悪魔城トレキュラ
1 : お兄ちゃん   2025/06/25 17:56:01 ID:utEhiWh9vw
注 作者はウマ娘エアプ勢です。そのうえ掲示板には人生初スレ立て。初SS。色々広い心で許して。

先祖代々伝わる聖鞭せいべんライアーキラー
を持って、突如現れた城、悪魔城トレキュラに
乗り込むバクシン。
なんやかやで色んな中ボスを倒し玉座に到着するサクラ家一行(チヨノオーとローレルもいます)
城主トレキュラにも特効のムチであるライアーキラーでボコボコに追いつめるものの
「オレは3600走れると信じてる‼︎」と叫ぶと、突如第二形態にトレキュラは変身した。

それはいつも支えてくれていたバクトレの姿だった……。
ライアーキラーがダメージを与えられなくなり、絶対絶命のピンチに陥いる。
なす術すべはないと思われたサクラ家の三人は、無意識に奥義トライアングルウソツキストームを繰り出す。
(ハイドロストーム+ペガサス三姉妹的な)
三角形に陣取りバクトレにウソツキという聖なる力が宿った言葉の雨を延々と降らせたのだ。
藤原竜也ばりの悲痛な叫び声を上げつつ、頭をおさえ、胸をかきむしりのたうちまわるトレキュラ。そうこうしているうちに朝日が入り込み城が崩壊しだす。

2 : 使い魔   2025/06/25 18:00:24 ID:utEhiWh9vw
チヨノオー「城が崩れてきます!!」
ローレル「バクちゃん!逃げよう!!」
バクシン「…でもっ!」

視線を向けるとそこには床に横たわるトレキュラ=バクトレ。


やがて白い画面に徐々にフェードアウト。

あらすじはこんな感じで。
3 : トレーナーさま   2025/06/25 18:06:24 ID:YAdyh2Hts2
展開がバクシン的でイイね
4 : アナタ   2025/06/25 18:12:12 ID:utEhiWh9vw
>>3
ありがとうございます

なぜかプレイもしたことないのに、ネタが降りてきたので、とりあえずいてもたってもいられず投下してしまった
……。すまぬ。
5 : トレ公   2025/06/25 18:18:10 ID:scoQqv5.eo
期待大
6 : 貴様   2025/06/25 18:27:06 ID:utEhiWh9vw
>>5
キャラクターストーリーを今からみなきゃぐらいだから、ほんとネタがたまってない。今日はかなり短いと思う。
(ネタがかなりたまってから、第二弾はいくので)
すまぬ。ピク◯ブで書いてても反応なさすぎてやる気がでなかったのでこういうリアクションが最高です。
7 : キミ   2025/06/25 18:28:18 ID:utEhiWh9vw
では


いつからあるのかはわからない。

だが、この世にウソがある限り、
決して滅ぶことはない……。
それが悪魔城トレキュラ。

ある日突然どこかに現れるというお城。

信じられないことだが、この世界で誰かがついたウソが溜まりに溜まって
いつのまにか悪魔城をつくりだしているというのがもっぱらの噂だ。
例えば莫大な財宝が眠っているなど。絶世の美女がいるだの。
とある秘宝が眠っており、それがあればトレーナーと結ばれるだの色々あるらしい
8 : モルモット君   2025/06/25 18:32:57 ID:utEhiWh9vw
そしてそんなウソが嘘つきを悪魔城に呼び集め、
その嘘つきがまた、ウソを作り、悪魔城にウソを広め、新たな嘘つきを呼びこむ。
一方で、うそをつくことの罪悪感に耐えられぬ者ものの
心の叫び声が、悪魔城を生み出すのだという者ものもいる。
また、ありもしない理想の自分の姿を望むあまり、それを実現できる魔力の充満した悪魔城に誘いこまれる者ものもいるらしい。
9 : トレーナーさま   2025/06/25 18:38:54 ID:utEhiWh9vw

現実と虚構の厚い壁は、この城内ではたよりない薄いヒダのような皮膜となり、虚実をないまぜとした、混沌な世界を造り出していた。

―――では参ろう。儚い世界へ。
人の、夢という名の物語の中へ……。
(本の中に吸い込まれていくやつ)



箸 どぼめじろう❤️
10 : 貴様   2025/06/25 18:40:15 ID:utEhiWh9vw
シンコウウインディ「ちょっと待つのだ」

ドーベル「?、…なによ!今いいとこなのに!!」ハァハァカリカリ
原稿に夢中。

アグネスデジタル「あのぅ……、これってファイナルファンタジー◯クティクスじゃ……」

シンコウウインディ「ばればれなのだ」
11 : トレ公   2025/06/25 18:44:44 ID:vaETEpPOyk
\ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥエ/
12 : トレピッピ   2025/06/25 18:47:08 ID:utEhiWh9vw
シンコウウインディ「大体悪魔城ドラキュラとバクシンオーネタだけで人が限られるのに、さらにFFTネタとか持ち出すから
さっぱりついてけないのだ。それになんか硬派な文体から、一気に楽屋ネタみたいになって、期待をこなごなにバクシンしてしまったのだ。
どぼめじろうネタも入れるから知らない人は絡みづらいのだ」
13 : お前   2025/06/25 18:48:41 ID:utEhiWh9vw
アグネスデジタル「FFTはリメイクが決まったみたいですけど、『タクティクスオウガ系』のリメイクはロマサガや聖剣と違ってレビューの方はいまいちだし期待も知名度もうすいです」
14 : あなた   2025/06/25 18:49:50 ID:utEhiWh9vw
ドーベル「……助けてトレーナー」
とメジロドーベルのトレーナーに助けを求めた。
15 : お兄さま   2025/06/25 18:54:58 ID:utEhiWh9vw
ドベトレ「……まぁ早く本編始めろって感じだな」

ドーベル「……う゛っ」
16 : トレーナー君   2025/06/25 19:01:12 ID:utEhiWh9vw
雨が降っている。そして林道をサイドカー付きのオートマバイクが走っている。
アグネスタキオンやライト博士や父の協力で改造したバイクだ。
(バイクヤマハMT-09 Y-AMT ブルー)

サイドカーにのったバクシンが雨に声をかき消されないようにウオッカに声をかける。
バクシン「すみません、ウオッカさん。バイクを出していただいて」
ウオッカ「別に気にすんなって」

バクシンの手にはライアーキラーが握られている。

突然そのバイクの前方空中に死神があらわれた。
(血の輪廻のあれのシーンです。まずは)
17 : 大将   2025/06/25 19:08:45 ID:utEhiWh9vw
死神は巨大な鎌でなくブーメランをもっている。
なぜかはわからない。

ウオッカ「なんでアイツブーメランもってるなんだ?」

バクシン「……さあ、なんででしょう?」

ウオッカ「ふつう鎌だろ、そこは」」
18 : トレぴっぴ   2025/06/25 19:22:44 ID:utEhiWh9vw
ウオッカのツッコミをよそに、死神はブーメランを投げてきた。

ウオッカ「つかまれ、バクシン!」
ブーメランを避けるため、バイクのハンドルを切る。
スリップしかけたが、なんとか体勢をもとに戻す。
なんとかブーメランは避けたがバイクのヘッドアップディスプレイに傷がついてしまった。

ウオッカ「くそっ」
死神「悪魔城トレキュラに何をしにいく?」

ウオッカ「そんなの決まってるだろ!」
バクシン「私のトレーナーを連れ帰りに行きます!!」

サイドカーの上に立ち、バクシンは迎え撃つことにした。
雨の中ムチを構え出した。
19 : モルモット君   2025/06/25 19:24:28 ID:utEhiWh9vw
死神「無駄ですよ。ウソをウソと見抜けぬものには、悪魔城は難しい」

バクシン「……何のことでしょう!?」
ウオッカ「……死神って、お前ヒロxキかよ!!?」

ウオッカ「……って本当にヒロxキじゃん!!」
死神だから顔が死んでるのかと思ったらただのヒロxキだった。

バクシン「まぁライアーキラーはたしかに効きそうな相手ですが」
ウオッカ「だな」

ヒロxキ「……それってあなたの、ヴッ!!」
ブーメランが死神ヒロxキに当たった!!
20 : マスター   2025/06/25 19:37:10 ID:utEhiWh9vw
バクシン「もらった!」
すかさずライアーキラーを死神に当てる。ぎりぎり股間に命中した。だってジャンプしてもそこにしか当たらないのだ。
ヒロユキ「ぉ゛ぉ゛ぉ゛……」
汚い血を撒き散らして消滅してまった.

バクシン「あれ?消滅しちゃった。」
ウオッカ「よわっ」
バクシン「この次はこうはいかんぞ……とかいって逃げるんじゃ」
ウオッカ「っていうか、普通誰々のトレーナーとか、マンハッタンカフェとかさ、ウマ娘が死神とか敵役やるんじゃないの?」
バクシン「まぁウソの城ということで、ウソっぽい有名人も敵役するんでしょうね」

???「奴は死神の中でも最弱……」
走り続けるバイクに不気味に小だます女の声。

バクシン「誰ですか!?」
21 : お前   2025/06/25 19:50:41 ID:utEhiWh9vw
死神中川翔x「私が本当の死神です」


ウオッカ「おいッ!!!」
バクシン「バクシーーーーーン!!!」

少しの間静寂が三人の間に訪れる。

バクシン「まぁライアキラーはたしかにきき……」
ウオッカ「うぉいうぉい!!!!」

死神死神中川翔x「そなたたちの力を試してしんぜよう…!」

ウオッカ「いやいや試されてんのはオマエだろ!?」
バクシン「まぁスルーしてやり過ごしおつもりでしょうが……」
22 : お姉さま   2025/06/25 20:08:19 ID:utEhiWh9vw
死神中川翔xはねとぉ……とした、どすぐろいオーラにつつまれた携帯ゲーム機のようなものを高速に
射出してきた。

バクシン「何の隠喩かわかりませんが、とりあえず避けます!」
サイドカー上で数メートルジャンプして華麗にかわすバクシン。

ウオッカ「バカっ、それはおとりだ!」
死神中川翔x「死ぬがよい!!」
振りかぶった鎌がバクシンの体をめがけて放たれる。

バクシン「!」
ジャンプ中のバクシンは鞭で迎撃できる体勢ではない。
23 : トレーナー君   2025/06/25 20:21:47 ID:utEhiWh9vw
その瞬間。

ギン!と金属同士がぶつかる音がした。
気づけば、隣に巨大な白い犬が併走している。
バイクと併走しているのだから凄まじいスピードだ。
その犬に乗ったふたりのウマ娘がいた。

細い剣を構えたローレルとチヨノオーだ。
チヨノオーの方は前に座っていてどうやら召喚機の口笛で犬を運転しているようだ。
ローレルは犬の後部に座ったまま死神の鎌をレイピアみたいなヤツではじき返してくれたらしい。


ローレル「なんとか間にあったね!」
ニコっと笑うローレル。
チヨノオー「無事でよかったです!」
24 : お兄ちゃん   2025/06/25 20:27:34 ID:utEhiWh9vw
チヨノオーは口笛型の召喚機でワンコを召喚できるのだ。
持ち犬はサクラワンコオー、シュヴァちから借りたぬいぐるみの犬。デュランダル自身の3頭。
召喚するとデュランダルは代わりに大剣攻撃してくれる。あれと違って当たる。
二人が乗ってるサクラワンコオーは見た目はクーバースの巨大版。知らなければ、ゴールレデンレトリーバーの白い版だと思ってください。
25 : トレ公   2025/06/25 20:38:11 ID:utEhiWh9vw
そしてローレルは……。

ローレル「う〜ん……あそこ(空中)だと届かないよね」
お馴染みの人差し指のポーズをとりながら、ローレルは空中にいる死神を見ていた。

死神「なんだと!?」

死神が目を見開いた。ローレルの背中に羽が生えたのだ。それも片方は白と片方は黒の羽だった。

ウオッカ「かっけぇ!」

ローレルは犬から飛び降りるとそのまま羽ばたいて、死神のいる空中に近づいた。
ローレルの体からはなんとなく妖気めいた色気がでているようだ。
26 : 相棒   2025/06/25 20:51:18 ID:utEhiWh9vw
空中でそのまま対峙するかに見えたが、大きくUターンして加速したローレルは、レイピアを突き出して
そのまま空中で突進した。

死神中川翔x「さ、さすのか!?お腹に子供がいるんですけど!!こっ……コンプラぁあああ゛あ゛!!!」

ローレル「うふふ」
死神にぶつかるかに見えたが、ローレルは軌道を変えた。
死神の周りをぐるっと周る。ピンク色のオーラで包む。
それから空中で、死神の正面で距離を取りとまったローレルは、レイピアを恭しく一払いした。
一陣の風が舞い、死神の髪や体や服を何か光る粒子が貫通していく。

ローレル「テンプテーション完了」

ローレルはサキュバスと人間のハーフだった。
27 : アナタ   2025/06/25 21:01:25 ID:utEhiWh9vw
死神は目がハートマークになってしまっている。
死神中川翔x「ロレロレローレルロレロレローレルローレルーー!あへぇ……」

バクシン「ローレルさん、さすがです!」
チヨノオー「かっこいい!」
ウオッカ「みんなつぇなぁ!俺の出番がないじゃん!」
みんな束の間の喜びにわく。

バクシン「そのうち見せ場が…………ッ!!!」
ムチが勝手に……、そう思った瞬間死神のカマを無意識にライアーキラーで
バクシンは受け止めていた。

死神「…………ほう」
それは今までの声とは真逆で、野太く、低く、老齢であり、底知れぬ畏怖
を感じさせる男の声だった……。
28 : アナタ   2025/06/25 21:06:50 ID:utEhiWh9vw
死神「やるではないか」

それは本物の死神だった。

スパイマンガみたいに顔をびりっと破ったわけではないが、
いつのまにか、全てが変わっていた。顔も。髪も。体から発する冷気のような威圧感も。
桁違いの強さだ。

バクシン「……ぐ、ぐ」
バクシンは必死で両手で鞭をはさみつつ鎌を押さえる。手から血がにじみ、ぽたぽたたれ始めた。
歯を食いしばりすぎて、歯がけずれる音が口内から耳に伝わる。
29 : トレぴっぴ   2025/06/25 21:20:50 ID:utEhiWh9vw
眼前にある死神・デスの目からは心が読み取れない。何一つ、本気を出していないかのような
思える目。ひどく時間がゆっくり経過している気がする。雨が髪に額にへばりつきながら流れている
のがどこか遠くに感じる。

死神「まやかしの姿に惑わされぬか……、いやこの鞭の力か。」

鎌に一層力を込める死神。
その瞬間。

ローレルが背後から心臓目掛けてレイピアを、チヨノオーが右側面から青白い霊体の白い巨大な犬で
左からライトセー◯ーのような武器でウオッカが死神を同時に攻撃した。
30 : トレーナー   2025/06/25 21:35:26 ID:utEhiWh9vw
死神「……」
胴体に直撃したはずだ。なのに。
無駄だという声が聞こえそうだった。

この場で私は死ぬのだろうか。
あの日突然消えたトレーナーが脳裏にふっとよぎる。
どんな理由があったかわからない。
でも、また会いたいのだ。笑顔の彼に。

だから
31 : お前   2025/06/25 21:36:34 ID:utEhiWh9vw
>>30
みすりました。消し方がわからないのでとりあえずそのままにします
32 : アネゴ   2025/06/25 21:37:09 ID:utEhiWh9vw
三人の攻撃が命中したと同時に近くに落雷が落ちた。
3人とも確かに手応えはあった。当たったのだ。相手は確かにくらっているのだ。
だが、全員気づいていた。かすり傷程度だということに。まともにあててその程度のダメージだったということに。

それでも。
そのわずかな隙から一瞬でバクシンはライアキラーを死神めがけて振った。

死神「……」
胴体に直撃したはずだ。なのに。
無駄だという声が聞こえそうだった。
33 : お前   2025/06/25 21:40:41 ID:utEhiWh9vw
だから

バクシン「…………ウオオオオ!!」

死神「!」

ありったけの力を込めて鞭を振るった。
バクシン「バクシン!!!」

ギンッ!!!

簡単に死神の鎌でガードされてしまった。

死神「……」

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