「クックックッ。これは興味深いねぇ……ウマ娘が特定の行動を起こした時にデジタル君が爆発しながら倒れてしまうことがある。その爆発は演出の類だと思っていたが、温度を計測した結果本当に爆発しているようだねぇ。何故このような現象が起こるのか不思議でならない。だから少し検証してみたねぇ。」

「次にそれが物品の損壊を起こすことができるのか試してみた。コップ程度なら割れるようだねぇ。もちろん、デジタル君に怪我をさせないように細心の注意を払ったねぇ。デジタル君も見目麗しいウマ娘なのだから……今だッ！」

(推しから褒められて爆発するデジタルの近くに瓦を近付ける)

「うん、やはりそうだ。この熱量であればこれくらいなら割れると思っていたよ。いやあ、実験は上々だねぇ！ハッハッハッ！」
「まあ、デジタル君には悪いことをしたね。デジタル君が喜びそうなものと言えば……」

(後日、アグネスデジタルの机の上にはアグネスタキオンを筆頭とした様々なウマ娘の日常とレース、カメラに向かってポーズを取るシーンがまとめられた冊子が置かれていた。)

「ほわああああああああああああああああああああああああああああああ！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？！？」
(1枚だけでも眼福なのにこんなにサービス盛り盛りのおかわり自由みたいな本が現実に存在するなんて幸せしゅぎりゅううう！！！！墓まで持っていきゅ…しゅき……)

「ハッハッハッハッハッ！今度は連鎖爆発かい！？まったく、君はどれだけ私を楽しませれば気が済むんだ！まだまだ研究のしがいがありそうだねえ！」