結構面白い視点なのよね…
個人的には惑星運動のイメージがあったのよね
ある魂達（集合体として1個のウ、互いに引き合う力が常に働いている）が互いに引き合いながらあるコースを進んでいて、その行く先を運命と呼んでいるのよね…
ウマ娘の世界でトレーナーさんとの出会いから大きな外力が生まれると引き剥がされてまた別々の方向へ進むのよね…

確かに多くのウマ娘は我々の世界の史実馬の運命通りに進もうとするパターンが多いよね
特にアニメに関してはほぼすべてを通してその様になってるし
ただ、その史実の物語の運命を生きるウマ娘がそれを覆そうと動くのであればその運命は変えられるといった感じ
例えばアニメ1期とアプリメインストーリーではスズカと、スペちゃんの同じ物語をやったわけなんだけど特にスズカはアニメ1期とメインストーリーで物語が変わったりしたし
タキオンに関しては面白いことに自分自身は一旦その史実通りの道を歩むけどその後はどれもその先にたどり着くんだよね
例えばカフェシナリオでも復帰を宣言してカフェとぶつかったり、新時代の扉では自分の本能とポッケに心動かされた結果復帰したり（ネタバレごめんね）
ひいてはメインストーリーのスズカの話でもスズカが運命を覆すキーマンになってたりもする
だからタキオンに限らずなんだけどウマ娘とはなんなのか、そしてその運命に対して強い思い（こだわり？）がある者はそれを超越できる可能性があるんじゃないかなと思ってます
長文失礼

私は難しいことは分からんのでとりあえず分かってることをまとめてみるよ
・原則としてウマ娘はこちらの史実馬と同じレースに出て、同じ成績になる(アニメ、映画ではこの傾向が特に強い)
・ウマソウルによるものか運命によるものかは知らないが、容姿、性格などにも史実馬の要素が反映される
・サイレンススズカ、アストンマーチャンなどを見るに、結末すら運命に影響される
・ただし、何らかの強い外力や乱数が介入した場合、本来負けたレースで勝利したり、退場を回避したりと程度の差はあれど「運命」から脱線することがある
これで合ってるかな？

上記を見るに、「運命」は外れられないレールではなく、シナリオに引き寄せる重力みたいなものに見える。なので何らかの原因でその重力に逆らえる力が介入した場合、「運命」から外れる…みたいな。

ハルウララの存在はかなり特殊な事例だな
本来なら地方の高知トレセン学園に所属していたはずのハルウララが中央にいる時点で史実とは大きく違っている（フリオーソも似たような境遇かもしれないけど、彼女は船橋から来た『特別留学生』と公式で明記されていて所属はあくまで船橋）
アニメ１期だと中央に所属しながら高知レース場へ遠征していたけど、ゲームだと高知のレースにはかすりもしないし

ウララのクラシック有馬勝利時に「誰かが私の体を乗っ取って走っていた（意訳）」と言って、勝ったのに全く嬉しくないと嘆いていたけど
ここってメタ要素抜きにするとウマ娘の運命にイレギュラーな介入があったことをハッキリ示している珍しいシーンなのかもしれない