「そんじゃバンブー！さっそく手紙を読んでくんな！」
「押忍！ペンネーム、『オッチャホイなウマ娘』さんからっス！『私には悩みがあります。それは、トレーナーさんと関係を進められないことです。
　私のトレーナーさんは、私の夢を理解して、夢をかなえるために応援してくれて、今までずっと支えてくれた大切な人です。
　もし離れることになったとしても、決して切れない絆を結びたいと考えていましたが、今は絶対にトレーナーさんのそばから離れたくないと思っています。
　クリスマスをきっかけにして、トレーナーさんと関係を進めたいと考えていますが、方法が思いつきません。どうかアドバイスをお願いします』とのことっス！」

「てやんでい！ウマ娘なら、自分の気持ちを真っつぐに伝えるのが一番でい！」
「プロポーズって事っスね！？」
「おうよ！クリスマスにデートに誘って、自分の想いを伝える！これに勝る方法はあるめえよ！」
「さすがイナリ先輩っス！正面突破っス！」
「あたしもダンナとクリスマスデートする時には、毎回初めて告白する時みてえに想いを伝えるんでい！そうすると、心があったかくなって、ダンナの事がますます好きになるってもんよ！」
「押忍！アタシもトレーナーさんとクリスマスデートする時に、改めて想いを伝えるっス！それでは、マルゼンスキー歌唱集より、『今夜はハロンタワーに登らせて』っス！どうぞ！」

「おっと、手紙が届いたみたいだぜ！」
「押忍！ピンク色のシンプルで可愛い封筒っス！」
「読んでくんな、バンブー！」
「押忍！『相談に答えて下さり、ありがとうございます。
　お二人のアドバイスの通りに、クリスマスデートで想いを伝えようと思いましたが、告白の練習をしているところをトレーナーさんに見られてしまい、その勢いのまま告白してしまいました。
　トレーナーさんは、『もちろん。けど、ダンツが卒業する時に、改めて正式に答えてもいいかな？』と言ってくれました。
　その時、宝塚記念で主役になった時と同じ感覚が体に走ったので、その勢いのままトレーナーさんと風紀チェックしました。
　今は、トレーナーさんと絶対に切れない絆を結べて、幸せな気持ちでいっぱいです。特別な関係になったトレーナーさんと、クリスマスデートをするのも楽しみです。
　お二人とも、本当にありがとうございました』とのことっス！」

「へへっ、真っつぐな気持ちで、少し早めのクリスマスの奇跡を起こしたってわけかい！」
「押忍！大事な気持ちこそ、素直に伝えるのが一番って事っスね！」
「その通りだな、バンブー！この放送は、頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

イナリのサポカくるらしいが
この２人も反応するだろうか

この二人、いつも頭風紀チェックなアホ会話ばかり
してるから気付かなかったが、>>5の画像見るに、
もしかしてメッチャ綺麗で美人なのでは。

どうせ　今年も　ホワイトクリスマス（意味深）

>>7
👺判断が遅い！

「第二回！頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーの」
「お悩み相談コーナー！クリスマス編！」
「おうバンブー！クリスマスプレゼントは用意したかい？」
「押忍！シチーに協力してもらって、ブランド品のネクタイピンを用意したっス！」
「そいつは粋なプレゼントだな！」
「本当はトレーナーさんが欲しいものを用意しようと思ったっスけど、トレーナーさんに何が欲しいか聞いたら、『バンブーが傍に居てくれるのが、最高のプレゼントだよ』と言われてしまったっス！」
「バンブーと過ごす何気ない日常が、一番のプレゼントってわけだな！」
「押忍！その日の夜は、一晩中手を繋いで過ごしたっス！」
「さすが風紀委員だぜ！そんじゃ、今回の手紙を読んでくんな！」

「押忍！ペンネーム『幼馴染ウマ娘のトレーナー』さんからっス！
『担当ウマ娘に贈る、クリスマスプレゼントが決まらなくて困っています。僕の担当ウマ娘は、幼い頃から共に過ごしている妹みたいな存在で、僕の家族と担当ウマ娘の家族は、とても親しい付き合いがあります。
　そのせいで、毎年行われる家族ぐるみのクリスマスパーティーのプレゼント交換で、彼女が欲しそうなものは一通りプレゼントしてしまったのです。
　最近の若い子の好みも分からないし、かと言って去年と同じ物を贈るのもどうかと思い、相談させて頂きました。
　お二人のアドバイスが欲しいです。よろしくお願いします』とのことっス！」

「てやんでい！本人に直接聞けばいいんでい！」
「直接聞くっスか！？」
「おうよ！そもそも何が欲しいかなんて、人によって全然違うんでい！あたしのダンナなんて『イナリが隣に居れば、欲しいものは何も無いよ』なんて言いやがるんでい！」
「たしかに、アタシのトレーナーさんと欲しいものが全然違うっス！」
「だから、直接聞き出すのが一番なんでい！家族同士の付き合いがあるってんなら、そいつの家に行って聞き出すのが一番でい！」
「家族がいる場所だと気まずいなら、そのウマ娘の部屋に行って話すのもいいっスね！」
「そいつはいいな！担当ウマ娘の家に行って、そいつの部屋に入ってじっくり話す！これで決まりでい！」
「さすが！的確なアドバイスっスね！それでは、CDアルバム『大魔神三姉妹』より『クリスマスの夜にホームランでゲームセット』っス！どうぞ！」

「おっと、手紙が届いたみたいだぜ！」
「黒と黄色のチェック柄の封筒っス！」
「読んでくんな、バンブー！」
「押忍！『お兄……トレーナーさんの相談に答えてくださり、ありがとうございます！
　トレーナーさんが急に家に来て、私の部屋に入らせてくれと言ってきた時はびっくりしましたが、私が欲しい物を知りたいという話を聞いて納得しました。
　そこで私は、トレーナーさんに欲しいものを伝え、今まで溜めに溜めた想いを刻み込むような、特別なプレゼント交換をしました。
　次の休日には、クリスマスパーティーで交換するプレゼントの指輪を一緒に買いに行く予定です。パーティーでは、トレーナーさんと特別な関係になったことを家族に知らせる予定もあり、今から楽しみで仕方ありません。
　お兄ちゃんが私の部屋に入って来てくれたのも、お二人のアドバイスのおかげです。ありがとうございました』とのことっス！」

「どうやら、プレゼントをするつもりが、プレゼントにされちまったみてえだな！」
「押忍！風紀的には何も問題はないっス！」
「さすがバンブーだぜ！風紀的な判断もバッチリだな！」
「風紀の乱れは心の乱れ！心乱れぬなら、風紀も乱れていないっス！」
「長い付き合いで親しい相手を部屋に誘い込んでからの、鮮やかな風紀チェック。お見事だぜ！」
「押忍！これにて一件落着っス！」
「この放送は、頼りになるイナリワンと」
「風紀委員バンブーメモリーがお送りしたっス！」
「またな！皆の衆！」

なんでこの2人は風紀チェックしなくなっちゃったんだ

結局、ブエナも風紀チェックしたのか