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自分のトレーナーをオルフェーヴルにレンタルさせるドリームジャーニー
1 :
あなた
2024/10/01 21:51:01
ID:MJkb0Dm6tM
「…………」
2 :
アンタ
2024/10/01 21:52:10
ID:1AYxpaAtgE
カレン...?
3 :
トレーナー君
2024/10/01 21:54:26
ID:MJkb0Dm6tM
「…………」
4 :
相棒
2024/10/01 21:55:10
ID:h6/hpZwJAc
オルフェが腕組んでるだけでおもろい
5 :
トレーナーさま
2024/10/01 21:59:05
ID:MJkb0Dm6tM
「…………」
6 :
貴方
2024/10/01 22:00:55
ID:MJkb0Dm6tM
「姉上」
「おや、どうしたんだい?オル。そんな神妙な顔をして」
「頼みがある」
「いいとも。オルの頼みならなんでも引き受けるさ」
「トレーナーが欲しい」
「分かった。すぐに一流のトレーナーのリストを――」
「いや、姉上とあのトレーナーのような、絶対的な信頼関係を築けるトレーナーが欲しい」
7 :
大将
2024/10/01 22:02:40
ID:MJkb0Dm6tM
「そ、それは……」
「無理か?」
「……オル。そういうトレーナーは、欲しいと思って手に入るものじゃない。数多の巡り合わせが噛みあって、初めて出会う事が出来る大切な存在なんだ。私とトレーナーさんだって、一つ間違えたら出会う事もなく、それぞれの人生を……」
「つまり、無理ということか?」
8 :
トレーナーさま
2024/10/01 22:03:14
ID:MJkb0Dm6tM
「う”っ……」
9 :
お兄ちゃん
2024/10/01 22:04:51
ID:MJkb0Dm6tM
「無理なんだな?」
「私の予測だと、あと半年あればおそらくたぶん……」
「今は無理ということか」
10 :
お兄さま
2024/10/01 22:05:27
ID:MJkb0Dm6tM
「ぐう”っ……」
11 :
お兄さま
2024/10/01 22:07:19
ID:MJkb0Dm6tM
「オルの願いは全身全霊を以って叶えてあげたいけど、どうしてもこればかりは……」
「ならよい。余も愚かではない」
「そうかい?本当にすまないね、オル」
「その代わり、姉上のトレーナーを一日貸してくれ」
12 :
アナタ
2024/10/01 22:09:19
ID:MJkb0Dm6tM
「とととととと、トレーナーさんを!?」
13 :
アナタ
2024/10/01 22:11:43
ID:QROLG3c162
リジェネするドリトレ父子ネタの人かな?
期待
14 :
トレーナーさん
2024/10/01 22:11:50
ID:MJkb0Dm6tM
「ああ。トレーナーを持つということがどういうことか、試しに感じてみたい」
「な、なぜ、私の、ととととととトレーナーさんを?」
「姉上のトレーナーなら、余を退屈させはしないだろう?」
15 :
マスター
2024/10/01 22:12:51
ID:MJkb0Dm6tM
「……オル、少し外に出ていいかい?新鮮な空気を吸いたいんだ」
「ああ、良いぞ」
16 :
アネゴ
2024/10/01 22:14:02
ID:MJkb0Dm6tM
「すぅー……」
17 :
お兄さま
2024/10/01 22:14:41
ID:MJkb0Dm6tM
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」
18 :
アナタ
2024/10/01 22:15:06
ID:MJkb0Dm6tM
「ヤダッ!ヤダッ!ヤダッ!」
19 :
お前
2024/10/01 22:15:51
ID:QROLG3c162
出た!伝統芸!
20 :
トレぴっぴ
2024/10/01 22:16:22
ID:MJkb0Dm6tM
「やだああああああああ!!!やだやだやだやだ!!!うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
21 :
相棒
2024/10/01 22:18:25
ID:MJkb0Dm6tM
「…………」
(姉上があそこまで叫ぶのは、小学生の頃に家族総出で山にキャンプに行った時、木の枝からスズメバチの巣が落ちてきて、余の頭に直撃した時以来か……)
22 :
ダンナ
2024/10/01 22:19:00
ID:1AYxpaAtgE
>>21
懐かしんでる場合じゃないだろう...
23 :
トレぴ
2024/10/01 22:20:02
ID:MJkb0Dm6tM
「おまたせ、オル」
「安心してくれ、姉上からトレーナーを取ったりしない」
「ふ、ふふッ、たしかにオルの魅力は、この世の仙姿玉質な美人を三億人集めても敵わないくらいだけど、トレーナーさんは私のものだからね。けけけけけ決して取られたりしないさ」
24 :
トレーナー君
2024/10/01 22:21:38
ID:MJkb0Dm6tM
「姉上にしては挑戦的だな」
「ちちちちちち挑戦というには穏便に過ぎる。ここここここれは自信だよ」
「ならば、その自信を揺るがせて見せようか?」
「ふ、ふふッ、トレーナーさんには私から話しておこう。ととととと当日が楽しみだね、オル」
25 :
トレ公
2024/10/01 22:23:04
ID:MJkb0Dm6tM
【当日】
26 :
モルモット君
2024/10/01 22:25:55
ID:MJkb0Dm6tM
「トレーナーさん。今日一日だけ、オルのトレーナーとして振る舞って頂きますが、あくまでオルがトレーナーがどういうものか学ぶための見本です。サンプルです。ですので、軽い交流だけに留めて頂きます。いいですね?」
「ああ。もう五万回くらい聞かされてるからね、分かってるよ」
27 :
相棒
2024/10/01 22:28:44
ID:MJkb0Dm6tM
「それと、なぜ香水をつけていないのですか?私との、血と魂の契約の証でしょう?」
「いや、香水はつけちゃダメだろう?今日一日はオルフェーヴルのトレーナーなんだから」
「……仕方ありませんね。では、行きましょう。オルが待っています」
28 :
トレピッピ
2024/10/01 22:34:23
ID:MJkb0Dm6tM
「姉上と、トレーナーか」
「オルフェーヴル。今日一日だけ、俺が君のトレーナーになるから、よろしく頼むよ」
「……オルでよい」
「え?」
「オルでよいと言ったのだ。トレーナーと担当ウマ娘とは、そういうものだろう」
「……分かった。よろしく、オル」
「フン」
29 :
お兄さま
2024/10/01 22:35:58
ID:MJkb0Dm6tM
「……」
(かーっ!!!家族以外にはその愛称を呼ばせたことは無かったのに!!!なんて恐ろしい人心掌握術!!!さすが私の妹!!!)
30 :
トレ公
2024/10/01 22:37:11
ID:MJkb0Dm6tM
「それじゃあ、前から伝えていた通り、走法の調整をしようか」
「……どこが問題だ?」
「オルの走り方は完璧に近いよ。問題なんて見つからないくらいだ。でも、ジャーニーと多く練習をしてきた弊害が出てきている」
「どういうことだ?」
「ポジショニングだよ。ジャーニーの小柄な体格では有利に働くけど、オルの存在感のある走りでは不利になる場所に、無意識に動いている時がある。今日はそれを指摘しつつ、自分で意識して直せるところまで持っていきたい」
「……今日一日か」
「そう、今日一日でできることだ。じゃあ、始めよう」
31 :
あなた
2024/10/01 22:37:34
ID:i/pcV/pHRE
ヤダヤダジャーニー大好き
32 :
マスター
2024/10/01 22:38:12
ID:MJkb0Dm6tM
「……」
(かーっ!さすがトレーナーさん!!!私の感覚でオルの走りを見てやっていたから全然気づかなかった!!!このドリームジャーニー一生の不覚!!!私の一生の責任をトレーナーさんに取って欲しい!!!)
33 :
トレーナーちゃん
2024/10/01 22:38:54
ID:MJkb0Dm6tM
【トレーニング後】
34 :
アンタ
2024/10/01 22:40:02
ID:ZDxyNNFUUY
実際オルフェのトレーナーになるならジャーニーにも認められる必要あるからジャニトレがそのままオルフェも担当するってありえそうなんよな
35 :
貴方
2024/10/01 22:40:11
ID:MJkb0Dm6tM
「よし、今日はここまで。お疲れ、オル」
「うむ、大儀であった」
「あとはさっき渡した資料を見て練習すれば、走りがさらに良くなっていくと思うから」
「……分かった」
「それじゃ、俺は元の仕事に――」
「待て、何を勘違いしている?」
「え?」
「貴様はまだ余のトレーナーだろう。勤めを果たせ」
「つ、勤め?」
「今から出かける。付き合え」
36 :
トレぴっぴ
2024/10/01 22:42:44
ID:MJkb0Dm6tM
「おっと、二人きりのデートはさせないよ。いつ出発する?私も同行する」
「ジャーニー。……たしかに、ジャーニーも一緒の方が楽しそうだ。オルもいいかい?」
「フン、好きにしろ」
37 :
アナタ
2024/10/01 22:48:03
ID:MJkb0Dm6tM
「どこに連れて来られると思えば、スポーツ用品店か。それにしても、トレセン学園近くのスポーツ用品店だから、相変わらず品ぞろえが良すぎる。ジャーニー用のならともかく、オルに必要なものがどこにあるのか全然分からないぞ」
「トレーナーさん。私なら、オルが愛用しているブランドが分かりますし、サイズもミリ単位で把握しているので、すぐに商品を探せますよ。なんなら、これからのオルの走りに向けて買うべきトレーニング用品や、発売予定の有用な商品もリストアップしておきましょう。どうですか、私が隣にいればトレーナーさんの業務がはかどり、これからもよりよい旅路を歩むことができます。たしかにトレーナーさんの担当ウマ娘はオルになりましたが、これからもトレーナーさんの隣にはずっと私がついていますよ。だからトレーナーさんは安心して――」
「姉上、ヘイ・ヤーみたいにトレーナーの耳元で囁くのはやめよ。それにトレーナー、貴様はあくまで荷物持ちだ。余の買い物に口出しするな」
38 :
トレぴっぴ
2024/10/01 22:53:04
ID:MJkb0Dm6tM
「次は本屋か。ジャーニーが好きそうな本なら分かるけど、オルはどんな本を読むのか……」
「トレーナーさん。私はオルと一緒の寮室ですから、いつもオルがどんな本を読んでいるのか分かりますよ。さらに、オルが欲しがっている刊行予定の本や、愛読しているマンガまで、全てカバーできます。トレーナーさんと切れない絆で繋がっている私なら、いつだってトレーナーさんのお役に立てますよ。トレーナーさんのそばにいて、必要な助言をいたしましょう。おはようからおやすみまで、常に貴方のおそばに、ドリームジャーニー、ドリームジャーニーをよろしくお願いいたします」
「姉上、チープ・トリックみたいに、余のトレーナーの背中におぶさって耳元で囁くのはやめよ。それにトレーナー、読む本は自分で決める。黙って荷物を持っていろ」
「うっ、重い…」
39 :
お兄ちゃん
2024/10/01 22:55:18
ID:MJkb0Dm6tM
「次はカフェか。しまった、注文しようにもオルが何を飲むか分からないぞ」
「トレーナーさん。生まれた時からオルと一緒にいる私なら、言葉を介さずとも、オルが今何を飲みたいかすぐに分かりますよ。オル、何を飲みたい?」
「レモ――」
「ああ、言わなくても分かっているよ、美しく気高く尊い我が妹よ。いちご練乳コーラが飲みたいんだね」
「いや、レモンティー……」
「ふふッ、オルらしいチョイスだ。いちご練乳コーラの暴君めいた組み合わせにシンパシーを感じているんだね、分かるとも」
「だからレモンティーだと……おい、トレーナー。貴様が注文しろ」
「分かった、ジャーニー。いちご練乳コーラの3Lだね」
「貴様アアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
40 :
お姉さま
2024/10/01 22:59:26
ID:MJkb0Dm6tM
「ふう、何とか注文して席に座れたぞ」
「貴様、余がレモンティーと何度も叫ばなければどうなっていたか考えよ」
「それは悪かったって……」
「オル、もういいじゃないか。こうしてみんなで乾杯できるのだから」
「姉上……」
41 :
トレーナーさん
2024/10/01 23:00:41
ID:MJkb0Dm6tM
「そうだ、トレーナーさん。これ少し飲んでみますか?とても美味しいですよ」
「ああ、ありがとう。頂くよ」
「……トレーナー。貴様の飲み物、少し飲ませよ」
「え?いや、カップに口つけちゃったし……」
「貴様、姉上のカップには平気で口をつけたではないか」
「オル。あまりトレーナーさんを困らせてはいけないよ」
「今は余のトレーナーだ。余の命令を聞く義務が――」
42 :
お兄ちゃん
2024/10/01 23:01:48
ID:MJkb0Dm6tM
「ドリームフラッシュ!!!」
「目がああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
43 :
アンタ
2024/10/01 23:02:53
ID:MJkb0Dm6tM
「お客様。店内での発光は、他のお客様の迷惑になりますのでご遠慮ください」
「あ、店員さん。すみません……」
44 :
マスター
2024/10/01 23:05:41
ID:MJkb0Dm6tM
「おっ、ケーキが来た。美味そうなショートケーキだなあ」
「トレーナーさん。私のレアチーズケーキも甘さひかえめで美味しいですよ。ほら、あーん」
「んっ、たしかに美味しいな」
「……トレーナー、そのケーキを少し食べさせろ」
「分かった。それじゃ、小皿に分けて……」
「ならぬ。直接食べさせよ」
「えっ、俺のフォークで!?それは……」
「なぜだ?貴様、姉上のフォークには無頓着だったではないか」
「オル。ほら、私が食べさせてあげるから、あまりトレーナーさんを困らせてはいけないよ」
「今は余のトレーナーだ。余の命令を聞く義務が――」
45 :
アナタ
2024/10/01 23:06:34
ID:MJkb0Dm6tM
「ドリームフラッシュ!!!」
「目があああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
46 :
お姉さま
2024/10/01 23:07:28
ID:MJkb0Dm6tM
「お客様、発光はご遠慮くださいと申したはずです。次は強制的に退店して頂きますので、ご了承ください」
「あ、店員さん。すみません……」
47 :
相棒
2024/10/01 23:09:51
ID:i/pcV/pHRE
いい天丼
48 :
トレーナー君
2024/10/02 04:06:28
ID:kfUbnHZ7jE
「ふう。一通り食べ終わったな」
「トレーナーさん、ほっぺにクリームがついてますよ。拭いてあげます」
「ああ、ありがとう」
「……トレーナー、余の口元も拭いて――」
49 :
ダンナ
2024/10/02 04:07:17
ID:kfUbnHZ7jE
「先制のドリームフラッシュ!!!」
「目がああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
50 :
キミ
2024/10/02 04:08:21
ID:kfUbnHZ7jE
「お客様、出口はあちらになります」
「あっ、はい。すみません……」
51 :
ダンナ
2024/10/02 04:08:48
ID:kfUbnHZ7jE
【その日の夜 トレーナーの部屋にて】
52 :
貴様
2024/10/02 04:09:27
ID:kfUbnHZ7jE
「ふう、一人で食べる食事がこんなに味気ないとは。せっかく外泊届けを出したというのに。それにしても、オルとトレーナーさんは何をしているのだろう」
53 :
お兄さま
2024/10/02 04:10:00
ID:kfUbnHZ7jE
「むっ、オルからLANEが来た。これは、動画?」
54 :
使い魔
2024/10/02 04:14:40
ID:kfUbnHZ7jE
『姉上。おそらく、余とトレーナーが何をしているか気になっているであろうから、動画を撮って送る。じっくり見てくれ。おい、トレーナー。早く踊れ。余を楽しませよ』
『わ、分かった。うー!うまぴょい!うまぴょい!うー!すきだっち!うー!うまぽい!うまうまうにゃうにゃ!3、2、1、ダー!』
「なっ……うまぴょいしたのか?私以外のウマ娘と……トレーナーさんがうまぴょいするのは、私とだけだと思っていたのに……」
55 :
大将
2024/10/02 04:16:45
ID:kfUbnHZ7jE
『おひさまぱっぱか快晴レース!ちょこちょこなにげにソワソワ!第一第二第三だいしー!だんだんだんだん出番が近づき……』
「くっ、顔を赤らめながら、必死にうまぴょい伝説を踊るトレーナーさん……!なんて可愛らしいんだ……!」
『……くだらん。止めよ』
「なんで止めるんだアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!鬼!悪魔!暴君!カレンチャン!」
56 :
アネゴ
2024/10/02 04:18:29
ID:kfUbnHZ7jE
『急にどうしたんだ?オル』
『結局は茶番ということだ。貴様、今日一日は余のトレーナーなのに、ずっと姉上のことを考えていたな?』
『……いつから分かっていた?』
『最初からだ。余の走りを矯正する時も、姉上の走りを基準にして考え、余の買い物も姉上の指示に従い、先ほどの滑稽な踊りも、姉上に楽しんで欲しいから踊っていた。全て姉上のためだ』
57 :
あなた
2024/10/02 04:19:39
ID:kfUbnHZ7jE
『……すまない』
『よい、よい。やはり貴様は姉上のトレーナーだということだ。むしろ、姉上から軽々と乗り換えたら懲罰を加えるつもりであった』
『懲罰って……』
『それにだ。やはり余のトレーナーは貴様ではない』
『え?』
『貴様が姉上と目指していたのは、黄金の旅路の果て。ならば、余が目指すのはその先。新たなる地平よ。そこに至るには、姉上との旅の途中である貴様では、役者不足というものだ』
58 :
マスター
2024/10/02 04:20:24
ID:kfUbnHZ7jE
『オル……いや、オルフェーヴル』
『オルで良い。その代わり、姉上の伴侶である貴様はこう呼ばせてもらおう。義兄上』
『義兄上!?』
『この程度でうろたえるな、義兄上。さあ、さっさと姉上のところに帰るがよい。今頃、貴様の帰りを待ち焦がれているであろう』
『……いや、オルを寮まで送って行くよ』
『ほう?余に逆らうか?』
『ジャーニーもそうするべきって言うだろうし、それに……』
「なんだ?」
59 :
アナタ
2024/10/02 04:20:24
ID:kfUbnHZ7jE
『オル……いや、オルフェーヴル』
『オルで良い。その代わり、姉上の伴侶である貴様はこう呼ばせてもらおう。義兄上』
『義兄上!?』
『この程度でうろたえるな、義兄上。さあ、さっさと姉上のところに帰るがよい。今頃、貴様の帰りを待ち焦がれているであろう』
『……いや、オルを寮まで送って行くよ』
『ほう?余に逆らうか?』
『ジャーニーもそうするべきって言うだろうし、それに……』
「なんだ?」
60 :
お姉ちゃん
2024/10/02 04:21:26
ID:kfUbnHZ7jE
『今日だけは、オルのトレーナーだからね』
『……フン、良きに計らえ』
61 :
アネゴ
2024/10/02 04:22:36
ID:kfUbnHZ7jE
「……」
ピンポーン。
「むむっ、この優しくて温かいインターホンの音は!!!」
62 :
お兄ちゃん
2024/10/02 04:31:48
ID:kfUbnHZ7jE
「ただいま」
「おかえりなさい、トレーナーさん。お風呂も沸いてますし、ごはんもできてますよ」
「ああ、ありがとう。おなかペコペコだよ」
「それからもう一つ」
「なんだい、ジャーニー?」
63 :
お姉さま
2024/10/02 04:32:21
ID:kfUbnHZ7jE
「今夜は眠れると思わないでくださいね、『私の』トレーナーさん」
64 :
トレーナーさま
2024/10/02 04:34:27
ID:kfUbnHZ7jE
【こうして、ドリトレはオルフェーヴルの一日トレーナーを終えた。そして、ドリトレとドリームジャーニーはその夜、心ゆくまでうまぴょいをするのだった】
65 :
トレぴっぴ
2024/10/02 04:35:32
ID:kfUbnHZ7jE
【一方、オルフェーヴルは今回の件で、トレーナーがつくということがどういうことか、何となく理解することができた。そして、およそ半年後に来るであろう自分のトレーナーについて、静かに想いを馳せるのであった】
66 :
トレーナー君
2024/10/02 04:36:00
ID:kfUbnHZ7jE
【終わり】
67 :
トレーナーさん
2024/10/02 04:37:21
ID:kfUbnHZ7jE
>>58
途中で寝てしまい、間があいて変な時間の投稿になってしまったのと、ここで二重投稿をしてしまい、すみませんでした。
68 :
相棒
2024/10/02 05:54:25
ID:K14sZ2e8yU
新作投稿乙です♪
ヒーロースキル取得演出まで素材化するとは思わなかったから驚き
69 :
トレぴ
2024/10/02 10:39:19
ID:Z4Ltg6CAhg
唐突にスティルとかブエナが出しゃばってきそうで怖い余……あの、ホントに半年で済むんですよね?
70 :
使い魔
2024/10/02 12:31:14
ID:y6oQffcZdE
>>鬼!悪魔!暴君!カレンチャン!
鬼・悪魔「誠に遺憾で…カレンチャンカワイイ!」
71 :
お兄ちゃん
2024/10/02 12:54:57
ID:L30Z9BsIvU
>>64
ドリームジャーニーの
ドリームズラインに
ヴェルトライゼンデした
ミライヘノツバサを
スルーセブンシーズしたんか!?
72 :
使い魔
2024/10/02 17:55:54
ID:E51l8mz.uI
面白かったよありがとう!
オルフェ、ほんと早くおいで余
▲
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