シップというウマ娘がいる。長身スタイル抜群。眉目秀麗。性格は…度し難いことを除けば決して悪くはない…はずだ
そんな彼女だが、前述したとおり一見すると見た目は悪くない。腰はくびれており、胸も尻も程よく出ている理想的な体型だ
「どしたトレピ？そんなに気になっか？」
そんなトレーナーの心情を察してか、真っ赤な勝負服を着たシップがわざとらしく尻を突き出して裾を捲ってくる。真っ白でピッチリしたズボンにヒップラインが強調されて、非常にハロン棒によろしくない。たとえ相手があのシップだと頭ではわかっていてもだ
そんなトレーナーの反応を見て楽しんでいたシップは彼を押し倒すと、その顔面に無造作に座り込む。重いという感想は、女の子特有の甘い香りと、服に染み込んだ汗の匂いがむせ返りそうな程鼻孔を刺激して一瞬で吹っ飛んだ
「そんな悪いやつにはオシオキだな〜？」
グリグリと尻を押し付けながらシップはそう言ってトレーナーのズボンに手をかけ……