「俺とお前は一心同体。お前あっての俺、俺あってのお前だ。果たしてお前は俺を切り捨ててもなお『メジロの至宝』でいられるかな？」

マクトレの過激な発言と隠そうとしないライスシャワーとお兄さまへの憎悪と敵意に耐えきれず、苦渋の想いで契約解除を申し出たマックイーン。
解除の手続きに際して言われたことを当初は捨て台詞と認識していた彼女だったが後任のトレーナーが就いて以降レースの成績が落ち始め、とうとう独壇場であるはずの長距離レースにおいても掲示板外という結果になってしまう。
メディアや周囲からの白眼視を受けて日に日に追い詰められ、マクトレの言ったことが正しいのだと思い始める。
一方のマクトレも新しい担当ウマ娘を受け持つもマックイーン時代ほど華々しい活躍はなかったが「マックイーンと比べるからいけない。未勝利からGⅢ掲示板入りは充分すごい」と気楽な様子。
そんな姿を見たマックイーンは……。