地元じゃ負け知らずのウマ娘がトレセン学園入りするも通用せず挫折
あがきにあがいて「せめて1勝」と奮闘するも連戦連敗、最後の未勝利レースもわずかな差で敗れる
これで終わりかと絶望していたところにあるトレーナーが現れ、地方でもう少し頑張らないかと勧められる
このトレーナー、地方トレセンから難関試験を突破して中央トレセンに転入しており、地方トレセンにツテがあったのだ
勝てないままで故郷には帰れないと、この提案を受けることにした彼女。送り込まれたのは中央ならとっくに定年であろう老人トレーナーの下だった
拍子抜けした彼女だが、この老人が実はトレーナーの父親であることを知る。そして手渡されるトレーニングの資料
彼女の走りを分析した内容に驚かされたが、さらにこれを作ったのは件のトレーナーであることにも驚く
聞けば、老人トレーナーは引退しようとしていたところに「絶対中央に戻れる娘だから」と説得され、そこまで言うならといわば地方での担当代理を引き受けたらしい