京都レース場・天皇賞・春。この憧れの舞台に彼女は今はじめて立とうとしていた。
「調子はいかがですか?」ｶﾞﾁｬ 　クルクルクルクル...
「今日のマヤはね テンションしてるよ!」
「たいへんじゃー！」
「トレーナーちゃん！？」
「電車が止まって他の出走者がライブに間に合わねえじゃ―!」
「なんだって！？」
「残念だが今日のレースは中止じゃー・・・あーあー」
「ま、ま、待ってくれ！」（殴られるトレーナーちゃん）
「そう簡単に諦められないよ！」
「出走者が来るまでマヤの高速ダンスソロでお客さんを繋ぎ止める！」
「キャー」「キャー」
満員の京都レース場で始まる、マヤノたった一人の戦い。

（ダンスを踊るマヤノ）「うおおー！なんて速いダンスソロだああ！」
「普通のソロじゃお客さんは飽きちゃう！もっと早く！もっと早く！」
だがその限界を超えた高速ダンシングがマヤノの勝負服に異変をもたらした。
「もっと早く！もっと早く！」
プッツン！
「わー勝負服の紐が！ 切れちまった・・・マヤはもう、おしまいなの・・・」
「はっ！まだだ！紐のスペアがまだ5本も残っている！！」
「マヤはまだ、おわっちゃいないよ！！」
ダンシングフルパワー!ｷｰﾝｷｰﾝ
「全ての紐が切れるのが先か、マヤの脚が潰れるのが先か！」
ブチン！
バチン！
ビターン!

「地獄じゃ。やつは地獄を揺さぶっておる！ヘル（地獄）をシェイクするウマ娘、ヘルシェイクマヤノじゃあー！！！！」
ーーﾍｰﾙｼｪｲｸ！ﾍｰﾙｼｪｲｸ！ﾍｰﾙｼｪｲｸ！ﾍｰﾙｼｪｲｸ！

ドカーン！ドカーン！
ﾍｰﾙｼｪｲｸ！ﾍｰﾙｼｪｲｸ！ﾍｰﾙｼｪｲｸ！ーーー



ネイチャ「ねぇ聞いてる?」
テイオー「あ、ごめーん。ヘルシェイクマヤノのこと考えてた」

参考文献

https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E7%9F%A2%E9%87%8E

https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E7%9F%A2%E9%87%8E

勝負服の紐とは……？

マグマミキサーナリタ

もーまたヘルシェイクマヤノの事考えてる

ちなみにヘルシェイクは今年の南関2歳にいる
矢野にデビュー戦の騎乗以来してねとらぼの記事にもなったね