(唇を動かしてしまう私…)

(今日はなんだかルビーの態度がそっけないように感じる俺…)
(もル変…)

（なんか一人で目を閉じて唇を突き出してるルビー…）

(ルビーの艶のある唇を注視して、つい掛かってしまう俺…)
(なんとか踏みとどまり急いで退出する俺…)
「ルビー今日もお疲れ様！それじゃ！」

（思わずタイヤを縛り付けたトレーナーをプールに投げ込む私…）

（愛という字を書いてみては震えている私……）

（あの夢を見て以来、ふとした瞬間にトレーナーさんのことばかり考えてることに気づいてしまった私……）

（トレーナーさんの誕生日に遊びに行こうと誘ってくる庶民・・・）

「考えておきます」
（そう言ってスケジュールの調整と予定変更の連絡を入れる私）

（自分の誕生日、誰かと一緒にいたいと思ってしまう弱い俺………）

（お弁当の中にさくらんぼを見つけ、茎を口の中で結べる人はキスがうまいという話を思い出した私…）
（どうやってもできなくて手で結んでやり達成感を得る私…）

（渡された弁当ガラの中に結ばれたさくらんぼの茎を見つけた俺…）
（もしかすると、ルビーはキスがうまいのかもしれない…）

（試しにさくらんぼの茎を口の中で結んでみる俺…）
（だからなんだと思い、口の中で結んださくらんぼを解く俺……）

クソ上手いじゃねーか

>>4
（よくわからずとりあえず頭を撫でてみる俺…）
（何故か怒られる俺…）
（もしかしたら、ルビーはこの先トレーナーを変えるつもりなのかもしれない…）

（目が覚めたら、私の唇をペロペロ舐めていたサフィー……）
（……そんな経緯ではなかった私……）