(一時姿を消したものの再び姿を見せてくれたトレーナーさん…)
1 : 1   2023/09/06 09:13:37 ID:ok.M/Z2SiM
https://umabbs.com/patio.cgi?read=11851&ukey=0&cat=765

元々は↑のスレの三次創作として書いたものですが同スレに投稿したところ別スレを立てた方がいいとの指摘を受けて改めて投稿しました。蛇足かもしれませんがご一読いただければ幸いです。
2 : 1   2023/09/06 09:14:39 ID:ok.M/Z2SiM
(ヘリオスさんと一緒に学園に戻ってきてから急に吹っ切れたように不安定さがなくなって器量が大きくなったトレーナーさんが誇らしい私…)
(あんなことがあったからトレーナーさんに対する少し態度を柔らかくした私…あわよくばこれでトレーナーさんとの関係が進めばいいと思う私…)
(そんなある日トレーナーさんが今度はヘリオスさんと共にトレセン学園から姿を消してしまい激しく動揺しながらも二人を探させる私…)
(そうして居場所が発覚した二人の元に駆けつけようとした私の前に立ちはだかるミラクルさん…)
(そこをどいて欲しいと私が懇願してもこちらを睨みながら一歩もそこを動かないミラクルさん…)
(そうするうちにトレーナーさんとヘリオスさんが恋愛関係にあること、ヘリオスさんがトレーナーさんとの子どもを身籠っていることを打ち明けられ、驚愕する私…)
(ミラクルさんに友達の幸せを壊させたりはしないと宣言され、トレーナーさんがヘリオスさんに取られた絶望と権力に任せてトレーナーさんの幸せを奪おうとしていたことに対する罪悪感で思わずその場にへたり込み涙を流す私…)
(一族のプライドに囚われるあまり自分の気持ちが伝わらないどころかトレーナーさんの気持ちも理解できなかったことを死ぬほど後悔する私…)
(これからはトレーナーさんとヘリオスさんに余計な干渉はせず、自由に生きてもらうことでトレーナーさんへのせめてもの償いをしようと思う私…)
3 : 1   2023/09/06 09:15:57 ID:ok.M/Z2SiM
(それから数年後、レースを引退して名実ともにダイイチ家の代表としての道のりを歩み始めた私…)
(立場上次々とやってくる縁談を悉く断る私…)
(かつて私のことを一番に理解しようとしてくれたトレーナーさんを手放してしまった心の傷がいまだに癒えない私…)
(それでもどこかにいるはずのトレーナーさんが元気で幸せに生きてくれていることを心から願っている私…)
(そんなある時卒業以来顔を合わせていないミラクルさんから突然電話が来て驚きながらもそこはかとない不安に襲われる私…)
(電話を取るとトレーナーさんとヘリオスさんが交通事故に遭ったことを知らされ言葉を失う私…)
(取るものも取り敢えずミラクルさんから教えられた病院に直行する私…)
(病院に駆けつけると私が到着する直前に二人は亡くなってしまったことを伝えられ、人目も憚らず号泣する私…)
(しかし一方で事故の時一緒にいたトレーナーさんとヘリオスさんの3歳になる子どもは一命を取り留めたことを知る私…)
(ミラクルさんに必死で頭を下げその子どもを引き取らせて欲しいと懇願する私…)
(初めは難色を示していたものの私が子どもを万全な環境で育てられることと誠意を持って子どもの面倒をみることを理解してくれて私に子どもを任せてくれたミラクルさん…)
(子どもを預かることを許してくれたミラクルさんに感謝しつつこの子が健全で不自由なく生きられるようにしようと決心する私…)
(そのためには自分自身の身を固めようとそれまでと打って変わって某財閥の子息と結婚しその人との間にウマ娘をもうけた私…)
4 : 1   2023/09/06 09:17:38 ID:ok.M/Z2SiM
(物心ついた頃からダイイチ家で育てられた俺…)
(生みの親二人は交通事故で亡くなったと教えられた俺…)
(朧げではあるが生みの親二人と手を繋いでどこかを歩いた記憶がある俺…)
(母親は陽気で優しく、父親は朗らかで温かったという印象が脳裏に浮かぶ俺…)
(育ての親にあたるルビー奥様にずっと面倒を見てもらった俺…)
(ダイイチ家の当主として凛としつつも心優しい奥様を母のように慕っていた俺…)
(俺のことを時に褒め時に叱ってダイイチ家という恵まれた環境にありながらも傲慢になったりひねくれたりしないように育ててくれた奥様…)
(奥様が教えてくれたことの中でも特に誇りや責任を持ちながらも自分が本当に望むことを叶えるためだったらそれを捨てる覚悟が必要だということを胸に刻んでいる俺…)
(小さい頃に幼稚園のお遊戯で母親の絵を描かされた時に奥様を描いて見せに行ったら何故か悲しそうな顔をした奥様…)
(喜んでもらおうと思っていただけにその反応に困惑し、自分は奥様を喜ばせることができないのではないかと心配になって泣き出してしまった俺…)
(その後奥様が慰めてくれたが、結局どうして奥様がそんな反応をしたかは分からず、そのことがしこりのように心に残っている俺…)
5 : 1   2023/09/06 09:19:23 ID:ok.M/Z2SiM
(奥様のお嬢さまは俺の5つ年下で、小さな頃からよく遊んだり面倒を見たりしていた俺…)
(奥様が伝説的なウマ娘であったことを知ってから、お嬢さまがウマ娘だったこともあってトレーナーを志すようになった俺…)
(夢を叶えるために猛勉強し、ついにトレーナー養成学校を飛級で卒業して中央トレセンにトレーナーとして就職した俺…)
(その時ちょうど中央トレセンに在籍していたお嬢さまが本格化を迎えトレーナーを募集していることを知った俺…)
(奥様にお嬢さまの専属トレーナー選抜試験に参加させて欲しいと懇願する俺…)
(奥様は俺が望むなら試験なしで直接お嬢さまの担当トレーナーにさせられると言って下さったが自分がお嬢さまにふさわしいトレーナーか確かめたいと固辞する俺…)
(俺がそう答えることを望んでいたかのように微笑み試験への申し込みを了承して下さった奥様…)
(それに喜んでいると、試験では身内に対しても手加減はしないと言い放ちながら奥様が向ける鋭い視線に身がすくむ俺…)
(それでも自分の望みを叶えるために全力を尽くし、厳しい試験を突破して晴れてお嬢さまのトレーナーになった俺…)
(トレーナー就任の挨拶に伺った俺に労いと称賛の言葉をかけて下さる奥様…)
(奥様の言葉に安心して不覚にも涙を流してしまう俺…)
(そんな俺にまだ始まったばかりだと叱咤激励を下さる奥様…)
(奥様の言葉を受けお嬢さまを最高のウマ娘に育て上げる決意を新たにする俺…)
6 : 1   2023/09/06 19:50:33 ID:b0oX/HPyrc
(苦労がなかったわけではないが預かった子がのびのびとまっとうに成長してくれたことに安心する私…)
(私の娘とあの子が小さいころから仲良くしているのを見て叶うことならあの子には将来私の娘のトレーナーになってもらえたならと淡い希望を抱く私…)
(特に強く勧めたわけでもないのにトレーナーを志すようになったあの子に血は争えないと思う私…)
(努力を重ねてトレーナー養成校を飛び級で卒業し中央トレセン学園に就職したあの子が誇らしい私…)
(ちょうど同じころトレセン学園に在籍していた私の娘が本格化を迎え、私の時と同じようにふさわしいトレーナーを選抜することにした私…)
(そんな時私の前に現れて私の娘のトレーナーになるための試験に参加させてほしいと願い出てきたあの子…)
(あの子を試すつもりで試験なしで私の娘のトレーナーになるように提案するも、それを固辞して自分の実力で私の娘のトレーナーの座を得たいと言うあの子の誠実さと逞しさに思わず顔がほころぶ私…)
(ただ、ダイイチ家の頭取として身内であっても手加減はしないと鋭い目線を向ける私…)
(さすがに一瞬ひるんだものの覚悟を決めたような面持ちで絶対に試験を突破すると宣言するあの子…)
(その後試験を突破し見事に私の娘のトレーナーの座を得たあの子…)
(トレーナー就任の挨拶として私に顔を見せたあの子に労いと称賛の言葉をかける私…)
(その瞬間今まで張りつめていたものが解けたように涙を流すあの子にこちらまで泣いてしまいそうになる私…)
(それでもまだまだこれからだとあの子を叱咤激励をすることで辛うじて涙を抑える私…)
(私の娘を最高のウマ娘にしてみせると宣言するあの子の姿を見て彼の言葉が現実のものになることを確信する私…)
7 : 1   2023/09/06 19:51:38 ID:b0oX/HPyrc
(ティアラ路線に進むことになった私の娘に対して的確な指導を行うあの子…)
(ジュニア期に阪神JFを勝利したのを皮切りにダイイチ家の悲願であるティアラ三冠の栄誉を手にしただけでなく、その年のジャパンカップを制して年度代表クラシックウマ娘に選ばれるなど輝かしい成績を収める私の娘とあの子を何よりも誇らしく思う私…)
(年度代表クラシックウマ娘に選出されたことの報告に二人そろって顔を見せたとき私の娘があの子に対して示す態度に既視感を覚える私…)
(もしかしたら私の娘はあの子に恋をしているのではないかと思う私…)
(後日私の娘を呼び出してそのことを問いつめたところやはりそうであることが判明し危険なデジャヴを感じる私…)
(ダイイチ家のウマ娘と優秀なトレーナーという組み合わせなのだから年の差はあれど何も気に病む必要はないと諭すも、あの子が優秀なトレーナーであるが故にダイイチ家の娘として彼を独占することはできないと言う私の娘…)
(その姿がかつて失敗を犯しトレーナーさんを傷つけた自分と重なり、私の娘には同じ轍を踏ませたくないという一心で思わず彼女の頬を打ってしまう私…)
(突然の出来事に目を白黒させる私の娘に、自分の誇りや責任を重んじる行為は時として自分の欲求を閉じ込めるだけでなく周りの人間をも傷つけることになるということを説く私…)
(自分の欲求に素直になることが結果的にあらゆる面において最良の結果を招くということを伝える私…)
(私の話を聞いてあの子の元へ駆けていく私の娘…)
(苦い青春の思い出を胸にその背中を遠い目で見送る私…)
8 : 1   2023/09/06 21:04:06 ID:b0oX/HPyrc
(お嬢さまの圧倒的な才能に自身の至らなさを感じながらもトレーナーとして自分の持てる全てを捧げる俺…)
(その甲斐あってかジュニア期から優秀な成績をおさめるお嬢さま…)
(その凛とした姿にトレーナーとしてだけでなく、少なからず異性としても心惹かれていく俺…)
(その反面時を経るごとに俺に対する態度がそっけなくなっていくお嬢さま…)
(小さなころから他人に比べてプライドが高く簡単に他者に対して心を許すような性格ではなかったにしろ、幼馴染である俺に対しても距離を置くようになったことをいぶかしむ俺…)
(もしかしたらトレーナーとして下心を持つようになった俺をお嬢さまは嫌悪しているのではないかと思う俺…)
(トレーナーとしての向上心が裏目に出てお嬢さまとの決定的な溝が出来てしまったことにショックを受ける俺…)
(もしかしたら近いうちにお嬢さまはトレーナーを変えるつもりかもしれないと不安になる俺…)
(それに気づいてからは何に対しても気弱になってしまい、お嬢さまが年度代表ウマ娘に選ばれても素直に喜べない俺…)
(この調子ではいよいよトレーナー交代も時間の問題だと自分を嘲る俺…)
9 : 1   2023/09/06 21:04:49 ID:b0oX/HPyrc
(そんなある日、俺がトレーナー室で残業をしていたら突然扉を勢いよく開けて駆けこんできたお嬢さま…)
(普段お嬢さまに会うような時間ではない以上に、常に凛として落ち着いているはずのお嬢さまがレースの時以上に息を荒げていることに状況が読めない俺…)
(いったいどうしたのかと尋ねようと歩み寄ると勢いよく俺に抱き着いてくるお嬢さま…)
(ますます状況が読めなくなって事情を聞こうとしたらお嬢さまが俺の胸の中ですすり泣いていることに気づいた俺…)
(何が何だかわからないが、とりあえずむせび泣くお嬢さまの背中を子どもの時のように優しく撫でる俺…)
(そうするうちにようやく落ち着いてきたので話を聞くと、お嬢さまは俺のことが好きで最近態度が冷たくなったのはトレーナーである俺を独占しないようにするためであったと告白され驚愕する俺…)
(涙で腫れながらも曇りのない瞳で自分の気持ちを受け入れてくれるかどうかを聞いてくるお嬢さま…)
(元々孤児である俺とダイイチ家という華麗なる一族を担っているお嬢さまとでは釣り合わないうえ、何よりトレーナーという教育者としての建前上首を縦に振ることができないでいる俺…)
(だからと言ってお嬢さまの気持ちも無下にできずどうすればいいかわからなくなった時、奥様の言葉を思い出す俺…)
(お嬢さまをいったん自分の体から引き離してまっすぐその瞳を見つめながら、自分はトレーナーとしてお嬢さまの走りを出来る限り見届けたいため今お嬢さまの気持ちにこたえることはできないと伝える俺…)
(納得してくれながらも切なそうな目でこちらを見つめるお嬢さま…)
(そんなお嬢さまに今はこれが精一杯と額にキスをし寮に帰す俺…)
(らしくもないきざな真似をしてしまったことに後悔の念を抱きつつもこれから一人の男としてお嬢さまを守っていく決意を固める俺…)
10 : 1   2023/09/06 21:05:28 ID:b0oX/HPyrc
(その後話があると奥様に呼び出されお嬢さまとの件が早くもばれてしまったのかと気が気でない俺…)
(俺の心配とは裏腹に俺に関する近況についてだけ聞いてくる奥様…)
(恐れていたことが杞憂だったと胸をなでおろしたのもつかの間、帰る直前にお嬢さまの気持ちを伝えられたことについて聞かれ全身の血の気が抜ける俺…)
(もはやこれまでと絶望するも、意外にもお嬢さまと俺が好意を寄せあっていることについて奥様が特別怒りを抱いているわけではないことが分かり若干拍子抜けする俺…)
(しかし、トレーナーとしてだけでなく個人としてお嬢さまを支えていく覚悟はあるのかあの時と同じ鋭い目つきで俺に問う奥様…)
(それに一瞬ひるみそうになりながらもあの時とは違い100%の自信を持ってお嬢さまのことを守っていくと宣言する俺…)
(それを聞いて表情が緩んだ奥様に改めてお嬢さまをよろしく頼むよう頭を下げながらお願いされ、むしろそちらの方に動揺してしまう俺…)
(ああは言ったがとりあえずはお嬢さまの競技生活を充実させることに専念しようとトレセン学園に戻ってから早速トレーニングプランを練り直す俺…)
11 : 1   2023/09/06 22:40:26 ID:b0oX/HPyrc
(私の娘があの子に想いを伝えたということを聞きあの子を呼び出して話を聞く私…)
(はじめはただの近況報告であると油断させてからあの子が帰る直前に本題について聞きだす私…)
(さすがに動揺したあの子に余計な勘違いをさせないよう、あくまで二人がそういった関係になること自体は問題ないということを諭すように説く私…)
(そしてあの子を一人の人間として支えていく覚悟があるのかをあの時と同じような鋭い目線で問いつめる私…)
(それでもあの子が以前のように臆することなく決意を示してくれたことにあの子の成長を感じ思わずかをがほころぶ私…)
(どうか私の娘をよろしく頼むと、今度は人の親として頭を下げてお願いする私を前にしてむしろこちらの方に動揺するあの子を見て内心ほほえましさを感じる私…)
12 : 1   2023/09/06 22:41:51 ID:b0oX/HPyrc
(それからケガでシニア春は全休しながらも秋には復帰しジャパンカップ連覇と有馬記念制覇の栄誉を手にした私の娘とあの子に人バ一体の絆を見る私…)
(トゥインクルシリーズを終えてドリームトロフィーリーグも引退してトレセン学園を卒業してからもっとレースとその経営に関する勉強がしたいと大学に通い始めると同時にあの子との同棲を始めた私の娘…)
(はじめに同棲のことを話された時にはさすがに驚いたものの将来的に経営の面でレースに関わっていきたいという本人の希望をかなえるための社会勉強の必要性と、何より同棲の相手がトレーナー寮での生活も経験しているあの子であるからには私の娘が危険な目に合う心配もいらないという安心感からダイイチ家の屋敷から離れて二人で暮らすことを了承した私…)
(それでも二人との連絡はこまめにとり初々しい同棲生活について話を聞くのが楽しみになった私…)
(ただ、同棲を始めてからも一向に手を出してこないことに怒りを通り越して恐怖を感じているという娘の話を聞いて、奥手なところまでトレーナーさんに似なくてもいいのにと内心呆れる私…)
(紆余曲折を経ながらも4年間の同棲生活を何事もなく送り、大学を卒業するとともに屋敷に戻ってきた私の娘とあの子…)
(屋敷に帰ってきた報告と共にあの子が私の娘にプロポーズしていたことを伝えられ、驚きつつも当然のことに祝福を述べる私…)
13 : 1   2023/09/06 22:42:33 ID:b0oX/HPyrc
(それから二人の盛大な結婚式を企画し、運営にも携わる私…)
(結婚式に直接関わることについて周りから止められもしたものの、これだけは自分自身の手で行いたいと頑なに仕事から離れない私…)
(そして迎えた結婚式当日、美しい花嫁と頼もしい花婿の仲睦まじい姿に今までの疲れが吹っ飛ぶような心地がする私…)
(結婚式の後の祝宴で各界の関係者に挨拶をしようとしていると、自分よりも忙しいはずのあの子が真っ先に顔を見せに来て少し意外に思う私…)
(こちらが改めてお祝いの言葉を言うと、今までずっと私のことを母と呼んでみたかったこととこれからははばかることなくそれができることがうれしいと話すあの子…)
(それに思わず目頭が熱くなり、こちらもあなたのことを息子と呼べることがうれしいと言おうとする私…)
(その瞬間、心臓をつかまれるような感覚がして急に気分が悪くなる私…)
(とっさにその場を離れてトイレに直行し、個室で胃の中のものをすべて吐き出してしまう私…)
(吐き出した後も悪寒が止まらず、ぶるぶると震えながら自分の肩を抱く私…)
(とりあえず落ち着こうと息を整えていると不意に「アノコハワタサナイ」という声を聞いた私…)
(入るときも他の個室には誰もおらず、声もこの世のものとは思えないような不気味なものだったため気味が悪くなる私…)
(もしかしたらこの声は私を呪い殺そうとしているのかもしれない)
14 : 1   2023/09/06 23:03:44 ID:b0oX/HPyrc
続きます
15 : お前   2023/09/06 23:50:07 ID:f0JfdNc09w
>様々なご意見をいただいた手前恐縮ですが、勝手ながらこの作品の三次創作を書いてみました。NTRとして書いたつもりはありませんがこの作品でのルビーの性格上そういった性格を帯びることをご了承ください。この作品が完結している以上蛇足であることは重々承知していますが、是非ご一読いただければ幸いです。

あのねぇ、元スレで指摘受けて別スレに移動した以上は自分から元スレで宣伝するのは控えた方がいいよ。
書くなとは言わないから周りに迷惑かけないようにやりなさいな。
16 : 1   2023/09/07 05:37:27 ID:CxlTuQ7zHI
>>15
お叱りの言葉痛み入ります。品のない行為であることは重々承知していますが、どんな形であれまずは皆様に作品を読んでいただければとの思いで宣伝させていただいております。
17 : ダンナ   2023/09/07 07:33:16 ID:vcZhNdPi1U
そんなに文章読んでほしいならこんなBBSじゃなくて、ちゃんとした投稿サイトでやるべきだろう。
既に一度怒られてるのにまた宣伝してるあたり、そもそもなんで怒られてるのがまるで理解できてないだろう?
人気が出た赤の他人の成果物に乗っかって、自分の成果物も認めてもらおうというその神経が非常に気に食わないんだ。
最初から元スレに迷惑かけないようにちゃんと自分で別スレ立てて、そこで文章書き起こしていたなら、あなたの文章を褒める人たちもいただろうに。
18 : アネゴ   2023/09/07 07:41:07 ID:LCbb1uctbw
>>16
つまり自分の作品が見てもらえるなら迷惑かけようが疎ましく思われようがなんでもいい、と
それでもさ、少しでも元スレに対するリスペクトがあるんなら、もうあっちに書き込んじゃダメよ?
宣伝じゃなくてもレスするだけで不快に感じる人もいるだろうから、無用なトラブル起こして元スレのイッチに迷惑はかけないように
というかもう既にかけてるから、これ以上はかけないようにね
19 : 使い魔   2023/09/07 07:43:00 ID:LCbb1uctbw
って忠告が遅かったかぁ…
20 : 1   2023/09/07 07:47:35 ID:CxlTuQ7zHI
>>17
お叱りの言葉痛み入ります。私自身も図々しい真似をしていることは承知しています。第三者の作品の続編を勝手に作成することも決して褒められた行為ではないことも承知しています。ただ、自分の創造力を元スレッドの作品に捧げることこそが私が原作に対して敬意を示す最良の手段であるという考えのもと作品を投稿しております。
21 : トレーナー   2023/09/07 07:49:53 ID:qMe0QBzSAM
そもそも見て欲しいならこんなところじゃなくて小説サイトにうpしてくれ
22 : お前   2023/09/07 07:55:48 ID:vcZhNdPi1U
>>20
誰もそんな行動望んでないんだよ、余計なことするなってみんな怒ってるんだよ
さてはお前、実は俺含めた今回の件でブチギレてるBBS住民の反応を楽しんでるんじゃないか?
個人的にはもう二度とこのBBSに書き込まないでほしいよ
23 : 大将   2023/09/07 08:02:13 ID:23MwUp.5qs
だれもよんでなーーい(もうあかーん!!)
24 : 1   2023/09/07 08:13:05 ID:SOfayVaxSw
>>22
お叱りの言葉痛み入ります。結果的にはおっしゃるようにみなさまのお怒りを買うことになってしまいましたが、私の創作の出発点にはそのような意図は一切ないということをご理解ください。
25 : トレーナー君   2023/09/07 08:37:35 ID:KzpQty.8yY
>>21
お叱りの言葉痛み入ります。元になった作品がこの掲示板発でありこの作品の内容を理解していることを加味した結果この掲示板に投稿するという結論に至りました。
26 : トレーナーさま   2023/09/07 08:40:00 ID:KzpQty.8yY
>>18
お叱りの言葉痛み入ります。私の投稿が発端になって元スレッド主の方にまでご迷惑をおかけすることになってしてしまったことは誠に申し訳なく思っております。
27 : 相棒   2023/09/07 08:43:49 ID:KzpQty.8yY
>>23
コメントありがとうございます。よろしければこの作品の本文ともしまだお済みでなければ元スレッドの方もご覧いただければ幸いです。
https://umabbs.com/patio.cgi?read=11851&ukey=0&cat=765#bot
28 : 1   2023/09/08 07:28:25 ID:lxMctAqlSc
(結婚式のあとの祝宴で関係者の方々に対する挨拶もそっちのけで奥様の元へ向かう俺…)
(少し驚いたような様子の奥様に小さい頃母親の絵として奥様を描いた時から奥様のことを母と呼びたかったがこれからは遠慮なくそう呼べることが嬉しいと打ち明ける俺…)
(そう言われて口元を押さえながら目を潤わせる奥様にこちらまで泣いてしまが戻るまでの間方々への挨拶をこなす俺…)
(しかし、挨拶を済ませても祝宴がお開きになっても一向に現れない奥様が心配になり家の方に聞いたところ体調を崩されてお帰りになったということを知る俺…)
(それからというものの体調を崩しがちになりこちらが心配になって面会を申し込んでも頑なにそれを拒否し続ける奥様…)
(そんな奥様に新婚とはいえとても浮ついた気持ちになれない妻と俺…)
(もしかしたら今回の結婚は祝福されるべきものではないのではないかと思い始めてしまう俺…)
29 : 1   2023/09/08 07:29:29 ID:lxMctAqlSc
(そんな時ケイエスミラクルさんとお茶をすることになった妻と俺…)
(奥様の古くからの友人として小さな頃から親しくしてもらっており何を隠そう俺の初恋の人でもあるミラクルさん…)
(結婚したことへの祝福の言葉をもらい笑顔を作ってお礼を言うもののやはり奥様のことで表情が硬くなってしまう妻と俺…)
(それを見てすぐさま異常に気付いたミラクルさんにこの人にはかなわないと思いながらも本来ならばダイイチ家の人間以外には秘密であるはずの奥様の体調について打ち明ける妻と俺…)
(体調が悪くなったのはいつごろかと聞かれこちらが結婚式の後、それも結婚式後の祝宴を突然退席してからだと言うと考え込むように目線を下げるミラクルさん…)
(それを訝しんでいると急に目線を上げ、大事な話があると真剣な面持ちで話すミラクルさんに思わず背筋を伸ばしてしまう妻と俺…)
(まず俺の本当の両親についてどれくらい知っているかについて聞かれ交通事故で死んだこと以外はほとんど何も知らないと答える俺…)
(俺の答えを聞いて俺の出生について話し始めるミラクルさん…)
(俺の父親である元トレーナーは奥様の友人であり競技ウマ娘であったダイタクヘリオスと駆け落ちした末に俺をもうけたことを知らされ驚愕しつつも、かつて奥様の競技成績について調べた際に奥様ほどのウマ娘を育てたトレーナーとGⅠで奥様に勝ったこともあるほど優秀なウマ娘だったダイタクヘリオスの両者が奥様が引退したころに忽然と姿を消していることの謎が解けた俺…)
30 : 1   2023/09/08 07:30:08 ID:lxMctAqlSc
(しかしそれと奥様の体調が悪いことに何の関係があるのかと妻が聞くと、奥様が二人の怨霊に憑かれているかもしれないと言い出すミラクルさん…)
(そんなバカなと思わず身を乗り出して怒鳴る俺と向き合いながら冷静に説明を始めるミラクルさん…)
(怨霊とはつまるところかなりの部分が人間の「思い込み」に拠るものであり、実際がどうであれ誰かが誰かを恨んでいるという意識が現実の諸事象と結びついて怨霊という概念を生み出すものであり、特に人の体はその人の意識に影響されやすいことから怨霊との結びつきも強くなりやすいと説明され憤りが収まっていく俺…)
(ミラクルさんの説明から今の奥様が俺の生みの親に恨まれていると「思い込んで」体調を崩しているということを理解する妻と俺…)
(しかしどうして突然それが現れたのか不思議に思う妻と俺に結婚式の時に何かなかったのかと聞くミラクルさん…)
(俺が奥様のことを母と呼びたいと言ったすぐ後に奥様が退席したと答えるとその言葉を聞いて奥様が俺を俺の生みの親から奪ってしまったと感じたのではないかとミラクルさんに言われ、小さいころに見た奥様の悲しそうな顔を思い出す俺…)
(奥様を助けるにはどうすればいいかと尋ねると呪縛から解き放つには奥様自身の意識を変えるしかないと答えるミラクルさん…)
(それを聞いて今から奥様のもとに行く意志を伝える妻と俺…)
(そんな俺たちを見て奥様は良い娘と息子を持ったと笑みを浮かべながら言うミラクルさん…)
(奥様を頼んだとミラクルさんから思いを託され急いで奥様の元へ向かう妻と俺…)
31 : 1   2023/09/13 19:36:16 ID:aaIl48V6DA
(あの日以来体調を崩しがちになりどんどん体が弱っていく私…)
(食事もほとんど受け付けず常に悪寒が体を這い回るがそれ以上に毎晩のように見る悪夢に精神が痛めつけられる私…)
(夢の中の真っ暗闇の空間で悪臭を放つヘドロのようなものが体にまとわりつきその中でもがく私…)
(どれだけもがいてもより一層這い上がってくるヘドロに呼吸が苦しくなり始める私…)
(そんな中そばに二人の人影を見つけ助けを求めて手を伸ばす私…)
(しかしそんな私を汚いものを見るように一瞥して背を向ける二人…)
(だんだん遠ざかっていく人影に虚しくも手を伸ばし続ける私…)
(視界がヘドロに覆われる寸前に「アノコハワタサナイ」というはっきりとした声を聞く私…)
(その瞬間に目が覚めて重い体を起こすと胃の中には何も入っていないのにえづいてしまう私…)
(何回も私の娘とあの子が面会を申し込んできたが弱った姿を見せたくないという思いで全て断る私…)
(こんな有様になってまで体裁を守りたいのかと自己嫌悪に苛まれる私…)
(ついには起き上がるのも難しくなりほとんど寝たきりの状態になる私…)
(これもあの子を二人から奪おうとした罰だとこの後訪れるであろう運命を受け入れ始める私…)
32 : 1   2023/09/13 19:37:23 ID:aaIl48V6DA
(また夢の中で真っ暗闇の空間に置かれ膝を抱えている私…)
(忌々しいヘドロが這い上がってきてももはや何の抵抗もしない私…)
(このままヘドロに飲み込まれて事切れれば苦しみから解放されると高をくくる私…)
(視界が覆われる前に自ら目を閉じてその時を待つ私…)
(すると遠くの方から私の名前を呼ぶ声が聞こえ始め思わず目を開けて顔を上げる私…)
(その瞬間それまでいた真っ暗闇から打って変わって出走ゲートのフレーム越しに青いターフが目に飛び込んできて目が点になる私…)
(周りを見るとここが京都レース場でありゲートは右回り1600メートルレースの時の位置にあることに気づく私…)
(身を包んでいる見慣れた勝負服に今いる3枠5番のゲートでこれがあのレースであることを悟る私…)
(思わず左にある7枠12番のゲートに視線が動きそうになるがこれがレースである以上見るべきものは決まっていると視線を目の前のターフに真っ直ぐ向ける私…)
(ゲートが開くのに少し反応が遅れてしまい後方からのスタートとなる私…)
(二人のウマ娘が前に出るのを見て本来の逃げ戦法を抑えながらも前方に陣取る12番のウマ娘…)
(私の左後ろで前方の様子をうかがうミラクルさん…)
(第三コーナーの坂あたりで前に出て逃げ切りにかかる12番のウマ娘…)
(負けじと前の方に移動して抜け道を探す私…)
(最終コーナーから直線に入る所でバ群の合間を縫って前方に躍り出て右前方で逃げる12番のウマ娘を視界にとらえる私…)
33 : 1   2023/09/13 19:38:17 ID:aaIl48V6DA
(先頭まで数バ身の距離がなかなか縮まらずこのウマ娘の強さを痛感する私…)
(ここまで思い出のままに進むレースにこの後の展開を察する私…)
(このまま12番のウマ娘を追おうにもミラクルさんをはじめとする数々の強豪ウマ娘が迫ってきている中ここで足が切れてしまえば12番のウマ娘に勝つどころか大敗を喫してしまうだけに思い切ることができない私…)
(悩みに悩んでいるとき背中がふっと押される感覚を覚え、そのまま脚を速める私…)
(体力が切れることも脚に負担がかかることも周りのウマ娘のことも気にせずにただひたすら勢いに任せて前を追う私…)
(そうしているうちに先頭との距離を着実に縮めていく私…)
(不思議と脚に負担はかからず末脚の切れも衰えない私…)
(ゴール直前でついに並びそのままゴールする私と12番のウマ娘…)
(走り切った後絶え絶えの呼吸の中、ゴール時点でわずかに12番のウマ娘の前に出たという感覚を反復する私…)
(息を整えているうちにスタンドからの万雷の歓声に気づきそれまで手を膝につけていたのを改めて歓声の方を向いたものの、そこには観客の姿はなくただ真白なレース場の建物の方から歓声だけが聞こえており困惑する私…)
(スタンドの方を動揺しながら見回していると方に誰かが手を置いている感覚を覚える私…)
(そちらの方を向くと青を基調としたラフな勝負服を着た見慣れたウマ娘がいる以外はターフ上にいるはずのレース後のウマ娘たちもおらずますます困惑する私…)
『お嬢』
(今まで一人だけが用いたことがない私の呼び名を久しぶりに聞いて思わず声の方を向くと、確かに口角を挙げあげながら次のように言った私の友人でもあったそのウマ娘…)
『ありがとう』
34 : 1   2023/09/13 19:40:18 ID:aaIl48V6DA
(はっと目が覚めると見慣れた天井が視界に飛び込んできて一瞬状況がつかめなくなるがここが自分の寝室であることに気づく私…)
(口元につけられている酸素マスクや腕の静脈に差し込まれた点滴の管に自分が一時期生死の境にあったことを察する私…)
(酸素マスクを外して上体を起こすと体がやけに軽く感じる私…)
(先ほどまでの経験は夢であったのかと逡巡していると、レースから一夜明けたときのように脚が心地よい痺れを発していることに気付いた私…)
(ふと「奥様」と自分のことを呼ぶ声を聞く私…)
(声のした方を見ると、私のベッドの左側で膝をついて上体を委ねていた上体から顔を起こしてこちらを憔悴しきった眼で見つめるあの子…)
(感極まったように私の手を取ると泣き出してしまったあの子とまだベッドの右側に上体を預けて膝をつきながら眠っている私の娘に目が覚めるまでずっと側にいてくれたことを察し思わず俯く私…)
(ひとまず落ち着いてから娘を起こして家の者を呼ぼうとしたあの子をもう少し寝かせてあげようと静止する私…)
(何を話せばよいか決めかねて口を閉じているあの子に今こそ話さなければならないことを話そうと口を開く私…)
(私がこれまで自分や一族の体面を守る為にあらゆる人に犠牲を強いてきたこと、あの子のことを引き取って育てたのも元はと言えば自分のためであったこと、あの子の出自についても自分の保身のために話すことができなかった挙句母親を気取って本当の両親を裏切ったことを打ち明ける私…)
(私の話を黙って聞いているあの子…)
(一通り話した後、自分は他人が思っているような高潔な人間でも聖人君主でもなく、今までの罪に対して許しを請おうとも思わないため自分のことをどうするか自由に決めてもいいと図々しくも言う私…)
35 : 1   2023/09/13 19:40:59 ID:aaIl48V6DA
(罵倒されるのを覚悟していたら少し怒りのこもった口調ながら、私の過去に何があったとしても今まで育ててくれたことへの感謝は変わらず、たとえ世界中が敵に回ったとしても私の側にいると訴えるあの子…)
(その様子を目の当たりにして本当にいい子に育ったものだと思うとともに何かの呪縛が解けたように感じる私…)
(それまでにわかに流れていた沈黙を破るように口を開く私…)
「…大それたことを言う子ですね。しかし今の言葉、私は育ての母として貴方のことを心から誇りに思います。ありがとう、本当にありがとう。」
(そう言うと堰を切ったように涙があふれてくる私…)
「お母さま、ルビーお母さま…!」
(涙に顔を覆う私を見てそう言いながら私のことを抱擁してくるあの子…)
(あの子の背中に手をまわして抱き合いながら窓から入ってくる朝日を浴びるふたり…)
(それから二人の間に子どもができ、またその子に子どもができ、またその子にといった具合に玄孫の誕生まで見届けてしまい、娘にダイイチ家の家督を譲った後も相談役として数十年の時を過ごしてずいぶんと長生きしてしまったと我ながら呆れる私…)
(ダイイチ家の庭を楽しげに駆ける玄孫を他の家族に囲まれながら見守る私…)
(もっと外の空気に触れていたかったが息子の心配に答えて息子の引く車いすに乗って屋敷の中に戻る私…)
(こうして穏やかな家庭を築けたということは今まで自分がやってきたことは間違いではなかったと安心する私…)
36 : 1   2023/09/13 19:43:12 ID:aaIl48V6DA
(阪神レース場のような場所に立っている私…)
(杖もなしに立てているのを不思議に思って足元を見ると身体がトレセン学園にいた時のように若々しさを取り戻していることに気付く私…)
(服もトレセン学園の制服になっているのに驚いているとふと自分の名前が呼ばれるのを聞いてそちらの方を振り向く私…)
『久しぶり。』
『トレーナーさん…!』
『ずいぶん待ったよ。なるべく遅く来てほしいとは思ってたけど、ここまで遅くなるとは思わなかった。』
『お待たせしてしまい申し訳ありません。』
『いいや、ルビーが幸せでいてくれれば俺はそれでいいよ。』
『………』
『…ルビー。』
『何でしょう?』
『俺たちの代わりにあの子のことを育ててくれてありがとう。』
『そんな…私はお二人の役割を奪ってしまったのです。お礼だなんて…』
『いや、多分俺たちが育ててもあんなに立派には育たなかったよ。今のあの子があるのは君のおかげだ。』
『恐れ入ります。』
37 : 1   2023/09/13 19:44:22 ID:aaIl48V6DA
『…ルビー。』
『はい。』
『突然消えたりしてごめん。あの時の俺にはあの手しかなかったんだ。これに関しては弁明をしようとも、君の許しを請おうとも思わない。』
『あの時は…私は貴方を傷つけていたのです。私の方こそ貴方とヘリオスさんに何かを言える立場ではありません。ただ、お二人はもっと長く生きるべきでした。』
『………』
『………』
『…ルビー。』
(そう言いながらこちらに手を伸ばすトレーナーさん…)
『行こう。みんなも待ってる。』
『…ええ。いきましょう、共に。』
(そう言いながらトレーナーさんの手を取る私…)
もしかしたら、トレーナーさんはこれからずっと私といるつもりなのかもしれない。
<了>
38 : トレーナー君   2023/09/20 07:48:25 ID:Uq0zvP4Bak
諸々の対応は褒められたもんじゃないが途中で投げ出さなかったのはえらい

名前 (空白でランダム表示)
画像 ※JPEG/PNG/GIFのみ。最大サイズ合計: 8MB



画像は3650日で自動削除する
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント スレをTOPへ (age)

※コメントは15行まで
※画像などのアップロードの近道 : http://imgur.com/
※コメント書き込みの前に利用規約をご確認下さい。