「ねぇ知ってる？ダイイチルビーさんが担当トレーナーを変えるってウワサ」
「知ってる知ってる〜。引き継ぎ資料を持ってウロウロしてるところよく見る。URAファイナルズも終わったしお役御免ってことかしらね」
「ルビトレさん、ちょっと頼りない印象だけど顔は悪くないし、あの守ってあげたくなる感じいいよね〜。収入はイマイチっぽいけど。あ〜、私にも担当つかないかな〜」
「……あれ、ちょっと待って。ルビーさんが担当を変えるってことは、ルビトレさんもフリーになるってことじゃない？」
「あ、確かに。それにおしりの青い新人じゃなくてきちんと結果を残した実力派トレーナーよね」
「つまり私にも担当がつくチャンスが……？」
「とかなんとかウワサをすれば、あそこにいるのはルビトレさん！他のウマの骨に取られる前に契約してもらわないと！」
「あ、アンタ抜け駆けは許さないわよ！」
「いいじゃない、私達でチームを結成すれば！そうと決まれば行くわよ！」


「「「ルビトレさーん！じゃなかった、『元』ルビトレさーん！私たちの担当トレーナーになってくださーい！♡」」」