キングトレ「色々と関わる機会があった末にその場の空気に流されて一流のトレーナー名乗っただけでイジられて！！！妥協案や現実的な案出したり弱音吐いたりする度に外野から三流三流言われて！！！！同期のトレーナーには『一流って言う割にGⅠそんな勝ててないのダサいよな』って笑われて！！！くだらないプライドの為に向いてない距離走って負けて！！！その皺寄せが全部俺に行くんだ！！！！優れた母親の遺伝子を持つ娘を活かしきれてない無能だってよぉ！！！！大体なんだよ『トレーナーには何度もチャンスがある』ってまるでこっちが道楽でやってるみたいに！！！こっちだって遊びじゃねえんだよ！！！あいつに出会ったせいで俺の人生めちゃくちゃだよ！！！！！」
キングトレ「…ハア…ハア…ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ…ﾌﾟﾊｰ…すみません。たづなさん相手に愚痴っても意味ないのに」
たづな「いいんですよ、その為に連れてきたんですから」
たづな「キングさんに出会ったことは後悔している。でも契約解除はしないんですよね？」
キングトレ「………まあ、途中で投げ出して嗤われるよりも最後まで振り回されて馬鹿を見る方がマシですから」
たづな「それでいいと思います。何を以て一流かなんて明確に決められるものではないですから。それがキングトレさんにとっての一流なんですよ、きっと。私はそう思います♪」
キングトレ「たづなさん……」