やっぱりタイキトレとクラトレのガンマン勝負は見物でしたね

それはそうと今回は比較的怪物が少ないから勝敗の行方が予測できないね・・・！

決勝はジョートレVSトレぴ

決勝

「最初から全力で行かせてもらう」
「良いですね。私もそういう姿勢は好きです」
試合開始直後、二人は同時に渾身の一撃を繰り出す。
「はっ」
「リヴァイアサン！」
巨大な太陽を、怪物が受け止める。
掴んでいるのだ。
力は拮抗していた。
大きな衝撃を横目に、ジョートレとトレぴはそれぞれ走り出していた。
トレぴは掘削機を片手で思い切り振り抜く。
「フレミング！」
電気の弾を乱射し、必要以上に近付かせない。
トレぴは掘削機でガードしながら回り込む。
太陽は一つしか出せないので使えない。
「･･･バイブス、上げます」
トレぴが取り出したのは、小さなスピーカー。
スピーカーから大音量の音楽が流れ出す。
「ぐっ！？」
あまりの爆音にジョートレは耳を塞ぐ。
つまり、両手を使ってしまっているのだ。
トレぴは爆音を一切気にせず突き進む。
掘削機を振り抜く。
「くああっ！神の見えざる手！」
透明な手で掘削機を受け止める。
しかし、パワーが足りず、衝撃を緩和するだけにとどまった。
「があっ！？」
吹き飛ばされ転がるジョートレだったが、決して耳から手を離さない。
「まだ終わりません」
トレぴはスピーカーと掘削機を合体させる。

スピーカーの大音量が掘削機を通じて地面、そしてジョートレの身体に伝わる。
「があああああっ！？」
振動によって身体の内側から破壊されていく。
倒れたジョートレだったが、意識は決して失わない。
「かはっ、ビルトインスタビライザー」
「ごふ」
トレぴは今の一瞬の内にダメージを受けていた。
ジョートレとトレぴの受けたダメージを均一化した事により、ジョートレは回復し、トレぴは傷を負ったのだ。
「流石にタダではやられてくれませんね」
トレぴは掘削機を地面から引き抜いてジョートレに接近していく。
「はぁ、はぁ、フォッサマグナ！」
巨大な溝を作り出す。
「神の見えざる手！」
溝に引きずり込むための、不可視の腕。
「見えなくても、あると分かるだけで十分です」
透明の腕に触れられた瞬間に、掴み返す。
逆に透明な腕を引っ張り、ジョートレを引きずる。
「ぶっ！？」
自分で作った溝に落ちそうになるが、間一髪手を引っかける。
「うっ、くっ！」
「終わりです」
ジョートレはよじ登ろうとするが、トレぴが掘削機で手を潰そうと振り下ろす。
耐えようとしたジョートレだったが、一つの考えがよぎる。
「ネイルっ！」
ネイルを守るために自ら手を離し、見えない底へ落ちていった。

相手の攻撃を利用したトレぴの勝ち

第四回トレーナー最強決定戦
優勝
ダイタクヘリオスのトレーナー

優勝賞品
U.A.Fペア観戦チケット
ディス地球一年分
給与4%アップ

全参加者はマーベラスパワーで蘇生

明日は能力の紹介をする予定です

ジョートレ、あんたって奴は・・・
あんたの勝ちでいいよ・・・

能力紹介

ベルトレ
自身の身体から様々なアロマの香りを発する。
カモミールは相手の闘争心を低下させ、スイートマージョラムは眠気を誘う。
アロマの香りを複数同時に発する事は出来ないが、一度嗅ぐとしばらく効果は続く。

ロブトレ
本に書いた物を本から出す事が出来る。
詳細に記述すれば効果は追加されるが、時間がかかるので発動は難しい。

ギムトレ
二つの物の性質を混ぜる事が出来る。
自分の身体以外は、混ぜるために触れる必要がある。
混ざった能力はオリジナルより純度が低くなってしまうため、弱くなってしまう。

マヤトレ
軍隊式の格闘術を使う。
打撃や関節技など、格闘なら大抵の事が出来る。

ジョートレ
自身の体力と引き換えに教科書に出てくる用語を具現化出来る。
能力を発動する時には、必ず用語を声に出さなければならない。
プレパラートは透明な板ガラスを出現させ盾にする。
ヒストグラムは地面から複数の柱を伸ばし、足場を作る。
フレミングはそれぞれ垂直に伸ばした六本の指の先から電気の弾丸を連続発射するが、正面を狙いづらい。
アポストロフィは手榴弾のように時間差で爆発する黒い点を生み出す。
リヴァイアサンは巨大な怪物を出現させるが、自分でもコントロール出来ない。
ホメオスタシスは自分の生理機能を一定に保とうとし、延命する事が出来る。
刀狩は相手が持つ刃物を手から弾き、落とさせる。
フォッサマグナは底が見えない巨大な溝を作り出す。
神の見えざる手は伸縮自在の透明な二本の腕を身体から生やす。
ビルトインスタビライザーは自身と相手の負っているダメージが同程度になるように再分配する。

ヴィブトレ
全身に宝石や金のアクセサリーをまとっている。
アクセサリーは鎧の役目を果たし、身を守る。
アクセサリーを発射し、自由に操作する事で攻撃も出来る。
発射した分防御力は下がる事になる。

マルトレ
瞬間移動する事が出来る。
瞬間移動出来るのは、前回瞬間移動してから現在までに通った地点のみ。
使用自体に負荷は無い。
羽が付いた扇子には刃が仕込まれている。

コパトレ
地面の龍脈からエネルギーを吸収する。
吸収したエネルギーを変換し、様々な攻撃を繰り出せる。
攻撃の種類は放つ方角によって変化する。
また、変換せず直接エネルギーを放つ龍光派も使える。
全てのエネルギーを消費する上に軌道は単調だが、威力は高い。

スズトレ
腕を挙げて円にする事で環境を変えられる。
積もった雪の上を高速で走り、舞い上がった雪を目くらましにする。
芝の上で走ると、より高速で走る事が出来る。

トレぴ
あらゆる物を燃やし尽くす太陽を生み出す。
太陽は同時に一つしか生み出せなが、自在に大きさを変えられる。
大きくなればなるほど温度が上がる。
操作する事は出来るが、スピードは遅い。
掘削機は重いが、楽々と扱う。
超大音量の音楽を流すスピーカーは、自分には悪影響を及ぼさない。
掘削機とスピーカーを合体させる事で音の振動を地面から相手の身体に伝わせる事も出来る。

アイトレ
巨大な包装紙を使って物を瞬時にラッピング出来る。
ラッピングされた物は攻撃性を失う。
自身の身体をラッピングした場合のみ、身体能力が強化される。

エーストレ
自身を巨大化させる事が出来る。
身体だけでなく、衣服などの装備も共に巨大化出来る。
巨大化した濡れたタオルは攻撃力が非常に高い。

イクノトレ
様々なボールを使った攻撃をする。
持っている漫画によって攻撃が変化する。
激烈☆熱血ストライカーは燃えるサッカーボールをいくつも生み出す。
恋の音速ウイニングショットは空中に生み出したゴルフボールを音速で発射する。

タイキトレ
リボルバーを使って戦う。
射撃の正確性が高い。
六発撃つごとに銃弾を装填する必要がある。
放つ銃弾の初速は音速を超える。
撃った後に弾丸の軌道を曲げる事が出来るが、威力は落ちてしまう。

トレ公
弁当を食べると力が百倍になる。
食べやすいようにおにぎりを弁当としている。
元の身体能力がかなり低いため、強化後でもそこまで強くならない。
防御力や素早さは強化されない。

クラトレ
銃型のコントローラーを二丁で持つ。
自身の命を削る事で、銃弾を一定期間強化する事も出来る。
強化された銃弾の速度は音速の三倍を超える。

第四回大会

一回戦
>>28ベルトレVSロブトレ
>>30ギムトレVSマヤトレ
>>32ジョートレVSヴィブトレ
>>35マルトレVSコパトレ
>>37スズトレVSトレぴ
>>39アイトレVSエーストレ
>>41イクノトレVSタイキトレ
>>43トレ公VSクラトレ

二回戦
>>50ロブトレVSギムトレ
>>52・>>53ジョートレVSマルトレ
>>56トレぴVSエーストレ
>>58タイキトレVSクラトレ

準決勝
>>62ギムトレVSジョートレ
>>65トレぴVSクラトレ

決勝
>>72・>>73ジョートレVSトレぴ

今回もタッグマッチを行います
参加可能なトレーナーは、これまでに登場したトレーナーのみ
ただし、前回のタッグマッチに参加したトレーナーは参加不可となります
また、今回の個人戦優勝者であるトレぴは必ず参加します
参加受付は後ほど開始します

第4回は強い奴と弱いやつの格差がはっきりしてたなぁ・・・
とはいえ比較的普通のトレ公と行動時に確率でミスが発生するケッキングみたいなアイトレの性能が不遇すぎる・・・

第二回トレーナー最強タッグ決定戦

どのトレーナーのタッグが一番強いのか！

・参加者は16組32人
・トーナメント形式、対戦組み合わせ、タッグチームの組み合わせはランダム
・これまで登場したトレーナーのみ
・前回のタッグマッチに参加したトレーナーは参加不可
・トレーナーの名前を書く事で受付完了
・同時に二人以上の名前を出しても良いが、その場合でもタッグを組むとは限らない

参加可能なトレーナー

モルモット・エルトレ
マートレ・キングトレ
ボノトレ・タルマエトレ
ライアントレ・スペトレ
お兄ちゃん・カワプリトレ
たわけ・ルビトレ
トプロトレ・フクトレ
ナリブトレ・ラモトレ
ベルトレ・ロブトレ
ギムトレ・マヤトレ
ジョートレ・ヴィブトレ
マルトレ・コパトレ
スズトレ・トレぴ
アイトレ・エーストレ
イクノトレ・タイキトレ
トレ公・クラトレ

訂正

参加可能なトレーナーが32人しかいなかったので、参加可能な条件を変更します

・前回のタッグマッチに参加したトレーナーは参加不可
↓
・前回のタッグマッチで優勝したお姉さまとテイオートレは参加不可

とします
よって
ブライトトレ・タボトレ
シリトレ・ハヤトレ
樫本理子・ダスカトレ
ダンナ・ダイヤトレ
ニシトレ・ユニトレ
フラトレ・ナカヤマトレ
マクトレ・お姉ちゃん
デジトレ・ゼファトレ
チケトレ・オグトレ
マスター・ネイトレ
スイトレ・ファン一号
カフェトレ・ゴルシトレ
ヒシミトレ・シービートレ
シチトレ・タイトレ
ウラトレ・桐生院葵
も参加可能となります

クラトレ！ラモトレ♀！いってこい！！
もういっちょ暴れてこい！愛バのために！
勝利を掴み取れ！！

じゃあデジトレとファン一号に一票

第一回の準優勝者モルモット
今回の準優勝者ジョートレ

現在6人が受付完了

残り26人

能力覚醒してほしいのはマヤトレかな
ブライトトレも能力アプデに期待で

桐生院と理子ちゃん

現在10人が受付完了

残り22人

手数が多い能力が好きだから
ダンナとネイトレで

念能力の性格分析をやらせたら割と能力の傾向と合致しそう

コパトレ、フクトレももっと頑張れるはず
ラッキーガールのトレーナー魂を見せてくれ

トレぴも含め、現在15人が受付完了

残り17人

参加者がなかなか集まらないので明日の19:00頃に受付を締め切ります
人数が定員まで達していなければ残りの参加者はランダムに決定します

ではギムトレとマートレ

97世代トレの残り(ベルトレ、タイキトレ、スズトレ)
全投入でいったれ！
あとタルトレとミラ子トレは個人的に見たい！

22人受付完了
残り10人の参加者はランダムに決定

組み合わせ決定
試合は明日から

トーナメント表

https://the-tournament.net/tournaments/mVq5WZu5NN0lHloDZSph

トーナメント表(修正版)

https://the-tournament.net/tournaments/dOd4dvMEbDyQoVNWB3Ad

一回戦はマヤトレ&フラトレVSお兄ちゃん&ネイトレ

訂正
一回戦第一試合はマヤトレ&フラトレVSお兄ちゃん&ネイトレ

イケメンコンビ頑張れ！

一回戦第一試合

「さぁ、ボク達のコンビネーションを」
「見せてあげようじゃないか」
マヤトレとフラトレは華やかなオーラを放っている。
「俺達だって」
「ええ」
対するネイトレとお兄ちゃんの雰囲気は地味だ。
試合開始。
ネイトレは折り紙で鶴を折る。
「折り紙『鶴』！」
四羽の折り鶴がフラトレとマヤトレに向かって飛んでいく。
「はっ！」
フラトレは細長い剣で折り鶴を素早く突く。
突かれた鶴は小さな爆発を起こした。
「ぐっ！？」
剣の間合いの分、爆発の衝撃は少ない。
「伝説の生地」
帯のような長い布が折り鶴を放った直後で隙のあるネイトレを守る。
「キラキラを見せてあげるよ」
マヤトレは配信用の照明を生み出す。
照明の光はどんどん強まっていき、お兄ちゃんとネイトレの目を焼く。
「がっ！？」
お兄ちゃんは布で自分とネイトレの目を守る。
ネイトレは前が見えない状態で折り紙を折り続ける。

「折り紙『小人』！」
小さな折り紙の人間がうじゃうじゃと襲いかかる。
彼らには強い光も効かない。
「奇跡の染料を染み込ませてあります。触れれば燃え尽きるまで焼かれる事になるでしょう」
「これはグミでは防げないか」
物理攻撃に強いフラトレのグミ化だが、熱には弱い。
「ならば、防御以外に使う！」
フラトレは全身をグミに変化させ、四つん這いになった。
意図を即座に理解したマヤトレは、フラトレを踏みつける。
グミの弾力でジャンプ台となり、マヤトレは相手二人の元へ飛んでいく。
フラトレは小人の軍隊に焼かれてしまうが、マヤトレは振り返らない。
ネイトレとお兄ちゃんにはまだ強い光の影響が残っており、目を開ける事が出来ないので状況を把握出来ていない。
「うわっ！？」
「名無！」
近接格闘でマヤトレに勝てるはずも無く、お兄ちゃんとネイトレは一瞬で全身の骨を砕かれた。

犠牲を厭わず、パートナーを信じたマヤトレ&フラトレの勝ち

一回戦第二試合はシチトレ&ジョートレVS桐生院葵&シリトレ

一回戦第二試合

「相手はかなりの強豪だな！」
「油断は出来ない」
シチトレがジョートレの前に出た。
「終わったらシリウスにご褒美を貰うんだ！」
「なるほど、担当との関係にも色々な形があるんですね」
試合開始すぐ、シチトレは反復横跳びで分身を作り出す。
分身達は次々と殴りかかるが、シリトレの爪で切り裂かれる。
「がるるるるる！」
低い姿勢のままシリトレが突進する。
「デルタ」
地面に三角の模様が描き出される。
シリトレは警戒し、そのエリアの外に出た。
その直後、三角の内側が爆ぜた。
爆風はエリア外には影響を及ぼさない。
「あの範囲内に入るのは良くないみたいですね」
桐生院はシチトレの分身を千切りながら言った。
桐生院はシチトレを気にせずジョートレの元へ走る。
「ダメだ！俺の分身じゃ止められないっ！」
ジョートレは迎撃準備に入る。
「フレミング！デルタ！デルタ！デルタ！」
光の弾が乱射され、地面には次々と三角の模様が描かれる。
桐生院は素早く避けながら突き進む。
シリトレはそのすぐ後ろからついて行き、安全に相手に接近する。
「少しでも時間を稼ぐ！」
シチトレは超スピードで桐生院の首にラリアットを繰り出す。
「ぐらう！」
シリトレの爪でシチトレの腕が断ち切られ、ラリアットは直撃する前に失敗に終わった。
「ありがとうございます！」
「リヴァ」
桐生院の蹴りがジョートレを吹き飛ばす。
言葉を発する前に倒すのが最適解だ。
腕を断たれ、悶絶するシチトレを桐生院とシリトレが見下ろす。
「ひ、あ」

圧倒的な攻撃力で相手の本領を発揮させなかった桐生院葵&シリトレの勝ち

一回戦第三試合はヒシミトレ&樫本理子VSモルモット&ライアントレ

一回戦第三試合

「ドーピングはちょっと･･･」
「俺だって他のヤツにやるつもりは無いね」
モルモットは薬を自分以外に飲ませる気は無いようだ。
「守りますよ」
「頼りにしています」
ヒシミトレは缶を鳴らしながら得意げに言った。
試合開始。
モルモットは試験管を取り出した。
試験管を地面に投げつけて割ると、中から小さな野菜が出てきた。
「行けっ！キーくん！」
「キィ！」
キーくんと呼ばれた、手足の生えた野菜はみるみるうちに巨大化していく。
「あれに私の能力は通じなさそうですね」
「耳はあるのか？」
ヒシミトレは缶を鳴らし、その音の振動で攻撃するのが主である。
耳が無い相手には効果が減少してしまうだろう。
「踏み潰せ！」
「に、逃げろぉぉぉっ！？」
ヒシミトレは樫本を抱えて逃げる。
「逃がさない！」
ライアントレはバーベルの重りをフリスビーのように投げて追撃する。
「プール！」
ヒシミトレによって生み出された大量の水が押し寄せる。
ヒシミトレと樫本は流される事で距離を取る。
ライアントレとモルモットはキーくんの脚にしがみつく。
「おらっ！」
ヒシミトレはロープにつないだ缶を投擲し、キーくんの腕に巻き付ける。
樫本を抱え、一気に引っ張って飛ぶように相手に接近する。
「あなたの薬は危険です！」
樫本はモルモットの目を見て言った。
「科学にリスクはつきものだ！」
モルモットは答えてしまった。
樫本の能力発動条件を満たし、モルモットは操られてしまう。
「なっ」
自分の意思を失ったモルモットは今までの何十倍もの強さで光った。
ヒシミトレと樫本、そしてライアントレはその光量により気絶した。

操られた事で逆にリミッターが外れたモルモット&ライアントレの勝ち

続きは明日

やっとフラトレのグミ変化役に立った気がするな…
良かったな……ほんと…今までグミ状態で
切り刻まれてしまったりと
散々な目にあってたからな……すげぇよ…

一回戦第四試合はファン一号&スイトレVSフクトレ&デジトレ

一回戦第四試合

「L・O・V・E！ファ・ル・子〜！」
「またコイツとか･･･」
ファン一号はペンライト、スイトレは杖を持っている。
「俺だって！応援するのは得意だ！」
「いたぶってやるぜ」
試合開始、フクトレは両手を硬質化する。
デジトレもフクトレの同志となり、同じく両手を硬質化させる。
「来るぞ！」
「俺が出る！」
ファン一号は七色に光るペンライトを伸ばし、両手に持つ。
二刀流のペンライトで、鋼鉄の手を受け止める。
「ぐっ」
手が四つに対し、ペンライトは二本。
流石に力負けしてジリジリと後ろに下がってしまう。
しかし、そうして稼いだ時間は無駄では無い。
「上位雷魔法『轟雷』！」
複雑な杖の動きから繰り出されたのは、雷。
フクトレとデジトレを全方位から雷が襲う。
「「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！？」」
雷が直撃し、その場に倒れる二人。
「やったか！」
「そういうフラグみたいなのやめろって･･･ほら」
フクトレがフラフラと立ち上がる。
「加護のおかげだ･･･」
フクトレが持っていたお守りが一つ焼け焦げていた。
代わりに、ダメージは軽減されている。
「炎魔法『火炎弾』」
スイトレは冷静に炎の弾を放つ。
フクトレは鋼鉄の右手で振り払った。

「行くぞ！」
「･･･ごほ、あ、ああ」
デジトレに加護は無かったが、何とか動けるようだ。
デジトレはペンライトを取り出す。
ファン一号のものと異なり、ただのペンライトだ。
ただし、スイトレの同志となれば杖となる。
「上位炎魔法『原始の爆炎』！」
「上位水魔法『大海の抱擁』！」
強力な二つの魔法がぶつかり合い、相殺される。
「だあああああっ！」
その間にフクトレとファン一号が距離を詰める。
「おらあっ！」
フクトレは鋼鉄の左手を振り下ろす。
対するファン一号は、ペンライトではなく。
「応援うちわ！」
うちわを出現させ、防御に使う。
その隙に、ペンライトを振り回す回転斬り。
「が」
フクトレのお守りはダメージを軽減するだけで、無効化はしない。
一度に大きなダメージを受ければひとたまりも無い。
フクトレは上下に両断されてしまった。
「こっちは倒したぞ！」
残るはデジトレ一人。
圧倒的な不利。
「でかした！融合魔法」
「わわっ！？降参！降参する！」
しかし、スイトレの杖の動きの方が速かった。
「『炎獄』！」
炎と風の魔法を融合させて作り出した炎の渦がデジトレを飲み込んだ。

コンビネーションで大技を上手く決めたファン一号&スイトレの勝ち

一回戦第五試合はゼファトレ&タイトレVSナカヤマトレ&クラトレ

一回戦第五試合

「うおおおおおっ！熱風を巻き起こしてやるぞー！」
「そういうんじゃないんだけど･･･」
「楽しいギャンブルの始まりだ！」
「確か香港からマカオは近かったはず。今度カジノに行ってみるか」
試合開始直後、ナカヤマトレが動く。
「ルーレット！」
ナカヤマトレは巨大なルーレットを出現させる。
四人はそのルーレットを囲む形になった。
「ポケットは赤と黒がそれぞれ19個ずつ、計38個。俺達が赤で、そっちが黒。ボールが赤に入れば俺達の勝ち。黒ならそっちの勝ちだ」
ナカヤマトレはルールを説明する。
「ルーレットが出た時点で勝負の拒否権は無い。直接相手を攻撃するのも禁止。ルーレットが全てだ」
「なるほど。早速相手のペースに巻き込まれてしまったな」
「楽しそうだ！」
「じゃあ、始めるぞ！」
ボールが出現し、ルーレットが回転を始める。
「そろそろ止まるな」
「よし！黒に落ちそうだ！」
しかし、クラトレはそれを許さない。
銃型のコントローラーから弾丸を発射し、ボールを撃って軌道を変化させる。
「何ぃぃぃぃっ！？」
「そうか、直接攻撃が出来ないだけで、攻撃自体は可能！つまりこれは、ボールを無理矢理にでも自分達の色のポケットに入れる戦い！」
ゼファトレは状況を理解した。
「それなら、しりとり！り、りんご！」
りんごが落下し、黒のポケットを一つ塞いだ。
「はっ！」
ゼファトレは風を操り、ボールの軌道を変える。
「させないっ！」
クラトレも射撃でボールを弾く。
「このままじゃ埒が明かないな」
ゼファトレは打開策を練る。
「ごま油！」
ルーレット内に油が撒かれた。
ボールが滑りやすくなり、回り方が変化する。

「表が出れば黒を一つ赤に変える！」
ナカヤマトレはコインをトスする。
結果は表。
黒いポケットの一つが赤く変化した。
「今度は三枚！全て表が出れば四つ赤に変える！」
「まずい、阻止しないと」
「任せろ！ライター！」
タイトレがしりとりの言葉をつなげる。
生み出したライターを手に取り、着火してルーレットに投げる。
「何を」
ボウ！
油に引火し、燃え盛る。
「これなら中の様子は見えない！」
「本当にタダのギャンブルにしたのか」
ボールやルーレットはいかなる攻撃でも破壊されない。
燃え盛る炎で誰もルーレットの中が見えず、干渉出来ない。
「どっちだ･･･？」
全員が息を飲む。
「ボールがポケットに落ちた瞬間、敗者は死ぬ」
「･･･そろそろか？」
「うわあああああっ！緊張してき」
タイトレとゼファトレは倒れた。

純粋な運で賭けに勝利したナカヤマトレ&クラトレの勝ち

一回戦第六試合はギムトレ&ハヤトレVSトレぴ&スズトレ

一回戦第六試合

「勝利の方程式はもう出来ている」
「破滅を導き出せ･･･ふふ」
「あなた達の破滅ですか？」
「えっと、僕も頑張ります」
試合開始、スズトレは頭の上で手を構える。
草原が地面に広がる。
スズトレは高速で草原を駆け、ハヤトレに急接近する。
ハヤトレはノートパソコンでスズトレのデータを閲覧していた。
「体重を500kgに」
「うぶっ！？」
スズトレは急激に重くなり、バランスを崩して転倒する。
ギムトレは地面に転がされたスズトレに触れる。
スズトレの能力と、ハヤトレの能力を混ぜた。
「伸びろ！」
地面の草のデータを変更し、急激に成長させた。
スズトレは背の高い草に覆われトレぴからは見えなくなる。
「これでは相手の動きが見えにくくなってしまう」
トレぴは自分の周りの草を掘削機で掘り返し、抜き去る。
「筋力を三十倍に」
ハヤトレはギムトレの筋力を強化した。
強化された筋力で、ギムトレは木の破片を投擲する。
トレぴは掘削機でガードするが、草で見えにくくなってしまっていたせいで防ぎ切れない。
「っ！」
トレぴは膝をつきながら小さな太陽を生み出す。
「仕方ありません。巻き込んでしまいますが」
スズトレは意識を取り戻した。
「いったた･･･」
振り返り見えたのは、太陽が大きくなっていき、伸び切った草に落ちていく様子。
「「「や、やばい！？」」」
太陽の炎が草を伝って一気に燃え広がる。
三人を飲み込むが、トレぴだけは周りの草を刈っていたので無事だった。

味方ごと大技で一網打尽にしたトレぴ&スズトレの勝ち

今日はここまで

一回戦第七試合はベルトレ&ブライトトレVSタイキトレ&ラモトレ

一回戦第七試合

「俺達の絆を見せてやろう！」
「はい」
ブライトトレとベルトレは関わりが深い。
「HaHaHa！お互い知り合いとの戦いになっちまったな！」
「でも手加減はしません！」
試合開始、ラモトレは手の中にリボルバーを生み出す。
タイキトレと合わせて、二丁の銃がベルトレを狙う。
「Bang！」
集中攻撃されるベルトレだが、ブライトトレはそれを許さない。
身体からカカオの枝を伸ばし、ベルトレの盾とする。
「守り切れるか？」
タイキトレとラモトレが次に放った銃弾が途中で曲がり、ブライトトレの枝を避けてベルトレに飛んでいく。
二方向からの曲がる狙撃。
「そのまま！」
ブライトトレはベルトレの全方位を枝で守る。
ベルトレは守られている時間を使い、準備を進めていた。
「今！」
ベルトレが合図を出すと、ブライトトレが枝による守りを解除した。
「フレグランスビーム！」
ベルトレは両手の間に溜めた香りのエネルギーを一気に放出する。
「コイツはまずいぜ！」
タイキトレとラモトレに避けるための時間は残されていない。
「はっ！」
ラモトレはブライトトレの能力を使い、カカオの枝を伸ばして壁にする。
「Oops！危なかったぜ」
安心するタイキトレだったが、遅れて異常に気付いた。
「･･･おい、どうした」
ラモトレは身体をカカオにしたまま眠っていた。
「まだ終わっ･･･て」
タイキトレもすぐに意識を失った。
香りは何かにぶつかると広がる。
密閉された空間でなければガード不可能なのだ。

大技を放つまでの時間を稼いだベルトレ&ブライトトレの勝ち

一回戦第八試合はマートレ&ダンナVSタルマエトレ&コパトレ

一回戦第八試合

「ｱｽﾄﾝﾏｰﾁｬﾝｦﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ」
「大井をよろしくお願いします」
「苫小牧をよろしくお願いします」
「風水をよろしくお願いします」
それぞれが背負う物のために覚悟を決める。
試合開始、まずはタルマエトレがよいとまけをかじった。
「苫小牧パワー五十倍っ！」
ハスカップ色のオーラがあふれ出す。
「それを吸収！」
コパトレはタルマエトレの背中からエネルギーを吸収した。
「苫小牧の龍脈から莫大なエネルギーを得た！これで燃料切れの心配は無い！」
対するマートレは着ぐるみの手足から炎を噴出する。
「ﾏｰﾁｬﾝｼﾞｪｯﾄ」
「それじゃあ祭りを始めるぜ！」
ダンナの掛け声と共に無数の屋台が出現する。
祭りの喧騒に紛れるように、ダンナの存在感が消える。
「まずは目に見える相手から！」
「ああ。まずは南！」
南は火の気を持つ。
南に向かって放つコパトレの攻撃は、火炎放射。
飛んでいるマートレを焼き尽くさんとする。
「ｷｶﾅｲ」
しかし着ぐるみは耐火性であるためノーダメージだ。
「ほっき貝！」
大量のほっき貝が放たれマートレに噛みつく。
「ｷｶﾅｲ」
鋼鉄よりも硬い着ぐるみに、貝殻では歯が立たない。
「やっぱり弱点を突くしか無いか」
「でも、弱点なんてあるのか？」
「詳しくは分からない！だが近付かれたくないみたいだ！」

マートレは接近されないように空中に留まっている。
「つまり、撃墜すれば良いんだな！」
コパトレが出した答えは、連続攻撃。
耐久の限界を超えたダメージを与えるつもりなのだ。
「北東は土の気、高い山を意味する！」
走って移動し、マートレを北東に見据える。
地面が盛り上がり、大きな山となる。
屋台は地面から剥がれ落ちていく。
タルマエトレは山を一瞬で登り、斜面を蹴ってマートレの方へ飛ぶ。
「食らえ！五十倍とまチョップ！」
空気を引き裂きながら手刀が着ぐるみの首に振り下ろされる。
「花火！」
マートレの背中にダンナがしがみついていた。
持っていたのは打ち上げ花火用の大きな筒。
これまで気付かれていなかったのは、祭りの喧騒のせい。
「あぶ」
至近距離から花火を浴びたタルマエトレは地に落ちた。
「やられた！」
コパトレは何とか戦況を覆そうと祭りの会場を駆け回る。
「ﾏｰﾁｬﾝﾚﾝｽﾞﾚｰｻﾞｰ」
着ぐるみの目から光線が放たれ、周囲を焼き尽くした。
「があっ！？」
爆風で転がるコパトレの前に、ダンナが現れる。
持っているのは鉄球のような重さを持つヨーヨー。
「あばよ」

相手の意表を突いたマートレ&ダンナの勝ち

一回戦

○マヤトレ&フラトレVSお兄ちゃん&ネイトレ
シチトレ&ジョートレVS桐生院葵&シリトレ○
ヒシミトレ&樫本理子VSモルモット&ライアントレ○
○ファン一号&スイトレVSフクトレ&デジトレ
ゼファトレ&タイトレVSナカヤマトレ&クラトレ○
ギムトレ&ハヤトレVSトレぴ&スズトレ○
○ベルトレ&ブライトトレVSタイキトレ&ラモトレ
○マートレ&ダンナVSタルマエトレ&コパトレ

トーナメント表

https://the-tournament.net/tournaments/OgLZoJu2xRdSOrjuKOuM

二回戦第一試合はマヤトレ&フラトレVS桐生院葵&シリトレ

二回戦第一試合

「ここが一番の山場かもしれないな」
「デンジャーゾーンって訳だな」
フラトレとマヤトレは強敵を前にしても気持ちで負けていない。
「がるるるる」
「油断せずに行きましょう」
試合開始。
四人は小細工無しで互いの距離を詰める。
マヤトレは桐生院と、フラトレはシリトレと激突する。
それぞれが一体一で戦うつもりなのだ。
「はっ！ふっ！たっ！」
マヤトレは桐生院の腕、脚、脇腹を連続で打撃する。
桐生院の方はガードしつつ相手の隙を窺う。
しかしマヤトレの攻撃に一切の隙は無い。
「がうっ！」
「はあああああっ！」
一方、シリトレとフラトレは爪と剣でぶつかり合っていた。
ガンッキンッ！
互いに一歩も退かない攻防を繰り広げる。
「どうにか状況を打開しないと」
桐生院はガードしながら考える。
近くではシリトレがフラトレと戦っているのが見える。
マヤトレは依然隙を見せず猛攻を続けている。
「均衡を崩すしかありません！リードを！」
「ばう！」

シリトレは後ろに跳んで脱出し、首輪のボタンを押した。
リードが射出され、桐生院がそれを掴む。
マヤトレの打撃を一発受けて右腕の骨が軋むが、続行する。
リードと繋がったシリトレをハンマー投げのように腕一本でぐるりと回す。
「はああぁっ！」
「くっ！？」
スピードが加わったため、フラトレの剣より威力が高くなった。
爪で剣を叩き折り、そのままフラトレを切り裂く。
そのまま遠心力を使ってマヤトレに向かって突進する。
「このっ！」
マヤトレはリードを掴んで妨害する。
しかし、桐生院はそれを読んでリードから手を離した。
遠心力でマヤトレは引っ張られ、体勢を崩す。
「なっ」
桐生院は大きく踏み込み、右の拳を振り抜く。
マヤトレは回避も防御も出来なかった。
拳がマヤトレの身体を貫いた。

打開策を見つけ出した桐生院葵&シリトレの勝ち

二回戦第二試合はモルモット&ライアントレVSファン一号&スイトレ

二回戦第二試合

「見るからにヤバそうだな･･･」
スイトレはため息をつく。
「科学の力を見せてやろう」
試合開始。
モルモットは試験管を6つ取り出し、投げた。
割れた試験管から出てきたのはキーくん。
ただし、それぞれ異なる特徴を持っている。
「炎キーくん！撃て！」
赤い野菜が口から炎の弾を発射する。
「炎魔法『火炎弾』！」
スイトレは火の玉をぶつけて打ち消す。
ファン一号はその隙にモルモットに接近する。
「捨威ッ！」
凄まじいパワーが込められたパンチを繰り出す。
「ふんっ！」
ライアントレが受け止めた。
「なんてパワーだ･･･」
ライアントレの腕はまだ衝撃の余波で痺れている。
「ドリルキーくん！岩石キーくん！」
モルモットの指示で二体のキーくんがファン一号に突撃する。
頭がドリルのように回転するキーくんを光り輝くペンライトで弾く。
岩石のように硬く重いキーくんが高くジャンプし、押し潰そうとする。
「上位風魔法『荒ぶる暴風』！」
強い風で岩石キーくんを吹き飛ばす。
「まだまだ！有毒キーくん！ガス噴射だ！」
紫色のキーくんがファン一号に向かって色のついたガスを噴き出した。
「上位光魔法『退魔の光』！」
神々しい光が悪いもの、つまり有毒ガスを消滅させた。
「闇魔法『黒礫』！」

黒い塊がいくつも飛んでいく。
今度の狙いはライアントレだ。
「もう少しかかる！」
「分かった！オリジナルキーくん！」
白いキーくんが巨大化し、ライアントレの盾となった。
「何か準備してるぞ！気をつけろ！」
ファン一号はドリルキーくんを撃破し、ライアントレの方へ向かう。
スイトレはそれを援護すべく、杖を構える。
「融合魔法『隕石』」
炎と土と闇の魔法を組み合わせ、巨大な隕石を作り出した。
「肉体強化五本！肉体再生二本！」
モルモットが試験管から薬品を飲むと身体が肥大化した。
キーくんと一緒に巨大な隕石を受け止める。
「今だ！」
手薄になったライアントレに向かうファン一号。
しかし、既にライアントレの準備は終わっていた。
「プロテインラッシュ！」
ライアントレに必要だったのは、プロテインを作って飲むまでの時間。
ライアントレの筋肉は大きくパンプアップしている。
その筋肉から繰り出される、超高速超高火力の連打。
「だらららららららららららららららららららららららららららっ！」
ファン一号はこれをまともに食らい、ひしゃげた粘土のようになってしまった。
「おっと」
スイトレは悟った。
二対一、相手は強化状態。
勝ち目は無い。
「･･･いやーキツい。降参で」

強化状態まで辿り着いたモルモット&ライアントレの勝ち

続きは明日
タッグマッチは書くのが大変なので更新ペースが落ちて申し訳ないです

二回戦第三試合はナカヤマトレ&クラトレVSトレぴ&スズトレ

二回戦第三試合

「今度の賭けも勝つぜ」
「ああ」
「僕ももっと貢献しないと！」
スズトレは気合いを入れる。
試合開始直後、スズトレは頭の上で手を構えた。
「雪景色よ！広がれ！」
雪が降り始め、あっという間に積もる。
「ダイス！」
ナカヤマトレはサイコロを一つ投げた。
「一が出たら相手二人の動きを十秒間止める！」
コインと異なり、特定の目が出る確率は六分の一。
その分、コインよりも強い効果が得られる。
出た目は三。
「ごはっ！？」
狙った目が出なかった場合には、より強い反動が来てしまう。
「今のうちですね」
トレぴは掘削機を持って走る。
「速いっ！？」
スズトレが降らせた雪の影響で、味方であるトレぴも強化されたのだ。
クラトレは銃型のコントローラーでトレぴを狙うが、雪で視界が悪い影響もあって、命中しない。
「ガンマンとしてのプライドが許さないっ！」
クラトレは無理にでもトレぴに銃弾を当てようとする。
「良いから逃げろ！二が出たら掘削機を破壊する！」
出た目は二。
「くっ」
掘削機がバラバラになる。
しかし進行が止まった訳ではない。
逃げ遅れたクラトレの頬を、スピードが乗った拳で打ち抜く。
「ぶっ！？」
吹き飛ぶクラトレ。
「表が出たら」
咄嗟にコインを取り出すナカヤマトレ。
「させないっ！」
スズトレがいつの間にか左から回り込んでおり、ナカヤマトレにタックルしてコイントスを阻止した。
その隙にトレぴは掘削機の部品の一つを拾う。
それをナカヤマトレに思い切り投げた。
「たっ！」

クラトレは高速で飛んでくる部品を狙撃し、弾き飛ばした。
「太陽に任せます」
「わっ、逃げないと」
トレぴは一気に勝負を決めるべく、巨大な太陽を生み出した。
周囲の雪が一瞬で溶けてしまう。
叩きつけるように太陽がゆっくり落ちていく。
「あっつ！？」
「早く始めるぞ！」
ナカヤマトレは十個のサイコロを同時に振る。
クラトレはコントローラーを握り、サイコロの方へ向く。
「最大のリターンのために、最大のリスクを！」
クラトレは自身の命を削り、自身のスピードを強化する。
迫り来る太陽の恐怖に負けず、サイコロに向かってコントローラーの先でサイコロに触れていく。
逆に太陽が壁となり、相手からの妨害は無い。
直接触れなければサイコロの目は変えられる。
「全て六なら相手を消滅させる！」
「おおおおおおおおおおっ！」
強大なプレッシャーをものともせず、全ての目を六に変えてみせた。

短い猶予の中でプレッシャーに打ち勝ったナカヤマトレ&クラトレの勝ち

二回戦第四試合はベルトレ&ブライトトレVSマートレ&ダンナ

トレぴに勝ったんか！？クラトレ！ナカトレ！
……よくやっっっった！！さあ！！次も暴れようぜ！

二回戦第四試合

「あの、何でこんな格好を？」
「ただの趣味だ。特に意味は無いから気にするな」
これまでと異なり、ベルトレの服装はドレス。
まるで人形だ。
「射的の景品って事かい？」
「マーチャン人形の方がかわいい」
試合開始すぐ、ダンナは祭りを開催する。
「さぁ祭りでぃ！騒げ騒げぇ！」
「この匂いは･･･」
ブライトトレが感じ取ったのは、ソースの匂い。
「これじゃ私の匂いが相手まで届かない･･･」
ソースの匂いにかき消されないためには、至近距離まで近づく必要がある。
「祭りから抜け出す！掴まれ！」
ブライトトレの身体から根を伸ばし、地面に深く埋め込む。
身体がどんどん大きくなっていき、カカオの大樹と化した。
高さは30mを超え、幹はとにかく太い。
枝を伸ばしてベルトレを木の上に引き上げる。
「ここなら祭りの影響は受けない。匂いも混ざらない」
「なるほどな。だが、それだけで勝ったつもりになるなよ！きゅうりの浅漬け！」
きゅうりの浅漬けがミサイルのように飛んでいく。
しかし、樹上のベルトレを守るように枝がガードする。

さらにカカオの実を次々落下させる。
「うわっ！？」
実が炸裂し、ダンナは思わず腕で顔を覆った。
「ま、だ･･･」
ダンナは直撃を避けたにも関わらず、倒れ込んでしまった。
「カカオの中に香りのエキスを注入したの」
つまり、実の炸裂と同時に催眠ガスがまき散らされたようなものなのだ。
「ﾏｰﾁｬﾝｼﾞｪｯﾄ」
マートレは気にせず上を目指して飛ぶ。
「食らえっ！」
いくつものカカオの実が着ぐるみにぶつかり、炸裂した。
「よし！」
しかし、マートレには効いていない。
「ガスの類は対策済みだ。この中にはお風呂上がりのマーチャンの匂いが充満している」
着ぐるみの中にまで匂いは届かない。
「ﾏｰﾁｬﾝﾚﾝｽﾞﾚｰｻﾞｰ」
光線がカカオの木を焼き、引火した。
「あああああああああ！？」
ベルトレもブライトトレの助け無しでは降りられない。
「ごほっ！？ごふっ！？」

あらかじめ対策を練っていたマートレ&ダンナの勝ち

二回戦

マヤトレ&フラトレVS桐生院葵&シリトレ○
○モルモット&ライアントレVSファン一号&スイトレ
○ナカヤマトレ&クラトレVSトレぴ&スズトレ
ベルトレ&ブライトトレVSマートレ&ダンナ○

トーナメント表

https://the-tournament.net/tournaments/nH8AK8Trvzs6vyc2ypuT

準決勝第一試合は桐生院葵&シリトレVSモルモット&ライアントレ

準決勝第一試合

「ククク･･･久しぶりだな」
「今度こそ勝ってみせます！」
桐生院はモルモットを真っ直ぐ見据える。
試合開始。
モルモットは試験管を何本も取り出した。
「肉体強化四本、肉体再生二本、集中力三本、筋翼一本！」
薬品を飲み干すと、肉体は肥大化し、背中にはカラスのように黒く巨大な翼が生えた。
「ツブス！」
モルモットは桐生院に向かって、低空飛行で接近する。
「速い！？」
モルモットは思い切り拳を振り抜く。
桐生院はバックステップで間合いを取った。
モルモットの方が速いが、衝撃は緩和された。
「がうるるあっ！」
パンチ直後のモルモットに対してシリトレが飛びかかる。
鋭い爪がモルモットの腕を切断する。
「ゴオ！？」
モルモットが切れた腕に力を入れると、断面から一気に再生した。
「キィ！」
切り離された方の腕が勝手に動き出す。
「キセイキークン！ヤレ！」
寄生キーくんが棲む腕はぴょこぴょこ跳ねながらシリトレに掴みかかる。
「それに触れてはダメです！」
桐生院はシリトレに向かって叫ぶ。
シリトレは反撃せず、距離を取った。
「フン！」
モルモットは逃げるシリトレを飛んで追いかける。
桐生院はそれを食い止めるべく、走って追いかける。
「ゴオラッ！」
モルモットの連続パンチが桐生院の蹴りと激突する。
シリトレはモルモットの黒い翼に噛み付いて千切ろうとする。
「バトルロープ！」
しばらく様子を見ていたライアントレが、ロープを鞭のようにしならせて相手二人を攻撃する。
「キィ！」
さらに、いつの間にか回り込んでいた寄生キーくんの腕がロープを掴み取り、引き寄せる。
引っ張られたライアントレは砲弾のように飛んでいく。

「そろそろ効いてくるはずだ！」
ライアントレの身体は空中で大きくなっていく。
様子を窺っている間にプロテインを摂取していたのだ。
「うおおおおおおっ！ライジングバルクアップ！」
モルモットとライアントレ、二人は筋肉の塊と化した。
「私達も全力を出しましょう！」
「ばう！」
シリトレはの牙と爪が伸び、体格も一回り以上大きくなる。
狂犬化だ。
桐生院はトレーナー白書を取り出し、開いたページを読む。
「鋼の意思！」
トレーナーとしての極意を再確認した事で全身から力が湧き出る。
四人全員が、それぞれ強化状態にある。
となれば、次は衝突。
桐生院はライアントレと、シリトレはモルモットと殴り合う。
「ダンベルラッシュ！」
ダンベルを持ったままの連打で威力を倍増させる。
桐生院の青色のオーラをまとった拳とぶつかり合い、凄まじい衝撃波が巻き起こる。
「ぐらう！」
「ギエエエエイ！」
シリトレの鋭い爪がモルモットの全身を切り裂いていくが、すぐに再生していく。
拮抗した状況を変えたのは。
「が」
背後から忍び寄っていた、寄生キーくん。
モルモットで手一杯なシリトレの隙を突き、小さな傷口から体内に侵入した。
「がるああああっ！？」
一気に体内から食い破られる。
「オワリダ！」
シリトレを踏み潰し、ライアントレの方へ加勢した。
「くっ、これでは！？」
桐生院はこの猛攻を耐え切れない。
「「うおおおおおおおおおっ！」」
ライアントレとモルモットの咆哮が響き渡った。

規格外のパワーと未知の生物との連携でモルモット&ライアントレの勝ち

準決勝第二試合はナカヤマトレ&クラトレVSマートレ&ダンナ

準決勝第二試合

「･･･ふぅ。さぁ、もう少しだ」
クラトレは深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。
「祭りも大詰め！盛り上がれぃ！」
ダンナは片袖を脱いで気合いを入れる。
試合開始。
「行くぜぃ！」
祭りが開催され、屋台が生み出された。
「ルーレット！」
屋台を押しのけるように大きなルーレットが出現した。
回転を始め、ボールが転がる。
「俺もフェスタ･･･祭りは好きだが邪魔させてもらうぜ」
ナカヤマトレはルール説明をする。
「赤のポケットに入れば俺達の勝ち、黒のポケットならそっちの勝ちだ。互いに直接攻撃は出来ない。参加拒否も不可だ」
「マーチャンルーレット、今度作ってみるか」
マートレは勝負以外の事を考えていた。
「勝負に集中したらどうだ？」
クラトレはボールを狙撃し、軌道を変える。
「なるほどな。ボールを攻撃するのはアリって訳かい」
ダンナも射的用の銃を使ってボールを撃つ。
「三か四が出たら黒を二つ赤にする！」
ナカヤマトレが投げたサイコロの目は、三。
ポケットの色が変化した。
「ﾏ-ﾁｬﾝｼﾞｪｯﾄ」
飛んだ訳ではなく、ジェット噴射でボールを内側へ飛ばしたのだ。

「三枚全て裏ならボールを停止させる！」
試合結果に直結するコイントスの結果は、裏二枚と表一枚。
「かはっ」
失敗の代償としてダメージを受けてしまうナカヤマトレ。
「だが、止まれねぇ！」
今度はサイコロを五つ投げた。
「全て一が出たら残りの黒全部を赤に変える！」
「よし！」
クラトレはサイコロを狙って連射する。
無理矢理サイコロの目を変化させるつもりなのだ。
「させねぇ！」
クラトレの放った銃弾を、ダンナが正確に狙撃する。
「なっ」
クラトレはガンマンとしてのプライドをひどく傷付けられた。
サイコロは当然揃わない。
「ごぼっ！？」
ナカヤマトレは大きな失敗の代償を支払った。
「ﾏ-ﾁｬﾝｽ-ﾊﾟ-ｽﾞ-ﾑ」
着ぐるみの目の部分はレンズになっているが、そのズーム倍率を大きく引き上げた。
映しているのはルーレットの黒いポケットの一つ。
「辻映らせ」
勢いを失い始めていたボールが画角内に強制的に瞬間移動した。
つまり、黒いポケット内。

辻映らせを使う時間を上手く稼いだマートレ&ダンナの勝ち

準決勝

桐生院葵&シリトレVSモルモット&ライアントレ○
ナカヤマトレ&クラトレVSマートレ&ダンナ○

一気見しましたが、どの試合も見応えあって最高です。

決勝はモルモット&ライアントレVSマートレ&ダンナ

決勝

「ついにここまで来たな」
「･･･ああ」
モルモットはチカチカと身体を点滅させて答えた。
「ﾏ-ﾁｬﾝｦﾖﾛｼｸｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ」
「出し切るぜい！」
試合開始。
「祭りの始まりだぁぁっ！」
屋台が出現し、ダンナの存在感が無くなる。
「隠れられると厄介だな」
モルモットはヘッドギアを装着した。
「念動スタイル」
脳に特殊な信号を送り、物を触れずに動かせるようになる。
試験管を何十本と浮かせ、口に流し込む。
「ぐふぅ･･･。肉体強化十五本、肉体再生六本、集中力四本、筋翼二本、放電四本、結晶生成二本、念動強化二本、キーくん五本」
身体が不自然に肥大化し、見るからに有害な色の光を発し始める。
黒い翼は二対生え、身体の至る所から岩石やドリルが飛び出している。
「･･･化け物だな」
ダンナは隠れながら思わず呟いた。

「キエサレ！」
体内から無数の透明な結晶を生成し、四方八方に飛散させる。
結晶を念動力で動かし、自身を中心にして巨大な渦のようにかき回す。
回しながら結晶に高圧電流を流す。
祭りの会場は跡形も無く消え去った。
「危ねぇ･･･」
ダンナは、滞空しているマートレに掴まりながら言った。
間一髪攻撃範囲外に脱出出来ていたのだ。
「俺も巻き込むつもりかよ！」
ライアントレはモルモットの足元でうずくまっていた。
プロテインを飲み、自分も参戦しようとする。
「ごく、ごく、ごほ」
飲んでいる途中にシェーカーを落とした。
「マゼテ、オイタ」
モルモットは予めライアントレのプロテインの中に薬品を混入させていた。
「が、よくも･･･っ！」
ライアントレの身体は禍々しい黒色になり、肥大化後は異様なシルエットとなった。
その姿はまるで化け物。
「グオオオオオオッ！」
自我を失ったライアントレはマートレの元へ一歩で飛び上がる。
拳を振り下ろし、地面に叩きつける。
「ぐわっ！？」
着ぐるみが地面に激突する寸前、ダンナは横に飛んで地面に転がった。
マートレの着ぐるみは地面に深くめり込んでいた。
「このっ！」
すぐに起き上がったダンナは打ち上げ花火をショットガンのように使い、近付こうとしたライアントレに浴びせる。
「グオッ！？」
「よし、効いてるみたいだ！」
よろけるライアントレのさらに後ろにいるモルモットに対して射的の銃で狙撃する。
脳天を貫くが、一瞬で再生した。
「こっちの方がヤバいな！」

ダンナはライアントレを先に倒す事にした。
「おらっ！」
鉄球のように重いヨーヨーによる連打。
「グッ、ゴウッ！」
途中でヨーヨーを掴まれたので、すぐに手を離した。
そのまま持っていれば引っ張られ、叩き潰されていただろう。
「ヨワスギル」
モルモットの右の掌から炎が吹き出す。
念動力でライアントレを押しのけた。
「おおおおおらっ！」
巨大なうちわを生み出し、炎を風で止める。
しかし次の瞬間、モルモットは既にダンナの目の前にまで接近していた。
四翼のパワーなら、瞬間移動に近い速度で接近出来る。
モルモットの拳はドリルと岩石でゴツゴツしており、少しでも触れれば即死となる。
「ここが正念場だぁっ！」
ダンナはモルモットから逃げず、逆に前に飛び込んだ。
間合いの内側に潜り込む事により、拳を避けた。
その際、モルモットの体表に右腕が触れてしまい、爛れてしまう。
「いっつ！」
腐り始めた腕に迂闊に触れないようにしつつ、左腕だけで銃の引き金を引く。
ライアントレの背中に当たるが、そこまでのダメージは無い。
ライアントレは振り返り、ダンナに向けて拳を振り抜く。
「がああああああっ！」
ダンナの腹を腕が貫通する。
しかし、ダンナがその太い腕を掴んだ。
「あと、は、た、のむ、ぜ」
「辻映らせ」
いつの間にかめり込んだ地面から抜け出していたマートレにより、ライアントレがマートレの視界の中に瞬間移動する。
「マーチャンレンズレーザァァァァァッ！」
目から放たれた光線がライアントレを貫いた。

「やっと、一人か」
代償は大きかった。
この光線は一度しか撃てないが、それを使ってしまった。
何より。
「無駄にはしない」
ダンナは身体に大きな穴が空いてしまった。
当然、立ち上がる事は無い。
「カツノハ、オレダ」
モルモットの身体は次第に縮んでいる。
強大な力故に、反動も大きい。
「イッシュンデオワラセル！」
マートレに急接近し、丸太のような腕で着ぐるみを思い切り押し潰す。
念動力を使って押し潰す力をさらに強める。
マートレの着ぐるみも、これには耐えられない。
グシャリと潰され、原型を失った無惨な姿となった。
同時に、モルモットも限界を迎え、みるみる萎んでいく。
「マニアッタ、ようだな･･･」
モルモットは立っているだけで奇跡に思えるほどの重症。
「よくも、マーチャン、を･･･」
「なっ」
潰れた着ぐるみの頭部が外れ、中からマートレの本体が飛び出す。
ボロボロになったマートレが持っているのは、銅剣。
「マーチャン、ブロンズソードッ！」
歪んだ銅の剣を思い切り叩きつける。
「かっ」
モルモットは避ける体力すら残っておらず、斬られた。
「終わっ、た･･･」
マートレはモルモットの残骸の上に倒れた。

命懸けで時間を稼ぎ、二人がかりで規格外の存在に打ち勝ったマートレ&ダンナの勝ち

第二回トレーナー最強タッグ決定戦
優勝
アストンマーチャンのトレーナー
イナリワンのトレーナー

優勝賞品
温泉旅行券(四人一部屋)
銅一年分
線香花火一年分
給与4%アップ

全参加者はマーベラスパワーで蘇生

銅の年間消費量が割り出されてるの意味不明すぎて好き

んー、ライアントレの薬物による後遺症が気になるところ
モルモットはもう人間辞めてた
ダンナはこの中でよく健闘したよ
マートレはこれでもまだ第二勝負服を残しているというのか・・・

第二回大会

一回戦
>>105・>>106マヤトレ&フラトレVSお兄ちゃん&ネイトレ
>>108シチトレ&ジョートレVS桐生院葵&シリトレ
>>110ヒシミトレ&樫本理子VSモルモット&ライアントレ
>>114・>>115ファン一号&スイトレVSフクトレ&デジトレ
>>117・>>118ゼファトレ&タイトレVSナカヤマトレ&クラトレ
>>120ギムトレ&ハヤトレVSトレぴ&スズトレ
>>123ベルトレ&ブライトトレVSタイキトレ&ラモトレ
>>125・>>126マートレ&ダンナVSタルマエトレ&コパトレ

二回戦
>>130・>>131マヤトレ&フラトレVS桐生院葵&シリトレ
>>133・>>134モルモット&ライアントレVSファン一号&スイトレ
>>137・>>138ナカヤマトレ&クラトレVSトレぴ&スズトレ
>>141・>>142ベルトレ&ブライトトレVSマートレ&ダンナ

準決勝
>>146・>>147桐生院葵&シリトレVSモルモット&ライアントレ
>>149・>>150ナカヤマトレ&クラトレVSマートレ&ダンナ

決勝
>>154・>>155・>>156・>>157モルモット&ライアントレVSマートレ&ダンナ

新たに登場した能力

マヤトレ
配信用の照明から眩い光を発する
全方向に発する訳ではないため、自分と味方はその影響を受けにくい

フラトレ
新能力は無し
剣の強度は通常時のシリトレの爪と同程度

お兄ちゃん
新能力は無し
奇跡の染料を染み込ませた折り紙に触れたものは燃える

ネイトレ
折り紙で小人を作り出す
一人一人の力は弱いが、集団で襲いかかるため厄介
自動で相手を狙って行動する

シチトレ
新能力は無し
分身の強さは本体と変わらず、高速で走れる

ジョートレ
デルタは、地面に三角形を描き出し、そのエリア内は時間差で爆発する
追い詰められ、即座に判断しなければならない状況にやや弱い

桐生院葵
トレーナー白書を読み、鋼の意思の極意を再確認する事でパワーアップし、青いオーラをまとう
能力の上昇量はあまり多くない

シリトレ
新能力は無し
首輪からリードを射出し、味方に掴ませる事が出来る

ヒシミトレ
新能力は無し
缶を共鳴させる攻撃は味方を巻き込むため、巻き込まない状況を作るか耐性を持つ味方でないと使いづらい

樫本理子
新能力は無し
モルモットの発光を即座に制御する事は出来なかった

モルモット
キーくんと呼ばれる実験体の野菜を使う
オリジナルキーくんは巨大化する
炎キーくんは口から炎の弾を発射する
ドリルキーくんは頭にドリルが付いており、突進と同時に攻撃出来る
岩石キーくんの身体は大きく硬く重い
有毒キーくんは猛毒のガスを噴出する
寄生キーくんは非常に小さく、体内から侵入して内側から破壊する
モルモットの体内に潜み、切り離された腕を代わりに操作する事も出来る
キーくんが入った培養液を飲んだモルモットは各キーくんの特性を獲得する

ライアントレ
プロテインを飲むとしばらくの間筋肉が大きくなり、スピード、パワー共に強化される
モルモットに薬品を混入されたプロテインを飲み暴走状態になるとさらなる強さを得るが、自我を失ってしまう

ファン一号
新能力は無し
ペンライトの剣の強度はかなり高い

スイトレ
闇魔法は攻撃力が高い代わりに速度が遅い
炎と風を融合させた炎獄は、炎の渦で相手を全方位から焼き尽くす
炎と土と闇を融合させた巨大な隕石は広範囲に被害が及ぶが高威力

フクトレ
大きなダメージを受けた際、携帯しているお守りがダメージを一度だけ肩代わりし、軽減してくれる
大きすぎるダメージは軽減出来ない
お守りは三つしか持てない

デジトレ
新能力は無し
スイトレの同士となった時にはただのペンライトを杖代わりにした

ゼファトレ
新能力は無し
風を使いボール一つを狙って動かせる

タイトレ
新能力は無し
しりとりで生成した複数の事象を組み合わせる事でより複雑な事象を起こした

ナカヤマトレ
巨大なルーレットを出現させる
ルーレットがある間は全員の直接攻撃が不可能になる
ボールが赤いポケットに入ると勝ち、黒いポケットに入ると負けとなる
ルーレット本体やボールに攻撃する事は出来るが、決して壊れる事は無い
コイントス同様、サイコロを投げて起こしたい事象を賭けられる
コインよりも成功しづらい分、成功すればより実現困難な事象も起こせる

クラトレ
新能力は無し
近距離では弾を撃たずに銃型のコントローラー本体でサイコロを打撃した
ガンマンとしてのプライドを傷付けられると短絡的な行動をしてしまいがち

ギムトレ
新能力は無し
タッグマッチでは人と物が多いため、性質を混ぜる能力を活かしやすい

ハヤトレ
植物のデータを変更し、急激に成長させられる

トレぴ
新能力は無し
味方を巻き込む場合でもやむを得なければ攻撃する

スズトレ
味方にも草原や雪原による速度上昇を付与出来る

ベルトレ
匂いを溜めてから一気に放つフレグランスビームは壁などで防げない
香りのエキスをブライトトレに注入する事により、ブライトトレのカカオの実から自身の匂いを炸裂させる

ブライトトレ
30m越えの大樹となる
ベルトレの香りのエキスを注入されたカカオの実を炸裂させ、香りを撒き散らす事が出来る
ベルトレに人形のような格好をさせたのに能力的な意味は無い

タイキトレ
新能力は無し
銃弾の軌道を曲げ、ブライトトレの枝を正確に避ける事が出来る

ラモトレ
新能力は無し
タイキトレの使うリボルバーも能力の一部であるため、生み出せる

マートレ
着ぐるみの目の部分から撃つマーチャンレンズレーザーは一度しか使えないが、非常に強力
着ぐるみの中には風呂上がりのアストンマーチャンの匂いが充満しており、ガスや匂いによる攻撃が効かない
辻映らせは、対象物を強制的に視野内に瞬間移動させる
対象物で視野が埋まるくらいまでズーム倍率を引き上げなければならないため、使おうとする時には周りが見えにくくなってしまう

ダンナ
巨大なうちわを生み出し、強風を発生させられる
出現させた屋台が多く破壊されると喧騒に紛れられなくなる

タルマエトレ
よいとまけを食べて得る苫小牧パワーを50倍まで引き出せるようになった
また、自身を通じてコパトレに苫小牧の龍脈のエネルギーを渡せる

コパトレ
タルマエトレを通じて苫小牧の龍脈からエネルギーを引く
攻撃する方位によって火炎放射や大きな山の生成などが出来る

トレーナー最強ランキングTier表(相性は考慮せず)

SSダスカトレ・モルモット・ユニトレ・カフェトレ(覚醒)
Sマートレ・カフェトレ(暴走)・お姉さま・タボトレ・桐生院葵・ジョートレ
Aお姉ちゃん・スイトレ・デジトレ・マスター・ダンナ・シリトレ・ラモトレ・樫本理子・ヒシミトレ・トレぴ
Bナカヤマトレ・エルトレ・タルマエトレ・オグトレ・ライアントレ・スペトレ・お兄ちゃん・ダイヤトレ・ネイトレ・ブライトトレ・たわけ・ゼファトレ・ロブトレ・ギムトレ・クラトレ
Cシチトレ・キングトレ・タイトレ・カワプリトレ・マクトレ・ハヤトレ・フラトレ・トプロトレ・シービートレ・フクトレ・ナリブトレ・カフェトレ(通常)・ベルトレ・マヤトレ・ヴィブトレ・マルトレ・コパトレ・エーストレ・イクノトレ・タイキトレ
Dウラトレ・テイオートレ・チケトレ・ゴルシトレ・ファン一号・ボノトレ・ルビトレ・ニシトレ・スズトレ・アイトレ・トレ公

SS:圧倒的な強さ
S:非常に強い
A:かなり強いが弱点もある
B:それなりに強いが相性に左右されやすい
C:強い状況もあるが限定的
D:強さよりも弱さが目立つ

おまけ
相性が良さそうなタッグ

タイトレ&ロブトレ
タイトレの聖なる一歩半の結界によって、ロブトレは安全に本に記述出来る
複雑な記述で強力な攻撃や武器を取り出せる他、タイトレのポエムも記せる、かもしれない

ダスカトレ&ユニトレ
言わずと知れた最強クラスの能力を持つトレーナー達
ユニトレの攻撃に巻き込まれてもダスカトレなら問題無く、むしろダメージによって強くなる

ハヤトレ&トレ公
強化倍率は高いが素の能力が低いというトレ公の弱点を、ハヤトレのデータ変更で補える
搦め手に弱いのが欠点

今回のトレーナー最強決定戦は以上となります
次回は半年後くらいに出来たら良いなと思っています
お付き合い頂きありがとうございました