【安価SS】飛び級少女がトレセン学園でGIを目指す話
1 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 05:30:15 ID:jpgfrBfaDo
がたん、ごとん。だっだっだっ……。
電車に揺られ、乗り換えて、後は駅から走って、合計1時間……今はお昼の1時くらい。
そこに、わたしの目的地はありました。

「わぁっ……!!」
そこは……門の外から見えるだけでも……とっても広くて、大きくて、通っていた小学校の何倍でしょうか?
明日から通うことになる、トレセン学園を目の前にして、わたしは思わず驚いちゃいます。
たぶん、耳もぴょこぴょこしてるはずです。ウマ娘なので!

学園に見とれていると、緑の帽子を被った女の人が話しかけてきました。
「あなたは……明日からの転入生の方ですね?お待ちしていましたよ。私、学園の事務担当……駿川たづなと申します」
「たづなさんですね!よろしくお願いしますっ!!わたしの名前は______」
わたしの方もきちっと自己紹介をした後、たづなさんに案内されて寮にやってきました!
ここはどうやら、栗東寮というらしく、寮長のウマ娘さんが案内を引き継ぐそうです!
「おやおや、本当にポニーちゃんがやってくるとはね。あ、私の名前はフジキセキ。
これからよろしくね」
「はいっ、よろしくお願いしますっ!」
優しそうな寮長のお姉さんに案内されて、私は寮の中をひと通り見て回りました!
そして……。
「______じゃあ、キミの部屋なんだけど……色々あって誰か2人の部屋に3人目として入ってもらうことになっているんだ。その部屋は……」
>>3(公式で判明済み同室コンビの部屋。調べて★)
2 : トレーナーさん   2024/07/05 06:18:01 ID:G1zXMJSBro
ビワハヤヒデ・テイエムオペラオー部屋
3 : トレーナー君   2024/07/05 06:25:48 ID:6WSevywkHo
アニメ基準だとしたら狭すぎないか…?
しかもよりによってオペラ像2体も設置するオージとデカイ姉貴の部屋とか…
4 : トレーナー   2024/07/05 06:26:07 ID:5Q2YZot6M6
スペ&スズカ部屋
5 : トレーナー   2024/07/05 06:26:57 ID:6WSevywkHo
ごめん>>2じゃなかった…>>4にして
6 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 06:53:43 ID:jpgfrBfaDo
「わぁぁぁぁっ!なまら可愛い~!!」
「この子も……トレセン学園の生徒、ですか?」
案内された部屋を使っている2人は、スペシャルウィークさんとサイレンススズカさんって言うそうです。
(……ん?)
ふと、わたしは考えます。
お二人の名前、聞き覚えがあるってレベルじゃないです。
(……はっ!!)
「お二人ともっ!!トゥインクルシリーズの最前線で大活躍されてますよねっ!!わたし、いつもテレビで応援してましたっ!!」
そうです。どちらのウマ娘さんも、GIレースをバンバン勝っていく凄い方だったのです。
「ふふっ、すぐに馴染めそうだね。じゃあ、私は失礼するよ。何かあったら下にいるから」
そうしてフジキセキさんが出ていった後、わたしたちは3人一部屋になりました。
「……」
「……」
「……」
なぜでしょう。3人だけになった途端、チンモクが流れています。どうにか、この開かずのゲートをぶち破らないと……!!
「えっと……あなたの名前は何ていうの?」
(はぁっ……!!!!)
なんとサイレンススズカさんがそれをやってくれました。
流石は”異次元の逃亡者”!。会話のペースも先頭を譲らないんですね!!!
っていうか、名前を聞かれました。
「わたしの名前は______」
>>8
7 : モルモット君   2024/07/05 06:56:08 ID:bkax8PPqsU
シーケンスブレイク
8 : ダンナ   2024/07/05 06:59:24 ID:AexmxqJsoI
バンゲリングベイ
9 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 07:01:45 ID:jpgfrBfaDo
>>8
なんかゲーム名と引っかかりそうですね!!良くなさそうなので再安価>>10で......
10 : お姉ちゃん   2024/07/05 07:10:45 ID:5Q2YZot6M6
シュガーライド
11 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 07:35:59 ID:jpgfrBfaDo
「わたしの名前は、シュガーライドって言います!えっと……シュガーって呼んでくださいっ!」
言えました、わたしの名前。
お母さんがつけてくれたらしい、かわいくてかっこいい名前。大好きです。
「ふふっ。よろしくね、シュガーちゃん。さっきも寮長から説明があったけど、私はサイレンススズカ。そしてこっちが……」
「スペシャルウィークです!シュガーさん、これからよろしくお願いします!」
お二人からも自己紹介をしていただいて、少しだけ仲良くなれた……気がします。
あ、そうだ。大事なことはまだあります。言っておかないと。
「わたし、まだ小学4年生なんですけど……飛び級で通えることになったんです!色々と理由がありまして______」
それは何ヶ月か前のこと。子どものウマ娘……ポニーっ子の競争大会に出たときです。
わたしの走りを、トレセン学園の職員だっていう人がすごーく褒めてくれて、
そしたら両親がいつの間にか願書を出してて……。
「それで通っちゃったんですか!?凄いです!」
「わたしもビックリしました!こんな子どもでも、学園に入れるんだって」
同い年のウマ娘ちゃんたちも、みんなトレセン学園に憧れています。
でも、それは小学校を卒業してからじゃないと選べない道……そう思っていました。
「シュガーちゃんは、どんな走りが得意なの?」
「得意な走りですか!えっと……」
スズカさんに尋ねられました。わたしの得意な走り……確か、あのとき褒められたのは______。
>>13〈類まれなる瞬発力(短距離・マイル)/とても長く続く心肺機能(中・長距離)〉
12 : 貴方   2024/07/05 08:08:48 ID:G1zXMJSBro
瞬発力
13 : トレーナー君   2024/07/05 08:12:18 ID:5Q2YZot6M6
とても長く続く心肺機能
14 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 10:16:41 ID:jpgfrBfaDo
「わたし、同年代のウマ娘ちゃんより長く走れるんです!ぜんぜん息切れしなくって……」
あのとき褒められたのは、”心肺機能”らしいです。
職員の人によると、将来はステイヤー?になれるとかどうとか……。
「じゃあ、デビューしたら中・長距離で走るのかしら?」
「私達のライバルになりますね!楽しみです!」
スズカさんたちの言葉を聞いて、ふと考えます。
将来、勝負服を着て、レースを走る自分のすがたを……。
「えへへ……あっ、すみません!モウソウにふけってました!」
我に返って、今からやることを考えることにします。
……何をすればいいんでしょう?
「そうだ!シュガーさんと同い年くらいのウマ娘が、同じ寮にいるんですよ!」
「えっ!?」
スペシャルウィークさんからの突然の告白。
私は衝撃を受けました。
つまり、飛び級ウマ娘はわたしだけじゃないってことですか!?
(そ、そんなっ……!)
実をいうと小学生であることが自慢だったんです。
わたしは恥ずかしくなって、クッションに顔を沈めます。
いっそダートに埋めてくれませんか。
「あ、会いに行ってみたらどうかしら……?」
そう言ってスズカさんは、そのウマ娘ちゃんの部屋の位置を教えてくれました。
いいですよ、見に行ってみようじゃありませんか!!!!
15 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 10:19:08 ID:jpgfrBfaDo
※書き方こんなので良いですか?
16 : お兄ちゃん   2024/07/05 11:07:10 ID:e1sHFK3Y76
>>15
いいと思います!
17 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 13:14:43 ID:jpgfrBfaDo
______こんこんと、寮のドアをノックしてみます。ちょっと恐る恐るですけど。
すると、「はーい」という返事の後に、部屋から一人の女の子が出てきました。

「あれ?あなたは……」
その女の子は、わたしと同じように耳が頭の上の方にあって、ウマ娘ちゃんだってわかりました。そして、わたしと歳も近そうで……。
「あっ、わたし明日からトレセン学園に通うことになって、今日からこの寮でお世話になります、シュガーライドですっ!」
ちょっと早口になってしまったけど、わたしの方から先に自己紹介。
すると相手の方も、
「私はニシノフラワーです!えっと、シュガーライドさんですね!よろしくお願いしますっ!」
名前がニシノフラワーだって自己紹介してくれました。なんだか喋り方も似ているような?
……それから色々話すうちに、フラワーちゃんも飛び級でトレセン学園に入ったことを知りました。
(……この子だったのかぁぁぁぁぁ!同じ小学生のウマ娘ちゃんッ!!)
わたしよりちょっと早かったみたいで、先を越された悔しさみたいなのを感じましたが、
表には出しません。えらいです、わたし。

「感情・悔しさを検知。そして、新しいトレセン学園の生徒の反応も検知」
(……ッ!?)
すると突然、後ろから聞こえる、ムキシツな声……
振り向くと、スペシャルウィークさんくらい身長のある、
お姉さんウマ娘が立っていました……。
18 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 13:39:12 ID:jpgfrBfaDo
「……なるほど、そういうことでしたか」
「はいっ、よろしくお願いします!!ブルボンさん!!」
フラワーちゃんのルームメイトだというミホノブルボンさんとも知り合えました。
静かで怖い人だと思ってたけど、話してみると意外と優しいお姉さんで良かったです!
……ところで、なんでわたしの心が読めたんでしょうね?

それからスペシャルウィークさんたちの部屋に戻って、夜になって、
食堂でご飯をいっぱい食べました!
「えっ、シュガーちゃん……まだ食べれるの??大盛りご飯を5杯も……」
「はいっ!食うウマ娘と寝るウマ娘は育つって言いますし!」
スズカさんに驚かれるくらいいっぱい食べました!
でも、スペシャルウィークさんのほうが食べてたと思います!
その後はあったかいお風呂に入って、歯みがきもして……。

(……あっ)
パジャマにも着替えて、寝よう!というところで、
大問題が発生しました。
「べ、ベッドが2つしかないです!!」
「そうね、どうしましょう?」
もともとは2人用のお部屋だったので、ベッドが2つしかない!
わたしとスズカさんが頭を抱えていると……。
「シュガーさんっ!一緒に寝ませんか?」
なんとスペシャルウィークさん。ベッドを一緒に使わせてくれるとのこと。
来たばかりのわたしに、いいんでしょうか。

まあ、考えている暇はなかったんです。
キャンプ道具みたいなのも持ってないですし、お言葉に甘えることにしました。
さあ、明日からはトレセン学園で新しい生活が始まります!
すっごく、楽しみ、ですっ!!
19 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 13:41:31 ID:jpgfrBfaDo
シュガーライドのスクールライフを安価で盛り上げてあげましょう。

初日。
>>20>>25の展開を統合。
20 : 貴方   2024/07/05 14:08:59 ID:/NljQWspSk
同じく飛び級(と思われる)スイープトウショウと、ただ単に小さいだけのドリームジャーニーと出会う
21 : アネゴ   2024/07/05 14:14:00 ID:NUK7UrHP2E
アグネスタキオンやマンハッタンカフェにも出会い、実験台にされそうになるが阻止される
22 : トレ公   2024/07/05 14:17:36 ID:5Q2YZot6M6
シュガーがスズカに「なぜレースではいつも先頭大逃げなのか?」と問う。
23 : ダンナ   2024/07/05 14:24:40 ID:7sTsQk4YzU
ちっちゃいステイヤー仲間のライスの不運に巻き込まれる
24 : お兄ちゃん   2024/07/05 15:48:28 ID:P30fE5VN0Y
チケゾーがチョークを折って泣いていたので何とか落ち着かせる
25 : 使い魔   2024/07/05 15:52:23 ID:qQhls77Mgs
カフェテリアで食事しているスペオグリを見て改めて中央のヤバさを実感する
26 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/05 18:30:05 ID:jpgfrBfaDo
(すごく、お母さんみたいだった……)
寮にきて、初めての朝。
というか夜寝ている間……なんだかすっごく暖かかったんです。
スペシャルウィークさんと一緒に寝て、腕の中はまるでお母さんと寝てるみたいな……。
とにかく、おかげでしっかり眠れたようです。
ほわほわした気分は、顔を洗ってシャキッとさせて……今日から登校!頑張ります!

「わあぁぁ……制服っ!!」
初めて着る、トレセン学園の制服!ちょっと大人になった気分です!
サイズもなんとジャスト!
……測った覚え、ないんですけどね?
後は、お母さん譲りの栗毛のショートヘアの右側にヘアゴムを巻いて……
わたし、完成!です!
27 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 05:42:53 ID:MXuy6mXXPw
……さっき知ったんですが、朝ご飯は学園に着いてからカフェテリアで食べる……らしいです!
なんてことでしょう!お腹の虫さんが泣き止まないんです!!
くぅー……って。
わたしは、そんなじょーたいで、トレセン学園の門をくぐるのでした!!

(……!!)
一歩踏み出した瞬間、そこから世界が変わったような感覚に襲われます……!
「シュガーさん?」
「あ、な、なんでもないです!ちょっと緊張してるのかもっ」
ぼーっとしちゃって、スペシャルウィークさんが声をかけてくれました。
実際大した事ないので、ちゃんと笑顔で返しましたよ!!
そういえば、わたしを褒めてくれたあの人、どこにいるのかなぁ……?
そんなことを思いながらも、わたしのお腹の虫さんは泣き続けるのでした。
28 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 05:55:51 ID:MXuy6mXXPw
「……これ、ぜんぶ食べていいんですか」
今、わたしの目の前には、いわゆるビュッフェ形式でたくさんの料理が並んでいます!
ここは高級料理店?いえ違います!学園のカフェテリアですっ!
朝からっ!いいのでしょうかっ!こんなに食べても!!
そう思っていると、身体の大きい芦毛のウマ娘さんとすれ違いました。
聞こえてきた声によると、オグリキャップさんというそうです。
(……!?)
わたしが驚いたのは、そのウマ娘さんがかかえた料理の多さ!
昨日のスペシャルウィークさんより多くないですかあれ。
わたしは甘かった。
上には上がいることを思い知りました……。
その後、朝から5回くらいおかわりをしてようやく満足したわたしは、
編入することになるジュニアクラスへ向かうのでした。
29 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 08:48:05 ID:MXuy6mXXPw
前作からの勢いが体感弱くなってきてるのでじっくり行きたいと思います...
30 : マスター   2024/07/06 11:48:15 ID:YWN1nC6Y2A
乙。ゆっくり待ってる
31 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 18:28:19 ID:MXuy6mXXPw
なんか引っかかってる理由がわかりました。
クラス分けって公式から明確に出てましたっけ?
32 : あなた   2024/07/06 18:39:03 ID:oMKbdIprNk
アニメ1期ではスペ、グラス、エル、スカイ、キングが同じクラスだったが1学年に何クラス有るのかは触れられていなかった。
(ただ、スペのクラスの生徒はG1に出れると担任教師が説明していたので成績は優秀なのだろう。)
33 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 18:42:08 ID:MXuy6mXXPw
>>32
うーん、二次創作ってことで独自解釈で行きますか、内訳......
34 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 18:47:27 ID:MXuy6mXXPw
>>32
しかし教えていただき感謝です
35 : お姉さま   2024/07/06 18:47:51 ID:oMKbdIprNk
まとめサイトでこんな記述が

「年齢に応じて大きくジュニアクラスとシニアクラスに分かれており、ジュニアクラスはさらに年少からA組、B組、C組に分けられている。このうち最年長のC組のみがクラシック三冠レースに出走できるとされる。」(アニメ版)

とありました。
36 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 18:50:22 ID:MXuy6mXXPw
>>35
アニメ公式にも同内容がありましたね。なるほど......
37 : お兄ちゃん   2024/07/06 18:52:00 ID:oMKbdIprNk
ゲーム版だと

生徒は中等部と高等部に大きく分けられており、明言はされていないがその中でも学年の上下はある様子。ただし、各ウマ娘間で判明している世代的な上下関係を照らし合わせると「中等部:3学年」「高等部:3学年」ではとても収まらないため、人間尺度の教育課程とは違う可能性もある

ともありました
38 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/06 19:36:52 ID:MXuy6mXXPw
視界に入ってきたのは、真っ白な天井でした。
……あれ?なんでわたし、上を向いてるんです?
どうやら、わたしは寝ていたみたいです。ここはベッドの上……。
記憶が、ありません!!食堂を出てから!!
しかも、なんとなく身体がだるいような……。
「______よかった。お目覚めになられましたか」
まだ、頭はボーッとした状態。でも、その声はすーっと耳に入ってきました。
その声がした方を向いてみると、難しそうな小説みたいなのを読んでいる、メガネのウマ娘ちゃんがいます。背はわたしよりちょっと大きいくらいで、たいかくは同じくらいかも……。
「えっと……わたし、どうしてここに?」
最初の言い方からさっするに、わたしがここで寝ている理由を知ってそうだったので、
聞いてみることにしました。
「あなたは……先ほど、食堂から出てくるのを見かけたのですが、その瞬間にパタリと倒れてしまったのです。幸い、すやすやと眠られているだけだったので、保健室に運んできたのですが……」
「ええーっ!?」
わたし、寝ていた!!
登校初日からです!!
「……どうやら、もう元気そうですね。そろそろ失礼します。では、良い旅を……」
クールなメガネのウマ娘ちゃんはそう言って、保健室を出ていきました。
……なんだか、優しい子でした。
同じクラスだったらいいなぁ……なんて思っていると、わたしが入るクラスの担任の先生が迎えに来てくれたので、わたしもベッドから起き上がって、保健室を後にしました!!
39 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/07 17:29:49 ID:QxsYcGFa9E
「今日から!みなさんと一緒におべんきょーさせて頂きます!シュガーライドですっ!」
ジュニアクラスの教室に入って、まずは自己紹介です!
元気よく出来て、個人的には100点満点ですね!
ざっと見回してみたところ、ニシノフラワーちゃんは居ないみたいで、別のクラスのようです。それに、さっきの子も……後で会いに行ってみましょうか!
(えっと、席はどこに座れば……)
空いている席はいくつかあるのですが、悩みます。
迷っていると、あるウマ娘ちゃんがアイサインを送ってくれました。
まるで、「座りなさい!」と指示を送られているような気がしたので、
お言葉に甘えます。
「あ、ありがとうございます」
「いいのよ。新入生には優しくしなさいって、グランマも言ってたし!」
そんな優しいウマ娘ちゃんは、フラワーちゃんと同じくらいの身長で、やはり歳も同じくらいなのでしょうか?
名前を聞いてみると、スイープトウショウちゃんというそうです。
印象に残ったのは、マンガに出てくる魔女さんみたいな大きな帽子。
……学校内でこんな大きな帽子を?
そりゃまあ、帽子を被ってるウマ娘は何人かすれ違ったりもしましたけど。
とりあえず!席も決まったことですし、
ここから始まるのです!
わたしのトレセン学園ライフが!!
40 : あなた   2024/07/07 22:20:00 ID:QxsYcGFa9E
「では、この問題分かる人~」
授業の時間です!算数です!
(……いや、これは……数学ッ!?)
ほーていしきです!中学生でやるものです多分!
これが、トレセン学園の恐ろしさ……違うかもしれませんが。
わたしは!飛び級とはいっても!褒められたのは走りのみで!
学力は小学生です!
つまり勉強わかりません!へるぷっ!!
(……ん?)
困り果てていると、隣のスイープちゃんからまたもアイサインが。
(ノート、見せてあげるわ!)
(マジですか~!?)
なんとノートを見せてもらえるとのこと。
しかもその内容は、細かい部分もすっごくわかりやすくまとめられています!
これが、トレセン学園……ッ!!
その後も、スイープちゃんのノートのおかげで午前の授業を頑張ることが出来ました!!
41 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/08 17:07:30 ID:R5vwCYgGqU
お昼休み、食堂にて。
初めての授業を切り抜けて、お腹の虫さんが目覚めちゃったわたしを待っていたのは、”衝撃”でした。
(……ビュッフェじゃないんですか!!)
なんと、お昼ご飯は朝のビュッフェ形式ではなく、メニューから選んで注文する方だったのです!
ひどいです、こんなの。こんなの……
(迷っちゃうじゃないですかー!!)
写真で見るメニューはどれもこれも美味しそうで、
選んでいるだけで時間がなくなってしまいそうです。食べなければ。
……どれにしましょう?
「______こちらの、シーチキンと季節の野菜のサラダをベースに、大麦入りご飯などを選んでみるのはどうでしょうか?」
(……!!)」
迷っていたわたしのウマ耳に、声が聞こえました。
その声は、その声の主は……!!
「ああ、急にすみません。しかし、迷っている様子だったので、つい」
その人は、今朝わたしを助けてくれた、クールなメガネのウマ娘ちゃんだったんです!!
42 : トレーナー   2024/07/08 17:25:00 ID:R5vwCYgGqU
本家キャラとは解釈違いになるかもしれないです。
43 : お兄さま   2024/07/10 07:59:17 ID:vDbuHjsgFM
そのウマ娘ちゃんの言う通り、わたしはシーチキンのサラダと大麦ごはん、それとお味噌汁を選びました。
それと量も今朝の食事の半分です。ご飯のおかわりは1回だけです。
「少ない気がする……」とつぶやくと、「あなたのためです」という返事が返ってきました。
クールなメガネのウマ娘ちゃん、どうしてここまでしてくれるのでしょう?
______しばらくして、食べ終わりました。
おいしかったです。でもやっぱり、足りないような……。
「……今朝のあなたの突然の睡眠について、私から一つ見解が」
「えっ?」
クールなメガネのウマ娘ちゃんは、突然ふところから何枚かの紙を取り出してきました。
なにかの資料のようで、それを読み上げ始めたのです。
「血糖値スパイク……食後、血糖値の急激な上昇とそれに伴う低下によって、突発的な眠気が発生する症状です」
「けっとーちスパイク??」
「まあ、簡単に言えば食後に眠くなるアレです。我々ウマ娘はそれへの耐性が通常ヒトより高いとされていますが……あなたのような低年齢のウマ娘なら話は別です」
「わ、わたし??」
「まだ身体に本格化が始まっておらず、大量の食事に適応できていない……だから今朝、あなたは食堂を出てすぐに眠ってしまった。私はそう考えます」
クールなメガネのウマ娘ちゃんが言ってることは半分くらいしかわからないけれど……つまりわたしはいっぱい食べるとすごく眠ってしまうってことですか!
そういえば昨日も、ご飯のあとにお風呂に入るまではすっごく眠かったような……。
「ですので、今回は血糖値スパイクを引き起こしにくい、血糖値の上昇を緩やかにする食事を提案させていただきました。足りない分は、放課後にでもなにか食べて補ってください」
44 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/10 09:21:02 ID:vDbuHjsgFM
それだけ言うと、クールなメガネのウマ娘ちゃんは食堂を出ようとします。
「待ってっ!」
まだ、まだここでお別れするわけには行きません。まだ聞きたいことがあるので、わたしは呼び止めました。
「あのっ、あなたのっ、名前っ!まだ、聞いてなくって……!!わたしはシュガーライドですっ!!」
「……ああ、そうでしたね。まだ名乗っていませんでした。私はドリームジャーニー。それではシュガーライドさん、良い旅を……」
クールなメガネのウマ娘……ドリームジャーニーちゃんは、今度こそ食堂を去りました。
(いい人、でした……あれ?)
ふと、思い出します。
ドリームジャーニーちゃん、どこのクラスなのでしょう……?
また、聞きそびれましたーっ!!!!!
45 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/10 16:22:59 ID:vDbuHjsgFM
その後、午後の授業も、どーにか頑張れました。
スイープちゃんによると、まとめノートの考案者はフラワーちゃんなのだとか。
感謝です、ニシノ神……!!

「ねえ!アンタまだ、学園のことよく知らないでしょ?あたしが案内してあげてもいいわよ?」
放課後、スイープちゃんからの突然のお誘いです。
しょーじき、すっごくありがたいです……が、これからやりたいことは、
わたし一人のほうがはかどるのかもしれない……です!
(あの日、わたしを誘ってくれたヒトも探したいし……ドリームジャーニーちゃんのことも気になるし……)
どうする? >>46(一人で行動/スイープと行動)
(前回の安価もちゃんと使っていきますので!!)
46 : お姉ちゃん   2024/07/10 16:28:55 ID:XzyHS.ryIo
スイープと
47 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/10 16:49:25 ID:vDbuHjsgFM
「じゃあ……お言葉に甘えますねっ!!」
「ふふーん!スイーピーについてくれば、学園のことがすぐにわかるようになる魔法に、かかっちゃうんだから♫」
というわけで、スイープちゃんといっしょに、トレセン学園探検をすることになりました。
むしろ、学園の中を回っていれば、探している人たちに出会えちゃうかもしれません!

まずやってきたのが……。
「タキオーン!遊びに来たわよー!」
「なっなんですかこの部屋―!!」
学園の隅っこの方の準備室をそのまま部屋にかいちくしたかのような、
物置部屋で実験室みたいなところでした!!くさいですね!
「やぁやぁスイープくん! ……そっちのキミは初めましてだね。私はアグネスタキオン。
趣味と興味で、ウマ娘の観察や実験にあけくれている者さ!」
(えっ、実験?)
アグネスタキオンというウマ娘さん、白衣まで着てて本当に学者さんみたいな……いや、これは”まっどさいえんてぃすと”でしょうか!!!
「キミ、名前は?」
「えっと……シュガーライドですっ……!」
「ではシュガーくん。キミにもさっき出来上がったばかりの新薬を______ぶっ!」
何か言いかけたタキオンさんの横から、なんかブサイクなクッションが顔に押し付けられています!なんなんでしょうかこれ!もう!
「初対面の人を実験台にするのは良くないです……初対面じゃなくてもダメですが」
それをしていたのは、髪が長くてちょっと暗い雰囲気のウマ娘さんでした。
どこにいたんでしょうか!?
「ああ……私は、マンハッタンカフェです。シュガーライドさん、スイープさん……コーヒーを一杯飲んでいきませんか?お砂糖は入れますよ」
その後、マンハッタンカフェさんに意外とおいしいコーヒーをごちそうになり、ほわほわした気分でわたしたちは学園探検を続けるのでした……ほわぁ。
48 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/10 17:46:45 ID:vDbuHjsgFM
そのあとも、折ってしまったチョークさんに泣いて謝っていたウイニングチケットさんを落ち着かせたりと、いろいろな場所を歩きました。なんだか、学園にすっごく詳しくなった気がします。
(……そういえば)
歩きながら、わたしは気づきました。あんまり眠くないです。
午後の授業中も、普段通り起きてられましたし……。
あのメニューが効いたんでしょうか?
だったらなおさら!ドリームジャーニーちゃんにお礼を言いたいですね!!
……まだ、会えてませんが。
「ねえ、次どこ行く?」
「んと……グラウンド、とか?」
「わかったわ!トレセン学園といえばやっぱあそこよね!」
(グラウンドなら、会いたい人がいるかもしれない)
そんなことを思いながら、わたしはスイープちゃんと一緒に、学園で一番広いといわれる専用グラウンドにやってきたのです。
49 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/10 17:46:52 ID:vDbuHjsgFM
「______わぁ!!」
たくさんのウマ娘さんたちが、走って走って走りまくっています!
コースの長さは、2000mくらいでしょうか。
いつかわたしもあそこを走るのかな……そう思っていると、ある人が現れました。
「スイープっ!集合時間とっくに過ぎてるぞ!?」
その人は、スーツを着た男の人でした。スイープちゃんと知り合いでしょうか?
「ごっめーん、使い魔☆でもでも、この子のために学園を案内してあげてたんだから!」
「ん、そっちは転入生の……それでも!遅れるなら連絡しろってー!」
「うるさいわね!夢中で忘れちゃっただけよ!ふんっ!」
な、なにやらケンカをしてるようです……スイープちゃんは「着替えてくる」と言って学園に戻っていっちゃいました……。
「……変な場面、見せちゃったな。ごめん」
「い、いえいえ!それにしても、あなたは……」
その男の人は、スイープちゃんの”トレーナー”さんだと言いました。
トレーナーさんは、ウマ娘と一緒にレースで勝利を目指す人、らしいです。
わたしが出会ったあの人も、そうだったのでしょうか?
50 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/11 16:41:34 ID:CX9fbIb.HY
しばらく待っていると、スイープさんがなんか慌てて戻ってきました。
あ、ジャージには着替えてますね……。
「使い魔!あっちで模擬レースがやってるわよ!見に行きましょうよ!!」
「マジか……って、トレーニングは!?」
「そんなのいつでもできるじゃない!ほら、シュガーも!先輩たちの走り、見れちゃうわよ?」
もぎレースって何ですかと尋ねてみたところ、何人かのウマ娘が独自のルールを決めつつ実際のレースと同じように走って競い合うものだそうです。
どうやらそこでは、ウマ娘のスカウトを考えているトレーナーさんも来るとか……。
これはもう、行くしかないですね!!
てことで、わたしたちは模擬レースの行われている別のグラウンドまで行ってみることにしました。

『さあ、夢の対決です!異次元の逃亡者・サイレンススズカと、青薔薇の黒い刺客・ライスシャワーの模擬レースッ!!』
なんと実況席にマイクとスピーカーまであります。本格的です。
というか、スズカさん!! あともう一人のウマ娘さんは……ライスシャワーさんと言うそうです。
お二人共、すごく人気があるように見えます……お客さんがいっぱいです。
「このレース、どちらもかなり実力が高いけれど……私はステイヤーのライスさんを応援しようかしら」
(あれ……この人……)
私の隣に座ったお姉さん……ジャージを着ていますし、トレセン学園の関係者……トレーナーさんでしょうか?それよりも、なにか見覚えが……。
『両者、スタート地点に構えて、よーい……ドンッ!』
(あっ!!)
51 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/11 16:42:02 ID:CX9fbIb.HY
次の瞬間、レースが始まりました!
スズカさんはスタートしてすぐに、ぐんぐんと前に行きました。
ライスシャワーさんは、それを追いかけずに後ろの方を走っています。
(す、すっごい速い……!!)
テレビで見たレースよりも人数は少ないですが、生で見ると迫力がすごいです。
音だって近くって、わたしもなんだか走りたくなってきそうです!
『サイレンススズカが先頭で1000mを通過!57秒5という超ハイペース!ライスシャワーは追いつけるか!?』
コースを半分まで回ったところで、スズカさんとライスさんの差は全然埋まりません。
あんなに飛ばしていたら、ゴールする前に疲れてしまうのでは……と思ったんですが、
スズカさんは涼しそうに走り続けています。
(……え)
驚きました。すっごく楽しそうに走ってるんですから。
『残り400m!!ここでライスシャワーがスパートを掛ける!サイレンススズカに追いつくが……サイレンススズカが1着でゴールっ!!ライスシャワー、2バ身差で敗れましたッ!』
けっきょく、スズカさんが一着でした。でも、ライスさんもあんなに加速できちゃうなんて……。
「わぁーっ!!すごいレースだったわね!!さー使い魔!あたしたちもトレーニングよ!!」
「や、やっとか!」
楽しそうにレースを見ていたスイープちゃんは、トレーナーさんと戻っていきました。
(わたしは……あっ!)
はっと思い出したわたしは、隣を振り返ります。
「自分もそろそろ戻るか……」
「あのっ、えっと!待って!」
帰ろうとしているお姉さんを、わたしは呼び止めました。
52 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/12 18:17:04 ID:qTbFHVl4Ng
立ち上がろうとしたお姉さんのジャージの裾を掴んで、引き止めました。
「えっと、あなたは……あっ!まさか、あの時の!?」
わたしの眼の前にいるのは、あの日のお姉さんだったんです。
______あの日は、ポニーちゃん運動会がありました。
わたしも走って、3位だったんですけど……まわりの娘が息を切らしている中で、
ぜんぜん苦しくなかったんです。なんかもう一回走れそうなくらい!
そこに、お姉さんが現れて、言ったんです。
「凄いわ!あれだけ走って、涼しい顔をしているなんて!すばらしい心肺機能の持ち主ね!
将来はステイヤー路線を目指すのもありね……」
「ん…?」
「ああ、突然ごめんね。私はトレセン学園でトレーナーをしているの。大きくなったら、トレセン学園で走ってみない?それと、専属トレーナーにならせてもらえたら______」
______その出会いから、たった数ヶ月。
わたしはとんとんびょうしで、トレセン学園にやって来ちゃいました。
「えっ、いや、そんな……大きくなる前にやって来れるとは……」
「えへへ~」
「飛び級の例が他にない訳じゃないけど、……勉強の方は大丈夫?ついていけてる?」
「むりですね!!」
53 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/13 21:27:52 ID:2c.JquOCao
「そっかぁ……よし、ならまずは賢さトレーニング(勉学)ね!」
「お勉強……ですか?」
「そうよ。トレセン学園は学問でもエリートな学校なの。走ることと同じくらい、勉強ができることも必要なのよ」
(そ、そうなんですか……)
たしかに、スイープちゃんに教えてもらってようやく勉強についていけましたし……自分だけでもバンバン問題を解けるくらいの、がくりょくが必要ですね!!
でも……今さっき、あんなものを見せられたら……!!
「わっ、わたし……」
「ん?」
「は、走りたい……ですっ!!」
思えば、脚がうずうずして熱くなって、今にも駆け出したい気分です……!!
「まあ、そうだよね。ウマ娘だものね……あっ」
「なんですか……あっ」
そんな気持ちに”頭を冷やせ”と言わんばかりに、とつぜんの大雨が降ってきました。
いっしゅんで土砂降りです。いけません、わたしたちも室内に戻らないと……。
結局色々あり、わたしとおねえさんは、校舎に戻るのでした。
そして次にやってきたのが、図書室です。
“お勉強”を頑張ることにしました。雨は今日はやまないらしいので。
54 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/14 14:43:34 ID:EtIBKiacQc
勉強に使う本を探していると、読書をするスズカさんと出会いました。
スズカさんはあんなレースをしたあとにも……まだまだ元気いっぱいだったみたいで、もっと走りたかったようです。
「そういえば、あなたに声をかけたっていう人とは会えたの?」
「はいっ!どーやらここのトレーナーさんだったみたいで、わたしの担当トレーナーさんになってくれそうです!」
「それは良かったわね。シュガーちゃんがレースで走るの、楽しみにしてるわ」
「ありがとうございます!」
スズカさんに応援の言葉をもらってから、わたしたちは別れました。
そして次に出会ったのは……
「うーん……と、届かない……」
(あっ、あの人)
高いところにある本を取ろうとして、手を伸ばしている……あれはライスシャワーさんのようです。
どうしよう、脚立でもあればいいのでしょうか。
そう思っていると、
「あっそうだ!」
(ん……んっ!?)
ライスシャワーさん、なんと飛びました。ぴょんと。
「よしっ届いた______きゃっ!」
(危ないっ!!)
高いところにある本に手が届いたはいいのですが、なんとなんと本棚に顔をごっつんしてしまい、その拍子で本棚から本がライスさんにバラバラっていっぱい落ちて______。
「いたた……あれっ?わ、大丈夫!?ど、どうしよう、ライスのせいで……」
「そちらの方こそ……どこも怪我してないですかッ!!」
「う、うん。ありがとう、助けてもらっちゃった……」
かんいっぱつ、でした。
ライスさんの上に私が覆いかぶさって、本が当たるのを防いだんです。
これくらい……ぜんぜん痛くないですよ!ぜんぜん!!
そのあと、二人揃って保健室で手当をしてもらったりがありましたが……。
55 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/14 14:56:40 ID:EtIBKiacQc
夜。
今日はおふとんで寝ることにしました。
一人で、いろいろ考えたくって。

昨日以上にたくさんの人と出会って、トレーナーさんとも会うことができました。
……あ、ドリームジャーニーちゃんにあれから会ってません!!
まだやることがいっぱいありそうで、ちゃんと前に進めるか不安です……けど!
どんなバ群が壁になっても立ち向かうのがウマ娘ですよね!
あ、でも、スズカさんは別なんですよね……スズカさんには前が壁になることがないっていうか……いわく、1番前で逃げて走るのは。とても楽しいらしいです。
わたしは……どんな走りができるのかなぁ?
ってことでもう寝ましょう!
おやすみなさい______。

トレセン学園生活1日目 終わり。

2日目
>>56>>60まで
56 : 貴様   2024/07/14 14:57:51 ID:a4hLgKdHIA
まだ2日目なのに寝坊しちゃった!
57 : トレーナーさま   2024/07/14 19:02:38 ID:bMo1Mb0x/M
タイキシャトルが急にハグしてきた
58 : トレーナー君   2024/07/14 19:15:49 ID:.0HpARmphk
ドリームジャーニーと再会、ついでにオルフェーヴルにも出会う
59 : トレ公   2024/07/15 05:54:05 ID:oIUQkWgH9s
カフェテリアで昼食に「豚(とん)かつ定食」を注文したら、キッチンへの伝達ミスで「鶏(とり)かつ定食」が出て来た(でも文句言わずに食べた)
60 : トレーナーちゃん   2024/07/15 12:28:12 ID:odZsQlWcI.
選抜レースにむけたトレーニングを開始
61 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/15 12:31:08 ID:X1O9dEsXVU
多分前回よりスローになったこのスレでも安価レスを下さって感謝です……
62 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/16 07:19:36 ID:Q3VpzazgWU
~トレセン学園生活 2日目~
(ん……おき、ました)
重い目を軽くこすって、あくびをして、今日も起きました。
えっと……なんか外がすごく明るいです……あ、カーテン開いてる。
今何時です?
時計を確認すると……心臓が止まりそうどころかすごくバクバク言いだしました。

「……あ、そん、な……」
夢ならさめて欲しい。でも、これは現実だってわかっています。
時計がしめす時間は朝の8時。
完全に、寝坊です。
どうしてこうなってしまったのでしょうか。
先輩二人はどこに……あ、「今日は朝練があるから先に行ってるわね」という書き置きを見つけました。
……いえいえ!そもそも自分で起きなきゃいけないでしょう!?
起きれませんでしたっ!!昨日は寝る前まで振り返りをしてたのに!
目覚ましをかけ忘れてましたね!
「あっははははははははっ!!」
(……あほみたいに笑ってどーすんですか、わたし)
そうです、笑ってる場合じゃないです。
りろんじょーは、あと15分くらいで支度すれば8時30分からのホームルームに間に合います!いえ、間に合わせなきゃなりませんっ!!
わたしは、急いで準備を始めました……!!
63 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/16 16:50:31 ID:Q3VpzazgWU
その後、なんとか15分で準備を終えて、
猛ダッシュで寮を出ました。
そして到着です。
上履きはいて、またダッシュです!
(間に合ってぇぇぇぇぇぇ!!)
あと5分でしょうか。間に合うのでしょうか。
いえ、間に合わせなきゃなりません。ほんとうに!!

なんとか教室のドアに手をかけて______。

「……とんだ災難だったわね。お疲れさま!」
「うう、ありがとぉスイープちゃん……」
残り1分で間に合ったわたしは、授業をしっかり受けることができました。
そして3時間目の前の10分休憩で、スイープちゃんに話を聞いてもらっているところ。
「そうえいばシュガー、あんた今日まだ何も食べてないでしょ!?」
「……あっ!そ、そういえばそうですぅ……」
スイープちゃんに言われて、やっと身体がそれに気づいたのか、
きゅるるる……とお腹の虫さんが鳴いています。
お、おなかすいた……。
今思えば、何も食べないであんなに全力疾走……自分がウマ娘として生まれたことを、
あらためてびっくりしたのでした。
おなかすいた。
3、4時間目はどうにか気合で乗り切って……
やっとお昼ご飯の時間ですっ!!
64 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/16 16:51:02 ID:Q3VpzazgWU
「は、はやく……ごはん……」
ゾンビさんみたいに廊下を歩くわたし。
せーかくには……歩くしかないくらいにお腹が空いて、もうダメなんですよね。
(あ……)
地面が、目の前に迫ってきます。倒れますね、これ。
(いたい、のかなぁ……)
このまま昨日みたいに眠れたらいいんですけど、
眠くはないんです……あーあ……。
もう色々あきらめてた、その時でした。
「WoW!!大丈夫デスか!?」
「え……」
なんか、大きくてあたたかい手に受け止められた気がします。
誰だろう……ドリームジャーニーちゃんじゃないのは確かで……。
なんとかそっちの方を向くと、アメリカ帰りのお姉さんみたいなウマ娘さんでした。
「無事でよかったデース!!」
「うげっ!きゅ、急なハグは苦しいですッ!!」
身も心もアメリカンなこの人、タイキシャトルさん。
ウマ娘のハグはとても強烈です。
ウマ娘でさえも結構苦しいのですから、普通の人間さんが同じ力でハグされたら……考えるのはやめておきますッ!!
そんなわけで、危なかったところをタイキさんに助けてもらったわたしは、
今度こそ食堂でお昼ご飯にありつくのでした……。
65 : ◆wuHHR64l1og   2024/07/17 17:48:59 ID:eizpbbXN3M
「あなた……とんかつですよね?」
わたしは、目の前に置かれたカツ定食に、疑問をぶつけます。
今日の1番人気のメニューらしい、とんかつ定食……を注文したはずなのですが、
いざ一口食べてみると、わたしの中のほんのーが「疑え!!!!!!!!」って叫んでくるんです。うるさい。
わたしの知ってるとんかつはもうちょっと硬くて歯ごたえがあって……この”カツ”はサクサクのころもに対して、お肉がなんか柔らかすぎるんです!!
(でも……おいしい……)
今日はじめてのご飯なんです。もはや何を食べてもおいしいのです。
昨日のドリームジャーニーちゃんのアドバイス通りに、野菜もたっぷりと頼みましたし、これで午後も頑張れます。たぶん。
「______おや、昨日のアドバイスを守っておられるんですね」
(……あ)
後ろから、すっごく聞き覚えがあるしすっごく聞きたかった声。
振り向くと……。
(……ん!?)
そこには、二人立っていました。
一人は、ドリームジャーニーちゃん。もう一人は……誰!?
すっごくイケメンのお姉さんです!!ジャーニーちゃんもイケメンなんだけど!!
「お前、余の顔に見とれているのか。よかろう、隣で食事をする故……その間ならばじっくり拝ませてやる」
(なんかクセが強いお姉さんだー!!)
なんでしょうか、王様?なるしすと?
すっごくイケメンなんですが、クセが強すぎないですか?

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