ケイエスミラクル「クマさーーーん！！」
クマさんに駆け寄るミラクル、弾は僅かに急所を逸れ、まだクマさんは生きています。
カチャ、止めを刺そうとするタクト、その目の前にミラクルは立ち塞がります。

クリーク「子供達を泣かせるなんて!!!　え？ケイエスさんが本の中に？　それでは(かきかき)」

そこに母性溢れるクリークが現れて熊もミラクルもタクトもでちゅねされてみんなで仲良くお遊戯しました。

なんと、クリークはかの有名な源頼光その人だったのです。

源クリーク頼光はケイエスミラクルをスカウトしました。

ただし、ミラクルの前掛け姿が余りにも可愛いかったので、
よしよしでちゅねされる赤ちゃんとしてスカウトです。

ケイエスミラクル「あの…四天王とかじゃなくて？ 出来れば服も普通のに…」

仲間の四天王は渡辺タマ、卜部タイシン、オグリ貞光です。

全員…でちゅねされて、オギャってます。

ちなみに熊とタクトも世話係としてクリークに雇用され、今日も最低時給で四天王をあやし、寝かしつけております

自分を撃って食肉にしようとした相手がいる職場で、最低賃金しか貰えないことに業を煮やしたクマさんは、退職代行サービス「モームリス」に連絡を取りました。

モームリス「その『過酷な労働』てのやめたら？」

ちなみに、タクトは未だ熊肉は諦めてません。
熊が猿空間送りになった瞬間、狩る手筈です。

タクトと熊が水面下での攻防を続けているころ、
都では大江山に住む酒呑童子という鬼がやって来て悪事を働いていました。
これ(主に"童子"の部分)を聞きつけた源クリーク頼光は
四天王を率いて鬼を"めっ！"するために出陣しました。

ちょうどその頃、鬼族でも世代交代が行なわれていて、ｶ酒ｯ呑童子が女頭領として君臨していました。
彼女自身の戦闘力もさることながら、普段はカワイイのに怒らせると暴君よりもヤバいウマ娘を担当していると畏れられています。

さあ、クリーク頼光は四天王をベビーカーに乗せていざ、出立です！

お姉ちゃん「ｶｼｭｯ、ｸﾞﾋﾞｯ、ｸﾞﾋﾞｯ、あら、もう無いの？ カレ～ン、都にお買い物に行かない？」
カレン「え～また～？、この前みたいに都の人達に迷惑かけたらだめだからね」

どうやら鬼たちも都に向かうようです。

ミラクル「舗装されていない道を何時間も乳母車で……？　床ずれになっちゃうよ、おれ……」

オグリ「丹波の栗が食べたいんだが」

タイシン「しっぽきって、やくめでしょ」

クリーク「よしよし、痛かったでちゅね～、はい、すり、す～り♪」
床ずれしそうなミラクルのおしりにクリークがベビーパウダーを塗ってくれました。
ミラクル「うぅっ…おぎゃぁ…」
ミラクルは、少し気持ちいいなと思ってしまった自分に恐怖を覚えました。

「ｺﾞｷｭｺﾞｷｭ……ﾌﾟﾊｯ」

酒臭を撒き散らしながら現れたｶ酒ｯ吞童子は童子とは名ばかりのクリークよりも身長がデカくて、乳もケツとデカい大女でした。

クリーク「こんにちは」
ｶ酒ｯ呑童子「こんにちは。あらかわいい赤ちゃん。熱中症に気をつけて下さいね」
こうして両者は道をすれ違っていきました

タマ「って！ちゃうやろ！！、近所のオバハンかいな！！」

カレンチャン「そういう言葉遣いはカワイくないな〜♪…❝おはなし❞しょっか……！」

タマ「ｶﾚﾝﾁｬﾝ,ｶﾜｲｲ,ｶﾚﾝﾁｬﾝ,ｶﾜｲｲ,ｶﾚﾝﾁｬﾝ,ｶﾜｲｲ,ｶﾚﾝﾁｬﾝ,ｶﾜｲｲ,ｶﾚﾝﾁｬﾝ,ｶﾜｲｲ,ｶﾚﾝﾁｬﾝ,ｶﾜｲｲ…」

ｶ酒ｯ呑童子「4月から夏日なんて、赤ちゃんのスキンケア、大変よね」
クリーク「日に二回は沐浴させたいですよね」
二人は木陰に身を寄せて、地球温暖化について話し合います。

東方不敗「やはり地球の為に人類は滅ぼさねばならん! デビルガンダムを動かそう！」

この時のデビルガンダムが後の土蜘蛛である。

そうこうしている間に陽は南に上り、ケイエスミラクルたちのお腹がグゥと鳴きました

「こんなこともあろうかと、カレン、おにぎりつくってきてました！」

そう言ってカレンチャンは、手にした風呂敷の中から緑色や赤色に輝くおにぎりを取り出して

ｶ酒ｯ吞童子「カレン。駄目よ、おにぎりは。❝鬼斬り❞みたいで縁起が悪いじゃない（真顔）」

そして３日が経過し…

クマ鍋をつつきながらデアリングタクトは、

たまにはシカ鍋やイノシシ鍋も食べたいわね...とつぶやいた。

そこにシシ神様と乙事主が現れました

とさ、

通りがかりの痣のある少女「命を粗末にする奴なんて大っ嫌いだ！」

一方、ケイエスミラクルはオグリタマタイシンクリークカレンお姉ちゃんと丹後半島で、天橋立を背景に記念撮影です

タマは依然としてカワイイに毒されたままです

ふとケイエスミラクルは、何かを忘れているような気がして

ケイちゃんねるの収録を始めました

さぁ、始まりましたケイちゃんねる。今回のゲストは・・・

毎度おなじみ、自宅を魔城ガッデムにされたケイトレです。

子ども1「鬼退治はどうなったの？」
子ども2「ミラクルお姉ちゃん楽しそう」
子ども3「カレンチャンカワイイ」

はい、理学療法士のケイエスミラクルです。見てくださいトレーナーさんの部屋、見事な魔城でしょ
でも、今ハプニングが起きてます
「ｶｼｭ、あらっ、いい鬼ヶ島じゃない」って乗っ取られて、トレーナーさんも捕まってしまいました
嫌だなぁ、俺のトレーナーさんなのに、嫌だなぁ

カレンチャン「え～、このお城、カワイくない、そうだ！、え～い！」
魔城ガッデムはモン・サン＝ミシェルになりました。

モン・サン＝ミシェルには、フランス伝承のリュウ娘であるヴィーヴルとメリュジーヌが巣食っていました。

げ　ん

こ　つ

ふとケイエスミラクルは、自分たちが鬼退治をするために京の都から出発したことを思い出し

そうになると脳内がカワイイで埋め尽くされ、本来の目的がいつも思い出せなくなりますり

🐕‍🦺「ちょっと鬼が強すぎない？」
🧪「ふむ、絵本三銃士諸君！、何か策は無いかねぇ？」

🍚「ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ・・・」
📚「ﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝ・・・」
☕「ﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶﾜｲｲ、ｶﾚﾝﾁｬﾝ、ｶ・・・」

源クリーク頼光のピンチにこの世全ての欲より解放された陰陽師、安倍お兄ちゃん晴明が助太刀に来ました。

安倍お兄ちゃん晴明「『せいめい』ではなく『はるあきら』です。よろしく。」

お兄ちゃんは全ての時間を巻き戻し、前掛け一枚のケイエスミラクルは足柄の山奥で目を覚ましました。

「……ずいぶん長い夢だったな…」

お　し　ま　い

そう、目を覚ますと世界はカワイイに包まれてしまっていたのです

『ヘンゼルミラクルとグレーテルミラクル』

そこはカワイイに包まれた森の中、

ケイエスミラクルは太い方のミラクルと共にいました。

ケイエスミラクル「次の本は安心できるかな」

二人の姉妹は父と母とともに小さな家に住んでおり、

父と母は悪い魔女に二人を売り飛ばしてしまいました

二人を買い取ったウ魔女の名前はウマレフィセントといいます

ウマレフィセント「ハ～イ、カレンチャンで～す。今日のカレンは～、わっる～い魔女だゾ～😉🌠」
ﾐﾗｸﾙ「・・・😨」
ミラクル「・・・🙂❓」

ウマレフィセントは大分キツい若作りをしていました。

ウマレフィセントは2人を使ってカネ儲けを企みました

>>163
😷「普段からわっる〜いヤツッスよね？」

>>166
😡「オルッ！、お話！💢💢💢💢」
😷「ひゃあ！、アタシはオルじゃないっす、謎のマスクド三冠バ、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助っスよー」

😡「徳田新之助だと！？くせものじゃ！出合え！出合え！」

🐉イーッ！

😡「奴を屋敷から生きて返すな！たたっ斬れ！」

😷-Change→👑

👑「痴れ者がっ！、余の顔を見忘れたか！」

😨「お、オルフェーヴル様！？」

👑
魔女ウマレフィセント！
其の方、悪徳女衒と企り、市中のウマ娘を拐かし、金儲けを企むなど、その罪許し難し！
その上、その罪をカワイイの民に着せるべく、身の丈に合わぬ化粧で着飾るなど、不届き千万！
神妙に縛に就けぃ！

😡「こうなったら最期・・・覚悟！」（短刀を抜き、襲い掛かる）

この隙に二人のミラクルは逃げました

ヒシミラクルは逃げる際、こっそりと大量のお菓子を城から持ち出していました。

空腹でたまらず、走りながらマリトッツォをパクつくヒシミラクル

しかしヒシミラクルはすぐさま吐き出してしまいました…
「うげぇ…このお菓子…蟻が集っている…」

ああっ！　なんということでしょう！
一直線に地面を汚すヒシミラクルの走りゲロが、ウマレフィセントに2人の逃げる先を指し示しています！

ウマレフィセントは、憤怒の形相で追いかけます
このまままんまと逃げられたら、エラい大損です

そこでケイエスミラクルは一回を案じました。
「その形相をお兄ちゃんさんが見たら絶対スカーレットさんに鞍替えしますね」
と囁いたのでした！

カワイイの権化を自負するウマレフィセントにその一言はとても許し難く、逃げる二人に

ウ魔列車に乗って猛スピードで追いかけてきた！
得意技『ウ魔界の汽笛』には気を付けよう！

ケイエス「これでもくらえ！」
⊃せいすい

ウ魔列車は消え去った…

ふと気がつくと、陽もすっかり落ちて二人のミラクルは漆黒の森に取り残されてしまいました

その時、森の奥から不思議な歌声が聞こえて来ました。
♪どんぐりを～辿っても、着～きません～、も～りの・・・

ミラ子「ほら、あれ！あれ！、なんだかいい匂いもしますよ！行ってみましょうよ！

そこには満面の笑みでクマを解体してスープを作っている血染めのデアリングタクトさんがいました

焚き火に照らされるタクトの返り血がしたたる顔は、悦びに満ちあふれており

そして二人の気配を察知すると振り向いて銃を構えました!!!
「あはははははは、また得物が…あ、ゴメン違った迷子かな？　お腹が空いたなら熊スープ飲む？」
逃避行中の二人にとても親切にしてくれました。

一方二人を捕まえようとしたウマレフィセント・カレンチャンは
「やべ…いくら魔女とは言え熊殺しの銃使いには勝てない…」
二人を追うのは止めて逃げ帰りました…

タクト「逃がさん…お前だけは…」

そして１発の銃声が鳴った

こうして魔女を倒したタクトさんは2人を養子に迎えて幸せに暮らしました。
これは余談ですが2人の元の両親は何者かに射殺された状態で発見された様です。

めでたし　めでたし

ﾐﾗｸﾙ「…また次の本に行くのか。いやだなあ…」


『お　む　す　び　こ　ろ　り　ん』

ある日ヒシアマゾンが山の上でおにぎりを食べようとしたのですが、手が滑って落としてしまいました。ですが……


それは　おにぎりと言うには　あまりにも大きすぎた
大きく　ぶ厚く　重く　そして　大雑把すぎた(味は繊細)
それは　正に　塊魂だった

そしてたまたま通りかかったミラクルを押しつぶしてさらに転がっていきました…

おにぎりはネズミ役のタマモクロスも巻き込み、転がっていきます。

そして坂の下にはネズミの穴ではなく、オグリキャップの口が待ち受けていたのであった

オグリキャップすらおにぎりに巻き込まれたーッッ！

けど一瞬で食い破って脱出したーッッ！！

ミラクルとタマモクロスはおにぎりごと食べられてしまいました…

食べられて胃液にまみれた彼女らは、気がつくと異世界カサマツヘイムに転生していました。

一方、空腹をこらえながら転がっていったおむすびの行方を探していたヒシアマは！

おにぎりを食べられた恨みでオグリを食べてしまいました！

そうして20日ほど経て、妊婦のようなお腹になったヒシアマゾンは、心配する皆に抱えられて保健室に

なった。