『今更かよ！お前いまさら有馬記念知ったの？』
「まあ、いろんなウマ娘が出ているレースでして、名勝負の記録をアケボノで買いましてね」
『Amazonだろ！やだよそんな配達員が遭難しそうな通販。それで？』
「すんごい熱いレースだったので、今日皆さんに有馬記念の名勝負についてお話ししたいなと。」
『有馬記念について調べてきたということでね。』

「まず1990年の第35回なんですけど、オグリキャップのレストランでした。」
『ラストランね、どちらかというとレストランに行く方だからオグリキャップは。』
「レース前に騎手のブホウが一言喝を入れて」
『タケユタカって読むのよ、三国志の武将じゃないんだから』
「オグリキャップはもともと永世三強と呼ばれていて、劉備、関羽と兄弟の盃を交わしまして」
『桃園の誓いじゃないの、もう完全に三国志だよ。』

「あとは1993年の第38回も名レースで」
『ああそうね』
「ミナミのテイオーが優勝しまして」
『トウカイテイオーだよ！それ竹内力が出てきちゃうから。』
「実は1年ぐらいブランクがあったレースだったんですけど、並いるライバルを打ち破ったんですよ」
「ライスシャワー、ナイスヤムチャ、マチカネタンシチューなどがね」
『腹減ってんの？ライスに引っ張られてどんどん食べ物になってるよ。』

「あと第53回も名レースですね。」
「ダイワスカーレットが37年ぶりのサンバでの優勝を達成しました」
『牝馬ね、何陽気に踊ってんだよ。』
「ダイワスカーレットといえば終生の宿敵である牧歌ですが」
『ウオッカね、サンバからいきなりゆったり田舎情緒になっちゃったよ。』
「ウオッカもまた日本ダービーで64年ぶりのタンゴでの優勝でしたから」
『一旦音楽離れようもう全然違うから。』

「でも一番好きなのがね第62回なんですよ。」
「キタサンブラックがラストランで、オーナーの北里柴三郎も喜んでまして」
『北島三郎さんね、柴三郎は近代医学の父だから。』
「今もね、産駒のゴールドマンサックスが活躍してますから」
『イクイノックスね。金融企業関係ないから』
「名前の由来も貸入と利息がほぼ等しくなる時って意味みたいで」
『ブラックだなぁおい。そんな名前つけるな』
「騎手には10日で1割・フエールを乗せてますから、ぜひ親子制覇が見たいですね。」
『どんどんヤバい金貸しになってきちゃってるよ。』

「ということでみなさん、阿寒湖特別について覚えてくださいね」
『全然違うよ、いい加減にしろ。
どうもありがとうございました。』

脳内再生余裕過ぎる

ウマ娘界隈にしか完全には伝わらないけど、ネタ作りの才能そのものはあると思う
是非他のネタも見てみたいと思わせてくれる漫才でしたね
(95点)

良スレ

不思議と声が聞こえてくる…

昔スレ建てて消えてしまったヤツ
「どうもー！どうもミルクボーイですー」
『ありがとうございます　いま、タフネス30を頂きました。こんなんなんぼあってもいいですからね。』

「いきなりなんですけどね、うちのオカンが好きなウマ娘がいるらしいんですけどね。その娘の名前を忘れてしまったらしくてね。」
「でまあ、いろいろ聞くんやけど全然分からへんねん。」
『どうなっとんねんそれ。
ほな俺が一緒に考えてあげるから、どんな特徴言ってたか教えてみてよ。』

「オカンがいうには、笠松から来た芦毛のウマ娘で、G1を4勝してるらしいねん。」

『ほー、オグリキャップやないか。』
『その特徴は完全にオグリキャップやがな。
すぐ分かったわ』

「いやでも分からへんねん。
俺もオグリやと思ったんやけど、オカンがいうには、スケートも得意らしいねんな。」

『ほー…ほなオグリキャップと違うか〜。』
『オグリはスケートしてるとこなんて見たことないもんね。そもそもウマ娘が氷上のスポーツやるシチュエーションがなぞやがな。』
『ほなもう一回詳しく聞かせてくれる？』

「クリスマス衣装が猛威を振るってるらしいわ。」

『それオグリキャップやないかい』
『大体のチャンミはクリオグリでいけるのよ。絶対運営も焦ってるもんあれ。』
『オグリキャップに決まりやんそんなもん。何が分からへんのそれで。』

「いや、俺もオグリやと思たんやけどな、オカンがいうには、刃牙とかHELLSINGに出てきそうな眼力らしいねん。」

『ほなオグリキャップと違うやないかい！』
『オグリキャップはな、自分の人形に嫉妬したり、どて煮を目指してたり、そういうプリティーなウマ娘なんやから。プリティー要素のないウマ娘はオグリキャップと違う！』
『他なんか言うてなかった？』

「オカンがいうには、他の娘のシナリオでめちゃめちゃ立ち塞がるらしいねん。」

『オグリキャップやないかい。』
『タマモクロス、ヤエノムテキ、メジロパーマーにバンブーメモリー…あげ出したらキリないわ。そんだけあの時代がすごかったぅちゅうことやから。』
『オカンの好きなウマ娘はオグリキャップで決まりや。』

「いや分からへんねん。
オカンがいうには、タマモクロスを騙って飲食店の予約をしてるらしいねん。」

『オグリキャップと違うやないかい。』
『オグリキャップは食欲のために人を騙したりしないねん。そんな食欲に任せて非道なことすんのは日本総大将ぐらいやがな。』
『絶対オグリキャップと違うわ〜、他もうちょいなんかいうてなかった？』

「なんとなくGEOを思い出すらしいねん。」

『ほなオグリキャップやないか。』
『オグリキャップの髪飾りよー見たらゲオのロゴにそっくりやねん。』
『これはオグリキャップで決まりやな。』

「でもオカンがいうには、オグリキャップではないらしいねん。」

『ほなオグリキャップちゃうやないかい。』
『だったら先言えよ。』

「ほんで、オトンがいうには、アグネスデジタルちゃうかて。」

『絶対ちゃうやろ。もうええわ。』

ウマ娘漫才増えろ