こちらのプロポーズセット

これもう周囲にバレてるやつだ

ここメジロ商店街では？

ファーストフード店がプロポーズ用のセットで何売るつもりなんですかね…

>>128
メ○ログループが経営する結婚式場でしょ。

ハンバーガー、ナゲット、飲み物の他に
選べる５つの指輪がもらえるんだろうな

バイト「こちらのプロポーズセットとかどう？学園のトレーナー限定の裏メニューなの！」

トレーナー「プ、プロポーズセット？何だそれ……ていうかなんでそんなセットがファストフードに……？」

バイト「親会社の方針なの」

トレーナー「親会社？」

バイト「メジ……まあ有名な会社だよ！」

トレーナー「はあ……。それで、具体的にはどういう内容なんだ？」

バイト「フードは牡蛎のハンバーガー、アボカドサラダ、元気百倍チョコレートジュースのセット。でも、このメニューすごいところは……なんと！メニューにブライダル関係の割引券がついてくるの！」

ただのうまぴょいセットじゃん！！！

ちなみにこれしか売ってないの。（隣の声：チーズバーガーワン）

バイト「ブライダル関係っていっても割引の範囲は広いんだよ。その割引券を使うと映画館や水族館、遊園地なんかのデートスポットはもちろん、指輪購入費用や結婚式費用、さらには将来ふたりが暮らす不動産まで割引が受けられるの！」

トレーナー「マジか！すごいな！？そんなことしたら企業として大打撃じゃないか？」

バイト「複数の企業や名家が協賛してるから問題ないの。それでウマ娘たちが幸せになれるなら安いものなの」

トレーナー「そういうものなのか……。むむむ、金持ちの考えることはわからん」

バイト「それでどうする？このメニューでいい？いいよね！プロポーズセットおねがいなのー！」

新人バイト「は、はーい！喜んでーっ！」

新人バイト((((ｽﾞﾝﾄﾞｺﾍﾞﾛﾝﾁｮﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ

トレーナー「え、ちょ、ちょっと！？俺まだそれにするとは一言も……！」

バイト「お会計845円なの！」

トレーナー「安っ！……まあ、それならいいか。はい、どうぞ」

バイト「毎度アリなのー！」

新人バイト「え、えっと、まずは牡蛎を揚げて……あっつい！？」

バイト「……っ」

新人バイト「あうぅ……ま、まだまだ！つ、次はアボガドを一口サイズに切って、いったぁ！？……うぅ、ちょっと指切っちゃった……！」

バイト「……っっ」

なんとなく察してたけど、あのさぁ…

これはフブ犯ですわ...

新人バイト「さ、最後にチョコレートジュースを容器に注いで……ああっ！？じゃ、蛇口が壊れてジュースが噴き出してっ……！あ、アイネスっ！た、たすけっ……ぶふぁ！？」

バイト「……っっっ」

トレーナー「……あの」

バイト「どうしたの？」

トレーナー「助けないのか？」

バイト「まだ早いの。もう少し焦らすの」

トレーナー「そうか……」

もっと美味しく実るまで待つの…❤

（ブー、ブー！）

トレーナー「うん？デジタルからLANE……『着替え終わりました。ウマ娘ちゃんグッズのお店の前で待ち合わせましょう』か」

トレーナー「すみません。さっきのメニュー、テイクアウトできますか？まだ時間かかりそうです？」

バイト「あ、メニューならもう出来てるの。テイクアウトにするならすぐに包んであげるの」

トレーナー「え？いつの間に作って……、じゃあ彼が作っていたのは？」

バイト「ふふ……必死に作っててかわいかったの……」

トレーナー（深くは聞かない方が良さそうだ……）

トレーナー（よし。メニューも受け取ったし、割引券ももらった。早くデジタルのところへ向かおう！）

バイト「ありがとうございましたなのー！……ほらトレーナー、身体中チョコでびっちょりなの。拭いてあげるから奥の休憩室に行こう？」

新人バイト「う、うぅ……ありがとう、アイネス」

バイト「気にしなくていいの。　ああ……チョコまみれで、とっても美味しそうなの……」

新人バイト「え？アイネス、今なんて―――」

（ギィィ……バタン……）


……さて、そろそろ締めに向かいましょうかね。

さようなら新人バイト君
君のことは2分は忘れないよ

（グッズ店前）

デジタル「う、うぅぅ～……！」

キング「いつまで唸っているつもり？」

デジタル「だ、だってですね？結局下着はウララさんに流されて勢いで買っちゃいましたし……この服装も、今になって見返すと少々恥ずかしいというか……」

キング「自信を持ちなさい。トレーナーに喜んで欲しくて必死に選んだんでしょう。その服装>>148を」

はーなの❤

加速シテオく

アオザイ

ビューティー安心沢ブランドの純白のドレス風

ゴスロリ

プロポーズセットからの！！！

兄弟なのに結婚せんばかりの勢いで草

ウララ「でもびっくりしちゃったね！急にビューティーさんが来てデジタルちゃんにドレスを作ってくれたんだもんっ！」

キング「……たしかに驚いたわね。『割引券分の働きはさせてもらうわヨ』とか言っていたけれど、一体何のことかしら？」

キング「しかも何種類ものドレスの中から選んでいいだなんて……ビューティードリームカップの出場者が聞いたら卒倒ものよ？」

デジタル「で、ですよねぇ……あたしにも何がなんだか……」

>>151
養子縁組してないなら法律上何も問題はないな！ヨシ！

トレーナー「デジタル！お待たせ！」

デジタル「あ！にぃ……っ！　ト、トレーナー、さん……」

キング（にぃ？）

トレーナー「デジタル、その衣装は……ドレス、か？」

デジタル「は、はいっ！え、えぇっと、デジたんにも何がなんだかなのですが……ビューティーさんがわざわざあたしなんかの為に作ってくださいましてぇ……あはは……」

トレーナー「………」

デジタル「ど、どうですかね？……似合って、ますか？」

トレーナー「………」

>>153
養子縁組してなくても連れ子結婚は合法じゃないのか？

>>155
三親等以外ならセーフ！

デジタル「……あ、あの、トレーナーさん？」

トレーナー「……きれいだ」

デジタル「……！！」

トレーナー「とてもよく似合ってる。きれいで可愛くて、デジタルの笑顔をより引き立てる最高のドレスだ」

デジタル「ほわぁ……」

トレーナー「……ごめん。俺の語彙力がないばっかりに、こんなセリフしか出て来なくて……とにかくすごく似合ってるぞ、デジタル」

デジタル「あ、ありがとうございましゅ……え、えへへ、にぃににそこまで言ってもらえて、あたしもうれしいです……！」

ウララ「にぃに？……妙だな」

キング「……ウララさん、私たちはもう行きましょう。じゃあデジタルさん、そしてトレーナー、あとはあなたたちふたりの時間を楽しみなさい」

デジタル「あ……お、おふたりとも！今日はありがとうございました！この御恩は一生忘れませんともー！」

ウララ「じゃあね～デジタルちゃん！また一緒に走ろうね～！」

デジタル「もちろんですとも！必ずまた！」

トレーナー「さて、じゃあ俺たちも次にいこうか。せっかくデジタルがきれいな衣装を着てるんだ。どこかその衣装が似合うところに行きたいけど……」

お兄さま「―――――見つけたぞ二人とも！！」

デジタル「ほえ？」

トレーナー「え……先輩？どうしたんですか、そんなに血相変えて……」

お兄さま「そんなことはどうでもいい！！」

トレーナー「どうでもいいって……なんか目が血走ってて怖いんですけど」

お兄さま「だからそんなことはどうでも……って」

トレーナー「？」

お兄さま「お前、その手に持ってるのは……」

トレーナー「ああ、これですか？そこのファストフードでもらったんですよ。割引券とか言ってましたね。まだ使ってないですけど」

お兄さま「……そうか。お前ももらったのか」

トレーナー「お前も……？」

お兄さま「それにその衣装……」

デジタル「あ、デジたん今しゃべっていいんです？これはビューティーさんが作ってくれたものでして……」

お兄さま「そうか。……なら、あと俺ができることは」

トレーナー「先輩？」

お兄さま「なぁ、お前たちはもう帰るのか？」

トレーナー「いえ、せっかくの衣装なので、これが似合う場所に行きたいと思ってますけど……」

お兄さま「なら……」

お兄さま「>>170に行ったらどうだ？」

お兄さま「そこなら、その割引券も使えるぞ」



最後に行く場所になりますね。

ライスの固有演出の撮影に使わせてもらった場所か

>>158
一瞬だけ賢さSSになるウララちゃんすき

お兄様はまだ最後までいってないのか

クレールベイサイド（名古屋港にある結婚式場）

大國魂神社（結婚式場がある）

メジ…あっちの遊園地

大井競バ場

ナリタランド

メジロキャッスル

>>170
アカン

ウワーッ！どうか足掻いても爛れルート！

最後はコメディじゃなくてちゃんとハッピーエンドにしてくれよぉ…

お兄さま「ナリタランドに行ったらどうだ？」

トレーナー「ナリタランド？」

お兄さま「ああ。割引に協賛してる企業が経営してるランドだ。……なかなか評判はいいぞ」

トレーナー「へ～。デジタルはどう思う？」

デジタル「あたしはいいですよ！」

トレーナー「よし、じゃあいこう！」

同室で理解のあるナリタタキオンにうまいこと普通のテーマパークとして案内してもらうしか…

ナリタランドって焼肉＆バーベキューで肉まみれだけど
そんなとこ真っ白いドレスで突っ込んで大丈夫？

トレーナー「ちなみに、先輩もこの割引券使ったんですか？」

お兄さま「ああ、ライスと使ったぞ」

トレーナー「どこに行ったんです？」

お兄さま「…………サトノ温泉旅館」

トレーナー「温泉か～。どうでした？」

お兄さま「……気持ち良かった、かな」

>>177
フード以外も凄く、凄いんです！！

お兄さま「って俺のことはいいんだよ。さっさと行け。……楽しんでこいよ」

トレーナー「はい！アドバイスありがとうございました！」

デジタル「あ、トレーナーさん。近くのバス停からナリタランドへの直行便が出てるみたいです！はやく乗っちゃいましょう！」

トレーナー「お、そうなのか。偶然だな～」

お兄さま……

こんな世界線でも平常運行のファル子は泣いて良い

（バスに揺られて……）

～　ナリタランド　～

スタッフB「よく来たな。ここがナリタランドだ。存分に楽しんでいけ」

スタッフNTR「今の時間からならどのアトラクションもすぐ乗れますよ！楽しんでいってください！」

スタッフT「……なんでアタシまで」

白衣スタッフ「何か心身に異常が発生したら呼んでくれ。研究データはいくらあっても足りないからねぇ」

デジタル「にぃに！まずは>>186に行きましょう！」

気持ち良かった（意味深）

ナリタマウンテン（絶叫系アトラクション）

奥のおっきいお城

観覧車

>>186
休憩・宿泊
※プロポーズ割は宿泊無料

まあ、城の屋上とか普通に見晴らし良さそうだし行ってみたくなるわな(すっとぼけ)

デジタル「奥のおっきいお城に行きたいです！何でしょうねあれ！」

トレーナー「さあ……なんかピンク色にライトアップされてるけど……とにかく行ってみよう！」

スタッフB「フン、最初にあそこに目を付けるとはな」

デジタル「ではしゅっぱーつ！」

（城内・フロント）

白衣スタッフ「いらっしゃい」

トレーナー「あれ？さっき入口にいなかった？」

白衣スタッフ「人手不足でねぇ。気にしないでくれたまえ」

デジタル「あの、タキオンさん……つい勢いで来ちゃいましたけど、このお城って何するところなんです？」

白衣スタッフ「やれやれ、そんなことも知らずに来たのかい？それはもちろん……」

白衣スタッフ「>>195するところに決まっているだろう」


……頼む！！

ナリタ

切実な願いに涙を禁じ得ない

うまぴょい（R18）

複合商店施設（土産屋さんとか全部まとまってるのであちこち歩かなくていいようになってる）兼イベント会場（結婚式とかもできる）

うまぴ…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ

…1Fホールでやってる勇者と覇王の戦いの歌劇の上映

クソッッッッ！ぴょいじゃねぇ！！！

※デジたんは今ウエディングドレスです

白衣スタッフ「お土産などを売っている複合商業施設だよ。あとはイベントなんかもやっているが……まさか来園してすぐにここへ来るとはねぇ」

デジタル「あ、そうだったんですか。……ごめんなさい、にぃに。最初に来るところじゃなかったですね……」

トレーナー「いいんだよ。とりあえず見て回ろ……」

スタッフNTR「タキオンさーーーん！！！」

白衣スタッフ「どうしたねトップロードくん？」

スタッフNTR「じ、実はこのあとここでやる演劇の主人公とヒロイン役のスタッフが急遽お休みになってしまって……」

今日は終わるまで寝ません（鋼の意志）

お前らそれでもぴょいチャン民か

白衣スタッフ「それは大変だ！代役の都合はついているのかね？」

スタッフNTR「それがまだでして……どうしましょう？」

白衣スタッフ「ふぅン……？　それはそれは……」

トレーナー「あの……なにか？」

白衣スタッフ「ああ困った困った！どこかに居ないものかねぇ！私たちを助けてくれる勇者のような存在は！具体的に言うと劇のピンチヒッターを買って出てくれるお人好しは！」

デジタル「あの……さすがにあたしたちでは無理では……？」

白衣スタッフ「そんなことはない！オールラウンダーである君なら、この程度軽くこなしてしまうと思うがねぇ」

>>200
ぴょいはもう別のスレッドが引き受けてますんで…

トレーナー「一応聞くけど、演劇ってどんな内容なの？」

スタッフNTR「え～っと、たしか……」

白衣スタッフ「>>206という話だよ」


……みなさんは寝ちゃっても大丈夫ですからね。

落とし所はなんなんだ…

うまぴょい

うまぴょい伝説

カーテンコールで流れる曲が決まりましたねこれは…

白衣スタッフ「『うまぴょい伝説』をモチーフにした話でね」

デジタル「うまぴょい伝説？」

白衣スタッフ「ああ。ウマ娘とトレーナーが互いに信じ合い、支え合う。そして数多の困難、強敵との激闘の末に勝利を掴み、最後にライブでうまぴょい伝説を踊る―――」

白衣スタッフ「これが『うまぴょい伝説』という演目の大まかな流れさ」

デジタル「それは……」

白衣スタッフ「もう一度問おうか。デジタル君」

白衣スタッフ「この演劇、代わりに出てもらえないかい？」

>>207
お客さんに生のうまぴょいを見せる（意味深）

白衣スタッフ「君がこれまで駆け抜けてきた軌跡を、この場で観客たちに見せつけたまえ」

デジタル「私の、軌跡を……皆さんに……」

白衣スタッフ「ああ。アグネスデジタルというウマ娘の……いや」

白衣スタッフ「勇者が歩んだ道のりを見せてほしいのさ」

白衣スタッフ「それはきっと、その跡を歩む者たちに『勇気』を与えることになるだろうさ」

デジタル「あたしなんかにそんなこと、できるでしょうか……」

トレーナー「できる」

スーパーデジトレタイムきたな

デジタル「にぃに……？」

トレーナー「デジタルなら、できる」

デジタル「どうして……そんなこと言えるんです？」

デジタル「だって、君は誰よりもウマ娘ちゃんが好きで、どんなレースでも走って、どんなライブでも全力だった！」

トレーナー「俺は、そんな君にいつも勇気づけられてきた！」

トレーナー「そして……そんな君だから、俺は君が妹になってくれた時は本当にうれしかったし」

トレーナー「それ以前から……君のことが好きだったんだ」

このまま行くとにぃにがヒロイン役になるのでは…？

トレーナー「担当ウマ娘としても、同志としても……ひとりの、女性としても」

デジタル「ぇ……え……？」

トレーナー「……本当は伝えないつもりでいた。君はもう俺の妹だ。だからこの気持ちは伝えないでいようと決めていた……はずなのにな」

デジタル「え、え……っ？」

トレーナー「君の純白のドレスを見た瞬間にさ……思ってしまったんだ。『ああ、この娘は誰にも渡したくない』ってさ」

デジタル「にぃ、にっ……！」

トレーナー「困らせてごめん。義理とはいえ兄からこんなこと言われたら、さすがに迷惑―――」

デジタル「そんなことないですっ！！！！」

トレーナー「デジ、タル……？」

デジタル「あたしだっておんなじです！にぃにと、トレーナーさんと一緒だったからここまで来れました！あたしだって、あなたからはたくさんの勇気をもらいました！今のあたしがあるのは、あなたのおかげなんですよ……！！」

トレーナー「……ありがとう、デジタル」

デジタル「だから、あたしもあなたが―――！！」

デジタル「………ッ」

白衣スタッフ「……どうしたんだいデジタル君。その先の言葉こそ、伝えるべきだと私は思うがね」

デジタル「続きは……」

白衣スタッフ「うん？」

デジタル「続きは、舞台の上で」

白衣スタッフ「ほう？では……」

デジタル「大まかな流れはお任せします。けど、ラストシーンだけは、あたしに任せてもらえませんか？」

白衣スタッフ「アドリブ、というわけか。君はいいのかい、デジタル君のトレーナー？」

トレーナー「もちろん」

白衣スタッフ「そうかい。……ククク、なるほど。それが君たちの『距離感』というわけか」

白衣スタッフ「『にぃに』なんて呼んでいるから爛れた関係なのかと思ったが……存外、まだまだまともじゃないか」



トレーナー（こうして、俺とデジタルは代役として舞台に上がった）

トレーナー（とあるウマ娘とトレーナーの出会い……）

トレーナー（あらゆるレース、あらゆる場所、あらゆる条件で戦い続ける勇者の伝説に、観客たちは大いに沸き立った）

トレーナー（そして、最後のカーテンコールで流れるうまぴょい伝説）

トレーナー（その瞬間、彼女は最高の笑顔をこちらに向けて……）

デジタル「大好きですよ、にぃに！！」

トレーナー（……やっぱり俺の愛バは、彼女しかいない）

トレーナー（そう、改めて気付かされたのだった）

　おしまい

安価と言いつつ最後は安価しなくてすみません。
久しぶりに安価でSS書けて楽しかったです。

協力してくれた皆さんありがとうございました。
クオリティとかは許して……。

乙～面白かった
そして綺麗にまとめるの上手い

乙でした
途中どうなる事かと思ったw

ニヤニヤがとまらなんだ、お疲れ様です

結局この二人はうまぴょいしたのか？

ナリタランドに行って爛れずに幸せになった奇跡の物語……