最近のトレセン学園。

生身でカレンチャンの誘惑に立ち向かうことができる「絶対カワイイ防御」の使い手として名を馳せた「カレトレ」こと彼濤羅（カレ・タオロー）は、組織の伯楽（トレーナー）であった。しかし1週間前、彼はマカオでの仕事中に高所から足を滑らせ、死線を彷徨う。漸く一命を取り留めてトレセン学園に戻ったカレトレは、最愛の妹であるカレンチャンがカレトレが入院中に毎日お見舞いに来て、ひどく心配していたことを知る。

カレトレは自分のうかつな行動で、心配させてしまった人たちへの感謝を始めるとともに、カレトレを見た瞬間に泣きながら抱き着いてきたカレンチャンと、日に日にアピールが強まっていくカレンチャンの誘惑を相手に、孤独な戦いを始めるのだった。