安価でヒト息子がウマ娘にTSしてレースする物語作る
1 : お前   2025/06/03 19:21:07 ID:dD8sbhdc72
ウマ娘としてレースしたいヒト息子の少年が継承するウマソウル『ワン・フォー・オール』的ななにかを受け継いでレースするストーリーを安価でやります。

151 : マスター   2025/06/16 22:47:30 ID:gslLSHLCuc
ゼンノロブロイ
152 : お前   2025/06/16 22:48:33 ID:pBzMSMVBWU
ハルウララ
153 : トレーナーさん   2025/06/16 22:52:30 ID:gslLSHLCuc
マヤノトップガン
154 : モルモット君   2025/06/16 22:54:35 ID:j2fQ6zqGzY
お兄ちゃんはロリコン
155 : 相棒   2025/06/17 00:51:34 ID:N7he78ZXRM
📕「ゼンノロブロイですっ、昨日の今日ですが、コレから宜しくお願いしますっ!」

🌸「うっらら〜ん!ウララだよ!」

✈「マヤでーす!ヨロシクね♪」

スレミン「カスレミントです、コレからヨロシクお願いします!」 
スレミン(なんだか、小さい子が多いな……)

お兄ちゃん「それではカスレミントさん」

カスレミントの指導方針

1.まず中央のターフに慣れましょう。

2.実践を積みましょう

3.自由安価
>>157
156 : お姉ちゃん   2025/06/17 02:18:05 ID:KnqEtFBF.Y
トレーニングあるのみ

1
157 : トレ公   2025/06/17 04:29:00 ID:F8nnQ08hnA
3. 本格的なトレーニングの前に、ターフとダートにどれだけ適性があるか試しに1周ずつ走ってもらえるかな?データが欲しいんだ。
158 : アンタ   2025/06/17 05:03:01 ID:N7he78ZXRM
お兄ちゃん「本格的なトレーニングの前に、ターフとダートを1周ずつ走ってきてください。どちらの適性が高いか正確なデータが欲しい」

スレミン「わかりました!」

芝適性>>159

ダート適性>>160
159 : マスター   2025/06/17 06:02:54 ID:d1fjKpFuPg
S
160 : あなた   2025/06/17 06:38:19 ID:4wbvBW5Xeg
S
161 : トレ公   2025/06/17 07:40:49 ID:N7he78ZXRM
スレミン「どうでした?」

お姉ちゃん「……アンタ、芝もダートも恐ろしいくらい器用に走るわね」

お兄ちゃん「フム……」

直近の目標レースに>>162
162 : アナタ   2025/06/17 07:41:47 ID:qe3Qvp479Q
弥生賞
163 : お兄ちゃん   2025/06/17 07:48:16 ID:N7he78ZXRM
お兄ちゃん「弥生賞……まずはコレを目標にしましょう」

スレミン「弥生賞!」

──初めての重賞!
ボクは興奮を隠せずにいた。

ちなみにクラシック登録は? >>164
164 : マスター   2025/06/17 07:53:11 ID:KnqEtFBF.Y
大井編ではトレーナーの描写がなかった、つまり大井ではトレーナーがいなかった……ならばッ!

してない
165 : 貴方   2025/06/17 08:54:17 ID:N7he78ZXRM
スレミン(……まぁ、クラシック登録してないから皐月賞には出れないけどね)

ちなみにオグリはクラシック登録について>>166
166 : 相棒   2025/06/17 08:57:33 ID:xHCj4U2472
してる
167 : キミ   2025/06/17 09:23:54 ID:N7he78ZXRM
北原「こんな事もあろうかと!」

◇「キタハラ……」

B(東海ダービーはどうしたんだろう……)

〜〜〜

スレミン「オグリさんはクラシック登録してるのか……だとしたら、ぶつかるのは冬頃か……」

「もし、ボクが出れるとしたら、目指すべきはNHKマイルカップだけど……いや、まずは出れるかどうかわからないG1より直近の弥生賞だ」


まぁ、オグリがクラシック出れるならこの頃にNHKマイルカップがあっても良いよね。なんかシングレシナリオ化してるけど、完全にそっち路線にはしないつもりです。

弥生賞の他の出走メンバー
>>168 >>169 >>170
168 : トレーナーさん   2025/06/17 11:10:33 ID:8t8CX2QtZY
一番人気は前年のジュニア級王者サクラチヨノオー
169 : トレーナー君   2025/06/17 11:43:34 ID:qe3Qvp479Q
ゴールドシチー
170 : トレーナーちゃん   2025/06/17 13:54:34 ID:SZoo2sV.0w
ウララ
171 : 大将   2025/06/17 14:30:33 ID:Dttoo1aZ16
〜昼の個人トレーニング〜

🌸「やよいちゃん賞には、ウララも出るんだよ!」
スレミン「そ、そうなんだ……一緒に頑張ろうね」
🌸「うん! 一緒に頑張ろー!」
スレミン(この子ダート得意だとか言ってなかったか?)
🌸「まずは、実践あるのみ!」
スレミン「あっ、ウララちゃん!」

 ウララはだっと駆け出し、ある一人のウマ娘に話しかけた。

🌸「ねーねー、私達とレース、して?」











◇「? 構わないが……」
レースを含めたその後の展開>>171 >>172 >>173

172 : モルモット君   2025/06/17 14:31:29 ID:Dttoo1aZ16
最安価
>>173 >>174 >>175
173 : トレ公   2025/06/17 15:55:50 ID:SZoo2sV.0w
なんか因子爆発してウララが有馬連覇ウララに進化する
174 : アナタ   2025/06/17 16:57:06 ID:4wbvBW5Xeg
まだ無名のタマモクロスが追い縋るが、
175 : アネゴ   2025/06/17 17:02:25 ID:0IANr4v/KA
その時、スレミンの脚に異常が起きその場に叩きつけられるように転倒してしまう。
176 : トレぴっぴ   2025/06/17 20:12:11 ID:Dttoo1aZ16
 校庭のコースで通りすがった葦毛のウマ娘と模擬レースをすることになった。
 本来ならウララちゃんもいるのだが……

🌸「よーし、負っけないよぉー!」

 まるで有馬記念にでも挑むかのような並外れた気迫とオーラに、ボクは圧倒される。

スレミン(ま、まさか、この子に隠された実力が……!?)

 と、思っていたら――
177 : アナタ   2025/06/17 20:12:52 ID:Dttoo1aZ16
⚡「くぉおらぁぁぁぁっ!!」
🌸「あ、タマちゃんだ」

 タマと呼ばれた葦毛のウマ娘が恐ろしい形相でこちらに走ってくる。それに追われるのは、長身の葦毛のウマ娘に、金髪のアンニュイなウマ娘だ。

スレミン「ウララちゃん、何かしたの?」
🌸「んーと、さっきゴルシちゃんとネオユニちゃんとで納豆嫌いの人のための納豆お好み焼きを作ってたけど、関係あるかな?」
⚡「粉モンを汚すんやなぁい!」
🌸「タマちゃんもレースだね!負けないよー!」
スレミン「う、ウララちゃん?」

そのまま、ウララちゃんはタマに追われるウマ娘たちに加わって、駆け出して行ってしまった。

◇「――それじゃあ、二人で走ろうか」
スレミン「へっ?」
◇「ちょうど、並走相手を探してたんだ」
178 : キミ   2025/06/17 20:14:18 ID:Dttoo1aZ16
~~~

 なんとなく並走をすることになったけど……
スレミン(ペースが早いッ!)
 スタートした瞬間、爆発的な加速で葦毛のウマ娘は駆け抜けた。
 倒れかけるくらいの前傾姿勢に駆け抜ける彼女にボクは必死に後をついていく。
 どんどん加速していく背中に、張り付くので精一杯だった。
◇「……」
 黙々と走る彼女は汗一つかかず、フォームを維持する。
スレミン(この人、強い!)
 コーナーから直線に差し掛かった瞬間、さらに加速した。追い抜ける隙が無い。
スレミン(せめて、一回だけでも前に!)
 前に出ようと、渾身の力を込めた踏み込みをターフに打ち付けた瞬間――
――ビリッ
スレミン「へっ?――ブッ!」
 足が思い切りスリップして顔面からターフに叩きつけられるように転倒した。
◇「――大丈夫かっ!?」
 競争をやめた葦毛の少女がボクに駆け寄ってきた。
スレミン「な、何とか……」
 起き上がる僕の前に、ひらりと何かが落ちてきた、靴のソールだ。
 自分の足に違和感を覚えてみてみると、運動靴が破れて空底がきれいに吹き飛んでいた。
◇「フフっ……」
スレミン「あっ、えっ、そのっ……」
◇「ああ、すまない。君を笑ったわけじゃないんだ……私も一度、靴を駄目にしてな。それで懐かしくなってしまって」
 うう、恥ずかしい……
179 : トレーナーさま   2025/06/17 20:16:54 ID:Dttoo1aZ16
~~~

スレミン「ありがとうございます、保健室まで肩を貸してくれて」
◇「このぐらい当然だ。足は大丈夫か?」
スレミン「ハイ、何ともありません」
 ピョンピョンと軽く跳ねて、足の具合を見せる。
◇「……ならいいんだ。ほかに必要なことはあるか?」
スレミン「ここまでで大丈夫です」
◇「そうか、長く邪魔したな」
スレミン「ありがとうございました!」
 立ち去ろうと、引き戸に手をかけた時、思い出したかのように彼女は振り返った。

180 : あなた   2025/06/17 20:17:16 ID:Dttoo1aZ16
◇「――君、名前は?」
スレミン「あ、ハイ! カスレミントっていいます」
◇「カスレミント……私はオグリキャップだ。覚えておいてくれ」
――オグリキャップ!あの人が!
 保健室から出ていく葦毛の少女を尻目に、ボクはその名を反芻した。

◇「――……何度か引き離そうとしたが、結局張り付かれたままだった……もし、スタミナ勝負
に持ち込まれたら私が……」

 その時、オグリさんが口ごもる言葉は、ボクに届くことはなかった。
181 : お姉ちゃん   2025/06/17 20:18:50 ID:Dttoo1aZ16
放課後イベント

1.カレンチャンと

2.ゼンノロブロイと

3.マヤノトップガンと

>>183
182 : 貴様   2025/06/17 20:33:12 ID:aMeAUsx4Z2
ksk
183 : アンタ   2025/06/17 20:33:41 ID:PXqYYBGjR2
2
184 : トレーナーちゃん   2025/06/17 23:02:28 ID:/HAUOFm2EU
スレミン「ロブロイさんが放課後遊びに誘ってくれた! 何処に行こうか……」>>185
185 : お兄さま   2025/06/17 23:04:00 ID:F8nnQ08hnA
面白い書店(ヴィレッジヴァンガード)
186 : 使い魔   2025/06/18 03:48:18 ID:6emomEbyCA
📕「へぇ、そんなことがあったんですか」

 国分寺のヴィレッジヴァンガード。
 府中市から一番近い“面白い本屋”だ。ロブロイさんの希望で来てみた。
 かなり遠い場所にあるのだが、ウマ娘なら法定速度を守っても十数分で着く。ウマ娘の活動範囲には舌を巻く。

📕「だから、ウララさんがくたくたになってトレーナー室に帰ってきたんですね」
スレミン「あ、ウララちゃん無事だったんだ」
📕「ええ、ウララさん“は”無事です」
スレミン「は?」

 あの二人の安否は考えない方が良さそうだ。
187 : 相棒   2025/06/18 03:49:09 ID:6emomEbyCA
📕「でも、オグリさんがいい人で良かったですね」
スレミン「うん、優しくて、すごく格好よくて、すごい速い人だった」

 並走の時は勝ちたいって気持ちでいっぱいだったけど、思い返せば走る姿は凛としていていつまでも見ていたいくらいにかっこよかった。
……また一緒に走りたいなぁ。
 でも、レースで走れるとしたら菊花賞の後かな。

スレミン「――いやいや、まずは弥生賞!わき見しない!」
📕「フフフ」

 ロブロイさんが口元を抑えて、柔らかに笑う。
188 : お兄さま   2025/06/18 03:49:51 ID:6emomEbyCA
📕「でも、そんな憧れが、英雄として花開くのに必要もなのだったりすると思いますよ?」
スレミン「追いかける?」
📕「かつて、アレキサンダー大王がアキレウスやヘラクレスの心酔を胸に東方遠征に向かったように、案外オグリさんを追いかけていたらスレミンさんも大成するかもしれませんよ」
スレミン「……追いかけられるかなぁ」
📕「あれだけ走れるんですから、これからですよ」
スレミン「う~ん……」

 腕を組んで、ボクはうなる。あんまり想像が出来ない……。
189 : トレぴっぴ   2025/06/18 03:50:02 ID:6emomEbyCA

📕「もし、自信が持てないなら――」

 ロブロイさんが平積みの本を手に取り、ボクに見せつける。

📕「このT. ブルフィンチの中世騎士物語!この本の騎士たちに触れたら、きっとスレミンさんも元気が出るはずです!」
スレミン「ロ、ロブロイさん?」

 きらきらとした瞳で、ずいと本の表紙を眼前に持ってくる。

📕「父ランスロットを追いかけるガラハッドのストーリーなんか関係性なんかは複雑ですけど――あっ、今買わなくても大丈夫です!トレセン学園の図書館にもあるからそちらか借りてくれれば!」
スレミン「本屋でレンタル勧めるのはどうなのさ!?」
190 : 使い魔   2025/06/18 03:52:29 ID:6emomEbyCA
~弥生賞当日~

枠番

カスレミント>>191

サクラチヨノオー>>192

ゴールドシチー>>193

ハルウララ>>194
191 : トレピッピ   2025/06/18 04:00:00 ID:RN5l.H8UOU
1枠1番
192 : アンタ   2025/06/18 08:18:32 ID:uhVS3RzeN6
3番
193 : アンタ   2025/06/18 09:44:50 ID:L55a.8CMpE
10番
194 : お姉さま   2025/06/18 12:33:45 ID:m.PtW34Kjg
七番
195 : dD8sbhdc72   2025/06/18 16:57:31 ID:szeBw9Xd3A
スレミン「一枠一番……よし、良い位置だ。」

🌸「スレミンちゃん!今日は頑張ろーねー!」

スレミン「う、うん!お互い頑張ろ!」

スレミン(ジュニア級王者のサクラチヨノオーさんは三番か……でもゴールドシチーさんも外側だけど要注意かな)

馬場の状態と天候>>196
196 : 大将   2025/06/18 17:12:05 ID:paRQeVIoYY
濃霧の如き霧雨で泥沼の如きクソ不良馬場
197 : dD8sbhdc72   2025/06/18 18:37:16 ID:szeBw9Xd3A
〜トレセン学園〜

B「うわぁ……すっごい霧。この中で走るのはちょっと怖いかも」

◇「ああ……」

 オグリとベルノはTV中継でカスレミントが出走する弥生賞を見ていた。

B「でも、珍しいね。オグリちゃんが他の人のレースを観るなんて」

ちなみに、オグリのトレーナーは?

1.六平

2.元気爆発で中央ライセンスを取得した北原

3.自由安価 >>199
198 : トレーナーさま   2025/06/18 18:48:00 ID:ROnr3XRwD2
2
199 : トレーナー君   2025/06/18 18:48:39 ID:RN5l.H8UOU
3 ぎっくり腰発症の六平や、中々ライセンスが取れない北原の代わりに一発試験で奇跡的にライセンスを取ってトレーナーになったベルノ
200 : dD8sbhdc72   2025/06/18 19:23:44 ID:szeBw9Xd3A
六平「皐月賞のトライアルレースだ、その中からオグリとぶつかるヤツがでるならーーうっ!」

B「六平さん!まだ寝てなきゃダメですよ!」

 腰を押さえながら蹲る六平をベルノが介抱する。オグリは六平のチームに所属しながら、急にギックリ腰になった六平の代理として、ベルノがサブトレーナーについていた。

六平「あ〜〜……、んで、カスレミントっつたか?お前が注目してる選手は」

◇「ああ」

六平「お前さんは別として……地方から中央に上がって、勝ち上がれる確率は大分低い、しかもいきなりの重賞。自信があるのは大したことだが、あまり期待しないほうが良い」

◇「……」

『さぁ、ここからクラシックへのステップレース、勝利の女神は誰に微笑むの……さぁスタート!13人全員並んで、横一閃キレイなスタートを決めました!』

レース展開(できる限り統合) >>201>>205
201 : トレーナー   2025/06/18 20:19:00 ID:RN5l.H8UOU
序盤は体力を温存するために中団あたりに陣取る
202 : トレーナーさん   2025/06/18 20:41:29 ID:T42JhbR/aE
ハルウララが掛かって前に出る
203 : 相棒   2025/06/18 21:10:45 ID:VlBMemeLtE
最終直線でシチーさの末脚炸裂
204 : トレぴ   2025/06/18 21:16:10 ID:RN5l.H8UOU
しかし、そんなシチーをスレミンが猛烈に差して一気に先頭へ
205 : お兄さま   2025/06/18 21:19:07 ID:m.PtW34Kjg
滝行により平常心を保ったスレミンがオグリ、シチーと並び
206 : 使い魔   2025/06/19 02:56:30 ID:rWbMHySqk2
〜数日前〜

スレミン(以下略)「コレ、意味あるんですかぁぁぁぁぁっ!!?」

 ボクは今絶賛、山の中で滝に打たれている。白い行衣に着替え、ドドドドと降り注ぐ怒涛の水量に必死に耐えていた。しかも三月初めなのに水はまだ冷たい!
 隣には同じく行衣に着替えたトレーナーさんが、涼しい顔で滝にうたれている。

お兄ちゃん「平常心です、カスレミントさん。レース中はいつも万全の状態でいられるわけではありません。不調との付き合い方をここで覚えるのです」

「とは言ってもさぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

 目の前には岩場で「がんばれー♪」と絶賛カワイく応援中のカレンチャンと、縄で簀巻き状態のまま、川の流れに晒されて絶賛酒抜き中のお姉ちゃんトレーナーがいる。顔真っ青。
 そりゃそうだろうなぁ!今ボクも寒さでガタガタとシバリング中だもん!
 
お兄ちゃん「明鏡止水ですカスレミントさん。邪念、是即ち空。一時のモノとして沈めるのです」

「ワケワカンナイよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!」

 ボクの絶叫は山の中でただ消えゆくだけだった。
207 : 相棒   2025/06/19 02:58:27 ID:rWbMHySqk2
〜〜〜

『──先頭はマングリフォン、二番手は一番人気サクラチヨノオー、三馬身離れてシリヲダセルパン、ピンクフェロモン、タマーキン、カスレミント、ゴールドシチー、ベアナックル、体力を温存している模様』

 霧雨がバチバチと顔に当たる。足場もドロドロで不安定。まるで水面を走ってるようだ。だけど──

(あの滝行に比べたら、へでもない!)

 冷えに慣れたせいか、妙に頭がスッキリしている。ボクは、呼吸を整えて、脚をためる。
208 : 使い魔   2025/06/19 02:58:59 ID:rWbMHySqk2

実況『コレはやや、全体的にスローな展開。皆機会を伺いながら走っている様子』

解説『この霧雨で視界も悪いですからね。うまくスピードを出せないんでしょう』

実況『マングリフォン、徐々に失速。先頭はサクラチヨノオー、おっと後方からウララちゃんが駆け上がる!いけるかウララちゃん!がんばれウララちゃん!』

🌸「いっくぞー!おー!」

 大外からドンドン駆け上がっていくウララちゃん。ソレにつられて、バ群が崩れた。

🌃「──そこッ!」

実況『ゴールドシチー、勝負に出た。先頭目掛けグングン上がって行く!』

 直線に差し掛かった瞬間、すぐ後ろのゴールドシチーさんがバ群を縫って差してきた。直線一気、自慢の末脚で一気にサクラチヨノオーさんに追い付く。

「──失礼」
🌃「ッ!?」

──だから、相乗りさせてもらった。

実況『おっと、カスレミントも息を殺して追走!同じく前に躍り出た!』
解説『スリップストリームの中で上手く体力を温存しましたね』
実況『サクラチヨノオー、カスレミント、ゴールドシチー、綺麗に並んだ!誰が出る!?誰が出る!?』
209 : 相棒   2025/06/19 02:59:45 ID:rWbMHySqk2
 上手くゴールドシチーさんについて行って前に出た。けど、差し切るには今ひとつ決め手が無い……!

──📕憧れが、英雄として花開くのに必要もなのだったりすると思いますよ?
(憧れ……この状況、オグリさんなら……)

 不意に、ロブロイさんの言葉を思い出しながら一緒に走った時のオグリさんのフォームをなぞって見る。確か、腰を低くして、倒れ込むように──

🌃「ッ!」
🐕️「クッ!」

実況『──カスレミント前に出た!差し切った!半馬身抜け出してゴォール!一着はカスレミント!地方の星の中央初勝利です!二着は──』
210 : 貴方   2025/06/19 03:04:01 ID:rWbMHySqk2
〜トレセン学園〜

B「やったよオグリちゃん!あの子勝ったよ!」

◇「──ああ」

六平「……」

レースを見届けた六平の胸中 >>211

このレースを注目してた人々 >>212 >>213
211 : お兄ちゃん   2025/06/19 07:58:30 ID:rD9JonNNhA
・・・なかなかやるじゃねぇか
212 : モルモット君   2025/06/19 08:16:18 ID:Dfkyhj8al6
岐南町長
213 : モルモット君   2025/06/19 08:21:30 ID:rD9JonNNhA
ヒシアマゾン寮長
214 : お兄ちゃん   2025/06/19 08:44:51 ID:rWbMHySqk2
六平「フン……成り上がっただけの事はあるってことか」

六平「なかなか、やるじゃねぇか」

◇「六平……」

六平「あんな奴が後から追ってくるんだ、こりゃあ本腰をーーウガッ!?」

B「だから、まだ腰使っちゃダメなんですって!」

立ち上がろうとする六平をベルノは介抱する。
215 : トレ公   2025/06/19 08:50:00 ID:rWbMHySqk2
〜美浦寮〜

🌴「メリー!スレミンの奴、いきなり白星上げやがったよ!」

メリー「わかってるよ。一緒に見てたんだから……スレミン、面白い走りをするね」

〜岐南町〜

町長「コレは……良い安産型──」

新町長「退任してください、町長」
216 : トレーナー君   2025/06/19 08:59:08 ID:rWbMHySqk2
〜大井トレセン〜

大井ウマ娘1「すっごい!スレミンちゃん、いきなり重賞勝っちゃった!」

大井ウマ娘2「しかも、相手はジュニア級王者だろ?新王者じゃん!」

大井ウマ娘3「バーカ、まだコレからだろうが」

大井トレーナー「スレミン、あっちでも元気でやってるみたいだね……イナリ?どうかしたかい」

🦊「……あ、いや──いや、めでたいことじゃねぇかい!アッハッハ!」

🦊(スレミン、前よりも強くなってる……アタシは、追いつけるのか?)
217 : アナタ   2025/06/19 09:00:30 ID:rWbMHySqk2
「勝った……勝ったんだ、ボク」

???「──ねぇ」

話しかけたのは? 

1.サクラチヨノオー

2.ゴールドシチー >>218
218 : マスター   2025/06/19 09:05:10 ID:rD9JonNNhA
ゴールドシチー
219 : dD8sbhdc72   2025/06/19 09:19:09 ID:Tn1JbIzScI
 柔らかな金髪に包まれた藍色の双眸がボクを睨む。この人は確かゴールドシチーさん……

🌃「アンタ、よくもアタシのこと上手く利用してくれたわね」

「あ、そ、その……」

🌃「……プッ、せっかく勝ったのに何オドオドしてんの」

 軽く噴き出すと、ボクの胸に軽く拳を当てた。

🌃「次は負けないから、ソレじゃ」

 ゴールドシチーさんは振り返らず、ヒラヒラと手を振りながら帰って行く。

〜〜〜

 トレーナーさんが祝勝会をしてくれるみたい。場所は何処?>>220

220 : トレぴ   2025/06/19 09:22:30 ID:rD9JonNNhA
横浜中華街の中華料理店
221 : お兄さま   2025/06/19 09:27:58 ID:ulqH8V9AS.
エッチマンの馬が出てて草
222 : dD8sbhdc72   2025/06/19 21:12:47 ID:KCT1S4mGM.
〜横浜中華街・中華料理店〜

お姉ちゃん「宴じゃぁぁぁぁぁぁっ!!見せてあげるわ、上海仕込みの紹興酒酔拳をっ!!」

⚫️「お姉ちゃん?」

宴会イベント >>224
223 : トレピッピ   2025/06/19 22:39:07 ID:4HVQLlxgA6
お姉ちゃんvsその他飲み比べ
224 : アンタ   2025/06/19 22:43:00 ID:rD9JonNNhA
豪華景品が当たるビンゴ大会
225 : アナタ   2025/06/20 15:59:27 ID:g1rd8jybMY
〜ビンゴ大会〜

お姉ちゃん「おっしゃぁぁぁぁスイッチ2は私のもんだぁぁ!」

🌸「ウララも負けないよ〜!」

スレミン「あの……大丈夫なんですか?予算的に」

お兄ちゃん「抜かり有りません」

📕「姉トレさん!コレSwitch2じゃなくてSvitch2とか書かれてるただのデジタル時計ですよ!?」

お姉ちゃん「メイドインC!」

スレミン「……」
226 : dD8sbhdc72   2025/06/20 16:01:01 ID:g1rd8jybMY
スレミン「とりあえず弥生賞は勝った。このままGI級のレースを目標にしよう」

1.NHKマイルカップ

2.クラシック登録って追加登録出来たっけ?

3.自由安価

>>228
227 : モルモット君   2025/06/20 16:19:17 ID:rAtuttq4QU
取り敢えず

1
228 : アナタ   2025/06/20 16:29:48 ID:D2XvJHqmfo
3.ダート3冠も視野に入れて伏竜S
229 : 貴方   2025/06/20 17:31:49 ID:g1rd8jybMY
スレミン「トレーナーさん、一応ダートのレースにも出てみたい、今度は伏竜ステークスを目標にしてみようと思うんだ」

お兄ちゃん「なるほど……」

お兄ちゃんの答え>>230
230 : 大将   2025/06/20 17:43:30 ID:ypaVer80sQ
わかった。登録しておくよ。
231 : dD8sbhdc72   2025/06/20 18:18:30 ID:g1rd8jybMY
お兄ちゃん「ダート三冠の道も残しておくべきか……わかりました、それでは登録しておきます」

スレミン「お願いします!」

他の伏竜ステークス出走メンバー
>>232 >>233 >>234
232 : トレピッピ   2025/06/20 18:19:30 ID:ypaVer80sQ
イナリワン
233 : マスター   2025/06/20 18:28:28 ID:nZkdqMsoFY
ハルウララ
234 : アネゴ   2025/06/20 18:32:27 ID:EcDJyJAQUw
本格化前のワンダーアキュート
235 : dD8sbhdc72   2025/06/20 20:06:56 ID:g1rd8jybMY
🌸「またウララも出るよ!がんばろ〜ねスレミンちゃん!」

スレミン「う、うん、がんばろ!」

またウララちゃんとか……まぁダートだし、ウララも活躍できるかな。

「えっと……他の出走者は――え?」

イナリが……伏竜ステークスに?

イナリが伏竜ステークスに出る動機 >>236
236 : マスター   2025/06/20 20:07:33 ID:qogpInU5Bo
スレミンへのリベンジ
237 : トレーナー   2025/06/20 20:08:10 ID:ypaVer80sQ
もう一度、あいつ(スレミン)と勝負したいんや...
238 : トレピッピ   2025/06/20 20:11:55 ID:g1rd8jybMY
🦊「アイツは、前よりも強くなってる……アタシだって負けるワケにはいかねぇ!伏竜ステークスで、スレミンにリベンジだぜ!」

239 : dD8sbhdc72   2025/06/20 20:14:01 ID:g1rd8jybMY
スレミン「イナリ……うん、イナリの前で情けない走りは出来ない。早速トレーニングだ!」

トレーニング内容 >>240
240 : アンタ   2025/06/20 20:35:36 ID:2PMBix2Nn2
(Hな)ビデオ鑑賞
241 : dD8sbhdc72   2025/06/20 20:55:24 ID:g1rd8jybMY
1.お姉ちゃん「(Horseな)ビデオ鑑賞よ、過去のレースを観ながら対策をたてなさい」

スレミン「ハイっ!」
知識が上がった +10

2.お姉ちゃん「今度はダンスレッスンの延長よ。兄トレの私物をパクってきたから、鍛えた平常心で人を魅了するテクを磨きなさい」

スレミン「こっ、コレ……なんの関係が……」

📕「そ、そこって、そんなふうに使うんですか……!?」

✈「コレが……オトナの……」

🌸「ねー、コレナニしてるのー?」

どっちを選んで、ほいでどうなったの >>242
242 : トレーナーさま   2025/06/20 21:15:00 ID:ypaVer80sQ
2. ウララ「ナニしてるのー?」ウララ以外「こっ、コレは…」
(しかし肝心な場面になろうとしたらDVDが読み込みエラーを起こし、その先を観る事は出来なかった)
243 : アナタ   2025/06/20 22:00:05 ID:g1rd8jybMY
(急な砂嵐の映像)

お姉ちゃん「あれ?良いところだったのに……こっからエグ目のズッコンバッコンが――」

⚫️「お姉ちゃん?」

――その後、簀巻きにされて木につるされたお姉ちゃんを尻目に、(Horseな方の)レースビデオで研究をした。

知識 +10

〜〜〜

今日は、なんか変な疲れ方したな……早く帰ろっかな。

1.でも少し寄り道しちゃお(シチュエーションと新キャラで自由安価、作中ネームド限定) 

2.まっすぐ帰った >>244
244 : アンタ   2025/06/20 22:08:30 ID:ypaVer80sQ
1.
ビターグラッセ「よっ!アンタが噂の新入りのカスレミントさんかい?」
スレミン「は、はい!そうですけど・・・あなたは?」
ビターグラッセ「おっと、先に名乗るべきだったな。私はビターグラッセ。面倒だから「グラッセ」で良いよ。」
スレミン「グラッセさんですね?私も「スレミン」で良いので。」
ビターグラッセ「じゃあスレミン、これから宜し...!?」
スレミン「ど、どうかしましたか!?」
ビターグラッセ「最近、学園の近くに美味いソバ屋が出来たんだけど一緒に行かない?」
スレミン「おソバですか・・・良いですね!」
ビターグラッセ「よし!そうと決まれば早速行こう!」(走り出す)
スレミン「ど、どうして急ぐんですか~」(追いかける)
ビターグラッセ「ラストオーダーまであと15分なんだよ!急がないと閉店しちゃう!!」
245 : モルモット君   2025/06/21 02:54:16 ID:hwzgz1Q9L.
〜トレセン学園・校門前〜

スレミン「今日はなんか疲れたな……姉トレさんもとんでもないの見せてくるな」

 ウララちゃん以外のチームの皆も顔真っ赤でなんか気不味くなって真っ直ぐ帰っちゃった……ボクもそうしようかな。

???「――ねぇ、キミ!」
「はい?」

 急に呼びかけられたので、振り返ると浅黒い肌のウマ娘が駆け寄って来た。

???「カスレミントちゃんだよね、いま暇?」
「えっと、特に予定は無いですけど」
???「急にゴメン、今からちょっと手を貸してくれない?誘ってた友達が急に来られなくなっちゃってさ」

 何やら困り顔で手を合わせて懇願して来た。ここまでされたら断るのはしのびない……。

「……わかりました。ボクに出来る事な――」
???「ありがとうっ!!じゃあ、ちょっと付いてきて!!」
「え、ちょ」

 浅黒のウマ娘は校門からダッシュで飛び出してしまった。ボクもつられて走り出す。

???「すぐ近くだからさ!」
「近くって何処なんですか!?」
???「深大寺っ!」

246 : トレぴっぴ   2025/06/21 02:54:58 ID:hwzgz1Q9L.
〜〜〜

調布市、深大寺。
蕎麦の名所と言う事で深大寺周辺に何軒もの蕎麦屋が軒を連ねている。
近くと言うが、普通に8キロ位離れているのだが、ウマ娘の足ならものの15分ーー我ながら恐ろしい。

???「いやーいきなりゴメンね〜、あの爆盛り蕎麦セット、二人からじゃないと頼めなくってさ」
「ウプっ……」

 聳え立つ山の様な盛り蕎麦を必死に掻き込み、妊婦が如く腹を膨らませて深大寺境内のベンチに腰掛けながら、満腹で悶えていた。
 完全に今のボクの身長より高かった筈だが、完食してしまった……コレもウマ娘パワーなのか。

???「でも、やっぱり凄いね深大寺。水が美味しいと蕎麦も美味しいって言うけど、あの量を出しながら一切クオリティは下がってない。いや、勉強になったなった。ココンも来れば良かったのに」

 浅黒のウマ娘はうんうんと頷きながらメモを取っている。ボクよりも大量の蕎麦を啜ってた筈なのになんで平然としているんだろう……。
247 : dD8sbhdc72   2025/06/21 02:56:04 ID:hwzgz1Q9L.
???「ああ、紹介が遅れたね。私はビターグラッセ、グラッセで良いよ」
「ボクは――」
グラッセ「知ってるよ。呼んだでしょ?カスレミントちゃんって」
「あーー」

 そういえば、自己紹介する前にグラッセさんはボクの名前を呼んでいた。

グラッセ「君のことは、個人的にも注目していたんだ。だから、君の姿を見た瞬間、誘う事にしたんだ。」

ビターグラッセがスレミンを知ってた理由>>248
248 : お兄さま   2025/06/21 03:07:30 ID:6AGPBkGYlc
掲示板に張られた「大井の怪物がトレセン学園に入学!?」という校内新聞(新聞部・作)をグラッセが見ていて少し気になっていた
249 : dD8sbhdc72   2025/06/21 05:15:06 ID:hwzgz1Q9L.
グラッセ「校内新聞でね。『大井の怪物がトレセン学園に入学!?』なんて見出しで見せられちゃ、気ならない人は居ないよ。将来ぶつかるかもしれないし」

ビターグラッセの世代

1.まだデビュー前

2.ジュニア級

3.クラシック級

4.シニア級 >>250
250 : お前   2025/06/21 05:33:30 ID:6AGPBkGYlc
2.スレミンと同じ中等部?(推測)だから

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