セイちゃん妄想編[閲覧注意]
1 : トレーナーちゃん   2023/07/09 01:06:02 ID:5Ci00bfoKE
セイウンスカイが釣りをするだけのスレからよりの派生作品となります。

ベースはかまいたちの夜2の妄想編、生首が釣れるという表現があるため閲覧注意です。

それではどうぞ。
2 : 派生元のスレのイッチ   2023/07/09 01:08:41 ID:ze5gXlNhgU
https://umabbs.com/patio.cgi?read=9895&ukey=0&cat=sc

こっちが話のもとになったスレ
3 : 派生元のスレのイッチ   2023/07/09 01:09:33 ID:ze5gXlNhgU
4 : お前   2023/07/09 01:10:47 ID:5Ci00bfoKE
「いやーいい天気ですなー。
いつもの小舟でいつもの釣り日和・・・今日は何が釣れますかな?」

セイウンスカイは1人、小舟で釣りを楽しんでいた。

空は晴天、海は静かに波うっていて最高の釣り日和だ。

(・・・あれ、そういえば、どうして釣りに来てたんだっけ・・・?
・・・まあ、いいや。)

自分が釣りに来ていた理由ははっきりとしないものの、セイウンスカイは海に釣り糸を垂らし、獲物がかかるのを待った。
5 : ダンナ   2023/07/09 01:18:18 ID:5Ci00bfoKE
「ん・・・早速釣れたようですなー。」

釣竿が獲物が釣れたのを知らせるようにしなる。

「ここからは腕の見せ所・・・慎重にやらないと釣り糸が切れちゃうからねー。」

セイウンスカイは慎重になおかつ大胆に釣竿を操り、獲物を引き寄せる。

そして、釣り上げた。

「よ・・・。」

セイウンスカイはその獲物を見て喜びから悲鳴に声を変えた。

「ひいい!!
・・・な、生首!?
・・・な、なんで、どういうこと!?」

・・・そう、それは生首だった。

「・・・と、とりあえず警察に!?
・・・警察?」

セイウンスカイは混乱する意識で何故か生首を小舟にあるボストンバッグにしまっていった。
6 : トレーナー君   2023/07/09 01:22:42 ID:5Ci00bfoKE
「・・・釣り、続けなきゃ・・・。」

セイウンスカイは釣りを続けた。

しかし、釣れるのは生首、生首、生首・・・。

「・・・そういえば、この生首、私のファンの人達・・・。」

セイウンスカイは生首に心当たりがあった。

というのも、釣れる生首全部が自分を応援してくれるファンだからだ。

(なんで、どうして・・・?)

セイウンスカイの頭の混乱は消えない。

しかし、釣りを止めることもできない・・・。
7 : マスター   2023/07/09 01:30:03 ID:5Ci00bfoKE
そして、次に釣れたのは・・・。

「と、トレーナーさん・・・。」

そう、大切なトレーナーの生首・・・無言でこちらを見つめて来て何かを訴えるような様子で・・・しかし、生首なのでしゃべることはない。

「・・・。」

セイウンスカイは無言でトレーナーの生首をボストンバッグにしまう。

ボストンバッグにはたくさんのファンの生首、そしてトレーナーの生首がしまわれている。

(・・・きっと、バチが当たったんだ・・・トレーニングをサボりすぎたから
・・・トレーナーさんにも、ファンにも見捨てられて・・・。)

そう思いつつも、釣りをすることをやめられない・・・なぜならどうしても、確かめなきゃいけない事があるからだ。
8 : トレピッピ   2023/07/09 01:37:38 ID:5Ci00bfoKE
セイウンスカイが次に釣り上げた物・・・いや、それは物というべきだろうか・・・。

かろうじでわかるニシノフラワーだった。

「・・・あは・・・。
あはは・・・あはははは・・・!!」

セイウンスカイは狂ったように笑う。
・・・いや、もう狂ったように笑うことしか出来なかった。

「あはははははは!!
・・・もう何にもないんだ、私には・・・!!
・・・あれ、まだ何か釣れるの・・・?
・・・もうどうでもいいや・・・。」

・・・セイウンスカイが最後に釣り上げた物・・・それは自分の生首だった・・・。

自分の生首と目が合い、セイウンスカイの意識が途切れて行った。
9 : あなた   2023/07/09 01:50:41 ID:5Ci00bfoKE
「・・・うっ・・・ここは?」

セイウンスカイは目を覚ます。

「よかった・・・本当によかった・・・。」

「心配したわよ、本当に・・・。」

「あ、あれ?
フラワー、トレーナーさん?
生首じゃない・・・?」

「生首?
・・・ああ、あなた悪夢を見てたのよ。
あのタキオンとかいうエセ科学者が、フラワーに変な薬を飲ませようとしてあなたが代わりにその薬を飲んだのよ。」

「・・・薬?
・・・あっ。」

セイウンスカイは今までの事を思い出した。

アグネスタキオンがニシノフラワーの優しさにつけこみ怪しい薬を飲まそうとしたのを庇ったことを思い出したのだ。

「ずっとうなされてて・・・急に笑い出して・・・ずっと心配してたんですよ・・・。」

ニシノフラワーは泣きそうな顔をしながら話す。

「いやー心配かけちゃいました、少し寝てスッキリしましたよ。」

「まったく・・・とりあえず、私はタキオン捕まえてくるわよ。
明日から、しっかりトレーニングするわよ。」

そういうと、トレーナーは行った。

「あの・・・私も迷惑かけてしまったから、何がお礼を・・・。」

ニシノフラワーはそういうと・・・。

「じゃあ、美味しいお弁当をお願いできるかな?」

「・・・はい!!」
10 : あなた   2023/07/09 02:06:13 ID:5Ci00bfoKE
後日談

「で、あの薬はなんなんですか?」

セイウンスカイはアグネスタキオンを問い詰める。

「ふむ、あの薬は自分が大切に思ってる人が生首として出るみたいだねぇ。」

アグネスタキオンは半端すっとぼけつつ答える。

「・・・まあ、それについてはわかってましたよ。」

「・・・あの薬はすごい強い幻覚を見せるからねぇ・・・それでもフラワー君を大切に思ってたみたいだから生首・・・とまではいかなかったみたいだねぇ。」

アグネスタキオンは薬の効果のトリックを伝えた。

「・・・はあ、そうですか・・・。
・・・そんな薬、フラワーに飲ませないでくださいよ。」

セイウンスカイは呆れつつ、アグネスタキオンに忠告をする。

「今回は失敗しただけさ。
・・・次はトレーナー君に試してからにするよ。」

クククと笑いながら、アグネスタキオンは去っていった。

「・・・次はないようにしてもらいたいんですけどね。」

セイウンスカイはそう言いながらトレーナーの所に戻って行った。

「・・・しかし、君もえげつないねぇ、スカイのトレーナー君。」

「ちょっとサボり癖が酷かったからねー。
ごめんね、悪役買ってもらっちゃって。」

「なに、薬のデータとトレーナー君の大好物でトントンさ。
でも、くれぐれもバレないように。」

「私も今回だけでやめるわ。
・・・まあ、少しはわかってもらえてよかったわ。」

その後、あの生首悪夢事件からセイウンスカイのサボり癖は少しなくなり、トレーニングに集中できるようになったとか。
11 : トレーナー君   2023/07/09 02:10:37 ID:5Ci00bfoKE
セイちゃん妄想編完!!

・・・まあ、オチはちょっと雑だけど、トレーナーさんがアグネスタキオンと協力してセイちゃんに悪夢を見せてサボり癖を治すって話でした。

・・・悪夢にしては生首はかなりエグいけどね。

ちなみにフラワーはただ巻き込まれたので何も知りません。

・・・しかしあのスレがあんなエグくなるとは・・・何が起こるかわからんもんですな。
12 : 元スレのイッチ   2023/07/09 08:39:17 ID:ze5gXlNhgU
>>11
それな
13 : アンタ   2023/07/09 10:32:02 ID:.LPFNuipJI
>>12
あのスレは5が全てを持っていってしまった・・・。

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