なかなか勝たせられないトレーナー
1 : トレぴ   2023/06/04 14:13:11 ID:1fR5VyPdi2
あの娘のためにも環境変えさせてあげるべきでは?
2 : モルモット君   2023/06/04 18:27:41 ID:1uYkFE2J5A
トレ「………という訳で、シンボリルドルフのトレーナーに君の指導をお願いした。ルドトレさん、よろしくお願いします」

ルドトレ「任せてくれ。三冠目指して、さぁ、いかん」

モブ娘「むりぃぃ〜〜………」
3 : トレ公   2023/06/04 18:38:25 ID:wAT6Cc5LME
モブ娘「やっぱりルドルフさんのところはレベルが違いすぎます。トレーニングも厳しすぎて私はついていけません……」
トレ「なあ」
モブ娘「…………?」
トレ「お前……ルドルフのトレーナーの指導中、わざと手を抜いただろう」
4 : トレぴっぴ   2023/06/04 18:47:12 ID:wAT6Cc5LME
トレ「『これだけ勝てないのはトレーナーのせいじゃなくて私自身が弱いせいなんだ』って伝えようとしたんだろう? 俺の面目を潰さないためにさ。余計なお世話さ。俺はどうせ無能なんだよ。そんな所で俺に気を遣って何になるっていうんだ」
モブ娘「そんな事するわけ……!」
トレ「分かる。分かるんだよ。これでも君の事1年は見てるつもりなんだから、ちょっと手を抜いてるとか、分かっちゃうんだよ……」
モブ娘「……!!!」
5 : アナタ   2023/06/04 20:43:05 ID:7OFeLoHLMo
なにやら不穏な空気が・・・
6 : トレーナー   2023/06/04 20:44:58 ID:vXJUh2AT7U
ルビー「思いは口に出さないと伝わりませんよ」
7 : お前   2023/06/04 20:50:16 ID:9iclbX7Y4I
ルドトレ(うわ気まず…早く帰ってルナとイチャイチャしたい…なんでこんな思いしなきゃいけないんだよ。俺はただ先輩に飯奢るからってちょっと筋を見てあげただけなのに。三冠目指そうなんて言ったがOPの掲示板に入れりゃいい方だな。逃げたいらしいけど差した方がグッとよくなる。つーか差し以外敢えて言うけどゴミだ」
8 : 貴方   2023/06/05 02:09:39 ID:9djVQf9glk
心の底で願ってしまうんだよ
「自分は弱者だから仕方ない」「格上は強くて当然」「自分と強者の住む世界は違う」「実力はそこそこでも構わない」
そうやって自分に都合のいい免罪符を求めてしまうのが弱者であることに甘えてる人
つまりドトトレやブルトレくらい追い込んでくるタイプのトレーナーじゃないとこれ以上の伸びしろはない
9 : アナタ   2023/06/05 22:52:55 ID:mnXqt75ocM
>>7
途中から心の声が漏れてるんですが……
10 : アナタ   2023/06/05 23:04:43 ID:htrzYopQYw
>>7
トレ「おい……今何て言ったよ…………

何て言いやがった!! 今の言葉は聞き捨てならねぇッ!!
俺の事はどんなにバカにしてもらって構わない……だがな……
俺の担当の事をバカにするのだけは、誰だろうと許さん!!」
(怒りに任せてトレーナーはルドトレに殴りかかろうとする)
11 : 大将   2023/06/05 23:09:24 ID:htrzYopQYw
「やめて!!!!!!!」
それを咄嗟に感知したモブ娘はトレーナーとルドトレの間に入り込む。モブ娘はルドトレを庇う形でトレーナーの拳を肩に浴び、その場に倒れ込むのであった
12 : トレぴっぴ   2023/06/05 23:13:46 ID:htrzYopQYw
倒れ込んで意識が朦朧としたままトレーナーを見つめるモブ娘
我に返った瞬間取り返しのつかない事をしたと悟るトレーナー
恐怖のあまり腰が抜けてその場で尻餅をつくルドトレ
どこからかこちらへ駆け込んでくるルドルフ
辺りがざわめく 息が詰まるほどの負の風が場を吹かす
13 : トレ公   2023/06/05 23:25:09 ID:cowEUuc6nc
どうすんねんこの空気…
14 : 使い魔   2023/06/05 23:29:19 ID:htrzYopQYw
トレ「えっ……あぁっ…………嘘……だろ…………」
ルドルフ「おい君、暴力を振るうなんて論外だぞ!」
モブ娘「トレ…………」
ルドルフ「誰か!救護を呼んでくれないか!」
ルドトレ「嫌……嫌だ……俺は何もしちゃいない……何もしちゃいないんだ……」
ルドルフ「一連の流れを見させてもらっていた。何があっても暴力に訴えるのはあってはならない事だ。ウマ娘という種がこれだけ集まるこの学園では特に厳重な注意が必要だと、トレーナー規則にも記されているはずだ」
トレ「………………」
ルドルフ「取り返しのつかない事をしてしまったのかもしれないんだぞ!」
トレ「…………!」
ルドルフ「そしてトレーナー君、君もそうだ。唯我独尊は君の癖だと何度も言ってきたはずだが……失望したよ」
ルドトレ「おい待ってくれよ、今のは違う……違うんだ、ちょっと待ってくれよ、い、今のは……」
15 : お前   2023/06/05 23:56:18 ID:htrzYopQYw
その後どうなったかはよく覚えていない。
動機が何であれ、他人に手を出してしまった事で俺は厳しい懲戒処分が下った。本来ならトレーナーを免職させられてもおかしくなかったのだが、モブ娘やルドルフ達の懇願もあってか、3ヶ月の停職だけで済んだのだ。事件当時はあれほど俺を睨んでいたルドルフがここまで力を尽くしてくれるとは、本当に頭が上がらない。
モブ娘との専属契約も一旦解除という形になった。しかしモブ娘は他にトレーナーを探す事なく、自主トレのみをこなしていたと言うのだ。一体何を考えているのか。俺の事はもう忘れていいというのに。
16 : 大将   2023/06/05 23:56:35 ID:htrzYopQYw
とは言え、俺としてはやはり彼女に心残りがあった。あれほど長い間見てきた娘だ。今度はこうすれば勝てるんじゃないか、これがいけなかったんじゃないかと試行錯誤を繰り返していた日々は忘れようにも忘れられなかった。俺はいくら無能でも、あの毎日は決して暗い日々ではなかった。なんだかんだいつも笑顔でいられた。あの娘が笑顔をくれた。
果たして俺はトレセン学園で笑顔の日々をまた過ごす事ができるのか。半ば諦め気味だが。
家の机でそんな過去を思い出しながら、ふと当時書いていたトレーニング案のメモを見返したくなった。あれから一度も中身を見ることの無かったトレーナー常備のバッグを漁り、その使い古したノートを手探りに探し当てようとするが……見当たらない。しっかりバッグの中身を見回してみるが、やはり見当たらない。
「…………そうだ、確かあの日の前日、あいつが少し中身を見てみたいって言ってたから、貸してたんじゃないか……」

同じ日の夜、かつてトレーナーの付いていた孤独な少女は一冊のノートを開き、一番新しい書き残しを見つめていた。
「まだ私が聞いていなかった提案。きっとあの後してくれるはずだった提案。『ダートのほうが合うかもしれない』『逃げるなら圧倒的なスタミナが必須』……信じていいんだよね、トレーナーさん」
17 : トレーナー   2023/06/05 23:57:32 ID:htrzYopQYw
ごめんなさい調子に乗って書きすぎました
18 : アナタ   2023/06/06 00:30:39 ID:S1Z1q3BfcI
ウイニングポストの初期譲渡馬でG1取ろうとするとこんな気持ちになる
難易度にもよるけど
19 : トレーナーさん   2023/06/06 01:13:25 ID:Avto/KUZtQ
~~だからしょうがない

理論、日本人大好きだよな
なにかの不平不満でもだからしょうがないって最後につくようなウンチクなげてくる奴結構みる
20 : お兄ちゃん   2023/06/06 06:14:59 ID:o8qs3gEZ/.
>>19
どうした急に
21 : アナタ   2023/06/07 04:10:38 ID:7BJgjqYOYk
ふぅん?続けて?

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