楽しそうに駆け回る君の背中を、じっと見つめる。笑いながら、無邪気に走る姿は、見ているこちらの心も躍らせる。自分も走りたい、という想いさえ湧き上がる。ひとしきり走って、立ち止まって、風に髪を靡かせる。まるで一枚の絵画の様で、思わず見惚れてしまう。そしてゆっくりと、君は言葉を漏らす。2人なら、これからの景色を、もっと先の景色を。きっと。