シメリケウインディちゃん
1 : あなた   2023/01/16 01:26:32 ID:qDHxn/4SEg
シンコウウインディのトレーナーに体が包帯がよく巻かれてる事に気がついたのは以外にもヒシアマゾンだった。
最初はただ怪我だと思ったが日に日にその面積は大きく。今や首筋や腕にも広がり、最近ではどんな状況でも長袖を着るようになっている。その頃だろうか、ウインディの成績が良くなったのは。あのフェブラリーSの優勝からは、イタズラも鳴りを潜め、噛みつき癖は大人しくなり、周囲やヒシアマゾンも最初は安堵していた。
夏のダート王者決定戦、帝王賞の一週間前、ウインディも張り切ってトレーニングに集中し、今までの様に甘えてこなくなった事に淋しさも覚えていたヒシアマゾンはトレーナーとウインディに差入れでもと手料理を持参してトレーニング場に向かうもおらず、二人はトレーナー室に行っていると周囲から聞いて向かった。
2 : お兄ちゃん   2023/01/16 01:26:57 ID:qDHxn/4SEg
「最近のウインディちゃん変わったよね。すっかりトレーナーにべったりで」
「さっきも軽くトレーニングした後トレーナーに甘えるような感じで二人して戻っちゃたし、少し怪しいなんてー」
「まさか、ウインディちゃんに限ってそんなことないでしょー」
そんな噂話を尻目に二人を追ってトレーナー室に急ぐヒシアマゾン、まさかという気持ちもあったが、あまりにもあの子には不安定なところがある。今までのあのイタズラはつまり、自分を見てほしいという淋しさから来るものではないか?それが、そんな子が自分を見てくれる。自分を理解してくれる人間を得た場合、どのような結末があるのか、ヒシアマゾンは知っている。
3 : トレーナー   2023/01/16 01:27:28 ID:qDHxn/4SEg
ウインディトレのトレーナー室に灯りはついておらず、一見人の気配はない。それでもヒシアマゾンには中に二人がいることがわかった。
部屋の扉をそっと明け、中を除くとそこに二人はいた。壁に背を預けて座ってるトレーナーは既に上半身を開けさせ、その普段は包帯が巻かれてる下には無数の歯型が痛々しく刻まれてる。ウインディはそんなトレーナーにまたがって、指先から腕にかけて、舐めるように甘噛をするようにその肌に歯を立てていた。
トレーナーは浅く息をしながらされるがままに、噛まれてないもう片腕でウインディの頭を抱きしめている。ウインディは両手で貪る様にトレーナーの腕を抱えて噛みつきながら、それは徐々に腕から上に首筋へと向かう。
そして、最後の仕上げとも言うように、ウインディはその歯を首筋に向けて強く、噛み付いた。
トレーナーの顔は痛みで曇り、それを和らげようとウインディを抱き占めるが、ウインディはさらに強く噛み付く、その口先からトレーナーの肌を伝うように赤い線が垂れた時、今まで固まっていたヒシアマゾンは扉を開け放って中へ入った。
「あんた達…何をしてんだい…?」
その声に飛び跳ねるようと反応し、トレーナーから離れたウインディは、扉の前立っているヒシアマゾンと壁に寄りかかって自身のトレーナーを交互を見ながら。
「ち、違うのだ…ウインディちゃんは、違うのだ…!」
口元を拭いながら、ヒシアマゾンの横を抜けて勢い良く外へ逃げた。
部屋に残されたのは、茫然自失なヒシアマゾンと、首筋を抑えながら、決してヒシアマゾンに目を合わせようとしない、ウインディのトレーナーだけだった。
4 : トレーナー君   2023/01/16 02:39:56 ID:VQvqunsEP.
これは泥んこマイスター
5 : アナタ   2023/01/16 09:12:13 ID:tMmZ/WXDzs
傷モノトレーナーがまた一人…
6 : 相棒   2023/01/16 12:08:41 ID:jcGzNKqI1A
シメリケウインディよりカソクウインディがほしいのだ
7 : 貴方   2023/01/16 12:44:33 ID:vEw4A6zGzM
シメキリウインディちゃんに見えた
8 : トレーナーさん   2023/01/16 13:37:51 ID:GPa543UvFA
>>7
今締め切りの話しないで

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