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貴様 2023/10/21 18:09:42
ID:U.jsNj/YcY
「お疲れ様です!」
ある日の、トレーニングコース。
同期のトレーナーを見かけて声をかけた。
彼女の類には、わずかに赤が差している。
「練習風景、観させていただきましたっ!
流石の指導力ですね、刺激を受けました。
……私も、負けていられません」
「私も、負けない……むん」
「ミーク! ……そうね、言い直します。
─私たち、負けませんから。
共に、切磋琢磨していきましょう!」
その宣言は、青空のように澄み渡り。
その虹彩は、春の木漏れ日のように輝いた。