親とイベントに来たはいいがあまりの人混みに紛れて一人ぼっちになってしまい心細さに学園の端っこで泣いてると一人の生徒に「僕どうしたの?」と声をかけられる。
手を繋いでもらい一緒に親を探しながら感謝祭を周り、ドキドキするも楽しい一時を過ごし、お姉さんに淡い恋心のような感情を懐きはじめた頃、最後に一緒にウィニングライブや今年のレースダイジェストを見ながらセンターで踊るウマ娘を指しながら「お姉ちゃんもああやってウィニングライブするの?」と無邪気に質問するとお姉さんはちょっと暗い顔して「私はね、まだ勝った事ないからああやってセンターで踊ったことないんだよ。」と答えられる。
ちょっと気まずくなった後に親が見つかり、ファン感謝祭も終わりに近づいた頃、別れ際に「お姉ちゃん!絶対レース勝てるよ!次のレースも絶対見に行くから！応援してるから!」って言うとお姉さんは「うん、ありがとう。」と驚いたように、少し涙を浮かべながら笑って別れた。
その後、いくつかの出走表を見てもそのお姉さんの名前はなく。そんな思い出があるせいか、自分はトレーナーになった後にグランドライブにて、あの時のお姉さん。ライトハローと再び出会うのである…