これは期待

先に「全体武豊率」と「武豊経験率」について報告する。

「全体武豊率」とは、この研究における全体の武豊率である。
全馬が出走したレース数は延べ1935戦。そのうち、武豊が騎乗したのは延べ260鞍。
全体武豊率は13.4％となっている。
高いのか低いのかはよくわからない。

「武豊経験率」とは、1度でも武豊が騎乗したことがあるかどうかの割合である。
公式サイトに掲載されているウマ娘モチーフ馬の数は89頭（投稿時現在）。
そのうち、武豊が騎乗したことがある馬は38頭。
武豊経験率は42.7％となっている。
そもそも乗れない4頭（武豊デビュー前に引退）を除いた場合は44.7％となる。

本題に入る。

添付した表は武豊が騎乗したことがあるウマ娘モチーフ馬たちである。
出走数と武豊騎乗数、そして武豊率を記載している。
特記事項がある馬は備考欄に載せている。

なお、今更ながら騎手等の名前は全て敬称略なのでご了承いただきたい。

武豊率が100％なのはアドマイヤベガとマーベラスサンデーの2頭だった。
特にマーベラスサンデーはデビューから3シーズン、15戦に渡って武豊が全て騎乗している。

武豊の騎乗数が最多なのはバンブーメモリー。その数22鞍。
管理調教師が父の武邦彦であったあたりも関係しているか。

武豊とともに初GI勝利を果たしたスーパークリークは武豊率75.0％に留まった。
デビューから4戦は違う騎手が乗っていたためである。

イナリワン・シンボリクリスエス・オグリキャップの3頭は武豊率こそ低いが、武豊勝率は100％である。
マチカネフクキタルとダイタクヘリオスの2頭も含めて、この5頭は武豊連対率100％でもある。

それ以外で武豊勝率が顕著なのはスマートファルコンとサイレンススズカ。
前者は武豊勝率81.8％（11戦9勝）、後者は武豊勝率71.4％（7戦5勝）となっている。

その他、エアシャカールは武豊勝率こそ33.3％であるものの、自身の勝ち鞍は全て武豊騎乗によるものである。

コパノリッキーは武豊とともにGI級5勝を挙げているものの、騎乗数は田辺裕信と同じ11鞍でGI級勝利数は田辺が6勝である。

同じくダート馬のワンダーアキュートはアプリでもネタが採用されている通り和田竜二騎乗の印象が強いが、武豊も騎乗して帝王賞を勝っている。

意外なところではツインターボとハルウララか。
ツインターボは上山競馬への移籍直前に武豊騎乗で帝王賞に挑んでおり
ハルウララは彼女の人気が絶頂期だった頃に異例のオファーを受けて一度だけ武豊が騎乗している。

簡単なものではありますが、報告は以上とします。
ご覧いただいた皆様に、感謝申し上げます。

あとは感想やらツッコミやらに使ってくだされ

一度しか騎乗していないのに、（嫌な意味で）語り草になっているツインターボの一件……

「ウマ娘にもなった〇〇号が、〇〇で走ったときの騎手は誰？」ってクイズ出されたらさ、脳死で「武豊」って答えとけば13%で正解になるんだな……

余談だが、今回調べた中で○○率100％で出走数最多なのはテイエムオペラオー（26戦。和田竜二率100％）
武豊と並んで○○率100％が2頭だったのは小島太（サクラバクシンオー・サクラチヨノオー）
小島太はサクラ×境厩舎×小島太で有名ですよね

>>11
冷静に考えたらとんでもねぇ事だよなこれ…

>>11
10頭の内一頭は武豊が乗ったことあるってことだしな……

>>7
ターボの帝王賞は武豊が大逃げやらせなかったのでレース後色々言われたそうな

名跡扱いされるのもやむ無し

武豊率っていう単語が面白いのに真面目な研究とのギャップで草生える

めっちゃどうでもいいけど「古馬から全て武豊」と「首から下は地井武男」の語感似てるな

>>18
どっちも七五調だからかな

>>6
シャカールの菊花賞は武豊ベストレースの1つだと思う

>>12
サクラローレルはG1勝つ前に騎手引退してるからウマ娘だとノリさんソウルいれられてるよね
あと非ウマ娘だとサクラスターオーなんかも皐月賞以降乗ってないけど理由の話はやめておこう

うまぴょいチャンネルの方でまとめられてて驚き
改めて見ると地方レースや乗れない馬の定義とかけっこうガバガバで反省だらけなのだけど
反応があって嬉しいので調子に乗ってまた何か自由研究しようかなとか思ったり

改めて見てくださった皆さんありがとうございます
クスッとしていただけてたら幸いです