とあるウマ娘ビリヴゥは商店街の福引で苫小牧行きのチケットを手に入れる。
折角だからと苫小牧に向かうと何故か初めて来た筈なのに妙な懐かしさを感じ始める。
そこに苫小牧を統べる裏の権力者エマルタ・コッホゥと出会う。

エマルタ曰く「そなたの先祖は自らの栄達の為に苫小牧を捨てた罪があるのだ、そなたが苫小牧に導かれたのは先祖の罪を償う為、さあ私と守護神「チョップ・トマー」と共に苫小牧を繁栄させるのだ!!!」
勿論そんな滅茶苦茶な要求など聞けないと断るがエマルタは既に手を回しており強制的にエマルタとチョップ・トマーに使える巫女にされてしまった。

最初は嫌々仕事をしていた者の、自らの魂の奥底に眠る苫小牧魂が目覚め始めやがてエマルタに心惹かれ、いつしか相思相愛の中になっていく。
だが苫小牧を奪い取る為に派遣された暴力集団「須手御組」の先兵「五枚弁」が「苫小牧なんてつまらん土地はウチの組にくれてやってもええけどそこの巫女はんだけはウチのモノにさせてもらいます！」と迫る!!!

果たしてビリヴゥと苫小牧の運命やいかに!!!