1 :
トレーナー君 2023/04/11 21:32:09
ID:B0gvpuQpMY
ある日、ウマ娘は記憶喪失になっていた
見覚えのない部屋、見覚えのない鏡に映る自分。何もわからず頭がぼんやりしているが、ただ一つ、何か「大切なこと」を忘れていることだけははっきりしていた
クラスメイトを名乗るウマ娘、スカーレットに話を聞くと自分は「アストンマーチャン」という名前らしいが、それ以外に情報は得られなかった
翌朝、記憶は戻らなかったがスカーレットに連れられて登校した。もう一人のクラスメイトというウオッカは「記憶喪失!?カッケー!」と興奮していたが、スカーレットに耳をつねられ喧嘩を始めた。視界の端で、違法設置らしい何かの像が理事長秘書によって片付けられていた
結局学園でも記憶の手がかりとなるものは見つからず、寮に帰るマーチャンたち。その時巨大な怪獣が町中に突如出現、学園に向けて進行を始めた
悲鳴を上げ逃げ惑う人々の中、マーチャンは自分を呼ぶ声を聞く
『思い出せ。自分の使命を』
その言葉に導かれるように怪獣に向かって走り出すマーチャンの身体が光に包まれ、巨人の姿へと変身。怪獣と戦い、辛うじてこれを倒す
だが、これは戦いの始まりに過ぎないのだった──