安価で決める自由なスポ根
1 : お姉ちゃん   2023/07/04 08:19:30 ID:6VsVIHkGTs
前作
https://umabbs.com/patio.cgi?read=2378&ukey=0&cat=sc

・安価によって行き当たりばったりのストーリーを展開していきます
・必ずしも史実通りの成績にはなりません
・安価による指定さえあれば翌日中には更新します

主人公の性別は>>4(ヒト男性・ヒト女性・ウマ娘のいずれか)
840 : トレピッピ   2024/06/12 22:13:38 ID:FdqtEgwnho
デイリー杯ジュニアステークス
841 : キミ   2024/06/13 21:08:39 ID:LavStNNBYo
「スカーレット、次のレースだけど」
ミーティングで次走について話し合う。
「デイリー杯ジュニアステークスが良いと思う。11月のGIIで、1600m右回りのレースだ」
「異論は無いわ」
いきなりの重賞挑戦、しかもGII。
そう簡単に勝たせてはもらえないだろう。
しかし、それを勝たせるのがトレーナーの役目だ。
11月までに勝つ可能性を出来るだけ高くする。
「あと約二ヶ月、厳しく鍛えていくぞ」
「望むところよ!早く始めましょ!」
スカーレットのモチベーションは非常に高い。
闘争心の高さは、トレーニングにおいてプラスに働きやすい。
「マイルレースで重要なのはトップスピード、そしてそれにいち早く辿り着くための加速力だ。この二つを重点的に鍛えよう」
幸いな事に、このチーム<アルタイル>には、短距離マイル路線でスピードを極めたウマ娘がいる。
「ルビー」
ダイイチルビーはマイルが大得意。
マイルを走るスカーレットには彼女の速さを覚えてもらう。
「今日から君はスカーレットの先生だ。俺と君の二人でスカーレットを徹底的に強くするぞ」
「お任せを」
スカーレットを強くするための、二対一の指導。
デイリー杯ジュニアステークスに向けて、新たな体制で走り出す。

ダイワスカーレット、ダイイチルビーと次に行うトレーニングは>>843(自由な形式)
842 : アナタ   2024/06/13 23:55:48 ID:f9K3lBbeJk
ダスカとルビーが並走(ダスカが内、ルビーが外)
843 : アンタ   2024/06/14 00:00:31 ID:h/65RWBrVQ
まずは体力作り。
色々な物をいっぱい食べてパワーとスタミナをつける。
844 : アンタ   2024/06/14 21:29:50 ID:RGsqIDHChY
ルビーをスカーレットの先生に任命してからというもの、過酷なトレーニングが続いていた。
「あと十周です」
「はっ、はい!」
スカーレットのすぐ横にぴったり付いて走りながら、ルビーは言う。
「お疲れ様」
今日は午前中からのトレーニングだったため、ノルマを完遂した頃には正午を過ぎていた。
「そろそろお昼にしようか」
食堂に移動すると、大きな張り紙が目に入った。
「爆盛りメニューか」
山のように具材が載った料理の写真は、見るだけで満腹になりそうだ。
「スカーレットさん、挑戦しましょう」
「え!?これにですか!?」
ルビーは表情を変えずに言った。
スカーレットは驚く。
「食べるのもトレーニングの一貫です」
「なるほどな。よし、いっぱい食べてスタミナとパワーを付けよう!」
「ほ、本気!?」
いくらウマ娘でも、簡単に完食出来ないほどの量。
実際に料理を目の前にすると壁のようにさえ見えた。
「ルビー、俺達も手伝おう」
「はい」
エビフライやハンバーグ、ピラフなど、様々な料理が贅沢に載っている。
「美味しい!」
スカーレットはコロッケを食べた。
ルビーも巨大なオムレツを小皿に取り分ける。
845 : お兄さま   2024/06/14 21:29:55 ID:RGsqIDHChY
「そろそろ、限界かも・・・」
満腹が近い。
ルビーとスカーレットはまだ食べているものの、ペースは落ちている。
「が、頑張れ二人とも」
「スカーレットさん、あと三割ほどです」
ピラフの下から、何故かうどんが出てきた。
その周りには唐揚げがいくつもある。
「強くなるためには、食べなくちゃ!」
スカーレットは落ちていたペースを復活させた。
「もう少しだ!」
限界を超えれば強くなる。
肉体的にも、精神的にも。
「あと、一口っ」
最後の一口を飲み込んだ瞬間、スカーレットは天井を仰いだ。
「流石です。よく頑張りましたね」
午後のトレーニングは休みにした。

休日に一緒に出かけるウマ娘は>>846(ダイイチルビー・セイウンスカイ・ダイワスカーレットのいずれか一人)
846 : トレーナーちゃん   2024/06/14 21:30:32 ID:h/65RWBrVQ
ダイワスカーレット
847 : トレーナーさま   2024/06/15 22:27:51 ID:B/JhkXtYLk
今日はトレーニングの無い休日。
最近は、休日にスカーレットと出かけるのが恒例化しつつある。
「今日はどこに行こうかしら」
「無理にどこかに出かける必要は無いんじゃないか?身体を休めるのに専念しても良いと思うんだけど」
「分かってないわね。出かけた方が身体も心も休まるのよ」
それにしたって、トレーナーではなく友人と出かけても良いのでは、と思ったが口にはしなかった。
結局、目的地を決めずに近くをのんびり散歩する事にした。
「河川敷でのトレーニングなら・・・」
「またトレーニングの事考えてる」
歩いていると、前からウマ娘が走ってきた。
「だらああああああい!」
あまりの迫力に強い風が押し寄せる。
スカーレットに支えられなければ倒れてしまっていたかもしれない。
「あっ、カワカミ先輩!」
スカーレットが声をかけるとそのウマ娘は急停止した。
カワカミプリンセス。
以前買い物に付き合った事もある。
「ごきげんようスカーレットさん!・・・と、まぁ!いつぞやのトレーナーさん!」
「久しぶり。トレーニング中か?」
「ええ!なんと私!デビューする事が決まりましたの!たくさんトレーニングして、最高のデビューをブチかましますわ!」
拳を突き出して宣言した。
「つまりスカーレットと同期になるって訳か」
「もしレースで一緒になっても遠慮しませんから!」
「もちろんですわ!姫たるもの、相手は常に全力でブチのめしますわ!」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセス。
ライバルになるかもしれない二人は互いに健闘を誓い合った。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>848(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
848 : トレ公   2024/06/15 22:28:37 ID:qZei.CaHmY
賢さ
849 : お兄ちゃん   2024/06/16 21:05:58 ID:qD3kjFphXw
「おっ、スカーレット。宿題?」
スカーレットがトレーナー室でノートを広げていると、スカイが話しかけた。
「はい。でも難しくてあんまり進んでないんです」
「ほうほう〜。じゃあセイちゃん先生が教えてあげよう〜」
珍しくスカイがやる気だ。
「スカイ・・・もしかして君も先生になりたかったのか?」
「私だけ仲間外れにされちゃいましたからね〜」
スカイは分かりやすくへそを曲げている。
こういう演技なのかもしれないが、本心じゃないとは限らない。
「ごめんなスカイ。たまたまタイミングが合わなかっただけだったんだ」
スカイの頭を撫でる。
「ま、まま、まぁ!別にそんなには気にしてないですけどね!」
激しく動く尻尾が椅子の後ろから見えた。
「・・・あの、勉強見てくれる話は」
「そ、そだね。どこが分からないのかな〜」
ここはスカイに任せておく。
人に勉強を教えるのは、自分の勉強にもなるらしい。
「もう少し前にそれの言い換えがあったよ」
「あ、もしかしてこれですか?」
スカイの指導は意外と丁寧だった。
もっと放任主義なのかと思っていたが、新たな一面を知れた。
「トレーナーさんはここどう思います?」
「この時の人物の気持ちか。どれどれ・・・」
結局自分も参加する事になったが、スカーレットの宿題は無事に終わらせる事が出来た。

デイリー杯ジュニアステークスでの、ダイワスカーレットの枠順は>>850(1〜18番)
850 : トレーナーさん   2024/06/16 21:17:48 ID:/7C/9ypHus
1番
851 : トレーナーさん   2024/06/17 20:59:09 ID:drRtqcCgGk
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
スカーレットはルビーと並走を続けている。
もう何周目だろうか。
「腕を振りすぎです」
「はっ、はぁっ。はい!」
ルビーがすぐ隣でスカーレットの走りを見てくれるおかげで、指導をタイムラグなく走りに取り入れる事が出来る。
とは言え、トレーナーとしての役割をルビーだけに任せる訳にはいかない。
「スカーレット、そこに座ってくれ」
アイシングやマッサージなどで、酷使した身体を出来るだけ休ませる。
しっかりケアしなくては、ウマ娘の持つ黄金の脚はすぐに壊れてしまう。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
気持ち良さそうにしているスカーレット。
尻尾が顔に何度もぶつけられる。
「間もなくデイリー杯ジュニアステークスです。トレーナーさんから見て、スカーレットさんの仕上がりはいかがでしょうか」
「かなり良いと思う。まだ改善点はあるけど、それは当日までに出来るだけ直していこう」
「んっ、ええ!」
そして、デイリー杯ジュニアステークス当日。
天候は曇り、バ場は稍重。
「最内枠か。逃げるなら有利に働くな」
「ラッキーだね」
鏡を見てティアラの角度を調整するスカーレットに向かってスカイが言った。
「スカーレット、ラッキーだけじゃ勝てないぞ」
「ええ!実力で勝ってくるわ!」

ダイワスカーレットの作戦は>>852(逃げまたは先行)
852 : マスター   2024/06/17 21:00:06 ID:kgZcZzxfw6
先行
853 : アネゴ   2024/06/18 21:12:38 ID:.O0rICS41M
全員がゲートに収まった。
「さぁ、スタートしました!」
スカーレットはいつも通り前に向かって加速していく。
「1番ダイワスカーレット、先頭に立った。おっと!?外から10番が抜きにかかる!」
多少無理をしてでも、スカーレットに先頭を奪わせないようつもりだろう。
「ハハハハハハハッ!先頭はやらねぇよ!」
10番はさらに差を広げようとする。
「スカーレット、どうする」
闘争心に任せて競り合うと、スタミナをかなり使ってしまう。
ただでさえ稍重のバ場、余計な消耗は避けたい。
「・・・ふぅ」
スカーレットは無理に追わず、二番手で控えている事にしたようだ。
「良いね〜。冷静に走れてる」
スカイは満足げに頷く。
少し前のスカーレットならそのまま前を狙っていただろう。
これも、レースの勉強やトレーニングの成果だ。
「依然先頭は10番、3バ身離れて1番ダイワスカーレット」
スカーレットは一定のペースを維持しながら走っている。
このまま好位置につけて、最後に抜け出す。
それが理想的な展開だ。
「間もなく最終コーナーカーブ。ここから誰が抜け出すのか!」

一着と二着の着差は>>854(3バ身以下)
854 : マスター   2024/06/18 21:13:30 ID:ThJAN5I/oQ
1バ身
855 : お兄さま   2024/06/19 21:33:03 ID:zbKQ8gkX3Q
ここからは急な下り坂。
坂の間に十分に加速しておき、最終直線はトップスピードをぶつけ合う。
これが京都での戦い方だ。
「オラアアアアアアアッ!」
10番がさらにスピードを上げる。
「無謀だ。最初からかなり飛ばしてたんだ、もうとっくに限界のはずだ」
対するスカーレットは体力を上手く温存出来ていたため、下り坂での加速もスムーズで無駄が無い。
「チッ、ハァ、ハァ!」
「もらっていくわ!」
コーナーが終わると同時、スカーレットが先頭に立った。
「よし!」
「このまま突き放しちゃえ〜!」
しかし、GIIではそうすんなり行かない。
「ふっ!」
レース後半からじわじわと位置取りを上げてきていたのは7番。
「7番が先頭1番を追い上げる!その差およそ3バ身!」
「たあぁぁぁぁぁっ!」
このままではゴール前に追いつかれてしまう。
何とか粘らなければ。
「はああああああっ!」
スカーレットは力強く重い芝を蹴る。
「残り200!先頭は依然1番!7番はあと少しが届かない!」
「くっ、あああああっ!」
「はぁぁぁぁっ!」
「行けぇぇぇっ!スカーレットォォォッ!」
スカーレットの速さは衰えない。
「ゴールイン!一着は1番!ダイワスカーレット!」
粘り強さを見せつけてスカーレットは勝利した。
「これなら、中長距離も行けるかもしれない」

ダイワスカーレットと出かけるのは>>856(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
856 : あなた   2024/06/19 21:34:31 ID:lF/iW0itiU
ダイイチルビー
857 : トレーナー   2024/06/20 22:19:50 ID:FeT30NyoQA
ウイニングライブを終え、ホテルに戻る。
「今日はしっかり休んでくれ。学園に帰るのは明日の午後だ」
「分かったわ」
翌日。
「それでは、行って参ります」
「ああ、気をつけてな」
ルビーとスカーレットは京都観光に出かけた。
「スカイは行かなくても良かったのか?」
「ここでゴロゴロしてま〜す」
スカイはベッドの上で転がりながらスマホをいじっている。
「ここがあの清水の舞台?」
一方、スカーレットとルビーは清水寺に来ていた。
「はい。現在本堂の屋根は改修工事中のようですね」
清水の舞台と言われ有名な本堂は工事中で見る事は出来なかった。
「ですが本堂以外にも多くの見どころがあります」
仁王門、三重塔。
「重要文化財にも指定されているそうです」
千体もの石仏群。
「わぁーっ!すごい数!」
こうして、二人は歴史や文化を学んだのだった。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>858(スピード・スタミナ・パワー・根性のいずれか)
858 : モルモット君   2024/06/20 22:20:25 ID:oMPKl7YkFE
スピード
859 : トレーナーちゃん   2024/06/21 22:16:57 ID:2Oguz46h.w
デイリー杯ジュニアステークスを無事勝利したダイワスカーレット。
一番のウマ娘になるため、今日もトレーニングに励む。
「今日のトレーニングはこれを使うぞ」
用意したのは、ハムスターが走るような回し車。
もちろんウマ娘用の巨大なサイズだ。
「走れば走るほど周りのライトが光るんだ」
「スピードが目に見えるのね」
早速回し車の中で走り始めるスカーレット。
「その調子!もう少し上げて!」
ランニングマシンと同様に回転数などが分かるようになっている。
カラフルなライトが徐々に光り出す。
「はぁぁぁぁっ!」
ライトはさらに激しく光り、眩しいくらいだ。
「そ、そこまで!ゆっくり落として」
急停止すると危険なので、だんだんスピードダウンさせる。
「お疲れ様、輝いてたよ」
「それ、アタシの事よね?」

ダイワスカーレットと観戦するレースに出走するウマ娘は>>860(コパノリッキーまたはカワカミプリンセス)
860 : お姉ちゃん   2024/06/21 22:17:30 ID:qC5J1hytL2
カワカミプリンセス
861 : モルモット君   2024/06/22 22:40:02 ID:HJD9WjLkuk
今日は、GI阪神ジュベナイルフィリーズを観戦しに阪神レース場に足を運んでいた。
休日なので一人で来る予定だったのだが、スカーレットもついて来た。
「現地観戦はやっぱり違うわね」
「ああ。熱気や振動が伝わってくるのが良い」
ルビーとスカイが来られなかったのは残念だが、きっと中継で見てくれているだろう。
「さぁ最終直線!先頭は5番!すぐ後ろに9番!大外から10番カワカミプリンセス!カワカミプリンセスが来た!」
どこかスカーレットにも似ているような、パワフルな加速。
歯を食いしばり、風を切る。
「しかしカワカミプリンセス!僅かに届かない!一着は5番!逃げ切った!」
カワカミプリンセスはアタマ差の二着。
「惜しかったな」
「でも、すごかったわ」
同期がGIという大舞台で2着となった事は、スカーレットの闘志にも火を点けたようだ。
「見よう!一緒に ENDLESS DREAM!!」
ウイニングライブでは、出走者全員が笑顔でパフォーマンスしていた。
一人以外は、負けて悔しかっただろうに、それを押し殺して笑っている。
「応援してくれたファンへの感謝か」
「そうなんです。ライブには、ウマ娘達の色々な感情がたくさん込められていて」
隣でライブを観ていた女性が言った。
「あっ、すみません。つい話しかけてしまって」
「いえ。それより、お好きなんですか?ライブ」
その女性はウマ娘だった。
年齢を考えると、現役の競走ウマ娘ではなさそうだが。
「はい!実は私、好きが高じてイベントプロデューサーをやっているんです」
偶然だったその出会い。
そのプロデューサーの名前は。
「ライトハローと申します」

ライトハローと話す時間は>>862(10分以上60分未満)
862 : トレーナー   2024/06/22 22:41:00 ID:OMxMslgZ8A
43分
863 : アナタ   2024/06/23 22:16:38 ID:rWRswAaiX6
イベントプロデューサーのライトハローさんとライブについて語り合う。
「そのライブでは巨大な扇風機が使われてたんです」
「あ、私も現地で観ました!すごい演出でしたよね!」
しばらく立ち話をしていると、ハローさんが提案した。
「あの、もしよろしければ、どこかで座ってお話しませんか?」
「そうですね」
「アタシがいるの忘れてないかしら」
スカーレットが強めに言った。
「ごめんごめん。別に忘れてた訳じゃないよ」
「・・・もしかして、トレセン学園のトレーナーさんなんですか?その方は担当ウマ娘でしょうか」
そう言えばまだ名乗っていなかった。
トレーナーバッジも付けていなかったので分からなかったのも当然だろう。
「そうです!そしてこのトレーナーはアタシのです!」
スカーレットに腕を掴まれる。
「は、はぁ」
とりあえず、レース場内の飲食スペースに移動した。
「ライブの練習はレースにも活かせますし、色々知りたいですね」
「私も是非トレーニングについて伺ってみたいです!」
名刺を交換し、今後も関わりを持つ事になった。
人脈はいくらあっても困らない。
「43分ね」
「そんなにきっちり測ってたのか?」
つい熱中して40分以上も話し込んでしまったが、有益な時間だった。

ダイワスカーレットが初詣に着ていく服装は>>864(ジャージ・私服・着物のいずれか)
864 : 相棒   2024/06/23 22:17:46 ID:92./pB2bRE
着物(振袖)
865 : モルモット君   2024/06/24 21:31:09 ID:/IvUwPb6X6
新たな年。
ダイワスカーレットはジュニア級からクラシック級になった。
「スカーレット、似合ってるよ〜」
スカーレットは振袖に身を包み、嬉しそうに鏡の前に立つ。
「ふふん!良いわね!」
今日は一月二日。
四人で初詣に行くのだ。
「スカイは振袖を着なくて良いのか?」
いつも通りのゆったりした服装のスカイは欠伸をしながら答えた。
「あんまり締め付けられるのは好きじゃないんです〜」
その時、トレーナー室のドアが開いた。
「お待たせいたしました」
着物への更衣を済ませたルビーだ。
「わぁっ!ルビーさん、すっごくキレイです!」
「ありがとうございます」
「うん、よく似合ってる」
「・・・ありがとうございます」
着物から出ている尻尾が揺れていた。
「そろそろ行こうか」
神社はやはり混雑していた。
「迷子にならないようにな」
「「スカイさん」」
「ちょっ、そんなに私迷子になりそうですか!?」
長い列が進み、ついに参拝の順番が来た。
チーム<アルタイル>のウマ娘が大きな怪我無く、健康に過ごせますように。
「トレーナー、何をお祈りしたの?」
「君達の健康だよ。スカーレットは?」
「強いウマ娘とたくさん走れますようにって」
強者との競争を望むとは、とてもスカーレットらしい。
「まず今年はクラシック級で一番になるわ!そのためにはどんなウマ娘が相手でも勝たないと!」
同期には、カワカミプリンセスやコパノリッキーらがいる。
激しい戦いになる事が予想されるが、全力でサポートしてスカーレットを勝たせようと心に誓った。

おみくじで大吉が出た人数は>>867(0〜4人)
866 : トレピッピ   2024/06/24 23:48:00 ID:XQcEPtUvVg
0人
867 : トレピッピ   2024/06/25 00:00:00 ID:tb4NLk4Gtw
4人
868 : 貴様   2024/06/25 21:56:54 ID:gJ40Ak2L.2
初詣に来ればやはりおみくじを引いておきたい。
「それじゃあ、せーの!」
四人で同時におみくじの中身を見る。
「やった!大吉!」
「おっ、大吉だ!」
「私も〜」
「大吉でした」
つまり、全員が大吉を引き当てた事になる。
「すごいですねこれ。どのくらいの確率だろ」
「確率は神社ごとに違うけど、大体20%前後らしいぞ」
仮に大吉の確率が20%だとすれば、四人揃って大吉をひくのは0.16%。
新年早々、奇跡が起きたと言えるだろう。
「学問、健康、待ち人、失せ物、仕事、恋愛。全部良いわね!」
「流石大吉。良い事ばっかり書いてあるね〜」
自分のおみくじもよく読んでみる。
「・・・大体は良い感じだな。恋愛運のところだけは一切進展無しって書いてあるけど」
「ドンマイですよルビーさん」
何故ルビーに言ったのかは不明だが、ルビーは特に何も言わなかった。
「スカイさんはどんな感じだったんですか?」
スカーレットが尋ねる。
「面白い事は書いてないよ〜?ほら」
スカイが見せたおみくじには、やはり大吉と書かれていた。
「失せ物、返ってくるって書いてあるな」
「何か失くしてたっけ?トレーナーさん、見つけたら教えて下さいね〜」
幸先の良い一年のスタートを切る事が出来た。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>869(自由な形式)
869 : トレぴっぴ   2024/06/25 21:57:31 ID:tb4NLk4Gtw
アイススケート
870 : 相棒   2024/06/26 22:26:54 ID:fCL3FxHHb.
今日はお休み
明日は朝と夜の二回更新します
871 : あなた   2024/06/27 09:49:52 ID:HRo2joH6dg
今日からダイワスカーレットのトレーニングを再開する。
正月ムードからしっかり気持ちを切り替えよう。
「何でスケートリンクなの?」
「何でって・・・もちろんトレーニングのためだよ」
当然ながら、正月ムードのまま遊びに来た訳ではない。
冬ならではの方法で効果的なトレーニングがしたかったのだ。
「アイススケートには体幹や柔軟性が要る。レースでも活かせるはずだ」
レンタルしたスケート靴を履いたスカーレットは、ゆっくりとリンクを滑り始める。
「やった事あるのか?」
「何回かね。でも、久しぶりだしちょっと危ないかもっ!?」
バランスを崩しそうになったが、何とか手すりに掴まったので転ばずに済んだ。
「かかとをくっつけて、90度くらい開いて。そう、そんな感じ」
急ごしらえの知識での指導ではあったが、スカーレットはみるみる上達していった。
「はっ!」
スカーレットは見事な二回転ジャンプを決める。
「ふふん!どう?アタシのジャンプは」
「ああ!とってもすごかった!」
尻尾を激しく振ったので、バランスを崩してしまいそうになる。
「おっと、大丈夫か?」
スカーレットの肩を掴み、支える。
「あ、ありがと」
トレーニングのノルマを終えたスカーレットはドリンクを飲みながら言う。
「今度はルビーさんとスカイさんとも来たいわね」
「ああ、三人ならスピードスケートみたいに並走トレーニングが出来そうだ」
「遊ぶっていう選択肢は無い訳?」

ダイワスカーレットの次走は>>872(クラシック級2月〜4月までの、芝のマイルまたは中距離の重賞)
872 : アンタ   2024/06/27 09:52:43 ID:R4NKlQE9sc
桜花賞
873 : アネゴ   2024/06/27 21:27:10 ID:HRo2joH6dg
「スカーレット、次のレースだけど」
クラシック級に上がり、これからは本格的に大きなレースで走る事になる。
GIIを勝ったスカーレットが次に目指すべきは。
「GIに出てみないか?今の君なら勝機は十分にある」
日頃のトレーニングも順調で、スカーレットの才能は良い感じに伸びている。
GIでも勝てるはずだ。
「もちろんそのつもりよ!一番上のレースを勝たなくて、一番のウマ娘にはなれないもの!」
問題は、どのGIに出るか。
スカーレットの適性はマイル、中距離。
王道のクラシック三冠、皐月賞か。
ルビーも挑んだトリプルティアラ路線、桜花賞か。
マイルを主戦場にするならNHKマイルカップもありだろう。
「どの路線に進みたいか、希望はあるか?」
まずは本人の意思が最優先。
「それならもう決めてあるわ!桜花賞、トリプルティアラよ!」
「トリプルティアラ、ですか」
ルビーが言った。
「はい!ルビーさんの桜花賞、実は現地で観てたんです!アタシもあんな風に走りたいって思いました。だから、アタシはティアラ路線に進みます!」
ルビーと共に挑み、初めて勝ち取った栄冠。
あのレースが、新たな夢や憧れを生んでいた。
「・・・貴方が決めた事なのでしたら、私に異論はありません」
「俺も大賛成だ」
再び桜花賞へ挑戦する事に決めた。
「そうと決まったら、早速トレーニングしましょ!」
「ああ!」

ダイワスカーレットとダイイチルビーと行うトレーニングは>>874(スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
874 : トレーナーさん   2024/06/27 22:41:23 ID:R4NKlQE9sc
パワー
875 : アナタ   2024/06/28 21:32:19 ID:TXlMPfJ66E
「今日はバスケットボールをするために集まってもらった」
六人のウマ娘に言った。
「3対3で試合をして、相手のディフェンスを突破するパワーを鍛えるんだ」
人数は少ないが、ルールは普通の五人制のものと同じ。
分かりやすさを重視した。
集めたメンバーは、<アルタイル>のスカーレット、スカイ、ルビー。
「チーム分けを発表するぞ。まずは、Aチーム。ダイワスカーレット、セイウンスカイ、ダイイチルビー」
「ま、当然よね!」
「頑張ろ〜」
そして。
「Bチームは、ゴールドシップ、ヒシアケボノ・・・カワカミプリンセス」
「やってやりますわ!」
これまでに関わりがあったウマ娘、そしてスカーレットの同期であるカワカミプリンセスの三人。
「どうしてこの方々にお声がけを?」
「スカーレットのパワーを伸ばすのにぴったりだからだよ。体格に恵まれている三人を相手にすれば、きっとレースでも押し負けないパワーが手に入るはずだ」
Bチームの三人は身体が大きく、バスケットボールではかなり有利だ。
「パス!」
試合が始まり、スカイはスカーレットにパスを出した。
スカーレットはドリブルで進んでいくが、ヒシアケボノが壁となって止まってしまった。
「スカイさん!」
一度後ろのスカイにボールを戻す。
「はいは〜いっと!」
すぐにルビーにボールを渡した。
「はっ!」
ルビーは正確無比なシュートで得点した。
「良いぞー!」

バスケットボールの試合に勝つのは>>876(AチームまたはBチームまたは引き分け)
876 : 相棒   2024/06/28 21:44:54 ID:FtbqZGkVos
Bチーム
877 : トレぴっぴ   2024/06/29 21:31:21 ID:0fG1xBWh/g
残り時間はあと僅か。
点差は1点で、Aチームが優勢だ。
「アケボノさん!」
「よーし!」
ヒシアケボノにボールが渡った。
スカイがぴょんぴょん跳んで妨害しようとするが、身長差を活かしてシュートを打たれてしまう。
「たぁっ!」
スカーレットが高いジャンプでボールをブロックして弾いた。
こぼれたボールをゴールドシップが拾い、ドリブルでゴール下まで攻め込む。
「おりゃおりゃおりゃあーっ!」
ルビーがゴールドシップを止めに入る。
「させません!」
ゴールドシップの巧みなドリブルを見切り、ルビーが手を伸ばす。
「なっ」
いつの間にかボールが無くなっていた。
「それはゴルシちゃんのエアバスケが生み出した残像だ」
ボールは既にカワカミプリンセスに渡っていた。
「どっせぇぇぇぇい!」
豪快なダンクシュートで得点した。
「逆転されたか・・・。だけど、もう一度逆転すれば!」
残り時間を考えると、次が最後の攻撃。
ルビーの素早いドリブル。
スカイのフェイントを混ぜたパス。
最後には、スカーレットのダンク。
878 : トレーナー君   2024/06/29 21:31:27 ID:0fG1xBWh/g
「はぁぁぁぁっ!」
「させねぇっ!」
「ええーい!」
「どらぁぁっ!」
高い三つの壁に阻まれる。
「負けないんだから!」
スカーレットは強引に決めようとする。
ブロックの隙間を突いて、ゴールにボールを叩き込む。
「やったわ!」
「そこまで!」
ブザーが鳴り、試合時間が終了した。
「結果は・・・Bチームの勝ち!」
「はーっ!?アタシ最後に決めたじゃない!?」
スカーレットが抗議する。
「いや、実はスカーレットがジャンプする時にトラベリングがあったんだよ。ボールを持ったまま三歩以上歩いたから反則だ」
そのくらい大目に見ても良いのかもしれないが、レースというスポーツに関わる者である以上、ルールは厳守しておきたい。
「・・・それなら、仕方ないわね」
スカーレットは素直に引き下がった。
彼女も同じように考えたのだろう。
「でも、良い勝負だったよ。お疲れ様」

ダイワスカーレットと出かける場所は>>879(学園から日帰りで行ける場所)
879 : モルモット君   2024/06/29 21:33:02 ID:SbZ0zaaziA
温泉(アミューズメントパークではない普通の)
880 : トレーナーさん   2024/06/30 22:22:14 ID:jiv4t818jk
今日もリアカーを使ってスカーレットと走りに行く。
学園内での走り込みと違い、景色が変わって飽きないのが利点だ。
「今日はこっちの方に行ってみるか」
きまぐれで行き先を決めたように見せたが、実際は目的地を決めている。
スカーレットを驚かせたいので直前までこのまま秘密にしておこう。
「昨日のバスケ、ルビーさんのシュートフォームがすごくキレイだったわね」
道中、昨日のトレーニングについて話していると、それなりにあったはずの道のりが短く感じられた。
「この辺りで休憩にしよう」
「え、ここって・・・」
スカーレットは、目の前の建物を見て驚く。
「日頃頑張ってるからな。ここでしっかり休んでいこう」
来たのは温泉旅館。
宿泊だけでなく、日帰りでも楽しめる場所だ。
「ふぅ、気持ちいいわね・・・」
スカーレットは汗を流し、温泉で疲れを癒した。
「良い湯だったな。何か飲むか?」
「もちろんコーヒー牛乳よ!」
王道のコーヒー牛乳を選んだようだ。
「俺もそれにしようかな」
二人で腰に手を当てながら飲む。
「じゃあ帰ろうか」
「せっかく汗を流したのにまた走るの?」

ダイワスカーレットが食べる料理は>>881(寮で提供される夕食)
881 : マスター   2024/06/30 22:23:01 ID:0VXqnhyy4c
カツカレー(ゲン担ぎで)
882 : 大将   2024/07/01 22:17:26 ID:RBEVSXbtgc
トレーニングを終えたスカーレットは栗東寮の自室に帰っていた。
「なぁスカーレット」
「何?」
スカーレットに話しかけたのは、彼女の同室のウオッカだ。
「お前ってライブの自主練ってどのくらいやってんだ?」
「ダンスレッスンなら週二回ね。ボーカルレッスンはあんまり出来てないけど」
ウオッカは腕を組んで唸る。
「あー、俺もダンスの練習増やした方が良いかー」
「もしかして、先生にダンスが下手だって言われたんじゃないの?」
「ばっ!下手とまでは言われてねぇよ!・・・もっと頑張れって言われたから、次までにあっと言わせてやろうと思っただけだ!」
ウオッカはベッドから立ち上がる。
「スカーレット、メシ食いに行こーぜ」
「そうね」
出てきた料理はカツカレー。
「おおーっ!今日は結構動いたからこういうガッツリ系はありがたいぜ!」
「そろそろGIシーズンに入るから、ゲン担ぎだよ」
寮長、フジキセキが言った。
「GI・・・。アタシ、たくさん食べて、絶対勝てるように頑張ります!」
「うん、その心意気だよ。いっぱい食べてね」

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>883(自由な形式)
883 : モルモット君   2024/07/01 22:18:59 ID:5G4qvxBv6Y
登山
884 : トレーナー君   2024/07/02 22:09:18 ID:q3tNHd.G6o
「天気に恵まれて良かったな」
今日は四人で登山に来ていた。
「とは言え、山の天候は急変しやすいので十分に注意を払いましょう」
ルビーの言う通り、山はすぐに天気が変わる。
今は雲一つ無い快晴だが、数時間後はどうなっているか分からない。
「うーん、空気が気持ち良い〜」
のんびり歩きながら登山を楽しむ。
走らなくても足腰を鍛えられる。
「鳥も結構いるな」
様々な鳥のさえずりが聞こえる。
「あっ!良い景色!」
スカーレットが指差した方を見ると、雄大な山々が広がっていた。
「おおっ!本当だな!」
「結構高い所まで登りましたね〜」
「もう少しで山頂ですね」
きっとここよりも良い景色が見られるだろう。
「あとちょっと、頑張ろう!」
休憩を挟みながら、焦らず登る。
「見えたわ!」
山頂を指し示す看板があった。
スカーレットが一番先に山頂に到達した。
「達成感ありますね〜」
「ああ、景色も綺麗だな」
絶景を見ながら、昼食を食べる事にした。
「ルビーさんとお弁当を作って来たんです!」
「スカイさんのお好きな魚のフライもあります」
「わ〜い!」
リフレッシュとトレーニングを同時に出来た日となった。

ダイワスカーレットと行うライブのレッスンは>>885(ダンスまたはボーカル)
885 : トレ公   2024/07/02 22:10:19 ID:WLJx13x9HM
ボーカル
886 : キミ   2024/07/03 22:13:24 ID:nhEzjHiiLw
「ついに来週は桜花賞だな」
「ええ。絶対勝つわ!」
スカーレットの自信は揺らがない。
持っているポテンシャルと努力量を考えれば、過信だとは思わない。
「勝つなら当然、ウイニングライブの練習もしないとな」
「桜花賞なら、彩 Phantasiaでしょ?前から練習してたから振り付けは完璧よ」
スカーレットは誰に言われなくても努力を惜しまない。
「それなら歌の方を練習しよう。肺活量や腹筋を鍛えられるから、レースのためにもなるしな」
カラオケに移動する。
「まずは普通に歌ってみてくれ」
「分かったわ」
採点機能も無しで、とりあえず現状を確認する。
「舞い散る花びらを従えて いま羽ばたこう」
今の状態でも十分に上手い。
ただ、もっと上を目指せるはずだ。
「息継ぎのタイミングを意識してみよう」
「・・・今更だけど、アンタ歌の事分かるの?」
「もちろん。これもトレーナーの仕事だからな」
とは言え、メインの業務ではないのでプロのレッスンのようにはいかない。
「じゃあもう一回!」
こうして、何回もスカーレットとボーカルレッスンを行った。
桜花賞のウイニングライブでは、センターでこの歌声を披露させてあげたい。

桜花賞でのダイワスカーレットの枠順は>>887(1〜16番)
887 : トレーナーちゃん   2024/07/03 22:15:09 ID:73SPmGpB/c
1枠1番
888 : トレピッピ   2024/07/04 22:13:36 ID:I6TLZ4Ca1A
桜花賞当日。
「現在、一番人気は5番カワカミプリンセス。阪神ジュベナイルフィリーズではアタマ差の二着。その実力は本物です」
「実力なら、二番人気のダイワスカーレットも負けていませんよ。ここまで無敗で、デイリー杯ジュニアステークスも制していますからね」
スカーレットは二番人気だが、一番人気とそこまで差は無いはずだ。
「スカーレット。カワカミプリンセスはこれまで後ろからのスタートが多い。集団の中から抜け出すパワーもあるから、油断しないようにな」
「分かってるわ。もちろん、カワカミ先輩以外にも気をつける」
今日のスカーレットは1枠1番からのスタート。
前に出やすいので素直に喜んで良いだろう。
「頑張れ」
「健闘を」
スカイとルビーがスカーレットの背中を押す。
「一番先にゴールしてこい!」
「当然!」

ダイワスカーレットの作戦は>>889(逃げまたは先行)
889 : トレぴ   2024/07/04 22:14:01 ID:YiZtmmq6OU
先行
890 : お兄ちゃん   2024/07/05 22:12:10 ID:QbI6zv1Ai6
「ゲートイン完了」
レース場内を緊張感が支配する。
「今・・・スタート!」
揃ったスタート。
スカーレットは予定通り前に出る。
「先頭は9番。すぐ隣には15番。さぁ2番人気のダイワスカーレットは三番手につけました」
「良い位置だ」
先頭争いは激しいので、無理に加わるとスタミナを削られてしまう。
少し離れて、タイミング良く抜け出す。
これが理想的な先行策だ。
スカーレットもそれを目指しているのだろう。
「5番カワカミプリンセスは中団にいます」
「これまで通り最終直線で抜け出すつもりでしょう」
仕掛けるのが遅れれば、差されてしまう。
逆に早いとスタミナが切れて失速し、最終的に差されてしまう。
完璧なタイミングで飛び出せるかが、勝負の鍵だ。
「コーナーに入ります」
仕掛けるなら、このコーナーの途中。
「落ち着いて走ってくれよ」

ダイワスカーレットの着順は>>891(1〜3着)
891 : トレーナーさま   2024/07/05 22:13:00 ID:5Q2YZot6M6
1着
892 : お兄さま   2024/07/06 22:12:46 ID:RWOXGzSWmE
「最終コーナーカーブ!先頭は依然9番。おっと、カワカミプリンセス!少し外に出たぞ!」
「抜け出す準備を始めたようですね」
力で集団から抜け出す事も出来るだろうが、進路は余裕を持って確保しておくに越した事は無いと考えたのだろう。
「そろそろ最終直線ですね」
「ああ。仕掛けるタイミングは何度も予習してきた。冷静に走れていたら、もうすぐ動くはずだ」
映像やVRウマレーターを使い、阪神レース場についてたくさん勉強してきた。
成果を見せる時だ。
「ダイワスカーレット!一気に前に出た!15番に並ぶ!」
外から二番手の15番を抜きにかかる。
「カワカミプリンセスも続いて仕掛けた!」
15番を抜いたスカーレットは、先頭の9番に並ぶ。
カワカミプリンセスから逃げ切るためには、ここで十分なリードを作り出しておきたい。
「はぁぁぁぁっ!」
「たぁぁぁぁっ!」
9番とスカーレットは競り合いながら伸びていく。
「スカーレットは闘争心が強い。誰かと競り合っている方が、速くなる!」
最終直線に入り、二人は追い比べをしてペースを上げる。
カワカミプリンセスも凄まじい速度で追い上げてきている。
「三人並んだ!いや、ダイワスカーレットが頭一つ分抜けているか!」
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「ど、らああああああああっ!」
大きな歓声がレース場の温度を上げる。
「スカーレットォォォッ!行けぇぇぇぇぇっ!」
ほんの少し。
クビ差で。
「一着は1番ダイワスカーレット!ダイワスカーレットだぁぁぁっ!」

ダイワスカーレットの疲労度は>>893(70%以上95%以下)
893 : お前   2024/07/06 22:14:00 ID:oMKbdIprNk
80%
894 : 貴方   2024/07/07 21:56:50 ID:f5fnlRvwvM
「スカーレットーっ!」
観客席を飛び出し、スカーレットの元へ急ぐ。
ルビー、スカイのおかげでGI勝利は何度も経験してきたが、やはり嬉しいものは嬉しい。
スカーレットは息を整えながら観客の方を見る。
勝利を実感すると、人差し指で一番を示した。
「おおおおおおおおおお!」
その風格は、まさしくGIウマ娘。
「トレーナー!やったわ!」
「ああ!よくやった!すごいぞ!」
スカーレットの元へやっと到着した。
「ふふんっ!まずは一冠よ!」
さっきの人差し指を立てたのは、一番だけでなく一冠という意味もあったのかもしれない。
「おめでとうございます!スカーレットさん!」
僅差で二着となったカワカミプリンセスが素直にスカーレットの勝利を祝福する。
「ありがとうございます!カワカミ先輩も、すごい走りでした!ちょっとでもタイミングを間違ってたら負けてたと思います」
「ぐぅ・・・悔しいですわ!次こそは、必ず勝ちます!」
カワカミプリンセスは、そう宣言して去っていった。
「・・・ふぅ」
スカーレットが息を吐くと、身体が揺らいだ。
「おっと、大丈夫か?」
流石に疲労が溜まっているようだ。
スカーレットを支えながら控え室に戻る。
「スカーレットさん、おめでとうございます」
「おめでと〜」
ルビーとスカイが出迎える。
「ありがとうございます!」
厳しい戦いではあったが、これまでの成果を発揮出来た良いレースとなった。

ダイワスカーレットの休養日は何日か>>895(1日〜3日)
895 : あなた   2024/07/07 21:58:00 ID:li6VIWFyX2
3日
896 : 貴方   2024/07/08 22:20:11 ID:euyQcUotxk
今日はお休み
明日は朝と夜の二回更新します
897 : トレーナーさま   2024/07/09 09:19:11 ID:gWzJm2SkbE
「ドキドキってもっと phantasia 手を伸ばし つかもう」
練習の成果を発揮し、見事なウイニングライブを見せてくれた。
「思い出すか?」
「はい。ですが当時よりも嬉しく思います」
同じ桜花賞のライブでも、感じ方は違うようだ。
しかも、ルビー自身がセンターに立った時以上に喜んでいるようだ。
「スカーレット、結構疲れてたけど大丈夫ですかね?」
大きいレースの後の、ウイニングライブ。
負担はかなり大きい。
レース後にストレッチやマッサージは行ったが、それで疲労が無くなった訳ではない。
「何日か・・・三日くらい完全休養日にした方が良いな」
確かルビーの時も五日くらい休ませたはずだ。
体格的に恵まれたスカーレットでも、やはりGIは負荷がかかる。
「祝勝会は明日かな」

ダイワスカーレットの祝勝会に参加する人数は>>898(4〜10人)
898 : トレぴっぴ   2024/07/09 09:21:25 ID:TfC.kbaVS.
10人
899 : お兄さま   2024/07/09 21:04:31 ID:gWzJm2SkbE
桜花賞の翌日。
阪神レース場から帰ってきた後、スカーレットはしばらく寝ていたようだ。
いつものように元気に振舞っていたが、流石に疲れが溜まっていたらしい。
「スカーレット〜早く早く〜」
「すみませんっ!寝過ぎちゃいました!」
夕方、祝勝会の時間になった。
スカーレットが小走りでやって来る。
「皆集まってくれたぞ」
スカーレットのGI勝利を祝福するべく、6人のウマ娘が集まった。
「スカーレット。桜花賞見事な走りだったぞ」
ルビーの同期で、スカーレットが慕う先輩でもあるエアグルーヴ。
「まぁ、アレだ。良かったぜ」
「おめでたいのです」
クラスメイトのウオッカとアストンマーチャン。
ウオッカはスカーレットの同室で、何かにつけて張り合っているようだ。
アストンマーチャンには以前スカイのトレーニングを手伝ってもらった事がある。
「桜花賞、おめでとう!すっごい走りだったね!」
同期のコパノリッキー。
ダート路線を進む彼女と同じレースを走る事は無いかもしれないが、同期の絆は大切にしてくれているようだ。
「スカーレットちゃん、おめでとう!カレン、感動しちゃった!」
ルビーと同じレースを走ったカレンチャン。
こういうイベントにはよく顔を出してくれる。
「いやぁ流石だよ、スカーレット君。君は私と違って人望とやらに溢れているらしい。実に喜ばしい事だ」
スカイの同期として、何度も戦ったアグネスタキオン。
スカーレットとも交流があるようだ。
「皆さん、ありがとうございます!次も・・・オークスも勝てるように、たくさんトレーニングします!これからも応援、よろしくお願いします!」
スカーレットの言葉を聞いて、ウオッカが鼻を擦る。
「それじゃあ、スカーレット」
「ええ」
ジュースの入ったグラスをそれぞれ持つ。
「乾杯!」

トレーナーが出かける場所は>>900(学園から日帰りで行ける場所)
900 : アナタ   2024/07/09 21:07:40 ID:TfC.kbaVS.
昔、行きつけだった居酒屋
901 : お姉さま   2024/07/10 21:32:01 ID:flE5HpZviY
今日のトレーニングは休み。
ルビーの勧めで、仕事も休んだため一日のんびり過ごしていた。
「お」
スマホにメッセージが届いた。
飲みに行かないかという誘いだった。
ちょうどやる事も無かったので快諾した。
「トレーナーさーん!」
「ハローさん。誘っていただいてありがとうございます」
誘ってくれたのは、この前知り合ったライトハローさんだ。
「あ、ここ昔よく行ってたんですよ」
「そうなんですね。ここにしましょうか」
店に入り、互いの仕事について話す。
「実は、今大きなプロジェクトを進めているんです。グランドライブという、全てのウマ娘がファンに感謝を伝えるライブを開催しようとしていまして・・・」
グランドライブ。
ウイニングライブとは別の、勝者も敗者も関係なく全員が主役となるライブらしい。
「もしよろしければ、トレーナーさんとチーム<アルタイル>にも参加していただきたいです。もちろん、トレーニングに支障をきたさないようにしますので」
確かに、大きなライブからは色々学べそうだ。
「分かりました。前向きに検討してみます。きっとうちのウマ娘達も参加したがると思いますよ」
その後も、飲みながら色々な話をした。
「う〜、うまだっち!とっと」
ハローさんはかなり酔ってしまっているようだ。
店を出てから、テンションが高い上にフラフラしている。
「トレーナーさんも!一緒に歌いましょう!よぉ!」
「危ないですよ。少し休んだ方が・・・」
近くにカラオケがあったので、入る事にした。
ハローさんの希望もここなら叶うし、しばらく休憩するのにもちょうど良い。
「はひれ〜みらいのなか、へ〜」
かなり酔ってきたせいか、その後の事は全く覚えていなかった。
「う、うぅ。もう、こんな時間か」
目が覚めると朝だったが、今日も休みで良かった。

告知ライブに参加するウマ娘の数は>>902(3人〜8人)
902 : トレーナー君   2024/07/10 21:35:00 ID:WVIGMRAe4Y
8人
903 : トレーナーちゃん   2024/07/11 22:10:44 ID:7pf8HyFQ/g
ハローさんと別れた後は、トレーナー室でグランドライブについて資料をまとめる事にした。
休日だからこそ、いつもの仕事以外の事が出来る。
「告知ライブが来週にあるのか。宣伝効果はありそうだけど・・・」
正直、グランドライブについては昨日まで知らなかった。
大きなライブにしては、知名度があまり高くない。
「告知ライブの規模が小さいのか。あと、頻度も高くないみたいだ」
これまで告知ライブは二、三回しか行われておらず、パフォーマンスを行ったウマ娘も数人しかいなかったようだ。
「だけど、スカーレット達が参加すればきっと知名度も上がる」
早速、スカーレット達にグランドライブ計画に参加しないか連絡を入れた。
「直接言えば良いのに」
約五分後にスカーレットがトレーナー室に来た。
「いや、休みだから」
「休みの日に仕事してるアンタが言うと説得力無いわね」
ハローさんの話によると、次の告知ライブの参加者は5人。
ここから3人増えれば、色々なパフォーマンスがしやすくなるだろう。
「まぁ、良いわよ。トレーニングにもなると思うし」
スカーレットはすんなり受け入れてくれた。
「あ、ルビーとスカイからも来た。二人とも参加するって!」
これで告知ライブの参加者は8人になった。
ハローさんにも連絡しておこう。
「どんどん広めていきたいな」

告知ライブで披露する楽曲は>>904(アプリ内ミニライブにある曲からいずれか一曲)
904 : アンタ   2024/07/11 22:15:00 ID:PhjYo399uk
大好きのタカラバコ
905 : アンタ   2024/07/12 22:18:33 ID:R7svG6Un.6
告知ライブ当日。
「トレーナーさん、着替え終わりましたよ〜」
合図があったので控え室に入る。
「おお、似合ってるぞ皆!」
ルビー、スカイ、スカーレットがお揃いの衣装を身につけていた。
トレセン学園の共通ライブ衣装だが、自分の勝負服を持つ三人が着る機会は意外と少ない。
「アタシ達の出番は最後だったわよね?」
「ああ。大トリを任せてもらえたのは、君達の人気あってこそだ」
チーム<アルタイル>はこれまで数々のレースを制してきた。
そんなウマ娘達がグランドライブの告知に参加するとなれば、知名度はぐんと上がるだろう。
「スタンバイお願いしまーす」
「頑張って来い!」
「はい」
「は〜い」
「ええ!」
出番を終えたコパノリッキー達が戻ってきた。
今日のライブは三人、二人、三人の順にパフォーマンスを行う。
「すぐに始まるな。早く行かないと」
今日三人が披露するのは、大好きのタカラバコという曲。
普段のライブのレッスンで練習している曲なので急な参加にも対応出来たのだ。
「大好きなもの あつめよう 大好きなもの かぞえよう」
センターを務めるのはダイワスカーレット。
緊張する場面に慣れる意味でも、この告知ライブへの参加は有意義だったと言える。
「いえぇぇぇぇい!」
「最高だぜーっ!」
観客は大盛り上がりだった。

告知ライブ後に食べる料理のジャンルは>>906(和食・イタリアンなど)
906 : トレぴ   2024/07/12 22:20:00 ID:Lj.tHTxzUk
恒例のフレンチ料理「舌平目のムニエル」
907 : トレぴっぴ   2024/07/13 22:37:15 ID:NlNO1hN6Gs
「皆さん!今日はお疲れ様でした!おかげさまで告知ライブは大成功!本当にありがとうございました!」
ライブ後、ハローさんが頭を下げた。
「ハローさんの働きあってこそですよ」
出演したウマ娘も頷く。
「皆さん・・・ありがとうございます!そうだ、良ければ一緒にお食事なんてどうでしょう?」
親睦を深めるのにも良いだろう。
という訳で、フレンチレストランに来た。
「うおっ、絶対高いって」
コパノリッキーのトレーナーが言った。
「ふふっ。それが、結構リーズナブルなお店なんです」
メニューを見てみると、見知った料理の名前があった。
「俺はこれにしようかな。舌平目のムニエル」
「トレーナーさん、それ好きですね〜」
「ああ、実は思い出の味なんだよ」
いつかルビーと食べた舌平目のムニエルの味は今も覚えている。
「じゃあアタシもそれにするわ」
スカーレットは初めて食べるようだ。
「このブイヤベース美味しい!」
「ポトフも絶品ですね」
「あち」
それぞれ料理を楽しんだ。
「次の告知ライブも成功させたいですね」
「はいっ!」
その暁には、またこうやって皆で食事をしようと約束したのだった。

ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは>>909(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
908 : トレーナーさま   2024/07/13 23:36:59 ID:yDSuFs2WlA
スピード
909 : 貴方   2024/07/14 00:00:03 ID:a4hLgKdHIA
賢さ
910 : トレーナーちゃん   2024/07/14 22:20:39 ID:ikQd7OzLwk
今日はスカーレットの次の目標、オークスに向けて勉強をする。
「オークスはどこのレース場で行われるか分かるか?」
「このくらい常識じゃない!東京レース場よ!」
流石に難易度が低過ぎたようだ。
「じゃあこれはどうだ?」
少しずつ問題を難しくしながらオークスについて学んでいく。
「オークスではカワカミプリンセスともう一度戦う事になる。今のままだと負ける可能性が高い」
「強敵だっていうのは分かるけど、何で負ける可能性の方が高いの?桜花賞ではアタシが勝ったじゃない」
確かに、スカーレットは一度カワカミプリンセスに勝利している。
「まず、その勝利は僅差だった。勝ったからと言って油断は出来ない」
油断大敵という言葉があるように、勝ったという事実だけに囚われてはいけない。
「次に、スカーレットは中距離レースの経験が少ない。カワカミプリンセスはデビューしてから何回か中距離でも走っているから、経験の差があるんだ」
「なるほどね。・・・その差を埋めるためには何をすれば良いの?」
勝率を極限まで高めるのがトレーナーの役目。
もちろん策は用意している。
「スカイに、中距離の先生になってもらう」

ダイワスカーレットとセイウンスカイと行うトレーニングは>>911(自由な形式)
911 : アナタ   2024/07/14 22:22:00 ID:a4hLgKdHIA
並走
912 : トレぴっぴ   2024/07/15 22:14:36 ID:H3ex4IJsQQ
スカイには予め話をしておいた。
「スカイ、頼りにしてるぞ!」
「あんまりプレッシャーかけないで下さいよ〜。ま、やれるだけやりますけどね〜」
意外と乗り気らしい。
「スカイさん!よろしくお願いします!」
「そんなに改まらなくて良いって〜」
中距離レースでは、距離が長くなった分走り方が変わる。
ペース配分や戦略など、変えなければならないものは多い。
「準備運動終わりましたよ〜」
「よし、じゃあ並走をしようか」
二人がスタート位置につく。
スカイが内、スカーレットが外だ。
「スタート!」
中距離を学ぶには、中距離でひたすら走るのが一番だ。
「スカーレット。最初は無理に抜かそうとせずに後ろについて。スリップストリームを活用してスタミナを温存するのが定石だよ」
「はいっ!」
1800mを超えた辺りで、スカーレットのスピードが落ちる。
「上体が起きてるよ!腕もしっかり振って!」
「はっ、はい!」
小さな違いだが、これが最終直線で大きな差になる。
最適な走りを練習で出来るようになっておかなければ、本番でも出来ない。
「はっ、はぁっ、ふぅ」
「お疲れ様。スカイ、明日も並走頼むぞ」
「はいは〜い」
継続は力なり。
これからオークスまで、ほぼ毎日並走トレーニングを行う事にした。
「スカーレット、頑張れるな?」
「もちろん!一番になるための努力なら、アタシは何だってするわ!」

翌日の並走トレーニングで走る距離は>>913(2000m〜2400m)
913 : 貴方   2024/07/15 22:16:00 ID:oIUQkWgH9s
2400m
914 : お姉さま   2024/07/16 22:06:58 ID:HUztTV3ifk
次の日もスカーレットとスカイの並走を行った。
「今日は400m伸ばして2400mにしてみよう」
昨日は中距離の中でも短めの2000mで走ってもらったが、一度2400mでの現状も確認しておいた方が良いと考えた。
「スカーレット、大丈夫そう?」
「大丈夫です!」
スカーレットは自信満々に言う。
早速並走を始める。
「ペース上げるよ!」
「はいっ!」
スカイには、これまでのオークスと似たようなペースで走ってもらう。
「やっぱり1800mを超えると走りのキレが悪くなるな・・・」
スタミナ自体が足りていないのもそうだが、マイルの走り方が身体に染み付いているのが問題だ。
オークス、秋華賞と中距離レースを続けて走るのだから、走り方を中距離に合わせなくては。
「はぁ、はぁ」
「いや、大丈夫じゃなさそうだけど」
息を切らすスカーレットにスカイが声をかける。
「大丈夫です!大丈夫になってみせますから!」
まずは気持ちから、という事だろうか。
「無理は禁物だぞ」
若干焦りもあるのかもしれない。
スカウトした時から見えていた、闘争心の強さ。
こういう形でも影響しているのか。
「・・・闘争心か」
何かヒントを掴めそうな、そんな気がする。
「スカイ。しばらく君に任せても良いか?」
「え?良いですけど、トレーナーさんは何するんです?」
「ちょっと散歩してくる」

トレーナーが向かう場所は>>915(学園内のどこか)
915 : アナタ   2024/07/16 22:10:29 ID:GlexXJqftY
地下書庫
916 : キミ   2024/07/17 20:59:19 ID:EEJ29UtUzE
スカーレットを中距離に適応させるアイデアがもう少しで浮かびそうだ。
閃きを得るため、学園内を散歩してみる事にした。
「こっちの方はあんまり来ないな」
しばらく学園を回った後、図書室のある方へ来た。
「ん?こんな所に階段が?」
下、つまり地下に続く細い階段があった。
立ち入り禁止という文字も特に無かったため、降りてみる事にした。
「明かりがついてる。誰かいるのかも」
あまり人の気配はしない静かな空間だった。
「地下書庫か。トレセン学園にもあったんだな」
大きな図書館だと、本を収容するために地下書庫がある場合が多いらしい。
トレセン学園の場合は、トレーニングに関する本などが多いので必要になっているのだろう。
「面白そうな本があるかも」
スカーレットとスカイを放ってこちらに来ているので、あまり長居は出来ないのだが、インスピレーションが湧くかもしれない。
「結構広いな」
その時、近くでカタンという音がした。
やはり誰かいるようだ。
しかし、本棚が壁となっているためどこに誰が何人いるのかは分からない。
「ちょ、ちょっとだけ怖いな」

地下書庫にいたウマ娘は>>917(ダイワスカーレット・セイウンスカイ以外のウマ娘一人)
917 : マスター   2024/07/17 21:01:17 ID:yNkMSEKbFQ
ネオユニヴァース
918 : お兄さま   2024/07/18 20:49:26 ID:/fQrD3x1k6
意識し始めると、途端にこの地下書庫が不気味に思えてきた。
「”ランデブー”」
「わっ!?」
急に後ろから声がかけられた。
恐る恐る振り向くと、そこにはウマ娘がいた。
「”BICE”だね。ネオユニヴァースは”謝罪”をするよ」
ゆっくりと頭を下げるのは、ネオユニヴァースという生徒。
非常に高い知能を持っているが、それ故か扱う言語が難し過ぎると噂のウマ娘。
「いやいや、こちらこそ大きな声を出してごめん」
ネオユニヴァースはそれを聞くと頭をゆっくりと上げた。
若干傾いた立ち姿に、神秘的な雰囲気を感じた。
「このポイントは”観測不可”。ネオユニヴァースは”来訪者”に疑問を持ったよ」
「えーっと・・・」
言葉使いが少し難しいが、何故ここに来たのかという事だろうか。
「担当してるウマ娘の新しい走りのヒントが得られるかと思って散歩してたら、たまたまここを見つけたんだ。何となく見て回ってたんだけど」
ネオユニヴァースはどこか遠くを見つめるように視線を泳がせ、言った。
「─”交差”かな。”離脱”を推奨するよ」
やはり言い方は何回だが、この地下書庫を出ろという事だろうか。
919 : お前   2024/07/18 20:49:32 ID:/fQrD3x1k6
その時、ネオユニヴァースの手がこちらの手を取った。
「”コネクト”をしないと」
その手はひんやり冷たく、ヒトやウマ娘の手とは少し違う気もした。
手を引かれ、地下書庫を出る。
「こんなに広かったっけ?」
そこまで奥に進んでいた認識は無かったが、帰り道は長かった。
途中、極彩色に輝く本があったり耳鳴りのような高音が聞こえたりしたが、無事に出口に着いた。
「しばらくはネオユニヴァースも”衛星”になるよ」
「・・・散歩についてくるって事か?」
頷くのを見て、言葉の理解が概ね正しかった事を知る。
どういう思考回路を経由して同行したくなったのかはよく分からない。
「まぁ、特に面白い事をする訳じゃないけど、それで良ければ俺は構わないよ」
こうして、何故かネオユニヴァースと散歩を続ける事になった。
ふと後ろを振り返ると、さっきまであった地下への階段が無かった。

ネオユニヴァースと行った場所は>>920(学園内のどこか)
920 : トレーナーちゃん   2024/07/18 20:51:56 ID:qbGFSoNSUY
カフェテリア
921 : トレーナー君   2024/07/18 20:52:00 ID:Noa4dzlkAk
誰も居ない校舎の屋上
922 : アナタ   2024/07/19 22:19:56 ID:SlrL1.MLoo
特に会話をする訳でもなく、ただネオユニヴァースと学園内を歩く。
こうしている今もスカイとスカーレットはトレーニングをしている。
出来るだけ早く戻りたいが、かと言って焦るのも良くない。
今はヒントを得るのが最優先だ。
「”観測”したよ」
ネオユニヴァースが立ち止まり、前方を指さした。
「カフェテリアに行きたいのか?」
指さされたのはカフェテリア。
中に入ると、数人が食事を取っていた。
「『納豆』だね。ネオユニヴァースは”切望”するよ」
生徒の一人が食べていた納豆を見て言った。
「納豆を食べたいのか」
ネオユニヴァースは頷いた。
「アファーマティブ。『あなた』も”体験”する?」
あなたも納豆を食べるか、という事だろうか。
「いや、俺はやめておくよ。一応仕事中だし」
仕事中に口をネバネバにするのはあまり良くなさそうだ。
「・・・ネバネバか。ねば・・・粘る。うーん」
ピンと来ない。
喉の辺りまでは出てきているのだが。
「”悩む”をしている?」
「ああ、いや、例の事について考えてたんだ。担当の新しい走り方の事」
納豆を単品で食べるネオユニヴァース。
「”LDNG”だね」

カフェテリアに訪れたウマ娘は>>923(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ネオユニヴァース以外のウマ娘一人)
923 : お兄ちゃん   2024/07/19 22:20:43 ID:lww4HwfVz.
マーベラスサンデー
924 : トレーナーちゃん   2024/07/20 22:07:02 ID:6daJdxkMVA
「あっ☆納豆!アタシも納豆でマーベラス☆」
ネオユニヴァースが納豆を食べているのを一人の生徒が見つけた。
元気で不思議なウマ娘、マーベラスサンデーだ。
「ねっねっ!隣良い?」
「ネオユニヴァースは”受容”するよ」
「俺も大丈夫だよ」
フレンドリーなマーベラスサンデーはグイグイと距離を詰めてくる。
納豆を並んで食べる光景は少し面白くさえ感じる。
「並んで・・・食べる?」
頭が刺激される。
その時、ふと閃いた!
「そうか!並ぶ!そう、並ぶ!」
「『閃く』をした?」
「ああ!良いアイデアが浮かんだよ!」
一刻も早くスカーレットに教えなくては。
「トレーナーさん!顔がとってもマーベラス☆すっごく楽しそう!」
思わず笑顔になってしまっていたようだ。
「二人とも、ありがとう!担当の所に戻るよ!」
「マーベラース!」
「ネオユニヴァースは『いってらっしゃい』をするよ」

ダイワスカーレットとセイウンスカイは何をしているか>>925(トレーニングコース内で出来る事)
925 : トレピッピ   2024/07/20 22:08:32 ID:PKInhAa.TU
かなり走ったため、ゆっくり走ってクールダウン
926 : 大将   2024/07/21 22:15:39 ID:PnCr5EQ3xk
「スカイ!スカーレット!遅くなってごめん!」
小走りでトレーニングコースに戻る。
「あっ、トレーナーさん」
走っているスカイがこちらに手を振る。
その後ろを走るスカーレットはかなり疲れているようだ。
見るからにヘロヘロだ。
「はぁっ、はぁっ」
「スカーレット、大丈夫か?」
クールダウンを終えたスカーレットにタオルを渡す。
「拭いて」
「えっ?」
少し不機嫌そうだ。
「放り出してどこか行っちゃったでしょ?ほら、早く」
理屈はよく分からないが、タオルでスカーレットの頭や顔を拭いてあげた。
「ここから先はセイちゃん先生が拭いてあげますからトレーナーさんはちょっとあっち行ってて下さ〜い」
スカイに押される。
「じゃ、じゃあトレーナー室にいるから」
二人がトレーナー室に来たら、閃いた新たな走りについて伝えよう。
「スカーレットがあんな感じなのは珍しいな」
子供っぽさのようなものを感じた。
普段は優等生として振る舞うスカーレットも、たまには子供に戻りたいのだろうか。
「トレーナー」
二人が戻ってきた。
「それじゃあ、早速ミーティングを始めるぞ。たくさん走って疲れてるとは思うが、良い走り方を思いついたんだ」
ネオユニヴァースとマーベラスサンデーのおかげで思いついたスカーレットの新たな走り方。
経験の浅い中距離でペースを乱さず走る方法。
「スカーレット。君の強い闘争心を利用するんだ。常に誰かの隣にいて、競り合うんだよ」
「え?そんな事したらすぐバテちゃうじゃない」
それが普通だ。
競り合ってポジション争いをしたり、外を回ったりするのは体力を消耗してしまう。
「よく考えれば、これも君の才能だったんだ。闘争心。言い換えると、根性」
スカーレットに答えを示す。
「つまり、根性でひたすら走るのが作戦だ」

次に行う、スタミナを伸ばすトレーニングは>>927(自由な形式)
927 : モルモット君   2024/07/21 22:16:39 ID:IvWx0wcGHE
持久走(長時間ランニング)
928 : 大将   2024/07/22 22:16:56 ID:22RtVXQGRs
「君は競り合うと速くなる。君の根性、闘争心がとにかく強いからだ」
「そうなの?」
スカーレットは無意識下で、競り合う際に速度を上げるようだ。
少し前からその癖に気付いていたが、それを作戦に組み込む事にした。
「ペースが落ち始める頃に、誰かと競り合う。これならスピードは落ちない」
スタミナの総量は変わらない。
だから、根性で無理矢理最後まで走るのだ。
「そんな無茶苦茶な・・・」
一緒に聞いていたスカイが呆れたように言う。
「でも、やるわ!それがアタシの才能だって言うなら!」
スカーレットはやる気に溢れているようだ。
「明日はそのベースとなるスタミナを伸ばすために持久走をやろう。今日は早く休んで、明日に備えてくれ」
長時間のランニングでスタミナを鍛える。
いくら根性が大事だと言っても、元となるスタミナはあればあるほど良い。
「明日は朝四時に集合だ」
「ええ!じゃあアタシはもう帰って休むわね!」
早速寮に戻っていった。
「あ、あの、それって私もです?」
「スカイは必須って訳じゃないが・・・出来れば来て欲しいな」
「・・・どうしよっかな〜」

朝四時に集合したウマ娘の人数は>>929(1〜3人)
929 : 貴方   2024/07/22 22:17:26 ID:AxZAwCZtfI
3人
930 : トレーナーちゃん   2024/07/23 22:17:39 ID:aETjqrXTNw
早朝のトレーナー室。
もう五月だが、若干肌寒い。
「おはようトレーナー。早いわね」
「おはよう」
スカーレットは約束の朝四時より十五分も早く来た。
「おはようございます」
「おはようルビー」
ルビーはその五分後にやって来た。
眠そうな素振りを一切見せないのは流石だ。
「ふぁ〜おはようございま〜す」
「す、スカイ!?どうしたんだ!?」
「あのスカイさんが・・・」
「折り畳み傘を用意した方が良いかもしれませんね」
「ちょっと!私の事を何だと思ってるんですか!」
スカイがわざわざ早起きしてスカーレットのトレーニングに参加するとは思いもよらなかった。
「間違って、釣りに行く時用の目覚ましをかけちゃってたんですよ」
「そういう事だったのか。安心した」
「トレーナーさん、たまには怒りますよ?」
準備を済ませ、外に出る。
「目的地はここ。目標は一時間半だ」
スマホのマップを見せて言った。
「これ、周りから見たらかなりすごい光景ですよ?」
今回、ルビーとスカイの二人にリアカーを引いてもらう。
二人で引けば重さは半分、負担は少なくなる。
「それじゃあ、出発!」
朝の道は静かで、人も車も少ない。
「そろそろ半分だね」
スカイは道や時間の管理を、自分が走りながら行っているらしい。
931 : 相棒   2024/07/23 22:17:45 ID:aETjqrXTNw
「スカーレットさん、体調はどうですか?」
「はいっ、大丈夫です!」
スタミナを伸ばすトレーニングだが、その過程で根性も鍛えられる。
長く走ると、思考能力も落ちる。
普段のレースより長く走る事で、思考能力のスタミナも伸ばせるだろう。
「もう少しでゴールだ!その坂を全力ダッシュ!」
「はあぁぁぁぁぁっ!」
小高い丘を駆け上るスカーレット。
それを、リアカーを引きながら追うルビーとスカイ。
「はぁ、はぁっ、やっと、着いたわ・・・」
息を切らしているが、スカーレットは満足そうだ。
「しばらく休憩しよう」
ここはあくまで中間地点。
帰り道があるので、残り半分だ。
「朝食を用意しました。しっかりと体力を回復させましょう」
朝六時、ルビーが作って持ってきてくれた朝食を食べる事にした。

ダイイチルビーが用意した朝食は>>932(米またはパン)
932 : マスター   2024/07/23 22:18:38 ID:82O0HRz80w
パン(サンドウィッチ)
933 : お兄さま   2024/07/23 22:20:34 ID:MN57Xh8Hho
間を取って、米粉パン
934 : トレピッピ   2024/07/24 22:15:08 ID:zFeNy2WsfI
リアカーに載せて持ってきたのは、ルビーが作ってくれたサンドイッチ。
レジャーシートを広げ、その上に座って食べる。
まるでピクニックだ。
「お、ツナサンド」
スカイが食べたサンドイッチにはツナが挟まっていた。
「ルビーさん!このハムサンドすっごく美味しいです!ハムが分厚くて、食べ応えがあって」
「ありがとうございます。トレーナーさんがお好きだと以前仰っていましたので」
まだチーム<アルタイル>でもない頃に、ルビーと遊園地に行った事があった。
その日に食べたBLTサンドは具が分厚く、食べ応えがあってとても美味しかった事を覚えている。
「覚えていてくれたんだな」
「・・・もちろんです。トレーナーさんとの大切な思い出ですので」
ルビーが柔らかく微笑んだように見えた。
ルビーが表情を変える事はあまり無いので、見間違いだったかもしれない。
「スカイともサンドイッチを作ったよな。夏合宿の時に」
「あーありましたね〜。トレーナーさんが欲張って色々挟んだりして」
これも懐かしい思い出だ。
「ふーん、色々楽しい事してたのね」
スカーレットはサンドイッチを飲み込んで呟いた。
「・・・アタシも、これからアンタと」

ダイワスカーレットは持久走の目標タイムをクリア出来たか>>935
935 : トレ公   2024/07/24 22:15:51 ID:GyIWypcUaQ
何とかクリア(ギリギリ)
936 : トレぴ   2024/07/25 22:20:50 ID:.HVAKwTUrM
しばらく休憩したので、学園に向けて再び走り出す。
とは言っても、走るのはウマ娘三人なのだが。
「よーい、ドン!」
ストップウォッチのカウントを再開させる。
目標タイムは往路よりも少しだけ厳しくしてある。
「脚の上げ方を意識して!」
フォームの指導も同時に行う。
正しいフォームで走る事は体力温存にも繋がる。
「時間は?」
「あと18分!このペースだとちょっと厳しいぞ!」
「じゃあペース上げるわ!」
やはり長い距離を走っているとスピードは落ちてしまう。
ここからスピードを維持するために必要なのは根性だ。
「あと5分!」
「もう少しで学園が見えますよ」
ペース的には、かなりギリギリ。
「目標タイムに届かなければ、罰ゲームやろっか」
スカイが提案する。
「そうだな〜、一週間トレーナーさんの事をお兄ちゃんって呼ぶのはどう?」
「そ、そんなの絶対嫌です!」
「そこまで強く否定しなくても・・・」
罰ゲームを提示されたからか、スカーレットのスピードが再び復活した。
「あああああああっ!」
「4!3!2!」
残り2秒の所でゴール地点にたどり着いた。
「よく頑張ったな。目標タイムクリアだ」
「はぁ、はぁっ。ふ、ふふん!このくらい、当然よ!」
ルビーがスカーレットにタオルとドリンクを手渡す。
「スタミナも順調に伸びていますね」
「ああ。この調子なら、オークスにも十分間に合う」

ダイワスカーレットと出かける場所は>>937(日帰りで行ける場所)
937 : トレーナーさん   2024/07/25 22:21:46 ID:yEFfzVtSKY
映画館
938 : アネゴ   2024/07/26 22:20:18 ID:HVPrx3gDFY
最近はハードなトレーニングが続いていたので、今日は丸一日休養日にした。
スカーレットに、付き合って欲しい事があると言われ一緒に出かける事になった。
「映画館か。前にたづなさんと行った時以来だな」
「へぇ?今日もたづなさんと来たかった?」
何故かスカーレットが圧を放っていた。
「君が誘ってくれたんだから、君と行きたいよ」
「・・・ま、そうね。行きましょ」
スカーレットに促され、映画館の中へ入る。
途中、激しく動くスカーレットの尻尾に叩かれた。
「何の映画を見るんだ?」
前情報を知らずに見て欲しかったらしく、直前まで作品どころか、映画に行く事すら教えられていなかった。
もちろん、どんな映画でも断る訳が無いが。
「『JAM 奇跡の弾倉』っていう映画よ。タキオンさんにオススメされたのよ!」
実験に没頭しがちなアグネスタキオンに、映画を見るようなイメージはあまり無かったので意外だ。
「この特典小説は後で読もうか」
「そうね。あ、そろそろ始まりそうよ」
劇場内が暗くなる。
本編が始まった。
激しいアクションのシーン、挫折を乗り越えるシーン、大団円を迎えるシーン。
全てが素晴らしい作品だった。
「いやー、面白かったな!」
「ええ!特にあの奇跡の復活のところが良かったわ!」
近くの喫茶店でスカーレットと感想を語り合った。
「タキオンさんに面白かったって言わなくちゃ!」
「ああ、俺もお礼が言いたいくらいだよ」
という事で、学園に戻ってアグネスタキオンに会いに行く事にした。

ダイワスカーレットとアグネスタキオンと共に行う実験は>>939(危険の無いもの)
939 : トレーナーさん   2024/07/26 22:21:54 ID:jZoOWiGnSU
ルームランナーによる走行距離と疲労度の関連性の測定

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