661 : お姉ちゃん   2023/05/04 19:33:26 ID:ndga55YnFE

「ルビーさん、今日は楽しみましょうね♡」
「一族の名に恥じぬよう、気を引き締めて事に当たらせていただきます」
カレンチャンとダイイチルビーはあるイベントに招待された。
ちびっこダンス教室。
二人のファンである主催者が参加をオファーしたのだ。
「まずはリズムを取る所からお教えします。各々私のカウントに合わせて手拍子をして下さい」
「「「「はーい!」」」」
落ち着いたルビーの指示に元気な返事が返ってくる。
「1、2、3、4、5、6、7、8」
ルビーの声に合わせて手拍子が連続する。
しかし、あまりリズムに合っていない。
「ルビーさん、実際の音楽に合わせてみたら分かりやすいかも?」
カレンは小声でルビーに伝える。
「・・・では皆さん。次は音楽に合わせて手拍子してみましょう。最初は私の真似をしていただければ結構です」
うまぴょい伝説のイントロが流れ出す。
知っている曲というだけで子供達のリズムは自然に合っていく。
カレンは満足げに微笑んだ。

「本日はありがとうございました」
「カレンもとっても楽しかったです️♡それに、ルビーさんの普段見ない一面も見られましたし️♡」
ルビーは首を傾げる。
「ダンスには普段から励んでおりますが」
「あはっ、そういう事じゃないですよ️♡ルビーさんって意外と先生みたいだなって思っただけです」