、承知しました。
ですが、マスターを強制的に逆ぴょいをするとマスターにバッドステータス:トラウマがつき最悪機能不全に陥る可能性があります」
『ねえええ君17歳でしょ? もうちょっと言葉を選ぼうよ生々しいよ』
🤖「なので、直接の強制は却下。 マスターが求めていただけるようモード:誘惑に移行します。」
『あの、ブルボンさん布団寄せないで近い近い近いって』
🤖「……一緒に睡眠を取るのですから、手をつなぐぐらいは許されると思います、マスター。 これは不純行為ではありません。」
『あー、はい……あのね、ブルボンさん。』
🤖「なんでしょうか、マスター」
『あのね、さっきのは嘘じゃないんスよ。 魅力がないとかそんなのじゃないから、傷ついたりしないでね。 今だってこう、めっちゃいい匂いして――そのね』
🤖「――マスター」
がばっ
『まって、ねえ待って待って待って、言ったじゃないか、強制はしないって言ったじゃないか』
🤖「マスターが悪いんです、マスターが、マスターが悪いんです」
369 :
モルモット君
2025/04/27 19:48:58
ID:GZdQk8zpz.
だそく
🌻「うわあ、ブルトレ君そんなことになってたんだ」
🕷️「……で、大丈夫だったの?」
『ええ、まあ……捕まる行為とかR18になる行為はなんとか………』
🍚「それもそれで鋼の意思すごいね君も」
🤖「マスターのフケウマ回避スキルは金スキル以上でした」
🌻「惜しかったですね♪ブルボンさん♪」
🕷️「そんなビッグチャンスでもノってくれないならもう流石に卒業まで無理じゃない?」
🍚「ら、ライスは実はBL趣味のブルトレさんが左のブルトレXニシトレでも良いと思うよ!」
🌸「はっはっは!いやしかし強敵ですねブルトレさんは! 真面目にそんな事だと合法のライトハローさん次第で差される可能性が出てきますよ」
🤖「………どうしましょう、フラワーさん」
🌻「大丈夫ですブルボンさん! 最近ウマスタのサブスクチャンネル限定でよさそうなチャンネルをみつけました! 表は超人気ウマスタグラマーなんですけど裏チャンネルですっごい実用的なの見つけちゃって」
――カワイイカレンチャン~お兄ちゃんも堕とせる誘惑テクニック~
370 :
トレピッピ
2025/04/27 19:49:17
ID:GZdQk8zpz.
ブルボン実家編おしまい
続き明日以降
371 :
お兄ちゃん
2025/04/27 23:10:20
ID:FxUFRH23t2
早くブルボンとズッコンバッコンして欲しい
372 :
貴方
2025/04/28 13:50:01
ID:9CyJPQJDhs
『ほら走れ走れ走れ走れ自分の一番キツい心拍数を維持しろ
ライスシャワー上半身ぶれてるぞ胸はって腕振れ腕!!』
メガホン片手に山の登り坂をひたすら走らされる。
ゆっくり降りていき止まることなくまた次のアップで全力疾走
🕷️「ぜはー、ぜはー、これ、きつ、きつ、きついっ」
🌸「まけっ、ぜーっ、ぜーっ、ぜーっ、まけ、ませんまけませんバクシンバクシ…ぷぁ、っ!?」
🍚「う、うわあバクシンオーさんが!? バクシンオーさんがあ!?」
🌻「これ、私も限界――かも」
『マチタンとライスはUターンして下りジョグ! 登りはダッシュで帰っていけ!
おいバクシンオーニシノフラワー、大丈夫か?』
🌸「ま、まだ…まだまだバクシン……」
🌻「い、い、い、いけます、いけ……かひゅ」
『よーしよく言った! 歩いていいからUターンして降りてそこでちょっと息の整えろ立ち止まっていいぞ。 降りて1分休憩したらダッシュで登って帰るぞ!』
「うわあ、フラワーもバクシンオーも完全に限界なのにトレーニングしつつ帰らせるんだ……えっぐ」
「太ももやふくらはぎマッサージしつつ痙攣してないからだろうねえ、心拍戻ったらそりゃ走れるけどさあ、ありゃキツいしそれ強要できるトレーナーあんまいないよね」
「こりゃあ心肺にかかる負担も精神的な負担も凄いね、トレーニングに手を抜いたら強くなれない。 一生懸命やればやるほど地獄のように辛い」
「色んな意味で潰れちゃいますよね普通――でも」
「ブルボンちゃーん! あと2本登ったらUターンだって! 同じペースでもどってこいってさー!!」
🤖「了解、ラスト2本後Uターン、同様のトレーニングをこなしつつ帰宅します。」
373 :
貴様
2025/04/28 13:51:31
ID:9CyJPQJDhs
「あの子つらそうな顔一切せずペースも落ちないんだけどどゆこと?」
「サイボーグって言葉がホントに似合うねえ、今はついてくのがやっとだよみんな」
「元からもってるものが違うんじゃなくて、ずっとずっと積み重ねてきたものの差なんだろうね――こりゃ強敵だ。 我々はこの合宿でこの差をうめないといけない」
『ほらほらほら止まるなフラワーバクシン! 下り歩いても良いから脚とめずに動け動け動け!! 出来る範囲で登り切るまでダッシュダッシュダッシュ!』
「いっやー、ブルトレさんにチーフ任せてよかったねえ。 あんなに容赦なく怒鳴れるトレーナーほんと居ないよねえ今。」
「ほんとほんと、合同だと気をつかっちゃうよね、そもそもあんなにいじめ抜け無い。」
「ああいうのだけ見てるとたしかにスパルタ、ハードトレーニングの鬼、壊し屋とか言われちゃうよね、貧乏くじっていうの?」
「あはは、実際こんだけ走っても歩調しっかりしてるしケガとか痛みないのって結構マジックですよね、ブルボンさんが丈夫なのもあるけどそれだけじゃない気もするなあ」
374 :
トレーナーちゃん
2025/04/28 13:59:19
ID:9CyJPQJDhs
『ほら頑張れ頑張れここ下ったら海だ!メシだ! かき氷だ!
よーし砂浜まで最後のダッシュ――いけいけいけ!!』
🌸「かひゅ、かふっ……かひゅっ」
🌻「あう……ぜ、ぜ、ぜ」
『よーーーしよくやったよくやったよくやったよくやった!
バクトレさーん、ニシトレせんぱーい、この子達のマッサージおねがいしまーす。
坂はトモ周りクるんでちゃんとケツまでもんでやってくださーい!』
「え、俺等がケツまでマッサージすんの? セクハラじゃん」
「え、あ、 ふ、フラワーに悪いよそんな」
『なーーーに言ってんですか、きっついきっついトレーニングしてからマッサージと担当を褒めちぎってトレーニングの疲れと疲労を抜くのはトレーナーの仕事!
ちょうどサンオイル塗ってあげながらだと滑りもいいですから
はいはいはいはいここからはトレーナーが頑張る番!』
🍚「うひゃあ、天国だよ。おじさまにライスのお尻揉まれちゃってるよお、こんなのライス結婚するしかないよお」
「あっはっは、私が20年若くて妻がいなかったらプロポーズしてたねえ」
🕷️「あ"あ"あ"、天国、極楽ぅ……トレーニング後のマッサージっていいですねえ」
「この、ぐらいだったら、帰ってからも、ふん、やってあげるよお。」
375 :
お兄ちゃん
2025/04/28 14:04:07
ID:9CyJPQJDhs
『じゃあ俺ブルボン迎えいって最後のダッシュさせてきます』
「うわあ、鬼だ鬼」
「ブルボンちゃんいつもこんな感じなのかねえ」
「いやでもさ、故障しない、やる気落ちないって前提だとミホノブルボンが強いってのは分かる気がするなあ」
🤖「マスター」
『よし、みんながいるトコで前のめりにぶっ倒れるまで燃料使い切るぞ。砂が柔らかいから前のめりにいっていい』
🤖「はい、マスター」
『よーし最後の最後の一本、行けっ! そうだそうだそうだ砂に脚とられるなしっかり下に蹴れらくして前に滑るなダッシュダッシュダッシュ!』
🕷️「……うわ」
🌸「……」
🌻「……ブルボンさん」
🍚「あぅ、…あぅ」
376 :
トレーナー君
2025/04/28 14:15:40
ID:9CyJPQJDhs
「みんなー、BBQ焼けてきたよー取って取って」
「午前がんばった分いっぱい食べてねー」
🍚「うわあ、毎日バーベキューだよ。 こんなの天国だよ。」
🌸「豪勢ですね! トレーニングとバーベキュー!」
🤖「もぐもぐもぐもぐもぐ」
『ブルボン、口拭くからこっち向け。むいむいだむいむい』
🤖「…むいむいむい……もぐもぐもぐもぐ」
🌻「はい、トレーナーさんあーんしてください♪」
🕷️「きついけど、夏の海でBBQみんなで食べれると思うとがんばれますねえ」
「これ俺等が出し合った金と学園の奨励金じゃ絶対足りなくね?」
『あー大丈夫ですよ。 ダービーとか2冠のトレーナー報奨とか最優秀東日本ジュニアのトレーナー奨励金出しますから』
「2冠だからボーナスでるのはわかるけどあれ大した上乗せなくなかった?」
『ええ、多分全部飛ぶと思います』
「マジ? いいのいいの?」
『いいっすよ、正直今ブルボンにかかりっきりだしこれ全部ブルボンのおかげでもらえた金なんで。 ブルボンって友達いなくて困ってたらしいんですよ――ほら、元々無表情に見られて怖がられるタイプだったそうなんですよね』
「あー、淡々としてるしおしゃべりってタイプじゃないもんね。 不機嫌とか怒ってるようにみられて距離置かれるのはわかるかもね。」
『だから今ってニシノフラワーとかライスシャワーがいて、マチカネタンホイザやサクラバクシンオーとこうして合宿で付き合い増やして
――青春、っていうんですかね。 こういうのさせれるなら最高に楽しい合宿にしたいなって』
377 :
マスター
2025/04/28 14:16:05
ID:9CyJPQJDhs
「……うおおお、ブルトレ!お前ホントに良い奴じゃん! よーし分かった俺のフィギュア貯金も出すからもっと肉買おうぜ肉!」
「流石に僕も出すよ。 まだ僕も独り身だしフラワーにいい思い出作ってもらいたいし」
「耳が痛いねえ、おじさんたち妻の許可がいるからねえ。」
「まあでも買い物いってくるぐらいは出来るからね、この体育会系おっさんたちにまかせなさい」
378 :
お兄さま
2025/04/28 14:26:34
ID:9CyJPQJDhs
🌻「あ、あの!ブルトレさん!」
『どうしたニシノフラワー。 しっかり腹一杯にしたか?』
🌻「午後もトレーニングしたいんです!」
🌸「勿論この学級委員長も追加トレーニングに参加しますよ!」
🌻「さっきのアップダウンも私達だけ先にバテちゃいましたし……」
『いいんだぞ、お前らは3000M走るわけでもないんだし』
🌻「ち、違うんです。 そうじゃなくて……これはレースじゃないし競争じゃないですけど――みんなと同じだけできないのは……悔しくて」
🌸「――私はスプリングSでクラシック路線を諦めました。 ですが、この合宿まで諦めたくないんです、皆さんと同じぐらいの、トレーニングはしたい。 バクシン的トレーニングを、したいです」
『……ふーむ、よし
バクトレさーん! ニシトレさーん! マチタントレさーん! ライトレさーん!』
🍚「トレーナーとペアで泳ぐんですか?」
🕷️「いやあ、いいですねいいですね。 まさかトレーナーさんと合法アバンチュールとは」
🌸「まってくださいブルトレさん!バクシン的追加トレーニングは!?」
『これもトレーニングだ。 今日はこれ以上は正直走らせたくない、結構な量の負荷が脚の骨や靭帯に掛かってるからな。
なので身体を海水でクールダウンさせつつ全身運動有酸素運動!
安全性をトレーナーに付き添って貰って泳ぐ。 浮き輪ライフジャケットを使っても良い、各自海で動き回ってしっかり心臓を虐めつつ遊ぶ』
🌻「トレーナーさん、ちゃんと両手もっててくださいね」
「うんうん、ゆっくり大きくバタ足。脚とめないよとめないよ頑張って」
379 :
トレーナー君
2025/04/28 14:42:07
ID:9CyJPQJDhs
🤖「マスター…私は」
『あ? お前も泳ぐぞ。俺もいく』
🤖「しかし、マスターの義足は海水の耐性が」
『そこでこれだ。 意外と重い巨大ゴムボート! 俺はこれ乗るから――引っ張ってくれるなブルボン。』
🤖「――はい、マスター。 ミッション:マスターを海で泳がせる。遂行します」
『よーしブルボンロボ発進だ!』
海
『そうだ、ゴムボートのローブ掴みつつ泳いで押すんだ。』
🤖「マスター」
『どうした? 今日はもうオフ同然だからゆっくり休んでもいいぞ。 ボートのるか?』
🤖「いえ、違います。 合宿は、ステータス:楽しい ばかりで不安になります。」
『なんだどうした、楽しいのに不安って何か心配事あるのか。』
「否定します。 私が知らない:楽しい:ばかりで、ステータスはハイテンションなのに、本当にこれは良いのかと心理的なエラーを抱えてしまいます」
『あー、うーん……まあ、わからんでもない。
ちょっとブルボン、休憩してボート乗れるか? 俺逆側体重かけるから。』
『いやあ、なんか青春だな。 ブルボンとこうして海で一緒にゴムボートなんかのって揺られてさ
――水着、競泳水着っぽいワンピースかなって思ってたんだ。 ほらお前の勝負服みたいな。 ビキニなんだな、似合ってる似合ってる。』
「…………本当ですか?」
『ああ、俺あんま水着萌えじゃないって言ったけど、今日はできるだけお前の胸元とかみないように気をつけてるもん。』
「……気に、なりますか?」
『……まあ、うん。
俺もさ、ダービーぐらいから結構ふわふわしてんだよ。 現実味ないっていうかさ。
だって、無敗の2冠ウマ娘でダービー圧勝じゃん? 一躍URAの主役じゃん?
そんなすげーウマ娘のトレーナーなんてさ、全然実感ねーんだよ』
380 :
お姉さま
2025/04/28 14:42:57
ID:9CyJPQJDhs
「マスターは、凄い人です。 私をダービーウマ娘にしてくれました。
スピードステータスも一流ではない、短距離でも一流でもない。そんなウマ娘を無敗の2冠にしてくれました。
マスターがいなかったら私はどうなってたかもわかりません。 学園に残ってたのかどうかも分かりません。」
『俺はお前に出会ってなかったら、一生あそこで土いじりしてたと思う。
土弄ってなんとか形だけの大坂路作ってさ、でもあれを登りきってトレーニングできるやつも、したいやつもいなくてさ
きっと専属担当もいないワンポイントの駆け込み寺をしてたんだと思う』
『俺はお前に出会えてほんと幸せだよ。
こんなに幸せな運命って、トレセンのトレーナーでも俺以外にいるのかなって感じ。 』
381 :
トレピッピ
2025/04/28 14:50:17
ID:9CyJPQJDhs
『しかもお前めちゃくちゃ美人じゃん? ウマミミって美人多いしスタイルいい子圧倒的に多いんだろうけどブルボンはその中でもめちゃ美人だろ?
そんなブルボンが俺のこと好き好きっていってくれるんだぞ?
トレーナーとしても一人の男としても急に幸せになりすぎてさ、全然実感ないんだわ。 こう――なろう系で急に人生バラ色になったらこんな気持ちになるのかなって
ありがとな、ブルボン。 お前のおかげで俺は今最高にしあわせだ。 でもふわふわは一緒だな、俺も実感なんかない。』
「マスター、好きです。 三冠の夢もですが――今はマスターのために、頑張りたいです。 マスターの作った脚は、ミホノブルボンはこんなに凄いんだと、証明したい。
毎日楽しくて、友達もできて、大好きな人と毎日をすごして
マスター、これは夢じゃないんですか?
実は目が覚めたら――私はジュニア級の、メイクデビューの前で、でも大坂路もマスターもいなくて。 私はただの短距離ウマ娘だったという結末は、ないですか?」
『ない
お前の頑張りも努力も根性も夢なんかじゃない』
382 :
お兄ちゃん
2025/04/28 14:54:08
ID:9CyJPQJDhs
『まあ、そうだな。 確かに夢で、目が覚めたらなーんもなかった。ってのは、わかるわ。 ありゃあ、嫌な気分になる。
なあ、ブルボン――今でもお話で、眠るお姫様は王子様のキスで目覚める、ってのはよく聞く話か?』
「――はい、よく聞く話です。」
『そっか、ブルボン。ちょっとごめんな』
――
――――
「――マスター」
『今は口同士でのキスはできないから、コレで勘弁な
――どうだ? 一応はお前の大好きな男のキスだけど、夢だったか?』
「――いえ、これは現実です。 夢じゃありません
夢なんかよりよっぽど幸せな、現実です」
383 :
マスター
2025/04/28 15:00:41
ID:9CyJPQJDhs
「あはー☆ ブルボンさんトレーナーさんおかえりなさーーーい☆」
🤖「……………………」
『うわあ、もう出来上がってる』
🤖「これは現実であってほしくないです」
『諦めろこれも現実だ。』
ライトハローはワンカップ片手にルンルンでブルボンたちを出迎える
🕷️「あ、ブルボンさん帰ってきた。おかおかー」
🍚「大変だよブルボンさん、私達の恋のG1に未勝利が格上挑戦だよ!」
🌻「うーんでも……あのおっぱいも美人さんぷりもむしろあっちが格上なような」
🌸「おのれ神様はなぜあんなおっぱいを大人の女にぃぃぃっ!」
「無敗の二冠ウマ娘に菊花賞で挑むライバル!
そして親友としてライバルとして別路線を進むスターウマ娘たち!
ライバルでもあり親友でもあるウマ娘の合同合宿~~~うーん青春☆
これはお酒がすすむってものです☆」
『この人365日なんか理由つけて酒のんでそうだなー』
「そーんなみなさんに和牛ステーキの差し入れです! コレ食べてスタミナつけてくださいね!」
384 :
お兄ちゃん
2025/04/28 15:46:14
ID:9CyJPQJDhs
―――うえええっ和牛!?
🌸「わ、ワギュウっ!? 伝説の食材のあのワギュウですか?」
🍚「わ、和牛のステーキとかご飯何杯たべれちゃうのかな!?」
🕷️「あれ結構量多いですがほんとあれ全部ステーキなんですか? え、ここは那須りんどう湖ファミリー牧場?」
🌻「わあ、すごいですね♪ トレーナーさん美味しいお肉ですよ一緒に食べましょう」
🤖「………………」
『どうしたブルボン、すげーぞ肉だぞ肉、さすがにあの量は俺も買えないぞすげーぞ。』
🤖「くっ、ステータス:葛藤 肉、お肉…………お肉」
「知り合いの業者さんからロスになりそうなのをいっぱい仕入れたんですよ今日のために☆ ブルボンさんも食べてください。あーん☆」
385 :
使い魔
2025/04/28 15:54:32
ID:9CyJPQJDhs
🍚「すごいよ、すごいよあふれる肉汁と脂のナイアガラファイアーだよ」
🕷️「す、ステーキソースくださいっ、もう食べたい!」
🍶「んふふ☆ マチタンさんステーキソースもいいですが、ここは一つオトナな食べ方をしてみませんか?」
🕷️「お、オトナな!? 」
🍶「そう――こうしてちょっと塩ふって、ちょっとだけお醤油たらして…………そこにわさびをこう載せちゃうんです!!」
🌸「ちょわっ!? お肉にわさびですとっ?」
🍶「それでカットして、お口に運ぶと――」
🕷️「こ、これはうまいっ! あふれる脂肪をわさびが引き立ててわさびのツンとする嫌味が和牛の脂でなくなって」
🍚「これはもう脂と和牛の特上握りだよ。 おじさまご飯大盛りでおかわり!」
🤖「むしゃむしゃむしゃあむあむあむあむ」
『あーもう口にソースついてるって、こっちむけブルボンこっち』
🤖「だめです今はステーキだすもぐもぐもぐもぐ」
『だめだブルボンが俺の言葉すらきかねえ』
🌻「あはは、でもウマミミの食事量考えたら和牛なんてなかなかむずかしいもんね」
🕷️「いやあ、しかも結構いいやつだよ? 」
🍚「私達だと結構アブラがきついもんね、トシはとりたくないねえ」
🌸「正直俺も腹いっぱい食いて―、でも流石にありゃバクシンオーたちにくわせてー」
🍶「そ・ん・な・みなさんには――はい、ビールですよビール☆ 夏の海で飲むビール最高ですよね☆」
386 :
あなた
2025/04/28 16:01:32
ID:9CyJPQJDhs
🌸「にぃし~、ニシトレぇ海、ニシトレぇう~み~」
🌸「ひがぁしぃ~、ブルトレ山、ブルトレぇやぁま~」
『ちなみにこの義足すげえいいやつなんで相撲ぐらい余裕っす、手加減いらないっすよ先輩』
🌻「もうやめよおよお、なんで僕らが相撲なんかしなきゃいけないの」
🤖「ニシトレxマスター夢のカードです。」
🌻「きゃー♪ きゃーっ♪ まさかこんなスモウがみれるなんて♪」
🍚「海は、夏は最高だよ! 今の私達はウマミミ発電機だようおーん」
🌸「はっけよぃ、のこったあ!」
『ふっ!』
🌻「く、はやっ!?」
『ふふふ、義足と思って甘く見るとぶん投げられますよニシトレ先輩!』
🕷️トレ「ニシトレくうん、フラワーちゃんがみてるよお?」
🍚トレ「後輩に負けちゃうなんて恥ずかしい弱々なとこフラワーちゃんに見せられないよねえ?」
『ふははは! だが現実は非常である! ウマミミにも勝った俺の馬力を見よ!』
🌻「わ、わ、うわわわっ」
🌸「勝負あり、ブルトレぇ山、ブルトレぇや~ま~」
『おっしゃあ! 見たかブルボン!』
387 :
お姉さま
2025/04/28 16:05:09
ID:9CyJPQJDhs
🤖「………………」
『5対1とはいえウマミミ対ヒトミミだ! 手は抜かないぞブルボン!』
「さすがに5人ならワンチャンあるよねえ、これ」
「おじさん達が前で壁になるから、全力でおすんだよ!」
「おっしゃ、トレーナーの意地ってもんを見せてやる!」
「僕だって、やる時はやるんです!」
🕷️「はいはい頑張ってくださいね。 はっけよーい、残った♪」
🍶「なんでヒトミミさんがウマミミに勝てるとおもっちゃったんでしょうね☆」
🌻「あはは♪ トレーナーがんばって♪」
🌸「トレーナーさんバクシンですよバクシーンッ!!」
388 :
大将
2025/04/28 16:08:55
ID:9CyJPQJDhs
――うおおおおおっ!
ヒトミミとは言え学園のトレーナー達
しかも2名は老いてなお筋肉ムキムキの叔父様である
『うおおお押せ押せ押せ押せ』
「いけるいけるいけるって俺らが押せてるって」
「ううううううううん」
🕷️「土俵際までおいつめましたね」
🍶「あー勝てそうです頑張って頑張って☆」
🍚「な、な、なんでトレーナーさんたちはウマミミが喜んじゃう事をしちゃうんだろうね、不思議だね」
🌻「そうですよね――本気になったら」
ピタッ
『とまってるとまってるあと一歩一歩!』
「いけ、えええっ!」
🌻「――ウマミミに勝てるわけないのに」
389 :
トレーナー君
2025/04/28 16:11:45
ID:9CyJPQJDhs
🤖「――行きます」
ずごごごごごご!
――ブルドーザーに轢き殺されるように
ミホノブルボンが前進するまま、トレーナーたちは押し返されあっさりカエルのように転がった
🕷️「はい、ミホノブルボン関のかちー♪」
『くっそー、5人がかりでも無理かあ!』
「最初から土俵際までずっと遊びかよお、強すぎんだろ」
「あっはっは、年甲斐もなく本気になっちゃいましたねえライトレさん」
「全くです、ちょっとは行けるんじゃないかとおもったんですけどね」
「ふええ、いたた」
390 :
トレーナーちゃん
2025/04/28 16:16:53
ID:9CyJPQJDhs
『俺ちょっと脚の砂はらってきちゃいますね』
と、ブルトレは離脱。日も落ちてきてそのままバーベキューパーティである
「いやあ、我々トレーナーからしても楽しい合宿だねえ」
「分かります、つーかみんな思ってたよりノリいいんスね。 もっと早く仲良くなってりゃよかったッス」
「うんうんホントホント。 ライバル同士だからトレーナーでこんな事になるとかそうそうないよね」
「ブルトレ君なんか口が悪いけど結構真面目なタイプなのかなと思ったけど結構自分から馬鹿なことしだすよね、理論型というかもうちょっとお硬いタイプだと思ってたよ」
「いやあ、それ言ったらマチタントレさんとライトレさんなんかもっと寡黙というかなんというか、こんな遊んでくれるっておもってませんでした」
391 :
トレピッピ
2025/04/28 16:20:17
ID:9CyJPQJDhs
🍶「はいはいはーい☆ お姉さん一気飲みしちゃうぞー☆」
🍚「いいのかな、ライス達はソフトドリンクだけどいいのかな」
🕷️「いいんじゃない? ライトハローさん思ってたより良い人だね」
🌻「まあそもそもライトハローさんがマスターさんをロックオンしてるって話がないですものね、この人お酒のめたらなんでもよさそうです」
🤖「…………いやしかし、この迫力ボディは」
🍚「わかるよブルボンさん。 こんなの反則だよ斤量オーバーだよ!」
🍶「きゃー☆おっぱい揉まないでくださいライトハローさん」
🌸「ええい、引退勢とはいえこんなにも駄肉を!駄肉を!」
🍶「お腹つままないでっ! お腹つままないでっ!」
392 :
お姉ちゃん
2025/04/28 16:25:00
ID:9CyJPQJDhs
🕷️「あっはっは、お疲れ様ですライトハローさん」
🍶「もう、引退したらちょっとお肉つくのは当たり前じゃないですか、ねえ?」
🍚「いやあ、でもずるいですよウマミミって。 今でも十分おきれいなシルエットですもの」
🌸「そうそう、言い寄る男多そうッスよね」
🌻「確かにライトハローさんはモテそう――というか下心ある男性凄い多そう」
🍶「ええ~☆でも私お酒大好きすぎていつもいつも逃げられちゃうんですよね☆」
🍚🌻🕷️🌸「それはわかる」 🍶「ひどっ!?」
🍶「ところで、ブルトレさんは?」
🌸「あー、あいつ脚のメンテらしいっすよ。 このぐらいじゃ壊れないし想定内だけど砂とか払ったりはしときたいって」
🍶「そうなんですか、じゃあちょっと皆さんにお聞きしたいんですけど」
🍶「――ブルトレさんって、彼女いたりしますか?」
🌸🍚🕷️🌻「…………"えっ"」
393 :
マスター
2025/04/28 16:28:31
ID:9CyJPQJDhs
🍶「ブルトレさんて優しいし、お酒も付き合ってくれてその後も飲むの逃げないし、なにより好みなんですよね。 小柄だし可愛いし、なんというかぎゅーっとしてあげたい感じで。
お酒の面倒見てもらう分、普段は私が面倒みてあげたいなー、なんて☆」
🌸「お、おう…………今正式な彼女はいねえんじゃ、ないかなー」
🍚「う、うん。そうだね社会人同士の彼女とか奥さんはいないかなー」
🕷️「あれーおかしいぞ楽しい海のはずが急に難破船航海に」
🌻「でもほら、ライトハローさんも元学園生だし――その、ブルボンさんと仲いいじゃないですか、ブルトレくんって」
394 :
お前
2025/04/28 16:31:20
ID:9CyJPQJDhs
🍶「そうですね☆ ですからニシトレさんみたいにもう付き合ってらっしゃるなら流石に横取りなんかできないじゃないですかー☆
――実際どうなんです? どうなんです? チャンスあったりしませんか?」
🍚「う、うーん? ブルボンちゃんとお付き合いはしてないよね?」
🕷️「うん、多分……ブルボンちゃんは大好きでアプローチしてるけど学生だからブルトレが逃げてる感じ?」
🌸「う、う、うん、俺等もほら絶対は言えないんだけど多分、付き合ってないの……かな?」
🌻「まって僕はフラワーとはその、いえ……なんでもないです付き合ってます……」
395 :
アネゴ
2025/04/28 16:33:42
ID:9CyJPQJDhs
🍶「きゃー☆じゃあ私もアプローチしちゃおうかな、っきゃー☆」
🕷️「うーん、困った」
🍚「ごめんねブルボンちゃん僕らヒトミミはウマミミには勝てないんだ」
🌸「ま、まあ修羅場は勘弁ですよ? ブルボンもみんなも菊花賞控えてますし」
🌻「そ、そうです! 大事な時期なんで!!」
🍶「勿論です! 菊花賞までは隠して我慢しときますね!」
🕷️🍚🌸🌻「…………うわあ」
396 :
アネゴ
2025/04/28 16:34:27
ID:9CyJPQJDhs
ミス
ライトハローさんがライトハローさんのお肉をつまんでますがライスシャワーです
397 :
お前
2025/04/28 16:34:42
ID:9CyJPQJDhs
2日目おしまい
398 :
使い魔
2025/04/28 23:33:42
ID:neoJUnpNZI
楽しそう…
399 :
使い魔
2025/05/02 00:44:10
ID:nuSezRGth2
ほ
400 :
モルモット君
2025/05/02 10:44:12
ID:fNjrK26StA
🍶「はい、ワンツーワンツー。 左手と右足、右手と左足がクロスで一本つながってるイメージです。 ワンツースリーフォーファイブシックスセブンエイッ」
🍚「な、なんか想像してたよりキツいよこれ」
🤖「ギアを一段上昇……バランスを修正」
🌸「いち、にー、さんっしっ……」
『ほらほらほら動きを緩めるな止めるな脚をしっかり上げろ砂を蹴るな脚をあげろっ!』
「いっやあ、ダンスの練習なのにこれはハードというか」
「心臓一切休ませる気ゼロですね」
「うおおお頑張れバクシンオー!すっごく綺麗だぞ!」
「ダンスレッスンってほんとやる時間とか移動とか大変だからねえ、こればかりはプロの人いるのはありがたいねえ」
401 :
トレぴっぴ
2025/05/02 10:51:39
ID:fNjrK26StA
『ほらバクシンオー、トレーナーがお前のこと綺麗だってよ頑張れ頑張れ! バクトレさん今のもっかい言って上げてくださーい!』
「うおおおバクちゃん頑張れバクちゃん大好き!」
🌸「――ふぉぉぉ! いくらでも、いくらでもステップしてやりますとも!」
🍶「テンポは上げちゃだめですよ☆ リズムに合わせてワンツーワンツー!
ワンツースリーフォー、フラワーさん頑張って胸張って頭真上まっすぐ」
🌻「ずっと、これ、きっつ――きっつ――いです。」
「ふ、フラワー!頑張って、頑張ってフラワー」
🌻「――はい、ッッ!!」
🕷️「むん、ふん、ふんふんふん、むんっ」
🍶「マチタンさんいい感じですよ! まっすぐ前見て、はい大きく飛びますさん、にー、いち!」
「タンホイザくん、あんましつらそうにしないね」
「ええ、あの子はダンスの得手不得手ってよりこういうずっと続けるの結構得意なほうなんで。 でも良いスタミナついてて良いねえ」
『実際午前あんだけ練習して午後これなんで心臓も肺活もめちゃくちゃきついはずなんですけど、みんなすげーですよこれ』
402 :
お兄ちゃん
2025/05/02 11:04:26
ID:fNjrK26StA
『じゃあ、ブルボン始めるぞ』
「はい、トレーナー……お願いします」
ブルボンの大きなお尻を鷲掴みにする。 ぴくんと跳ね上がるブルボンの背中
「あ、あの――私の臀部――おしりは、固くなっては居ないでしょうか?」
『そんなこたあないぞ、筋肉でしっかりしてて柔らかくて、手で抑えられないぐらいだ』
「……はい、マスター」
🍚「うわあ、こんなの野外ポルノだよマスターさんはそういうご職業の方だったんだよあだ名はチョコボールだよ」
🕷️「いやあ、遠慮なくお尻揉みしだきますね。 」
🌻「明日、私がトレーナーさんにアレしてあげますね♪」
『ねえええ、マッサージの実技講習なのにそういうのやめようよお!てかトレーナー一同もノってパシャパシャしてるんじゃないよ!』
――いぇーい☆
403 :
トレーナー
2025/05/02 11:11:09
ID:fNjrK26StA
『結局、肩だ背中だ腰だっていっても人間の後ろは繋がってるんです。
一部が固いと可動域減ってほかも無理な動きします。 なので腰背中がキツい人だって脚から柔らかくすべきですし、その中心的な接合部のケツは稼働する部分もあるし大事っすよ』
🍚「遠慮なくっていうか結構乱暴というか力込めてるね」
🕷️「うーん、どうしても女の子だからセクハラしてなくても遠慮出ちゃうけどここまで力いっぱいやるんだねえ」
『脂肪も多いんで、しっかり掴んでからじゃないと力逃げます。
痛いかどうかとかは担当の反応とか見つつしっかりやってください、筋肉の大きさやお尻全体の質量もあって一番腕がパンッパンになります。
――、と。ちょっと皆さんもやってみてください』
🕷️「いやあ、海、砂浜だとサンオイルとか汚れても気にならないしいいね」
🌻「フラワー、ちょっとひやっとするからね」
🌸「うへへ、バクシンオー俺様が滅茶苦茶のもみくちゃにしてやるぜえ」
🍚「バクトレくん犯罪犯罪」
404 :
トレーナー
2025/05/02 11:16:47
ID:fNjrK26StA
『とは、いえ、だっ…………ふ、ぅっ!
――ブルボン、お前のトモも尻もトレーニングですごくなってきて手でたりないんだよな。 手の大きさで困るとか人生で想像したことなかったわ』
「――お尻の大きすぎる子は嫌いでしょうか、マスター」
『いんや全然。 お前最近お尻が固くなったとか気にしすぎだ――あ、そうだちょっとブルボン、俺の左足のふくらはぎ触ってみ、ほれほれ』
「――マスター、それはステータス:誘惑でしょうか? 今ここにはライスさんたちやそのトレーナーが」
『違うよ?全然そんな話じゃないよ?』
「こう、でしょうか?――ふにふにでぷるんぷるんで可愛いです」
『まあ、そうだろそうだろ? で、爪先のばして力いれると』
「――っ、カチカチになりました。 ぱん、とはちきれそうです。」
『まあ、筋肉ってのは基本やらかいんだよ。 力を入れれば固くなるけどリラックスしてりゃ柔らかい。 だから細かいこと気にすんな』
405 :
貴様
2025/05/02 11:21:32
ID:fNjrK26StA
🍶「でも、ブルトレさんって脱毛とかしてたんですねえ意外です」
🤖「――っ! がるるる」
『いやしてないっすよ? 元々脚とか全然毛がなくて』
🕷️「ええ嘘でしょ? ニシトレくんもだけどうらやましすぎない?」
🍚「ニシトレくんなんてヒゲすら伸びなそうじゃないずるいよねえ」
🌻「えー、でも男らしくヒゲとかほしいですよ」
『あーわかる、俺もヒゲは剃ってますけどヒゲ伸ばしたいですもん濃かったら』
🌸「わかってないなー、ヒゲなんてのはね学生の時は憧れるけど脛毛も胸毛もヒゲも増えたらこれ以上なく邪魔だし一生無毛で居たいと思うんだよ」
『えぇ、マジっすか?』
🕷️「この苦労わかんないのは羨ましいねえ」
🍚「みなよーニシトレくんもブルトレくんもスネとかとぅるんとぅるんだよ? マジでこれで脱毛とか手入れしてないの?」
🌸「うへー、世の中理不尽だわーこれ」
406 :
トレーナーさま
2025/05/02 11:29:42
ID:fNjrK26StA
🍚「うわあ、うわあ、男トレ同士でくんずほぐれつだよ!ライスここの砂浜になりたいよこんなの全国の腐女子さんたちが聖地認定しちゃうよお」
🕷️「んふふーまかせてよライスちゃんこのスマホ結構カメラ機能いいんだよね」
🌸「ぜひ、ぜひ私にもそれください!」
🌻「ヒゲとか体毛とか無ければ無いほど良いに決まってるじゃないですか」
🤖「同意しますフラワーさん。」
『あ、じゃあちょっとライトレさん俺が腰もみましょうか? こういうのって自分でマッサージうけたら結構理解度上がりますよ』
「じゃあ俺マチトレさんのケツ揉みますよ押忍!」
「うはは、バクトレくんくすぐったいって、わざとやんないでわざとやんないでうははは!」
『どう、っすか、痛かったら言ってください。』
「あ"ぁ"ぁ"い"い"ね"え"――おしりとかって結構おもいっきり力はいってても受けてる方は痛くはないんだねえ、あああ効く効く効く」
🕷️「あああ合宿!合宿最高!」
🍚「こんなのがサブスク無料なんて!ライス頑張って良かった!頑張ってよかったよお!!学園着て本当によかった!」
🌸「こんなの我々を誘ってるとしかおもえませんよトレーナーさん!」
🤖「分からせないといけません――分からせないと」
🌻「今夜は寝れるとおもっちゃだめですよ♪」
407 :
アナタ
2025/05/02 11:44:50
ID:fNjrK26StA
🕷️「でもさあ――思うんですよ」
ちゃぽん
この民宿――屋敷のように広いせいで露天風呂がある。
もともとは民泊のような半分人を泊めるのが前提だったようで
🕷️「水着イベントもあるけど、こんな露天風呂もあるし混浴イベントとかないかなーって思うんですよ」
🍚「うんうんうんうんわかるよタンホイザさん! 混浴二人きりひと夏のあやまち!でも一回限りだったはずなのに一度覚えた甘い味は忘れられずトレーナー室でまたその味を貪り合うんだね!」
🕷️「い、いやーそこまでは……奥さんに申し訳ないんだよね。」
🌻「うふふ♪ 今度トレーナーさんと温泉旅行とか誘ってみようかな」
🌸「あ、良いですね良いですね、混浴の温泉旅行とか。」
🕷️「いいねえ、商店街のくじ引きにちょっと混ぜて貰って私たちが来た時にちょちょいっと特賞温泉旅行大当たり~って」
🍚「ええっ、そんなこと出来るんですか!?」
🕷️「昔そういうのあったらしいよ、商店街の人にお願いして自分で準備した温泉旅行をトレーナーと一緒に行く口実にしたって」
🌸「――嘘もなかなか良いものですね」
🤖「ここは混浴ではないのですか? 今は民宿でもなく空き家同然と伺いましたが」
🍚「ここは時間で男女わけてるって言ってたよ。 禁止だって」
408 :
ダンナ
2025/05/02 11:50:58
ID:fNjrK26StA
『お待ちしておりましたお嬢様がた』
「お風呂上がりのコーヒー牛乳をご用意致しました」
「あ、フラワーにはイチゴ牛乳を準備したよ――じゃないや、準備させて頂きました、お姫様」
「ささ、こちら王室御用達の特別仕様ガリガリちゃんとなっております。どうぞ」
「ただのスーパーの特売ガリガリちゃんでございます、どうぞ」
「ちょっとお、バラさないでよ!」
🍚「ふ、ふあ?ふわわわわ!?」
🌸「な、な、なんという至れり尽くせり!?」
🕷️「ええっ!? 合宿ってこんなお姫様扱いしてもらえるの?」
🌻「あは♪かっこいいですよトレーナーさん」
🤖「マスター、コレは一体」
『いや風呂上がりにマッサージして寝てもらったほうが疲労ぬけるかなって
さすがに学園寮はトレーナー入れないけどここなら民家の主さんとライトハローさんに前もって全員で行きますてちゃんと言ってるから』
409 :
ダンナ
2025/05/02 12:01:00
ID:fNjrK26StA
「こら、バクシンオーあんましジタバタするな。」
🌸「えひゃひゃくすぐったくて足裏はえひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
「い、痛かったりしない? フラワー」
🌻「大丈夫ですトレーナーさん♪ もっともっと力入れて頂いても
……あは、これで全力なんですね可愛いです、ひょっとして誘ってますか?」
🍚「と、と、トレーナーさん今夜はライスがマッサージしてあげる、よ!?」
「あっはっは、明日のトレーニングのために今日はマッサージさせてねーライスちゃん」
『ブルボン、眠くなったら寝ていいぞ。 終わったら布団かけてやるから』
🤖「はいマスター、このまま眠るので終わりましたら一緒に布団に入って布団をかけてください」
『しないよ!?』
410 :
アナタ
2025/05/02 12:08:52
ID:fNjrK26StA
🕷️「さいっこおだったねえ、お風呂上がりのマッサージとかもうねえ」
🌸「こんなの、こんなの明日もバクシンするしかありませんっ!」
🍚「ブルボンさんは、毎日マッサージしてもらってたんでしょ? すごいな、こんなのをずっとなんて」
🌻「今日も、一番ずっとマッサージしてたのマスターさんですよね。 」
🤖「はい、マスターはいつも自分の腕が限界になるまでマッサージをしてくれます。 疲労を抜くのをとにかく最重視しています」
🕷️「大事にしてるよねえ、ブルトレさんってブルボンさんのこと」
🤖「はい、マスターは私を大事にくれてます。 同じトレーニングをしても、マスターがいなければ私はこう強くなってなかったと思います」
🌻「マッサージしてる時、マスターさんすっごい真剣にブルボンさんのことみおろしてるんですね、ちょっとうらやましいなって思っちゃいました」
🍚「で、でもフラワーさんってもうトレーナーさんと付き合ってるんでしょ?いいな、いいなあ」
🌻「あはー♪ だからほんとは私がトレーナーさんをマッサージしてあげたいんですが合宿中は我慢です♪」
🌸「私も! 模範的学級委員として! 合宿中は我慢してます! 我慢もバクシンのためのトレーニングですよバクシンっ!」
🍚「え、ええっ!? ふたりともそんなことしてたの!?」
🕷️「ちょっとちょっとそれ詳しく、詳しく!」
411 :
アナタ
2025/05/02 12:15:45
ID:fNjrK26StA
🍶「みなさんっ☆お疲れ様でしたああ☆ 呑みましょうかんぱーーーい☆」
🌸「うええええい乾杯」
🕷️「あっはっは、バクトレくん元気だねえ」
🍚「このトシになると流石に常時絶好調は無理だよねえ」
🍶「まあまあまあまあそこでこの栄養ドリンクですよ! ビールにしますか? チューハイにしますか?」
『ふ、ぃぃぃああああ気持ちいい』
🕷️「ビール缶で腕冷やすのやめさないよビールぬるくなっちゃうよ」
🍚「いやあ、マッサージって腕パンッパンになるね。 もう俺握力ないよ」
🌻「僕さっきコーヒー牛乳の瓶おとしちゃいましたもん、カラでよかった」
🍶「だいじょーーーぶ! お酒飲めばそんなの全部治ります! はいはい来おハローイッキノミしまーーーす☆」
412 :
使い魔
2025/05/02 12:22:09
ID:fNjrK26StA
――がははは
🍶「さささ未来の三冠ウマ娘トレーナーさんどうぞどうぞ」
『うははは頂きます』
🍶「さささ未来の菊花賞ウマ娘トレーナーさんたちも」
🍚「あーどうもどうも」
🕷️「ははは、お酒は美味しいですねえ」
🌻「菊花賞ウマ娘3人生まれてない?」
🌸「細かいこと気にすんなのものも、ニシトレくんもほらほら」
🍶「きゃーおじ様まだイッキでのこさないのすごーい☆ 私が10年早くうまれてたら惚れちゃってますよー」
🕷️「あっはっはーまだまだ若いのには負けませんよー」
『でもね、俺思うんですよ
――10年はやくブルボンが生まれてたら10年早く無敗の4冠ウマ娘が生まれてたって――うはははは!』
🍚「あんなごっつい尻10年前なら犯罪だよ犯罪、お尻ゴツすぎ罪だよおブルトレくん!」
🕷️「捕まって世界遺産になっちゃうよお!」
🌸「ぎゃははは」
🌻「うわあ、これは担当たちに見せられない男の姿」
413 :
相棒
2025/05/02 13:12:55
ID:fNjrK26StA
🍶「皆さんお酒大好きじゃないですかー嬉しい☆ 普段から女の子と飲んでたりするんじゃないですかー? 学園のトレーナーさんってエリートだし合コン飲み会引張だこですよね」
🌻🌸🍚🕷️「…………」
『…………』
🍶「え、あれ?あれ?」
🌸「あー俺もそういう下心あってトレーナー試験受かったっけなあ」
🕷️「いやあ懐かしいね若き日の過ち」
🍚「いやあトレーナー業に後悔はしてないけどモテるかどうかで言ったら絶対勧めないよね」
🌻「薄給だしね……」
🍶「ええっ!?」
『稼いでるのは重賞級毎年出してるごくごく一部のチームトレーナーとかっすよ。 俺みたいなペーペーはマジで一般企業の足元にも及びません
しかも激務だし個人事業主に近いし、更に言うと担当とかウマ娘を普段接する業務なんで合コンとか行きにくいし更に言うとこれらが女に好まれるかどうかっていうと、ねえ……』
🍶「だ、だい丈夫ですよ!最近は私たちみたいに女性も働いてる人いますし!
私はブルトレさんが専業主夫なっても大丈夫なぐらい稼いじゃいますから!」
『えーまじっすかあ? じゃあ俺トレーナー業引退したらライトハローさんにお世話になろうかなあうははは』
🍶「えー☆本当ですかあ? じゃあ頑張ってお姉さんかせいじゃうぞー☆」
🌸「多分お互い今本気で言ってるわけじゃないんだろうけど」
🌻「ライトハローさんが矢印向けてるの知ってると怖いねこの会話」
🍚「やめたまえやめたまえここは青春の合宿だよ」
🕷️「そうだよ大丈夫……大丈夫だよね?」
414 :
お兄ちゃん
2025/05/02 13:20:43
ID:fNjrK26StA
『走れ走れ走れ走れ! 脚が海に沈んでても走れ走れ走れ!!』
🌸「んんぬぉぉぉ!身体が、重い!」
🌻「はーっ、はーっ!」
🤖「前へ、前へ、前へ!」
🕷️「むん、むん、むんっ!」
『ほらライスシャワー海に負けるなついてけついてけついてけ! ライトレさん声出して上げて』
「ライスがんばれ!終わったらフランクフルトまってるぞー!」
🍚「トレーナーさん、の、フランクフルト…………!」
🌸「ちょわっ、の、ではなく、と、ですよライスさん!」
『脚でごまかすな腰使って腿持ち上げて全身で海をかき分けろ負荷をかけろ!』
🍶「みんながんばって! 午後はみんなでレッスンですよ!」
🌸「午後も――つらい、辛いですっ」
🍚「ダ、ダンスレッスンがあんなにきついって予想外だよ――」
🌻「も、もうだめ……もう、だめ」
🤖「あと、ちょっとですフラワーさんあとちょっとです」
🕷️「がんばろ、がんばろ……これ終わったら、お昼ごはんだよ、バーベキューだよ」
415 :
貴様
2025/05/02 13:29:24
ID:fNjrK26StA
🕷️「おかえりみんな、今日はお餅をフランクフルトに巻いて焼いたよー」
🌸「スポドリ飲んで飲んで、スポドリシャーベットもあるよ」
🌻「フラワー、脚アイシングしながらマッサージするからビーチベッド座ってもらっていい?」
🍚「あっはっは、おにぎり焼いてあげるからちょっとまってね」
『ここで頑張るウマ娘にプレゼント、各トレーナーから"あーん"でご飯をたべさせてもらおう』
🌸「ちょわっ!? そんなイチャラブイベントをこんな公衆の面前で!? 逮捕晴れませんか大丈夫ですか?」
🍚「うわあ、うわあ、トレーナーさんからあーんなんてライス妊娠しちゃうよおライスはママになりたがってるよ」
🌻「うふふ♪ じゃあトレーナーさんには私があーんしてあげますね♪」
🤖「マスター、焼き肉からがいいですマスター、あーんします、あーん」
🕷️「合宿は一生お姫様気分ですね、これはもうここから帰りたくなくなりますね」
🌻「マスターくんってウマ娘のやる気出させるのうまいよね」
『いやあ、もうやる気出させるのと疲労抜くのしかできませんし俺』
🕷️「いやいや結構トレーニングも合宿中飽きないようにバリエーションあるよね」
『マチタントレさんも合宿のトレーニング考えてくれてるじゃないですか』
416 :
アネゴ
2025/05/02 13:32:44
ID:fNjrK26StA
🍚「いやいやでもさあ、この合宿って滅茶苦茶意義があると思うよ。
トレセンの合宿と完全に別行動ってどうなんだろうねって思ってたけどみんなすごい自主的に頑張ってるし何日もやってるとダれるし集中きれて雑な練習になるんじゃないかなと思ってたけどさ」
🌸「みんなが一緒だから張り合ったり一緒に頑張ったりしてて内容滅茶苦茶濃いっすよね、バクシンオーがあきらかこの数日でもタフになってますもん」
『俺も思います。 みんなすごい集中保ってるし遊びとトレーニングの切り替え出来てて、今回の合宿すごい効果あるなって。』
🌻「いいよね、全力で頑張って全力で遊んでって、すごい青春な感じ」
417 :
アンタ
2025/05/02 13:37:04
ID:fNjrK26StA
🍶「さあ、午後は楽しくダンスですよ☆ 楽しく踊って心拍強化☆」
『みんなげんなりした顔してんな』
🕷️「そりゃあ楽しくダンスで止まるの許されず長時間動き続けるもんね」
🌻「昨日普段のトレーニングよりバテバテでしたね最後」
🌸「楽しくダンスかっこ吐くまで踊れはきついよなあ」
🍶「今日は前半頑張ったらトレーナー達も一緒にウマぴょい伝説踊ってくれるそうですよ!さあ頑張りましょう」
🕷️🌸🍚🌻『聞いてないっ!?』
418 :
お兄ちゃん
2025/05/02 13:48:41
ID:fNjrK26StA
――うーうまぴょいうまぴょい
―――俺の愛バが!ずきゅんどきゅんはしりだしー
🍚「フフーッ ライス、ライス生きてて良かったよ!幸運の青い小鳥さんはここにいたんだ」
🕷️「うーん海パン一丁のトレーナーさん達が踊るウマぴょい伝説とかこんなの無形文化財だよね」
🌸「ちゃんと動画とってますか? マチタンさん大丈夫ですか!?容量とか!」
🤖「私は、私は人生で今ほど自分の体質をうらめしいと思ったことはありません。 マスターの、マスターのうまぴょい」
🌻「大丈夫です、私が動画にとって動画をなんとかプレーヤーに映るようにしてシンプルなリモコンで再生できるように……これならなんとか、なんとか!」
『くそっ、あいつらが俺等をおもちゃをみるような目で見やがる!!』
🕷️「ふふーんでもそれがちょっとうれしいんだろブルトレくうん」
🍚「トレーナーはウマ娘が喜ぶと嬉しくなっちゃうんだ」
🌸「くそ、否定できねえ」
🍶「ほらまだ3周目ですよ、担当の皆さんもトレーナーさんたちもダンスとめちゃだめですよ☆」
419 :
あなた
2025/05/02 13:55:55
ID:fNjrK26StA
『ぜー、はーっぜーっぜっ、ぜーっ!! くそ、俺はこんなに体力落ちてたのかっ!』
🌸「かひゅ、かひゅっ……死ぬ、死ぬ……」
🌻「……あしが、あしが動かない……」
🕷️「いやあ、脚がガクガクだ。 こりゃ明日は筋肉痛だなあ」
🍚「明日じゃなくて明後日か明々後日でしょう我々は」
🕷️「あっはっは、確かにその通り」
🍶「そ・こ・で! 今日は担当ウマ娘さんからトレーナーさんたちにマッサージをして差し上げるのは如何でしょうか!」
担当達「おおおおっ!!?」
🌸「いやあライトハローさん! さすが理解してらっしゃいますね!
さあさトレーナーさんここにうつ伏せに! オイルもたっぷりぬっちゃいますね。」
🌻「うふふ♪ オイルって結構ひやっとしちゃいますから
――そうですね、私にべったりぬってこう身体でぬったら冷たくないでしょうか?」
🍚「うふふうふふ、と、トレーナーさん大丈夫だよ。 これは健全なマッサージ、だよ? なにも法も倫理も問題ないよ。 ちょっと手が滑って塗るってしちゃうだけだようふふふふふふふふ」
🕷️「いやあ、約得ですねトレーナーさん。 マッサージ終わったら湿布腰に貼っときますね。 」
420 :
お姉ちゃん
2025/05/02 14:03:21
ID:fNjrK26StA
🌸「く、悔しいっ! でもマッサージ気持ちいい、あ"あ"あ" ウマ娘パワーでしっかり揉まれるのほんと効くぅぅぅぅ」
🍚『うーん僕らでもこんな力強いマッサージできないよねえ、ああライスちゃん腿の付け根のとこおしてもらっていいかな?』
🌻「あ、あのフラワー!? なんで内ももの方ばっか重点的にするの? ねえ!?」
🕷️「あっはっは合宿中はだめだよフラワーちゃん」
🤖「あの、マスター」
『ああ、うん、……うん?』
🤖「大丈夫ですかマスター」
『ああ、すまんすまんあんまりにも気持ち良すぎてうとうとしてた』
🤖「気持ちいいのですかマスター」
『いやあ脚だ腰だこんなマッサージされるとか幸せだわー気持ち良すぎ』
🤖「私が、私がマスターを気持ちよく、気持ちよくしてる――」
『いだだだ痛い痛い張り切りすぎ痛い痛い痛い』
421 :
貴方
2025/05/02 14:07:31
ID:fNjrK26StA
🤖「脚は大丈夫ですか――その、義足のほうは。 結局みんなで最後までダンスしてましたが」
『いやあ正直いうと付け根は結構痛い。 ひりひりというかなんというか
でも、あんなに楽しい時に俺だけ抜けるとかナシだろ?』
🤖「無理はしないでください、マスター。」
『いやあでもさ、俺がこんな脚だとやっぱりみんなは気を使うじゃん? だから今みたいなのって滅茶苦茶楽しいんだよね。 気を使われずみんなで馬鹿なことやるってさ。 でも怖いね、ぜんっぜん体力ない。 』
――でも、さいっこーに楽しいよ。 ありがとなブルボン
🤖「合宿にこれて――本当に良かったです。マスター」
『俺も、合宿やれてよかったよ、ブルボン』
422 :
お姉ちゃん
2025/05/02 14:14:20
ID:fNjrK26StA
🍶『そして――花火ですよ☆ うー☆花火!花火!』
🤖「花火、とは?あーー」
『夏祭りだってよ、ブルボンは地元だから気づいたか』
🌸「ええっ、屋台はでますか?行きましょうトレーナーさん!」
🌻「うーんでも浴衣とかないですよ」
🕷️「いいんじゃない? 私服で」
🍚「うんうん、ライスこのままでもいいから行きたいな」
『ご安心あれ、そこらをブルボンのお父さんに相談したら近所の皆さんの昔の浴衣とかを貸して頂けることになった。』
🌸「デザインとかは今風じゃないけど善意だから失礼のないようにね」
🌻「ブルボンさんのお父様のご自宅に集まった浴衣を今日好きなの選んでいいよって」
🍚「うわあ、うわあ、BBQに海に浴衣で夏祭りまでできるなんて、盆と正月と100連ガチャとアニバが全部いっぺんにきちゃったよ」
🕷️「ジュニアの夏ってほんとトレーニング以外してなかったもんね。 いやあクラシック夏ってすごい、合宿さいこー」
🤖「皆さんと、浴衣で夏祭り(ぱああああ)」
🌻「浴衣の着方忘れちゃったかも、ブルボンさんわかりますか?」
423 :
トレーナーさん
2025/05/02 14:23:14
ID:fNjrK26StA
『いやあ、すいませんお父さん。 こんな大所帯の面倒みてもらうなんて』
「いえいえ。 娘の友だちなんて本当に感慨深くて。 このぐらいさせてください。
――いらっしゃい、ブルボンの父です。 いつもブルボンと仲良くしてくれてありがとう。」
🕷️「うっわ、ブルボンさんのお父さんめちゃくちゃイケメン」
🍚「こ、こんなのだめだよこんなナイスミドル。 ライスにはおじさまがいるんだよ!?」
🌻「電話口ではお話させて頂いてますが、ブルボンさんと同室のニシノフラワーです。 ブルボンさんとは仲良くさせていただいてます」
🌸「学級委員長ですっ! ブルボンさんにスプリングSでやぶれました!」
「あっはっはっは、皆さん元気でよろしい。 広間に浴衣を広げてますので自由にえらんでください。」
🍚🤖🌻🌸🕷️「ありがとうございます」
🍶「夏の一時、ライバル同士で楽しむ夏祭り――ううん良い絵が撮れそうです」
「…………ちょっとマスターくん?」
『はい?』
「そこの――ちょっと言い難いがナイスバディな女性は?」
『セレモニーグランドライブの責任者のライトハローさんです。 滅茶苦茶酒好きです。 URA関係者に出すプレゼンとかのために合宿の様子とかを撮ったり記者っぽい事もしてるんですよね』
「…………君との関係は?」
『へ?』
424 :
お兄さま
2025/05/02 14:28:57
ID:fNjrK26StA
「マスターくんはブルボンと付き合ってるだろう?」
『いやそこがちょっとちゃうと思いますよ? 俺は間違いまだ犯してませんよ?』
「浮気だなんだと言うつもりもないし君はそういう事をしないと思ってはいるがあれはちょっと反則ではないかな? しかも合法だろう?
未勝利戦に凱旋門賞ウマ娘を出すのはちょっとね、だめだようん」
『その違法と反則をさせようとしたのはお父さんなんですよね』
「まあまあブルボンはいいんだよ合意だしね。そうではなく
――君、あれ好みだろ? 話をきく限りは」
『…………え、ええ、まあ』
「実際どうなのかねそういう仲なのかね?」
『いいえ全然。 俺みての通りドチビのこんなんですよ?
ライトハローさんはのんべで酒のめりゃ誰でもいいタイプですし男だ女だより酒な人っすよ』
「うーん……わかった。なら大丈夫だなうん」
425 :
トレぴ
2025/05/02 14:41:12
ID:fNjrK26StA
ミホノブルボン
濃いめ藍色に白の大判華・黒に金糸の帯
ニシノフラワー
淡黄蘗(淡い黄色染)に緑の枝と白花模様多め
うぐいす色と濃紺のシンプルな帯
サクラバクシンオー
白基調ながら桜色の沢山の桜の花びらで一見桜色にもみえそうな白桜
えんじ色の柄なし、絞り帯
マチカネタンホイザ
薄空色に小さなひまわり柄、白黃橙
白の市松の入った桃色の帯。 金の帯紐
下駄は各自想像におまかせ
🍚「うわあ、うわあ、夏祭りにこんなフルアーマー初めてだよ」
🤖「フルアーマー夏祭り仕様ブルボン、発進します」
🌻「バクシンオーさんそれすっごい華やかで似合ってますよ」
🌸「ありがとうございますっ! フラワーさんもすごい可愛くて似合ってますよ!」
🕷️「下駄だと私転んじゃいそう。サンダルももってこうかな」
426 :
アネゴ
2025/05/02 14:46:03
ID:fNjrK26StA
『……』
🌸「どったの? 浴衣のブルボンちゃんに見惚れた?」
『ブルボンは可愛いんだけどそっちじゃなく――』
――浴衣や甚平ってさ、背が高いと有利だなーってさ
🌸「ぶははっ、そんなの気にするやついないだろ」
『そりゃバクトレは高身長だからでしょうが』
🌻「背たかいよね、186だっけ?」
『マチタントレもライストレも結構高身長組だよな、180超えてるし』
🌻「あー浴衣のあの人達肩幅すごいし雰囲気あるよね」
🍚「いやあ、甚平で夏祭りとか何年ぶりかなあ」
🕷️「いいねえいいねえこういうの。若い時思い出しちゃうなあ」
427 :
キミ
2025/05/02 14:50:37
ID:fNjrK26StA
『合宿が終わったら流石にライバル同士、菊花賞も近いし今回はウマ娘同士で楽しんでくるように』
🤖「はい、特別ミッション:夏祭りを開始します。 行きましょう皆さん」
🕷️「いってきまーす」
🍚「お、おじさままたあとで!」
🌸「さあ! まずイカ焼きから行きますよ!」
🌻「私は、えっと綿あめ、かき氷・・・」
『っふー、俺等はどうしましょうか。 花火見るのは神社の裏手の空き地がいいらしいですけど』
🍶「じゃあそこでみんなで呑みましょう! 花火酒!花火酒!」
🌻「もう僕らはダンスしたあと歩き回れる体力ないよねえ」
🕷️「うんうん、ちょっと速いけどのんじゃいましょうか」
🌸「じゃあちょっとシートもってきちゃいます」
🍚「クーラーボックスもつよ」
428 :
お前
2025/05/02 15:00:04
ID:fNjrK26StA
🕷️「もぐもぐ――いやあホント楽しいよね」
🌸「いやー最高ですね!海!外泊!BBQ!露天風呂!夏祭り!」
🌻「こんなに楽しめるとか想像してなかったですね」
🍚「で、でも――みんなが想像以上に面白くて、楽しくて」
🕷️「そうそうそれそれ、もっとみんなピリピリしてるのかなとかライバル同士でバチバチなのかなとか思ったけどみんなすぐ仲良くなれたよね」
🌸「友情!努力!勝利! まさに模範的な関係!」
🤖「前方に、射的を発見しました」
🌻「わあ、射的ってやってみたかったんですよね」
🌸「じゃあ勝負ですよ勝負!」
🤖「モード:狙い撃ちだぜに以降。 スナイプします」
429 :
相棒
2025/05/02 15:19:34
ID:fNjrK26StA
タンッ タンッ
🌻「うわあ、また倒しましたよブルボンさん」
🤖「一機撃墜、次の目標に標的を合わせます」
🌸「ぬぬぬぬぬぬ」
🕷️「どうしてそんなポンポンあたるの?」
🍚「えい! えい! ふええ、一回もあたんないよお」
🌸「金魚すくいはスピードが命だ! 角度をつけず一瞬だけつけたポイと水面のスキマの金魚を狙う!いけブルボン! ブルトレさんの真似をしてみました!」
🤖「承知しましたバクシンマスター」
🍚「こ、こっちで巻き返すよ、がんばれライス。がんばれライス、そーっと、そーっと」
🌻「えいっ、…………おじさんもっと厚いポイください!」
🌸「さあ来なさい金魚たち! バクシン的――おやなぜ私から逃げるのです金魚たち!」
🕷️「大声だしてるからじゃないかな」
430 :
大将
2025/05/02 15:58:50
ID:fNjrK26StA
🍶「おしゃけ☆ おしゃけ☆ うー☆うまぴょい☆うまぴょい☆」
『完全にできあがってやがる』
🌸「血管にお酒でも流れてそうだよねもう」
🕷️「のんべなのに一人じゃなくて人と飲むのが好きなんだねえ」
🌻「花より団子より酒な人はじめてみたかも」
🍚「悪意がないし絡まないから可愛げあるのがギリセーフだよね」
🍶「えへへ☆えへへ☆ おしゃくしますよお☆」
『あ、どもども』
🕷️「ブルトレくんって酒強いよね」
🍚「結構呑んでるけど二日酔いもしてなさそう」
『あー、酔っててもあんまし出ないっすねえ、確かに二日酔いの方はしないかも』
🍶「だったらいくら酔っても平気でしゅよねえ☆ はいコップからですよねえ出して出して☆あはー、ちょっと暑くなってきちゃいましたー☆」
🌸「うぉでっか」
🍚「こわいねえ、ああやってボタン外してるけど」
🕷️「うんうん酔ったフリして誘惑じゃなくて単に酔って暑いだけなのがねえ」
🌻「だめ人間ですねあの人」
🌸「真面目にこの人トレーナーの多いこの業界じゃなかったら襲われてんじゃねえかな・・・」
431 :
貴様
2025/05/02 16:32:37
ID:fNjrK26StA
🍚「まあそう考えるとトレーナーって人種は女性に耐性が強いのかねえ」
🌻「学園にいると美少女!ってのが普通にどこにでも居ますよね」
🌸「ああそれめっちゃわかるかも、俺んち姉が3人妹1人なんですよ」
『めちゃくちゃ大家族じゃないですか』
🌸「そうそう、子供多いと両親忙しいから手伝うのが当たり前なんだけど俺も姉貴たちの洗濯物とかたたむんだけど普通に下着も畳んでたもの」
🕷️「あー、そういう?」
🌸「そういうのになれると下着そのものにエロスって感じないんですよね。 下着をつけた女とかには萌えるけど下着をぽんっとみせられても全然なんもおもわない。 畳んじゃう」
🍚「畳んじゃうってwww」
🌸「ブルセラとか下着泥棒ってマジ理解できないですもん俺」
『でもまあ、浴衣の担当は可愛いっすよねえ』
🌸「わかる? わかるわかる? いやあバクシンオーって可愛らしいってより可愛い美少女? な感じだから浴衣美人なとこあるよねえ」
432 :
マスター
2025/05/02 17:23:50
ID:fNjrK26StA
🍚「いやいや、ライスちゃんはいいよ? 黒髪で長髪でこう、儚げで
あの浴衣だってね、おじちゃんが選んだんだよ似合ってるだろ?ライスにはああいう淡菫色が似合うと思ってね」
『たまにライトレさんって溺愛しますよね、まあ似合ってますけどアレライトレsんのチョイスだったんですね』
ライスシャワー
薄色に近い淡スミレの素朴な浴衣
黒に白糸の帯
🕷️「いやいいですよね、ついつい華やかな柄とか色をえらんじゃいそうですがあの素朴な雰囲気のチョイス。 ライスシャワーちゃんによーく似合ってる」
🍚「いやーわははわかります?わかってくれます?」
🌻「フラワーも将来美人になるんだろうなあ……」
🕷️「オトナなフラワーちゃんかあ、男たちが放っておかないねえ」
🍚「獲られちゃうよ?獲られちゃうよニシトレくぅん」
🌻「もーやめてくださいよお」
『でも、着物とか浴衣って――えっちじゃないですか?』
433 :
アナタ
2025/05/02 17:43:40
ID:fNjrK26StA
🌻「あー、ちょっとわかる。 着物はちょっちえっちだ」
🌸「えー俺競泳水着とかビキニとかチアとか学生服とか王道派だな」
🕷️「健全なんだけどトレーナーがいうと危なく聞こえるね」
🍚「でも着物はエッチだようんうん、ちなみに花魁みたいなちょっと開けてるのは?」
『そっちのほうが絶対いいスね!』
🍚「いやーわかってるねブルトレくん飲もう飲もうコレは僕のおごりだよ」
『いやーははは頂きますおっとっとっと』
🌻「ちなみに、ちょっと乱れた裾と、開いた胸元だと? 僕は裾」
『そりゃあ胸元ですよ。 俺おっぱい星人ですし』
🌸「いやあいいスねいいスね、男どもの友情トーク」
🍶「なんですかあ私も混ぜてくださいよお、私が浴衣を着たらいいってことですか? ええ着ますよなんなら今から着てきますよ」
🍚「まあまあまあまあもう今帰ったらそのまま寝ちゃうでしょ?」
🕷️「ほらほらそんなことより呑みましょう? お酒つぎますよ」
🍶「わーい☆」
434 :
トレーナー君
2025/05/02 17:49:08
ID:fNjrK26StA
🍚「た、楽しかったね!」
🌸「まったくです! さらに花火が待っています!」
🌻「楽しみですね花火」
🕷️「お互いトレーナーの隣にポジショニングだよ」
🤖「私が普段しないポジションの研究ですね」
『お、かえってきたな。 どうだった』
🤖「ミッション:射的、金魚すくい、ヨーヨー釣りを楽しみました」
🌻「金魚さんは残念ながら持って帰っても大変なのでお返ししました」
🍚「ぶ、ブルボンさんが!射的すごかったんだよマスターさん!」
『へえ、射的得意なのか。 今度祭に射的あったら見せてもらうか』
🤖「はい、その時のために訓練をしておきますマスター」
『しなくていいしなくていい――ほらライトハローさんも花火の時間ですよほら起きて』
🍶「うにゅう……お酒おかわり、ですかあ」
🌸「完全に酔ってますねこれは」
🍚「うわあ、ライスだめなオトナって初めてみるようわあ」
🌻「ブルボンさんこれは一歩も二歩もリードですよ」
🤖「……グッ」
――ドーン、ドーン……
『お、始まったな』
435 :
トレぴ
2025/05/02 17:53:14
ID:fNjrK26StA
――マスター
『ん? どした』
――綺麗です
『……そうだな』
――マスター、ありがとうございます
『……俺こそありがとうな』
――来年も、一緒に夏祭りに来たいです
『ああ、来ような。 その時は一緒にまわるか』
――マスター、データではこのようなシチュエーションがキスシーンに向いてるそうです
『しないな』
――マスター
『卒業して、そこでもお前が俺を好きでいてくれたらな』
――はい、次の機会にまた
『しないって言ったよ!?』
436 :
アナタ
2025/05/02 17:54:01
ID:fNjrK26StA
夏祭りおしまい
437 :
アナタ
2025/05/05 12:01:09
ID:2T5YTpCKcE
ほ
438 :
トレーナー
2025/05/05 21:35:33
ID:.Spn/9kguo
>>1
本日なしですごめんなさい
439 :
アネゴ
2025/05/06 07:06:17
ID:7TAy3LOsGo
『走れ走れ走れ走れ心臓爆発させろ走れ走れ走れ走れ』
🌸「か、ひゅっ、く、は、はっ」
🌻「ぜ、ぜっ、かは、ぜーっ、ぜっ」
「数日のトレーニングなのにできるようになるもんだね」
『元の素材がイイですからね、このトレーニング全部こなせるだけで学園でも一握りでしょうね――むしろ、淡々とこなせるブルボン―――と』
🕷️「ふんふん、むんむん、むんむんむん」
「ねえ、すごいでしょすごいでしょ? うちのマチタンちゃんはすごいんだよお」
『いや実際すごいですね。 ブルボンもライスシャワーもぐいぐい突き放そうとしてるのにしっかり食いついていくどころか後ろから圧力かかってら』
「合宿って1週間ぐらいだと気分転換だと思ってたけどこりゃ得るもの多いねえ、僕らトレーナーの友情も育めたし」
「いっやー皆さんがこんなおもろいとは思ってませんでしたよー」
『ブルボンも並走やスタートの位置取り付き合ってほしいし、大坂路使います?菊花賞まで』
440 :
トレーナーちゃん
2025/05/06 07:13:00
ID:7TAy3LOsGo
🕷️「ええ、いいの? 合宿で山登りの効果見て大坂路使わせてほしいなーって思ってたんだよね」
🍚「うちら完全にライバルだから言いにくいよねえやっぱり」
『全然いいスよ、むしろ丈夫がすぎるブルボン意外のウマ娘にもちゃんと高負荷低リスクなの証明したいって気持ちありますし』
🌻「大坂路って元々はトレーニング効率上げてケガのリスク下げるのが目的だっけ」
『そうッスね、心肺と筋力を鍛えつつ足にかかるダメージを減らしたいって感じですね。 大坂路の初被験者がブルボンで目的がちょっとブレてますけど。』
🍚「学園も今トレーニング場大改修してるよね、坂路の勾配あげたトラックコース何箇所も造るって。 あとプールとウッドチップと……なんだっけ」
『ニューポリトラック?』
🍚「それそれそれ、まだ建設中だから説明会でしか見てないけどあれどうなの?」
441 :
お兄さま
2025/05/06 07:21:04
ID:7TAy3LOsGo
『あれは効率とかより寒冷期や雨でもコンディション変わんないってのが目的なんで足の負担は普通にありますよ。 雨でも晴れでもグリップがかなり有るんで滑るのを嫌うウマ娘に向いてますね』
🕷️「あー、雨の日に足滑ってケガって多いよね。 あと寒冷期って霜?」
『霜もそうですし雨雪も寒いとコンディションの回復に時間かかるじゃないですか。 なので夏場とかより冬にも良いコンディションでトレーニングをしたいってやつです。 あとやたらタイムがいい』
🍚「あれタイム出るんだ、芝より?」
『レース場の芝より明らかにでますよいいタイム。 なんでレース前に自信をつけたいとかにはイイんじゃないですかね。 グリップが有るって事は足への反動は普通にあるんで足首が弱い子はだめですけど』
🌻「なんか学園の設備、一気に切り替わってますよね」
🌸「ブルトレのとこの大坂路コース近辺って空き地や物置同然のとこだったのに全部工事してんでしょ?」
🕷️「実際スペースがないからちょうどよかったんだろうね、ブルトレくんからしたらイイことなんじゃない?」
『そっすね、そろそろ土やダートや芝のコースひたすら走るだけってのは切り替えるべきですし。』
🍚「僕らも知識や技術のアップグレードが必要な時期なんだなあ……」
🕷️「うんうん期待してるよおブルトレ先生」
『教わる気満々じゃないスか』
442 :
大将
2025/05/06 07:34:33
ID:7TAy3LOsGo
🌻「んー、ちょっと気になったんだけどいい?」
『なんスか?』
🌻「雨とかぬかるみで滑るのは危険ってのは分かるんだ。
でも実際、坂路が足に負担かからない――怪我しにくいってのはスピードが落ちて足への反動が減るけど平地より運動負荷がかかるから――でしょ?」
『まあ、そうっすね。 俺等が階段の上り下り往復するようなもんです』
🌻「ニューポリトラックってグリップが強くてしかも水に強くてクッション性とか良い、芝よりタイムがよく出るんでしょ? それってブルトレ君からしたら危険性高いトレーニング場じゃないの? 」
『だと思いますよ。 滑るって事は力が逃げるんで、滑ってあれこれって怪我は多いけど大事故ってそんな多くないでしょ? 実際大事故になるのはレースとかでしょ? 』
🌸「うええ? じゃあ危険じゃん? だめじゃん」
『でも、全天候型のコースがないと怪我の原因は蔓延します。 結局使い方の問題なんでトレーナーがきちんと理解した上で使わせるべきでしょうね。
実際ヒトミミのトレーニングでオールウェザーだのタータンだのスーパーXだのいわれるやつはグリップ力強いですが統計上怪我が増えるわけじゃないです』
🕷️「あー、そういや陸上競技はもう全天候型のトラックだもんねえ」
🌸「でも、プールや坂路、芝ダートウッドチップにニューポリかあ。 どれ使えばいいかわからなくなるな。」
443 :
マスター
2025/05/06 07:38:19
ID:7TAy3LOsGo
🍚「いやあ恐ろしいね、運動学と根性論の融合」
🕷️「そりゃあブルボンちゃん強くなるよねえ」
『その理論値通りにトレーニング積める子ってブルボンしか居なかったと思うんで、まあ運命ですよね』
🌸「うっひょー、ブルボンちゃん運命だって、ブルトレがブルボンちゃんとの出会いは運命の出会いだってさー」
『ちょ、ま、やめてくださいよバクトレ先輩!』
🤖「マスター、トレーナーの皆さん」
『まて、お前の三冠が運命だったという話だ』
🤖「それより、皆さん――お話があります」
🌻「大丈夫ですよ♪ ちょっと砂の上で正座していただきますけど」
――はい?
444 :
アナタ
2025/05/06 07:43:59
ID:7TAy3LOsGo
『なんで俺等砂浜に正座させられてるの?』
🤖「隠し事をしていましたね? マスター」
🌻「こんな大事な事を隠していたなんて」
🌸「トレーナーさん、これは模範的行為とは言い難いですよ」
🍚「隠し事はよくないと思うな、おじさまはライスの事騙そうとしないよね?」
🕷️「いやーまあ隠したい気持ちはわからないわけでもないんですけどねえ」
――あの合宿所の民宿、大浴場は混浴ですよね?
『――知らん、知らん知らん知らん知らん知らん! あそこは時間制だ!』
「そうだよお? ぼくらも時間で男女決まってるって聞いてたよお」
🤖「管理にきた女将さんが言ってました。元々人が来ないので民宿としてはもう使ってないけど時間制なんてルールは今までにはないと」
🍚「だめだよおじさま、ちゃんと温泉のルールに則って混浴しよ?」
🕷️「トレーナーさん、背中ながしてあげますよ」
🌻「ふふふっ♪ トレーナーさんもう逃げられないですね」
🌸「さあ! 夏の思い出にレッツ混浴ですよ!」
445 :
トレーナー君
2025/05/06 07:53:31
ID:7TAy3LOsGo
裸は論外
水着では海と一緒ではないか
海と一緒で何が悪い
そもそも温泉で水着とかどうなの?
ちょっとはサービスしろ
まあ
色々あって
結局は温泉にいれていいという透けない丈夫なタオルってものを勝って
腰と胸には巻いて、その上にバスタオルのようにもう一枚巻く
というタオル入浴で混浴は合意した
事故――良からぬ行為を行ってないという証人も呼んだ
🍶「ええええ良いんですか!? 温泉でお酒とかサイコーじゃないですか!!」
446 :
トレぴっぴ
2025/05/06 08:01:02
ID:7TAy3LOsGo
🍶「温泉! お酒! 露天風呂!! さいこーですねー☆天国イズここにあった☆」
🤖🌻🌸🕷️🍚「………………」
『うわあ、浮くんだ』
「なんというか、タオル巻いててあれかあ」
「別定戦で68kg背負っても大差かあ」
「むしろこう……水着よりえっちくないですかね」
🌻「トレーナーさん?」
「ひっ!? ぼ、僕なにも言ってないよフラワー!?」
🌻「はい♪ ……でも見てましたね?」
🤖「マスター、マスター、装甲をパージします、マスター」
『やめなさいやめさない装甲パージしたら即全員あがるって約束だよね?』
🕷️「うわーライトハローさんすっごいね、こう――おっぱいって浮くんだね」
「あっはっは、君は本当に動じないねえ」
🍶「えへへー☆ まあまあ皆さんお酌しますよお☆あははえへへおしゃけおしゃけ」
🍚「ら、ライスわかんないよ! ライトハローさんは男子を誘惑してるのかお酒があればもうなんでもいいのかわかんないよ!」
447 :
トレ公
2025/05/06 08:11:17
ID:7TAy3LOsGo
🕷️「で――だ、まあ目の保養をしながらちょっとお話なんだけど
――秋の始動はみんなどうするの?」
『うちは直行でも良いんですが、一戦どっか前哨戦するかもなあって感じです』
🕷️「それなんだけどさあ、――ライスシャワーとマチカネタンホイザとミホノブルボンで前哨戦1レースしない?」
『…………』
🍚「うーん、うちとしてはしたい。 ライスがどこまでブルボンに迫ってるか見たい」
『うちとしてはメリットが何一つないんだよなあ、このタヌキども』
🕷️「いやさ、グランドセレモニーライブの一件もあるし、一戦メディアを沸かせて菊花賞で決着って方が盛り上がらない?」
🍚「大丈夫だよおブルトレくぅん、ぼくら逃げあいとかじゃないし菊花賞もやること一緒だよお」
『うーん…………まあ、別に大きなデメリットもないとは思ってるんで……いいですが』
🌸「しかし、もうURAって三冠ムードじゃん? これはこれでブルボン以外の子ってやりにくくないの?」
『ん? うち以外?』
🌸「いやほら――ブルボンの三冠を邪魔すんな――みたいな?」
🍚「あー、あるある。 実際変な手紙はもらったことある」
🕷️「ひどいよねえ、ブルトレくうん、ちゃんとファンを管理してよお」
『しらねっすよ、悪質なURAファンってたまーにいますよね』
448 :
アナタ
2025/05/06 08:17:31
ID:7TAy3LOsGo
『なあ、ブルボン』
🤖「はい、マスター。 ハグですか? 温泉でハグでしょうか?」
『そんな犯罪まがいのことはしないけど
実際どうなん?ここまで着たらお前の三冠を期待する声が多いって話 』
🤖「?? 三冠は真に強いウマ娘の証です。
誰かがそれを譲って三冠になってしまえばそれは三冠が凄くないという事になります」
『だ、そうです』
🤖「そんな事よりマスター、ハグをしてください。ハグです」
『しないよ?』
🌻「うふふ♪ じゃあ私はトレーナーさんをハグしますね♪」
「まってまってフラワー今はみんな見てるからだめだよフラワー」
🌻「じゃあ、後で二人きりのときにしますね♪」
「いやあフラワーちゃんは積極的だあ」
🌸「トレーナーさん! 我々も秋の戦線は全力で! 模範的! バクシン街道ですよ! バクシンバクシンバクシーン!」
🕷️「あ、トレーナーさん、お酒お注ぎしますよ。」
「ありがとうねえ、おっとっと」
🕷️「呑み過ぎちゃだめですよー」
🍚「……菊花賞の前に」
「ああ、一戦できればブルボンと戦いたいね。 大丈夫だよ、きっとダービーのときよりもっと強くなってる」
▲
|
全部
|
前100
|
次100
|
▼
|
ウマ娘BBSに戻る
名前
(空白でランダム表示)
画像
※JPEG/PNG/GIFのみ。最大サイズ合計: 8MB
画像は3650日で自動削除する
キャラを複数結合する他所様の便利なツールは
コチラ
コメント
スレをTOPへ (age)
※コメントは15行まで
※画像などのアップロードの近道 :
http://imgur.com/
※コメント書き込みの前に
利用規約
をご確認下さい。
-
WebPatio
-