初詣でそう感じたって娘は多いみたいだよ

無言でヘロヘロの折り紙トロフィーを取り出すネイチャ

記者の前で「スカーレットは俺の誇りだ！」とイイキルダストレ

さんま御殿ぽい

故郷に連れ帰って親に挨拶した時に自分のことを熱弁する横顔を見て

>>2
「………」

「………(『アルダンが幸せになれますように』)………」

「………(ーーー〜〜〜っっっ！！！♡♡♡)//////」

「………こほん、なんでもありません。」

引き継ぎ資料の厚さ

愛とかそういう話ではないのだけど、この前の夜にあの人と一緒に天体観測に行ったの。そう、『あの子』への途中経過の報告、みたいなものね。毎日の出来事やトレーニングのこと、誰とどんなレースを走ったかを話したわ。あと、あの人が私のことを日々支えてくれていることも。…なのにあの人ったら「アヤベ自身の力だよ」とか「俺の方が君に勇気づけられてる」だとか言うのよ？あの人はもっと自分がしてきたことを自覚するべきだわ。あの夜だって少し冷えてくしゃみをしてしまった私に無言で上着をかけてきたのよ？自分だって冷えるはずなのに私のことばかり優先して…仕方がないからその場ではお互い身を寄せ合って暖を取ったわ。それで本題はこの後なのだけど、寝る時のテントで……待ってカレンさん。話はまだ終わってないのよ。

カレンもう寝まーす

ぬいぐるみ作ってもらえなかったら今頃海の中かもしれませんでした

星降る石畳を踏んで君はゆく。一歩半だけ先を、怒ったように忙しなく。
もろびとこぞる市場の中を、その細い脚で縫うように淀みなく、騒ぐ人波をかきわけて。
店先は光で満ちて、きらめく品々は眩しく鮮やかだ。
甘いホットチョコレートの湯気に、シナモンの香りが乗って夜を温めている。
この冬の日の喧噪の中でその小さな肩を見失わずに済んでいるのは、間違いなく君自身のおかげだった。
「何してんの、はぐれないでよ」
振り向いて、ぶっきらぼうに君は言う。
頷き返すと、すぐに前を向いてしまう。
ただ一歩半だけ先を、それ以上決して引き離さないように、
細心の注意を払いながら君はゆく。
時折、ちらちらと振り返る視線に、気づかないふりをして後を追う。
気づいたことがわかったら、そのとたんにこの聖なる1歩半がぐんと伸びて消えてしまうからだ。
聖夜の月明かりを受けて君はゆく。
1歩半だけ先を、誰よりも優しく慎重に。