(コノママデハハサンダ…ワタシガシッピツシテカセガネバ…)

伊豆諸島の南の方にある島に住んでいる亀歯目破王が亡くなり、愛人達の遺産分配会議が行われた。
愛人である吸艇琉は現在の夫であるヒデェアキがこさえた借金の完済を目的に島へ向かうが屋敷では遺産相続を巡って愛人同士の醜い争いがおこり、更に帰還用の船が何者かに破壊された事で更にお互いの関係が悪化する。
「(鉄球を潰しながら)おほほ、財産はこの私がいただくわ」「何の！力なら負けませんわよー!!!」「ま、負けないわ…私だって…」「アイちゃんの為にも生きて遺産をもらって帰らなきゃ…」「私がすべての遺産をいただくのよね!!!」「(舌をべろべろさせながら)なぁ…一人来ていない愛人がいるんだが…もしかしたら船を壊したのって…」

女帝(仮名)の発言でハッとなる一同島を探索するとそこには来ていなかった愛人である怒尾辺留の死体であった。　そして声が響き渡る…
「ブゥェヘヘヘ！　お前たちはもう逃げられねぇブゥエー!!!」「海の怒りを知るでザリオー!!!」
吸艇琉は亀歯目破王との枕話で自分がこの島のウマ女の財宝を手に入れた話を思い出す。

果たしてウマ女は実在するのか？吸艇琉は無事に遺産を相続して無事に帰れるのか？
彼女の運命やいかに!!!