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安価で決める自由なスポ根・続
1 :
トレーナー君
2024/08/24 22:22:10
ID:tq5sXyWX12
前スレ
https://umabbs.com/patio.cgi?read=9738&log=past&res=1000
・安価によって行き当たりばったりのストーリーを展開していきます
・必ずしも史実通りの成績にはなりません
・安価による指定さえあれば翌日中には更新します
376 :
トレーナー君
2025/02/14 22:35:00
ID:iO2.HTegA6
セイウンスカイ
377 :
使い魔
2025/02/15 22:27:21
ID:OH.0loBFa2
先攻はチーム<アルタイル>。
先陣を切るのはセイウンスカイ。
「このイナリ様に任せな!」
相手チームのゴールキーパーはイナリワン。
身体は小さいがパワーがある。
「行っきまーす!」
スカイが助走を開始する。
イナリワンが姿勢を低くして構える。
「えいっ!」
狙ったのは向かって右の上の方。
イナリワンはそれを見て跳ぶ。
「回転がかかってる!」
スカイがかけた横回転の影響でボールは僅かに曲がる。
ボール一つ分のズレがイナリワンの予測を狂わせた。
「らああっ!」
しかし、咄嗟にヘディングに移行してボールを弾き返した。
「あぁっ、惜しい!」
「入ると思ったんですけど、流石ですね〜」
イナリワンの勘の良さと反応の速さがスカイのテクニックを少しだけ上回ったようだ。
「次はアタシ」
相手の最初のキッカーはゴールドシチー。
こちらが出すキーパーは。
「参ります」
ダイイチルビーが手袋を小さな手にはめる。
ルビーも小柄だが、瞬発力なら誰にも負けないはずだ。
「ふっ!」
ゴールドシチーのシュートは左の中段。
真っ直ぐの弾丸シュートにルビーが飛びつく。
「たっ!」
両手でボールを掴み取る。
勢いに押されてゴールラインを越えそうになるが、何とか耐えた。
「よし!すごいぞルビー!」
「これで互角ですね」
相手チームの次のゴールキーパーは
>>378
(タマモクロスまたはゴールドシチー)
378 :
トレーナーさま
2025/02/15 22:28:30
ID:.CoNzGq.n2
タマモクロス
379 :
アナタ
2025/02/16 22:27:51
ID:YQy8q0YC8c
ここまでお互い無得点。
次のキッカーはついさっきファインプレーでシュートを止めたルビー。
「よっしゃ!やったんで!」
キーパーはタマモクロス。
空気がビリビリと張り詰める。
「来いや!」
ルビーが刃物のように鋭い蹴りを放つ。
ボールは綺麗なカーブを描きながら向かって左へ飛んでいく。
「逆だ!」
タマモクロスは完全に逆方向に跳ぼうとしていた。
「らあぁぁぁっ!」
跳ぶ直前に踏ん張って反転する。
電撃のように素早い動きでボールに追いつく。
「速っ!」
ゴールドシチーが驚く。
「あかーん!」
しかし、ボールの威力に負けてゴールを許してしまった。
「やった!やっぱりルビーさんはすごいわ!」
「ありがとうございます」
「こっちやと思ったんやけどなー」
読みこそ外れてしまったが、相変わらずのスピードを見せつけたタマモクロス。
まだ第一線でも活躍出来そうだとさえ思えた。
「シュートの方は外すんじゃねぇぜ!」
「分かっとるわ!任しとき!」
今度はタマモクロスがシュートを打つ。
ゴールキーパーはスカイだ。
「読み合いなら負けませんよ〜」
タマモクロスの助走スピードはやはり速い。
「らっ!」
真正面への直接的なシュート。
スカイは横に跳ばずにどっしり待ち構える。
「うぶっ!?」
あまりの威力にスカイが後ろに下がっていく。
「と、止めた・・・」
スカイはボールを何とか受け止めた。
「ナイスゴール!タマモ先輩!」
「え」
ゴールドシチーがそう言った事で気が付いた。
ボールはスカイの身体ごとゴールラインを越えていたのだ。
「これでまた同点ね」
チーム<アルタイル>の勝敗は
>>380
(勝ち・負け・引き分けのいずれか)
380 :
大将
2025/02/16 22:29:00
ID:7Hrd6tsK/M
勝ち
381 :
お兄ちゃん
2025/02/17 22:29:19
ID:cNPeNbCnlk
「シチー!気張っていきやー!」
相手のゴールキーパー、ゴールドシチーはレースとモデル業と学業を同時にこなすハイスペックでストイックなウマ娘。
スポーツももちろん得意だ。
「ここは絶対に外せないわね」
スカーレットがここで得点すれば少なくとも引き分け以上になる。
とは言え、スカーレットは勝ちしか求めていないだろう。
「はっ!」
スカーレットのシュートは正面への高いシュート。
ゴールドシチーはジャンプして腕を伸ばす。
「っ!」
ゴールドシチーの手がボールを掴もうとした直前、ボールが下に向かって曲がった。
「ドライブ回転をかけたんだ!」
ボールは頭上のスペースを通り抜けてゴールネットに突き刺さった。
「よし!」
「やられた・・・!。すみません、イナリ先輩、タマモ先輩」
「しゃーないしゃーない!イナリが取り返すから大丈夫や!」
「おっと、こりゃプレッシャーだな」
次に蹴るのはイナリワン。
ゴールキーパーはスカーレットだ。
「守り切る!」
「落ち着いて〜」
スカーレットは感覚を研ぎ澄ます。
集中力が重要なのはレースと同じだ。
「だああああああっ!」
強烈なシュートは地面ごと抉り取った。
向かって左下。
かなり端を狙った際どいシュートだ。
「はっ!」
スカーレットはイナリワンの身体の動きからコースを予測し、打つ前に跳んでいた。
後はパワーの勝負。
「く」
強力な前への回転に、スカーレットのグローブが悲鳴を上げる。
「かっ、ああああああああっ!」
キャッチせずに押し返し、ゴールを阻止した。
「・・・やるじゃねぇか。負けだ負けだ!あたしらの完敗だ!」
イナリワンは素直に負けを認める。
「やった!勝ったわ!」
トレーニングであっても、勝負は勝負。
勝てば全力で喜ぶ。
「じゃあ罰ゲームをお願いしますね〜」
「は?後出しはずるくない?」
罰ゲームを行うか
>>382
382 :
トレーナーさん
2025/02/17 22:31:00
ID:FGkMPRDy1s
罰ゲームは無し(その代わり、自販機で缶ジュースを1本奢る)
383 :
トレーナー君
2025/02/18 22:32:42
ID:LN.OwVFtgw
「そうだぞスカイ。最初に言わないのはダメだ。俺も最初に言っておくべきだったって反省してる」
「トレーナーさん、実は罰ゲーム受けさせるの好きでしょ」
あくまで闘争心やモチベーションのためであって、罰を与えたい訳ではない。
「そうは言っても負けは負けだ!何もねぇのはあたしの気が済まねぇ!」
「うーん、それならジュース一本奢りって事でどうですか?」
スカーレットが提案する。
確かにそれなら罰ゲームというほど重くない。
「ま、しゃーないな。ルビーは水でええか?」
自動販売機の前まで移動し、小さいペットボトルの水を指差した。
「ではお言葉に甘えて。このオレンジティーを」
タマモクロスは冗談を受け流されてげんなりした。
「スカイはどうすんの?」
「セイちゃんは庶民派なのでこのミックスジュースにしま〜す」
スカイは昔ながらのミックスジュース缶を選んだ。
「何でも好きなの選びな!」
「じゃあこのカフェオレにします」
三人が祝杯をあげる。
「はい、皆も好きに選んでくれ」
自動販売機にお金を入れて、ゴールドシチー達に促した。
「良いの?」
「ああ、トレーニングに付き合ってくれたお礼だよ」
「ほな、ありがたく貰うわ!」
そう言いつつ、タマモクロスは水のボタンを押した。
「へへっ!タマ公は相変わらずだな!」
トレーニング後の団らんを楽しんだのだった。
聖蹄祭でダイワスカーレットが参加するイベントは
>>384
(文化祭であるようなイベント)
384 :
トレーナー君
2025/02/18 22:34:00
ID:KL0ZNS4sSA
コスプレ喫茶
385 :
お姉さま
2025/02/19 22:30:33
ID:m3ZBeqCSQI
秋のファン感謝祭、別名聖蹄祭。
主に文化系のイベントが行われる。
「今年はチーム<アルタイル>主催のイベントをやる事になったよ」
たづなさんに頼まれたとあれば無下には出来ない。
「何をやるか決めてるの?」
「ああ。コスプレ喫茶が良いんじゃないかと思ってるんだ。この前の告知ライブでは色んな衣装が見られて楽しかったからな」
「なるほど」
文化祭のようなイベントでは定番の催し物。
やり方が分かっているので初めてでも何とか出来そうだ。
「衣装とか、詳しい事はまだ決まってない。自由なアイデアで<アルタイル>らしいコスプレ喫茶にしよう!」
「はいはーい質問でーす。チーム主催って事は、知り合いにも参加してもらって良いんですかね?」
スカイが挙手して言った。
「そのつもりだよ。四人じゃ流石に回らないから、少なくとも後三人くらいメンバーが欲しいな」
「それではお手伝いいただける方を探しつつ、衣装などのコンセプトを決めていきましょう」
「そうだな。とりあえず明日から詳しく決めていこう」
チーム<アルタイル>以外にコスプレ喫茶に参加するウマ娘の人数は
>>386
(3〜6人)
386 :
トレーナーちゃん
2025/02/19 22:32:00
ID:D8B6lUZdLs
6人
387 :
トレーナー
2025/02/20 22:27:35
ID:a3.jmmGkJQ
「トレーナー、とりあえず二人連れてきたわよ!」
スカーレットがコスプレ喫茶のメンバーを勧誘してくれたらしい。
「スカーレット君がどうしてもと言うから来たが、私にまともな接客を期待しないでおくれよ?」
一人目はスカイの同期、アグネスタキオン。
スカーレットには特別甘いらしい。
「よろしくお願いします。お役に立てるように全力を尽くします」
二人目はエイシンフラッシュ。
こちらもスカーレットに良くしてくれている先輩だ。
「扮装!共闘!エル登場!」
「お騒がせしてすみません。エル、せめてノックぐらいはしましょうね?」
トレーナー室のドアを勢い良く開けて入ってきたのはエルコンドルパサー。
そしてその親友グラスワンダー。
二人ともスカイの同級生だ。
「この二人も手伝ってくれるんですってー」
連れてきたのはスカイだった。
「私もお連れしました」
続けて、ルビーも入ってくる。
「はーい!いつでもカワイイカレンチャンでーす!」
「お、なかなか面白そうなメンバーだね」
親交が深いカレンチャンとミスターシービーだった。
「ああ、個性的で・・・ちょっと苦労しそうだ」
コスプレのコンセプトは
>>388
(統一またはバラバラ)
388 :
トレーナーさま
2025/02/20 22:29:30
ID:py6YMQ1uJo
豪華絢爛なダイイチ家のイメージで統一
389 :
モルモット君
2025/02/21 23:19:48
ID:8bZekb.9LY
今日はお休み
390 :
貴方
2025/02/22 22:34:08
ID:3Eg/RqFPBg
現時点での参加者九人と一緒に詳細について話し合う。
「せっかくなら統一感を出していきましょー」
「じゃあコンセプトはどうします?」
「それならエルに名案がありますデース!」
エルコンドルパサーが立ち上がる。
「皆でルチャドーラになりましょう!そしてお客さんと熱くぶつかり合って」
「エル、もう少し真面目に」
「良いね、面白そう」
ミスターシービーが同意した事で、グラスワンダーは笑顔のまま固まった。
「じゃあこうしよう。それぞれの希望する衣装のコンセプトを紙に書いて、どれが良いか匿名で投票するんだ。一番票が多かったのにしよう」
自分の案には投票出来ないようにすればある程度候補は絞れるだろう。
「水着、2票。ゴシック、2票。魔法使い、1票。豪華なドレス、4票」
結果はカレンチャンが提案した豪華なドレス衣装となった。
誰の案か分からない中で票を集めるとは、流石カリスマだ。
「はーい!カレンの案でーす!ルビーさんのお家みたいな豪華な感じが良いなーって思ってるんです!」
「華麗なる一族ってやつか。まぁコンセプトは分かりやすいんじゃないか」
アグネスタキオンは紅茶に大量の角砂糖を投入しながら言った。
「アタシも賛成!」
「そうだ!ルビーさん、お家に遊びに行っても良いですか?衣装の参考になると思いますし!」
「・・・承知致しました。家の者にかけ合ってみます」
こうして、ルビーの実家に皆で行く事になった。
ダイイチルビーの実家に行く日の天気は
>>391
391 :
トレぴっぴ
2025/02/22 22:35:20
ID:mBAsUwRAgU
晴れ(少々曇り)
392 :
アナタ
2025/02/23 22:44:37
ID:9vmGWCe.uk
ルビーの実家、華麗なる一族の屋敷へ。
何度か来た事があるが、やはり少し緊張してしまう。
「まぁ、とても大きな庭ですね〜」
グラスワンダー達が息を呑む。
「ドレスを用意しましたので、ご覧になって下さい」
コスプレ喫茶では本物のドレスを着用する訳ではないが、どのようなものが良いのか参考に出来るだろう。
「おお〜すっごい豪華」
「ですが接客をするには動きにくそうですね」
裾が長かったり装飾が多かったりなど、どうしても動きにくさはある。
「じゃあこれを参考にして、自分達で衣装を作りましょう!」
「自作かー。買うよりも自分達の色が出て良いかもね」
衣装は自作する方向に固まった。
「ルビーさん。このドレス、一回着てみても良いですか?」
「構いませんが、実際の衣装とは異なるのでは?」
「イメージだけでも掴んでおこうと思って!それに、こんな豪華なドレス、なかなか着られませんし」
九人がドレスに着替えている間、別室に連れて行かれた。
「え、俺も!?」
何故かドロワの時のような正装に着替える事になった。
「やはり着替えさせてもらうのは楽で良い。今度作ってみるか」
「並んで並んでーっ!」
カレンチャンの号令で庭に並ぶ。
晴れているが雲は多い。
それでも、豪華なドレス姿のウマ娘達が並んでいると色鮮やかに見える。
「撮るぞー!」
「お撮りいたします」
「あ、どうも」
スマホを預け、画角に入るために走る。
「ふふっ、良い写真ね」
ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は
>>393
(アグネスタキオン・エイシンフラッシュ・グラスワンダー・エルコンドルパサー・カレンチャン・ミスターシービーのいずれか一人)
393 :
アネゴ
2025/02/23 22:46:00
ID:5u/4NYA9vM
グラスワンダー
394 :
貴様
2025/02/24 22:20:33
ID:POwdb9ucog
「今日はよろしくお願いしますね」
「お願いします!グラスさん!」
昨日、ルビーの実家に行った際、グラスワンダーとスカーレットで併走トレーニングをしないかという話になった。
マイルから長距離まで幅広く走れる彼女はスカーレットの併走相手としてぴったりだ。
「今日はマイル、1600mにしよう」
エリザベス女王杯は2200m。
オークスやジャパンカップよりも距離が短い分、スピードが求められる。
「セイちゃんとはまた違う逃げ。こちらも大いに学ばせていただきます!」
内枠にグラスワンダー、外枠にダイワスカーレット。
「スタート!」
「っ!」
スカーレットは若干出遅れてしまった。
1/2バ身後ろからグラスワンダーを追いかける。
外から追い抜かなければならないので、コーナーに入るまでに先頭まで上がっておきたい。
「はぁぁぁっ!」
距離のロスを最小限に抑えたものの、ペースは乱れてしまった。
先頭に立ったスカーレットはさらにペースを上げる。
「マイルとは言え、飛ばし過ぎじゃないか?」
いつも通りの展開は諦め、速いペースで削る作戦に移行するつもりらしい。
「・・・その刃、直線まで切れ味を残せているのでしょうか」
三回の併走で勝ち越したのは
>>395
(ダイワスカーレットまたはグラスワンダー)
395 :
あなた
2025/02/24 22:22:00
ID:gRcUAc66MY
グラスワンダー
396 :
マスター
2025/02/25 22:36:42
ID:lhAOklVLJI
最終直線、スカーレットとグラスワンダーの差は約2バ身。
「くっ」
道中のハイペースにもついてきたグラスワンダー。
ハイペースな展開では前に立つスカーレットはより大きく消耗してしまうが、リードを生み出せる。
そのはずだったが、想定よりもリードは小さかった。
「ぴったりとマークされてる感じだな」
執念でマークし続け、最終直線へ。
「今回はスタミナ負けか」
スカーレットはあっという間に追い抜かれてしまい、グラスワンダーがそのままゴールへ飛び込んだ。
「あーもう!失敗した!グラスさん!もう一回お願いします!」
スカーレットは負けっぱなしではいられない性格。
幸いこれはトレーニング、再挑戦は出来る。
「もちろんですよ。次も勝たせていただきます」
出遅れ、作戦の選択ミス、スタミナ切れによるスピード不足。
一つのミスが次のミスを呼び、敗北に繋がってしまった。
「いや、むしろここで失敗させておいた方が良いのかもな」
スカーレットは優等生で、基本的に何でも出来る。
だからこそ、普段はあまりしない失敗の経験は強くなるために必要なのかもしれない。
「スカーレット、今日はいつもとは違う走り方をしてくれ。色々試してみてほしい」
「いつもと違う走り?それで勝てるの?」
勝つ事は大事。
しかしもっと大事なのはさらにその先の勝利なのだ。
「今日とは限らないけど、絶対に勝てる」
「・・・そう。それなら、やってみるわ」
結局、三回の併走でスカーレットは一度もグラスワンダーに勝てなかった。
ただ、学びは多かった。
「トレーニングを見直してみるか」
ダイワスカーレットに必要なものは
>>397
(心・技・体のいずれか一つ)
397 :
お兄さま
2025/02/25 22:38:00
ID:WA8C1ZTIOM
心
398 :
アンタ
2025/02/26 22:33:36
ID:m3tRmRhWJ.
「二回目はあえて後ろに控えたのか」
「ええ。末脚勝負に重きを置いてみたわ」
スカーレットはグラスワンダーとの併走トレーニングで色々な作戦を試した。
不慣れな作戦で勝利は掴めなかったが、強くなるためには仕方が無い。
「スリップストリームを上手く使えていないな」
「内に寄り過ぎているのかもしれませんね」
撮影していた動画をグラスワンダーも一緒に見て助言をくれる。
「なるほど」
スカーレットは綺麗な字でメモを埋めていく。
「考える事が多いと走りが雑になるみたいだな。姿勢が前傾し過ぎだし、ストライドもバラバラだ」
「やっぱり逃げるのが一番合ってるのかしら」
とは言え、使える作戦が多いに越した事は無い。
「集中力を活かせてないのか?いや、うーん・・・」
強い闘争心の先にある極限の集中。
これがスカーレットの武器だが、今回は発揮出来ていないようだった。
「では、精神力を鍛えるのはいかがでしょうか?心の強さは冷静さを保たせ、余裕を生みます。考える事を増やせるかもしれませんよ?」
メンタルトレーニングはこれまで何度かしてきたが、よりいっそうの強化が必要なのかもしれない。
もしくは、別方向への強化なのか。
「そうだな。心をテーマにしてトレーニングをしてみるよ」
ダイワスカーレットと行う、心を鍛えるトレーニングは
>>399
(心を鍛えられる自由な形式のトレーニング)
399 :
トレぴ
2025/02/26 22:35:00
ID:nJDZCCDzvE
座禅
400 :
トレーナー君
2025/02/27 22:31:52
ID:YRe.3F7cq6
「スカーレット、また座禅をやろう」
「例の精神力を鍛えるトレーニングね」
昨日一日の休養を挟み、その間に今日のトレーニングについて考えてきた。
今回行うのはただの座禅ではない。
ただし、スカーレットにはそれを伏せたままトレーニングをしてもらう。
「目を閉じて」
目を閉じ、自分の世界へ潜るスカーレット。
普段レースで行っているのは一点集中。
深く集中出来るが、その一点が崩れてしまえば脆い。
「すぅ・・・」
呼吸音だけが響くトレーナー室。
スマホで、無線接続したスピーカーから音を流す。
「行けェェェッ!」
「良いぞー!」
「うぉぉぉぉぉっ!」
スカーレットの耳がピンと立った。
しかし座禅は中断しない。
「イナリぃぃっ!」
「カワカミちゃーん!」
「シービー!シービー!」
「ルドルフ様ーっ!」
レースに必ずあるもの、それは応援の声。
静かな環境での集中だけでなく、周囲の音が大きい時に集中する事も重要なのだ。
集中出来る環境の幅を広げ、精神の強度を上げる。
スカーレットを応援する声援を入れなかったのも強度を上げるためだ。
「そこまで!」
肩を軽く叩き、集中の世界から呼び戻す。
「どうだ?深く集中出来たか?」
「いきなりでびっくりしたわよ。正直、いつもよりは集中出来なかったわ」
一回目では多少仕方ない。
「もう一度やらせて」
「今日はダメだ。また明日。毎日トレーニング前に一回ずつやろう」
連続で行うのも集中力が切れて良くない。
ルーティーン化して、少しずつ強化していくべきだろう。
「アタシ、まだまだだったのね」
一緒に座禅をするウマ娘は
>>401
(登場済みのウマ娘一人)
401 :
お前
2025/02/27 22:33:00
ID:fDmTC7PoWQ
メジロマックイーン
402 :
トレぴ
2025/02/28 22:32:42
ID:zn4/jnLoG2
「座禅、ですの?」
トレーニングを手伝いに来てくれたメジロマックイーン。
通常のトレーニング前に行う座禅にも付き合ってもらう事にした。
「マックイーンさん。トレーナーが集中力を乱してくるけど、負けないようにね」
「そ、そうなんですか?分かりましたわ」
座禅を初めて数日、色々な方法でスカーレットの集中に負荷をかけてきた。
「ふぅ・・・はぁ・・・」
二人の呼吸が次第に静かになっていく。
集中が深くなっているようだ。
「そろそろだな」
出来るだけ音を立てないように袋を開ける。
袋の中身はカレー味のスナック菓子。
トレーナー室にカレーの良い匂いが充満する。
スカーレットは一切動じない。
「すー、ふー」
メジロマックイーンの呼吸が乱れる。
尻尾も大きく動いていた。
「うぅ・・・」
「集中だぞ」
メジロマックイーンに言った。
その際、菓子の袋を彼女の顔に近付ける。
「うっ、くっ」
「そこまで!」
時間になったので、終わりの合図を出す。
「今日は結構良い集中が出来たわ」
「何とか耐えられましたわ」
「いや、あんまり耐えられてなかったと思うけど」
とは言え、一緒にトレーニングをしてくれるのはありがたい。
「またいつでも来てくれ。今度はもっとすごいのを用意しておくよ」
「か、考えておきますわ」
コスプレ喫茶の衣装作りを行う人数は
>>403
(4〜9人)
403 :
トレーナー君
2025/02/28 22:46:29
ID:KxkKBxIGAg
8人
404 :
トレーナーさま
2025/03/01 22:40:28
ID:NWBYivQH8Y
エリザベス女王杯に向けてトレーニングを積み重ねる日々。
それと同時に聖蹄祭の準備もしなければならない。
「それでは、衣装作成に取りかかりましょう」
チーム<アルタイル>主催のコスプレ喫茶に参加するウマ娘は九人。
その内、衣装の作成を行うのはアグネスタキオン以外の八人。
「本当にタキオンさんとトレーナーだけに任せて良かったのかしら?」
「良いんじゃない?トレーナーさんがついてるんだし」
スカイは無責任気味に言った。
「私達は衣装の方を頑張って作りましょう」
ベースとなるパーツを組み合わせ、その上から飾り付けを行うため、プロでなくても衣装を作れる。
「へぇー、意外とそれっぽいね」
豪華絢爛な雰囲気は壊さず、接客や調理の邪魔にならないようなデザインにアレンジしていく。
スカートを短くしたり、袖周りをコンパクトにしたりする。
「本物の宝石みたいですね!」
カレンチャンが宝石のようなアクセサリーを見て目を輝かせる。
「ルビーさんなら本物の宝石もいっぱい持ってるんじゃないですかー?」
「いえ、私個人で所有しているのは一つだけです」
ルビーはとあるネックレスの事を思い浮かべた。
「出来た!」
一番に完成させたのはスカーレット。
「勝負服と同じ青を選んだんですね」
「そうなんです!」
「デザインもティアラとよく合っていますね」
エイシンフラッシュ達に褒められ、スカーレットの尻尾が大きく揺れる。
「よーし、カレンも負けてられないぞー!」
アグネスタキオンが作るのは
>>405
(食べ物と飲み物のどちらか)
405 :
トレーナー
2025/03/01 22:42:00
ID:9yZyl0mpCM
飲み物(何か怪しい)
406 :
キミ
2025/03/02 22:21:42
ID:kypTquFAUI
スカーレット達が衣装を作っている間、アグネスタキオンと二人で食事のメニューを考案する事になった。
「君と二人か・・・」
「なんでそっちが嫌そうなんだい?失礼じゃないかね、ンン?」
怪しい実験を繰り返す問題児で、退学処分になりかけた事すらあったらしい。
「ドリンクの試作品はいくつか用意してきた。とりあえず飲んでみてくれたまえ」
「まず、試験管に入ってる事がおかしいと思うんだけど」
手渡されたのは半透明の水色のドリンク。
ソーダのように爽やかな見た目だ。
「さぁ!」
「わ、分かったよ」
勇気を出して一気に飲む。
「な、何だこの味?」
知っている味だが、何味かは分からない。
「サーモンさ」
「うっ」
正解が分かった瞬間、何とも言えない気持ちになった。
「味の感想を出来るだけ細かく点数化して書いてくれ」
手渡された紙に点数を書いていく。
「肉じゃが、チーズケーキ、麻婆豆腐・・・どれも評価が悪いねぇ。君、好き嫌いが多いんじゃないか?スカーレット君の手料理はちゃんと残さず食べているんだろうね?」
「・・・頼むから普通の飲み物を作ってくれないか?」
仮に面白くて美味しいドリンクが出来たとしても、豪華絢爛な雰囲気には合わないだろう。
「なるほど。ならば良い茶葉があるからそれにしよう」
「最初から言ってほしかったよ」
そう言えばアグネスタキオンは紅茶も愛飲していた。
「ともかく、良いデータが集まった。感謝するよ。さぁ!次はフードメニューの方を決めていこうじゃないか!」
フードメニューはあまりアグネスタキオンに関わらせないようにしよう。
コスプレ喫茶でのダイワスカーレットの担当する時間帯は
>>407
(午前または午後)
407 :
トレぴ
2025/03/02 22:22:34
ID:OCE5LOlNJU
午前
408 :
トレーナーさん
2025/03/02 22:23:30
ID:madnQHDm.o
午後
409 :
トレーナー君
2025/03/03 22:47:07
ID:pbj0YRLrAc
ついに聖蹄祭当日。
コスプレ喫茶はまもなくオープンする。
「午前の部の担当はアタシ、フラッシュさん、エルさん、さん、カレン、そしてトレーナーね」
「俺はずっとキッチンにいるから、一人ずつ交代でこっちを手伝ってくれ。その間に他の三人で接客を頼むよ」
最初はエイシンフラッシュとキッチンを回す。
教室の一部を区切ってキッチンにしているが、座席側から様子は見えるようになっている。
「いらっしゃいませ。ようこそお越し下さいました」
スカーレットが礼儀正しくお辞儀する。
ルビーを彷彿とさせるような振る舞いだ。
「わぁ!カワイイ!」
「えっと、アールグレイとマドレーヌで」
「レモンティー、あとパンナコッタ」
フードメニューはスイーツに絞った。
特にエイシンフラッシュがお菓子作りが得意なので、作り方を教わりあらかじめ作っておいたのだ。
スイーツに関してはほとんど出来上がったものを出すだけだが、紅茶の方はその場で淹れている。
410 :
相棒
2025/03/03 22:47:14
ID:pbj0YRLrAc
キッチンは大忙しだった。
「トレーナーさん、タルトを三つお願いします!」
「タルト三つ!はい!」
エイシンフラッシュに従いながらも、自分で考えて動かなければ間に合わない。
それくらいスカーレット達が人気なのだ。
「モンブランでございます」
カレンチャンが黒いドレスの裾を摘んで言った。
「カレンちゃんかっこいい・・・キレイ・・・カワイイ・・・」
「あ、ありがとうございます!あの、エルさん、写真良いですか?」
「もちろん!デー・・・でございます」
しばらくして、キッチンを交代する時間になった。
「Willkommen─こちらのお席へどうぞ」
「わ!フラッシュさん似合ってる!」
大変ではあるがファンは確実に喜んでくれている。
これでこそファン感謝祭だ。
「ファンからの応援は力になるもの。きちんとお返ししないと!」
コスプレ喫茶に来店するのは
>>411
(駿川たづな・乙名史悦子・ライトハローのいずれか一人)
411 :
トレーナーさま
2025/03/03 22:47:30
ID:pnuf4s779U
乙名史悦子
412 :
キミ
2025/03/04 22:29:38
ID:MCeG1OU0Zs
今日はお休み
413 :
アナタ
2025/03/05 22:32:18
ID:4hdzdVwypA
午後の部のメンバーはダイイチルビー、セイウンスカイ、アグネスタキオン、グラスワンダー、ミスターシービー。
「俺は引き続きキッチンにいるよ」
「オッケー、任せるね」
客の数はピークに達していた。
「お待たせ致しました。シフォンケーキです」
ルビーにはやはりドレスが似合っている。
「しゃっ、写真!お、お願いします!」
緑のドレス姿のミスターシービーを写真に収めようとする若い女性客。
ミスターシービーは快諾した。
「あ、ありがとうございました!」
「せっかくだし君も一緒に撮ろうよ」
「え、あ」
嫌がっている訳ではなく、恐れ多くて遠慮しているという感じだった。
ミスターシービーはひらりと後ろに回り込み、画角に入った。
「タキオン様!家宝に致します!」
「君も物好きだねぇ」
サインに応じるアグネスタキオン。
これだけ見ればまともなウマ娘だ。
414 :
貴様
2025/03/05 22:32:24
ID:4hdzdVwypA
「グラスちゃん!ドレスすっごく似合ってるよ!」
「ふふ、ありがとうございます」
同級生も遊びに来ているようだった。
「えっと、セイちゃんは・・・」
スカイは教室の反対側にいた。
「素晴らしいですっ!」
「な、何だ?」
大きな声に驚いたが、知っている声ではあった。
「ただコスプレしているだけでなく、紅茶やスイーツにもこだわっているとは!この催しのために何週間も寝ずに研究したんですよね!もしや修行の旅に出たのでは!?」
「いや、そんなんじゃないですからね?」
スカイは苦笑いを浮かべながら対応している。
熱意に溢れる記者、乙名史悦子さんだ。
「それじゃあ、ごゆっくり〜」
スカイは何とか受け流し、キッチンに避難してきた。
「そうだ、トレーナーさん。トレーナーさんも接客しに行って下さいよ」
「え、俺?」
一応雰囲気を崩さないような衣装は着ているが、予定外だった。
「上手く出来るかな?」
「ま、何とかなりますって〜」
接客する相手は
>>415
(ウマ娘・ヒトのどちらか)
415 :
トレーナーさま
2025/03/05 22:32:52
ID:ReTaPsLzSg
オルフェーヴル
416 :
貴方
2025/03/05 22:33:00
ID:.smHkxy5pg
ウマ娘
417 :
アナタ
2025/03/06 23:16:44
ID:F/AQs9cpC6
「いらっしゃいませ」
やや緊張しながら客を迎え入れる。
ウマ娘の五人組だった。
「王、アッサムはいかがでしょうか」
「うむ」
明らかに一人だけ発しているオーラが違う。
中心にいるのはオルフェーヴル。
暴君として恐れられているが、そのカリスマ性に心酔している生徒も多い。
「そこの」
視線はこちらに向けられていた。
「はい。いかがなされましたか」
「貴様、余を楽しませてみよ。成し遂げられたのなら褒美をやる」
暴君の名に違わぬ、いきなりの無茶ぶり。
しかし、ファンを楽しませるのがこの聖蹄祭の目的。
「ええっと、ではこちらを」
午後の部開始直前にアグネスタキオンから没収しておいた薬品。
それを思い切って飲んだ。
アグネスタキオンが言っていた効能は。
「アタシが一番!」
「ほう」
「こ、声が変わった!?」
一時的に声を変化させる薬。
ダイワスカーレットの声になり、モノマネをしてみたのだ。
「早くトレーニングするわよ!」
オルフェーヴルは大きなリアクションを見せない。
ただ、空気に圧は感じなかった。
「うむ、咄嗟の事にしては悪くない」
オルフェーヴルは宣言する。
「褒美として、貴様のウマ娘に余と共に走る権利を与える」
去り際、臣下のウマ娘がこそっと言い残す。
「競争相手が欲しかっただけだったんでしょうね」
エキシビションレースに出走するウマ娘は
>>418
(ダイワスカーレット・セイウンスカイ・ダイイチルビーのいずれか一人)
418 :
あなた
2025/03/06 23:17:20
ID:D7ESZBvInM
ダイワスカーレット
419 :
トレぴ
2025/03/07 22:33:42
ID:6XDo/nEC9.
「なるほど!今日のために華麗なる一族の一員となって作法を学んできたと!」
「えっと、もうそれで良いです」
スカイは相変わらず乙名史さんに絡まれている。
乙名史さんは何を熱心にメモしているのだろう。
「そろそろ閉店時間か」
聖蹄祭はまだ続くが、これから別のイベントが始まるためこのコスプレ喫茶は閉店となる。
「ありがとうございました!」
最後はメンバー全員で集まりフィナーレを迎えた。
「・・・アンタ、声どうしたの?」
「何よ」
スカーレットの真似をして答えたら睨まれた。
調子に乗ってしまっていたかもしれない。
「ごめん。意外と気に入ってたから」
「ふーん」
ドレス風の衣装のまま、次のイベントへ向かう。
「アタシがエキシビションレースに?」
「ああ、オルフェーヴルと走れるぞ」
聖蹄祭は文化的な催しがメインのファン感謝祭。
とは言え、やはりウマ娘とレースは切り離せない。
「エキシビションレースだから好きな衣装で走れるんだって。そのまま走ってみれば?」
スカイが提案する。
せっかく作った衣装、使わないともったいない。
「良いですね!そうします!」
出走するウマ娘は当日、つまり今日決まる。
普段は同じレースで走らないウマ娘とも走れる機会だ。
「どんなレースでも、アタシが一番になるわ!」
「トレーナーさん」
ルビーには見抜かれてしまった。
エキシビションレースの距離は
>>420
(2000m〜3000m)
420 :
アンタ
2025/03/07 22:35:00
ID:OCNdr.aE4w
2200m
421 :
アナタ
2025/03/08 22:34:43
ID:wA.6cphUm2
「皇帝め、余の誘いを拒むとは」
「カイチョーは忙しいみたいだから、代わりにこのボクが王様を倒しちゃうもんね!」
エキシビションレースにはオルフェーヴルのお眼鏡にかなったウマ娘が何人も出走予定だった。
シンボリルドルフの代打はトウカイテイオー。
スカイのトレーニングを手伝ってくれた事もあったか。
「”EXRC”。ネオユニヴァースも”交差”をするよ」
「はぁ、どうして私が・・・」
「わ〜すっごいメンバー!楽しそう〜!」
ネオユニヴァース、アドマイヤベガ、ヴィブロス。
他にも接点のあったウマ娘も何人か出走するらしい。
「2200m右回り。エリザベス女王杯と一緒か」
「全てのレースは王のもの。時期的にエリザベス女王杯には出走なさらないので、ここでやってしまおうという訳なんです」
オルフェーヴルの臣下のウマ娘が教えてくれた。
エリザベス女王杯が目標のスカーレットにはぴったりのエキシビションレース。
もちろん勝ちを狙いたい。
「さぁゲートイン完了」
体操服や勝負服とは違う衣装を身にまとっているウマ娘も多い。
トウカイテイオーは和風、ネオユニヴァースは眼鏡をかけていて、アドマイヤベガは演劇に出ていたのかドレス風の衣装を着ていた。
「スタートを切りました!先頭に立ったのは2番ダイワスカーレット!」
逃げるウマ娘はスカーレットのみ。
すんなり先頭を奪えた。
「これは予行練習。でも、だからこそ!勝たなきゃ!」
ダイワスカーレットの走り方は
>>422
(従来の走り方または新しい走り方)
422 :
貴様
2025/03/08 22:35:30
ID:lJmtLnuRvs
新しい走り方を試す
423 :
マスター
2025/03/09 22:31:39
ID:IutGixvs3Y
「スカーレット、どうするんだ?」
先頭に立ったスカーレットは集団を引っ張っていく。
コーナーに差し掛かった。
「かなり内に寄っていますね」
ルビーも気付いたようだ。
「ああ、内ラチギリギリだ」
当然、コーナーは内に行けば行くほど距離のロスが減る。
ラチに接触するリスクなどを考えれば、多少は離れるのが普通。
スカーレットは少しでもロスを無くすためにそのリスクを覚悟で内を走る事を選んだのだ。
「良いぞ。色々試そう」
エキシビションレースだが、相手はかなりの強者揃い。
ここで通用するかどうかは一つの指標になる。
「よーし!ボクも!」
二番手のトウカイテイオーも真似して内に寄る。
器用な彼女はすぐに慣れたようだった。
「よく出来るわね・・・」
外から追い込むアドマイヤベガはまず取らない作戦だ。
「余に小手先の策で挑むか」
オルフェーヴルは後方で息を潜めている。
まもなく第三コーナー。
京都レース場と違い目立った坂は無いが、コーナーの位置は似ている。
第三コーナーがメジャーな仕掛けどころ。
リードはおよそ3バ身。
「大丈夫、消耗はしてない。ここから!」
一着と二着のウマ娘の着差は
>>424
(2バ身差以内)
424 :
トレぴっぴ
2025/03/09 22:33:00
ID:izM6fBISLE
1バ身差
425 :
あなた
2025/03/10 22:26:31
ID:CMLbz/V/.k
「ふっ!」
スカーレットが加速する。
「はぁぁぁっ!」
トウカイテイオーもほぼ同時に仕掛けた。
「よーし!ぎゅーん!」
ヴィブロスがすぐに反応する。
前の三人と後ろの集団の差が開く。
「”STLT”。ピピピ」
ネオユニヴァースは滑らかなコース取りで中団から抜け出した。
「させないっ!」
アドマイヤベガも大外から飛び出す。
距離のロスはあっても前との差はどんどん縮まっていく。
「だけど、このままならスカーレットが逃げ切れる!」
最終直線はあまり長くない。
スカーレットの仕掛けるタイミングが完璧だったため、後続との差は十分開いている。
「ふ。やはり余の見立てに間違いは無かったな」
自分の眼を一切疑っていないオルフェーヴルだが、エンジンをかけるためにあえて声に出して言った。
圧倒的なプレッシャーを放ち、スカーレットの背を目指して飛び出した。
彼女だけが眩い光を放っているようにさえ錯覚した。
凄まじい末脚で、先頭に迫っていたトウカイテイオー達を抜き去る。
「ええーっ!?」
「っ」
スカーレットはその気配を全身で感じ取り、脚にさらなる力を込める。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
ドレス風の衣装が風を切る。
「ふっ!」
オルフェーヴルがスカーレットの1バ身後ろまで到達した。
「誰が相手でも、譲らない!一番は!譲らない!」
死力を尽くし、リードを守り切った。
「ダイワスカーレット!ダイワスカーレットが一着!」
ゴール後、オルフェーヴルがスカーレットに言った。
「いずれ取り戻す」
エキシビションレース後に食べるものは
>>426
(スイーツ)
426 :
アナタ
2025/03/10 22:27:51
ID:pcAmyDnOD6
花見団子
427 :
貴方
2025/03/11 22:34:59
ID:JRNQytDrIE
「やったわ!トレーナー!」
「ああ!頑張ったなスカーレット!」
エキシビションレースではあるが、今はそんな事は関係ない。
この瞬間の勝利をただ全身全霊で喜ぶ。
「おめでとうスカーレット!でも悔しい!次はボクが勝つからね!」
トウカイテイオーは潔く負けを認めた。
ただ、すぐに前を向いている。
「そうだ!ボク、春がテーマの喫茶店やってたんだ。お団子がいっぱい余ってるから、スカーレットにもあげるね!手作りだよ!」
「良いの!?ありがたくいただくわ!」
コスプレ喫茶では洋菓子しか出していなかったので、スカーレットの目には和菓子がキラキラしたものに見えたのかもしれない。
「団子がそんなに売れ残ったのか?」
人気がありそうなメニューなのに、大量に売れ残るのは不思議だった。
「ううん、いっぱい売れたんだけどね。マックイーンとどっちが多くお団子を作れるか競争してたら作り過ぎちゃって。あはは・・・」
「素晴らしいですっ!レースのみならずお団子作りでもライバルとの切磋琢磨をしているとは!互いに高め合い、最高のお団子を作り上げたのですね!」
いつの間にか乙名史さんがトウカイテイオーの間近に迫っていた。
「あ、ははー、記者さんもお団子食べる?」
こうしてトウカイテイオー達に花見団子を分けてもらった。
串に刺さった三色の団子はまるで和菓子屋のような高い完成度だった。
「見た目も味もちゃんとしてるね〜」
「お店の雰囲気にもよく合っていますね」
桜のように飾り付けられた店内で食べると秋なのに花見気分を味わえた。
ダイワスカーレットと次に行うトレーニングは
>>428
(自由な形式)
428 :
お兄さま
2025/03/11 22:36:00
ID:oSOpQgg2D2
うさぎ跳び(階段)
429 :
トレーナーさん
2025/03/12 22:29:27
ID:dgJwlmIVlE
聖蹄祭の二日後、トレーニングを再開する。
「今日はVRウマレーターを使ってトレーニングをするぞ」
「こっちでは出来ないトレーニングなの?」
非現実の世界ならではのトレーニングを実現出来るのがVRウマレーターの強み。
肉体へのフィードバックがあるため、ゲーム感覚でありながらきちんとトレーニング効果もある。
「ああ。ゴドルフィンさんにおすすめされたモードを試してみようと思って」
早速、VR世界にダイブする。
「いらっしゃい〜。ラビットワールドへようこそ」
サポートAI、三女神の一人ゴドルフィンバルブさん。
大海のような愛情でウマ娘やトレーナーをサポートしてくれる。
「ラビットワールド?」
「そう。ここでは、誰もがうさぎみたいにぴょんぴょん跳ねられるのよ」
スカーレットは試しにその場でジャンプしてみる。
「きゃっ!?高っ!?」
軽くジャンプしただけで3m近く飛び上がった。
着地の負荷も少なく、連続での跳躍も簡単だ。
「この状態でトレーニングすれば、跳ねるように走れるようになるかもしれない」
「面白そうね!早速やってみましょ!」
いつものように坂路を走ってみたり、ダートを走ってみたり。
前にすいすい進む感覚をスカーレットは楽しんでいる。
「よし、次は階段だ!」
両脚で一気にジャンプし、階段を15段飛ばしで登っていく。
「楽しいけど、うさぎっていうよりカエルね・・・」
うさぎ状態でする遊びは
>>430
(スポーツや子供の遊び)
430 :
トレーナー君
2025/03/12 22:30:30
ID:06Nk2.O0v6
鬼ごっこ
431 :
トレ公
2025/03/13 22:30:30
ID:Oi5nAgGAf.
「さぁ、次は鬼ごっこで遊びましょう。皆、手伝ってくれる?」
「な、何!?」
色々な方向から物音が聞こえてくる。
「わ、動物がいっぱい!」
近くの草むらから犬や猫、鹿など様々な動物が現れた。
中にはカンガルーやカピバラもいる。
「最初の鬼はスカーレットちゃんよ。10秒経ったらスタートしてちょうだいね」
「分かりました!」
「よし!俺も頑張るぞ!」
ウマ娘のようなパワーは無いが、跳躍力だけは強化されている。
上手く使えばウマ娘相手でも戦えるかもしれない。
「・・・きゅーう、じゅーう!」
スカーレットが走り出した。
頭上には鬼である事を示す光の柱が伸びている。
公園のような自然豊かなフィールドには、草木や高低差があり、単純なスピード勝負とはいかない。
最初のターゲットは鹿。
スカーレットは木の上に飛び乗り、枝を渡って鹿を追いかけていく。
「捕まえた!」
鹿に向かって急降下し、タッチした。
光の柱が鹿に移る。
「うわっ!?来た!」
鹿に追われるが、大ジャンプでかわす。
代わりに猫がタッチされた。
「グリマルキンが鬼になっちゃったの?」
ゴドルフィンさんが猫に触れてしまう。
「あらあら〜、つい癖で触っちゃったわね」
ほんの一瞬、ゴドルフィンさんの目が鋭くなった。
「それじゃあ、早くタッチしないとね〜」
爆発的な加速でスカーレットに迫る。
「なっ!?こっち来てる!?」
スカーレットはジャンプで高い場所へと逃げていく。
「やるからには本気よ〜」
最後に鬼になっていたのは
>>432
(ダイワスカーレット・ゴドルフィンバルブ・トレーナーのいずれか)
432 :
トレーナー君
2025/03/13 22:35:00
ID:V5.V.zoqMo
ゴドルフィンバルブ
433 :
トレーナーさん
2025/03/14 22:32:47
ID:15ZNtcM31Q
「うふふ〜」
「はっ!たっ!」
スカーレットは高くジャンプし、壁を蹴って反転する。
ゴドルフィンさんは素早く切り返して下から追う。
「すごい戦いだ・・・」
もはや一対一の追いかけっこ。
間に入り込む余地は無い。
「皆〜!お願いね〜!」
ゴドルフィンさんの呼びかけに応じ、動物達がスカーレットの行先を阻む。
「ちょっ!?ズルくない!?」
飛びかかる犬を受け流し、カピバラの突進を飛び越え、カンガルーのキックを受け止めた。
その間に、ゴドルフィンさんが一気に距離を詰める。
「さ、させないぞ!」
無謀だとは思ったが、スカーレットを庇うように前に立ち塞がる。
「トレーナー!」
「愛、ね。でも!」
空中で前転しながら飛び越えられてしまった。
その時。
ピピピピピピ!
VR空間内にタイマーの音が鳴り響いた。
「あら、ここまでみたいね。残念」
アタマ差くらいの距離までスカーレットに接近していたが、時間切れのためタッチは出来なかった。
「ふぅ、逃げ切れたわね。トレーナーのおかげよ、ありがとね」
「そうね。お邪魔さえされなければタッチ出来ていたんだけれど」
「あはは・・・」
自分も動物を使ってスカーレットの妨害をしていたという事は棚に上げているらしい。
「でも、負けは負けよね。はい、ご褒美よ」
スカーレットが手渡されたのは猫じゃらしなどのおもちゃ。
「好きなだけ可愛がってあげてね〜」
「わぁっ!」
スカーレットは動物に囲まれて幸せそうだ。
「トレーナーさんはわたしを可愛がってみる?」
「え」
「ふふ、冗談よ」
そう言って、ゴドルフィンさんも動物達の方へ行ってしまった。
うさぎのようなジャンプ力を活用した鬼ごっこは良いトレーニングとなった。
ダイワスカーレットと出かけるウマ娘は
>>434
(ダイイチルビーまたはセイウンスカイ)
434 :
トレーナー
2025/03/14 22:33:10
ID:u.u9.qKlLw
セイウンスカイ
435 :
トレーナーさん
2025/03/15 22:35:38
ID:th794eoB1k
「それで、動物達と触れ合えたんですよ」
「良いね〜、羨ましい〜」
スカーレットはスカイと並んで歩きながら話す。
二人が向かっているのは釣り堀。
一定の範囲内に確実に魚がいるため、初心者でも比較的釣りやすい。
「この辺りにしよっか」
スカーレットはレンタルした竿の握り心地を確かめる。
「今回の狙いは真鯛。秋は鱗が赤くなるから紅葉鯛って呼ばれる事もあるんだよ」
「へぇー!そうなんですね!」
スカイは早速竿を振る。
ルアーが水の中で本物の魚のように泳いでいる。
「アタシも!」
「おっ、結構上手いんじゃない?」
スカーレットの動きは悪くなかった。
スカイをお手本にしていたからだろう。
「さ、何匹釣れるかな〜?」
二人で釣った真鯛の数は
>>436
(1〜8匹)
436 :
使い魔
2025/03/15 22:36:30
ID:oa5LzOa8tU
8匹
437 :
使い魔
2025/03/16 22:29:25
ID:He8NHdZ85I
「来た来たー!」
スカイの竿が強くしなる。
「あ!見えてきてる!」
魚影が次第に鮮明になっていく。
「とやぁっ!」
豪快に竿を振り上げた。
大きな真鯛が舞う。
「おおーこれはなかなかの大物だね」
「すごいですスカイさん!もう五匹目ですよ!」
「ふっふー!」
スカイは胸を張った。
「アタシも負けてられない!」
スカーレットも二匹釣り上げてはいるが、どちらもかなり小さかった。
「そうそう、その調子」
スカイが隣でコツを教えていた事もあり、スカーレットの動きはよりいっそう洗練されていた。
「あっ、来た!」
これまでよりも重い感覚。
糸が強く引っ張られている。
「くっ」
ウマ娘のパワーでも、魚の力強さは感じる。
「今!」
タイミングを見計らい、的確に糸を巻いていく。
「見えてきた見えてきた!」
スカイがタモを構える。
赤い魚影が前後左右に激しく動き回る。
「負けないんだから!」
スカーレットは懸命に戦う。
「はぁぁぁっ!」
一気に強く引き、今日一番の大物を空中に引き上げる。
すかさずスカイがそれをすくいとった。
「やった!」
「おめでとうスカーレット。いや〜こりゃ完敗だ〜」
合計八匹、二人で真鯛を釣り上げた。
数ではスカイ、大きさではスカーレットが勝っていた。
「楽しかったです!」
「それなら良かった。あ、記念に写真撮っとく?」
大きな真鯛二匹を持ち帰る事にした。
鯛を持って満足げに笑うスカーレットの写真を見て、スカイもまた満足した。
ダイイチルビーと出かける場所は
>>438
(施設)
438 :
お姉さま
2025/03/16 22:30:30
ID:vLSB3//y4w
ビリヤード場
439 :
トレ公
2025/03/17 22:29:54
ID:6CHZmFzcc.
今日はお休み
440 :
お姉ちゃん
2025/03/18 22:35:21
ID:Sl7JljHvXQ
今日はルビーと出かける約束をしていた。
ルビーを連れてきたのはビリヤード場だ。
「こういった場所にはよくいらっしゃるのですか?」
「いや、この前トレーナー仲間に教わったんだ。面白そうだし、一度来てみようかなって」
ただ、一人で来るには少しハードルが高く感じていたので、ルビーがついて来てくれて助かった。
「ルールは分かるか?」
「はい、嗜みとして一通りは存じております」
今回はスタンダードなナインボールではなく、シンプルかつ奥深いエイトボールをプレイする事にした。
自分のグループボールであれば番号に関係なくポケットして良い。
シュートというビリヤードの醍醐味を感じやすいルールだ。
「では、参ります」
ルビーがキューを構える。
美しい構えからはビリヤード経験の豊富さを感じさせた。
ブレイクショットが心地良い音を響かせる。
「3番か。じゃあルビーがローで俺がハイだな」
グループを決め、プレイを開始する。
「やるからには勝つぞ!」
勝利したのは
>>441
(ダイイチルビーまたはトレーナー)
441 :
あなた
2025/03/18 22:36:00
ID:oIFdD61Ubg
ダイイチルビー
442 :
大将
2025/03/19 22:26:26
ID:mservjHPSw
「よっ!」
手球が14番ボールを弾く。
一度跳ね返り、コーナーポケットに向かっていく。
「ああっ!?惜しい!」
角度が良くなかったのか、あと少しのところでポケットに入らなかった。
対するルビーは、次々と華麗にポケットしていく。
「またルビーの勝ちかー!やっぱり上手いな」
流石に経験の差があり、何回やってもルビーに勝つ事は出来なかった。
「よろしければコツをお教えしましょう」
「ありがとう!是非お願いするよ」
構え方や狙うボールの選び方を教えてもらう。
「もう少しキューを寝かせるように」
ルビーの小さな手に触れられる。
普段は教える側だが、こうやって教えられるのも楽しさがある。
「このくらいで・・・はっ!」
ルビーに教わった事を生かし、改めてプレイしてみる。
「おおっ!入った!」
「喜ぶにはまだ早いかと。さらなる研鑽を積めば、より高度なショットが打てるようになります」
今はまだ基本が出来るようになっただけ。
ルビーに並び立つには足りていない。
「頑張って、ルビーの相手に相応しい実力を手に入れてみせるよ」
「・・・はい。お待ちしております」
ルビーと楽しく休日を過ごす事が出来たのだった。
ダイワスカーレット達と行うトレーニングは
>>443
(スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのいずれか)
443 :
トレーナーさん
2025/03/19 22:29:30
ID:zYuGTJ6tIA
賢さ
444 :
使い魔
2025/03/20 22:25:30
ID:tj7Eiat2co
エリザベス女王杯はもう目前。
今日はレース本番に向けて最終作戦会議を行う事にした。
「今回もカワカミプリンセスが出てくる。分かってるとは思うけど強敵だ」
「ええ。・・・本当は、宝塚記念だって負けてたもの」
宝塚記念、最初にゴールしたのはカワカミプリンセスだった。
ミスターシービーの進路を妨害したとして降着処分になってしまったが、カワカミプリンセスが強かった事には変わりない。
「結局、どう走るつもりなんです?これまで通り逃げるか、温存出来る先行策を取るか、それとも完全に別の作戦にするのか」
スカイが言った。
先頭を維持し続けるこれまでの作戦は十分有効だったが、それなりに欠点もある。
後ろのウマ娘の気配を察知し前後で競り合うこの作戦は、分かっていても対応出来ない場合に弱い。
抜かされると思ってから加速しても、爆発的な末脚で差し切るタイプのウマ娘には太刀打ち出来ないのだ。
「スカーレット、君はどうしたい?」
まずは本人の意思を確認する。
445 :
お兄ちゃん
2025/03/20 22:25:36
ID:tj7Eiat2co
「アタシは・・・やっぱりこのまま先頭をキープし続けるやり方が良いと思うわ。色々試したけど、やっぱりどれもしっくりこなくて」
聖蹄祭でのエキシビションレース以降、様々な走り方を試してみた。
スカーレットの場合、やはり前方につけるのがベストだった。
「それなら、作戦はそのままにしよう」
「ですが、このままでは現状を打破出来ません」
ルビーの言う通りだ。
スカーレットが目指す一番には、現状維持では到底届かないだろう。
「ああ。だから同じ走りでも、最適化していこう」
「最適化?」
「極限までロスを減らして、最後まで全力を出し切る。これが出来ればきっとスカーレットはもっと強くなれる」
完璧な走り。
今の走りをその高みにまで到達させるのだ。
「つまり、この走りを極めるって事ね。分かったわ。本番までに仕上げてあげる!」
エリザベス女王杯当日の天気は
>>446
(晴れ・曇り・雨のいずれか)
446 :
あなた
2025/03/20 22:26:00
ID:j9YQqMoN5Y
晴れ
447 :
トレぴ
2025/03/21 22:31:45
ID:HjWLvwAtsc
「コーナーに入るのと同時に腕の振り方を変えるんだ」
「分かったわ。もう一本行ってくる!」
エリザベス女王杯まで時間は無い。
ひたすらに微調整と最適化を行う。
何度も繰り返し、身体に覚え込ませる。
「呼吸のリズムを乱さないように」
「はいっ!」
ルビーが常にスカーレットの後ろからアドバイスをする。
「そうそう、こういうパターンの時は・・・」
スカイは様々なレース展開を想定した走りをスカーレットに教える。
「よし!ベストタイム更新だ!」
「やった!」
スカーレットの走りは完璧なものに近付いてきている。
「今日はここまでにしておこう」
エリザベス女王杯前、最後のトレーニングを終えた。
疲労を残さないように軽いメニューにしつつ、感覚を再確認しておく。
「さぁついにやって来ました!ティアラ路線のウマ娘達が集う大舞台、エリザベス女王杯!」
京都レース場は雲一つ無い快晴。
空のように晴れ渡った気持ちで走れるだろう。
「勝つわ。一番になるために!」
ダイワスカーレットの枠順は
>>448
(1〜18番)
448 :
トレぴ
2025/03/21 22:32:30
ID:NmnRiv4mrA
2番
449 :
マスター
2025/03/22 22:30:17
ID:vT3JoZyZ7M
「スカーレットさん、今日はよろしくお願いしますわ」
「こちらこそ」
今年カワカミプリンセスと当たるのはおそらく最後。
決着をつける時だ。
「一番人気はこの娘、2番ダイワスカーレット」
「いつも通り逃げるなら内枠が有利に働きますね」
1枠2番なので早く内に寄れる。
ここでもロスを減らせるのはラッキーだ。
「スカーレットーっ!今日も勝ってくれよーっ!」
「全力で応援するからねー!」
スカーレットを応援するファンの数は非常に多い。
レースでの活躍だけでなく、グランドライブ計画への参加もファン獲得の要因だろう。
「カワカミちゃーん!」
「信じてるぞー!」
宝塚記念後、世間から批判されていたカワカミプリンセスだが、今は応援の声で溢れている。
「夏の告知ライブのおかげなのかな」
ミスターシービーを含めた三人で告知ライブを大いに盛り上げた。
モヤモヤが晴らされたのは本人達だけでなく、ファン達もだった。
「さぁ、各ウマ娘がゲートに入ります」
スカーレットは一番最初にゲートインした。
逆に、カワカミプリンセスがゲートインしたのは最後。
祈るように目を閉じてからまっすぐ前を向き直した。
「今、スタートを切りました!」
ダイワスカーレットとカワカミプリンセス、宿命のライバル同士の決戦が始まった。
ダイワスカーレットの他に逃げるウマ娘は
>>450
(0〜4人)
450 :
アナタ
2025/03/22 22:31:30
ID:iFxC5Ifbgc
0人
451 :
貴方
2025/03/23 22:26:59
ID:.GDiq6AKKk
「ダイワスカーレットが先頭に立つ!」
すんなり先頭に立った。
他に逃げるウマ娘はいないようだ。
「単独の逃げならペースは握れますね」
「ですが、スカーレットさんはいつも通りの自分のペースを貫くでしょう」
スカイとは異なり、スカーレットは作戦を臨機応変に変える事はしない。
逆に、一つの走りを極めたのだ。
「4番カワカミプリンセスは中団。良い位置につけました」
パワフルな走りが目立つカワカミプリンセスだが、序盤中盤の位置取りやペース配分も上手い。
彼女も最初から上手かった訳ではなく、これは成長した結果なのだ。
ダイワスカーレットとカワカミプリンセスは切磋琢磨して強くなっている。
「ペースは平均くらいか。悪くないな」
およそレース中間地点、スタートから1200m。
このレースは2200m。
オークスやジャパンカップよりは短いが、スタミナはそれなりに必要だ。
ハイペースな展開だと逃げるウマ娘はバテやすくなり不利。
平均ペースで進むだけで十分アドバンテージになりうる。
「他に逃げるウマ娘がいたらペースが早くなってたかもしれませんし、ラッキーでしたね」
「ああ。走りにも無駄が無い。スタミナ面は大丈夫だと思う」
コーナリングにも磨きがかかっており、体力は浪費していない。
「ここからが正念場です」
先に仕掛けたのは
>>452
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス・同時も可)
452 :
キミ
2025/03/23 22:28:59
ID:UObxP7Wq9Q
カワカミプリンセス
453 :
あなた
2025/03/24 22:18:56
ID:fX4EFG2AJQ
レースは後半、スカーレットはペースを上げた。
前半は出来るだけ無駄を無くしてスタミナを温存する。
そして後半からペースを上げてリードを確保する。
これがあらかじめ立てていた作戦だった。
「予定通りだな」
「最終直線までに、カワカミとの差はしっかり広げておきたいですね」
ペースアップしてスタミナ勝負に持ち込んだ事により、前方のウマ娘達の末脚は鈍くなっているだろう。
問題は後ろに控えているウマ娘、特にカワカミプリンセス。
スタミナを温存出来ている分、末脚のキレが衰えていないのだ。
「とにかく、リードを作る!」
スカーレットは内ラチギリギリを走る。
強い踏み込みは多少の段差も気にしない。
重心を絶妙に調整しているので接触もしない。
「ダイワスカーレット!ぐんぐん伸びていく!しかしここで!」
下り坂、カワカミプリンセスが仕掛けた。
広がっていた差が縮まっていく。
「カワカミプリンセス!カワカミプリンセスだーっ!」
外から前を狙って追い上げるカワカミプリンセス。
それを察知したスカーレットはさらにスピードを上げる。
「前が塞がれています」
カワカミプリンセスの前のウマ娘数人が垂れて外に広がっている。
カワカミプリンセスからすれば前が壁になりブロックされている状態だ。
「なんのーっ!姫たるもの、決して恐れませんわ!」
進路を変えず壁の真ん中を突き抜ける。
宝塚記念の時は進路妨害で降着になったが、そのトラウマは克服しているようだった。
「カワカミーッ!良いぞーっ!」
カワカミプリンセスのトレーナーが少し離れた席から叫んでいた。
「スカーレットォォォッ!逃げ切れぇぇぇっ!」
一着になったウマ娘は
>>454
(ダイワスカーレットまたはカワカミプリンセス)
454 :
貴方
2025/03/24 22:20:00
ID:PihkBGgCTg
ダイワスカーレット
455 :
お姉さま
2025/03/25 22:23:48
ID:h9pZ4ne.KE
スカーレットは最内をすごい速度で回っていく。
当たり前だが、走る距離が短い方が早くゴール出来る。
「最終直線を先頭で駆け抜けるのは2番ダイワスカーレット!4バ身離れて5番!その内から11番!そして大外から12番のカワカミプリンセスぅぅぅぅっ!」
「らああああああああああっ!」
芝を抉り取りながらカワカミプリンセスが飛んでくる。
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
これまでやれる事は全てやってきた。
スカーレットは決して努力を怠らない。
努力は勝利に近付くための力になる。
「出し切れぇぇぇぇっ!」
カワカミプリンセスとの差はもう2バ身も無い。
凄まじい気迫と気迫のぶつかり合い。
「残り100!カワカミプリンセス!並ぶか!?」
スカーレットの速度は落ちていない。
カワカミプリンセスがとにかく速いのだ。
「負けない!負けない!絶対にっ!勝つ!」
死力を尽くし、僅かな距離を駆け抜ける。
二人はほとんど並んでいるように見えた。
「ダイワスカーレット!カワカミプリンセス!ダイワスカーレット!カワカミプリンセス!最後まで分からないぞ!」
「おおおおおおおおおおっ!」
「勝ったのは・・・」
ゴールの瞬間、歓声が巻き起こる。
「勝ったのは・・・ダイワスカーレット!ダイワスカーレットが正真正銘、カワカミプリンセスに勝利したーっ!」
ダイワスカーレットの疲労度は
>>456
(75〜95%)
456 :
ダンナ
2025/03/25 22:25:00
ID:nYKn8oN/06
95%
457 :
マスター
2025/03/26 22:26:51
ID:cVeDa6NhnU
「はぁ、はぁ、勝った。勝った!」
スカーレットは空を仰ぎ、勝利を叫ぶ。
「スカーレット!スカーレット!」
観客席を飛び出し、スカーレットの元へ急ぐ。
「アタマ差での勝利!カワカミプリンセスとの接戦を制しました!見事な逃げ切り!」
「トレーナー!」
スカーレットが駆け寄ってくる。
だが、疲労のせいか上手く歩けないようだった。
「無理に動かないで良い!そこで待っててくれ!」
こちらからスカーレットの元へ行き、身体を支える。
「全部出し切ったんだな」
「ええ。でも、だから、勝てたわ」
こんな状態で走れていたのが不思議だが、それがスカーレットの強さの秘訣なのかもしれない。
「ありがとうね」
「こちらこそ」
少し離れた場所では、カワカミプリンセスが同じようにトレーナーに身体を支えられていた。
「スカーレットさん、私の完敗ですわね」
「カワカミ先輩・・・」
「ですが、後悔はありませんわ!私は全力でしたもの。全力の私をメッタメタにぶちのめした貴方は、まさしく女王!ですわね」
「女王の座は君達に譲るよ。姫は譲れないけどね」
そう言って、二人は去っていった。
「俺達も戻ろうか」
歓声を浴びながらゆっくりの歩く。
「スカーレットーッ!すごかったぞー!」
「最高のレースだったー!」
全身全霊、全ての力を振り絞ってスカーレットはエリザベス女王杯を勝利した。
新たな女王の誕生を皆が祝福していた。
ウイニングライブに参加する人数は
>>458
(1人・2人・18人のいずれか)
458 :
ダンナ
2025/03/26 22:27:20
ID:UAkBboLZG2
18人
459 :
キミ
2025/03/27 22:39:03
ID:3ysaFIbKWI
「ウイニングライブまではとにかく身体を休める事を優先しよう」
「そのつもりよ。どっちにしても動けないし」
無駄を極限まで無くした完璧な走りを見せたスカーレット。
それでも身体にはかなりのダメージがあった。
それだけカワカミプリンセスとの戦いが激しかったのだ。
「サボっちゃえば良いんじゃない?ボロボロの身体じゃ良いパフォーマンスは出来ないしさ」
スカイは伸びをしながら言った。
スカイなりにスカーレットを心配しているのだろう。
「それは・・・出来ません。アタシを応援してくれたファンの人達にはがっかりしてほしくないので」
「そっか。いや〜スカーレットってば真面目だね〜」
応援はウマ娘の力となる。
ウイニングライブは応援への感謝の気持ちを伝える場なのだ。
「今回は全員でパフォーマンスするみたいだな」
稀に、上位三人や一着のウマ娘一人だけで行われるウイニングライブもある。
今回のレースはスカーレットとカワカミプリンセスの二強状態だったが、だからと言って三着以下のウマ娘の走りが無意味だった訳ではない。
たとえ負けたとしても、ウイニングライブで応援に応える機会はあって良いはずだ。
「そろそろね」
「体調はいかがですか?」
「大丈夫です。何とか動けます」
こうしてウイニングライブが始まった。
「ここで今輝きたい いつでも頑張る君から変わってくよ」
正直、スカーレットのパフォーマンスは万全ではなかった。
それでも、必死に身体を動かす姿にファンは魅了されていた。
「夢は続いてく」
勝ったウマ娘も、負けたウマ娘も、出走した全員で作った素晴らしいウイニングライブとなった。
ダイワスカーレットの休養は
>>460
(2〜7日)
460 :
お兄ちゃん
2025/03/27 22:40:00
ID:x.SelAlLw2
5日
461 :
あなた
2025/03/28 22:19:12
ID:fd0EXxOdhA
「day by day さあ 進もうmyway」
ウイニングライブの映像を見返す。
18人が織り成すステージはやはり壮観だ。
「疲労困憊でも良い笑顔ですね。何と言うか、パフォーマンスにプロ意識を感じます」
「グランドライブ計画に参加したおかげです。ファンからの応援をより意識出来たので、走りにも良い影響が出たんだと思います」
今日はライトハローが学園に来ていた。
エリザベス女王杯も中継で見てくれていたようで、レースについて直接話に来てくれた。
その流れで一緒にライブの映像を鑑賞していたのだ。
「スカーレットさんはお休み中ですか?」
「はい。かなり疲れが溜まってたので少なくともあと三日くらいは休ませるつもりです」
移動があった昨日も含め、五日間の休養を取ってもらう事にした。
次の目標は、前から決めていた有馬記念。
あまり期間は残されていないので、疲労は一度リセットしておきたい。
「それなら、何か差し入れを持っていきますね!美味しいものを食べればすぐに元気になるはずですから!」
ハローさんは明日また来て差し入れをしてくれるそうだ。
「俺も何かご褒美を考えておかないとな」
レースを頑張ってくれたので、彼女の好きなものを買ったり好きな場所へ連れていったりしよう。
「有馬記念はさらに激しいレースになる。しっかり元気をチャージしてもらわないと」
ライトハローがダイワスカーレットに差し入れたものは
>>462
(持ち運びが出来る食べ物)
462 :
アンタ
2025/03/28 22:20:30
ID:VBH2WVwomA
羊羹
463 :
お兄ちゃん
2025/03/29 22:31:26
ID:VjQlHBeTuY
栗東寮、ダイワスカーレットは自室で身体を休めていた。
「スカーレットさん」
ドアがノックされた。
「はーい!」
「俺が出るから寝てな」
ウオッカが代わりに対応する。
ドアを開けると、そこにいたのはライトハローだった。
「お、ハローさん!どうしたんすか?」
「スカーレットさんに差し入れをと思いまして」
「ありがとうございます!あ、入って下さい!」
部屋の中に招き入れる。
「スカーレットさん!レースお疲れ様でした!あ、どうぞそのままで」
「ありがとうございます」
スカーレットはベッドから上半身だけを起こして話す。
「こちら、羊羹です。よろしければ」
「わ!勝餡屋の羊羹!一度食べてみたかったんです!」
スカーレット達はしばらくレースやライブについて語り合う。
「すみません、すっかり長居してしまって」
「いえ、お話出来て楽しかったです!」
話をした事でかえって元気になったようだ。
「羊羹、美味しかったわね」
「緑茶があればもっと良かったんだけどな」
スカーレットの好みで、置いてあるのはほとんど紅茶と麦茶。
和菓子に合う緑茶が無かった事が若干の心残りとなっていた。
「それなら、そのうち買いに行きましょ。羊羹の方はトレーナーにでも買ってもらうわ」
「お前、トレーナーなら何でもやってくれるって思ってねーか?」
「当たり前じゃない。アタシのトレーナーだもの」
ウオッカは苦笑いをした。
トレーナーが出演するテレビ番組は
>>464
(生放送または収録)
464 :
相棒
2025/03/29 22:32:05
ID:y17QZwpRr6
生放送
465 :
アンタ
2025/03/29 22:32:30
ID:wTauOOT80A
グリーンチャンネルの競バ中継
466 :
あなた
2025/03/30 22:29:37
ID:TAcayCebkw
スカーレットの休養中、テレビ番組に一人で出演する事になった。
お昼の生放送で、トゥインクルシリーズについてトークをするコーナーのゲストとして出る。
「チーム<アルタイル>のご活躍はトレーナーさんの手腕あってこそだと思います。何か特別なご指導などをされているのでしょうか?」
「まず、チームの成績が良いのはウマ娘達の頑張りのおかげです。私はトレーナーとして、その手助けをしているだけなんです」
質問の答えの方も考える。
台本の無い自由なトークが特徴のコーナーなので、その場で考えて発言する緊張感がある。
「えっと、特別な指導をしているかとの事ですが、特別かはさておき変わったトレーニングは色々と取り入れています。座禅や登山はよく行っていますね」
「座禅!確かに集中力を伸ばせそうですね!登山も景色を楽しみながら足腰を鍛えられますし、良いですね」
司会者が話を広げてくれるので、詰まらずに話を進められた。
「最後に、今後の目標をお聞かせ下さい!」
「はい。ダイワスカーレットと共に、有馬記念を必ず勝利します!」
生放送、全国に向けて宣言する。
後戻りは出来ないが、この宣言を撤回するつもりは毛頭無い。
「スカーレット、必ず君を一番にする」
ダイワスカーレットと次にトレーニングを行う場所は
>>467
(プールまたはダートコース)
467 :
ダンナ
2025/03/30 22:30:00
ID:0AZ7YbNj5Q
プール
468 :
トレぴっぴ
2025/03/31 22:31:33
ID:pA7OS7fzlY
「昨日の生放送、結構反響あったみたいですね〜」
スカイがソファに寝転がりながら言った。
「トレーナーさんの献身に応えられるように精進しなければなりませんね」
スカーレットは今日まで休養。
ルビーとスカイとトレーニングをする予定だ。
「早くトレーニングしましょ!待ちきれないわ!」
スカーレットがドアを勢い良く開け放った。
「スカーレット、今日は休みだって言ってたと思うけど」
休養する日数はある程度計算して決めている。
その時の気分で予定を変えられては困る。
「もうすっかり元気になったわ!むしろ、これ以上休んだら身体が鈍っちゃうわよ!」
本人にしか分からないコンディションの違いもあるが、やはり根拠も欲しい。
「じゃあちょっと確かめてみようか」
マッサージやストレッチで身体に残っているダメージを確認する。
「うーん、確かに状態は良さそうだ。これならトレーニングも大丈夫そうかな」
「ほら、言ったでしょ?」
「ですが、事前にトレーナーさんに連絡を入れておくべきです。既に予定は決まっていたのですから」
「はい・・・」
ルビーに注意され、スカーレットの耳が垂れ下がる。
「まぁまぁ。セイちゃんは別にメニューが変わっても良いですよ〜」
「分かった。それならプールトレーニングにしよう」
「やっぱり無しで」
泳ぐと分かった瞬間態度が変わったスカイを何とか連れて行く。
プールでのトレーニングを選んだのは、脚への負荷が少ないから。
まずは軽めのメニューからトレーニングに復帰してもらう事にした。
「それで、何をするの?」
プールで行うトレーニングは
>>469
(プールを使って出来る遊び)
469 :
トレぴっぴ
2025/03/31 22:32:31
ID:4XIh2A7NgA
水球
470 :
お前
2025/04/01 22:40:42
ID:TVDaWILXE6
「水球をやろう。ただ泳ぐよりも色んな動きが出来て楽しいぞ」
水中の格闘技とも呼ばれるスポーツ。
プールの底に足をつけてはいけないため、常に立ち泳ぎをしていなければならない。
スタミナを鍛えるにはうってつけだ。
スカーレットに負荷をかけ過ぎないように、時間は短めに取る。
「普通はもっと大人数でやる競技だけど、今日は少人数でも出来るようなルールにしよう」
二対二で、ゴールキーパーは無し。
ボールを奪い合う事に重きを置いたルールにした。
「俺とルビー、スカイとスカーレットで対決だ」
「セイちゃんの分まで頑張ってね〜」
いつの間に用意していたのか、スカイは両腕に子供用の浮き輪を通している。
逆にプレイしづらそうな気もする。
「容赦はしません」
ルビーはスカーレットが持つボールに手を伸ばす。
泳ぎながらボールを守る。
身体の接触もあるが、互いに力負けはしていない。
「スカイさん!」
スカーレットがスカイにパスを出す。
スカイはバタ足で何とかボールにたどり着く。
「先へは行かせない!」
スカイの行く手を阻む。
このままボールも奪いたい。
「はあっ!」
「ちょっ!?」
ボールを奪おうとするが、慌てたスカイの肘が顔に突き刺さる。
「と、トレーナー!?大丈夫!?」
「なん、とか」
痛みはあるが傷などは無い。
その後もプレイは続行した。
「アタシ達の勝ちね!」
遊び感覚でトレーニングをしつつ、効果的にスタミナを鍛えられた。
ダイワスカーレットのトレーニングを手伝うウマ娘は
>>471
(登場済みのウマ娘一人)
471 :
トレーナーさま
2025/04/01 22:41:00
ID:f3salapQqY
アドマイヤベガ
472 :
アナタ
2025/04/02 22:36:42
ID:uqOJZ6hRBQ
スカーレットのコンディションも良くなってきたので、トレーニングの強度を上げていく。
「はっ!」
ダートコースを力強く駆けていく。
「良いぞ。一定のペースをキープ出来てる」
安定した走りは余計なスタミナ消費を抑えられる。
「調子が良いみたいね」
トレーニングを見ていたらしいアドマイヤベガが話しかけてきた。
「ああ。有馬記念にはもっと良い仕上がりになるよ」
「そう。・・・私も一緒に走って良いかしら」
「もちろん!おーい!スカーレットーっ!」
アドマイヤベガが併走してくれる事になった。
チームメンバー以外との合同トレーニングは良い経験になる。
「はぁぁぁぁっ!」
スカーレットは力強くも華麗なコーナリングを見せる。
「負けていられない」
アドマイヤベガはその後ろにぴったりくっついている。
スリップストリームを活かして体力を温存しているのだ。
「ここ!」
本来は適性外のダートだが、アドマイヤベガの末脚はやはり鋭い。
スカーレットも必死に逃げる。
「たぁぁぁっ!」
「ふっ!」
二人の競り合いはレース本番のようにさえ感じられた。
「二人ともお疲れ様」
何本もの併走を終え、一段落ついた。
「・・・私も有馬記念に出るから」
アドマイヤベガは静かに宣言した。
「・・・受けて立ちます!」
ダイワスカーレット、アドマイヤベガと食べるものは
>>473
(カフェテリアにある料理)
473 :
お前
2025/04/02 22:38:00
ID:Pw5qle9phU
ミネストローネ
474 :
トレぴっぴ
2025/04/03 22:36:55
ID:Wd3dYo9aLs
有馬記念にはアドマイヤベガも参戦するらしい。
ライバルの中で既に出走表明しているのはシンボリルドルフとイナリワン。
カワカミプリンセスは出走しないらしく、ミスターシービーは未定。
強敵が揃った、まさしくお祭りレースだ。
「うぅ、ちょっと冷えてきたわね・・・」
もうすぐ12月。
走っていない時はかなり寒い。
「カフェテリアで何か食べていこうか」
夕食にはまだ早いが、栄養補給も兼ねて温かいものを食べる事にした。
「アヤベ先輩も一緒にどうですか?」
「私は・・・構わないわ」
少し迷っているようだったが、誘いに乗ってくれた。
あまり他人と関わるのは得意ではないようだが、関わろうと努力しているのかもしれない。
「スカーレットちゃん、これオススメだよ!」
「ミネストローネ!美味しそう!」
勧められたのはミネストローネ。
イタリア発祥の野菜スープだが、家庭料理なので特定のレシピは無いらしい。
時代や地域、作る人によって全く異なるものになるのだ。
このカフェテリアで出されたのは広く親しまれている、トマトスープにニンジンや豆が入っているタイプ。
ウマ娘のためにニンジンの量はかなり多い。
「そう言えば、ここのミネストローネは初めて食べるわ」
「確かに、結構メニューが多いからあまり食べないのもあるよな」
「そうね。アタシはこの前・・・」
スープで温まりながら、色々な話をした。
アドマイヤベガは聞き役に回る事が多かったが、居心地は悪く感じていないようだった。
「それじゃあ」
「ああ、今日はありがとう」
「トレーナー、また明日ね!」
寮の前で二人と別れる。
ライバルでありつつも、良い関係を築けたのだった。
ダイワスカーレットと出かける場所は
>>475
(博物館または動物園)
475 :
トレーナー君
2025/04/03 22:37:40
ID:vd4hO/6YYE
博物館
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