富澤「ようこそおいで下さいました。改めまして、使用人の富澤と申します」
伊達「ああ、俺は伊達ってんだ」
富澤「お話は伺っております、ダテッテンダ様」
伊達「違う違う。繋がっちまってんじゃねぇか。伊達だよ」
富澤「ダテ…」
伊達「伊達だよ伊達。話伺ってたんじゃないのかよ」
富澤「ダテッテンダってウマ娘の名前みたいですねw」
伊達「知らねぇよ。何言ってんだお前急に」
富澤「十四番人気、4番ダテッテンダww」
伊達「何が面白れぇんだそんなによ。もういいからとっとと連れてけよ」
富澤「ｱｯﾊｲ」
伊達「ったくどうなってんだよこいつ…よく使用人になれたな」
伊達「と言うかダテダッテンダ人気低すぎだろ…」

富澤「あの…失礼ですが」
伊達「何だよ」
富澤「一応確認なのですが、どなたの担当をされているのですか？」
伊達「あー、担当言ってなかったな。メジロアルダンだよ」
富澤「メジロ爆弾！？」
伊達「ちげえよ。耳悪いのか。何だよメジロ爆弾って」
伊達「あれか？俺みたいに何か太ってて爆弾みたいになってんだろ。自爆する前のセルみたいな、ハハ」
ﾊﾞｼｨ
伊達「痛って！お前何すんだよ急に！」
富澤「いくらトレーナーさんとは言え…マックイーン様の悪口は許しませんよ！」
伊達「言ってねぇから！いつ俺がマックイーンの悪口言ったんだよ」
富澤「だって今メジロ爆弾って…」
伊達「それ言ったのお前だし、だいたいメジロ爆弾をマックイーンだと思ってる時点でお前の方が失礼極まりないだろ！」
富澤「そうですか？」
伊達「そうですか？じゃねえよまったく」

伊達「だいたいなぁ、俺が言うのもあれだけどお前礼儀がなってねぇよ」
富澤「はぁ」
伊達「屋敷の使用人なんだろ？もっと敬意を持って接するとかしろよ」
富澤「ケーキ持って接してもマックイーン様くらいしか…」
伊達「ケーキじゃねえわ！って言うかお前の中のマックイーン像どうなってんだよ」
富澤「『パクパクですわ』とか、『メジロ饅頭』とか…」
伊達「pixiv百科事典か。じゃあライアンはどうなの」
富澤「『メジロキンニクン』」
伊達「だからpixiv百科事典かって。アルダンは」
富澤「………………」
伊達「なんで何も出ねぇんだよ」
富澤「ちょっとまだ引けてなくて…」
伊達「なんの話だよ」

伊達「お前と話してるとキリねぇわ。もう一人で行くからよ、場所だけ教えてくれよ」
富澤「かしこまりました。えっとですね、まずこの廊下をまっすぐ進んで、二つ目の階段を登ってください」
伊達「おう。それから？」
富澤「すぐ右手にお手洗いがありますので、そちらで一休みしてください」
伊達「余計なお世話だよ。最短ルートだけで教えてくれよ」
富澤「失礼しました。ではそのお手洗いを通り過ぎてエレベーターで5階まで登ってください」
伊達「それ最初からエレベーターで5階まで行けばいいんじゃねえの？」
富澤「ﾊｯ!これだからトーシロは。でですね、その後左に」
伊達「おい今なんつった」
富澤「あ、いまからどうしようか…と」
伊達「嘘つけ！お前トーシロとか言ってただろ」
富澤「そんなことありません！三女神様に誓います！」
伊達「もし俺が録音してたらどうすんだよ、お？」
富澤「……シリウスシンボリさんの取り巻きに誓います」
伊達「誓うな誓うなそんな連中に。どうともならねぇよ」

伊達「もういいからさっさと教えてくれよ頼むから。あの婆さま怒らせたくねぇんだよ」
富澤「ではエレベーターで5階まであがりましたら、そのまま左に進みます」
伊達「それで？」
富澤「しばらくの間まっすぐ進むとライアン様の胸像があります」
伊達「そりゃすげえな！その胸像を目印に行けばいいんだな」
富澤「その胸像の右耳を上に引っ張ってください」
伊達「何でだよ。担当でもないのにそんなこと出来るかよ」
富澤「これだからト」
伊達「いいからさっさと先言えよ」
富澤「そうすると床の穴が開いて地下闘技場への最短ルートになります」
伊達「だから行かねえって地下闘技場！」

伊達「お前あれだな。さっきからずっとふざけてるよな」
富澤「いえそんな事は」
伊達「さっきから態度おかしいしよ。俺どころかマックイーンとかライアンまでバカにしてるし」
伊達「あっ、分かったぞ！お前実は使用人じゃないだろ！強盗しようとして俺に見つかって使用人のフリしてんじゃねえのか？」
富澤「……………っ」
伊達「…あん？」
アルダン「あら、トレーナー様。なかなかいらっしゃらないので心配し……えっ？」
富澤2「どうされましたアルダンお嬢様…なっ！？」
伊達「と、富澤さんが二人！？」
富澤2「危険ですアルダン様！あんなところに金髪眼鏡のチンピラ風情が！」
伊達「なんで俺の方なんだよ」

伊達「どう考えても今は俺じゃねえだろ。お前と同じ顔が二人いんだぞ」
富澤2「でも世の中には同じ顔の人間が48人いるって言いますし…」
伊達「そんなにいねぇわ。3人だ3人。だいたいそんなにいたらよ、同じ顔だけでAKB結成できるわ」
富澤2「ちょっと何言ってるか分かんないです」
伊達「なんで分かんねぇんだよ。どっちの使用人も失礼極まりねぇな」
アルダン「富澤様は双子のご兄弟がいらしたのですか？」
富澤2「私は一人っ子…いえ、lonelinessですかね」( ・´ｰ・｀)
伊達「かっこよくねぇよ。その顔やめろ。ってかだったらコイツマジで誰なんだよ」
富澤？「……ふふ、さすがに騙しきれないわね」
伊達「女！？」

富澤？「ぉほん！何を隠そう、このあたしこそ！」
富澤？「数多のウマ娘を(たぶん)導く救世主！奇跡の腕を持つ(自称)伝説的笹針師！」
安心沢「その名も、『安心沢刺々美』よっ！！！ワォ、あんし〜ん☆」
伊達「……………」
アルダン「……………」
富澤(本物)「………………」

アルダン「ちょっと何言ってるか分かんないです」
伊達「お前が言うのかよ、もういいぜ」

※お目汚し失礼しました

これ下書きなしのリアルタイム執筆？？
凄いわ、このサンドウィッチマンハッタンカフェ

サンドウィッチマンは大体脳内再生できるのがズルいわ…

面白かったぞ！

乙です。脳内再生余裕だったw

野生のサンドウィッチマン大好き

イッチもしかしてこのスレの人？
https://umabbs.com/patio.cgi?read=1649&ukey=0

ありがとうごぞいます。
>>10
1,2は同時に、以降はリアルタイム執筆していました。ただ今見たら一個だけ抜け落ちたスレッドがありますね…。
偽富澤がメジロ家の地下でトレーナー対抗大相撲大会がされていることを話すくだりがあって、それが抜け落ちたせいで「地下闘技場」というワードが唐突に登場しています…。
>>14
このスレの存在を今知りました…。