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安価で決める自由なスポ根・続
1 :
トレーナー君
2024/08/24 22:22:10
ID:tq5sXyWX12
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?read=9738&log=past&res=1000
・安価によって行き当たりばったりのストーリーを展開していきます
・必ずしも史実通りの成績にはなりません
・安価による指定さえあれば翌日中には更新します
2 :
大将
2024/08/24 22:22:29
ID:ur/MDPxx9A
待ってました!
3 :
アネゴ
2024/08/24 22:23:20
ID:tq5sXyWX12
「スカイさん、参りましょう」
「そうですね。ま、作り物って分かってるんですし、全然怖くないですよ」
スカイは余裕綽々とした態度でルビーの前を歩く。
二人が選んだのはBコース。
コースごとに仕掛けが若干違っている。
「ルビーさんはこういうの大丈夫です?」
懐中電灯の光を色々な木に向けながら尋ねる。
「作り物だと仰ったのは貴方では?」
「つまり、怖くないって事ですね。・・・へぇ〜」
スカイは策を練っている時のような表情を一瞬浮かべた。
「ぶあぁぁぁぁっ!」
ゴツゴツした肌の大男が飛び出してきた。
よく見ると、ゴムのような素材のマスクを被っているだけだ。
「はははっ!びっくりした〜」
ルビーの表情が全く変わっていなかった。
ただ、スカイはルビーの尻尾が上に伸びたのを見逃していなかった。
「わっ」
どこからともなく、腕の骨が地面にぼとりと落とされた。
「る、ルビーさん?意識あります?」
「・・・いえ」
一瞬、ルビーの思考は停止していだがすぐに復帰した。
「「うまぴょいうまぴょいうまぴょい」」
儀式もさっさと済ませ、二人は引き返した。
帰り道はほとんど何も話さなかった。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>4
(自由な形式)
4 :
お兄さま
2024/08/24 22:25:00
ID:ur/MDPxx9A
ピラティス
5 :
マスター
2024/08/25 22:37:51
ID:Oxn5K72eo2
「昨日、ルビーさんってば本当に」
何かを言いかけたスカイがルビーの放つプレッシャーを感じて黙る。
「・・・いや、やっぱり何も無いです」
追及はしなかったが、恐らく肝試しでの事だろう。
クオリティが予想以上に高く、なかなかに面白かった。
「今日はピラティスをやってみようと思う。怖い体験で背筋が凍るって言うだろ?だから、背筋を伸ばせるピラティスを試してみようかなって」
「アンタの発想力どうなってるのよ」
合宿所内にスペースを借りたので、静かな環境で集中して出来る。
「まずは基本姿勢。こんな風に寝転がって、骨盤を床と平行に」
調べた情報を基に指導をしていく。
知り合いのトレーナーにアドバイスと資料を貰っているので、初めてのトレーニングも安心して行える。
「そこから脚を上げて。ゆっくりで良いぞ」
「これ、結構効くわね」
激しいエクササイズではないが、筋肉はそれなりに使う。
ストレッチに近い動きで身体のバランスを整えられる。
「スカイ、腹式呼吸じゃなくて胸式呼吸だ。肋骨を動かすイメージで」
「はーい」
こうして、ピラティスの基本的な動きを通じて身体の調子を整える事が出来た。
「また今度やってみよう」
走り込みのコースは
>>6
(山または海沿い)
6 :
トレピッピ
2024/08/25 22:38:30
ID:MgrNa1BaLk
山
7 :
キミ
2024/08/26 22:19:53
ID:fL.oQJYYLY
「今日は山に行こうか」
夏合宿と言えば海というイメージが強いが、近くにはトレーニング向きの山もある。
「何をするの?」
「走り込みだよ。山道は足腰を鍛えられるからな」
これまで何度も山道でのトレーニングを行ってきたが、やはりその効果は高い。
ルビーとスカイは、それぞれ他のウマ娘のトレーニングの手伝いに行っている。
「まずは十往復。距離自体はそこまで長くないから数をこなそう」
「分かったわ」
この山の特徴は、足場の悪さよりも傾斜だ。
トレーニング用に整備されている道は大きな石が少なく登りやすいが、坂道のようになっている部分は多い。
競走ウマ娘のための山として整備されているのだ。
「一本目!」
あっという間に一往復。
「三本目!」
ペースは変わっていない。
「六本目!」
若干タイムが落ちている。
だがそれは普通。
ここからは根性が大事になる。
「九本目!次がラストだ!」
「はぁ、はぁ」
あと一本。
「はぁぁぁぁぁっ!」
最後は全力ダッシュで駆け下りた。
「お疲れ様」
「はぁ、ふぅ。良い感じに走れたわ」
山の澄んだ空気を吸いながらトレーニングが出来た。
夏祭りで最初に行く屋台は
>>8
8 :
トレーナー君
2024/08/26 22:20:39
ID:TrgV88I9PM
りんごあめ
9 :
トレーナー君
2024/08/26 22:21:00
ID:ZqPseZYMb.
たこ焼き
10 :
お兄さま
2024/08/27 22:13:03
ID:js.5czjz8k
毎年恒例の夏祭りにやって来た。
今年は一週間くらい遅い開催だった。
「お待たせしました」
「お、皆似合ってるな」
ルビーは赤、スカイは黄緑、スカーレットは青の浴衣を着ている。
それぞれが引き立て合ってよりいっそう映えて見える。
「何かやりたい事はあるか?」
「アタシ、りんご飴が食べたいわ!夏祭りと言えばりんご飴だもの!」
スカーレットは王道の物が好きな傾向がある。
「よし、じゃあ行こうか」
りんご飴を買おうとした時、後ろから大きな声が聞こえた。
「お嬢!マジ奇遇な!」
浴衣ではなくかなりラフな格好をしたダイタクヘリオスだった。
「ヘリオスさん」
「あのさ!ウチらと回らん?マジでパリピってる最アゲ集団だから!」
ダイタクヘリオスは善意で言っているようだが、正直ルビーが乗るとは思えない。
「申し訳ありませんがご一緒出来ません。ですが、花火だけでしたら」
「うぅーやっぱかー・・・ってマ!?良いん!?」
部分的にだが一緒に夏祭りを楽しめる事になり、ダイタクヘリオスは飛び跳ねて喜んだ。
「ヘリオスさんってルビーさんの事となると変わるわよね」
「はは、確かにな」
スカーレットはりんご飴を食べながらダイタクヘリオス達の様子を見ていた。
「どうかした?」
スカイが尋ねる。
「いや、ただ、来年もこんな風に楽しめると良いなって」
「それ、フラグってヤツじゃない?」
「大丈夫。何があっても、きっと楽しめる。楽しませてみせるよ」
ウマ娘の夢を実現し、幸福を掴ませるのがトレーナーの役目。
そのためなら何だってしたいと思った。
一緒に花火を観るのは
>>11
(セイウンスカイ・ダイワスカーレット・駿川たづな・乙名史悦子・ライトハローの中から一人)
11 :
お前
2024/08/27 22:13:30
ID:cNLt3EFnRU
ダイワスカーレット
12 :
アンタ
2024/08/28 21:53:46
ID:NeyoBl2Dlg
色々な屋台を回った。
「ほっ!」
釣りと感覚が似ているのか、スカイは輪投げが得意だった。
「スカイさんすごいです!パーフェクトなんて!」
「ふっふ〜。そうでしょ〜。スカーレットも四つ入ってるし、結構上手いんじゃない?」
食べ物も満腹になるまで食べた。
「今年は焼きそばじゃなくてちゃんぽんだ!ゴルシちゃん印のちゃんぽんは腰痛に効くぜ!」
「ほ、本当か?」
効能はともかく、味は絶品だった。
「ルビー、来たよー」
メジロパーマーがルビーを呼びに来た。
ダイタクヘリオス達と花火を一緒に見る約束をしていたのだ。
「あ、ヘリオスは今インフェルノ型抜きに挑戦中だよ」
本人が呼びに来ないのをルビーが気にしていると思ったのだろう。
「そうですか。トレーナーさん」
「ああ、行ってくると良いよ」
ルビーは会釈をしてからメジロパーマーについて行った。
「あら?セイちゃん」
「あグラスちゃん」
グラスワンダーがスカイに声をかけた。
「これからスペちゃん達と花火を観るんです。ご一緒にどうですか?」
「スカイもそっちに行くか?」
「そうですね。それじゃあちょっと行ってきますよ」
スカーレットと二人残されてしまったが、寂しさは無い。
むしろ、友人達との交流を大事にしてほしい。
「・・・アタシに友達がいない訳じゃないわよ」
「そんな事思ってないよ」
普段から周りの人々に優しく接しているスカーレットの交友関係は広いだろう。
「・・・一緒に花火、観てくれる?」
一拍置いて、スカーレットは言った。
「俺で良ければ」
「アンタが良いのよ」
花火がよく見えそうな高い場所へ移動する。
人は多いが、まだ奥の方にはスペースがありそうだ。
「そろそろ始まるな」
花火大会で流れる音楽は
>>13
(ウマ娘の曲)
13 :
トレーナーさま
2024/08/28 21:54:53
ID:ZCbzPjir.A
ロストシャイン
14 :
ダンナ
2024/08/29 22:15:35
ID:CAZLVxIIh6
今回の花火大会は、ウマ娘の生歌に合わせて花火を打ち上げるらしい。
アナウンスが聞こえてくる。
「皆さん、盛り上がってますかー!」
やぐらの上にいるのはキタサンブラック。
祭り好きとして有名だ。
「どーんと大きな歓声の花火!打ち上げましょう!」
「うぉぉぉぉぉっ!」
会場のボルテージはマックス。
早く始まらないかと期待で胸を高鳴らせてしまう。
「それでは聞いて下さい!ロストシャイン!」
音楽が流れ始める。
「信じていたんだよ あの日からずっと 途方もないけど 叶えられるって」
絞り出すような歌声。
花火がぽつぽつと上がり始める。
「見上げた空 キラめいてた いつか見ていた あこがれみたいに」
苦しさを感じさせる悲痛な声。
それとは対照的に、花火が連続で破裂していく。
美しい花火が開く時の爆音に、キタサンブラックの歌声は負けていない。
「地上にひとり 残されてた 土のついた足は 動けないまま痺れてく 光は どこ もう見えない」
花火も歌もクライマックス。
全員が息を飲んでいた。
「これ、合ってるのかしら・・・」
隣のスカーレットが呟く。
「でも、意外と好評みたい・・・よく分からないけど。って、アンタどうしたのよ!?」
「うぅ、いや、感動して・・・」
思わず涙が流れてしまっていた。
この歌詞の重みは、トレーナーの心に沁みる。
「ほら、涙拭いて」
「ありがとう」
ハンカチを手渡される。
気持ちも落ち着き始めた所で、二曲目が始まる。
こちらは楽しげな曲だ。
「わ、大きい!」
特大の花火による音が心臓を震わせる。
「やっぱり夏祭りは良いな」
「そうね」
スカーレットと共に、良い夏の思い出を作る事が出来た。
次に行うトレーニングは
>>15
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
15 :
トレ公
2024/08/29 22:16:10
ID:chJMStQpXQ
根性
16 :
あなた
2024/08/30 21:50:06
ID:BdBampA8VI
夏祭りから一夜明け、トレーニングへ戻る。
「これを使ってトレーニングしてみよう」
スカーレットに見せたのは、サッカーボール。
どこにでもあるごく普通のボールだ。
「このボールをリフティングしながらこの砂浜の反対側まで行ってもらう」
「リフティングなんて、アタシ出来ないわよ?」
サッカー経験者でも、リフティングを続けるのは難しい。
スカーレットの言い方から察するに、サッカーはほぼ未経験なのだろう。
「大丈夫。合宿中は毎日リフティングの練習をしてもらう。スカーレットは飲み込みが早いから、やればきっとすぐに出来るようになるよ」
「ふふん、まぁね」
スカーレットは早速リフティングに取り掛かる。
「わっ!?」
ボールがこっちに飛んできた。
「うぶっ!?」
顔面に直撃した。
「ちょっ、大丈夫!?」
倒れたのが砂浜で良かった。
顔はまだ少し痛むが、それだけで大した事は無い。
「あ、ああ、大丈夫。気にせず続けてくれ」
「そ、そう?無理しないでよ?」
このリフティングはれっきとしたトレーニングだ。
集中力や力の調整など、レースに活かせる部分は多い。
「はっ、ふっ」
5回くらいは続けられるようになってきた。
しかし、今日はここでタイムアップだ。
「そこまで。続きは明日だ。ここからはいつものトレーニングをしよう」
一気にやるよりも、少しずつ継続的にやった方が身体に染み込みやすいだろう。
通常のトレーニングも欠かさず行う事で、相乗効果も生まれるかもしれない。
「明日は10回続けられるようになってみせるわ!」
ダイワスカーレットがリフティングで砂浜の反対側まで到達するまでにかかった期間は
>>17
(5日〜20日)
17 :
アナタ
2024/08/30 21:52:00
ID:Npv8An9vB6
1週間(7日)
18 :
マスター
2024/08/31 22:10:00
ID:13t1/oKeko
毎日、トレーニング前にリフティングの練習をするスカーレット。
その成長速度はとても速かった。
「流石スカーレットだな。天才的なセンスだ」
「ふふんっ!褒めても何も出ないわよ?」
尻尾をぶんぶん振っていてもボールはまだ落としていない。
むしろ、どんな状態でもバランス良くボールを蹴り上げる事が出来ている。
「見てなさい!今日こそは向こう側まで行ってみせるわ!」
「よし!頑張れ!」
スマホを構え、その様子を撮影する。
順調にリフティングを続け、前に進んでいく。
「良いぞー!そのままー!」
「はっ、ほっ」
危なげなく半分を突破した。
「あと半分だ!」
「頑張るスカーレットを見守るマーチャンなのです」
スマホのカメラに何かが映った気がした。
「はぁ、あと、ちょっと!」
残り約200m。
レースなら一番の踏ん張り所だ。
「踏ん張れ!」
スタミナ的にかなりキツくなってきているはずだが、まだボールは落ちていない。
「ここまで!行け!行け!」
砂浜に線を引き、ゴールラインとした。
「たっ、はっ、ふああっ!」
ついに、一度もボールを落とさず砂浜の端から端までリフティングで進みきった。
このリフティング練習を初めて一週間。
スカーレットの努力が実った瞬間だった。
「やったな!スカーレット!」
「はぁ、ふぅ。どう?これがアタシの実力よ!」
「ああ!すごい!すごいぞ!」
「すごいすごいなのです」
その後はスカーレットと二人、かなり気分良くトレーニングが出来た。
ライブイベントでパフォーマンスを行うウマ娘の人数は
>>19
(10〜30人)
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