『見えない樽』
・あるトレーナーがベッドで眠っていると隣の部屋からメキメキと重いものが床が沈ませているような音が聞こえてきた。
不審に思ったそのトレーナーは隣の部屋を尋ねてみることにした。
出迎えたのは妙齢の女性トレーナー。部屋の中には大量の酒瓶が転がっているくらいで音の心当たりになるものは見つからなかった。
しかし決まって毎晩大きな樽のような重量物が部屋中を転がっているような音がする……
いよいよ怖くなったトレーナーが件の隣人トレーナーが担当しているカワイイウマ娘に相談してみたところ、それ以来謎の異音はピッタリと止んだのだという……

『あすとんまーちゃんをよろしくおねがいします』
寮のとある部屋を人間が覗き込むと対象は激しく動揺し、「まーちゃんが居た」と報告します。
対象者へ「まーちゃん」とは何かというインタビューによると、全く同じ特徴を持つウマ娘の話をしました。URAが調査したところ、そのようなウマ娘は中央トレセン学園に存在していません。
まーちゃんはこのような見た目でした。
研究によるとまーちゃんを見た対象者は常に暗闇にまーちゃんがおり、監視されているような錯覚を覚えまーちゃんはいます。いますまた、影響を受けた対象はまーちゃんがいることを周りに伝えようとし、これを理解した場合、対象と被ります。
曝露した対象自体に異常性があるのではなく、この"まーちゃん"はそこに居ます観念その物にミーム的効果があると推測されています（担当者は文書「[編集済]」を参照してください）。います。この観念伝達の為の行動は極めて自然な物を装う為、曝露最初期の動揺を抜けた後では、対象が曝露して影響下にあるかどうか判断する事は困難です。まーちゃんでした
よろしくおねがいします